JP5185536B2 - 給電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車のスライドドア等に常時給電を行うために、プロテクタ内のハーネス巻き付け部に沿ってワイヤハーネスを屈曲配索した給電装置に関するものである。
図11〜図12は、従来の給電装置の一形態を示すものである(例えば特許文献1参照)。
この給電装置50は、自動車のスライドドア41に配設され、ワイヤハーネス43を屈曲自在に収容する合成樹脂製のプロテクタ42と、プロテクタ内でワイヤハーネス43を上向きに付勢する金属製の板ばね44とを備えたものである。
プロテクタ42はプロテクタベース(符号42で代用)とプロテクタカバー(図示せず)とで構成され、プロテクタベースとプロテクタカバーはそれぞれ対向する垂直な基板部51と外周の周壁52とを有し、プロテクタカバーは係止手段でプロテクタベースに係止され、プロテクタベースがボルト56や係止クリップでスライドドア41のパネルに固定されている。基板部51の内面には、ワイヤハーネス43や板ばね44の屈曲半径を規制する環状のハーネス巻き付け部54が一体に設けられている。
板ばね44の下端部がワイヤハーネス43と共にプロテクタ42の前端下部側のハーネス固定部55に固定され、板ばね44の先端側の合成樹脂製のキャップ側がワイヤハーネス43を安定に支持している。
ワイヤハーネス43は複数本の絶縁被覆電線43aを合成樹脂製のコルゲートチューブ43bで覆って構成され、コルゲートチューブ43bの前端下部がプロテクタ42の固定部55にテープ巻き等で固定されている。コルゲートチューブ43bは周方向の凹溝と凸条とをチューブ長手方向に交互に有して良好な屈曲性を発揮する。
ワイヤハーネス43の一方の電線部分43aがプロテクタ42の前部から導出されてスライドドア側の補機に接続される。ワイヤハーネス43の他方のコルゲートチューブ部分43bはプロテクタ42の長形の下部開口45から渡り空間46(図12)を経て車両ボディ47のステップ48側のハーネス固定具53にかけて揺動自在に配索され、ハーネス固定具53を経て車両ボディ側のワイヤハーネス(図示せず)にコネクタ接続されている。プロテクタ42は合成樹脂製のドアトリム(図示せず)で覆われて隠され、ドアトリムの下端の開口からワイヤハーネス43が車両ボディ側に導出される。
図11はスライドドア41の全閉状態、図12は同じく全開間近の状態をそれぞれ示している。スライドドア41の全閉状態でワイヤハーネス43はハーネス固定具53を支点に後方へ引っ張られる。スライドドア41の全開状態でワイヤハーネス43は前方へ引っ張られつつ、ハーネス巻き付け部54の外周面に沿って屈曲し、ワイヤハーネス43や板ばね44の最小屈曲半径が規制され、特に板ばね44の必要以上の屈曲変形(塑性変形)が防止される。
スライドドア41の半開状態でワイヤハーネス43は下向きに弛もうとするが、板ばね44で上向きに付勢されて弛み(余長)が吸収され、垂れ下がりによる挟み込み等が防止される。スライドドア41は開き直後にガイドレール(図示せず)に沿って車両ボディ47から外側に離間する。
特開2001−354085号公報(図4,図7,図13)
しかしながら、上記従来の給電装置にあっては、特に軽自動車や小型自動車等のスライドドアにおいて、開閉ストロークが小さいために、ワイヤハーネス43や板ばね44の屈曲を抑えるためのハーネス巻き付け部54の径が大きく設定され、ハーネス余長を吸収すべくプロテクタ42の高さが高くなる傾向にあった。また、環状のハーネス巻き付け部によってプロテクタ内のスペースがとられるために、プロテクタが大型化する傾向にあった。また、高価な板ばねやハーネス支持用のキャップが必要であるので、部品点数が増し、給電装置がコスト高になる傾向にあった。
