JP3730502B2 - スライドドア用給電装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のスライドドアから車両ボディにかけて配索したワイヤハーネスをスライドドアの開閉に伴うアーム部材の回動によってスムーズに屈曲させるスライドドア用給電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ワンボックスカーやワゴン車等に使用されるスライドドアの各機能部品に車両ボディ側(電源側)から電気を供給したり、スライドドア側から車両ボディ側に電気信号を送ったりするために、従来種々のスライドドア用給電装置が提案されている。
【0003】
スライドドアにはパワーウィンドモータやドアロックユニットやスピーカやスイッチユニットあるいは電子制御ユニットといった種々の電装品や補機類である機能部品が搭載されている。これら機能部品に対して電源電流や信号電流を供給・受電する訳であるが、スライドドアを閉めた場合は勿論のこと開けた場合においてもこれらの給電・受電が必要となっている。
【0004】
図10(a)(b)は、特開平7−222274号公報に記載された従来のスライドドア用給電装置の一形態を示すものである。
【0005】
この装置は、スライドドア118の開閉動作に伴って電線(ワイヤハーネス)119を繰り出し・巻き取り可能なリール120が車両ボディ121側に設けられ、電線119の一端側がヒンジ122を介してドア側の機能部品であるスピーカ123に接続され、電線119の他端側が車両ボディ側の機能部品であるオーディオ(図示せず)に接続されている。
【0006】
図10(a) の車両の左側のスライドドア118の閉時において電線119はリール120から繰り出されて延び、図10(b) のスライドドア118の開時において電線119はリール120に巻き取られる。スライドドア118は開くにつれて車両ボディ121から外側に離間しつつ後方に移動する。
【0007】
しかしながら、上記構造にあっては、電線119をリール120に幾重にも巻き取らなければならないために、電線119が傷みやすいという懸念があった。また、回路数の多いワイヤハーネスでは屈曲性が悪いために適用が困難であるという問題があった。
【0008】
一方、図11(a)(b)は従来のスライドドア用給電構造の一形態を示すものである。
複数本の電線(図示せず)は環状のコルゲートチューブ19内に収容された状態で車両ボディ2からスライドドア1側へ配索されている。コルゲートチューブ19は合成樹脂を材料として複数本の電線よりも大径に且つ断面矩形波状の凹凸を有して薄肉に形成され、複数本の電線と一体に容易に屈曲可能である。複数本の電線とコルゲートチューブ19とでワイヤハーネス3が構成されている。
【0009】
図11(a) に左側のスライドドア1の閉止状態を示す如く、車両ボディ2のステップ16上にコルゲートチューブ19の長手方向中間部がクランプ部材90で固定されている。コルゲートチューブ19はクランプ部材90から湾曲してスライドドア1の例えば後端側に続き、コルゲートチューブ19内の各電線がスライドドア1内の各機能部品(図示せず)に接続されている。
【0010】
図11(b) の如くスライドドア1を矢印Bの如く後方にスライドさせて開けるに伴って、スライドドア1は車両ボディ2から外側に離間し、各電線はコルゲートチューブ19と一体的に後方に屈曲して、スライドドア1のスライドストロークを吸収する。スライドドア1は二次元的ないし三次元的に移動する。
【0011】
しかしながら、上記従来の構造にあっては、スライドドア1の開閉動作に伴って、ワイヤハーネス3すなわち各電線とコルゲートチューブ19とがクランプ部材90の近傍19cやスライドドア1の後端側の近傍19dで小さな屈曲半径で強く屈曲するために、繰り返しの開閉操作で、この屈曲部19c,19dにおいて電線やコルゲートチューブ19が傷みやすいという問題があった。