JP2006225307A - 毛髪化粧料組成物 - Google Patents

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元裕 景山
Yuya Hashimoto
祐也 橋本
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Abstract

【解決手段】下記(A)〜(F)成分
(A)1種または2種以上の有機酸、(B)アミノ酸、タンパク質及びそれらの誘導体からなる群から選ばれる1種または2種以上、(C)1種または2種以上のカチオン界面活性剤、(D)1種または2種以上の常温で固体または液体の脂肪族誘導体化合物、(E)1種または2種以上のシリコーン類、(F)ポリオール、
を含有する毛髪化粧料組成物であって、油相成分に(F)を添加し液晶を形成することにより製造される毛髪化粧料組成物。
【効果】カラーリング・ブリーチを行うことで感触が劣化した毛髪に対し、毛髪への塗布感触及び塗布性に優れ、毛髪に均一に塗布されることで、なめらかさの付与及びパサつきの抑制を行うなどの仕上り感触を向上させる効果に優れた毛髪化粧料組成物を提供することができる。
【選択図】 なし

Description

本発明は、毛髪化粧料組成物に関するものであり、さらに詳細には、カラーリング・ブリーチを行うことで感触が劣化した毛髪に対し、毛髪への塗布感触及び塗布性に優れ、毛髪に均一に塗布されることで、なめらかさの付与及びパサつきの抑制を行うなどの仕上り感触を向上させる効果に優れた毛髪化粧料組成物に関するものである。
近年、カラーリングやブリーチにより染毛する人々は若年層を中心に増加する傾向にあり、特に20才台以下では8割以上が染毛の経験がある。
カラーリング等による損傷を受けた毛髪は、その最表面のF−Layer層が剥離することにより、親水性が高くなっている。さらにカラーリングの繰り返しやブラッシング、ドライヤーといった日常のヘアケア行動、紫外線等の外的要因によるダメージの蓄積で、毛髪表面のみならず内部まで親水化が進行している。
毛髪表面および内部の親水化された部位には、洗髪する度に水道水に含まれる金属イオンが吸着するが、中でもカルシウムイオンは特異的に吸着し、毛髪の感触の著しい低下やゴワツキの原因となっている。
このような状況に対して、本出願人は有機酸を添加することで毛髪中のカルシウムイオンを除去し、毛髪のゴワツキを低減させる感触改善効果を見出し(特許文献1参照)、さらに、損傷部位にアミノ酸やタンパク質及びその誘導体などの毛髪構成成分、毛髪構成類似成分を添加することで効果的に補修できることも見出している(例えば、特許文献2、3参照)。しかしながら、アミノ酸やタンパク質及びその誘導体や有機酸は、大量に配合する際に水相のイオン濃度が高まり、カチオン界面活性剤、高級アルコールといった油剤コンディショニング成分の乳化粒子が凝集し、その結果性能の低下や保存安定性の劣化を招く危険があった。
従来、均一かつ微細な乳化物を調製する手法として、油相と水相を乳化させる際にポリオール等を持いて界面張力を低下させ液晶を形成するD相乳化法と呼ばれる手法が知られているが(例えば、特許文献4、5参照)、水溶性成分の安定配合に関する知見は得られていない。
特願2003−418465号公報 特開昭62−286911号公報 特開平10−175824号公報 特開昭61−259751号公報 特開昭63−107740号公報
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、アミノ酸、タンパク質及びその誘導体、有機酸等の電荷を有する水性成分を大量に添加しても、凝集が抑制され微細で均一な形状を保つ乳化粒子を得ることができ、毛髪への塗布感触及び塗布性に優れ、毛髪に均一に塗布されることで、なめらかさの付与及びパサつきの抑制を行うなどの仕上り感触を向上させる効果に優れた毛髪化粧料組成物を提供することを目的とするものである。
本発明者等は、前記目的を解決するため鋭意検討を重ねた結果、有機酸、アミノ酸、タンパク質及びそれらの誘導体等の電荷を有する水性成分、カチオン界面活性剤、常温で固体または液体の脂肪族誘導体化合物、シリコーン類を含む油性成分、並びにポリオール類を組み合わせ、前記水性成分を含む水相と前記油性成分を含む油相を乳化させる際に、ポリオール類を持いて界面張力を低下させ液晶を形成させることにより、製剤の保存安定性が飛躍的に向上し、毛髪への塗布感触及び塗布性に優れ、毛髪に均一に塗布されることで、なめらかさの付与及びパサつきの抑制を行うなどの仕上り感触を向上させる効果に優れた毛髪化粧料組成物が得られることを知見し本発明をなすにいたったものである。
従って、本発明は下記発明を提供する。
[1].下記(A)〜(F)成分
(A)1種または2種以上の有機酸、(B)アミノ酸、タンパク質及びそれらの誘導体からなる群から選ばれる1種または2種以上、(C)1種または2種以上のカチオン界面活性剤、(D)1種または2種以上の常温で固体または液体の脂肪族誘導体化合物、(E)1種または2種以上のシリコーン類、(F)ポリオール
