JPH06333400A - 同期型半導体記憶装置 - Google Patents

同期型半導体記憶装置

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JPH06333400A
JPH06333400A JP5122439A JP12243993A JPH06333400A JP H06333400 A JPH06333400 A JP H06333400A JP 5122439 A JP5122439 A JP 5122439A JP 12243993 A JP12243993 A JP 12243993A JP H06333400 A JPH06333400 A JP H06333400A
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Japan
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data
read
circuit
signal
memory cells
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Seiji Sawada
誠二 澤田
Yasuhiro Konishi
康弘 小西
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • G11C29/18Address generation devices; Devices for accessing memories, e.g. details of addressing circuits
    • G11C29/26Accessing multiple arrays

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  • Dram (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 SDRAMのテスト時間を短縮する。 【構成】 縮退回路(1)はデータ出力端子(Q)に対
して設けられた複数のリードレジスタ(RG0A〜RG
7A)に読込まれた複数のメモリセルデータを1ビット
データに縮退する。バンク選択回路(2)はバンク#A
およびバンク#Bの一方の縮退回路1の出力を選択す
る。三状態インバータバッファ(3)はテストモード指
示信号(TE)に従ってこのバンク選択回路2により選
択され1ビット縮退データを通過させる。データ出力端
子には、複数ビットのメモリセルのデータが縮退されて
出力される。これにより複数のメモリセルのパス/フェ
ールを一度に判別することができ、テスト時間を短縮す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、外部クロック信号に
同期して制御信号、アドレス信号および書込データを含
む外部信号を取込む同期型半導体記憶装置に関し、特
に、メモリセルの良/不良を判定するテストを容易かつ
高速に行なうための構成に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセサ(MPU)は近年ます
ます高速化されてきている。一方、主記憶として用いら
れるダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(以
下、DRAMと称す)は高速化されてきてはいるももの
の、その動作速度は依然MPUの動作速度に追随するこ
とができない。このため、DRAMのアクセスタイムお
よびサイクルタイムがボトルネックとなり、システム全
体の性能が低下するということがよく言われる。
【0003】システムの性能を向上させるために、DR
AMとMPUとの間に高速のスタティック・ランダム・
アクセス・メモリ(以下、SRAMと称す)からなるキ
ャッシュメモリと呼ばれる高速メモリを配置する手法が
よく用いられる。キャッシュメモリに使用頻度の高いデ
ータを格納する。MPUが必要とするデータがキャッシ
ュメモリ内に記憶されている場合には高速のキャッシュ
メモリへアクセスする。キャッシュメモリにMPUが要
求するデータがないときのみDRAMへアクセスする。
使用頻度の高いデータが高速のキャッシュメモリに格納
されているため、DRAMへのアクセス頻度が大幅に低
減され、これによりDRAMのアクセスタイムおよびサ
イクルタイムの影響を排除してシステムの性能を向上さ
せる。
【0004】このキャッシュメモリを用いる方法は、S
RAMがDRAMに比べて高価であるため、パーソナル
コンピュータなどの比較的安価な装置には適していな
い。したがって、安価なDRAMを用いてシステムの性
能を向上させることが求められている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】高速動作するDRAM
の1つとして、たとえばシステムクロックである高速の
外部クロック信号に同期して動作する同期型DRAM
(シンクロナスDRAM:以下、SDRAMと称す)が
現在提案されている。米国JEDEC(Joint Electron
Device Engineering Council )は、高速MPUのため
の主記憶としてSDRAMを採用し、その仕様の標準化
作業を現在行なっている。この標準仕様の詳細について
は明らかにされていないが、以下の構成が提案されてい
る: (1) 周期10ないし15ns(ナノ秒)のクロック
信号で同期をとる。
【0006】(2) 最初のランダム・アクセスでは、
行アドレス信号入力後4ないし6クロックでデータをア
クセスする。その後、1クロックごとに連続するアドレ
スのデータをアクセスすることができる。
【0007】(3) チップ内回路をパイプライン動作
させ、またシリアル入出力バッファをデータ入出力部に
設けてアクセス時間を短縮する。
【0008】上述の構成は単に案だけであり、具体的に
どのようにこれらを実現するかについては何ら述べられ
ていない。
【0009】また、SDRAMの良/不良を判定するた
めのテストモードを設けることも提案されている。しか
しながら、どのようにテストを実行するかおよびどのよ
うな構成を用いてテストを行なうかについては何ら具体
的には規定されていない。
【0010】それゆえ、この発明の目的はテストを効率
的に行なうことのできるSDRAMを提供することであ
る。
【0011】この発明の他の目的は、短い時間で効率的
にテストを行なうことのできる半導体記憶装置を提供す
ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るSDRA
Mは、データ出力端子と、このデータ出力端子への順次
転送のため、リードモード指示に応答して予め定められ
た複数のメモリセルのデータを同時に読出す読出手段
と、テストモード指示に応答して、この読出手段により
読出された複数のメモリセルのデータに所定の演算を施
して1ビットのデータに縮退して出力する縮退手段を備
える。
【0013】請求項2に係るSDRAMは、互いに並列
にデータを出力するための複数のデータ出力端子と、こ
れら複数のデータ出力端子それぞれに対して設けられ、
リードモード指示に応答して、対応のデータ出力端子へ
のデータ転送のため、各々が予め定められた複数のメモ
リセルのデータを同時に読出す複数の読出手段と、各読
出手段に対して設けられテストモード指示に応答して、
これら複数の読出手段各々が読出した複数のメモリセル
のデータに所定の演算を施し、各複数のメモリセルのデ
ータを1ビットデータに縮退する複数の縮退手段と、こ
れらの縮退手段の出力をそれぞれ対応のデータ出力端子
に出力する手段とを備える。
【0014】請求項3に係るSDRAMは、複数のデー
タ出力端子と、これら複数のデータ出力端子それぞれに
対して設けられ、リードモード指示に応答して、対応の
データ出力端子へのデータ転送のため各々が予め定めら
れた複数のメモリセルのデータを同時に読出す複数の読
出手段と、これら複数の読出手段が読出したメモリセル
のデータに対し所定の演算を施して1ビットのデータに
縮退する縮退手段と、この縮退手段の出力を複数のデー
タ出力端子のうちの特定のデータ出力端子に出力する手
段とを備える。
【0015】請求項4に係るSDRAMは、各々がメモ
リセルアレイを有しかつ互いに独立に関連のメモリセル
アレイの活性化およびプリチャージが可能な複数のバン
クと、これら複数のバンクに共通に設けられるデータ出
力端子と、これら複数のバンク各々において設けられ、
リードモード指示に応答してデータ出力端子への順次転
送のため、予め定められた複数のメモリセルのデータを
同時に読出す読出手段と、複数のバンク各々に対して設
けられ、テストモード指示に応答して読出手段により読
出された複数のメモリセルのデータに所定の演算を施し
て1ビットのデータに縮退する複数の第1の縮退手段
と、これら複数の第1の縮退手段の出力に所定の第2の
演算を施して1ビットデータに縮退してデータ出力端子
へ出力する第2の縮退手段とを備える。
【0016】請求項5に係るSDRAMは、各々がメモ
リセルアレイを有しかつ互いに独立に関連のメモリセル
アレイの活性化およびプリチャージが可能な複数のバン
クと、これら複数のバンクに共通に設けられる複数のデ
ータ出力端子と、各バンクに対して、複数のデータ出力
端子それぞれに対応して設けられ、リードモード指示に
応答して対応のデータ出力端子へのデータの順次転送の
ため、対応のメモリセルアレイから同時に複数のメモリ
セルのデータを読出す複数の読出手段と、各バンクに対
して設けられ、対応のバンクの複数の読出手段により読
出された複数のメモリセルのデータに第1の演算を施し
て1ビットデータに縮退する複数の第1の縮退手段と、
これら複数の第1の縮退手段の出力に第2の演算を施し
て1ビットデータに縮退して出力する第2の縮退手段と
を備える。
【0017】請求項6に係るSDRAMは、データ入力
端子と、このデータ入力端子へ順次与えられたデータを
書込むため、所定数のメモリセルを同時に選択する選択
手段と、テストモード指示に応答してこの選択手段によ
り同時に選択されたメモリセルへ、データ入力端子へ1
クロックサイクル内で与えられたテストデータを同時に
書込む書込手段とを備える。
【0018】請求項7に係るSDRAMは、複数のデー
タ入力端子と、これら複数のデータ入力端子それぞれに
対し順次与えられるデータを書込むため、これら複数の
データ入力端子各々に対して所定数のメモリセルを同時
に選択する選択手段と、テストモード指示に応答して、
複数のデータ入力端子各々へ1クロックサイクル内に与
えられたテストデータを対応の所定数のメモリセルへ同
時に書込む書込手段とを備える。
【0019】請求項8に係るSRAMは、複数のデータ
入力端子と、これら複数のデータ入力端子各々に対して
所定数のメモリセルを同度に選択する選択手段と、テス
トモード指示に応答して、これら複数のデータ入力端子
のうちの特定のデータ入力端子へ1クロックサイクル内
に与えられたテストデータを選択手段が選択したメモリ
セルへ同時に書込む書込手段とを備える。
【0020】請求項9に係るSDRAMは、各々がメモ
リセルのアレイを含みかつ互いに独立に関連のメモリセ
ルアレイの活性化およびプリチャージが可能な複数のバ
ンクと、テストモード指示に応答してこれら複数のバン
クを同時に活性状態とする活性化手段とを備える。
【0021】請求項10に係る半導体記憶装置は、メモ
リセルのアレイと、このメモリセルのアレイから同時に
複数のメモリセルのデータを読出す読出手段と、それぞ
れのゲートに読出手段が同時に読出した複数のメモリセ
ルのデータが与えられる、互いに並列に第1の信号線に
接続される複数のNチャネル絶縁ゲート型電界効果トラ
ンジスタを有する第1のワイヤード回路と、それぞれの
ゲートに読出手段から読出した複数のメモリセルのデー
タが与えられる、互いに並列に第2の信号線に接続され
る複数のPチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
を有する第2のワイヤード回路と、第1および第2のワ
イヤード回路の出力に論理演算を施す論理手段とを備え
る。
【0022】
【作用】請求項1に係る発明においては、同時に選択さ
れた複数のメモリセルのデータが縮退手段により1ビッ
トデータに縮退されて出力される。したがって、複数の
メモリセルに対して同時にテストを行なうことができ、
テスト時間を短縮することができる。
【0023】請求項2に係る発明においては、複数ビッ
ト並列データを出力する構成においても、各データ出力
端子について複数のメモリセルのデータが縮退手段によ
り1ビットのデータに縮退され、対応のデータ出力端子
に出力される。したがって、複数のメモリセルのテスト
を同時に行なうことができ、テスト時間を短縮すること
ができる。
【0024】請求項3に係る発明においては、複数のメ
モリセルのテスト結果が縮退手段により1ビットデータ
に縮退された後、特定のデータ出力端子を介して出力さ
れるため、複数のメモリセルを同時にテストすることが
でき、テスト時間を短縮することができる。
【0025】請求項4に係る発明においては、複数のバ
ンク各々において同時に選択された複数のメモリセルの
テストを第1の縮退手段により同時に行なうことがで
き、かつ第2の縮退手段により複数のバンクのテストを
同時に実行することができ、テスト時間を短縮して効率
的にテストを行なうことができる。
【0026】請求項5に係る発明においては、複数のバ
ンクにおいて第1の縮退手段により複数のメモリセルに
対するテストが同時に実行され、かつ第2の縮退手段に
より複数のバンクに対し同時にテストが実行されるた
め、効率的にテストを行なってテスト時間を短縮するこ
とができる。
【0027】請求項6に係る発明においては、テストモ
ード時には複数のメモリセルへ同一データが同時に書込
まれるため、テストデータの書込に要する時間を大幅に
短縮することができる。
【0028】請求項7に係る発明においては、多ビット
入力の構成であっても、各データ入力端子を介して関連
の複数のメモリセルへ同時にテストデータが書込まれる
ため、1クロックサイクルでテストデータの書込を行な
うことができ、テスト時間を大幅に短縮することができ
る。
【0029】請求項8に係る発明においては、同時に選
択された複数のメモリセルへ同一のテストデータが同時
に書込まれるため、テストデータ書込時間を短縮するこ
とができる。
【0030】請求項9に係る発明においては、テストモ
ード時に複数のバンクが同時に活性状態とされるため、
複数のバンクにおいて同時にデータの書込および読出を
行なうことができ、テスト時間を短縮することができ
る。
【0031】請求項10に係る発明においては、第1お
よび第2のワイヤード回路により複数のメモリセルのデ
ータが縮退されるため、少ない素子数で効率的にデータ
の縮退を行なうことができ、小占有面積で複数のメモリ
セルのテストを同時に行なうことのできる回路を実現す
ることができる。
【0032】
【実施例】
[チップレイアウト]図1はこの発明が適用されるSD
RAMのチップレイアウトを示す図である。図1におい
ては、一例として、2Mワード×8ビット構成の16M
ビットSDRAMのチップレイアウトが示される。SD
RAMは、各々が4Mビットの記憶容量を有する4つの
メモリマットMM1ないしMM4を含む。メモリマット
MM1ないしMM4の各々は、それぞれ256Kビット
の記憶容量を有する16個のメモリアレイMA1〜MA
16を含む。
【0033】メモリマットMM1ないしMM4の一方側
にチップ長辺方向に沿ってロウデコーダRD1〜RD4
がそれぞれ配置される。
【0034】また、メモリマットMM1ないしMM4の
チップ中央側に、チップ短辺方向に沿ってコラムデコー
ダCD1ないしCD4がそれぞれ配置される。コラムデ
コーダCD(コラムデコーダCD1ないしCD4を総称
的に示す場合、符号CDを用いる)の各出力に対応し
て、対応のメモリマットMM(メモリマットMM1ない
しMM4を総称的に示す)の各アレイを横切って延びる
