JP6602088B2 - キャップ - Google Patents

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本発明は容器の口部に装着されるキャップに関し、特に、容器の内部に空気が入ることを防止しながら、内容物を良好に出すことができるキャップに関するものである。
例えば特許文献1、2には、液体などからなる内容物が内部に収容される容器の口部に装着されるキャップにおいて、容器内に空気が入ることを防止しながら、内容物を良好に出すことができる構造が開示されている。
特許文献1に開示されたキャップは、図11に示すように、変形可能な容器(この特許文献1では二重容器)60の口部61に装着される内蓋体(キャップ本体)62と、この内蓋体62の上面に着脱自在とされた上蓋体63とから構成されている。内蓋体62には、容器60の口部61内に嵌入してこの口部61を密封する密封栓64が設けられ、この密封栓64の頂部に、液体(内容物)を注出する注出筒部65が形成されている。
内蓋体62の内側には、密封栓64の開口した底部を開閉自在に密封する開閉弁体66が昇降自在に設けられている。内蓋体62は、密封栓64の上面部外周から下方に太径の筒状に垂下するように形成されて容器60の口部61の内壁面に嵌合する嵌合壁部68と、密封栓64の上面部における嵌合壁部68より内側の内周部分から下方に中太径の筒状に垂下するように形成されて底部が開口されている通過壁部69と、密封栓64の上面部にける密封栓64の中央部から下方に細径の筒状に垂下するように形成されて下面に小径の孔部が開口されている支持筒腕部67とが一体形成されている。また、密封栓64の開口した底部に臨む通過壁部69の内周下端部は、開閉弁体66に密着可能とされて、内部を密封するよう構成されている一方、通過壁部69の内周における下端部よりも上方箇所には、内容物である液体を上方に通過させることができる通過溝部(特許文献1の図1など参照)が形成されている。
図12に示すように、開閉弁体66には、中央円板部66aと、この中央円板部66aの中央部から上方に延びて密封栓64の支持筒腕部67内に下方から突入される支持軸部66bと、中央円板部66aの外周部から上方に筒状に延びて密封栓64の支持筒腕部67に外周から嵌合可能とされた保持筒部66cと、保持筒部66cより外周円板状に延びて、密封栓64の開口した底部を開閉する逆止弁部66dと、保持筒部66cの上面外周から周方向に沿って斜め上方に延びて、当該開閉弁体66を下方に付勢する複数の弾性部66fとが一体的に形成されている。なお、図12に示すように、保持筒部66cは上面部に切欠かれた隙間などは有しておらず、この保持筒部66cの上面部から、弾性部66fが周方向に沿いながら斜め上方に延びる形状で形成されている。
このキャップを組立てて製造する際には、内蓋体62の密封栓64の内部に開閉弁体66を嵌め込む必要がある。すなわち、ロボットなどの組立用装置を用いて開閉弁体66を把持した状態で、密封栓64の支持腕部67内に開閉弁体66の支持軸部66bが嵌り合い、かつ、密封栓64の通過壁部69の内周面に開閉弁体66の中央円板部66aの外周部が嵌り合うように正確に位置決めして、内蓋体62の密封栓64の内部に開閉弁体66を嵌め込むことでキャップを組立てる。
このキャップが装着されている容器60を外側から押圧していわゆるスクイズすると、容器60内の圧力によって、弾性部66fの付勢力に抗しながら、開閉弁体66が上昇し、通過溝部を通って注出筒部65から内容物の液体を注出できるよう構成されている。また、容器60を外側から押圧する(スクイズする)ことを止めると、弾性部66fの付勢力により開閉弁体66の逆止弁部66dが通過壁部69の内周下端部に密着して密封栓64の開口した底部が閉鎖され、液漏れしない状態に密封される。なお、このキャップが装着される容器60は二重容器である。この二重容器は、外側の容器に空気を吸入できる吸気弁が設けられており、容器60を外側から押圧する(スクイズする)ことを止めた際には、前記吸気弁を通して外側の容器と内側の容器との間に空気が流入されるよう構成されている。
