JP2010002105A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷媒回路内に封入された冷媒を目視可能な窓部を設け、この窓部を介して照射される外光による冷媒の分解を防止するようにした冷凍サイクル装置を提供する。
【解決手段】冷凍サイクル装置100は、少なくとも圧縮機101、凝縮器102、減圧装置103及び蒸発器104を冷媒配管110で接続して構成される冷媒回路(冷媒配管路2)と、冷媒回路内に封入された冷媒を目視可能に設置されている窓部4と、を備え、窓部4には、冷媒回路内に透過する紫外線あるいは赤外線を遮蔽する遮蔽部4aが設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】冷凍サイクル装置100は、少なくとも圧縮機101、凝縮器102、減圧装置103及び蒸発器104を冷媒配管110で接続して構成される冷媒回路(冷媒配管路2)と、冷媒回路内に封入された冷媒を目視可能に設置されている窓部4と、を備え、窓部4には、冷媒回路内に透過する紫外線あるいは赤外線を遮蔽する遮蔽部4aが設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、冷媒回路に冷媒を循環させる冷凍サイクル装置に関するものであり、特に、冷媒回路内に封入されている冷媒を目視できるようにした冷凍サイクル装置に関するものである。
従来から、サイトグラスを用いて、冷媒回路内に封入した冷媒を目視可能にした空気調和機等の冷凍サイクル装置が開示されている。そのようなものとして、「圧縮機、室外熱交換器、受液器、減圧装置を有する室外機と、室内熱交換器、減圧装置を有する室内機と、前記室外機と前記室内機とが配管で接続され冷媒が封入された冷凍サイクルとを備えた冷媒封入量判定装置付き空気調和機において、前記受液器の冷媒流出側に設けられ前記冷媒の流動状態が判定される流動状態監視手段と、前記流動状態監視手段と前記受液器との間に設けられ前記冷媒を冷却するための冷却手段とを備えた冷媒封入量判定装置付き空気調和機」が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の技術では、冷媒封入量が適正か否かを判定するためにサイトグラスを用い、保守員や作業員等のユーザが冷媒をサイトグラス越しに目視して、冷媒封入量を検知するようになっていた。つまり、ユーザによりサイトグラス内を通過する冷媒の流動状態を観察することが可能になっており、冷媒の流動状態が液単相状態であれば冷媒封入量が適正もしくは過剰であると判断し、冷媒の流動状態が気液二相状態もしくは気液二相状態と液単相状態とが交互に流れる間欠流であれば冷媒封入量が不足であると判断することができるようになっていた。
ところで、冷凍サイクル装置に使用する冷媒には、オゾン層保護の観点から、塩素を含む冷媒、たとえばCFC(Chloro fluoro carbon)−12やHCFC(Hydro Chloro fluoro carbon)22等に代えて、主に炭素、水素及びフッ素のみで構成されるHFC(Hydro fluoro carbon)系冷媒(たとえば、HFC134aや、R404A、R410A、R407c等)が広く用いられている。しかしながら、近年の地球環境問題に対する更なる関心の高まりから地球温暖化係数の大きなHFC系冷媒の使用も避けられつつあり、HFC系冷媒から地球温暖化係数の小さな冷媒(低GWP冷媒)への代替化が検討されている。なお、地球温暖化係数とは、二酸化炭素の温室効果を基準にした温室効果の度合いを示す値である。
そのようなものとして、ハイドロフルオロオレフィン(フルオロアルケンとも称される)が、代替冷媒の有力候補となっている(たとえば、特許文献2参照)。このハイドロフルオロオレフィンは、HFC系冷媒と比較して化学的安定性が低いことから地球温暖化係数が小さいという特性を有している。HFC系冷媒の1つであるR410Aの地球温暖化係数は、二酸化炭素の地球温暖化係数と比較して2000倍程度であるのに対し、ハイドロフルオロオレフィンの地球温暖化係数は、二酸化炭素の地球温暖化係数と比較して4倍程度である。また、ハイドロフルオロオレフィンは、圧力も従来のHFC系冷媒並みであるという特性も有している。
