JP2002016285A - 半導体発光素子 - Google Patents
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- H01S5/327—Structure or shape of the active region; Materials used for the active region comprising PN junctions, e.g. hetero- or double- heterostructures in AIIBVI compounds, e.g. ZnCdSe-laser
Abstract
のナローバンドギャップ化を図ると共に、活性層をクラ
ッド層により挟持する青色系のLEDやLDなどの半導
体発光素子の活性層の材料に結晶欠陥の少ない結晶性の
優れたZnO系化合物半導体を用いて発光特性を向上さ
せ得る半導体発光素子を提供する。 【解決手段】 電流注入により発光する活性層5が、そ
の活性層5よりバンドギャップエネルギーが大きい材料
からなるn形クラッド層4およびp形クラッド層6によ
り挟持される構造で、前記活性層5がZnと、Oと、O
以外のVI族の元素を含む化合物半導体からなっている。
Description
青色系の短波長でも発光する、フルカラーディスプレー
や、信号灯などの光源に用いられる発光ダイオード(以
下、LEDという)や、室温で連続発振する次世代の高
精細DVD光源用などに用いられる半導体レーザ(以
下、LDという)などの半導体発光素子に関する。さら
に詳しくは、ZnO系化合物半導体のナローバンドギャ
ップ化を図り、結晶性に優れた活性層を有する半導体発
光素子に関する。
イア基板上にGaN系化合物半導体を積層することによ
り得られるようになり脚光を浴びている。従来のこの種
の青色系(紫外線から黄色近傍の色を意味する、以下同
じ)の半導体発光素子は、たとえば図7にLDの一例の
構造図が示されるように、サファイア基板21上にIII
族チッ化物化合物半導体(GaN系化合物半導体)が有
機金属気相成長法(Metal Organic Chemical Vapor Dep
osition 以下、MOCVDという)により順次積層さ
れるもので、GaN緩衝層22、n形GaNからなるn
形コンタクト層23、Al0.12Ga0.88Nからなるn形
クラッド層24、GaNからなるn形光ガイド層25、
InGaN系化合物半導体の多重量子井戸構造からなる
活性層26、p形GaNからなるp形光ガイド層27、
p形Al0.12Ga0.88Nからなるp形クラッド層28、
p形GaNからなるp形コンタクト層29が順次積層さ
れ、積層された半導体層の一部が図7に示されるように
ドライエッチングなどによりエッチングされてn形コン
タクト層23を露出させ、その表面にn側電極31、前
述のp形コンタクト層29上にp側電極30がそれぞれ
形成されることにより構成されている。
シトン(励起子;電子と正孔がクーロン力により束縛さ
れてペアを作ったもの)の結合エネルギー(束縛エネル
ギー)が60meVと非常に大きく、室温の熱エネルギ
ー26meVより大きいため、室温においてもエキシト
ンは安定に存在し得る。このエキシトンは、一旦形成さ
れると容易に光子を生成する。すなわち効率よく発光す
る。そのため、自由電子と自由正孔とが直接再結合して
発光する直接再結合発光より遥かに効率よく発光するこ
とが知られている。そのため、ZnO系化合物半導体を
用いた半導体発光素子も研究されている。
ネルギーが3.2eVで、この材料をそのまま活性層に
用いても紫外領域の370nm付近での発光にしかなら
ない。たとえば高精細DVDの光源として用いるために
は、光ディスク基板の透過率とディスクへの記録密度の
両方を満たす必要があり、その光源の波長領域は400
〜430nmの範囲に入ることが要求されている。その
ため、ZnOのナローバンドギャップ化が必要となる
が、従来のZnO系化合物半導体でナローバンドギャッ
プ化する方法として、ZnOにCdOを混晶させること
が考えられており、CdZnO系化合物(系とはCdと
Znとの混晶比が変化し得ることを意味する)を活性層
に用いることが考えられている。