本発明は、上記した点に鑑み、ハーネス巻き付け部に起因するプロテクタの肥大化を防止し、また、部品点数を減らし、低コスト化な給電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る給電装置は、ワイヤハーネスを収容しつつ長形の開口から揺動自在に導出させるプロテクタと、該プロテクタ内にスライド自在に設けられ、該ワイヤハーネスを周壁の湾曲状の外周面に沿って半周巻きに屈曲させて、該ワイヤハーネスの最小屈曲半径を規制する一つのハーネス巻き付け部と、該プロテクタに固定されたガイドブロックと共に該周壁の内部に収容されて、該周壁と該ガイドブロックとの間に弾設され、該周壁を付勢して該ワイヤハーネスを該プロテクタ内に引き込ませる弾性部材とを備え、該ハーネス巻き付け部が、該ワイヤハーネスの一方の揺動端位置で該弾性部材の付勢に抗して他方の前記湾曲状の外周面を該ワイヤハーネスに押されて一方向にスライドし、該ワイヤハーネスの揺動中間位置で該弾性部材に該周壁を付勢されて他方向にスライドして該ワイヤハーネスの余長を吸収し、該ワイヤハーネスの他方の揺動端位置で該弾性部材の付勢に抗して該他方の湾曲状の外周面を該ワイヤハーネスに押されて該一方向にスライドすることを特徴とする。
上記構成により、ワイヤハーネスの揺動時にプロテクタ内でワイヤハーネスがハーネス巻き付け部に沿って屈曲し、ハーネス巻き付け部の半径がワイヤハーネスの最小屈曲半径となる。ワイヤハーネスの揺動に伴ってハーネス巻き付け部がプロテクタ内を弾性部材の付勢方向と付勢反対方向とに移動する。ワイヤハーネスの揺動は例えば給電装置を搭載するスライド構造体の移動に伴って発生し、ワイヤハーネスはプロテクタの長形の開口から固定構造体に向けて導出される。従来のワイヤハーネスを付勢する板ばねの作用は、ワイヤハーネスを支持するハーネス巻き付け部と、ハーネス巻き付け部を付勢する弾性部材とで荷担され、従来のワイヤハーネスを支持するキャップの作用は、ハーネス巻き付け部で荷担される。
また、例えばスライド構造体の閉じ動作に伴って、ワイヤハーネスがプロテクタの長形の開口の一端側から固定構造体に向けて引き出されつつ、ハーネス巻き付け部が弾性部材の付勢に抗してワイヤハーネスで押されて一方向に移動し、スライド構造体の開き動作に伴って、ワイヤハーネスがプロテクタの長形の開口の他端側から固定構造体に向けて引き出されつつ、ハーネス巻き付け部が弾性部材の付勢に抗してワイヤハーネスで押されて一方向に移動する。スライド構造体の半開時に、ハーネス巻き付け部が弾性部材の付勢力で他方向に移動し、その移動でワイヤハーネスがプロテクタの長形の開口の中間部で引き込まれて余長吸収される。
また、プロテクタ内のスペースが弾性部材と無関係に(弾性部材に邪魔されることなく)広く設定され、プロテクタ内のワイヤハーネスが弾性部材に干渉等することなくスムーズに屈曲配索される。
請求項2に係る給電装置は、ワイヤハーネスを収容しつつ長形の開口から揺動自在に導出させるプロテクタと、該プロテクタ内に軸部で揺動自在に一端側を支持され、他端側の湾曲状の外周面に沿って該ワイヤハーネスを屈曲させて、該ワイヤハーネスの最小屈曲半径を規制するハーネス巻き付け部と、該ハーネス巻き付け部を付勢して該ワイヤハーネスを該プロテクタ内に引き込ませる弾性部材と、を備え、該ハーネス巻き付け部が、該軸部を支点に、該ワイヤハーネスの一方の揺動端位置で該弾性部材の付勢に抗して該ワイヤハーネスに押されて一方向に揺動し、該ワイヤハーネスの揺動中間位置で該弾性部材に付勢されて他方向に揺動して該ワイヤハーネスの余長を吸収し、該ワイヤハーネスの他方の揺動端位置で該弾性部材の付勢に抗して該ワイヤハーネスに押されて該一方向に揺動することを特徴とする。
上記構成により、ワイヤハーネスの揺動時にプロテクタ内でワイヤハーネスがハーネス巻き付け部に沿って屈曲し、ハーネス巻き付け部の半径がワイヤハーネスの最小屈曲半径となる。ワイヤハーネスの揺動に伴ってハーネス巻き付け部がプロテクタ内を弾性部材の付勢方向と付勢反対方向とに移動する。ワイヤハーネスの揺動は例えば給電装置を搭載するスライド構造体の移動に伴って発生し、ワイヤハーネスはプロテクタの長形の開口から固定構造体に向けて導出される。従来のワイヤハーネスを付勢する板ばねの作用は、ワイヤハーネスを支持するハーネス巻き付け部と、ハーネス巻き付け部を付勢する弾性部材とで荷担され、従来のワイヤハーネスを支持するキャップの作用は、ハーネス巻き付け部で荷担される。
