JP2015035937A - Dc−dcコンバータ - Google Patents

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晋宏 木下
Kunihiro Kinoshita
晋宏 木下
伸治 堀尾
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伸治 堀尾
山口 隆志
Takashi Yamaguchi
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Abstract

【課題】故障により制御部が動作を停止しても、負荷への電力供給を継続することが可能なDC−DCコンバータを提供する。【解決手段】DC−DCコンバータ100は、FET1のオン・オフ動作により、直流電源50の電圧を昇圧して負荷70へ供給する電圧変換回路1と、電圧変換回路1と並列に設けられ、入力端子10と出力端子20との間に接続されたFET2を有するバイパス回路5と、電圧変換回路1と並列に設けられ、入力端子10と出力端子20との間に接続されたリレーRYを有するバイパス回路6と、FET1、FET2、およびリレーRYの動作を制御する制御部2とを備えている。リレーRYは、常閉型のリレーからなる。非昇圧時に、接地線wが断線して制御部2の動作が停止した場合、リレーRYが接点閉状態となるため、バイパス回路6を経由して、直流電源50から負荷70へ電力を供給することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、直流電源の電圧を昇圧または降圧して負荷に供給するDC−DCコンバータ(直流−直流変換装置)に関し、特に、非昇圧時または非降圧時に負荷への電力供給経路となるバイパス回路を備えたDC−DCコンバータに関する。
例えば自動車には、各種の車載機器や回路に直流電圧を供給するための電源装置として、DC−DCコンバータが搭載されている。一般に、DC−DCコンバータは、スイッチング素子やインダクタなどから構成される電圧変換回路(昇圧回路または降圧回路)を有しており、直流電源の電圧を高速でスイッチングすることにより、昇圧または降圧された直流電圧を出力する。
このようなDC−DCコンバータには、昇圧または降圧が必要な場合だけ電圧変換回路を作動させ、昇圧または降圧が必要ない場合は、電圧変換回路を経由せずに、バイパス回路を経由して負荷へ電力を供給するものがある。後掲の特許文献1〜5には、このようなバイパス回路を設けた電源装置が示されている。
特許文献1では、電圧変換回路を経由して電力を出力する第1状態と、バイパス回路を経由して電力を出力する第2状態とを切り替える際に、電圧変換回路とバイパス回路とが共に動作状態となるように制御を行う。
特許文献2では、アイドルストップ後の再起動時に動作して入力電圧を所定の出力電圧に変換する電圧変換回路と、アイドルストップ後の再起動時に非導通状態を維持し、再起動時以外のときに導通状態を維持して電圧変換回路の入力側から出力側へ電圧変換回路を通さずに電力を供給するバイパス回路とが設けられている。
特許文献3では、バッテリ電圧を昇圧して負荷に供給する電圧変換回路と、この電圧変換回路と並列に接続されたバイパス回路と、電圧変換回路が昇圧する電圧を制御する制御手段とが設けられている。制御手段は、エンジン始動前に、電圧変換回路が昇圧する目標電圧を第1の電圧に制御し、エンジン始動後に、目標電圧を第1の電圧より低い第2の電圧に変更する。
特許文献4では、入力電圧を検出する第1電圧センサ、出力電圧を検出する第2電圧センサ、および、バイパス回路に備わるスイッチの故障の有無を判定する故障判定手段が設けられている。故障判定手段は、第1および第2電圧センサが検出した電圧に基づき、バイパス回路のスイッチがオンしないオープン故障、または、バイパス回路のスイッチがオフしないショート故障の有無を判定する。
特許文献5では、直流電源の電圧を降圧する降圧回路をバイパスする第1のバイパス回路、上記降圧回路に接続された昇圧回路をバイパスする第2のバイパス回路、または、降圧回路と昇圧回路とを一体化した昇降圧回路をバイパスする第3のバイパス回路が設けられる。
上記の特許文献1〜5に記載された装置では、電圧変換回路と並列に、リレーやFETなどのスイッチング素子を有するバイパス回路が1つだけ設けられている。
特開2010−183755号公報 特開2012−65494号公報 特開2010−115010号公報 特開2013−38849号公報 特開2007−166783号公報
