JP2007123740A - フレキシブル基板、光送受信モジュール及び光送受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】特性インピーダンスの制御を高精度で行い、且つ、信号電流の伝送損失を小さくすることを可能とするフレキシブル基板を提供する。
【解決手段】フレキシブル基板1はマイクロストリップライン構造を有し、各配線層及び各絶縁層が上下に積層されて形成される。第一配線層に所定の幅を有する信号線路13が形成され、第二配線層にグランド層14が形成される。第二配線層に形成されたグランド層14の、第二絶縁層を介して信号線路13に対向した位置に、矩形に開口されたグランド層開口部14aを複数備える。各グランド層開口部14aは、信号線路13の幅より所定量長い辺を有し、第二絶縁層を介して信号線路13に対向した位置で、信号線路13の幅より長い辺が信号線路13の配線方向と略直交し、信号線路13の幅より長い辺方向の中心部が信号線路13の略中心に位置するように、所定の間隔で形成される。
【選択図】 図1
【解決手段】フレキシブル基板1はマイクロストリップライン構造を有し、各配線層及び各絶縁層が上下に積層されて形成される。第一配線層に所定の幅を有する信号線路13が形成され、第二配線層にグランド層14が形成される。第二配線層に形成されたグランド層14の、第二絶縁層を介して信号線路13に対向した位置に、矩形に開口されたグランド層開口部14aを複数備える。各グランド層開口部14aは、信号線路13の幅より所定量長い辺を有し、第二絶縁層を介して信号線路13に対向した位置で、信号線路13の幅より長い辺が信号線路13の配線方向と略直交し、信号線路13の幅より長い辺方向の中心部が信号線路13の略中心に位置するように、所定の間隔で形成される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、マイクロストリップライン又はストリップライン構造を有するフレキシブル基板と、このフレキシブル基板を備えた光送受信モジュール及び光送受信装置に関する。詳しくは、接地導体層の誘電体層を介して信号線路と対向した位置に、複数の開口部を所定の位置及び間隔で配置し、開口部列の両側に、信号線路の配線方向に沿って所定の長さ以上の幅で接地導体部を形成することにより、信号電流の伝送損失を小さくして、高周波の信号の伝送特性を良好にすることを可能とするものである。
一般に、プリント基板上で高周波の信号を伝送する際には、マイクロストリップライン又はストリップラインを有するプリント基板が用いられる。図25(a)はプリント基板上に形成されたマイクロストリップラインの断面形状を示し、図25(b)はプリント基板上に形成されたストリップラインの断面形状を示している。マイクロストリップラインは、図25(a)に示すように、所定のパターン幅Wで形成された信号線路13に対して、所定の高さHで形成された誘電体層40を介してグランド層14が形成される構成である。また、ストリップラインは、図25(b)に示すように、所定の高さHで形成された誘電体層40の内部に所定のパターン幅Wで信号線路13が形成され、誘電体層40の上部及び下部にそれぞれグランド層14が形成される構成である。
マイクロストリップライン及びストリップラインにおいては、信号線路13のパターン幅W、誘電体層40の高さHを変更することにより、信号線路13の特性インピーダンスが調節される。一般的なプリント基板においては、誘電体層40の高さは100μm以上、信号線の幅Wは100μmに形成され、特性インピーダンスは50Ω〜100Ωに調節される。
また上記とは別に、マイクロストリップライン又はストリップラインにおいて、グランド層をメッシュ状に形成する基板が考案されている(例えば特許文献1参照)。図26は、特許文献1に開示される基板を示す平面図であり、信号線路13及びグランド層42のみを示している。図26の矢印j1は信号線路13上の電流の流れを示し、矢印j2はグランド層42上を流れる帰還電流の流れを示している。
特許文献1に開示される基板は、図26に示すように、グランド層に菱形、円形等の開口部を多数設けてメッシュ状に形成することにより、信号線とグランド層との間のキャパシタンスを変更し、信号線の特性インピーダンスを調節するものである。
しかし、従来のマイクロストリップライン及びストリップラインの構成においては、次のような問題がある。フレキシブル基板においては、基板の柔軟性を確保するため、誘電体層40の高さHは、例えば25μm〜50μmといった一般的な基板と比較して低い高さに形成される。誘電体層40の高さHを低くした結果、特性インピーダンスを所定の値にするために、信号線路13の幅Wは例えば25μm〜50μmといった狭い幅に形成する必要がある。しかし、現在のフレキシブル基板の製造技術では、このような狭い幅の信号線を精度良く形成することは困難であり、その結果、信号線路の特性インピーダンスの制御を正しく行うことができない問題がある。
ここで、特許文献1に示すように、グランド層をメッシュ状に形成することにより、信号線とグランド層との間のキャパシタンスを変更することで、誘電体層40の高さHが低い場合であっても、特性インピーダンスを所定の値にし、且つ、信号線路13の幅Wを広く取ることが可能となる。しかし、グランド層をメッシュ状に形成した場合、図26の矢印j1及び矢印j2に示すように、信号線路13上の信号電流に対するグランド層42上の帰還電流の経路が長くってしまう。この結果、グランド層42上の帰還電流の損失が大きくなり、信号線路13上の信号電流の伝送損失が大きくなってしまう。
図27は、グランド層をメッシュ状に形成した場合と、グランド層をベタ状に形成した場合の、各周波数における、信号線路13上の信号電流の伝送損失の測定結果を示す図である。k1はグランド層をメッシュ状に形成した場合の伝送損失を示し、k2はグランド層をベタ状に形成した場合の伝送損失を示している。図27では、グランド層をメッシュ状に形成した場合においては信号線幅は200μmに形成され、グランド層をベタ状に形成した場合においては、信号線幅は100μmに形成された状態での伝送損失を示している。
図27に示すように、周波数が15GHz程度までは、グランド層をメッシュ状に形成した場合は、グランド層をベタ状に形成した場合よりも伝送損失が小さくなる。これは、グランド層をメッシュ状に形成した場合は、グランド層をベタ状に形成した場合と比較して信号線の幅が広く形成されているためである。しかし、周波数が16GHzより高くなると、グランド層をメッシュ状に形成した場合は、グランド層14上の帰還電流の損失が大きくなるため、グランド層をベタ状に形成した場合よりも伝送損失が大きくなってしまう。
本発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、信号電流の伝送損失を小さくし、高周波の信号の伝送特性を良好にすることを可能とするフレキシブル基板と、このフレキシブル基板を備えた光送受信モジュール及び光送受信装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係るフレキシブル基板は、単数又は複数の信号線路、誘電体層及び接地導体層を備え、信号線路及び接地導体層は、誘電体層を介して互いに対向した位置に形成されるフレキシブル基板において、接地導体層は、誘電体層を介して、単数又は複数の信号線路に対向した位置に、信号線路の配線方向に対して所定の間隔で配置された、接地導体部が非形成となる開口領域を有する複数の開口部を備え、各開口部は、信号線路の両端間より所定量長い幅を有し、信号線路の両端間より長い幅方向の両端部が、それぞれ信号線路の両外部に位置するように形成され、開口部の両側に、信号線路の配線方向に沿って、所定の長さ以上の幅で接地導体部が形成されることを特徴とするものである。
本発明に係るフレキシブル基板においては、信号線路に高周波の信号が伝送される。信号線路に信号電流が流れる際には、接地導体層において、信号線路の配線方向に沿って、開口部の両側に所定の長さ以上の幅で形成された接地導体部を、信号電流と反対方向に帰還電流が流れる。この時、接地導体層の開口部の両側の接地導体部は、開口部以外の箇所により結合されているため同電位となる。
また、本発明に係るフレキシブル基板では、次のようにマイクロストリップライン構造の各寸法を変更することにより、信号線路の特性インピーダンスの値が変化する。例えば、信号線路の幅を狭くする、接地導体層に備えられる各開口部の面積を広くする、又は各開口部の配置間隔を狭くすることにより、信号線路の特性インピーダンスは大きい値となる。また例えば、信号線路の幅を広くする、接地導体層に備えられる各開口部の面積を狭くする、又は各開口部の配置間隔を広くすることにより、信号線路の特性インピーダンスは小さい値となる。
上述した課題を解決するため、本発明に係る光送受信モジュールは、電気信号を光信号に変換して出力する光送信モジュール、光信号を電気信号に変換して出力する光受信モジュール、及び光送受信回路基板を備えた光送受信モジュールにおいて、光送信モジュール及び光受信モジュールは、それぞれフレキシブル基板を介して光送受信回路基板に接続され、各フレキシブル基板は、単数又は複数の信号線路、誘電体層及び接地導体層を備え、信号線路及び接地導体層は、誘電体層を介して互いに対向した位置に形成され、接地導体層は、誘電体層を介して、単数又は複数の信号線路に対向した位置に、信号線路の配線方向に対して所定の間隔で配置された、接地導体部が非形成となる開口領域を有する複数の開口部を備え、各開口部は、信号線路の両端間より所定量長い幅を有し、信号線路の両端間より長い幅方向の両端部が、それぞれ信号線路の両外部に位置するように形成され、開口部の両側に、信号線路の配線方向に沿って、所定の長さ以上の幅で接地導体部が形成されることを特徴とするものである。
本発明に係る光送受信モジュールにおいては、高速でデータの送受信が行われる際には、各フレキシブル基板の信号線路に高周波の信号が伝送される。信号線路に信号電流が流れる際には、接地導体層において、信号線路の配線方向に沿って、開口部の両側に所定の長さ以上の幅で形成された接地導体部を、信号電流と反対方向に帰還電流が流れる。この時、接地導体層の開口部の両側の接地導体部は、開口部以外の箇所により結合されているため同電位となる。
また、本発明に係る光送受信モジュールの各フレキシブル基板では、次のようにマイクロストリップライン構造の各寸法を変更することにより、信号線路の特性インピーダンスの値が変化する。例えば、信号線路の幅を狭くする、接地導体層に備えられる各開口部の面積を広くする、又は各開口部の配置間隔を狭くすることにより、信号線路の特性インピーダンスは大きい値となる。また例えば、信号線路の幅を広くする、接地導体層に備えられる各開口部の面積を狭くする、又は各開口部の配置間隔を広くすることにより、信号線路の特性インピーダンスは小さい値となる。
上述した課題を解決するため、本発明に係る光送受信装置は、電気信号を光信号に変換して出力する光送信モジュール、光信号を電気信号に変換して出力する光受信モジュール、及び光送受信回路基板を備えた光送受信モジュールと、光送受信モジュールが接続される親基板を有する光送受信装置において、光送信モジュール及び光受信モジュールは、それぞれフレキシブル基板を介して光送受信回路基板に接続され、光送受信回路基板はフレキシブル基板を介して親基板に接続され、各フレキシブル基板は、単数又は複数の信号線路、誘電体層及び接地導体層を備え、信号線路及び接地導体層は、誘電体層を介して互いに対向した位置に形成され、接地導体層は、誘電体層を介して、単数又は複数の信号線路に対向した位置に、信号線路の配線方向に対して所定の間隔で配置された、接地導体部が非形成となる開口領域を有する複数の開口部を備え、各開口部は、信号線路の両端間より所定量長い幅を有し、信号線路の両端間より長い幅方向の両端部が、それぞれ信号線路の両外部に位置するように形成され、開口部の両側に、信号線路の配線方向に沿って、所定の長さ以上の幅で接地導体部が形成されることを特徴とするものである。