特許文献2に開示されたキャップは、図13に示すように、変形可能な容器80の口部81に装着されるキャップ本体82と、このキャップ本体82の天面部84に着脱自在とされた蓋体83とを備えている。キャップ本体82には、天面部84と、この天面部84の中央部から上方にノズル状に突出して液体を注出する注出筒部85と、天面部84の外周寄り箇所から筒状に垂下して容器80の口部81に外周側から嵌合する内筒状嵌合部86と、天面部84の中央寄り箇所から筒状に垂下して容器80の口部81の開口部81aに内周側から嵌合する下側筒状壁部87とが一体形成されている。さらに、下側筒状壁部87の内部に、吐出孔88aを有する円形ベース部88と吐出孔88aを開閉自在な弁部材89aを有する逆止弁89が配設されている。
図13に示すように、円形ベース部88は中央に吐出孔88aが形成され、円形ベース部88の外周部は下側筒状壁部87の内壁部における下端部近傍箇所に密接された状態で配設される。図14、図15に示すように、逆止弁89は、高さが短い筒状とされて下側筒状壁部87の内壁部に密接された状態で配設される円筒部89bと、この円筒部89bから略半径方向の中心に向けて延びる複数の横弾性片89cと、これらの横弾性片89cの中心部に接続されて円形ベース部88の吐出孔88aを開閉自在な弁部材89aとが一体的に形成されている。なお、逆止弁89における横弾性片89cの間には、弁部材89aが開いた際に、内容物の液体が通過する隙間89dが形成されている。また、横弾性片89cは、略半径方向だけでなく中心側が下方に延びた状態で弁部材89aに接続されており、これらの横弾性片89cは、弁部材89aを下方に付勢して円形ベース部88の吐出孔88aの周囲に密着させるよう構成されている。
このキャップを組立てて製造する際には、キャップ本体82の下側筒状壁部87の内部に、まず、逆止弁89を嵌め込み、さらに、円形ベース部88を嵌め込むことで、キャップを完成させる。すなわち、ロボットなどの組立用装置を用いて、逆止弁89を把持した状態で、キャップ本体82の下側筒状壁部87の内周面と逆止弁89の円筒部89bの外周部とが嵌り合うように正確に位置決めして、キャップ本体82の下側筒状壁部87の内部にまず、逆止弁89を嵌め込む。次に、円形ベース部88を把持した状態で、キャップ本体82の下側筒状壁部87の内周面と円形ベース部88の外周部とが嵌り合うように正確に位置決めして、キャップ本体82の下側筒状壁部87の内部にさらに円形ベース部88を嵌め込むことでキャップを組立てる。
このキャップが装着されている容器80を外側から押圧していわゆるスクイズすると、容器80内の圧力によって、横弾性片89cの付勢力に抗しながら、弁部材89aが上昇し、吐出孔88aおよび隙間89dを通って注出筒部85から内容物の液体が注出される。また、容器80を外側から押圧する(スクイズする)ことを止めると、横弾性片89cの付勢力により逆止弁89の弁部材89aが円形ベース部88の吐出孔88aの周囲に密着して吐出孔88aが閉鎖され、液漏れしない状態に密封される。
実用新案登録第3194661号公報 特開2013−241197公報
しかしながら、前記特許文献1のキャップは構造が(特に、開閉弁体66の構造が)極めて複雑であるため、製造コストが高価となる課題を有する。また、組立てて製造する際に、ロボットなどの組立用装置を用いて開閉弁体66を把持した状態で、密封栓64の支持腕部67内に開閉弁体66の支持軸部66bが嵌り合い、かつ、密封栓64の通過壁部69の内周面に開閉弁体66の中央円板部66aの外周部が嵌り合うように正確に位置決めしなければならない。したがって、位置決め精度を出すために時間がかかるなど、製造能率が低下するとともに、組立用装置として極めて高価なものが必要となるという課題を有する。
