JP4827594B2 - ワイヤハーネス配索構造 - Google Patents

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本発明は、車両のフロアに前後移動可能に組付けられるスライドシートから伸びたシートワイヤハーネスの先端に設けられたシート側コネクタを、当該フロアに配索されたフロアワイヤハーネスに設けられたフロア側コネクタに接続して、当該フロアと当該スライドシートとに跨ってワイヤハーネスを配索するワイヤハーネス配索構造に関する。
例えば自動車のスライドシートには電動スライド機構や電動リクライニング機構などの電動補機が装備され、これらの電動補機に電力を供給するワイヤハーネスが車両のフロアとスライドシートとに跨って配索される。その際、フロアに対するスライドシートの前後移動に追従できるよう、ワイヤハーネスは十分な長さをもってフロアとスライドシートとの間に配索される。かかる従来のワイヤハーネス配索構造の一例として、図13に示すものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図13に示すワイヤハーネス配索構造は、フロアに配索されたワイヤハーネス幹線53から分岐されたフロアワイヤハーネス52をスライドシート51に接続するものである。フロアワイヤハーネス52は、フロア側の一部分をスライドシート51のレール54の内側面にクランプ55で固定され、シート側の末端に設けられたコネクタ56をスライドシート51の下部に固定されて、シート下に収納されている。
クランプ55は、スライドシート51の移動に伴うコネクタ56の移動範囲の中央位置に設定されており、クランプ55からコネクタ56までの長さが、スライドシート51が最前位置にあるときと最後位置にあるときとで等しく、フロアワイヤハーネス52の短縮が図られている。
特開平11−105641号公報
特許文献1に開示されたワイヤハーネス配索構造では、フロアワイヤハーネス52には、クランプ55による固定点において上方に向かう指向性が付与されており、また、コネクタ56による固定点において横方向に向かう指向性が付与されている。
フロアワイヤハーネス52に付与された上記の指向性は、スライドシート51の移動にかかわらず常に一定である。そのため、クランプ55とコネクタ56とが最も離間するスライドシート51が最前位置又は最後位置にあるときにも、フロアワイヤハーネス52のコネクタ56に連なる部分をクランプ55に向けて大きく屈曲させねばならず、その分、冗長なものとなる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、車両のフロアとスライドシートとに跨って配索されるワイヤハーネスの短縮を図ることができるワイヤハーネス配索構造を提供することを目的とする。
上記目的は、本発明に係る下記のワイヤハーネス配索構造により達成される。
車両のフロアに前後移動可能に組付けられるスライドシートから伸びたシートワイヤハーネスの先端に設けられたシート側コネクタを、当該フロアに配索されたフロアワイヤハーネスに設けられたフロア側コネクタに接続して、当該フロアと当該スライドシートとに跨ってワイヤハーネスを配索するワイヤハーネス配索構造であって、
前記シートワイヤハーネスを折り曲げた状態に保持するプロテクタと、
前記プロテクタを支持して前記スライドシートに取り付けられるホルダと、
前記プロテクタに連設され且つ当該プロテクタと前記シート側コネクタとの間の前記シートワイヤハーネスの中間部位に添着された弾性部材と、
を備え、
前記ホルダが、前記シートワイヤハーネスの折り曲げ部位の基端側を保持する前記プロテクタの部分を軸にした当該プロテクタの回転を許容する第1位置と、当該プロテクタの回転を規制する第2位置とを有し、当該第1位置と当該第2位置との間を移動可能に当該プロテクタを支持しており、
前記シートワイヤハーネスが垂下された状態で、前記プロテクタは前記第2位置にあって、
前記スライドシートが前記フロアに設置された際には、前記シートワイヤハーネスが撓められると共に当該シートワイヤハーネスと共に撓められた前記弾性部材が前記プロテクタを付勢し、それにより当該プロテクタが前記第1位置に移動されることを特徴とするワイヤハーネス配索構造。