本発明に係る光送受信装置においては、高速でデータの送受信が行われる際には、各フレキシブル基板の信号線路に高周波の信号が伝送される。信号線路に信号電流が流れる際には、接地導体層において、信号線路の配線方向に沿って、開口部の両側に所定の長さ以上の幅で形成された接地導体部を、信号電流と反対方向に帰還電流が流れる。この時、接地導体層の開口部の両側の接地導体部は、開口部以外の箇所により結合されているため同電位となる。
また、本発明に係る光送受信装置の各フレキシブル基板では、次のようにマイクロストリップライン構造の各寸法を変更することにより、信号線路の特性インピーダンスの値が変化する。例えば、信号線路の幅を狭くする、接地導体層に備えられる各開口部の面積を広くする、又は各開口部の配置間隔を狭くすることにより、信号線路の特性インピーダンスは大きい値となる。また例えば、信号線路の幅を広くする、接地導体層に備えられる各開口部の面積を狭くする、又は各開口部の配置間隔を広くすることにより、信号線路の特性インピーダンスは小さい値となる。
本発明に係るフレキシブル基板によれば、信号線路に高周波の信号電流が流れる際には、接地導体層において、開口部両側に位置する、所定の長さ以上の幅を有して同電位となっている接地導体部を帰還電流が流れる。このため、信号線路を流れる信号電流と接地導体層を流れる帰還電流の経路の長さが略一致し、信号電流の伝送損失を小さくすることができ、高周波の信号の伝送特性を良好にすることが可能となる。
本発明に係る光送受信モジュールによれば、各フレキシブル基板の信号線路に高周波の信号電流が流れる際には、接地導体層において、開口部両側に位置する、所定の長さ以上の幅を有して同電位となっている接地導体部を帰還電流が流れる。このため、信号線路を流れる信号電流と接地導体層を流れる帰還電流の経路の長さが略一致し、信号電流の伝送損失を小さくすることができ、高周波の信号の伝送特性を良好にすることが可能となる。これにより、高品位な高速信号の伝送が可能となり、データの送受信を高速に安定して行うことが可能となる。
本発明に係る光送受信装置によれば、各フレキシブル基板の信号線路に高周波の信号電流が流れる際には、接地導体層において、開口部両側に位置する、所定の長さ以上の幅を有して同電位となっている接地導体部を帰還電流が流れる。このため、信号線路を流れる信号電流と接地導体層を流れる帰還電流の経路の長さが略一致し、信号電流の伝送損失を小さくすることができ、高周波の信号の伝送特性を良好にすることが可能となる。これにより、高品位な高速信号の伝送が可能となり、データの送受信を高速に安定して行うことが可能となる。
以下図面を参照して、本発明のフレキシブル基板、光送受信モジュール及び光送受信装置の実施の形態について説明する。まず、フレキシブル基板の実施の形態について説明する。
<第1・第2の実施の形態のフレキシブル基板の構成例>
図1は第1の実施の形態のフレキシブル基板1及び第2の実施の形態のフレキシブル基板2を示す平面図であり、信号線路13及びグランド層14のみを示している。図2は第1の実施の形態のフレキシブル基板1の断面形状を示す説明図である。図2(a)は図1のA―A断面を示し、図2(b)は図1のB−B断面を示している。図3は第2の実施の形態のフレキシブル基板2の断面形状を示す説明図である。図3(a)は図1のA―A断面を示し、図3(b)は図1のB−B断面を示している。
図1は第1の実施の形態のフレキシブル基板1及び第2の実施の形態のフレキシブル基板2を示す平面図であり、信号線路13及びグランド層14のみを示している。図2は第1の実施の形態のフレキシブル基板1の断面形状を示す説明図である。図2(a)は図1のA―A断面を示し、図2(b)は図1のB−B断面を示している。図3は第2の実施の形態のフレキシブル基板2の断面形状を示す説明図である。図3(a)は図1のA―A断面を示し、図3(b)は図1のB−B断面を示している。
第1の実施の形態のフレキシブル基板1は、マイクロストリップライン構造を有する。図2に示すように、第1の実施の形態のフレキシブル基板1は、第一絶縁層15、第一配線層16、第二絶縁層17、第二配線層18及び第三絶縁層35が上下に積層されて形成される。第一絶縁層15、第二絶縁層17及び第三絶縁層35の各絶縁層は、例えばエポキシ系樹脂により形成される。第一配線層16及び第二配線層18の各配線層は、例えばCCL(Copper Clad Laminate)等の金属膜により形成される。
第1の実施の形態のフレキシブル基板1においては、図1及び図2に示すように、第一配線層16に所定の幅を有する信号線路13が形成され、第二配線層18にグランド層14が形成される。また、第1の実施の形態のフレキシブル基板1においては、第二配線層18に形成されたグランド層14の、第二絶縁層17を介して信号線路13に対向した位置に、矩形に開口されたグランド層開口部14aを複数備える。
各グランド層開口部14aは、信号線路13の幅より所定量長い辺を有する。第二絶縁層17を介して信号線路13に対向した位置で、信号線路13の幅より長い辺が信号線路13の配線方向と略直交し、信号線路13の幅より長い辺方向の中心部が信号線路13の略中心に位置するように、各グランド層開口部14aは形成される。また各グランド層開口部14aは、信号線路13の配線方向に所定の間隔で配置された状態で形成される。
第1の実施の形態のフレキシブル基板1において、第二絶縁層17は誘電体層の一例であり、第二配線層18は接地導体層の一例であり、グランド層開口部14aは開口部の一例である。
第2の実施の形態のフレキシブル基板2は、ストリップライン構造を有する。図3に示すように、第1の実施の形態のフレキシブル基板1は、第一絶縁層15、第一配線層16、第二絶縁層17、第二配線層18、第三絶縁層35、第三配線層36及び第四絶縁層37が上下に積層されて形成される。第一絶縁層15、第二絶縁層17、第三絶縁層35及び第四絶縁層37の各絶縁層は、例えばエポキシ系樹脂により形成される。第一配線層16、第二配線層及び第三配線層36の各配線層は、例えばCCL等の金属膜により形成される。
第2の実施の形態のフレキシブル基板2においては、図1及び図3に示すように、第二配線層18に所定の幅を有する信号線路13が形成され、第一配線層16及び第三配線層36にグランド層14が形成される。また、第2の実施の形態のフレキシブル基板2においては、第一配線層16に形成されたグランド層14の、第二絶縁層17を介して信号線路13に対向した位置に、矩形に開口されたグランド層開口部14aを複数備える。更に、第一配線層と同様に、第三配線層36に形成されたグランド層14の、第三絶縁層35を介して信号線路13に対向した位置に、矩形に開口されたグランド層開口部14aを複数備える。
各グランド層開口部14aは、信号線路13の幅より所定量長い辺を有する。第二絶縁層17又は第三絶縁層35を介して信号線路13に対向した位置で、信号線路13の幅より長い辺が信号線路13の配線方向と略直交し、信号線路13の幅より長い辺方向の中心部が信号線路13の略中心に位置するように、各グランド層開口部14aは形成される。また各グランド層開口部14aは、信号線路13の配線方向に所定の間隔で配置された状態で形成される。
第2の実施の形態のフレキシブル基板2において、第二絶縁層17及び第三絶縁層35は誘電体層の一例であり、第一配線層16及び第三配線層36は接地導体層の一例であり、グランド層開口部14aは開口部の一例である。
また、第1の実施の形態のフレキシブル基板1及び第2の実施の形態のフレキシブル基板2では、各グランド層開口部14aの面積を広くする、又は各グランド層開口部14aの配置間隔を狭くすることにより、信号線路13とグランド層14の間の結合度合いが弱まってキャパシタンスが小さくなり、信号線路13の特性インピーダンスの値は大きくなる。反対に、各グランド層開口部14aの面積を狭くする、又は各グランド層開口部14aの配置間隔を広くすることにより、信号線路13とグランド層14の間の結合度合いが強まってキャパシタンスが大きくなり、信号線路13の特性インピーダンスの値は小さくなる。
更に、第1の実施の形態のフレキシブル基板1及び第2の実施の形態のフレキシブル基板2では、信号線路13の幅を広くすることにより、信号線路13とグランド層14の間の結合度合いが強まってキャパシタンスが大きくなり、信号線路13の特性インピーダンスの値は小さくなる。反対に、信号線路13の幅を狭くすることにより、信号線路13とグランド層14の間の結合度合いが弱まってキャパシタンスが小さくなり、信号線路13の特性インピーダンスの値は大きくなる。
このように、第1の実施の形態のフレキシブル基板1及び第2の実施の形態のフレキシブル基板2では、グランド層開口部14aの面積、グランド層開口部14aの配置間隔及び信号線路13の幅を変更することにより、信号線路13の特性インピーダンスが調整される。これにより、信号線路13の特性インピーダンスを所定の値にし、且つ、信号線路13の幅を太くすることができる。信号線路13の幅を太くすることができることにより、信号線路13の幅を精度良く形成することができ、信号線路13の特性インピーダンスの制御を高精度で行うことが可能となる。
図4(a)及び図4(b)は、第1の実施の形態のフレキシブル基板1及び第2の実施の形態のフレキシブル基板2において、第二絶縁層17又は第三絶縁層35を介して、グランド層開口部14aの中心部が信号線路13の中心部から左右にずれて形成された状態を示す平面図あり、信号線路13及びグランド層14のみを示している。
第1の実施の形態のフレキシブル基板1又は第2の実施の形態のフレキシブル基板2が実際に製造される際に、図4に示すように、グランド層開口部14aの中心部が信号線路13の中心部からずれて形成された場合、グランド層開口部14aの信号線路13の幅より長い辺の長さの範囲内であれば、信号線路13は第二絶縁層17又は第三絶縁層35を介して各グランド層開口部14aの内部に位置した状態となる。
グランド層開口部14aの中心部が信号線路13の中心部からずれて形成された場合、図4(a)及び図4(b)の矢印D1・D2・E1・E2に示すように、信号線路13は、各グランド層開口部14aの両側に位置するグランド部のうち、一方の側のグランド部との結合の度合いが大きくなり、他方の側のグランド部との結合の度合いが小さくなる。このため、グランド層開口部14aの中心部が信号線路13の中心部からずれて形成された場合であっても、グランド層開口部14aの信号線路13の幅より長い辺の長さの範囲内であれば、信号線路13とグランド層14との全体的な結合の度合いを一定の範囲内にすることができ、信号線路13の特性インピーダンスの値を一定の範囲内にすることが可能となる。
また、各グランド層開口部14aの周囲長は、信号線路13で伝送される信号の最高周波数の1/2波長より短い長さに形成される。
<第1・第2の実施の形態のフレキシブル基板の動作例>
次に、第1の実施の形態のフレキシブル基板1及び第2の実施の形態のフレキシブル基板2の動作例について説明する。第1の実施の形態のフレキシブル基板1及び第2の実施の形態のフレキシブル基板2において、信号線路13に高周波の信号が伝送される際には、図1の矢印C1に示すように信号線路13に電流が流れる。またこの時、矢印C2に示すようにグランド層14のグランド層開口部14aの近傍を帰還電流が流れる。このため、信号線路13を流れる信号電流とグランド層14を流れる帰還電流の経路の長さが略一致するため、信号線路13を流れる信号電流の伝送損失を小さくすることができる。