列選択線CSLが配置される。1本の列選択線CSL
は、後に詳細に説明するように、8つのビット線対BL
Pを同時に選択状態とする。
【0035】内部データを伝達するためのグローバルI
O線対GIOが、メモリマットMMの長辺方向に沿って
各アレイを横切るように配置される。
【0036】メモリマットMM1ないしMM4各々に対
して、チップ中央側に、選択されたメモリセルのデータ
の増幅を行なうためのプリアンプPAと選択されたメモ
リセルへの書込データを伝達するためのライトバッファ
WBとからなる入出力回路PW1〜PW4が配置され
る。
【0037】チップ中央部には、また、アドレス信号を
発生するための回路および制御信号を発生するための回
路などを含む周辺回路PHが配置される。
【0038】図1に示すSDRAMは、互いに独立にプ
リチャージ動作および活性化動作を行なうことのできる
2つのバンク#1および#2を備える。バンク#1は、
たとえばメモリマットMM1およびMM2を含み、バン
ク#2はメモリマットMM3およびMM4を含む。
【0039】このメモリマットMM1ないしMM4各々
は、2つのアレイブロック(記憶容量が2Mビット)を
備える。1つの記憶容量2Mビットのアレイブロック
は、メモリアレイMA1ないしMA8から構成され、他
方の2Mビットアレイブロックは、メモリアレイMA9
ないしMA16から構成される。
【0040】1つのアレイブロックにおいて最大1つの
メモリアレイが選択される。同時に活性化されるメモリ
アレイの数は4個である。図1において、メモリマット
MM3のメモリアレイMA1およびMA9と、メモリマ
ットMM4のメモリアレイMA1とMA9とが活性化さ
れた状態が示される。すなわち、選択されたバンクにお
いて、各メモリマットのアレイブロックから1つのメモ
リアレイが選択される。
【0041】同時に選択された列選択線CSLの数は8
本である。1本の列選択線CSLは8対のビット線を選
択する。したがって、同時に8×8=64ビットのメモ
リセルが選択される。
【0042】入出力回路PW(入出力回路PW1〜PW
4を総称的に示す)は、対応のメモリマットMMの各メ
モリアレイに対し共通に設けられる。1つの入出力回路
PWに含まれるプリアンプPAおよびライトバッファW
Bの数はそれぞれ32個であり、SDRAM全体ではそ
れぞれ128個である。
【0043】図2は、図1に示すSDRAMのIO線の
配置を具体的に示す図である。図2においては、2つの
2MビットメモリアレイMSA1およびMSA2が示さ
れる。2MビットメモリアレイMSA1は、チップ中央
部から遠い位置に配置される2Mビットアレイブロック
であり、2MビットメモリアレイMSA2は、チップ中
央部に近い2Mビットアレイブロックを示す。
【0044】2MビットメモリアレイMSA1およびM
SA2は、ともに、8行8列に配置された64個の32
KビットメモリアレイMKを含む。2Mビットメモリア
レイMSA(メモリアレイMSA1およびMSA2を総
称的に示す)は、ワード線WLの延びる方向に沿って4
つのアレイグループAG1、AG2、AG3およびAG
4に分割される。ワード線WLの延びる方向に沿って隣
接する32KビットメモリアレイMKの間にはワード線
シャント領域WSが設けられる。
【0045】通常、DRAMにおいては、ワード線の抵
抗を下げるために、ポリシリコンで構成されるワード線
WLと平行に、アルミニウムなどの低抵抗の金属配線を
配置し、このポリシリコンワード線と低抵抗金属配線と
を所定の間隔で電気的に接続する。この電気的に接続す
る領域をワード線シャント領域と称する。通常、この低
抵抗金属配線はビット線の上層に形成され、ワード線は
ビット線の下層に形成される。したがってこのワード線
シャント領域はビット線の存在しない領域、すなわちメ
モリセルが設けられていない領域すなわちメモリアレイ
の間の領域に設けられる。
【0046】グローバルIO線対GIOはこのワード線
シャント領域にWSに配置される。1つのワード線シャ
ント領域WSについて、チップ中央部に近い2Mビット
メモリアレイMSA2の領域においては4つのグローバ
ルIO線対が配置される。この4対のグローバルIO線
のうち2つのグローバルIO線対はさらにチップ中央部
より遠い2Mビットメモリアレイ領域MSA1の領域に
おいても延在する。すなわち、チップ中央部よりも遠い
2MビットメモリアレイMSA2の領域におけるワード
線シャント領域においては、2つのグローバルIO線対
GIOが配設される。2つのグローバルIO線対が1つ
のアレイグループAGにおいて1つの2Mビットメモリ
アレイMSAにより利用される。
【0047】選択されたメモリセルとグローバルIO線
対GIOとの間でデータを転送するために、各メモリア
レイMKに対してローカルIO線対LIOが設けられ
る。このローカルIO線対LIOは各アレイグループA
G1、AG2、AG3およびAG4それぞれ独立に設け
られる。1つの32KビットメモリアレイMKに対して
は、その一方側に配設される2つのローカルIO線対L
IOと他方側に配置される2つのローカルIO線対LI
Oと合計4対のローカルIO線対が配置される。
【0048】ローカルIO線対LIOは、ワード線WL
の延びる方向に沿って隣接する同じアレイグループAG
内の32KビットメモリアレイMKにより共有されかつ
ビット線対BLPが延びる方向に沿って隣接する32K
ビットメモリアレイMKによっても共有される。
【0049】メモリアレイMKは、後にその構成を詳細
に説明するように、交互配置型シェアードセンスアンプ
構成を備える。ビット線対BLPの延びる方向において
隣接する2つの32kビットメモリアレイMKの間の領
域にセンスアンプが配置される。グローバルIO線対G
IOとローカルIO線対LIOとを接続するためにブロ
ック選択スイッチBSが配置される。ブロック選択スイ
ッチBSは、ワード線シャント領域WSとセンスアンプ
列との交点に配置される。
【0050】コラムデコーダからの列選択信号を伝達す
る列選択線CSLは、アレイグループAG1ないしAG
4それぞれにおいて1本が選択状態とされる。1本の列
選択線CSLは、チップ中央部から遠い2Mビットメモ
リアレイMSA1において、4つのビット線対BLPを
選択して対応のローカルIO線対LIOへ接続し、かつ
チップ中央部に近い2MビットメモリアレイMSA2に
おいて4つのビット線対BLPを選択して対応のローカ
ルIO線対LIOへ接続する。
【0051】すなわち、1本の列選択線CSLにより8
つのビット線対BLPが選択状態とされ、ローカルIO
線対LIOを介して8個のグローバルIO線対GIOに
接続される。2つのメモリマットが活性状態とされ、1
つのメモリマットMMにおいて8×4=32個のビット
線対BLPが選択されるため、合計64個のビット線対
BLPが同時に選択されることになり、全体として合計
64ビットのメモリセルに同時にアクセスすることが可
能である。
【0052】図3は、列選択線とグローバルIO線対と
データ入出力端子との対応関係の一例を示す図である。
図3において、8ビット単位でデータの入出力が行なわ
れる構成が一例として示される。図3において、1本の
列選択線CSLが1つのデータ入出力端子DQに対応す
る。すなわち、1つの列選択線に関連する8つのグロー
バルIO線対GIO0〜GIO7が1つのデータ入出力
端子に対応する。ここで、ラップ長は、連続してアクセ
スされるバイトデータ(図3において符号a0、a1で
示す)の数を示す。このラップ長は変更可能である。
【0053】図3に示す構成の場合、1つのアレイグル
ープAGにおいて、プリアンプ(リードレジスタ)PA
またはライトバッファWBが後に示すラップアドレスに
従って順次活性化される。
【0054】[メモリセル配置]図4は、1つの32K
ビットメモリアレイに関連する部分の構成を示す図であ
る。図4において、32KビットメモリアレイMK2
は、ロウデコーダからの行選択信号が伝達されるワード
線WLと、このワード線WLと交差する方向に配置され
るビット線対BLPと、ワード線WLとビット線対BL
Pとの交差部に対応して配置されるダイナミック型メモ
リセルMCを含む。
【0055】メモリセルMCは、アクセス用のトランジ
スタと、情報記憶用のキャパシタとを含む。ビット線対
BLPは、互いに相補な信号が伝達されるビット線BL
および/BLを含む。図4においては、ビット線BLと
ワード線WLとの交差部に対応して配置されるメモリセ
ルMCを示す。
【0056】メモリアレイMKの両側に、アレイ選択ゲ
ートSAG1およびSAG2が配置される。アレイ選択
ゲートSAG1とアレイ選択ゲートSAG2とはビット
線対BLに関して交互に配置される。アレイ選択ゲート
SAG1は、アレイ選択信号φA1に応答して導通状態
となり、アレイ選択ゲートSAG2はアレイ選択信号φ
A2に応答して導通状態となる。ビット線対BLPはそ
れぞれアレイ選択ゲートSAG1およびアレイ選択ゲー
トSAG2を介してセンスアンプSA1およびSA2に
接続される。
【0057】センスアンプSA1は、メモリアレイMK
2の一方側にワード線WLと平行に配置され、センスア
ンプSA2はメモリアレイMK2の他方側にワード線W
Lと平行に配置される。すなわち、センスアンプSA1
およびSA2はメモリアレイMK2のビット線対BLP
に対して交互に両側に配置される。センスアンプSA1
は、メモリアレイMK1とメモリアレイMK2により共
有される。センスアンプSA2はメモリアレイメモリア
レイMK2とメモリアレイMK2により共有される。
【0058】センスアンプSA1の列と平行に、ローカ
ルIO線対LIO1およびLIO2が配置される。セン
スアンプSA2の列と平行に、ローカルIO線対LIO
2およびLO4が配置される。図4においては2つのロ
ーカルIO線対がセンスアンプSAの一方側に設けられ
ている配置が示される。ローカルIO線対LIOは、セ
ンスアンプSAの両側にそれぞれ1つずつ配置されても
よい。
【0059】センスアンプSA1に対しこのセンスアン
プSA1により検知増幅されたデータをローカルIO線
対LIO1およびLIO2へ伝達するための列選択ゲー
トCSG1が設けられる。同様に、センスアンプSA2
に対してはセンスアンプSA2により検知増幅されたデ
ータをローカルIO線対LIO3およびLIO4へ伝達
するための列選択ゲートCSG2が設けられる。
【0060】コラムデコーダからの列選択信号を伝達す
る列選択線CSLは2つの列選択ゲートCSG1と2つ
の列選択ゲートCSG2を同時に導通状態とする。これ
により4つのビット線対BLPがローカルIO線対LI
O1、LIO2、LIO3およびLIO4へ同時に接続
される。センスアンプSA1により検知増幅されたデー
タはローカルIO線対LIO1およびLO2へ伝達され
る。センスアンプSA2により検知増幅されたデータは
ローカルIO線対LIO3およびLIO4へ伝達され
る。
【0061】ローカルIO線対LIOをグローバルIO
線対GIOへ接続するためのブロック選択スイッチBS
は、ブロック選択信号φBに応答して導通する。このブ
ロック選択スイッチBSとして、図4においてはローカ
ルIO線対LIO1とグローバルIO線対GIO1とを
接続するためのブロック選択スイッチBS1と、ローカ
ルIO線対LIO2とグローバルIO線対GIO2とを
接続するブロック選択スイッチBS2とが示される。
【0062】ローカルIO線対LIO3およびLIO4
は、隣接する2つのグローバルIO線対GIOへそれぞ
れブロック選択スイッチを介して接続される(図4には
示さず)。次に動作について簡単に説明する。
【0063】選択されたワード線WLがメモリアレイM
K2に含まれる場合、アレイ選択信号φA1およびφA
2が活性状態となり、メモリアレイMK2に含まれるビ
ット線対BLPがセンスアンプSA1およびSA2に接
続される。メモリアレイMK1およびMK3に対して設
けられたアレイ選択ゲートSAG0およびSAG3は非
導通状態となり、メモリアレイMK1およびMK3はプ
リチャージ状態を維持する。
【0064】各ビット線対BLPにおいてメモリセルデ
ータが現われた後、センスアンプSA1およびSA2が
活性化され、このメモリセルデータを検知し増幅する。
【0065】次いで、列選択線CSL上の信号が活性状
態の“H”に立上がると、列選択ゲートCSG1および
CSG2が導通し、センスアンプSA1およびSA2で
検知増幅されたデータがローカルIO線対LIO1ない
しLIO4へそれぞれ伝達される。
【0066】続いてまたは同時にブロック選択信号φB
が活性状態の“H”となり、ローカルIO線対LIO1
ないしLIO4がグローバルIO線対GIO1ないしG
IO4へ接続される。データ読出時においてはこのグロ
ーバルIO線対のデータがプリアンプPAを介して増幅
されて出力される。データ書込時においては、ライトバ
ッファWBから与えられた書込データがグローバルIO
線対GIO、ローカルIO線対LIOを介して対応のビ
ット線対BLPへ伝達され、選択メモリセルへのデータ
の書込が実行される。
【0067】ブロック選択信号φBは、この選択ワード
線WLから属するメモリアレイMK2に対してのみ活性
状態となる。アレイ選択信号φA1およびφA2も同様
である。このブロック選択信号φB、アレイ選択信号φ
A1およびφA2は、行アドレス信号の所定数のビット
(たとえば上位4ビット)を用いて生成することができ
る。
【0068】[バンク構成]SDRAMにおいては前述
のごとくメモリアレイが複数のバンクに分割される。バ
ンクはそれぞれ互いに独立にプリチャージ動作および活
性化動作(ワード線の選択、センスアンプの活性化な
ど)を実行することが必要とされる。図1に示す配置に
おいては、SDRAMはメモリマットMM1およびMM
2からなるバンク#1とメモリマットMM3およびMM
4からなるバンク#2とを備える。
【0069】ロウデコーダおよびコラムデコーダはそれ
ぞれのメモリマットに対応して設けられており、また内
部データ伝達線(グローバルIO線対およびローカルI
O線対)も各メモリマット個々に独立しているためにバ
ンクの条件を満足している。
【0070】さらに、図1に示す配置においては、プリ
アンプPAおよびライトバッファWBを含む入出力回路
PWも各メモリマットに対して設けられており、バンク
#1とバンク#2とが交互にアクセスされるようなイン
タリーブ動作をも実現することができる。
【0071】すなわち、たとえばバンク#1に対してア
クセスしている間にバンク#2をプリチャージすること
ができる。この場合、バンク#2に対してプリチャージ
時間なしでアクセスすることができる。バンク#1およ
び#2に対し交互にアクセスおよびプリチャージを実行
することにより、DRAMにおいてアクセス前に必要と
されるプリチャージによる時間損失をなくすことがで
き、高速アクセスを実現することができる。
【0072】[内部制御信号発生系]図5は、この発明
が適用されるSDRAMの内部制御信号発生系の構成を
概略的に示すブロック図である。この図5に示す内部制
御信号発生系は図1に示す周辺回路PHに含まれる。図
5において、メモリアレイは、第1のバンク(バンク#
A)100aと第2のバンク(バンク#B)100bと
2つのバンクを含む。バンク100aおよび100b
は、図1に示すコラムデコーダ、ロウデコーダ、入出力
回路PWを含む。
【0073】図5においては、図面の煩雑化を避けるた
めに、内部制御信号はバンク100aおよび100bに
対し共通に発生するように示される。通常動作時、バン
クアドレス信号BAに従って一方のバンクのみが活性化
され、活性化されたバンクに対してのみ活性状態の制御
信号が与えられる。
【0074】図5において、内部制御系は、外部制御信
号ext./CSをバッファ処理して内部制御信号/C
Sを発生するCSバッファ114と、外部からのクロッ
ク信号ext.CLKをバッファ処理して内部クロック
信号CLKを発生するクロックバッファ110を含む。
外部制御信号ext./CSはこのSDRAMが選択さ
れたことを示すチップセレクト信号である。この信号e
