JP2012500342A - ポリグリセロールエステルを含む有益組成物 - Google Patents

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Abstract

本開示は、選択されるポリグリセロールエステル、並びに処理剤及び/又はケア剤を含む組成物に関する。開示される組成物は、布地ケア組成物、例えば、洗剤、布地柔軟化組成物等において有用であり得る。ポリグリセロールエステルと、処理剤及び/又はケア剤とを含む組成物を製造及び使用する方法も開示される。

Description

本開示は、ポリグリセロールエステル(PGE)並びに処理剤及び/又はケア剤を含む組成物に関する。また、前記組成物を作製及び使用する方法も開示する。
消費者用布地処理組成物は、布地の感触を改善するために配合されることが多い。かかる組成物は、例えば、液体柔軟化組成物、乾燥機用シート、又は洗剤製剤として配合され得る。残念なことに、用いられる柔軟化活性物質の種類によって、既存の布地柔軟化組成物は、種々の問題点に悩まされている場合がある。例えば、現在用いられている活性物質は、非常に高価であり得る、生地に油っぽい感触を付与し得る、場合によっては、処理された布地を疎水性にし得る。更に、第四級アンモニウム化合物等の幾つかの柔軟化剤は、凝集/沈殿が生じる場合があるため、特にアニオン性界面活性剤と組み合わせたとき、配合するのが困難である場合がある。更に、低水分組成物として配合するのが困難であり得る、現在用いられている布地柔軟化剤とは対照的に、低水分製剤又は圧縮製剤で用いられ得る布地柔軟化剤が必要とされている。最後に、環境適合性消費者製品を考慮すると、多くの布地処理剤が洗浄/処理水とともに放出されるため、改善された生分解性プロファイルを有する布地ケア剤が依然として必要とされている。
したがって、前述の問題のうちの1つ以上に関して改善された特性を有する布地ケア活性物質を提供することが当該技術分野において必要とされている。本開示は、上記必要性のうちの1つ以上に取り組む。
本開示は、ポリグリセロールエステル(PGE)、並びに処理剤及び/又はケア剤を含む組成物に関する。また、前記組成物を作製及び使用する方法も開示する。
定義
本明細書で使用するとき、「a」及び「an」を包含する冠詞は、特許請求の範囲で使用されるときには、請求又は記載されるものの1つ以上を意味するものと理解される。
本明細書で使用するとき、「含む(comprising)」と語は、本開示の組成物の調製において共に使用される種々の構成成分を意味する。それ故に、用語「から本質的に成る」及び「から成る」は、「含む」という用語に包含される。
本明細書で使用するとき、用語「カチオン性ポリマー」は、正味カチオン電荷を有するポリマーを意味する。アミン基又は他のプロトン化可能基を含むポリマーが、用語「カチオン性ポリマー」に含まれ、ここで前記ポリマーは、目的の用途のpHでプロトン化される。本明細書で使用するとき、用語「ポリマー」は、ホモポリマー、コポリマー、又はターポリマー、及び4種以上のモノマーを含むポリマーを含む。
本明細書で使用するとき、物質又は組成物の「有効な量」とは、意図された目的を達成するために、例えば所望される水準の布地ケア効果を基材へ付与するために必要とされる量である。
本明細書で使用するとき、「布地処理組成物及び/又はケア組成物」は、布地ケア添加剤組成物と、布地の浸漬及び/又は前処理に使用するために好適な組成物とを含む、手洗い、機械洗浄、及びその他の目的のための布地ケア組成物を含む。これらは、例えば、洗濯洗剤、布地用コンディショナー、及び他の洗浄、すすぎ、乾燥機に添加する製品、スプレー、又は生地に直接塗布することができる組成物の形態であってもよい。布地ケア組成物は、顆粒状洗剤、又は乾燥機に添加する布地柔軟化シートの形態であってもよい。この用語は、特に明記しない限り、顆粒状又は粉末形態の、汎用又は「強力」洗浄剤、特に清浄化洗剤、液体、ゲル、又はペースト形態の汎用洗浄剤、液体上質布地用洗剤、並びに漂白添加剤、及び「しみ落としスティック(stain-stick)」又は前処理タイプのもの、乾燥機に添加するシート、乾燥及び湿潤拭き取り用品並びにパッド、不織布基材、及びスポンジ等の基材を含む製品等の清浄化補助剤、並びにスプレー及びミストが挙げられる。
本明細書で使用するとき、「治療及び/又はケア剤」とは、本明細書の開示において定義される任意の剤を指す。
本明細書で使用するとき、用語「包含する(include)」、「包含する(includes)」及び「包含している(including)」は、限定することを意図しない。
本明細書で使用するとき、用語「IV」又は「ヨウ素価」は、サンプル物質100グラム当たりの吸収されるヨウ素のグラム数である。IVの範囲は、不飽和の程度を表し、標準的なAOCS法により測定することができる。
本明細書で用いるとき、用語「部位(situs)」には、紙製品、繊維、衣服、硬質表面、毛髪、及び皮膚が含まれる。
本明細書で使用するとき、「安定な」は、米国特許出願公開第2008/0263780 A1号に記載されているフロック形成試験を用いて測定されたとき、少なくとも約2週間、又は少なくとも約4週間、又は約1ヶ月間超、又は約4ヶ月間超の期間、視認可能な相分離が観察されないことを意味する。
本明細書で使用するとき、「単位用量」は、約0.05g〜約100g、10g〜約60g、又は約20g〜約40g等の、洗濯の1回の負荷量を処理するのに好適な布地ケア組成物の量を意味する。
本明細書で使用するとき、用語「エステル化率(%)」は、エステル化されるポリグリセロールに対する、総OH基(例えば、式Iで「OR」により表される)の百分率又は平均百分率を意味する。エステル化率(%)の計算において、OH基の総量は、「n+3」の値に基づいて推定され、ここで「n」は、上記及び式1に記載のポリグリセロールの平均オリゴマー化度である。
本明細書で使用するとき、「環状率(%)」は、環状基を有するPGEの百分率を意味する。
特に記載のない限り、成分又は組成物の濃度はすべて、当該成分又は組成物の活性部分に関するものであり、かかる成分又は組成物の市販の供給源に存在し得る不純物、例えば残留溶媒又は副生成物は除外される。
百分率及び比率はすべて、特に指示しない限り、重量で計算される。百分率及び比率はすべて、特に指示しない限り、組成物全体を基準にして計算される。
本明細書全体にわたって記載されるあらゆる最大数値限定は、それより小さいあらゆる数値限定を、そのような小さい数値限定が本明細書に明示的に記載されたものとして包含すると理解されるべきである。本明細書全体を通じて記載される最小数値限定は、それより大きいあらゆる数値限定を、そのような大きい数値限定が本明細書に明確に記載されているかのように含む。本明細書全体を通じて記載される数値範囲は、そのようなより広い数値範囲内に入るそれよりも狭いあらゆる数値範囲を、そのようなより狭い数値範囲がすべて本明細書に明確に記載されているかのように含む。
本開示は、ポリグリセロールエステルを含む布地処理組成物及び/又はケア組成物に関する。
ポリグリセロールエステル(「PGE」)の種々の用途が知られている。例えば、米国特許第4,214,038号及び米国特許出願公開第2006/0276370号を参照。PGEは、典型的には、ポリグリセロールと脂肪酸とを反応させることにより得られるエステルである。ポリグリセロールは、例えば、米国特許第6,620,904号に記載されているように、文献中に記載されているグリセリンから調製することができる。一般に、グリセロール単位のオリゴマー化は、ジグリセロールを形成するための2つのグリセリン分子間の分子間反応である。2つのかかるオリゴマーが反応する場合もあり、又はオリゴマーが更なるグリセリンと反応して更に高級なオリゴマーを形成する場合もある。ポリグリセロールは、例えば、脂肪酸、脂肪酸塩化物等との反応を介して、典型的なエステル化技術によりポリグリセロールエステルに変換され得る。エステル化で用いられる脂肪酸は、例えば、ココヤシ油又はタロー由来の脂肪酸混合物等の脂肪酸鎖長の混合物であってもよい。脂肪酸は、飽和であっても不飽和であってもよく、また約12〜約22個の炭素原子、又は約10〜22個の炭素原子を含んでもよい。例えば、菜種油、ピーナッツ油、ラード、タロー、ココヤシ油、ダイズ油等の天然脂肪及び天然油由来の脂肪酸混合物は、水素添加により飽和形態に変換することができ、かかるプロセスは当業者に容易に理解される。
出願人らは、PGEにおけるポリグリセロール単位(オリゴマー化)の脂肪酸長、平均エステル化度、平均飽和度、及び平均数を賢明に選択することにより、例えば、柔軟化、粘度、生分解性、又は香料効果の送達性能等の特性が改善されたPGE分子を得られることを見出した。出願人らは、約n=1.5未満のオリゴマー化度を有する特定のPGEは柔軟化性能を低下させるが、オリゴマー化度の高いPGEは、生分解特性を低下させることを見出した。出願人らは、脂肪酸鎖のエステル化度及び飽和度が、PGEの柔軟化性能及び感触効果に影響を与えることを更に見出した。
別の態様では、出願人らは、本明細書に開示されるPGEとシリコーン材料との組み合わせが、布地の感触に対して相乗効果をもたらすことを見出した。シリコーン材料は布地表面の潤滑剤として用いることができるが、シリコーンを含むと、場合によっては、特にパイル地のタオルに適用したとき、布地のボリューム/フワフワ感を減じる恐れがある。対照的に、PGEとシリコーンとの組み合わせは、滑らかな表面のボリュームを増加させて、滑らかでフワフワとして柔らかい感触効果を付与する。出願人らは、開示されたPGEと共にシリコーンを含むと、より望ましい粘度を有する組成物が得られることを更に見出した。
