JP5892602B2 - アーム給電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車のスライドドアに搭載され、ベース部材に回動自在に支持されたアームによってワイヤハーネスを車両ボディ側に配索するアーム給電装置に関するものである。
従来の給電装置においては、例えば特許文献1(図示せず)に示されるように、プロテクタベースとプロテクタカバーとで成る合成樹脂製のプロテクタを用いて、スライドドア内に縦置きに配したプロテクタ内にワイヤハーネスを湾曲状に配索しつつ金属製の板ばねで上向きに付勢し、ワイヤハーネスをプロテクタの下部開口を経て車両ボディ側のハーネス支持具まで配索して、スライドドアの半開時のワイヤハーネスの弛み(余長)を吸収させることが記載されている。
また、特許文献2(図示せず)には、従来のアーム給電装置として、スライドドアに縦置きに配した板状のプロテクタベースにリンクアームを回動自在に軸支すると共に、リンクアームを捩り巻きばね(ばね部材)で上向きに付勢し、リンクアームにハーネスホルダを回動自在に軸支して、ワイヤハーネスをプロテクタベースに沿ってハーネスホルダに配索固定すると共にハーネスホルダから車両ボディ側に配索し、プロテクタカバーは用いなくてもよいことが記載されている。
特開2007−68346号公報(図2) 特開2009−65814号公報(図1〜図2)
しかしながら、上記従来の特許文献2に記載されたアーム給電装置においては、ワイヤハーネスの引張動作時にアームが板厚方向に曲がり変形したり、ワイヤハーネスがプロテクタベース(ベース部材)に沿ってばたついたり、スライドドアの開閉操作時にプロテクタベースに沿うワイヤハーネスの軌跡が不安定になったり、それに伴ってワイヤハーネスの屈曲耐久性が低下し兼ねないという懸念があった。また、ばね部材をリンクアームの軸部側に組み付けたりする際に脱落させやすく、組付作業性が悪いという懸念があった。
また、上記従来の各給電装置においては、プロテクタカバー(カバー部材)を含むプロテクタやプロテクタベース(ベース部材)が大型化しやすく、自動車のスライドドア内に給電装置を配置した際に、他の部品の搭載スペースが減少してしまうという懸念があった。
本発明は、上記した点に鑑み、アームの厚み方向の曲がりを防止したり、ワイヤハーネスのばたつきや軌跡の不安定さを解消することができ、しかも、ワイヤハーネスの屈曲耐久性を向上させることができ、さらに、カバー部材を排除しつつ給電装置の構造を小型化することができ、加えて、アームからのばね部材の脱落を防止することのできるアーム給電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るアーム給電装置は、一方のハーネス固定部を有するベース部材に第一アームが回動自在に軸支され、他方のハーネス固定部を有する第二アームが該第一アームの回動先端側に回動自在に軸支され、該第一アームが、ワイヤハーネスを挿通させるスリットを成す囲い部を有し、該ワイヤハーネスが該ベース部材から該スリットを通って該第二アームにかけて屈曲配索され、前記第一アームの回動範囲内で、該第一アームの回動基端側における前記囲い部の端部の近傍に前記ベース部材の周端が配置されたことを特徴とする。
上記構成により、スリットの四方を囲む囲い部で第一アームの剛性が高まり、第一アームの厚み方向の曲がりが防止される。また、ワイヤハーネスが第一アームのスリット内に挿通されて、スリット長手方向に移動自在で、スリット幅方向のワイヤハーネスの動きが規制される。これにより、ワイヤハーネスのスリット幅方向(第一アーム厚み方向)のばたつきが抑止されると共に、スリット長手方向(第一アーム長手方向)の軌跡が安定する。ワイヤハーネスはベース部材から第一アームのスリットを経て第二アームにかけて略S字状に配索される。
また、第一アームの回動基端側の部分がベース部材で回動自在に確実に支持され、且つベース部材が小型化される。これにより、第一アームのスムーズな回動が確保されつつ、ベース部材を取り付ける車両のスライドドアといった取付側部分が省スペース化される。
