JP5245429B2 - ケーブル配索構造 - Google Patents

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本発明は、シートクッションに対して回動装置を介して(起倒可能に)連結されたシートバックを備える車両用シートのケーブル配索構造に関する。
上述の車両用シートでは、シートバックの部材より延びるケーブルをシートバック側に配索する際に、シートバック前傾時にケーブルが引張されることを考慮して、ケーブルの長さに若干のゆとりを持たせるのが一般的である(特許文献1の[図8]を参照)。
しかしながらケーブルにゆとりを持たせると、シートバック後傾時には逆にケーブルが弛む(いわゆる余長差が生じる)こととなり、この弛んだケーブル(余長部分)が外部からの干渉等を受けて摩耗又は破損するという問題があった。
そこで特許文献1に開示の技術では、シートバック後面に配索されたケーブルを、シートクッションとの連結箇所(隙間)からシート内に導き入れて、シート内に橋渡された軸部材にケーブルの余長部分を取付けることとしている。
この公知技術によれば、ケーブルの余長部分をシート内に収納することで、シートバック後傾時の弛みを解消することができる。
ところで車両用シートでは、そのシートバックのフレーム(バックフレーム)側面にエアバック等の各種部材を配設することがある。そしてバックフレームの部材から延びるケーブルは、典型的にバックフレーム側面を伝って下方に延び、回動装置付近を通過してシートクッション側に配索される。
そしてこのフレーム側面のケーブルも、典型的にはシートバックの前傾を考慮してその長さに若干のゆとりを持たせてあることから、シートバック後傾時の弛みをなくす構成とすることが望ましい。
特開2006−327240号公報
しかしながらフレーム側面のケーブルは、その配索途中でシート内に引込むとその分だけ長さが長くなり、コストや重量が上がってしまう。
またこの種のケーブルは、上述のとおり回動装置付近を通過するため、なにかの拍子に回動装置に巻き込まれて摩耗又は破損するおそれがある。もっとも他の部材(例えば回動装置を覆うシールド部材)にケーブルを取付けて回動装置への巻き込みを防止することもできるが、そうするとケーブルの配索構造が複雑となり、取付け作業も面倒である。
本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、簡単な構成によって、回動装置への巻込みを防止又は低減するとともに、ケーブルの弛みを解消することにある。
上記課題を解決するための手段として、第1発明の車両用シートのケーブル配索構造では、シートバックのフレーム側面を伝うケーブルを、その配索途中でシート側方に導いたのち、回動装置を跨いでシートクッション側に配索する。
そして回動装置を跨ぐ部分のケーブル(全部又はその一部)を、シートクッションのフレーム又はシートバックのフレームに突設した支持部に取付けることで、回動装置への巻込みを防止又は低減するとともに、ケーブルの弛みを極力なくすこととした。
また発明のケーブル配索構造はシートバックのフレーム又はシートクッションのフレームのいずれか一方に設けたストッパ部が、前記一方とは異なる他方に設けた被ストッパ部に当接して、シートクッションに対するシートバックの回動動作を規制する構成を備える。そこでこのストッパ部に支持部を形成する構成(一の部材にて2つの機能を兼用する構成)とした。
発明のケーブル配索構造は、第1発明のケーブル配索構造であって、支持部を、ストッパ部と被ストッパ部の当接箇所よりも回動装置の回動軸寄りに形成した。このように支持部を、回動軸に比較的近接する位置に形成することで、ケーブルの長さ変化(余長差)をより少なくすることができる。またストッパ部と被ストッパ部の当接箇所を、回動軸から比較的離間した位置に形成することで、回動軸中心にかかるトルクを受けるのに際して、ストッパ部にかかる荷重が減少する。
発明のケーブル配索構造は、第1発明又は発明記載のケーブル配索構造であって、回動装置に嵌装したレバー部材を揺動して回動装置のロックを解除する構成を備える。
