JP2002199558A - コルゲートチューブの固定構造及びコルゲートチューブ固定具 - Google Patents

コルゲートチューブの固定構造及びコルゲートチューブ固定具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コルゲートチューブ付きのワイヤハーネスを
車両ボディ等に沿って屈曲させる際の捩れや折れや傷み
を防止する。 【解決手段】 断面円形のコルゲートチューブ2の凹溝
11に固定具1の摺接支持部10,24を係合させ、コ
ルゲートチューブ2を周方向回動自在に支持させる。断
面長円形のコルゲートチューブの場合、円形の外周の回
動部材の内側にコルゲートチューブを固定し、回動部材
を固定具本体の内側に周方向回動自在に保持させる。回
動部材をカム溝に沿って進退させたり、回動部材にハー
ネスを斜め方向に偏心させて保持させてもよい。固定具
1は受け部3と蓋部4で成り、凹溝11に係合する摺接
支持部10,24を有する。受け部3や蓋部4に、コル
ゲートチューブ2を湾曲した形状に矯正するための湾曲
壁を設けて、コルゲートチューブ2や電線の折れ曲がり
を防止してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線保護用の可撓
性のコルゲートチューブを用いたワイヤハーネスを車両
ボディ等の取付側に沿って屈曲して配索する際における
捩れや折れ曲がりを防止可能としたコルゲートチューブ
の固定構造及びコルゲートチューブ固定具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図12は従来のコルゲートチューブの固
定構造を示すものである。コルゲートチューブ71は合
成樹脂で薄肉円筒状に形成され、周方向の凹溝と凸条と
を交互にチューブ長手方向に等ピッチで並列に有したも
のであり、屈曲性に富み、内部に複数本の電線72を挿
通させてワイヤハーネス73を構成するものである。
【0003】コルゲートチューブ71は電線保護チュー
ブとして作用し、且つ車両ボディ等の取付側74の二次
元ないし三次元形状の曲面状のパネル75に対応して複
数本の電線72と共に容易に屈曲して、ワイヤハーネス
73の配索作業性を高めている。
【0004】コルゲートチューブ71には長手方向のス
リットが設けられたものと設けられないものとがあり、
スリットのあるものはスリットから電線72をコルゲー
トチューブ71内に容易に挿通可能である。スリットの
ないものは電線72の挿通作業が面倒であるが、スリッ
トの口開きの心配がなく、スリットの口開きを防止する
ためのビニルテープ巻きも不要である。
【0005】コルゲートチューブ固定具(以下単に固定
具と言う)76は例えばコルゲートチューブ71を取付
側74のパネル75に押し付けるクランプとして構成さ
れる。固定具76は少なくとも車両ボディ等の取付側7
4の屈曲部分に必ず配置される。固定具としてバンド等
の結束具を用いることも可能である。
【0006】固定具76は可撓性の係止クリップやビス
等で取付側74のパネル75に固定される。係止クリッ
プは可撓性の一対の係止片を有し、パネル75の孔に挿
入係止される。ビス(図示せず)を用いる場合は、固定
具76のブラケットの孔にビスを挿入してパネル75の
ねじ孔に螺入して固定する。
【0007】ワイヤハーネス73は車両ボディ等の取付
側74の曲面に沿って配索され、外側のコルゲートチュ
ーブ71が長手方向の複数の固定具76で取付側74に
しっかりと固定される。これによりワイヤハーネス73
が取付側74に強固に固定され、例えば車両走行中の振
動等による振れや車両ボディ(取付側74)とワイヤハ
ーネス73との干渉やそれに伴う異音等が防止される。
【0008】コルゲートチューブ71内の電線72はコ
ルゲートチューブ71で雨水や塵等から保護されると共
に、例えば車両ボディ(74)に沿ってインストルメン
トパネルやフロアやドア(ヒンジ式のドアやスライド式
のドア)といった所定の部位まで延長され、それらの電
装品や補機等にコネクタを介して接続される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコルゲートチューブの固定構造及びコルゲートチュ
ーブ固定具76にあっては、車両ボディ等の立体形状の
取付側74の屈曲位置にワイヤハーネス73を固定すべ
く、コルゲートチューブ71を固定具76で強固に固定
した際に、電線72とコルゲートチューブ71が屈曲し
つつ捩れを生じ、この捩れ応力をコルゲートチューブ自
体が受けることになり、コルゲートチューブ71の変形
や傷みあるいはスリットの口開き等の問題を生じ、スリ
ットの口開き時には内部の電線72が外側に飛び出して
足で踏まれたり、口開き部から水や塵が侵入するといっ
た懸念があった。
【0010】また、コルゲートチューブ71がテンショ
ンを受けているために、固定具76が引っ張られて外れ
やすく、車両ボディ等への組付作業性が悪いと共に、経
時的に固定具76が外れてワイヤハーネスがぶらつき、
車両ボディ等との干渉を起こすといった懸念もあった。
【0011】さらに、ワイヤハーネス73を大きく屈曲
させて配索したり、あるいはワイヤハーネス73が固定
具76を支点に大きく振られる場合等においては、固定
具76の端部、すなわちコルゲートチューブ71を導出
させた開口部において、コルゲートチューブ71を含む
ワイヤハーネス73が屈折しやすく、その場合にはコル
ゲートチューブ71や内部の電線72が傷みやすいとい
う問題があった。
【0012】本発明は、上記した点に鑑み、コルゲート
チューブを用いたワイヤハーネスの配索固定時等におい
て、コルゲートチューブの捩れを防止して、組付作業性
を向上させると共に、捩れによるコルゲートチューブの
変形や傷みやスリットの口開き等を防止して、ハーネス
保護チューブとしてのコルゲートチューブの役割を確実
に果たすことができ、しかもコルゲートチューブのテン
ションによる固定具の外れを防止することのできるコル
ゲートチューブの固定構造及びコルゲートチューブ固定
具を提供することを第一の目的とする。また、それに加
えて、ワイヤハーネスを大きく屈曲させて配索する場合
や、ワイヤハーネスが大きく振られる場合において、ワ
イヤハーネスすなわちコルゲートチューブや内部の電線
の傷みを防止することのできるコルゲートチューブ固定
具を提供することを第二の目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、周方向の凹溝と凸条とを交互に有する断
面円形のコルゲートチューブの内側に複数本の電線を挿
通させてワイヤハーネスを構成し、該コルゲートチュー
ブを車両ボディ等の取付側に固定具で固定するコルゲー
トチューブの固定構造において、前記コルゲートチュー
ブの凹溝に前記固定具の摺接支持部を摺動自在に係合さ
せ、該コルゲートチューブを該摺接支持部で周方向回動
自在に支持したことを特徴とする第一のコルゲートチュ
ーブの固定構造を採用する(請求項1)。また、周方向
の凹溝と凸条とを交互に有するコルゲートチューブの内
側に複数本の電線を挿通させてワイヤハーネスを構成
し、該コルゲートチューブを車両ボディ等の取付側に固
定具で固定するコルゲートチューブの固定構造におい
て、円形の外周を有する回動部材の内側に前記コルゲー
トチューブを固定し、該回動部材を固定具本体の内側に
周方向回動自在に保持させたことを特徴とする第二のコ
ルゲートチューブの固定構造を併せて採用する。(請求
項2)。請求項2記載のコルゲートチューブの固定構造
において、前記固定具本体と前記回動部材との何れか一
方にカム溝を設け、何れか他方に、該カム溝に沿って従
動する突起を設けて、該回動部材を回動と同時にワイヤ
ハーネス長手方向に移動可能としたことも有効である
(請求項3)。請求項2又は3記載のコルゲートチュー
ブの固定構造において、前記回動部材に、前記コルゲー
トチューブを不動に保持する内径部を斜め方向に偏心さ
せて設けて、該内径部の偏心方向に前記ワイヤハーネス
を大きな屈曲半径で屈曲可能としたことも有効である
(請求項4)。請求項4記載のコルゲートチューブの固
定構造において、前記内径部の偏心側において前記固定
具本体に、前記ワイヤハーネスに対する湾曲壁を設けた
ことも有効である(請求項5)。請求項2〜5の何れか
に記載のコルゲートチューブの固定構造において、前記