また、電線及びコルゲートチューブ19が局部的に小さな屈曲半径で強く屈曲するために、電線及びコルゲートチューブ19がスムーズに屈曲せずに暴れて(ばたついて)しまい、それによっても電線及びコルゲートチューブ19に無理な力が作用したり、コルゲートチューブ19がスライドドア1や車両ボディ2と干渉したり、スライドドア1と車両ボディ2との間に挟まれたりして、傷んだり異音を生じたりするという問題があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の各形態における問題を解消すべく、本出願人は先に特願平11−374770号において、スライドドアの水平方向のガイドレールを設け、ガイドレールにスライダをスライド自在に係合させ、スライダにスライドドア側のワイヤハーネスの長手方向中間部を固定し、ワイヤハーネスの一方をスライドドア側の機能部品に接続し、ワイヤハーネスの他方を車両ボディ側に配索し、スライダから車両ボディ側にかけてのワイヤハーネスの渡り部分を湾曲させて、スライドドアの開閉時にスライドドア側のワイヤハーネスの引張や弛みを吸収させるスライドドア用給電装置(図示せず)を提案している。
【0013】
これによって、スライドドアの開閉に伴ってスライダがガイドレールに沿って相対的にスライドドアの移動方向とは逆向きに移動して、ワイヤハーネスの引張や弛みを吸収するために、ワイヤハーネスのばたつきや干渉が防止されている。
【0014】
しかしながら、この構造にあっては、スライダにワイヤハーネスを固定しているために、スライダから車両ボディ側へのワイヤハーネスの導出方向によっては、例えばスライドドアを勢いよく開閉した際に、特にスライドドアの全開時において、スライドドアから車両ボディにかけて掛け渡されたワイヤハーネスの渡り部がスライダの近傍でスライドドアの開き方向に屈曲し、渡り部全体が略S字状に屈曲した状態となり、開き方向に屈曲した部分が車両ボディと干渉しやすくなるのではないかという懸念があった。この場合にはワイヤハーネスの表面が擦れて磨耗等を起こすという心配があった。
【0015】
また、ワイヤハーネスの渡り部は自重によって下向きに垂れやすく、スライドドアの全閉時にワイヤハーネスの渡り部が車両ボディとの間に挟まれる心配も皆無であるとは言えなかった。
【0016】
本発明は、上記した点に鑑み、スライドドアに例えばガイドレールを設け、ガイドレールにスライダを摺動自在に係合させ、スライダにスライドドア側のワイヤハーネスを固定する等した構造の給電装置において、スライドドアの開閉時におけるワイヤハーネスの渡り部の略S字状の屈曲を防止して、特にスライドドアの全開時におけるワイヤハーネスの渡り部と車両ボディとの干渉を確実に防止すると共に、スライドドアの全閉時における車両ボディとスライドドアとの間へのワイヤハーネスの渡り部の挟み込みを確実に防止することができ、総括的に言えばワイヤハーネスの傷みを確実に防止することができるスライドドア用給電装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、スライドドアに設けられた水平方向のガイドレールにスライダがスライド自在に係合し、該スライダを介してワイヤハーネスがスライドドアから車両ボディに配索されたスライドドア用給電装置において、前記スライダに垂直方向の支持部と水平方向の支持部とが設けられ、該水平方向の支持部に第一のアーム部材が水平方向揺動自在に設けられ、該垂直方向の支持部に第二のアーム部材が垂直方向揺動自在に設けられ、該第一のアーム部材が弾性部材でスライドドア閉じ方向に付勢され、該第一及び第二の各アーム部材の揺動先端側に前記ワイヤハーネスの長手方向中間部が固定されたことを特徴とする(請求項1)。
前記弾性部材が前記水平方向の支持部に設けられた捩りコイルばねであることも有効である(請求項2)。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るスライドドア用給電装置の第一の実施形態を示すものである。
【0019】
この給電装置50は、車両左側のスライドドア一に設けられる水平方向のガイドレール30と、ガイドレール30にスライド自在に係合したスライダ31と、スライダ31に設けられ、矢印Pの如く架空の水平面上を前後方向揺動自在な下側のハーネスガイドである第一のアーム部材41と、第一のアーム部材41の上側においてスライダ31に設けられ、矢印Qの如く架空の垂直面上を前後方向揺動自在な上側のハーネスガイドである第二のアーム部材43と、スライダ31に対して第一のアーム部材41をガイドレール30に向けて図1で右方向に付勢する、すなわちスライドドアの前端側に向けて第一のアーム部材41を付勢する弾性部材である捩りコイルばね4とを備えるものである。