本発明によれば、シートワイヤハーネスを折り曲げた状態に保持するプロテクタは、第1位置において、シートワイヤハーネスの折り曲げ部位の基端側を保持する当該プロテクタの部分を軸として回転可能にホルダに支持される。そこで、プロテクタは、スライドシートの前後移動に伴ってシートワイヤハーネスに押され若しくは引っ張れるようにして、フロアワイヤハーネスとの接続箇所へのシートワイヤハーネスの引き出し方向を当該接続箇所ヘ向け若しくは背けるように回転する。これにより、フロアワイヤハーネスとの接続箇所とプロテクタとをより短いシートワイヤハーネスで繋ぐことができる。
ここで、シート側コネクタとフロア側コネクタとの接続にあたり、通常、作業スペースを確保するためにスライドシートはフロアから持ち上げられ、その際には、シートワイヤハーネスはスライドシートから垂下することとなる。本発明では、シートワイヤハーネスが垂下された状態で、プロテクタは第2位置に配置される。シート側コネクタとフロア側コネクタとの接続の際にシートワイヤハーネスを保持するプロテクタが回転可能であると、シート側コネクタをフロア側コネクタから離反させる向きへプロテクタが回転してしまい、両コネクタの接続に支障きたすことも考えられるが、本発明によれば、プロテクタは、第2位置においてその回転を規制されているので、かかる不都合が生じることもない。
そして、スライドシートがフロアに設置された際には、シートワイヤハーネス及びこれに添着された弾性部材が撓められ、撓められた弾性部材は復元力を発揮し、この復元力でプロテクタを付勢して第1位置へと移動させる。このように、本発明によれば、プロテクタの第1位置と第2位置との間の移動が自動でなされるので、作業性に優れる。
以下、図を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1は本発明のワイヤハーネス配索構造の一実施形態であってスライドシートのフロアへの組付け手順の第1段階を示す側面図、図2は図1に示すワイヤハーネス配索構造に用いられるプロテクタ及びホルダの分解斜視図、図3は図2に示すホルダにおける第1位置に支持されたプロテクタの斜視図、図4は図2に示すホルダにおける第2位置に支持されたプロテクタの斜視図、図5はスライドシートのフロアへの組付け手順の第2段階を示す側面図、図6はスライドシートのフロアへの組付け手順の第3段階を示す側面図、図7はスライドシートのフロアへの組付け手順の第4段階を示す側面図、図8はスライドシートのフロアへの組付け手順の最終段階を示す側面図、図9はスライドシートの前後移動に伴うシートワイヤハーネスの動作を説明するための側面図である。
図1に示すように、本実施形態のワイヤハーネス配索構造は車両のフロアに前後移動可能に組付けられるスライドシート10に適用されており、スライドシート10は、車両のフロアに固定される一対のガイドレール12及び該一対のガイドレール12上を前後方向にスライド移動するシート本体11を含んでいる。
シート本体11の底面の両側縁部には、それぞれスライダ(不図示)が取り付けられており、これらのスライダは、対応するガイドレール12に係合している。スライダがガイドレール12上をこれに沿って案内され、シート本体11が前後にスライド移動する構成である。
シート本体11には、例えば電動リクライニングや電動スライド等の機能が装備されており、それらを駆動するための不図示の制御器が内設されている。そして、この制御器に電力を供給するため、フロアとスライドシート10とに跨ってワイヤハーネス13,14が配索される。
ワイヤハーネス13はシート本体11から伸びるシートワイヤハーネスであって、その基端をシート本体11に内設された制御器に接続し、シート本体11の側部から外部に引き出されており、その先端にはシート側コネクタ15が設けられている。一方、ワイヤハーネス14はフロアに配索されているフロアワイヤハーネスであって、その先端にはフロア側コネクタ17が設けられている。
