JP3815436B2 - ワイヤ放電加工装置 - Google Patents
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Description
この発明は、ワイヤ電極と被加工物との間に加工電力を供給し、放電エネルギにより被加工物を加工する、ワイヤ放電加工装置の改良に関するものである。
背景技術
第5図は、従来のワイヤ放電加工装置を示す構成図である。図において、1はワイヤ電極、1aは使用済みワイヤ電極、2は供給ボビン、3はテンションブレーキ、4はコラム、5は上部ガイド、6は被加工物、7は下部ガイド、8は下部ローラ、9は下部アーム、10はサドル、11はサドル10に固定されたワイヤ回収部、12はキャプスタンローラ、13はピンチローラ、14はキャプスタンローラ12を駆動する送りモータ、15は中空構造のワイヤガイド、16はワイヤ切断装置、16aはワイヤ切断装置16の切刃、17はワイヤ回収箱、Aは下部ローラ8により方向変換されたワイヤ電極1の走行方向、Bはキャプスタンローラ12の回転中心とピンチローラ13の回転中心を結んだ線、Cはピンチローラ13のキャプスタンローラ12への押し付け点である。
ピンチローラ13は、図示しないばねによる復元力等によりキャプスタンローラ12にC点にて圧接している。また、ワイヤガイド15は、キャプスタンローラ12及びピンチローラ13間のワイヤ電極挟持部を通過したワイヤ電極1(加工開始後においては使用済みワイヤ電極1a)をワイヤ切断装置16に導くためのものである。
次に動作について説明する。被加工物6のワイヤ走行上流側に配置したテンションブレーキ3でワイヤ電極1の張力を制御し、被加工物6のワイヤ走行下流側に配置したキャプスタンローラ12とピンチローラ13によりワイヤ電極1(加工開始後においては使用済みワイヤ電極1a)を挟持して、送りモータ14の駆動トルクによってワイヤ電極1を牽引し走行させる。このようにワイヤ電極1を走行させながら、被加工物6とワイヤ電極1との間に加工電力を供給して被加工物6のワイヤ放電加工を行う。
また、ワイヤ放電加工により消耗した使用済みワイヤ電極1aは、下部ガイド7、下部ローラ8、下部アーム9、サドル10及びワイヤ回収部11を通り、ワイヤ切断装置16により切断され、ワイヤ回収箱17に収納される。あるいは、ワイヤ切断装置16による切断を行わずにそのままワイヤ回収箱17に落とし込んで回収される場合もある。
近年における供給ボビン2の大型化によるワイヤ回収箱17の大型化等により、特にワイヤ電極径が大きい場合において、ワイヤ切断装置16(例えば日本国特開平9−267221号公報に開示されているようなワイヤ切断装置)により使用済みワイヤ電極1aを切断して回収する技術が用いられる。
第5図のように、使用済みワイヤ電極1aに対してキャプスタンローラ12とピンチローラ13を対称に配置した場合、すなわち、放電加工後下部ローラ8により方向変換されたワイヤ電極走行方向Aに対して、キャプスタンローラ12の回転中心とピンチローラ13の回転中心を結んだ線B)が直交する場合には、ワイヤ電極結線時におけるワイヤ電極供給の自動化には適しているが、ピンチローラ13のキャプスタンローラ12への押し付け点Cのみにより放電加工後の消耗した使用済みワイヤ電極1aを挟持して牽引するため、被加工物6加工時のワイヤ電極1の張力変動等により、ピンチローラ12及びキャプスタンローラによる使用済みワイヤ電極1a挟持部に大きな負荷がかかり、ワイヤ電極1aが断線しやすいという問題点があった。
第6図は、このようなワイヤ電極が断線しやすいという問題点を解決するためのキャプスタンローラ12とピンチローラ13の配置を示す説明図であり、図において、Dはワイヤ電極走行方向Aからの方向変換位置を示している。また、第6図において、第5図と同一符号は同一又は相当部分を示している。
