JP5101861B2 - スライド構造体用の給電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のスライドドア等のスライド構造体に車両ボディ等の固定構造体から常時給電を行うためのスライド構造体用の給電装置に関するものである。
図8は、従来のスライド構造体用の給電装置の第一の形態を示すものである(特許文献1参照)。
この給電装置51は、自動車のスライドドア52に水平に設けられるガイドレール53と、ガイドレール53にスライド自在に係合したスライダ54と、スライダ54に一端を連結し、他端をガイドレール53に連結した一対の開閉自在な山型状のリンク55,56とを備えるものである。
ワイヤハーネス57はリンクアーム55からスライダ54を経て略U字状に屈曲しつつ車両ボディ58側の固定部59に配索され、ワイヤハーネス57の一端がスライドドア側のワイヤハーネス60にコネクタ接続され、他端が車両ボディ側のワイヤハーネス61にコネクタ接続されている。
スライドドア52の開閉に伴って一対のリンク55,56が開閉(伸縮)し、スライダ54がガイドレール53に沿って相対的に移動しつつ常に車両ボディ側の固定部59の近傍に位置する。
図9は、従来のスライド構造体用の給電装置の第二の形態を示すものである(特許文献2参照)。
この給電装置62は、自動車のスライドドア63と車両ボディ64との間に長短の三つのリンク65を水平方向に揺動自在に連結して構成され、各リンク65に沿ってワイヤハーネス66が車両ボディ64からスライドドア63に配索されている。
スライドドア63の開閉に伴って各リンク65が相対する方向に回動してスライドドア63の移動量を吸収する。
図10〜図11は、従来のスライド構造体用の給電装置の第三の形態を示すものである(特許文献3参照)。
この給電装置67は、自動車のスライドドア68に組み付けられた合成樹脂製のプロテクタ(ケース)32と、プロテクタ内に一端側を固定され、他端側でワイヤハーネス69を上向きに支持・付勢する金属製の板ばね70とを備えるものである。プロテクタ32はベース32aとカバー32b(図12)とで構成される。
ワイヤハーネス69はプロテクタ32の前端の開口71からスライドドア側に配索され、プロテクタ32の下端の長形の開口72から渡り空間73を経て車両ボディ74側のステップ近傍のハーネス固定具12(図12)に配索され、ハーネス固定具12から車両ボディ側のワイヤハーネス(図示せず)に接続される。
ワイヤハーネス69は複数本の絶縁被覆電線とそれを覆う合成樹脂製の屈曲自在なコルゲートチューブで構成されている。コルゲートチューブは断面長円形(平型)のものがプロテクタ32からハーネス固定具12の間で長径部を縦にして配索されている。
図10のスライドドア68の全閉時に、ワイヤハーネス69は板ばね70を下向きに撓ませつつハーネス固定具12を支点に後方に引っ張られ、スライドドア68の全開時に(図11は全開直前の状態を示す)、ワイヤハーネス69は板ばね70を下向きに撓ませつつハーネス固定具12を支点に前方に引っ張られ、スライドドア68の半開時にワイヤハーネス69は図12の鎖線のように垂れ下がろうとするが、板ばね70で上向きに付勢されて余長吸収され、垂れ下がりやそれに伴うドア閉時のワイヤハーネス69の挟み込みが防止される。
特開2001−122054号公報(図1) 特開2001−151042号公報 特開2002−17032号公報(図4〜5)
しかしながら、上記図8の第一の給電装置51にあっては、長いガイドレール53とリンク55,56によって部品点数及び重量が増加するという問題があった。また、上記図9の第二の給電装置62にあっては、各リンク65の回動と共にワイヤハーネス66が複雑に屈曲してワイヤハーネス66の耐久性が低下するという懸念があった。
