JPS6327256A - ウェブ材料の印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、印刷、複写、またはその他のマーキング処理
によってウェブ（例えば巻取紙）上に像を形成する（以
下、一般的に“印刷”という）ような作業、 かつ／または、折り、あるいは判型調節のような作業を
行なう、ウェブ処理システムに関するものである。本発
明は、専用的にではないが、特に、紙またはその他の材
料が、ロール上に、連続ウェブと成って行く処理設備に
関する。

〔従来技術と問題点〕

紙をロールから取り出して印刷機に通し、その上に一連
の像を形成して再び巻き取り、あるいは枚葉に切断する
か折りたたんで各種の判型にする工程は、非常に良く知
られた工程である。ただし、そのような機械の性能に厳
しい制限を与える基本的な問題がある。“非稼働時間”
の問題があるのである。−旦印刷機が段取りされ、用紙
が動きはじめると、印刷は非常に急速に進行する。しか
し、周知の機械では、送出しの方法、あるいは進行中の
印刷に何等かの変更を加える場合は、長い遅延時間が生
じる。例えば、もし、異った像を印刷しようとしたり、
または、像の反復長さを変更しようとしたり、あるいは
もし、異った色を使おうとしたり、もしくは折りの形を
変えようとすると、印刷運転は停止させなければならな
い。周知の印刷機の設計は、そのような変更が非常に困
難であるような設計であり、そのために、現在のところ
、そのような機械では、有効な稼働時間よりも、稼働し
ていない時間の方がより長いというのが一般である。

更に現在の装置に関する別の問題としては、印刷機が、
ある特定なる印刷用途に対して設計されていること、即
ち機械は単能体としてのみ有効であるということである
。これは、実際に、もし機械の所有者が、現在その機械
によって可能な仕事よりも更に複雑な仕事をしたいとき
は、全く大損りな改造工事を行なうか、あるいは全く別
の新らしい機械を購入するしかない。

本発明は、そのために、あるウェブ処理設備を設計する
ことにより、これ等の問題を克服するか、もしくは少く
とも改善しようとするものであり、その場合、設備は、
設備が稼働中に多くの変更が実行でき（“大急ぎで”で
きる）、またモジｊ−−ル式なので、必要に応じ、能力
を拡大することが可能という利点を有する。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明によるウェブ処理設備は３つの部分に分けられる
ことが可能である。第１は、ウェブ（巻取紙）をロール
またはリールから取り出し、設備の残りの部分に送り込
む設備部分である。第２はウェブ上に像を形成させる部
分であり、第３は、印刷されたウェブの処理装置である
。本発明はそのような設備の各部分に関して、幾つかの
観点（特徴）を有する。

第１の観点は、ロールの取扱いおよび印刷機またはその
他の像造形装置へのウェブ送り込みに関する。ウェブが
印刷機内に挿入されると、ウェブの終端に問題が生じる
。もし機械を止めたくないのであれば、ひとつのウェブ
の終端を、次のウェブのはじまりに接合するため、何等
かの添え継ぎ装置が必要となる。これを達成させるには
、２９の周知の設備がある。

第一は“走り継ぎ”装置で、その場合、接合は、走行中
のウェブと同一の速度で新ウェブの面を走らせることに
より行なわれる。第２の装置は“止め継ぎ”で、添え継
ぎは、走行中のウェブおよび新ウェブの双方とも静止し
て行なわれるが、フェストーンのようなウェブ溜め装置
によって、印刷そのものは進行し続ける。

本発明の第１の観点は、ロール取扱いおよび添え継ぎ装
置の性能向上に向けられる。最も一般的な形においては
、適切な支持具上のウェブ材のロールを移動させる、例
えば、ウェブ処理装置の添え継ぎ装置に対してウェブ繰
出しスタンドが移動する形である。ウェブ材のロールが
ウェブ処理装置内に引き込まれ、別のウェブが添え継ぎ
装置にまで持ってこられることが可能であり、ふたつの
ウェブはひとつに添え継ぎされ、そして、第２のロール
からのウェブが印刷機の中に引き込まれて行く。添え継
ぎは、走り継ぎか、１トめ継ぎで行なわれることが可能
である。

このように、この観点によって、ウェブ材をウェブ処理
装置に送る方法が提供され、その方法は、次のステップ
から成る。すなわち、添え継ぎ位置に関連して、ウェブ
材の第１リールが、そのリールの初期位置から、そのリ
ールの最終位置に向って移動し；第１　Ｕ−ルからウェ
ブ材を引き出し、ウェブ処理装置に入れ；添え継ぎ位置
に関連して、ウェブ材の第２１Ｊ−ルが、その第２　Ｕ
−ルの初期位置から、そのリールの最終位置に移動し；
添え継ぎ位置において第１リールのウェブ材を第２す−
ルのウェブ材に重ね継ぎし、第１リールに残っているウ
ェブ材から接合をはがし、次いで第２リールからウェブ
材を引出してウェブ処理装置内に送り込み；そして、第
１リールを最終位置にまで動かして完了させることから
成る。

また、ウェブ材リール用の移動繰り出しスタンドを設け
ることも可能であり、該移動繰り出しスタンドは、移動
可能な基部リールが縦軸のまわりに回転可能であるよう
なリール支持手段、およびその回転率を制御する手段を
具備する。更にまた、ウェブ材をウェブ処理装置に送る
装置を設けることが可能であり、その装置は、複数の移
動リールスタンド、およびウェブ処理装置の入口に隣接
する添え継ぎ装置を具備し、その装置は、ひとつの移動
繰り出しスタンド」二のリールのウェブ材で、ウェブ処
理装置に送りこまれるウェブ材を、他の移動繰り出しス
タンド」二のリールのウェブ材に重ね継ぎさせることを
行なう。

移動繰り出しスタンドは、用紙と機械間の輸送装置；ウ
ェブが繰り出されるロールスタンド；および、使いかけ
の、または使用拒否されたロールを貯蔵に戻す手段を提
供する。使用に当っては、複数のリールスタンドが添え
継ぎ装置に隣接して次々に位置されることが可能であり
、ひとつのロールから所要量の材料が繰り出されると、
次が位置につく。そのようにして、交替のロールが位置
につき、最初のロールは取りのけられ、印刷機は停止せ
ずに稼働を続ける。これはロール取扱い量を滅し、機械
のこの部分における作業の組み立てを容易にし、それに
よって、機械が行なう他の仕事と、より大きい可撓性を
もって適合できるようにし、そして、特に、使いかけま
たは使用拒否のロールを機械からどけなければならない
場合など、より良く材料を流せる機械配置が可能となる
。

本発明の、次の３つの観点は、像造形配置に関するもの
である。これ等の面は特に、イＨしそれ専用ではないが
、ウェブ送りのオフセント印刷機に関する。そのような
オフセット印刷機は、印刷すべき各色、および各反復長
さに関し、その間をウェブが通過する一対のプランケソ
］・胴（プランケソト対ブランケットの形）；相応する
プランケソＩ・胴に接し、その上に、印刷されるべき像
が取付けられる一対の版胴；および各版胴にインキおよ
び水を供給するシステムを具備するのが典型的である。

そのようなシステムは、“両面印刷機”として知られて
いる。ウェブの両面を印刷するからである。また、もし
ウェブの片面だけ印刷するのであれば、機械は、圧胴、
および単一のブランケット胴、版胴、そしてインキおよ
び水供給装置を具備することが知られている。

本発明の第２の観点では、一列に並んだ複数のカートリ
ッジ、あるいはひとつの山に、または複数の山に積み上
げた複数のカートリッジを有する、ウェブ送り両面刷り
オフセット印刷機のような、像造形装置を提案する。ひ
とつの、一般的な印刷媒体用ユニットが、幾つかのカー
トリッジに共通に備えられる。このようにして、複数の
カートリッジから成る列を具備し、ウェブばこの列を通
って送られ、そして、印刷媒体を含む少くともひとつの
ユニットを備え、各カートリッジは、ユニットからウェ
ブへ印刷媒体を転移させる手段を持ち、その場合、少な
くともひとつのユニソ１−は列に対して取付けられてお
り、それによって、その少くとも１つのユニットと、列
のカートリッジとは、相対的に動くことができ、それで
少くとも１つのユニットと、カートリッジの少くとも２
９の連続相互作用が可能である、ウェブ送り印刷装置を
提供する。複数のカートリッジは、ひとつのウェブ送り
オフセット印刷機を形成することが可能であるが、その
場合、各カートリッジは一対のブランケット胴、および
それに相応する一対の版胴を有する。次に、共通ユニッ
トはインキおよび水の供給ユニットとなり、カートリッ
ジに関連して移動可能であり、これ等カートリッジのう
ちの、少くともいずれかの版胴に、選択的にインキおよ
び水を供給し、もしくは、そのかわりにカートリッジ自
体が、移動可能となっている。このようにして細部にお
いて可変なる印刷順序を有することが可能となり、この
順序においては以下の特徴を以って実行され得る。即ち
、それはインクおよび水供給ユニットが第一カートリッ
ジに対して作業位置につき、そのカートリッジに関して
印刷が行なわれること；次に第一カートリッジのブラン
ケット胴がウェブから離れること；第二カートリッジの
ブランケット胴（それは像の性質、ピンチ、色などで異
った特徴を持つが）は、インキ付け／水供給ユニットが
そのカートリッジに移動したときウェブに向って動き、
ウェブに接する。かくして、第二カートリッジにおいて
新らしい印刷が、殆ど時間的な遅れなしに開始される。