従来のDC−DCコンバータにおいて、当該コンバータとグランドとを接続する接地線が、何らかの原因により断線する場合がある(以下、これを「グランド断線故障」という)。このようなグランド断線故障が発生すると、DC−DCコンバータの内部に備わる制御部が動作を停止し、制御不能となる。このため、電圧の非昇圧時または非降圧時に、バイパス回路が駆動されず、バイパス回路を経由して負荷に電力が供給されなくなるという問題がある。
本発明の目的は、故障により制御部が動作を停止しても、バイパス回路を経由して負荷への電力供給を継続することが可能なDC−DCコンバータを提供することにある。
本発明に係るDC−DCコンバータは、直流電源が接続される入力端子と、負荷が接続される出力端子と、入力端子と出力端子との間に設けられ、第1スイッチング素子およびインダクタを有し、第1スイッチング素子のオン・オフ動作により、直流電源の電圧を昇圧または降圧して負荷へ供給する電圧変換回路と、この電圧変換回路と並列に設けられ、入力端子と出力端子との間に接続された第2スイッチング素子を有する第1バイパス回路と、電圧変換回路と並列に設けられ、入力端子と出力端子との間に接続された第3スイッチング素子を有する第2バイパス回路と、第1ないし第3スイッチング素子の動作を制御する制御部とを備える。そして、第3スイッチング素子は、常時オン型のスイッチング素子からなる。
このような構成によると、非昇圧時または非降圧時に、故障により制御部が動作を停止しても、第2バイパス回路の第3スイッチング素子が常時オン型であることから、当該第3スイッチング素子はオンの状態となる。したがって、第2バイパス回路を経由して負荷へ直流電源の電力を供給することができる。
本発明において、制御部は、非昇圧時または非降圧時に、第1スイッチング素子をオフにするとともに、第2スイッチング素子と第3スイッチング素子のいずれかをオンにし、昇圧時または降圧時に、第1スイッチング素子をオン・オフさせるとともに、第2スイッチング素子と第3スイッチング素子を共にオフにしてもよい。
本発明において、第1スイッチング素子および第2スイッチング素子がFETで、第3スイッチング素子が常閉型のリレーであってもよい。
本発明において、車両のイグニッションスイッチが接続されるイグニッション端子がさらに設けられ、制御部は、イグニッション端子に入力される信号に基づいて、イグニッションスイッチのオン・オフを判別してもよい。この場合、制御部は、非昇圧時または非降圧時に、イグニッションスイッチがオフと判別したときは、第2スイッチング素子であるFETをオフにするとともに、第3スイッチング素子であるリレーの接点を閉じた状態にする。また、制御部は、非昇圧時または非降圧時に、イグニッションスイッチがオンと判別したときは、第2スイッチング素子であるFETをオンにするとともに、第3スイッチング素子であるリレーの接点を開いた状態にする。
本発明において、非昇圧時または非降圧時に、第2スイッチング素子がオンしない故障を検出する故障検出手段をさらに備えていてもよい。この場合、制御部は、非昇圧時または非降圧時に、故障検出手段で故障が検出されたときは、第3スイッチング素子をオンにする。
本発明において、電圧変換回路は、インダクタと出力端子との間に接続された整流用のダイオードを有し、故障検出手段は、ダイオードの近傍に配置されたサーミスタを有していてもよい。この場合、故障検出手段は、サーミスタの両端の電圧に基づいて故障を検出する。
本発明において、故障検出手段は、入力端子における入力電圧を検出する入力電圧検出回路と、出力端子における出力電圧を検出する出力電圧検出回路とを有していてもよい。この場合、故障検出手段は、入力電圧検出回路で検出された入力電圧と、出力電圧検出回路で検出された出力電圧との差に基づいて故障を検出する。
本発明によれば、故障により制御部が動作を停止しても、バイパス回路を経由して負荷への電力供給を継続することが可能なDC−DCコンバータを提供することができる。
本発明の実施形態に係るDC−DCコンバータの回路図である。 通常動作における非昇圧時の電流経路を示した回路図である。 通常動作における非昇圧時の他の電流経路を示した回路図である。 通常動作における昇圧時の電流経路を示した回路図である。 グランド断線故障時の電流経路を示した回路図である。 図1のDC−DCコンバータの動作を示したタイムチャートである。 他の実施形態に係るDC−DCコンバータの回路図である。 FET断線故障時の電流経路を示した回路図である。 FET断線故障時の電流経路を示した回路図である。 図7のDC−DCコンバータの動作を示したタイムチャートである。 他の実施形態に係るDC−DCコンバータの回路図である。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一部分または対応部分には同一符号を付してある。