また、上記図10の第三の給電装置67にあっては、ワイヤハーネス69の余長をプロテクタ32内に吸収(収容)させるために、プロテクタ32が大型化し、スライドドア68の内側で大きな面積を占め、他の補機等の配置の自由度が制限されるという問題があった。また、プロテクタ内にワイヤハーネス69を屈曲させて収容するために、長いワイヤハーネス69が必要となり(コルゲートチューブや電線部分が長くなり)、コスト高や重量増になるという問題があった。
これらの懸念は、例えば自動車のスライドドアに限らず電車等のスライドドアや製造装置や検知装置等のスライドドア等といったスライド構造体に各給電装置を適用した場合にも同様に生じ得るものである。この場合、車両ボディや装置本体等は固定構造体と総称される。
本発明は、上記した点に鑑み、少ない部品点数で簡素に構成し、プロテクタ(ケース)の大型化やワイヤハーネスの長大化・重量化を解消して省スペースに低コストで配置することのできるスライド構造体用の給電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るスライド構造体用の給電装置は、スライド構造体に一本のリンクアームが上下方向回動自在に設けられ、該リンクアームの先端側に、ワイヤハーネスを該リンクアームとは交差する方向に挿通且つ保持させるハーネス保持部が設けられ、該リンクアームが弾性部材で上向きに付勢された状態で、該ワイヤハーネスの一方が該ハーネス保持部から下向きに導出されて固定構造体のハーネス固定部まで配索されると共に、該ワイヤハーネスの他方が該ハーネス保持部から上向きに導出されつつ該リンクアームに沿って余長をもって下向きに折り返されて該スライド構造体側に配索されたことを特徴とする。
上記構成により、スライド構造体にリンクアームが配置され、固定構造体に対してスライド構造体が開閉方向に移動した際に、全開時と全閉時とでワイヤハーネスがハーネス固定部を支点に引っ張られてリンクアームが余長吸収とは反対方向に回動し、スライド構造体の半開時にワイヤハーネスが自重で垂れ下がろうとするが、ワイヤハーネスの剛性等によってリンクアームを余長吸収方向に回動させ、垂れ下がりが防止される。スライド構造体のスライド過程でリンクアームのハーネス保持部と固定構造体側のハーネス固定部との間のワイヤハーネスは最短距離で配索され、ワイヤハーネスの短縮化が図られる。
また、リンクアームが弾性部材で余長吸収方向に付勢されてワイヤハーネスと共に余長吸収方向に回動することで、ハーネス余長が確実に吸収される。弾性部材としては捩り巻きばねが省スペース化の上で好適である。
また、リンクアームの回動に伴ってワイヤハーネスの他方が引っ張られた場合に、ワイヤハーネスの他方が余長をもって配索されているから、余長部が伸縮して引張力を吸収する。
請求項に係るスライド構造体用の給電装置は、請求項記載のスライド構造体用の給電装置において、前記ハーネス保持部に前記ワイヤハーネスの保護チューブが固定されて前記ハーネス固定部まで配索されたことを特徴とする。
上記構成により、スライド構造体と固定構造体との間でワイヤハーネスの電線部分が保護チューブで干渉や雨水等から安全に保護される。保護チューブとしては剛性(ばね性)の高いコルゲートチューブが余長吸収の上で好ましい。
請求項に係るスライド構造体用の給電装置は、請求項1又は2記載のスライド構造体用の給電装置において、前記リンクアームの下側に、前記ワイヤハーネスを挿通させる枠状のガイドケースが設けられたことを特徴とする。
上記構成により、スライド構造体の開閉時にリンクアームのハーネス保持部から固定構造体側のハーネス固定部までのワイヤハーネス部分がガイドケースに沿って(摺接して)スムーズに揺動する。ワイヤハーネス部分はガイドケースで浮き上がりが防止される。ガイドケース内にリンクアームの先端側部分を進入させれば、リンクアームがガイドケースで垂直な同一面上をブレなくスムーズに回動すると共に、ワイヤハーネス引張時のリンクアームのこじりが抑止される。
請求項に係るスライド構造体用の給電装置は、請求項記載のスライド構造体用の給電装置において、前記ガイドケースに支柱が設けられ、該支柱に前記リンクアームが軸部で回動自在に支持されたことを特徴とする。