また、例えばスライド構造体の閉じ動作に伴って、ワイヤハーネスがプロテクタの長形の開口の一端側から固定構造体に向けて引き出されつつ、ハーネス巻き付け部が弾性部材の付勢に抗してワイヤハーネスで押されて一方向に移動し、スライド構造体の開き動作に伴って、ワイヤハーネスがプロテクタの長形の開口の他端側から固定構造体に向けて引き出されつつ、ハーネス巻き付け部が弾性部材の付勢に抗してワイヤハーネスで押されて一方向に移動する。スライド構造体の半開時に、ハーネス巻き付け部が弾性部材の付勢力で他方向に移動し、その移動でワイヤハーネスがプロテクタの長形の開口の中間部で引き込まれて余長吸収される。
請求項1,2記載の発明によれば、ワイヤハーネスの屈曲半径を規制するハーネス巻き付け部がプロテクタ内を移動することで、プロテクタ内のスペースがワイヤハーネスの移動スペースとして有効活用され、これにより、プロテクタの小型化・低背化が可能となる。また、従来のワイヤハーネスを付勢する高価な板ばねや、ワイヤハーネスを支持する高価なキャップを用いないから、部品点数が削減されると共に、給電装置のコストが低減され、さらに、板ばねの屈曲半径を規制する必要がないから、ハーネス巻き付け部を従来よりも小径に設定することができて、プロテクタが小型化される。
また、ワイヤハーネスの引き出し時にハーネス巻き付け部を一方向へ移動させることで、ワイヤハーネスの引き出し長さを短縮することができ、それにより、ワイヤハーネスの余長吸収長さが短縮されると共にワイヤハーネスのコストが低減される。また、ハーネス巻き付け部を弾性部材の付勢力で他方向に移動することで、ワイヤハーネスをスムーズ且つ確実に引き込んで余長吸収することができる。
請求項記載の発明によれば、ハーネス巻き付け部内のスペースが弾性部材収容部として有効に活用され、プロテクタ内が省スペース化され、プロテクタの小型化が可能となる。
図1〜図5は、本発明に係る給電装置の第一の実施形態を示すものである。
図1の如く、この給電装置1は、自動車のスライドドア(図示しないスライド構造体)に縦置き(垂直)に搭載され、合成樹脂製のプロテクタ(ケース)2と、プロテクタ2内に車両前後方向スライド自在に設けられた長円形環状のハーネス巻き付け部5と、ハーネス巻き付け部5を前方(図1で右方向)に付勢するコイルばね(弾性部材)6(図2)とを備えたものである。
プロテクタ2は、低背なプロテクタベース3とプロテクタカバー4とで構成され、プロテクタベース3とプロテクタカバー4とは係止手段(図示せず)で相互に固定されている。プロテクタ2の上壁7は水平に形成され、上壁7は前側の長い傾斜壁8と後側の短い垂直壁9とに続き、垂直壁9は後方の水平壁10に続き、傾斜壁8と水平壁10は下側の横長のハーネス導出用の開口11に続いている。各壁部7〜10すなわち周壁は垂直な基板部12に直交して続いている。
垂直壁9の上部にハーネス導出用の狭い開口13が設けられ、ワイヤハーネス14の上側部分14aが上壁7に沿って開口から導出され、且つ開口13の近傍でバンド締めやテープ巻き等の固定手段(固定部)でプロテクタ2に固定されて、スライドドア側の補機等(図示せず)に接続されている。
また、下側の開口11からワイヤハーネス14の下側部分14bが前後方向揺動自在に車両ボディ(図示しない固定構造体)側に導出され、車両ボディのステップ部近傍のハーネス固定部(図示せず)に続き、ハーネス固定部を経て車両ボディ側(電源側)のワイヤハーネス(図示せず)に接続されている。下側の開口11に沿ってプロテクタカバー4の下端部に縦断面湾曲状のハーネスガイド面を形成することが好ましい。
なお、プロテクタ2の形状は図1の形態に限られるものではなく、例えば、後側の垂直壁9と水平壁10とを前側の傾斜壁8とほぼ対称の傾斜壁とすることも可能である。また、上側のハーネス導出用の開口13を上壁7の前部や中間部等に設けることも可能である。