出願人らは、PGE間の水への溶解度の差が使用の望ましさに影響を与えることを更に見出した。例えば、モノエステルジグリセロール及び高級グリセロールの溶解度は、PGEの付着が望ましい場合がある組成物に好適であり得るものの溶解度よりも著しく高い。対照的に、対応するジエステルの溶解度は、典型的な洗浄(又はすすぎ)濃度よりも数桁低く、且つ著しく低い。したがって、モノエステルは、PGEの効率的な付着が望ましいことがある場合、好まれない。
式Iの構造を有するPGE:
Figure 2012500342
及び処理剤及び/又はケア剤を含む組成物が開示される。
1つの態様では、組成物は、IVの範囲に基づいて布地柔軟化及び/又は静電気的性能を含むがこれらに限定されない性能特性を付与する。1つの態様では、PGEは、飽和(約0〜約20のヨウ素価を有する)していてもよく、不飽和(約45〜約135のヨウ素価を有する)であってもよく、又はこれらの組み合わせを含んでもよい。例えば、1つの態様では、組成物のPGEは、約40〜約140、あるいは約35〜約65、あるいは約40〜約60、あるいは約1〜約60、あるいは約15〜約30、あるいは約15〜約25のIV範囲を含む。更に、約−50℃〜約100℃の遷移温度でカチオン性柔軟化化合物を使用することが許容可能であり得るが、一方ある態様では、開示されるPGEは、約50℃以下の遷移温度を有し得る。
1つの態様では、脂肪酸炭素鎖長は、約10〜22、又は約12〜18、又は約16〜18炭素原子であってもよい。
1つの態様では、上記式Iのnは、約1.5〜約6、又は約1.5〜約3.5、又は約1.5〜約4.5、又は約1.5〜約5であってもよい。
1つの態様では、組成物は、式IのPGEであって、各Rが、約10〜約22炭素原子の炭素鎖長を有する炭素鎖を含む脂肪酸エステル部分、H、及びこれらの組み合わせから成る群から独立して選択され、
a)nが約1.5〜約6であってもよいとき、PGEの平均エステル化率(%)は約20%〜約100%であってもよく、
b)nが約1.5〜約5であってもよいとき、平均エステル化率(%)は約20%〜約90%であってもよく、
c)nが約1.5〜約4であってもよいとき、平均エステル化率(%)は約20%〜約80%であってもよく、
PGE混合物の約50%超が少なくとも2つのエステル結合を有する、PGEを含んでもよい。
別の態様では、組成物は、式IのPGEであって、
脂肪酸部分の炭素鎖が、約10〜約22炭素原子の平均炭素鎖長を有し、
PGEが約0〜約145のヨウ素価を有し、
a)nが約3〜約6であってもよいとき、エステル化率(%)は約20%〜約100%であってもよく、
b)nが約3〜約6であってもよいとき、エステル化率(%)は約25%〜約90%であってもよく、
c)nが約3〜約6であってもよいとき、エステル化率(%)は約35%〜約90%であってもよい、PGEを含んでもよい。
更に別の態様では、組成物は、式IのPGEであって、脂肪酸部分の炭素鎖が、約16〜約18炭素原子の平均炭素鎖長を有し、
PGEが約0〜約20のヨウ素価を有し、
a)nが約1.5〜約3.5であってもよいとき、エステル化率(%)は約20%〜約60%であってもよく、
b)nが約1.5〜約4.5であってもよいとき、エステル化率(%)は約20%〜約70%であってもよく、
c)nが約1.5〜約6であってもよいとき、エステル化率(%)は約20%〜約80%であってもよい、PGEを含んでもよい。
更に別の態様では、組成物は、式IのPGEであって、
脂肪酸部分の炭素鎖が、約16〜約18炭素原子の平均炭素鎖長を有し、
PGEが約45〜約135のヨウ素価を有し、
a)nが約1.5〜約3であってもよいとき、エステル化率(%)は約70%〜約100%であってもよく、
b)nが約1.5〜約4.5であってもよいとき、エステル化率(%)は約50%〜100%であってもよく、
c)nが約1.5〜約6であってもよいとき、エステル化率(%)は約25%〜60%であってもよい、PGEを含んでもよい。
更なる態様では、組成物は、式IのPGEであって、
a)nが約3〜約6であってもよいとき、エステル化率(%)は約15%〜約100%であってもよく、
b)nが約3〜約6であってもよいとき、エステル化率(%)は約25%〜約90%であってもよく、
c)nが約3〜約6であってもよいとき、エステル化率(%)は約35%〜約90%であってもよいPGEを含んでもよい。
例示的な市販のPGEとしては、BASF製Mazol(登録商標)PGO 31K、Mazol(登録商標)PGO 104K;Abitec Corp.製Caprol(登録商標)MPGO、Caprol(登録商標)ET;Danisco製Grindsted(登録商標)PGE 382、Grindsted(登録商標)PGE 55、Grindsted(登録商標)PGE 60;Evonik Industries製Varonic(登録商標)14、TegoSoft(登録商標)PC 31、Isolan(登録商標)GO 33、Isolan(登録商標)GI 34が挙げられる。
1つの態様では、組成物は、式IのPGEであって、脂肪酸部分の炭素鎖が、約12〜約18炭素原子の平均炭素鎖長及び約0〜約145のヨウ素価を有し、nが約1.5〜約6であってもよいとき、エステル化率(%)は約20%〜80%であってもよいPGEを含んでもよい。
別の態様では、組成物は、式Iの構造を有するPGEであって、各Rが、約12〜約18炭素原子の炭素鎖長を有する脂肪酸、約15〜18炭素原子の炭素鎖長を有する脂肪酸部分、H、及びこれらの混合物から成る群から独立して選択され得、前記脂肪酸が、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、及びこれらの組み合わせから成る群から選択され得るPGEを含んでもよい。
1つの態様では、脂肪酸は飽和していてもよく、その場合約0〜約20のIVを有する。
1つの態様では、脂肪酸は、分岐鎖であってもよく、直鎖であってもよく、又は例えば脂肪酸が1つ以上のヒドロキシル基を含むように修飾することにより更に官能化されてもよい。
1つの態様では、少なくとも50%、又は少なくとも75%のPGE分子が、少なくとも2つのエステル結合を含む。
「n」により表されるオリゴマー化度は、一般に、オリゴマーの分布を表す平均であると理解される。出願人らは、ポリグリセロール単位が約10超もの大きさであり得ることを見出したが、かかる分子は生分解性を低下させるため、好まれない。式Iの構造は、直鎖及び/又は分岐鎖構造の両方を含むことを意図する。オリゴマー化度及びオリゴマーの分布は、米国特許第6,620,904号に記載されているように、物理的手段(例えば、蒸留)により又は反応条件を変化させることにより、ある程度制御することができる。
別の態様では、PGEは、1つ以上の環状ポリグリセロール(「CPG」)を更に含んでもよい。上記オリゴマー化反応に加えて、同等の分子間反応が、オリゴマーとオリゴマーの環状類似体とにおいて生じる場合がある。環状基の形成により、非環状基に対して遊離OH基の数が減少する。本明細書で使用するとき、環状率(%)は、環状基を有するPGEの百分率を示す。出願人らは、鎖長が増加するにつれて、PGEの生分解性が低下することを見出した。理論に縛られるものではないが、出願人らは、生分解性の低下は、オリゴマー化自体の増加というよりもむしろオリゴマー化が増加し得るときに生じる傾向のある環状構造の増加、又は両方の組み合わせが原因であり得ると考える。
1つの態様では、組成物は、組成物の総重量に基づいて、約5%〜約70%、又は約10%〜約50%、又は約15%〜約30%のPGEを含んでもよい。
1つの態様では、組成物は、少なくともジエステルを含むPGEを含んでもよい。1つの態様では、PGEは、PGEの総重量に基づいて、約50%〜約100%のジエステルを含んでもよい。更に別の態様では、本組成物のPGEは、ジエステル、トリエステル、テトラエステル、ヘキサエステル、又はオクタエステル、例えば、約50%超のジエステル、トリエステル、テトラエステル、ペンタエステル、ヘキサエステル、ヘプタエステル、若しくはオクタエステル、又はこれらの組み合わせを含む。
1つの態様では、PGEは、PGEの総重量に基づいて、ジエステル、トリエステル、テトラエステル、ヘキサエステル、ヘプタエステル、オクタエステル、及びこれらの組み合わせから成る群から選択されるエステル結合を約50%〜100%、又は約75%〜約90%含んでもよい。
更なる態様では、PGEの約1%〜約50%、又は約5%〜約20%、又は約10%未満が、モノエステルを含んでもよい。
1つの態様では、組成物は、乳化剤を含んでもよい。前記乳化剤は、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、及びこれらの混合物から成る群から選択され得る。
1つの態様では、組成物は、約2〜約11、又は約2〜約9.5、又は約2〜約5のpHを有してもよい。1つの態様では、組成物は、約2.5〜約4のpHを有してもよい。1つの態様では、組成物は、約5.5〜約8のpHで安定である。
開示される組成物は、例えば、柔軟化効果等の感触効果が望まれる布地強化組成物等の種々の布地ケア組成物を含んでもよい。好適な「処理剤及び/又はケア剤」としては、布地若しくは他の部位の処理又はケアに好適な任意の既知の物質が挙げられ、例えば、カチオン性ポリマーを含むポリマー、界面活性剤、ビルダー、キレート剤、移染防止剤、分散剤、酵素、及び酵素安定剤、触媒物質、漂白活性化剤、ポリマー分散剤、泥汚れ除去/再付着防止剤、光沢剤、抑泡剤、染料、香料及び/又は香料送達系、構造伸縮性付与剤、布地柔軟化剤、キャリア、ヒドロトロープ、加工助剤、及び/又は顔料である。
1つの態様では、処理剤及び/又はケア剤は、有機シリコーン、第四級アンモニウム化合物、及びこれらの組み合わせから成る群から選択され得る。