また、前記特許文献2のキャップでも、組立てて製造する際に、ロボットなどの組立用装置を用いて、逆止弁89を把持した状態で、キャップ本体82の下側筒状壁部87の内周面と逆止弁89の円筒部89bの外周部とが嵌り合うように正確に位置決めしなければならない。また、この後に、円形ベース部88を把持した状態で、キャップ本体82の下側筒状壁部87の内周面と円形ベース部88の外周部とが嵌り合うように正確に位置決めしなければならない。したがって、このキャップの組立工程でも、位置決め精度を出すために時間がかかるなど、製造能率が低下するとともに、組立用装置として極めて高価なものが必要となるという課題を有する。
本発明は上記課題を解決するもので、容器の内部に空気が入ることを防止しながら、内容物を良好に出すことができるとともに、比較的安価に製造でき、組立時の製造能率が良好なキャップを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明のキャップは、可撓性を有する容器の口部に装着されるキャップであって、前記容器の口部に装着されるキャップ本体と、キャップ本体に形成された注出口と、注出口を開閉する蓋とが設けられ、前記キャップ本体の内部に中栓部材が取付けられ、この中栓部材には、容器の内部に通じる吐出孔が形成され、前記中栓部材の吐出孔を開閉可能な円形の弁体を有する逆止弁が、キャップ本体と中栓部材との間の空間に収容され、前記中栓部材は、吐出孔が設けられた円板状底部と、この円板状底部の外周から筒状上方に延びる筒状側壁部とを有する有底筒形状に形成され、前記逆止弁は、前記弁体と、この弁体の外周部から周方向に沿いながら斜め上方に延びて弁体を中栓部材の吐出孔周壁部に密着させる方向に付勢する複数の弾性腕部とを有し、前記逆止弁の弁体に、前記中栓部材の吐出孔に嵌り込む弁体本体部と、この弁本体部の外周側に鍔状に延びて前記中栓部材の吐出孔の周壁部上面に密接可能な鍔状部と、前記鍔状部よりさらに外方に延びる外延部と、が形成され、前記外延部から周方向に沿って斜め上方に延びるように弾性腕部が形成され、前記外延部の外周および前記弾性腕部が前記中栓部材の筒状側壁部内周面に沿う形状に形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、逆止弁を有するため、容器の内部に空気が入ることを防止しながら、内容物を良好に出すことが可能となる。また、比較的簡単な構成とすることができるため、製造コストを抑えることが可能となる。しかも、中栓部材が有底筒形状であり、逆止弁は外周側に周方向に沿って延びる複数の弾性腕部が設けられ、前記逆止弁の弁体に、前記中栓部材の吐出孔に嵌り込む弁体本体部と、この弁本体部の外周側に鍔状に延びて前記中栓部材の吐出孔の周壁部上面に密接可能な鍔状部と、前記鍔状部よりさらに外方に延びる外延部と、が形成され、前記外延部から周方向に沿って斜め上方に延びるように弾性腕部が形成され、前記外延部の外周および前記弾性腕部が前記中栓部材の筒状側壁部内周面に沿う形状に形成されているため、当該キャップの製造組立時には、弁体と複数の弾性腕部とを有する逆止弁を、有底筒形状の中栓部材の内部に自然落下させるなどするだけで、逆止弁の弾性腕部および外延部の外周が中栓部材の筒状側壁部により案内されながら容易に収納させることができ、この後、逆止弁が収納された中栓部材をキャップ本体に取り付けるだけで済む。
また、前記中栓部材は、その筒状側壁部が円板状底部から離れるにつれて筒状側壁部間の直径が大きくなる逆円錐台形状に形成されていたり、前記逆止弁の弾性腕部が、前記中栓部材の筒状側壁部に沿うように上方ほど逆止弁の径方向に広がる形状に形成されていたりすることが好ましい。この構成により、逆止弁を中栓部材に収納する際に、逆止弁の弾性腕部がより案内され易くなる。
また、外延部を平面視した際に、弾性腕部に対応する箇所が切欠かれて容器内の内容物が通過可能な通路兼用隙間が形成されていることが好ましい。この構成によれば、通路兼用隙間を通して、容器内の内容物を出すことができる。