長の短い半導体発光素子用のIII族チッ化物化合物半導
体(チッ化ガリウム系化合物半導体)は、熱的、化学的
に非常に安定であり、信頼性が高く、長寿命化という点
においては、非常に優れた性質を有している。しかし、
安定であるがゆえに、良好な結晶性を有する半導体層を
得るためには、1000℃程度の非常に高温で成長をし
なければならない。一方、活性層のようにInを含有す
る半導体層は、元素InとGaNとが混晶しにくく、か
つ、Inの蒸気圧が高いため、十分なInを入れようと
すると700℃程度またはそれ以下の温度でしか結晶を
積むことができない。そのため、結晶性の優れた半導体
層に必要な高温にできないため、結晶性のよい半導体層
を得ることができず、発光効率が低下したり、寿命特性
が低下するという問題がある。
ギャップエネルギーのナロー化を図るには、前述のよう
に、CdZnO系化合物を用いることが考えられている
が、Cdは毒性が強く、より安全性の高い材料を用いる
ことが要望されている。
ので、より毒性の小さい材料を用いながら、ZnO系材
料のナローバンドギャップ化を図ると共に、活性層をク
ラッド層により挟持する青色系の発光ダイオードやレー
ザダイオードなどの半導体発光素子の活性層の材料に結
晶欠陥の少ない結晶性の優れたZnO系化合物半導体を
用いて発光特性を向上させ得る半導体発光素子を提供す
ることを目的とする。
も用いられるような青色系の半導体レーザを提供するこ
とにある。
化合物のバンドギャップエネルギーを、Cdを用いない
で小さくして、ZnO系化合物を主体とする半導体発光
素子を得るため、鋭意検討を重ねた結果、ZnOのOの
一部をSまたはSeなどのO以外のVI族元素で置換する
ように成長することにより、ZnO1-xSx(0<x<
1)またはZnO 1-ySey(0<y<1)などの混晶を
形成することができ、しかも混晶時のバンドギャップボ
ーイングを利用することにより、バンドギャップエネル
ギーを所望の範囲に狭くすることができることを見出し
た。ここにZnO系化合物とは、少なくともZnとOを
含む化合物で、Znの一部がMgやCdなど他のII族元
素と置換したものおよび/またはOの一部がSやSeな
どの他のVI族元素と置換した化合物を意味する。
してもバンドギャップエネルギーの変化が激しく、その
混晶割合が多すぎるとZnSやZnSeなどの性質が支
配し、少なすぎるとZnOの性質が支配し、所望のバン
ドギャップエネルギーを得られないが、その混晶割合を
厳密に制御すれば、ボーイング状(弓状または放物線
状)にバンドギャップエネルギーが変化する性質を有し
ており、そのボーイング状に変化する部分で混晶比を厳
密に制御することにより、所望のバンドギャップエネル
ギーが得られることを見出した。前述の400〜430
nmの波長領域で発光させる場合、Sの混晶比xは、好
ましくは0.02〜0.1、さらに好ましくは、0.03
〜0.06であることが、Seの混晶比yは、好ましく
は0.005〜0.1、さらに好ましくは、0.008〜
0.04であることが、前述の波長領域での発光をさせ
るのに都合がよい。
により発光する活性層と、該活性層よりバンドギャップ
エネルギーが大きい材料からなり前記活性層を両面から
挟持するn形およびp形のクラッド層とを有し、前記活
性層がZnと、Oと、O以外のVI族の元素を含む化合物
半導体からなっている。
ンドギャップエネルギーを狭くすることができ、O以外
のVI族元素の混晶比を制御することにより、所望の波長
の光を発光させるバンドギャップエネルギーの活性層が
結晶性のよい半導体層として得られ、高い発光効率の半
導体発光素子が得られる。なお、ZnOのOを置換する
のみではなく、Znの一部をCdやMgなどと置換した
混晶化合物において、O以外のVI族元素を混晶させるこ
ともできる。この場合Cdはバンドギャップを狭くする
作用をし、Mgはバンドギャップを広くする作用をする
ため、好ましい混晶割合も前述のxおよびyの値よりず
れる。
む酸化物化合物、MgとZnを含む酸化物化合物半導
体、またはIII族チッ化物化合物半導体などにより形成
され、前記活性層は、ZnO1-xSx(0<x<1)また