【0020】
第一のアーム部材41は板厚方向に下向きに傾斜している。第二のアーム部材43が板厚方向に傾斜ないし湾曲していてもよい。これらの場合でも、第二のアーム部材43の揺動軌跡は架空の垂直面上を通り、第一のアーム部材41の揺動軌跡は架空の水平面上を通るから、第二のアーム部材43は架空の垂直面上を揺動し、第一のアーム部材41は架空の水平面上を揺動することになる。
【0021】
ガイドレール30は金属又は合成樹脂で長尺状に形成されており、スライドドアの垂直なインナパネル25にボルト等の固定手段で固定され、インナパネル25と平行な基板部51と、基板部51の上下端からインナパネル25と直交する方向に突出した上下のガイド壁52と、各ガイド壁52の先端から内向きに直角に屈曲された鍔部53とで構成されている。基板部51と上下のガイド壁52と上下の鍔部53とで囲まれて構成されるガイド溝にスライダ31がガイドレール30の長手方向にスライド自在に係合している。
【0022】
スライダ31は金属又は合成樹脂材で形成され、ガイド溝にスライド自在に係合した矩形ブロック状の前後一対の摺動部54と、前後の摺動部54の中間で外向きに膨出され、ガイド壁52よりもやや高く車両ボディ側へ突出した膨出部である第二の支持部39と、第二の支持部39から下側の鍔部53を通過して下向きに垂直に延長された垂下部55と、垂下部55の下端から車両ボディ側に直角に水平に折曲された折曲部である第一の支持部40とで構成されている。前後の摺動部54と第二の支持部39とでスライダ主体部57が構成される。摺動部54は摺動性を良くするために、例えば金属製の第二の支持部39から横方向に突出させた金属板に合成樹脂材を固定させることが好ましい。
【0023】
水平な第一の支持部40に第一のアーム部材41がリベット59で水平方向回動自在に組み付けられ、垂直な第二の支持部39に第二のアーム部材43がリベット58で垂直方向回動自在に組み付けられている。
【0024】
第二のアーム部材43は、真直な基板部60と、基板部60の両側で傾斜状に立ち上げられた縁部61と、基板部60の先端側で両側に立ち上げられた一対の対向するハーネス保持板44とで構成されている。基板部60の基端側の孔部と第一の支持部39の孔部とにリベット58の軸部が挿通されて第二の支持部39の裏側で軸部の先端が加締められている。
【0025】
一対のハーネス保持板44はワイヤハーネス3の外側の保護チューブであるコルゲートチューブ19の外周に沿った形状に湾曲している。コルゲートチューブ19は環状の凹溝19aと凸条19bとをチューブ長手方向に交互に有している。各ハーネス保持板44の内面の中央には、コルゲートチューブ19の凹溝19aに係合する支持突部62が形成されている。支持突部62は保持板長手方向に半環状に延長形成されていてもよい。左右一対の支持突部62は対向して位置している。
【0026】
第二のアーム部材43の一対のハーネス保持板44は車両ボディに向けて突出している。基板部60の両側のテーパ状の縁部61は基板部60を補強すると共にワイヤハーネス3を径方向に安定に位置させ得る。
【0027】
第一のアーム部材41は、中間に傾斜部64を介して二段に屈曲した基板部65と、基板部65の両側で傾斜状に立ち上げられた縁部66と、基板部65の先端側で両側から立ち上げられた一対の対向するハーネス保持板42とで構成されている。基板部65の先端側は基端側(第一の支持部40側)よりも低く位置している。
【0028】
第二のアーム部材43と同様に基板部65の基端側がリベット59で第一の支持部40に回動自在に軸支されると共に、一対のハーネス保持板42の内面の中央に、コルゲートチューブ19の凹溝19aに係合する支持突部(図示せず)が形成されている。一対のハーネス支持板42は上向きに突出している。基板部65の両側のテーパ状の縁部66はワイヤハーネス3を径方向に安定に位置させ得る。
【0029】