また、本発明は、前記キャップ本体が、前記注出口を形成する注出筒部が突出される天面部と、この天面部から下方に筒状に垂下される筒状壁部と、を有し、前記筒状壁部の内周に、前記中栓部材の筒状側壁部が周方向で係合された状態で装着されていることを特徴とする。
なお、前記キャップ本体または前記逆止弁に、逆止弁の上昇位置を規制する規制部を形成したり、前記逆止弁の弁体を、前記中栓部材の吐出孔より容器の内部に突出する逆円錐台形状としたりしてもよい。
本発明のキャップによれば、容器の口部に装着されるキャップ本体の内部に中栓部材が取付けられ、キャップ本体と中栓部材との間の空間に逆止弁を配設させ、前記中栓部材を有底筒形状に形成し、前記逆止弁は、前記弁体と、この弁体の外周部に沿いながら延びる複数の弾性腕部とを有し、前記逆止弁の弁体に、前記中栓部材の吐出孔に嵌り込む弁体本体部と、この弁本体部の外周側に鍔状に延びて前記中栓部材の吐出孔の周壁部上面に密接可能な鍔状部と、前記鍔状部よりさらに外方に延びる外延部と、を形成し、前記外延部から周方向に沿って斜め上方に延びるように弾性腕部を形成し、前記外延部の外周および前記弾性腕部を前記中栓部材の筒状側壁部内周面に沿う形状に形成することにより、当該キャップの製造組立時に、弁体と複数の弾性腕部とを有する逆止弁を、有底筒形状の中栓部材の内部に自然落下させるなどするだけで、外延部の外周および逆止弁の弾性腕部が中栓部材の筒状側壁部により案内されながら容易に収納させることができる。この結果、厳密な位置合わせなどをすることなく組み立てることができて、組立時の製造能率が良好となる。また、比較的簡単な構成とすることができるため、製造コストを抑えることが可能となる。
また、前記中栓部材を、その筒状側壁部が円板状底部から離れるにつれて筒状側壁部間の直径が大きくなる逆円錐台形状に形成したり、前記逆止弁の弾性腕部を、前記中栓部材の筒状側壁部に沿うように上方ほど逆止弁の径方向に広がる形状に形成したりすることにより、逆止弁を中栓部材に収納する際に、逆止弁の弾性腕部がより良好に案内され易くなり、組立時の製造能率をさらに向上させることができる。
また、外延部を平面視した際に、弾性腕部に対応する箇所が切欠かれて容器内の内容物が通過可能な通路兼用隙間を形成することで、通路兼用隙間を通して、容器内の内容物を出すことができる。したがって、逆止弁や中栓部材に通路兼用隙間を別途に形成しなくても済むため、通路兼用隙間を別途に形成する場合と比較して、逆止弁や中栓部材をコンパクトに製造することが可能となる。また、弾性腕部が変形した際に、通路兼用隙間に入り込むことが可能となり、逆止弁をより薄型化することも可能となる。
本発明の実施の形態に係るキャップおよび容器の口部などを示す縦断面図であり、蓋を閉じた状態を示す。 同キャップの全体斜視図で、蓋を開けた状態を示す。 同キャップの中栓部材の斜視図である。 同キャップの逆止弁の斜視図である。 同キャップの逆止弁の正面図である。 同キャップの中栓部材に逆止弁を収容する状態を示す斜視図である。 同キャップのキャップ本体に、逆止弁が収容された中栓部材を組付ける状態を示す縦断面図である。 同キャップを装着した容器から内容物(液体)を注出する状態を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態に係るキャップの変形例を示す要部縦断面図である。 本発明の実施の形態に係るキャップの他の変形例を示す要部縦断面図である。 従来のキャップの縦断面図である。 同従来のキャップの開閉弁体の斜視図である。 他の従来のキャップの縦断面図である。 同他の従来のキャップの逆止弁の平面図である。 同他の従来のキャップの逆止弁の縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係るキャップを図面に基づき説明する。