次に、第1の実施の形態のフレキシブル基板1及び第2の実施の形態のフレキシブル基板2の動作例について説明する。第1の実施の形態のフレキシブル基板1及び第2の実施の形態のフレキシブル基板2において、信号線路13に高周波の信号が伝送される際には、図1の矢印C1に示すように信号線路13に電流が流れる。またこの時、矢印C2に示すようにグランド層14のグランド層開口部14aの近傍を帰還電流が流れる。このため、信号線路13を流れる信号電流とグランド層14を流れる帰還電流の経路の長さが略一致するため、信号線路13を流れる信号電流の伝送損失を小さくすることができる。
また、第1の実施の形態のフレキシブル基板1及び第2の実施の形態のフレキシブル基板2においては、前述したように、グランド層開口部14aの面積及び配置間隔を変更することにより、信号線路13の特性インピーダンスを所定の値にし、且つ、信号線路13の幅を太くすることができる。これにより、信号線路13を流れる信号電流の伝送損失を小さくすることができる。このように、信号線路13を流れる信号電流の伝送損失を小さくすることができる結果、より長い距離の配線の信号線路13を有するフレキシブル基板1・フレキシブル基板2を用いることが可能となる。
更に、各グランド層開口部14aの周囲長は、信号線路13で伝送される信号の最高周波数の1/2波長より短い長さに形成されている。このため、グランド層14を流れる帰還電流が各グランド層開口部14aにて共振を起こし、信号線路13で伝送される信号等に悪影響を与えることを防ぐことができる。
<第3・第4の実施の形態のフレキシブル基板の構成例>
図5は第3の実施の形態のフレキシブル基板3及び第4の実施の形態のフレキシブル基板4を示す平面図であり、信号線路13及びグランド層14のみを示している。図6は第3の実施の形態のフレキシブル基板3の断面形状を示す説明図である。図6(a)は図5のF―F断面を示し、図6(b)は図5のG−G断面を示している。図7は第4の実施の形態のフレキシブル基板4の断面形状を示す説明図である。図7(a)は図5のF―F断面を示し、図7(b)は図5のG−G断面を示している。
図5は第3の実施の形態のフレキシブル基板3及び第4の実施の形態のフレキシブル基板4を示す平面図であり、信号線路13及びグランド層14のみを示している。図6は第3の実施の形態のフレキシブル基板3の断面形状を示す説明図である。図6(a)は図5のF―F断面を示し、図6(b)は図5のG−G断面を示している。図7は第4の実施の形態のフレキシブル基板4の断面形状を示す説明図である。図7(a)は図5のF―F断面を示し、図7(b)は図5のG−G断面を示している。
第3の実施の形態のフレキシブル基板3は、マイクロストリップライン構造を有する。図6に示すように、第3の実施の形態のフレキシブル基板3は、第3の実施の形態のフレキシブル基板3と同様に、第一絶縁層15、第一配線層16、第二絶縁層17、第二配線層18及び第三絶縁層35が上下に積層されて形成され、各絶縁層は例えばエポキシ系樹脂により形成され、各配線層は例えばCCL等の金属膜により形成される。
第3の実施の形態のフレキシブル基板3においては、図5及び図6に示すように、第一配線層16に所定の幅を有する信号線路13が形成され、第二配線層18にグランド層14が形成される。また、第3の実施の形態のフレキシブル基板3においては、第二配線層18に形成されたグランド層14の、第二絶縁層17を介して信号線路13に対向した位置に、二つの矩形部分が結合した形状に開口されたグランド層開口部14bを複数備える。二つの矩形部分は、第二絶縁層17を介して信号線路13に対向した位置で、一方の辺方向が信号線路13の配線方向に対して略直交し、且つ、信号線路13の配線方向に対して略直交する互いの各辺が、信号線路13の略中心部に対向した位置で、所定距離離れた状態で結合されて形成される。更に、各グランド層開口部14bは、信号線路13の配線方向に所定の間隔で配置された状態で形成される。
第3の実施の形態のフレキシブル基板3において、第二絶縁層17は誘電体層の一例であり、第二配線層18は接地導体層の一例であり、グランド層開口部14bは開口部の一例である。
第4の実施の形態のフレキシブル基板4は、ストリップライン構造を有する。図7に示すように、第4の実施の形態のフレキシブル基板4は、第2の実施の形態のフレキシブル基板2と同様に、第一絶縁層15、第一配線層16、第二絶縁層17、第二配線層18、第三絶縁層35、第三配線層36及び第四絶縁層37が上下に積層されて形成され、各絶縁層は例えばエポキシ系樹脂により形成され、各配線層は例えばCCL等の金属膜により形成される。
第4の実施の形態のフレキシブル基板4においては、図5及び図7に示すように、第二配線層18に所定の幅を有する信号線路13が形成され、第一配線層16及び第三配線層36にグランド層14が形成される。また、第4の実施の形態のフレキシブル基板4においては、第一配線層16に形成されたグランド層14の、第二絶縁層17を介して信号線路13に対向した位置に、二つの矩形部分が結合した形状に開口されたグランド層開口部14bを複数備える。更に、第一配線層と同様に、第三配線層36に形成されたグランド層14の、第三絶縁層35を介して信号線路13に対向した位置に、二つの矩形部分が結合した形状に開口されたグランド層開口部14bを複数備える。
各グランド層開口部14bの二つの矩形部分は、第二絶縁層17又は第三絶縁層35を介して信号線路13に対向した位置で、一方の辺方向が信号線路13の配線方向に対して略直交し、且つ、信号線路13の配線方向に対して略直交する互いの各辺が、信号線路13の略中心部に対向した位置で、所定距離離れた状態で結合されて形成される。
第4の実施の形態のフレキシブル基板4において、第二絶縁層17及び第三絶縁層35は誘電体層の一例であり、第一配線層16及び第三配線層36は接地導体層の一例であり、グランド層開口部14bは開口部の一例である。
また、第3の実施の形態のフレキシブル基板3及び第4の実施の形態のフレキシブル基板4では、第1・第2の実施の形態のフレキシブル基板1・2と同様に、グランド層開口部14bの面積、グランド層開口部14bの配置間隔及び信号線路13の幅を変更することにより、信号線路13の特性インピーダンスが調整される。これにより、信号線路13の特性インピーダンスを所定の値にし、且つ、信号線路13の幅を太くすることができる。信号線路13の幅を太くすることができることにより、信号線路13の幅を精度良く形成することができ、信号線路13の特性インピーダンスの制御を高精度で行うことが可能となる。
図8(a)及び図8(b)は、第3の実施の形態のフレキシブル基板3及び第4の実施の形態のフレキシブル基板4において、第二絶縁層17又は第三絶縁層35を介して、グランド層開口部14bの二つの矩形部分の結合部が、信号線路13の中心部から左右にずれて形成された状態を示す平面図あり、信号線路13及びグランド層14のみを示している。図8(a)は信号線路13が各グランド層開口部14bに対して左側にずれた状態を示し、図8(b)は信号線路13が各グランド層開口部14bに対して右側にずれた状態を示している。
図8(a)に示すように、信号線路13が各グランド層開口部14bに対して左側にずれて形成された場合、矢印I2に示すように、各グランド層開口部14bの右側に位置するグランド部との間の距離が長くなり結合の度合いが小さくなるが、J2に示すグランド層開口部14bと重なる部分の面積は減少する。また、矢印I1に示すように、各グランド層開口部14bの左側に位置するグランド部との間の距離が短くなり結合の度合いが大きくなるが、J1に示すグランド層開口部14bと重なる部分の面積は増加する。
また、図8(b)に示すように、信号線路13が各グランド層開口部14bに対して右側にずれて形成された場合、矢印K2に示すように、各グランド層開口部14bの右側に位置するグランド部との間の距離が短くなり結合の度合いが大きくなるが、M2に示すグランド層開口部14bと重なる部分の面積は増加する。また、矢印K1に示すように、各グランド層開口部14bの左側に位置するグランド部との間の距離が長くなり結合の度合いが小さくなるが、M1に示すグランド層開口部14bと重なる部分の面積は減少する。
このため、第3の実施の形態のフレキシブル基板3及び第4の実施の形態のフレキシブル基板4においては、信号線路13と各グランド層開口部14bが互いに左右にずれて形成された場合であっても、信号線路13とグランド層14との全体的な結合の度合いを一定の範囲内にすることができ、信号線路13の特性インピーダンスの値を一定の範囲内にすることが可能となる。
また、第3の実施の形態のフレキシブル基板3及び第4の実施の形態のフレキシブル基板4においては、各グランド層開口部14bの二つの矩形部分の各辺の長さ、信号線路13の配線方向に対して略直交する互いの各辺の距離、及び各グランド層開口部14bの配置間隔が変更可能である。これにより、信号線路13と各グランド層開口部14bが互いに左右にずれて形成された場合における信号線路13とグランド層14との全体的な結合の度合いの調整を細かく行うことができ、信号線路13の特性インピーダンスの値を一定の範囲内にすることを精度よく行うことが可能となる。
また、各グランド層開口部14bの周囲長は、信号線路13で伝送される信号の最高周波数の1/2波長より短い長さに形成される。
<第3・第4の実施の形態のフレキシブル基板の動作例>
次に、第3の実施の形態のフレキシブル基板3及び第4の実施の形態のフレキシブル基板4の動作例について説明する。第3の実施の形態のフレキシブル基板3及び第4の実施の形態のフレキシブル基板4において、信号線路13に高周波の信号が伝送される際には、図5の矢印n1に示すように信号線路13に電流が流れる。またこの時、矢印n2に示すようにグランド層14のグランド層開口部14bの近傍を帰還電流が流れる。このため、信号線路13を流れる信号電流とグランド層14を流れる帰還電流の経路の長さが略一致するため、信号線路13を流れる信号電流の伝送損失を小さくすることができる。
次に、第3の実施の形態のフレキシブル基板3及び第4の実施の形態のフレキシブル基板4の動作例について説明する。第3の実施の形態のフレキシブル基板3及び第4の実施の形態のフレキシブル基板4において、信号線路13に高周波の信号が伝送される際には、図5の矢印n1に示すように信号線路13に電流が流れる。またこの時、矢印n2に示すようにグランド層14のグランド層開口部14bの近傍を帰還電流が流れる。このため、信号線路13を流れる信号電流とグランド層14を流れる帰還電流の経路の長さが略一致するため、信号線路13を流れる信号電流の伝送損失を小さくすることができる。
また、第3の実施の形態のフレキシブル基板3及び第4の実施の形態のフレキシブル基板4においては、前述したように、グランド層開口部14bの面積及び配置間隔を変更することにより、信号線路13の特性インピーダンスを所定の値にし、且つ、信号線路13の幅を太くすることができる。これにより、信号線路13を流れる信号電流の伝送損失を小さくすることができる。このように、信号線路13を流れる信号電流の伝送損失を小さくすることができる結果、より長い距離の配線の信号線路13を有するフレキシブル基板3・フレキシブル基板4を用いることが可能となる。
更に、各グランド層開口部14bの周囲長は、信号線路13で伝送される信号の最高周波数の1/2波長より短い長さに形成されている。このため、グランド層14を流れる帰還電流が各グランド層開口部14bにて共振を起こし、信号線路13で伝送される信号等に悪影響を与えることを防ぐことができる。
<第5・第6の実施の形態のフレキシブル基板の構成例>
図9は第5の実施の形態のフレキシブル基板5及び第6の実施の形態のフレキシブル基板6を示す平面図であり、信号線路13及びグランド層14のみを示している。
図9は第5の実施の形態のフレキシブル基板5及び第6の実施の形態のフレキシブル基板6を示す平面図であり、信号線路13及びグランド層14のみを示している。
第5の実施の形態のフレキシブル基板5は、マイクロストリップライン構造を有し、図2に示す第1の実施の形態のフレキシブル基板1及び図6に示す第3の実施の形態のフレキシブル基板3と同様の層構成を備える。