第一のアーム部材41はスライダ31の第一の支持部40に弾性部材である捩りコイルばね4で連結されている。第一のアーム部材41の基端側の基板部65に捩りコイルばね4の一端4aが固定され、第一の支持部40の垂下部55寄りの部分に捩りコイルばね4の他端4bが固定されている。捩りコイルばね4の各端4a,4bは基板部65及び第一の支持部40の各孔を貫通して基板部65及び第一の支持部40の裏面側で直角に屈曲して抜け出しを防止されている。基板部65と第一の支持部40とがラップした部分の外側に捩りコイルばね4の各端4a,4bが位置している。
【0030】
捩りコイルばね4は第一のアーム部材41を第一の支持部40の突出方向よりもガイドレール30に向けて矢印P1 方向に回動させるように強く付勢している。この付勢力は、ワイヤハーネス3を両アーム部材41,43に固定した状態で容易に矢印P1 方向に回動させることのできる程度のものである。図1で示す右側が車両の進行方向前側であり、左側が車両の進行方向後側である。第一のアーム部材41はワイヤハーネス3に引張力が作用しない時点で車両の前側に向けて捩りコイルばね4で付勢されて回動した状態となる。
【0031】
図2は捩りコイルばね4の自由状態における一形態を示すものであり、環状に一巻きされたループ部5と、ループ部5の一方と他方にそれぞれ真直に延長された延長部6,7と、各延長部6,7の先端側で垂直に直角に折り曲げられた引掛け部8,9と、各引掛け部8,9の先端側で水平に短く直角に折り曲げられた抜止め部10,11とで構成されている。
【0032】
例えば一方の抜止め部10と引掛け部8とを第一のアーム部材41(図1)の孔に連続して挿入し(この際、抜止め部10は引掛け部8とほぼ真直になる程度に屈曲し、挿入完了と同時に直角に復元する)、同様にして他方の抜止め部11と引掛け部9を第一の支持部40(図1)の孔に連続して挿入することで、図1の捩りコイルばね4の装着状態を得る。なお、抜止め部10,11は、引掛け部8,9を孔に挿入した後に折曲形成することも可能である。
【0033】
スライダ31への捩りコイルばね4の装着はワイヤハーネス3を各アーム部材41,43に装着する前に行われる。捩りコイルばね4の装着によってワイヤハーネス3の装着前に第一のアーム部材41がガイドレール30に向けて矢印P方向に回動し(上から見た場合、第一のアーム部材41は半時計回りに回動する)、基端側の基板部65ないし傾斜部66が垂下部55の右側の側端に当接して第一のアーム部材41が停止する。第一のアーム部材41に対する回動ストッパを別に設けておくことも可能である。
【0034】
図1の如く、各アーム部材41,43にワイヤハーネス3を装着することで、各アーム部材41,43のハーネス保持板42,44でワイヤハーネス3のコルゲートチューブ19が不動に固定ないしは周方向回動自在に保持される。この形態は各一対のハーネス保持板42,44の間隔を調整することで容易に選択可能である。ワイヤハーネス3は少なくともコルゲートチューブ19とその内側に収容された複数本の電線18とで構成されている。第二のアーム部材43はガイドレール30に上側に突出し、第一のアーム部材41はガイドレール30よりも下方に位置して、捩りコイルばね4で回動方向(矢印P1 方向)に付勢されている。
【0035】
なお、弾性部材である捩りコイルばね4を除く第一及び第二のアーム部材41,43やスライダ31やガイドレール30を用いた給電装置については、本出願人が先に特願2000−109474号で提案済である。
図3〜図4は、本発明に係るスライドドア用給電装置の第二の実施形態を示すものである。
【0036】
この給電装置70は基本的には前記第一の実施形態と同様であり、ワイヤハーネス3のコルゲートチューブ19を保持部材71,72(図4)で保持し、保持部材71,72を両アーム部材73,74の支持板75,76に固定した点で異なるものである。
【0037】
スライドドア側の水平なガイドレール30にはスライダ78の前後一対の合成樹脂製の摺動部79がスライド自在に係合している。スライダ78の垂下部81から車両ボディに向けて水平に第一の支持部77が設けられ、第一の支持部77に第一のアーム部材73が回動自在にリベット80で軸支され、第一のアーム部材73の先端側の一側に支持板75が立設され、第一のアーム部材73の水平な基板部82と第一の支持部77とが捩りコイルばね4で連結され、第一のアーム部材73が捩りコイルばね4で図3の矢印P1 の如く、上から見た場合に半時計回りに回動付勢されている。この付勢方向は前記第一の実施形態と同様に車両の左側のスライドドアの前側に向かう方向である。
