JP6360212B1 - ワイヤ放電加工機 - Google Patents

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Abstract

【課題】広い範囲の電圧を出力可能で高価な加工電源を使用することなく、中子保持処理時に極間に流れる加工電流を充分に抑制することができるワイヤ放電加工機を提供する。【解決手段】ワイヤ放電加工機(12、12A〜12C)は、極間(EG)に加工電流を供給するための電極部(20)と、加工用電源部(22)と電極部(20)との間のインピーダンスを変更するためのスイッチ(SW)と、中子保持処理時に、スイッチ(SW)を制御することで、インピーダンスを加工処理時より高くして、極間(EG)に流れる加工電流を抑制する制御装置(14)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、加工中に中子を保持する中子保持機能を有するワイヤ放電加工機に関する。
下記に示す特許文献1には、ワイヤ放電加工における工作物切り残し加工方法が開示されている。簡単に説明すると、加工サイクルから溶着サイクルに変更する場合は、溶着用の加工条件に切り替え、放電加工用の高電圧負荷(電圧)を下げることで、極間に流れる加工電流を抑制し、さらに印加時間を長くする。これにより、ワイヤ電極の一部を溶融させ、その溶融物で中子を工作物に溶着させることができる。
特許5651091号公報
しかしながら、上記した特許文献1では、加工用電源電圧の電圧値を下げることで、極間に流れる加工電流を抑制しているので、抑制可能な加工電流のピーク値は、加工電源の性能に大きく影響を受ける。そのため、使用する加工用電源を、通常の加工には必要のない、充分に低い電圧を出力できる物に選定する必要があり、使用する加工用電源は、広い範囲の電圧を出力可能な、高性能で高価な物となる。
そこで、本発明は、前記のような広い範囲の電圧を出力可能で高価な加工電源を使用することなく、中子保持処理時に極間に流れる加工電流を充分に抑制することができるワイヤ放電加工機を提供することを目的とする。
本発明の態様は、加工用電源部を用いて、ワイヤ電極と加工対象物との間で形成される極間に加工電流を流すことで、前記加工対象物に対して放電加工を行うワイヤ放電加工機であって、前記極間に前記加工電流を供給するための電極部と、前記加工用電源部と前記電極部との間のインピーダンスを変更するためのスイッチと、中子保持処理時に、前記スイッチを制御することで、前記インピーダンスを加工時より高くして、前記極間に流れる前記加工電流を抑制する制御装置と、を備える。
本発明によれば、広い範囲の電圧を出力可能で高価な加工電源を使用することなく、中子保持処理時に極間に流れる加工電流を充分に抑制することができる。したがって、安価な構成により、中子を加工対象物に溶着させることができる。
第1の実施の形態におけるワイヤ放電加工機の構成の一例を示す図である。 図1に示す第1電流供給線およびスイッチの具体的な構成例を示す図である。 第2の実施の形態におけるワイヤ放電加工機の構成の一例を示す図である。 図3に示す第1電流供給線、電流抑制用素子、および、スイッチの具体的な構成例を示す図である。 変形例1におけるワイヤ放電加工機の構成の一例を示す図である。 変形例2におけるワイヤ放電加工機の構成の一例を示す図である。
本発明に係るワイヤ放電加工機について、好適な実施の形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態におけるワイヤ放電加工機12の構成の一例を示す図である。ワイヤ放電加工機12は、ワイヤ電極10と加工対象物(ワーク)Wとの間で形成される極間EGに、電圧を印加して加工電流(放電電流)を流すことで放電加工を行う。ワイヤ放電加工機12は、ワイヤ電極10を加工対象物Wに向けてZ方向に沿って送出しながら、Z方向と直交するXY平面上における加工対象物Wとワイヤ電極10との相対位置を変位させて、加工対象物Wを加工する。相対位置を変位させることで、加工対象物W上の予め決められた経路に沿ってワイヤ電極10が移動し、加工対象物Wが加工される。この加工によって中子が発生する。ワイヤ放電加工機12は、加工中に発生する中子を加工対象物Wに固定する中子保持機能を有する。
ワイヤ放電加工機12は、極間EGに電圧(加工電圧)Vmを印加して加工電流を流すための回路(以下、加工回路と呼ぶ。)C1と、加工回路C1を含むワイヤ放電加工機12の各部を制御する制御装置14とを備える。加工回路C1は、電極部20、電源部(以下、加工用電源部と呼ぶ。)22、スイッチング素子SWE1、および、スイッチSWを有する。