そこで上述の支持部を、レバー部材の揺動範囲とは異なる位置に配設して、レバー部材によるロック解除動作を極力邪魔することなく、ケーブルを所望の状態で配索することとした。また支持部を、レバー部材の揺動範囲とは異なる位置(レバー部材と重複しない位置)に形成することで、車両用シートをその幅方向にコンパクトに設計できる。
本発明の第1発明によれば、簡単な構成によって、回動装置への巻込みを防止又は低減するとともに、ケーブルの弛みを解消することができる。また第発明によれば、ケーブル配索構造の部品点数を極力削減することができる。また第発明によれば、ストッパ部を小型化することができるとともに、より合理的なケーブル配索構造となる。そして第発明によれば、車両用シートをコンパクト化することができるとともに、レバー部材の動作を極力邪魔することなく、ケーブルを所望の配索状態とすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図1〜図4を参照して説明する。各図では、車両用シート前方に符号F、車両用シート後方に符号B、車両用シート側方に符号Lを適宜付すこととする。
[車両用シートの基本構成]
本実施例の車両用シート2は、図1を参照して、シートクッション4のフレーム(クッションフレーム4F)とシートバック6のフレーム(バックフレーム6F)と、後述のエアバック8を備える。このバックフレーム6Fは、2つの回動機構(リクライニング機構60と前倒し機構20)を介してクッションフレーム4Fに連結されており、シートクッション4に対して傾倒可能であるとともに前倒し可能な構成である。
そしてバックフレーム6F下部を構成のブラケット6aFが、クッションフレーム4F後部のリクライニング機構60(第一回動装置62)と回動自在に連結されており、シートクッション4に対してシートバック6が傾倒可能とされる(図示省略)。
またバックフレーム6Fとブラケット6aFは、後述する前倒し機構20(第二回動装置22)を介して回動自在に連結されている。
そしてシートバック6は、この前倒し機構20の回動動作により、シートクッション4に対して起立する着座姿勢(図1の実線状態)と、前倒しされる収納姿勢(図1の二点破線状態)との間で変位する。
この前倒し機構20は、着座姿勢時に回動動作がロック状態とされ、後述するレバー部材30を揺動してロックを解除することにより、収納姿勢に変位可能となる。
そしてバックフレーム6F側面にはエアバック8が配設されており、エアバック8下部からケーブル10がシート下方(ブラケット6aF側)に延びている。
このケーブル10を、バックフレーム6F側面を伝って、前倒し機構20の下方でシートクッション4内に導き入れるのであるが、このときシートバック6後倒時の弛み(余長差)や、前倒し機構20への巻込みに十分配慮しなければならない。
そこで本実施例では、後述するケーブル配索構造を採用することで、ケーブル10の弛み(余長差)を解消するとともに、前倒し機構20への巻き込みを極力回避することとしたものである。以下、各構成要素について説明する。
[ケーブル配索構造]
本実施例のケーブル配索構造は、図1を参照して、前倒し機構20のロックを解除するレバー部材30と、第二回動装置22の回動動作を規制するストッパ部材40(ストッパ部42及び支持部44)を備える。
本実施例の前倒し機構20は、図2及び図3を参照して、バックフレーム6F下部と、その側方に配置のブラケット6aF上部が第二回動装置22(略円形状)にて連結されて構成されている。この第二回動装置22の回動軸26は、ブラケット6aFを挿通してブラケット6aF側方に突出している。
そしてブラケット6aF(平板状)の上部外形は、第二回動装置22の外周に沿う略半円状であり、その上部周縁半分が円弧状に(略四半円弧状に)切欠かれて形成の切欠き部24を備える。
この切欠き部24は、ブラケット6aFのシート前側に形成されている。そしてバックフレーム6F側面一部が、この切欠き部24の形成位置MR(図2の斜線箇所を参照)よりシート側方に露出する。そして切欠き部24のシート後端(後端部24b)が、回動軸26を通る鉛直線からシート後方に若干傾斜した位置に形成されている。また切欠き部24のシート前端(前端部24f)が、回動軸26を通る水平線から若干シート下方に傾斜した位置に形成されている。