1つの態様では、処理剤及び/又はケア剤は、有機シリコーンを含んでもよい。好適な有機シリコーンは、Si−O部分を含み、(a)非官能化シロキサンポリマー、(b)官能化シロキサンポリマー、及びこれらの組み合わせから選択することができる。有機シリコーンの分子量は、通常、物質の粘度を参照することにより示される。1つの態様では、有機シリコーンは、25℃で約10.0×10-6〜約2m2/s(約10〜約2,000,000センチストークス)の粘度を含んでもよい。別の態様では、好適な有機シリコーンは、25℃で約10.0×10-6〜約0.8m2/s(約10〜約800,000センチストークス)の粘度を有してもよい。
好適な有機シリコーンは、直鎖、分岐鎖、又は架橋であってもよい。1つの態様では、有機シリコーンは直鎖であってもよい。
1つの態様では、有機シリコーンは、以下の式Iを有してもよい非官能化シロキサンポリマーを含んでもよく、ポリアルキル及び/又はフェニルシリコーン流体、樹脂及び/又はゴムを含んでもよい。
[R123SiO1/2n[R44SiO2/2m[R4SiO3/2j (式I)
式中、
i)各R1、R2、R3及びR4は、H、−OH、C1〜C20アルキル、C1〜C20置換アルキル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、アルキルアリール、及び/又はC1〜C20アルコキシ、部分から成る群から独立して選択されてもよく、
ii)nは、n=j+2であるように、約2〜約10、又は約2〜約6、又は2の整数であってもよく、
iii)mは、約5〜約8,000、約7〜約8,000、又は約15〜約4,000の整数であってもよく、
iv)jは、約0〜約10、又は約0〜約4、又は0の整数であってもよく、
1つの態様では、R2、R3及びR4は、メチル、エチル、プロピル、C4〜C20アルキル、及び/又はC6〜C20アリール部分を含んでもよい。1つの態様では、R2、R3及びR4は、それぞれメチルであってもよい。シリコーン鎖の末端をブロックする各R1部分は、水素、メチル、メトキシ、エトキシ、ヒドロキシ、プロポキシ、及び/又はアリールオキシから成る群から選択される部分を含んでもよい。
本明細書で使用するとき、用語SiO「n」/2は、酸素原子とケイ素原子との比を表す。例えば、SiO1/2は、1つの酸素が2つのSi原子間で共有されていることを意味する。同様に、SiO2/2は、2つの酸素原子が2つのSi原子間で共有されていることを意味し、SiO3/2は、3つの酸素原子が2つのSi原子間で共有されることを意味する。
1つの態様では、有機シリコーンは、ポリジメチルシロキサン、ジメチコン、ジメチコノール、ジメチコンクロスポリマー、フェニルトリメチコン、アルキルジメチコン、ラウリルジメチコン、ステアリルジメチコン、及びフェニルジメチコンであってもよい。例としては、Dow Corning Corporation,Midland,MIから提供されている商品名DC 200 Fluid、DC 1664、DC 349、DC 346Gとして入手可能なもの、並びにMomentive Silicones,Waterford,NYから入手可能な商品名SF1202、SF1204、SF96、及びViscasil(登録商標)として入手可能なものが挙げられる。
1つの態様では、有機シリコーンは、環状シリコーンを含んでもよい。環状シリコーンは、式[(CH32SiO]n(nは、約3〜約7、又は約5〜約6の範囲であってもよい整数である)のシクロメチコンを含んでもよい。
1つの態様では、有機シリコーンは、官能化シロキサンポリマーを含んでもよい。官能化シロキサンポリマーは、アミノ、アミド、アルコキシ、ヒドロキシ、ポリエーテル、カルボキシ、ヒドリド、メルカプト、サルフェート、ホスフェート、及び/又は第四級アンモニウム部分から成る群から選択される1つ以上の官能化部分を含んでもよい。これらの部分は、二価アルキレンラジカルを通してシロキサン骨格鎖に直接結合してもよく(即ち、「ペンダント」)、骨格鎖の一部であってもよい。好適な官能化シロキサンポリマーとしては、アミノシリコーン、アミドシリコーン、シリコーンポリエーテル、シリコーン−ウレタンポリマー、第四級ABnシリコーン、アミノABnシリコーン、及びこれらの組み合わせから成る群から選択される物質が挙げられる。
1つの態様では、官能化シロキサンポリマーは、「ジメチコンコポリオール」とも呼ばれるシリコーンポリエーテルを含んでもよい。一般に、シリコーンポリエーテルは、1本以上のポリオキシアルキレン鎖を有するポリジメチルシロキサン骨格鎖を含む。ポリオキシアルキレン部分を、ペンダント鎖として、又は末端ブロックとしてポリマーに組み込んでもよい。かかるシリコーンは、米国特許出願公開第2005/0098759号、米国特許第4,818,421号、及び同第3,299,112号に記載されている。例示的な市販のシリコーンポリエーテルとしては、すべてDow Corning Corporationから入手可能なDC 190、DC 193、FF400、及びMomentive Siliconesから入手可能な種々のSilwet界面活性剤が挙げられる。
別の態様では、官能化シロキサンポリマーは、アミノシリコーンを含んでもよい。好適なアミノシリコーンは、米国特許第7,335,630 B2号、同第4,911,852号、及び米国特許出願公開第2005/0170994A1号に記載されている。1つの態様では、アミノシリコーンは、米国特許出願第61/221,632号に記載されているものであってもよい。1つの態様では、アミノシリコーンは、式IIの構造を含んでもよい:
[R123SiO1/2n[(R4Si(X−Z)O2/2k[R44SiO2/2m[R4SiO3/2j (式II)
式中、
i.各R1、R2、R3及びR4は、H、−OH、C1〜C20アルキル、C1〜C20置換アルキル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、アルキルアリール、及び/又はC1〜C20アルコキシから独立して選択されてもよく、
ii.各Xは、2〜12炭素原子を含む二価アルキレンラジカル、−(CH2)s−(式中、sは約2〜約10の整数であってもよい)、−CH2−CH(OH)−CH2−、及び/又は
Figure 2012500342
から独立して選択されてもよく
iii.各Zは、−N(R52、−N(R53-
Figure 2012500342
から独立して選択されてもよく、式中、各R5は、H、C1〜C20アルキル、C1〜C20置換アルキル、C6〜C20アリール、C6〜C20及び/又は置換アリールから独立して選択されてもよく、各R6は、H、OH、C1〜C20アルキル、C1〜C20置換アルキル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、アルキルアリール、及び/又はC1〜C20アルコキシから独立して選択されてもよく、A-は、適合するアニオンであってもよく、1つの態様では、A-はハロゲン化物であってもよく、
iv.kは、約3〜約20、又は約5〜約18超、又は約5〜約10の整数であってもよく、
v.mは、約100〜約2,000、又は約150〜約1,000の整数であってもよく、
vi.nは、n=j+2であるように、約2〜約10、又は約2〜約6、又は2の整数であってもよく、
vii.jは、約0〜約10、又は約0〜約4、又は0の整数であってもよく、
1つの態様では、R1は−OHを含んでもよい。この態様では、有機シリコーンは、アモジメチコンであってもよい。
例示的な市販のアミノシリコーンとしては、Dow Corning Corporationから入手可能なDC 8822、2−8177、及びDC−949、並びにShin−Etsu Silicones,Akron,OHから入手可能なKF−873が挙げられる。
1つの態様では、有機シリコーンは、アミンABnシリコーン、及び第四級ABnシリコーンを含んでもよい。かかる有機シリコーンは、一般に、ジアミンとエポキシドとの反応によって生成される。これらは、例えば、米国特許第6,903,061 B2号、同第5,981,681号、同第5,807,956号、同第6,903,061号、及び同第7,273,837号に記載されている。これらは、商品名Magnasoft(登録商標)Prime、Magnasoft(登録商標)JSS、Silsoft(登録商標)A−858(すべてMomentive Silicones製)として市販されている。
別の態様では、官能化シロキサンポリマーは、米国特許出願第61/170,150号に記載されているようなシリコーン−ウレタンを含んでもよい。これらは、商品名SLM−21200としてWacker Siliconesから市販されている。
有機シリコーンのサンプルを分析したとき、かかるサンプルが、平均して上記式I及びIIについて非整数指数を有する場合があるが、かかる平均指数値は、上記式I及びIIの指数の範囲内であることが当業者には理解される。
1つの態様では、処理剤及び/又はケア剤は、更なる布地柔軟化化合物を含んでもよい。好適な布地柔軟化化合物は、米国特許出願公開第2004/0204337号に開示されている。
1つの態様では、布地柔軟化活性物質は、第四級アンモニウム化合物を含んでもよい。1つの態様では、第四級アンモニウム化合物は、エステル第四級アンモニウム化合物、アルキル第四級アンモニウム化合物、又はこれらの混合物から成る群から選択される第四級アンモニウム化合物を含んでもよい。
1つの態様では、エステル第四級アンモニウム化合物は、モノエステル第四級アンモニウム化合物及びジエステル第四級アンモニウム化合物の混合物を含んでもよい。当業者は、プロセス及び出発物質によって、モノ−、ジ−、及びトリ−エステル、並びに他のカチオン性柔軟化化合物、並びにこれらの混合物からカチオン性柔軟化化合物を選択し得、また第三級アンモニウム化合物、並びに他のカチオン性柔軟化化合物、並びにこれらの混合物からカチオン性柔軟化化合物を選択し得ることを認識する。更なる好適な布地柔軟化化合物は、米国特許出願公開第2004/0204337号に開示されている。1つの態様では、組成物は、生分解性第四級アンモニウム化合物を含んでもよい。1つの態様では、組成物は、生分解性第四級アンモニウム化合物、及び生分解性PGEを化学的に安定なマトリクス中に含んでもよい。
