JP3186915U - 液体容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単で、組み立てが容易であり、また簡単な操作をもって確実に注出経路の開閉を行うことができる液体容器を提供する。
【解決手段】容器本体2の口頸部21に弾性体からなる注口体3が弾性的に嵌合する。注口体3の内側に栓体4が上下位置変更可能に嵌合する。栓体4が下位の閉栓位置にあるとき、閉止突起41aが注口体3の弁座部32aに当接して開口を閉じるので、液体容器1が転倒しても容器本体2内の液体は漏れ出さない。栓体4を引き上げて、上位の閉栓位置に配置すると、閉止突起41aが弁座部32aから離れ、溢れ止め突起32cに当接すると共に、保持突起により保持される。通気溝32bを開かれると共に、注溝34aが開かれるので、容器1を注溝34a側へ傾けると、容器本体2内の液体が注溝34aから注ぎ出される。
【選択図】図3

Description

本考案は、転倒させても内部の液体が漏れ出さず、栓を開いて容器を傾けることによって内部の液体を注ぎ出すことができる液体容器に関する。
従来、内容物の取入口および注出口を有し、容器の口部に装着される注出栓であって、容器を傾けることで取入口から取り入れられた内容物が注出経路を経て注出口から注出されるものとして、特許文献1に記載されたものが知られている。この抽出栓は、天面壁の中央において起立する軸部を有するとともに取入口を有し、容器の口部に固定保持されるベースキャップと、注出口を有し、ベースキャップの軸部に回動可能に嵌合保持される注出ヘッドとを備える。軸部の外側壁に、軸部を起点とする注出ヘッドの回動にて注出口につながる凹部を有する。注出ヘッドの、軸部の外側壁に摺動可能に嵌合する内側壁に、注出ヘッドの軸部を起点とする回動にて軸部に形成された凹部と取入口とを連通させる縦溝を有するものである。
特開2012−12084号公報
特許文献1に記載の抽出栓は、比較的構造が複雑で、組立も容易でないという課題がある。
したがって、本考案は、構造が簡単で、組み立てが容易であり、また簡単な操作をもって確実に注出経路の開閉を行うことができる液体容器を提供することを目的とする。
以下、添付図面の符号を参照して説明するが、本考案はこれに限定されるものではない。
上記課題を解決するための、本考案の液体容器1は、ほぼ円筒状の口頸部21が起立する容器本体2と、この口頸部21に嵌合する弾性体からなる注口体3と、この注口体3に対し容器本体2内の液体の流出を妨げる下位の閉栓位置と当該液体の流出を許容する上位の開栓位置との間で上下位置変更可能に嵌合する栓体4とを具備する。注口体3は、口頸部21の外周を囲む環状の外周壁部31と、口頸部21の内周を囲み上部において外周壁部に融合する環状の内周壁部32と、口頸部21を受け入れるように外周壁部と内周壁部との間に形成された嵌合溝部33と、外周壁部31と内周壁部32の上部の融合部に連続し内周がラッパ状に上方に広がって口頸部21の上方へ伸びる環状の襟部34とを具備する。栓体4は、注口体3の内周壁部32の内側に開栓位置と閉栓位置との間で上下位置変更可能に嵌合する栓本体部41と、栓本体部41の上部にあって閉栓位置において注口体3の上縁を密閉するフランジ部42とを具備する。栓本体部41の下部外周には、環状の閉止突起41aが突出し、下端部外周には、ストッパ突起41bが突出する。ストッパ突起41bは、開栓位置において注口体3の内周壁部32の下端に当接して開栓位置を規定する。注口体3の内周壁部32には、弁座部32a、通気溝部32b、溢れ止め突起32c、保持突起32d、注溝部32eが形成される。弁座部32aは、閉栓位置にある栓体4の閉止突起41aが当接して容器本体内2の液体の流出を妨げるように内周壁部32の内周側に環状に突出する。通気溝部32bは、弁座部32aの上方位置から上方へ伸びるように内周壁部32の内周に形成され、開栓位置にある栓体4の閉止突起41aが弁座部32aの上方へ離れたときに容器本体内を外気に通じる。溢れ止め突起32cは、切欠環状で、開栓位置にある栓体4の閉止突起41aが当接するように、弁座部32aの上方に所定間隔を置いた位置において内周壁部32の内周側に突出し、通気溝部32bに対して周方向へ180°離れた位置付近に切欠口32eを持つ。保持突起32dは、弁座部32aの上方で溢れ止め突起32cの下方に所定間隔を置いた位置において内周壁部32の内周側へ突出し、閉栓位置から開栓位置へ移動する閉止突起41aの通過を許容した後、下降抵抗を付与して栓体4を開栓位置に保持する。注口体3の襟部34は、栓体4が開栓位置にある状態で、容器本体2を傾けたときに、液体を注出できるように、通気溝部32cに対して周方向に180°離れた位置において上下方向へ伸びるように内周壁部32の内周に形成される。
本考案の液体容器は、構造が簡単で、組み立てが容易であり、また簡単な操作をもって確実に注出経路の開閉を行うことができる。
本考案に係る液体容器の分解斜視図である。 図1の液体容器の組立状体の斜視図である。 図2におけるIII−III断面図であり、(A)は閉栓状態、(B)は開栓状態を示す。 図2における開栓状態のIV−IV断面図である。 図1の液体容器の開栓状態の一部の断面図である。 図1の液体容器における注口体の平面図である。
図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。
