JP2007181296A - ワイヤハーネス配索構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロアとスライドシートとに跨って配索されるワイヤハーネスの断線を防止できると共に省スペースなワイヤハーネス配索構造を提供する。
【解決手段】車両のフロアと、フロアに固定される一対のガイドレール14及び一対のガイドレール14上を前後方向にスライド移動するシート本体12を含むスライドシート10とに跨ってワイヤハーネスを配索するワイヤハーネス配索構造であって、フロアから伸びるフロアワイヤハーネス18と、スライドシート10から伸びるシートワイヤハーネス17と、ガイドレール14に取り付けられ、フロアワイヤハーネス18の先端接続部及びシートワイヤハーネス17の先端接続部がそれぞれ接続されて両者を電気的に接続する結合コネクタ19と、シート本体12の底面に取り付けられ、シートワイヤハーネス17を保持する保持手段16とを備え、シートワイヤハーネス17が、結合コネクタ19と保持手段16との間でフロアに沿って配索されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車などの車両において、フロアとスライドシートとに跨って配索されるワイヤハーネスの配索構造に関し、特に、スライドシートのスライド移動に伴って発生するワイヤハーネスの余長を吸収することができるワイヤハーネスの配索構造に関する。
従来、スライドシートに電動補機を装着するにあたり、フロアとシートとに跨ってワイヤハーネスが配索されている。ワイヤハーネスは、シートのスライド移動に追従するのに十分な長さを有し、上下に重なるようにU字状に折り返されると共にその長手方向をスライド移動方向と平行に配されてフロアとシートとの間に収納されており、シートのスライド移動に伴って折り返し部分をスライド移動方向に前後させる。それにより、シートのスライド移動によって生じるワイヤハーネスの余長は吸収され、ワイヤハーネスは弛み無く配索されるようになっている。
しかし近年、電動スライド、電動リクライニング、電動ランバーサポート、等の多種の電動補機がシートに装備されるようになっている。それに伴い、ワイヤハーネスは電線数の増加と共にその径が太くなって曲げ難くなり、フロアとシートとの間に収納することが困難であり、また、無理に曲げて収納した場合には折り返し部分が屈曲して断線する虞がある。そこで、複数の電線が線材の幅方向に並べられたコードを用いた配索構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された配索構造は、フロアとシートとに跨ってコードが配索されている。コードは、フラットケーブル等、複数の電線が線材の幅方向に並べられたものであって、その厚みは薄く、その厚み方向には曲げやすいものである。このようなコードが、上下に重なるようにU字状に折り返される共にその長手方向をスライド移動方向と平行に配されてフロアとシートとの間に収納されている。
特開平11−198743号公報
しかしながら、特許文献1に開示された配索構造においてもコードをU字状に折り返しており、コードの厚みが薄く且つ厚み方向に曲げやすいとはいっても、フロアとシートとの間が狭い場合には折り返し部分が屈曲して断線する虞が残る。また、コードは、複数の電線を線材の幅方向に並べ、さらにその長手方向をスライド移動方向と平行に配しているため、電動補機の増加と共に電線数が増加するに伴ってシート下のスペースを大きく占有してしまい、電動補機等を収納するためのシート下のスペースが少なくなってしまうといった弊害がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、フロアとスライドシートとに跨って配索されるワイヤハーネスの断線を防止できると共に省スペースなワイヤハーネス配索構造を提供することにある。
上記の目的は、本発明に係る下記(1)〜(4)のワイヤハーネス配索構造により達成される。
(1)車両のフロアと、前記フロアに固定される一対のガイドレール及び該一対のガイドレール上を前後方向にスライド移動するシート本体を含むスライドシートと、に跨ってワイヤハーネスを配索するワイヤハーネス配索構造であって、
前記フロアから伸びるフロアワイヤハーネスと、前記スライドシートから伸びるシートワイヤハーネスと、前記ガイドレールに取り付けられ、前記フロアワイヤハーネスの先端接続部及び前記シートワイヤハーネスの先端接続部がそれぞれ接続されて該フロアワイヤハーネス及び該シートワイヤハーネスを電気的に接続する結合コネクタと、前記シート本体の底面に取り付けられ、前記シートワイヤハーネスを保持する保持手段と、を備え、