電極部20は、極間EGに加工電流を供給するためのものであり、ワイヤ電極10に接続される第1電極部20aと加工対象物Wに接続される第2電極部20bとを有する。この第1電極部20aは、ワイヤ電極10の送出方向からみて加工対象物Wより上流側(図1では、加工対象物Wより上側)と、加工対象物Wより下流側(図1では、加工対象物Wより下側)とにそれぞれ設けられている。上流側と下流側との第1電極部20aを互いに区別するために、この加工対象物Wより上流側の第1電極部20aを20a1と呼び、加工対象物Wより下流側の第1電極部20aを20a2と呼ぶ。
加工用電源部22は、直流電源を有する。本第1の実施の形態では、加工用電源部22は、正極性の電圧Vmを極間EGに印加するために、加工用電源部22の負極(−極)がワイヤ電極10(第1電極部20a)に接続され、正極(+極)が加工対象物W(第2電極部20b)に接続されている。なお、加工用電源部22は、正極性の電圧Vmおよび負極性の電圧Vmのうちどちらか一方を選択的に極間EGに印加できるような構成を有してもよい。
電極部20と加工用電源部22とは、電流供給線24によって接続されている。電流供給線24は、加工用電源部22(負極)と第1電極部20aとを接続する第1電流供給線24aと、加工用電源部22(正極)と第2電極部20bとを接続する第2電流供給線24bとを有する。ここで、便宜的に、加工対象物Wより上流側の第1電極部20a1に接続された第1電流供給線24aを24a1と呼び、加工対象物Wより下流側の第1電極部20a2に接続された第1電流供給線24aを24a2と呼ぶ。
スイッチング素子SWE1は、加工用電源部22からの加工電流を極間EGに供給するためのものである。スイッチング素子SWE1は、加工用電源部22と極間EGとの間で、加工用電源部22と極間EGとに直列に接続されている。本第1の実施の形態では、スイッチング素子SWE1を、加工用電源部22と第1電極部20a(ワイヤ電極10)との間で、加工用電源部22と第1電極部20a(ワイヤ電極10)とに直列に接続させている。つまり、スイッチング素子SWE1は、第1電流供給線24a上に設けられている。このスイッチング素子SWE1をオンにすることで、加工用電源部22の電圧Vmが極間EGに印加され、極間EGに加工電流が流れる。つまり、スイッチング素子SWE1のオン/オフによって、電圧Vmの極間EGへの印加がオン/オフになる。このスイッチング素子SWE1は、FET等のスイッチング素子であってもよい。
なお、スイッチング素子SWE1を、加工用電源部22と第2電極部20b(加工対象物W)との間で、加工用電源部22と第2電極部20b(加工対象物W)とに直列に接続させてもよい。つまり、スイッチング素子SWE1を第2電流供給線24b上に設けてもよい。また、スイッチング素子SWE1は、加工用電源部22と第1電極部20aの間と、加工用電源部22と第2電極部20bの間との両方に設けてもよい。
スイッチSWは、電極部20(20a、20b)と加工用電源部22との間のインピーダンスを変更させるためのスイッチである。スイッチSWは、第1電極部20aと加工用電源部22との間のインピーダンスを変更するために、第1電極部20a(20a1、20a2)と加工用電源部22とに接続された第1電流供給線24a(24a1、24a2)に設けられている。スイッチSWは、第1電流供給線24a(24a1、24a2)上に設けられている。ここで、第1電流供給線24a1に設けられたスイッチSWをSW1と呼び、第1電流供給線24a2に設けられたスイッチSWをSW2と呼ぶ。スイッチSWは、FET等のスイッチング素子であってもよい。
図2は、第1電流供給線24aおよびスイッチSWの具体的な構成例を示す図である。第1電流供給線24aは、複数の電流線BLに分岐し、分岐した複数の電流線BLの各々は、第1電極部20aに接続されている。スイッチSWは、分岐した複数の電流線BLのうち少なくとも1つの電流線BL上に設けられている。本第1の実施の形態では、分岐した電流線BLの数を3つとし、スイッチSWは、分岐した3つの電流線BL上にそれぞれ設けられているものとする。
ここで、第1電極部20a1に接続され、且つ、第1電流供給線24a1が分岐した電流線BLをBL1で表し、第1電極部20a2に接続され、且つ、第1電流供給線24a2が分岐した電流線BLをBL2で表す。したがって、スイッチSW1は、電流線BL1上に設けられ、スイッチSW2は、電流線BL2上に設けられることになる。