ハイドロフルオロオレフィンは、分子構造の中に二重結合を有しているために分解し易く、化学的安定性が低い。したがって、従来技術のようなガラス等の透過部材が設けられているサイトグラスを介して冷媒を目視できるものにおいては、この透過部材を介して外光(特に、紫外線又は赤外線)が冷媒へ照射されることになる。その結果として、冷媒が徐々に分解していき、劣化してしまい、冷媒としての機能を果たさないものになってしまう。ひいては、冷凍サイクル装置が正常な動作を行えなくなってしまう。すなわち、分解し易いハイドロフルオロオレフィンを冷媒として使用する場合、冷媒状態の確認の必要性が高くなるにもかかわらず、外光の照射による冷媒分解を促進してしまうことになる。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、冷媒回路内に封入された冷媒を目視可能な窓部を設け、この窓部を介して照射される外光による冷媒の分解を防止するようにした冷凍サイクル装置を提供することを目的とする。
本発明に係る冷凍サイクル装置は、少なくとも圧縮機、凝縮器、減圧装置及び蒸発器を冷媒配管で接続して構成される冷媒回路と、前記冷媒回路内に封入された冷媒を目視可能に設置されている窓部と、を備え、前記窓部には、前記冷媒回路内に透過する紫外線あるいは赤外線を遮蔽する遮蔽部が設けられている
ことを特徴とする。
ことを特徴とする。
本発明に係る冷凍サイクル装置によれば、紫外線あるいは赤外線を遮蔽する遮蔽部を介して冷媒回路内に封入された冷媒を目視することができるので、紫外線あるいは赤外線による冷媒の分解・劣化を防止でき、冷媒回路の正常動作を長期間維持することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るサイトグラス1を冷媒配管路2(冷媒回路)に接続した状態の一部を拡大して示す外観構成図である。図1に基づいて、実施の形態1に係るサイトグラス1の構成及び作用について説明する。この図1では、サイトグラス1がフローサイトである場合を例に示している。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るサイトグラス1を冷媒配管路2(冷媒回路)に接続した状態の一部を拡大して示す外観構成図である。図1に基づいて、実施の形態1に係るサイトグラス1の構成及び作用について説明する。この図1では、サイトグラス1がフローサイトである場合を例に示している。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
サイトグラス1は、冷媒配管路2の一部に設けられ、冷媒配管路2内を導通している冷媒の流通や停止、流速、流量等の冷媒状態を目視可能にするものである。このサイトグラス1は、内部に冷媒が流通可能になっている本体1aと、本体1aの一部に設けられ、本体1a内を目視可能にする窓部4と、冷媒配管路2と本体1aとを接続するための配管部5と、を有している。そして、冷媒配管路2と配管部5とを接続する接続部3を介して、冷媒配管路2の一部に設置されるようになっている。
本体1aは、たとえば金属材料で構成されており、冷媒配管路2の一部(たとえば、冷媒の状態を確認したい箇所)に接続されるものである。窓部4には、紫外線の透過率を低くしたUVカットガラス等の透過部材(遮蔽部4a)が設けられている。配管部5は、たとえば金属材料で構成されており、本体1aと一体的に構成されていてもよく、別体として構成されていてもよい。冷媒配管路2は、冷媒配管で構成され、内部に冷媒を導通させるものである。この冷媒配管路2は、たとえば空気調和装置等の冷凍サイクル装置(図2参照)を構成する圧縮機等の各冷凍機器を接続している冷媒配管で構成するとよい。接続部3は、サイトグラス1の配管部5と冷媒配管路2とを接続するものであればよく、特に構成等を限定するものではない。
ここで、冷媒配管路2内に導通させる冷媒について説明する。
冷媒配管路2内に導通させる冷媒には、ハイドロフルオロオレフィン(HFO)のうちの1種類であるテトラフルオロプロペン(たとえば、2、3、3、3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234yf))を含んでいるものを使用する。2、3、3、3−テトラフルオロプロペンは、その構造式がCF3CF=CH2で表され、分子構造中に二重結合を有している。つまり、2、3、3、3−テトラフルオロプロペンは、その分子構造中に二重結合を有するため、紫外線や赤外線によって分解し易いということが想定される。
冷媒配管路2内に導通させる冷媒には、ハイドロフルオロオレフィン(HFO)のうちの1種類であるテトラフルオロプロペン(たとえば、2、3、3、3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234yf))を含んでいるものを使用する。2、3、3、3−テトラフルオロプロペンは、その構造式がCF3CF=CH2で表され、分子構造中に二重結合を有している。つまり、2、3、3、3−テトラフルオロプロペンは、その分子構造中に二重結合を有するため、紫外線や赤外線によって分解し易いということが想定される。