最初に、本発明の実施形態に係るDC−DCコンバータの構成を、図1を参照しながら説明する。DC−DCコンバータ100は、電圧変換回路1、制御部2、FET駆動部3、リレー駆動部4、バイパス回路5、バイパス回路6、入力端子10、イグニッション端子11、昇圧端子12、グランド端子13、および出力端子20を備えている。
入力端子10には直流電源50の正極が接続され、出力端子20には負荷70が接続される。直流電源50は、例えば自動車に搭載される車両用バッテリであり、負荷70は、例えばエンジンや車載機器などを制御するECU(電子制御ユニット)である。
電圧変換回路1は、直流電源50の電圧を昇圧する昇圧回路であって、インダクタLと、昇圧用の電界効果トランジスタFET1(以下、単に「FET1」と表記する。)と、整流用のダイオードD3とを備えている。
インダクタLの一端は、入力端子10に接続されており、インダクタLの他端は、ダイオードD3のアノードに接続されている。ダイオードD3のカソードは、出力端子20に接続されている。FET1は、nチャンネル型のMOS−FETであって、インダクタLの他端とグランドGとの間に設けられている。FET1のドレインdは、インダクタLの他端に接続されており、FET1のソースsは、グランドGに接地されている。FET1のゲートgは、FET駆動部5に接続されている。FET1には、入力端子10からグランドGへ電流を流さない向きに、ダイオードD1が並列接続されている。このダイオードD1は、FET1のドレインd・ソースs間の寄生ダイオードである。
バイパス回路5は、電圧変換回路1と並列に設けられており、入力端子10と出力端子20との間に接続されたバイパス用の電界効果トランジスタFET2(以下、単に「FET2」と表記する。)を有する。このFET2は、ゲートgに駆動信号が与えられないときはドレインd・ソースs間が非導通となる、常時オフ型のスイッチング素子である。FET2のドレインdは、入力端子10に接続されており、FET2のソースsは、出力端子20に接続されている。FET2のゲートgは、FET駆動部5に接続されている。このFET2は、pチャンネル型のMOS−FETからなる。FET2には、入力端子10から出力端子20へ電流を流す向きに、ダイオードD2が並列接続されている。このダイオードD2は、FET2のドレインd・ソースs間の寄生ダイオードである。
バイパス回路6は、電圧変換回路1と並列に設けられており、入力端子10と出力端子20との間に接続された常閉型のリレーRYを備えている。このリレーRYは、常開端子a、常閉端子b、および共通端子cを有する。常開端子aは回路に接続されておらず、常閉端子bは出力端子20に接続されている。また、共通端子cは入力端子10に接続されている。リレーRYの接点は、リレーコイル(図示省略)に通電されない状態では、常閉端子b側に切り替わっていて(オン状態)、リレーコイルに通電されると常開端子a側に切り替わる(オフ状態)。したがって、リレーRYは、常時オン型のスイッチング素子を構成している。
制御部2は、CPUやメモリなどから構成されており、DC−DCコンバータ100の動作を制御する。制御部2の入力側は、イグニッション端子11および昇圧端子12に接続されており、制御部2の出力側は、FET駆動部3およびリレー駆動部4に接続されている。また、制御部2はグランド端子13にも接続されている。なお、図示は省略するが、制御部2は通信線を介して上位装置(エンジン制御装置など)と接続されており、上位装置との間で通信を行う。
FET駆動部3は、制御部2からの制御信号に基づいて、FET1およびFET2を駆動する回路であって、これらのFETをオン・オフさせるための駆動信号を生成し、当該信号を各FETのゲートgへ出力する。
リレー駆動部4は、制御部2からの制御信号に基づいて、リレーRYを駆動する回路であって、リレーコイルに対して通電・断電を行う回路から構成されている。
イグニッション端子11は、車両のイグニッションスイッチ30が接続される端子である。イグニッションスイッチ30の一端は、直流電源50の正極に接続されており、イグニッションスイッチ30の他端は、イグニッション端子11に接続されている。イグニッションスイッチ30がオフのときは、イグニッション端子11に信号入力はなく、イグニッションスイッチ30がオンのときは、イグニッション端子11にイグニッション信号が入力される。制御部2は、イグニッション端子11に入力される信号の有無に基づいて、イグニッションスイッチ30のオン・オフを判別する。
昇圧端子12は、図示しない上位装置から昇圧信号が入力される端子である。例えば、車両のアイドリングストップ状態が解除され、エンジン用のモータ(スタータ)が再起動する際に、上位装置から昇圧端子12に昇圧信号が入力される。
グランド端子13は、接地線wを介して、グランドGに接続されている。また、直流電源50の負極も、グランドGに接続されている。