【0038】
また、ガイドレール30から車両ボディ側に少し突出した第二の支持部83(これは垂下部81と一体である)に第二のアーム部材74が回動自在にリベット84で軸支され、第二のアーム部材74の先端側の一側に支持板76が直交して設けられている。
【0039】
捩りコイルばね4の形状は図2に示すものと同様である。捩りコイルばね4の一端4aが第一のアーム部材73の基板部82の左端寄りの部分に固定され、捩りコイルばね4の他端4bが第一の支持部77の右端寄りで且つ垂下部81寄りの部分に固定されている。
【0040】
図3,図4で第一のアーム部材73はガイドレール30と直角に位置しているが、実際は捩りコイルばね4の付勢力で(図3の状態で捩りコイルばね4は矢印P1 とは反対の方向に捩じられており、その反撥力で)矢印P1 の如く上から見た場合に半時計回りに少なくともガイドレール30と水平になる程度の位置まで回動する。この動作はスライダ78の両アーム部材73,74にワイヤハーネス3を装着した状態でも同様に行われる。
【0041】
図3の如く捩りコイルばね4のループ部5はリベット80の円形の頭部の上面に沿って位置している。ループ部5から延びる一方の延長部6は第一のアーム部材73の水平な基板部82の右端から左端にかけて大きく湾曲して(大きな復元反力を蓄えて)位置し、左端側で図4の如く垂直な引掛け部8が基板部82の孔を貫通し、水平な抜止め部10が基板部82の裏面に接している。また、ループ部5から水平に延びる他方の延長部7は図4の如く第一のアーム部材73の基端を通過し、その部位で垂直な引掛け部9が第一の支持部77の孔を貫通して、水平な抜止め部11が第一の支持部77の裏面に接している。図3,図4の状態で捩りコイルばね4は径方向に縮められており、実際にはその反撥力で矢印P1 方向に回動する。
【0042】
両アーム部材73,74の先端側の支持板75,76にはコルゲートチューブ保持部材71,72(図4)が挿着固定される。各保持部材71,72は合成樹脂で略環状に形成され、それぞれ二つに分割可能ないしヒンジ部から開閉可能で、分割ないし開いた状態で内径部にワイヤハーネス3のコルゲートチューブ19を挿通させ、各保持部材71,72を合体ないし閉止することで、コルゲートチューブ19を固定ないし周方向回動自在に保持する。
【0043】
図5は、第一の実施形態の給電装置50を自動車の左側のスライドドア1に装着すると共に、給電装置50に沿ってスライドドア側のワイヤハーネス3を配索した状態を示すものである。
【0044】
スライドドア1は図5で手前側にスライドして開き、手前とは反対側にスライドして閉じる。スライドドア1の金属製のインナパネル12に水平なガイドレール30が固定され、ガイドレール30にスライダ31がスライド自在に係合し、スライダ31から上向きに第二のアーム部材43が突出してインナパネル12とほぼ平行に位置し、スライダ31から下向きにそしてスライドドア1とほぼ直交する方向に第一のアーム部材41が車両ボディ2に向けて突出している。ガイドレール30は車両ボディ2のステップ16とほぼ同じ程度の高さに位置している。第二のアーム部材43はインナパネル12と合成樹脂製のドアトリム14との間に位置し、第一のアーム部材41はドアトリム14の下側のスペース15を経て車両ボディ2側に少し突出している。
【0045】
ワイヤハーネス3はドアトリム14とインナパネル12との間に配索されてスライドドア1側の機能部品に接続され、第二のアーム部材43から第一のアーム部材41にかけて湾曲して配索固定され、第一のアーム部材41から車両ボディ2側に配索されてバッテリ等に接続されている。第一のアーム部材41は捩りコイルばね4によって図5で手前とは反対側(車両進行方向前方すなわちスライドドア1の閉じ方向)に常時付勢されている。
【0046】
ワイヤハーネス3は弛み時等において捩りコイルばね4の付勢力でスライドドア閉止方向に第一のアーム部材41と一体に回動されるが、ワイヤハーネス3に後方への引張力等が作用した場合には、第一のアーム部材41がワイヤハーネス3と共に捩りコイルばね4の付勢方向とは反対の方向に回動自在である。図5で、符号16は車両ボディ2のステップ、17は車両ボディのフロア面、21は車両ボディ側のドアレール、22は、ドアレール21に回転自在に係合したスライドドア側のヒンジローラを示す。