次いで、印刷機は稼働したまま、例えば第一カートリッ
ジの版胴上の像の変更が可能となる。

該装置は、複数のインキ付け／水供給ユニットを備え、
夫々異った色を、選択された複数のカートリッジに同時
に供給することができる（普通、少くとも等しい複数の
カートリッジに供給しない状態で）。必要ならば乾燥器
を挿入した、カートリ、ジの複数の列、または山を設け
ることもでき、あるいは、カートリッジを、どこか別の
ところに貯蔵されたカートリッジと交換できる装置を備
えることも可能である。

あるいはまた、複数のカートリッジから成る列を有し、
その列を通って送られるウェブに印刷し、各カートリッ
ジは、印刷媒体を含むユニットからその印刷媒体をウェ
ブに転移させる手段を持ち、その手段は、ウェブに接触
するように取付けられた、少くとも１個の印刷胴を有し
、その場合、そのカートリッジの少くとも１個の印刷胴
が、他の少くとも１個のカートリッジの少くとも１個の
ブランケット胴の円周長さとは異った円周長さを有して
いる、ウェブ送り印刷装置を備えることによって、ひと
つの印刷像と他の印刷像間の互換性という特徴を達成す
ることが可能である。

印刷胴は、オフセン１〜印刷機のブランケット胴である
ことが可能であり、その場合は、印刷媒体を含むユニッ
トとフランケン１〜胴の間に版胴が入ることになる。両
面刷オフセット印刷機においては、１個のブランケット
胴と、ウェブの両側に夫々対応する版胴が位置する。他
の片面側オフセット印刷機の場合は、１個のブランケッ
ト胴と、つニブの反対側に圧胴がくることになる。凹版
印刷機では、印刷胴が腐蝕され、印刷媒体はユニットか
ら印刷胴に直接転移される。フレキソ印刷あるいは活版
印刷でも同様に、印刷媒体は直接印刷胴に転移されるが
、この場合は凸状の表面が印刷媒体を運ぶ。凹版、フレ
キソ、および活版印刷の場合、再度述べるが、圧胴が、
ウェブの、印刷胴に対する反対側にくる。

本発明の第３の観点は、印刷装置の、ウェブおよび対応
する版胴に接したり離れたりするブランケット胴の動作
に関するものである。周知の設備においては、ブランケ
ット胴が互に、そして印刷が始まれば夫々相応する版胴
に対して、正確な位置に取付けられ、所定の設定関係が
達成されるように押えられている。しかし、本発明のこ
の観点は、プランテンＩ・胴のひとつを、版胴および他
のブランケット胴から、従ってウェブからも遠去かるり
、また近づく方向に動かず手段、および、他のブランケ
ット胴が第一のブランケット胴の動きを完全に追うこと
のないようにする、バイアス手段の設置を企図している
。

それ成木発明のこの観点は、少くとも１個のカートリッ
ジを持つウェブ送り印刷装置に、各個が一対の版胴およ
び一対のブランケット胴を有するカートリッジを具備さ
せる。その場合、該各カートリッジは、ブランケット胴
の最初のひとつの、第１位置および第２位置間の運動を
制御する手段を持ち、ここで第１位置は印刷位置に相応
し、その場合、最初のブランノｒソ１−胴は、版胴のう
ちの相応するひとつに接触し、そしてまた他のブランケ
ット胴に力を加え、その力が他のブランケット胴を、他
の版胴に接する第１位置に保持し、第２位置は後退位置
に相応し、その場合、最初のブランケット胴は相応する
版胴の接触から後退し、また、他のブランケット胴から
も逃げ、最初のブランケット胴の、他のブランケット胴
からの後退によって、他のブランケット胴がその第１位
置から第２位置に動くことを可能にし、その場合、他の
ブランケット胴は対応する版胴との接触から後退される
。

このようにして、ブランケット胴は、印刷が生じない非
稼働位置と、稼働位置間を動き、稼働位置においては、
ウェブは２個のブランケット胴の間に保持され、そして
２個のブランケット胴は版胴に押しつけられ、それによ
って、像が転移されることが可能となる。

本発明の第４の観点は、印刷装置と、それに続くウェブ
取扱い間の相関関係に関する。印刷工業はふたつの方向
に発展している。ひとつは上述したように長尺のウェブ
の取扱いに関しており、もう一方は、枚葉形の材料の取
扱いに関している。

一般に、各種火々に関連する問題をかかえており、そし
て印刷技術工達は、夫々の分野に集中してしまう傾向が
ある。しかし、長尺ウェブ取扱いの分野に生ずる折りの
問題も、シート取扱い分野の技術を用いて、効果的に解
決できることが判明してきている。このシート取扱い技
術は、シー１−送り印刷機の製品を扱うことから発展し
てきたものである。従って、本発明の第４の観点は、ウ
ェブ印刷機械の製品をシートに切断し、シート折り畳み
装置に送り込むことを企図するものである。

このように、この観点は、少くとも材料の１ウエブを加
工する方法を提供することが可能である。

その方法は、少くとも１ウエブに印刷し、印刷に関連す
る時間内に、各印刷したウェブを、複数の個別のシート
に切断し、各シートは、シートが到着することによって
稼働するように設定された折り器で折られ、その場合、
印刷前からシートの折り開始まで材料の動きは、連続し
ている、方法である。

この観点は、また別の、材料の少くとも１ウエブを加工
する方法を提供することが可能である。

その方法は、少くとも１ウエブに印刷し、印刷されたウ
ェブを縦方向に折り畳み、印刷に関連した時間内に、各
ウェブを複数の個別のシートに切断し、シートが到着す
ることによって稼働するように設定された折り器で各シ
ートを折りたたむ方法である。

更にまた、この面は、少くとも１ウエブの材料を処理す
る方法を提供する。該方法は、少くとも１ウエブに印刷
し、印刷されたウェブに、それを横断する方向にミシン
孔を開け、印刷に関連した時間内に各ウェブを複数の個
別のシートに切断し、シートの到着によって稼働するよ
うに設定された折り器によって各シートを折り畳む方法
である。

同様の方法で、本発明は、ウェブ処理設備を提供するこ
とも可能である。その設備は、少くとも１ウエブの材料
に連続的に印刷を行なう装置と、印刷されたウェブを 複数の個別のシートに切断する手段にウェブを連続的に
移送する手段であって印刷手段と関連するタイミングで
稼働する手段と、 シートの到着によって稼働するように設定されたシート
を折りたたみ手段にシートを連続的に移送する手段とを
有し； ウェブ処理設備は、少くとも１ウエブの材料に印刷する
装置と、各ウェブを縦に折る手段と、ウェブを複数の個
別のシートに切断する手段と、シートを折り畳む手段と
を有し； ウェブ処理設備は、少くとも１ウエブの材料に印刷する
装置と、各ウェブに横方向にミシン孔を開ける手段と、
ウェブを複数の個別のシートに切断する手段と、シート
を折り畳む手段とを有するような設備を提供することが
可能である。

−旦、ウェブが切断されると、切断されたてできたシー
トは、ハソクル式折り器（バックルフォルダー）、ナイ
フ式折り器、または複合折り器に送られ、各シートは色
々な周知の折り方で折りたたまれることが可能になる。

これは特に軽量の材料を扱うとき有利である。周知のシ
ート扱い設備では、そのように軽量な材料を扱うのは、
少くとも非常に速度を落さない限り、容易ではないので
ある。

しかし、ウェブ印刷機械から出てくるウェブを縦に折る
ことは容易であって、それにより材料を堅くすることが
できる。また、折り機で最初の折りが入れられたウェブ
にミシン孔をあけることも可能になる。

以下余白 〔実施例〕 添付の図面を参照し、本発明の実施例について、詳細を
説明する。

初めに第１図は、本発明が関係するウェブ（本例では巻
取紙）移送設備であって、これには、３つの部分を含ん
でいる。第一部分は、一般に１として示されるが、ウェ
ブ２の形にある１個又は数個の紙ロールから紙をとり出
し、それを印刷部３に、更に選択装着される乾燥部４に
搬送する。第１図に示す通り、巻取紙２の直角な曲りは
、紙をアングルバー５のまわりに通すことによって達成
される。印刷部３を、次いで乾燥部４を通過した後、巻
取紙２は再度便宜上、バー６によって９０゜曲がり、そ
して、−ｅに７として示される切断折りたたみ部に入る
。印刷され、切断され、適切に折りたたまれた紙シート
は、矢印８の方向に進み、例えば積み」−げられて行く
。もちろん、巻取紙投入部１、印刷部３、乾燥部４、お
よび切断折りたたみ部７の配置は色々考えられるが、実
際の配置形態は、空間、および同様なる制約による。

上述の通り、本発明は、本システムの構成部の種々改善
に関係している。

第２図は、ロール上の材料（例えば紙）の輸送、送り装
置１の実施例を示す。それは一般に１０として示される
添え継ぎ装置、および、ロール運搬トロリーＩＩ　、　
１２の形の、一連の移動リールスタンドから成る（２台
のみが示されているが、もっと多くを装備できる）。各
トロリーは、車輪またはキャスター１４の付いた基部１
３と、基部１３に支持されるロール吊上げギヤリーアー
ム１５がら成る。各トロリー１１　、１２のアーム１５
は、普通水平なその軸によって紙のロール１６を運び、
巻取紙がロールから引き出され、添え継ぎ装置１ｏに供
給されるようにする。各トロリーは、例えばトロリー１
１　、１２のアーム１５へのロールの繰り出しを制御す
る手段を有する。各トロリー１１　、１２の前端には、
他のトロリーの牽引エツジと相互連結する手段を備える
ことも可能であり、あるいは、１・口り−を連結させず
に列に並べておくことも可能である。このようにして、
トロリー１１．．１２を次々に接合装置１０の下に押し
やり、それによって、ひとつのロールが使い切られると
、次のロールがスタートするようにできる。この、紙ロ
ールを運ぶトロリー列の構想は、走り継ぎ装置に使うこ
ともできるが、止め継ぎ装置に使う方が有効であり、第
２図に示す装置も、後者に相応する。