はZnO1-ySey(0<y<1)により形成され得る。
すなわち、III族チッ化物化合物半導体からなる半導体
発光素子でも、その活性層は前述のように結晶性がよく
ないが、その活性層だけに、本発明のZnと、Oと、O
以外のVI族の元素を含む化合物半導体を用いることがで
きる。
II族元素のGaとV族元素のNとの化合物またはIII族
元素のGaの一部または全部がAl、Inなどの他のII
I族元素と置換したものおよび/またはV族元素のNの
一部がP、Asなどの他のV族元素と置換した化合物か
らなる半導体を意味し、チッ化ガリウム系化合物半導体
ともいう。
明の半導体発光素子について説明をする。本発明による
半導体発光素子は、図1にその一実施形態であるLED
チップの斜視図が示されるように、電流注入により発光
する活性層5が、その活性層5よりバンドギャップエネ
ルギーが大きい材料からなるn形クラッド層4およびp
形クラッド層6により挟持される構造で、前記活性層5
がZnと、Oと、O以外のVI族の元素を含む化合物半導
体からなっている。
させる層で、そのバンドギャップエネルギーにより発光
する光の波長が定まり、発光させる光の波長に応じたバ
ンドギャップエネルギーの材料が使用され、たとえばバ
ルク活性層で0.1μm程度の厚さに形成されている。
本発明では、この活性層5に、たとえばZnO1-xS
x(0<x<1、たとえばx=0.05)のように、Zn
と、Oと、O以外のVI族の元素を含む化合物半導体から
なっていることに特徴がある。
りバンドギャップエネルギーの大きいクラッド層により
挟持して発光させる従来の青色系の半導体発光素子とし
ては、チッ化ガリウム系化合物半導体が用いられ、その
活性層としてInGaN系(Inの混晶比が所望のバン
ドギャップエネルギーになるように変化させ得ることを
意味する)化合物半導体が使用されてきたが、前述のよ
うに、InGaN系化合物半導体はその結晶性がよくな
いと共に、Inの混晶比を一定以上に大きくすることが
できず、ある程度以上の長波長の発光をさせることがで
きない。また、ZnO系化合物半導体を用いると、その
バンドギャップエネルギーを狭くするためには、Cdを
混晶させる必要があり、毒性が大きいという問題があ
る。
で、Cdを使用しないでバンドギャップエネルギーを狭
くするため、本発明者らは鋭意検討を重ねた結果、Zn
OのOの一部をSまたはSeなどのO以外のVI族元素で
置換するように成長することにより、ZnO1-xSx(0
<x<1)またはZnO1-ySey(0<y<1)などの
混晶を形成することができ、しかも混晶時のバンドギャ
ップボーイングを利用することにより、バンドギャップ
エネルギーを所望の範囲に狭くすることができ、ナロー
バンドギャップ化を達成することができることを見出し
た。
ドギャップエネルギーEg(λ)は Eg(λ)=a+bx+cx2 と表され、cがボーイングパラメータで、このcは、c
=ci+ceに分解でき、ceは、ce=TBC 2/S (S
は定数)で表され、TBCは元素B、Cの電気陰性度(el
ectronegativity)の差を表す。たとえばAsの電気陰
性度は2.0で、Pの電気陰性度は2.1であるため、G
aAsPではcが小さく、AsとPとの混晶比を変えて
もボーイング特性は殆ど現れないが、Oの電気陰性度は
3.5であるのに、SおよびSeはそれぞれ2.5と2.
4であり、Oとの差が大きいため、ZnOSやZnOS
eはボーイング特性が顕著に現れる。このバンドギャッ
プエネルギーの変化は概略図6に示されるように変化す
る。したがって、ZnSやZnSe自身もZnOと同様
に所望のバンドギャップエネルギーより大きすぎても、
ZnOSやZnOSeなどの混晶化合物を形成すること
により、所望のバンドギャップエネルギーが得られるこ
とを見出した。
を含んでおれば前述のように所望のバンドギャップエネ
ルギーが得られるが、Znの一部が他のII族元素と置換
された構造やSとSeとの両方などO以外のVI族の2元
素以上を含んでいてもよい。また、AlやNなどのドー
パント元素を含み得ることももちろんである。
領域で発光させる場合、ZnO1-xSxまたはZnO1-y
SeySからなる活性層5の混晶比xは、好ましくは0.