xt./CSが“L”の活性状態となったとき、このS
DRAMは動作可能状態となる。
【0075】周辺回路PHは、さらに、CSバッファ1
14からの内部制御信号/CSに応答して活性化され、
外部制御信号ext./RAS、ext./CAS、e
xt./WEおよびext.DQMを取込み、各種内部
制御信号を発生する第1の制御信号発生回路116と、
第1の制御信号発生回路116からの制御信号とバンク
アドレス信号BAとに応答して、選択されたアレイを駆
動するための各種制御信号を発生する第2の制御信号発
生回路118とを含む。
【0076】第1の制御信号発生回路116は、内部ク
ロック信号CLKに応答して外部制御信号ext./R
AS、ext./CAS、ext./WEを取込み、そ
のときの信号の状態の組合わせにより指定された動作モ
ードを判別する。この判別結果に従って、第1の制御信
号発生回路116は、書込制御信号φW、読出制御信号
φO、行選択制御信号φRおよび列選択制御信号φC、
行アドレスバッファ活性化信号RADEおよび列アドレ
スバッファ活性化信号CADEを発生する。第1の制御
信号発生回路116は、また、回路制御信号ext.D
QMを内部クロック信号CLKの立上がりエッジで取込
み、入出力バッファをイネーブル状態とする。
【0077】第2の制御信号発生回路118は、内部ク
ロック信号CLKおよびバンクアドレス信号BAを受
け、第1の制御信号発生回路116からの制御信号に従
って、センスアンプ活性化信号φSA、プリアンプ活性
化信号φPA、書込用レジスタ活性化信号φWB、入力
バッファ活性化信号φDBおよび出力バッファイネーブ
ル信号φOEを発生する。
【0078】第2の制御信号発生回路118から発生さ
れる制御信号φWB、φDBおよびφOEは、内部クロ
ック信号CLKの所定のカウント数(レイテンシ)に従
って発生される。
【0079】周辺回路PHは、さらに、第1の制御信号
発生回路116からの行アドレスバッファ活性化信号R
ADEおよび列アドレスバッファ活性化信号CADEに
応答して活性化され、外部アドレス信号ext.Aをそ
れぞれ行アドレス信号および列アドレス信号として取込
み内部行アドレス信号Xaおよび内部列アドレス信号Y
aおよびバンクアドレス信号BAを発生するアドレスバ
ッファ124と、内部クロック信号CLKに応答して動
作し、アドレスバッファ124からの所定のビットの内
部で列アドレス信号Ymを受けて入出力回路に含まれる
リード用レジスタおよびライト用レジスタ(これらにつ
いては後に説明する)の動作を制御する信号すなわち、
ラップアドレスWY、リードレジスタ駆動信号φRrお
よびライト用レジスタ駆動信号φRWを発生するレジス
タ制御回路122を含む。
【0080】このレジスタ制御回路122の制御の下
に、各データ入出力端子に対して設けられた複数のリー
ドレジスタおよびライトレジスタの選択および動作制御
が行なわれる。図6は図5に示す第1の制御信号発生回
路の内部構成を示す図である。図6に示すように、第1
の制御信号発生回路116は、内部制御信号/CSに応
答して活性化され、クロックバッファ110からのクロ
ック信号CLKの立上がりエッジで外部制御信号ex
t./RAS、ext./CASおよびext./WE
の状態を判別する状態デコーダ116aを含む。この状
態デコーダ116aが、与えられた各種制御信号の状態
に従って必要な内部制御信号およびアドレスバッファ活
性化信号を発生する。これらの外部制御信号は動作モー
ドを指定するクロックサイクルにおいてのみワンショッ
トのパルスの形態で与えられる。
【0081】[制御信号の状態と動作モードとの対応関
係]図7は、外部制御信号のクロック信号CLKの立上
がりエッジにおける状態とそのとき指定される動作モー
ドの対応関係を示す図である。図6に示す状態デコーダ
はこの図7に一覧にして示す動作が実行されるように各
種必要な内部制御信号を発生する。
【0082】(a) /CS=/RAS=“L”かつ/
CAS=/WE=“H” この状態では、行アドレスの取込が指定されかつアレイ
の活性化が指定される。すなわち、この状態はアクティ
ブコマンドと呼ばれ、行アドレスの取込およびバンクア
ドレスの取込が行なわれ、選択されたバンクに対する行
選択に関連する動作が実行される。
【0083】(b) /CS=/CAS=“L”かつ/
RAS=/WE=“H” この状態では、列アドレスの取込が指定されかつデータ
読出動作モードが指定される。この状態は、リードコマ
ンドと呼ばれ、読出データレジスタが選択され、選択さ
れたメモリセルの読出データレジスタへのデータ転送お
よび順次読出が実行される。
【0084】(c) /CS=/CAS=/WE=
“L”かつ/RAS=“H” この状態は、列アドレスの取込およびデータ書込動作を
指定する。この状態は、ライトコマンドと称される。こ
のライトコマンドが与えられると、書込レジスタの活性
化が行なわれ、与えられたデータの書込レジスタおよび
選択メモリセルへの書込が行なわれる。
【0085】このときまた、取込まれた列アドレスに従
って列選択動作が実行されている。 (d) /CS=/RAS=/WE=“L”かつ/CA
S=“H” この状態は、プリチャージコマンドと称され、選択状態
とされたアレイがプリチャージ状態とされかつセルフリ
フレッシュの終了が指定される。
【0086】(e) /CS=/RAS=/CAS=
“L”かつ/WE=“H” この状態では、リフレッシュモードが指定され、かつセ
ルフリフレッシュ動作が開始される。この動作モードに
おいて、内部でリフレッシュアドレスの生成および選択
行におけるメモリセルのリフレッシュが図示しない内蔵
されたアドレスカウンタおよびタイマを用いて実行され
る。
【0087】 (f) /CS=/RAS=/CAS=/WE=“L” この動作モードにおいては、モードレジスタにデータが
セットされる。このモードレジスタは、SDRAMにお
ける固有の動作モードを指定するために設けられてお
り、このモードレジスタに設定されたデータに従って所
望の動作が実行される。このようなモードレジスタの用
途としては、ラップ長の設定などがある。
【0088】(g) DQM=“L” この動作モードにおいては、先に信号/CASおよび/
WEにより決定された動作モード(リードモードまたは
ライトモード)において、データの書込または読出が実
行される。すなわち、外部から与えられた書込データの
書込レジスタへの格納または読出データレジスタに格納
されたデータの読出が実行される。
【0089】(h) DQM=“H” この動作モードにおいては、データの読出が不活性状態
とされ、かつライトマスク動作(連続ビットデータ(ラ
ップデータ)におけるマスク動作)が指定される。すな
わち、データの書込/読出が禁止される。
【0090】(i) /CS=“L”かつ/RAS=/
CAS=/WE=“H” この状態においては動作には特に特に変化はない。どの
動作モードも指定されない。SDRAMが選択状態にあ
り、先に指定された動作を実行しているだけである。
【0091】(j) /CS=“H” この状態においては、SDRAMは非選択状態であり、
信号/RAS、/CASおよび/WEは無視される。
【0092】ここで、図7において符号“−”で示され
る信号状態は「ドントケア」状態を示し符号“X”で示
す状態は「任意」状態を示す。
【0093】[データ読出系]図8は、この発明が適用
されるSDRAMのデータ読出系の構成を示す図であ
る。図8において、SDRAMは同じ構成のバンク#A
および#Bを含む。図8においては、1つのデータ入出
力端子DQに対するデータ読出系の構成のみを示す。×
8ビット構成の場合、この図8に示す構成が8個並列に
設けられる。
【0094】図8において、バンク#Aのデータ読出系
は、プリアンプイネーブル信号PAEAおよび転送指示
信号TLRAに従って、対応のグローバルIO線対GI
O0A〜GIO7A上のデータの増幅およびラッチを行
なうリードレジスタRG0A〜RG7Aと、ラップアド
レスRWYiAおよび/RWYiA(i=0〜7)に従
って、対応のリードレジスタのデータを転送する三状態
インバータバッファTB0A〜TB7Aと、選択された
(活性化された)インバータバッファTB0A〜TB7
Aの出力をラッチするラッチ回路LA−Aと、ラッチ回
路LA−Aのラッチデータをバンク指定信号BAAおよ
びBABに従って反転増幅する三状態インバータバッフ
ァTB8Aを含む。
【0095】バンク#Bのデータ読出系は、バンク#A
のそれと同様の構成を備える。リードレジスタRG0B
〜RG7Bは、プリアンプイネーブル信号PAEBおよ
び転送指示信号TLRBに従って対応のグローバルIO
線対GIO0B〜GIO7B上のデータの増幅およびラ
ッチを行なう。三状態インバータバッファTB0B〜T
B7BはラップアドレスRWY0B、/RWY0B〜R
WY7B、/RWY7Bに従って対応のリードレジスタ
のラッチデータを反転増幅する。
【0096】ラッチ回路LA−Bは、三状態インバータ
バッファTB0B〜TB7Bのうち活性化された三状態
インバータバッファの出力をラッチする。三状態インバ
ータバッファTB8Bは、ラッチ回路LA−Bのラッチ
したデータを反転増幅する。
【0097】SDRAMは、さらにバンク#Aおよびバ
ンク#Bからの出力(三状態バッファTB8AおよびT
B8B)の出力をラッチするラッチ回路150と、出力
イネーブル信号OEMに従ってラッチ回路150の出力
をデータ入出力端子DQへ伝達する出力バッファ160
を含む。出力バッファ160は、出力イネーブル信号O
EMが不活性状態の“L”のとき出力ハイインピーダン
ス状態となる。
【0098】ラッチ回路150は、制御信号DOTおよ
び/DOTに応答して活性化される三状態インバータバ
ッファ152と、三状態インバータバッファ152の出
力をラッチするラッチ回路154を含む。次に動作につ
いて簡単に説明する。
【0099】バンクアドレス信号BAに従ってバンク#
Aおよび#Bの一方が活性状態とされる。すなわち、三
状態バッファTB8AおよびTB8Bの一方が活性状
態、他方が不活性状態となる。今、バンク#Aが活性状
態とされた状態を考える。
【0100】グローバルIO線対GIO0〜GIO7A
上に8ビットのメモリセルのデータが伝達される。リー
ドレジスタRG0A〜RG7Aにはプリアンプイネーブ
ル信号PAEAおよび転送指示信号TLRAに従ってこ
の対応のグローバルIO線対GIO0A〜GIO7A上
のデータが格納される。
【0101】続いて、ラップアドレス信号RWY0、/
RWY0〜RWY7および/RWY7が順次所定の順序
で活性状態とされ、三状態インバータバッファTB0A
〜TB7Aが所定の順序で順次活性化される。このラッ
プアドレス信号RWY0〜RWY7Aが活性状態となる
順序は、レジスタ制御回路122がアドレスバッファ1
24から与えられた所定数のビットの列アドレス信号Y
mをデコードして決定する。この三状態インバータバッ
ファTB0A〜TB7Aから出力されたメモリセルデー
タはラッチ回路LA−Aによりラッチされる。続いて、
転送信号DOTおよび/DOTに従って、このラッチ回
路LA−Aにラッチされたデータがラッチ回路154に
格納される。このラッチ回路154に格納されたデータ
は出力バッファ160から出力イネーブル信号OEMに
従って出力される。
【0102】[リードレジスタ]図9は、図8に示すリ
ードレジスタの具体的構成の一例を示す図である。図9
において、リードレジスタRG0A〜RG7AおよびR
G0B〜RG7Bは、同一の構成を有するため、参照符
号RGで示す。
【0103】図9において、リードレジスタRGは、プ
リアンプイネーブル信号PAE(信号PAEAまたはP
AEB)に応答して対応のグローバルIO線GIOiお
よび/GIOi上の信号電位を増幅するプリアンプPR
Aと、プリアンプPRAにより増幅されたデータをラッ
チするラッチ回路LRGを含む。
【0104】プリアンプPRAは、プリアンプイネーブ
ル信号PAEをゲートに受ける相補接続されたpチャネ
ルMOSトランジスタ(絶縁ゲート型電界効果トランジ
スタ)750およびnチャネルMOSトランジスタ75
4と、トランジスタ754と接地電位との間に設けら
れ、そのゲートがグローバルIO線/GIOiに接続さ
れるnチャネルMOSトランジスタ756bと、プリア
ンプイネーブル信号PAEをそのゲートに受ける相補接
続されたpチャネルMOSトランジスタ752およびn
チャネルMOSトランジスタ755と、トランジスタ7
55と接地電位との間に設けられ、そのゲートがグロー
バルIO線GIOiに接続されるnチャネルMOSトラ
ンジスタ757とを含む。
【0105】プリアンプPRAはさらに、トランジスタ
750と並列に設けられるpチャネルMOSトランジス
タ751と、トランジスタ752と並列に設けられるp
チャネルMOSトランジスタ753とを含む。トランジ
スタ751および753はそのゲートとドレインが交差
結合される。
【0106】ラッチ回路LRGは、2つの2入力NAN
D回路760および762を含む。NAND回路760
は、その一方入力がノードN30(プリアンプPRAの
一方出力ノード)に結合され、その他方入力がNAND
回路762の出力に結合される。NAND回路762
は、その一方入力がノードN32(プリアンプPRAの
他方出力ノード)に結合され、その他方入力がNAND
回路760の出力ノードN34に接続される。NAND
回路760の出力ノードN34からリードレジスタRG
の格納データが出力される。次にこの図9に示すリード
レジスタの動作をその動作波形図である図10を参照し
て説明する。
【0107】リードコマンドが与えられると、そのとき
に与えられた列アドレス信号に従って列選択が実行され
る。選択バンクにおいては、選択されたメモリセルのデ
ータがグローバルIO線GIOiおよび/GIOi上に
伝達され、グローバルIO線対GIOiおよび/GIO
i上の信号が読出データに対応した電位に変化する。図
10においては、グローバルIO線GIOi上にデータ
“1”(電位“H”に対応)が読出され、グローバルI
O線/GIOi上にデータ“0”(電位“L”に対応)
が読出された状態が示される。
【0108】次いで、グローバルIO線GIOiおよび
/GIOi上の電位が確定すると、プリアンプイネーブ
ル信号PAEが発生される(リードコマンドが与えられ
たとき、クロック信号CLKをトリガとして)。
【0109】プリアンプイネーブル信号PAEは、図5
に示す第2の制御信号発生回路から発生される信号φP
Aに含まれる。このプリアンプイネーブル信号PAE
は、レイテンシ(リードコマンドが与えられてから有効
データが出力されるまでに要するクロック数)の1クロ
ックサイクル前のクロック信号の立上がりをトリガとし
て発生される。
【0110】信号PAEが“L”の間、プリアンプPR
AにおいてはpチャネルMOSトランジスタ751およ
び752がオン状態にあり、nチャネルMOSトランジ
スタ754および755がオフ状態にある。このため、
ノードN30およびN32は“H”の電位にトランジス
タ751および752を介してプリチャージされてい
る。この状態においては、ラッチ回路LIGのラッチデ
ータは変化せず、前のアクセスサイクルで読出された信
号を保持している。
【0111】プリアンプイネーブル信号PAEが“H”
に立上がると、トランジスタ750および752がオフ
状態、トランジスタ754および755がオン状態とな
る。トランジスタ756および757のゲートへは、既
に安定状態となったグローバルIO線/GIOiおよび
GIOiの信号が伝達される。今、グローバルIO線G
IOi上の信号電位が“1”である。したがって、トラ
ンジスタ757の導電率がトランジスタ756の導電率
よりも高くなり、ノードN30がトランジスタ755お
よび757によりノードN32よりも、より高速で放電
される。
【0112】ノードN30の電位が低下すると、トラン
ジスタ751がオン状態へと移行していきノードN32
を充電する。ノードN32の電位が上昇すると、トラン