第6図の(a)は例えば日本国特開昭59−232730号公報に、第6図の(b)は例えば日本国特開平1−92029号公報にそれぞれ開示されており、第6図の(c)は実際の製品においてよく見かける公知の構成である。いずれも、下部ローラ8により方向変換されたワイヤ電極1の走行方向Aに対して、キャプスタンローラ12の回転中心とピンチローラ13の回転中心を結んだ線Bが直交しない構成であり、ピンチローラ13のキャプスタンローラ12への押し付け点Cとワイヤ電極走行方向Aからの方向変換位置Dとの間のキャプスタンローラ12の外径部分(ワイヤ電極1のキャプスタンローラ12への巻きつき部分)によりワイヤ電極1を牽引するため、第5図のようにピンチローラ13のキャプスタンローラ12への押し付け点Cのみによりワイヤ電極を牽引する構成よりもワイヤ電極1が断線しにくい構成であるといえる。
しかし、第6図の(a)及び(b)の構成は、ワイヤ電極1結線時において、下部ローラ8により方向変換されたワイヤ電極1をキャプスタンローラ12及びピンチローラ13間に自動供給することが困難であり、従ってワイヤ電極1供給の自動化が困難であるという問題点があった。また、第6図の(c)の構成は、ワイヤ電極1結線時におけるワイヤ電極1供給の自動化には適しているが、ワイヤ電極走行方向Aから斜め下方にワイヤ電極1の走行方向を変換しており、ワイヤ電極1結線時にはワイヤ電極1はワイヤ回収部11まで加工液により搬送されるため、キャプスタンローラ12とピンチローラ13との間隙よりワイヤ切断装置16に加工液が侵入して、切刃16aに錆が発生する等の問題点があった。
第7図は、第6図の(c)の構成の場合において、ワイヤ切断装置16を使用せずに、使用済みワイヤ電極1aをそのままワイヤ回収箱17に落とし込んで回収する場合の例を示したものである。ワイヤ放電加工により消耗した使用済みワイヤ電極1aは、ローラによる方向変換時に特に巻き癖がつきやすい傾向があり、使用済みワイヤ電極1aは下部ローラ8で走行方向を90°変換された後、この方向変換と逆方向にキャプスタンローラ12及びピンチローラ13により方向変換されるため、第7図のように巻き癖がつき、ワイヤ回収箱17に回収された使用済みワイヤ電極1aがかさばり、より大きなワイヤ回収箱17が必要である等の問題点があった。
発明の開示
この発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、ワイヤ電極の断線を抑制でき、ワイヤ電極供給の自動化に適し、さらに、ワイヤ切断装置を使用する場合にはワイヤ切断装置への加工液の侵入を抑制でき、ワイヤ切断装置を使用しない場合には使用済みワイヤ電極の収納性を向上できるワイヤ放電加工装置を得ることを目的とする。
この発明に係るワイヤ放電加工装置は、被加工物の下部に配置した下部ローラによりワイヤ電極の走行方向を変換し、キャプスタンローラ及びピンチローラにより前記ワイヤ電極を挟持して牽引し、前記ワイヤ電極を走行させながら前記ワイヤ電極と前記被加工物との間に加工電力を供給し、放電エネルギにより前記被加工物を加工し、前記加工に使用した使用済みワイヤ電極を切断するワイヤ切断装置を備えたワイヤ放電加工装置において、前記キャプスタンローラ及びピンチローラによる前記ワイヤ電極の方向変換角度θを、前記下部ローラにより方向変換された前記ワイヤ電極の走行方向から上方向に0°<θ<90°とするように、前記キャプスタンローラ及びピンチローラを配置すると共に、前記キャプスタンローラ及びピンチローラ間を通過した前記使用済みワイヤ電極を前記ワイヤ切断装置に導くためのワイヤガイドを備えたものである。