第5の実施の形態のフレキシブル基板5においては、図9に示すように、第一配線層16に所定の幅を有する信号線路13が形成され、第二配線層18にグランド層14が形成される。また、第二配線層18に形成されたグランド層14の、第二絶縁層17を介して信号線路13に対向した位置に、二つの矩形部分が結合した形状に開口されたグランド層開口部14cを複数備える。二つの矩形部分は、第二絶縁層17を介して信号線路13に対向した位置で、一方の辺方向が信号線路13の配線方向に対して略直交し、且つ、信号線路13の配線方向に対して略直交する互いの各辺が、信号線路13の略中心部に対向した位置で、所定距離離れた状態で結合されて形成される。
また、グランド層開口部14cは、一方の側に位置する矩形部分が他方の側に位置する矩形部分に対して、信号線路13の配線方向に沿って前方にずれて形成されるものと、一方の側に位置する矩形部分が他方の側に位置する矩形部分に対して、信号線路13の配線方向に沿って後方にずれて形成されるものがあり、それぞれが交互に信号線路13の配線方向に所定の間隔で配置された状態で形成される。この二種類のグランド層開口部14cは、第1二矩形開口部及び第2二矩形開口部の一例である。また、第二絶縁層17は誘電体層の一例であり、第二配線層18は接地導体層の一例である。
第6の実施の形態のフレキシブル基板6は、ストリップライン構造を有する。第6の実施の形態のフレキシブル基板6は、第2の実施の形態のフレキシブル基板2及び第4の実施の形態のフレキシブル基板4と同様の層構成を備える。
第6の実施の形態のフレキシブル基板6においては、図9に示すように、第二配線層18に所定の幅を有する信号線路13が形成され、第一配線層16及び第三配線層36にグランド層14が形成される。また、第6の実施の形態のフレキシブル基板6においては、第一配線層16に形成されたグランド層14の、第二絶縁層17を介して信号線路13に対向した位置に、二つの矩形部分が結合した形状に開口されたグランド層開口部14cを複数備える。更に、第一配線層と同様に、第三配線層36に形成されたグランド層14の、第三絶縁層35を介して信号線路13に対向した位置に、二つの矩形部分が結合した形状に開口されたグランド層開口部14cを複数備える。
各グランド層開口部14cの二つの矩形部分は、第二絶縁層17又は第三絶縁層35を介して信号線路13に対向した位置で、一方の辺方向が信号線路13の配線方向に対して略直交し、且つ、信号線路13の配線方向に対して略直交する互いの各辺が、信号線路13の略中心部に対向した位置で、所定距離離れた状態で結合されて形成される。
また、グランド層開口部14cは、一方の側に位置する矩形部分が他方の側に位置する矩形部分に対して、信号線路13の配線方向に沿って前方にずれて形成されるものと、一方の側に位置する矩形部分が他方の側に位置する矩形部分に対して、信号線路13の配線方向に沿って後方にずれて形成されるものがあり、それぞれが交互に信号線路13の配線方向に所定の間隔で配置された状態で形成される。この二種類のグランド層開口部14cは、第1二矩形開口部及び第2二矩形開口部の一例である。また、第二絶縁層17及び第三絶縁層35は誘電体層の一例であり、第一配線層16及び第三配線層36は接地導体層の一例である。
また、第5の実施の形態のフレキシブル基板5及び第6の実施の形態のフレキシブル基板6では、フレキシブル基板1から4と同様に、グランド層開口部14cの面積、グランド層開口部14cの配置間隔及び信号線路13の幅を変更することにより、信号線路13の特性インピーダンスが調整される。これにより、信号線路13の特性インピーダンスを所定の値にし、且つ、信号線路13の幅を太くすることができる。信号線路13の幅を太くすることができることにより、信号線路13の幅を精度良く形成することができ、信号線路13の特性インピーダンスの制御を高精度で行うことが可能となる。
図10(a)及び図10(b)は、第5の実施の形態のフレキシブル基板5及び第6の実施の形態のフレキシブル基板6において、第二絶縁層17又は第三絶縁層35を介して、グランド層開口部14cの二つの矩形部分の結合部が、信号線路13の中心部から左右にずれて形成された状態を示す平面図あり、信号線路13及びグランド層14のみを示している。図10(a)は信号線路13が各グランド層開口部14cに対して左側にずれた状態を示し、図10(b)は信号線路13が各グランド層開口部14cに対して右側にずれた状態を示している。
図10(a)に示すように、信号線路13が各グランド層開口部14cに対して左側にずれて形成された場合、矢印O2に示すように、各グランド層開口部14cの右側に位置するグランド部との間の距離が長くなり結合の度合いが小さくなるが、P2に示すグランド層開口部14cと重なる部分の面積は減少する。また、矢印O1に示すように、各グランド層開口部14cの左側に位置するグランド部との間の距離が短くなり結合の度合いが大きくなるが、P1に示すグランド層開口部14cと重なる部分の面積は増加する。
また、図10(b)に示すように、信号線路13が各グランド層開口部14cに対して右側にずれて形成された場合、矢印Q2に示すように、各グランド層開口部14cの右側に位置するグランド部との間の距離が短くなり結合の度合いが大きくなるが、R2に示すグランド層開口部14cと重なる部分の面積は増加する。また、矢印Q1に示すように、各グランド層開口部14cの左側に位置するグランド部との間の距離が長くなり結合の度合いが小さくなるが、R1に示すグランド層開口部14cと重なる部分の面積は減少する。
このため、第5の実施の形態のフレキシブル基板5及び第6の実施の形態のフレキシブル基板6においては、信号線路13と各グランド層開口部14cが互いに左右にずれて形成された場合であっても、信号線路13とグランド層14との全体的な結合の度合いを一定の範囲内にすることができ、信号線路13の特性インピーダンスの値を一定の範囲内にすることが可能となる。
また、第5の実施の形態のフレキシブル基板5及び第6の実施の形態のフレキシブル基板6においては、各グランド層開口部14cの二つの矩形部分の各辺の長さ、信号線路13の配線方向に対して略直交する互いの各辺の距離、及び各グランド層開口部14cの配置間隔が変更可能である。これにより、信号線路13と各グランド層開口部14cが互いに左右にずれて形成された場合における信号線路13とグランド層14との全体的な結合の度合いの調整を細かく行うことができ、信号線路13の特性インピーダンスの値を一定の範囲内にすることを精度よく行うことが可能となる。
また、各グランド層開口部14cの周囲長は、信号線路13で伝送される信号の最高周波数の1/2波長より短い長さに形成される。
<第5・第6の実施の形態のフレキシブル基板の動作例>
次に、第5の実施の形態のフレキシブル基板5及び第6の実施の形態のフレキシブル基板6の動作例について説明する。第5の実施の形態のフレキシブル基板5及び第6の実施の形態のフレキシブル基板6において、信号線路13に高周波の信号が伝送される際には、図9の矢印N1に示すように信号線路13に電流が流れる。またこの時、矢印N2に示すようにグランド層14のグランド層開口部14cの近傍を帰還電流が流れる。このため、信号線路13を流れる信号電流とグランド層14を流れる帰還電流の経路の長さが略一致するため、信号線路13を流れる信号電流の伝送損失を小さくすることができる。
次に、第5の実施の形態のフレキシブル基板5及び第6の実施の形態のフレキシブル基板6の動作例について説明する。第5の実施の形態のフレキシブル基板5及び第6の実施の形態のフレキシブル基板6において、信号線路13に高周波の信号が伝送される際には、図9の矢印N1に示すように信号線路13に電流が流れる。またこの時、矢印N2に示すようにグランド層14のグランド層開口部14cの近傍を帰還電流が流れる。このため、信号線路13を流れる信号電流とグランド層14を流れる帰還電流の経路の長さが略一致するため、信号線路13を流れる信号電流の伝送損失を小さくすることができる。
また、第5の実施の形態のフレキシブル基板5及び第6の実施の形態のフレキシブル基板6においては、前述したように、グランド層開口部14cの面積及び配置間隔を変更することにより、信号線路13の特性インピーダンスを所定の値にし、且つ、信号線路13の幅を太くすることができる。これにより、信号線路13を流れる信号電流の伝送損失を小さくすることができる。このように、信号線路13を流れる信号電流の伝送損失を小さくすることができる結果、より長い距離の配線の信号線路13を有するフレキシブル基板5・フレキシブル基板6を用いることが可能となる。
更に、各グランド層開口部14cの周囲長は、信号線路13で伝送される信号の最高周波数の1/2波長より短い長さに形成されている。このため、グランド層14を流れる帰還電流が各グランド層開口部14cにて共振を起こし、信号線路13で伝送される信号等に悪影響を与えることを防ぐことができる。
<第7・第8の実施の形態のフレキシブル基板の構成例>
図11は第7の実施の形態のフレキシブル基板7及び第8の実施の形態のフレキシブル基板8を示す平面図であり、信号線路13及びグランド層14のみを示している。
図11は第7の実施の形態のフレキシブル基板7及び第8の実施の形態のフレキシブル基板8を示す平面図であり、信号線路13及びグランド層14のみを示している。
第7の実施の形態のフレキシブル基板7は、マイクロストリップライン構造を有し、第1・第3・第5の実施の形態の各フレキシブル基板と同様の層構成を備える。
第7の実施の形態のフレキシブル基板7においては、図11に示すように、第一配線層16に所定の幅を有する信号線路13が形成され、第二配線層18にグランド層14が形成される。また、第二配線層18に形成されたグランド層14の、第二絶縁層17を介して信号線路13に対向した位置に、平行四辺形状に開口されたグランド層開口部14dを複数備える。
グランド層開口部14dは、信号線路13の線路幅よりも広い幅を有し、この信号線路13の線路幅よりも広い幅の略中心部が、第二絶縁層17を介して信号線路13の略中心に対向した位置に形成される。各グランド層開口部14dは、信号線路13の配線方向へ所定の間隔で形成される。グランド層開口部14dは開口部の一例である。また、第二絶縁層17は誘電体層の一例であり、第二配線層18は接地導体層の一例である。
第8の実施の形態のフレキシブル基板8は、ストリップライン構造を有し、第2・第4・第6の実施の形態の各フレキシブル基板と同様の層構成を備える。
第8の実施の形態のフレキシブル基板8においては、図11に示すように、第二配線層18に所定の幅を有する信号線路13が形成され、第一配線層16及び第三配線層36にグランド層14が形成される。また、第8の実施の形態のフレキシブル基板8においては、第一配線層16に形成されたグランド層14の、第二絶縁層17を介して信号線路13に対向した位置、及び、第三配線層36に形成されたグランド層14の、第三絶縁層35を介して信号線路13に対向した位置に、平行四辺形状に開口されたグランド層開口部14dを複数備える。
グランド層開口部14dは、信号線路13の線路幅よりも広い幅を有し、この信号線路13の線路幅よりも広い幅の略中心部が、第二絶縁層17及び第三絶縁層35を介して信号線路13の略中心に対向した位置に形成される。各グランド層開口部14dは、信号線路13の配線方向へ所定の間隔で形成される。グランド層開口部14dは開口部の一例である。また、第二絶縁層17及び第三絶縁層35は誘電体層の一例であり、第一配線層16及び第三配線層36は接地導体層の一例である。
また、第7の実施の形態のフレキシブル基板7及び第8の実施の形態のフレキシブル基板8では、フレキシブル基板1から6と同様に、グランド層開口部14dの面積、グランド層開口部14dの配置間隔及び信号線路13の幅を変更することにより、信号線路13の特性インピーダンスが調整される。これにより、信号線路13の特性インピーダンスを所定の値にし、且つ、信号線路13の幅を太くすることができる。信号線路13の幅を太くすることができることにより、信号線路13の幅を精度良く形成することができ、信号線路13の特性インピーダンスの制御を高精度で行うことが可能となる。