上記構成により、ガイドケースと支柱とリンクアームとが一体構造にユニット化される。
請求項に係るスライド構造体用の給電装置は、請求項載のスライド構造体用の給電装置において、前記ガイドケースが低背型のプロテクタに一体化され、該プロテクタ内に前記リンクアームやワイヤハーネスが収容されたことを特徴とする。
上記構成により、プロテクタにリンクアームが軸部で容易に組付可能となり、弾性部材もプロテクタに組み付けられる。プロテクタは従来のようにワイヤハーネスを屈曲させて収容する必要がないから、小型化(低背化)される。プロテクタ内でリンクアームや弾性部材やワイヤハーネスが外部との干渉等なく安全に保護される。
請求項1記載の発明によれば、従来のようにプロテクタ内にワイヤハーネスを屈曲させて収容する必要がなく、リンクアームの先端側のハーネス保持部から相手側のハーネス固定部までの間でワイヤハーネスが最短距離で配索されるから、ワイヤハーネスが短縮化され、ハーネス余長が短くなってワイヤハーネスの垂れ下がりが抑止され、コスト低減や軽量化やワイヤハーネスの保護チューブ内への電線の挿通作業の容易化や、垂れ下がりに伴うハーネス挟み込み等の解消が図られる。また、プロテクタを用いずに給電装置が小型化・軽量化されるから、スライド構造体内の他の部品の配置の自由度が増すと共に、スライド構造体等への組付作業が容易化する。
また、リンクアームのハーネス余長吸収方向の回動が弾性部材の付勢力で確実に行われ、ハーネス余長吸収が確実に行われて、ワイヤハーネスの挟み込みの心配が確実に解消され、常時給電の信頼性が高まる。
また、リンクアームの回動に伴ってリンクアームに沿うワイヤハーネスの他方の引張力が吸収されるから、ワイヤハーネスの他方に負荷がかからず、常時給電の信頼性が高まる。
請求項記載の発明によれば、従来のプロテクタ内の保護チューブが不要であるから、リンクアームの先端側から固定構造体側のハーネス固定部までの間でワイヤハーネスの保護チューブを短く設定でき、低コスト化やチューブ内への電線通し作業の容易化等の効果が奏せられる。
請求項記載の発明によれば、ガイドケースでワイヤハーネスが位置決めされつつスムーズに揺動することで、スライド構造体閉時のワイヤハーネスの挟み込み等が防止される。また、従来のプロテクタに較べて極めて小型のガイドケースを用いることで、給電装置が低コスト化・軽量化される。
請求項記載の発明によれば、ユニット化された給電装置によって取り扱い性やスライド構造体等への給電装置の組付作業性が向上する。
請求項記載の発明によれば、従来のプロテクタのようにワイヤハーネスを屈曲させて収容する必要がないから、プロテクタが低背化され、スライド構造体等に省スペースで装着され、スライド構造体側等の他部品の配置の自由度が拡大する。
図1は、本発明に係るスライド構造体用の給電装置の一実施形態を示すものである。
この給電装置1は、自動車のスライドドア(スライド構造体)2(図)に搭載され、合成樹脂製の細幅長形のガイドケース3と、ガイドケース3の前端側から立設された支柱4と、支柱4に軸部5を介して回動自在に設けられた一本のリンクアーム6と、リンクアーム6を上向きに付勢する捩り巻きばね(弾性部材)7と、リンクアーム6に沿って固定されたハーネスガイド8とを備えるものである。
リンクアーム6の先端部にワイヤハーネス9の合成樹脂製のコルゲートチューブ10の一端部が固定され、コルゲートチューブ部分10は細長枠状のガイドケース3を通って車両ボディ(固定構造体)11(図)側のハーネス固定具12まで配索されている。
ハーネス固定具12にコルゲートチューブ10の他端部が保持され、コルゲートチューブ10の他端部から導出された電線部分(図示せず)が車両ボディ側に配索されて車両ボディ側のワイヤハーネス(図示せず)にコネクタ接続される。コルゲートチューブ10は周方向の凹溝と凸条(図示せず)とをチューブ長手方向に交互に配置して屈曲自在とした既存の保護チューブ(外装材)である。
