JP2006341692A - ワイヤハーネス保持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 固定構造体と可動構造体とに跨って配索されたワイヤハーネスを保持するワイヤハーネス保持構造において、可動構造体のスライド移動に伴い発生するワイヤハーネスの余長を吸収することができ、小型で汎用性に優れたワイヤハーネスの保持構造を提供する。
【解決手段】 車両ボディと当該車両ボディにスライド移動可能に組付けられている車両用スライドシート10とに跨って配索されたワイヤハーネス15を保持するワイヤハーネス保持構造は、シート10にてワイヤハーネス15の一部分を保持する可動側保持部16と、前記車両ボディにてワイヤハーネス15の他の部分を保持するフロア行きコネクタ14と、を備え、可動側保持部16からフロア行きコネクタ14に向けて導出されたワイヤハーネス15がシート10のスライド移動に伴って可動側保持部16の周りを旋回するように、可動側保持部16がワイヤハーネス15を保持している。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば自動車の車両ボディといった固定構造体と車両ボディに対してスライド移動するスライドシートやスライドドアといった可動構造体とに跨って配索されるワイヤハーネスの保持構造に関し、特に、可動構造体のスライド移動に伴って発生するワイヤハーネスの余長を吸収するためのワイヤハーネスの保持構造に関する。
自動車部品の中でもスライドシートやスライドドアは、車両ボディに対してスライド移動量が比較的大きな部位である。当該部位に電装品を装着するには、車両ボディとに跨ってワイヤハーネスを配索する必要があるが、ワイヤハーネスの収容性の点で難があった。
例えば、近年人気のワンボックスカーに用いられているスライドシートは、スライド移動量が大きいため、図5に示すように、スライドシート5のスライド移動に伴いワイヤハーネス6には余長が発生し、ワイヤハーネス6の弛みに足を引っ掛けるなどの問題が生じ得る。
そこで、スライドシートと車両ボディとの間に配索されたワイヤハーネスをスライドシートのスライド移動に応じて伸縮させるワイヤハーネスの保持構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されたワイヤハーネスの保持構造は、図6に示すように、長手方向をスライドシートのスライド移動方向に平行に配されたプロテクタ1と、プロテク1の前端に設けられた固定側コネクタ2と、プロテクタ1の長手方向にスライド移動可能に当該プロテクタ1に係合し且つスライドシートに接続されるスライダ3とを備える。
ワイヤハーネス4は、略U字形状に折り返されてプロテクタ1内に収納され、その一端を固定側コネクタ2に接続され、他端をスライダ3に接続される。スライダ3のスライド移動に伴い、ワイヤハーネス4はその折り返し部分をスライド移動方向に沿って前後に移動させながらプロテクタ1内で伸縮する。これにより、スライダ3のスライド移動に伴い発生するワイヤハーネス4の余長が吸収される。
特開平10−112922号公報
特許文献1に開示されたワイヤハーネスの保持構造においては、固定側コネクタ2とスライダ3とは、スライダ3のスライド移動方向に整列されており、固定側コネクタ2から延びるワイヤハーネス4は、スライダ3の後方に引き回された後に、略U字形状に折り返されて後方からスライダ3に接続される。換言すれば、ワイヤハーネス4は、スライダ3から固定側コネクタ2に向けて、常にスライダ3の後方に導出される。
そして、ワイヤハーネス4の折り返し部分での極端な屈曲による損傷を回避するため、図7に示すワイヤハーネス4の最伸長状態において、折り返し部分の屈曲半径を許容値以上に保つための余剰長さLがスライダ3の後方に確保される。