【0047】
以下に図6〜図9を用いて本発明の給電装置の作用を説明する(第一の実施形態の符号を用いるが、第二の実施形態の作用も同様である)。
図6はスライドドア1の全閉時の状態を示すものであり、符号1aがスライドドアの前端、1bが後端、30はガイドレール、2は車両ボディ、16は車両ボディのステップ、3はワイヤハーネス、23は車両ボディ側のハーネス固定部材であるクランプをそれぞれ示す。
【0048】
図6のスライドドア1の全閉時に、スライダ31はガイドレール30の後端30b側に位置し、ワイヤハーネス3は車両ボディ側の固定部材23を支点として後方に引っ張られた状態となっている。この引張状態でもワイヤハーネス3の渡り部3aすなわちスライダ31から車両ボディ2のステップ16側に掛け渡された部分は少しの余長(弛み)を有して、渡り部3aに無理な引張力が作用することが防止されている。ワイヤハーネス3が後方に引っ張られることで、第一のアーム部材41は捩りコイルばね4の付勢に抗してリベット59を支点に矢印P2 の如く斜め後方に強制的に回動され、捩りコイルばね4は第一のアーム部材41を矢印P1 の如く前方に回動させるべく付勢している。
【0049】
この状態で、第二のアーム部材43はワイヤハーネス3自体のばね力によって第一のアーム部材41の回動方向とは反対の方向(図6で右側)に回動可能であり、これによりスライダにおけるワイヤハーネス3の湾曲動作が大きな半径でスムーズに行われ、ワイヤハーネス3に無理な屈曲力が作用せず、ワイヤハーネス3の傷みが防止される。
【0050】
図7の如くスライドドア1を矢印Bの如く後方にスライドさせて開けるに従って(スライドドア1は車両ボディ2から外側に離間していく)、第一のアーム部材41が捩りコイルばね4の付勢力で矢印P1 の如く前方に回動し始める。ワイヤハーネス3は第一のアーム部材41と一体に前方に回動し、第一のアーム部材41の先端側において湾曲する。スライダ31はガイドレール30に沿って前方に相対的に移動する(正確にはガイドレール30がスライドア1と一体に後退し、それに伴ってスライダ31がガイドレール30に沿って摺動する)。
【0051】
スライドドア1の開き操作中において第一のアーム部材41は捩りコイルばね4の付勢力で常に矢印P1 の如く前方に回動して位置し、それによって第一のアーム部材41の先端の近傍でワイヤハーネス3の渡り部3aが常に前方に湾曲して位置している。
【0052】
第二のアーム部材43はワイヤハーネス3自体のばね力によって第一のアーム部材41の回動方向とは反対の方向(図7で左側)に回動可能であり、それによってスライダにおけるワイヤハーネス3の湾曲が大きな半径でスムーズに行われる。
【0053】
そして、図8のスライドドア1の全開時においても第一のアーム部材41は捩りコイルばね4で矢印P1 の如くガイドレール30の方向に付勢されてガイドレール30と平行に近い位置まで回動し、ワイヤハーネス3は第一のアーム部材41からほぼ真直に導出されて第一のアーム部材41の先端の近傍で車両ボディ2側の固定部材23に向けて湾曲する。このようにしてスライダ31の近傍でワイヤハーネス3が車両ボディ2の開口29の後端部33とは離間する方向すなわちスライドドア1側に位置矯正される。これにより、スライドドア1の全開時におけるワイヤハーネス3と車両ボディ2の開口29の後端部33との干渉が確実に防止される。開口29はスライドドア1を収容するためのものである。
【0054】
第二のアーム部材43はワイヤハーネス3自体のばね力によって第一のアーム部材41の回動方向とは反対の方向(図8で左側)に回動自在であり、これによりスライダ31におけるワイヤハーネス3の湾曲動作が大きな半径でスムーズに行われる。ワイヤハーネス3のコルゲートチューブ19の捩れは各アーム部材41,43のチューブ保持部42,44(図1)でコルゲートチューブ19が周方向に回動することで防止される。
【0055】