液体容器1は、ほぼ円筒状の口頸部21が起立する容器本体2と、この口頸部21に嵌合する注口体3と、この注口体3の内側に嵌合する栓体4とを具備する。
容器本体2はガラス製である。注口体3は、シリコーンゴムのような弾性体からなる。栓体4は、硬質の合成樹脂製で、注口体3に対し下位の閉栓位置(図3(A))と上位の開栓位置(図3(B))との間で上下位置変更可能に嵌合する。栓体4は、押し下げられて下位の閉栓位置にあるとき、容器本体2内の液体の流出を妨げ、引き上げられて上位の開栓位置にあるとき、容器本体2内の液体の流出を許容する。
図3ないし図5に示すように、注口体3は、外周壁部31と、内周壁部32と、嵌合溝部33と、環状の襟部34とを具備する。外周壁部31は環状で、口頸部21の外周を弾性的に締め付けて囲む。内周壁部32は環状で、図6に示すように、内側に開口35が形成される。内周壁部32は、口頸部21の内周を囲み、上部において外周壁部31に融合する。嵌合溝部33は、外周壁部31と内周壁部32との間に形成され、口頸部21を弾性的に受け入れることができる。襟部34は環状で、外周壁部31と内周壁部32の上部の融合部に連続し、内周がラッパ状に上方に広がるように、口頸部21の上方へ伸びる。
栓体4は、栓本体部41と、フランジ部42と、栓本体部41に設けられた閉止突起41aと、ストッパ突起41bとを具備する。
栓本体部41は、注口体3の内周壁部32の内側開口35内に弾力的に嵌合する。栓本体部41は、内周壁部32を拡開方向へ弾性変形させて、ストッパ突起41bを上方へ通過させることにより、注口体3に抜き差し自在であり、また下位の閉栓位置と上位の開栓位置へ位置変更可能である。閉止突起41aは、栓本体部41の下部外周に環状に突出する。
図4に示すように、ストッパ突起41bは、栓本体部41の下端部外周に突出し、開栓位置において注口体3の内周壁部32の下端に当接し、開栓位置を規定する。
フランジ部42は、栓本体部41の上部にあり、閉栓位置(図3(A))において注口体3の上縁に当接してこれを密閉し、開栓位置(図3(B))において注口体3の開口35を開く。
注口体3の内周壁部32の内周側には、弁座部32aと、通気溝部32bと、溢れ止め突起32cと、保持突起32dが形成される。
弁座部32aは、内周壁部32の下部内周側に環状に突出し、閉栓位置にある栓体4の閉止突起41aが当接した状態(図3(A))において開口35を閉じ、容器本体2内の液体の流出を妨げる。したがって、栓体4が閉栓位置にあるとき、容器本体2を転倒させても、内部の液体が漏れ出すことがない。
通気溝部32bは、弁座部32aの上方位置から上方へ伸びるように、内周壁部32の内周に形成され、開栓位置(図3(B))にある栓体4の閉止突起41aが弁座部32aの上方へ離れた状態において、容器本体2内を外気に通じる。
切欠環状の溢れ止め突起32cは、内周壁部32の内周側に形成される。溢れ止め突起32cは、開栓位置(図3(B))にある栓体4の閉止突起41aの上縁部が当接するように、弁座部32aの上方に所定間隔を置いた位置に配置され、通気溝部32bに対して周方向へ180°離れた位置付近に切欠口32e(図6)を持つ。
図5に示すように、保持突起32dは、弁座部32aの上方で、溢れ止め突起32cの下方に所定間隔を置いた位置において、内周壁部32の内周側へ突出する。保持突起32dは、栓体4が閉栓位置(図3(A))から開栓位置(図3(B))へ引き上げられるとき、弾性変形して閉止突起41aの上方への通過を許容した後、復元して栓体4に下降抵抗を付与し、栓体4を開栓位置に保持する。
注口体3の襟部34の内周側には、通気溝部32bに対して周方向に180°離れた位置において上下方向へ伸びる注溝部34aが形成される。注溝部34aは、栓体4が開栓位置(図3(B))にある状態で、容器本体2を傾けたときに、そこから液体を注出できるようになっている。注口体3の襟部34の上端部は、平面視において概略水滴型をなし、注溝部34a側に尖端部が配置される。これにより、液体が、注溝部34a側に誘導される。
フランジ部42は、襟部34の上端部と同形の概略水滴型で、閉栓位置(図3(A))において注口体3の襟部34の上縁に当接してこれを密閉する。
栓体4が図3(A)に示す下位の閉栓位置にあるとき、閉止突起41aが注口体3の弁座部32aに当接して開口35を閉じるので、液体容器1が転倒しても容器本体2内の液体は漏れ出さない。図3(B)に示すように、栓体4を引き上げると、閉止突起41aが内周壁部32を半径方向外側へ押し広げながら、保持突起32dを乗り越えて、上位の閉栓位置に配置にされる。閉栓位置において、閉止突起41aの下部が弁座部32aから離れ、上部が溢れ止め突起32cに当接し、溢れ止め突起32cと保持突起32dとの間に保持される。この状態で、通気溝32bを開かれると共に、注溝34aが開かれるので、容器1を注溝34a側へ傾けると、容器本体2内の液体が注溝34aから注ぎ出される。
注口体3は、容器本体2の口頸部21に対して上下方向に押し込むだけで装着でき、また栓体4も注口体3の開口35内へ上下方向に押し込むだけで装着できる。構成部材は、容易に分解して洗浄することができる。
1 液体容器
2 容器本体
21 口頸部
3 注口体
31 外周壁部
32 内周壁部
32a 弁座部
32b 通気溝部
32c 溢れ止め突起
32d 保持突起
32e 切欠口
33 嵌合溝部
34 環状の襟部
34a 注溝部
35 開口
4 栓体
41 栓本体部
41a 閉止突起
41b ストッパ突起
42 フランジ部