ハーネス巻き付け部5はプロテクタベース3とプロテクタカバー4との間で前後方向スライド自在に配置されている。図2の如く、ハーネス巻き付け部5は長円形の環状の壁部で構成され、長円形の壁部5は中央の上下平行な真直部分5aと、前後両側の半円状部分5b,5cとで構成されている。
ハーネス巻き付け部5の内側空間14内で、プロテクタベース3(図1)の垂直な基板部12に矩形状のガイドブロック15が突設され、ガイドブロック15は三つの水平で平行な孔部16を有し、各孔部16に各スライドピン17がスライド自在に挿通され、各スライドピン17の基端はハーネス巻き付け部5の前側壁5bの内面に固定され、中央のスライドピン17の基端とガイドブロック15の前端面との間に圧縮コイルばね6が弾設され、ハーネス巻き付け部5はガイドブロック15とスライドピン17を介してプロテクタベース4にスライド自在に連結されている。
ガイドブロック15がプロテクタベース3に固定され、コイルばね6の力でハーネス巻き付け部5がスライドピン17と一体に前方向に付勢され、コイルばね6の最伸長状態でハーネス巻き付け部5が前方向に移動している。本例で「前後」の方向性は車両の前後と一致させている。
なお、三本のスライドピン17のうちの上下のスライドピン17に各コイルばね6を外挿したり、スライドピン17を三本ではなく二本としたりすることも可能である。また、ガイドブロック15をプロテクタベース3ではなくプロテクタカバー4に突設し、ガイドブロック15とスライドピン17を介してハーネス巻き付け部5をプロテクタカバー4側にスライド自在に連結することも可能である。また、圧縮コイルばね6に代えて図示しない引っ張りコイルばねや波形の板ばねやゴム等の弾性材を用いることも可能である。
図1の如く、ハーネス巻き付け部5の前半側の湾曲状の外周面(符号5bで代用)に沿ってワイヤハーネス14の合成樹脂製のコルゲートチューブ18がU字状に屈曲配索され、ワイヤハーネス14の上側部分14aと下側部分14bは平行に配索され、下側部分14bはプロテクタ2の水平壁10に沿って下側の開口11の後端から後方に導出されている。
コルゲートチューブ18とその内側に挿通された複数本の絶縁被覆電線19とでワイヤハーネス14が構成されている。ワイヤハーネスとしてコルゲートチューブ18を省略し、複数本の電線19をテープの粗巻きやバンド締め等で結束して用いたり、コルゲートチューブ以外の網状チューブ等の保護チューブを用いることも可能である。
図1は図3と同様にスライドドアの全閉状態を示している。図3〜図5ではプロテクタカバー4の図示を省略してプロテクタ内部を見せている。
図3の如く、スライドドアの全閉時(スライドドアをプロテクタ2と一体に車両前方にスライド移動させて閉めた時)に、ワイヤハーネス14の上側部分14aは開口13側でプロテクタ2に固定されているから、ワイヤハーネス14の下側部分14bが下側の開口11の後端部(後側の揺動端位置)11bから車両ボディ側に矢印の如く引き出され、それに伴ってハーネス巻き付け部5が矢印の如くばね6(図2)の付勢に抗して鎖線から実線の位置に後退し、矢印とは反対方向のばね6の付勢力でワイヤハーネス14がU字状にピンと張った状態に維持される。
図3の全閉状態からスライドドアをプロテクタ2と一体に後方にスライド移動させるに伴って、ワイヤハーネス14の下側部分14bが下側の開口11に沿って前方に揺動し、図4のスライドドアの半開時に、ワイヤハーネス14が揺動中間位置11cで弛んで車両ボディとの間の渡り空間で垂れ下がろうとするが、ハーネス巻き付け部5がばね6の力で矢印の如く前方に移動することで、ワイヤハーネス14がハーネス巻き付け部5の前側の湾曲面5bに沿って矢印の如く上向きに持ち上げられて、プロテクタ2内に引き込まれ、ハーネス余長が吸収される。