コルゲートチューブが断面長円形であることも有効であ
る(請求項6)。また、周方向の凹溝と凸条とを交互に
有する断面円形のコルゲートチューブを車両ボディ等の
取付側に固定するコルゲートチューブ固定具であって、
前記コルゲートチューブを周方向回動自在に保持する受
け部と蓋部とで構成され、該受け部と該蓋部とが、前記
凹溝に摺動自在に係合する摺接支持部を備えたことを特
徴とするコルゲートチューブ固定具を併せて採用する
(請求項7)。請求項7記載のコルゲートチューブ固定
具において、前記受け部と前記蓋部とが対向する半円形
ないしは円弧状の凹部を有し、各凹部の周縁に前記摺接
支持部が形成されたことも有効である(請求項8)。請
求項7又は8記載のコルゲートチューブ固定具におい
て、周方向の凹溝と凸条とを交互に有する断面長円形の
コルゲートチューブを内側に固定する回動部材を備え、
該回動部材を前記受け部と前記蓋部との間に周方向回動
自在に保持することも有効である(請求項9)。また、
周方向の凹溝と凸条とを交互に有する断面円形又は長円
形のコルゲートチューブを車両ボディ等の取付側に固定
するコルゲートチューブ固定具であって、前記コルゲー
トチューブを内側に固定する回動部材と、該回動部材を
周方向回動自在に保持する受け部と蓋部とで構成される
ことを特徴とするコルゲートチューブ固定具を併せて採
用する(請求項10)。請求項10記載のコルゲートチ
ューブ固定具において、前記回動部材が分割可能であ
り、各分割部材が前記コルゲートチューブの形状に応じ
た断面円形又は長円形の内径部を有し、該内径部に、該
コルゲートチューブの前記凹溝に係合する突条が形成さ
れたことも有効である(請求項11)。請求項10又は
11記載のコルゲートチューブ固定具において、前記回
動部材の外周に突条及び/又は周溝が設けられ、前記受
け部と前記蓋部とに、該突条及び/又は周溝を摺動自在
に係合させる摺接溝及び/又は摺接突条が形成されたこ
とも有効である(請求項12)。請求項10又は11記
載のコルゲートチューブ固定具において、前記回動部材
と前記受け部及び/又は前記蓋部との何れか一方にカム
溝が設けられ、何れか他方に、該カム溝に対する従動用
の突起が設けられたことも有効である(請求項13)。
請求項13記載のコルゲートチューブ固定具において、
前記カム溝が始端と終端とを有し、前記従動用の突起が
該始端と終端とに当接可能であることも有効である(請
求項14)。請求項10又は11記載のコルゲートチュ
ーブ固定具において、前記回動部材と、該回動部材を回
動自在に保持する前記受け部と前記蓋部との各収容部と
がテーパ状に形成され、該回動部材の内径部が斜め方向
に偏心して設けられたことも有効である(請求項1
5)。請求項7〜15の何れかに記載のコルゲートチュ
ーブ固定具において、前記受け部及び/又は蓋部に、前
記コルゲートチューブの外周面を当接させる外向きの湾
曲壁を設けて、該コルゲートチューブを含むワイヤハー
ネスの折れ曲がりを防止したことも有効である(請求項
16)。請求項16記載のコルゲートチューブ固定具に
おいて、前記湾曲壁が前記コルゲートチューブの導出側
において左右及び/又は上下に対向して設けられたこと
も有効である(請求項17)。請求項7〜17の何れか
に記載のコルゲートチューブ固定具において、前記受け
部と前記蓋部及び/又は前記各分割部材がヒンジで回動
自在に連結されたことも有効である(請求項18)。請
求項7〜18の何れかに記載のコルゲートチューブ固定
具において、前記受け部と前記蓋部とが係止手段で固定
されることも有効である(請求項19)。請求項7〜1
9の何れかに記載のコルゲートチューブ固定具におい
て、前記受け部に、前記車両ボディ等の取付側の孔部に
挿入係合する係止クリップが突設されたことも有効であ
る(請求項20)。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。図1〜図2は、本発明に係る
コルゲートチューブの固定構造及びコルゲートチューブ
固定具の第一の実施形態を示すものである。
【0015】このコルゲートチューブの固定構造は、上
下に分割可能なコルゲートチューブ固定具1にワイヤハ
ーネスの断面円形のコルゲートチューブ2を周方向回動
自在に、且つ長手方向不動に保持することを特徴とす
る。
【0016】図1の如く、コルゲートチューブ固定具
(以下単に固定具と言う)1は合成樹脂を材料として、
下側の受け部3と上側の蓋部4とで構成されている。受
け部3は矩形枠状の周壁5と、周壁5と直交する底壁6
とを備え、周壁5は対向する前後の壁部7,7と左右の
壁部8,8とで構成され、前後の壁部7,7に円形のコ
ルゲートチューブ2を周方向回動自在に支持するための
半円形の凹部9が切欠形成され、凹部9の周縁にコルゲ
ートチューブ2の凹溝11に隙間を存して係合するガイ
ド部としての摺接支持部10が形成されている。
【0017】摺接支持部10のピッチすなわち前後の壁
部7,7の間隔はコルゲートチューブ2の凹溝11のピ
ッチの倍数(1倍又は2倍又は3倍又は…)に設定され
ている。凹溝11は凸条12と交互に複数等ピッチでチ
ューブ長手方向に並列に配置されていることは言うまで
もない。摺接支持部10の板厚すなわち前後の壁部7の
板厚はコルゲートチューブ2の凹溝11の幅Sよりも少
し小さく設定されている。また、凹部9の半径は凹溝1
1の外径の1/2すなわち半径よりも少し大きく設定さ
れている。
【0018】受け部3の内側はコルゲートチューブ2の
下半部を収容する矩形状の空間となっている。なお、受
け部3の内側はコルゲートチューブ2の外周に沿った半
円状の溝形状になっていてもよい。この場合、摺接支持
部10は鍔状に突設される。摺接支持部10は必ずしも
半円形に連続していなくともよい。
【0019】受け部3の底壁6には、車両ボディ等の取
付側の孔部(図示せず)に挿入係合する係止クリップ1
3が一体に突設されている。係止クリップ13は底壁6
から突出した支柱14と、支柱14の先端部において斜
め上向きに傾斜した可撓性の一対の係止片15とで構成
されている。係止クリップ13は車両ボディ等の孔部に
回動自在に係合して、固定具1をワイヤハーネスの屈曲
に応じて適宜回動させて、曲げ応力を吸収させることが
できる。なお、係止クリップ13に代えて底壁6から延
設されたブラケット(図示せず)の孔にボルトを挿通し
て取付側に固定することも可能である。
【0020】受け部3の左右の壁部8には、蓋部4に対
する係止突起16が設けられている。係止突起16は、
蓋部4の係合枠片17に対する上向きの傾斜面16aと
下向きの係止面16bとを有している。係止突起16と
係合枠片17とは上下逆に配置しても構わない。係止突
起16と係合枠片17とで係止手段が構成される。
【0021】蓋部4は、受け部3と同様に、矩形枠状の
周壁19と、周壁19と直交する上壁20とを有し、周
壁19は前後の壁部21と左右の壁部22とで構成さ
れ、前後の壁部21に、コルゲートチューブ2の凹溝1
1を回動自在に係合させる半円状の凹部23が形成さ
れ、凹部23の周縁が凹溝11に対するガイド部である
摺接支持部24となっている。
【0022】摺接支持部24のピッチすなわち前後の壁
部21の間隔はコルゲートチューブ2の凹溝11のピッ
チの倍数(1倍又は2倍又は3倍又は…)に設定されて
いる。摺接支持部24の板厚すなわち前後の壁部21の
板厚はコルゲートチューブ2の凹溝11の幅Sよりも少
し小さく設定されている。凹部23の半径は凹溝11の
外径の1/2すなわち半径よりも少し大きく設定されて
いる。蓋部4の凹部23は受け部3の凹部9と同一径で
あり、蓋部4の摺接支持部24は受け部3の摺接支持部
10と同一厚さで対向している。
【0023】蓋部4の内側はコルゲートチューブ2の下
半部を収容する矩形状の空間となっている。蓋部4の内
側はコルゲートチューブ2の外周に沿った半円状の溝形
状になっていてもよい。この場合で、摺接支持部24は
鍔状に突設される。
【0024】蓋部4の左右の壁部22には前記可撓性の
係合枠片17が垂下形成され、係合枠片17は係止突起
16に対する係合孔25を有している。なお、蓋部4の
左ないし右側の壁部22を薄肉のヒンジ(図示せず)を
介して受け部3の左ないし右側の壁部8に一体に連結さ
せて、蓋部4を閉止方向に回動自在としてもよい。
【0025】受け部3と蓋部4との各凹部9,23内に
コルゲートチューブ2を挿通させて、蓋部4を受け部3