1つの態様では、組成物は、布地強化剤の約0.1重量%〜約30重量%のモノエステル第四級アンモニウム、若しくは約0.5重量%〜約20重量%のモノエステル第四級アンモニウム、又は組成物の約2重量%〜約12重量%のモノエステル第四級アンモニウムを有する第四級アンモニウム組成物を含んでもよい。
1つの態様では、組成物は、組成物の約1重量%、又は約2重量%、又は約3重量%、又は約5重量%、又は約10重量%、又は約12重量%から、約90重量%、又は約40重量%、又は約30重量%、又は約20重量%、又は約18重量%、又は約15重量%までの前記第四級アンモニウム化合物を含んでもよい。
1つの態様では、組成物は、PGE及び第四級アンモニウム化合物を、約100:1〜約1:1、又は約20:1〜約1:1、又は約10:1〜約1:1の比で含んでもよい。1つの態様では、第四級アンモニウム化合物の量は、組成物中のPGEの量を超えてもよい。
1つの態様では、PGE及び第四級アンモニウム化合物を含む組成物は、約2.5〜約4のpHを有してもよい。
1つの態様では、処理剤及び/又はケア剤は、香料及びカチオン性ポリマーを含んでもよい。
1つの態様では、処理剤及び/又はケア剤は、香料及び第四級アンモニウム化合物を含んでもよい。
更に別の態様では、処理剤及び/又はケア剤は、香料、カチオン性ポリマー、及び第四級アンモニウム化合物を含んでもよい。
更なる処理剤及び/又はケア剤−必須でないが、以下に例示される物質の非限定的なリストは、本組成物において使用するのに適しており、例えば、洗浄性能を補助若しくは向上させるために、洗浄される基材の処理のために、又は香料、着色剤等を用いる場合と同様であり得るように洗浄組成物の審美性を変化させるために、特定の態様に組み込まれるのが望ましい場合がある。このような追加成分の正確な性質、及びその組み込み量は、組成物の物理的形態及び使用する洗浄操作の性質に依存する。好適な補助剤物質としては、界面活性剤、ビルダー、キレート剤、移染防止剤、分散剤、酵素及び酵素安定剤、ポリマー分散剤、構造剤、泥汚れ除去/再付着防止剤、増白剤、抑泡剤、香料、構造伸縮性付与剤、布地柔軟化剤、キャリア、ヒドロトロープ、加工助剤、溶媒、及び/又は顔料が挙げられるが、これらに限定されない。
本出願人らの組成物の特定の態様は、以下の物質:漂白活性化剤、界面活性剤、ビルダー、キレート化剤、移染防止剤、分散剤、酵素及び酵素安定剤、触媒金属錯体、ポリマー分散剤、泥及び汚れ除去/再付着防止剤、増白剤、抑泡剤、染料、香料及び/若しくは香料送達系、構造伸縮性付与剤、布地柔軟化剤、キャリア、ヒドロトロープ、加工助剤、並びに/又は顔料の1種以上を含有しない。
処理剤及び/又はケア剤としては、以下に列挙するものを挙げることができる。かかる他の処理剤及び/又はケア剤の好適な例及び使用量はまた、米国特許第5,576,282号、同第6,306,812 B1号、及び同第6,326,348 B1号に見出すことができる。
界面活性剤−1つの態様では、布地ケア組成物は、約0.01重量%〜80重量%の界面活性剤、又は約1重量%〜約50重量%の界面活性剤を含んでもよい。使用される界面活性剤は、アニオン性、非イオン性、双極性、両性、若しくはカチオン性の種類のものであってもよく、又は相容性のこれらの種類の界面活性剤の混合物を含んでもよい。本明細書で有用な洗剤界面活性剤は、例えば、米国特許第3,664,961号、同第3,919,678号、同第4,222,905号、及び同第4,239,659号に記載されている。アニオン性及び非イオン性界面活性剤は、布地ケア製品が洗濯洗剤である場合に有益であり、例えば、米国特許第6,020,303号、及び同第6,593,285号に記載されている。カチオン性界面活性剤は、一般に、布地ケア製品が布地柔軟剤である場合に有益である。
アニオン性界面活性剤−有用なアニオン性界面活性剤は、幾つかの異なる種類のアニオン性界面活性剤であってもよく、例えば、水溶性塩、特に約10〜約20の炭素原子を含有するアルキル基及びスルホン酸又は硫酸エステル基を分子構造の中に有する有機硫黄反応生成物のアルカリ金属塩、アンモニウム塩、並びにアルキロールアンモニウム(例えば、モノエタノールアンモニウム又はトリエタノールアンモニウム)塩が挙げられる(用語「アルキル」にはアリール基のアルキル部分が含まれる)。この群の合成界面活性剤の例は、アルキルサルフェート、及びアルキルアルコキシサルフェート、特に高級アルコール(C8〜18炭素原子)を硫化することにより得られるものである。
本明細書に記載される組成物にとって有用である他のアニオン性界面活性剤は、約8個〜約24個(あるいは約12個〜18個)の炭素原子を含有するパラフィンスルホネート、アルキルグリセリルエーテルスルホネート、特にC8〜18アルコールのエーテル(例えば、タロー及びココヤシ油に由来するもの)、1分子当たり約1単位〜約4単位のエチレンオキシドを含有し、アルキル基に約8個〜約12個の炭素原子を含有するアルキルフェノールエチレンオキシドエーテルサルフェート、並びに、1分子当たり約1単位〜約4単位のエチレンオキシドを含有し、アルキル基に約10個〜約20個の炭素原子を含有するアルキルエチレンオキシドエーテルサルフェートの水溶性塩である。
本明細書における他の有用なアニオン性界面活性剤としては、α−スルホン化脂肪酸のエステルの水溶性塩が挙げられる。別の態様では、アニオン性界面活性剤は、C11〜C18アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤、C10〜C20アルキルサルフェート界面活性剤、1〜30の平均アルコキシル化度を有するC10〜C18アルキルアルコキシサルフェート界面活性剤(アルコキシはC1〜C4鎖及びこれらの混合物を含んでもよい)、中鎖分枝状アルキルサルフェート界面活性剤、1〜30の平均アルコキシル化度を有する中鎖分枝状アルキルアルコキシサルフェート界面活性剤(アルコキシはC1〜C4鎖及びこれらの混合物を含んでもよい)、1〜5の平均アルコキシル化度を有するC10〜C18アルキルアルコキシカルボキシレート、C12〜C20メチルエステルスルホネート界面活性剤、C10〜C18α−オレフィンスルホネート界面活性剤、C6〜C20スルホスクシネート界面活性剤、並びにこれらの混合物を含んでもよい。
非イオン性界面活性剤−アニオン性界面活性剤に加えて、布地ケア組成物は、非イオン性界面活性剤を更に含有してもよい。組成物は、組成物の最大約30重量%、あるいは約0.01重量%〜約20重量%、あるいは約0.1重量%〜約10重量%の非イオン性界面活性剤を含有することができる。1つの態様では、非イオン性界面活性剤は、エトキシ化非イオン性界面活性剤を含んでもよい。好適な非イオン性界面活性剤の例は、1981年8月25日に発行された米国特許第4,285,841号(Barratら)に提供されている。本明細書で用いるのに好適なのは、式R(OC24nOHのエトキシル化アルコール及びエトキシル化アルキルフェノール(式中、各Rは、約8〜約15個の炭素原子を含有する脂肪族炭化水素ラジカル、及びアルキル基が約8〜約12個の炭素原子を含有するアルキルフェニルラジカルから成る群から独立して選択されてもよく、nの平均値は約5〜約15であってもよい)である。更なる非限定的な例は、米国特許第2,965,576号及び同第2,703,798号に開示されている。
カチオン性界面活性剤−布地ケア組成物は、組成物の最高約30重量%、約0.01重量%〜約20重量%、又は約0.1重量%〜約20重量%のカチオン性界面活性剤を含有してもよい。有用なカチオン性界面活性剤としては、布地ケア効果をもたらし得るものが挙げられる。有用なカチオン性界面活性剤の非限定例には、脂肪族アミン、第四級アンモニウム界面活性剤及びイミダゾリン第四級アンモニウム化合物物質が挙げられる。
両性界面活性剤−両性界面活性剤の非限定的な例としては、二級若しくは三級アミン類の脂肪族誘導体、又は、脂肪族ラジカルが直鎖又は分枝鎖であることができる、複素環式二級及び三級アミンの脂肪族誘導体が挙げられる。脂肪族置換基のうち1つは、少なくとも約8個の炭素原子、通常は約8〜約18個の炭素原子を含有し、そして少なくとも1つが、アニオン性水溶性基、例えば、カルボキシ、スルホネート、サルフェートを含有する。例えば、米国特許第3,929,678号の両性界面活性剤を参照。
ビルダー−組成物は、1つ以上の洗剤ビルダー又はビルダー系を含んでよい。
キレート剤−本明細書の組成物はまた、任意で1つ以上の銅、鉄、及び/又はマンガンキレート剤を含有してもよい。使用される場合、キレート剤は、一般に本明細書の組成物の約0.1重量%〜約15重量%、又は更には本明細書の組成物の約3.0重量%〜約15重量%を構成する。
移染防止剤−組成物はまた、1種以上の移染防止剤を含んでよい。適したポリマー移染防止剤としては、ポリビニルピロリドンポリマー、ポリアミンN−オキシドポリマー、N−ビニルピロリドンとN−ビニルイミダゾールのコポリマー、ポリビニルオキサゾリドン及びポリビニルイミダゾール又はこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。本明細書の組成物中に存在する場合、移染防止剤は、洗浄組成物の約0.0001重量%から、約0.01重量%から、約0.05重量%から、洗浄組成物の約10重量%まで、約2重量%まで、又は更には約1重量%までの濃度で存在する。
分散剤−組成物はまた、分散剤を含有してもよい。好適な水溶性有機物質は、ホモポリマー又はコポリマーの酸類又はそれらの塩類であり、それらのうちのポリカルボン酸は、互いに炭素原子2個を超えない程度に離れている少なくとも2個のカルボキシルラジカルを含み得る。