ジスタ753がオフ状態へ移行する。これにより、ノー
ドN30およびN32の電位が高速でグローバルIO線
GIOiおよび/GIOiに対応した電位となる。すな
わち、ノードN30の電位が“L”、ノードN32の電
位が“H”となる。応じて、NAND回路760の出力
が“H”となり、ノードN34に選択されたメモリセル
から読出されたデータがラッチされる。
【0113】所定期間が経過すると、プリアンプイネー
ブル信号PAEが“L”に立下がり、プリアンプPRA
はそのノードN30およびN32の電位がともに“H”
となり、ラッチ回路LRGはデータラッチ状態となる。
【0114】ラップアドレスRWYiについては、列選
択動作が開始されてから(信号/CASが“L”に立下
がりリードコマンドが与えられてから)レイテンシ−1
回目のクロック信号CLKの立上がりに応答してラップ
アドレスが設定される。次いで、ラップ長が示すクロッ
クサイクルの間、順次クロック信号CLKに応答してラ
ップアドレスが発生される。
【0115】このラップアドレスは、図5に示すレジス
タ制御回路122から発生される。図5においてはただ
し、ラップアドレスWYはリードレジスタおよびライト
レジスタ両方に与えられるラップアドレスを含む。
【0116】次に、この図8に示すデータ読出系の動作
をその動作タイミングチャート図である図11を参照し
て説明する。図11においては、レイテンシが3であり
かつラップ長が4の場合のデータ読出動作が一例として
示される。
【0117】第1クロックサイクルにおいて、クロック
信号CLKの立上がりエッジで信号/CASが“L”に
設定され列選択動作開始が指示される。このとき、また
制御信号/WEは“H”にあり、信号/RASは“H”
にある。すなわちリードコマンドが与えられた状態とな
る。このとき既にアクティブコマンドが与えられてお
り、選択されたバンクにおいて行選択動作が実行されて
いる。
【0118】このリードコマンドとともに与えられたア
ドレスYaが列アドレスとして列選択動作が実行され
る。このときまた、バンクアドレスAが設定され、バン
ク#Aが選択される。行選択動作は上述のように、先に
与えられている信号/RASとそのときに与えられてい
るバンクアドレスとに従って実行されている。このバン
クアドレスAは、したがって、データ読出系の回路すな
わち信号CASに関連する回路のバンク指定を行なう機
能を備える。
【0119】第2クロックサイクルにおいて、クロック
信号CLKの立上がり時に、プリアンプイネーブル信号
PAEAを“H”に設定する。すなわち、プリアンプイ
ネーブル信号PAEAは(レイテンシ−2)クロックサ
イクル時において活性状態とする。有効データがデータ
入出力端子DQに現われるよりも2クロックサイクル前
においてリードレジスタRDにおけるデータの増幅およ
びラッチを実行する。
【0120】この第2クロックサイクルにおいて、ま
た、クロック信号CLKの立上をトリガとして、ラップ
アドレス発生回路(図5に示すレジスタ制御回路122
に含まれる)からラップアドレスRWYが発生される。
これにより、三状態インバータバッファTB0A〜TB
7Aのうちの1つが活性状態となり、リードレジスタR
GiA(ラッチ回路LRG)にラッチされたデータが、
出力部に設けられた三状態インバータバッファTB8A
前段に設けられたラッチ回路LA−Aによりラッチされ
る。
【0121】このラップアドレスRWYiAの発生と並
行して、第2クロックサイクルのクロック信号CLKの
立上がりをトリガとして、バンク指定信号BAAが
“H”となる。このバンク指定信号BAAは図5に示す
第2の制御信号発生回路から発生される。これにより、
ラッチ回路LA−Aにラッチされたデータが三状態イン
バータバッファTB8Aを介してラッチ回路150前段
にまで伝達される。
【0122】続いて、第3クロックサイクル(有効デー
タが出力されるクロックサイクルよりも1クロックサイ
クル前、すなわち(レイテンシ−1)において、クロッ
クCLKの立上がりをトリガとして、制御信号DOTが
所定期間“H”となる。これにより、三状態インバータ
バッファ152が動作し、ラッチ回路154により、既
に伝達されていたデータを取込みラッチする。
【0123】この制御信号DOTの発生と同期して、出
力イネーブル信号OEMが“H”に立上がる。これによ
り、出力バッファ160が活性状態となり、ラッチ回路
150にラッチされたデータをデータ入出力端子DQへ
伝達する。
【0124】この第3クロックサイクルにおいて、クロ
ック信号CLKの立上がりをトリガとして、ラップアド
レスRWYiが変更される。
【0125】第4クロックサイクルにおいて、出力バッ
ファ160の出力データが有効データとして確定する。
【0126】以降、各クロックサイクルごとにラップア
ドレスRWYiAが変化し、制御信号DOTが各クロッ
ク信号CLKの立上がりをトリガとして発生され、出力
バッファ160からデータが順次出力される。
【0127】第5クロックにおいて、バンク#Bに対す
るリードコマンドが与えられる。この場合においても同
様、第6クロックサイクルにおいてプリアンプイネーブ
ル信号PAEBが“H”に立上がり、バンク#Bにおい
てリードレジスタRG0B〜RG7Bによる選択メモリ
セルのデータの増幅およびラッチが実行される。すなわ
ち、バンク#Aとバンク#Bとを並行にパイプライン態
様で活性化することができる。
【0128】バンク#Bにおいて、プリアンプイネーブ
ル信号PAEBが発生された後、ラップアドレスRWY
iBが順次発生される。このラップアドレスRWYiB
に従って、データがラッチ回路150の入力部まで順次
伝達される。以降、次のクロックサイクルから制御信号
DOTおよびOEMに従って順次データが読出される。
【0129】制御信号DOTは、有効データが出力され
てからラップ長(図11に示す構成においては4)が示
す数のクロック信号をカウントしたときに“L”とな
る。出力イネーブル信号OEMは、この制御信号DOT
と同様、活性状態となってから、ラップ長が示す数のク
ロック信号をカウントしたときに“L”となる。
【0130】レイテンシが1に設定された場合には、リ
ードコマンドが与えられたときのクロックサイクルのク
ロック信号をトリガとしてラップアドレスRWYiが変
化する。出力制御信号DOTについても、レイテンシが
1の場合にはリードコマンドが与えられたときのクロッ
クサイクルで“H”に設定される。
【0131】次に具体的なSDRAMのデータ読出動作
について図12に示すタイミングチャート図を参照して
簡単に説明する。
【0132】サイクル1において、クロック信号CLK
の立上がりエッジにおいてアクティブコマンドが与えら
れる。すなわち、信号ext./RASおよびext.
/CSが“L”に設定され、信号ext./CASおよ
びext./WEがともに“H”に設定される。なお、
以下の説明において、動作時にはチップセレクト信号e
xt./CSは“L”に設定されているため、特に言及
しない。
【0133】このアクティブコマンドに従って、行アド
レス信号ビットA0〜A10(アドレス信号は10ビッ
トであるとする)が行アドレス信号Xaとして取込ま
れ、内部行アドレス信号が発生される。このとき、同時
に、バンクアドレス信号BAが取込まれる。今、バンク
アドレス信号BAが“0”のとき、バンク#Aを指定
し、バンクアドレス信号BAが“1”のとき、バンク#
Bが指定されるものとする。指定されたバンク#Aにお
いては、行選択動作すなわちアレイの活性化が実行され
る。
【0134】クロックサイクル3において、クロック信
号CLKの立上がりエッジでリードコマンドが与えられ
る。すなわち、信号ext./RASおよびext./
WEがともに“H”に設定され、信号ext.CASが
“L”に設定される。このサイクル3のクロック信号C
LKの立上がりエッジでアドレス信号ビットA0〜A1
0が列アドレス信号Ybとして取込まれる。このときま
た、バンクアドレスBもまた取込まれる。これにより、
内部では行アドレス信号Xaおよび列アドレス信号Yb
に従った行および列の選択動作が実行され、選択された
メモリセルのデータがリードレジスタに格納される。レ
イテンシが4に設定されている場合、このリードコマン
ドが与えられてから4クロック経過後のサイクル7にお
いて、リードレジスタに格納されたデータが順次クロッ
ク信号CLKの立上がりに応答して出力される。このと
き、信号DQは予め“L”に設定される。これによりデ
ータ読出が可能となる。
【0135】このラップ長が8に設定されている場合、
リードレジスタに格納された8個のデータ(8バイトデ
ータ)が順次読出される。この連続8ビットのバイトデ
ータを符号b0〜b7で示す。
【0136】このデータ読出と並行して、サイクル7に
おいて、クロック信号CLKの立下がりエッジで信号e
xt./RASおよびext./WEを“L”に設定
し、信号ext./CASを“H”に設定する。このと
き併せてバンクアドレスBAが“0”に設定される。こ
れにより、バンク#Aに対するプリチャージが指定さ
れ、バンク#Aのアレイのプリチャージが実行される。
【0137】プリチャージ状態に入ったバンク#Aは、
所定のRASプリチャージ期間(2ないし3クロックサ
イクル)が経過した後再び活性化することができる。
【0138】サイクル11において、クロック信号CL
Kの立上がりエッジでバンク#Aに対するアクティブコ
マンドが入力され、バンク#Aが再び活性化される。
【0139】サイクル13におけるクロック信号CLK
の立上がりエッジでバンク#Aに対するリードコマンド
が与えられ、先のアクティブコマンドにより活性化され
たメモリアレイから8バイトとのデータが読出され、リ
ードレジスタに格納される。
【0140】今、レイテンシは4であるため、このリー
ドコマンドが与えられてから4クロック経過後のサイク
ル17のクロック信号CLKの立上がり同期して、確定
データが出力される。
【0141】このサイクル17以降、クロック信号CL
Kの立上がりエッジで、行アドレス信号Xcおよび列ア
ドレス信号Ydにより選択された8個のデータd0〜d
7が順次読出される。このサイクル17において、同時
に、信号ext./RASおよびext.WEをともに
“L”とし、信号ext./CASを“H”とし、かつ
バンクアドレス信号BAを“0”とする。これにより、
バンク#Aは再びプリチャージ状態に入る。
【0142】次に、サイクル19において、信号ex
t./RASを“L”、信号ext./CASおよびe
xt./WEをともに“H”とし、バンクアドレス信号
BAを“1”とする。バンク#Bに対するアクティブコ
マンドが入力されたため、バンク#Bにおいて、行アド
レス信号Xeに従った行選択動作が実行される。
【0143】サイクル21におけるクロック信号CLK
の立上がりエッジでバンク#Bに対するリードコマンド
を入力する。これにより、バンク#Bにおいては、リー
ドレジスタに8バイトのデータが格納される。
【0144】バンク#AからデータD7が読出された
後、次のクロックサイクル25のクロック信号CLKの
立上がりエッジでバンク#Bからのデータf0が読出さ
れる。このとき、また、バンク#Bに対するプリチャー
ジコマンドが入力される。バンク#Bにおいては選択行
が非選択状態となり、メモリアレイはプリチャージ状態
に復帰する。リードレジスタからはクロック信号CLK
の立上がりに同期してデータが読出される。
【0145】上述のように、信号ext./RASをパ
ルス形態で印加することにより、動作サイクルの最初の
期間のみ制御信号ext./RAS、ext./CAS
およびext./WEを所定の状態に組合わせることに
より動作モードを指定することができ、容易にバンクの
切換を行なうことができるとともに、一方のバンクの活
性化時に他方のバンクのプリチャージを行なうことがで
きる。したがって、RASプリチャージ時間を考慮する
必要がなく、インタリーブしてバンク#Aおよび#Bか
らデータを読出すことができ、高速でデータを読出すこ
とが可能となる。
【0146】[データ書込回路系]図13は、この発明
が適用されるSDRAMのデータ書込系の構成を示す図
である。図13においては、バンク#Aおよびバンク#
Bは同一構成を備えるため、バンク#Aに対する構成の
みを示す。バンク#Aおよびバンク#Bのデータ書込系
は共通に入力バッファ200に結合される。入力バッフ
ァ200はクロック信号CLKに従って、データ入力端
子Dに与えられたデータを取込み書込データを生成す
る。なお、図13においては、データ入力端子Dを示
す。このデータ入力端子Dはデータ出力をも行なうデー
タ入出力端子DQであってもよい。ここでは、データ書
込を強調するために、データ入力端子として説明する。
【0147】バンク#Aは、データ入力端子Dに関連付
けられた8つのグローバルIO線対GIO0〜GIO7
それぞれに対して設けられるライトレジスタWG0〜W
G7と書込回路WR0〜WR7を含む。このデータ書込
系の動作を制御するために、信号ext./CASおよ
びext./WEおよびクロック信号CLKに応答し
て、データ書込モードが指定されたこと、すなわちライ
トコマンドが入力されたことを検出するライト検出回路
204と、ライト検出回路204からのライト検出信号
φWに応答して活性化され、クロック信号CLKに同期
して書込をラップアドレスWWYを発生するラップアド
レス発生回路202と、ライト検出回路204からのラ
イト検出信号φwに応答して活性化され、クロック信号
CLKとラップアドレス発生回路202からのラップア
ドレスWWYに従って、書込回路WR0〜WR7から対
応のグローバルIO線対GIO0〜GIO7へのデータ
書込を制御する書込制御回路206が設けられる。
【0148】ラップアドレス発生回路202および書込
制御回路206は、それぞれバンクアドレスBAに従っ
て、指定されたバンクに対してのみラップアドレスおよ
び書込制御信号を生成するように示される。ラップアド
レス発生回路202および書込制御回路206がそれぞ
れがバンク#Aおよびバンク#Bに対して設けられ、バ
ンクアドレス信号BAに従って、選択されたバンクに対
応するラップアドレス発生回路および書込制御回路が活
性化される構成が利用されてもよい。
【0149】このラップアドレス発生回路202は、ま
たリードレジスタを選択するためのリード用ラップアド
レスRWYを発生する回路と共用されてもよい。
【0150】ラップアドレス発生回路202は、バンク
アドレス信号BAと3ビットのアドレスA0〜A2とを
デコードし、ライトレジスタを順次選択するためのラッ
プアドレスWWYを発生する。このラップアドレスWW
Yは、クロック信号CLKに同期して順次リード動作時
と同様に変化する。ライトレジスタWG0〜WG7はこ
のラップアドレス発生回路202から与えられたラップ
アドレスに従って入力バッファ200から与えられた書
込データを格納する。
【0151】書込制御回路206は、ラップアドレスW
WYに従って、書込回路WR0〜WR7を所定数ずつま
たは同時に活性化する。すなわちこの書込制御回路20
6は、ライトレジスタWG0〜WG7すべてにデータが
書込まれたとき(ラップ長8の場合)、書込回路WR0
〜WR7を同時に活性化してもよい。また、この書込制
御回路206は、たとえば2ビットの有効データが書込
まれたときに対応の書込回路を活性化し、対応のグロー
バルIO線対上へ書込データを伝達する構成とされても
よい。
【0152】図14は、図13に示すライトレジスタお
よび書込回路の具体的構成の一例を示す図である。
【0153】図14においては1ビットのライトデータ
レジスタWGiおよび書込回路WRiが代表的に示され
る。ライトレジスタWG0〜WG7および書込回路WR
0〜WR7は図14に示す構成と同一の構成を備える。
【0154】ライトレジスタWGiは、ラップアドレス
/WWYiに応答して、入力バッファ(図13参照)か
ら与えられる書込データWDおよび/WDを取込む。こ
のライトレジスタWGiは、ラップアドレス/WWYi
と書込データWDを受ける2入力OR回路230と、ラ