請求項2に係るアーム給電装置は、請求項1記載のアーム給電装置において、前記囲い部が前記第一アームの回動基端側において、前記第二アームから湾曲状に導出された前記ワイヤハーネスを内面側に当接させるガイド用の傾斜壁を有したことを特徴とする。
上記構成により、第一アームの回動時ないし静止時に、第二アームから湾曲状に導出されたワイヤハーネスの湾曲部が第一アームの囲い部内のガイド用の傾斜壁の内面に当接して、ワイヤハーネスの湾曲形状が維持され、ワイヤハーネスの折れ曲がりや小径な屈曲等の有害な屈曲が防止される。これにより、ワイヤハーネスの屈曲耐久性が向上する。
請求項に係るアーム給電装置は、請求項1又は2記載のアーム給電装置において、前記第一アームを回動方向に付勢する捩りコイルばねが該第一アームの回動基端側に収容され、該捩りコイルばねの一端部を係止させる係止部が該回動基端側に設けられたことを特徴とする。
上記構成により、捩りコイルばねが第一アームの回動基端側に収容されると同時に、捩りコイルばねの一端部が係止部で係止され、第一アームをベース部材に組み付ける際に、第一アームの回動基端側からの捩りコイルばねの脱落が防止される。係止部は可撓性の係止アームであることが好ましい。
請求項1記載の発明によれば、第一アームの囲い部によって第一アームの厚み方向の剛性を増すことで、ワイヤハーネスが強く引っ張られた際の第一アームの有害な曲がり変形等を防止することができる。また、第一アームのスリット内にワイヤハーネスを挿通させることで、ワイヤハーネスのばたつきを防止すると共に、ワイヤハーネスの軌跡を安定させて、例えば自動車のスライドドアの開閉時におけるワイヤハーネスの動作を有害な曲がり変形等なくスムーズに行わせることができる。これによってワイヤハーネスの屈曲耐久性を向上させることができる。
また、給電装置からカバー部材を排除し、第一アームのスムーズな回動を維持しつつベース部材を小型化して、給電装置を小型化・軽量化することができると共に、例えば車両のスライドドア側におけるベース部材の取付を省スペースで行うことができる。
請求項2記載の発明によれば、第一アームの回動時に、第二アームから導出された湾曲状のワイヤハーネスを第一アームの囲い部の傾斜壁の内面に当接させることで、ワイヤハーネスの湾曲形状を維持し、有害な折れ曲がり等を防いで、ワイヤハーネスの屈曲耐久性を向上させることができる。
請求項記載の発明によれば、第一アームをベース部材に組み付ける際に、第一アームからのばね部材の脱落を防止することができ、ベース部材への第一アームの組付作業性を向上させることができる。
本発明に係るアーム給電装置の一実施形態を示す正面図である。 同じくアーム給電装置を示す上面図である。 アーム給電装置のベース部材の一形態を示す斜視図である。 アーム給電装置の第一アームの一形態を示す要部断面図である。 同じく第一アームを示す、(a)は上面図、(b)は下面図である。 アーム給電装置の作用(スライドドア閉じ時の状態)を示す正面図である。 第一アームの回動基端側のばね部材を含む内部構造を示す斜視図である。 (a)は図7のA−A断面図、(b)は図7のB−B断面図である。
図1〜図2は、本発明に係るアーム給電装置の一実施形態を示すものである。
このアーム給電装置1は、自動車のスライドドアの金属製のドアインナパネル10(図2)に縦置きに固定される合成樹脂製の小型のベース部材2と、ベース部材2に上下方向回動自在に軸支され、ワイヤハーネス挿通用のスリット4を成す囲い部5を中間側に有する合成樹脂製の長い第一アーム3と、第一アーム3の回動先端部6に上下方向回動自在に軸支され、自らの回動先端側にハーネス固定部58を有する合成樹脂製の短い第二アーム8とで構成されるものである。
本例のアーム給電装置1は車両の左側のスライドドア用のものであり、図1において手前が車外側(図2のドアパネル10側)で奥側が車室側(図2のドアトリム11側)である。図1の左側(第一アーム3側)が車両前側で右側(ベース部材2側)が車両後側である。図1〜図2は、スライドドアの半開時において第一アーム3が回動基端側7のばね部材9(図7)の付勢力で上向きに付勢されてハーネス余長吸収された状態を示している。