に合体させることで、各凹部9,23が円形に合体して
一つの環状の摺接支持部となる。
【0026】そして、図2の如く、コルゲートチューブ
2の下半部が受け部3で回動自在に支持され、コルゲー
トチューブ2の上半部が蓋部4で回動自在に支持され
る。受け部3の前壁7と蓋部4の前壁21とは垂直方向
の同一面に位置し、各前壁7,21の凹部9,23(図
1)が上下に対向して、その摺接支持部10,24がコ
ルゲートチューブ2の凹溝11の上下に係合する。受け
部3の後壁7と蓋部4の後壁21も同様に各凹部9,2
3(図1)が上下に対向して、その摺接支持部10,2
4がコルゲートチューブ2の凹溝11の上下に係合す
る。前後の各摺接支持部10,24がコルゲートチュー
ブ2の長手方向前後の各凹溝11に係合することで、コ
ルゲートチューブ2が長手方向不動に且つ周方向回動自
在に安定に保持される。
【0027】図2の円内に拡大図を示す如く、コルゲー
トチューブ2の凹溝11の底面と、受け部3及び蓋部4
の各凹部9,23の周縁である摺接支持部10,24の
先端との間及び、凹溝11の側面と摺接支持部10,2
4の側面との間には、若干の隙間L1 ,L2 が構成さ
れ、これによりコルゲートチューブ2が固定具1内をス
ムーズに周方向回動自在である。
【0028】コルゲートチューブ2が固定具1で周方向
回動自在に保持されたことで、固定具1の係止クリップ
13を車両ボディ等の取付側28のパネル26の孔部2
7に係止させて固定具1を固定した際に、コルゲートチ
ューブ2に捩り方向の強い力が作用した場合でも、コル
ゲートチューブ2が周方向に回動して捩り力を吸収する
(逃がす)から、固定具1におけるコルゲートチューブ
2の変形やワイヤハーネス挿通用のスリット(図示せ
ず)の口開き等が起こらず、コルゲートチューブ2の傷
みや電線(図示せず)の飛び出しによる破損等が防止さ
れる。
【0029】このコルゲートチューブ2の捩れは、従来
の技術で説明したように、車両ボディ等の取付側28の
二次元ないし三次元の曲面形状のパネル26にコルゲー
トチューブ2を固定する際に生じるが、コルゲートチュ
ーブ2の捩れが吸収されることで、これらの曲面形状の
パネル26にコルゲートチューブ2を容易に且つ作業性
良く固定させることができる。
【0030】固定具1をコルゲートチューブ2に装着し
た後、固定具1を車両ボディ等のパネル26に係止させ
るか、あるいは受け部3を車両ボディ等のパネル26に
係止させた後、コルゲートチューブ2を受け部3に係合
させ、次いで蓋部4を受け部3に合体させる。
【0031】図2でコルゲートチューブ2の内部空間2
9には複数本の電線(図示せず)が予め挿通されている
ことは言うまでもない。少なくとも複数本の電線とコル
ゲートチューブ2とでワイヤハーネスが構成される。
【0032】電線は長手方向のスリットからコルゲート
チューブ2内に容易に挿入することができるが、スリッ
トを有さないコルゲートチューブ2においては前後の円
形の開口から電線を挿通可能である。スリットのないコ
ルゲートチューブ2の方が周方向の回動時の引っ掛かり
が全くなく、固定具1内を一層スムーズに回動可能であ
る。
【0033】スリットのあるコルゲートチューブ2にお
いても固定具1の前後でコルゲートチューブ2の外周に
ビニルテープを巻回して、スリットを閉じて且つスリッ
トにおいてコルゲートチューブ2の周壁を重ねるように
すれば、コルゲートチューブ2の凹溝11を蓋部4と受
け部3の各摺接支持部10,24に引っ掛かりなくスム
ーズに摺接させることができる。
【0034】なお、受け部3及び蓋部4の形状は矩形枠
状に限らず、コルゲートチューブ2の外周に沿った円弧
形状であってもよい。こうすれば、受け部3及び蓋部4
の内部空間が縮小化され、固定具1がコンパクト化され
る。この場合でも、ヒンジ(図示せず)を介して蓋部4
を受け部3に開閉自在とすることができる。
【0035】受け部3と蓋部4は水平方向のパネル26
に対しては上下に配置されるが、垂直方向のパネル26
に対しては左右に配置される。本明細書で上下左右前後
の定義はあくまでも説明の便宜上のものであり、実使用
形態においては例えば上下が反転し、受け部3が上側
に、蓋部4が下側に位置することもある。
【0036】図3は、本発明に係るコルゲートチューブ
の固定構造及びコルゲートチューブ固定具の第二の実施
形態を示すものである。このコルゲートチューブの固定
構造は、断面長円形の平型のコルゲートチューブ32を
回動部材33の内径部35に固定し、回動部材33を受
け部36と蓋部37とで成る固定具本体38で周方向回
動自在に、且つ長手方向不動に保持することを特徴とす
る。
【0037】平型のコルゲートチューブ32は材質及び
凹溝40や凸条41の深さ・ピッチ等は前述の断面円形
のコルゲートチューブ2と同じであるが、ワイヤハーネ
スを車両ボディ等の狭い隙間や空間に配索するべく、偏
平化したものであり、直交方向に長径部42と短径部4
3とを有している。
【0038】コルゲートチューブ固定具(以下単に固定
具と言う)39は、合成樹脂を材料として、下側の受け
部36と上側の蓋部37と、平型のコルゲートチューブ
32を保持した状態で受け部36と蓋部37との間に回
動自在に装着される回動部材33とで構成されている。
回動部材33を用いた点が前記第一の実施形態とは相違
している。受け部36と蓋部37とで固定具本体38が
構成される。
【0039】回動部材33は上下に分割され、略半円状
の各分割部材34,34が合体した状態で真円形状の外
径部44と長円形状の内径部35とが構成され、各分割
部材34の左右の分割面45は隙間なく接合する。
【0040】各分割部材34の外周(外径部44)に
は、受け部36と蓋部37とに対する摺動用の前後各一
対の半環状の突条46が周方向に突出形成されている。
一対の突条46は周溝47を介して近接している。半環
状の上下の各突条46は上下の分割部材34の合体時に
整合して環状の突条となる。前後各一対の突条46は同
一高さで断面略矩形状に形成され、突条46の先端はエ
ッジなく滑らかに形成されている。前後各一対の突条4
6に代えて前後一対の突条とすることも可能である。
【0041】各分割部材34の内周(内径部35)に
は、平型のコルゲートチューブ32の凹溝40に対する
固定用の半長円形の突条48が前後一対突出形成されて
いる。半長円形の上下の各突条48は上下の分割部材3
4の合体時に整合して半円形の突条となる。前後の突条
48のピッチは平型のコルゲートチューブ32の凹溝4
0のピッチに等しい。凹溝40のピッチは均一である。
【0042】分割部材34の上下の各突条48が合体し
た時の長円形の突条(48)のなす内径(長径及び短
径)は平型のコルゲートチューブ32の凹溝40の外径
(長径及び短径)とほぼ等しく、各突条48の幅は凹溝
40の幅よりもやや小さく設定され、突条48の先端は
滑らかなアール(湾曲)形状となっており、平型のコル
ゲートチューブ32を上下前後左右のガタ付きなく且つ
引っ掛かりなくスムーズに固定可能である。なお、突条
48を断面略山形にテーパ状に突出形成し、先端をアー
ル状に湾曲させれば、コルゲートチューブ装着時の凹溝
40との係合が一層スムーズに行われる。
【0043】受け部36と蓋部37とは環状の回動部材
33に対する半円溝状の収容部49,50をそれぞれ有
し、各収容部49,50の外側すなわち受け部36と蓋
部37との前後端に、収容部49,50の内径よりも小
径な半円状の鍔部51,52を有し、前後各一対の鍔部
51,52の内側に回動部材33を周方向回動自在に収
容可能である。
【0044】各収容部49,50の内周には、各分割部
材34の外側の前後各一対の突条46に対するガイド溝
としての摺接溝53と、前後各一対の突条46の間の周
溝47に対するガイド突条としての摺接突条54とがそ
れぞれ形成されている。受け部36と蓋部37との各摺
接溝53の深さと摺接突条54の高さとは同程度あるい
は摺接突条54の方が低く設定されている。摺接突条5
4は回動部材33に前後各一対の突条46を用いた場合
に必要であり、突条46を前後一対とした場合は、受け
部36と蓋部37との内周面には前後一対の摺接溝53
のみを形成すればよい。蓋部37側の摺接溝53と摺接
突条54とは図示を省略している。受け部36と蓋部3
7との各摺接溝53は回動部材33の突条46との間に
若干の隙間を存して接し、それにより回動部材33が受
け部36と蓋部37との間で周方向にスムーズに回動自