なお、冷媒配管路2内に導通させる冷媒の一部にテトラフルオロプロペンが含まれていればよい。したがって、冷媒の全部をテトラフルオロプロペンとしてもよく、テトラフルオロプロペンに他の冷媒を混合させたものと使用するようにしてもよい。テトラフルオロプロペンと混合させる冷媒としては、たとえばジフルオロメタン(R32)やペンタフルオロエタン(R125)、R143a(1,1,1−トリフルオロエタン)等を使用することができる。
次に、サイトグラス1の作用について説明する。
このように構成されたサイトグラス1においては、冷媒が冷媒配管路2を流通すると、それに応じて本体1aの内部にも冷媒が流通することになる。そして、ユーザは、本体1a内部を窓部4を介して目視することにより、本体1a内部を流通している冷媒の状態を検知することができる。この窓部4を介して外光が本体1a内部に照射されることになる。そうすると、外光が冷媒に照射されることにもなり、何らの対策も立てないままでいると、冷媒が分解・劣化してしまうことになる。
このように構成されたサイトグラス1においては、冷媒が冷媒配管路2を流通すると、それに応じて本体1aの内部にも冷媒が流通することになる。そして、ユーザは、本体1a内部を窓部4を介して目視することにより、本体1a内部を流通している冷媒の状態を検知することができる。この窓部4を介して外光が本体1a内部に照射されることになる。そうすると、外光が冷媒に照射されることにもなり、何らの対策も立てないままでいると、冷媒が分解・劣化してしまうことになる。
そこで、サイトグラス1においては、UVカットされたガラス等で構成された遮蔽部4aを窓部4に設けることで、紫外線の透過率を低減させることにより、冷媒の分解を防止するようにしている。冷媒の分解を防止することができれば、冷媒が劣化することもなく、冷媒配管路2内に封入されている冷媒は、その機能を十分に果たすことが可能になる。このようなサイトグラス1を、たとえば空気調和装置等の冷凍サイクル装置を構成する冷媒配管に設置すれば、冷媒状態を目視可能としつつ、冷媒の分解を防止することができるため、冷媒回路の正常な動作を継続できる。また、冷媒が劣化することがないので、冷凍サイクル装置の信頼性が向上することになる。
図2は、サイトグラス1を冷媒配管路2の一部に設けた冷凍サイクル装置100の主な冷媒回路構成を示す概略構成図である。図2に基づいて、冷凍サイクル装置100の構成及び動作について説明する。この冷凍サイクル装置100は、冷媒配管路2内に封入した冷媒を循環させ、この冷媒をサイトグラス1で目視可能にしたものである。この冷凍サイクル装置100は、冷媒回路(冷凍サイクル)を使用した装置であればよく、たとえば、空気調和装置や冷凍装置、ヒートポンプシステム、ヒートポンプ給湯機、冷蔵庫、自動販売機等とすることができる。
この冷凍サイクル装置100は、圧縮機101と、凝縮器102と、減圧装置103と、蒸発器104と、を冷媒配管で順次接続して構成されている冷媒回路(冷媒配管路2)を有している。圧縮機101は、冷媒配管110を流れる冷媒を吸入し、その冷媒を圧縮して高温・高圧の状態とするものである。凝縮器102は、冷媒配管110を導通する冷媒と流体(空気や水、冷媒等)との間で熱交換を行ない、冷媒を凝縮・液化するものである。減圧装置103は、冷媒配管110を導通する冷媒を減圧して膨張させるものである。この減圧装置103は、たとえば毛細管や電磁弁等で構成するとよい。蒸発器104は、冷媒配管110を導通する冷媒と流体との間で熱交換を行ない、その冷媒を蒸発・ガス化するものである。
ここで、冷凍サイクル装置100の動作について簡単に説明する。
圧縮機101で圧縮されて高温・高圧となった冷媒は、凝縮器102に流入する。この凝縮器102では、冷媒が流体と熱交換して凝縮し、低温・高圧の液冷媒又は気液二相冷媒となる。凝縮器102から流出した冷媒は、減圧装置103で減圧され、低温・低圧の液冷媒又は気液二相冷媒となってサイトグラス1を導通する。このとき、冷媒の状態が目視で検知可能になっている。サイトグラス1を導通した冷媒は、蒸発器104に流入する。蒸発器104では、冷媒が流体と熱交換して蒸発し、高温・低圧の冷媒ガスとなる。蒸発器104から流出した冷媒は、圧縮機101に再度吸入される。
圧縮機101で圧縮されて高温・高圧となった冷媒は、凝縮器102に流入する。この凝縮器102では、冷媒が流体と熱交換して凝縮し、低温・高圧の液冷媒又は気液二相冷媒となる。凝縮器102から流出した冷媒は、減圧装置103で減圧され、低温・低圧の液冷媒又は気液二相冷媒となってサイトグラス1を導通する。このとき、冷媒の状態が目視で検知可能になっている。サイトグラス1を導通した冷媒は、蒸発器104に流入する。蒸発器104では、冷媒が流体と熱交換して蒸発し、高温・低圧の冷媒ガスとなる。蒸発器104から流出した冷媒は、圧縮機101に再度吸入される。