また、この発明に係るワイヤ放電加工装置は、被加工物の下部に配置した下部ローラによりワイヤ電極の走行方向を変換し、キャプスタンローラ及びピンチローラにより前記ワイヤ電極を挟持して牽引し、前記ワイヤ電極を走行させながら前記ワイヤ電極と前記被加工物との間に加工電力を供給し、放電エネルギにより前記被加工物を加工するワイヤ放電加工装置において、前記キャプスタンローラ及びピンチローラによる前記ワイヤ電極の方向変換角度θを、前記下部ローラにより方向変換された前記ワイヤ電極の走行方向から上方向に0°<θ<90°とするように配置された前記キャプスタンローラ及びピンチローラと、前記キャプスタンローラ及びピンチローラ間通過後の前記ワイヤ電極を切断するためのワイヤ切断装置と、前記ワイヤ電極を前記ワイヤ切断装置に送る方向に供給され前記ワイヤ電極の搬送を補助する機能を有するワイヤ搬送用気体を供給するための配管、並びに前記キャプスタンローラ及びピンチローラの間隙に向けて供給され前記キャプスタンローラ及びピンチローラの間隙からの加工液の流出を抑制する機能を有する加工液流出抑制用気体を供給するための配管とを有する、前記キャプスタンローラ及びピンチローラ間を通過した前記ワイヤ電極を前記ワイヤ切断装置に導くワイヤガイドと、前記ワイヤガイドの配管に圧縮気体を供給するための圧縮気体供給手段とを備えたものである。
また、この発明に係るワイヤ放電加工装置は、被加工物の下部に配置した下部ローラによりワイヤ電極の走行方向を変換し、キャプスタンローラ及びピンチローラにより前記ワイヤ電極を挟持して牽引し、前記ワイヤ電極を走行させながら前記ワイヤ電極と前記被加工物との間に加工電力を供給し、放電エネルギにより前記被加工物を加工し、前記加工に使用した使用済みワイヤ電極を回収するワイヤ回収箱を備えたワイヤ放電加工装置において、前記キャプスタンローラ及びピンチローラによる前記ワイヤ電極の方向変換角度θを、前記下部ローラにより方向変換された前記ワイヤ電極の走行方向から上方向に0°<θ<90°とするように、前記キャプスタンローラ及びピンチローラを配置すると共に、前記キャプスタンローラ及びピンチローラ間を通過した前記使用済みワイヤ電極を前記ワイヤ回収箱に導くためのワイヤガイドを備え、前記ワイヤガイドにワイヤ搬送用気体を供給するための配管を設けたものである。
また、この発明に係るワイヤ放電加工装置は、前記角度θを略30°としたものである。
また、この発明に係るワイヤ放電加工装置は、被加工物の下部に配置した下部ローラによりワイヤ電極の走行方向を変換し、キャプスタンローラ及びピンチローラにより前記ワイヤ電極を挟持して牽引し、前記ワイヤ電極を走行させながら前記ワイヤ電極と前記被加工物との間に加工電力を供給し、放電エネルギにより前記被加工物を加工し、前記加工に使用した使用済みワイヤ電極を回収するワイヤ回収箱を備えたワイヤ放電加工装置において、前記キャプスタンローラ及びピンチローラによる前記ワイヤ電極の方向変換角度θを、前記下部ローラにより方向変換された前記ワイヤ電極の走行方向から上方向に略30°とするように、前記キャプスタンローラ及びピンチローラを配置すると共に、前記キャプスタンローラ及びピンチローラ間を通過した前記使用済みワイヤ電極を前記ワイヤ回収箱に導くためのワイヤガイドを備えたものである。
この発明に係るワイヤ放電加工装置は以上のように構成されているので、ワイヤ電極の断線を抑制でき、ワイヤ電極供給の自動化に適し、さらに、ワイヤ切断装置を使用する場合にはワイヤ切断装置への加工液の侵入を抑制でき、ワイヤ切断装置を使用しない場合には使用済みワイヤ電極の収納性を向上できるという効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態
実施の形態1.