在である。鍔部51,52や摺接突条54が回動部材3
3に対する摺接支持部として作用する。
【0045】一対の分割部材34は相互に係止させる必
要はなく、蓋部37を受け部36に合体させた状態で上
下の収容部49,50が完全な円形となり、円形の収容
部内で一対の分割部材34がその内径部35に平型のコ
ルゲートチューブ32を固定させた状態でスムーズに周
方向に回動自在となる。各分割部材34の分割面45に
図示しない位置決めピンと、位置決めピンに対する係合
孔を設けることも可能である。
【0046】前記第一の実施形態と同様に、受け部36
の左右の壁部55に係止突起56が設けられ、蓋部37
の左右の壁部57に、係止突起56に対する係合孔59
を有する可撓性の係合枠片58が設けられている。受け
部36の底壁60には車両ボディ等の取付側のパネルに
対する係止クリップ61が設けられている。係止クリッ
プ61は第一の実施形態のものと同様である。
【0047】係止クリップ61に代えてブラケットとボ
ルトといった固定手段を用いることも可能である。ま
た、蓋部37を薄肉のヒンジ(図示せず)を介して受け
部36に一体に連結させることも可能である。
【0048】固定具39の組付方法としては、例えば上
下の分割部材34で平型のコルゲートチューブ32を挟
持した後(この際、各分割部材34の内側の突条48が
コルゲートチューブ32の凹溝40に係合する)、上下
の分割部材34でなる回動部材33を下側の受け部36
内にセットし、蓋部37を受け部36に合体させる。こ
れにより、環状の分割部材34の外周の突条46が受け
部36と蓋部37との摺接溝53に周方向摺動自在に係
合する。次いで受け部36の係止クリップ61を車両ボ
ディ等のパネルの孔に挿入係合させる。
【0049】あるいは、先ず受け部36の係止クリップ
61を車両ボディ等のパネルの孔に挿入係合させ、次い
で受け部36に下側の分割部材34をセットし、下側の
分割部材34の内径部35に平型のコルゲートチューブ
32をセットし、上側の分割部材34をコルゲートチュ
ーブ32の上からセットして、蓋部37を受け部36に
合体させることも可能である。
【0050】また、回動部材33の外周に何ら突条46
を設けずに、受け部36と蓋部37との前後端の鍔部5
1,52のみで回動部材33を周方向回動自在に保持す
ることも可能である。この場合、第一の実施形態(図
1)の受け部3と蓋部4との各内側に半円形の収容溝4
9,50を形成した形態となる。あるいは図3において
鍔部51,52を排除して、摺接溝53及び/又は摺接
突条54で回動部材33を支持することも可能である。
【0051】また、一対の分割部材34をヒンジ(図示
せず)で連結したり、あるいは回動部材を非分割で環状
に一体形成し、回動部材(図示せず)の周壁に上下一対
のスリット状の孔を設け、各孔に突条48に代わる保持
板(図示せず)を挿入嵌合して、保持板の先端部を平型
のコルゲートチューブ32の凹溝40に係合させて、回
動部材の円形の内周部内にコルゲートチューブ32を固
定させることも可能である。
【0052】何れにせよ、二次元ないし三次元形状の曲
面のパネルにワイヤハーネスを配索すべく固定具39を
固定した際に、平型のコルゲートチューブ32に捩り力
が加わっても、コルゲートチューブ32を保持した回動
部材33が受け部36と蓋部37との間で周方向に回動
して、捩れを吸収する(逃がす)から、平型のコルゲー
トチューブ32に無理な捩り力や曲げ力が作用すること
がなく、コルゲートチューブ32の変形や傷みや電線挿
通用のスリットの口開き等が防止され、ワイヤハーネス
の配索がスムーズに行われる。なお、平型のコルゲート
チューブ32に代えて図1に示す断面丸形のコルゲート
チューブ2を用いることも可能である。この場合、回動
部材(33)の内径部(35)は長円形ではなく真円形
とする。回動部材を介して丸形のコルゲートチューブ2
を固定具39に回動自在に支持させることで、固定具本
体38に対するコルゲートチューブ2の摺動摩耗が防止
される。
【0053】図4〜図5は、本発明に係るコルゲートチ
ューブの固定構造及びコルゲートチューブ固定具の第三
の実施形態を示すものである。
【0054】このコルゲートチューブの固定構造は、図
4の如く受け部63と蓋部64とで成る合成樹脂製のコ
ルゲートチューブ固定具62内に断面円形のコルゲート
チューブ2を周方向回動自在に支持させると共に、コル
ゲートチューブ導出側において受け部63の左右両側に
外向き円弧状の湾曲壁65,65を突出形成して、図5
の如くコルゲートチューブ2を湾曲壁65に沿って横方
向に折れ曲りなく滑らかに屈曲可能としたものである。
【0055】本形態において受け部63は図1の実施形
態の受け部3よりも少し深く形成され、前後の壁部6
6,67の各凹部68の内周面すなわち摺接支持部78
は下側の円弧部78aと上側の短い垂直な真直部78b
とで構成され、凹部68内に断面円形のコルゲートチュ
ーブ2が半径以上の高さまで収容される。
【0056】蓋部64は図1の実施形態の蓋部4よりも
少し浅く形成され、前後の各壁部69の凹部70はコル
ゲートチューブ2の半径以下の深さで形成されている。
蓋部64を受け部63に閉止した状態でコルゲートチュ
ーブ2が上下左右のガタ付きなく両凹部68,70内に
収容され、各凹部68,70の内周面で構成される摺接
支持部78,79がコルゲートチューブ2の凹溝11内
に係合してコルゲートチューブ2を周方向回動自在に支
持する。
【0057】受け部63の前壁66に前記左右一対の湾
曲壁65が突出形成されている。湾曲壁65の板厚は受
け部63の側壁77の板厚に等しく、湾曲壁65は側壁
77を前方に延長させたものと見ることができる。
【0058】湾曲壁65は前壁66の両端側から外向き
に円弧状に湾曲し、その曲率半径は例えばワイヤハーネ
スすなわちコルゲートチューブ2を実使用状態において
屈曲させる最大角度に等しく設定されることが好まし
い。湾曲壁65の突出長さは、図5の如くコルゲートチ
ューブ2の外周面(凸条12の周面)が湾曲壁65の内
面65aに接線方向に接するような長さに設定すること
が好ましい。
【0059】受け部63の前壁66の凹部68の両側の
部分の幅すなわち摺接支持部78の真直部78bと湾曲
壁65の付け根65bとの間隔はなるべく狭い方が好ま
しく、その方がコルゲートチューブ2の外周面が湾曲壁
65の内面65aにより大きな面積で接触し、図5にお
けるコルゲートチューブ2の湾曲矯正すなわちコルゲー
トチューブ2を含むワイヤハーネスを折れ曲がりなく湾
曲形状に矯正する動作がスムーズに行われる。従って、
受け部63の側壁77がコルゲートチューブ2の外周面
から比較的大きく離間している場合には、側壁77の延
長としてではなく、前壁66において摺接支持部78に
近い位置に湾曲壁65の付け根65bを配置することが
好ましい。
【0060】左右一対の湾曲壁65の下端は受け部63
の底壁延長部80に交差して続いている。底壁延長部8
0は受け部63の底壁81を前方に水平に延長した部分
であり、前端80aに向かうに従って一対の湾曲壁65
の形状に合わせて左右にラッパ状に拡幅されている。底
壁延長部80の前端80aと湾曲壁65の前端65cと
を垂直方向の同一面上に位置させ、湾曲壁65の前端面
65cによって強い屈曲角のコルゲートチューブ2を支
持させてもよい。底壁81と底壁延長部80とを合わせ
て底壁と見ると共に、湾曲壁65を側壁の一部と見るこ
ともできる。
【0061】図5の如くコルゲートチューブ2を含むワ
イヤハーネスが矢印Xの如く左又は右に大きく振られた
際に、底壁延長部80の上面でコルゲートチューブ2の
下端部が安定に支持され、且つコルゲートチューブ2が
底壁延長部80上を左右に摺動して、湾曲壁65までス
ムーズ且つ確実に案内され、湾曲壁65によるワイヤハ
ーネス2の屈曲矯正すなわちワイヤハーネスが折れ曲が
りなく円弧状に屈曲する動作が確実に行われる。
【0062】受け部63の前後一対の摺接支持部78は
コルゲートチューブ2の凹溝11のピッチの整数倍のピ
ッチで配置され、蓋部64の前後一対の摺接支持部79
は受け部63の摺接支持部78の上方に対向し、蓋部6
4の両側壁82は受け部63の両側壁77の上方に対向
している。蓋部64は係止手段16,17で受け部63
に係止され、受け部63は例えば図1と同様の係止クリ
ップ13(図1)あるいは図示しないボルト等で車両ボ