図1に示す制御装置14は、加工条件にしたがってスイッチング素子SWE1およびスイッチSWのオン/オフを制御することで、加工対象物Wに対して放電加工を施す。通常の加工処理時(加工サイクル時)には、制御装置14は、スイッチSWを全てオン(閉)にし、スイッチング素子SWE1のオン/オフを制御することで、加工対象物Wを加工する。一方、中子保持処理時(保持サイクル時)には、制御装置14は、少なくとも1つのスイッチSWをオフ(開)にし、スイッチング素子SWE1のオン/オフを制御することで、加工しながら、ワイヤ電極10の一部を溶融させ、その溶融物で中子を加工対象物Wに溶着させる。
制御装置14は、加工対象物W上の予め決められた経路に沿ってワイヤ電極10を移動させることで加工を行う。制御装置14は、原則として、加工サイクル(加工処理)の加工条件にしたがって加工対象物Wに対して加工を施す。加工サイクル時には、スイッチSWは全てオン(閉)の状態となっている。そして、制御装置14は、経路上に予め決められた固定箇所(例えば、4か所)をワイヤ電極10が通過する際には、加工サイクルから保持サイクル(中子保持処理)に変更し、保持サイクルの加工条件(溶着用の加工条件)にしたがって加工対象物Wに対して加工を施すとともに、ワイヤ電極10の一部を溶融させ、その溶融物で中子を加工対象物Wに固定する。したがって、経路上の予め決められた箇所で、中子が加工対象物Wに固定される。保持サイクル時には、少なくとも1つのスイッチSWがオフ(開)の状態となっている。
保持サイクル時には、極間EGに流れる加工電流を抑える必要があるため、制御装置14は、保持サイクルの加工条件にしたがって少なくとも1つのスイッチSWをオフにすることで、電極部20と加工用電源部22との間のインピーダンスを高くする。つまり、保持サイクル時における電極部20と加工用電源部22との間のインピーダンスを加工サイクル時に比べ高くする。
図2に示す例では、3つのスイッチSW1、SW2のうち、2つのスイッチSW1と1つのスイッチSW2をオフにしている。このオフにするスイッチSW(SW1、SW2)の数、場所は、保持サイクルの加工条件にしたがって決定される。これにより、電極部20と加工用電源部22との間のインピーダンス、具体的には、第1電極部20aと加工用電源部22との間のインピーダンスを高くすることができ、加工電圧の電圧設定値を低くすることなく極間EGに流れる加工電流を充分に抑制することができる。したがって、安価な構成で、中子を加工対象物Wにしっかりと充分に溶着させることができる。なお、スイッチSW(SW1、SW2)をオフにしてインピーダンスを高くすることに加え、加工電圧の電圧設定値を低くすると、よりピーク電流の低い加工電流を印加できる。したがって、中子を加工対象物Wに確実に溶着させることができる。なお、図2に示すように、スイッチSWを全てオフにしてしまうと極間EGに加工電流が流れない場合は、全てのスイッチSWをオフにすることはない。
[第2の実施の形態]
図3は、第2の実施の形態におけるワイヤ放電加工機12Aの構成の一例を示す図である。なお、第2の実施の形態では、上記第1の実施の形態で説明した構成と同一の構成については同一の参照符号を付し、異なる部分のみを説明する。
第2の実施の形態のワイヤ放電加工機12Aの加工回路C1Aは、第1電流供給線24a上に電流抑制用素子Eを設け、電流抑制用素子Eと並列に接続されるようにスイッチSWを第1電流供給線24aに設けた点以外は、上記第1の実施の形態で説明した加工回路C1と同一である。第1電流供給線24a1上に設けられた電流抑制用素子EをE1で表し、第1電流供給線24a2上に設けられた電流抑制用素子EをE2で表す。したがって、第1電流供給線24a1に設けられたスイッチSW1は、電流抑制用素子E1と並列に接続され、第1電流供給線24a2に設けられたスイッチSW2は、電流抑制用素子E2と並列に接続されている。なお、図3では、電流抑制用素子Eとして抵抗を図示したが、電流抑制用素子Eは、インダクタ(コイル)であってもよい。
図4は、第2の実施の形態における第1電流供給線24a、電流抑制用素子E、および、スイッチSWの具体的な構成例を示す図である。電流抑制用素子Eは、第1電流供給線24aの分岐した複数の電流線BLの少なくとも1つの電流線BL上に設けられている。電流抑制用素子E1は、第1電流供給線24a1の電流線BL1上に設けられ、電流抑制用素子E2は、第1電流供給線24a2の電流線BL2上に設けられることになる。したがって、スイッチSW1は、電流抑制用素子E1と並列に接続されるように電流線BL1に設けられ、スイッチSW2は、電流抑制用素子E2と並列に接続されるように電流線BL2に設けられる。本第2の実施の形態でも、分岐した電流線BLの数を3つとし、スイッチSWおよび電流抑制用素子Eは、分岐した3つの電流線BLにそれぞれ設けられているものとする。
