JP5016425B2 - 電気回路 - Google Patents

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本発明は、一端に電源が接続され、他端に負荷部が接続されている電気回路に関する。
電動パワーステアリング装置は、車両に搭載したバッテリなどを電源とし、駆動回路が補助モータを駆動することによって、操舵力を補助している。電源と駆動回路との間には、バッテリ端子のつなぎ間違えによる逆方向の電流を阻止したり、イグニッションスイッチと連動してオン(導通状態)とオフ(非導通状態)とを切り替えたり、駆動回路などの故障に応じてオフにし駆動電流を遮断したりするなどのために、リレーが設けられている。
電動パワーステアリング装置付きの車両で運転者が快適な操舵感覚を得られるようにするには、人力操舵に応じて補助モータが俊敏に動作する必要があるため、補助モータの高出力化や高レスポンス化が図られている。これに伴って、前記したリレーを流れる電流も増大することになる。リレーに定格を超える電流が流れ、接点の焼損や熔着などによるリレーの故障や破壊を防止するには、より大きい電流容量のリレーを用いればよい。しかし、接点の発熱は電流値の二乗に比例するため、リレーの大容量化を図ると、リレーの外形が急激に大型化する問題点があった。
ところで、従来、バッテリから、操舵力を補助するモータへ流れる駆動電流を、並列接続している2個のリレー(フェイルセーフリレー)の接点に分流させることによって、電流容量が小さい接点(例えばモータの最大駆動電流の略半分の電流容量の接点)を有する2個の小型のリレーを使用するようにした「電動パワーステアリング装置」が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−329798号公報(段落[0019]−[0022]、図1)
しかしながら、前記「電動パワーステアリング装置」(特許文献1記載)のコントローラでは、2個のリレー(フェイルセーフリレー)に全く同じ仕様のものを用いたとしても、これらのリレーに流れる電流値は平衡せず、どちらかのリレーに流れる電流が過大になって、リレーの故障や破壊を招くおそれがあった。その第1の理由は、同一の仕様の電気部品(リレー)であっても個々の製品の実測値には所定のばらつきが許容されているため、個々のリレー間で、オン抵抗やスイッチング時間などが、一般に若干異なるためである。その第2の理由は、車両などへ実装するうえで、リレーを接続する導線の取り回し長さ(つまり、導線の抵抗)や接続抵抗が、リレーごとに若干異なってしまうためである。
そこで、本発明は、前記した問題点を解決し、大電流を流すことができリレーの小型化を図ることができる電気回路を提供することをその課題とする。
前記課題を解決するため、本発明による電気回路は、電源と並列に接続されている複数のリレーと、前記複数のリレーとそれぞれ直列に接続されている複数の電界効果トランジスタと、前記複数の電界効果トランジスタの出力が入力される負荷部と、前記複数の電界効果トランジスタのゲート端子に所定電圧を印加する定電圧源と、を具備し、前記定電圧源の正極を前記電界効果トランジスタのゲート端子に接続し、前記定電圧源の負極を接地し、前記電界効果トランジスタのゲート端子、前記電界効果トランジスタのソースに内部抵抗を介して接続するソース端子との電位差に応じて、前記電界効果トランジスタの電流を可変とすることを特徴とする。
本発明によれば、大電流を流すことができリレーの小型化を図ることができる電気回路を実現できる。
次に、本発明を実施するための最良の形態(以下「実施形態」という)について、添付の図面を参照し、詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明による第1実施形態の電気回路101を示す回路ブロック図である。
この電気回路101は、電源B10と、負荷部L10と、電源B10と負荷部L10との間に介挿されたリレー回路101aを具備している。