図1,図2の如く、ベース部材2は、第一アーム3の全長と略同程度の前後方向長さで、且つ第一アーム3の幅の略二倍程度の上下方向長さに形成されて、上下左右方向に小型化されている。ベース部材2の厚みは第一アーム3の厚みの略1.5倍程度であり、厚み方向にもコンパクト化されている。図3にベース部材2の一実施形態を示している。
図1,図3の如く、ベース部材2は、縦方向の略垂直な基板部12と、基板部12の上端に沿って後下がりに傾斜した上壁13と、上壁13との間にハーネス案内(挿通)路14を成す下側の隔壁15と、隔壁15の湾曲状の後部15aの下端側に設けられた有底筒状の固定部16と、隔壁15の前部の上端側に設けられ、第一アーム3(図1)の上向き(時計回り)の回動角度を規制するストッパを兼ねる有底筒状の固定部17と、下側の固定部16から前上がりに傾斜して設けられ、第一アーム3の下向き(反時計回り)の回動角度を規制するストッパとしての傾斜壁18と、傾斜壁18と隔壁15の後半湾曲部15aとの間に設けられた固定用クリップ19(図1,図2)と、基板部12に立設された第一アーム支持用の軸部20(図3)と低い略環状のガイド壁21を備えている。
ベース部材2の前後の各固定部16,17は底壁16a,17aにボルト挿通孔16b,17bを有し、図2の如く各固定部16,17の底壁16a,17aが金属製のドアインナパネル10に当接して不図示のボルトとナットで締付固定され、係止クリップ19はドアインナパネル10の不図示の孔に貫通係合する。各固定部16,17はベース部材2の基板部12からドアインナパネル10に向けて突出し、第一アーム3の環状(正面視円形)の回動基端部7は基板部12に沿って前後(上下)の各固定部16,17の間の略扇状の凹部空間内(符号12で代用)に位置し、第一アーム3の外面22は各固定部6,7の底壁16a,17aよりも少し基板部12寄りに引っ込んでいる。
ベース部材2の軸部20はスリット20a(図3)で径方向内向きに撓み可能で、先端に係止爪20bを有して、第一アーム3の基端側の孔部23(図4)を貫通した時点で係止爪20b(図3)が孔部23の周縁に係合する。第二アーム8(図1)に設けられた軸部24も同様に第一アーム3の先端側の孔部25(図4)に係合する。ベース部材2の軸部20(図3)の周囲に筒状の壁部26が設けられ、その外側に低いガイド周壁21が設けられている。図3で符号27は係止クリップ19を装着する部分である。
ベース部材2のハーネス案内路14(図3)は後端側で上下に短く分岐され(上下の分岐路を符号14a,14bで示す)、図1の如くハーネス案内路14から下側の分岐路14bに沿ってワイヤハーネス28の主体部(符号28で示す)がベース部材2の基板部12の下端よりも少し下側を通り、第一アーム3の囲い部5内のスリット4を通って略S字状に屈曲しつつ第二アーム8に沿って配索される。ワイヤハーネス28の一方はハーネス案内路14からスライドドア側に配索され、ワイヤハーネス28の他方は第二アーム8から車両ボディ側のハーネス支持具(図示せず)まで配索される。ワイヤハーネス28は、ハーネス案内路14の下側の分岐路(ハーネス固定部)14bにおいて不図示の結束バンドで固定される(バンド挿通孔を符号29で示す)と共に、第二アーム8の回動先端側のカバー部(ハーネス固定部)58で挟持固定される。
第一アーム3は、表裏(外側と内側)の平坦で真直な壁面22a,30a(図2)と、表側の壁面22aと同一平面上の円形の壁部48の周囲に直交して形成され、表裏の壁面22a,30aの間隔と同じ深さの回動基端側の環状部(環状壁)31(図1)と、表側の壁面22aと同一平面に続き、裏側の壁面30aに段差部32(図2)を介して続く先幅テーパ状の回動先端側の部分6と、回動基端側の環状部31と回動先端側の部分6との間において、表裏の壁面22a,30aを成す板状の壁部22,30の間に形成されたハーネス挿通用のスリット4と、表裏の板状の壁部22,30に交差(直交)してスリット4の前後の内面を構成する前後の板状の傾斜状の壁部(傾斜壁)35,36と、これら四方の壁部22,30,35,36で成る囲い部5とを備えている。
