JP3912546B2 - シャンプー組成物 - Google Patents
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Description
以上により、ポンプ式容器のノズル口での固化が抑制され、泡立ちが良好なシャンプー組成物が望まれていた。
[1].下記(A)成分及び(B)成分を含有するシャンプー組成物であって、シャンプー組成物が吐出されるノズルを備えたポンプ式容器に充填されてなるシャンプー組成物。
(A)(i)下記一般式(1)で表されるアクリル酸系モノマー及びメタクリル酸系モノマーから選ばれる1種又は2種以上のモノマーと、(ii)下記一般式(2)で表されるアミンオキシド基を有するアクリル酸系モノマー及びアミンオキシド基を有するメタクリル酸系モノマーから選ばれる1種又は2種以上のモノマーとを共重合してなり、重合度がそれぞれ1〜5,000であるポリマー。
(B)アルカンジオール又はグリセリンと炭素数8〜22の脂肪酸とのエステル、及び炭素数8〜22のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテル。
[2].(B)アルカンジオール又はグリセリンと炭素数8〜22の脂肪酸とのエステルが、カプリル酸グリセリン、カプリン酸グリセリン、ラウリン酸グリセリン、ミリスチン酸グリセリン、パルミチン酸グリセリン、ステアリン酸グリセリン、パルミトオレイン酸グリセリン、オレイン酸グリセリン、リノール酸グリセリン、リノレン酸グリセリン、ベヘニン酸グリセリン、イソステアリン酸グリセリン、ヤシ油脂肪酸グリセリン、カプリル酸プロピレングリコール、カプリン酸プロピレングリコール、ラウリン酸プロピレングリコール、ミリスチン酸プロピレングリコール、パルミチン酸プロピレングリコール、ステアリン酸プロピレングリコール、パルミトオレイン酸プロピレングリコール、オレイン酸プロピレングリコール、リノール酸プロピレングリコール、リノレン酸プロピレングリコール、ベヘニン酸プロピレングリコール、イソステアリン酸プロピレングリコール、ラウリン酸エチレングリコール、ステアリン酸エチレングリコール、オレイン酸エチレングリコール、イソステアリン酸エチレングリコール、ラウリン酸ブチレングリコール、ステアリン酸ブチレングリコール、オレイン酸ブチレングリコール、又はイソステアリン酸ブチレングリコールであり、炭素数8〜22のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテルが、ポリオキシエチレンの平均付加モル数が10〜20で炭素数12〜22のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテルである請求項1記載のシャンプー組成物。
[3].(A)成分の配合量がシャンプー組成物中0.05〜2.0質量%であり、アルカンジオール又はグリセリンと炭素数8〜22の脂肪酸とのエステルの配合量がシャンプー組成物中0.05〜5.0質量%であり、炭素数8〜22のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテルの配合量がシャンプー組成物中0.05〜5.0質量%である請求項1又は2記載のシャンプー組成物。
(A)成分は、(A)(i)アクリル酸系モノマー及びメタクリル酸系モノマーから選ばれる1種又は2種以上のモノマーと、(ii)アミンオキシド基を有するアクリル酸系モノマー及びアミンオキシド基を有するメタクリル酸系モノマーから選ばれる1種又は2種以上のモノマーとを共重合してなるポリマーである。これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。
I.アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルジメチルアミンオキシドとの組み合わせ
II.アクリレーツ/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルジメチルアミンオキシドとの組み合わせである。
(I)群:アルカンジオール又はグリセリンと炭素数8〜22の脂肪酸とのエステル類、炭素数8〜22のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテル類、炭素数8〜22のアルキル基を有するグリセリルエーテル類、炭素数8〜22のアルキル基を有するアルキルポリグルコシド類、炭素数8〜22の脂肪酸残基を有する脂肪酸ポリグリセリン類、炭素数8〜22のアルキルベタイン類、並びにポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油類
(II)群:炭素数8〜16の高級アルコール類
(III)群:水酸基を有するカルボン酸及びその塩類
表1に示す組成のシャンプー組成物を、以下に示す製造方法で調製し、下記評価を行った。
〈調製方法〉