このことは、ワイヤハーネスの保持構造の小型化に不利となる虞がある。即ち、電流容量が必要な一般電線(アース線)が併設されたものなどの太径のワイヤハーネスでは許容屈曲半径が大きくなる傾向にあり、これに伴い余剰長さLも大きく設定する必要があるので、ワイヤハーネスの保持構造の小型化に不利となる虞がある。また、スライドシートのストロークやワイヤハーネスの屈曲半径に合わせて車種毎に専用設計となり、汎用性に劣るという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、固定構造体と可動構造体とに跨って配索されたワイヤハーネスを保持するワイヤハーネス保持構造において、可動構造体のスライド移動に伴い発生するワイヤハーネスの余長を吸収することができ、小型で汎用性に優れたワイヤハーネスの保持構造を提供することにある。
上記目的は、本発明に係る下記(1)〜(7)のワイヤハーネス保持構造により達成される。
(1)固定構造体と当該固定構造体にスライド移動可能に組付けられている可動構造体とに跨って配索されたワイヤハーネスを保持するワイヤハーネス保持構造であって、前記可動構造体にて前記ワイヤハーネスの一部分を保持する可動側保持部と、前記固定構造体にて前記ワイヤハーネスの他の部分を保持する固定側保持部と、を備え、前記可動側保持部から前記固定側保持部に向けて導出された前記ワイヤハーネスが前記可動構造体のスライド移動に伴って前記可動側保持部の周りを旋回するように、前記可動側保持部が前記ワイヤハーネスを保持していることを特徴とするワイヤハーネス保持構造。
(2)前記可動側保持部が、前記ワイヤハーネスを軸支していることを特徴とする上記(1)に記載のワイヤハーネス保持構造。
(3)前記可動側保持部が、前記可動構造体に固定され、軸孔および当該軸孔に連通し且つ当該軸孔の軸周りに扇状に拡開して開口する導出孔が設けられた固定部材と、前記本体の軸孔および導出孔を順次挿通されて前記可動側保持部に向けて導出された前記ワイヤハーネスに外装される補強部材と、を有し、前記補強部材が、前記軸孔の軸周りに旋回可能に前記導出孔の開口部に支持されていることを特徴とする上記(2)に記載のワイヤハーネス保持構造。
(4)前記補強部材が、長手方向に沿って環状の凹凸が交互にその外表面に形成されているコルゲートチューブであって、前記導出孔の開口部に、前記コルゲートチューブの凹凸に嵌合し且つ前記軸孔の軸周りに円弧状に延びるガイドレールが形成されていることを特徴とする上記(3)に記載のワイヤハーネス保持構造。
(5)前記固定部材の軸孔から導出された前記ワイヤハーネスが、当該固定部材に固定されていることを特徴とする上記(3)または(4)に記載のワイヤハーネス保持構造。
(6)前記ワイヤハーネスが前記固定側保持部の近傍において前記スライド移動方向と直交する方向に沿うように当該ワイヤハーネスを前記固定構造体に固定するクランプをさらに備えたことを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれかに記載のワイヤハーネス保持構造。
(7)前記可動側保持部および前記固定側保持部が、前記可動構造体のスライド移動方向と直交する方向に離間して配置されることを特徴とする上記(1)〜(6)のいずれかに記載のワイヤハーネス保持構造。
上記(1)記載のワイヤハーネス保持構造によれば、可動側保持部から前記固定側保持部に向けて導出されたワイヤハーネスが可動構造体のスライド移動に伴って可動側保持部の周りを旋回することにより、可動構造体のスライド移動によって発生するワイヤハーネスの余長が吸収される。これにより、ワイヤハーネスを弛みなく配索することができる。
そして、ワイヤハーネスが旋回し、ワイヤハーネスの最伸長状態でワイヤハーネスの可動側保持部からの導出方向が固定側保持部に向くことにより、より短いワイヤハーネスで可動側保持部と固定側保持部との間を繋ぐことができる。これにより、ワイヤハーネス保持構造の小型化を図ることができる。
上記(2)記載のワイヤハーネス保持構造によれば、可動側保持部から固定側保持部に向けて導出されたワイヤハーネスが可動側保持部の周りを旋回することができる。
上記(3)記載のワイヤハーネス保持構造によれば、ワイヤハーネスが、導出孔から導出された直後に屈曲することがないよう、補強部材により補強されており、当該補強部材が軸孔の軸周りに旋回可能に前記導出孔の開口部に支持されている。これにより、固定側保持部に向けて導出孔から導出されたワイヤハーネスが可動側保持部の周りを旋回することができる。