前記シートワイヤハーネスが、前記結合コネクタと前記保持手段との間で前記フロアに沿って配索されていることを特徴とするワイヤハーネス配索構造。
(2)前記シートワイヤハーネスが、前記保持手段において前記フロアに対して起立するように折り曲げられ、起立された部分を軸として旋回可能に前記保持手段に保持されていることを特徴とする(1)に記載のワイヤハーネス配索構造。
(3)前記保持手段が、前記一対のガイドレールの間に配置されており、
前記シートワイヤハーネスが、前記シート本体が最も後退した位置にあるときに前記結合コネクタと前記保持手段との間で前方に向けて凸となるように湾曲して配索されていることを特徴とする(1)又は(2)に記載のワイヤハーネス配索構造。
(4)前記フロアワイヤハーネスの先端接続部は、前記フロアに固定される待ち受けコネクタとされており、
前記フロアの所定位置に前記スライドシートが取り付けられる際に、前記結合コネクタが前記フロアに固定された前記待ち受けコネクタに接続されることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のワイヤハーネス配索構造。
上記(1)の構成のワイヤハーネス配索構造によれば、シートワイヤハーネスは保持手段と結合コネクタとの間でフロアに沿って配索されており、上下に重なるようにU字状に折り返される場合に比べて上下方向に必要となるスペースが小さく済み、シートとフロアとの間の狭い空間にも無理なく収納される。これにより、シートワイヤハーネスの断線を防止することができ、信頼性を高めることができる。
上記(2)の構成のワイヤハーネス配索構造によれば、シートワイヤハーネスをフロアに沿わせた場合には前後及び幅方向にスペースが必要となるが、シートワイヤハーネスは、フロアに対して起立された部分を軸として旋回可能に保持手段に保持されており、保持手段から結合コネクタに向けてのシートワイヤハーネスの導出方向が可変となるから、シートワイヤハーネスの最伸長状態(即ち、保持手段と結合コネクタとが最も離間した位置にある状態)において結合コネクタを指向するように導出させることができ、より短いシートワイヤハーネスで保持手段と結合コネクタとの間を繋ぐことができる。これにより、シートワイヤハーネスの占有スペースを縮小することができる。
上記(3)の構成のワイヤハーネス配索構造によれば、シートワイヤハーネスが、シート本体が最も後退した位置にあるときに結合コネクタと保持手段との間で前方に向けて凸となるように湾曲しているので、シート本体が最も後退した位置にあるときの保持手段より後側にあたるシート下のスペースを確保することができる。
上記(4)の構成のワイヤハーネス配索構造によれば、結合コネクタは、フロアに固定されるスライドシートのガイドレールに取り付けられており、シート本体の前後へのスライド移動によらず、その位置はフロアに対して一定であるので、結合コネクタに接続するフロアワイヤハーネスの先端接続部をフロアに固定される待ち受けコネクタとすることで、フロアの所定位置へのスライドシートの取り付けの際に、併せて結合コネクタとフロアワイヤハーネスの待ち受けコネクタとを接続することができ、作業性を向上させることができる。また、結合コネクタの位置がフロアに対して一定であることより、フロアワイヤハーネスの設計変更削減も望める。
本発明によれば、フロアとスライドシートとに跨って配索されるワイヤハーネスの断線を防止できると共に省スペースなワイヤハーネス配索構造を提供することができる。
以下、本発明の好適な実施形態を図を参照して説明する。
図1は本発明のワイヤハーネス配索構造の一実施形態の斜視図、図2は図1に示すワイヤハーネス配索構造の保持手段の単体斜視図、図3は図1に示すワイヤハーネス配索構造の動作を説明する図であってフロア側から見た底面図、図4はスライドシートの保管時の状態を示す側面図である。
図1に示すように、スライドシート11は、車両のフロアに固定される一対のガイドレール14及び該一対のガイドレール14上を前後方向にスライド移動するシート本体12を含んでいる。シート本体12には、その底面の両側縁部にそれぞれスライダ13が取り付けられており、これら一対のスライダ13は、シート10の幅方向に離間して前後方向に互いに平行に延在している。一対のガイドレール14は、それぞれ対応するスライダ13と平行に伸び、スライダ13の底面に係合している。各スライダ13がガイドレール14上をこれに沿って滑動することでシート本体12が前後にスライド移動する。