第1図は、この発明の実施の形態1に係るワイヤ放電加工装置の例を示す構成図であり、図において、1はワイヤ電極、1aは使用済みワイヤ電極、2は供給ボビン、3はテンションブレーキ、4はコラム、5は上部ガイド、6は被加工物、7は下部ガイド、8は下部ローラ、9は下部アーム、10はサドル、11はサドル10に固定されたワイヤ回収部、12はキャプスタンローラ、13はピンチローラ、14はキャプスタンローラ12を駆動する送りモータ、15は中空構造のワイヤガイド、16はワイヤ切断装置、16aはワイヤ切断装置16の切刃、17はワイヤ回収箱、Aは下部ローラ8により方向変換されたワイヤ電極1の走行方向、Bはキャプスタンローラ12の回転中心とピンチローラ13の回転中心を結んだ線、Cはピンチローラ13のキャプスタンローラ12への押し付け点、θはワイヤ電極走行方向Aからキャプスタンローラ12及びピンチローラ13によりワイヤ電極の方向を変換する角度である。
キャプスタンローラ12及びピンチローラ13の外周の直径は50〜60mm程度であり、ピンチローラ13は図示しないばねによる復元力等によりキャプスタンローラ12にC点にて圧接しており、キャプスタンローラ12は送りモータ14によって100rpm程度の回転速度に駆動される。ワイヤガイド15は、キャプスタンローラ12及びピンチローラ13間のワイヤ電極挟持部を通過した使用済みワイヤ電極1aをワイヤ切断装置16に導くためのものである。また、ワイヤ切断装置16の切刃16aの回転速度は、通常1000〜2000rpm程度である。
第1図は使用済みワイヤ電極1aをワイヤ切断装置16により切断後ワイヤ回収箱17に回収する場合の構成を示しており、ワイヤ放電加工装置全体の動作は背景技術の第5図の説明と同様である。
また、第2図はワイヤ切断装置16を使用せずに使用済みワイヤ電極1aをそのままワイヤ回収箱17に落とし込んで回収する場合を示しており、第1図と同一符号は同一又は相当部分を示している。
第1図及び第2図の構成は、被加工物のワイヤ放電加工後、下部ローラ8により方向変換されたワイヤ電極1の走行方向Aから斜め上方に方向を変換するようにキャプスタンローラ12及びピンチローラ13を配置する場合を示しており、この場合のワイヤ電極走行方向Aからキャプスタンローラ12及びピンチローラ13によりワイヤ電極の方向を変換する角度θは30°である。このように、第1図及び第2図の構成は、下部ローラ8により方向変換されたワイヤ電極1の走行方向Aに対して、キャプスタンローラ12の回転中心とピンチローラ13の回転中心を結んだ線Bが直交しない構成であり、背景技術の第6図の構成と同様に、背景技術の第5図のようなピンチローラ13のキャプスタンローラ12への押し付け点Cのみによりワイヤ電極を牽引する構成よりもワイヤ電極1が断線しにくい構成であるといえる。
第3図は、ワイヤ電極走行方向Aからキャプスタンローラ12及びピンチローラ13によりワイヤ電極の方向を変換する角度θをパラメータとしてワイヤ電極(材質は黄銅、直径は0.2mm)の断線限界張力を測定した結果を示したものであり、下部ローラ8により方向変換後のワイヤ電極走行方向Aからキャプスタンローラ12及びピンチローラ13によりワイヤ電極の方向を変換する角度θの絶対値が大きくなるほど断線限界張力が大きくなること、すなわち、断線しにくくなることを示している。また、この場合の断線箇所を調べると、θが0°、±10°及び±15°の場合はキャプスタンローラ12及びピンチローラ13によるワイヤ電極挟持部の直前で断線しており、θが±30°の場合は下部ローラ8で断線している。すなわち、第3図の実験条件において、θの絶対値が30°の場合は、キャプスタンローラ12及びピンチローラ13による方向変換箇所では断線しないことがわかる。このように、ワイヤ電極走行方向Aからキャプスタンローラ12及びピンチローラ13によりワイヤ電極の方向を変換する角度θの絶対値がある値を超えると、キャプスタンローラ12及びピンチローラ13による方向変換箇所では断線しなくなることがわかる。