トロリーは用紙貯蔵部から機械までの輸送および機械か
らの戻りに働き、そしてロールがそれから立つと、紙が
繰り出される。トロリーは、添え継ぎ装置に隣接して次
々に位置するよう並べることが可能であり、ひとつのロ
ールが完了（トロリー１２上で）したとき、次が（トロ
リー１１上で）位置するように動かすことができる。ト
ロリー１２上を走るウェブは、従って、添え継ぎ装置１
０のところで、実質的に同じ角度をもってトロリー１７
を越えて通過するよう位置づけられ、それによって、予
め定められた切り落し長さで、ウェブの同−側上におい
て、次々に各添え継ぎが行なわれるようにできる。これ
がロール取扱いの量を滅じ、機械のこの部分における操
作を、他の機械操作の仕事に、より大きな可撓性をもっ
て適合させることを可能にする。そして、より良い材料
の流れを得る機械の配置、特に使いかけのロール、また
は使用拒否となったロールを機械からどけなければなら
ない状態において、材料の流れをよくする機械配置を可
能にする。

第２図に示す通り、前のトロリー１２からの巻取紙１８
は、ローラ１７および押え板１９を経て、フェストーン
装置２０へと通過する。フェスト−ン装置２０は、実線
で示す位置と、点線で示す位置間を移動することが可能
なローラ２］を持つ。

次に使用する巻取紙２２を運ふロール１６は第２のトロ
リー１１に取付けられ、その先端は、揺動可能なユニッ
ト２３に取付けられる。揺動可能なユニット２３は押え
装置２４を備え、巻取紙２２の先端は、好ましくはユニ
ット２３が点線で示すその後退位置にあるとき、押えシ
ステム２４に取付けられる。

最初のウェブ１８が走っているとき、ローラ２１は実線
が示す位置に動き、かなりの量の紙がフエストーン装置
２０に走り込むようにする。Ｉ・ロリー１２から引き出
されているウェブ１８が終りに近づくか、あるいはひと
つのウェブの他のウェブに変えたいときは、フェストー
ン装置２０へのウェブ１８の投入を１トめる。しかし、
ローラ２１がその点線位置に移動するまでは、放出（矢
印２５の方向へ）は継続する。据え付けの押え板１９が
ウェブ１８の一部に隣接すると、ユニット２３は実線で
示す位置を通ってアクソチメントユニソト２４が押え板
１９に接触するまで揺動し、それによってウェブ２２の
端（接着剤が塗っである）をウェブ１８上に押しつけ、
接合が行なわれる。次に、ウェブ１８は、ナイフ２６に
よって、押え板１９の下で切断され、次いでユニット２
３が後退し、そしてウェブ２２がフェスト−ン装置２０
内に引き入れられることが可能となり、ローラ２１は、
実線で示されるその元の位置に戻る。

ウェブ１８　、２２の接合装置１０内への送りの精度、
従ってファ、スト−ン装置２０を通って印陣１機に至る
精度は、ロール１６の軸の精密な芯出しにかかっている
。もしロール１６の軸が、フェストーン装置２０からの
放出の矢印２５方向に正確に垂直な位置にないと、ウェ
ブ１８　、２２が、しわになり、あるいは゛トラック”
して（即ち、側進を動いて）印刷機に入る。これを防ぐ
ため、添え継ぎ装置の下方のトロリー１１　、１２、即
ち、詳しくはロール１６の芯出しができる装置が望まし
い。使用され得る、その様な一装置を第３ａ図および第
３ｂ図に示す。

これには二つの異なった芯出しが必要とされる。

即ち、ロールの軸が正確にウェブの運動方向を直角に横
切っていることと、ロールの軸が添え継ぎ装Ｗｈｏから
正しい距離にあることとを確実にすることである。図に
示すように、トロリー１１のアーム１５のひとつは、そ
の外面に回動自在に取イ］けられた２個のガイドホール
３０を有し、そして、もうひとつのアーム１５は、その
外面に回動自在に取付けてはあるか、またばねにより付
勢されているガイドボール３１を１個有している。Ｉ・
ロリー１１が添え継ぎ装置１０　（第２図）の下を通る
時、ボール３０　、３１は、トロリーの両側に夫々１個
づつがついている一対のガイドレール３２に接触する。

２個のボール３０は、対応するアーム１５、即ち、トロ
リー１１の残りの部分が正確にガイドレール３２と芯出
しされているようにし、ばねで抑えられているボール３
１は、トロリーの幅のわずかな変化に伴う調整を確実な
ものにする。

ボール３０　、３１の３点接触が、ガイドレール３２と
の正確な芯出しを可能にし、ガイドレール３２自体も、
ウェブの移動方向と、正確な芯出しがなされ得る。

第２図を参照して既に述べたように、トロリーには車ま
たはキャスタ１４が取付げられており、理論上、もし床
３３が完全に平田であり、車が精密に作られているなら
ば、これがロール１６の軸の正確な垂直位置定めを確実
にする。しかし実際には、そのような正確な位置定めは
不可能であり、従って、第３ｂ図は、垂直方向の位置定
めを達成するひとつの方法を示す。各トロリー１１は、
それの両側夫々に、一対の支持ローラー３５を持ち、ラ
ンプ（傾斜路）３６が、一般に添え継ぎ装置１０の下の
床３３上に位置されている。１へロリー１１の前車輪１
４がランプ３６の」二に乗ると、支持ローラ３５は、ト
ロリー１１の両側に１つづつある、一対のガイドレール
３７に係合する。ガイドレール３７は、１−ロリーの運
動方向に」二向きに傾斜し、トロリー１１が動くと、支
持ローラー３５およびレニル３７は、トロリー１１の後
側の車輪またはキャスタ１４を持ち上げて床３３から離
ずよう作用する。従ってトロリーの垂直方向位置、即ち
、ロール１６の垂直方向位置は、最初にガイドレール３
７によって決定される。

トロリーが前方に進むと、支持ローラー３５は、第３ｂ
図に示されるＡ位置から、■位置へ動く。

上述の装置は、トロリーが添え紺ぎ装Ｗ１０の下を動い
ている間、トロリー１１のアーム１５を然るべき位置に
ロックしておくことが必要である。

適当なストッパによって決定される位置にアーム１５を
動かずことによって、正確な垂直方向位置決めを達成す
ることが可能であると思われる。但しそのような配置は
好ましいことではない。

このように、第３ａ図および第３ｂ図は、ペーパーロー
ルに対するトロリー列を具体的に現わした、本発明の第
一面の実施例を示す。

第１図を参照して説明したように、巻取紙は次いで印刷
ユニット３を通過する。第４図は、本発明の第二の観点
によるウェブ送り両面刷オフセット印刷機である、その
ようなユニット３の実施例を示す。図示するように、印
刷機は、３基のカートリッジ４０．旧、４２を有し、各
カートリ・７ジは、ブランケット対ブランケットの形態
の、一対のブランケット胴４３　、４４および一対の版
胴４５　、４６を具備し、その版胴の外周面は、ブラン
ケット胴４３゜４４の対応する１つにに接触する印版に
よって形成される。つまり各カートリッジは“印刷カッ
プノビを具備する。普通、版胴とブランケソ］・胴は同
じ直径をしているが、版胴の円周長さが、対応するブラ
ンケット胴の円周長さの半分であることも周知の事実で
ある。図示するように、カートリッジ４０　、４］　、
　４２は互に直接隣接しており、これがカートリソジ４
０　、４］　、　４２の列を小さい寸法にしている。

しかし、カー１〜リツジ４０　、４］　、　４２を、夫
々ある空間で隔置した列とすることも可能である。ウェ
ブ２はローラ４７をまわるように通過して、各カートリ
ッジ４０　、４１　、４２の一対のブランケット胴４３
゜４４間を通る。仮りにカートリッジ４０　、４］　、
　４２が実質的に垂直方向に積まれるのも好ましいが、
カートリッジがウェブに対し横方向に可動なる配置を含
む、実質的に水平方向の配置も可能である。ウェブ２上
に印刷すべき像は、版胴４５および４６上に運ばれ、そ
してブランケット胴を経て（ＩＩＩち、“オフセット”
印刷） ウェブ上に転写される。このこと自体は周知のことであ
る。

第４図に示すように、印刷媒体を含むユニット、例えば
、インキ付け／給水トレイン４８　、４９は、ウェブの
両側に備え付けられる。インキ付り／給水トレイン４８
　、４９は、別個に、もしくは−緒に垂直方向に動くこ
とができ、夫々、垂直方向の運動を容易にするためにス
ローオフ機構を有することか可能である（トレイン４８
および４９を比較）。

印刷が始まると、インキ付け／給水トレイン４８゜４９
は、カートリッジ４０　、４１　、４２のいずれか１つ
と位置合せするために垂直方向に動く。インキ付け／給
水ローラ５０は、正しい作業位置と圧力を確実にする機
構によって、版胴４５　、４６に接触する。