電源B10は、自動車に装備されたバッテリ、オルタネータに接続された整流器などからなる定電圧の直流電源である(いずれも図示せず)。電源B10は、負荷部L10の仕様などに応じて、実用上直流電源とみなせるものであればよく、その許容範囲内で、通電による電圧降下があったり、リプルを含んでいたりしてもよい。
図3を参照して後記するように、負荷部L10は、典型的には、自動車の電動ステアリング装置(図示せず)において操舵力を補助する補助モータM10と、補助モータM10を駆動するモータ駆動回路L11とを含んで構成される。また、負荷部L10は、電子制御ユニット(electronic control unit; ECU)など、自動車に搭載された各種の電気機器(図示せず)とすると好適である。さらには、負荷部L10は、自動車に係るもの以外の電気機器としてもよい。
図1に示すように、リレー回路101aは、電源B10に並列に接続されたリレーRY1,RY2と、入力側がリレーRY1に直列に接続され、出力側が負荷部L10に接続されたFET(電界効果トランジスタ)Q1と、入力側がリレーRY2に直列に接続され、出力側が負荷部L10に接続されたFETQ2と、FETQ1に所定のゲート電圧を印加する定電圧源V1と、FETQ2に所定のゲート電圧を印加する定電圧源V2と、FETQ1の出力側に並列に接続され負荷部L10の急峻な負荷変動に追従して充放電するコンデンサ(出力コンデンサ)C1と、FETQ2の出力側に並列に接続され負荷部L10の急峻な負荷変動に追従して充放電するコンデンサ(出力コンデンサ)C2と、リレーRY1,RY2の電磁石に接続され外部の制御回路(図示せず)の制御によってリレーRY1,RY2を駆動するリレー駆動回路S10と、を含んで構成されている。
FETQ1,Q2がエンハンスメント・モード形である場合について説明するが、接合形のものを用いてもよい。また、ディプリーション・モード形のものを用いて、同様の機能を有する回路を構成することも可能である。
リレーRY1,RY2は、単極単投(SPST)の電磁継電器であって、電磁石および機械式の可動接点を含んでいる。リレーRY1,RY2として、この電磁継電器と同等の機能を有する半導体リレー(Solid State Relay; SSR)を用いてもよい。
リレーRY1,RY2が同一の仕様である場合について説明するが、リレーRY1,RY2の仕様(特に、電流容量)は、同一でなくてもよい。この場合、リレーRY1,RY2の仕様に合わせて、FETQ1,Q2の仕様と、定電圧源V1,V2の電圧値を選択する。リレーRY1,RY2ごとに流れる電流I1,I2の大きさを個別に制御するためには、例えば、FETQ1,Q2のゲートにダイオードを介挿したり、マイクロコンピュータを含む回路でFETQ1,Q2のゲート電圧を制御したりすればよい。
また、FETQ1,Q2の負荷部L10側に抵抗器(図示せず)を設けて、ゲート電圧の制御を容易に行うこともできる。
リレー駆動回路S10は、外部の制御回路(図示せず)からの制御信号に応じて、制御信号がオン状態を示すとき、リレーRY1,RY2の電磁石へ駆動電流を流して可動接点を閉成し(すなわち、リレーRY1,RY2を導通状態にし)、また、制御信号がオフ状態を示すとき、リレーRY1,RY2の電磁石へ駆動電流を流さず可動接点を開成する(すなわち、リレーRY1,RY2を非導通状態にする)。
制御回路は、例えば、イグニッションスイッチ(図示せず)がオンのとき、制御信号をオン状態にし、オフのとき、制御信号をオフ状態にする。制御回路は、また例えば、負荷部L10などを監視し、異常や故障が検出されたときは、制御信号をオフ状態にする。
FETQ1は、そのチャネル部分の一端が、リレーRY1を介して電源B10に接続され、その他端が負荷部L10に接続されている。FETQ1のゲートには、定電圧源V1が接続され、定電圧源V1の他端は接地されている。ダイオードDq1は、FETQ1の内蔵ダイオード(寄生ダイオード; body diode)であるから、単にFETQ1というときは、ダイオードDq1を含むものとする。
FETQ2は、そのチャネル部分の一端が、リレーRY2を介して電源B10に接続され、その他端が負荷部L10に接続されている。FETQ2のゲートには、定電圧源V2が接続され、定電圧源V2の他端は接地されている。ダイオードDq2は、FETQ2の内蔵ダイオード(寄生ダイオード; body diode)であるから、単にFETQ2というときは、ダイオードDq2を含むものとする。