また、第1図及び第2図の構成は、ワイヤ電極走行方向Aからキャプスタンローラ12及びピンチローラ13によりワイヤ電極の方向を変換する角度θが±90°ではないため、背景技術において説明したように、ワイヤ電極結線時におけるワイヤ電極供給の自動化に適している。
また、第1図のようにワイヤ切断装置16を使用する場合において、ワイヤ電極の走行方向はワイヤ電極走行方向Aから斜め上方に変換されており、ワイヤ切断装置16がキャプスタンローラ12とピンチローラ13との間の隙間より上部にあるため、加工液のワイヤ切断装置16への侵入を抑制することができ、従って、切刃16aの錆の発生を抑制することができる。
また、第2図のようにワイヤ切断装置16を使用しない場合には、使用済みのワイヤ電極1はそのままワイヤ回収箱17に落とし込んで回収されるが、この場合は特に使用済みのワイヤ電極1のワイヤ回収箱17への収納性(収納時によりかさばる巻き癖がついているかどうか)が問題になる。ワイヤ放電加工後はワイヤ電極1が消耗しており、使用済みワイヤ電極1aはローラによる方向変換時に特に巻き癖がつきやすい傾向がある。ワイヤ電極(材質は黄銅、直径は0.2mm)の使用済みのものをワイヤ回収箱17に収納した場合における使用済みワイヤ電極の屈曲部の直径を実験により調べた例では、θが0°である場合(例えば背景技術の第5図でワイヤ切断装置を使用しない場合に相当)の屈曲部の直径は約220mm、θが−30°である場合(例えば背景技術の第6図の(c)及び第7図に相当)の屈曲部の直径は約130mm、θが30°である場合(この発明の第1図及び第2図に相当)の屈曲部の直径は約200mmであった。θが−30°である場合には、ワイヤ電極の屈曲部の直径がかなり小さくなり、例えば背景技術の第7図に示すような収納時によりかさばる巻き癖がつき、従って収納性が悪くなっている。これに対して、この発明の実施の形態1に係る第2図のように下部ローラ8により方向変換されたワイヤ電極1の走行方向Aから斜め上方に方向を変換するようにキャプスタンローラ12及びピンチローラ13を配置し、例えばθが30°である場合には、ワイヤ電極回収時の屈曲部の直径が、θが0°である場合の屈曲部の直径とあまり変わらず、第2図に示すように、第7図のような収納時によりかさばる巻き癖がなくなり、従って収納性が改善される。
ワイヤ電極走行方向Aからキャプスタンローラ12及びピンチローラ13によりワイヤ電極の方向を変換する角度θが±90°である背景技術の第6図の(a)及び(b)の場合は、背景技術で説明したようにワイヤ電極1結線時におけるワイヤ電極1供給の自動化が困難であり、また、θが負(−90°<θ<0°)の場合は、背景技術の第6図の(c)の場合に相当し、キャプスタンローラ12とピンチローラ13との間の隙間より、ワイヤ切断装置16に加工液が侵入して、切刃16aに錆が発生する等の問題点がある。さらに、θの絶対値が90°以上の場合は、ワイヤ回収箱等とワイヤ放電加工装置本体との干渉が問題になる他、ワイヤ電極供給の自動化が困難となる。
以上より、ワイヤ電極走行方向Aからキャプスタンローラ12及びピンチローラ13によりワイヤ電極の方向を変換する角度θを0°<θ<90°とすること(下部ローラ8により方向変換されたワイヤ電極1の走行方向Aから斜め上方にワイヤ電極1の走行方向を変換するようにキャプスタンローラ12及びピンチローラ13を配置すること)により、ワイヤ電極の断線を抑制でき、ワイヤ電極供給の自動化に適し、さらに、ワイヤ切断装置を使用する場合にはワイヤ切断装置への加工液の侵入を抑制でき、ワイヤ切断装置を使用しない場合には使用済みワイヤ電極の収納性を向上できるワイヤ放電加工装置を得ることができる。
特に、ワイヤ電極の断線しにくさ、ワイヤ電極供給の自動化しやすさ、ワイヤ切断装置を使用する場合のワイヤ切断装置への加工液の侵入の抑制、ワイヤ切断装置を使用しない場合の使用済みワイヤ電極の収納性の向上の観点から、この発明の実施に形態に係る第1図及び第2図の例にように、ワイヤ電極走行方向Aからキャプスタンローラ12及びピンチローラ13によりワイヤ電極の方向を変換する角度θを略30°とすることが効果的である。
実施の形態2.