冷媒回路には、冷媒とともに冷凍機油が封入される。この冷凍機油は、圧縮機101内の摺動部等を潤滑するために利用される。冷凍機油には、エステルや、エーテル、アルキルベンゼン、鉱油等を基油として使用することができる。この実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100では、サイトグラス1を介して冷媒の状態だけでなく、冷凍機油の状態も併せて目視することができるようになる。したがって、冷媒状態及び冷凍機油の状態に応じたメンテナンス(たとえば、冷媒回収や冷媒充填等)がより迅速に実行できることになる。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2に係る液面計11が設置されている圧縮機101の概略構成を示す外観図である。図3に基づいて、実施の形態2に係る液面計11の構成及び作用について説明する。この液面計11は、図2で示した圧縮機101に設置され、圧縮機101内部に貯留される冷媒量を検知するものである。なお、実施の形態2では、実施の形態1と同一部分には同一符号を付し、実施の形態1との相違点を中心に説明するものとする。
図3は、本発明の実施の形態2に係る液面計11が設置されている圧縮機101の概略構成を示す外観図である。図3に基づいて、実施の形態2に係る液面計11の構成及び作用について説明する。この液面計11は、図2で示した圧縮機101に設置され、圧縮機101内部に貯留される冷媒量を検知するものである。なお、実施の形態2では、実施の形態1と同一部分には同一符号を付し、実施の形態1との相違点を中心に説明するものとする。
液面計11は、圧縮機101の側面に設けられ、圧縮機101内に貯留される冷媒の量(液面)を目視可能にするものである。この液面計11は、圧縮機101内部を目視可能にする窓部13を有している。この窓部13には、紫外線の透過率を低くしたUVカットガラス等の透過部材(遮蔽部13a)が設けられている。この遮蔽部13aには、図3に示すような冷媒量を確認し易くするための目盛り14を記しておくとよい。なお、図3では、液面計11が圧縮機101の側面下側に設置されている場合を例に示しているが、設置位置を特に限定するものではない。
次に、液面計11の作用について説明する。
このように構成された液面計11においては、圧縮機101内に冷媒が貯留されると、それに応じて圧縮機101内部における冷媒の液面が上昇することになる。そして、ユーザは、圧縮機101内部を窓部13を介して目視することにより、圧縮機101内部に貯留されている冷媒の量を検知することができる。この窓部13を介して外光が圧縮機101内部に照射されることになる。そうすると、外光が冷媒に照射されることにもなり、何らの対策も立てないままでいると、冷媒が分解・劣化してしまうことになる。
このように構成された液面計11においては、圧縮機101内に冷媒が貯留されると、それに応じて圧縮機101内部における冷媒の液面が上昇することになる。そして、ユーザは、圧縮機101内部を窓部13を介して目視することにより、圧縮機101内部に貯留されている冷媒の量を検知することができる。この窓部13を介して外光が圧縮機101内部に照射されることになる。そうすると、外光が冷媒に照射されることにもなり、何らの対策も立てないままでいると、冷媒が分解・劣化してしまうことになる。
そこで、液面計11においては、UVカットされたガラス等で構成された遮蔽部13aを窓部13に設けることで、紫外線の透過率を低減させることにより、冷媒の分解を防止するようにしている。冷媒の分解を防止することができれば、冷媒が劣化することもなく、冷媒回路(たとえば、実施の形態1に係る冷媒配管路2)内に封入されている冷媒は、その機能を十分に果たすことが可能になる。このような液面計11を、圧縮機101に設置しているので、圧縮機101内部の冷媒量を目視可能としつつ、冷媒の分解を防止することができるため、冷媒回路の正常な動作を継続できる。また、冷媒が劣化することがないので、圧縮機101を搭載した冷凍サイクル装置の信頼性が向上することになる。
なお、実施の形態2では、液面計11を実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100の構成部品である圧縮機101に設置した場合を例に説明したが、これに限定するものではない。つまり、液面計11は、冷媒が貯留されるような容器(たとえば、アキュムレータやレシーバ、気液分離器、ポンプ等)に設置され、その内部に貯留される冷媒の量を目視で検知することができるものである。また、圧縮機101の種類を特に限定するものではなく、たとえば、スクロール圧縮機やロータリ圧縮機等で構成することができる。
実施の形態3.