本例のコルゲートチューブ10は従来例の図9のコルゲートチューブと同様に断面長円形のものを長径側を縦にして配置している。断面円形のコルゲートチューブを使用することも無論可能である。
コルゲートチューブ10の一端部から導出された電線部分13はハーネスガイド8に沿って余長をもって配索されつつ支柱4側のハーネス固定部14で固定されて、スライドドア内に配索され、スライドドア側の補機やワイヤハーネス(図示せず)にコネクタ接続される。
ガイドケース3は、リンクアーム6から導出されたワイヤハーネス9のコルゲートチューブ部分10を上下方向に挿通させて車両長手方向にスライド案内させるためのものであり、手前側のカバー15と奥側のベース16(図)とで車両長手方向に長い矩形枠状に形成されている。ガイドケース3の後端下部17はワイヤハーネスをスムーズに摺動させるべく湾曲状に形成されている。
ガイドケース3の例えばベース16の前端部に垂直な板状の支柱4が一体に樹脂成形されている。ベース16とカバー15は係止手段(図示せず)で相互に固定させ、分解した状態でワイヤハーネス9をハーネス固定具12ごとガイドケース3に容易に挿通可能である。なお、明細書中で「前後」の方向性は車両の方向と同じである。
支柱4は、上部後端から後方に突出した軸受壁18を有し、軸受壁18に軸部5でリンクアーム6が回動自在に支持されている。支柱4の上部前端にハーネス固定部14が設けられている。ハーネス固定部14は例えばバンドやテープ巻きで電線を固定する固定板等である。
リンクアーム6は真直な長形板状ないし矩形筒状に形成され、先端部(自由端部)にハーネス保持部19が設けられ、基端部に軸部5が設けられている。ハーネス保持部19は、例えば分割式のブロック部の内側にコルゲートチューブ10を挿通する孔部を有し、孔部の内周面にコルゲートチューブ10の周方向の凹溝に係合するリブ(図示せず)を有したものである。
なお、リンクアーム6は真直である必要はなく、後述(図5)の如く二次元方向や三次元方向に屈曲したものも使用可能である。スライドドア2の全閉時・半開時・全開時での車両搭載要件に合わせてリンクアーム6の形状を適宜調整可能である。
軸部5はリンクアーム6の孔部を貫通して支柱4の軸受壁18に固定されたものでもよく、あるいはリンクアーム6に一体に突設されて軸受壁18の孔部に回動自在に係合したものであってもよい。
軸部5に捩り巻きばね7の環状のコイル部7a(図2)が外挿され、コイル部7aに続く捩り巻きばね7の一方の真直部7b(図2)が軸受壁18側の止めピン20に当接し、他方の真直部7cがリンクアーム6側の止めピン21に当接して、捩り巻きばね7の力でリンクアーム6が上向きに付勢され、リンクアーム6は自由状態(引張力の作用しない状態)で水平に位置している。なお、必ずしも水平に位置する必要はなく、上向きに傾斜して位置したり、下向きに傾斜して位置してもよい。
軸受壁18側の止めピン20は下側の延長壁部18a(図2)に突設され、延長壁部18aは下向きに扇状に形成されて、リンクアーム6の裏面をスムーズに摺接案内させる。リンクアーム6は例えば基端面が支柱4のストッパ突部(図示せず)に当接することで、水平位置から上向きの回動が阻止されている。
図1でリンクアーム6の上面に沿ってハーネスガイド8が配置固定されている。ハーネスガイド8はリンクアーム6とほぼ同じ長さで、好ましくは合成樹脂材で矩形筒状に形成され、内側空間にワイヤハーネス9の電線部分13を余長をもって波状に屈曲させて収容する。ハーネスガイド8として比較的剛性の高いハーネス保護チューブ等を用いることも可能である。図1ではハーネスガイド8内に収容された電線13を実線で示している。
ハーネスガイド8はリンクアーム6の回動に伴う電線部分13の余長を吸収させるためのものであり、電線部分13をリンクアーム6の中心軸線に沿って配索した場合は不要である。その場合、リンクアーム先端のハーネス保持部19の中央から電線部分13がリンクアーム6に沿って導出され、軸部5の中心ないしその近傍を通過して支柱4側のハーネス固定部14に至る。