Claims (1)

  1. ほぼ円筒状の口頸部が起立する容器本体と、この口頸部に嵌合する弾性体からなる注口体と、この注口体に対し容器本体内の液体の流出を妨げる下位の閉栓位置と当該液体の流出を許容する上位の開栓位置との間で上下位置変更可能に嵌合する栓体とを具備し、
    前記注口体は、前記口頸部の外周を囲む環状の外周壁部と、口頸部の内周を囲み上部において外周壁部に融合する環状の内周壁部と、口頸部を受け入れるように外周壁部と内周壁部との間に形成された嵌合溝部と、外周壁部と内周壁部の上部の融合部に連続し内周がラッパ状に上方に広がるように口頸部の上方へ伸びる環状の襟部とを具備し、
    前記栓体は、前記注口体の内周壁部の内側に開栓位置と閉栓位置との間で上下動自在に嵌合する栓本体部と、栓本体部の上部にあって閉栓位置において注口体の上縁を密閉するフランジ部と、栓本体部の下部外周に突出する環状の閉止突起と、開栓位置において注口体の内周壁部の下端に当接して開栓位置を規定するように栓本体部の下端部外周に突出するストッパ突起とを具備し、
    前記注口体の内周壁部は、閉栓位置にある前記栓体の閉止突起が当接して容器本体内の液体の流出を妨げるように下部において内周側に突出する環状の弁座部と、当該弁座部の上方位置から上方へ伸びるように内周に形成され開栓位置にある栓体の閉止突起が弁座部の上方へ離れたときに容器本体内を外気に通じる通気溝部と、開栓位置にある栓体の閉止突起が当接するように弁座部の上方に所定間隔を置いた位置において内周側に突出し通気溝部に対して周方向へ180°離れた位置付近に切欠口を持つ切欠環状の溢れ止め突起と、弁座部の上方で溢れ止め突起の下方に所定間隔を置いた位置において内周側へ突出し閉栓位置から開栓位置へ移動する閉止突起の通過を許容した後下降抵抗を付与して栓体を開栓位置に保持する保持突起とを具備し、
    前記注口体の襟部は、前記栓体が開栓位置にある状態で容器本体を傾けたときに液体を注出できるように、前記通気溝部に対して周方向に180°離れた位置において上下方向へ伸びるように内周に形成された注溝部を具備することを特徴とする液体容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018058625A (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 日本クロージャー株式会社 複合キャップ

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