上記(4)記載のワイヤハーネス保持構造によれば、補強部材をコルゲートチューブとし、コルゲートチューブの外表面に形成されている凹凸と導出孔の開口部に形成されたガイドレールとによって、コルゲートチューブを旋回方向に案内すると共にコルゲートチューブの導出孔の開口部からの抜脱を防止することができる。
上記(5)記載のワイヤハーネス保持構造によれば、導出孔から導出されたワイヤハーネスの旋回に伴い、主に軸孔に収容されているワイヤハーネスに捻転が生じる。これにより、ワイヤハーネスに作用する応力を緩和することができる。
上記(6)記載のワイヤハーネス保持構造によれば、ワイヤハーネスは、固定側保持部の近傍において、その一部をスライド移動方向と直交する方向に沿わせた状態に固定される。これにより、可動構造体のスライド移動方向と直交する方向に離間して配置された可動側保持部と固定側保持部との間で、ワイヤハーネスの挙動を安定させ、弛みの発生を抑制することができる。
上記(7)記載のワイヤハーネス保持構造によれば、ワイヤハーネスの旋回による余長吸収能の範囲内で、スライド移動方向と直交する方向の可動側保持部および固定側保持部の離間距離を適宜調節することにより、スライド移動量の異なる種々の可動構造体に適用可能であり、汎用性に優れる。
本発明によれば、固定構造体と可動構造体とに跨って配索されたワイヤハーネスを保持するワイヤハーネス保持構造において、可動構造体のスライド移動に伴い発生するワイヤハーネスの余長を吸収することができ、小型で汎用性に優れたワイヤハーネスの保持構造を提供することができる。
以下、本発明の好適な実施形態を図を参照して説明する。
図1は本発明の第1実施形態であって、ワイヤハーネス保持構造が適用された車両用スライドシートの斜視図、図2は図1に示すワイヤハーネス保持構造の要部の分解斜視図、図3は図2に示す要部の組立斜視図、図4は図1に示すワイヤハーネス保持構造の動作を説明する図であって、車両用スライドシートの底面側から見た平面図、図5は本発明の第2実施形態であって、ワイヤハーネス保持構造が適用された車両用スライドシートの斜視図である。
まず、車両用スライドシートのスライド移動構造から説明する。
図1に示すように、車両用スライドシート(可動構造体)10の底面には、不図示の車両ボディ(固定構造体)の前後方向に延びる一対のスライダ11,11が、シート10の幅方向に離間して平行に取り付けられており、各スライダ11の前端部は、一対のスライダ11,11間に横架された連結バー12によって互いに連結されている。
そして、車両ボディのフロアには一対のガイドレール13,13が、一対のスライダ11,11に対応して、車両ボディの前後方向に延在している。各スライダ11が、対応するガイドレール13に沿って移動することで、シート10が、車両ボディの前後方向にスライド移動する。
そして、車両ボディとシート10とに跨ってワイヤハーネス15が配索されており、本実施形態のワイヤハーネス保持構造は、シート10にてワイヤハーネス15を保持する可動側保持部16と、車両ボディにてワイヤハーネスを保持する固定側保持部と、を備えている。
固定側保持部は、一方のガイドレール13の前端部内側に取り付けられたフロア行きコネクタ14とされており、ワイヤハーネス15の一端が接続されている。また、可動側保持部16は、連結バー12に取り付けられ、ワイヤハーネス15の一部分を保持している。
図2および図3に示すように、可動側保持部16は、コルゲートチューブ17と、シート10に固定された固定部材18とを含み、いずれも合成樹脂により形成されている。
固定部材18には、当該固定部材18の上面に開口して鉛直下方に延びる軸孔24と、軸孔24の下端に連通する導出孔25とが設けられている。導出孔25の開口部25aは、軸孔24の軸周りに所定の中心角度(図示の例では略90度)で扇状に拡開して開口するように形成されている。