車両ボディ側のハーネス固定具(ハーネス固定部)12は既存のものであり、例えばコルゲートチューブ10の周方向の凹溝に係合するリブ(図示せず)を内周面に有して分割式に形成されたインナ部材(図示せず)と、インナ部材を周方向回動自在に保持するアウタ部材(符号12で代用)でと構成されている。
図2は、リンクアーム6の回動形態の一例を示すものである。
この例では、ワイヤハーネス9を前方に引っ張ることで、リンクアーム6は捩り巻きばね7の付勢に抗して下向きに図2で反時計回りに実線の如く、垂直よりも前方に90゜以上の角度で回動可能である(図1の例ではそこまで回動させることはない)。軸受壁18の止めピン20は図1の例よりも前方に配置されている。
ワイヤハーネス9(図1)の引張力を解除することで、リンクアーム6は捩り巻きばね7の力で時計回りに鎖線の如く復元し、それと同時にワイヤハーネス9のコルゲートチューブ部分10(図1)の余長が吸収される。
図3(a)〜(c)は、弾性部材の各実施形態を示すものである。
図3(a)は上記捩り巻きばねと同様の巻き込みばね7、図3(b)は捩り巻きばねの他の形態の巻き戻しばね26、図3(c)は板ばね22である。各ばね7,26,22は金属材で形成される。
図3(a)の巻き込みばね7は、コイル部7aに続く両方の真直部7bの外面が止めピン20に当接し、両真直部7b,7cを開く方向の付勢力を発揮する。
図3(b)の巻き戻しばね26は図3(a)の巻き込みばね7とは上下反転して配置され、コイル部26aに続く一方の真直部26bの内面が軸受壁18の上側延長部23の止めピン20に当接し、他方の真直部26cの内面がリンクアーム6側の止めピン21に当接して、両真直部26b,26cを閉じる方向の付勢力を発揮する。
図3(c)の板ばね22は水平に配置され、板ばね22の基端部が支柱4側の上下一対の突片24の間の隙間に挿入固定され、板ばね22の基端部を除く残りの部分がリンクアーム6の下面を支持する。ワイヤハーネス9(図1)の引張でリンクアーム6が下向きに回動すると同時に板ばね22が下向きに撓み、引張が解除されると板ばね22の付勢力で水平に復元する。
図4(a)〜(c)は、上記ガイドケース3の各実施形態を示すものである。
図4(a)は、図1の例と同様にガイドケース3に、軸受壁18’を有する支柱4’を一体に設けた構造、図4(b)は、ガイドケース3とは別体に軸受壁18’をスライドドア2(図5)の例えばドアインナパネルに配設した構造、図4(c)は、ガイドケース3を一体に形成したプロテクタ25を用いた構造である。
各形態においては一例として弾性部材として図3(b)の巻き戻しばね26を用いている。リンクアーム6やその先端側のハーネス保持部19やワイヤハーネス9や車両ボディ側のハーネス固定具12はそれぞれ同じものを用いている。図1のハーネスガイド8や支柱4の下側延長壁18aは廃除されている。
図4(a)においては、支柱4’として図1の台形状のものではなく真直なものを用いている。ワイヤハーネス9の電線部分13はリンクアーム6の先端のハーネス保持部19からリンクアーム6に沿って屈曲状に配索されて支柱側のハーネス固定部14で固定されている。
図4(b)においては、支柱4’がなく、リンクアーム6のハーネス保持部19から軸受壁(軸受板)18’の前端のハーネス固定部14にかけてワイヤハーネス9の電線部分13が屈曲配索されている。軸受壁18’はボルト締めや係止クリップの挿入等で金属製のドアインナパネルに固定される。
図4(c)においては、奥側のプロテクタベース27と手前側のプロテクタカバー(図示せず)とで成るプロテクタ25の内側空間にリンクアーム6が捩り巻きばね26の付勢のもとで回動自在に配置されている。軸受壁18’はプロテクタ25のベース27とカバーとの垂直な各基板部が兼ねている。捩り巻きばね用の止めピン20はベース27に突設されている。ハーネス固定部14はベース27の前端の開口に設けられている。