(レバー部材)
レバー部材30(平板状の長尺部材)は、その一端側で回動軸26に嵌装されており、シート後方に延びる他端側に持ち手部32が設けてある。このレバー部材30をシート上下に揺り動かして回動軸26を回動すると、第二回動装置22のロックが解除されてシートバック6が前倒し可能となる。
そして通常時のレバー部材30(図2の実線状態)と、上方移動時のレバー部材30(図2の破線状態)の間がレバー部材30の揺動範囲SRとなる。
この揺動範囲SRは、シート後方で扇状に拡開して形成されており、上述の切欠き部24の形成範囲MRとは重ならないように設定されている。
(ストッパ部材)
ストッパ部材40は、図2及び図3を参照して、バックフレーム6F側面に配設された正面視略クランク状の板部材であり、後述のストッパ部42と支持部44を備える。
本実施例のストッパ部材40(専らストッパ部42及び支持部44)は、切欠き部24の形成範囲MR内に配設されている。
そしてストッパ部材40は、第二回動装置22の外周に沿って配置しており、バックフレーム6Fの回動に伴い第二回動装置22周りを回転する構成である。このストッパ部材40(専らストッパ部42及び支持部44)の可動範囲は、切欠き部24(前端部24fから後端部24bの間)の範囲内となり、レバー部材30の揺動範囲SRとは異なる位置で可動する。
そしてストッパ部42は、図2を参照して、切欠き部24の形成範囲MR内でバックフレーム6F側面より突設する平板部材(ビードを備える平板部材)である。
このストッパ部42は、バックフレーム6Fの着座姿勢時に切欠き部24の後端部24b(被ストッパ部の一例)に当接する配置とされて、バックフレーム6F側面から突設する。そしてストッパ部42と後端部24bの当接により、第二回動装置22の回動動作が規制されて、シートバック6が着座姿勢で保持される構成である。
そしてストッパ部42は、シートバック6の前倒し動作により、形成位置MR内を移動して切欠き部24の前端部24f(被ストッパ部の他例)に当接する。これにより、第二回動装置22の回動動作が規制されて、バックフレーム6Fが収納姿勢で保持される構成である。
そして支持部44(側面視略R付け三角状)は、図3を参照して、第二回動装置22側面よりシート側方に張出して形成された板状部材である。
本実施例の支持部44は、図4を参照して、ストッパ部42上部が回動軸26に向かって屈曲状とされて形成されている(ストッパ部42に支持部44を形成する構成である)。この支持部44の先端側は、回動軸26側に向かって延びており、その途中に第二クリップ52を挿設する挿設孔46が設けてある。すなわち支持部44は、ストッパ部42と被ストッパ部(前端部24f及び後端部24b)の当接箇所よりも第二回動装置22の回動軸26寄りに形成されている。
そして後述するように、第二回動装置22を跨ぐ部分のケーブル10を、第二クリップ52を介して支持部44に取付ける。この支持部44と第二回動装置22側面の間には隙間寸法Cのクリアランスが設けてあり、このクリアランスに第二クリップ52の挿入部53が配置する。また支持部44の先端側は、離間寸法D1にて回動軸26に近接配置しており、後述するように、挿設状態の第二クリップ52が回動軸26に隣接する構成(第二クリップ52が、回動軸26の半径方向にずれて配置する構成)である。
(ケーブルの配索)
そして図1及び図2を参照して、エアバック8から延びるケーブル10を、その配索途中でシート側方に導いたのち、第二回動装置22を跨いでシートクッション4側に配索する。本実施例のケーブル10は、第二回動装置22上方で屈曲状とされて(屈曲部Rが形成されて)シート側方に導かれている(図4を参照)。このときシート上方のケーブル10を、バックフレーム6F側面にクリップ止め(挿設孔56、第一クリップ50)しておく(図3及び図4を参照)。