図1、図2における1は可撓性を有して変形可能な容器、10はこの容器1の口部1aに装着される本発明の実施の形態に係るキャップである。この実施の形態では、容器1が可撓性を有してそれぞれ変形可能な外容器2と内容器3とからなる二重容器である場合を述べるが、これに限るものではなく、単なる可撓性を有して変形可能な容器であってもよい。また、この実施の形態では、二重容器である容器1の外容器2には、外部の空気を吸入できる吸気弁が設けられており、容器1を外側から押圧する(スクイズする)ことを止めた際には、前記吸気弁を通して外容器2と内容器3との間に空気が流入されるよう構成されている。
図1、図2に示すように、本発明の実施の形態に係るキャップ10は、容器1の口部1aに装着されるキャップ本体11と、キャップ本体11に形成された注出口(注出通路)12と、注出口12を開閉する蓋13と、キャップ本体11の内部に取付けられる中栓部材30と、キャップ本体11と中栓部材30との間の空間に収容された逆止弁40と、を備えている。なお、この実施の形態では、キャップ本体11と蓋13とが変形自在なヒンジ部14を介して樹脂などにより一体形成されているとともに接続されているがこれに限るものではない。
キャップ本体11は、注出口12が形成されている注出筒部15と、この注出筒部15が上方に突出して設けられている平面視略円形の天面部16と、この天面部16の外周から下方に筒状に垂下される筒状壁部17と、この筒状壁部17の外周から外周側(径方向外側)に延びる上壁部18と、筒状壁部17と上壁部18との接続部分から下方に筒状に延びて容器1の口部1aの内周面に密接して装着される内周筒状部19と、上壁部18の外周から下方に筒状に延びて容器1の口部1aの外周面に密接して装着される外周筒状部20と、上壁部18の外周寄り箇所から上方に筒状(円環状)に延びて蓋13の下縁部内周面に密接可能な突片部21と、などが一体形成されている。また、キャップ本体11の筒状壁部17の内周面には、中栓部材30を係止するための係止用爪部17aも一体形成されている。蓋13には、蓋13を閉じた際に注出筒部15内の注出口12内に突入可能とされて注出口12を閉鎖可能な突起部13aや、注出筒部15の先端に外周から接触可能な外周突部13bなども一体形成されている。
中栓部材30は、キャップ本体11の内部(容器1の口部1aに通じる吐出用通路)に取付けられている。図1および図3に示すように、中栓部材30は、容器1の内部に通じる吐出孔31が設けられた円板状底部32と、この円板状底部32の外周から筒状上方に延びる筒状側壁部33とを有する有底筒形状に形成され、筒状側壁部33の上縁部外周には、中栓部材30の係止用爪部17aに周方向で係合して中栓部材30を係止する係止用爪部33aが形成されている。
図1、図4、図5に示すように、逆止弁40は、中栓部材30の吐出孔31を開閉可能な円形の弁体41と、この弁体41の外周部から周方向に沿いながら斜め上方に延びて弁体41を中栓部材30の吐出孔31の周壁部に密着させる方向に付勢する複数(この実施の形態では4つ)の弾性腕部45とを有しており、樹脂などにより一体形成されている。より詳しくは、逆止弁40の弁体41には、中栓部材30の吐出孔31に嵌り込む弁体本体部41aと、この弁本体部41aの外周側に鍔状に延びて中栓部材30の吐出孔31の周壁部上面に密接可能な鍔状部41bと、が形成されている。さらに、鍔状部41bが平面視して所定角度毎にさらに外方に延ばされて外延部42が一体形成され、この外延部42から上方に延びた後に、周方向に沿って斜め上方に延びるように弾性腕部45が形成されている。
図1に示すように、逆止弁40は、キャップ本体11と中栓部材30との間の空間に収容された状態で配設される。そして、図1などに簡略的に示すように、弾性腕部45が中栓部材30の筒状側壁部33の内周面に沿う形状に形成されている。また、この実施の形態では、弾性腕部45の先端部は水平に延ばされ、キャップ本体11の天面部16の下面に弾性変形された状態で当接される。そして、弾性腕部45により、弁体41を中栓部材30の吐出孔31の周壁部に密着させる方向(この実施の形態では下方など)に付勢する。また、図4などに示すように、逆止弁40の鍔状部41bにおける平面視して弾性腕部45に対応する箇所が切欠かれて容器1内の内容物が通過可能な通路兼用隙間46が形成されている。