1Lビーカー中に粧原基に準拠した精製水、及びベントナイトを加え、プロペラによりよく撹拌してベントナイトを分散させた。その後、この分散液に、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミンオキシド、N−ヤシ油脂肪酸−L−グルタミン酸トリエタノールアミンを添加し、撹拌しながら、温度を85℃までウォーターバスで上昇させた。その後、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、ベヘニルアルコール、プロピレングリコール、POE(10)ベヘニルエーテルを加温して混合溶解させた油相を別に調製し、これをさらに添加し撹拌分散させた。得られた液を40℃まで冷却した後、予め2質量%水溶液に調製していたヒドロキシプロピルメチルセルロースを添加して撹拌し、その他の成分を添加し、最後にクエン酸でpHを約5.5に調整した。
(1)シャンプー組成物のポンプ式容器のノズル口における目詰り性及び泡立ち性の評価
シャンプー組成物をポンプ式容器に充填し、このポンプ式容器に充填されたシャンプー組成物を評価に用いた。ポンプ式容器のノズル部分の長さは2cm、ノズル直径は4mmである。
ヘアカラーを実施している女性10名をパネラーとした。ポンプ式容器に充填されたシャンプー組成物を3週間使用した。評価中は、浴室乾燥機を4回以上/1週間、1回の使用時間3〜10時間で使用した。なお、リンスやトリートメント及びヘアワックス、ヘアスタイリングフォーム、ヘアスプレー等のスタイリング剤はパネラーの必要に応じて普段使用しているものを特に制限なく使用させた。ポンプ式容器のノズル口における目詰り性及びシャンプー組成物の泡立ちについて、下記評価基準で評価した。
◎:3週間の間、10名ともポンプノズル口での液の固化物が認められず、かつポンプ 式容器から液を排出する際、手に取れない方向に液が出ることがなかった。
○:7〜9名が上記の不具合がないと回答
△:4〜6名が上記の不具合がないと回答
×:0〜3名が上記の不具合がないと回答
<シャンプー組成物の泡立ち>
◎:9名以上が、泡立ちがよいと回答
○:6〜8名が、泡立ちがよいと回答
△:3〜5名が、泡立ちがよいと回答
×:0〜2名が、泡立ちがよいと回答
容量100mLの有詮メスシリンダー内にシャンプー組成物2g、水18gを加え、詮をして、上下に30回振盪した。静置後10分後の泡量を測定した。
また、実施例2で得られたシャンプー組成物を、下記の容器に充填し、40℃、−5℃に温度管理された恒温槽内に1ヶ月保存した後、22〜27℃の環境に3日間放置し、シャンプー組成物の外観を評価した。保存後のシャンプー組成物を全量シャーレ等の容器内に移して外観を観察した。その結果、いずれの温度、保存容器においても、層分離や著しい変色、結晶物等の異物の発生は認められなかった。
(1)ボトル部:材質PP キャップ:材質PP
(2)ボトル部:材質HDPE キャップ:材質PP
(3)ボトル部:材質PET キャップ:材質PP
(4)ボトル部:材質PP/HDPE キャップ:材質PP
<ポンプ式容器>
(5)ボトル部:材質PP ディスペンサー部:使用材質PP、PE及びSUS304
(6)ボトル部:HDPE ディスペンサー部:使用材質PP、PE及びSUS304
(7)ボトル部:PET ディスペンサー部:使用材質PP、PE及びSUS304
(8)ボトル部:PP/HDPE ディスペンサー部:使用材質PP、PE及びSUS
304
<パウチ容器>
(9)材質:アルミ蒸着ポリエチレンパウチ
PEはポリエチレン、PPはポリプロピレン、PETはポリエチレンテレフタレート、HDPEは高密度ポリエチレンを示す。
実施例2のポリマー(A)を以下のものに変更し、他成分は同じにしたシャンプー組成物を調製した。
実施例5:ダイヤフォーマーZ−711((アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルアミンオキシド)コポリマー)
実施例6:ダイヤフォーマーZ−712((アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルアミンオキシド)コポリマー)
実施例7:ダイヤフォーマーZ−651((アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルアミンオキシド)コポリマー)
実施例5〜7に使用したポリマー(A)の組成中の純分相当量は、実施例2で使用したダイヤフォーマーZ−631の0.4質量%と同じである。
下記の組成のフケ防止用シャンプー組成物を、下記方法で調製した。
組成 質量%
POEアルキル(12,14)エーテル硫酸ナトリウム ※21 14.0
ラウリン酸アミドプロピルベタイン ※4 3.5
(アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルジ メチルアミンオキシド)コポリマー ※1 0.5
モノラウリン酸プロピレングリコール ※2 0.3 ラウリルジメチルアミンオキシド ※5 0.5
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム ※22 0.8
POEラウリン酸モノエタノールアミド ※23 4.0