ップアドレス/WWYiと書込データ/WDを受ける2
入力OR回路232と、OR回路230および232の
出力をそれぞれ一方入力に受ける2入力NAND回路2
31および233を含む。NAND回路231および2
33はその他方入力と出力が交差結合される。
【0155】このライトレジスタWGiは、ラップアド
レス/WWYiが“L”のとき書込データWDおよび/
WDを取込み、ラップアドレス/WWYiが“H”と、
この取込んだ信号のラッチ状態となる(OR回路230
および232の出力は書込データWDおよび/WDに関
係なく“H”となるためである)。
【0156】書込回路WRiは、転送指示信号WEEに
応答してライトレジスタWGiがラッチしたデータを伝
達する転送回路250と、転送回路250の出力を増幅
してグローバルIO線GIOiおよび/GIOi上へ伝
達するプリアンプ260を含む。
【0157】転送回路250は、NAND回路231の
出力と転送制御信号/WEEを受ける2入力NOR回路
238と、NAND回路233の出力と転送制御信号/
WEEを受ける2入力NOR回路239を含む。転送回
路250は、転送指示信号/WEEが“L”となるとラ
イトレジスタWGiのラッチデータ(ノードQ60およ
びQ61)上のデータを反転して伝達する。転送指示信
号/WEEが“H”のとき、NAND回路238および
239の出力はともに“L”となる。
【0158】プリアンプ260は、電源ノードと接地電
位ノードとの間に直列に接続されるnチャネルMOSト
ランジスタ240および241と、電源供給ノードと接
地電位との間に直列に接続されるnチャネルMOSトラ
ンジスタ242および243を含む。トランジスタ24
0および243のゲートへ転送回路250のNOR回路
238の出力が伝達される。トランジスタ241および
242のゲートへ転送回路250のNOR回路239の
出力が与えれらる。
【0159】プリアンプ260は、ノードQ64および
Q65の電位がともに“L”のとき、トランジスタ24
0〜243がすべてオフ状態となって、出力ハイインピ
ーダンス状態となる。すなわち、転送指示信号/WEE
が“H”となったときにはデータは転送されない。次に
この図14に示す回路の動作をその動作波形図である図
15を参照して簡単に説明する。
【0160】まずライトコマンドが与えられ、SDRA
Mはデータ書込状態となる。ラップアドレス発生回路2
02からラップアドレス/WWYiが与えられる。これ
により、ライトレジスタWGiがそのときに与えられて
いた書込データDおよび/WDをラッチする。このラッ
プアドレス/WWYiが活性状態の“L”となるまで
は、前のアクセスサイクルにおいて書込まれたデータが
ラッチされている。
【0161】次いで、ラップアドレスWWYiが発生さ
れた後、信号WEEが活性状態の“L”となり、NOR
回路238および239がインバータバッファとして動
作し、ノードQ60およびQ61上のデータを反転して
ノードQ64および65上へ伝達する。すなわち、書込
データWDが“1”(電位“H”に対応)のとき、ノー
ドQ60の電位は“L”となり、次いで転送指示信号/
WEEの立下がりに応答してノードQ64およびQ65
の電位がそれぞれ“H”および“L”になる。
【0162】このノードQ64上の“H”の信号に応答
して、トランジスタ240および243がオン状態とな
り、グローバルIO線GIOiはトランジスタ240に
より充電され、電源電位レベルの“H”レベルの電位と
なる。一方、グローバルIO線/GIOiは、トランジ
スタ243より放電され、接地電位レベルとなる。
【0163】図16は、SDRAMのデータ書込時の外
部信号の状態を示す図である。以下、簡単に図16を参
照してデータ書込動作の外部信号の状態について説明す
る。
【0164】データ書込時においては、入力バッファへ
のデータの書込を、書込指示すなわちライトコマンド入
力時と同時に行なえばよいだけである。ライトレジスタ
の状態が完全にリセットされていなくても次のクロック
サイクルまでにライトレジスタのリセット状態が確定
し、ライトコマンドとともに与えられたデータの書込が
行なわれればよい。
【0165】このため、読出動作時と異なり、信号DQ
Mはデータ書込よりも1クロック遅れてデータ書込のイ
ネーブル/ディスエーブルを制御する。
【0166】クロックサイクル1において、アクティブ
コマンドが与えられ、バンク#Aが活性化され行選択動
作が実行される。次いで、第3クロックサイクルにおい
て、ライトコマンドが与えられ、そのときのアドレスY
bとバンクアドレスBAに従ってバンク#Aに対するデ
ータの書込が行なわれる。ラップ長が8であれば、この
第3クロックサイクルから順次連続して8バイトのデー
タが入力された順次ライトレジスタに書込まれる。この
ライトレジスタに書込まれたデータは内部でデータ転送
指示信号に従って選択されたメモリセルへのデータ転送
が実行される。ラップ長が8であるため、64ビットの
メモリセルに対するデータ書込が完了する。
【0167】信号DQMを“H”に設定すると、次のク
ロックサイクルで与えられる書込データに対しマスクが
かけられる。この状態は図16において、第26サイク
ルおよび第28サイクルにおいて、信号DQMが“H”
に立上げられ、第27クロックサイクルおよび第29ク
ロックサイクルに与えられたデータの書込データへの転
送は実行されない。
【0168】このデータ書込時においても、バンク#A
とバンク#Bを交互に活性化することができる(バンク
アドレスBAに従って)。このバンクの交互活性化は先
に説明したデータ読出時の動作と同様であり、その詳細
は説明しない。
【0169】[テスト回路]標準DRAMにおいては、
テスト時間を短縮するために、複数ビットでデータの入
出力が行なわれる場合、この複数ビットのメモリセルの
データを同時に読出し、該同時に読出された複数ビット
のメモリセルデータの一致/不一致を判別することによ
りパス/フェールを判定する「マルチビット」テストモ
ードが採用されている。
【0170】SDRAMにおいても同様のテストモード
を使用することができる。この場合、複数のバンクすな
わちバンク#Aおよびバンク#Bをテストモード時には
同時に活性化し、複数のバンク(バンク#Aおよびバン
クB)から読出されたすべてのデータの一致/不一致を
判別すれば、よりテスト時間を短縮することができる。
【0171】しかしながら、SDRAMでは、同時に所
定数のメモリセルのデータが同時に読出されため、テス
トモード時により高速でパス/フェールの判定を行なう
ことができる。
【0172】なお、以下の説明においては、1つのデー
タ出力端子または入力端子に対して設けられたリードレ
ジスタおよびライトレジスタの数は一定であり固定され
ているためラップ長と区別をつけるため「バースト長」
として説明する。
【0173】A:第1のテスト回路 図17はこの発明の第1の実施例であるテスト回路を備
えたSDRAMのデータ読出系の構成を示す図である。
図17においては1ビットのデータに関連する部分のみ
が示される。これはSDRAMは×1ビット構成であっ
てもよいためである。図17において、図8および図1
3に示す構成と対応する部分には同一の参照番号を付
し、その詳細説明は省略する。
【0174】図17において、バンク選択回路TB8
は、図8に示す三状態インバータバッファTB8Aおよ
びTB8Bとラッチ回路LA−AおよびLA−Bに対応
する。三状態バッファ4およびラッチ回路154は図8
に示すラッチ回路150を構成する。この三状態インバ
ータバッファ4は、制御信号DOTおよび/DOTに加
えてさらにテストモード指示信号TEおよび/TEに応
答する。この三状態インバータバッファ4は、テストモ
ード指示信号TEが不活性状態の“L”にあるときには
制御信号DOTおよび/DOTに従って動作する。テス
トモード指示信号TEが活性状態の“H”のときには出
力ハイインピーダンス状態となる。
【0175】テスト回路は、リードレジスタRG0A〜
RG7Aが出力する8ビットデータ(すなわちバースト
長のデータ)を1ビットのデータに縮退する縮退回路1
と、バンク選択信号BAに従ってバンク#Aおよびバン
ク#Bの一方の縮退回路1の出力を選択するバンク選択
回路2と、テストモード指示信号TEに応答して活性状
態となり、バンク選択回路2の出力をラッチ回路154
へ伝達する三状態インバータバッファ3を含む。このバ
ンク選択回路2の構成は図8に示す三状態インバータバ
ッファTB8AおよびTB8Bと同一の構成を利用する
ことができる。他の構成は図8に示すものと同様であ
り、その詳細は説明しない。
【0176】縮退回路1は、このリードレジスタRG0
A〜RG7A(バンク#Aにおいては)から読出された
データがすべて論理が一致している場合には“H”の信
号を出力し、一致していない場合には“L”の信号を出
力する。たとえば8入力AND回路、一致検出回路、E
xNOR回路などを利用することができる。次に動作に
ついて説明する。
【0177】図18は、テストモード時におけるデータ
読出動作を示すタイミングチャート図である。以下、テ
スト動作モード時における動作について図18を参照し
て説明する。
【0178】時刻T1のタイミングでアクティブコマン
ドが与えられ、選択されたバンクにおいて行選択動作が
実行される。このとき既にテストモード指示信号TEが
テストモードを示す活性状態とされる。このテストモー
ド指示信号TEは外部から未使用のピンへ直接与えられ
る信号であってもよい。また外部制御信号と特定のアド
レスビットとの状態の組合わせにより発生されるもので
あってもよい。このアクティブコマンドに従って、通常
動作時と同様にして、対応のワード線が選択され、その
選択されたワード線に接続される複数のメモリセルのデ
ータが対応のビット線上に読出され、センスアンプで増
幅される。時刻T2のタイミングでリードコマンドが与
えられると列アドレスが決定し、列選択線CSLが選択
状態とされる。これにより、1つのデータ出力端子Qに
対して8つのグローバルIO線対がローカルIO線対を
介してビット線対と接続され、選択されたメモリセルの
データがリードレジスタRG0A〜RG7A(またはR
G0B〜RG7B)において増幅されてラッチされる。
【0179】縮退回路1は、このリードレジスタRG0
A〜RG7A(またはRG0B〜RG7B)にラッチさ
れたデータを1ビットのデータに縮退する。すなわち、
この8ビットのデータの論理が一致している場合には
“H”の信号を出力し、不一致の場合には、“L”の信
号を出力する。
【0180】バンク選択回路2は、このリードコマンド
入力時に与えられたバンクアドレスに従って対応のバン
クを選択する。すなわちバンク#Aに設けられた縮退回
路1またはバンク#Bに設けられた縮退回路1の出力を
選択する。三状態インバータバッファ3は、テスト指示
信号TEが“H”にあるため、このバンク選択回路2か
ら伝達されたデータ信号をラッチ回路154へ伝達す
る。一方、三状態インバータバッファ4は、テストモー
ド指示信号TEが“H”であり、出力ハイインピーダン
ス状態であるため、バンク選択回路TB8が動作して
も、そのラップアドレスに従って読出されたデータはラ
ッチ回路154へは伝達されない。
【0181】出力バッファ160は、出力イネーブル信
号OEMに従ってラッチ回路154にラッチされたデー
タをデータ出力端子Qに出力する。この出力イネーブル
信号OEAは、前述のごとく、レイテンシにより決定さ
れるタイミングで活性状態となり、ラップ長により決定
されるタイミングでリセットされる。これにより、8ビ
ットのデータが1ビットに縮退されるため、ラップ長8
に設定して、8ビットデータを連続的に読出す必要がな
く(OEM(8)、Dout(8))、1ビットのデー
タを読出すだけでメモリセルのパス/フェールを判定す
ることができる。すなわち図18に示す構成において、
ラップ長1の出力イネーブル信号OEM(1)により8
ビットのメモリセルのパス/フェールを判定することが
でき、テスト時間を大幅に短縮することができる。
【0182】図19はテストモード動作時におけるデー
タ書込動作を示す図である。図19において、時刻T1
においてアクティブコマンドが与えられ、選択されたバ
ンクにおいて行選択動作が実行される。これは通常動作
モード時と同様である。
【0183】次に、時刻T2においてライトコマンドが
与えられると列アドレス信号が決定する。ラップアドレ
ス発生回路204はこのテストモード指示信号TEが活
性状態の“H”にあるため、このライトコマンドが与え
られたとき、すべてのラップアドレスWWY0〜WWY
7を同時に選択状態の“H”とする。これにより、デー
タ入力端子Dへ与えられたデータが入力バッファを介し
てライトレジスタWG0A〜WG7Aへ同時に格納され
る。次いで転送指示信号WEEに従って同時に選択され
た8ビットのメモリセルがグローバルIO線対GIO0
〜GIO7へ接続される。このとき書込制御回路202
はまたテストモード指示信号を受けているため、ライト
コマンドが与えられると、ラップ長8で動作するのでは
なく、ラップ長1で動作し、1ビットのデータが格納さ
れたタイミングで選択メモリセルへのデータ転送を実行
する。これにより、各ライトレジスタWG0A〜WG7
Aへ順次テストデータを書込む場合に比べ大幅にテスト
データの書込時間を短縮することができる。
【0184】図20は、ラップアドレス発生回路の構成
の一例を示す図である。図20においては、一方のバン
クに対して設けられたラップアドレス発生回路を示す。
図20において、ラップアドレス発生回路202は、バ
ンクアドレス信号BAと3ビット列アドレス信号A0、
A1およびA2を受けてデコードするデコーダ302
と、テスト指示信号TEに応答してデコーダ302の出
力をすべて選択状態とする切換回路303と、切換回路
303の出力をラッチし、クロック信号CLKに応答し
て順次シフトさせるシフトレジスタ304を含む。切換
回路303はデコーダ302の各出力に対して設けられ
るORゲートG0〜G7を含む。シフトレジスタ304
は、ライト検出回路204(図13参照)から与えられ
る書込指示信号φWに応答して活性化され、クロック信
号CLKに従ってその格納データを順次シフトする。シ
フトレジスタはリング状に接続されており、すなわち、
最終段のシフトレジスタの出力は初段のシフトレジスタ
の入力へ接続される。
【0185】デコーダ302は、与えられた信号BAお
よびA0〜A2をデコードし、その出力の1つを選択状
態とする。切換回路303はテスト指示信号TEが不活
性状態の“L”のときにはデコーダ302の出力を通過
させる。シフトレジスタ304はこの切換回路303か
ら与えられたデータをラッチする。すなわち、この状態
ではラップアドレス信号WWY0〜WWY7のうちのい
ずれかが選択状態となる。クロック信号CLKに応答し
てシフトレジスタ304がシフト動作を行ない、このラ
ップアドレス信号WWY0〜WWY7が順次選択状態と
される。
【0186】テスト動作時には切換回路303の出力が
すべて選択状態の“H”となる。したがってこの場合シ
フトレジスタ304から発生されるラップアドレス信号
WWY0〜WWY7がすべて選択状態となる。
【0187】なお図20に示す構成ではラップアドレス
発生回路はバンクそれぞれに設けられている。バンク#
Aおよび#B共通に設ける場合には、このシフトレジス
タ304から出力されるラップアドレス信号WWY0〜
WWY7をバンクアドレス信号BAに従ってマルチプレ
クスする回路が設けられればよい。
【0188】図21は、書込制御回路の構成の一例を示
す図である。図21において、書込制御回路206は、
ライト検出回路からの書込指示信号φWに応答して活性
化され、クロック信号CLKをカウントするカウンタ3
05と、ラップ長設定回路307に設定されたカウント
値とカウンタ305のカウント値とを比較する比較回路
306を含む。ラップ長設定回路307は、通常はバー
スト長、すなわちラップ長8に設定される。テスト指示
信号TEが“H”となると、ラップ長設定回路307は