本第2の実施の形態においても、制御装置14は、加工条件にしたがってスイッチング素子SWE1およびスイッチSWのオン/オフを制御することで、加工対象物Wに対して放電加工を施す。通常の加工処理時(加工サイクル時)には、制御装置14は、スイッチSWを全てオン(閉)にし、スイッチング素子SWE1のオン/オフを制御することで、加工対象物Wを加工する。一方、中子保持処理時(保持サイクル時)には、制御装置14は、少なくとも1つのスイッチSWをオフ(開)にし、スイッチング素子SWE1のオン/オフを制御することで、加工しながら、ワイヤ電極10の一部を溶融させ、その溶融物で中子を加工対象物Wに溶着させる。
中子保持処理時には、極間EGに流れる加工電流を抑える必要があるため、制御装置14は、保持サイクルの加工条件(溶着用の加工条件)にしたがって少なくとも1つのスイッチSWをオフにすることで、電極部20と加工用電源部22との間のインピーダンスを高くする。つまり、保持サイクル時における電極部20と加工用電源部22との間のインピーダンスを加工サイクル時に比べ高くする。
図4に示す例では、3つのスイッチSW1、SW2のうち、2つのスイッチSW1と1つのスイッチSW2をオフにしている。このオフにするスイッチSW(SW1、SW2)の数、場所は、保持サイクルの加工条件にしたがって決定される。これにより、電極部20と加工用電源部22との間のインピーダンス、具体的には、第1電極部20aと加工用電源部22との間のインピーダンスを高くすることができ、加工電圧の電圧設定値を低くすることなく極間EGに流れる加工電流を充分に抑制することができる。したがって、安価な構成で、中子を加工対象物Wにしっかりと充分に溶着させることができる。なお、図4に示すように、スイッチSWを全てオフにしてしまうと極間EGに加工電流が流れない場合は、全てのスイッチSWをオフにすることはない。
[変形例]
上記各実施の形態は、以下のように変形してもよい。なお、以下の変形例においては、上記各実施の形態で説明した構成と同一の構成については同一の参照符号を付し、異なる部分のみを説明する。
<変形例1>
図5は、変形例1におけるワイヤ放電加工機12Bの構成の一例を示す図である。なお、本変形例1では、上記第1の実施の形態で説明した加工回路C1(図1)を用いて説明するが、上記第2の実施の形態で説明した加工回路C1A(図3)に適用することもできる。
本変形例1のワイヤ放電加工機12Bは、加工回路C1および制御装置14の他に、極間EGに電圧(誘起電圧)Vsを印加して放電を誘起させるための回路(以下、放電誘起回路と呼ぶ。)C2をさらに有する。放電誘起回路C2は、電源部(以下、放電誘起用電源部と呼ぶ。)30と、FET等で構成されるスイッチング素子SWE2を有する。
放電誘起用電源部30は、直流電源を有する。本変形例1では、放電誘起用電源部30は、正極性の電圧Vsを極間EGに印加するために、放電誘起用電源部30の負極(−極)がワイヤ電極10に接続され、正極(+極)が加工対象物Wに接続されている。つまり、放電誘起用電源部30の負極が第1電流供給線24aに接続され、正極が第2電流供給線24bに接続されている。なお、放電誘起用電源部30は、正極性の電圧Vsおよび負極性の電圧Vsのうちどちらか一方を選択的に極間EGに印加できるような構成を有してもよい。
スイッチング素子SWE2は、極間EGに放電を誘起させるために、極間EGに放電誘起用電源部30の電圧(誘起電圧)Vsを印加するためのものである。スイッチング素子SWE1は、放電誘起用電源部30と極間EGとの間で、放電誘起用電源部30および極間EGに直列に接続されている。スイッチング素子SWE2がオンになると、放電誘起用電源部30の電圧Vsが極間EGに印加される。つまり、スイッチング素子SWE2のオン/オフによって、電圧Vsの極間EGへの印加がオン/オフになる。図5に示す例では、スイッチング素子SWE2を、放電誘起用電源部30の負極とワイヤ電極10(第1電極部20a)との間に設けたが、放電誘起用電源部30の正極と加工対象物W(第2電極部20b)との間に設けてもよい。
スイッチング素子SWE2のオンによって電圧Vsが印加されて極間EGに放電が発生すると、スイッチング素子SWE2をオフにし、且つ、スイッチング素子SWE1をオンにすることで、極間EGに電圧Vmを印加する。これにより、極間EGに加工電流が流れる。なお、放電誘起回路C2を設けたが、放電誘起回路C2を設けずに、加工回路C1内に極間EGに誘起電圧Vsを印加するための回路を設けてもよい。