を含有する毛髪化粧料組成物であって、油相成分に(F)を添加し液晶を形成することにより製造される請求項1記載の毛髪化粧料組成物
[2].ポリオールが、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ソルビトール、ポリエチレングリコールから成る群から選ばれることを特徴とする請求項1記載の毛髪化粧料組成物。
[3].さらに(G)保湿作用を持つ植物抽出物を含有する請求項1〜2記載の毛髪化粧料組成物
本発明によれば、毛髪への塗布感触及び塗布性に優れ、毛髪に均一に塗布されることで、なめらかさの付与及びパサつきの抑制を行うなどの仕上り感触を向上させる効果に優れた毛髪化粧料組成物を提供することができる。
以下、本発明につき、さらに詳細に説明する。本発明の(A)成分の有機酸は、具体的な例としては、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、イソパルミチン酸、イソノナン酸、イソオクタン酸、セバシン酸、アジピン酸、ネオペンタン酸、オレイン酸、オクタン酸、イソステアリン酸、エルカ酸、エイコセン酸、ヒドロキシステアリン酸、リノール酸、イノシン酸、エライジン酸、ペトロセリニン酸、リノレン酸、エレオステアリン酸、アラキン酸、ガドレイン酸、エルシン酸、ブラシジン酸、ロジン酸、ヤシ油脂肪酸、ラノリン脂肪酸、ホホバ油脂肪酸、(C10−40)分岐アルキル脂肪酸、パーフルオロ脂肪酸、キシレンスルホン酸、パントテン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸、ココアンホ酢酸、アルキルスルホン酸、没食子酸、没食子酸−3,5ジグルコシド、没食子酸−3,4ジグルコシド、没食子酸メチル−3,5ジグルコシド、没食子酸ブチル−3,5ジグルコシド、没食子酸−3,5ジマンノシド、エデト酸、ソルビン酸、安息香酸、サリチル酸、アクリル酸、メタクリル酸、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸、ラウリルアミノプロピオン酸、ココイルアミノプロピオン酸、アミノ酸であるアルギニン、アラニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン酸、シスチン、カルボシステイン、レボドパ、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、トリメチルグリシン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロジン、バリン、ピロリドンカルボン酸、N−アシル−L−グルタミン酸、ラウロイルメチル−β−アラニン、ココイルメチルタウリン、α−ヒドロキシ酸であるグリコール酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、マンデル酸、の酸または塩類、及びそれらの工業的混合物である。中でも分子内に水酸基を有するα−ヒドロキシ酸が好ましく、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、マンデル酸がさらに好ましい。
(A)成分の有機酸の配合量は、毛髪化粧料組成物中0.001〜10質量%が好ましく、0.01〜5質量%がより好ましい。0.001質量%未満では、すすぎにより流れてしまい、毛髪への滞留量が少なくなる場合があり、10質量%を超えると、乳化物の安定化を妨げる場合がある。
本発明の(B)成分は、1種または2種以上のアミノ酸、タンパク質及びその誘導体であり、具体的な例としては、アミノ酸であるアルギニン、アラニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン酸、シスチン、カルボシステイン、レボドパ、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、トリメチルグリシン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロジン、バリン、ピロリドンカルボン酸、N−アシル−L−グルタミン酸、ラウロイルメチル−β−アラニン、ココイルメチルタウリン、タンパク質及びその誘導体は、コムギ、オオムギ、コメ、ヒマワリ種子、カラスムギ穀粒、ダイズ、アーモンド、アコヤ貝、アルギン、ガディダエ、カラスムギ、酵母、コーンスターチ、馬鈴薯、ゴマ、乳、牛乳糖、バオバブ、ホホバ、蜜蝋、野菜、卵、ローヤルゼリー、ケラチン、ラノリン等及びその誘導体があげられる。特に、L−アルギニン、リシン、グリシン、グルタミン酸等の毛髪構成タンパクに多く含まれるアミノ酸と植物由来タンパク質が毛髪吸着性及び安全性の点で望ましい。
(B)成分のアミノ酸、タンパク質及びその誘導体の配合量は、毛髪化粧料組成物中0.001〜10質量%が好ましく、0.01〜5質量%がより好ましい。0.001質量%未満では、すすぎにより流れてしまい、毛髪への滞留量が少なくなる場合があり、10質量%を超えると、乳化物の安定化を妨げる場合がある。