ジグルコシル没食子酸:DGA ※13 0.5
高重合ジメチルシリコーン ※17 2.0
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体 ※24 0.4
アモジメチコーン ※25 0.3
安息香酸ナトリウム ※18 0.5
メチルクロロイソチアゾリノン・メチルイソチアゾリノン液 ※19 0.03
クエン酸 ※20:適量 (pH=5.7に調整)
ピロクトンオラミン ※26 0.5
グリチルリチン酸ジカリウム ※27 0.1
香料D 0.7
精製水 バランス
合計 100.0
精製水とPOEアルキル(12,14)エーテル硫酸ナトリウムを撹拌混合した後、ピロクトンオラミンを加えて撹拌し溶解させた。その後、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミンオキシドを加えて撹拌混合し、塩化ステアリルトリメチルアンモニウムを加えてよく撹拌して溶解させた。その後、シリコーン、香料、及びクエン酸以外の他の成分を加えた。ついで、高重合ジメチルシリコーンとアモジメチコーンとを予め混合したものを添加し、香料を加え、最後にクエン酸でpHを5.7に調整した。
下記の組成のコンディショニングシャンプー組成物を調製した。
組成 質量%
POEアルキル(12,14)エーテル硫酸ナトリウム ※21 10.0
テトラデセンスルホン酸ナトリウム ※28 2.0
ラウリン酸アミドプロピルベタイン ※4 5.0
(アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルジメチルアミンオキシド)コポリマー ※29 0.4
モノオレイン酸プロピレングリコール ※30 0.5
ラウリルジメチルアミンオキシド ※5 0.5
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム ※22 0.1
POEラウリン酸モノエタノールアミド ※23 4.0
ジグルコシル没食子酸:DGA ※13 0.1
高重合ジメチルシリコーン ※17 1.5
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体 ※24 0.5
アモジメチコーン ※25 0.3
安息香酸ナトリウム ※18 0.5
メチルクロロイソチアゾリノン・メチルイソチアゾリノン液 ※19 0.03
クエン酸 ※20 適量(pH=5.7に調整)
植物混合液A ※31 0.5
植物混合液B ※32 0.5
シラカバエキス ※33 0.5
リンゴ酸 ※34 1.0
ミリスチルアルコール ※35 0.7
香料A 0.7
精製水 バランス
合計 100.0
参考例2のシャンプー組成物についても他の実施例と同様、ポンプ式容器からの排出時に特に不具合が認められず、かつ泡立ちの優れたものであった。
※1 (アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルジメチルアミンオキシド)コポリマー
ダイヤフォーマーZ−631(三菱化学(株)製)を使用した。(アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルジメチルアミンオキシド)コポリマーのエタノール水溶液で、純分は約30質量%。組成中には(アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルジメチルアミンオキシド)コポリマーの純分相当量を記載した。
※2 モノラウリン酸プロピレングリコール(プロピレングリコールモノラウレート)
化粧品種別配合成分規格(以下粧配規と略す)に準拠したリマケールPL−100(理研ビタミン(株)製)を使用した。
※3 POE(10)ベヘニルエーテル:RHA−157 BCJ(ライオン化学(株)製)
粧配規「ポリオキシエチレンベヘニルエーテル」に準拠した固体。
ナタネ油由来のベヘニルアルコールにエチレンオキサイドをアルカリ触媒で付加し、乳酸で中和したもの。そのアルキル鎖長分布は以下の通りである。
C16 0.5質量%以下
C18 5〜15質量%
C20 10〜20質量%
C22 70〜80質量%
C24 1質量%以下
※4 ラウリン酸アミドプロピルベタイン:LPB−30(一方社油脂工業(株)製)
粧配規に準拠した純分約30質量%の水溶液。組成中にはラウリン酸アミドプロピルベタインの純分相当量を記載した。
※5 ラウリルジメチルアミンオキシド:AX剤S(ライオン(株)製)
粧配規に準拠した純分約33質量%の水溶液。組成中にはラウリルジメチルアミンオキシドの純分相当量を記載した。
※6 N−ヤシ油脂肪酸−L−グルタミン酸トリエタノールアミン塩
粧配規に準拠したアミソフトCT−12(味の素(株)製)を使用した。本原料は30%質量品であり、組成中には純分相当量を記載した。
化粧品原料基準(以下粧原基と略す)に準拠した純分約80質量%の固体。残分はエタノールが2質量%と水分が18質量%。組成中には塩化アルキルトリメチルアンモニウムの純分相当量を記載した。ナタネ油由来のエルカ酸を原料とし、長鎖アミンを経て合成した。その長鎖アミンのアルキル鎖長分布は以下の通りである。