ワイヤハーネス15は、固定部材18の軸孔24と導出孔25との接続部分で屈曲されながら、軸孔24および導出孔25を順次挿通されてフロア行きコネクタ14に向けて導出される。導出孔25から導出されたワイヤハーネス15には、所定の長さにわたってコルゲートチューブ17が外装されている。コルゲートチューブ17は、適宜の剛性を有し、ワイヤハーネス15が導出孔25から導出された直後に屈曲することがないように当該ワイヤハーネス15を補強している。
コルゲートチューブ17は、長手方向に沿って環状の凹凸19が交互にその外表面に形成されており、一端部を導出孔25の開口部25aに装入されている。導出孔25の開口部25aの周縁部には、コルゲートチューブ17の一端部の凹凸19に嵌合し且つ軸孔24の軸周りに円弧状に延びるガイドレール20が形成されている。コルゲートチューブ17は、ガイドレール20に案内されて軸孔24の軸周りに旋回可能に導出孔25の開口部25aに支持され、ガイドレール20により導出孔25の開口部25aからの抜脱を規制されている。
軸孔24はワイヤハーネス15よりも大径に形成されており、よって、ワイヤハーネス15は軸孔24内において回転可能に軸支されている。軸孔24から導出されたワイヤハーネス15は、軸孔24の開口縁部に隣接する位置に立設されている支持片26に、例えば粘着テープ30等の結束部材で束ねられるなどして強固に固定されている。このため、導出孔25から導出されたワイヤハーネス15がコルゲートチューブ17とともに軸孔24の軸周りに旋回することに伴い、ワイヤハーネス15の主に軸孔24に収容されている部分に捻転が生じる。
このように構成された可動側保持部16は、固定部材18に設けられたフック31を連結バー12に設けられた係止孔32(図4参照)に係合させることで、連結バー12に取り付けられている。尚、図4に示すように、係止孔32は、連結バー12の長手方向に所定の間隔をおいて複数設けられており、フック31を適宜な係止孔32に係合させることで、シート10の幅方向、即ち、シート10のスライド移動方向と直交する方向(尚、本実施形態においてはフロアに水平なシート10の幅方向であるが、本発明におけるスライド移動方向と直交する方向は、フロアに水平、垂直、およびそれらの合成をも含む)に沿ったフロア行きコネクタ14と可動側保持部16との離間距離が調節可能となっている。
次に、図4を参照して、上述のワイヤハーネス保持構造の動作を説明する。
図4(a)〜(d)は、順次、シート10が前方にスライド移動する様を示す。
図4(a)に示す初期状態において、フロア行きコネクタ14は、シート10の幅方向に離間して、可動側保持部16の前方に位置している。コルゲートチューブ17は略前方に向けて延びている。
図4(a)から図4(b)に示す状態にシート10が前方にスライド移動することによりフロア行きコネクタ14と可動側保持部16とが接近する。このため、ワイヤハーネス15に余長が発生してワイヤハーネス15が屈曲するが、ワイヤハーネス15の剛性(復元力)によりコルゲートチューブ17にトルクが作用し、コルゲートチューブ17が軸孔24の軸周りに旋回する。そして、コルゲートチューブ17とともにワイヤハーネス15が旋回し、コルゲートチューブ17の先端からのワイヤハーネス15の導出方向が軸孔24の軸周りに変化する。これにより、ワイヤハーネス15の余長が吸収される。
そして、図4(b)から図4(c),(d)に示す状態にシート10が前方にスライド移動すると、フロア行きコネクタ14と可動側保持部16とが離間する。すると、ワイヤハーネス15に引っ張られてコルゲートチューブ17が旋回する。コルゲートチューブ17が旋回し、図4(d)に示すワイヤハーネス15の最伸長状態でコルゲートチューブ17の先端がフロア行きコネクタ14に向くことで、より短いワイヤハーネス15で可動側保持部16とフロア行きコネクタ14との間を繋ぐことができ、これにより、ワイヤハーネス保持構造の小型化が図られている。
ここで、ワイヤハーネス15がコルゲートチューブ17とともに軸孔24の軸周りに旋回することに伴い、ワイヤハーネス15の主に軸孔24に収容されている部分に捻転が生じており、これにより、ワイヤハーネス15に加わる応力が緩和されている。