ディ等に固定される。
【0063】その状態で図5の如くコルゲートチューブ
2を含むワイヤハーネスが左又は右にほぼ水平に振られ
ても、コルゲートチューブ2の外側面が何れか一方の湾
曲壁65の内側面に当接して、スムーズに湾曲し、それ
によりコルゲートチューブ2や内部の電線(図示せず)
の折れ曲がりが防止され、それらの傷付きや経時的な繰
り返しによる破損や断線等が防止される。
【0064】ワイヤハーネスの振れは配索時においても
生じるが、その他に例えば車両ボディ(図示せず)から
スライドドア(図示せず)にワイヤハーネスを配索して
スライドドア側の電装部品等に常時給電を行う場合に、
スライドドアの開閉に伴ってワイヤハーネスが左右に大
きく振れ、その振れによるワイヤハーネスの折れ曲がり
を防止するためにも本実施形態は極めて有効である。
【0065】なお、図4において受け部63の左右一対
の湾曲壁65を上側に高く延長形成することも可能であ
る。この場合、蓋部64の閉止状態で、湾曲壁65の後
端が蓋部64の前壁69に接することになる。湾曲壁6
5の面積が増える分、コルゲートチューブ2に対する接
触可能部分が大きくなり、たとえワイヤハーネスが上向
きに振れた場合でも、湾曲壁65がコルゲートチューブ
2を正確にとらえることができる。また、受け部63に
代えて蓋部64の両側壁82ないし前壁69に左右一対
の湾曲壁を設けることも可能である。
【0066】また、図4において受け部63の底壁延長
部80を下向きに湾曲させて、ワイヤハーネスを下向き
に湾曲矯正することも可能である。この場合、例えばコ
ルゲートチューブ固定具を車両ボディのステップ側に配
置し、ステップから下向きにワイヤハーネスをスライド
ドアに向けて配索する構造に適用することで、スライド
ドアの開閉に伴うコルゲートチューブ2の下端部と底壁
延長部80との擦れによる破損を防止できると共に、ス
テップ側からワイヤハーネスを矯正的に下向きに湾曲さ
せてスライドドアの下端側からスライドドア内にスムー
ズに配索させることができる。下向きの湾曲壁を設けた
場合は、車両ボディ等への受け部63の固定は、下向き
の湾曲壁が車両ボディ等に干渉しないように行われるこ
とは言うまでもない。
【0067】また、受け部63の前側のみならず後側に
も左右一対の湾曲壁65や下向きに湾曲壁を一体に形成
することができる。各湾曲壁65は樹脂成形によって受
け部63と一体に簡単に且つ安価に形成することができ
る。さらに、蓋部64に上向きや横向きの湾曲壁を設け
ることも可能である。
【0068】図6は、図1の構成と同様な受け部3′と
蓋部4′とに上下左右の湾曲壁83〜86を設けた形態
(第四の実施形態)のコルゲートチューブ固定具1′を
示すものである。図1と同じ構成部分には同一の符号を
用いて詳細な説明を省略する。
【0069】受け部3′と蓋部4′の深さはほぼ同じで
あり、コルゲートチューブ2の中心線が受け部3′の上
端3aと同一平面上に位置する。受け部3′の両側壁8
の延長上と底壁6の延長上及び蓋部4′の両側壁22の
延長上と上壁20の延長上とにそれぞれ湾曲壁83〜8
6が突出形成されている。受け部3′と蓋部4′の各左
右の湾曲壁83,85は曲率や長さや板厚が同一に形成
されている。蓋部4′の上向きの湾曲壁86と受け部
3′の下向きの湾曲壁84との曲率や長さ等はコルゲー
トチューブ2の振れ角度等に応じて適宜設定される。
【0070】蓋部4′の閉止状態で、受け部3′の左右
一対の湾曲壁83の上端83aは蓋部4′の左右一対の
湾曲壁85の下端85aに接合して、大きな面積の接合
湾曲壁が構成され、コルゲートチューブ2を含むワイヤ
ハーネスの左右の振れが正確にとらえられ、ワイヤハー
ネスが折れ曲がりなくスムーズ且つ確実に湾曲矯正され
る。また、受け部3′の下向きの湾曲壁84と蓋部4′
の上向きの湾曲壁86とでワイヤハーネスの上下方向の
振れに対してコルゲートチューブ2を含むワイヤハーネ
スが折れ曲がりなくスムーズ且つ確実に湾曲矯正され
る。
【0071】受け部3′及び/又は蓋部4′の前壁7,
21側のみにならず後壁側にも同様な湾曲壁を設けるこ
とができる。各湾曲壁83〜86は左右及び上下の各位
置に選択的に形成することができる。
【0072】なお、図3の断面長円形のコルゲートチュ
ーブ32を用いた実施形態において、上記同様の湾曲壁
65,83〜86を受け部36及び/又は蓋部37に形
成することも可能である。この場合、コルゲートチュー
ブ32の長径部42が主に湾曲壁65,83〜86に接
して湾曲矯正される(湾曲した形状に矯正される)。
【0073】図7〜図9は、本発明に係るコルゲートチ
ューブの固定構造及びコルゲートチューブ固定具の第五
の実施形態を示すものである。
【0074】このコルゲートチューブの固定構造は、図
3の第二の実施形態の変形例であり、ワイヤハーネスの
屈曲によるコルゲートチューブ32の捩れに伴って、コ
ルゲートチューブ固定具88内の回動部材89を一体的
に回動させると同時に、固定具本体91に沿って回動部
材89をコルゲートチューブ長手方向に移動可能とし
て、コルゲートチューブ32及びコルゲートチューブ3
2内の電線(図示せず)の引張を防止し、且つ固定具本
体91からのワイヤハーネス(コルゲートチューブ32
及び電線)の導出長さを変化させる(長くする)こと
で、ワイヤハーネスの屈曲半径を大きくして、ワイヤハ
ーネスの傷みを防止したことを特徴とするものである。
【0075】すなわち、固定具本体91を構成する受け
部92と蓋部93との各内径部である半円状の収容部9
4,95に螺旋状のカム溝96(図7では受け部92の
カム溝のみを示す)を形成し、収容部94,95内に回
動自在に保持される環状の回動部材89を構成する一対
の分割部材90,90’の一方に(一方の分割部材90
の外径部に)、カム溝96に対する従動用(スライド係
合用)の突起97を設けて、回動部材89を固定具本体
91に沿って周方向に回動自在で軸方向に進退自在とし
ている。
【0076】カム溝96は断面矩形状を呈し、少なくと
も受け部92又は蓋部93の何れか一方に形成される必
要がある。図7で受け部92と蓋部93の両方にカム溝
96を形成する場合、受け部92のカム溝96(図8に
図7の受け部92の平面図を示す)の一端96aと他端
96bとは蓋部93のカム溝(図示せず)に連続してい
る。蓋部93のカム溝は始端と終端とを有し、始端と終
端とに従動用の突起97が当接可能である。この場合、
コルゲートチューブ32はほぼ360゜の範囲で回動自
在となる。受け部92と蓋部93の各カム溝96の形状
を入れ替えて受け部92側のカム溝96に始端と終端を
形成してもよい。あるいは受け部92のみにカム溝96
を形成し、蓋部93の下端の接合面98をカム溝96の
始端96aと終端96b、すなわち突起97に対する当
接面とすることも可能である。この場合、受け部92に
対応する下側の分割部材90’に従動用の突起97を配
設し、略180゜の範囲でコルゲートチューブ32を回
動自在となる。
【0077】突起97は単円柱状のものであり、カム溝
96の内幅よりも小径な外周面97aを有して、一方の
分割部材90の外周面の中央に配設されている。突起9
7は何れか一方の分割部材90又は90’に配設される
ことが好ましく、それにより大きな回動角度を得ること
ができる。各分割部材90,90’に突起97を設ける
場合は、受け部92と蓋部93との各カム溝96の位置
に対応して各突起97をハーネス長手方向にずらして配
置しなければならず、回動角度もほぼ半分になってしま
う。
【0078】図9(a)(b)は、コルゲートチューブ
32が180゜回動する状態を示すものであり、回動部
材89の突起97がカム溝96の一方から他方にスライ
ド移動するのに伴って、回動部材89がコルゲートチュ
ーブ長手方向に移動する。これにより、図9(b)で固
定具本体91から右側のハーネス部分32aの長さが長
くなり、そのハーネス部分32aの引張が防止され、且
つハーネス部分32aの余長によってハーネス部分32
aの屈曲半径が大きくなり、それらによってコルゲート
チューブ32や特に内部の電線(図示せず)に無理な力
がかかることが防止され、コルゲートチューブ32や電
線の傷みが防止される。
【0079】例えばコルゲートチューブ固定具88(図
7)が自動車の車両ボディ側に配置され、ハーネス部分
32aが車両ボディからスライドドア側に配索された場
合、図9(a)はスライドドアの全開時の状態、図9