図示されているように、インキ付け／給水トレイン４８
　、４９はウェブ１１の両側に備え付けられているが、
３基のカートリッジ４０　、４１　、４２のすべてに共
通である。仮りにカートリッジ４１が印刷を行なう場合
には、トレイン４８　、４９は、インキ付け／給水ロー
ラー５０が、カートリッジ４１０２個の版胴４５　、４
６に接触するように移動する。そして印刷が開始される
。印刷運転の終りに当って、インキ付け／給水トレイン
４８　、４９は、それ等の開始時形態（４８で示される
通り）に移動し、そしてトレイン４８　、４９は、他の
２基のカートリッジ４０　、４２のひとつに隣接するま
で、垂直方向に動く。インキ付け／給水ローラー５０を
、もうひとつのカートリッジ４０か４２の版胴４５　、
４６に接触するまで動かすことにより、新らしい印刷序
列を作動することが可能となる。

カートリッジを垂直方向に動かし、トレインを静止させ
ておくこともまた可能であるが、これを機械的に、達成
することは一層困難である。この配置はカートリッジの
″機械内”貯蔵を可能にし、それは周知の配置よりも、
−層効果的である。

第４図の印刷機に適切な駆動装置について、第５図およ
び第６図を参照し、説明する。

第５図の平面図に示すように、インキ付け／給水トレイ
ン４８　、４９は、印刷機の主フレーム５２に対して移
動可能な支持フレーム５１に取伺けられており、主フレ
ーム５２は、端部サポート５２ａを介して胴４３　、４
４　、４５　、４６を支持している。インキ付け／給水
トレイン４８　、４９の水平移動のための機構は図示さ
れていないが、第４図は支持フレーム５１上に、この水
平移動を制限するストッパ５３を設けることが可能であ
ることが示されている。

支持フレーム５１の垂直方向移動、即ち、インキ付け／
給水トレイン４８　、４９の垂直方向移動は、支持フレ
ーム５１に取付けられたホイストモータ５４によって制
御される。このモータ５４は、支持フレーム５１を横切
って伸びると共に傘歯車５６゜５７を介して２木のシャ
フト５８　、５９に連結されたシャフト５５を駆動する
。シャフト５８は、主フレーム５２上の歯付きランク６
１に係合するピニオン６０を駆動する。同様に、シャフ
ト５９は、主フレーム５２に取付けられると共に主フレ
ーム５２の対向する側部上の、対応する歯付きランク６
４　、６５に係合する２個のピニオン６２　、６３を駆
動する。このようにして、モータ５４の回転はシャフト
５５　、５８　、５９を駆動し、ピニオン６０　、６２
　、６３が、夫々対応するラック６１　、６４６５上を
上下することとなり、それにより支持フレーム５１が主
フレーム５２に対して移動できることとなる。この配置
構造においては、３点取付は方法が使われているが、主
フレーム５２−にの対応するラックに対応してシャフト
５８　、５９上にピニオンを追加具備させることにより
、４点取付り、あるいはそれ以上の取付けを行なうこと
は可能である。支持フレームの正確な垂直位置決めは、
モータ５４を正確に制御することによるか、或いは主フ
レーム５２上にストッパ６６（第４図参照）を設けるこ
とによって達成され得る。ストッパ６６にはばねをつけ
、支持フレーム５１がそれを通りすぎると、主フレーム
５２から突き出るようにしその結果、支持フレーム５１
がストッパ６６上まで低められることが可能である。例
えば第４図に示すカートリッジ４０を作動させるため支
持フレーム５１の下降運動を可能にするためには、明確
にストッパ６６を押し下げなければならない。

胴４３　、４４　、４５　、４６の駆動について説明す
る。実際には、胴４３　、４５の駆動トレインと、胴４
４　、４６の駆動トレインとは同一なので、以下には胴
４３　、４５についてのみ説明する。

シャフト６７は主フレーム５２にまで伸び、その上で運
動自在ではあるが、それには歯車６８が回動のために付
いており、その歯車６８は、シャフト７０に連結された
対応する歯車６９とかみ合っており、シャフト７０はウ
オーム７】まで伸び、ウオーム７１はウオーム歯車７２
に整合している。

ソヤフト７３がウオーム歯車７２に固着され、サポート
７４によって支持フレーム５１上に支持されている。胴
４３　、４５から離れた方のシャフト７３の端部には、
エアシリンダ７５があり、それがシャフト７３を軸方向
に移動させることができる。

ソヤフト７３の反対の端にはクラッチ板７６があり、そ
れは、版胴４５から伸びる片持ちシャフト７８上の対応
するクラッチ板７７に係合する。クラッチ板７６　、７
７、およびそれらが取付けられているシャフト７３　、
７８は、主フレーム５２の開ロア９をｗ′１１Ｊする。

版胴４５の端部には歯車８０があり、歯車８０は、ブラ
ンケット胴４３の対応する歯車８１とかみ合っている。

このようにして、エアシリンダ７５がシャフト７３を動
かし、それによってクラッチ板７６と７７が係合すると
、シャフト６７からの駆動は、歯車６８　、６９を介し
て、シャフト７０、ウオーム７】、ウオーム歯車７２、
シャフト７３、クラッチ板７６　、７７、そして片持ち
シャフト７８から版胴へ伝達され、また歯車８０　、８
１を介してプランケソＩ−胴へ伝達される。

エアシリンダ７５が、クラッチ板７６□７７を切りはな
すようにシャフト７３を動かすと、駆動力は伝導されな
い。更に、このシャフト７３の移動量は、開ロア９から
離れるようにクラッチ板７６を動かすのに充分であり、
支持フレーム上の全組立体を、主フレーム５２に対して
移動させ、もう１つのカートリッジまで移動することが
可能となる。

この配置構造には、カートリッジの使われていない胴に
は駆動力がかからないために、それ故例えば、これら胴
の、印版の取替えなどを安全に扱うことができるという
利点がある。胴駆動機構はインキ付け／給水トレインと
共に移動するため、いかなる特別な時においても、印刷
を行なわない胴を誤まって不注意に駆動することは不可
能である。

クラッチ板７６　、７７で形成されるクラッチは、もう
１つ別の機能を持つ。クラッチ板７６　、７７は″単一
位置゛クラッチを形成し、このクラッチは対応する版胴
４５の位置を駆動に対し同期させるようプリセットされ
る。そのために、版胴４５の初期位置の如何にかかわら
ず、その回転はシャフト６７の回転に同期する。

しかし、時には、主駆動に対して印刷する像を前進させ
、または後退させるため、シャフト６７および版胴４５
の同期を変えたい場合がある。そのためには、リニアア
クチュエータ８２によってウオーム７１をシャフト７０
に沿って移動させる。

リニアアクチュエータ８２は通常ウオーム７１をシャフ
ト７０上に固定的に保持している。これがウオーム歯車
７２を回動させ、更にシャフト７３およびクラッチ板７
６　、７７を介して、版胴４５を駆動シャフト６７の位
置に対して回動する。ウオーム７１の移動は、モータあ
るいは油圧ラムを使っても達成させることが可能である
。その他の版胴４６のシャフト６７に関しての移動も同
じ方法で版胴４５の動きに同期させても、或いは無関係
にでも達成させることが可能である。

インキ付け／給水トレイン４８　、４９のインキ付け／
給水胴５０に対する駆動について、第６図を参照して説
明する。第６図は第４図と同等の図であるが、ホイスト
モータ５４から駆動力が来て、支持フレーム５１を主フ
レーム５２に対して移動させる時の状況を明確にするた
め、カートリッジ４０゜４１　、４２は図から除外しで
ある。

第６図から明らかな様に歯車８３は、歯車６９からウオ
ーム７１までのシャフト７０の延長上にある。これら歯
車８３は、別のシャフト８５上の遊星歯車装置８４に係
合する。シャフト８５の各端部には歯車８６があって、
歯車８６は、インキ付け／給水ユニット内の駆動装置に
従来の方法で連結するギア８７に係合する。このように
してシャフト７０はシャフト８５に連結されており、第
５図を参照して説明した通り、胴４３　、４４　、４５
　、４６を駆動するシャフト６９からの駆動力は、イン
キ付け／給水ローラ５０をも駆動する。

しかし、この同期化ば版胴４５　、４６の直径に依存し
ており、仮りに印刷機が二つの異なった寸法の胴を有す
る場合は、上述した駆動装置はひとつの寸法に対しての
み同期化できるので、インキ付け／給水ユニソＨ８，４
９が、異った寸法の胴を持つカートリッジに移動すると
、印刷は同期を外れたものになる。第６図の配置構造は
、補助駆動モータ８８を、遊星歯車装置８４を通してシ
ャフト８５に連結させることにより、この問題を克服し
たものである。補助駆動モータ８８の回転速度は検知さ
れ、その結果はコンパレーク８９に送られる。コンパレ
ータ８９は、その速さと、巻取紙が間を通過するローラ
９０の回転の速さを比較する。

これらローラ９０も遊星歯車装置に連結している。

もし駆動が同期していないことがわかると、モータ８８
は回転速度を同期が達成されるまで上げるか、或いは下
げるかする。このようにしてモーター８８の駆動力が、
歯車装置８３によってシャフト８５に伝達される駆動力
を変更する。