図2は、図1に示すFETQ1およびその周縁部を詳細に示す回路ブロック図である。
図2(a)に示すように、FETQ1がNチャネル・エンハンスメント・モード形である場合、図示しないが、FETQ1のゲートGは、例えばリレー回路101a内または負荷部L10内において、FETQ1の出力側と共通接地であるものとする。
FETQ1を流れる電流I1(図1参照)が増加した場合、ソースS側の抵抗Rs1に流れる電流も増加し、抵抗Rs1の両端の電圧が(例えば、0.05V)増加する。すると、定電圧源V1がFETQ1のゲート端子−抵抗Rs1−ソース端子間に印加する電圧(例えば、15V)に、抵抗Rs1において生じた増加分の電圧(例えば、前記した0.05V)が含まれる。したがって、FETQ1においてソースSからの出力がゲートGに負帰還されているため、前記した増加分の電圧(例えば、0.05V)が定電圧源V1によって与えられるゲート電圧(例えば、15V)からマイナスされる(例えば、14.95Vになる)。その結果、FETQ1のチャネルを電流I1が流れにくくなり、他方のFETQ2の電流I2が増大し、2個のFETQ1,Q2に流れる電流I1,I2が均衡するように回路が動作する。
図2(b)に示すように、FETQ1がPチャネル・エンハンスメント・モード形である場合、図1に示すように、FETQ1のゲートGは、電源B10の負極と共通接地である。この場合、例えば、電源B10の電圧を10V、定電圧源V1の電圧を5Vとすれば、FETQ1のゲート端子−内部抵抗Rs1−ソース端子間に印加する電圧を−5Vとすることができる。
この図2(b)に示す回路の動作は、図2(a)を参照して前記した回路と対称であり、実質的に同じであるから、その説明を省略する。
図3は、負荷部L10の一例を詳細に示す回路ブロック図である。
この負荷部L10は、電気回路101およびモータ制御部(図示せず)に接続されたモータ駆動回路L11と、モータ駆動回路L11に接続された補助モータM10とを備え、制御プログラムをロードされたマイクロコンピュータを含んで構成されたモータ制御部(図示せず)によって制御されている。
補助モータM10は、三相(U相、V相、W相)のDCブラシレスモータである。ホール素子などの磁気検出素子(図示せず)によるロータ(図示せず)の位相検出結果は、モータ制御部(図示せず)へ送られている。補助モータM10は、車両のパワーステアリング装置(図示せず)において、操舵力を適切に補助するものであれば、他の形式の電気モータを用いてもよい。この場合、駆動回路は、この電気モータに適合するものを使用する。
モータ駆動回路L11は、リレー回路101aを通じて電力供給され、モータ制御部によってスイッチング制御されて、補助モータM10を駆動する。トランジスタTR11およびTR12は、補助モータM10をU相において駆動し、トランジスタTR21およびTR22は、補助モータM10をV相において駆動し、トランジスタTR31およびTR32は、補助モータM10をW相において駆動する。トランジスタの代わりに、FETやIGBTなどの他の素子を、スイッチング素子として用いてもよい。
本発明による第1実施形態によれば、次の各効果が得られる。
(1)電源B10から流入する電流I10が、リレーRY1を流れる電流I1とリレーRY2に流れる電流I2とに分流されるため、リレーRY1,RY2の接点の電流容量が小さくて済む。特に、電流I10の値が大きくなる場合には、接点の発熱が電流値の二乗に比例することから、リレーRY1,RY2の接点の発熱の合計値が小さくなり、リレーRY1,RY2を著しく小型化できる。
(2)電流I1と電流I2とがFETQ1とFETQ2によって個別に制限されるため、電流I1,I2の一方が減少しても、他方をFETQ1またはFETQ2による制限値に制限できる。
(3)負荷部L10が仮に過負荷になっても、電流I1および電流I2が各々制限されるため、電源B10から負荷部L10へ流れる電流I10を、電流I1の制限値と電流I2の制限値との合計値に制限できる。