ラップ長1に設定される。比較回路306からは書込デ
ータを転送するための転送指示信号WEEが発生され
る。
【0189】通常動作時には比較回路306は、ラップ
長8のタイミングでデータ転送指示信号WEEを発生す
る。テスト動作時にはラップ長が1に設定されるため、
カウンタ305のカウント値が1となったときすなわち
ライトコマンドが与えられたサイクルの次のクロック信
号CLKの立上がりをトリガとして、データ転送指示信
号WEEを発生する。これにより、通常動作モード時と
テスト動作モード時でデータ転送タイミングを切換える
ことができ、高速でテストデータを選択メモリセルへ書
込むことができる。
【0190】なお、この図21に示す構成においては、
ライトレジスタから選択メモリセルへのデータ転送はす
べて同一のタイミングで行なわれるように説明してい
る。これは通常動作時には、複数のライトレジスタにデ
ータが書込まれたときにこの書込データを格納するライ
トレジスタから選択メモリセルへのデータ転送が行なわ
れる構成が用いられてもよい。
【0191】[縮退回路の構成]図22は図17に示す
縮退回路の構成を示す図である。図22に示すように、
このデータ縮退回路は2つの回路部分(図22(A)お
よび図22(B))を含む。図22(A)において、デ
ータ縮退回路はプリチャージ信号PRCとリードレジス
タに読込まれたメモリセルデータRDF<0〜n>を受
ける2入力NOR回路310と、プリチャージ信号PR
Cを反転するインバータ回路311と、メモリセルデー
タRDF<0〜n>とインバータ回路311の出力とを
受ける2入力NAND回路312を含む。
【0192】NOR回路310からデータ/RDTn<
0〜n>が出力される。NAND回路312からデータ
RDTp<0〜n>が出力される。ここで、信号RDF
<0〜n>は、メモリセルデータRDF0〜RDFnの
うちのいずれか1ビットを示す。nビットのメモリセル
データの各ビットに対してこの図22(A)に示す回路
が設けられる。他の信号RDTp<0〜n>および/R
DTn<0〜n>および/RDTp<0〜n>について
も同様の表示が適用される。
【0193】図22(B)において、縮退回路はさら
に、NOR回路310からのメモリセルデータ/RDT
n0〜/RDTnnをそれぞれのゲートに受けるnチャ
ネルMOSトランジスタNT0〜NTnを含む第1のワ
イヤードNOR回路と、NAND回路312からのデー
タ/RDTp0〜RDTpnをそれぞれのゲートに受け
るpチャネルMOSトランジスタPT0〜PTnを含む
第2のワイヤードNOR回路330と、この第1および
第2のワイヤードNOR回路320および330の出力
に所定の論理演算を施して1ビット縮退データDDFT
を出力する論理回路340を含む。
【0194】第1のワイヤードNOR回路320におい
ては、ノードNO1と接地電位との間にトランジスタN
T0〜NTnが並列に接続される。この第1のワイヤー
ドNOR回路320はさらに、プリチャージ指示信号/
PRCに応答してノードNOR1を電源電位レベルにプ
リチャージするためのpチャネルMOSトランジスタP
TPを含む。プリチャージ状態ではノードNO1は
“H”レベルに保持される。
【0195】第2のワイヤードNOR回路330におい
ては、ノードNO2と電源電位との間に互いに並列にト
ランジスタPT1〜PTnが接続される。この第2のワ
イヤードNOR回路330はさらに、プリチャージ信号
PRCに応答してノードNO2を接地電位にプリチャー
ジするためのnチャネルMOSトランジスタPTNを含
む。プリチャージ時にはノードNO2は“L”に保持さ
れる。
【0196】論理回路340は、第1のワイヤードNO
R回路320の出力ノードNO1上の電位を受ける三状
態インバータバッファ341aと、このインバータバッ
ファ341aの出力をラッチするラッチ回路342a
と、第2のワイヤードNOR回路330の出力ノードN
O2の電位を受ける三状態インバータバッファ341b
と、このインバータバッファ341bの出力をラッチす
るラッチ回路342bと、ラッチ回路342bのラッチ
信号を反転するインバータ回路343と、ラッチ回路3
42aのラッチデータ信号とインバータ回路343の出
力信号とを受ける2入力NAND回路344を含む。N
AND回路344から1ビット縮退データDDFTが出
力される。
【0197】三状態インバータバッファ341aおよび
341bは、プリチャージ信号PRCが“H”にあり、
プリチャージ状態を示している場合には出力ハイインピ
ーダンス状態となる。プリチャージ信号PRCが“L”
となるとインバータバッファ341aおよび341bは
インバータとして機能する。次にこの図22に示す縮退
回路の動作をその動作波形図である図23を参照して説
明する。
【0198】スタンバイ状態においては、プリチャージ
信号PRCは“H”にある。このとき、NOR回路31
0の出力/RDTn<0〜n>は“L”である。一方、
NAND回路312の出力するデータ信号/RDTp<
0〜n>は“H”にある。この状態では、第1および第
2のワイヤードNOR回路320および330において
は、トランジスタNT0〜NTnおよびPT0〜PTn
がすべてオフ状態であり、プリチャージ用のトランジス
タPTPおよびPTNがオン状態である。したがって、
ノードNO1およびNO2は、それぞれ、“H”および
“L”にプリチャージされている。
【0199】リードコマンドが与えられると選択された
メモリセルのデータが読出されてリードレジスタへ伝達
される。読出されたデータが確定すると、プリチャージ
信号PRCが“L”に立下がり、その反転信号/PRC
が“H”に立上がる。これにより、NOR回路310お
よびNAND回路312がインバータ回路として動作
し、データ信号/RDTn<0〜n>および/RDTp
<0〜n>はメモリセルの読出データRDF<0〜n>
の反転信号となる。
【0200】ワイヤードNOR回路320および330
においては、トランジスタPTPおよびPTNがそれぞ
れオフ状態となる。また、トランジスタNT0〜NTn
およびPT0〜PTnはこの読出されたデータ信号に応
じてオンおよび/またはオフ状態となる。
【0201】論理回路340においては、インバータバ
ッファ341aおよび341bが出力ハイインピーダン
ス状態から解放され、それぞれノードNO1およびNO
2への信号電位を判定し、ラッチ回路342aおよび3
42bのラッチデータをこのノードNO1およびNO2
上の信号電位に対応した電位レベルに設定する。
【0202】NAND回路344の出力する縮退データ
ビットDDFTは、ラッチ回路342aおよび342b
のラッチする信号電位に応じて“H”または“L”とな
る。
【0203】メモリセルから読出されたデータRDF<
0〜n>がすべて“H”の場合、信号/RDTn<0〜
n>および/RDTp<0〜n>はすべて“L”とな
る。この場合には、トランジスタNT0〜NTnがすべ
てオフ状態、トランジスタPT0〜PTnはすべてオン
状態となり、ノードNO1およびNO2の電位はともに
“H”となる。したがって、ラッチ回路342aおよび
342bがラッチする信号電位は“L”となり、NAN
D回路344が出力する縮退データビットDDFTは
“H”となる。
【0204】メモリセルから読出されたデータRDF<
0〜n>がすべて“L”の場合には、データ信号/RD
Tn<0〜n>および/RDTp<0〜n>がすべて
“H”となる。この場合には、トランジスタNT0〜N
Tnがすべてオン状態、トランジスタPT0〜PTnが
すべてオフ状態となり、ノードNO1およびNO2の電
位はともに“L”となる。ラッチ回路342aおよび3
42bのラッチ信号電位がともに“H”となり、NAN
D回路334が出力する縮退ビットデータDDFTは
“H”となる。
【0205】メモリセルから読出されたデータRDF<
0〜n>が“H”と“L”のデータを含む場合には、ト
ランジスタNT0〜NTnのいずれかがオン状態とな
り、またトランジスタPT0〜PTnのいずれかがオン
状態となる。この場合には、ノードNO1の電位がオン
状態のトランジスタを介して放電されて“L”となり、
ノードNO2の電位はオン状態のトランジスタを介して
充電されて“H”となる。ラッチ回路342aが“H”
の信号をラッチし、ラッチ回路342bが“L”の信号
をラッチする。この場合、NAND回路344は、両入
力に“H”の信号を受けるため、その出力する信号DD
FTは“L”とされる。この信号DDFTが“L”の場
合には、同じデータが書込まれているにもかかわらず、
その出力された信号の論理が異なっているため、不良メ
モリセルが存在していることを示す。すなわち、ラッチ
回路342aおよび342bにラッチされた信号電位に
より、複数のメモリセルデータの論理が一致している場
合と論理が不一致の場合をそれぞれ“H”および“L”
の二値で表現することができ、図24に示すように、複
数のメモリセルのデータの意一致/不一致を一度に判別
して良/不良を高速で判定することができる。
【0206】なお、この縮退回路は、先の構成において
はリードレジスタの出力部に設けられており、リードレ
ジスタにおいてラッチされたデータを受けるように示さ
れている。この場合リードレジスタに含まれるプリアン
プにより増幅されたデータが縮退回路へ与えられてもよ
く、またグローバルIO線対GIO上に現われたデータ
が縮退回路へ与えられてもよい。
【0207】上述のような構成の縮退回路を用いること
により標準DRAMにおいてマルチビットテストモード
を実現するために用いられているEXOR回路の構成と
比べて大幅に素子数を低減することができ、回路規模を
小さくすることができ、小占有面積の縮退回路を実現す
ることができる。
【0208】なおプリチャージ信号PRCは、テストモ
ード時においてはリードコマンドが与えられたとき、一
定の時間(リードレジスタに格納されるデータが確定状
態となるかまたはグローバルIO線対上の読出データが
確定状態となったとき)遅延させた後、この遅延信号を
トリガとしてワンショットパルスの形態で発生される。
このようなプリチャージ信号を発生するための回路構成
は容易に実現することができる。
【0209】上述の構成は出力端子が1個の場合にも適
用できる。通常、SDRAMは、×8ビット、×16ビ
ットと多ビット入出力構成を備える。この場合、縮退回
路は各データ出力端子ごとに設けられる。図25に、デ
ータ出力端子がn個(Q0〜Qn)の場合の縮退回路の
配置を示す。図25に示すように、縮退回路1−0〜1
−nは、それぞれ対応の出力バッファ160−0〜16
0−nを介して1ビット縮退データを対応のデータ出力
端子Q0〜Qnへ伝達する。
【0210】B:縮退回路の第2の配置 図26はテスト回路の他の構成を示す図である。図26
に示すように、各データ出力端子Q0〜Qnに対応して
設けられた縮退回路1−0〜1−nが出力する縮退デー
タビットCQ0〜CQnがさらに第2の縮退回路99に
より1ビットデータに縮退される。この構成の場合、×
8ビット構成では64ビットのメモリセルデータが1ビ
ットに縮退されるため、個々のデータ出力端子ごとのデ
ータを見てパス/フェールを判定する必要がなく、外部
テスト回路の構成が簡略化される。
【0211】図27は、図26に示す第2の縮退回路の
構成の一例を示す図である。図27において、第2の縮
退回路99は、データ出力端子それぞれに対して設けら
れた縮退回路1−0〜1−nからの1ビット縮退データ
CQ0〜CQnを並列に受けて1ビット縮退データCQ
を出力する。この第2の縮退回路99は、縮退データビ
ットCQ0〜CQnを受けるn入力NAND回路401
と、NAND401の出力を受けるインバータ回路40
2を含む。NAND回路401とインバータ回路402
により、縮退データビットCQ0〜CQnに対するAN
D演算が実行される。縮退データビットCQ0〜CQn
のうち1ビットでも“L”のデータがあれば(フェール
を示す信号があれば)縮退データビットCQは“L”と
なる。縮退データビットCQ0〜CQnがすべてパス状
態を示す“H”のときのみ最終縮退データビットCQは
“H”となる。したがって、この最終縮退データビット
CQの“H”および“L”により、同時に選択された複
数のメモリセル(バースト長×n個のメモリセル)のパ
ス/フェールを一度に判定することができる。
【0212】図28は、第2の縮退回路の他の構成を示
す図である。図28において、第2の縮退回路99は、
縮退回路1−1〜1−nそれぞれに対して設けられる単
位縮退ゲート410−1〜410−nを含む。単位縮退
ゲート410−1〜410−nの各々は、2入力NAN
Dゲートと、このNANDゲートの出力を受るインバー
タ回路とを含む。単位縮退ゲート410−iは、対応の
縮退回路からの縮退データビットCQiと前段の単位縮
退ゲート410−(i−1)の出力を受ける。単位縮退
ゲート410−iはAND演算を行なっている。初段の
単位縮退ゲート410−1は、縮退データビットCQ0
およびCQ1を受ける。
【0213】この構成においても、いずれかの縮退デー
タビットが“L”であれば、最終縮退データビットCQ
は“L”となる。
【0214】図27に示す構成は、ゲート段数が少な
く、遅延時間が短いという利点を備える。図28に示す
構成は、2入力ゲートで構成されるため、占有面積を小
さくすることができるという利点を備える。
【0215】図29は第2の縮退回路のさらに他の構成
を示す図である。図29に示す第2の縮退回路99は、
所定数の縮退回路の出力ごとに設けられる縮退ゲート4
12−1、…412−m…412−pと、これら縮退ゲ
ート412−1〜412−pの出力を受ける縮退ゲート
412−qを含む。図29においては、縮退ゲート41
2−1〜412−pはそれぞれ3つの縮退データビット
(すなわち3つの縮退回路の出力)に対して設けられる
ように示される。縮退ゲート412−1〜412qの各
々は与えられた入力に対するAND演算を実行する。こ
の構成の場合、複数のデータ出力端子が設けられていて
も、配線面積およびゲート占有面積を最適化しかつゲー
ト段数を必要最小限に抑えて遅延時間を小さくすること
ができる。
【0216】図29に示す構成は、所定数の縮退回路の
出力が一旦縮退された後、次いでこれらの縮退データを
さらに縮退して最終縮退データビットが生成されてい
る。この場合、図28に示すように、縮退ゲート412
−1の出力が隣接する縮退ゲートへ伝達されるように構
成されてもよい。すなわち図28に示す構成と同様縮退
ゲートの出力が隣接縮退ゲートへ伝達される構成が用い
られてもよい。
【0217】図30は、最終縮退データビットの出力部
の構成例を示す図である。図30においては、テスト指
示信号TEに従ってその入力端子が切換わるスイッチ回
路SWが出力バッファ160−0〜160−nと通常動
作時に読出データが伝達される部分(図17に示すバン
ク選択回路TB8)との間に設けられる。テストモード
時には、切換回路SWはこの最終縮退データビットCQ
をすべての出力バッファ160−0〜160−nへ伝達
する。この場合、データ出力端子Q0〜Qnに同一の論
理のデータが出力されるため、出力バッファ160−0
〜160−nを含むデータ出力回路の誤動作をも識別す
ることが可能となる。
【0218】図31は、最終縮退データビットの出力部
の他の構成を示す図である。図31において、特定の出
力バッファ(図31においては出力バッファ160−
n)に対してのみ切換回路SWaが設けられる。切換回
路SWaは、テスト指示信号TEに従ってその入力端子
をリードレジスタ部または最終縮退データビットのいず
れかに設定する。テストモード時には、特定の出力バッ
ファ(出力バッファ160−n)に対してのみ最終縮退
データビットCQが伝達される。すなわち特定のデータ
出力端子(図31においては出力端子Qn)に対しての
み最終縮退データビットが出力される。この場合には、
特定のピン端子に現われるデータのみを見て良/不良判
別することができる。
【0219】図32は、最終縮退データビットのさらに
他の出力形態を示す図である。図32に示す構成におい