本発明の(C)成分のカチオン界面活性剤は、具体的には、ベヘニルトリメチルアンモニウム、エイコサニルトリメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウム、セチルトリメチルアンモニウム、オレイルトリメチルアンモニウム、イソステアリルトリメチルアンモニウム、ステアロキシプロピルトリメチルアンモニウム、(C10−40)分岐アルキルトリメチルアンモニウム、ベヘニラミドプロピルジメチルアミン、エイコサミドプロピルジメチルアミン、ステアラミドプロピルジメチルアミン、セタラミドプロピルジメチルアミン、オレアミドプロピルジメチルアミン、イソステアラミドプロピルジメチルアミン、ステアロキシプロピルジメチルアミン、(C10−40)分岐アルキルアミドプロピルジメチルアミン、ベヘニラミドプロピルジエチルアミン、エイコサミドプロピルジエチルアミン、ステアラミドプロピルジエチルアミン、パルミタミドプロピルジエチルアミン、オレアミドプロピルジエチルアミン、イソステアラミドプロピルジエチルアミン、ステアロキシプロピルジメチルアミン、ステアロキシプロピルジエチルアミン、(C10−40)分岐アルキルアミドプロピルジエチルアミン、ベヘニラミドブチルジメチルアミン、エイコサミドブチルジメチルアミン、ステアラミドブチルジメチルアミン、パルミタミドブチルジメチルアミン、オレアミドブチルジメチルアミン、イソステアラミドブチルジメチルアミン、ステアロキシブチルジメチルアミン、(C10−40)分岐アルキルアミドブチルジメチルアミン、ベヘニラミドブチルジエチルアミン、エイコサミドブチルジエチルアミン、ステアラミドブチルジエチルアミン、パルミタミドブチルジエチルアミン、オレアミドブチルジエチルアミン、イソステアラミドブチルジエチルアミン、ステアロキシブチルジエチルアミン、(C10−40)分岐アルキルアミドブチルジエチルアミン、ジベヘニラミドプロピルメチルアミン、ジエイコサミドプロピルメチルアミン、ジステアラミドプロピルメチルアミン、ジパルミタミドプロピルメチルアミン、ジミリスタミドプロピルメチルアミン、ジラウラミドプロピルメチルアミン、ジオレアミドプロピルメチルアミン、ジイソステアラミドプロピルメチルアミン、ジステアロキシプロピルメチルアミン、(C10−40)分岐ジアルキルアミドプロピルアミン、ジベヘニラミドプロピルエチルアミン、ジエイコサミドプロピルエチルアミン、ジステアラミドプロピルエチルアミン、ジパルミタミドプロピルエチルアミン、ジミリスタミドプロピルエチルアミン、ジラウラミドプロピルエチルアミン、ジオレアミドプロピルエチルアミン、ジイソステアラミドプロピルエチルアミン、ジステアロキシプロピルエチルアミン、(C10−40)分岐ジアルキルアミドプロピルエチルアミン、ジベヘニラミドブチルメチルアミン、ジエイコサミドブチルメチルアミン、ジステアラミドブチルメチルアミン、ジパルミタミドブチルメチルアミン、ジミリスタミドブチルメチルアミン、ジラウラミドブチルメチルアミン、ジオレアミドブチルメチルアミン、ジイソステアラミドブチルメチルアミン、ジステアロキシブチルメチルアミン、(C10−40)分岐ジアルキルアミドブチルメチルアミン、ジベヘニラミドブチルエチルアミン、ジエイコサミドブチルエチルアミン、ジステアラミドブチルエチルアミン、ジパルミタミドブチルエチルアミン、ジミリスタミドブチルエチルアミン、ジラウラミドブチルエチルアミン、ジオレアミドブチルエチルアミン、ジイソステアラミドブチルエチルアミン、ジステアロキシブチルエチルアミン、(C10−40)分岐ジアルキルアミドブチルエチルアミン、ベヘニラミドブチルグアニジン、エイコサミドブチルグアニジン、ステアラミドブチルグアニジン、パルミタミドブチルグアニジン、ミリスタミドブチルグアニジン、ラウラミドブチルグアニジン、オレアミドブチルグアニジン、イソステアラミドブチルグアニジン、ステアロキシブチルグアニジン、(C10−40)分岐アルキルアミドブチルグアニジン、ベヘニルオキシヒドロキシプロピルアルギニン、エイコサノイルオキシヒドロキシプロピルアルギニン、ステアリルオキシヒドロキシプロピルアルギニン、パルミトイルオキシヒドロキシプロピルアルギニン、ミリストルオキシヒドロキシプロピルアルギニン、ラウリルオキシヒドロキシプロピルアルギニン、オレイルオキシヒドロキシプロピルアルギニン、イソステアリルオキシヒドロキシプロピルアルギニン、ステアロキシオキシヒドロキシプロピルアルギニン、(C10−40)分岐アルキルオキシヒドロキシプロピルアルギニン等及びこれらの中和塩であり、特に、ベヘニルトリメチルアンモニウム、エイコサニルトリメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウム、セチルトリメチルアンモニウム、オレイルトリメチルアンモニウム、イソステアリルトリメチルアンモニウム、ステアロキシプロピルトリメチルアンモニウム等の四級アンモニウム化合物が乳化安定性の点で望ましい。また、この中和塩は、具体的には塩酸塩、臭酸塩、硫酸塩、りん酸塩等の無機酸塩、酢酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、高級脂肪酸塩、グリコール酸塩、分子内にカルボキシル基を有するアミノ酸塩、L−またはDL−ピロリドンカルボン酸塩、ピログルタミン酸塩等の有機酸塩であり、分子量の小さい塩酸塩、臭酸塩、硫酸塩、りん酸塩等の無機酸塩が好ましい。