スライドシート11には、例えばシート本体12を前後にスライド移動させるための駆動モータ20等の電動補機が装備されており、これら電動補機に電力を供給するため、フロアとスライドシート11とに跨ってワイヤハーネス17,18が配索されている。ワイヤハーネス17はシート本体12から伸びるシートワイヤハーネスであり、ワイヤハーネス18はフロアから伸びるフロアワイヤハーネスである。そして、シートワイヤハーネス17とフロアワイヤハーネス18とは結合コネクタ19を介して電気的に接続されている。
結合コネクタ19は、一方のガイドレール14の底面に取り付けられている。ここで、ガイドレール14の前後両端には、フロアに締結されるアンカー部21がそれぞれ設けられている。これらのアンカー部21は上下方向に所定の高さを有し、アンカー部21がフロアに締結された際にはガイドレール14の底面とフロアとの間に所定の隙間がおかれるようになっており、ガイドレール14の底面に取り付けられた結合コネクタ19は、この隙間に収納される。
フロアワイヤハーネス18と結合コネクタ19との接続は、図示の如くフロアから伸びるフロアワイヤハーネス18を適宜引き回して先端接続部を結合コネクタ19に接続するようにしてもよいが、フロアワイヤハーネス18の先端接続部を待ち受けコネクタとし、これを結合コネクタ19の直下に位置するようにフロアに固定しておき、スライドシート11のフロアへの取り付けの際に併せて結合コネクタ19に接続するようにするのが作業効率の向上を図ることができ、好ましい。
他方、シートワイヤハーネス17は、シート本体12の底面にあって一対のスライダ13の前端部間に架橋された連結バー15に取り付けられている保持手段16に保持され、この保持手段16から結合コネクタ19に向けて導出され、その先端接続部を結合コネクタ19に接続している。そして、シートワイヤハーネス17は、結合コネクタ19と保持手段16との間でフロアに沿って配索されて且つ保持手段16においてフロアに対して起立するように折り曲げられ、起立された部分を軸として旋回可能に保持手段16に保持されている。
図2に示すように、保持手段16は、シートワイヤハーネス17に外装されるプロテクタ30と、このプロテクタ30を支持して連結バー15に取り付けられるベース部材31とを含んでいる。
プロテクタ30は、略円筒形状に形成されて、その軸方向を上下方向と平行に配された軸部32と、軸部32の下端部から該軸部32の軸方向と略直交する方向に延設された帯板状の腕部33とを有し、全体として略L字状に形成されており、シートワイヤハーネスをL字状に折り曲げて保持している。シートワイヤハーネス17は、腕部33の突端から結合コネクタ19に向けて導出され、軸部32内に挿通された部分はフロアに対して起立したように配置されている。尚、シートワイヤハーネス17は、例えば粘着テープ等の結束部材40で束ねられるなどして腕部32に強固に固定され、また、軸部32内では捻転可能な程度に把持されている。
ベース部材31は、連結バー15に穿設された取付孔22(図3参照)に係合するフック34と、該ベース部材18を上下に貫通する軸孔35とを有しており、この軸孔35に軸部32を挿通させてプロテクタ30を支持する。軸孔35はプロテクタ30の軸部32よりも僅かに大径に形成されており、よって、軸孔35に挿通された軸部32は、軸孔35内で回転可能である。尚、プロテクタ30の軸部32の上端部には、軸孔35からの軸部32の抜けを規制するように、軸孔35の上面開口縁部に係合する鍔部36が設けられている。
また、ベース部材31において軸孔35の上面開口縁部に隣接する位置には支持片37が立設されており、プロテクタ30の軸部32から導出されたシートワイヤハーネス17は、例えば粘着テープ等の結束部材40で束ねられるなどして支持片37に強固に固定されている。よって、軸部32回りのプロテクタ30の回転により、軸部32内に配置されているシートワイヤハーネス17の起立部分が捻転するようになっている。
尚、プロテクタ30の軸部32の鍔部36には、半径方向に突出する規制リブ38が設けられ、鍔部36が係合しているベース部材31の軸孔35の上面開口縁部には、規制リブ38と同一周上に位置するリブ受け部39が設けられており、これら規制リブ38とリブ受け部39との当接により軸部32回りのプロテクタ30の過度の回転が規制されるようになっている。