さらに図2を参照して、シート本体11の側部から引き出されたシートワイヤハーネス13にはプロテクタ16が装着されている。プロテクタ16は、C字状断面の筒型に成形された軸部分21と、軸部分21の軸方向と略直交する方向に伸びるよう当該軸部分21の端部に連設され、コ字状断面の筒型に成形された腕部分19とを有し、それらの内にシートワイヤハーネス13を収容して当該シートワイヤハーネス13を略直角に折り曲げた状態に保持している。
プロテクタ16の軸部分21には、シートワイヤハーネス13の折り曲げ部位の基端側が保持され、シートワイヤハーネス13は、腕部分19の先端よりフロアワイヤハーネス14との接続箇所へと引き出される。
シート本体11の側部には、プロテクタ16を支持するホルダ18が取り付けられている。ホルダ18には、プロテクタ16の軸部分21が挿通される軸孔23が形成されており、この軸孔23は、正面視において上下に長い長円形状に成形されている。
軸孔23の下側の内縁部には係合部24が設けられ、また、プロテクタ16の軸部分21には係合部24に係合する係合突起22が設けられている。軸孔23に挿通されたプロテクタ16の軸部分21は、当該軸孔23の下側(第2位置A2)においては、図4に示すように係合突起22を係合部24に係合させることとなり、その回転を規制されるが、軸孔23の上側(第1位置A1)においては、図3に示すように係合突起22を係合部24に係合させることがなく、回転可能に支持される。
プロテクタ16の腕部分19の先端には、帯板状に成形され、自然な状態(無負荷な状態)では略直線状を呈する弾性部材20が連設されている。弾性部材20の先端は、シート側コネクタ15に達して当該シート側コネクタ15に接続されており、弾性部材20は、腕部分19とシート側コネクタ15との間のシートワイヤハーネス13の中間部位にその全長にわたって添着されている。このような弾性部材20は、例えば若干の弾性変形が可能な樹脂により形成される。尚、プロテクタ16も樹脂製として、プロテクタ16と弾性部材20とを一体に形成してもよい。
次に、図1及び図5〜図8を参照して、フロアへのスライドシート10の組付け手順について説明する。
図1に示すように、スライドシート10がフロアへ設置される以前には、シートワイヤハーネス13及び弾性部材20を撓ませて、シート側コネクタ15及びシートワイヤハーネス13が、それぞれ仮留め手段25,26によりガイドレール12に仮留めされている。これは、シートワイヤハーネス13が垂下してしまうのを防止して取り扱いを容易とするためである。撓められた弾性部材20は復元力を発揮し、この復元力でプロテクタ16を付勢しており、付勢されたプロテクタ16の軸部分21は、ホルダ18の軸孔23における上側、即ち第1位置A1に位置している。
スライドシート10がフロアに設置された後、シート側コネクタ15とフロア側コネクタ17とを接続するにあたって作業スペースを確保するため、図5に示すように、スライドシート10の前端がフロアから浮くようにスライドシート10が持ち上げられる。
次いで、シート側コネクタ15及びシートワイヤハーネス13の仮留めが解かれる。仮留めが解かれることで弾性部材20は略直線状に復元し、図6に示すように、シートワイヤハーネス13及び弾性部材20は垂下し、シート側コネクタ15をフロアに載置させる。略直線状に復元した弾性部材20はもはや復元力を発揮しておらず、プロテクタ16は弾性部材20により付勢されることなく、その軸部分21は、ホルダ18の軸孔23における下側、即ち第2位置A2に落下する。
そして、フロア側コネクタ17がシート側コネクタ15に接続される。このとき、プロテクタ16の軸部分21はホルダ18の軸孔23における第2位置A2に位置し、プロテクタ16はその回転を規制されている。そのため、シート側コネクタ15をフロア側コネクタ17から離反させる向きへプロテクタ16が回転してしまうことがない。尚、フロアにシート側コネクタ15を補助的に係止する係止部27を設けてもよい。
シート側コネクタ15とフロア側コネクタ17との接続が済んだ後、図8に示すように、スライドシート10はフロアに設置され、そして、ガイドレール12がフロアに締結されるなどして固定される。このとき、シートワイヤハーネス13及び弾性部材20は再び撓められ、それにより弾性部材20は復元力を発揮してプロテクタ16を上方へと付勢する。第2位置A2にあって上方へと付勢されたプロテクタ16は、第1位置A1に上昇する。