02〜0.1、さらに好ましくは、0.03〜0.06で
あることが、Seの混晶比yは、好ましくは0.005
〜0.1、さらに好ましくは、0.008〜0.04であ
ることが、前述の波長領域での発光をさせるのに都合が
よい。しかし、x、yが0に近い側のみではなく、放物
線の極小点に関して反対側(x、yがもっと大きい側)
にも所望のバンドギャップエネルギーが得られる混晶比
がある。
に示される例では、MgzZn1-zO(0≦z<1、たと
えばz=0.15)が用いられている。クラッド層4、
6は、活性層5よりバンドギャップエネルギーが大き
く、キャリアを活性層5内に有効に閉じ込める効果を有
すればよく、他のIII族元素チッ化物(チッ化ガリウム
系化合物半導体)などでもよい。しかし、MgzZn1-z
Oを用いることにより、チッ化ガリウム系化合物半導体
とは異なり、ウェットエッチングが可能であり、後述す
るLDなどの場合には、メサ型形状にしたり、内部電流
狭窄層を作り込みやすいため好ましい。このn形クラッ
ド層4は、たとえば2μm程度の厚さに、p形クラッド
層6は、たとえば0.5μm程度の厚さに設けられる。
られるが、クラッド層などにチッ化ガリウム系化合物半
導体が用いられる場合を含めて、GaN基板、SiCを
表面に形成したシリコン基板、単結晶のSiC基板など
を用いることができる。基板1の表面には、化合物半導
体の格子不整合を緩和するための緩衝層2が、たとえば
ZnOにより0.1μm程度形成される。この緩衝層2
は、基板1がサファイアのような絶縁性基板であればノ
ンドープでも、他の導電形でもよい。しかし、基板1が
導電性の基板で、基板1の裏面から一方の電極を取り出
す場合には、その基板と同一の導電形で形成される。そ
して、その上にZnOからなるn形コンタクト層3が1
〜2μm程度の厚さ形成されている。p形クラッド層6
上には、ZnOからなるp形コンタクト層7が0.3μ
m程度設けられ、その表面にたとえばITOなどからな
る透明電極8が形成されると共に、積層された半導体層
3〜7の一部がエッチングにより除去されて露出するn
形コンタクト層3にn側電極パッド9がTiおよびAu
などの真空蒸着とパターニングまたはリフトオフ法によ
り、また、透明電極8上の一部にNi/Al/Auなど
からなるp側電極10がたとえばリフトオフ法などによ
り形成されている。
CVD装置内に基板1をセッティングし、基板温度を3
00〜600℃程度にして、反応ガス、必要なドーパン
トガスをキャリアガスのH2と共に導入し、気相反応さ
せることにより、半導体層を成長させることができ、反
応ガスを順次変化させたり、その流量を変化させること
により所望の混晶比の半導体層を積層することができ
る。なお、反応ガスとしては、Znとしてジエチル亜鉛
(Zn(C2H5)2)、Oとしてテトラヒドロフラン
(C4H8O)、Mgとしてシクロペンタジエチルマグネ
シウム(Cp2Mg)、Sとしてジエチルサルファイド
(DES)、またはSeとしてジエチルセレン(DES
e)などがそれぞれ用いられ、ドーパントガスとして
は、Alのn形ドーパントガスとしてトリメチルアルミ
ニウム(TMA)、p形ドーパントガスとしてプラズマ
N2などを供給する。そして、反応時間を制御すること
により、前述のような各半導体層の厚さを制御すること
ができる。
法などによりエッチングしてn形コンタクト層3を露出
させる。その後、基板1の裏面を研磨し、100μm程
度の厚さとし、露出したn形コンタクト層3の表面に、
たとえばリフトオフ法などによりTi/Auなどを真空
蒸着などにより成膜してn側電極パッド9を形成し、p
形コンタクト層7の表面に真空蒸着などによりITOを
成膜して透明電極8を形成すると共に、さらにたとえば
リフトオフ法によりNi/Al/Auを真空蒸着してp
側電極10を形成する。その後ウェハからチップ化する
ことにより、図1に示されるLEDチップが得られる。
法により成長する例であったが、活性層以外のクラッド