図12(a)及び図12(b)は、第7の実施の形態のフレキシブル基板7及び第8の実施の形態のフレキシブル基板8において、第二絶縁層17又は第三絶縁層35を介して、グランド層開口部14dが、信号線路13の中心部から左右にずれて形成された状態を示す平面図あり、信号線路13及びグランド層14のみを示している。図12(a)は信号線路13が各グランド層開口部14dに対して左側にずれた状態を示し、図12(b)は信号線路13が各グランド層開口部14dに対して右側にずれた状態を示している。
図12(a)に示すように、信号線路13が各グランド層開口部14dに対して左側にずれて形成された場合、矢印T2に示すように、各グランド層開口部14dの右側に位置するグランド部との間の距離が長くなり結合の度合いが小さくなるが、U2に示すグランド層開口部14dと重なる部分の面積は減少する。また、矢印T1に示すように、各グランド層開口部14dの左側に位置するグランド部との間の距離が短くなり結合の度合いが大きくなるが、U1に示すグランド層開口部14dと重なる部分の面積は増加する。
また、図12(b)に示すように、信号線路13が各グランド層開口部14dに対して右側にずれて形成された場合、矢印V2に示すように、各グランド層開口部14dの右側に位置するグランド部との間の距離が短くなり結合の度合いが大きくなるが、m2に示すグランド層開口部14dと重なる部分の面積は増加する。また、矢印V1に示すように、各グランド層開口部14dの左側に位置するグランド部との間の距離が長くなり結合の度合いが小さくなるが、m1に示すグランド層開口部14dと重なる部分の面積は減少する。
このため、第7の実施の形態のフレキシブル基板7及び第8の実施の形態のフレキシブル基板8においては、信号線路13と各グランド層開口部14dが互いに左右にずれて形成された場合であっても、信号線路13とグランド層14との全体的な結合の度合いを一定の範囲内にすることができ、信号線路13の特性インピーダンスの値を一定の範囲内にすることが可能となる。
また、第7の実施の形態のフレキシブル基板7及び第8の実施の形態のフレキシブル基板8においては、各グランド層開口部14dの平行四辺形の形状を変更することにより、信号線路13と各グランド層開口部14dが互いに左右にずれて形成された場合における信号線路13とグランド層14との全体的な結合の度合いの調整を細かく行うことができ、信号線路13の特性インピーダンスの値を一定の範囲内にすることを精度よく行うことが可能となる。
また、各グランド層開口部14dの周囲長は、信号線路13で伝送される信号の最高周波数の1/2波長より短い長さに形成される。
図11及び図12に示す第7の実施の形態のフレキシブル基板7及び第8の実施の形態のフレキシブル基板8においては、同一形状の平行四辺形のグランド層開口部14dが、同一の向きで所定の間隔で配置される構成とした。しかし、図11及び図12において左右又は上下の向きが異なる平行四辺形のグランド層開口部14dを、交互に所定の間隔で配置する構成としても良い。
<第7・第8の実施の形態のフレキシブル基板の動作例>
次に、第7の実施の形態のフレキシブル基板7及び第8の実施の形態のフレキシブル基板8の動作例について説明する。第7の実施の形態のフレキシブル基板7及び第8の実施の形態のフレキシブル基板8において、信号線路13に高周波の信号が伝送される際には、図11の矢印S1に示すように信号線路13に電流が流れる。またこの時、矢印S2に示すようにグランド層14のグランド層開口部14dの近傍を帰還電流が流れる。このため、信号線路13を流れる信号電流とグランド層14を流れる帰還電流の経路の長さが略一致するため、信号線路13を流れる信号電流の伝送損失を小さくすることができる。
次に、第7の実施の形態のフレキシブル基板7及び第8の実施の形態のフレキシブル基板8の動作例について説明する。第7の実施の形態のフレキシブル基板7及び第8の実施の形態のフレキシブル基板8において、信号線路13に高周波の信号が伝送される際には、図11の矢印S1に示すように信号線路13に電流が流れる。またこの時、矢印S2に示すようにグランド層14のグランド層開口部14dの近傍を帰還電流が流れる。このため、信号線路13を流れる信号電流とグランド層14を流れる帰還電流の経路の長さが略一致するため、信号線路13を流れる信号電流の伝送損失を小さくすることができる。
また、第7の実施の形態のフレキシブル基板7及び第8の実施の形態のフレキシブル基板8においては、前述したように、グランド層開口部14dの面積及び配置間隔を変更することにより、信号線路13の特性インピーダンスを所定の値にし、且つ、信号線路13の幅を太くすることができる。これにより、信号線路13を流れる信号電流の伝送損失を小さくすることができる。このように、信号線路13を流れる信号電流の伝送損失を小さくすることができる結果、より長い距離の配線の信号線路13を有するフレキシブル基板7・フレキシブル基板8を用いることが可能となる。
更に、各グランド層開口部14dの周囲長は、信号線路13で伝送される信号の最高周波数の1/2波長より短い長さに形成されている。このため、グランド層14を流れる帰還電流が各グランド層開口部14dにて共振を起こし、信号線路13で伝送される信号等に悪影響を与えることを防ぐことができる。
<第9・第10の実施の形態のフレキシブル基板の構成例>
図13は第9の実施の形態のフレキシブル基板9及び第10の実施の形態のフレキシブル基板10を示す平面図であり、信号線路13及びグランド層14のみを示している。第9の実施の形態のフレキシブル基板9及び第10の実施の形態のフレキシブル基板10においては、二つの信号線路13により差動信号が伝送される。
図13は第9の実施の形態のフレキシブル基板9及び第10の実施の形態のフレキシブル基板10を示す平面図であり、信号線路13及びグランド層14のみを示している。第9の実施の形態のフレキシブル基板9及び第10の実施の形態のフレキシブル基板10においては、二つの信号線路13により差動信号が伝送される。
第9の実施の形態のフレキシブル基板9の図13のY−Y及びZ−Zにおける各信号線路13周辺の断面形状は、図6に示す第3の実施の形態のフレキシブル基板3と同様のものになる。第9の実施の形態のフレキシブル基板9は、マイクロストリップライン構造を有し、第1・第3・第5・第7の実施の形態の各フレキシブル基板と同様の層構成を備え、第一配線層16に所定の幅を有する信号線路13が形成され、第二配線層18にグランド層14が形成される。
第9の実施の形態のフレキシブル基板9においては、第二配線層18に形成されたグランド層14の、第二絶縁層17を介して信号線路13に対向した位置に、二つの矩形部分が結合した形状に開口されたグランド層開口部14eを複数備える。二つの矩形部分は、第二絶縁層17を介して各信号線路13に対向した位置で、一方の辺方向が信号線路13の配線方向に対して略直交し、且つ、信号線路13の配線方向に対して略直交する互いの各辺が、信号線路13の略中心部に対向した位置で、所定距離離れた状態で結合されて形成される。
また、グランド層開口部14eは、一方の側に位置する矩形部分が他方の側に位置する矩形部分に対して、信号線路13の配線方向に沿って前方にずれて形成されるものと、一方の側に位置する矩形部分が他方の側に位置する矩形部分に対して、信号線路13の配線方向に沿って後方にずれて形成されるものがあり、それぞれが交互に信号線路13の配線方向に所定の間隔で配置された状態で形成される。この二種類のグランド層開口部14eは、第1二矩形開口部及び第2二矩形開口部の一例である。また、第二絶縁層17は誘電体層の一例であり、第二配線層18は接地導体層の一例である。
第10の実施の形態のフレキシブル基板10の図13のY−Y及びZ−Zにおける各信号線路13周辺の断面形状は、図7に示す第4の実施の形態のフレキシブル基板4と同様のものになる。第10の実施の形態のフレキシブル基板10は、ストリップライン構造を有し、第2・第4・第6・第8の実施の形態の各フレキシブル基板と同様の層構成を備え、第二配線層18に所定の幅を有する信号線路13が形成され、第一配線層16及び第三配線層36にグランド層14が形成される。
第10の実施の形態のフレキシブル基板10においては、第一配線層16及び第三配線層36に形成されたグランド層14の、第二絶縁層17及び第三絶縁層35を介して信号線路13に対向した位置に、二つの矩形部分が結合した形状に開口されたグランド層開口部14eを複数備える。二つの矩形部分は、第二絶縁層17を介して各信号線路13に対向した位置で、一方の辺方向が信号線路13の配線方向に対して略直交し、且つ、信号線路13の配線方向に対して略直交する互いの各辺が、信号線路13の略中心部に対向した位置で、所定距離離れた状態で結合されて形成される。
また、グランド層開口部14eは、一方の側に位置する矩形部分が他方の側に位置する矩形部分に対して、信号線路13の配線方向に沿って前方にずれて形成されるものと、一方の側に位置する矩形部分が他方の側に位置する矩形部分に対して、信号線路13の配線方向に沿って後方にずれて形成されるものがあり、それぞれが交互に信号線路13の配線方向に所定の間隔で配置された状態で形成される。この二種類のグランド層開口部14eは、第1二矩形開口部及び第2二矩形開口部の一例である。また、第二絶縁層17及び第三絶縁層35は誘電体層の一例であり、第一配線層16及び第三配線層36は接地導体層の一例である。
また、第9の実施の形態のフレキシブル基板9及び第10の実施の形態のフレキシブル基板10では、第1から第8の各実施の形態のフレキシブル基板と同様に、グランド層開口部14eの面積、グランド層開口部14eの配置間隔及び信号線路13の幅を変更することにより、信号線路13の特性インピーダンスが調整される。これにより、信号線路13の特性インピーダンスを所定の値にし、且つ、信号線路13の幅を太くすることができる。信号線路13の幅を太くすることができることにより、信号線路13の幅を精度良く形成することができ、信号線路13の特性インピーダンスの制御を高精度で行うことが可能となる。
また、第9の実施の形態のフレキシブル基板9及び第10の実施の形態のフレキシブル基板10では、信号線路13と各グランド層開口部14eが互いに左右にずれて形成された場合は、図10に示す第5・第6の実施の形態のフレキシブル基板5・6と同様の状態となる。
このため、第9の実施の形態のフレキシブル基板9及び第10の実施の形態のフレキシブル基板10においては、信号線路13と各グランド層開口部16が互いに左右にずれて形成された場合であっても、信号線路13とグランド層14との全体的な結合の度合いを一定の範囲内にすることができ、信号線路13の特性インピーダンスの値を一定の範囲内にすることが可能となる。
また、フレキシブル基板9及びフレキシブル基板10においては、第5・第6の実施の形態のフレキシブル基板5・6と同様に、各グランド層開口部14eの二つの矩形部分の各辺の長さ、信号線路13の配線方向に対して略直交する互いの各辺の距離、及び各グランド層開口部14eの配置間隔を変更することにより、信号線路13と各グランド層開口部14eが互いに左右にずれて形成された場合における信号線路13とグランド層14との全体的な結合の度合いの調整を細かく行うことができる。よって、信号線路13の特性インピーダンスの値を一定の範囲内にすることを精度よく行うことが可能となる。
また、各グランド層開口部14eの周囲長は、信号線路13で伝送される信号の最高周波数の1/2波長より短い長さに形成される。
<第9・第10の実施の形態のフレキシブル基板の動作例>