C16以下 2質量%以下
C18 6質量%以下
C20 6質量%以下
C22 87〜93質量%
C24 3質量%以下
粧原基に準拠した固体。ナタネ油由来であり、そのアルキル鎖長分布は以下の通りである。
C16 0.5質量%以下
C18 5〜15質量%
C20 10〜20質量%
C22 70〜80質量%
C24 1質量%以下
※9 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド:CDE−100(川研ファインケミカル(株)製)。粧原基に準拠。
※10 プロピレングリコール:プロピレングリコール(旭硝子(株)製)粧原基に準拠。
※12 ヒドロキシプロピルメチルセルロース:メトローズ60SH−4000(信越化学工業(株)製)。粧原基に準拠。
※13 ジグルコシル没食子酸:DGA(岩城製薬(株)製)
没食子酸−3,5−ジグルコシドを90質量%以上含む粉末。残分は主に水分であるが、その他、不純物として3%以下のモノ体、未反応物としての没食子酸は0.15質量%以下である。本品の1%水溶液のpHは2.0〜4.0である。
※14 加水分解コムギたん白液:Gluadin WLM(コグニスジャパン(株)製)。粧配規に準拠した有効成分量が約23質量%の水溶液。防腐剤として安息香酸ナトリウム0.6質量%、フェノキシエタノール0.5質量%、メチルパラベン0.25質量%、プロピルパラベン0.05質量%を含む。
※15 ラフィノース:オリゴGGF(旭化成(株)製)
D−ガラクトース、D−グルコース及びD−フラクトースからなるオリゴ糖。糖蜜から生成結晶化して得られる。
粧配規に準拠したフェリオックス115(ライオン(株)製)を使用。本品は約60質量%の水溶液。組成中にはヒドロキシエタンジホスホン酸の純分相当量を記載した。
※17 高重合ジメチルシリコーン(ライオン(株)製)
粧配規に準拠した、(1)粘度10m2/sの高重合メチルポリシロキサン(KF−9029:信越化学工業(株)製)、(2)4m2/sの高重合メチルポリシロキサン(KF−9030:信越化学工業(株)製)、及び粧原基に準拠した(3)粘度0.001m2/sのメチルポリシロキサン(KF−96:信越化学工業(株)製)を、(1):(2):(3)=15:15:70(質量比)で混合し、粧原基に準拠したPOE(15)セチルエーテル(NPO−97:ライオンケミカル(株)製)を乳化剤として機械力で水に乳化分散し、エマルジョン液を得た。このエマルジョン液のシリコーン((1)+(2)+(3))濃度は約60質量%である。エマルジョン液の粘度は約1.5Pa・s(25℃:粧原基一般試験法第2法 使用ローターNo.3 回転数30rpm)で、ジメチルシリコーンの平均粒子径は約0.9μm。ヒドロキシエタンジホスホン酸(フェリオックス115:ライオン(株)製)でpHを約3に調整し、防腐剤として安息香酸0.2質量%を配合した。組成中にはシリコーンの純分相当量を記載した。
※18 安息香酸ナトリウム:安息香酸ソーダ(BFGoodrich Kalama Inc.社製)。粧原基に準拠。
※19 メチルクロロイソチアゾリノン・メチルイソチアゾリノン液:KATHON CG(ローム・アンド・ハース社製)。粧配規に準拠。
※20 クエン酸
粧原基に準拠したクエン酸(扶桑化学工業(株)製)を使用した。本品の原料ソースは、雑穀等の植物性原料。
粧配規のPOEアルキル(12,14)エーテル硫酸ナトリウムに準拠したもので、純分約28質量%の水溶液。テイカポール1230E(テイカ(株)製)を使用。組成中には純分相当量を記載した。
※22:塩化ステアリルトリメチルアンモニウム
粧原基に準拠した塩化ステアリルトリメチルアンモニウムで、アーカードT−833(ライオン(株)製)を使用した。純分約50質量%の水・エタノール溶液であり、組成中には純分相当量を記載した。
※23:POEラウリン酸モノエタノールアミド
粧配規のポリオキシエチレンラウリン酸モノエタノールアミドに準拠した、アミゼット2L−Y(川研ファインケミカル社製)を使用した。平均EO付加モル数は約2。
※24:塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体
粧配規に準拠した塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液を、粘度を下げるために粧原基に準拠した精製水で濃度約5.5質量%になるように希釈したもので、カヤクリルレジンM−50(日本化薬(株)製)を使用した。防腐剤としてメチルパラベンとプロピルパラベンを含む。組成中には純分相当量を記載した。
粧配規のアミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体エマルジョンに準拠したSM8704C(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製)を使用した。
濃度が約40質量%の水溶液。組成中には純分相当量を記載した。
※26:ピロクトンオラミン