(b)はスライドドアの全閉時の状態と見ることができ
る。スライドドアの全開時にハーネス部分32aは湾曲
して弛み、スライドドアの全閉時にハーネス部分32a
はスライドドア閉じ方向に引っ張られるが、ハーネス部
分32aが回動部材89と一体に回動しつつスライドド
ア側に延ばされることで、引張力が緩和され、且つ固定
具本体91からのハーネス部分32aの屈曲が無理なく
大きな屈曲半径で行われて、上述の如く電線等の傷みが
防止される。
【0080】図7において上記説明以外の構成は図3の
実施形態とほぼ同様であるので詳細な説明を省略する。
受け部92と蓋部93との各収容部94,95の表面や
回動部材89の外径部の表面はカム溝96や突起97以
外の凹凸なく滑らかに形成され、回動部材89をスムー
ズに回動自在である。回動部材89の内径部には、コル
ゲートチューブ32の凹溝40に対する係合用の突条4
8が形成されている。図7で、符号58は係合枠片、5
6は係止突起、61は係止クリップをそれぞれ示す。
【0081】図7の形態の回動部材89は平型のコルゲ
ートチューブ32に対応して長円形の内径部を有してい
るが、丸形のコルゲートチューブ2(図1)に対応して
円形の内径部を有する回動部材を用いることも可能であ
る。この場合、円形の内径部はコルゲートチューブ2の
外径と同等ないしそれ以下に設定して、内径部でコルゲ
ートチューブ2を周方向不動に固定する。この構成によ
り、図1の形態における固定具本体1とのコルゲートチ
ューブ2の摺動摩耗が防止される。
【0082】なお、回動部材89ではなく固定具本体9
1に従動用の突起97を設け、固定具本体91ではなく
回動部材89の外周部にカム溝96を設けることも可能
である。
【0083】図10〜図11は、本発明に係るコルゲー
トチューブの固定構造及びコルゲートチューブ固定具の
第六の実施形態を示すものである。このコルゲートチュ
ーブの固定構造は、コルゲートチューブ固定具100の
回動部材101にコルゲートチューブ32を斜め方向に
偏心させた状態で保持させ、回動部材101を固定具本
体103の内側で回動させた際に、回動部材101から
導出されたハーネス部分32a(図11)を大きな屈曲
半径で屈曲するようにして、コルゲートチューブ32や
内部の電線(図示せず)の傷みを防止したことを特徴と
するものである。
【0084】図10の如く、回動部材101は一対の分
割部材102,102’でテーパ状に形成されている。
回動部材101の軸方向の一方(前側)の端面106が
大経に、他方(後側)の端面107が小径になってお
り、各端面106,107は真円形である。後側の端面
107の中央から前側の端面106の外径部寄りにかけ
て内径部であるハーネス保持溝108が真直に形成さ
れ、一対の保持溝108が接合して長円形のハーネス保
持孔(内径部)109が形成される。
【0085】本形態のハーネス保持溝108は平型(断
面長円形)のコルゲートチューブ32に対応したもので
あり、断面円形のコルゲートチューブ2(図1)に対し
ては断面半円形のハーネス保持溝(図示せず)を形成す
る。ハーネス保持溝108は回動部材101の軸心に対
して斜め方向に偏心して形成され、分割部材102,1
02’の外周面と平行に延びている。
【0086】各ハーネス保持溝108内には、コルゲー
トチューブ32の凹溝40に対る係合用の突条118が
前後に一対設けられ、ハーネス保持孔109内でコルゲ
ートチューブ32が不動に保持される。円形のコルゲー
トチューブ2の場合は回動部材内に周方向回動不能に保
持されることが好ましい。
【0087】回動部材101の一方又は両方の分割部材
102,102’の外周部に、固定具本体103に対す
る位置決め兼摺動用の短円柱状の突起110が設けられ
ている。図10の形態の場合は両方の分割部材102,
102’に対称に突起110が配置されることが姿勢安
定性の面から好ましい。
【0088】固定具本体103は受け部104と蓋部1
05とで構成され、受け部104と蓋部105との内径
側の各収容部111,112は回動部材101の形状に
合わせてテーパ溝状に形成されている。各収容部11
1,112を接合して成るテーパ状の孔部の外径は回動
部材101の外径よりも若干大きく、孔部内で回動部材
101が周方向回動自在に保持される。各収容部11
1,112の滑らかな内周面に、前記突起110に対す
るガイド用の溝113が環状に連続して設けられてい
る。なお、溝113を図7の実施形態と同様に傾斜状な
いし螺旋状のカム溝96として回動部材101を軸方向
に進退させるようにすることも可能である。この場合、
回動部材101はテーパ状ではなく円柱状とすることが
ガタ付き防止の観点から好ましい。
【0089】固定具本体103の受け部104の前壁1
14の両側には図4の実施形態と同様のハーネス案内用
の湾曲壁65が外開きに形成され、両湾曲壁65は平坦
な底壁延長部80で連結されている。各湾曲壁65の付
け根は前壁114に直交している。又、受け部104の
両側壁115には係止突起116、蓋部105の両側壁
には係合枠片117がそれぞれ設けられている。
【0090】一対の分割部材102,102’すなわち
回動部材101の間に平型のコルゲートチューブ32を
不動に収容保持させ、回動部材101を受け部104と
蓋部105との間に収容して周方向回動自在に保持させ
る。突起110はガイド用の溝113内にスライド自在
に係合し、係止突起116は係合枠片117に係合す
る。
【0091】この状態で、図11(a)の如くワイヤハ
ーネスに捩り力が作用して、ワイヤハーネスが右方向に
屈曲した際には、回動部材101がそれに伴って回動
し、ハーネス保持孔109がハーネス屈曲方向に傾斜
し、ハーネス保持孔109の前端側の中心が後端側の中
心よりもハーネス屈曲側に偏心(S)して位置する。こ
れにより、ワイヤハーネスすなわちコルゲートチューブ
32と内部の電線とが大きな屈曲半径Rで屈曲する。す
なわち、ハーネス保持孔109の後端109aから前側
の湾曲壁65の前端内側65cにかけてワイヤハーネス
が略アーチ状に湾曲する。
【0092】これは、回動部材101が斜め方向に偏心
したハーネス保持孔109を有しているからに他なら
ず、例えば図3の形態のように軸方向の内径部35を有
した回動部材33の場合には、ハーネス保持孔109の
後端109aではなく回動部材33の前端中央から湾曲
壁65の前端内側にかけてワイヤハーネスが小さな屈曲
半径で屈曲することになり、それだけワイヤハーネスに
無理な曲げ力が作用する。
【0093】図10の形態によれば、ワイヤハーネスに
無理な曲げ力が作用せず、コルゲートチューブ32や電
線の傷みが防止される。屈曲時にワイヤハーネスは湾曲
壁65の前端内側65cに沿ってスムーズに湾曲する。
湾曲方向は平型のコルゲートチューブ32の短径方向で
あることが屈曲性の観点から好ましい。特に、回動部材
101をハーネス保持孔109に沿ってテーパ状に形成
したことで、ワイヤハーネスの捩れに応じて回動部材1
01が引っ掛かりなくスムーズに回動し、ワイヤハーネ
スの捩れ吸収が正確に行われる。
【0094】図11(a)の状態からワイヤハーネスに
逆向きの捩り力が作用した場合には、図11(b)の如
くワイヤハーネスが回動部材101と一体に180゜回
動して図11(a)と同様に偏心Sによる大きな屈曲半
径で湾曲し、且つ図11(a)とは反対側の湾曲壁65
にスムーズに接触して、ワイヤハーネスの折れ曲がりが
防止される。なお、湾曲壁65を設けない場合でも、斜
め方向に偏心したハーネス保持孔109によってワイヤ
ハーネスが大きな屈曲半径で湾曲されることはいうまで
もない。
【0095】上記図11(a)の状態は例えば自動車の
スライドドアの全開状態、図11(b)の状態はスライ
ドドアの全閉状態と見ることができる。ワイヤハーネス
はスライドドアの開き時に開き方向に引っ張られつつ捩
られ、且つスライドドアの閉じ時に閉じ方向に引っ張ら
れつつ捩られる。このスライドドアの開閉時にワイヤハ
ーネスは周方向に回動して捩れを吸収しつつ大きな屈曲
半径でスムーズに屈曲するから、ワイヤハーネスの傷み
が防止される。
【0096】なお、図6の実施形態のように蓋部105
や受け部104の底部側にも湾曲壁84,85を設ける
ことが可能である。また、前述の如く、図7のカム溝9
6を適用することも可能である。また、回動部材101
にガイド用の溝113を設け、固定具本体103にスラ