弾性部材である捩りコイルばね4を用いない場合には、図6のワイヤハーネス3の引っ張られた形態のまま(第一のアーム部材41は斜め後方を向いている状態)でスライドドア1が開けられ、万一、図9の如く第一のアーム部材41が斜め後方を向いたままスライドドア1が全開にされた場合には、第一のアーム部材41の延長方向近傍でワイヤハーネス3が車両ボディ2の開口29の後端部33に干渉(干渉部32)する心配がある。
【0056】
従って、捩りコイルばね4を用いて第一のアーム部材41をワイヤハーネス3の干渉とは反対の方向に付勢することで、図8の如く車両ボディ2の開口29の後端部33へのワイヤハーネス3の干渉が確実に防止される。
【0057】
また、図8のスライドドア1の全開状態からスライドドア1を閉める際に、図7の如くスライドドア1の開閉途中でワイヤハーネス3の渡り部3aが捩りコイルばね4で前向きに湾曲した状態に付勢されているから、渡り部3aが下向きに弛まなくなり、スライドドアの全閉時において渡り部3aが車両ボディ2とスライドドア1との間に挟まれる心配がなくなる。
【0058】
なお、上記各実施形態においては弾性部材として捩りコイルばね4を用いたが、捩りコイルばね4に代えて板ばね等を用いることも可能である。但し、捩りコイルばね4を用いれば弾性部材の高さを低くすることができ、ワイヤハーネス3と弾性部材4との干渉等の心配がなくなると共に、構造がスマート化する。
【0059】
また、捩りコイルばね4のループ部5を複数巻きにして付勢力を高めることも可能である。また、捩りコイルばね4を第一の支持部40(図1)の上側ではなく、下側に反転させて配置することも可能である。また、ワイヤハーネス3に保護チューブとしてのコルゲートチューブ19を用いずに、複数本の電線をビニルテープ巻き等で結束してワイヤハーネスを構成させることも可能である。
【0060】
また、上記各実施形態においては上下にアーム部材41,43を回動自在に配したが、上側のアーム部材43を固定式にし、下側のアーム部材41のみを水平方向に回動自在として弾性部材4で回動方向に付勢することも可能である。また、場合によっては上側の第二のアーム部材43にも弾性部材を配して、スライダ31よりも上側のハーネス部分をスライドドア1のインナパネル12(図5)に沿って第一のアーム部材41と一体に所望の方向に回動させることも可能である。また、ガイドレール30やスライダ31を用いずに、弾性部材4で所望の回動方向に付勢したアーム部材41をスライドドア側又は車両ボディ側に設けることも可能であり、この際、スライダ31に代わるブロック部材(図示せず)にアーム部材41を回動自在に軸支させることも可能である。
【0061】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、ワイヤハーネスの渡り部すなわちスライドドアと車両ボディとの間のワイヤハーネス部分がアーム部材と一体に弾性部材で付勢されて所要方向に回動することで、ワイヤハーネスの所要方向とは反対の方向への不意な屈曲(略S字状の屈曲)が防止され、スライドドアの全開ないし全閉時に、ワイヤハーネスの所要反対方向への屈曲があった場合にその屈曲部が車両ボディと干渉を起こすであろう心配が確実に回避される。これにより、ワイヤハーネスの傷みが防止される。また、ワイヤハーネスの渡り部が弾性部材の付勢方向のみに屈曲し、複雑な形状に屈曲することが防止されるから、それによってもワイヤハーネスの傷みや変形が防止される。
【0062】
また、ワイヤハーネスの渡り部が弾性部材で常時所要方向に付勢され、渡り部が比較的張った状態に保たれるから、渡り部が下向きに弛むことが防止され、それによって、スライドドアの全閉時における渡り部の挟み込みが防止される。これにより、ワイヤハーネスの傷みが防止される。
【0063】
また、スライドドアの閉止時にワイヤハーネスの渡り部が弾性部材の付勢力で車両ボディから離間する方向に回動して逃げるから、ワイヤハーネスと車両ボディとの干渉が確実に防止され、ワイヤハーネスの傷みが防止される。
【0064】
