JP2019517542A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. ４５の低さまでの、もしくは３０の低さまでの推算糸球体濾過量（ｅＧＦＲ；ｍＬ／分／１．７３ｍ ² ）レベルを有する２型糖尿病患者の処置のための、リナグリプチンまたは薬学的に許容されるその塩を含む医薬組成物であって、
   リナグリプチンまたは薬学的に許容されるその塩が、メトホルミン（特に塩酸メトホルミンの形態）と併用され、および１つまたは複数のさらなる活性剤と併用されてもよい、上記医薬組成物。
2. ２型糖尿病患者が、４５の低さまでの推算糸球体濾過量（ｅＧＦＲ；ｍＬ／分／１．７３ｍ ² ）レベルを有する、請求項１記載の医薬組成物。
3. ２型糖尿病患者が、３０の低さまでの推算糸球体濾過量（ｅＧＦＲ；ｍＬ／分／１．７３ｍ ² ）レベルを有する、請求項１記載の医薬組成物。
4. リナグリプチンおよびメトホルミン（特に塩酸メトホルミンの形態）が、単一の医薬組成物、例えば単一経口剤形（例えば錠剤）の形態で、投与される、請求項１から３のいずれか１項に記載の医薬組成物。
5. リナグリプチンが、有効成分含量２．５ｍｇ（好ましくは１日２回の経口投与用である）、；または
   有効成分含量５ｍｇ（好ましくは１日１回の経口投与用である）
   で組成物中に存在する、請求項４に記載の医薬組成物。
6. メトホルミン（特に塩酸メトホルミンの形態）が、
   有効成分含量５００ｍｇ、８５０ｍｇ、もしくは１０００ｍｇ（好ましくは即時放出メトホルミンの形態であり、好ましくは１日２回の経口投与用である）、；
   または有効成分含量５００ｍｇ、７５０ｍｇ、１０００ｍｇ、１５００ｍｇもしくは２０００ｍｇ（好ましくは持続放出メトホルミンの形態であり、好ましくは１日１回の経口投与用である）で組成物中に存在する、請求項４または５に記載の医薬組成物。
7. 医薬組成物が、例えば組成物の１日２回経口投与のために、２．５ｍｇのリナグリプチンおよび５００ｍｇ、８５０ｍｇ、または１０００ｍｇのメトホルミン（特に塩酸メトホルミンの形態であり、特に即時放出型である）を含み、ならびに１つまたは複数の薬学的助剤を含んでもよい、
   請求項４に記載の医薬組成物。
8. 医薬組成物が、例えば１つの錠剤として組成物の１日１回経口投与のために、５ｍｇのリナグリプチンおよび１０００ｍｇのメトホルミン（特に塩酸メトホルミンの形態であり、特に持続放出型である）を含み、ならびに１つもしくは複数の薬学的助剤を含んでもよい、または
   医薬組成物が、例えば２つの錠剤として組成物の１日１回経口投与のために、２．５ｍｇのリナグリプチンおよび７５０ｍｇもしくは１０００ｍｇのメトホルミン（特に塩酸メトホルミンの形態であり、特に持続放出型である）を含み、ならびに１つもしくは複数の薬学的助剤を含んでもよい、
   請求項４に記載の医薬組成物。
9. リナグリプチンが合計経口１日用量５ｍｇ、例えば２．５ｍｇのリナグリプチンを１日２回または５ｍｇのリナグリプチンを１日１回、で投与される、請求項１から８のいずれか１項に記載の医薬組成物。
10. ２型糖尿病患者が抗高血糖薬で以前に処置されていない、請求項１から９のいずれか１項に記載の医薬組成物。
11. ２型糖尿病患者が、メトホルミンによる以前の単剤療法にもかかわらず血糖コントロールが不十分である、請求項１から９のいずれか１項に記載の医薬組成物。
12. ２型糖尿病患者が、メトホルミンおよびスルホニルウレアによる以前の二剤併用療法にもかかわらず血糖コントロールが不十分である、請求項１から９のいずれか１項に記載の医薬組成物。
13. ２型糖尿病患者が、メトホルミンおよびインスリンによる以前の二剤併用療法にもかかわらず血糖コントロールが不十分である、請求項１から９のいずれか１項に記載の医薬組成物。
14. 請求項１から１３のいずれか一項に記載の医薬組成物を製造するための、リナグリプチンまたはその医薬的に許容される塩の使用。