イド係合用の突起110を設けることも可能である。ま
た、回動部材101をテーパ状ではなく、図8と同様に
円柱状に形成し、ハーネス保持孔109のみを斜め方向
に偏心させることも可能である。この場合、保持具本体
103の収容部111,112も回動部材101に合わ
せて均一な内径とする。
【0097】
【発明の効果】以上の如く、請求項1,7記載の発明に
よれば、断面円形のコルゲートチューブを用いたワイヤ
ハーネスを車両ボディ等の二次元ないし三次元的に屈曲
したパネル等に沿って配索固定する際に、コルゲートチ
ューブに捩れ方向の力が作用した場合でも、固定具の摺
接支持部に沿ってコルゲートチューブが周方向に回動
し、それにより捩れ力が吸収される(逃がされる)か
ら、コルゲートチューブに過大な捩れ応力が作用するこ
とがなく、コルゲートチューブの変形や破損や電線挿通
用のスリットの口開き等が確実に防止されると共に、コ
ルゲートチューブの捩れに伴う引張力が緩和され、パネ
ル等からの固定具の外れが防止される。
【0098】また、請求項2,9,10記載の発明によ
れば、断面長円形のいわゆる平型のコルゲートチューブ
を用いたワイヤハーネスを車両ボディ等の二次元ないし
三次元的に屈曲したパネル等に沿って配索固定する際
に、平型のコルゲートチューブに捩れ方向の力が作用し
た場合でも、固定具本体に沿って平型のコルゲートチュ
ーブが回動部材と一体に周方向に回動し、それにより捩
れ力が吸収される(逃がされる)から、平型のコルゲー
トチューブに過大な捩れ応力が作用することがなく、平
型のコルゲートチューブの変形や破損や電線挿通用のス
リットの口開き等が確実に防止されると共に、平型のコ
ルゲートチューブの捩れに伴う引張力が緩和され、パネ
ル等からの固定具の外れが防止される。特に、請求項9
記載の発明によれば、断面円形のコルゲートチューブと
断面長円形のコルゲートチューブとの何れかを選択的に
使用でき、汎用性があり、経済的である。
【0099】また、請求項3,13記載の発明によれ
ば、例えば自動車の車両ボディからスライドドアにワイ
ヤハーネスを配索した場合に、スライドドアの開閉に伴
ってワイヤハーネスが屈曲して捩られつつスライドドア
開閉方向に引っ張られた際に(特に全閉時に強く引っ張
られる)、回動部材がカム溝に沿って回動しつつハーネ
ス長手方向に移動することで、車両ボディとスライドド
アとの間でワイヤハーネスが伸長して引張力を吸収し、
且つ大きな屈曲半径で屈曲するから、ワイヤハーネスす
なわちコルゲートチューブや内部の電線の経時的な傷み
が防止される。
【0100】また、請求項4,15記載の発明によれ
ば、例えばスライドドアの開閉に伴ってワイヤハーネス
が屈曲して捩られつつスライドドア開閉方向に引っ張ら
れた際に、回動部材がハーネス引張方向に回動し、回動
部材内でワイヤハーネスが屈曲方向に斜めに偏心した状
態となるから、偏心しない場合に較べてワイヤハーネス
の屈曲半径が大きくなり、それによりワイヤハーネスに
無理な曲げ力が作用することが防止され、コルゲートチ
ューブや内部の電線の経時的な傷みが防止される。ま
た、上記請求項3記載の発明との組み合わせによって、
ワイヤハーネスの増長と偏心とが同時に行われ、ワイヤ
ハーネスの傷みが一層確実に防止される。
【0101】また、請求項5記載の発明によれば、回動
部材から湾曲状に導出されたワイヤハーネスが湾曲壁に
沿って(例えば湾曲壁の先端側で)支持されることで、
ワイヤハーネスの屈曲半径が一層大きく規定され、それ
によりワイヤハーネスの折れ曲がり等が防止されて、コ
ルゲートチューブや電線の傷みが一層確実に防止され
る。
【0102】また、請求項6記載の発明によれば、扁平
なコルゲートチューブを用いることで、固定構造を薄型
化(小型化)することができると共に、例えばスライド
ドアの開閉時にコルゲートチューブを短径方向に屈曲さ
せるようにすることで、ワイヤハーネスの屈曲性を高め
て、コルゲートチューブ等の経時的な傷みを防止するこ
とができる。
【0103】また、請求項8記載の発明によれば、受け
部の凹部にコルゲートチューブの下半部を係合させ、蓋
部の凹部にコルゲートチューブの上半部を係合させるこ
とで、コルゲートチューブを両凹部で簡単且つ確実に支
持することができ、組付作業性が向上する。また、受け
部と蓋部との例えば両側の壁部に凹部を形成すれば、コ
ルゲートチューブを長手方向の二箇所で安定に保持する
ことができる。
【0104】また、請求項11記載の発明によれば、断
面長円形の平型のコルゲートチューブを分割式の回動部
材で挟むことで簡単に固定することができ、組付作業性
が向上する。また、回動部材を分割式としたことで、平
型のコルゲートチューブを固定するための回動部材の構
造が簡素化され、樹脂成形金型の構造も簡素化されて、
部品コストが低コスト化される。
【0105】また、請求項12記載の発明によれば、回
動部材の外周の突条及び/又は溝が受け部と蓋部との摺
接溝及び/又は摺接突条に案内されて周方向にスムーズ
に且つ確実に回動する。これにより、コルゲートチュー
ブ配索時の捩れが一層確実に吸収される。
【0106】また、請求項14記載の発明によれば、ワ
イヤハーネスが捩られて回動部材が回転した際に、カム
溝の終端及び始端が突起に対するストッパとして作用
し、突起がカム溝の始端又は終端に当接することで、そ
れ以上の回動部材の回転すなわちワイヤハーネスの捩り
が阻止され、電線やコルゲートチューブの過度の捩りに
よる傷みが防止される。
【0107】また、請求項16,17記載の発明によれ
ば、例えばワイヤハーネスを大きく屈曲させて車両ボデ
ィ等に配索する際に、コルゲートチューブ固定具の湾曲
壁にワイヤハーネスのコルゲートチューブの外周面が当
接して、ワイヤハーネスが折れ曲がりなく湾曲壁の湾曲
形状に沿ってスムーズに湾曲矯正されるから、コルゲー
トチューブや内部の電線の傷みや変形が防止される。こ
の効果は、ワイヤハーネスを配索する際に限らず、例え
ば車両ボディからスライドドアにかけてワイヤハーネス
を配索し、スライドドアの開閉動作に伴ってワイヤハー
ネスが大きく振れた場合においても同様に奏されるもの
である。
【0108】また、請求項18記載の発明によれば、蓋
部を受け部に閉止させる作業が容易化し、且つコルゲー
トチューブの凹溝への蓋部の摺接支持部の係合性や回動
部材の溝への蓋部の摺接溝の係合性が高まり、組付作業
が容易化・確実化する。また、請求項19記載の発明に
よれば、受け部と蓋部との固定作業を係止手段によりワ
ンタッチで簡単に行うことができ、組付性が向上する。
【0109】また、請求項20記載の発明によれば、固
定具を係止クリップによりワンタッチで簡単に車両ボデ
ィ等に固定することができる。また、係止クリップが車
両ボディ等の孔部内を回動自在であるから、固定具がコ
ルゲートチューブの屈曲方向に回動自在であり、これに
よりコルゲートチューブのテンションが吸収緩和され、
コルゲートチューブの曲りによる傷みや変形や固定具の
外れが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコルゲートチューブの固定構造及
びコルゲートチューブ固定具の第一の実施形態を示す分
解斜視図である。
【図2】図1のA−A相当断面図である。
【図3】本発明に係るコルゲートチューブの固定構造及
びコルゲートチューブ固定具の第二の実施形態を示す分
解斜視図である。
【図4】本発明に係るコルゲートチューブの固定構造及
びコルゲートチューブ固定具の第三の実施形態を示す分
解斜視図である。
【図5】第三の実施形態においてワイヤハーネスが湾曲
矯正された状態を示す平面図である。
【図6】上記第三の実施形態に類似した第四の実施形態
を示す分解斜視図である。
【図7】本発明に係るコルゲートチューブの固定構造及
びコルゲートチューブ固定具の第五の実施形態を示す分
解斜視図である。
【図8】同じく固定具本体のカム溝の一形態を示す平面
図である。
【図9】(a)はワイヤハーネスを一方向に捩った状態
を示す平面図、(b)はワイヤハーネスを他方向に捩っ
た状態を示す平面図である。
【図10】本発明に係るコルゲートチューブの固定構造
及びコルゲートチューブ固定具の第六の実施形態を示す
分解斜視図である。
【図11】(a)はワイヤハーネスを一方向に屈曲させ
た状態を示す横断面図、(b)はワイヤハーネスを他方
向に屈曲させた状態を示す横断面図である。