プロテクタ25は従来(図9)のプロテクタよりも半分程度の高さで低背に形成されている。プロテクタ25の下端には従来同様の長形な開口28が設けられている。長形な開口28は図4(a),図4(b)のガイドケースの開口と同様である。プロテクタ25は上と前後の三方向が周壁29で閉塞されている。
図5(a)(b)は、リンクアームの他の実施形態を用いた給電装置をそれぞれ示すものである。リンクアーム以外の構成は図4(b)の実施形態とほぼ同様であるので、同様の構成部分には同じ符号を用いて説明を省略する。
図5(a)のリンクアーム6’は、軸部5側から下向きに段階的に傾斜した形状のものであり、軸部(前)側の水平な真直部6aと中間の傾斜部6bと先端(後)側の水平な真直部6cとで構成されている。ここで「水平」とはあくまでもスライドドア2の半開時にリンクアーム6’が捩り巻きばね26の付勢力で持ち上げられた状態における一例であり、必ずしも水平である必要はない。これは図5(b)においても同様である。軸部側の真直部6aに対して中間の傾斜部6bと先端側の真直部6cとは垂直な交線部6dにおいてリンク板厚方向に屈曲していてもよい。先端側の真直部6cにハーネス保持部19が固定されている。
図5(b)のリンクアーム6”は、軸部5側から下向きに略S字曲線状に傾斜した形状のものであり、軸部側の短い水平な真直部6aと中間の長い屈曲部6bと先端側の短い水平な真直部6cとで構成されている。軸部側の真直部6aに対して中間の傾斜部6bと先端側の真直部6cとはリンク板厚方向に屈曲していてもよい。先端側の真直部6cにハーネス保持部19が固定されている。
図5(a)(b)の実施形態によれば、スライドドア2の半開時にリンクアーム6’,6”の先端側すなわちハーネス保持部19が軸部5よりも下側に位置することで、ハーネス保持部19から上側に突出した電線部分13aが軸受壁18’の上端18a’よりも上方に出っ張る心配がなく、給電装置1’,1”の低背化が一層確実に達成される。
図6(a)(b)は、スライドドア2の開閉時における上記給電装置1の一実施形態の作用を示すものである。図6(a)は正面図、図6(b)は平面図、各図で右側の図がドア全閉時、左側の図がドア全開時の状態である。全閉時と全開時の状態を便宜上それぞれ実線で示している。
図7(a)は、図6に対応してスライドドア2の全閉時と半開時の状態、図7(b)は同じくスライドドア2の全開時の状態を拡大して示すものである。全閉時と半開時の状態は便宜上それぞれ実線で示している。なお、上記図1や図4(a)(b)はスライドドア2の半開時の状態、図4(c)はスライドドア2の全閉時の状態である。
図7(a)の如く、スライドドア2の全閉時に(スライドドア2は車両前方にスライドして全閉される)、ワイヤハーネス9は車両ボディ11側のハーネス固定具12を支点に後方へ引っ張られ、それに伴ってリンクアーム6が捩り巻きばね7の付勢に抗して下向きに回動して水平よりも下向きに傾斜して位置する。
リンクアーム6が下向きに回動することで、リンクアーム先端のハーネス保持部19と車両ボディ側のハーネス固定具12との間の距離が最短で結ばれ、ワイヤハーネス9のコルゲートチューブ部分10の設定長さが最短の長さで済む。
スライドドア2の半開時に、ワイヤハーネス9はスライドドア2と車両ボディ11(図6)との間で垂れ下がろうとするが、リンクアーム6が捩り巻きばね7の付勢力で上向きに押し上げられ、リンクアーム6の先端側のハーネス保持部19が上昇することで、ワイヤハーネス9のコルゲートチューブ部分10が引き上げられて、垂れ下がりが防止される。
リンクアーム6が上向きに回動することで、リンクアーム先端のハーネス保持部19と車両ボディ側のハーネス固定具12との間の距離が最短で結ばれ、ワイヤハーネス9のコルゲートチューブ部分10の設定長さが最短の長さで済む。
リンクアーム6が水平に位置(復帰)することで、ハーネスガイド8の前端8aと支柱4側のハーネス固定部14との間の水平距離が短くなり、それに伴ってワイヤハーネス9の電線部分13がハーネスガイド8内で波状に屈曲して電線部分13の余長が収容される。