図4の半開状態からスライドドアをプロテクタ2と一体にさらに後方にスライド移動させることで、ワイヤハーネス14が下側の開口11に沿って前方に揺動しつつ、図5のスライドドアの全開時に、開口11の前端部(前側の揺動端位置)11aから車両ボディ側に向けて矢印の如く前方へ引き出され、ハーネス巻き付け部5がワイヤハーネス14の傾斜部14cに押されてばね付勢に抗して矢印の如く鎖線から実線の位置に後退し、ワイヤハーネス14の傾斜部14cはハーネス巻き付け部5の前端の湾曲面5bで弾性付勢されて直線的にピンと張った状態に維持される。
図5のドア全開時にプロテクタ2から車両ボディのハーネス固定部(図示せず)までのワイヤハーネス14の長さが最短に設定される。スライドドアを全開から閉じる際には、上記とは逆の動作で図5〜図3の如くワイヤハーネス14が揺動されつつハーネス巻き付け部5が移動する。
なお、図5において、ハーネス巻き付け部5の後退ストロークを大きくとって(プロテクタ2の垂直壁9を傾斜壁として)ワイヤハーネス14の傾斜部14cを上側の開口13から「く」の字ではなく直線的に配索させることも可能である。
上記第一の実施形態においては、プロテクタ2を車両左側のスライドドアに配置し、プロテクタカバー4を車室寄りに配置した例で説明したが、例えば図1でプロテクタ2を表裏反転して配置し、プロテクタベース3を車室寄りに配置した場合には、図3のスライドドアの全閉が全開となり、図5のスライドドアの全開が全閉となる。
また、上記第一の実施形態においては、プロテクタ2をスライドドアに縦置きに配置した例で説明したが、例えば、プロテクタ2を車両ボディに縦置きに配置したり、あるいはスライドドアに横置き(水平)に配置することも可能である(プロテクタ2を横置きに配置することは従来公報の上記特許文献1にも記載されている)。この場合、図4のドア半開時にワイヤハーネス14はプロテクタ2内に上方向ではなく車両左又は右方向に引き込まれることになる。プロテクタ2を縦置きにする場合、垂直ではなく少し傾斜して配置することも可能である。
また、上記第一の実施形態においては、ハーネス巻き付け部5を長円形に形成したが、長円形ではなく例えば円形に形成したり(内部のスライドピン17のスライドストロークが短くならない範囲で)、前半を円弧状、後半を矩形状に形成することも可能である。また、上記第一の実施形態においては、ハーネス巻き付け部5を前後(水平方向)に移動させたが、水平ではなく斜め上下方向に移動させることも可能である。
また、上記第一の実施形態においては、自動車のスライドドアに適用した例を説明したが、自動車以外の車両のスライドドアや車両以外の製造装置や検査装置等のスライドドア等にも適用可能である。また、上記第一の実施形態の構成は、給電装置としてのみならずワイヤハーネスの配索構造としても有効である。
上記第一の実施形態によれば、ハーネス巻き付け部5がプロテクタ2内を前後に移動することで、従来のハーネス巻き付け部に起因するプロテクタ内の無駄なスペースが削減され、プロテクタ内のスペースがハーネス移動スペースとして有効に活用される。また、ハーネス巻き付け部5内にばね6やスライド機構(ガイドブロック15やスライドピン17)を収容したことで、プロテクタ内が省スペース化され、プロテクタ2が小型化される。
また、従来の板ばねを用いないから、プロテクタ内のスペースが削減され、且つ板ばねの最小屈曲半径をハーネス巻き付け部5で規制する必要がないから、ハーネス巻き付け部5を従来よりも小径にすることができ(板ばねの最小屈曲半径は塑性変形やばね力低下等の防止のためにワイヤハーネスの最小屈曲半径よりも大きく設定する必要がある)、これによってもプロテクタ2が小型化される。また、従来の高価な板ばねや、板ばねの先端に装着する樹脂キャップが不要であるから、給電装置1のコストが低減される。また、板ばねでワイヤハーネスを上向きに付勢する代わりに、ハーネス巻き付け部5を前後方向にスライドさせてハーネス余長を吸収することで、プロテクタ2の高さが低く抑えられる。
図6〜図10は、本発明に係る給電装置の第二の実施形態を示すものである。プロテクタ2やワイヤハーネス14の構成は第一の実施形態と同様である。