酵素−組成物は、洗浄性能効果、及び/又は布地ケア効果を提供する1つ以上の洗浄性酵素を含むことができる。適した酵素の例としては、ヘミセルラーゼ、ペルオキシダーゼ、プロテアーゼ、セルラーゼ、キシラナーゼ、リパーゼ、ホスホリパーゼ、エステラーゼ、クチナーゼ、ペクチナーゼ、ケラタナーゼ、レダクターゼ、オキシダーゼ、フェノールオキシダーゼ、リポキシゲナーゼ、リグニナーゼ、プルラナーゼ、タンナーゼ、ペントサナーゼ、マラナーゼ、β−グルカナーゼ、アラビノシダーゼ、ヒアルロニダーゼ、コンドロイチナーゼ、ラッカーゼ、及びアミラーゼ、又はこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。典型的な組み合わせは、プロテアーゼ、リパーゼ、クチナーゼ、及び/又はセルラーゼのような従来の適用可能な酵素をアミラーゼと組み合わせた混液であってもよい。
酵素安定剤−組成物、例えば洗剤において使用するための酵素は、種々の技術によって安定化されることができる。本明細書に用いられる酵素は、カルシウムイオン及び/又はマグネシウムイオンを酵素に供給する、最終組成物中のカルシウム及び/又はマグネシウムイオンの水溶性供給源の存在によって安定化させることができる。
触媒金属錯体−本出願人らの組成物は、触媒金属錯体を包含してもよい。好適な触媒は、例えば、米国特許第4,430,243号、同第5,576,282号、同第5,597,936号、同第5,595,967号、同第5,597,936号、及び同第5,595,967号に開示されている。組成物はまた、マクロ多環式リジッドリガンド「MRL」の遷移金属錯体を挙げることができる。本明細書における組成物及び洗浄プロセスは、水溶性の洗浄媒質内に少なくともおよそ1憶分の1の有益剤MRL種を提供するように、また洗浄溶液中に約0.005ppm〜約25ppm、約0.05ppm〜約10pm、更には約0.1ppm〜約5ppmのMRLを提供するように調整することができる。本遷移金属漂白剤触媒中の好適な遷移金属としては、マンガン、鉄、及びクロムが挙げられる。本明細書における他の好適なMRLは、5,12−ジエチル−1,5,8,12−テトラアザビシクロ[6,6,2]ヘキサデカンのような、架橋され得る特殊な種類の超リジッドリガンドである。好適な遷移金属MRLは、既知の手順、例えば、国際公開第00/32601号及び米国特許第6,225,464号で教示されているような手順によって容易に調製される。
布地柔軟化活性物質−組成物は、米国特許出願第11/890924号に記載されているもの等の、更なる布地柔軟化活性物質(FSA)又は1種超のFSAの混合物を含んでもよい。
付着助剤−1つの態様では、布地処理組成物は、約0.01%〜約10%、約0.05〜約5%、又は約0.15〜約3%の付着助剤を含んでもよい。好適な付着助剤は、例えば、米国特許出願第12/080,358号に開示されている。
1つの態様では、付着助剤は、カチオン性又は両性ポリマーであってもよい。1つの態様では、付着助剤は、カチオン性ポリマーであってもよい。一般にカチオン性ポリマー及びその製造方法は、文献において知られている。1つの態様では、カチオン性ポリマーは、組成物の意図する用途のpHにて、約0.005〜約23、約0.01〜約12、又は約0.1〜約7ミリ当量/gのカチオン電荷密度を有してもよい。電荷密度が組成物のpHに依存するアミン含有ポリマーの場合、電荷密度は製品の意図する用途のpHで測定される。かかるpHは、一般的に約2〜約11、より一般的には約2.5〜約9.5である。電荷密度は、繰り返し単位当たりの正味電荷数を、繰り返し単位の分子量で除することにより計算される。正電荷は、ポリマーの骨格鎖上及び/又はポリマーの側鎖上に位置してもよい。
好適なカチオン性ポリマーの1つの群としては、国際公開第00/56849号及び米国特許第6,642,200号に開示されているもの等の、好適な反応開始剤又は触媒を用いるエチレン性不飽和モノマーの重合により生成されるものが挙げられる。
好適なポリマーは、カチオン性又は両性多糖類、ポリエチレンイミン及びその誘導体、並びにN,N−ジアルキルアミノアルキルアクリレート、N,N−ジアルキルアミノアルキルメタクリレート、N,N−ジアルキルアミノアルキルアクリルアミド、N,N−ジアルキルアミノアルキルメタクリルアミド、四級化N,Nジアルキルアミノアルキルアクリレート四級化N,N−ジアルキルアミノアルキルメタクリレート、四級化N,N−ジアルキルアミノアルキルアクリルアミド、四級化N,N−ジアルキルアミノアルキルメタクリルアミド、メタクリルアミドプロピル−ペンタメチル−1,3−プロピレン−2−オル−アンモニウムジクロリド、N,N,N,N’,N’,N”,N”−ヘプタメチル−N”−3−(1−オキソ−2−メチル−2−プロペニル)アミノプロピル−9−オキソ−8−アゾ−デカン−1,4,10−トリアンモニウムトリクロリド、ビニルアミン及びその誘導体、アリルアミン及びその誘導体、ビニルイミダゾール、四級化ビニルイミダゾール及びジアリルジアルキルアンモニウムクロリド及びこれらの組み合わせから成る群から選択される1つ以上のカチオン性モノマー、及び所望によりアクリルアミド、N,N−ジアルキルアクリルアミド、メタクリルアミド、N,N−ジアルキルメタクリルアミド、C1〜C12アルキルアクリレート、C1〜C12ヒドロキシアルキルアクリレート、ポリアルキレングリコールアクリレート、C1〜C12アルキルメタクリレート、C1〜C12ヒドロキシアルキルメタクリレート、ポリアルキレングリコールメタクリレート、アセタートビニル、ビニルアルコール、ビニルホルムアミド、ビニルアセトアミド、ビニルアルキルエーテル、ビニルピリジン、ビニルピロリドン、ビニルイミダゾール、ビニルカプロラクタム、及び誘導体、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、ビニルスルホン酸、アクリルアミドプロピルメタンスルホン酸(AMPS)及びこれらの塩から成る群から選択される第2のモノマーの重合により作製される合成ポリマーから成る群から選択することができる。ポリマーは所望により、分枝及び架橋モノマーを使用することにより、分枝状であってもよく、又は架橋されていてもよい。分岐及び架橋モノマーとしては、エチレングリコールジアクリレートジビニルベンゼン、及びブタジエンが挙げられる。本明細書において有用である好適なポリエチレンイニン(polyethyleneinine)は、BASF,AG,Lugwigschaefen,Germanyにより商標名Lupasol(登録商標)として販売されている。
別の態様では、処理組成物は、ポリマーが正味の正電荷を有する限り、両性付着助剤ポリマーを含んでもよい。前記ポリマーは、約0.05〜約18ミリ当量/gのカチオン電荷密度を有してもよい。
別の態様では、付着助剤は、カチオン性多糖類、ポリエチレンイミン及びその誘導体、ポリ(アクリルアミド−co−ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)、ポリ(アクリルアミド−メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド)、ポリ(アクリルアミド−co−N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート)及びその四級化誘導体、ポリ(アクリルアミド−co−N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート)及びその四級化誘導体、ポリ(ヒドロキシエチルアクリレート−co−ジメチルアミノエチルメタクリレート)、ポリ(ヒドロキシプロピルアクリレート−co−ジメチルアミノエチルメタクリレート)、ポリ(ヒドロキシプロピルアクリレート−co−メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド)、ポリ(アクリルアミド−co−ジアリルジメチルアンモニウムクロリド−co−アクリル酸)、ポリ(アクリルアミド−メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド−co−アクリル酸)、ポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)、ポリ(ビニルピロリドン−co−ジメチルアミノエチルメタクリレート)、ポリ(エチルメタクリレート−co−四級化ジメチルアミノエチルメタクリレート)、ポリ(エチルメタクリレート−co−オレイルメタクリレート−co−ジエチルアミノエチルメタクリレート)、ポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド−co−アクリル酸)、ポリ(ビニルピロリドン−co−四級化ビニルイミダゾール)及びポリ(アクリルアミド−co−メタクリルアミドプロピル−ペンタメチル−1,3−プロピレン−2−オル−アンモニウムジクロリド)から成る群から選択することができ、好適な付着助剤としては、化粧品成分の国際命名法により命名したときポリクオタニウム−1、ポリクオタニウム−5、ポリクオタニウム−6、ポリクオタニウム−7、ポリクオタニウム−8、ポリクオタニウム−11、ポリクオタニウム−14、ポリクオタニウム−22、ポリクオタニウム−28、ポリクオタニウム−30、ポリクオタニウム−32、及びポリクオタニウム−33が挙げられる。