ては、最終縮退データビットCQは未使用のピン端子4
20に出力される。この場合、出力バッファを動作させ
る必要がなく、消費電流を低減することができる。
【0220】さらに、上述の説明において、最終縮退デ
ータビットCQのみが出力されているが、各データ出力
端子に対する縮退データビットと最終縮退データビット
がともに出力可能なように構成されてもよい。
【0221】C:テスト回路の変更例 図33はこの発明によるテスト回路のさらに他の構成を
示す図である。図33においては、SDRAMは、8ビ
ットのデータ出力端子Q0〜Q7を有し、各データ出力
端子Q0〜Q7それぞれに対し、データ読出系IO0〜
IO7が設けられる。このデータ読出系IO0〜IO7
はそれぞれバンク#Aおよびバンク#Bそれぞれにおい
て設けられる。縮退回路500は、このバンク#Aおよ
びバンク#Bそれぞれにおいて、データ読出系IO0〜
IO7に対し共通に設けられる。すなわちこの縮退回路
500は、同時に選択されたメモリセルのデータ(一例
として64ビット)を一度に1ビットの縮退データに縮
退する。
【0222】バンク#Bにおいても同様の縮退回路50
0が設けられる。この縮退回路500の出力する縮退デ
ータビットは、特定のデータ出力端子(図33において
は出力端子Q7)へ伝達される。この伝達を可能にする
ために、縮退回路500の出力を選択するためのバンク
選択回路2と、バンク選択回路2の出力をテストモード
指示信号TEに応答して通過させる三状態インバータバ
ッファ3が設けられる。この三状態インバータバッファ
3の出力がラッチ回路154−7および出力バッファ1
60−7を介してデータ出力端子Q7へ伝達される。残
りのデータ出力端子Q0〜Q6に対しては縮退回路50
0からの縮退データビットは出力されない。この縮退回
路500の構成は先に図22に示した回路を利用して実
現される。
【0223】動作は先に図17を参照して説明したもの
と同じである。バースト長×8ビットのメモリセルのデ
ータが一度に1ビットの縮退データビットに縮退され、
バンク選択回路2、インバータバッファ3、ラッチ回路
154−7および出力バッファ160−7を介してデー
タ出力端子Q7へ出力される。この場合、縮退回路50
0の出力する縮退データビットがすべてのデータ出力端
子Q0〜Q7へ出力されるように構成されてもよい(図
30参照)。
【0224】[テストデータの書込系]先に図19を参
照して説明したテストデータの書込動作時にはラップア
ドレス信号WWY0〜WWY7が同時に選択状態となっ
ている。これにより1つのデータ入力端子に関連する書
込レジスタへ同一データを1クロックサイクルで書込む
ことができる。この場合、データの書込方法としては2
つの方法が考えられる。
【0225】図34はテストデータの書込態様を説明す
るための図である。図34に示す構成においては、デー
タ入力端子D0ないしD7に対応して設けられた入力バ
ッファ200−0〜200−7からのテストデータがそ
れぞれ対応のライトレジスタ群502−0〜502−7
へ与えられる。ライトレジスタ群502は、先に説明し
たライトレジスタWG0〜WG7を含む。したがって、
ライトレジスタには、対応のデータ入出力端子へ与えら
れたテストデータが書込まれる。
【0226】図35はテストデータの他の書込態様を示
す図である。図35に示す構成においては、入力バッフ
ァ200−0〜200−7とライトレジスタ群502−
0〜502−7の間に切換回路510が設けられる。切
換回路510は、テストモード指示信号TEに応答して
導通するスイッチSWT0と、テストモード指示信号T
Eに応答してこのスイッチSWT0から伝達された信号
を選択するスイッチ回路SWT1〜SWT7を含む。ス
イッチSWT1〜SWT7はそれぞれ入力バッファ20
1−1〜201−7に対応して設けられる。通常動作時
には、スイッチ回路SWT1〜SWT7は対応の入力バ
ッファ200−1〜200−7の出力を選択する。
【0227】テストモード指示信号TEが活性状態とな
ると、スイッチ回路SWT0が導通状態となり、入力バ
ッファ200−0から与えられた書込データがスイッチ
回路SWT1〜SWT7により選択されて対応のライト
レジスタ群502−1〜502−7へ伝達される。した
がって、この場合には、データ入力端子D0へ与えられ
たテストデータがライトレジスタ群502−0〜502
−7に伝達される。すなわち、特定のデータ入力端子
(図35に示す構成ではデータ入力端子D0)へ与えら
れたデータがすべてのライトレジスタへ1クロックサイ
クルで書込まれる。この場合、×8ビット構成のSDR
AMにおいても、1ビットのテストデータを与えるだけ
でテストデータの書込を行なうことができ、効率的にテ
ストデータの書込を行なうことかできる。
【0228】D:テスト回路のさらに他の構成 図36はこの発明に従うSDRAMのデータ読出系のさ
らに他の構成を示す図である。図36に示す構成におい
ては、バンク#Aおよびバンク#Bに設けられた縮退回
路1aおよび1bからの縮退データビットを受けるゲー
ト回路10と、このゲート回路10の出力をテストモー
ド指示信号TEに従って通過させるインバータバッファ
3が設けられる。すなわち、図36に示す構成において
は、バンク#Aおよび#Bにおいて選択されたメモリセ
ルのデータがゲート回路10によりさらに縮退される。
この場合、2つのバンクに対し同時にテストを実行する
ことができ、より高速でテストを行なうことができる。
【0229】縮退回路1aおよび1bが、データ出力端
子Qそれぞれに対応して設けられていてもよく、また先
に図33に示すように、すべてのデータ出力端子に対し
共通に設けられるものであってもよい。ゲート回路10
は、その両入力がともに“H”のときに“L”の信号を
出力する。このゲート回路10の出力は三状態インバー
タバッファ3により反転される。したがって、テストモ
ード時において、バンク#Aおよびバンク#Bにおいて
選択されたメモリセルのデータの論理がすべて一致して
いる場合には、パス状態を示す“H”の信号が出力され
る。通常動作時には、バンク選択回路TB8およびイン
バータバッファ4により選択されたメモリセルデータが
指定されたバンクアドレスに従って選択されて読出され
る(三状態インバータバッファ3は通常動作モード時に
は出力ハイインピーダンス状態にある)。
【0230】バンク#Aおよびバンク#Bはそれぞれ独
立に活性化およびプリチャージが実行される。したがっ
て、この図36に示す構成において、テスト動作時に
は、アクティブコマンドを与えてバンク#Aを活性状態
とし、次いでバンク#Bに対するアクティブコマンドを
与えてバンク#Bを活性状態とする。続いて、バンク#
Aおよび#Bに対しそれぞれリードコマンドを与える。
したがって、バンク#Aおよびバンク#Bそれぞれに対
してアクティブコマンドおよびリードコマンドを入力す
る必要がある。テスト動作モード時には、1つのコマン
ドで両方のバンクに対し動作指示を与える方が便利であ
る。このための構成を図37に示す。
【0231】図37は、バンク選択活性化回路の構成を
示す図である。この図37に示すバンク選択活性化回路
は図5に示す第2の制御信号発生回路118に含まれ
る。
【0232】図37において、バンク選択活性化回路
は、バンクアドレス信号BAを反転するインバータ回路
61と、バンクアドレス信号BAとテストモード指示信
号の反転信号/TEを受ける2入力NAND回路62
と、インバータ回路61の出力と反転テストモード指示
信号/TEとを受ける2入力NAND回路63と、活性
化制御信号ACTとNAND回路62の出力を受ける2
入力NAND回路64と、活性化制御信号ACTとNA
ND回路63の出力を受ける2入力NAND回路65
と、NAND回路64および65の出力をそれぞれ反転
するインバータ回路66および67を含む。
【0233】活性制御信号ACTは図5に示す第1の制
御信号発生回路116から発生される信号φR、RAD
E、およびCADEに相当する。すなわちこの活性制御
信号ACTはアクティブコマンドが与えられたときに活
性状態となり、アドレス信号の取込みおよび行選択動作
を開始させる。この活性制御信号はプリチャージコマン
ドが与えられたときに不活性状態となる。
【0234】内部活性化信号ACT−Aは、バンク#A
を活性化するための信号であり、内部活性化信号ACT
−Bはバンク#Bを活性化するための信号である。この
内部活性化信号ACT−AおよびACT−Bが“H”の
活性状態となると対応のバンクの活性化(行選択動作)
が開始される。すなわちこの内部活性化信号ACT−A
およびACT−Bは、標準DRAMにおける内部RAS
信号に対応するものと考えられる。次に、動作について
図38および図39を参照して説明する。
【0235】まず図38を参照してテスト動作モード時
の動作について説明する。テストモード動作時において
は、反転テストモード指示信号/TEは“L”にある。
この状態においては、NAND回路62および63の出
力がともに“H”となる。すなわち、バンクアドレス信
号BAが無視される状態となり、バンクアドレス信号の
“0”および“1”にかかわらず両バンクが指定される
状態となる。
【0236】アクティブコマンドが与えられてある時間
が経過すると、活性制御信号ACTが“H”に立上が
る。この活性制御信号ACTの立上がりに応答してNA
ND回路64および65が“L”の信号を出力し、続い
てインバータ回路66および67が“H”の信号を出力
する。すなわち、内部活性化信号ACT−AおよびAC
T−Bがともに“H”の状態となり、バンク#Aおよび
バンク#Bがともに活性化される。したがって、図36
に示す構成において、バンク#Aおよびバンク#Bがほ
ぼ同じタイミングで縮退回路1aおよび1bが縮退デー
タビットを出力することができ、高速でメモリセルのテ
ストを行なうことができる。
【0237】次に図39を参照して、ノーマルモード時
の動作について説明する。通常動作モード時において
は、反転テスト指示信号/TEは“H”に設定される。
この状態においては、NAND回路62および63はイ
ンバータバッファとして動作する。
【0238】今バンクアドレス信号BAが“0”
(“L”電位に相当)に設定されるとする。アクティブ
コマンドが与えられた後ある時間が経過すると活性制御
信号ACTが“H”に立上がる。バンクアドレス信号B
Aは“L”の電位レベルであるため、NAND回路62
の出力が“H”、NAND回路63の出力が“L”に確
定している。活性制御信号ACTが“L”から“H”に
立上がると、それまで“H”であったNAND回路64
および65の出力は、それぞれ“L”および“H”とな
る。応じて内部活性化信号ACT−Aが“H”に立上が
り、バンク#Aが活性化される。
【0239】データ読出時には、バンク選択回路TB8
がバンクアドレス信号BAに従って、バンク#Aから読
出されたデータを選択してインバータバッファ4に伝達
する。
【0240】なお上述の動作においては、両バンク#A
および#Bを同時に活性状態としてデータの読出を行な
っている。テストデータ書込時においても、このバンク
#Aおよびバンク#Bを同時に活性化することにより、
ライトレジスタおよび書込回路がともに動作する。両バ
ンク#Aおよび#Bに対してテストデータを同時に書込
むことができる。
【0241】なお、上述の説明においては、バンクの数
は2個であるとして説明しているがこのバンクの数は4
個等別の数てあってもよい。また、データ入力端子およ
び出力端子の数は8個に限定されない。
【0242】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、テス
トモード時においては、複数のメモリセルのデータを縮
退することにより同時にテストを行なうことができ、テ
スト時間を大幅に短縮することができる。
【0243】すなわち請求項1の発明に従えば、データ
出力端子に関連して予め定められた複数のメモリセルの
データが同時に読出されて1ビットのデータに縮退され
るため、複数のメモリセルのテストを一度に行なうこと
ができ、高速でテストを行なうことができる。
【0244】請求項2に係る発明に従えば、複数のデー
タ出力端子それぞれに対して予め定められた数のメモリ
セルのデータが同時に読出され、各データ出力端子に対
応する所定数のメモリセルをそれぞれ1ビットのデータ
に縮退して対応のデータ出力端子に出力しているため、
テスト時間を大幅に短縮することができる。
【0245】請求項3に係る発明に従えば、複数のデー
タ出力端子それぞれに関して選択された複数のメモリセ
ルのデータが1ビットのデータに縮退されて特定の出力
端子を介して出力されるため、複数のメモリセルのテス
トを一度に行なうことができ、テスト時間を大幅に短縮
することができる。
【0246】請求項4に係る発明によれば、複数のバン
クを各々において、複数のメモリセルのデータを同時に
読出し、1ビットのデータに縮退して1ビットのテスト
データに縮退した後、各バンクからの1ビットの縮退デ
ータビットをさらに1ビットの縮退データに縮退して出
力しているため、複数のバンクに対して同時にテストを
行なうことができ、テスト時間を大幅に短縮することが
できる。
【0247】請求項5に係る発明に従えば、複数のバン
クそれぞれにおいて並列に複数のメモリセルデータの縮
退が行なわれ、続いて複数のバンクからの縮退データの
縮退を実行しているため、複数のバンクに対し同時にテ
ストを実行することができ、効率的にテストを行なって
テスト時間を短縮することができる。
【0248】請求項6に係る発明に従えば、テストモー
ド時には複数のメモリセルへ同一データが同時に書込ま
れるため、テストデータを書込む時間を大幅に短縮する
ことができ、テスト時間を短縮することが可能となる。
【0249】請求項7に係る発明に従えば、複数のデー
タ入力端子それぞれに対して、1クロックサイクルに与
えられたテストデータが同時に対応の複数のライトレジ
スタに書込まれるため、テストデータを書込むための時
間を大幅に短縮することができる。
【0250】請求項8に係る発明に従えば、特定のデー
タ入力端子に与えられたテストデータが同時にすべての
ライトレジスタに書込まれるため、1ビットのテストデ
ータで多ビット構成の記憶装置へのテストデータの書込
を行なうことができ、多ビット構成のSDRAMであっ
ても、×1ビット用のテストパターンを用いてテストを
行なうことができるとともに、また複数のメモリセルへ
のデータ書込が同時に一括して行なわれるため、テスト
データの書込時間を大幅に短縮することができる。
【0251】請求項9に係る発明に従えば、テストモー
ド時には複数のバンクを同時に活性状態としているた
め、複数のバンクに対し同時にテストを行なうことがで
き、テスト時間を大幅に短縮することができる。
【0252】請求項10に係る発明に従えば、縮退デー
タビットを生成するための回路を、第1および第2のワ
イヤード回路で構成したため、少ない素子数で多数のメ
モリセルのデータの一致/不一致を判定する回路を実現
することができ、小占有面積のテスト回路を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されるSDRAMのチップレイ
アウトの一例を示す図である。
【図2】図1に示すSDRAMのメモリアレイの配置を
示す図である。
【図3】1本の列選択線とデータ入出力端子との対応関
係を示す図である。
【図4】この発明が適用されるSDRAMのメモリセル
の内部の構成を示す図である。
【図5】この発明が適用されるSDRAMの制御信号発
生系の構成を示すブロック図である。
【図6】図5に示す第1の制御信号発生回路の構成を概
略的に示す図である。
【図7】この発明が適用されるSDRAMの外部制御信
号の状態とそのときに指定される動作モードとの関係を
一覧にして示す図である。
【図8】この発明が適用されるSDRAMのデータ読出
系の構成を示す図である。
【図9】図8に示すリードレジスタの構成の一例を示す
図である。
【図10】図9に示すリードレジスタの動作を示す信号
波形図である。