図4は、本発明の実施の形態3に係るレシーバ液面計21の概略構成を示す外観図である。図4に基づいて、実施の形態3に係るレシーバ液面計21の構成及び作用について説明する。このレシーバ液面計21は、たとえば、実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100の凝縮器102〜減圧装置103に設置されるレシーバ−(図示せず)の内部に貯留される冷媒量、または、蒸発器104〜圧縮機101の間に設置されるアキュムレータ(図示せず)の内部に貯留される冷媒量を検知するものである。なお、実施の形態3では、実施の形態1及び実施の形態2と同一部分には同一符号を付し、実施の形態1及び実施の形態2との相違点を中心に説明するものとする。
図4は、本発明の実施の形態3に係るレシーバ液面計21の概略構成を示す外観図である。図4に基づいて、実施の形態3に係るレシーバ液面計21の構成及び作用について説明する。このレシーバ液面計21は、たとえば、実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100の凝縮器102〜減圧装置103に設置されるレシーバ−(図示せず)の内部に貯留される冷媒量、または、蒸発器104〜圧縮機101の間に設置されるアキュムレータ(図示せず)の内部に貯留される冷媒量を検知するものである。なお、実施の形態3では、実施の形態1及び実施の形態2と同一部分には同一符号を付し、実施の形態1及び実施の形態2との相違点を中心に説明するものとする。
レシーバ液面計21は、冷凍サイクル装置を構成しているレシーバ、アキュムレータ等の液貯め部に設けられ、液貯め部内に貯留される冷媒の液面高さを目視可能にするものである。このレシーバ液面計21は、内部に冷媒が流通可能になっている本体21aと、本体21aの一部に設けられ、本体21a内を目視可能にする窓部22と、を有している。この窓部22には、紫外線の透過率を低くしたUVカットガラス等の透過部材(遮蔽部22a)が設けられている。また、本体21aの窓部22の周縁には、図4に示すような冷媒高さを確認し易くするための目盛り23を記しておくとよい。
次に、レシーバ液面計21の作用について説明する。
このように構成されたレシーバ液面計21においては、液貯め部に冷媒が貯留されると、それに応じて本体21aの内部の冷媒の液面高さが上昇することになる。そして、ユーザは、本体21a内部を窓部22を介して目視することにより、液貯め部内部に貯留されている冷媒の液面高さ、つまり冷媒量を検知することができる。この窓部22を介して外光が本体21a内部に照射されることになる。そうすると、外光が冷媒に照射されることにもなり、何らの対策も立てないままでいると、冷媒が分解・劣化してしまうことになる。
このように構成されたレシーバ液面計21においては、液貯め部に冷媒が貯留されると、それに応じて本体21aの内部の冷媒の液面高さが上昇することになる。そして、ユーザは、本体21a内部を窓部22を介して目視することにより、液貯め部内部に貯留されている冷媒の液面高さ、つまり冷媒量を検知することができる。この窓部22を介して外光が本体21a内部に照射されることになる。そうすると、外光が冷媒に照射されることにもなり、何らの対策も立てないままでいると、冷媒が分解・劣化してしまうことになる。
そこで、レシーバ液面計21においては、UVカットされたガラス等で構成された遮蔽部22aを窓部22に設けることで、紫外線の透過率を低減させることにより、冷媒の分解を防止するようにしている。冷媒の分解を防止することができれば、冷媒が劣化することもなく、冷媒回路(たとえば、実施の形態1に係る冷媒配管路2)内に封入されている冷媒は、その機能を十分に果たすことが可能になる。このようなレシーバ液面計21を、レシーバ等の液貯め部に設置しているので、液貯め部内の冷媒量を目視可能としつつ、冷媒の分解を防止することができるため、冷媒回路の正常な動作を継続できる。また、冷媒が劣化することがないので、液貯め部を搭載した冷凍サイクル装置の信頼性が向上することになる。
実施の形態4.