図7(b)の如く、スライドドア2の全開時に、ワイヤハーネス9は車両ボディ側のハーネス固定具12を支点に前方へ引っ張られ、それに伴ってリンクアーム6が捩り巻きばね7の付勢に抗して大きく下向きに回動して垂直に近く傾斜して位置する。ハーネスガイド8内の電線部分13はリンクアーム6と一体のハーネスガイド8の回動に伴って支柱4側のハーネス固定部14を支点に真直に近い状態に伸ばされる。
リンクアーム6下向きに回動することで、リンクアーム先端のハーネス保持部19と車両ボディ側のハーネス固定具12との間の距離が最短で結ばれ、ワイヤハーネス9のコルゲートチューブ部分10の設定長さが最短の長さで済む。
図7(b)の如く、リンクアーム6の先端側は枠状のガイドケース3内に進入し、ガイドケース3の内面に沿ってハーネス引張方向のこじり力を受けることなくスムーズに案内される。スライドドア2の開閉に伴ってワイヤハーネス9のコルゲートチューブ部分10はガイドケース3に沿って車両前後方向にスムーズに揺動する。
図6(b)の如く、スライドドア2は全閉時に車両ボディ11に密着して乗降用の開口30を塞ぎ、ドア開き直後に車両ボディ11から外側に離間しつつ、全開時に車両ボディ11の外面11aに沿って位置する。これは従来と同様である。符号31はリヤタイヤである。
図6(a)に、従来のプロテクタ(鎖線で示す)32と本発明の給電装置1の高さの違いを寸法Hで示す如く、本発明の給電装置1は従来のプロテクタ32の半分程度の高さに低背化されている。これにより、スライドドア2内で給電装置1の占めるスペースが削減され、スライドドア内の各補機(電装品や機器等)の配置の自由度が高まる。
また、プロテクタ内でワイヤハーネス9を屈曲させることなく、リンクアーム6から直接的にワイヤハーネス9を車両ボディ側に配索するから、ワイヤハーネス9の長さが短くて済み、低コスト化及び軽量化され、搬送や車両への組付作業も容易化する。また、コルゲートチューブ10が短くて済むから、コルゲートチューブ内(特に長手方向のスリットを有しないチューブ)への電線13の挿通作業も容易である。
また、プロテクタ32内にワイヤハーネス9の余長部を収容する必要がないから、図12の実線で示すようにスライドドア2と車両ボディ11との間でワイヤハーネス9の垂れ下がりが生じにくく、スライドドア閉じ時の挟み込みの心配も解消される。
なお、上記実施形態においては、スライドドア(スライド構造体)2に給電装置1を縦置き(垂直)に配置したが、例えば図7〜図8を平面図として見たように、スライドドア2の厚みに余裕がある場合はスライドドア2に給電装置1を横置き(水平)に配置することも可能である。これは特に自動車以外のスライドドアに適用可能である。
また、スライドドア2ではなく、車両ボディ(固定構造体)11に給電装置1を横置き(水平)に配置し、ハーネス固定具12を車両ボディ11ではなくスライドドア2に配置することも可能である。
また、上記実施形態においては、ハーネス保護チューブとしてコルゲートチューブ10を用いたが、コルゲートチューブ以外に凹凸(蛇腹)のない樹脂チューブや柔軟な網状チューブ等(図示せず)を用いたり、保護チューブを用いずに複数本の電線13をテープ巻き等で結束して用いることも可能である。これらの場合、リンクアーム先端側のハーネス保持部19はバンド等でこれらワイヤハーネスをリンクアーム先端部に保持固定させる。
また、上記実施形態においては、ワイヤハーネス9を車両ボディ側へ低い位置で案内するガイドケース3を用いたが、例えばガイドケース3を廃除し、ワイヤハーネス9をリンクアーム先端のハーネス保持部19から直接車両ボディ側に配索することも可能である。
また、上記実施形態においては、リンクアーム6の回動範囲を水平から90゜以内に設定したが、リンクアーム6の回動位置や回動角度はスライドドア2のストローク量やワイヤハーネス9の長さに応じて適宜設定可能である。例えば図7(a)のスライドドア2の半開時にリンクアーム6を水平よりも上向きに付勢して回動させれば、ハーネス余長吸収量の増加に対処できる。