以上の構成において、FET1は本発明における「第1スイッチング素子」の一例であり、FET2は本発明における「第2スイッチング素子」の一例であり、リレーRYは本発明における「第3スイッチング素子」の一例である。バイパス回路5は、本発明における「第1バイパス回路」の一例であり、バイパス回路6は、本発明における「第2バイパス回路」の一例である。
次に、上述した構成からなるDC−DCコンバータ100の動作について説明する。まず、グランド断線故障が発生していない場合の通常動作につき、図2ないし図4を参照しながら説明する。
図2は、イグニッションスイッチ30がオフの場合の、非昇圧時の電流経路を示している。このとき、イグニッション端子11にイグニッション信号は入力されず、昇圧端子12に上位装置からの昇圧信号は入力されない。このため、制御部2は、イグニッションスイッチ30がオフであると判断するとともに、電圧変換回路1による昇圧動作が不要であると判断する。その結果、制御部2からFET駆動部3へ、FET1およびFET2を駆動するための制御信号が出力されず、また、制御部2からリレー駆動部4へ、リレーRYを駆動するための制御信号も出力されない。したがって、FET1とFET2は共にオフ状態にあり、リレーRYは接点が閉じた状態(オン状態)にある。
このような状況下では、FET1がオフしていることから、電圧変換回路1は昇圧動作を行わない。また、FET2がオフしていることから、バイパス回路5は、入力端子10から出力端子20へ至る電流経路を形成しない。一方、リレーRYの接点が閉じていることから、バイパス回路6は、入力端子10から出力端子20へ至る電流経路を形成する。このため、図2に太矢印で示したように、直流電源50から、入力端子10、リレーRYの共通端子c、リレーRYの常閉端子b、および出力端子20を経由して電流が流れ、昇圧されない直流電圧が負荷70に供給される。この直流電圧は、直流電源50の電圧とほぼ同じ電圧となる。
なお、バイパス回路5のFET2には、ダイオードD2が接続されているが、ダイオードD2の順方向の抵抗値は、リレーRYの接点の抵抗値に比べて十分大きいため、ダイオードD2には殆ど電流が流れない。同様に、電圧変換回路1では、インダクタLとダイオードD3の直列回路の合成抵抗値が、リレーRYの接点の抵抗値に比べて十分大きいため、インダクタLとダイオードD3にも殆ど電流が流れない。
図3は、イグニッションスイッチ30がオンの場合の、非昇圧時の電流経路を示している。このとき、イグニッション端子11にはイグニッション信号が入力され、昇圧端子12には昇圧信号が入力されない。このため、制御部2は、イグニッションスイッチ30がオンであると判断するとともに、電圧変換回路1による昇圧動作が不要であると判断する。その結果、制御部2からFET駆動部3へ、FET1を駆動するための制御信号は出力されない。一方、制御部2は、イグニッションスイッチ30がオンであることに基づき、FET2をオンさせるための制御信号をFET駆動部3へ出力するとともに、リレーRYの接点を開くための制御信号をリレー駆動部4へ出力する。その結果、FET1はオフ状態にあり、FET2はオン状態となり、リレーRYの接点は常閉端子bから常開端子aに切り替わる。
このような状況下では、FET1がオフしていることから、電圧変換回路1は昇圧動作を行わない。また、リレーRYの接点が開いていることから、バイパス回路6は、入力端子10から出力端子20へ至る電流経路を形成しない。一方、FET2がオンしていることから、バイパス回路5は、入力端子10から出力端子20へ至る電流経路を形成する。このため、図3に太矢印で示したように、直流電源50から、入力端子10、FET2のドレインd、FET2のソースs、および出力端子20を経由して電流が流れ、昇圧されない直流電圧が負荷70に供給される。この直流電圧は、直流電源50の電圧とほぼ同じ電圧となる。
なお、電圧変換回路1におけるインダクタLとダイオードD3の直列回路の合成抵抗値は、オン時のFET2の抵抗値に比べて十分大きいため、インダクタLとダイオードD3には殆ど電流が流れない。
以上のように、非昇圧時にイグニッションスイッチ30がオフのときは、リレーRYをオン状態(接点閉状態)にし、FET2をオフ状態にして、バイパス回路6を経由して、直流電源50から負荷70へ電力を供給する(図2)。一方、非昇圧時にイグニッションスイッチ30がオンのときは、リレーRYをオフ状態(接点開状態)にし、FET2をオン状態にして、バイパス回路5を経由して、直流電源50から負荷70へ電力を供給する(図3)。