(4)リレーRY1,RY2に要求される電流容量を、FETQ1,Q2の定格(ゲート電圧に対するドレイン電流の関係)および定電圧源V1,V2を基に容易に導出できる。また、リレーRY1,RY2の電流容量に応じて、定電圧源V1,V2の電圧値を容易に決定できる。
(5)リレーRY1,RY2のスイッチング時間にばらつきがあっても、リレーRY1,RY2が熔着したり破壊したりすることが防止される。
(6)定電圧源V1の電圧および定電圧源V2の電圧の値を適切に選択すれば、リレーRY1,RY2に合わせて、電流I1,I2の制限値を容易に設定できる。
(7)FETQ1,Q2は、ゲート電流がほとんど流れないため、制御に係る発熱や電力消費が少なくて済む。
(8)FETQ1,Q2は、ゲート電圧によって電流I1,I2を直接的に制御(制限)できるため、バイポーラトランジスタを用いた場合と比較して、素子数が少なくて済み回路構成が簡単になる。
<第2実施形態>
図4は、本発明による第2実施形態の電気回路102を示す回路ブロック図である。
この電気回路102は、第1実施形態の電気回路101(図1参照)において、リレー回路101aの代わりに、リレー回路102aを備えたものである。リレー回路102aの基本例は、リレー回路101a(図1参照)において、リレーRY1,RY2の後段に昇圧回路A1を設けた構成である。
昇圧回路A1は、DC−DCコンバータの一種であって、入力電圧よりも高い出力電圧を得ることができる素子または回路であり、具体的には、例えば、半導体スイッチ、インダクタおよびコンデンサを含んで構成されている(いずれも図示せず)。
リレー回路102aの基本例によれば、リレーRY1,RY2が昇圧回路A1の前段に位置することとなる。したがって、昇圧回路A1(またはこれらより後段の回路)に障害が発生したとき、リレーRY1,RY2をオフにすれば、これらの回路への電源入力を遮断することができる。
リレー回路102aの前段(すなわち、電源B10の後段)に昇圧回路(図示せず)を設けた構成としてもよい。
リレー回路102aの変形例によれば、昇圧回路のいずれかが短絡故障したとき、リレーRY1,RY2がこれに対するフェールセーフリレーとして動作する。
本発明による第2実施形態によれば、前記した第1実施形態による効果に加え、昇圧回路A1などを設けたことによって、より高い電圧で、負荷部L10に電源供給を行える。
<第3実施形態>
図5は、本発明による第3実施形態の電気回路103を示す回路ブロック図である。
この電気回路103は、第1実施形態の電気回路101(図1参照)において、リレー回路101aの代わりに、リレー回路103aを備えたものである。リレー回路103aは、リレー回路101a(図1参照)において、リレーRY1、FETQ1、定電圧源V1、コンデンサC1からなる回路と同様の回路を、多数(n組)、電源B10および負荷部L10に対して並列に接続した構成である。
本発明による第3実施形態によれば、前記した第1実施形態による効果に加え、電源B10からの電流I10が、n枝の電流I1,I2,…,Inに分かれて、リレーRY1,RY2,…,RYnに流れるため、殊に電流I10が大きい場合において、リレーRY1,RY2,…,RYnをさらに小型化できる。
<第4実施形態>
図6は、本発明による第4実施形態の電気回路104を示す回路ブロック図である。
この電気回路104は、第1実施形態の電気回路101(図1参照)において、リレー回路101aの代わりに、リレー回路104aを備えたものである。リレー回路104aは、リレー回路101a(図1参照)において、FETQ1および定電圧源V1の代わりに定電流ダイオードCRD1を備え、FETQ2および定電圧源V2の代わりに定電流ダイオードCRD2を備えて構成されている。
定電流ダイオードCRD1,CRD2は、接合形電界効果トランジスタのゲートとソースとを短絡した内部構造を有し、入力電圧が所定範囲であるならば、出力電流がほぼ所定値に保たれる素子である。
本発明による第4実施形態によれば、前記した第1実施形態による効果に加え、定電流ダイオードCRD1,CRD2を用いたことによって、より少ない素子数および工程数で同様の機能を有する回路を実現できる。