また、ワイヤハーネス15は、フロア行きコネクタ14の近傍においてシート10の幅方向に沿うように、クランプ33によって車両ボディに固定されている。これにより、ワイヤハーネス15の挙動が安定し、且つ弛みの発生が規制されている。
更に、可動側保持部16を構成するコルゲートチューブ17及び固定部材18がいずれも合成樹脂製とされており、リサイクル性に優れる。
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明の第1実施形態であって、ワイヤハーネス保持構造が適用された車両用スライドシートの斜視図である。 図1に示すワイヤハーネス保持構造の要部の分解斜視図である。 図2に示す要部の組立斜視図である。 図1に示すワイヤハーネス保持構造の動作を説明する図であって、車両用スライドシートの底面側から見た平面図である。 スライドシートのスライド移動に伴いワイヤハーネスに余長が発生する状態を示す斜視図である。 従来のワイヤハーネス保持構造の分解斜視図である。 図6に示すワイヤハーネス保持構造の動作を説明する平面図である。
符号の説明
10 車両用スライドシート(可動構造体)
14 フロア行きコネクタ(固定側保持部)
15 ワイヤハーネス
16 可動側保持部
17 コルゲートチューブ(補強部材)
18 固定部材
19 コルゲートチューブの凹凸
20 ガイドレール
24 軸孔
25 導出孔
33 クランプ

Claims (7)

  1. 固定構造体と当該固定構造体にスライド移動可能に組付けられている可動構造体とに跨って配索されたワイヤハーネスを保持するワイヤハーネス保持構造であって、
    前記可動構造体にて前記ワイヤハーネスの一部分を保持する可動側保持部と、前記固定構造体にて前記ワイヤハーネスの他の部分を保持する固定側保持部と、を備え、
    前記可動側保持部から前記固定側保持部に向けて導出された前記ワイヤハーネスが前記可動構造体のスライド移動に伴って前記可動側保持部の周りを旋回するように、前記可動側保持部が前記ワイヤハーネスを保持していることを特徴とするワイヤハーネス保持構造。
  2. 前記可動側保持部が、前記ワイヤハーネスを軸支していることを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネス保持構造。
  3. 前記可動側保持部が、前記可動構造体に固定され、軸孔および当該軸孔に連通し且つ当該軸孔の軸周りに扇状に拡開して開口する導出孔が設けられた固定部材と、前記本体の軸孔および導出孔を順次挿通されて前記可動側保持部に向けて導出された前記ワイヤハーネスに外装される補強部材と、を有し、
    前記補強部材が、前記軸孔の軸周りに旋回可能に前記導出孔の開口部に支持されていることを特徴とする請求項2に記載のワイヤハーネス保持構造。
  4. 前記補強部材が、長手方向に沿って環状の凹凸が交互にその外表面に形成されているコルゲートチューブであって、
    前記導出孔の開口部に、前記コルゲートチューブの凹凸に嵌合し且つ前記軸孔の軸周りに円弧状に延びるガイドレールが形成されていることを特徴とする請求項3に記載のワイヤハーネス保持構造。
  5. 前記固定部材の軸孔から導出された前記ワイヤハーネスが、当該固定部材に固定されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のワイヤハーネス保持構造。
  6. 前記ワイヤハーネスが前記固定側保持部の近傍において前記スライド移動方向と直交する方向に沿うように当該ワイヤハーネスを前記固定構造体に固定するクランプをさらに備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のワイヤハーネス保持構造。
  7. 前記可動側保持部および前記固定側保持部が、前記可動構造体のスライド移動方向と直交する方向に離間して配置されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のワイヤハーネス保持構造。
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