(C)成分のカチオン界面活性剤の配合量は、毛髪化粧料組成物中0.01〜10質量%が好ましく、0.05〜5質量%がより好ましい。0.01質量%未満では、すすぎにより流れてしまい、毛髪への滞留量が少なくなる場合があり、10質量%を超えると、乳化物の安定化を妨げる場合がある。
本発明の(D)成分の常温で固体または液体の脂肪族誘導体化合物は、具体的には、カプリルアルコール、デシルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セタノール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、エイコサノール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、2−エチルヘキシル、2−オクチルドデカノール、イソステアリルアルコール、リノリルアルコール、リノレニルアルコール、(C10−40)分岐アルキルアルコール、ホホバ油アルコール、水添ホホバ油アルコール、乳酸ミリスチル、乳酸イソステアリル、カプリル酸ヤシ油アルキル、カプリン酸ヤシ油アルキル、ラウリン酸ヘキシル、ラウリン酸ヘキシルデシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ブチル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、パルミチン酸セチル、パルミチン酸イソステアリル、ステアリン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸オクチル、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸コレステリル、ステアリン酸フィトステリル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、イソノナン酸セトステアリル、イソオクタン酸セチル、セバシン酸ジエチル、アジピン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジイソプロピル、ネオペンタン酸オクチルドデシル、オレイン酸エチル、オレイン酸デシル、オレイン酸オレイル、オレイン酸コレステリル、オクタン酸イソセチル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸フィトステリル、エルカ酸オレイル、エルカ酸オクチルドデシル、エイコセン酸カプリリル、ヒドロキシステアリン酸オクチル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル、トリオクタノイン、トリオクタン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ラノリン脂肪酸オクチルドデシル、プロピレングリコール脂肪酸エステル類、グリセリン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル類、ソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンヒマシ油類、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油類、ポリオキシエチレンステロール類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩類、ポリオキシエチレンアルキルアミン類、ポリオキシエチレンアルキル脂肪酸アミド類、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類、ラノリンアルコール、ホホバ油エステル、ヤシ油、オリーブ油、油茶油、椿油、山茶花油、ひまわり油、マカダミアナッツ油、小麦胚芽油、米油、米胚芽油、月見草油、カレンデュラ油、グレープシード油、ココナッツ油、ローズヒップ油、セントジョーンズワート油、リノール油、ボリジ油、アーモンド油、紅花油、メドウフォーム油、シア脂、アボガド油、キャロット油、杏仁油、ククイナッツ油、スイートアーモンド油、トウモロコシ胚芽油、ラノリン類及びそれらの工業的混合物である。混合物の例としては、エルデュウCL202、CL301、PS203、PS304(以上、味の素社製)等があげられる。特に、カプリルアルコール、デシルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セタノール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、エイコサノール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、2−エチルヘキシル、2−オクチルドデカノール、イソステアリルアルコール、リノリルアルコール、リノレニルアルコール、(C10−40)分岐アルキルアルコール、ホホバ油アルコール、水添ホホバ油アルコール等の高級アルコール類や、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、オレイン酸エチル、オレイン酸デシル、オレイン酸オレイル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソステアリル、エルカ酸オレイル、エルカ酸オクチルドデシル、エイコセン酸カプリリル、ホホバ油等の液状エステル油がカチオン界面活性剤や油剤との相溶性の点で望ましい。