そして図3を参照して、第二回動装置22を跨ぐ部分のケーブル10(回動軸26近傍に配置のケーブル10の一部分)を、第二クリップ52に取付けたのち、上述のストッパ部材40の支持部44(挿設孔46)に挿設してクリップ止めする。そして、シート下方のケーブル10を、ブラケット6aFにクリップ止め(挿設孔56、第三クリップ54)したのち、ケーブル10を、前倒し機構20下方からシートクッション4内に導き入れる。最後に第二回動装置22をシールド部材80で被覆してケーブルの配索を完了する。
そして図1を参照して、上述のように配索されたケーブル10は、バックフレーム6Fの前倒し動作時においても、回動軸26付近のケーブル10部分が支持部44にて支持されていることからほとんど弛むことがない。
そして図2を参照して、回動軸26に比較的近接する位置に支持部44を形成することで、ケーブル10の長さ変化(余長差)をより少なくすることができる。またストッパ部42と被ストッパ部(前端部24f及び後端部24b)の当接箇所を、回動軸26から比較的離間した位置(第二回動装置22外周一部)に形成することで、回動軸26中心にかかるトルクを受ける際のストッパ部42にかかる荷重が減少する。このためストッパ部材40(ストッパ部42)の構成を小型化することが可能である。
また図4を参照して、第二回動装置22よりもシート側方にケーブル10を配索したことにより、第二回動装置22への巻込みを防止又は低減することができる。
また本実施例では、ストッパ部材40にストッパ部42と支持部44を設けたことで、ケーブル配索構造の部品点数を極力少なくすることができる。
そして本実施例では、ストッパ部材40(支持部44)の可動範囲(切欠き部24形成範囲MR)が、レバー部材30の揺動範囲SRとは異なる範囲設定とされている。このため支持部44が、レバー部材30の揺動を極力邪魔することなく、ケーブル10を支持して所望の位置に配索することができる。また支持部44を、レバー部材30の揺動範囲SRとは異なる位置(レバー部材30と重複しない位置)に形成することで、車両用シート2をその幅方向にコンパクトに設計することができる。
そして図4を参照して、支持部44に挿設の第二クリップ52(第二回動装置22を跨ぐ部分のケーブル10)は、シート側方に突出する回動軸26と隣接配置して、コンパクトにシールド部材80内に収納されている。このためシールド部材80の厚み寸法Tが極端に大きくならずスリムな外形形状とされている。
ところで支持部44のクリアランス(隙間寸法C)は図面上強調されているが、実際には20mm〜30mm程度であればよい。また支持部44の先端側と回動軸26の離間寸法D1も図面上強調されているが、実際には3mm〜5mm程度であればよい。この寸法設定とすることで、シールド部材80の厚み寸法Tが必要以上に大きく(厚く)ならず、意匠性に優れるスリムな外形形状となる。
本実施形態のケーブル配索構造は、上述した実施例に限定されるものではなく、その他各種の実施形態を取り得る。
(1)本実施例では、二段ヒンジ機構を備える車両用シート2を例に説明した。本実施例のケーブル配索構造は、前倒し機構20及びリクライニング機構60のいずれか一つを備える車両用シート2にも適用可能である。
例えば車両用シート2には、リクライニング機構60が設けてある。このリクライニング機構60は、第一回動装置62と、この第一回動装置62の回動動作を規制する第二ストッパ部64と、第二レバー部材66を備える。この第二ストッパ部64に支持部44を形成して、第一回動装置62を跨ぐ部分のケーブル10を支持してもよい。
(2)また本実施例では、バックフレーム6Fに支持部44を設ける例を説明した。これとは異なり、クッションフレーム4Fに支持部44を設けてもよい。
そして本実施例では、バックフレーム6Fにストッパ部材40を設けるとともに、クッションフレーム4Fに被ストッパ部を設ける例を説明した。これとは逆に、クッションフレーム4Fにストッパ部材を設けるとともに、バックフレーム6Fに被ストッパ部を設ける構成としてもよい。
(3
(4)また本実施例では、エアバック8のケーブル10を一例に説明した。本実施例のケーブル配索構造は、バックフレーム6F側面に配設される各種の部材(例えばランバーサポート、パワーシートの操作部やスイッチ類等)のケーブルに適用可能である。