次に、図3を参照して、シートのスライド移動に伴うシートワイヤハーネスの動きを説明する。図3(a)は、シート本体12が最も後退した位置にある状態を示し、同図(b)はシート本体12が最も前進した位置にある状態を示す。
図3(a)に示すように、シートワイヤハーネス17は、結合コネクタ19と保持手段16との間でフロアに沿って配索されており、そして、シート本体12が最も後退した位置にあるときに保持手段16のプロテクタ30の腕部33はその突端を前方に向け、該突端から導出されたシートワイヤハーネス17は、保持手段16と結合コネクタ19との間で前方に向けて凸となるように湾曲して配索されている。尚、結合コネクタ19は、シートワイヤハーネス17の先端接続部に斜め前方から接続される構成となっており、シートワイヤハーネス17の接続時の作業性の向上が図られている。
図3(a)から図3(b)に示す状態にシート本体12が前方にスライド移動すると、保持手段16と結合コネクタ19とが離間し、湾曲したシートワイヤハーネス17は略直線状に引き伸ばされ、それに伴い、腕部33の突端が結合コネクタ19を指向するようにプロテクタ30が軸部32を軸に図中時計回りに回転する。プロテクタ30の回転に伴い、軸部32内に配置されているシートワイヤハーネス17の起立部分は捻転し、プロテクタ30の回転方向とは反対方向、即ち図中反時計回りにプロテクタ30が回転するように復元力を作用させ、さらには、プロテクタ30の規制リブ38とベース部材30のリブ受け部39とが当接してプロテクタ30の過度の回転が規制され、これにより、シートワイヤハーネス17に弛み(蛇行)が生じることが抑制されている。尚、シートワイヤハーネス17の剛性を高めるべくコルゲートチューブを外装するようにしてもよい。
そして、再びシート本体12が後方にスライド移動すると、保持手段16と結合コネクタ19とが接近し、略直線状に引き伸ばされたシートワイヤハーネス17に余長が生じ、これを吸収するようにシートワイヤハーネス17は湾曲する。プロテクタ30はシートワイヤハーネス17の剛性により腕部33を押され、そして、捻転したシートワイヤハーネス17の起立部分は図中反時計回りに回転するようプロテクタ30にその復元力を作用させているので、プロテクタ30は図中反時計回りに回転し、腕部33の突端を前方に向ける。そして、シートワイヤハーネス17は、図3(a)に示すように、前方に凸となるように湾曲する。
このように、シート本体12の上記した一連のスライド移動にわたって、シートワイヤハーネス17は、プロテクタ30の腕部33の突端から導出された部分を軸部32内に配置された起立部分を軸として旋回させており、それにより、シート本体12のスライド移動に伴って生じる余長が吸収される。尚、図3に示すように、取付孔22は連結バー15の長手方向に所定の間隔をおいて複数設けられており、ベース部材31のフック34を適宜な取付孔22に係合さて保持手段16と結合コネクタ19との距離を調節することで、シートワイヤハーネス17の長さを変更することなくシート本体12のスライド移動量に対応させることができ、汎用性に優れる。
そして、シートワイヤハーネス17は、シート本体12が最も後退した位置にあるときに結合コネクタ19と保持手段16との間で前方に向けて凸となるように湾曲して配索されており、シート本体12が最も後退した位置にあるときの保持手段16より後側にあたるシート下のスペースAが常に確保されている。
尚、図3において符号23で示す部材は、結合コネクタ19を保護するための保護リブであって、各結合コネクタ19を挟むようにしてガイドレール14の底面に一体に立設されており、その下端が結合コネクタ19よりも下方に突出する高さをもって形成されている。これらの保護リブ23は、図4に示すようにシート10が保管用台座24に載置されている際に、その下端を台座面に当接させ、結合コネクタ19の損傷を防止する。
以上述べたように、本実施形態のワイヤハーネス配索構造によれば、シートワイヤハーネス17は保持手段16と結合コネクタ19との間でフロアに沿って配索されており、上下に重なるようにU字状に折り返される場合に比べて上下方向に必要となるスペースが小さく済み、シート10とフロアとの間の狭い空間にも無理なく収納される。これにより、シートワイヤハーネス17の断線を防止することができ、信頼性を高めることができる。