図4は、昇圧時の電流経路を示している。このとき、イグニッション端子11にはイグニッション信号が入力され、昇圧端子12には昇圧信号が入力される。このため、制御部2は、イグニッションスイッチ30がオンであると判断するとともに、電圧変換回路1による昇圧動作が必要であると判断する。その結果、制御部2からFET駆動部3へ、FET1を駆動するための制御信号が出力される。一方、制御部2は、昇圧信号が入力されていることに基づき、FET2をオフさせるための制御信号をFET駆動部3へ出力し、リレーRYの接点を開くための制御信号をリレー駆動部4へ出力する。
その結果、FET2とリレーRYは共にオフ状態となるので、バイパス回路5とバイパス回路6は、いずれも、入力端子10から出力端子20へ至る電流経路を形成しない。一方、FET1のゲートgには、FET駆動部3から駆動信号(パルス信号)が与えられ、この駆動信号によりFET1はオン・オフのスイッチング動作を行う。これにより、インダクタLに高電圧が発生し、この高電圧がダイオードD3で整流されて、昇圧された直流電圧が生成される。このため、図4に太矢印で示したように、直流電源50から、入力端子10、インダクタL、ダイオードD3、および出力端子20を経由して電流が流れ、昇圧された直流電圧が負荷70に供給される。
以上のように、昇圧時には、リレーRYとFET2が共にオフ状態となり、入力端子10からバイパス回路5、6を経由して出力端子20へ至る電流経路は形成されない。一方、FET1のオン・オフ動作により、電圧変換回路1が昇圧動作を行う結果、入力端子10から電圧変換回路1を経由して出力端子20へ至る電流経路が形成され、電圧変換回路1で昇圧された直流電圧が負荷70に供給される。
ところで、図3と図4からわかるように、イグニッションスイッチ30がオンした後は、リレーRYをオフ状態(接点開状態)にし、非昇圧時の電力供給ルート(図3)と、昇圧時の電力供給ルート(図4)との切り替えは、FET2により行う。これは、次のような理由による。電圧変換回路1による昇圧動作の回数は、イグニッションスイッチ30の動作回数に比べて、はるかに多い。また、機械的接点により開閉を行うリレーRYの寿命は、機械的接点を持たないFET2の寿命に比べて短い。したがって、非昇圧時と昇圧時の電力供給ルートの切り替えをリレーRYで行ったのでは、リレーRYの開閉回数が飛躍的に増大し、リレーRYの寿命が著しく短くなる。そこで、非昇圧時と昇圧時の電力供給ルートの切り替えはFET2で行い、リレーRYはイグニッションスイッチ30が操作されたときのみ動作させることで、リレーRYの開閉回数を減らして寿命を延ばすことができる。
次に、グランド断線故障が発生した場合の動作につき、図5を参照しながら説明する。
図5において、グランド端子13とグランドGとを接続する接地線wが断線して、グランド断線故障が発生すると、グランド端子13がグランドGから電気的に浮いてしまう。このため、グランド端子13に接続されている制御部2は、イグニッション信号や昇圧信号の有無にかかわらず、動作を停止する。その結果、FET駆動部3からFET1およびFET2へ駆動信号は与えられず、FET1とFET2は共にオフ状態となる。一方、リレー駆動部4からリレーRYへも駆動信号は与えられないが、リレーRYはもともと常閉型のリレーであるため、オン状態(接点閉状態)となる。
このような状況下では、FET1がオフしていることから、電圧変換回路1は昇圧動作を行わない。また、FET2がオフしていることから、バイパス回路5は、入力端子10から出力端子20へ至る電流経路を形成しない。一方、リレーRYの接点が閉じていることから、バイパス回路6は、入力端子10から出力端子20へ至る電流経路を形成する。このため、図5に太矢印で示したように、直流電源50から、入力端子10、リレーRYの共通端子c、リレーRYの常閉端子b、および出力端子20を経由して電流が流れ、昇圧されない直流電圧が負荷70に供給される。この直流電圧は、直流電源50の電圧とほぼ同じ電圧となる。
以上のように、グランド断線故障時には、制御部2が動作を停止することによって、常閉型のリレーRYは自動的にオン状態(接点閉状態)となる一方、FET1とFET2は共にオフ状態となる。したがって、制御部2が制御不能となっても、図2の場合と同様に、バイパス回路6を経由して直流電源50から負荷70へ電力を供給することができる。
なお、ここでは、グランド端子13とグランドGとを接続する接地線wが断線した場合について述べたが、グランド断線故障は、図示しない回路基板上で、グランド端子13と制御部2とを接続する線が断線した場合にも発生する。この場合も、上述した動作と同じ動作が行われる。
図6は、上述したDC−DCコンバータ100の動作を表したタイムチャートである。(a)はリレーRYの動作、(b)はFET2の動作、(c)はイグニッションスイッチ30の動作、(d)は昇圧信号をそれぞれ示している。
時刻t1までの区間Aは、図2に対応している。区間Aでは、イグニッションスイッチ30がオフで昇圧信号もオフのため、リレーRYは接点が閉じた状態(オン状態)にあり、FET2はオフ状態にある。このため、バイパス回路6による電流経路が形成される。