放電誘起回路C2は、極間EGに印加される電圧を低減させるための抵抗rを有してもよい。この抵抗rは、放電誘起用電源部30と極間EGとの間で、放電誘起用電源部30、極間EG、および、スイッチング素子SWE2とに直列に接続される。
<変形例2>
図6は、変形例2におけるワイヤ放電加工機12Cの構成の一例を示す図である。なお、本変形例1では、上記第1の実施の形態で説明した加工回路C1(図1)を用いて説明するが、上記第2の実施の形態で説明した加工回路C1A(図3)に適用することもできる。
本変形例2のワイヤ放電加工機12Cは、加工回路C1および制御装置14の他に、極間EGに流れた加工電流を極間EGに還流するための回路(以下、加工電流還流回路と呼ぶ。)C3をさらに有する。この加工電流還流回路C3は、加工回路C1に設けられている。加工電流還流回路C3は、ダイオードDとスイッチング素子SWE3とを有する。
直列に接続されたダイオードDおよびスイッチング素子SWE3を有する加工電流還流回路C3は、極間EGと並列に接続されている。本変形例2では、ダイオードDのアノードは、ワイヤ電極10(第1電極部20a)に接続され、カソードは、スイッチング素子SWE3を介して加工対象物W(第2電極部20b)に接続されている。ダイオードDのアノードは、第1電流供給線24a上のスイッチング素子SWE1と第1電極部20aとの間に接続されている。
スイッチング素子SWE1のオンによって極間EGに加工電流が流れた後に、スイッチング素子SWE1をオフにし、且つ、スイッチング素子SWE3をオフからオンにすると、ワイヤ電極10や加工電流経路のインダクタンスに溜まった電気エネルギーが、ダイオードDおよびスイッチング素子SWE3を通って極間EGに還流される。したがって、スイッチング素子SWE3がオンしている間は、極間EGに流れる加工電流が極間EGに還流されるので、極間EGに流れる加工電流の量(大きさ)が維持される。このように還流ダイオードDを設けることで、ピーク電流値の低い加工電流を長い時間極間に供給できるので、中子を加工対象物Wに溶着させるためのワイヤ電極10の溶融物の量(付着量)をさらに増やすことができる。
<変形例3>
上記各実施の形態では、ワイヤ電極10に接続される第1電極部20aを、加工対象物Wの上流側と下流側とにそれぞれ設けたが、いずれか一方にのみ第1電極部20aを設けてもよい。つまり、第1電極部20a1、20a2のうち一方を無くしてもよい。この場合は、それに応じて第1電流供給線24a1、24a2のうち一方が不要となる。
<変形例4>
上記各実施の形態で説明したワイヤ放電加工機12、12Aは、図示しない加工槽に貯蔵された加工液に加工対象物Wを浸漬させ、加工液中で極間EGに加工電流を流すことで加工対象物Wに対して放電加工を行うものであってもよい。この場合は、スイッチSW(SW1、SW2)は、加工槽に貯蔵された加工液と接しない位置に設けられている。例えば、スイッチSW(SW1、SW2)は、加工槽の外側に設けられている。このような構成を取ることで、加工液がスイッチSW(SW1、SW2)に入り込まないようにするための防水処理が不要になり、信頼性が向上する。
<変形例5>
上記第1の実施の形態では、第1電極部20a(ワイヤ電極10)と加工用電源部22との間のインピーダンスを変更するために、第1電流供給線24a上にスイッチSWを設けた(図1参照)。しかし、変形例5では、第2電極部20b(加工対象物W)と加工用電源部22との間のインピーダンスを変更するために、第2電流供給線24b上にスイッチSWを設ける。
この場合も、図2と同様に、第2電流供給線24bを複数の電流線BLに分岐させ、分岐した複数の電流線BLを第2電極部20bに接続させてもよい。そして、スイッチSWを、分岐した複数の電流線BLのうち少なくとも1つの電流線BL上に設けてもよい。この場合であっても、スイッチSWによって、電極部20と加工用電源部22との間のインピーダンスを変更させることができる。
変形例5においても、加工処理時(加工サイクル時)には、制御装置14は、スイッチSWを全てオン(閉)にし、スイッチング素子SWE1のオン/オフを制御することで、加工対象物Wを加工する。一方、中子保持処理時(保持サイクル時)には、制御装置14は、少なくとも1つのスイッチSWをオフ(開)にし、スイッチング素子SWE1のオン/オフを制御する。中子保持処理時に、少なくとも1つのスイッチSWをオフにすることで、電極部20と加工用電源部22との間のインピーダンスが高くなり、加工電圧の電圧設定値を低くすることなく極間EGに流れる加工電流を充分に抑制することができる。したがって、中子を加工対象物Wにしっかりと充分に溶着させることができる。なお、スイッチSWを全てオフにしてしまうと極間EGに加工電流が流れない場合は、全てのスイッチSWをオフにすることはない。