1つの態様では、付着助剤は、ポリエチレンイミン又はポリエチレンイミン誘導体を含んでもよい。別の態様では、付着助剤は、カチオン性アクリル系ポリマーを含んでもよい。更なる態様では、付着助剤は、カチオン性ポリアクリルアミドを含んでもよい。別の態様では、付着助剤は、ポリアクリルアミド及びポリメタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムカチオンを含むポリマーを含んでもよい。別の態様では、付着助剤は、ポリ(アクリルアミド−N−ジメチルアミノエチルアクリレート)及びその四級化誘導体を含んでもよい。この態様では、付着助剤は、BTC Specialty Chemicals,a BASF Group,Florham Park,N.J.から入手可能な、商標名Sedipur(登録商標)として販売されているものであってもよい。更なる態様では、付着助剤は、ポリ(アクリルアミド−co−メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド)を含んでもよい。別の態様では、付着助剤は、Ciba Specialty Chemicals,a BASF group,Florham Park,N.J.から入手可能な商標名Rheovis(登録商標)CDEとして販売されているもの、又は米国特許出願公開第2006/0252668号に開示されているもの等の非アクリルアミド系ポリマーを含んでもよい。
別の態様では、付着助剤は、カチオン性又は両性多糖類から成る群から選択することができる。1つの態様では、付着助剤は、カチオン性及び両性セルロースエーテル、カチオン性又は両性ガラクトマンナン(galactomanan)、カチオン性グアーガム、カチオン性又は両性デンプン、及びこれらの組み合わせから成る群から選択することができる。
好適なカチオン性ポリマーの別の群としては、例えば、アミン及びオリゴアミンとエピクロロヒドリンとの反応生成物であるアルキルアミン−エピクロロヒドリンポリマー、例えば、米国特許第6,642,200号、及び同第6,551,986号に列挙されているポリマーを挙げることができる。例としては、Clariant,Basle,Switzerlandから商標名Cartafix(登録商標)CB及びCartafix(登録商標)TSFとして入手可能な、ジメチルアミン−エピクロロヒドリン−エチレンジアミンが挙げられる。
好適な合成カチオン性ポリマーの別の群としては、ポリアルキレンポリアミンとポリカルボン酸とのポリアミドアミン−エピクロロヒドリン(PAE)樹脂を挙げることができる。最も一般的なPAE樹脂は、エピクロロヒドリンと後続反応される、ジエチレントリアミンとアジピン酸との縮合生成物である。これらは、商標名Kymene(商標)としてWilmington DEのHercules Inc.から、又はLuresin(商標)としてBASF AG(Ludwigshafen,Germany)から入手可能である。これらのポリマーは、Wet Strength resins and their applications、L.L.Chan編、TAPPI Press(1994)、pp.13〜44に記載されている。
カチオン性ポリマーは、周囲条件下でポリマー全体が中性であるように、アニオンを中和する電荷を含んでもよい。好適な対イオンの非限定的な例としては(使用中に生じるアニオン性種に加えて)、塩化物イオン、臭化物イオン、硫酸イオン、硫酸メチルイオン、スルホン酸イオン、メチルスルホン酸イオン、炭酸イオン、重炭酸イオン、ホルマートイオン、アセタートイオン、クエン酸イオン、硝酸イオン、及びこれらの混合物が挙げられる。
ポリマーの重量平均分子量は、RI検出を用いてポリエチレンオキシド標準物質に対してサイズ排除クロマトグラフィーにより測定したとき、約500〜約5,000,000、又は約1,000〜約2,000,000、又は約2,500〜約1,500,000ダルトンであってもよい。1つの態様では、カチオン性ポリマーのMWは、約500〜約37,500ダルトンであってもよい。
1つの態様では、組成物は、米国特許出願公開第11/145904号、及び同第11/706675号、米国特許第4,675,022号、日本特許第7,003,639号に記載されているもの等の、パラフィン又は香料含有マイクロカプセルを含む群から選択される補助剤を含んでもよい。
1つの態様では、組成物は、固体粉末、錠剤、液体、ゲル、及びこれらの組み合わせから成る群から選択される形態であってもよい。1つの態様では、組成物は、錠剤、パウチ、及びこれらの組み合わせから成る群から選択される単位剤形であってもよい。
1つの態様では、本明細書に記載される組成物を含む物品を開示する。物品は、バー、スティック、乾燥機に添加するシート、乾燥及び湿潤拭き取り用品並びにパッド、不織布基材、スポンジ、スプレー及び/又はミストを送達することができる容器等の基材を含む製品、並びにこれらの組み合わせから成る群から選択することができる。
1つの態様では、ある部位を処理及び/又は清浄化する方法であって、a)所望により前記部位を洗浄及び/又はすすぐ工程と、b)前記部位を本明細書に記載されるco−粒子及び/又は製品と接触させる工程と、c)所望により、前記部位を洗浄及び/又はすすぐ工程とを含む方法を開示する。1つの態様では、本明細書に記載される組成物で処理される部位を開示する。
PGEサンプルの特性を決定する方法
1つの態様では、PGEを含有するサンプルの特性を決定する方法であって、
a.PGEを含むサンプルをイオン化助剤と組み合わせる工程であって、前記イオン化助剤が溶媒に可溶性であり、イオン化したサンプルを生成させることができる工程と、
b.フーリエ変換質量分析器を使用してイオン化したサンプルのデータを得る工程と、 c.未処理のデータの質量マッピングを正規化する工程であって、前記正規化が、前記PGEの繰り返し単位である部分に基づいてもよい工程と、
d.所望により、前記マップを用いて前記PGEの特性を決定する工程と、を含んでもよい方法を開示する。
1つの態様では、繰り返し単位は、グリセロール単位を含んでもよい。1つの態様では、イオン化助剤は、カチオン及びアニオンを含む化合物であって、前記カチオンが、分析されるPGEに対して親和性を有する化合物であってもよい。1つの態様では、イオン化助剤は、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、リチウム、及びこれらの混合物から成る群から選択されるカチオンと、フッ化物、塩化物、臭化物、ヨウ化物、ホルマート、アセタート、プロピオナート、及びこれらの混合物から成る群から選択されるアニオンとを含んでもよい。
1つの態様では、PGEを含むサンプルは、以下のように特性を決定することができる。
先ず、10mMのアセタートアンモニウムを含有する50/50イソプロパノール−メタノール(v/v)溶液に、1mg/mLでPGEを溶解させることにより、分析されるサンプルを調製することができる。溶液が曇っている場合、透明になるまでクロロホルムを滴加してもよい。同じ手順を用いて、100〜500ng/マイクロリットルに最終希釈を行う。
次いで、典型的な適用可能条件下で操作されるエレクトロスプレーイオン化(ESI)源に直接前記サンプルを注入するイオン化工程にサンプルを供する。自動調整を適用して、当該技術分野において理解されているのと同様に源の条件を最適化してもよい。1つの態様では、流速は、約10マイクロリットル/分であってもよい。
次いで、サンプルを「M/Z分析」工程に供する。1つの態様では、最低60,000の解像度(m/dm半値幅の定義)を適用して、すべての成分を分離してもよい。フーリエ変換質量分析(「FTMS」)により分析を実行してもよい。1つの態様では、高解像度FTMSデータを得るために、ハイブリッドリニアイオントラップ−Orbitrap FTMS(Thermoelectron Corp.,San Jose Californiaから入手可能)を、製造業者の指針に従って用いてもよい。
次いで、M/Z分析工程で得られたデータを、収集後データ分析工程で分析してもよい。この工程では、FTMS質量スペクトルは、ピーク形状及び合計イオン電流(TIC)安定性について視覚的に調べてもよい。最低10個のスペクトルを平均してもよく、m/z値は小数第五位まで示してもよい。次いで、スペクトルボックスビューをm/zリストモードに切り替えて、1%の相対強度を超えるm/z範囲(100〜2000ダルトンが典型的)におけるすべてのm/zピークの数値を見る。次いで、リストを正確な質量クリップボードにエクスポートしてもよい。
次いで、データを以下の工程に供した後、例えば、エクセルに基づく特化マクロを用いて正規化された質量のマッピングを行ってもよい。マクロは、スペクトルの正確な質量値を、5ppmのウインドウ内の単一及び二重脱水形態を含むPGE−エステルファミリーのすべての理論的に可能なメンバーのm/z値の保存されているリストと比較することができる。
次いで、1.00335質量単位内に近傍ピークを有しているはずであるという事実により、炭素−13同位体のピークを同定することができる。次いで、これら13−Cピークの強度を近傍ピークに付加して、13Cのm/zリストをスプレッドシートから除去する。この工程は、正規化質量マップの複雑さを低減する。
分子が1種超の方法でイオン化される場合、これらの状態は、m/zの差により同定することができる。例えば、アンモニウムカチオンのイオン化により、Mを超えるM+18.033826質量単位にてm/zシグナルが生じる。ナトリウムカチオンによるイオン化は、Mを超える22.98922質量単位にてシグナルを生じさせる。両方の種類が質量スペクトル中に存在する場合、4.95539単位離れて2つのピークが質量リストに現れる。サーチ及び同定アルゴリズムは、実際の値に対して5ppmの許容誤差を考慮する。2つのイオン化状態の強度を加え、M+アンモニウムカチオンのリストに配置してもよい。M+ナトリウム型の線を削除してもよい。この方法では、各PGE種に対する単一強度値を得る。
次いで、得られるデータをマッピング工程に供してもよい。正規化質量マッピングにより、質量マップに、類似の化学構造を有する化合物が「整列(lining up)」する。例えば、グリセロールサブユニットの数のみが異なるすべての分子を、正規化質量マップにおいて横の列に「整列」させることができる。