図6の如く、この給電装置21は、自動車のスライドドアに縦置き(垂直)に搭載され、合成樹脂製のプロテクタ(ケース)2と、軸部22を支点にプロテクタ内に上下方向回動(揺動)自在に設けられた略扇状のハーネス巻き付け部23と、ハーネス巻き付け部23を上方に付勢する捩り巻きばね(弾性部材)24(図7)とを備えたものである。
プロテクタ2は、低背なプロテクタベース3とプロテクタカバー4とで構成され、プロテクタベース3とプロテクタカバー4とは係止手段(図示せず)で相互に固定されている。プロテクタ2の上壁7は水平に形成され、上壁7は前側の長い傾斜壁8と後側の短い垂直壁9とに続き、垂直壁9は後方の水平壁10に続き、傾斜壁8と水平壁10は下側の横長のハーネス導出用の開口11に続いている。各壁部(周壁)7〜10は垂直な基板部12に直交して続いている。
垂直壁9の上部にハーネス導出用の狭い開口13が設けられ、ワイヤハーネス14の上側部分14aが上壁7に沿って開口13から導出され、且つ開口13の近傍でバンド締めやテープ巻き等の固定手段(固定部)でプロテクタ2に固定されて、スライドドア側の補機等に接続されている。
また、下端側の開口11からワイヤハーネス14の下側部分14bが前後方向揺動自在に車両ボディ(固定構造体)側に導出され、車両ボディのステップ部近傍のハーネス固定部(図示せず)に続き、ハーネス固定部を経て車両ボディ側(電源側)のワイヤハーネス(図示せず)に接続されている。下側の開口11に沿ってプロテクタカバー4の下端部に縦断面湾曲状のハーネスガイド面を形成することが好ましい。
なお、プロテクタ2の形状は図6の形態に限られるものではなく、例えば、後側の垂直壁9と水平壁10とを前側の傾斜壁8とほぼ対称の傾斜壁とすることも可能である。また、上側のハーネス導出用の開口13を上壁7の前部や中間部等に設けることも可能である。
ハーネス巻き付け部23はプロテクタベース3とプロテクタカバー4との間で上下揺動方向にスライド自在に配置されている。図7の如く、ハーネス巻き付け部23は略扇状の外形で連続した周状の壁部で構成され、周状の壁部23は、真直な上側の壁部23aと、上側の壁部23aに対して鋭角的な角度で下向きに真直に傾斜した下側の壁部23bと、両壁部23a,23bを結ぶ円弧状の壁部23cとで構成されている。
上下の壁部23a,23bの交点に軸部22が設けられ、軸部22に捩り巻きばね24が設けられ、捩り巻きばね24の巻き部(コイル部)24cが軸部22に外挿され、捩り巻きばね24の一方の突出部24aが上側の壁部23aに固定され、ないし上側の壁部23aの突起に弾性的に当接し、他方の突出部24bがプロテクタ2(図6)の垂直な壁部9ないし図示しない突起に弾性的に当接して、ハーネス巻き付け部23を上向きに付勢している。捩り巻きばね24によって弾性部材の配置が省スペース化されている。
なお、捩り巻きばね24に代えて、図示しない圧縮コイルばねや板ばね等をハーネス巻き付け部23の内側空間25内に配置して、ばねで上側の壁部23aの内面を弾接して、ハーネス巻き付け部23を上向きに付勢することも可能である。
図6の如く、ハーネス巻き付け部23の上側の壁部23aの外面と円弧状の壁部23cの外面とに沿ってワイヤハーネス14の合成樹脂製のコルゲートチューブ18がU字状に屈曲配索され、ワイヤハーネス14の上側部分14aと下側部分14bはほぼ平行に配索され、下側部分14bはプロテクタ2の水平壁10に沿って下側の開口11の後端から後方に導出されている。
コルゲートチューブ18とその内側に挿通された複数本の絶縁被覆電線19とでワイヤハーネス14が構成されている。ワイヤハーネスとしてコルゲートチューブ18を省略し、複数本の電線19をテープの粗巻きやバンド締め等で結束して用いたり、コルゲートチューブ以外の網状チューブ等の保護チューブを用いることも可能である。
図6は図8と同様にスライドドアの全閉状態を示している。図8〜図10ではプロテクタカバー4の図示を省略してプロテクタ内部を見せている。