層などをGaNやAlGaN系化合物などのIII族チッ
化物化合物により形成することもできる。この場合、II
I族チッ化物化合物は、1000度程度で成長し、活性
層は前述の600℃程度で成長することにより、全ての
層を結晶性よく成長することができる。また、とくにZ
nO系化合物によりクラッド層などを構成する場合、M
BE(Molecular Beam Epitaxy)法による方が、材料純
度の得やすさや安全性の点で好ましいが、MBE法によ
りこのLEDを製造するには、たとえばMBE装置内に
サファイア基板1をセッティングし、基板温度を300
〜600℃程度にして、Znのソース源(セル)、Mg
のソース源、プラズマ酸素源、SまたはSeのソース
源、ドーパントとしてのAlのソース源、プラズマチッ
素源などの必要な材料源のシャッターをあけて成長する
ことにより得られる。
の実施形態である電極ストライプ型のLDチップの斜視
説明図である。このLDチップも基本的には図1のLE
Dチップと同様の構造になっているが、LDにするた
め、活性層15とクラッド層との間に光ガイド層14、
16が設けられていることと、活性層15が多重量子井
戸構造で形成されていることが主な相違である。
らなるバッファ層2が0.1μm程度設けられ、その上
にZnOからなるn形コンタクト層3が1μm程度の厚
さ設けられている。そして、その上にMgzZn1-zO
(0≦z<1、たとえばz=0.15)からなるn形ク
ラッド層4が2μm程度の厚さに設けられ、ついでn形
ZnOからなり光導波路の一部をなすn形光ガイド層1
4が0.05μm程度設けられている。活性層15は、
たとえばノンドープのZnO0.95S0.05/ZnO 1-uSu
(0≦u≦0.02)からなるバリア層とウェル層とを
それぞれ5nmおよび4nmづつ交互に2〜5層づつ積
層した多重量子井戸構造により形成されている。なお、
ZnOSeを活性層に用いる場合は、ZnO0.97Se
0.03/ZnO 1-vSev(0≦v≦0.1)からなるバリ
ア層とウェル層との同様の組合せを用いることができ
る。
導波路の一部をなすp形光ガイド層が0.05μm程
度、MgzZn1-zO(0≦z<1、たとえばz=0.1
5)からなるp形クラッド層6が2μm程度の厚さに設
けられ、さらにZnOからなるp形コンタクト層7が1
μm程度の厚さに設けられている。そして、LEDチッ
プの場合と同様に、積層された半導体層の一部がエッチ
ングにより除去されて露出したn形コンタクト層3にT
i/Auなどからなるn側電極9が設けられ、p形コン
タクト層7の表面にp側電極10がたとえばNi/Al
/Auなどにより形成されている。半導体レーザの場
合、光は上面から放射されないで、活性層15の端面か
ら放射されるため、上面に透明電極は不要で、電流通路
を形成するために、たとえば10μm程度の幅のストラ
イプ状に形成したp側電極10が直接p形コンタクト層
7上に形成されている。
も、積層される半導体層が酸化物半導体層であるため、
活性層の結晶性が良好になると共に、そのエッチングが
容易で、ウェットエッチングをすることができ、基板が
サファイアなどで劈開しにくい場合でも、活性層の端面
である光の放射面を平坦な面で形成しやすく、良好な共
振器を形成しやすい。
の実施形態であるLDチップの斜視説明図である。この
例は、p側電極10のみのストライプではなく、p形ク
ラッド層6の一部までをメサ型にエッチングしたメサス
トライプ型の構造としたもので、このメサ型エッチング
は、n形コンタクト層3を露出させるためのエッチング
と同時にマスクを形成し直すだけで形成される。他の半
導体層の積層構造は、図2に示される構造と同じで製造
方法も同様である。
らに他の実施形態であるLDチップの同様の説明図であ
る。この例は、p形クラッド層6側にn形電流制限層
(内部電流狭窄層)17が設けられたSAS型構造の例
である。この構造のLDチップを製造するには、前述と