<その他の実施形態>
前記した実施形態の技術思想を、例えば次のように組み合わせて、更なる実施形態としてもよい。
(1)第3実施形態のリレー回路103a(図5参照)において、第2実施形態の昇圧回路A1(図4参照)を適用する。
(2)第3実施形態のリレー回路103a(図5参照)において、第4実施形態の定電流ダイオードCRD1,CRD2,…,CRDn(図6参照)を適用する。
(3)第1実施形態では、ゲートG−内部抵抗Rs1−ソースSの間に印加される電圧が制御(制限)されることについても説明したが、FETの定抵抗特性を利用することも、もちろん可能である。ここでいう定抵抗特性とは、ドレインD−ソースS間電圧(VDS)にかかわらずドレイン電流(I)がほぼ一定となる領域よりも電圧VDSが低い領域の特性であって、電圧VDSに対し電流Iがほぼ比例する(抵抗がほぼ一定である)領域の特性である。
具体的には、一方のFETに流れるドレイン電流Iが大きくなると、ドレインD−ソースS間の電圧VDSが大きくなるため、他方のFETの電圧VDSが相対的に低くなり、このFETのドレイン電流Iが増加するため、2個のFETにそれぞれ流れるドレイン電流Iがバランスされる。
<比較例>
図7は、比較例の電気回路109を示す回路ブロック図である。
この電気回路109は、第1実施形態の電気回路101(図1参照)において、リレー回路101aの代わりに、リレー回路109aを備えたものである。リレー回路109aは、電源B10と負荷部L10との間に1個のリレーRY1を介挿し、リレーRY1を駆動するリレー駆動回路S10と、リレーRY1の負荷部L10側に設けられたコンデンサ(出力コンデンサ)C1とを具備した構成である。
比較例の電気回路109では、電源B10からの電流I10は、すべて、リレーRY1を通る。リレーRY1の接点の発熱は、電流I10の値の二乗に比例するため、電流I10を大きくすると、リレーRY1を非常に大きくしなければならない。
本発明による第1実施形態の電気回路を示す回路ブロック図である。 図1に示すFETおよびその周縁部を詳細に示す回路ブロック図である。 負荷部の一例を詳細に示す回路ブロック図である。 本発明による第2実施形態の電気回路を示す回路ブロック図である。 本発明による第3実施形態の電気回路を示す回路ブロック図である。 本発明による第4実施形態の電気回路を示す回路ブロック図である。 比較例の電気回路を示す回路ブロック図である。
符号の説明
101 電気回路 (第1実施形態)
101a リレー回路(第1実施形態)
102 電気回路 (第2実施形態)
102a リレー回路(第2実施形態)
103 電気回路 (第3実施形態)
103a リレー回路(第3実施形態)
104 電気回路 (第4実施形態)
104a リレー回路(第4実施形態)
109 電気回路 (比較例)
109a リレー回路(比較例)
A1 昇圧回路
B10 電源
C1,C2 コンデンサ
CRD1,CRD2 定電流ダイオード
Dq1,Dq2 ダイオード
L10 負荷部
L11 モータ駆動回路
M10 補助モータ
Q1,Q2,…,Qn FET
RY1,RY2 リレー
S10 リレー駆動回路
V1,V2 定電圧源

Claims (2)

  1. 電源と並列に接続されている複数のリレーと、
    前記複数のリレーとそれぞれ直列に接続されている複数の電界効果トランジスタと、
    前記複数の電界効果トランジスタの出力が入力される負荷部と、
    前記複数の電界効果トランジスタのゲート端子に所定電圧を印加する定電圧源と、
    を具備し、
    前記定電圧源の正極を前記ゲート端子に接続し、前記定電圧源の負極を接地させ、
    前記電界効果トランジスタのゲート端子、前記電界効果トランジスタのソースに内部抵抗を介して接続するソース端子との電位差に応じて、
    前記電界効果トランジスタの電流を可変とすることを特徴とする電気回路。
  2. 前記負荷部は、電動パワーステアリング装置で使用され操舵を補助する補助モータを含むことを特徴とする請求項1に記載の電気回路。
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