時刻t1から時刻t2までの区間Bは、図3に対応している。区間Bでは、イグニッションスイッチ30がオンとなるため、リレーRYは接点開状態(オフ状態)となり、FET2はオン状態となる。このため、バイパス回路5による電流経路が形成される。
時刻t2から時刻t3までの区間Cは、図4に対応している。区間Cでは、イグニッションスイッチ30がオンで、昇圧信号もオンとなるため、リレーRYは接点開状態(オフ状態)を維持する一方、FET2はオフ状態となる。このため、バイパス回路5、6による電流経路は形成されず、電圧変換回路1を経由する電流経路が形成される。
時刻t3から時刻t4までの区間Dは、図5に対応している。区間Dでは、時刻t3で発生したグランド断線故障により、制御部2の動作が停止するため、リレーRYは接点閉状態(オン状態)となり、FET2はオフ状態を維持する。また、電圧変換回路1は昇圧動作を行わない。このため、バイパス回路6による電流経路が形成される。(なお、グランド断線故障が発生しても、昇圧信号は継続されるが、制御部2は昇圧端子12に入力される昇圧信号を認識できないので、事実上、昇圧信号はオフの状態となる。)
時刻t4において、グランド端子13とグランドGとが接地線wで電気的に接続されて、グランド断線故障が復旧すると、制御部2は再び動作を開始する。このとき、昇圧信号がなければ、リレーRYは接点開状態(オフ状態)となり、FET2はオン状態となる。その後、時刻t5において、イグニッションスイッチ30がオフになると、リレーRYが接点閉状態(オン状態)に切り替わり、FET2がオフ状態に切り替わる。
上述したDC−DCコンバータ100によると、非昇圧時にグランド断線故障が発生して、制御部2が動作不能となっても、常閉型のリレーRYが接点閉状態(オン状態)となるので、バイパス回路6により負荷70への電力供給を継続することができる。また、リレーRYは、イグニッションスイッチ30の操作時にのみ動作するので、開閉回数が少なくなって寿命を延ばすことができる。
図7は、本発明の他の実施形態に係るDC−DCコンバータ200を示している。このDC−DCコンバータ200は、故障検出部7を備えている。故障検出部7は、非昇圧時におけるバイパス回路5のFET2の断線故障(FET2がオンしない故障)を検出する回路であって、抵抗RとサーミスタTHとから構成される。抵抗RとサーミスタTHは、電源VdとグランドGとの間に直列に接続されており、その接続点Pは制御部2に接続されている。本実施形態では、サーミスタTHは、温度とともに抵抗値が減少する負性抵抗特性を有している。また、サーミスタTHは、図示しない回路基板上で、電圧変換回路1のダイオードD3の近傍に配置されている。その他の構成については、図1のDC−DCコンバータ100と同じであるので、重複部分の説明は省略する。故障検出部7は、制御部2とともに、本発明における「故障検出手段」を構成する。
非昇圧時において、イグニッションスイッチ30がオンのときは、図3に示したように、バイパス回路5を経由して負荷70へ電力を供給するために、FET2をオンさせる必要がある。ところが、FET2が断線故障すると、FET2のゲートgに駆動信号が与えられているにもかかわらず、FET2がオンしない。このため、バイパス回路5に電流は流れず、図8に太矢印で示したように、直流電源50から、入力端子10、インダクタL、ダイオードD3、および出力端子20を経由して、負荷70へ至る電流経路が形成される。
このとき、FET3のダイオードD3に流れる電流によって、ダイオードD3が発熱する。そして、ダイオードD3の近傍に設けられているサーミスタTHが、このダイオードD3の発熱を検出する。このため、サーミスタTHの抵抗値が減少し、これに伴ってサーミスタTHの両端の電圧が減少するので、故障検出部7におけるP点の電位が所定値以下となる。これに基づいて、制御部2は、バイパス回路5のFET2に断線故障が発生したと判定する。
制御部2は、FET2が断線故障したと判定すると、リレー駆動部4を介して、リレーRYを接点閉状態(オン状態)にする。これにより、図9に太矢印で示したように、直流電源50から、入力端子10、リレーRYの共通端子c、リレーRYの常閉端子b、および出力端子20を経由して、負荷70へ至る電流経路が形成される。このため、FET2が断線故障しても、バイパス回路5の代わりにバイパス回路6を経由して、負荷70への電力供給を継続することができる。
図10は、上述したDC−DCコンバータ200の動作を表したタイムチャートである。(a)はリレーRYの動作、(b)はFET2の動作、(c)はイグニッションスイッチ30の動作、(d)は昇圧信号をそれぞれ示している。図10において、時刻t4までの動作は、図6の場合と同じであるので、説明を省略する。