第６図は、装置のさらなる特徴を示す。すなわち、版胴
およびブランケット胴を駆動するシャフト６７は、印刷
部を越えて伸びるシャフト９１により駆動される。この
ようにして、追加の印刷部がシャフトに接続されるか、
或いは第６図に示す通り、プリフォルダ（与備折畳み機
）９２の孔開げ工具に連結されるか、または、切断部の
孔開は装置および切断装置に連結されることが可能であ
る。この詳細は後述するが、明らかに主シヤフト９１は
ブリフォルダ９２のシャフト９４を駆動する歯車９３を
有しており、プリフォルダ９２は孔開は工具９５を回動
させる。又、遊星歯車装置９６をコンパレータ８９と連
結し、設けることも可能である。

第４図に示す通り、一対のインキ付け／給水トレイン４
８　、４９が、３基のカートリッジに共通に備え付けら
れている。従って、一般に、３基のカートリッジは、そ
の版胴上に異なった像を持ち、または異った寸法の胴さ
えも持っており、ひとつのカートリッジから他のカート
リッジに変えることにより、印刷の長さを変えることが
可能である。

しかしながら他の配置構造もまた可能である。第７図は
、第４図に示す配列のカートリッジ４０　、４１゜４２
と同様なカートリッジを４基１００．１０１．１．０２
．１０３を持つ配列の例を示す。巻取紙２はカートリッ
ジ１００．１０１，１０２，１０３の中央を通過する。

インキ付け／給水トレイン４基が備えられており、その
上部の２基１０４　、、１０５は、上部のカートリッジ
２基１００　、１０１について働き、下部の２基１０６
　、１０７は下部のカートリッジ２基１０２　、１０３
について働く。このようにして、例えば、同じ寸法の胴
に２９の異った色をのせることも可能であり、更にまた
、像および／または反復長さを変更する可能性も維持さ
れる。また、第７図に示す通り、カートリッジの胴の寸
法が異なることも可能であり、例えば、カートリッジ１
００　、１０２の胴がカートリッジ１０１　、１０３の
胴よりも小さいということが可能である。第７図に示す
印刷機は、上述したように４基のカートリッジを持つこ
とを別にすれば、全体的には第４図の印刷機と同じもの
であり、第５図、第６図を参照して説明した駆動装置と
同様の駆動装置を持つ。従って、第７図の配置の更に詳
細な説明は省略する。

この装置の特徴は、カートリッジを追加装備し、可能な
らばインキ付け／給水トレインを４８　、４９に追加す
ることにより、異った印刷作業の数を増加することがで
きることである。

第４図から第７図までを参照して上述した実施例は、垂
直方向に積み上げられたカー１−リッジ列に対してやは
り垂直方向に移動するインキ付け／給水ユニットを有す
る。又、カートリッジが水平方向列を成して固定され、
インキ付け／給水ユニットが、印刷のはじまるカートリ
ッジに対して移動する、水平方向配置を有することも可
能である。

１基または２基のインキ付け／給水ユニットを使用して
も良い。版胴およびインキ付け／給水ユニットの駆動は
、第５図に示した垂直型ユニットについて説明した駆動
と同様である。事実、主動力シャフトに平行して走る水
平動力シャフトが、版胴の駆動に使われる点だけが異な
るだけである。

主動力シャフトからの駆動力は、動力シャフトを２対の
傘歯車を通して水平シャフトに連結する垂直シャフトに
よりなされる 上述したように、カートリッジ列は固定されており、イ
ンキ付け／給水ユニットは移動可能である。本発明は相
対的運動に依存しているゆえに、インキ付け／給水ユニ
ットを固定させ、カートリッジ列を移動させることも可
能である。カートリッジは、ローラ、ガイドレール、あ
るいは空圧ジヤツキなど、多くの方法で移動させること
が可能であり、カートリッジの版胴の駆動は、第６図を
参照して説明した通り、単一の歯付きのクラッチで行な
うことができる。移動可能なカートリッジを使う配置の
利点は、インキ付け／給水ユニットが固定され、従って
、この設備の駆動装置は固定できることである。しかし
、現在のところカートリッジを移動させる方がインキ付
け／給水ユニットを移動させるより困難であると考えら
れている。

インキ付け／給水ユニット固定、カートリッジ移動型の
、別の実施例を第８図および第９図に示す。この実施例
は、円形コンベア１１５状に並べた４基のカートリッジ
１１．１．、１１２．’１１３．１１４を備えている。

第８図に示す通り、各カートリッジは、第４図の実施例
のカートリッジ４０　、４１　、４２の版胴およびブラ
ンケット胴と、一般的には同様の方法で、一対の版胴１
１６および一対のブランケット胴１１７を有する。しか
し、第８図かられかる通り、カートリッジ１１１　、１
１３の版胴１１６およびブランケット胴１１７は、カー
トリッジ１１２　、１１４の版胴１１６およびブランケ
ットｌｐＨ１７よりも小さい。これがカートリッジ１１
１　、１１３と、カートリッジ１１２゜１１４が異った
反復長さを実行できるようにしている。

巻取紙２はローラー１１８　、１１９を経て印刷機に入
り、円形コンベア状１１５の４基のカートリッジ１］Ｌ
１１２，１１３，１１４のうちの２基のカートリッジ１
１４　、１１２を通る水平路に沿って移動する。円形コ
ンベアはフレーム１２０の上に回転可能に支持され、第
２フレーム１２１は、１基または２基のインキ付け／給
水ユニット１２２を支持する（１基のインキ付け／給水
ユニットは、第９図にもっと鮮明に示されている）。１
基のインキ付け／給水ユニットを備える場合は、ウェブ
が送られて（る円形コンベア１１５の脇に備えるのが好
ましい。２基のインキ付け／給水ユニットを備える場合
は、通常、円形コンベア１１５の互に反対側に装備し、
カートリッジ１１１　と１１３、またはカートリ・ノジ
１１２　と１．１４が駆動されるようにする。

第８図および第９図に示されている印刷機は、幾つかあ
る方法のうちの一方法で作動する。例えば、カートリッ
ジ１１４だけを使って印刷を行い、その印刷中に、他の
異った印刷を行うカートリッジ１１２を準備することが
可能である。カートリッジ１１４を通す印刷が完了した
とき、カートリッジ１１４のブランケット胴１１７はウ
ェブ２から後退、カートリッジにかかっていた駆動は除
かれ、次にカートリッジ１１２のブランケット胴１１７
がウェブに接触し、駆動はカートリッジ１１２にかかる
。印刷はカートリッジ１１２を使って行なわれ、カート
リッジ１１４　は準備される。もしカートリッジ１１２
および１１４が同じ印刷反復長さ、または印刷直径を有
するならば、カートリッジ１１２および１１４をタンデ
ム式に働かせて、２色刷りを行なうことが可能である。

印刷をカートリッジ１．１１　、１１３に変えるには、
モータ１２３が円形コンベア１１５を駆動して、そのフ
レーム１２０上に９０°回動させ、それによってカート
リッジ１１１　、１１３がウェブ２に対し芯出しされる
ようにする。円形コンベアの正確な位置決めはステップ
（図示せず）によって達成される。

この円形コンヘア月５の回転は、一対のカートリッジか
ら他の一対のカートリッジへ変更するため、ウェブ２を
切断しなければならないことを意味し、従って、この実
施例は、第４図の実施例よりも有効ではない。矢印１２
４で示す通り、円形コンベアは時計方向にも、反時計方
向にも、望みの方向に回転させることが可能である。

第８図および第９図の実施例における駆動配置について
説明する。特に第９図を参照し、シャフト１２５　　（
第６図を参照して記述した全印刷設備の駆動装置に連結
されることが可能）は、歯車１２６を介してシャツ目２
７を駆動し、従って歯車１２８を介してインキ付け／給
水ユニソｌ−１２２の駆動配列１２９へ伝達される。駆
動配列１２９は、第６図について説明したものと同じも
のである。すなわち、駆動は遊星歯車装置１３０を介し
て伝達され、遊星歯車は補助モータ１３１によって動き
、駆動の同期化を可能にする。

シャフト１２７もまた別の歯車１３２を持ち、ギア１３
２はウオーム歯車１３４に作用するウオーム１３３に連
結する。ウオーム歯車はシャフト１３５を回転させ、そ
のシャフトの一端にはリニアアクチュエータ１３６が、
そして他の端部にはクラッチ１３７がある。クラッチ１
３７はシャツ目３８に連結し、シャフト１３８は、カー
トリッジ１１Ｌ１１２，１１３，１１４のうちの１カー
トリツジの版胴１１６を駆動する。このように、本実施
例のカートリッジの駆動は、−般的に、第５図を参照し
て述べたものと同一であり、従ってその作動は明白であ
ろう。

第９図の右手に概略示されているように、シャフト１２
７　もまた円形コンベア】１５の反対側エツジにまで伸
びて、他のインキ付け／給水ユニット（図示せず）を駆
動する。

第４図（または第７〜９図）に示す配置の別の展開は、
カートリッジ４０，４１，４２、（１００，１０１，１
０２゜１０３または１１１．］１２．１１３，１１４）
内の胴の取付けに関するものである。明らかであるが、
仮りにカー１−リッジ変更が必要となる度に従来の方法
で胴が取付けられるとしたら、印刷位置は、もっと精密
で時間のかかる再設取りを必要とする。従って、本発明
の第三の観点は、ブランケット胴を動かして、容易にそ
の精密接触位置につけたり、外したりする配置構造に関
係する。ブランケット胴が接触すると、印刷が可能にな
る。ブランケット胴の接触かはなれても、例えば別のカ
ートリッジによって、連続印刷を妨げることができない
。更に、カー１〜リツジは印刷機から取り外ずされ、例
えば別の寸法の胴を持つカートリッジに換えられること
が可能であり、そして、迅速に容易に精密な運転段取り
ができる。このようにして、最小の非稼動時間で機械に
多くの変更を加えることが可能である。