第4図は、この発明の実施の形態2に係るワイヤ放電加工装置を示す構成図であり、図において、1はワイヤ電極、11はワイヤ回収部、12はキャプスタンローラ、13はピンチローラ、15aは中空構造のワイヤガイド、15bはワイヤ送り方向に中空部の断面積が縮小するワイヤガイド15aのノズル部、15cはワイヤ搬送用気体供給用配管、15dは加工液流出抑制用気体供給用配管、16はワイヤ切断装置、16aはワイヤ切断装置16の切刃、Aはワイヤ電極1の走行方向、Bはキャプスタンローラ12の回転中心とピンチローラ13の回転中心を結んだ線、Eはワイヤ搬送用気体の供給方向、Fは加工液流出抑制用気体の供給方向であり、ワイヤ搬送用気体及び加工液流出抑制用気体としては、空気、窒素等が用いられる。
また、ワイヤ電極1の走行方向Aに対するキャプスタンローラ12及びピンチローラ13の配置は実施の形態1の第1図と同様であり、ワイヤ放電加工装置の全体構成及び動作は実施の形態1の第1図と同様である。
ワイヤガイド15aは、実施の形態1の第1図のワイヤガイド15と同様に、キャプスタンローラ12及びピンチローラ13間のワイヤ電極挟持部を通過したワイヤ電極1をワイヤ切断装置16に導く機能を有するが、その内部に、ワイヤ電極1をワイヤ切断装置16に送る方向(第4図中の方向E)に供給されワイヤ電極の搬送を補助する機能を有するワイヤ搬送用気体を供給するための配管15c、並びにキャプスタンローラ12及びピンチローラ13の間隙(最大0.3mm程度)に向けて(第4図中の方向F)供給されキャプスタンローラ12及びピンチローラ13の間隙からの加工液の流出を抑制する機能を有する加工液流出抑制用気体を供給するための配管15dとを備えている。
配管15c及び15dには、例えばコンプレッサ、ドライヤ、ルブリケータ及びレギュレータ等から構成される圧縮気体供給手段により圧縮気体を供給すればよい。
以上のような構成により、キャプスタンローラ12及びピンチローラ13の間隙からの加工液流出の抑制を効果的に行うことができ、実施の形態1よりもさらに加工液のワイヤ切断装置16への侵入抑制効果を高めることができる。従って、ワイヤ切断装置16の切刃16aにおける錆の発生等の抑制効果が高く、より信頼性の高いワイヤ放電加工装置を得ることができる。
産業上の利用可能性
以上のように、この発明に係るワイヤ放電加工装置はワイヤ放電加工作業に用いられるのに適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施の形態1に係るワイヤ放電加工装置を示す構成図である。
第2図は、この発明の実施の形態1に係るワイヤ放電加工装置を示す構成図である。
第3図は、ワイヤ電極走行方向Aからのワイヤ電極方向変換角度θをパラメータとして行ったワイヤ電極の断線限界張力の測定結果を示す図である。
第4図は、この発明の実施の形態2に係るワイヤ放電加工装置を示す構成図である。
第5図は、従来のワイヤ放電加工装置を示す構成図である。
第6図は、ワイヤ電極が断線しやすいという問題点を解決するためのキャプスタンローラとピンチローラの従来の配置を示す説明図である。
第7図は、ワイヤ切断装置を使用せずに、使用済みワイヤ電極をそのままワイヤ回収箱に落とし込んで回収する場合の例を示す説明図である。
Claims (5)
- 被加工物の下部に配置した下部ローラによりワイヤ電極の走行方向を変換し、キャプスタンローラ及びピンチローラにより前記ワイヤ電極を挟持して牽引し、前記ワイヤ電極を走行させながら前記ワイヤ電極と前記被加工物との間に加工電力を供給し、放電エネルギにより前記被加工物を加工し、前記加工に使用した使用済みワイヤ電極を切断するワイヤ切断装置を備えたワイヤ放電加工装置において、