<変形例6>
上記第2の実施の形態では、第1電極部20a(ワイヤ電極10)と加工用電源部22との間のインピーダンスを変更するために、第1電流供給線24a上に電流抑制用素子Eを設け、電流抑制用素子Eと並列に接続されようにスイッチSWを第1電流供給線24aに設けた(図3参照)。しかし、変形例6では、第2電極部20b(加工対象物W)と加工用電源部22との間のインピーダンスを変更するために、第2電流供給線24b上に電流抑制用素子Eを設け、電流抑制用素子Eと並列に接続されるようにスイッチSWを第2電流供給線24bに設ける。
この場合も、図4と同様に、第2電流供給線24bを複数の電流線BLに分岐させ、分岐した複数の電流線を第2電極部20bに接続させてもよい。そして、電流抑制用素子Eを分岐した複数の電流線BLのうち少なくとも1つの電流線BL上に設け、スイッチSWを電流抑制用素子Eと並列に接続されるように電流線BLに設けてもよい。この場合であっても、スイッチSWによって、電極部20と加工用電源部22との間のインピーダンスを変更させることができる。
変形例6においても、加工処理時(加工サイクル時)には、制御装置14は、スイッチSWを全てオン(閉)にし、スイッチング素子SWE1のオン/オフを制御することで、加工対象物Wを加工する。一方、中子保持処理時(保持サイクル時)には、制御装置14は、少なくとも1つのスイッチSWをオフ(開)にし、スイッチング素子SWE1のオン/オフを制御する。中子保持処理時に、少なくとも1つのスイッチSWをオフにすることで、電極部20と加工用電源部22との間のインピーダンスを高くなり、加工電圧の電圧設定値を低くすることなく極間EGに流れる加工電流を充分に抑制することができる。したがって、中子を加工対象物Wにしっかりと充分に溶着させることができる。なお、スイッチSWを全てオフにしてしまうと極間EGに加工電流が流れない場合は、全てのスイッチSWをオフにすることはない。
<変形例7>
上記変形例1〜5を任意に組み合わせた態様であってもよい。また、上記変形例1〜4、6を任意に組み合わせた態様であってもよい。
以上のように上記各実施の形態および変形例1〜5で説明したワイヤ放電加工機(12、12A〜12C)は、加工用電源部(22)を用いて、ワイヤ電極(10)と加工対象物(W)との間で形成される極間(EG)に加工電流を流すことで、加工対象物(W)に対して放電加工を行う。ワイヤ放電加工機(12、12A〜12C)は、極間(EG)に加工電流を供給するための電極部(20)と、加工用電源部(22)と電極部(20)との間のインピーダンスを変更するためのスイッチ(SW)と、中子保持処理時に、スイッチ(SW)を制御することで、インピーダンスを加工時より高くして、極間(EG)に流れる加工電流を抑制する制御装置(14)と、を備える。
これにより、中子保持処理時に、極間(EG)に流れる加工電流を、従来技術より安価に、またより低く抑制することができる。したがって、中子を加工対象物(W)にしっかりと充分に溶着させることができる。
電極部(20)は、ワイヤ電極(10)に接続される第1電極部(20a)と、加工対象物(W)に接続される第2電極部(20b)とを有してもよい。スイッチ(SW)は、加工用電源部(22)と第1電極部(20a)との間のインピーダンスを変更するために、加工用電源部(22)と第1電極部(20a)とに接続された第1電流供給線(24a)に設けられていてもよい。これにより、中子保持処理時に、極間(EG)に流れる加工電流を充分に抑制することができる。したがって、中子を加工対象物(W)にしっかりと充分に溶着させることができる。
スイッチ(SW)は、第1電流供給線(24a)上に設けられていてもよい。これにより、スイッチ(SW)を設けるだけで、加工用電源部(22)と第1電極部(20a)との間のインピーダンスを簡単に変更することができる。
第1電流供給線(24a)は、複数の電流線(BL)に分岐し、分岐した複数の電流線(BL)の各々が第1電極部(20a)に接続されていてもよい。スイッチ(SW)は、分岐した複数の電流線(BL)のうち少なくとも1つの電流線(BL)上に設けられていてもよい。これにより、加工用電源部(22)と第1電極部(20a)との間のインピーダンスの変更を細かく行うことができる。
第1電流供給線(24a)上には、電流抑制用素子(E)が設けられ、スイッチ(SW)は、電流抑制用素子(E)と並列に接続されていてもよい。これにより、スイッチ(SW)をオン/オフするだけで、加工用電源部(22)と第1電極部(20a)との間のインピーダンスを簡単に変更することができる。