ブランケット胴４３　、４４を動かしてウェブに接触さ
せ、接触から放す装置の実施例と、接する胴を、第１０
図に示す。実線は印刷中の胴の位置を現わし、点線は、
印刷を行なっていないときの位置を示す。ブランケット
胴４４は、第５図に示す歯車７９　、８０が係合すると
、関連する版胴４６に押しつけられ、また他のブランケ
ット胴４３にも押しつけられる（ウェブはブランケット
胴４３および４４間にはさまれて、印刷に適した接触が
得られる）。次いでブランケット胴４３は、対応する版
胴４５に押しつけられる。通常、ブランケット胴４３　
、４４のの取付けはわずかな余裕を以って行なわれ、そ
れによってブランケット胴４４が隣接する胴に押しつけ
られたとき、側胴は対応する版胴およびブランケット胴
への接触圧の反作用によって、自動的にそれ自体を夫々
の精密印刷位置に置くことになる。

ブランケット胴４３　、４４を係合させるには、そのう
ちの１つ（第１０図では胴４４）が移動可能であるため
その軸はＢおよびＡ位置間を移動する。

これは例えば、胴軸の端がサポートのスロットに入り、
そのスロットの一端はＢ位置にある胴軸に対応し、そし
て他の端は、Ａ位置にある胴軸が、スロット側面からフ
リーになるように取付けることによって達成されること
が可能である。胴軸は、印刷が行なわれていないときは
、ばね付プランジャー１４０によってＢ位置内に押しこ
まれ、それによって、ブランケット胴４４は、点線で示
される位置にあり、対応する版胴４６および他のブラン
ケット胴４３との接触が解かれる。

他のブランケット胴４３は、枢動可能なサポート１４１
上に運ばれ、サポート１４１は、胴軸が、特大穴（図示
なし）内側のせまい円弧に沿って移動できるようにする
。この穴の境界は、ブランケット胴４３が版胴４５に接
触している時は、軸の位置に何の影響も与えないが、ブ
ランケット胴が版胴から離反する量は規制する。これに
より、ブランケット胴４３と版胴４５間の隙間は、ブラ
ンケット胴４４がＢ位置に動いた時開くようにし、そし
て、ブランケット胴４３と４４間の隙間も、胴４３によ
って開くが、胴４３は胴４４を追うことが可能である。

但し、胴４４に接触してしまう程追うことはない。同様
の効果は、ブランケット胴４３のサポートをスロット内
に取りつけることによって達成できる。この場合、スロ
ットは、ブランケット胴４３が版胴４５に接触できるよ
うに、しかし、離反する時はその運動量を規制するよう
に配置されている。もし、版胴に接触しているブランケ
ット胴４３を保持するものがなければ、重力によって生
ずる分離力のちとに、胴４３は、その枢軸どめされたサ
ポート１４１上にまではなれてしまう。分離力がしきい
値を超えないようにする必要がある。もし、胴４３にか
かる重力（またはその他の力）がこの値を超えると、バ
ネ１４２、或いは枢着されたサポート１４１に作用する
エアシリンダーのような他のバイアス手段によって分離
力は減じられる。

第１０図に示す通り、ブランケット胴４４はまた、点１
４５で枢動するレバー１４４に連結されたブラケット１
４３上に取付けられる。レバー４４が、例えば空圧シス
テム１４６によって実線で示された位置に動かされると
、力がブランケット胴４４にかかり、胴４４はその軸を
、プランジャ１４０の圧力にさからって、Ｂ位置から入
位置（即ち、印刷位置）に動かす。ブランケット胴４４
は対応する版胴４６に接触するほか、他のブランケット
胴４３にも接触し、それを動かして他の版胴４５に接触
させる。精密な位置定めおよび達成される圧力は、最終
的に、ブランケット胴の、隣接する胴に対する反作用お
よび胴を位置につかせる制御された力によって決定され
る（そして、取付はスロットまたは穴の影響はない）。

このように、胴のひとつを動かして印刷位置から出し入
れさせる手段、および、他の胴が、“オン”位置と、ス
ロットまたは穴が限定する“オフ”位置との制限された
距離を、力の反作用により制御されて動くようにした手
段を備えることにより、異なったカートリッジが印刷機
に取り付けられた後といえども、印刷は迅速かつ簡単に
中止、再開されることが可能である。所謂、設備は、加
負荷と自己設定を行なうのである。胴が連続的な表面上
を走るのが理想的であり、これは胴ヘアラ（胴枕−後述
する）によって最良に達成される。

第４図から第１０図までを参照して説明した印刷機械は
、一般に、連続的に印刷することを可能にするが、所要
の精密設定を迅速かつ容易に確立することによって、カ
ートリッジの交換をも可能にする。これは非稼働時間を
最小にするため、非常に重要である。第４図に示す配置
は特に−色刷り　（黒を含む）に適用可能であ。また、
共通のインキ付け／給水トレインを持つこととか、多数
のカートリッジおよびインキ付け／給水トレインが必要
になるといった難問が生じるが、多色印刷にも適用可能
である。

第１１図および第１２図は、本発明に特に有用な胴のデ
ザインを示す。冬服は所定の寸法のコア１５０を有し、
それには、必要に応じて、色々に異った厚さのリムユニ
ットを取付けることが可能である。第１１図は、比較的
厚いリムユニソｌ−１５１を持つ胴を示し、第１２図は
、比較的薄いリムユニソｌ−１５２を持つ胴を示す。リ
ムユニットを交換することによって、コア１５０を印刷
機から取り外すことなく、効果的な直径の胴に変えるこ
とが可能である。リムユニソ）　１５１　、１５２は耐
腐食性であり（加温水中の酸性ガムはいずれにせよ腐食
の原因となる）、リムユニットが取り外されるごとも、
保守を容易にする。

第１１図および第１２図に示す通り、リムユニット１５
１．　、１５２は印版１５３を支持する。クリップ１５
４　、１５５をリムユニットにつけ、印版１５３が胴−
杯に拡がるようにする。第１１図および第１２図はまた
、リムコーニ・ンｌ−１５１、１５２をコア１５０」二
に保持するための、胴の端部にあるエンドリング１５６
およびクランプ１５７を示ず。リング１５６はベアラと
して働き、前記したように１、胴の回動を確実に滑らか
にする。リング１５６はリムユニット１５１　、１５２
よりもわずかに厚く、その放射状の外側の表面が、印版
１５３の外側表面に正確に対応することが注目すべき点
である。

一旦、巻取紙が印刷されると、発明の他の観点が登場し
てくる。殆どの場合、ウェブの形をしている間に、その
紙を折るという可能性は、かなり制限されているが（後
述するように、１回か２回縦に折るということはあるが
）、シかし、ウェブ印刷機械の製品に複雑な折り方を組
合せて行なうことは実際にはない。一方、枚葉紙の折り
には多様な技術がある。例えば、折込み、重ね横折り、
縦折り等で、２種類を第１３図および第１４図に示す。

第１３図は、ナイフフォルダーといわれる配置で、その
場合、枚葉紙（シー））１６０は一対の互に反対方向に
回転するローラ１６１　、１６２の上を通る。シート１
６０を所定位置に静止させるとナイフ１６３が下がり、
シー目６０を「ニップ」（＜わえ込み部）１６４内に押
し込み、そこでしっかり折りが行なわれる。シート１６
０はローラー１６１　、１６２の間から抜は落ち、次の
使用に供される。ナイフ１６３は通常光電管または同様
の検知器に接続されており、ナイフの下にシート１６０
があるかないかが検知される。このようにして折り畳み
作業は、シート１６０が折り機に到着するのと同期的に
行なわれ、例えば印刷の早期段階と同期されることばな
い。

第１４図はパンクルフォルダーといわれる配置を示す。

この場合、シート１７０は、互に反対方向に回動するロ
ーラ１７１　、１７２の間を通り、そしてその先端がラ
ンプ（傾斜板）１７３を打つ。ローラ１７１　、１７２
の作用でシー目７０はランプ１７３をかけ上り、その先
端がストップ１７４を打つ。ストッパ１７４の位置は折
りの位置によって決定される。

紙がストッパ１７４を打つと、もはやランプをそれ以上
かけ上ることはできない。ローラ１７］　、　１７２の
作用がシート１７０を、ローラ１７２およびもうひとつ
のローラ１７５間に形成されるニップ内に押しやる。こ
れで紙に鋭い折りを行ない、紙は次にローラー１７２と
１７５の動作によって下方に通り抜ける。それはもうひ
とつのランプ１７６を打ち、下方へ、もうひとつのスト
ッパ１７７まで落ちる。この位置でシート１７０はロー
ラ１７５および１７８に作用され、このふたつのローラ
間のニップで次の折りが行なわれる。縦折りされた紙を
、ローラー１７９によって形成される孔開げニップに通
し、ミシン孔を開けることも可能である。このようにし
て、第１４図のシステムは、連続横断りおよびシー１−
の孔開げを可能にし、そのような一つか二つのランプを
持ったユニットを幾つか設けることにより、何回の横折
りでも行なうことができる。もし、ひとつのバックルフ
ォルダーと次のバックルフォルダーの間で、シートの動
きの方向をかえれば、縦折り、横折り両方を行なうこと
が可能である。しかし、最初の折りは大体横断りであり
、或いは、特別な装置が必要であったりする。再びいう
と、シートの折りは、それのフォルダーへの到着によっ
てタイミングをとっており、印刷作業のタイミングとは
無関係である。