また、この実施の形態では、図1などに示すように、中栓部材30の筒状側壁部33が円板状底部32から離れるにつれて(すなわち上方ほど)筒状側壁部33間の直径が大きくなる逆円錐台形状に形成されている。また、これに対応して、逆止弁40の弾性腕部45が、中栓部材30の筒状側壁部33に沿うように上方ほど逆止弁40の径方向に広がる形状に形成されている。
また、中栓部材30の吐出孔31は容器1の内部に連通する下方側ほど直径が小さくなる円錐台形状に形成され、これに対応して、逆止弁40の弁体本体部41aも下方側ほど直径が小さくなる円錐台形状に形成されている。
当該キャップの製造組立時には、図6に示すように、まず、逆止弁40を有底筒形状の中栓部材30の内部に自然落下させるなどする。これにより、逆止弁40の弾性腕部45が中栓部材30の筒状側壁部33により案内されながら容易に収納させることができる。そして、この後、逆止弁40が収納された中栓部材30をキャップ本体11の内部に上方へ押し込む(内周筒状部19内から上方に押し込む)だけで、中栓部材30の係止用爪部33aが、キャップ本体11の筒状壁部17の係止用爪部17aに係合して、中栓部材30および逆止弁40を容易に取り付けることができる。
上記構成において、このキャップ10が装着されている容器1を外側から押圧していわゆるスクイズすると、図8に示すように、容器1内の圧力を受けた内容物によって、弾性腕部45の付勢力に抗しながら、逆止弁40の弁体41が中栓部材30の吐出孔31から押し上げられ、弁体41と円板状底部32との間の隙間や通路兼用隙間46を通って、注出口12から内容物の液体が注出される。また、容器1を外側から押圧する(スクイズする)ことを止めると、弾性腕部45の付勢力により逆止弁40の弁体41が中栓部材30の吐出孔31周壁部およびこの周囲の上面部に密着して吐出孔31が閉鎖され、液漏れしない状態に密封される。なお、この際、逆止弁40が収納されているキャップ本体11の注出口12(注出筒部15の内部)や、逆止弁40が収納されている天面部16と中栓部材30との間に溜まっていた内容物は、容器1内の陰圧により容器1の内部に戻される。このように、このキャップ10により、容器1の内部に空気が入ることを防止しながら、内容物を良好に出すことが可能となる。また、比較的簡単な構成であるため、製造コストを抑えることが可能となる。
また、上記構成によれば、中栓部材30が有底筒形状であり、逆止弁40は外周側に周方向に沿って延びる複数の弾性腕部45が設けられているため、当該キャップ10の製造組立時には、弁体41と複数の弾性腕部45とを有する逆止弁40を、有底筒形状の中栓部材30の内部に自然落下させるなどするだけで、逆止弁40の弾性腕部45が中栓部材30の筒状側壁部33により案内されながら容易に収納させることができ、この後、逆止弁40が収納された中栓部材30をキャップ本体11に取り付けるだけで済む。この結果、厳密な位置合わせなどをすることなく組み立てることができて、組立時の製造能率が良好となる。
また、中栓部材30を、その筒状側壁部33が円板状底部32から離れるにつれて筒状側壁部33間の直径が大きくなる逆円錐台形状に形成したり、逆止弁40の弾性腕部45を、中栓部材30の筒状側壁部33に沿うように上方ほど逆止弁40の径方向に広がる形状に形成したりすることにより、逆止弁40を中栓部材30に収納する際に、逆止弁40の弾性腕部45がより良好に案内され易くなり、組立時の製造能率をさらに向上させることができる。