図4,図5(a)(b)に、第一アーム3の一実施形態を示す如く、前後左右の板状の壁部22,30,35,36すなわち囲い部5で囲まれて構成されるスリット4は、第一アーム3が略水平に位置した時に、下端側の開口4bが広く、上端側の開口4aが狭くなるように、縦断面略ハの字状(テーパ状)に形成されている。囲い部5を成す表裏の板状の壁部22,30と前後の板状のハーネスガイド用の傾斜壁35,36とで囲まれてスリット4が構成されている。
囲い部5の前側(回動先端寄り)の傾斜壁35は、真直な内壁面(符号35で代用)と、内壁面35の上下端(上下の開口4a,4b側)の小径な湾曲面35aとを有している。前側の傾斜壁35の外壁面35bはリブ37を介して回動先端側の段差壁32(図5)に続いている。後側(回動基端寄り)の傾斜壁36は、回動基端側の円形の環状壁31の下半部の一部である円弧状の壁部36aと、円弧状の壁部36aから接線方向に真直に延長された真直な壁部(符号36で代用)とで構成され、真直な壁部36の上端(上側の開口4a側の部分)は小径な湾曲面(端部)36bを有している。スリット4の上側の狭い開口4a側において真直な壁部36と基端側の環状壁31との間に略三角形状の凹部47が形成されている。
一例として図4の第一アーム3において、スリット4の上側の開口4aの前後方向長さは前後の傾斜壁35,36の長さの総和よりも少し短く、スリット4の下側の開口4bの前後方向長さは前後の傾斜壁35,36の長さの総和よりも長くなっている。
図5(a)(b)の如く、第一アーム3の回動先端部6の裏側の段差部分32に、第二アーム8(図1)の軸部24を回動自在に支持する筒状の軸受部38が一体に設けられている。また、第一アーム3の回動基端側の環状壁31の後半には、図7のばね部材(捩りコイルばね)9の一端部9aを突出させて図1のベース部材2の隔壁15の凹部39に係合させるための切欠部40が設けられている。
図1,図2,図4,図6の如く、第一アーム3のスリット4内にワイヤハーネス28が挿通(貫通)されることで、スライドドアの開閉に伴う第一アーム3の回動時に、ワイヤハーネス28が第一アーム3の長手方向に自由に移動し、且つ第一アーム3の厚み方向へのワイヤハーネス28の移動が阻止されて、ワイヤハーネス28の軌跡が安定する。これにより、ワイヤハーネス28の小径な屈曲や折れ曲がりが防止されて屈曲耐久性が向上する。
また、図1,図2,図4,図5の如く、第一アーム3の囲い部5の表(外)側の壁部22が従来の給電装置におけるカバーの役目をして、車両外側へのワイヤハーネス28の移動を規制(阻止)して、車両外側の部材(ドアインナパネル10等)とワイヤハーネス28の干渉を防止するので、従来のようなカバーが不要となり、給電装置1が簡素化、小型化、低コスト化、軽量化される。
また、図5の如く、第一アーム3の囲い部5は、左右の平行な板状の壁部22,30と前後の対向する略ハの字状(テーパ状)に傾斜した傾斜壁35,36とで成り、囲い部5を成す四方の枠状に一体化された各壁部22,30,35,36によって、第一アーム3の剛性が高まり、且つ四方の比較的薄い壁部22,30,35,36によって第一アーム3が軽量化されている。第一アーム3は囲い部5で囲まれたスリット4を形成したことによっても軽量化されていることは言うまでもない。
また、図1の如く、ベース部材2の垂直な基板部12の前端部分(周端)12aがほぼ第一アーム3の軸部20を中心とした湾曲状の端部をなし、この湾曲状の周端12aが第一アーム3の後側の傾斜壁36の近傍ないし傾斜壁36の上端(端部)36bの近傍に位置して(正確には後側の傾斜壁36から少し前方に突出して)、ベース部材2が従来に比べて前後方向に短縮化されている。湾曲状の端部12aが後側の傾斜壁36よりも少し前方に突出したことで、基板部12による第一アーム3の回動基端部7の支持(受け)が確実に行われて、第一アーム3のスムーズで確実な回動が確保される。