ナイフおよびハソクルの両フォルダーを組み合わせたフ
ォルダーを備えることも可能である。

第１５図および第１６図を参照し、ウェブ印刷機（例え
ば第４図のような）から出る巻取紙２ば、ナイフ装置に
よってシートに切断される。第１５図は、配置の透視図
を示し、印刷機からの巻取紙２は、第１図により既に説
明した通り、バー６によって、最初の９０゛方向転換を
する。もちろん、これは必須のことではなく、ナイフ装
置１８０へのウェブの通路は、第１５図に点線で示す通
りの真直であることも可能である。このナイフ装置１８
０は、第６図について説明した通り、印刷部と共通の駆
動シャフトから駆動力を得ることが可能である。第１５
図および第１６図に示すナイフ装置１８０は、第６図の
要素９１に相応する。第１図について説明した通り、乾
燥装置を備えることも可能である。−旦ナイフ装置１８
０がウェブ２を切断してシートにすると、シートは折り
機１８１にまで通る。折り機は、例えば第１４図に示す
ようなパソクルフォルダーであることもできるし、第１
３図に示すようなナイフフォルダーも使用することが可
能である。覚えておきたい一要素は、印刷機から出るウ
ェブの速さが、周知のシート折り機の扱える速さより早
いこともあり得ること、そして、シートの流れを２９か
それ以上の路を流れる支流に分ける必要もあり得ること
である。本例においては、デバイダ１８３が備えてあり
、従って、あるシートはまっずくフォルダ−１８１へ通
り、他のシートは、他のフォルダ−１８２に向けられる
。更に方向変換は、ユニット１８４および１８５におい
ても起ることが可能である。そのようなシートの二重路
送りは周知のことであり、ここに詳しく述べる必要はな
いものと思われる。明らかに、紙を何回も装置の上に置
くことによって、何回折りでも行なうことが可能である
。

それに反して、前述したように、最初の折りは、一般に
シート送り装置内での横折りである。第１６図は、紙に
最初の縦折りを与える簡単な方法を示す。これは、第１
４図に示したようなバソクルフォルダーでは容易に扱う
ことのできない、薄い紙の場合、特に重要である。印刷
機および（多分）乾燥装置から出た巻取紙２はフォーマ
−１９０へ通る。フォーマ−１９０は三角形をし、紙が
ローラ１９１から一対のガイドローラ１９２に下降する
とき、紙に縦の折りが加えられる。ガイドローラ１９２
は、その間にのど部が形成される。このようにして、一
般に１９３で示されるバックルフォルダーに送られる紙
は、既に一度縦方向に折られたものであって、従って、
フォルダーの中で故障を起すごとがない。しかし、繰り
返すが、ウェブがハックルフォルダ−１９３に入る前の
部分に、ナイフまたは同様のカッター１９４を備えなけ
ればならない。