次に、図8及び図9を参照して、スライドシート10のシート本体11の前後移動に伴うシートワイヤハーネス13の動作を説明する。図8にはシート本体11が最も後退した位置にある状態を示し、図9にはシート本体11が最も前進した位置にある状態を示す。
図8に示す状態で、シートワイヤハーネス13のフロアワイヤハーネス14との接続箇所とプロテクタ16とは最も離れた状態にある。プロテクタ16の腕部分19の先端は略下方に向いており、シートワイヤハーネス13は、この腕部分19の先端から下方に向けて引き出されている。
シート本体11が前方へ移動されるのに伴い、プロテクタ16と接続箇所とが接近してシートワイヤハーネス13に余長が生じる。プロテクタ16は、シートワイヤハーネス13に押されるようにして腕部分19の先端を接続箇所から背け、後方に向けるように回転する。そして、図9に示す状態で、シートワイヤハーネス13は、後方に向いたプロテクタ16の腕部分19の先端から後方に向けて引き出され、プロテクタ16と接続箇所との間で後方に凸となるように略U字状に撓められる。
再びシート本体11が後方へ移動されるのに伴い、コネクタ15とプロテクタ16とが離間して、略U字状に撓められていたシートワイヤハーネス13が引き伸ばされる。プロテクタ16は、シートワイヤハーネス13に引っ張られるようにして腕部分19の先端を接続箇所へ向けるように回転する。
以上説明したように、本実施形態のワイヤハーネス配索構造によれば、シートワイヤハーネス13を折り曲げた状態に保持するプロテクタ16は、第1位置A1において、シートワイヤハーネス13の折り曲げ部位の基端側を保持する当該プロテクタ16の部分21を軸として回転可能にホルダ18に支持される。そこで、プロテクタ16は、スライドシート10の前後移動に伴ってシートワイヤハーネス13に押され若しくは引っ張れるようにして、フロアワイヤハーネス14との接続箇所へのシートワイヤハーネス13の引き出し方向を当該接続箇所ヘ向け若しくは背けるように回転する。これにより、フロアワイヤハーネス14との接続箇所とプロテクタ16とをより短いシートワイヤハーネス13で繋ぐことができる。
ここで、シート側コネクタ15とフロア側コネクタ17との接続にあたり、作業スペースを確保するためにスライドシート10はフロアから持ち上げられ、その際には、シートワイヤハーネス13はスライドシート10から垂下することとなる。そして、シートワイヤハーネス13が垂下された状態で、プロテクタ16は第2位置A2に配置され、回転を規制される。そのため、シート側コネクタ15をフロア側コネクタ17から離反させる向きへプロテクタ16が回転してしまうことがなく、両コネクタ15,17の接続に支障きたすこともない。
そして、スライドシート10がフロアに設置された際には、シートワイヤハーネス13及びこれに添着された弾性部材20が撓められ、撓められた弾性部材20は復元力を発揮し、この復元力でプロテクタ16を付勢して第1位置A1へと移動させる。このように、プロテクタ16の第1位置A1と第2位置A2との間の移動が自動でなされるので、作業性に優れる。
次に、図10〜図12を参照して、本発明のワイヤハーネス配索構造に用いられるプロテクタ及びホルダの変形例について説明する。図10は変形例のプロテクタ及びホルダの斜視図、図11は図10に示すホルダにおける第2位置に支持されたプロテクタの斜視図、図12は図10に示すホルダにおける第1位置に支持されたプロテクタの斜視図である。
図10に示すように、シート本体11の側部から引き出されたシートワイヤハーネス13に装着されるプロテクタ40は、C字状断面の筒型に成形された軸部分と、軸部分の軸方向と略直交する方向に伸びるよう当該軸部分の端部に連設され、コ字状断面の筒型に成形された腕部分43とを有し、それらの内にシートワイヤハーネス13を収容して当該シートワイヤハーネス13を略直角に折り曲げた状態に保持している。
プロテクタ16の軸部分には、シートワイヤハーネス13の折り曲げ部位の基端側が保持され、シートワイヤハーネス13は、腕部分43の先端よりフロアワイヤハーネス14との接続箇所へと引き出される。