図5は、本発明の実施の形態4に係るチャージングシリンダー31の概略構成を示す外観図である。図5に基づいて、実施の形態4に係るチャージングシリンダー31の構成及び作用について説明する。このチャージングシリンダー31は、図5に示すように冷媒充填用の円筒形状の計量容器である。なお、実施の形態4では、実施の形態1〜実施の形態3と同一部分には同一符号を付し、実施の形態1〜実施の形態3との相違点を中心に説明するものとする。
図5は、本発明の実施の形態4に係るチャージングシリンダー31の概略構成を示す外観図である。図5に基づいて、実施の形態4に係るチャージングシリンダー31の構成及び作用について説明する。このチャージングシリンダー31は、図5に示すように冷媒充填用の円筒形状の計量容器である。なお、実施の形態4では、実施の形態1〜実施の形態3と同一部分には同一符号を付し、実施の形態1〜実施の形態3との相違点を中心に説明するものとする。
チャージングシリンダー31は冷媒を充填し、たとえば、実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100の低圧側配管、即ち、減圧装置103〜蒸発器104〜圧縮機101の間に接続され、内部が所定圧力以上になると冷媒回路内へ冷媒を放出するものである。このチャージングシリンダー31は、内部に冷媒が充填される本体31aと、本体31aの一部に設けられ、本体31a内を目視可能にモニタする窓部32と、を有している。この窓部32には、紫外線の透過率を低くしたUVカットガラス等の透過部材(遮蔽部32a)が設けられている。なお、窓部32が本体31aの側面高さと同程度の高さを有している場合を例に示しているが、これに限定するものではない。たとえば、チャージングシリンダー31の側面の一部を窓部32としてもよい。
次に、チャージングシリンダー31の作用について説明する。
このように構成されたチャージングシリンダー31においては、本体31a内部に冷媒が貯留されると、それに応じて窓部32から目視できる冷媒の液面高さが上昇することになる。そして、ユーザは、本体31a内部を窓部32を介して目視することにより、本体31a内部に貯留されている冷媒の液面高さ、つまり冷媒量を検知することができる。この窓部32を介して外光が本体31a内部に照射されることになる。そうすると、外光が冷媒に照射されることにもなり、何らの対策も立てないままでいると、冷媒が分解・劣化してしまうことになる。
このように構成されたチャージングシリンダー31においては、本体31a内部に冷媒が貯留されると、それに応じて窓部32から目視できる冷媒の液面高さが上昇することになる。そして、ユーザは、本体31a内部を窓部32を介して目視することにより、本体31a内部に貯留されている冷媒の液面高さ、つまり冷媒量を検知することができる。この窓部32を介して外光が本体31a内部に照射されることになる。そうすると、外光が冷媒に照射されることにもなり、何らの対策も立てないままでいると、冷媒が分解・劣化してしまうことになる。
そこで、チャージングシリンダー31においては、UVカットされたガラス等で構成された遮蔽部32aを窓部32に設けることで、紫外線の透過率を低減させることにより、冷媒の分解を防止するようにしている。冷媒の分解を防止することができれば、冷媒が劣化することもなく、冷媒回路(たとえば、実施の形態1に係る冷媒配管路2)内に封入されている冷媒は、その機能を十分に果たすことが可能になる。このようなレシーバ液面計21を、レシーバ等の液貯め部に設置しているので、液貯め部内の冷媒量を目視可能としつつ、冷媒の分解を防止することができるため、冷媒回路の正常な動作を継続できる。また、冷媒が劣化することがないので、液貯め部を搭載した冷凍サイクル装置の信頼性が向上することになる。
実施の形態5.
図6は、本発明の実施の形態5に係るマニホールド41の概略構成を示す外観図である。図6に基づいて、実施の形態5に係るマニホールド41の構成及び作用について説明する。このマニホールド41は、冷媒を冷媒回路内にガスチャージする際あるいは冷媒を冷媒回路内から回収する際に、冷媒回路の一部に接続され、冷媒回路を分岐させるものである。なお、実施の形態5では、実施の形態1〜実施の形態4と同一部分には同一符号を付し、実施の形態1〜実施の形態4との相違点を中心に説明するものとする。
図6は、本発明の実施の形態5に係るマニホールド41の概略構成を示す外観図である。図6に基づいて、実施の形態5に係るマニホールド41の構成及び作用について説明する。このマニホールド41は、冷媒を冷媒回路内にガスチャージする際あるいは冷媒を冷媒回路内から回収する際に、冷媒回路の一部に接続され、冷媒回路を分岐させるものである。なお、実施の形態5では、実施の形態1〜実施の形態4と同一部分には同一符号を付し、実施の形態1〜実施の形態4との相違点を中心に説明するものとする。