電流抑制用素子(E)は、第1電流供給線(24a)の分岐した複数の電流線(BL)のうち少なくとも1つの電流線(BL)上に設けられていてもよい。これにより、加工用電源部(22)と第1電極部(20a)との間のインピーダンスの変更を細かく行うことができる。
第1電極部(20a)は、ワイヤ電極(10)の送出方向からみて加工対象物より上流側と、送出方向からみて加工対象物(W)の下流側とにそれぞれ設けられていてもよい。スイッチ(SW)は、加工用電源部(22)と上流側に設けられた第1電極部(20a1)とに接続された第1電流供給線(24a1)、および、加工用電源部(22)と下流側に設けられた第1電極部(20a2)とに接続された第1電流供給線(24a2)のうち、少なくとも一方に設けられている。
ワイヤ放電加工機(12、12A〜12C)は、加工槽に貯蔵された加工液中で極間(EG)に加工電流を流すことで、加工対象物(W)に対して放電加工を行ってもよい。この場合は、スイッチ(SW)は、加工槽に貯蔵された加工液と接しない位置に設けられていてもよい。これにより、スイッチ(SW)に水等の液体が付着することを防止することができ、スイッチ(SW)がオフにもかかわらず、リーク電流によってスイッチ(SW)がオンすることを防止することができる。したがって、加工用電源部(22)と第1電極部(20a)との間のインピーダンスを所望する値に変更することができる。
スイッチ(SW)は、加工用電源部(22)と第2電極部(20b)との間のインピーダンスを変更するために、加工用電源部(22)と第2電極部(20b)とに接続された第2電流供給線(24b)に設けられていてもよい。これにより、中子保持処理時に、極間(EG)に流れる加工電流を充分に抑制することができる。したがって、中子を加工対象物(W)にしっかりと充分に溶着させることができる。
スイッチ(SW)は、第2電流供給線(24b)上に設けられていてもよい。これにより、スイッチ(SW)を設けるだけで、加工用電源部(22)と第2電極部(20b)との間のインピーダンスを簡単に変更することができる。
第2電流供給線(24b)は、複数の電流線(BL)に分岐し、分岐した複数の電流線(BL)の各々が第2電極部(20b)に接続されていてもよい。スイッチ(SW)は、分岐した複数の電流線(BL)のうち少なくとも1つの電流線(BL)上に設けられていてもよい。これにより、加工用電源部(22)と第2電極部(20b)との間のインピーダンスの変更を細かく行うことができる。
第2電流供給線(24b)上には、電流抑制用素子(E)が設けられ、スイッチ(SW)は、電流抑制用素子(E)と並列に接続されていてもよい。これにより、スイッチ(SW)をオン/オフするだけで、加工用電源部(22)と第2電極部(20b)との間のインピーダンスを簡単に変更することができる。
電流抑制用素子(E)は、第2電流供給線(24b)の分岐した複数の電流線(BL)のうち少なくとも1つの電流線(BL)上に設けられていてもよい。これにより、加工用電源部(22)と第2電極部(20b)との間のインピーダンスの変更を細かく行うことができる。
ワイヤ放電加工機(12、12A〜12C)は、加工電流が供給される前に、放電を誘起させるための誘起電圧を極間(EG)に印加する放電誘起回路(C2)を備えてもよい。
ワイヤ放電加工機(12、12A〜12C)は、極間(EG)に流れる加工電流を極間(EG)に還流させるための加工電流還流回路(C3)を備えてもよい。これにより、極間(EG)に流れる加工電流の量(大きさ)を維持させることができる。
10…ワイヤ電極 12、12A〜12C…ワイヤ放電加工機
14…制御装置 20…電極部
20a、20a1、20a2…第1電極部 20b…第2電極部
22…加工用電源部(電源部) 24…電流供給線
24a、24a1、24a2…第1電流供給線
24b…第2電流供給線 30…放電誘起用電源部(電源部)
BL(BL1、BL2)…電流線 C1、C1A…加工回路(回路)
C2…誘起放電回路(回路) C3…加工電流還流回路(回路)
E…電流抑制用素子 EG…極間
SW(SW1、SW2)…スイッチ SWE1〜SWE3…スイッチング素子
Vm…加工電圧(電圧) Vs…誘起電圧(電圧)
W…加工対象物

Claims (15)

  1. 加工用電源部を用いて、ワイヤ電極と加工対象物との間で形成される極間に加工電流を流すことで、前記加工対象物に対して放電加工を行うワイヤ放電加工機であって、
    前記極間に前記加工電流を供給するための電極部と、
    前記加工用電源部と前記電極部との間のインピーダンスを変更するためのスイッチと、
    中子保持処理時に、前記スイッチを制御することで、前記インピーダンスを加工時より高くして、前記極間に流れる前記加工電流を抑制する制御装置と、