時刻t6から時刻t7までの区間Eは、図9に対応している。区間Eでは、時刻t6で発生したFET2の断線故障により、FET2はオフ状態となる一方、前述のように、リレーRYが接点閉状態(オン状態)となる。このため、バイパス回路6による電流経路が形成される。
時刻t7において、FET2の交換などにより断線故障が復旧すると、制御部2の制御の下で、FET2は再びオン状態となり、リレーRYは接点開状態(オフ状態)となる。このため、バイパス回路5による電流経路が形成される。その後、時刻t8において、イグニッションスイッチ30がオフになると、リレーRYが接点閉状態(オン状態)に切り替わり、FET2がオフ状態に切り替わる。
上述したDC−DCコンバータ200によると、グランド断線故障時にバイパス回路6により負荷70へ電力を供給できることに加え、FET2の断線故障時にも、バイパス回路6により負荷70へ電力を供給することが可能となる。
図11は、本発明の他の実施形態に係るDC−DCコンバータ300を示している。このDC−DCコンバータ300は、入力電圧検出回路8と、出力電圧検出回路9とを有している。入力電圧検出回路8は、入力端子10における入力電圧Viを検出し、出力電圧検出回路9は、出力端子20における出力電圧Voを検出する。検出された入力電圧Viおよび出力電圧Voは、制御部2に入力される。その他の構成については、図1のDC−DCコンバータ100と同じであるので、重複部分の説明は省略する。入力電圧検出回路8と出力電圧検出回路9は、制御部2とともに、本発明における「故障検出手段」を構成する。
図11において、FET2が断線故障していない場合は、イグニッションスイッチ30のオンにより、FET2がオンしてドレインd・ソースs間が導通する。このため、入力電圧Viと出力電圧Voの差は、ほぼ0ボルトとなる(Vi−Vo≒0)。これに対し、FET2が断線故障している場合は、FET2のドレインd・ソースs間が遮断されるので、図8と同じ経路で電流が流れる。そして、この電流によって、ダイオードD3に順方向電圧降下が生じる。このときの電圧降下を、例えば0.7ボルトとした場合、Vi−Vo=0.7となって、入力電圧Viと出力電圧Voに差が現われる。そこで制御部2は、この電圧差に基づいて、バイパス回路5のFET2に断線故障が発生したと判定する。
制御部2は、FET2が断線故障したと判定すると、図9の場合と同様に、リレー駆動部4を介して、リレーRYを接点閉状態(オン状態)にする。これにより、FET2が断線故障しても、バイパス回路5の代わりにバイパス回路6を経由して、負荷70へ電力を供給することができる。
本発明では、以上述べた以外にも種々の実施形態を採用することができる。例えば、前記の各実施形態では、バイパス回路6のスイッチング素子として、常閉型のリレーRYを用いた。しかるに、バイパス回路6のスイッチング素子は、常時オン型のスイッチング素子であればよく、リレーに限定されない。したがって、例えば、接合型FETやアナログスイッチなどを用いることも可能である。
また、前記の実施形態では、電圧変換回路1に整流用のダイオードD3を設けたが、ダイオードD3に代えて整流用のFETを設けてもよい。この場合は、当該整流用のFETと、昇圧用のFET1とを交互にオンさせることで、同期整流を行うことができる。
また、前記の実施形態では、電圧変換回路1を昇圧回路で構成した例を挙げたが、変換する電圧の仕様に応じて、電圧変換回路1を降圧回路で構成してもよい。
また、前記の実施形態では、電圧変換回路1のFET1をnチャンネル型のFETで構成した例を挙げたが、FET1はpチャンネル型のFETであってもよい。同様に、前記の実施形態では、バイパス回路5のFET2をpチャンネル型のFETで構成した例を挙げたが、FET2はnチャンネル型のFETであってもよい。
また、前記の実施形態では、スイッチング素子としてFETを用いたが、FETに代えて、トランジスタやIGBTなどのスイッチング素子を用いてもよい。
また、前記の実施形態では、グランド断線故障により制御部2の動作が停止する例を挙げたが、グランド断線故障以外の故障により制御部2の動作が停止する場合にも、本発明は有効である。
また、前記の実施形態では、車両に搭載されるDC−DCコンバータを例に挙げたが、本発明は、これ以外の用途に用いられるDC−DCコンバータにも適用することができる。
1 電圧変換回路
2 制御部
3 FET駆動部
4 リレー駆動部
5 バイパス回路(第1バイパス回路)
6 バイパス回路(第2バイパス回路)
7 故障検出部
8 入力電圧検出回路
9 出力電圧検出回路
10 入力端子
11 イグニッション端子
20 出力端子
30 イグニッションスイッチ
50 直流電源
70 負荷
100、200、300 DC−DCコンバータ
D3 ダイオード