前記の通り、折りは直接紙に対して行なわれる。

しかし、横折りを容易にするため、ナイフまたはその他
のカッター１９４の上流に横孔開はユニット１９５を備
えることが可能である。更にまた、ウェブ印刷機の使用
は、縦孔開けを可能にし、第１６図に示す縦折りを容易
にする。連続孔開はホイール１９６によって、ミシン孔
１９７が作られる。更にまた、このホイール１９６は、
第６図を参照して記した、印刷部への主駆動シャフトか
ら動力をとることが可能である。同様に、他の縦折りも
、連続的に行なうことができる。ミシン孔開けはまた、
折りの中から空気を逃すことによって、品質を援ける。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明が関係する用紙移送設備の全体図； 第２図は、巻取紙投入装置の概要図； 第３ａ図および第３ｂ図は、夫々第２図に示す装置の芯
出し配置構造の平面図および側面図；第４図は、本発明
の第二面を具体的に現わした、ウェブ送り両面刷オフセ
ット印刷機の第一実施例；第５図は、第４図に示す印刷
機の駆動装置の平面図； 第６図は、第４図に示す印刷機の駆動装置の側面図； 第７図は、本発明の第二の観点を具体的に現わした、ウ
ェブ送り両面刷オフセント印刷機の第二実施例； 第８図および第９図は、本発明の第二の観点を具体的に
示した、ウェブ送り両面印刷オフセット印刷機の第三実
施例であって、第８図はその側面図、第９図はその平面
図； 第１０図は、第４図、又は第７．８、および第９図に示
す印刷機の胴の運動システムの詳細を示す、本発明の第
三の観点の実施例； 第１１図および第１２図は、直径調整可能な胴の軸方向
図、および半径方向図； 第１３図および第１４図は、二者択一の用紙折りたたみ
装置を示す図； 第１５図は、本発明の第四の観点を具体的に示す、ウェ
ブ印刷機械から出る用紙の移送および折り畳みの一形態
を示す図； 第１６図は、代替の用紙移送配置を示す図。 ２・・・ウェブ、 ４０　、４１　、４２・・・カートリッジ、４８　、４
９・・・印刷媒体を有するユニット。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ウェブに印刷を行なうため、一列に複数のカートリ
   ッジを具備し、上記ウェブは上記列を通って送られるこ
   とが可能であり、印刷媒体を有する少くとも１つのユニ
   ットを具備し、上記各カートリッジは、上記印刷媒体を
   上記ユニットからウェブに転移させる手段を有するウェ
   ブ送り印刷装置であって、 上記少くとも１つのユニットは上記列に対して取付けら
   れ、少くとも１つのユニット、および列のカートリッジ
   が相対移動することが可能であり、その結果少なくとも
   １つのユニットを少くとも２つのカートリッジと継続的
   に相互作用ならしめることを特徴とするウェブ送り印刷
   装置。 ２、上記印刷媒体を有する二つのユニットを、上記列の
   対向する側部に有し、上記各カートリッジは、印刷媒体
   を転移させるための手段を２つ有し、ウェブが上記２つ
   の手段の間を送られ得るべく上記２つの手段が配置され
   、上記手段の各々は、対応するユニットと相互作用して
   媒体を転移することを特徴とする特許請求の範囲第１項
   に記載の装置。 ３、上記２つのユニットは相互連結されており、列に対
   するユニットの移動は、同期することを特徴とする特許
   請求の範囲第２項に記載の装置。 ４、上記印刷媒体を転移させるための手段は、少くとも
   ひとつの印刷胴を有することを特徴とする特許請求の範
   囲第１項から第３項までのいずれか１つに記載の装置。 ５、上記印刷媒体を転移させるための手段は上記相応す
   るユニットと相互作用するべく取付けられた版胴と、該
   版胴に接するべく取付けられたブランケット胴とを有し
   、 その結果、印刷媒体は、ユニットから相応する版胴へ、
   版胴から相応するブランケット胴へ、そしてブランケッ
   ト胴からウエブへ転移され得ることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項から第３項までのいずれか１つに記載の
   装置。 ６、上記カートリッジの各々は、印刷位置と、後退位置
   との間の、ウェブに対するブランケット胴の移動を制御
   する手段を有することを特徴とする特許請求の範囲第５
   項に記載の装置。 ７、ウェブに印刷を行なうため、一列に複数のカートリ
   ッジを具備し、上記ウェブはを通って送られることが可
   能であり、上記カートリッジの各々は、印刷媒体を、該
   印刷媒体を有するユニットからウェブに転移させる手段
   を有し、該手段は、ウェブに接するよう取付けられた少
   くとも１つの印刷胴を有するウェブ送り印刷装置であっ
   て、上記カートリッジ、１つの少なくとも１つの印刷胴
   は、他の少くとも１つのカートリッジの少くとも１つの
   印刷胴の胴まわり長さとは異った胴まわり長さを有する
   ことを特徴とするウェブ送り印刷装置。 ８、上記カートリッジの各々は、上記印刷胴を形成する
   ２つのブランケット胴と、２つの版胴を有し、そして印
   刷媒体を有する少くとも２つのユニットがあり、列の片
   側にある少くとも１つのユニットは、列の同じ側にある
   版胴と相互作用し、そして、列の反対側にある少くとも
   １つのユニットは、列の反対側にある該版胴と相互作用
   することを特徴とする特許請求の範囲第７項に記載の装
   置。 ９、上記カートリッジの各々は、印刷位置と、後退位置
   との間で、ウェブに対する印刷胴の運動を制御する手段
   を有することを特徴とする特許請求の範囲第８項に記載
   の装置。 １０、上記ユニットの各々は、インキ源を有することを
   特徴とする特許請求の範囲第１〜１０項のいずれか１つ
   に記載の装置。 １１、上記ユニットの各々はインキ付け／給水ユニット
   であることを特徴とする特許請求の範囲第１０項に記載
   の装置。 １２、上記カートリッジの各々は、列内において隣接す
   るカートリッジから分離され得ることを特徴とする特許
   請求の範囲第１〜１１項のいずれか１つに記載の装置。 １３、上記カートリッジは固定され、上記ユニットの各
   々は、移動可能であることを特徴とする特許請求の範囲
   第１〜１２項のいずれか１つに記載の装置。 １４、上記ユニットの各々は固定され、上記カートリッ
   ジは移動可能であることを特徴とする特許請求の範囲第
   １〜１２項のいずれか１つに記載の装置。 １５、上記カートリッジは、上記ウェブの移動方向と同
   一の方向に移動可能であることを特徴とする特許請求の
   範囲第１４項に記載の装置。 １６、上記カートリッジは上記ウェブの移動方向に対し
   横切る方向に移動可能であることを特徴とする特許請求
   の範囲第１４項に記載の装置。 １７、上記カートリッジは、回転可能な円形コンベアを
   形成することを特徴とする特許請求の範囲第１４項に記
   載の装置。 １８、少くとも１つのウェブ材料を処理する方法におい
   て、少くとも１つのウェブに印刷を行ない、印刷との時
   間的関係において印刷されたウェブを複数の個別シート
   に切断し、各シートをシートの到着を待って作動するよ
   うにタイミングのとられたフォルダによって折る処理方
   法であって、印刷前からシートの折りの開始まで材料の
   連続移動がなされることを特徴とするウェブ処理方法。 １９、上記ウェブをシートに切断する前に、ウェブに縦
   折りが形成されることを特徴とする特許請求の範囲第１
   ８項に記載の方法。 ２０、少くとも１つのウェブ材料を処理する方法にであ
   って少くとも１つのウェブに印刷を行ない、印刷された
   ウェブに縦折りを形成し、印刷との時間的関係において
   ウェブを複数の個別シートに切断し、各シートをシート
   の到着をまって作動するようにタイミングのとられたフ
   ォルダによって折ることを特徴とするウェブ処理方法。 ２１、上記縦折りの形成前に、ウェブに縦の孔線を形成
   することを特徴とする特許請求の範囲第１９項か第２０
   項のいずれか１つに記載の方法。 ２２、上記ウェブをシートに切断する前に、ウェブに横
   の孔線を形成することを特徴とする特許請求の範囲第１
   ９〜２１項のいずれか１つに記載の方法。 ２３、少くとも１つのウェブ材料を処理する方法であっ
   て、少くとも１つのウェブに印刷を行ない、印刷された
   ウェブに横の孔線を形成し、印刷との時間的関係におい
   てウェブを複数の個別シートに切断し、各シートをシー
   トの到着をまって作動するようにタイミングのとられた
   フォルダによって折ることを特徴とするウェブ処理方法
   。 ２４、上記ウェブをシートに切断した後、１つおきにシ
   ートが離れた折り位置に送られ、そこで上記シートが折
   られることを特徴とする特許請求の範囲第１８〜２３項
   のいずれか１つに記載の方法。 ２５、少くとも１つのウェブ材料に連続的に印刷を行な
   う装置と、印刷されたウェブを複数の個別シートに切断
   する手段に連続的に搬送すると共に上記印刷手段との時
   間的関係を持って作動する手段と、上記シートを連続的
   にシート折り畳み手段に搬送する手段とを有するウェブ
   処理設備であって、 上記折り畳み手段は、シートの折り畳み手段への到着を
   待って作動するようにタイミングがとられていることを
   特徴とするウェブ処理設備。 ２６、上記印刷装置と切断手段との間でウェブに縦折り
   を形成させる手段を有することを特徴とする特許請求の
   範囲第２５項に記載の設備。 ２７、少くとも１つのウェブ材料に印刷を行なう装置と
   、上記ウェブに縦折りを形成する手段と、ウェブを複数
   の個別シートに切断する手段とシートを折り畳む手段と
   を有することを特徴とするウェブ処理設備。 ２８、上記縦折りの形成の前にウェブに横孔線を形成す
   る手段を有することを特徴とする特許請求の範囲第２６
   項か第２７項に記載の設備。 ２９、上記ウェブをシートに切断する前にウェブに横孔
   線を形成する手段を有することを特徴とする特許請求の
   範囲第２５〜２８項のいずれか１つに記載の設備。 ３０、少くとも１つのウェブ材料に印刷を行なう装置と
   、上記ウェブに横孔線を形成する手段と、ウェブを複数
   の個別シートに切断する手段と、シートを折り畳む手段
   とを有することを特徴とするウェブ処理設備。 ３１、上記シートを折り畳む手段は、バックルフォルダ
   を有することを特徴とする特許請求の範囲第２５〜３０
   項のいずれか１つに記載の設備。 ３２、上記切断手段とシート折り畳み手段との間に、１
   つおきにシートを折り畳み手段の２つのフォルダーのう
   ちの対応するフォルダに送る手段を有することを特徴と
   する特許請求の範囲第２５〜３１項のいずれか１つに記
   載のシステム。 ３３、少くともひとつのカートリッジを具備し、上記カ
   ートリッジが一対の版胴および一対のブランケット胴を
   具備するウェブ送り印刷装置であって、 上記カートリッジは、第一位置と第二位置と間で第一ブ
   ランケット胴の移動を制御する手段を有し、上記第一位
   置は印刷位置に対応し、上記第一ブランケット胴は、上
   記版胴のうちの対応する１つと接触すると共に力を他の
   ブランケット胴に及ぼし、力は他のブランケットを、他
   の版胴に接触させて第一位置に保持し、第二位置は後退
   位置に対応してその位置において第一ブランケット胴は
   対応する版胴との接触かつまた、他のブランケット胴と
   の接触から後退し、第一ブランケット胴の、他のブラン
   ケット胴からの後退は、他のブランケット胴が、その第
   一位置から第二位置に動くことを可能ならしめ、その位
   置において他のブランケット胴は、対応する版胴との接
   触から後退させられることを特徴とする印刷装置。 ３４、上記カートリッジの第一ブランケット胴を移動さ
   せる手段は、第一ブランケット胴をその第二位置に偏倚
   させる、弾力のあるバイアス手段と、第一ブランケット
   胴を第一位置に保持する手段とを有することを特徴とす
   る特許請求の範囲第３３項に記載の装置。 ３５、上記カートリッジの他のブランケット胴を上記第
   二位置に弾性的に偏倚させる手段を有することを特徴と
   する特許請求の範囲第３３項か第３４項に記載の装置。 ３６、ウェブ材料をウェブ処理装置に移送する方法であ
   って、該ウェブ材料の第一リールを該リールの初期位置
   からリールの最終位置まで添え継ぎ位置に対して移動さ
   せ、ウェブ材料を第一リールからウェブ処理装置へ引き
   だし、ウェブ材料の第二リールを該第二リールの初期位
   置からリールの最終位置まで、添え継ぎ装置に対して移
   動させ、第一リールのウェブ材料を、第二リールのウェ
   ブ材料と添え継ぎ位置において接合し、次いでウェブ材
   料を第二リールからウェブ処理装置内へ引き出し、第一
   リールのその最終位置への移動を達成することを特徴と
   する移送方法。 ３７、上記第一および第二リールの、それぞれの初期位
   置から最終位置への通路の方向が同一であることを特徴
   とする特許請求の範囲第３６項に記載の方法。 ３８、上記ウェブ材料の各リールは移動式繰出しスタン
   ド上に保持されることを特徴とする特許請求の範囲第３
   ６項か第３７項に記載の方法。 ３９、上記第一リールのウェブ材料を、第二リールのウ
   ェブ材料に添え継きする間、第一リールのウェブ材料の
   一部が、添え継ぎ位置で静止していることを特徴とする
   特許請求の範囲第３６〜３７項のいずれか１つに記載の
   方法。 ４０、ウェブ材料のリールのための移動繰出しスタンド
   であって、移動可能な基部と、長軸のまわりに回転可能
   に上記リールを支持する手段と、その回転率を制御する
   手段とを有することを特徴とするスタンド。 ４１、上記リールの長軸を上昇下降させる手段を有する
   ことを特徴とする特許請求の範囲第４０項に記載のスタ
   ンド。 ４２、上記基部は、それ自体の移動を可能にする車を有
   することを特徴とする特許請求の範囲第４０項か第４１
   項に記載のスタンド。 ４３、ウェブ材料をウェブ処理装置に送る設備であって
   、移動可能な基部、長軸のまわりに回転可能にリールを
   支持する手段、及びその回転率を制御する手段を備えた
   、ウェブ材料のための複数の移動繰出しスタンドと、ウ
   ェブ処理装置の入口に隣接する添え継ぎ装置とを有し、
   該添え継ぎ装置は、上記移動繰出しスタンドの１つのリ
   ールのウェブ材料であると共にウェブ処理装置の入口に
   に送りこまれているウェブ材料をもう１つの移動繰出し
   スタンドのリールのウェブ材料に添え継ぎすることを特
   徴とする設備。 ４４、上記ウェブ材料のためのフェストーン装置を具備
   し、上記添え継ぎ装置は、繰出しスタンドの１つのリー
   ルのウェブ材料の静止している部分を、他の繰出しスタ
   ンドのリールのウェブ材料に添え継ぎすることを特徴と
   する特許請求の範囲第４３項に記載の設備。４５、上記
   ウェブ処理装置の入口に隣接する少くとも１つのガイド
   レールを具備し、 各移動繰出しスタンドは、上記ガイドレールを係合させ
   る係合手段を有することを特徴とする特許請求の範囲第
   ４３項か第４４項に記載の設備。 ４６、上記少くとも１つのガイドレールは、二対のガイ
   ドレールから成り、上記各移動繰出しスタンドの係合手
   段は、ローラの各側部において一対のガイドレールに係
   合させると共に該移動繰出しスタンドの横方向位置を規
   制する少くとも１つのローラと、ローラ各側部において
   他の一対のガイドレールに係合させると共に移動繰出し
   スタンドの垂直方向位置を規制する突起とを有すること
   を特徴とする特許請求の範囲第４５項に記載の設備。