    を備える、ワイヤ放電加工機。
  2. 請求項1に記載のワイヤ放電加工機であって、
    前記電極部は、前記ワイヤ電極に接続される第1電極部と、前記加工対象物に接続される第2電極部とを有し、
    前記スイッチは、前記加工用電源部と前記第1電極部との間の前記インピーダンスを変更するために、前記加工用電源部と前記第1電極部とに接続された第1電流供給線に設けられている、ワイヤ放電加工機。
  3. 請求項2に記載のワイヤ放電加工機であって、
    前記スイッチは、前記第1電流供給線上に設けられている、ワイヤ放電加工機。
  4. 請求項3に記載のワイヤ放電加工機であって、
    前記第1電流供給線は、複数の電流線に分岐し、
    分岐した前記複数の電流線の各々が前記第1電極部に接続されており、
    前記スイッチは、分岐した前記複数の電流線のうち少なくとも1つの電流線上に設けられている、ワイヤ放電加工機。
  5. 請求項2に記載のワイヤ放電加工機であって、
    前記第1電流供給線上には、電流抑制用素子が設けられ、
    前記スイッチは、前記電流抑制用素子と並列に接続されている、ワイヤ放電加工機。
  6. 請求項5に記載のワイヤ放電加工機であって、
    前記第1電流供給線は、複数の電流線に分岐し、
    分岐した前記複数の電流線の各々が前記第1電極部に接続されており、
    前記電流抑制用素子は、分岐した前記複数の電流線のうち少なくとも1つの電流線上に設けられている、ワイヤ放電加工機。
  7. 請求項2〜6のいずれか1項に記載のワイヤ放電加工機であって、
    前記第1電極部は、ワイヤ電極の送出方向からみて前記加工対象物より上流側と、前記送出方向からみて前記加工対象物の下流側とにそれぞれ設けられており、
    前記スイッチは、前記加工用電源部と上流側に設けられた前記第1電極部とに接続された前記第1電流供給線、および、前記加工用電源部と下流側に設けられた前記第1電極部とに接続された前記第1電流供給線のうち、少なくとも一方に設けられている、ワイヤ放電加工機。
  8. 請求項2〜7のいずれか1項に記載のワイヤ放電加工機であって、
    前記ワイヤ放電加工機は、加工槽に貯蔵された加工液中で極間に加工電流を流すことで、前記加工対象物に対して放電加工を行うものであり、
    前記スイッチは、前記加工槽に貯蔵された加工液と接しない位置に設けられている、ワイヤ放電加工機。
  9. 請求項1に記載のワイヤ放電加工機であって、
    前記電極部は、前記ワイヤ電極に接続される第1電極部と、前記加工対象物に接続される第2電極部とを有し、
    前記スイッチは、前記加工用電源部と前記第2電極部との間の前記インピーダンスを変更するために、前記加工用電源部と前記第2電極部とに接続された第2電流供給線に設けられている、ワイヤ放電加工機。
  10. 請求項9に記載のワイヤ放電加工機であって、
    前記スイッチは、前記第2電流供給線上に設けられている、ワイヤ放電加工機。
  11. 請求項10に記載のワイヤ放電加工機であって、
    前記第2電流供給線は、複数の電流線に分岐し、
    分岐した前記複数の電流線の各々が前記第2電極部に接続されており、
    前記スイッチは、分岐した前記複数の電流線のうち少なくとも1つの電流線上に設けられている、ワイヤ放電加工機。
  12. 請求項9に記載のワイヤ放電加工機であって、
    前記第2電流供給線上には、電流抑制用素子が設けられ、
    前記スイッチは、前記電流抑制用素子と並列に接続されている、ワイヤ放電加工機。
  13. 請求項12に記載のワイヤ放電加工機であって、
    前記第2電流供給線は、複数の電流線に分岐し、
    分岐した前記複数の電流線の各々が前記第2電極部に接続されており、
    前記電流抑制用素子は、分岐した前記複数の電流線のうち少なくとも1つの電流線上に設けられている、ワイヤ放電加工機。
  14. 請求項1〜13のいずれか1項に記載のワイヤ放電加工機であって、
    前記加工電流が供給される前に、放電を誘起させるための誘起電圧を前記極間に印加する放電誘起回路を備える、ワイヤ放電加工機。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載のワイヤ放電加工機であって、
    前記極間に流れる前記加工電流を前記極間に還流させるための加工電流還流回路を備える、ワイヤ放電加工機。
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