また、上記実施形態においては、リンクアーム6をハーネス余長吸収方向(上方向)に付勢する弾性部材7,24,26を設けたが、弾性部材7,24,26を廃除して、スライドドアの半開時に例えばワイヤハーネス9をコルゲートチューブ10の剛性を利用して上向き(余長吸収方向)に復元させることも可能である。
また、上記実施形態においては、自動車のスライドドア2に適用した例を説明したが、自動車のスライドドア2に限らず電車等のスライドドアや製造装置や検知装置等のスライドドア等といったスライド構造体に上記給電装置を適用することも可能である。車両ボディ11等は固定構造体と総称される。
また、上記したスライド構造体用の給電装置は、スライド構造体用の給電構造や、スライド構造体用のハーネス配索構造や、スライド構造体への給電方法等としても有効なものである。
本発明に係るスライド構造体用の給電装置の一実施形態を示す正面図である。 給電装置のリンクアームの回動状態を示す正面図である。 (a)〜(c)はリンクアームを付勢する弾性部材の各種形態を示す正面図である。 (a)〜(c)は給電装置のガイドケースの各種形態を示す正面図である。 (a)(b)はリンクアームの他の実施形態を用いた給電装置をそれぞれ示す正面図である。 (a)はスライド構造体の開閉時の給電装置の作用を示す正面図、(b)は同じくスライド構造体の開閉状態を示す平面図である。 (a)はスライド構造体の全閉と半開時における給電装置の作用を示す要部正面図、(b)は同じく全開時の作用を示す要部正面図である。 従来のスライド構造体用の給電装置の第一の形態を示す斜視図である。 従来のスライド構造体用の給電装置の第二の形態を示す斜視図である。 従来のスライド構造体用の給電装置の第三の形態を示すスライド構造体全閉時の斜視図である。 同じく第三の形態を示すスライド構造体全開直前の斜視図である。 ワイヤハーネスの垂れ下がり状態を示す側面図である。
符号の説明
1 給電装置
2 スライドドア(スライド構造体)
3 ガイドケース
4,4’ 支柱
5 軸部
6 リンクアーム
7,26 捩り巻きばね(弾性部材)
8 ハーネスガイド
9 ワイヤハーネス
10 コルゲートチューブ(保護チューブ)
11 車両ボディ(固定構造体)
12 ハーネス固定具(ハーネス固定部)
13 電線部分
19 ハーネス保持部
22 板ばね(弾性部材)
25 プロテクタ

Claims (5)

  1. スライド構造体に一本のリンクアームが上下方向回動自在に設けられ、該リンクアームの先端側に、ワイヤハーネスを該リンクアームとは交差する方向に挿通且つ保持させるハーネス保持部が設けられ、該リンクアームが弾性部材で上向きに付勢された状態で、該ワイヤハーネスの一方が該ハーネス保持部から下向きに導出されて固定構造体のハーネス固定部まで配索されると共に、該ワイヤハーネスの他方が該ハーネス保持部から上向きに導出されつつ該リンクアームに沿って余長をもって下向きに折り返されて該スライド構造体側に配索されたことを特徴とするスライド構造体用の給電装置。
  2. 前記ハーネス保持部に前記ワイヤハーネスの保護チューブが固定されて前記ハーネス固定部まで配索されたことを特徴とする請求項記載のスライド構造体用の給電装置。
  3. 前記リンクアームの下側に、前記ワイヤハーネスを挿通させる枠状のガイドケースが設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載のスライド構造体用の給電装置。
  4. 前記ガイドケースに支柱が設けられ、該支柱に前記リンクアームが軸部で回動自在に支持されたことを特徴とする請求項記載のスライド構造体用の給電装置。
  5. 前記ガイドケースが低背型のプロテクタに一体化され、該プロテクタ内に前記リンクアームやワイヤハーネスが収容されたことを特徴とする請求項載のスライド構造体用の給電装置。
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