JP2020015920A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 化学式（ＩＩ）
   

   

   （式中、各々のＲは独立にＦまたはＨであり、
   Ｒ’は（ＣＲ_２）_ｎＹであり、
   ＹはＣＦ_３であり、
   ｎは０であり、かつ、
   不飽和な末端炭素上のＲの少なくとも１つはＨであり、残るＲのうち少なくとも１つはＦである）
   の少なくとも１つの化合物を含む冷媒及び潤滑剤を含む熱移動組成物。
2. 前記潤滑剤が、前記熱移動組成物に対して重量で３０％〜５０％の量で存在する、請求項１に記載の熱移動組成物。
3. 前記潤滑剤がポリオールエステル潤滑剤である、または、前記潤滑剤がポリアルキレングリコール潤滑剤である、請求項１又は２に記載の熱移動組成物。
4. 前記化学式（ＩＩ）の少なくとも１つの化合物がＨＦＯ−１２３４ｚｅから本質的になり、好ましくは、前記ＨＦＯ−１２３４ｚｅがトランスＨＦＯ−１２３４ｚｅである、請求項１〜３のいずれかに記載の熱移動組成物。
5. 前記化学式（ＩＩ）の少なくとも１つの化合物が冷媒の少なくとも５０重量％の量で存在し、好ましくは、冷媒の少なくとも７０重量％の量で存在する、請求項１〜４のいずれかに記載の熱移動組成物。
6. 前記冷媒が、マウスおよびラットへの吸入曝露によって測定される実質的な急性毒性を有しない、請求項１〜５のいずれかに記載の熱移動組成物。
7. 前記熱移動組成物が、ＨＦＣ−１３４ａと比較して１の相対能力を有し、ＨＦＣ−１３４ａと比較して１の相対成績係数（相対ＣＯＰ）を有する、請求項１〜６のいずれかに記載の熱移動組成物。
8. 前記熱移動組成物が、５重量％、又は２０重量％、又は５０重量％の潤滑剤濃度で測定して−５０℃〜＋７０℃の温度範囲にわたり１つの液相を有する、請求項１〜７のいずれかに記載の熱移動組成物。
9. 前記冷媒が０．０５以下、好ましくは０のオゾン破壊係数（ＯＤＰ）を有する、請求項１〜８のいずれかに記載の熱移動組成物。
10. 前記冷媒が、１５０以下、好ましくは１００以下、より好ましくは７５以下の地球温暖化係数（ＧＷＰ）を有する、請求項１〜９のいずれかに記載の熱移動組成物。
11. 前記熱移動組成物は、アルミニウム、鋼及び銅と接して３５０°Ｆで１週間加熱した後でも安定である、請求項１〜１０のいずれかに記載の熱移動組成物。
12. 圧縮機、凝縮器及び請求項１〜１１のいずれかに記載の熱移動組成物を含む熱移動を提供するための蒸気圧縮システムであって、
    前記システムが、１５０°Ｆ（６６℃）を含む凝縮温度で運転可能である、前記システム。
13. 流体または物体を加熱または冷却する方法であって、
    （ａ）請求項１〜１１のいずれかに記載の熱移動組成物を少なくとも１つの圧縮機、少なくとも１つの凝縮器及び少なくとも１つの蒸発器を有するシステムに提供し、そして
    （ｂ）前記冷媒を蒸発または凝縮することによって前記流体または物体へまたは前記流体または物体から熱を移動する
    ことを含み、
    前記凝縮器が１５０°Ｆ（６６℃）を含む温度範囲で運転される、方法。