次に、第9の実施の形態のフレキシブル基板9及び第10の実施の形態のフレキシブル基板10の動作例について説明する。フレキシブル基板9及びフレキシブル基板10において、信号線路13に高周波の信号が伝送される際には、図13の矢印a1に示すように信号線路13に電流が流れる。またこの時、矢印a2に示すようにグランド層14のグランド層開口部14eの近傍を帰還電流が流れる。このため、信号線路13を流れる信号電流とグランド層14を流れる帰還電流の経路の長さが略一致するため、信号線路13を流れる信号電流の伝送損失を小さくすることができる。
次に、第9の実施の形態のフレキシブル基板9及び第10の実施の形態のフレキシブル基板10の動作例について説明する。フレキシブル基板9及びフレキシブル基板10において、信号線路13に高周波の信号が伝送される際には、図13の矢印a1に示すように信号線路13に電流が流れる。またこの時、矢印a2に示すようにグランド層14のグランド層開口部14eの近傍を帰還電流が流れる。このため、信号線路13を流れる信号電流とグランド層14を流れる帰還電流の経路の長さが略一致するため、信号線路13を流れる信号電流の伝送損失を小さくすることができる。
また、フレキシブル基板9及びフレキシブル基板10においては、前述したように、グランド層開口部14eの面積及び配置間隔を変更することにより、信号線路13の特性インピーダンスを所定の値にし、且つ、信号線路13の幅を太くすることができる。これにより、信号線路13を流れる信号電流の伝送損失を小さくすることができる。このように、信号線路13を流れる信号電流の伝送損失を小さくすることができる結果、より長い距離の配線の信号線路13を有するフレキシブル基板9・フレキシブル基板10を用いることが可能となる。
更に、各グランド層開口部14eの周囲長は、信号線路13で伝送される信号の最高周波数の1/2波長より短い長さに形成されている。このため、グランド層14を流れる帰還電流が各グランド層開口部14eにて共振を起こし、信号線路13で伝送される信号等に悪影響を与えることを防ぐことができる。
<第11・第12の実施の形態のフレキシブル基板の構成例>
図14は第11の実施の形態のフレキシブル基板11及び第12の実施の形態のフレキシブル基板12を示す平面図であり、信号線路13及びグランド層14のみを示している。図15は第11の実施の形態のフレキシブル基板11の断面形状を示す説明図である。図15(a)は図14のb―b断面を示し、図15(b)は図14のc−c断面を示している。図16は第10の実施の形態のフレキシブル基板10の断面形状を示す説明図である。図16(a)は図14のb―b断面を示し、図16(b)は図14のc−c断面を示している。
図14は第11の実施の形態のフレキシブル基板11及び第12の実施の形態のフレキシブル基板12を示す平面図であり、信号線路13及びグランド層14のみを示している。図15は第11の実施の形態のフレキシブル基板11の断面形状を示す説明図である。図15(a)は図14のb―b断面を示し、図15(b)は図14のc−c断面を示している。図16は第10の実施の形態のフレキシブル基板10の断面形状を示す説明図である。図16(a)は図14のb―b断面を示し、図16(b)は図14のc−c断面を示している。
第11の実施の形態のフレキシブル基板11及び第12の実施の形態のフレキシブル基板12においては、二つの信号線路13により差動信号が伝送される。
第11の実施の形態のフレキシブル基板11は、マイクロストリップライン構造を有する。図15に示すように、第11の実施の形態のフレキシブル基板11は、第1・3・5・7・9の実施の形態の各フレキシブル基板と同様に、第一絶縁層15、第一配線層16、第二絶縁層17、第二配線層18及び第三絶縁層35が上下に積層されて形成され、各絶縁層は例えばエポキシ系樹脂により形成され、各配線層は例えばCCL等の金属膜により形成される。
第11の実施の形態のフレキシブル基板11においては、図14及び図15に示すように、第一配線層16に所定の幅を有する信号線路13が形成され、第二配線層18にグランド層14が形成される。また、第11の実施の形態のフレキシブル基板11においては、第二配線層18に形成されたグランド層14の、第二絶縁層17を介して各信号線路13に対向した位置に、三つの矩形部分が結合した形状に開口されたグランド層開口部14fを複数備える。
三つの矩形部分は、第二絶縁層17を介して各信号線路13に対向した位置で、一方の辺方向が各信号線路13の配線方向に対して略直交し、且つ、各信号線路13の略中心部に対向した位置で、各信号線路13の配線方向に対して略直交する互いの各辺が、所定距離離れた状態で結合されて形成される。
また、グランド層開口部14fは、両端に位置する各矩形部分が、中央に位置する矩形部分に対して、信号線路13の配線方向に沿って前方に所定距離ずれて形成されるものと、両端に位置する各矩形部分が、中央に位置する矩形部分に対して、信号線路13の配線方向に沿って後方に所定距離ずれて形成されるものが交互に配置される。それぞれの形状のグランド層開口部14fは第1三矩形開口部と第2三矩形開口部の一例である。また、第二絶縁層17は誘電体層の一例であり、第二配線層18は接地導体層の一例である。
第12の実施の形態のフレキシブル基板12は、ストリップライン構造を有する。図16に示すように、第12の実施の形態のフレキシブル基板12は、第2・4・6・8・10の実施の形態の各フレキシブル基板と同様に、第一絶縁層15、第一配線層16、第二絶縁層17、第二配線層18、第三絶縁層35、第三配線層36及び第四絶縁層37が上下に積層されて形成され、各絶縁層は例えばエポキシ系樹脂により形成され、各配線層は例えばCCL等の金属膜により形成される。
第12の実施の形態のフレキシブル基板12においては、図14及び図16に示すように、第二配線層18に所定の幅を有する信号線路13が形成され、第一配線層16及び第三配線層36にグランド層14が形成される。また、第12の実施の形態のフレキシブル基板12においては、第一配線層16及び第三配線層36に形成されたグランド層14の、第二絶縁層17及び第三絶縁層35を介して各信号線路13に対向した位置に、三つの矩形部分が結合した形状に開口されたグランド層開口部14fを複数備える。
三つの矩形部分は、第二絶縁層17及び第三絶縁層35を介して各信号線路13に対向した位置で、一方の辺方向が各信号線路13の配線方向に対して略直交し、且つ、各信号線路13の略中心部に対向した位置で、各信号線路13の配線方向に対して略直交する互いの各辺が、所定距離離れた状態で結合されて形成される。
また、グランド層開口部14fは、両端に位置する各矩形部分が、中央に位置する矩形部分に対して、信号線路13の配線方向に沿って前方に所定距離ずれて形成されるものと、両端に位置する各矩形部分が、中央に位置する矩形部分に対して、信号線路13の配線方向に沿って後方に所定距離ずれて形成されるものが交互に配置される。それぞれの形状のグランド層開口部14fは第1三矩形開口部と第2三矩形開口部の一例である。また、第二絶縁層17及び第三絶縁層35は誘電体層の一例であり、第一配線層16及び第三配線層36は接地導体層の一例である。
また、第11の実施の形態のフレキシブル基板11及び第12の実施の形態のフレキシブル基板12では、第1から第10の実施の形態の各フレキシブル基板と同様に、グランド層開口部14fの面積、グランド層開口部14fの配置間隔及び信号線路13の幅を変更することにより、信号線路13の特性インピーダンスが調整される。これにより、信号線路13の特性インピーダンスを所定の値にし、且つ、信号線路13の幅を太くすることができる。信号線路13の幅を太くすることができることにより、信号線路13の幅を精度良く形成することができ、信号線路13の特性インピーダンスの制御を高精度で行うことが可能となる。
図17(a)及び図17(b)は、第11の実施の形態のフレキシブル基板11及び第12の実施の形態のフレキシブル基板12において、第二絶縁層17又は第三絶縁層35を介して、グランド層開口部14fの二つの矩形部分の結合部が、信号線路13の中心部から左右にずれて形成された状態を示す平面図あり、各信号線路13及びグランド層14のみを示している。図17(a)は各信号線路13が各グランド層開口部14fに対して左側にずれた状態を示し、図17(b)は各信号線路13が各グランド層開口部14fに対して右側にずれた状態を示している。
図17(a)に示すように、各信号線路13が各グランド層開口部14fに対して左側にずれて形成された場合、左側に位置する信号線路A13aにおいては、矢印e2に示すように、各グランド層開口部14fの右側に位置するグランド部との間の距離が長くなり結合の度合いが小さくなるが、f2に示すグランド層開口部14fと重なる部分の面積は減少する。また、矢印e1に示すように、各グランド層開口部14fの左側に位置するグランド部との間の距離が短くなり結合の度合いが大きくなるが、f1に示すグランド層開口部14fと重なる部分の面積は増加する。
右側に位置する信号線路B13bにおいては、矢印e3に示すように、各グランド層開口部14fの左側に位置するグランド部との間の距離が短くなり結合の度合いが小さくなるが、f3に示すグランド層開口部14fと重なる部分の面積は増加する。また、矢印e4に示すように、各グランド層開口部14fの右側に位置するグランド部との間の距離が長くなり結合の度合いが小さくなるが、f4に示すグランド層開口部14fと重なる部分の面積は減少する。
図17(b)に示すように、各信号線路13が各グランド層開口部14fに対して左側にずれて形成された場合も、信号線路A13a及び信号線路B13bにおいて、矢印g1からg4、及びh1からh4のグランド層開口部14fと重なる部分に示すように、グランド部との結合の度合いの大小、グランド層開口部14fと重なる部分の面積の増減が生じる。
このため、フレキシブル基板11及びフレキシブル基板12においては、信号線路13と各グランド層開口部14fが互いに左右にずれて形成された場合であっても、信号線路13とグランド層14との全体的な結合の度合いを一定の範囲内にすることができ、信号線路13の特性インピーダンスの値を一定の範囲内にすることが可能となる。
また、フレキシブル基板11及びフレキシブル基板12においては、各グランド層開口部14fの三つの矩形部分の各辺の長さ、信号線路13の配線方向に対して略直交する互いの各辺の距離、及び各グランド層開口部14fの配置間隔が変更可能である。これにより、信号線路13と各グランド層開口部14fが互いに左右にずれて形成された場合における信号線路13とグランド層14との全体的な結合の度合いの調整を細かく行うことができ、信号線路13の特性インピーダンスの値を一定の範囲内にすることを精度よく行うことが可能となる。
また、フレキシブル基板11及びフレキシブル基板12は、第9・第10の実施の形態の各フレキシブル基板と比較して、差動信号が伝送されえる二つの信号線路13を接近させて配置する必要がある場合に適用することが可能である。
また、各グランド層開口部14fの周囲長は、信号線路13で伝送される信号の最高周波数の1/2波長より短い長さに形成される。
<第11・第12の実施の形態のフレキシブル基板の動作例>
次に、第11の実施の形態のフレキシブル基板11及び第12の実施の形態のフレキシブル基板12の動作例について説明する。第11の実施の形態のフレキシブル基板11及び第12の実施の形態のフレキシブル基板12において、信号線路13に高周波の信号が伝送される際には、図14の矢印d1に示すように各信号線路13に電流が流れる。またこの時、矢印d2に示すようにグランド層14のグランド層開口部14fの近傍を帰還電流が流れる。このため、信号線路13を流れる信号電流とグランド層14を流れる帰還電流の経路の長さが略一致するため、信号線路13を流れる信号電流の伝送損失を小さくすることができる。