繰り返しグリセロールサブユニットの正確な質量は、74.0367792である。通常、グリセロール(「GLY」)サブユニットを付加したとき、m/z小数値が0.0367792単位変化する。したがって、正常質量スペクトル中のm/z値を調べることは、非常に重労働であり、質量スペクトルを構成する2D棒グラフにおいて明らかな幾何学的関係(相対強度対正確なm/z値)は存在しない。PGEのm/z値に74/74.0367792の正規化因子を乗じることにより、グリセロールサブユニット数のみが異なる構造を有するすべての分子が同じ小数m/zを有する。つまり、グリセロールサブユニットの付加により生じる通常の質量変化は、ゼロにならされる(以下の正確な質量及び正規化質量を参照)。これは、ジグリセロールモノラウレート及びトリグリセロールモノラウレートについて、以下に示す。
Figure 2012500342
次いで、正規化値の整数部分(この例ではX=348及び422)を、点又はドットとして値の小数部分(Y=0.0782)に対してプロットすることができる。2つのドットは水平線上に並ぶ。数百の成分(ドット)を含む複雑なマップでは、水平に整列するすべてのドットはグリセロール数のみが変化する。エステル基又は二重結合の付加等の他の化学的変化は、「ドット」の位置において区別でき且つ予測可能な変化を引き起こす。
マッピングにより、異なる化学的関係、高速解釈、及び同定を有する収集後ソートされたドットのシリーズに解釈するのが困難である正確な質量位置に対する強度の棒グラフから複雑な質量スペクトルが減少する。
Microsoft Excel等のデータ管理プログラムを用いるとき、グリセロール数、エステル数、C=C数、合計エステルアルキル含量、環状及び非環状形態により各m/zを分類するマクロを用いて異なるソート機能を適用することができる。これは、例えば、平均グリセロール骨格鎖数等の物理的−化学的パラメータを導き出すことを可能にする。この機能では、すべてのピークのリストをグリセロール数により分類する。例えば、ジグリセロール又はそのエステルは、式Iの構造に従ってn=1の値を有する「GLY2」と呼ばれる。群内の強度値(例えば、すべてのGLY1リスト)を合計してもよい。GLY1、GLY2、GLY3等の値をこの方法で得ることができる。この新しいファミリーの値は、合計1.0に正規化される。つまり、それぞれが合計の一部として表される。次いで、各数に、そのそれぞれのグリセロール数(1、2、3等)の重みを加える(乗じる)。次いで、これらの新たな値を合計して、総平均グリセロール数を得ることができる。他の算出例は、ヨウ素価を導くことができる、エステル鎖数、エステル鎖長(アルキルの#)、環状対非環状、C=C含有率、及び平均分子量により行われる並び替えに類似している。他のm/z正規化を選択して、化学的に類似する化合物を整列させることもできる。
例:PGEを含む液体柔軟剤組成物の製造方法
先ずPGE材料を乳化して、PGE 25%、セチルトリメチルアンモニウムクロリド(CTMAC)5%、及びTMN−6(Dow Corningから入手可能な非イオン性界面活性剤)3.2%の最終濃度を得る。次いで、PGE原材料を融点よりも少し高い温度まで加熱し、次いでTMN−6と混合して、均質に混合されるまで撹拌してもよい。次いで、CTMACを収容する(PGEの融点に)加熱した容器にこの混合物をゆっくりと添加し、すべてのPGE/TMN−6が添加され、クリーム状の白色エマルションが得られるまで1500rpmでオーバーヘッドミキサ(IKA Lobartechnik、型番RWZODZM−N)により混合する。1500rpmで撹拌しながら脱イオン水を混合物にゆっくりと添加して、所望の最終濃度を得る。混合物を氷浴中で室温まで冷却する。
次いで、3000rpmで2分間、Hauschild Engineering Speed Mixer(型番DAC60FV2)を用いて、米国特許第6,492,322 B1号に記載されているもの等の予め作製されている第四級アンモニウム化合物柔軟剤基剤と、PGEエマルションとを混合した。次いでD.I.水を柔軟剤系に添加し、3000rpmで1分間高速混合する。次いで、付着助剤ポリマーを添加し、前記系を3000rpmで1分間高速混合する。次いで、香料を添加し、3000rpmで2分間高速混合する。次いで、濃HClを用いて系のpHを3.2に調整し、3000rpmで1分間高速混合する。完成LFE製剤は、クリーム状白色液である。
例:C16及びC18酸塩化物を用いたトリグリセロールの脱エステル化
12.89g(0.054mol)のトリグリセロール(Fluka≧80%)を、機械的撹拌器、温度計、凝縮器、及び陽性(positive)N2を備える、乾燥した500mLの3つ口丸底フラスコに入れる。無水THFのサンプル76mLを、カニューレによりフラスコに移す。次いで、フラスコを油浴に入れ、48℃に加熱する。加熱後、0.79g(0.006mol)の4−(ジメチルアミノ)ピリジン(Alfa Aesar 99%)及び10.88g(0.107mol)のトリエチルアミン(Aldrich)をフラスコに添加し、続いて27mLのテトラヒドロフラン(オキサシクロペンタン)を添加して、Et3N中ですすぐ。次いで、14.98g(0.054mol)のパルミトイル酸塩化物(Aldrich,98.5%)及び16.43g(0.054mol)のステアロイル酸塩化物(TCI,99%)を、125mLの添加漏斗中で、53mLのTHFと混合する。次いで、酸塩化物の溶液を、透明な48℃のトリグリセロール溶液に滴下し、滴下速度により制御可能な発熱が同時に生じる。Et3N・HClが形成されると、混合物は白色になる。次いで、14mLのTHFサンプルを用いて、すべての酸塩化物をすすぐ。反応混合物を2時間混合する。次いで、油浴を取り除き、混合物を室温にする。冷却された混合物をロータリーエバポレータ(Rotavap)により濃縮して固体にし、次いで塩化メチレンに溶解させ、Whatman #1濾紙及びCeliteを通して濾過する。次いで、濾液を1Lの分液漏斗に入れ、NaClの飽和溶液で2回、H2Oで1回洗浄する。CH2Cl2層をNa2SO4で乾燥させる。得られた溶液からNa2SO4を濾し取り、次いで残りの溶液をロータリーエバポレータで蒸発させて、CH2Cl2を除去する。ワックス状の白色固体のサンプル36.5gを、91%の収率で回収することができる。
例:C16/C18オクタエステルを作製するためのヘキサグリセロールC16/C18トリエステルのエステル化
ヘキサグリセロールC16/C18トリエステル(Grindsted PGE 215、Danisco A/S,Denmarkから入手可能)のサンプル10.50g(0.009mol)を、機械的撹拌器、温度計、凝縮器、及び陽性N2を備える、乾燥した250mLの3つ口丸底フラスコに入れる。35mLの無水THFをカニューレにより移す。次いで、以下を添加する:0.13g(0.001mol)の4−(ジメチルアミノ)ピリジン(Alfa Aesar 99%)及び4.36g(0.043mol)のトリエチルアミン(Aldrich)、少量のTHFを用いてEt3N中ですすぐ。次いで、フラスコを油浴に入れ、48℃にする。次いで、6.00g(0.022mol)のパルミトイル酸塩化物(Aldrich,98.5%)及び6.58g(0.022mol)のステアロイル酸塩化物(TCI,99%)を、125mLの添加漏斗中で、30mLのTHFと混合する。次いで、酸塩化物の溶液を、48℃のヘキサグリセロールトリエステル溶液に滴下すると、滴下速度により制御可能な発熱が同時に生じる。Et3N・HClが形成されると、混合物は白色になる。少量のTHFを用いてすべての酸塩化物をすすぐ。得られた混合物を約4.5時間混合した後、油浴を取り除き、溶液を混合し、室温に冷却する。冷却された混合物をロータリーエバポレータで濃縮させて固体にする。得られた固体をエーテルに入れ、Celiteを備えるWhatman #4濾紙で濾過する。次いで、濾液を分液漏斗に入れ、NaClの飽和溶液で2回、H2Oで1回洗浄する。エーテル層をNa2SO4で乾燥させる。Na2SO4を濾し取り、次いでロータリーエバポレータで蒸発させてエーテルを除去する。脆性の白色固体のサンプル21.09gを99%の収率で得た。
本明細書に記載されるPGEを用いる柔軟化組成物の例を表I及びIIに列挙する。表IIIは、本開示に係る洗濯洗剤を例示する。
Figure 2012500342
aPGE−1=平均グリセロール鎖長3及び平均エステル化度2のポリグリセロールエステル
bPGE−2=平均グリセロール鎖長4.5及び平均エステル化度6のポリグリセロールエステル
cCTMAC=セチルトリメチルアンモニウムクロライド
dシリコーン−1=Wacker Silicones製SLM−21200
eシリコーン−2=Shin−Etsu Silicones製KF−873
fエチレンオキシドを用いて2,6,8−トリメチル−4−ノナノールから誘導された非イオン性界面活性剤
gNational Starch製のカタトニー的(Catatonically)化工デンプン
hBASF製のポリビニルアミン(PVAm)
iBASF製のポリエチレンイミン(Polytheylenimine)(PEI)
jNALCO製のポリアクリルアミドメタクリレートアミドプロピル/トリメチルアンモニウムクロリド(PAM/MAPTAC)
kProxel=1,2ベンズイソチオゾリン−3−オン
lDantoguard=ジメチロール−5,5−ジメチルヒダノトイン
mTMBA=トリメトキシ安息香酸
nDTPA=NALCO製のナトリウムジエチレントリアミンペンタアセテート
Figure 2012500342
abcdefIjk、及ヒ゛lは上記実施例と同じである。
mDTDMAC=ジタロージメチルアンモニウムクロリド
nDEEDMAC=ジタロイルエタノールエステルジメチルアンモニウムクロリド
oTEA QUAT 1=N,N−ジ(カノリル−オキシ−エチル)−N−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)アンモニウムメチルサルフェート
pHCL=塩酸