FET1 電界効果トランジスタ(第1スイッチング素子)
FET2 電界効果トランジスタ(第2スイッチング素子)
G グランド
L インダクタ
RY リレー(第3スイッチング素子)
TH サーミスタ

Claims (7)

  1. 直流電源が接続される入力端子と、
    負荷が接続される出力端子と、
    前記入力端子と前記出力端子との間に設けられ、第1スイッチング素子およびインダクタを有し、前記第1スイッチング素子のオン・オフ動作により、前記直流電源の電圧を昇圧または降圧して前記負荷へ供給する電圧変換回路と、
    前記電圧変換回路と並列に設けられ、前記入力端子と前記出力端子との間に接続された第2スイッチング素子を有する第1バイパス回路と、
    前記電圧変換回路と並列に設けられ、前記入力端子と前記出力端子との間に接続された第3スイッチング素子を有する第2バイパス回路と、
    前記第1ないし第3スイッチング素子の動作を制御する制御部と、を備え、
    前記第3スイッチング素子は、常時オン型のスイッチング素子からなる、ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  2. 請求項1に記載のDC−DCコンバータにおいて、
    前記制御部は、
    非昇圧時または非降圧時に、前記第1スイッチング素子をオフにするとともに、前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子のいずれかをオンにし、
    昇圧時または降圧時に、前記第1スイッチング素子をオン・オフさせるとともに、前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子を共にオフにする、ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  3. 請求項2に記載のDC−DCコンバータにおいて、
    前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子はFETからなり、
    前記第3スイッチング素子は常閉型のリレーからなる、ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  4. 請求項3に記載のDC−DCコンバータにおいて、
    車両のイグニッションスイッチが接続されるイグニッション端子をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記イグニッション端子に入力される信号に基づいて、前記イグニッションスイッチのオン・オフを判別し、
    非昇圧時または非降圧時に、前記イグニッションスイッチがオフと判別したときは、前記第2スイッチング素子であるFETをオフにするとともに、前記第3スイッチング素子であるリレーの接点を閉じた状態にし、
    非昇圧時または非降圧時に、前記イグニッションスイッチがオンと判別したときは、前記第2スイッチング素子であるFETをオンにするとともに、前記第3スイッチング素子であるリレーの接点を開いた状態にする、ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のDC−DCコンバータにおいて、
    非昇圧時または非降圧時に、前記第2スイッチング素子がオンしない故障を検出する故障検出手段をさらに備え、
    前記制御部は、非昇圧時または非降圧時に、前記故障検出手段で前記故障が検出されたときは、前記第3スイッチング素子をオンにする、ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  6. 請求項5に記載のDC−DCコンバータにおいて、
    前記電圧変換回路は、前記インダクタと前記出力端子との間に接続された整流用のダイオードを有し、
    前記故障検出手段は、前記ダイオードの近傍に配置されたサーミスタを有し、当該サーミスタの両端の電圧に基づいて前記故障を検出する、ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  7. 請求項5に記載のDC−DCコンバータにおいて、
    前記故障検出手段は、前記入力端子における入力電圧を検出する入力電圧検出回路と、前記出力端子における出力電圧を検出する出力電圧検出回路とを有し、前記入力電圧検出回路で検出された入力電圧と、前記出力電圧検出回路で検出された出力電圧との差に基づいて前記故障を検出する、ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
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