同様に基板1上にバッファ層2、n形コンタクト層3、
n形光ガイド層14、活性層15、p形光ガイド層1
6、p形クラッド層6を順次積層した後に、たとえばn
形Mg0.2Zn0.8Oからなる電流制限層17を0.4μ
m程度成長させる。そして、一旦結晶成長装置からウェ
ハを取り出し、表面にレジスト膜を設けてストライプ状
にパターニングをし、NaOHなどのアルカリ溶液によ
り電流制限層17をストライプ状にエッチングして、ス
トライプ溝18を形成する。その後、再度MOCVD装
置にウェハを戻し、p形ZnOからなるp形コンタクト
層7を前述の例と同様に成長する。その後は、前述の各
例と同様にn側電極9およびp側電極10を形成し、チ
ップ化することにより図4に示される構造のLDチップ
が得られる。なお、p形クラッド層6を2段構造とし、
その間に電流制限層17を作り込むこともできる。
いた青色系の積層構造では、前述のように化学薬品に対
して安定であるため、この例のように積層した半導体層
をエッチングしてストライプ溝を形成することができな
かったため、活性層の近くまで電流経路を充分に集中さ
せることができなかったが、ZnO系化合物を用いるこ
とにより、このようなストライプ溝を形成した電流制限
層(内部電流狭窄層)17を半導体層の中に作り込むこ
とができる。
らに他の実施形態であるLDチップの同様の説明図であ
る。この例は、基板にサファイアではなく、導電性の基
板を用いた例で、その結果n側電極9が基板11の裏面
に設けられている。この例では基板としてシリコン(S
i)基板11が用いられ、Si基板11の表面に立方晶
のSiC層12が形成され、その表面に直接または図示
しない緩衝層を介して前述の各半導体層が積層されてい
る。このSiC層12の形成は、たとえばSi基板11
をアセチレン(C2H2)と水素の雰囲気中で、1020
℃程度で60分程度保持することによる炭化処理により
10nm程度の図示しないSiC膜を形成した後に同一
炉内でSiの原料ガスであるジクロルシラン(SiH2
Cl2)と、炭素の原料ガスであるC2H2を導入して熱
CVD法によりたとえば2μm程度成長することにより
形成する。その後の各半導体層の積層は、前述の各例と
同様に行う。この例によれば、半導体層のエッチングは
行われない構造であるが、各半導体層の積層がチッ化ガ
リウム系化合物半導体のように高温で成長させなくて
も、600℃程度以下の低温で成長させることができ、
成長装置の負担が非常に軽く、装置の保守が容易である
と共に、半導体層の成長も簡単に行うことができる。さ
らに、活性層の結晶性も優れているため、発光効率の高
いLDおよびLEDが得られる。
極ストライプ型の構造にしたが、電流制限層の埋込み型
など、前述の各例の構造にすることもでき、このような
導電性の基板を用いることにより、p側およびn側の両
電極をチップの上下両面から取り出すことができ、チッ
プのボンディングなどに非常に取り扱いやすい素子とな
る。このような導電性の基板としては、他にSiCの結
晶基板や、GaN基板などでも、前述と同様に酸化物半
導体を積層することができる。
重量子井戸構造の例を示したが、その例に限られず、単
一量子井戸構造またはバルク構造で形成することもでき
る。さらに、活性層で充分に光導波路を形成することが
できれば、光ガイド層を別途設ける必要がないこともい
うまでもない。なお、前述の各例に示される図では、基
板1、11が実際には他の層と比較して数十倍以上の厚
さがあるが、省略して薄く書かれている。他の半導体層
の厚さも説明用で厳密な厚さを表してはいない。
な元素を使用しないで、ナローバンドギャップ化するこ
とができるため、バンドギャップエネルギーが紫外線か
ら高精細なDVDの光源に必要とされる400〜430
nmの波長の光を発光させるバンドギャップエネルギー
をZnO系の酸化物半導体を用いて得ることができ、短
波長の半導体発光素子に有利に用いることができる。
活性層をクラッド層で挟持する構造で、青色系の色を発