前記キャプスタンローラ及びピンチローラによる前記ワイヤ電極の方向変換角度θを、前記下部ローラにより方向変換された前記ワイヤ電極の走行方向から上方向に0°<θ<90°とするように、前記キャプスタンローラ及びピンチローラを配置すると共に、前記キャプスタンローラ及びピンチローラ間を通過した前記使用済みワイヤ電極を前記ワイヤ切断装置に導くためのワイヤガイドを備えたことを特徴とするワイヤ放電加工装置。 - 被加工物の下部に配置した下部ローラによりワイヤ電極の走行方向を変換し、キャプスタンローラ及びピンチローラにより前記ワイヤ電極を挟持して牽引し、前記ワイヤ電極を走行させながら前記ワイヤ電極と前記被加工物との間に加工電力を供給し、放電エネルギにより前記被加工物を加工するワイヤ放電加工装置において、
前記キャプスタンローラ及びピンチローラによる前記ワイヤ電極の方向変換角度θを、前記下部ローラにより方向変換された前記ワイヤ電極の走行方向から上方向に0°<θ<90°とするように配置された前記キャプスタンローラ及びピンチローラと、
前記キャプスタンローラ及びピンチローラ間通過後の前記ワイヤ電極を切断するためのワイヤ切断装置と、
前記ワイヤ電極を前記ワイヤ切断装置に送る方向に供給され前記ワイヤ電極の搬送を補助する機能を有するワイヤ搬送用気体を供給するための配管、並びに前記キャプスタンローラ及びピンチローラの間隙に向けて供給され前記キャプスタンローラ及びピンチローラの間隙からの加工液の流出を抑制する機能を有する加工液流出抑制用気体を供給するための配管とを有する、前記キャプスタンローラ及びピンチローラ間を通過した前記ワイヤ電極を前記ワイヤ切断装置に導くワイヤガイドと、
前記ワイヤガイドの配管に圧縮気体を供給するための圧縮気体供給手段とを備えたことを特徴とするワイヤ放電加工装置。 - 被加工物の下部に配置した下部ローラによりワイヤ電極の走行方向を変換し、キャプスタンローラ及びピンチローラにより前記ワイヤ電極を挟持して牽引し、前記ワイヤ電極を走行させながら前記ワイヤ電極と前記被加工物との間に加工電力を供給し、放電エネルギにより前記被加工物を加工し、前記加工に使用した使用済みワイヤ電極を回収するワイヤ回収箱を備えたワイヤ放電加工装置において、
前記キャプスタンローラ及びピンチローラによる前記ワイヤ電極の方向変換角度θを、前記下部ローラにより方向変換された前記ワイヤ電極の走行方向から上方向に0°<θ<90°とするように、前記キャプスタンローラ及びピンチローラを配置すると共に、前記キャプスタンローラ及びピンチローラ間を通過した前記使用済みワイヤ電極を前記ワイヤ回収箱に導くためのワイヤガイドを備え、前記ワイヤガイドにワイヤ搬送用気体を供給するための配管を設けたことを特徴とするワイヤ放電加工装置。 - 請求の範囲1又は3において、前記角度θを略30°としたことを特徴とするワイヤ放電加工装置。
- 被加工物の下部に配置した下部ローラによりワイヤ電極の走行方向を変換し、キャプスタンローラ及びピンチローラにより前記ワイヤ電極を挟持して牽引し、前記ワイヤ電極を走行させながら前記ワイヤ電極と前記被加工物との間に加工電力を供給し、放電エネルギにより前記被加工物を加工し、前記加工に使用した使用済みワイヤ電極を回収するワイヤ回収箱を備えたワイヤ放電加工装置において、
前記キャプスタンローラ及びピンチローラによる前記ワイヤ電極の方向変換角度θを、前記下部ローラにより方向変換された前記ワイヤ電極の走行方向から上方向に略30°とするように、前記キャプスタンローラ及びピンチローラを配置すると共に、前記キャプスタンローラ及びピンチローラ間を通過した前記使用済みワイヤ電極を前記ワイヤ回収箱に導くためのワイヤガイドを備えたことを特徴とするワイヤ放電加工装置。
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