オクトピロックス(クラリアント社製)を使用した。
※27:グリチルリチン酸ジカリウム
粧原基グリチルリチン酸ジカリウムに準拠したグリチルリチンK2(丸善製薬(株)製)を使用した。
粧配規テトラデセンスルホン酸ナトリウム液に準拠した約35質量%の水溶液で、AOS−Na(ライオン(株)製)を使用した。防腐剤として安息香酸ナトリウムを含む。組成中には純分相当量を記載した。
※29:(アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルジメチルアミンオキシド)コポリマー
ダイヤフォーマーZ−651(三菱化学(株)製)を使用した。(アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルジメチルアミンオキシド)コポリマーのエタノール・水溶液で、純分は約30質量%。組成中には(アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルジメチルアミンオキシド)コポリマーの純分相当量を記載した。
※30:モノオレイン酸プロピレングリコール(プロピレングリコールモノオレート)
粧配規に準拠したリマケールPO−100(理研ビタミン(株)製)を使用した。
※31:植物混合液A
ファルコレックスB×44(一丸ファルコス(株)製)を使用した。本混合液は、オトギリソウエキス、カモミラエキス、シナノキエキス、トウキンセンカエキス、ヤグルマソウエキス、ローマカミツレエキスを含む1,3−BG・水溶液である。
※32:植物混合液B
ファルコレックスB×46(一丸ファルコス(株)製)を使用した。本混合液は、スギナエキス、ホップエキス、マツエキス、レモンエキス、ローズマリーエキスを含む1,3−BG・水溶液である。
※33:シラカバエキス
粧配規に準拠したシラカバエキス(C)(一丸ファルコス(株)製)を使用した。
※34:リンゴ酸
粧配規に準拠したDL−リンゴ酸(ロッシュ社製)を使用した。
※35:ミリスチルアルコール
カルコール4098(花王(株)製)を使用した。
Claims (3)
- 下記(A)成分及び(B)成分を含有するシャンプー組成物であって、シャンプー組成物が吐出されるノズルを備えたポンプ式容器に充填されてなるシャンプー組成物。
(A)(i)下記一般式(1)で表されるアクリル酸系モノマー及びメタクリル酸系モノマーから選ばれる1種又は2種以上のモノマーと、(ii)下記一般式(2)で表されるアミンオキシド基を有するアクリル酸系モノマー及びアミンオキシド基を有するメタクリル酸系モノマーから選ばれる1種又は2種以上のモノマーとを共重合してなり、重合度がそれぞれ1〜5,000であるポリマー。
(B)アルカンジオール又はグリセリンと炭素数8〜22の脂肪酸とのエステル、及び炭素数8〜22のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテル。 - (B)アルカンジオール又はグリセリンと炭素数8〜22の脂肪酸とのエステルが、カプリル酸グリセリン、カプリン酸グリセリン、ラウリン酸グリセリン、ミリスチン酸グリセリン、パルミチン酸グリセリン、ステアリン酸グリセリン、パルミトオレイン酸グリセリン、オレイン酸グリセリン、リノール酸グリセリン、リノレン酸グリセリン、ベヘニン酸グリセリン、イソステアリン酸グリセリン、ヤシ油脂肪酸グリセリン、カプリル酸プロピレングリコール、カプリン酸プロピレングリコール、ラウリン酸プロピレングリコール、ミリスチン酸プロピレングリコール、パルミチン酸プロピレングリコール、ステアリン酸プロピレングリコール、パルミトオレイン酸プロピレングリコール、オレイン酸プロピレングリコール、リノール酸プロピレングリコール、リノレン酸プロピレングリコール、ベヘニン酸プロピレングリコール、イソステアリン酸プロピレングリコール、ラウリン酸エチレングリコール、ステアリン酸エチレングリコール、オレイン酸エチレングリコール、イソステアリン酸エチレングリコール、ラウリン酸ブチレングリコール、ステアリン酸ブチレングリコール、オレイン酸ブチレングリコール、又はイソステアリン酸ブチレングリコールであり、炭素数8〜22のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテルが、ポリオキシエチレンの平均付加モル数が10〜20で炭素数12〜22のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテルである請求項1記載のシャンプー組成物。
- (A)成分の配合量がシャンプー組成物中0.05〜2.0質量%であり、アルカンジオール又はグリセリンと炭素数8〜22の脂肪酸とのエステルの配合量がシャンプー組成物中0.05〜5.0質量%であり、炭素数8〜22のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテルの配合量がシャンプー組成物中0.05〜5.0質量%である請求項1又は2記載のシャンプー組成物。
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