qDC2310=Dow Corning製のシリコーン泡抑制剤
rCaCl2=塩化カルシウム
sKathon=5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン及び2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンの混合物
Figure 2012500342
abf及ヒ゛gは、上記実施例と同じである。
sNI 45−8=約C14、C15の平均鎖長及び平均8個のエトキシレートを有するアルコールエトキシレート
tAES=アルキルエトキシレートサルフェート
uHLAS=H直鎖アルキルベンゼンスルホネート
vTPK FA=縦長(Tall)パーム核脂肪酸
w国際公開第01/62882号及び6,444,633号に記載されている(四級化トランス硫酸化ヘキサメチレンジアミン)
xDTPMP=ジエチレントリアミンペンタ(メチルホスホン)酸
本明細書に開示される寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳しく制限されるものとして理解されるべきでない。それよりむしろ、特に指定されない限り、こうした各寸法は、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味することを意図する。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味するものとする。
いずれの文献の引用もこうした文献が本明細書中で開示又は特許請求の範囲に記載されるいずれかの発明に対する先行技術であることを容認するものではなく、また、こうした文献が、単独で、あるいは他のあらゆる参照文献との組み合わせにおいて、こうした発明のいずれかを参照、教示、示唆又は開示していることを容認するものでもない。いずれの文献の引用も、こうした文献が本明細書中で開示又は特許請求の範囲に記載されるいずれかの発明に対する先行技術であることを容認するものではなく、また、こうした文献が、単独で、あるいは他のあらゆる参照文献との組み合わせにおいて、こうした発明のいずれかを参照、教示、示唆又は開示していることを容認するものでもない。更に、本文書における用語のいずれかの意味又は定義が、援用文献における同一の用語のいずれかの意味又は定義と相反する限りにおいては、本文書においてその用語に与えられた意味又は定義を優先するものとする。
本発明の特定の態様について説明し記載したが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正が可能であることが当業者には自明である。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を、添付の[書類名]特許請求の範囲で扱うものとする。

Claims (15)

  1. 式Iの構造を有するポリグリセロールエステルと処理剤及び/又はケア剤とを含む組成物であって、
    Figure 2012500342
    各Rは、10〜22炭素原子の炭素鎖長を有する炭素鎖を含む脂肪酸エステル部分、H、及びこれらの組み合わせから成る群から独立して選択され、好ましくは、各Rは、12〜18炭素原子の炭素鎖長を有する脂肪酸、15〜18炭素原子の炭素鎖長を有する脂肪酸、H、及びこれらの混合物から成る群から独立して選択され、前記脂肪酸は、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、及びこれらの組み合わせから成る群から選択され、
    a)nが1.5〜6であるとき、前記ポリグリセロールエステルの平均エステル化率(%)が20%〜100%であり、
    b)nが1.5〜5であるとき、平均エステル化率(%)が20%〜90%であり、
    c)nが1.5〜4であるとき、平均エステル化率(%)が20%〜80%であり、
    前記組成物中の前記ポリグリセロールエステルの50%超が少なくとも2つのエステル結合を有する、組成物。
  2. 式Iのポリグリセロールエステルを含む、請求項1に記載の組成物であって、
    前記脂肪酸部分の炭素鎖が、10〜22炭素原子の平均鎖長を有し、
    前記ポリグリセロールエステルが0〜145のヨウ素価を有し、
    a)nが3〜6であるとき、平均エステル化率(%)が20%〜100%であり、
    b)nが3〜6であるとき、平均エステル化率(%)が25%〜90%であり、
    c)nが3〜6であるとき、平均エステル化率(%)が35%〜90%である、組成物。
  3. 式Iのポリグリセロールエステルを含む、請求項1に記載の組成物であって、前記脂肪酸部分の炭素鎖が、16〜18炭素原子の平均炭素鎖長を有し、
    前記ポリグリセロールエステルが0〜20のヨウ素価を有し、
    a)nが1.5〜3.5であるとき、平均エステル化率(%)が20%〜60%であり、
    b)nが1.5〜4.5であるとき、平均エステル化率(%)が20%〜70%であり、
    c)nが1.5〜6であるとき、平均エステル化率(%)が20%〜80%である、組成物。
  4. 式Iのポリグリセロールエステルを含む、請求項1に記載の組成物であって、前記脂肪酸が、16〜18炭素原子の平均炭素鎖長を有し、
    前記ポリグリセロールエステルが45〜135のヨウ素価を有し、
    a)nが1.5〜3であるとき、平均エステル化率(%)が70%〜100%であり、
    b)nが1.5〜4.5であるとき、平均エステル化率(%)が50%〜100%であり、
    c)nが1.5〜6であるとき、平均エステル化率(%)が25%〜60%である、組成物。
  5. 式Iのポリグリセロールエステルを含む、請求項1に記載の組成物であって、
    a)nが3〜6であるとき、平均エステル化率(%)が15%〜100%であり、
    b)nが3〜6であるとき、平均エステル化率(%)が25%〜90%であり、
    c)nが3〜6であるとき、平均エステル化率(%)が35%〜90%である、組成物。
  6. 式Iのポリグリセロールエステルを含む、請求項1に記載の組成物であって、前記脂肪酸基が、12〜18炭素原子の平均鎖長を有し、nが1.5〜6であるとき、平均エステル化率(%)が20%〜80%である、組成物。
  7. ジエステル又は更に高級なエステルを50%〜100%含み、好ましくは、前記ポリグリセロールエステルが50%未満のモノエステルを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 前記処理剤及び/又はケア剤が、ポリマー、界面活性剤、ビルダー、キレート剤、移染防止剤、分散剤、酵素、及び酵素安定剤、触媒物質、漂白活性化剤、ポリマー分散剤、泥汚れ除去/再付着防止剤、増白剤、抑泡剤、染料、香料、香料送達系、構造伸縮性付与剤、布地柔軟剤、担体、ヒドロトロープ、加工助剤、及び/又は色素から成る群から選択される材料を含み、好ましくは、非イオン性又はアニオン性界面活性剤、付着助剤ポリマー、香料、シリコーン、第四級アンモニウム化合物、及びこれらの組み合わせから成る群から選択される材料を含み、更により好ましくは、第四級アンモニウム化合物、(a)非官能化シロキサンポリマー、(b)官能化シロキサンポリマー、及びこれらの組み合わせから成る群から選択される有機シリコーン、並びにこれらの組み合わせから成る群から選択される材料を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 前記組成物が、10:1〜1:5の比でポリグリセロールエステルと第四級アンモニウム化合物とを含む、請求項8に記載の組成物。
  10. 物品が、バー、スティック、乾燥機に添加するシート、乾燥及び湿潤拭き取り用品並びにパッド、不織布基材、スポンジ、スプレー及び/又はミストを送達することができる容器等の基材を含む製品、並びにこれらの組み合わせから成る群から選択される、請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物を含む物品。
  11. ある部位を処理及び/又は洗浄する方法であって、a)所望により前記部位を洗浄及び/又はすすぐ工程と、b)前記部位を請求項1に記載の組成物と接触させる工程と、c)所望により前記部位を洗浄及び/又はすすぐ工程と、を含む、方法。
  12. ポリグリセロールエステルを含有するサンプルの特性を決定する方法であって、
    a.ポリグリセロールエステルを含むサンプルをイオン化助剤と組み合わせる工程であって、前記イオン化助剤が溶媒に可溶性であり、イオン化したサンプルを生成させる工程と、
    b.フーリエ変換質量分析器を使用してイオン化したサンプルのデータを得る工程と、
    c.未処理のデータを質量マッピングにより正規化する工程であって、前記正規化が、前記ポリグリセロールエステルの繰り返し単位である部分に基づく工程と、
    d.所望により、前記マップを使用して前記ポリグリセロールエステルの特性を決定する工程と、を含む、方法。
  13. 前記繰り返し単位が、グリセロール単位である、請求項12に記載の方法。
  14. 前記イオン化助剤が、カチオン及びアニオンを含む化合物であって、前記カチオンが、分析されるポリグリセロールエステルに対して親和性を有する化合物である、請求項12に記載の方法。
  15. 前記イオン化助剤が、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、リチウム、及びこれらの混合物から成る群から選択されるカチオンと、フッ化物、塩化物、臭化物、ヨウ化物、ホルマート、アセタート、プロピオナート、及びこれらの混合物から成る群から選択されるアニオンと、を含む、請求項12に記載の方法。
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