次に、第11の実施の形態のフレキシブル基板11及び第12の実施の形態のフレキシブル基板12の動作例について説明する。第11の実施の形態のフレキシブル基板11及び第12の実施の形態のフレキシブル基板12において、信号線路13に高周波の信号が伝送される際には、図14の矢印d1に示すように各信号線路13に電流が流れる。またこの時、矢印d2に示すようにグランド層14のグランド層開口部14fの近傍を帰還電流が流れる。このため、信号線路13を流れる信号電流とグランド層14を流れる帰還電流の経路の長さが略一致するため、信号線路13を流れる信号電流の伝送損失を小さくすることができる。
また、第11の実施の形態のフレキシブル基板11及び第12の実施の形態のフレキシブル基板12においては、前述したように、グランド層開口部14fの面積及び配置間隔を変更することにより、信号線路13の特性インピーダンスを所定の値にし、且つ、信号線路13の幅を太くすることができる。これにより、信号線路13を流れる信号電流の伝送損失を小さくすることができる。このように、信号線路13を流れる信号電流の伝送損失を小さくすることができる結果、より長い距離の配線の信号線路13を有するフレキシブル基板11・フレキシブル基板12を用いることが可能となる。
更に、各グランド層開口部14fの周囲長は、信号線路13で伝送される信号の最高周波数の1/2波長より短い長さに形成されている。このため、グランド層14を流れる帰還電流が各グランド層開口部14fにて共振を起こし、信号線路13で伝送される信号等に悪影響を与えることを防ぐことができる。
図18は、第11の実施の形態のフレキシブル基板11を適用した場合、グランド層を図26に示すようにメッシュ状に形成した場合及びグランド層をベタ状に形成した場合の、各周波数における、信号線路13上の信号電流の伝送損失の測定結果を示す図である。i1は第11の実施の形態のフレキシブル基板11を適用した場合を示し、i2はグランド層をメッシュ状に形成した場合の伝送損失を示し、i3はグランド層をベタ状に形成した場合の伝送損失を示している。
各測定結果においてマイクロストリップライン構造の各部の寸法は次の通りである。第一配線層16及び第二配線層18の高さは18μm、第一絶縁層15及び第三絶縁層の高さは20μm、第二絶縁層17の高さは50μmである。第11の実施の形態のフレキシブル基板11を適用した場合の信号線路の幅は200μmであり、グランド層をメッシュ状に形成した場合の信号線路の幅は200μmであり、グランド層をベタ状に形成した場合の信号線路の幅は100μmである。また、第11の実施の形態のフレキシブル基板11を適用した場合において、図14に示すL1の長さは700μm、L2の長さは75μm、L3の長さは250μm、L4の長さは1mmである。
また、各測定結果において、第一絶縁層15、第二絶縁層17及び第三絶縁層35の比誘電率の値は3.3、tanδの値は0.005である。また、各測定結果において信号線路の長さは20mmに形成されており、特性インピーダンスの値は100Ωに制御されている。
図18に示すように、第11の実施の形態のフレキシブル基板11を適用した場合は、周波数が高い領域においても、グランド層をメッシュ状に形成した場合及びグランド層をベタ状に形成した場合と比較して伝送損失が小さいことが確認できる。
また、第1から第12の実施の形態の各フレキシブル基板においては、グランド層をメッシュ状に形成した場合と比較して、各グランド層のメタル部分を多く形成することができるので、折り曲げの強度を強くすることが可能となる。
次に本発明に係る光送受信モジュール及び光送受信装置の実施の形態として、第1から第8の実施の形態の各フレキシブル基板を用いた光送受信モジュール及びネットワークカードについて説明する。
<本実施の形態の光送受信モジュール及びネットワークカードの構成例>
図19から図24は、本実施の形態の光送受信モジュール19及びネットワークカード20の構成を示す説明図である。図19は本実施の形態の光送受信モジュール19及びネットワークカード20の第1の例の概略を示す平面図であり、図20は本実施の形態の光送受信モジュール19及びネットワークカード20の第1の例の概略を示す断面図である。図21は光送受信モジュール19及びネットワークカード20の第2の例の概略を示す平面図であり、図22は光送受信モジュール19及びネットワークカード20の第2の例の概略を示す断面図である。図23は光送受信モジュール19及びネットワークカード20の第3の例の概略を示す平面図であり、図24は光送受信モジュール19及びネットワークカード20の第3の例の概略を示す断面図である。図20、図22及び図24においては、後述するベゼル24は示していない。
図19から図24は、本実施の形態の光送受信モジュール19及びネットワークカード20の構成を示す説明図である。図19は本実施の形態の光送受信モジュール19及びネットワークカード20の第1の例の概略を示す平面図であり、図20は本実施の形態の光送受信モジュール19及びネットワークカード20の第1の例の概略を示す断面図である。図21は光送受信モジュール19及びネットワークカード20の第2の例の概略を示す平面図であり、図22は光送受信モジュール19及びネットワークカード20の第2の例の概略を示す断面図である。図23は光送受信モジュール19及びネットワークカード20の第3の例の概略を示す平面図であり、図24は光送受信モジュール19及びネットワークカード20の第3の例の概略を示す断面図である。図20、図22及び図24においては、後述するベゼル24は示していない。
本実施の形態のネットワークカード20は、光送受信モジュール19を備えており、パーソナルコンピュータ等の拡張スロットに搭載され、後述する光ケーブル接続コネクタ33に接続された光ケーブルを通じて、外部の情報通信機器等とのデータの送受信を可能とするものである。光送受信モジュール19及びネットワークカード20は、例えば次のような構成となる。
図19から図24に示すように、ネットワークカード20は、光ケーブル接続コネクタ33を有する光送受信モジュール19、光送受信ボード接続用FPC(Flexible Printed Circuit)21、光送受信回路部B22を有するホストボード23及びホストボード23の端部に取り付けられるベゼル24を備えて構成される。光送受信モジュール19は、光ケーブル接続コネクタ33がベゼル24から突出するようにホストボード23に取り付けられている。また、ホストボード23はカードエッジ部25を有しており、ネットワークカード20はこのカードエッジ部25にてパーソナルコンピュータ等の拡張スロットへ搭載することが可能となっている。
光送受信モジュール19は、光送受信モジュール筐体26、TOSA27、ROSA28、TOSA接続用FPC30、ROSA接続用FPC29及び光送受信回路部A31を有する光送受信ボード32を備えて構成される。
TOSA27及びROSA28は、光送受信モジュール筐体26の光ケーブル接続コネクタ33に対応した位置に並んで配置される。TOSA(Transmitter Optical Sub-Assembly)27は、レーザーダイオード等を備えた送信用の光デバイスであり、光ケーブル接続コネクタ33に接続される光ケーブルのコネクタに対するインターフェースを有している。TOSA27は光送信モジュールの一例である。ROSA(Receiver Optical Sub-Assembly)28は、フォトダイオード等を備えた受信用の光デバイスであり、光ケーブル接続コネクタ33に接続される光ケーブルのコネクタに対するインターフェースを有している。ROSA28は光受信モジュールの一例である。
TOSA27及びROSA28は、それぞれTOSA接続用FPC30及びROSA接続用FPC29により、光送受信ボード32に接続される。TOSA接続用FPC30及びROSA接続用FPC29は、それぞれ図1から図17で説明した第1から第12の実施の形態の各フレキシブル基板が適用される。
光送受信ボード32は、リジット基板により構成され、TOSA接続用FPC30及びROSA接続用FPC29を介してTOSA27及びROSA28に接続された光送受信回路部A31を備える。光送受信回路部A31には、例えばTOSA27のレーザーダイオードの駆動回路、及びROSA28のフォトダイオードにより受光した信号のポストアンプ回路等が備えられる。
光送受信ボード32は光送受信ボード接続用FPC21を介してホストボード23に接続される。これにより、光送受信回路部A31の各回路は、光送受信ボード接続用FPC21を介して光送受信回路部B22の各回路に接続された状態となる。光送受信ボード接続用FPC21は、図1から図17で説明した第1から第12の実施の形態の各フレキシブル基板が適用される。光送受信回路部B22には、例えばPHY(Physical layer)用チップ、及びMAC(Media Access Control)用チップ等が備えられる。光送受信ボード32は光送受信回路基板の一例であり、ホストボード23は親基板の一例である。
図19及び図20に示す第1の例の光送受信モジュール19及びネットワークカード20は、TOSA接続用FPC30、ROSA接続用FPC29、光送受信ボード接続用FPC21及び光送受信ボード32がフレックスリジッド基板により構成されている。これにより、TOSA接続用FPC30、ROSA接続用FPC29及び光送受信ボード接続用FPC21の各フレキシブル基板を光送受信ボード32に半田付けする構成と比較して、製造時の半田付け作業が不要になる。よって、製造作業時間の短縮することができ、更に、半田付けの作業不良、及び半田付け作業時の熱による周辺の各部品に対する悪影響による製造不良の発生防止することができる。
図21及び図22に示す第2の例の光送受信モジュール19及びネットワークカード20は、図21及び図22のuに示すように、TOSA接続用FPC30、ROSA接続用FPC29及び光送受信ボード接続用FPC21の各フレキシブル基板が光送受信ボード32に半田付けされている。これにより、図19及び図20に示すように、TOSA接続用FPC30、ROSA接続用FPC29、光送受信ボード接続用FPC21及び光送受信ボード32がフレックスリジッド基板により構成される場合と比較して、各基板を別々に製造することが可能となる。よって各基板を低コストで製造することが可能となる。また、各基板が別々に製造されることにより、例えば光送受信ボード接続用FPC21にのみ設計変更が生じた場合でも、光送受信ボード接続用FPC21の製造工程のみを変更すればよく、設計変更による影響を小さい範囲に押さえることが可能となる。
また、図19から図22に示す第1及び第2の例の光送受信モジュール19及びネットワークカード20は、tに示すように光送受信ボード接続用FPC21がホストボード23に半田付けされている。これにより、光送受信ボード接続用FPC21とホストボード23をコネクタにより接続する場合と比較して、部品点数を減らすことができコストを削減することができる。
更に、図23及び図24に示す第3の例の光送受信モジュール19及びネットワークカード20は、光送受信ボード接続用FPC21が、ホストボード23に備えられたFPCコネクタ34により接続されている。これにより、図19から図22に示すように、光送受信ボード接続用FPC21がホストボード23に半田付けされる構成と比較して、光送受信ボード接続用FPC21のホストボード23への取り付けを容易に行うことが可能となる。
また、図19から図24で説明した本実施の形態の光送受信モジュール19及びネットワークカード20においては、TOSA27、ROSA28、光送受信ボード32及びホストボード23がフレキシブル基板により接続される。これにより、各フレキシブル基板の長さの範囲内で各部材の配置を変更することができ、例えば、各部材がフレキシブル基板により接続された後に、光送受信ボード32が取り付けられた光送受信モジュール筐体の端面を、ベゼル24の位置に合わせるために位置の調整を行うことが可能となる。