光させる場合に、活性層にZnO系化合物半導体が用い
られているため、InGaN系化合物半導体のように結
晶性の低下を招くことなく、400〜430nm近傍の
光を発光しながら非常に結晶性のよい活性層が得られ
る。その結果、発光効率も向上し、高輝度の青色系の半
導体発光素子が得られる。
あるため、クラッド層にZnを含む酸化物化合物または
MgとZnを含む酸化物化合物半導体が用いられること
により、結晶性よく半導体積層部を形成することがで
き、チッ化ガリウム系化合物半導体では行いにくいウェ
ットエッチングをすることができること、600℃程度
以下の低温で半導体層を成長することができること、な
ど取扱が非常に容易となり、青色系の半導体発光素子を
容易に得ることができる。半導体レーザでは、電流注入
領域を画定する必要があるが、電流制限層の埋込みやメ
サエッチングなどを容易に行うことができるため、とく
にメリットが大きい。
は、Si基板上に設けたSiCやSiC基板などの上に
も成長することができるため、電極をチップの上下両面
から取り出す垂直型のチップとすることができる。その
結果、ワイヤボンディングなども一方の電極のみを行え
ばよく、非常に取扱性が向上する。
系化合物半導体とは異なるZnO系の酸化物半導体層を
用いて青色系の発光をさせることができ、しかもCdな
どの有毒な元素を使用しないで公害などを発生させるこ
とがなく、実用的な結晶性のよい半導体層により高い発
光効率の半導体発光素子が得られる。
半導体を用いることにより、チッ化ガリウム系化合物半
導体に比べて非常に低い温度で半導体層を積層すること
ができるため、成長装置の負担を軽くすることができる
と共に、ウェットエッチングをすることができて取扱い
やすく安定した半導体層を積層することができる。
視説明図である。
示す斜視説明図である。
形態を示す斜視説明図である。
形態を示す斜視説明図である。
形態を示す斜視説明図である。
りバンドギャップボーイングを生じる状態を説明する図
である。
明図である。
8)
ドギャップエネルギーEg(x)は Eg(x)=a+bx+cx2 と表され、cがボーイングパラメータで、このcは、c
=ci+ceに分解でき、ceは、ce=TBC 2/S (S
は定数)で表され、TBCは元素B、Cの電気陰性度(el
ectronegativity)の差を表す。たとえばAsの電気陰
性度は2.0で、Pの電気陰性度は2.1であるため、I
nGaAsPではcが小さく、AsとPとの混晶比を変
えてもボーイング特性は殆ど現れないが、Oの電気陰性
度は3.5であるのに、SおよびSeはそれぞれ2.5と
2.4であり、Oとの差が大きいため、ZnOSやZn
OSeはボーイング特性が顕著に現れる。このバンドギ
ャップエネルギーの変化は概略図6に示されるように変
化する。したがって、ZnSやZnSe自身もZnOと
同様に所望のバンドギャップエネルギーより大きすぎて
も、ZnOSやZnOSeなどの混晶化合物を形成する
ことにより、所望のバンドギャップエネルギーが得られ
ることを見出した。
Claims (4)
- 【請求項1】 電流注入により発光する活性層と、該活
性層よりバンドギャップエネルギーが大きい材料からな
り前記活性層を両面から挟持するn形およびp形のクラ
ッド層とを有する半導体発光素子であって、前記活性層
がZnと、Oと、O以外のVI族の元素を含む化合物半導
体からなる半導体発光素子。 - 【請求項2】 前記クラッド層がZnを含む酸化物化合
物半導体、またはMgとZnを含む酸化物化合物半導体
からなる請求項1記載の半導体発光素子。 - 【請求項3】 前記クラッド層がIII族チッ化物化合物
半導体である請求項1記載の半導体発光素子。 - 【請求項4】 前記活性層がZnO1-xSxまたはZnO
1-ySeyである請求項1、2または3記載の半導体発光
素子。
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