また、鍔状部41bの外周部から周方向および斜め上方に延びるように弾性腕部45を形成し、鍔状部41bにおける平面視して弾性腕部45に対応する箇所が切欠かれて容器1内の内容物が通過可能な通路兼用隙間46を形成することで、通路兼用隙間46を通して、容器1内の内容物を良好に出すことができる。したがって、逆止弁や中栓部材に通路兼用隙間を別途に形成しなくても済む(例えば、特許文献1のような通過溝部を設けなくても済む)ため、通路兼用隙間を別途に形成する場合と比較して、逆止弁40や中栓部材30をコンパクトに製造することが可能となる。また、弾性腕部45が変形した際に、通路兼用隙間46に入り込むことが可能となり、逆止弁40をより薄型化することも可能となる。すなわち、特許文献1では、保持筒部66cは上面部に切欠かれた隙間などは有しておらず、この保持筒部66cの上面部から、弾性部66fが周方向に沿いながら斜め上方に延びる形状で形成されているため、同じように弾性部66fが変形できるようにするためには、弾性部66fを長く形成するなどしなければならず、その分だけ、開閉弁体66(逆止弁)が厚肉化(大型化する)するおそれがあるが、本構成によれば、このようなことがない。
また、逆止弁40において、鍔状部41bにおける平面視して弾性腕部45に対応する箇所が切欠かれて容器1内の内容物が通過可能な通路兼用隙間46を形成することで、この逆止弁40を製造するに際に、上型と下型との比較的構造が簡単な金型により、逆止弁40を比較的安価に製造することができる利点もある。つまり、特許文献1のように、保持筒部66cは上面部に切欠かれた隙間などは有しておらず、この保持筒部66cの上面部から、弾性部66fが周方向に沿いながら斜め上方に延びる形状で形成されている場合には、このような開閉弁体66(逆止弁)を、上型と下型との比較的構造が簡単な金型により製造することができないため、上型と下型とに加えて、左右に出退する型も必要となって製造コストが高くなることがあるが、本構成によればこのようなことがない。
また、上記構成によれば、逆止弁40に設けられている複数の弾性腕部45が、弁体41の外周部から周方向に沿いながら斜め上方に延びる形状であるので、容器1が外側から押圧(スクイズ)されて、弁体41が上方(キャップ本体11の天面部16側)に移動する際に、弁体41が周方向に回転しながら移動する。なお、この場合に、キャップ本体11に対して逆止弁40は、その弁体41が押し上げられる際に弾性腕部45の上端部でのみキャップ本体11に接触しているため逆止弁40全体が回転し易く、逆止弁40全体が回転する場合もある。これにより、中栓部材30における吐出口31の周辺部に、逆止弁40の弁体41が片当たりせずに、万遍なく当接し、長期間にわたって液漏れすることを良好に防止できる。
すなわち、特許文献1に開示されている開閉弁体66でも、円周方向に沿って斜め上方方向に延びる弾性部66fを有しているが、この開閉弁体66は、図11に示すように、支持軸部66bが密封栓64の支持腕部67により支持されて接触している構造であるため、開閉弁体66は回転し難い。これに対して、本キャップ10では、逆止弁40が回転しやすい構造であるため、長期間にわたって液漏れすることを良好に防止できて、良好な信頼性を長期間にわたって維持することができる。
なお、本実施の形態では、逆止弁40の弾性腕部45は、図4に示すように、外延部42から上方に延びた後に、周方向に沿って斜め上方に延びるように弾性腕部45が形成されているため、外延部42からの上方に延びる部分が上下方向に突っ張り易くなり、弁体41の付勢力を増加できる利点を有する。しかし、この構成に限るものではなく、弾性腕部45を、外延部42から上方に延ばす(立設させる)ことなく、周方向に沿って斜め上方に延びるように形成してもよい。
また、図9に示すように、キャップ本体11に、天面部16などから下方に延びて、逆止弁40が上昇した際にこの逆止弁40の弁体41などに当接して逆止弁40の昇降位置を規制する規制部51を形成してもよい。なお、規制部51をキャップ本体11に設ける代わりに逆止弁40に設けて、逆止弁40が上昇した際に、キャップ本体11の天面部16などに当接して規制するように構成してもよい。