そして、シートワイヤハーネス17をフロアに沿わせた場合には前後及び幅方向にスペースが必要となるが、本実施形態のワイヤハーネス配索構造によれば、シートワイヤハーネス17は、フロアに対して起立された部分を軸として旋回可能に保持手段16に保持されており、保持手段16から結合コネクタ19に向けてのシートワイヤハーネス17の導出方向が可変となるから、シートワイヤハーネス17の最伸長状態において結合コネクタ19を指向するように導出させることができ、より短いシートワイヤハーネスで保持手段16と結合コネクタ19との間を繋ぐことができる。これにより、シートワイヤハーネス17の占有スペースを縮小することができる。
また、本実施形態のワイヤハーネス配索構造によれば、シートワイヤハーネス17が、シート本体12が最も後退した位置にあるときに結合コネクタ19と保持手段16との間で前方に向けて凸となるように湾曲しているので、シート本体12が最も後退した位置にあるときの保持手段16より後側にあたるシート下のスペースを確保することができる。
また、本実施形態のワイヤハーネス配索構造によれば、結合コネクタ19は、フロアに固定されるスライドシート10のガイドレール14に取り付けられており、シート本体12の前後へのスライド移動によらず、その位置はフロアに対して一定であるので、結合コネクタ19に接続するフロアワイヤハーネス18の先端接続部をフロアに固定される待ち受けコネクタとすることで、フロアの所定位置へのスライドシート10の取り付けの際に、併せて結合コネクタ19とフロアワイヤハーネス18の待ち受けコネクタとを接続することができ、作業性を向上させることができる。また、結合コネクタ19の位置がフロアに対して一定であることより、フロアワイヤハーネス18の設計変更削減も望める。
尚、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上述した実施形態では、結合コネクタ19は、ガイドレール14の底面に取り付けられているものとして説明したが、これに限らず、ガイドレール14の内側面又は外側面に取り付けるようにしてもよい。
本発明のワイヤハーネス配索構造の一実施形態の斜視図である。 図1に示すワイヤハーネス配索構造の保持手段の単体斜視図である。 図1に示すワイヤハーネス配索構造の動作を説明する図であって、フロア側から見た底面図である。 スライドシートの保管時の状態を示す側面図である。
符号の説明
11 スライドシート
12 シート本体
14 ガイドレール
16 保持手段
17 シートワイヤハーネス
18 フロアワイヤハーネス
19 結合コネクタ

Claims (4)

  1. 車両のフロアと、前記フロアに固定される一対のガイドレール及び該一対のガイドレール上を前後方向にスライド移動するシート本体を含むスライドシートと、に跨って配索されるワイヤハーネスの配索構造であって、
    前記フロアから伸びるフロアワイヤハーネスと、前記スライドシートから伸びるシートワイヤハーネスと、前記ガイドレールに取り付けられ、前記フロアワイヤハーネスの先端接続部及び前記シートワイヤハーネスの先端接続部がそれぞれ接続されて該フロアワイヤハーネスと該シートワイヤハーネスとを電気的に接続する結合コネクタと、前記シート本体の底面に取り付けられ、前記シートワイヤハーネスを保持する保持手段と、を備え、
    前記シートワイヤハーネスが、前記結合コネクタと前記保持手段との間で前記フロアに沿って配索されていることを特徴とするワイヤハーネス配索構造。
  2. 前記シートワイヤハーネスが、前記保持手段において前記フロアに対して起立するように折り曲げられ、起立された部分を軸として旋回可能に前記保持手段に保持されていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネス配索構造。
  3. 前記保持手段が、前記一対のガイドレールの間に配置されており、
    前記シートワイヤハーネスが、前記シート本体が最も後退した位置にあるときに前記結合コネクタと前記保持手段との間で前方に向けて凸となるように湾曲して配索されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のワイヤハーネス配索構造。
  4. 前記フロアワイヤハーネスの先端接続部は、前記フロアに固定される待ち受けコネクタとされており、
    前記フロアの所定位置に前記スライドシートが取り付けられる際に、前記結合コネクタが前記フロアに固定された前記待ち受けコネクタに接続されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のワイヤハーネス配索構造。
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