更に、図19から図24で説明した本実施の形態の光送受信モジュール19及びネットワークカード20においては、光送受信を行うための各モジュール及び回路の一部が、光送受信モジュールとして構成されている。これにより、他のネットワークカード等の光送受信装置と光送受信モジュールの仕様を共通化し、他のネットワークカード等の光送受信装置と同一仕様の光送受信モジュールを使用することが可能となる。これにより、設計・製造のコストを下げることが可能となる。
<本実施の形態の光送受信モジュール及びネットワークカードの動作例>
次に、図19から図24で説明した光送受信モジュール19及びネットワークカード20の動作例を説明する。光送受信モジュール19及びネットワークカード20は、パーソナルコンピュータ等の拡張スロットに搭載され、光ケーブル接続コネクタ33に接続された光ケーブルを通じて、次に示すように外部の情報通信機器等とのデータの送受信が行われる。
次に、図19から図24で説明した光送受信モジュール19及びネットワークカード20の動作例を説明する。光送受信モジュール19及びネットワークカード20は、パーソナルコンピュータ等の拡張スロットに搭載され、光ケーブル接続コネクタ33に接続された光ケーブルを通じて、次に示すように外部の情報通信機器等とのデータの送受信が行われる。
外部の情報通信機器等へのデータの送信は、次のように行われる。パーソナルコンピュータ等の拡張スロットに接続されたカードエッジ部25を介して、データ送信に必要な情報が電気信号で光送受信回路部B22に入力される。光送受信回路部B22に入力されたデータ送信に必要な情報は、MAC用チップ及びPHY用チップ等により処理が行われ、光送受信ボード接続用FPC21を介して光送受信ボード32上の光送受信回路部A31に電気信号で入力される。その後、光送受信回路部A31に入力された情報に基づき、TOSA接続用FPC30を介して、TOSA27のレーザーダイオードが駆動され、光ケーブルを通じて外部の情報通信機器に対して光信号でデータの送信が行われる。
外部の情報通信機器等からのデータの受信は、次のように行われる。外部の情報通信機器からのデータが、ROSA28のフォトダイオードに光ケーブルを通じて光信号として入力される。ROSA28のフォトダイオードに入力された光信号は電気信号に変換され、ROSA接続用FPC29を介して、光送受信ボード32上の光送受信回路部A31に入力される。光送受信回路部A31に入力された信号はポストアンプ回路等により処理された後、光送受信ボード接続用FPC21を介してホストボード23上の光送受信回路部B22に電気信号で入力される。光送受信回路部B22に入力された信号はPHY用チップ及びMAC用チップ等により処理が行われ、受信したデータとしてカードエッジ部25を介してパーソナルコンピュータ等側に出力される。
また、上述したように、光ケーブルを通じて外部の情報通信機器とデータの送受信が行われる際には、TOSA接続用FPC30、ROSA接続用FPC29及び光送受信ボード接続用FPC21の各フレキシブル基板の信号線路では、高周波の信号が伝送される。例えば、10Gビット/秒といった高速のシリアルデータ伝送が行われるような場合は、10GHzを越える高周波の信号に対しても対応する必要がある。
本実施の形態の光送受信モジュール19及びネットワークカード20においては、TOSA接続用FPC30、ROSA接続用FPC29及び光送受信ボード接続用FPC21の各フレキシブル基板に、図1から図17で示した第1から第12の実施の形態のフレキシブル基板が適用される。これにより、高速のデータの送受信を行うことでフレキシブル基板の各信号線路に高周波の信号が伝送される場合であっても、高品位な信号の伝送が可能となり、安定したデータの送受信が可能となる。
また、第1から第12の実施の形態のフレキシブル基板においては、信号電流の伝送損失を小さくすることができ、より長い距離の配線の信号線路を用いることが可能である。このため、本実施の形態の光送受信モジュール19及びネットワークカード20においては、TOSA接続用FPC30、ROSA接続用FPC29及び光送受信ボード接続用FPC21の各フレキシブル基板でより長いものを使用することが可能となる。これにより、TOSA27、ROSA28、光送受信ボード32及びホストボード23の各部材の配置をより自由に行うことが可能となる。
本発明は、マイクロストリップライン又はストリップライン構造を有するフレキシブル基板と、このフレキシブル基板を備えた光送受信モジュール及び光送受信装置に適用される。
1・・・フレキシブル基板、2・・・フレキシブル基板、3・・・フレキシブル基板、4・・・フレキシブル基板、5・・・フレキシブル基板、6・・・フレキシブル基板、7・・・フレキシブル基板、8・・・フレキシブル基板、9・・・フレキシブル基板、10・・・フレキシブル基板、11・・・フレキシブル基板、12・・・フレキシブル基板、13・・・信号線路、14・・・グランド層、14a・・・グランド層開口部、14b・・・グランド層開口部、14c・・・グランド層開口部、14d・・・グランド層開口部、14e・・・グランド層開口部、14f・・・グランド層開口部、19・・・光送受信モジュール、21・・・光送受信ボード接続用FPC、23・・・ホストボード、27・・・TOSA、28・・・ROSA、29・・・ROSA接続用FPC、30・・・TOSA接続用FPC、32・・・光送受信ボード
Claims (14)
- 単数又は複数の信号線路、誘電体層及び接地導体層を備え、前記信号線路及び前記接地導体層は、前記誘電体層を介して互いに対向した位置に形成されるフレキシブル基板において、
前記接地導体層は、前記誘電体層を介して、単数又は複数の前記信号線路に対向した位置に、前記信号線路の配線方向に対して所定の間隔で配置された、接地導体部が非形成となる開口領域を有する複数の開口部を備え、
前記各開口部は、前記信号線路の両端間より所定量長い幅を有し、前記信号線路の両端間より長い幅方向の両端部が、それぞれ前記信号線路の両外部に位置するように形成され、
前記開口部の両側に、前記信号線路の配線方向に沿って、所定の長さ以上の幅で接地導体部が形成される
ことを特徴とするフレキシブル基板。 - 一つの前記接地導体層が、前記誘電体層を介して前記信号線路に対向した位置に形成されるマイクロストリップライン構造を備える
ことを特徴とする請求項1記載のフレキシブル基板。 - 二つの前記接地導体層が、互いに反対側から前記誘電体層を介して前記信号線路に対向した位置に形成されるストリップライン構造を備える
ことを特徴とする請求項1記載のフレキシブル基板。 - 前記各開口部の周囲長は、前記信号線路で伝送される信号の最高周波数の1/2波長より短い
ことを特徴とする請求項1記載のフレキシブル基板。 - 一対の前記信号線路により差動信号が伝送される
ことを特徴とする請求項1記載のフレキシブル基板。 - 前記各開口部は、前記信号線路の当該開口部に対する、前記信号線路の両端間より長い幅方向の位置に応じて、前記信号線路との距離が短くなる端部の近傍においては、前記信号線路と重なる開口領域が小さくなり、前記信号線路との距離が長くなる端部の近傍においては、前記信号線路と重なる開口領域が大きくなる形状を有する
ことを特徴とする請求項1記載のフレキシブル基板。 - 前記各開口部は、結合された同一形状の二つの矩形部分を備え、一つの前記信号線路に対向した位置に形成され、
前記二つの矩形部分は、前記信号線路の線路幅内に対向した位置で、対応する辺が、前記信号線路の配線方向に沿って互いに前後に所定距離ずれて結合される
ことを特徴とする請求項1記載のフレキシブル基板。 - 一方の側に位置する前記矩形部分が他方の側に位置する矩形部分に対して、前記信号線路の配線方向に沿って前方に所定距離ずれて形成される第1二矩形開口部と、
一方の側に位置する前記矩形部分が他方の側に位置する矩形部分に対して、前記信号線路の配線方向に沿って後方に所定距離ずれて形成される第2二矩形開口部とを備え、
前記第1二矩形開口部と前記第2二矩形開口部が交互に配置された
ことを特徴とする請求項7記載のフレキシブル基板。 - 一対の前記信号線路により差動信号が伝送され、
前記各開口部は、並んで結合された三つの矩形部分を備えて、前記一対の信号線路に対向した位置に形成され、
前記三つの矩形部分は、両端に位置する前記各矩形部分が、中央に位置する前記矩形部分に対して、同一方向に位置するように、前記各信号線路の線路幅内に対向した位置で、所定の辺が、前記各信号線路の配線方向に沿って互いに前後に所定距離ずれて結合される
ことを特徴とする請求項1記載のフレキシブル基板。 - 両端に位置する前記各矩形部分が、中央に位置する前記矩形部分に対して、前記信号線路の配線方向に沿って前方に所定距離ずれて形成される第1三矩形開口部と、
両端に位置する前記各矩形部分が、中央に位置する前記矩形部分に対して、前記信号線路の配線方向に沿って後方に所定距離ずれて形成される第2三矩形開口部とを備え、
前記第1三矩形開口部と前記第2三矩形開口部が交互に配置された
ことを特徴とする請求項9記載のフレキシブル基板。 - 電気信号を光信号に変換して出力する光送信モジュール、光信号を電気信号に変換して出力する光受信モジュール、及び光送受信回路基板を備えた光送受信モジュールにおいて、
前記光送信モジュール及び前記光受信モジュールは、それぞれフレキシブル基板を介して前記光送受信回路基板に接続され、
前記各フレキシブル基板は、単数又は複数の信号線路、誘電体層及び接地導体層を備え、
前記信号線路及び前記接地導体層は、前記誘電体層を介して互いに対向した位置に形成され、
前記接地導体層は、前記誘電体層を介して、単数又は複数の前記信号線路に対向した位置に、前記信号線路の配線方向に対して所定の間隔で配置された、接地導体部が非形成となる開口領域を有する複数の開口部を備え、
前記各開口部は、前記信号線路の両端間より所定量長い幅を有し、前記信号線路の両端間より長い幅方向の両端部が、それぞれ前記信号線路の両外部に位置するように形成され、
前記開口部の両側に、前記信号線路の配線方向に沿って、所定の長さ以上の幅で接地導体部が形成される
ことを特徴とする光送受信モジュール。 - 前記光送受信回路基板はリジット基板により構成され、
前記各フレキシブル基板及び前記光送受信回路基板は、フレキシブル基板とリジッド基板が一体に形成されたフレックスリジッド基板として構成される
ことを特徴とする請求項11記載の光送受信モジュール。 - 電気信号を光信号に変換して出力する光送信モジュール、光信号を電気信号に変換して出力する光受信モジュール、及び光送受信回路基板を備えた光送受信モジュールと、前記光送受信モジュールが接続される親基板を有する光送受信装置において、
前記光送信モジュール及び前記光受信モジュールは、それぞれフレキシブル基板を介して前記光送受信回路基板に接続され、
前記光送受信回路基板はフレキシブル基板を介して前記親基板に接続され、
前記各フレキシブル基板は、単数又は複数の信号線路、誘電体層及び接地導体層を備え、
前記信号線路及び前記接地導体層は、前記誘電体層を介して互いに対向した位置に形成され、
前記接地導体層は、前記誘電体層を介して、単数又は複数の前記信号線路に対向した位置に、前記信号線路の配線方向に対して所定の間隔で配置された、接地導体部が非形成となる開口領域を有する複数の開口部を備え、
前記各開口部は、前記信号線路の両端間より所定量長い幅を有し、前記信号線路の両端間より長い幅方向の両端部が、それぞれ前記信号線路の両外部に位置するように形成され、
前記開口部の両側に、前記信号線路の配線方向に沿って、所定の長さ以上の幅で接地導体部が形成される
ことを特徴とする光送受信装置。 - 前記光送受信回路基板はリジット基板により構成され、
前記各フレキシブル基板及び前記光送受信回路基板は、フレキシブル基板とリジッド基板が一体に形成されたフレックスリジッド基板として構成される
ことを特徴とする請求項13記載の光送受信装置。
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