【図12】従来のコルゲートチューブの固定構造を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1,1′,39,62,88,100 コルゲートチュ
ーブ固定具 2,32 コルゲートチュ
ーブ 3,3′,36,63,92,104 受け部 4,4′,37,64,93,105 蓋部 9,23,68,70 凹部 10,24,78,79 摺接支持部 11,40 凹溝 12,41 凸条 13,61 係止クリップ 16,56 係止突起(係止
手段) 17,58 係合枠片(係止
手段) 27 孔部 28 取付側 33,89,101 回動部材 34,90,90’,102,102’分割部材 35,109 内径部(ハーネ
ス保持孔) 38,91,103 固定具本体 46,48 突条 47 周溝 53 摺接溝 54 摺接突条 65,83〜86 湾曲壁 96 カム溝 97,110 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02G 3/04 H02G 3/26 D 3/38 3/28 F (72)発明者 角田 充規 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 (72)発明者 渡部 弘志 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 Fターム(参考) 3H023 AA02 AB01 AC61 AD15 AD38 AE08 5G357 DA10 DB03 DC12 DD01 DD05 DD10 5G363 AA07 BA02 BA07 DA15 DC02

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周方向の凹溝と凸条とを交互に有する断
    面円形のコルゲートチューブの内側に複数本の電線を挿
    通させてワイヤハーネスを構成し、該コルゲートチュー
    ブを車両ボディ等の取付側に固定具で固定するコルゲー
    トチューブの固定構造において、 前記コルゲートチューブの凹溝に前記固定具の摺接支持
    部を摺動自在に係合させ、該コルゲートチューブを該摺
    接支持部で周方向回動自在に支持したことを特徴とする
    コルゲートチューブの固定構造。
  2. 【請求項2】 周方向の凹溝と凸条とを交互に有するコ
    ルゲートチューブの内側に複数本の電線を挿通させてワ
    イヤハーネスを構成し、該コルゲートチューブを車両ボ
    ディ等の取付側に固定具で固定するコルゲートチューブ
    の固定構造において、 円形の外周を有する回動部材の内側に前記コルゲートチ
    ューブを固定し、該回動部材を固定具本体の内側に周方
    向回動自在に保持させたことを特徴とするコルゲートチ
    ューブの固定構造。
  3. 【請求項3】 前記固定具本体と前記回動部材との何れ
    か一方にカム溝を設け、何れか他方に、該カム溝に沿っ
    て従動する突起を設けて、該回動部材を回動と同時にワ
    イヤハーネス長手方向に移動可能としたことを特徴とす
    る請求項2記載のコルゲートチューブの固定構造。
  4. 【請求項4】 前記回動部材に、前記コルゲートチュー
    ブを不動に保持する内径部を斜め方向に偏心させて設け
    て、該内径部の偏心方向に前記ワイヤハーネスを大きな
    屈曲半径で屈曲可能としたことを特徴とする請求項2又
    は3記載のコルゲートチューブの固定構造。
  5. 【請求項5】 前記内径部の偏心側において前記固定具
    本体に、前記ワイヤハーネスに対する湾曲壁を設けたこ
    とを特徴とする請求項4記載のコルゲートチューブの固
    定構造。
  6. 【請求項6】 前記コルゲートチューブが断面長円形で
    あることを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載のコ
    ルゲートチューブの固定構造。
  7. 【請求項7】 周方向の凹溝と凸条とを交互に有する断
    面円形のコルゲートチューブを車両ボディ等の取付側に
    固定するコルゲートチューブ固定具であって、前記コル
    ゲートチューブを周方向回動自在に保持する受け部と蓋
    部とで構成され、該受け部と該蓋部とが、前記凹溝に摺
    動自在に係合する摺接支持部を備えたことを特徴とする
    コルゲートチューブ固定具。
  8. 【請求項8】 前記受け部と前記蓋部とが対向する半円
    形ないしは円弧状の凹部を有し、各凹部の周縁に前記摺
    接支持部が形成されたことを特徴とする請求項7記載の
    コルゲートチューブ固定具。
  9. 【請求項9】 周方向の凹溝と凸条とを交互に有する断
    面長円形のコルゲートチューブを内側に固定する回動部
    材を備え、該回動部材を前記受け部と前記蓋部との間に
    周方向回動自在に保持することを特徴とする請求項7又
    は8記載のコルゲートチューブ固定具。
  10. 【請求項10】 周方向の凹溝と凸条とを交互に有する
    断面円形又は長円形のコルゲートチューブを車両ボディ
    等の取付側に固定するコルゲートチューブ固定具であっ
    て、前記コルゲートチューブを内側に固定する回動部材
    と、該回動部材を周方向回動自在に保持する受け部と蓋
    部とで構成されることを特徴とするコルゲートチューブ
    固定具。
  11. 【請求項11】 前記回動部材が分割可能であり、各分
    割部材が前記コルゲートチューブの形状に応じた断面円
    形又は長円形の内径部を有し、該内径部に、該コルゲー
    トチューブの前記凹溝に係合する突条が形成されたこと
    を特徴とする請求項10記載のコルゲートチューブ固定
    具。
  12. 【請求項12】 前記回動部材の外周に突条及び/又は
    周溝が設けられ、前記受け部と前記蓋部とに、該突条及
    び/又は周溝を摺動自在に係合させる摺接溝及び/又は
    摺接突条が形成されたことを特徴とする請求項10又は
    11記載のコルゲートチューブ固定具。
  13. 【請求項13】 前記回動部材と前記受け部及び/又は
    前記蓋部との何れか一方にカム溝が設けられ、何れか他
    方に、該カム溝に対する従動用の突起が設けられたこと
    を特徴とする請求項10又は11記載のコルゲートチュ
    ーブ固定具。
  14. 【請求項14】 前記カム溝が始端と終端とを有し、前
    記従動用の突起が該始端と終端とに当接可能であること
    を特徴とする請求項13記載のコルゲートチューブ固定
    具。
  15. 【請求項15】 前記回動部材と、該回動部材を回動自
    在に保持する前記受け部と前記蓋部との各収容部とがテ
    ーパ状に形成され、該回動部材の内径部が斜め方向に偏
    心して設けられたことを特徴とする請求項10又は11
    記載のコルゲートチューブ固定具。
  16. 【請求項16】 前記受け部及び/又は蓋部に、前記コ
    ルゲートチューブの外周面を当接させる外向きの湾曲壁
    を設けて、該コルゲートチューブを含むワイヤハーネス
    の折れ曲がりを防止したことを特徴とする請求項7〜1
    5の何れかに記載のコルゲートチューブ固定具。
  17. 【請求項17】 前記湾曲壁が前記コルゲートチューブ
    の導出側において左右及び/又は上下に対向して設けら
    れたことを特徴とする請求項16記載のコルゲートチュ
    ーブ固定具。
  18. 【請求項18】 前記受け部と前記蓋部及び/又は前記
    各分割部材がヒンジで回動自在に連結されたことを特徴
    とする請求項7〜17の何れかに記載のコルゲートチュ
    ーブ固定具。
  19. 【請求項19】 前記受け部と前記蓋部とが係止手段で
    固定されることを特徴とする請求項7〜18の何れかに
    記載のコルゲートチューブ固定具。
  20. 【請求項20】 前記受け部に、前記車両ボディ等の取
    付側の孔部に挿入係合する係止クリップが突設されたこ
    とを特徴とする請求項7〜19の何れかに記載のコルゲ
    ートチューブ固定具。
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