また、図10に示すように、逆止弁40の弁体41の弁本体部41aが、中栓部材30の吐出孔31より容器1の内部に突出する逆円錐台形状に形成してもよい。なお、図10にしめすように、複数の段付き部を介して略逆円錐台形状に形成してもよいが、単に下方ほど斜め方向に小さくなるように形成してもよい。このような構成によると、逆止弁40の弁体41が容器1の内部に露出する面積が増大するため、場合によっては、容器1を押圧(スクイズ)する際の力を少なくて済ますことが可能となる。
なお、上記の実施の形態では、逆止弁40の弾性腕部45が4つである場合を述べたが、これに限るものではなく、2つまたは3つ、あるいは5つ以上設けてもよいことはもちろんである。
また、上記の実施の形態では、キャップ10として容器1に打栓して装着する形式である場合を図示したが、これに限るものではなく、ねじ込んで容器に装着する、いわゆるスクリュー式のキャップにも適用できる。
1 容器
10 キャップ
11 キャップ本体
12 注出口
13 蓋
16 天面部
17 筒状壁部
30 中栓部材
31 吐出孔
32 円板状底部
33 筒状側壁部
40 逆止弁
41 弁体
45 弾性腕部
46 通路兼用隙間
51 規制部

Claims (7)

  1. 可撓性を有する容器の口部に装着されるキャップであって、
    前記容器の口部に装着されるキャップ本体と、キャップ本体に形成された注出口と、注出口を開閉する蓋とが設けられ、
    前記キャップ本体の内部に中栓部材が取付けられ、この中栓部材には、容器の内部に通じる吐出孔が形成され、
    前記中栓部材の吐出孔を開閉可能な円形の弁体を有する逆止弁が、キャップ本体と中栓部材との間の空間に収容され、
    前記中栓部材は、吐出孔が設けられた円板状底部と、この円板状底部の外周から筒状上方に延びる筒状側壁部とを有する有底筒形状に形成され、
    前記逆止弁は、前記弁体と、この弁体の外周部から周方向に沿いながら斜め上方に延びて弁体を中栓部材の吐出孔周壁部に密着させる方向に付勢する複数の弾性腕部とを有し、
    前記逆止弁の弁体に、前記中栓部材の吐出孔に嵌り込む弁体本体部と、この弁本体部の外周側に鍔状に延びて前記中栓部材の吐出孔の周壁部上面に密接可能な鍔状部と、前記鍔状部よりさらに外方に延びる外延部と、が形成され、
    前記外延部から周方向に沿って斜め上方に延びるように弾性腕部が形成され、
    前記外延部の外周および前記弾性腕部が前記中栓部材の筒状側壁部内周面に沿う形状に形成されていることを特徴とするキャップ。
  2. 前記中栓部材の筒状側壁部が円板状底部から離れるにつれて筒状側壁部間の直径が大きくなる逆円錐台形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
  3. 前記逆止弁の弾性腕部が、前記中栓部材の筒状側壁部に沿うように上方ほど逆止弁の径方向に広がる形状に形成されていることを特徴とする請求項に記載のキャップ。
  4. 外延部を平面視した際に、弾性腕部に対応する箇所が切欠かれて容器内の内容物が通過可能な通路兼用隙間が形成されていることを特徴とする請求項に記載のキャップ。
  5. 前記キャップ本体は、前記注出口を形成する注出筒部が突出される天面部と、この天面部から下方に筒状に垂下される筒状壁部と、を有し、
    前記筒状壁部の内周に、前記中栓部材の筒状側壁部が周方向で係合された状態で装着されていることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載のキャップ。
  6. 前記キャップ本体または前記逆止弁に、逆止弁の上昇位置を規制する規制部が形成されていることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載のキャップ。
  7. 前記逆止弁の弁体が、前記中栓部材の吐出孔より容器の内部に突出する逆円錐台形状とされていることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載のキャップ。
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