また、図6にスライドドアの全閉時(スライドドアを車両後方にスライドさせた際)における第一アーム3の回動状態を示す如く、ベース部材2の基板部12の前側の湾曲状の端部(周端)12aに続く略水平な下端部(周端)12bが、第一アーム3の囲い部5の回動基端側の傾斜壁36の下端(スリット4の狭い開口4a側の端部36b)の近傍に位置することで、ベース部材2は従来に比べて上下方向にも短縮化されている。
図1,図6の如く、第一アーム3の回動範囲内で、第一アーム3の回動基端側における囲い部5の端部36の近傍にベース部材2の周端12a,12bが配置される。このようにして小型化されたベース部材2によって、給電装置1が低コスト化、軽量化、省スペース化されて、スライドドアの限られた搭載空間に他の搭載部品等との干渉なく給電装置1を確実に搭載可能である。
図4における第一アーム3は、図1のスライドドアの半開時におけるとほぼ同程度ないし少し下向きの回動位置にあり、ワイヤハーネス28が第一アーム3の囲い部5の後側(回動基端側)の傾斜壁36に沿って当接することで、ワイヤハーネス28の軌跡が規制されて、図1のワイヤハーネス28の略S字状の屈曲形状が維持される。これにより、ワイヤハーネス28が折れ曲がるように小径に屈曲したり、それに伴ってワイヤハーネス28に曲げ癖が付いたりすることが確実に防止される。後側の傾斜壁36の内面はワイヤハーネス28に対するガイド用の当て面として作用する。
図1の如く、ワイヤハーネス28は、ベース部材2の後部側のハーネス固定部(分岐路)14bから下向きに略半円状の湾曲しつつ、その下向きの湾曲部28aから第一アーム3の囲い部5内のスリット4を通って(ハーネス挿通部分を符号28bで示す)上向きに略半円状に湾曲して(上向きの湾曲部を符号28cで示す)、第二アーム8に沿って湾曲状に配索されつつ(ハーネス配索部分を符号28dで示す)第二アーム8の回動先端側のハーネス固定部である結束バンド(バンド挿通孔を符号45で示す)とカバー部58とで固定されている。
図1,図2の如く、第二アーム8は、第一アーム3の半分程度の長さないしそれよりも短く形成され、前側(上側)の湾曲状の樋状部41と、後側(下側)の略真直な基壁42と、基壁42の基端側に立設された軸部24と、樋状部41の回動先端側の断面半円状の部分41a(図2)に薄肉ヒンジ41bで開閉可能に設けられた断面半円状のカバー部58とで成り、カバー部58は基壁42に係止手段(爪部と孔部)43で閉じ状態に係止されている。樋状部41は軸部24から前側(上側)にオフセットされている。
ワイヤハーネス28は、例えばベース部材2から第二アーム8のカバー部58までの範囲で複数本の電線を屈曲性の良好な合成樹脂製の小径な網状チューブ(保護チューブ)59で覆い、カバー部58からスライドドアと車両ボディとの間の渡り部を経て車両ボディ側のハーネス支持具までの範囲で同じく複数本の電線を合成樹脂製の大径なコルゲートチューブ(保護チューブ)60で覆った状態で、網状チューブ59の端部の外周側に不図示のテープ巻き部を介してコルゲートチューブ60の端部をラップさせて、カバー部58内に挟持固定される。カバー部58の内面と樋状部41の対向内面にはコルゲートチューブ60の端部と網状チューブ59の端部のテープ巻き部とを貫通して固定させる鋭利な突起を設けることが好ましい。図2の如く、第二アーム8の基壁42が第一アーム3の回動先端側の段差部32内に位置し、カバー部58内の円形のハーネス挿通空間44が第一アーム3のハーネス挿通用のスリット4と同一線上(垂直面上)に位置し、ワイヤハーネス28がカバー部58からスリット4にかけて左右方向の位置ずれなく上下方向にスムーズに湾曲する。
図1のスライドドアの半開状態で、第一アーム3がばね部材9の付勢力で上向きに付勢されて、第一アーム3の基端側の環状壁31に続く前側の湾曲状の上壁面46がベース部材2の前側の筒状の固定部17の湾曲状の下面に当接して、それ以上の第一アーム3の上向きの回動が阻止され、ワイヤハーネス28は第一アーム3と共に持ち上げられて、ベース部材2の下端12bに沿った湾曲状のハーネス部分28aの垂れ下がりが防止される。第一アーム3は水平よりも前上がりに少し傾斜し、第二アーム8は前下がりに傾斜し、両アーム3,4のなす開き角αは90°以上の鈍角ないしは90°以下の鋭角となる。