また、スライドドアの開閉動作でガイドレールがスライドドアと一体に進退し、それと同時にスライダがガイドレールに沿って摺動するから、ワイヤハーネスの渡り部の引張が防止され、あるいは渡り部の弛みが吸収される。この際、ワイヤハーネスの渡り部が弾性部材の付勢力で所要方向に回動されることで、渡り部の不意な(通常起こりにくい)複雑な(例えば略S字状ないしZ字状の)屈曲が防止され、スライドドアの全開ないし全閉時におけるワイヤハーネスと車両ボディとの干渉が回避される。それと同時に、ワイヤハーネスの渡り部が弾性部材で比較的張った状態に付勢されるから、渡り部の下方向への弛みが防止され、スライドドアの全閉時における渡り部の挟み込みが回避される。
【0065】
また、スライドドアの開き途中にワイヤハーネスの渡り部が弾性部材の付勢力でアーム部材と共にスライドドアの閉じ方向すなわち前方に回動し、渡り部が単純な円弧形状で前方に湾曲するから、スライドドアの全開時に渡り部が車両ボディのスライドドア収容開口の後端部とは干渉しない方向に逃げており、これによってワイヤハーネスと車両ボディとの干渉が防止される。また、ワイヤハーネスの渡り部が弾性部材の付勢力で下方ではなく前方に湾曲しているから、渡り部の垂れ下がりが防止され、スライドドアの全閉時における渡り部の挟み込みが防止される。
【0066】
また、スライドドアの開閉時にアーム部材(第一のアーム部材)が弾性部材の付勢力で回動した際に、第二のアーム部材がワイヤハーネス自体の弾性力でアーム部材(第一のアーム部材)とは反対の方向に回動することで、スライダにおけるワイヤハーネスの湾曲が大きな半径でスムーズに行われ、これによりワイヤハーネスの傷みや変形が防止されると共に、弾性部材によるアーム部材(第一のアーム部材)の回動がスムーズに行われ、上記した発明の効果が一層助長される。
【0067】
また、請求項2記載の発明によれば、捩りコイルばねをアーム部材の回動支点を中心として配置することで、アーム部材の回動方向の付勢を確実に行うことができると共に、捩りコイルばねがアーム部材の板厚方向にさほど突出しないから、給電装置の大型化・複雑化が回避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスライドドア用給電装置の第一の実施形態を示す斜視図である。
【図2】給電装置に用いる弾性部材の一形態である捩りコイルばねを示す斜視図である。
【図3】本発明に係るスライドドア用給電装置の第二の実施形態を示す平面図である。
【図4】同じく給電装置を示す側面図である。
【図5】車両への給電装置の取付構造の一形態を示す縦断面図である。
【図6】給電装置の作用として、スライドドアの全閉状態を示す平面図(説明図)である。
【図7】同じくスライドドアの開き途中の状態を示す平面図(説明図)である。
【図8】同じくスライドドアの全開状態を示す平面図(説明図)である。
【図9】弾性部材を用いない場合のスライドドアの全開時における万一の問題点を示す平面図(説明図)である。
【図10】従来のスライドドア用給電装置の一形態を示し、(a) はスライドドアの全閉時の横断面図、(b) はスライドドアの全開時の横断面図である。
【図11】従来のスライドドア用給電構造の一形態を示し、(a) はスライドドアの全閉時の平面図、(b) はスライドドアの全開時の平面図である。
【符号の説明】
1 スライドドア
2 車両ボディ
3 ワイヤハーネス
4 捩りコイルばね(弾性部材)
30 ガイドレール
31,78 スライダ
41,73 第一のアーム部材(アーム部材)
43,74 第二のアーム部材
50,70 スライドドア用給電装置

Claims (2)

  1. スライドドアに設けられた水平方向のガイドレールにスライダがスライド自在に係合し、該スライダを介してワイヤハーネスがスライドドアから車両ボディに配索されたスライドドア用給電装置において、
    前記スライダに垂直方向の支持部と水平方向の支持部とが設けられ、該水平方向の支持部に第一のアーム部材が水平方向揺動自在に設けられ、該垂直方向の支持部に第二のアーム部材が垂直方向揺動自在に設けられ、該第一のアーム部材が弾性部材でスライドドア閉じ方向に付勢され、該第一及び第二の各アーム部材の揺動先端側に前記ワイヤハーネスの長手方向中間部が固定されたことを特徴とするスライドドア用給電装置。
  2. 前記弾性部材が前記水平方向の支持部に設けられた捩りコイルばねであることを特徴とする請求項1記載のスライドドア用給電装置。
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