図8の如く、スライドドアの全閉時(スライドドアをプロテクタ2と一体に車両前方にスライド移動させて閉めた時)に、ワイヤハーネス14の上側部分14aは開口13側でプロテクタ2に固定されているから、ワイヤハーネス14の下側部分14bが下側の開口11の後端部(後側の揺動端位置)11bから車両ボディ側に引き出され、それに伴ってハーネス巻き付け部23が矢印の如くばね24(図7)の付勢に抗して軸部22を支点に下向きに回動し、矢印とは反対方向のばね24の付勢力でワイヤハーネス14が略U字状にピンと張った状態に維持される。
図8の全閉状態からスライドドアをプロテクタ2と一体に後方にスライド移動させるに伴って、ワイヤハーネス14の下側部分14bが下側の開口11に沿って前方に揺動し、図9のスライドドアの半開時に、ワイヤハーネス14が揺動中間位置11cで弛んで車両ボディとの間の渡り空間で垂れ下がろうとするが、ハーネス巻き付け部23がばねの力で矢印の如く軸部22を支点に上方に回動することで、ワイヤハーネス14がハーネス巻き付け部23の前側の円弧状の壁部23cの湾曲面に沿って矢印の如く上向きに持ち上げられて、プロテクタ2内に引き込まれ、ハーネス余長が吸収される。
図9の半開状態からスライドドアをプロテクタ2と一体にさらに後方にスライド移動させることで、ワイヤハーネス14が下側の開口11に沿って前方に揺動しつつ、図10のスライドドアの全開時に、開口11の前端部(前側の揺動端位置)11aから車両ボディ側に向けて前方へ引き出され、ハーネス巻き付け部23がワイヤハーネス14の傾斜部14cに押されてばね付勢に抗して矢印の如く軸部22を支点に下向きに回動し、ワイヤハーネス14の傾斜部14cはハーネス巻き付け部23の上側の壁部23aで弾性付勢されて直線的にピンと張った状態に維持される。
図10のドア全開時にプロテクタ2から車両ボディのハーネス固定部(図示せず)までのワイヤハーネス14の長さが最短に設定される。スライドドアを全開から閉じる際には、上記とは逆の動作で図10〜図8の如くワイヤハーネス14が揺動されつつハーネス巻き付け部23が移動する。
なお、図10において、ハーネス巻き付け部23の下向きの回動ストロークを大きく設定して、ワイヤハーネス14の傾斜部14cを上側の開口13から「く」の字ではなく直線的に配索させることも可能である。
上記第二の実施形態においては、プロテクタ2を車両左側のスライドドアに配置し、プロテクタカバー4を車室寄りに配置した例で説明したが、例えば図6でプロテクタ2を表裏反転して配置し、プロテクタベース3を車室寄りに配置した場合には、図8のスライドドアの全閉が全開となり、図10のスライドドアの全開が全閉となる。
また、上記第二の実施形態においては、プロテクタ2をスライドドアに縦置きに配置した例で説明したが、例えば、プロテクタ2を車両ボディに縦置きに配置したり、あるいはスライドドアに横置き(水平)に配置することも可能である(プロテクタを横置きに配置することは従来公報の上記特許文献1にも記載されている)。この場合、図9のドア半開時にワイヤハーネス14はプロテクタ内に上方向ではなく車両左又は右方向に引き込まれることになる。プロテクタ2を縦置きにする場合、垂直ではなく少し傾斜して配置することも可能である。
また、上記第二の実施形態においては、ハーネス巻き付け部23を扇状に形成したが、扇状ではなく例えば下側の壁部23bを省略し、上側の壁部23aと先端側の円弧状の壁部23cとで略J字状に形成したりすることも可能である。
また、上記第二の実施形態においては、自動車のスライドドアに適用した例を説明したが、自動車以外の車両のスライドドアや車両以外の製造装置や検査装置等のスライドドア等にも適用可能である。また、上記第二の実施形態の構成は、給電装置としてのみならずワイヤハーネスの配索構造としても有効である。
上記第二の実施形態によれば、ハーネス巻き付け部23がプロテクタ2内を上下に移動することで、従来のハーネス巻き付け部に起因するプロテクタ内の無駄なスペースが削減され、プロテクタ内のスペースがハーネス移動スペースとして有効に活用される。