図1の状態からスライドドアをさらに車両後方にスライドさせて全開にすることで(給電装置1はスライドドアと一体に後退する)、車両ボディ側の前側の不図示のハーネス支持具(回転クランプ)を支点にワイヤハーネス28が第二アーム8との間で引っ張られて、第二アーム8が基端側の軸部24を中心に上向き(時計回り)に回動すると共に、第一アーム3が基端側の軸部20を中心に下向き(反時計回り)に回動して、両アーム3,4が前下がりのほぼ一直線上に伸長する。
この際、ワイヤハーネス28は図1におけるよりも直線状に伸び、図4の如く第一アーム3のスリット4内に挿通されたハーネス部分28bがスリット4の後側の傾斜壁36に沿って当接して前上がりに傾斜することで、傾斜状のハーネス部分28bに続く上側のハーネス部分28cと下側のハーネス部分28aとが大きな半径でなめらかに湾曲して、ワイヤハーネス28の有害な小径な屈曲が防止され、ワイヤハーネス28の屈曲耐久性が高まる。
スライドドアを図1の半開状態から車両前方にスライドさせて全閉にした際に、図6の如く、ワイヤハーネス28が車両ボディ側の後方の不図示のハーネス支持具を支点に後方に引っ張られ、第一アーム3が基端側の軸部20を中心に下向き(反時計回り)に回動しつつ、第二アーム8が基端側の軸部24を中心に第一アーム3よりも下側において少し上向き(反時計回り)に略水平に回動する。車両ボディ側の不図示のハーネス支持具は例えば図6の第二アーム8の回動先端58aから第一アーム3の全長の二倍程度ないしそれ以上の距離で後方に略水平に離間して配置されている。図6で両アーム3,4のなす開き角は90°に近い鈍角である。
図6の如く、ワイヤハーネス28は、第二アーム8の樋状部41の前端41cから前向きに湾曲して(前向きの湾曲部分を符号28eで示す)、第一アーム3の囲い部5内のスリット4を通り(スリット4を通る挿通部分を符号28fで示す)、第一アーム3の後方で上向きに湾曲して(上向きの湾曲部を符号28gで示す)ベース部材2の後方下側のハーネス固定部14bに続いている。図6において、第一アーム3のスリット4の回動先端側の傾斜壁35は略水平に位置して、ワイヤハーネス28を傾斜壁35に干渉させることなくスムーズにスリット4内に挿通させている。
図7に、第一アーム3の回動基端部7の内部構造を示す如く、第一アーム3の表側の壁部22と同一面の円形の壁部(底壁)48の周囲に環状壁(周壁)31が設けられ、環状壁31の開口49側の前側の縁部が第一アーム3の裏側の壁部30に一体に続き、底壁48の中心に、図3のベース部材2の軸部20を貫通係合させる孔部50が設けられている。
さらに、孔部50の周囲に連通して、図3のベース部材2の軸部20の周囲の筒状壁26の内側に回動自在に係合する筒状壁51が設けられ、筒状壁51の周囲に、スリット4の幅広の開口4b側に偏心して、一部を切欠された大径な略環状の内周壁52が設けられ、内周壁52の対向する一端と他端とに中空の各柱壁53,54が隣接して設けられ、内周壁52と外周壁(環状壁)31との間に開口49から捩りコイルばね9のコイル部分9bが隙間を存して収容されると同時に、両柱壁53,54の間に捩りコイルばね9の内向きに屈曲した真直な一端部9cが挿入されている。
図8(a)(b)に示すように、一方の柱壁53には、可撓性の係止アーム(係止部)55が一体に切欠形成され(係止アーム55は周囲のスリット56で柱壁53から分離され)、係止アーム55は環状部31の底壁48寄りにおいて先端(自由端)55a側に突起55bを有し、突起55bは両柱壁53,54の間の隙間57内に突出している。突起55bは、環状部31の底壁48(正確には型抜き孔48a)に対向して底壁48と平行な係止面55b1と、係止面55b1から係止アーム55の付根(基端)55c側に向かうガイド傾斜面55b2とを有し、係止面55b1に直交して真直な係止アーム本体55の先端部55aが底壁48に向けて突出している。前記捩りコイルばね9の一端部9cは係止アーム55の突起55bを乗り越えて両柱壁53,54間に挿入され、突起55bで係止されて抜け出しを阻止されている。