なおケーブルとは、例えばワイヤハーネス、電線及びボーデンケーブルをも含む表現である。
(5)また本実施例では、回動軸26の近傍位置に支持部44を設けた例(スリム化した例)を説明した。これとは異なり、回動軸26直上に支持部44(挿設孔46)を設けてクリップを挿設する構成としてもよい。換言すると「回動装置を跨ぐ部分のケーブル」には、回動軸26直上に位置するケーブル10の一部分が含まれる。
また回動軸26外周に支持部44を設けてクリップを挿設する構成としてもよい。換言すると「回動装置を跨ぐ部分のケーブル」には、回動軸26外周近傍に位置するケーブル10の全部又は一部分が含まれる。例えば図4を参照して、第二回動装置22外周とシールド部材80内周の隙間(隙間寸法D2)に収まるように支持部44(挿設孔46)を設けてもよい。こうすればシールド部材80の長さ寸法Wを極端に大きくすることなく、スリムなシールド部材80の外形形状を維持することができる。
(6)また本実施例では、縦断面視略クランク状のストッパ部材40を説明した。このストッパ部材40の形状は、縦断面略逆L字状、略Z字状、略C字状など各種の形状を取り得る。
また本実施例では、ブラケット6aFに切欠き部24を設ける例を説明した。これとは異なり、ブラケットにストッパ部の可動範囲に対応する四半円弧状の開口部を設けてもよい。
(7)また本実施例では、レバー部材30が配設された第二回動装置22の例(より使い勝手のよい例)を説明したが、本実施例の支持部44は、レバー部材30のない第二回動装置22にも適用することもできる。
(8)また本実施例では、支持部44に挿設孔46を設ける例(ケーブル10をクリップ止めする例)を説明した。支持部44にケーブル10を取付ける手段は、クリップ止めのほか、クランプなどの物理的手段や、融着や接着材などの接着手段など各種の方法を用いることができる。
車両用シート側方の透視側面図である。 前倒し機構の側面図である。 シートフレームの前方斜視図である。 前倒し機構の一部縦断面図である。
2 車両用シート
4F クッションフレーム
4 シートクッション
6 シートバック
6F バックフレーム
6aF ブラケット
8 エアバック
10 ケーブル
20 前倒し機構
22 第二回動装置
24f 前端部
24b 後端部
24 切欠き部
26 回動軸
30 レバー部材
32 持ち手部
40 ストッパ部材
42 ストッパ部
44 支持部
46 挿設孔
50 第一クリップ
52 第二クリップ
53 挿入部
54 第三クリップ
56 挿設孔
60 リクライニング機構
62 第一回動装置
64 第二ストッパ部材
66 第二レバー部材
80 シールド部材

Claims (3)

  1. シートバックのフレーム側面を伝うケーブルを、前記シートバックに対して回動装置を介して連結したシートクッション側に配索する車両用シートのケーブル配索構造であって、
    前記ケーブルを、その配索途中でシート側方に導いたのち、前記回動装置を跨いで前記シートクッション側に配索するとともに、前記回動装置を跨ぐ部分のケーブルを、前記シートバックのフレーム又は前記シートクッションのフレームに突設した支持部に取付ける構成とし、
    前記シートバックのフレーム又は前記シートクッションのフレームのいずれか一方に設けたストッパ部が、前記一方とは異なる他方に設けた被ストッパ部に当接して、前記シートクッションに対する前記シートバックの回動動作を規制する構成として、前記ストッパ部に前記支持部を形成したことを特徴とするケーブル配索構造。
  2. 前記支持部を、前記ストッパ部と前記被ストッパ部の当接箇所よりも前記回動装置の回動軸寄りに形成したことを特徴とする請求項1に記載のケーブル配索構造。
  3. 前記回動装置に嵌装したレバー部材を揺動して、前記回動装置のロックを解除する構成として、前記支持部を、前記レバー部材の揺動範囲とは異なる位置に突設したことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のケーブル配索構造。
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