【図11】図9に示すデータ読出系の動作を示すタイミ
ングチャート図である。
【図12】図8に示すSDRAMのデータ読出時の外部
制御信号の状態を示す図である。
【図13】この発明が適用されるSDRAMのデータ書
込系の構成を示す図である。
【図14】図13に示すライトレジスタおよび書込回路
の構成の一例を示す図である。
【図15】図14に示す回路の動作を示す信号波形図で
ある。
【図16】図13に示す書込回路系の動作時における外
部制御信号の状態を示す図である。
【図17】この発明の一実施例であるSDRAMのデー
タ入出力系の構成を示す図である。
【図18】図17に示すSDRAMのテストモード時に
おけるデータ読出動作を示すタイミングチャート図であ
る。
【図19】図17に示すSDRAMのテストモード時に
おけるデータ書込動作を示すタイミングチャート図であ
る。
【図20】図17に示すラップアドレス発生回路の構成
の一例を示す図である。
【図21】図17に示す書込制御回路の構成の一例を示
す図である。
【図22】図17に示す縮退回路の構成を示す図であ
る。
【図23】図22に示す縮退回路の動作を示す信号波形
図である。
【図24】図23に示す縮退回路の動作時の内部信号の
状態およびそのときの縮退データビットの状態を一覧に
して示す図である。
【図25】この発明に従うSDRAMのテストデータの
出力形態を示す図である。
【図26】この発明に従うSDRAMのデータ縮退形態
の他の構成を示す図である。
【図27】図26に示す第2の縮退回路の構成を示す図
である。
【図28】図26に示す第2の縮退回路の他の構成を示
す図である。
【図29】図26に示す第2の縮退回路のさらに他の構
成を示す図である。
【図30】第2の縮退回路から出力される縮退データビ
ットの出力形態の一例を示す図である。
【図31】第2の縮退回路から出力される縮退データビ
ットの出力形態の他の例を示す図である。
【図32】第2の縮退回路から出力される縮退データビ
ットの出力形態のさらに他の例を示す図である。
【図33】この発明に従うSDRAMの他の構成を示す
図である。
【図34】この発明に従うSDRAMのテストデータの
書込形態を示す図である。
【図35】この発明に従うSDRAMのテストデータの
書込形態の他の例を示す図である。
【図36】この発明のさらに他の実施例であるSDRA
Mのテスト回路部の構成を示す図である。
【図37】テストモード動作時において両方のバンクを
同時に活性状態とするための選択活性回路の構成の一例
を示す図である。
【図38】図37に示す選択活性回路のテストモード時
の動作を示す信号波形図である。
【図39】図37に示す選択活性回路の通常動作モード
時における動作を示す信号波形図である。
【符号の説明】
WG0A〜WG7A ライトレジスタ WR0〜WR7 書込回路 RG0A〜RG7A リードレジスタ SW 切換回路 SWa 切換回路 1 縮退回路 1−0〜1−n 縮退回路 2 バンク選択回路 3 三状態インバータバッファ 4 三状態インバータバッファ 10 ゲート回路 99 第2の縮退回路 154 ラッチ回路 160 出力バッファ 160−0〜160−n 出力バッファ 202 書込制御回路 204 ラップアドレス発生回路 320 第1のワイアードNOR回路 330 第2のワイアードNOR回路 340 論理回路 412−1〜412−q 縮退ゲート 500 縮退回路 510 切換回路
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】請求項6に係るSDRAMは、データ入力
端子と、このデータ入力端子に順次与えられたデータを
書込む際に、所定数のメモリセルを同時に選択する選択
手段と、テストモード指示に応答して、この選択手段に
より同時に選択されたメモリセルへ、データ入力端子に
与えられたテストデータを同時に書込む書込手段とを備
える。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】請求項7に係るSDRAMは、複数のデー
タ入力端子と、これら複数のデータ入力端子それぞれに
対し順次与えられるデータを書込むため、この複数のデ
ータ入力端子各々に対して所定数のメモリセルを同時に
選択する選択手段と、テストモード指示に応答して、複
数のデータ入力端子各々へ与えられたテストデータを対
応の所定数のメモリセルへ同時に書込む書込手段とを備
える。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】請求項8に係るSDRAMは、複数のデー
タ入力端子と、これら複数のデータ入力端子各々に対し
所定数のメモリセルを同時に選択する選択手段と、テス
トモード指示に応答して、これら複数のデータ入力端子
うちの、特定のデータ入力端子へ与えられたテストデー
タを選択手段が選択したメモリセルへ同時に書込む書込
手段とを備える。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】請求項7に係る発明においては、多ビット
入力の構成であっても、各データ入力端子を介して関連
の複数のメモリセルへ同時にテストデータが書込まれる
ため、高速でテストデータの書込みを行なうことがで
き、テスト時間を大幅に短縮することができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0194
【補正方法】変更
【補正内容】
【0194】第1のワイヤードNOR回路320におい
ては、ノードNO1と接地電位との間にトランジスタN
T0〜NTnが並列に接続される。この第1のワイヤー
ドNOR回路320はさらに、プリチャージ指示信号/
PRCに応答してノードNO1を電源電位レベルにプリ
チャージするためのpチャネルMOSトランジスタPT
Pを含む。プリチャージ状態においては、ノードNO1
は“H”レベルに保持される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0205
【補正方法】変更
【補正内容】
【0205】メモリセルから読出されたデータRDF<
0〜n>が“H”と“L”のデータを含む場合には、ト
ランジスタNT0〜NTnのいずれかがオン状態とな
り、またトランジスタPT0〜PTnのいずれかがオン
状態となる。この場合には、ノードNO1の電位がオン
状態のトランジスタを介して放電されて“L”となり、
ノードNO2の電位はオン状態のトランジスタを介して
充電されて“H”となる。ラッチ回路342aは“H”
の信号をラッチし、ラッチ回路342bは“L”の信号
をラッチする。この場合、NAND回路344は、両入
力に“H”の信号を受けるため、その出力する信号DD
FTは“L”とされる。この信号DDFTが“L”の場
合には、同じデータが書込まれているにもかかわらず、
その出力された信号の論理が異なっているため、不良メ
モリセルが存在していることを示す。すなわち、ラッチ
回路342aおよび342bにラッチされた信号電位に
より、複数のメモリセルデータの論理が一致している場
合と論理が不一致の場合をそれぞれ“H”および“L”
の2値で表現することができ、図24に示すようにメモ
リセルのデータの一致/不一致を一度に判別して良/不
良を高速で判定することができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0249
【補正方法】変更
【補正内容】
【0249】請求項7に係る発明に従えば、複数のデー
タ入力端子それぞれに対して与えられたテストデータが
同時に対応の複数のライトレジスタを介して複数のメモ
リセルへ書込まれるため、テストデータを書込むための
時間を大幅に短縮することができる。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一連のパルス列からなるクロック信号に
    同期して外部信号を取込む同期型半導体記憶装置であっ
    て、 データ出力端子と、 リードモード指示に応答して、前記データ出力端子への
    順次転送のため、予め定められた複数のメモリセルのデ
    ータを同時に読出す読出手段と、 テストモード指示に応答して、前記読出手段により読出
    された前記複数のメモリセルのデータに所定の演算を施
    して1ビットのデータに縮退して出力する縮退手段とを
    備える、同期型半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 一連のパルス列からなるクロック信号に
    同期して外部信号を取込む同期型半導体記憶装置であっ
    て、 複数のデータ出力端子と、 前記複数のデータ出力端子それぞれに対して設けられ、
    各々がリードモード指示に応答して、対応のデータ出力
    端子への順次転送のため、予め定められた複数のメモリ
    セルのデータを同時に読出す複数の読出手段と、 前記複数の読出手段に対応して設けられ、テストモード
    指示に応答して、前記複数の読出手段の各々が読出した
    複数のメモリセルのデータに所定の演算を施し、対応の
    読出手段の読出した複数のメモリセルのデータを1ビッ
    トのデータに縮退する複数の縮退手段と、 各前記縮退手段の出力をそれぞれ対応のデータ出力端子
    に出力する出力手段とを備える、同期型半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 一連のパルス列からなるクロック信号に
    同期して外部信号を取込む同期型半導体記憶装置であっ
    て、 複数のデータ出力端子と、 前記複数のデータ出力端子それぞれに対して設けられ、
    リードモード指示に応答して各々が予め定められた複数
    のメモリセルのデータを同時に読出す複数の読出手段
    と、 テストモード指示に応答して、前記複数の読出手段が読
    出したメモリセルのデータに所定の演算を施して1ビッ
    トのデータに縮退する縮退手段と、 前記縮退手段の出力を前記複数のデータ出力端子のうち
    の特定のデータ出力端子に出力する出力手段とを備え
    る、同期型半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 一連のパルス列からなるクロック信号に
    同期して外部信号を取込む同期型半導体記憶装置であっ
    て、 各々がメモリセルアレイを有しかつ互いに独立に対応の
    メモリセルアレイの活性化およびプリチャージが可能な
    複数のバンクと、 前記複数のバンクに共通に設けられるデータ出力端子
    と、 前記複数のバンク各々において設けられ、リードモード
    指示に応答して、前記データ出力端子への順次転送のた
    め、対応のメモリセルアレイから予め定められた複数の
    メモリセルのデータを同時に読出す読出手段と、 前記複数のバンク各々において設けられ、テストモード
    指示に応答して対応の読出手段が読出した複数のメモリ
    セルのデータに所定の演算を施して1ビットのデータに
    縮退する複数の第1の縮退手段と、 前記複数の第1の縮退手段の出力にさらに所定の演算を
    施して1ビットのデータに縮退して前記データ出力端子
    へ出力する第2の縮退手段とを備える、同期型半導体記
    憶装置。
  5. 【請求項5】 一連のパルス列からなるクロック信号に
    同期して外部信号を取込む同期型半導体記憶装置であっ
    て、 各々がメモリセルのアレイを有しかつ互いに独立に対応
    のメモリセルアレイの活性化およびプリチャージが可能
    な複数のバンクと、 前記複数のバンクに共通に設けられる複数のデータ出力
    端子と、 各前記バンクに対して前記複数のデータ出力端子各々に
    対応して設けられ、リードモード指示に応答して対応の
    データ出力端子への順次転送のため、対応のメモリセル
    アレイから同時に予め定められた複数のメモリセルのデ
    ータを読出す複数の読出手段と、 各前記バンクに対して設けられ、前記複数の読出手段が
    読出したメモリセルのデータに第1の演算を施して1ビ
    ットのデータに縮退する複数の第1の縮退手段と、 前記複数の第1の縮退手段の出力に第2の演算を施して
    1ビットデータに縮退して出力する第2の縮退手段とを
    備える、同期型半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 一連のパルス列からなるクロック信号に
    同期して外部信号を取込む同期型半導体記憶装置であっ
    て、 データ入力端子と、 前記データ入力端子へ順次与えられるデータを書込むた
    め、予め定められた複数のメモリセルを同時に選択する
    選択手段と、 テストモード指示に応答して、前記選択手段により選択
    されたメモリセルへ、前記データ入力端子へ1クロック
    サイクル内に与えられたテストデータを同時に書込む書
    込手段とを備える、同期型半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 一連のパルス列からなるクロック信号に
    同期して外部信号を取込む同期型半導体記憶装置であっ
    て、 複数のデータ入力端子と、 前記複数のデータ入力端子それぞれに対して順次与えら
    れるデータを書込むため、前記複数のデータ入力端子各
    々に対して予め定められた数のメモリセルのグループを
    同時に選択する選択手段と、 テストモード指示に応答して、前記複数のデータ入力端
    子へ1クロックサイクルでそれぞれ与えられたテストデ
    ータを前記選択手段により選択された前記予め定められ
    た数のメモリセルの対応のグループへ同時に書込む書込
    手段とを備える、同期型半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 一連のパルス列からなるクロック信号に
    同期して外部信号を取込む同期型半導体記憶装置であっ
    て、 複数のデータ入力端子と、 前記複数のデータ入力端子各々に対して所定数のメモリ
    セルを同時に選択する選択手段と、 テストモード指示に応答して、前記複数のデータ入力端
    子のうちの特定のデータ入力端子へ1クロックサイクル
    で与えられるテストデータを前記選択手段により選択さ
    れたメモリセルへ同時に書込む書込手段とを備える、同
    期型半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 一連のパルス列からなるクロック信号に
    同期して外部信号を取込む同期型半導体記憶装置であっ
    て、 各々がメモリセルのアレイを含みかつ互いに独立に対応
    のメモリセルのアレイの活性化およびプリチャージが可
    能な複数のバンクと、 テストモード指示に応答して前記複数のバンクを同時に
    活性状態とする活性化手段とを備える、同期型半導体記
    憶装置。
  10. 【請求項10】 複数のメモリセルを有するメモリセル
    アレイと、 前記メモリセルアレイから同時に所定数のメモリセルの
    データを読出す読出手段と、 前記読出手段により読出された所定数のメモリセルのデ
    ータがそれぞれのゲートへ与えられる、互いに並列に第
    1の信号線に接続される複数のNチャネル絶縁ゲート型
    電界効果トランジスタを有する第1のワイヤード回路
    と、 前記読出手段から読出した所定数のメモリセルのデータ
    がそれぞれのゲートへ与えられる、互いに並列に第2の
    信号線に接続される複数のPチャネル絶縁ゲート型電界
    効果トランジスタを有する第2のワイヤード回路と、 前記第1および第2のワイヤード回路の出力に所定の論
    理演算を施す論理手段とを備える、同期型半導体記憶装
    置。
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