マニホールド41は、冷媒回路、たとえば、実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100の低圧側配管、即ち、減圧装置103〜蒸発器104〜圧縮機101の間、および/または高圧側配管、即ち、減圧装置103〜凝縮器102〜圧縮機101の間に接続され、マニホールド41を構成している配管42内を導通している冷媒の流通や停止、流速、流量等の冷媒状態を目視可能にするものである。このマニホールド41は、図示省略の冷媒ボンベまたは真空ポンプに接続する冷媒ボンベ・真空ポンプ接続配管45と、冷凍サイクル装置100の低圧側配管に接続する冷媒回路(低圧側)接続配管46と、冷凍サイクル装置100の高圧側配管に接続する冷媒回路(高圧側)接続配管44と、冷媒ボンベ・真空ポンプ接続配管45、冷媒回路(低圧側)接続配管46を接続するとともに、内部が目視可能にした窓部43が設置されている配管42と、を有している。また、窓部43には、紫外線の透過率を低くしたUVカットガラス等の透過部材(遮蔽部43a)が設けられている。なお、冷媒を冷媒回路内にガスチャージする際には、冷媒ボンベ・真空ポンプ接続配管45に冷媒ボンベ(図示せず)が接続され、冷媒を冷媒回路内から回収する際には、冷媒ボンベ・真空ポンプ接続配管45に真空ポンプ(図示せず)が接続される。
次に、マニホールド41の作用について説明する。
このように構成されたマニホールド41を冷媒回路に接続した状態においては、冷媒回路に冷媒をガスチャージする際あるいは冷媒回路から冷媒を回収する際に、それに応じて配管42にも冷媒が流通することになる。そして、ユーザは、配管42内部を窓部43を介して目視することにより、配管42内部を流通している冷媒の状態を検知することができる。この窓部43を介して外光が配管42内部に照射されることになる。そうすると、外光が冷媒に照射されることにもなり、何らの対策も立てないままでいると、冷媒が分解・劣化してしまうことになる。
このように構成されたマニホールド41を冷媒回路に接続した状態においては、冷媒回路に冷媒をガスチャージする際あるいは冷媒回路から冷媒を回収する際に、それに応じて配管42にも冷媒が流通することになる。そして、ユーザは、配管42内部を窓部43を介して目視することにより、配管42内部を流通している冷媒の状態を検知することができる。この窓部43を介して外光が配管42内部に照射されることになる。そうすると、外光が冷媒に照射されることにもなり、何らの対策も立てないままでいると、冷媒が分解・劣化してしまうことになる。
そこで、マニホールド41においては、UVカットされたガラス等で構成された遮蔽部43aを窓部43に設けることで、紫外線の透過率を低減させることにより、冷媒の分解を防止するようにしている。冷媒の分解を防止することができれば、冷媒が劣化することもなく、冷媒回路(たとえば、実施の形態1に係る冷媒配管路2)内に封入されている冷媒は、その機能を十分に果たすことが可能になる。このようなマニホールド41を、冷媒充填時あるいは冷媒回収時に使用するので、配管42内の冷媒状態を目視可能としつつ、冷媒の分解を防止することができるため、冷媒回路の正常な動作を継続できる。また、冷媒が劣化することがないので、特にガスチャージ後の冷凍サイクル装置の信頼性が向上することになる。
なお、上記実施の形態では、冷媒を目視可能な窓部に紫外線の透過率を低くしたUVカットガラス等で構成されている遮蔽部を設けている場合を例に示したが、これに限定するものではない。たとえば、UVカットガラスに代えて、既存の各冷媒検知機器に設置されているガラス面等の透過部材にUVコート膜を貼付(コーティング)してもよい。このようにすれば、既存の冷媒検知機器に対してUVカットガラスを設ける等の大幅な改造を行うことなく、同様の作用効果を奏することができる。ここで、紫外線の遮蔽部の一例を示すUVカットガラスおよびUVコート膜について説明する。UVカットガラスは、ガラスにカーボンやセラミック、チタンなどの無機物質もしくは化粧品などに使われている有機物質を練り込んで製造し、UVコート膜はガラス表面に前記無機物質もしくは有機物質を付着させ膜を形成する。これにより、紫外線のうちのUV−A,UV−Bを遮断する。
また、上記実施の形態では、紫外線対策を主に説明したが、赤外光を遮断してもよい。このようにすれば、冷媒を直接加熱して無駄なエネルギーを発生させることによる冷媒劣化を防止することができる。ここで、赤外線の遮蔽部の一例を示すソーラーコントロールガラスについて説明する。ソーラーコントロールガラスは、IR(赤外線)カットガラス、熱線反射ガラス、熱線吸収ガラス、Low-Eガラスとも呼ばれ、ガラス組成にIRカット効果のある素材を入れる、あるいはガラス表面に金属及びその酸化物等で構成された非常に薄い膜をコーティングすることにより、製造される。さらに、コーティングする材料によって、赤外線を反射する熱線反射ガラスと、コーティング材料そのものに吸収させる熱線吸収ガラスの2種類がある。本発明の冷凍サイクル装置の一部が屋外に設置されることがあり、特に窓部が屋外のように太陽光に直接曝される場合は特に有効である。但し、屋内に本発明の窓部があっても紫外線や赤外線の影響を受ける場所であるとき、あるいは、据え付けや検査などにて冷媒を内蔵する部品を紫外線や赤外線の影響の有る個所にて保管する際も有効である。また本発明の窓部は冷媒を目視することを説明しているが、冷凍機油が冷媒と分離して、あるいは冷媒に溶解して常に冷媒とともに存在している。従って、直接の目的は冷凍機油の存在を監視するものであっても良いことは当然である。