シート本体11の側部には、プロテクタ40を支持するホルダが取り付けられている。ホルダは、シート本体11の側部に固定されるホルダ本体42と、このホルダ本体42に上下動可能に支持されたスライド部材41とで構成されている。スライド部材41には、プロテクタ40の軸部分が挿通されて当該軸部分を軸支する軸孔が形成されている。プロテクタ40は、その軸部分をスライド部材41の軸孔に挿通させて当該スライド部材41に組付けられ、スライド部材41と共に上下動するようになっている。
ホルダ本体42の下縁部には係合部45が設けられ、また、プロテクタ40の腕部分43には係合部45に係合する係合突起44が設けられている。スライド部材41と共にプロテクタ40がホルダ本体42の下側(第2位置A2)にあるときには、プロテクタ40は、図11に示すように係合突起44を係合部45に係合させることとなり、その回転を規制される。一方、スライド部材41と共にプロテクタ40がホルダ本体42の上側(第1位置A1)にあるときには、プロテクタ40は、図12に示すように係合突起44を係合部45に係合させることがなく、回転可能となる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明のワイヤハーネス配索構造の一実施形態であってスライドシートのフロアへの組付け手順の第1段階を示す側面図である。 図1に示すワイヤハーネス配索構造に用いられるプロテクタ及びホルダの分解斜視図である。 図2に示すホルダにおける第1位置に支持されたプロテクタの斜視図である。 図2に示すホルダにおける第2位置に支持されたプロテクタの斜視図である。 スライドシートのフロアへの組付け手順の第2段階を示す側面図である。 スライドシートのフロアへの組付け手順の第3段階を示す側面図である。 スライドシートのフロアへの組付け手順の第4段階を示す側面図である。 スライドシートのフロアへの組付け手順の最終段階を示す側面図である。 スライドシートの前後移動に伴うシートワイヤハーネスの動作を説明するための側面図である。 変形例のプロテクタ及びホルダの斜視図である。 図10に示すホルダにおける第2位置に支持されたプロテクタの斜視図である。 図10に示すホルダにおける第1位置に支持されたプロテクタの斜視図である。 (a),(b),(c)は従来のワイヤハーネス配索構造の概略図である。
符号の説明
10 スライドシート
11 シート本体
12 ガイドレール
13 シートワイヤハーネス
14 フロアワイヤハーネス
15 シート側コネクタ
16 プロテクタ
17 フロア側コネクタ
18 ホルダ
20 弾性部材

Claims (1)

  1. 車両のフロアに前後移動可能に組付けられるスライドシートから伸びたシートワイヤハーネスの先端に設けられたシート側コネクタを、当該フロアに配索されたフロアワイヤハーネスに設けられたフロア側コネクタに接続して、当該フロアと当該スライドシートとに跨ってワイヤハーネスを配索するワイヤハーネス配索構造であって、
    前記シートワイヤハーネスを折り曲げた状態に保持するプロテクタと、
    前記プロテクタを支持して前記スライドシートに取り付けられるホルダと、
    前記プロテクタに連設され且つ当該プロテクタと前記シート側コネクタとの間の前記シートワイヤハーネスの中間部位に添着された弾性部材と、
    を備え、
    前記ホルダが、前記シートワイヤハーネスの折り曲げ部位の基端側を保持する前記プロテクタの部分を軸にした当該プロテクタの回転を許容する第1位置と、当該プロテクタの回転を規制する第2位置とを有し、当該第1位置と当該第2位置との間を移動可能に当該プロテクタを支持しており、
    前記シートワイヤハーネスが垂下された状態で、前記プロテクタは前記第2位置にあって、
    前記スライドシートが前記フロアに設置された際には、前記シートワイヤハーネスが撓められると共に当該シートワイヤハーネスと共に撓められた前記弾性部材が前記プロテクタを付勢し、それにより当該プロテクタが前記第1位置に移動されることを特徴とするワイヤハーネス配索構造。
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