これにより、捩りコイルばね9全体が一つの係止アーム55で係止され、捩りコイルばね9を装着した第一アーム3を作業者がベース部材2(図3)の軸部20に組み付ける際に、第一アーム3の環状壁31の開口49側を下向きにしても、捩りコイルばね9が環状壁31内から脱落することが防止され、ベース部材2への捩りコイルばね9付きの第一アーム3の組付作業性が向上する。
図7の如く、捩りコイルばね9の他端部9aは、コイル巻き部9bの接線方向に一端部9cよりも長く真直に伸びて第一アーム3の環状壁31の開口端49の切欠部40と図3のベース部材2の低い環状壁21の切欠部21aを通過し、延長先端部分9aが外向きに屈曲されて図3のベース部材2の隔壁15側の凹溝(凹部)39に係合する。第一アーム3の環状壁31の開口側の内縁部分49はベース部材2の環状壁21の外周面に沿って回動案内される。
図7の捩りコイルばね9は、図6の如くスライドドアを閉じた際に第一アーム3の反時計回りの回動で縮径されつつ引っ張られ、図2の如くスライドドアを開いた際に復元力(弾性力)で拡径しつつ第一アーム3を時計回りに上向きに付勢する。
なお、上記実施形態においては、車両の左側のスライドドアについて説明したが、車両の右側のスライドドアについては左側のスライドドアにおけると左右対称となるのみで構成や動作は同じである。また、捩りコイルばね9の使用方法として、スライドドアの閉じ時に捩りコイルばね9を拡径させつつ引っ張り、スライドドアの開き時に捩りコイルばね9を縮径させつつ復元させることも可能である。
また、図1をミラー(前後)反転した形態に類似するものをスライドドアの閉じ時の状態とし、図6をミラー(前後)反転した形態に類似するものをスライドドアの開き時の状態とすることも可能である。スライドドアの閉じ時に(開き時よりも時間的に長い間)捩りコイルばね9がほぼ自由状態に復帰するので捩りコイルばね9のストレスが軽減される。これはスライドドア半開時のワイヤハーネス28の垂れ下がりが少ないものに好適である。
また、自動車以外の車両のスライドドアや車両以外の装置等のスライドドアに上記アーム給電装置を適用することも可能である。スライドドアはスライド構造体、車両ボディや装置本体は固定構造体と総称される。
本発明に係るアーム給電装置は、アームの厚み方向の曲がりを防止したり、ワイヤハーネスのばたつきや軌跡の不安定さを解消し、しかも、ワイヤハーネスの屈曲耐久性を向上させ、さらに、カバー部材を排除しつつ給電装置の構造を小型化し、加えて、アームからのばね部材の脱落を防止するために利用することができる。
1 アーム給電装置
2 ベース部材
3 第一アーム
4 スリット
5 囲い部
6 回動先端側
8 第二アーム
9 捩りコイルばね
9c 一端部
12a,12b 周端
14b 分岐路(ハーネス固定部)
28 ワイヤハーネス
36 傾斜壁
36b 端部
55 係止アーム(係止部)
58 カバー部(ハーネス固定部)

Claims (3)

  1. 一方のハーネス固定部を有するベース部材に第一アームが回動自在に軸支され、他方のハーネス固定部を有する第二アームが該第一アームの回動先端側に回動自在に軸支され、該第一アームが、ワイヤハーネスを挿通させるスリットを成す囲い部を有し、該ワイヤハーネスが該ベース部材から該スリットを通って該第二アームにかけて屈曲配索され
    前記第一アームの回動範囲内で、該第一アームの回動基端側における前記囲い部の端部の近傍に前記ベース部材の周端が配置されたことを特徴とするアーム給電装置。
  2. 前記囲い部が前記第一アームの回動基端側において、前記第二アームから湾曲状に導出された前記ワイヤハーネスを内面側に当接させるガイド用の傾斜壁を有したことを特徴とする請求項1記載のアーム給電装置。
  3. 前記第一アームを回動方向に付勢する捩りコイルばねが該第一アームの回動基端側に収容され、該捩りコイルばねの一端部を係止させる係止部が該回動基端側に設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載のアーム給電装置。
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