また、上記実施の形態では、紫外線対策を主に説明したが、赤外光を遮断してもよい。このようにすれば、冷媒を直接加熱して無駄なエネルギーを発生させることによる冷媒劣化を防止することができる。ここで、赤外線の遮蔽部の一例を示すソーラーコントロールガラスについて説明する。ソーラーコントロールガラスは、IR(赤外線)カットガラス、熱線反射ガラス、熱線吸収ガラス、Low-Eガラスとも呼ばれ、ガラス組成にIRカット効果のある素材を入れる、あるいはガラス表面に金属及びその酸化物等で構成された非常に薄い膜をコーティングすることにより、製造される。さらに、コーティングする材料によって、赤外線を反射する熱線反射ガラスと、コーティング材料そのものに吸収させる熱線吸収ガラスの2種類がある。本発明の冷凍サイクル装置の一部が屋外に設置されることがあり、特に窓部が屋外のように太陽光に直接曝される場合は特に有効である。但し、屋内に本発明の窓部があっても紫外線や赤外線の影響を受ける場所であるとき、あるいは、据え付けや検査などにて冷媒を内蔵する部品を紫外線や赤外線の影響の有る個所にて保管する際も有効である。また本発明の窓部は冷媒を目視することを説明しているが、冷凍機油が冷媒と分離して、あるいは冷媒に溶解して常に冷媒とともに存在している。従って、直接の目的は冷凍機油の存在を監視するものであっても良いことは当然である。
1 サイトグラス、1a 本体、2 冷媒配管路、3 接続部、4 窓部、4a 遮蔽部、5 配管部、11 液面計、13 窓部、13a 遮蔽部、14 目盛り、21 レシーバ液面計、21a 本体、22 窓部、22a 遮蔽部、23 目盛り、31 チャージングシリンダー、31a 本体、32 窓部、32a 遮蔽部、41 マニホールド、42 配管、43 窓部、43a 遮蔽部、44 真空ポンプ接続配管、45 冷媒ボンベ接続配管、46 冷媒回路接続配管、100 冷媒回路装置、101 圧縮機、102 凝縮器、103 減圧装置、104 蒸発器、110 冷媒配管。
Claims (9)
- 少なくとも圧縮機、凝縮器、減圧装置及び蒸発器を冷媒配管で接続して構成される冷媒回路と、
前記冷媒回路内に封入された冷媒を目視可能に設置されている窓部と、を備え、
前記窓部には、
前記冷媒回路内に透過する紫外線あるいは赤外線を遮蔽する遮蔽部が設けられている
ことを特徴とする冷凍サイクル装置。 - 前記遮蔽部は、
透過部材を直接加工して構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の冷凍サイクル装置。 - 前記遮蔽部は、
透過部材の表面をコーティングして構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の冷凍サイクル装置。 - 前記冷媒回路の少なくとも一部にサイトグラスを設け、
前記窓部を、
前記サイトグラスに設けている
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の冷凍サイクル装置。 - 前記窓部を、
前記圧縮機に設けている
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の冷凍サイクル装置。 - 前記冷媒回路に冷媒を貯留する容器を接続し、
前記窓部を、
前記容器に設けている
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の冷凍サイクル装置。 - 前記冷媒回路を分岐させるマニホールドが前記冷媒回路に冷媒を充填する際あるいは前記冷媒回路から冷媒を回収する際に前記冷媒回路の一部に接続されたものにおいて、
前記窓部を、
前記マニホールドの一部に設けている
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の冷凍サイクル装置。 - 前記冷媒回路内に封入する冷媒に、
少なくともテトラフルオロプロペンを含んでいるものを用いている
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の冷凍サイクル装置。 - 前記冷媒回路内に冷媒とともに冷凍機油を封入し、前記窓部は前記冷凍機油を監視可能であることを特徴とする請求項8に記載の冷凍サイクル装置。
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