また、従来の板ばねを用いないから、プロテクタ内のスペースが削減され、且つ板ばねの最小屈曲半径を巻き付け部で規制する必要がないから、巻き付け部23の円弧状の壁部23cを従来のハーネス巻き付け部よりも小径にすることができ(板ばねの最小屈曲半径は塑性変形やばね力低下等の防止のためにワイヤハーネス14の最小屈曲半径よりも大きく設定する必要がある)、これによってもプロテクタ2が小型化される。また、高価な板ばねや、板ばねの先端に装着する樹脂キャップが不要であるから、給電装置21のコストが低減される。
また、ハーネス巻き付け部23の回動角度を大きく設定することで、ワイヤハーネス14の余長吸収長さを簡単に増やすことができ、スライドドアのスライド量の増大に容易に対応することができる。
本発明に係る給電装置の第一の実施形態を示す一部を切欠した正面図である。 同じく給電装置のハーネス巻き付け部の構造を示す斜視図である。 スライドドアの全閉時における給電装置を示す正面図である。 スライドドアの半開時における給電装置を示す正面図である。 スライドドアの全開時における給電装置を示す正面図である。 本発明に係る給電装置の第二の実施形態を示す一部を切欠した正面図である。 同じく給電装置のハーネス巻き付け部の構造を示す正面図である。 スライドドアの全閉時における給電装置を示す正面図である。 スライドドアの半開時における給電装置を示す正面図である。 スライドドアの全開時における給電装置を示す正面図である。 従来の給電装置の一形態を示すスライドドア全閉時の斜視図である。 同じく従来の給電装置のスライドドア全開間近の状態を示す斜視図である。
符号の説明
1,21 給電装置
2 プロテクタ
5,23 ハーネス巻き付け部
6 コイルばね(弾性部材)
11 長形の開口
11a,11b 揺動端位置
11c 揺動中間位置
14 ワイヤハーネス
22 軸部
24 捩り巻きばね(弾性部材)

Claims (2)

  1. ワイヤハーネスを収容しつつ長形の開口から揺動自在に導出させるプロテクタと、
    該プロテクタ内にスライド自在に設けられ、該ワイヤハーネスを周壁の湾曲状の外周面に沿って半周巻きに屈曲させて、該ワイヤハーネスの最小屈曲半径を規制する一つのハーネス巻き付け部と、
    該プロテクタに固定されたガイドブロックと共に該周壁の内部に収容されて、該周壁と該ガイドブロックとの間に弾設され、該周壁を付勢して該ワイヤハーネスを該プロテクタ内に引き込ませる弾性部材とを備え、
    該ハーネス巻き付け部が、該ワイヤハーネスの一方の揺動端位置で該弾性部材の付勢に抗して他方の前記湾曲状の外周面を該ワイヤハーネスに押されて一方向にスライドし、該ワイヤハーネスの揺動中間位置で該弾性部材に該周壁を付勢されて他方向にスライドして該ワイヤハーネスの余長を吸収し、該ワイヤハーネスの他方の揺動端位置で該弾性部材の付勢に抗して該他方の湾曲状の外周面を該ワイヤハーネスに押されて該一方向にスライドすることを特徴とする給電装置。
  2. ワイヤハーネスを収容しつつ長形の開口から揺動自在に導出させるプロテクタと、
    該プロテクタ内に軸部で揺動自在に一端側を支持され、他端側の湾曲状の外周面に沿って該ワイヤハーネスを屈曲させて、該ワイヤハーネスの最小屈曲半径を規制するハーネス巻き付け部と、
    該ハーネス巻き付け部を付勢して該ワイヤハーネスを該プロテクタ内に引き込ませる弾性部材と、を備え、
    該ハーネス巻き付け部が、該軸部を支点に、該ワイヤハーネスの一方の揺動端位置で該弾性部材の付勢に抗して該ワイヤハーネスに押されて一方向に揺動し、該ワイヤハーネスの揺動中間位置で該弾性部材に付勢されて他方向に揺動して該ワイヤハーネスの余長を吸収し、該ワイヤハーネスの他方の揺動端位置で該弾性部材の付勢に抗して該ワイヤハーネスに押されて該一方向に揺動することを特徴とする給電装置。
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