(D)成分の常温で固体または液体の脂肪族誘導体化合物の配合量は、毛髪化粧料組成物中0.01〜20質量%が好ましく、0.05〜10質量%がより好ましい。0.01質量%未満では、すすぎにより流れてしまい、毛髪への滞留量が少なくなる場合があり、20質量%を超えると、乳化物の安定化を妨げる場合がある。
本発明の(E)成分のシリコーン類は、具体的には、ジメチルシリコーン、シクロメチコン、メチルフェニルポリシロキサン、メチコン、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(ジメチコン/フェニルジメチコン)クロスポリマー、(ステアロキシメチコン/ジメチコン)コポリマー、(ジメチルシロキサン/メチルセチルオキシシロキサン)コポリマー、ステアロキシメチルポリシロキサン、セトキシメチルポリシロキサン、(ポリメタクリル酸メチル/ジメチルポリシロキサングラフトアクリル樹脂)コポリマー、アモジメチコン、(アミノエチルアミノプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマー、(アミノプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマー、ジメチコンプロピルPGベタイン、(PEG/PPG/ブチレン/ジメチコン)コポリマー、ジメチコンコポリオール、ジメチコンコポリオールエチル、(PEGメチコン/オレイルPPGメチコン/ジメチコン)コポリマー、(メチルPEGプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマー等の化合物及びそれらの工業的混合物である。特に、ジメチコン、アミノ変性タイプのシリコーン、ポリエーテル変性タイプのシリコーンが毛髪吸着性の点で望ましい。
(E)成分のシリコーン類の配合量は、毛髪化粧料組成物中0.01〜20質量%が好ましく、0.1〜10質量%がより好ましい。0.01質量%未満では、成分が行き渡らず性能が発現しない場合があり、20質量%を超えると、乳化物の安定化を妨げる場合がある。
本発明の(F)成分のポリオールは、具体的には、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリグリセリン、及びこれらの共重合体、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ソルビトール、が挙げられ、好ましくは。グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ソルビトール、ポリエチレングリコールが挙げられる。
(F)成分のポリオールの配合量は、毛髪化粧料組成物中0.01〜80質量%が好ましく、1〜50質量%がより好ましい。0.01質量%未満では、乳化の際に液晶形成が起こらない場合があり、80質量%を超えると、著しいゲル化を生じる場合がある。
製造方法については、以下のような方法が望ましい。
(ア)成分(C)、(D)で表される化合物、及び各種溶剤及び乳化剤などの油性成分を、30〜90℃で加温溶解して油相を調製する。
(イ)成分(A)、(B)で表される化合物、及び各種水性成分を水に添加し、25〜80℃に加熱溶解して水相を調製する。
(ウ)油相に、成分(F)を添加してアジホモミキサー(TKアジホモミクサー HV-M型 特殊機化工業:特殊機化工業製)で攪拌して液晶相を形成後、成分(E)を混合し攪拌する。その後、30〜90℃に加温したイオン交換水を添加し、O/Wエマルションを形成させる。
(エ)このO/Wエマルションをパドルミキサー(TKアジホモミクサー HV-M型 特殊機化工業:特殊機化工業製)で攪拌しながら室温まで徐冷した後、水相及び香料を添加したものを試料とする。
さらに(G)成分である植物抽出物の1種又は2種以上を入れると保湿効果の点で好ましい。(G)成分の植物抽出物は、具体的には、カミツレ、セイヨウオトギリソウ、トウキンセンカ、ボダイジュ、ヤグルマギク、ローマカミツレ、スギナ、ホップ、マツ、レモン、ローズマリー、オランダカラシ、ゴボウ、サボンソウ、セイヨウキズタ、セージ、海藻、クレマチス、シモツケソウ、アルニカ、キューカンバー、セイヨウニワトコ、ゼニアオイ、パリエタリア、サボンソウ、クララ、ソウハクヒ、チャ、ベニバナ、エンメイソウ、ボダイジュ、ボタンピ、カッコン、ボタンピ、ユキノシタ、ハマメリス、ブドウ、マロニエ、コンフリー、アロエ、クロレラが挙げられ、好ましくはカミツレ、セイヨウオトギリソウ、トウキンセンカ、ボダイジュ、ヤグルマギク、ローマカミツレ、スギナ、ホップ、マツ、レモン、ローズマリーが挙げられる。
(G)成分の植物抽出物配合量は、毛髪化粧料組成物中0.000001〜10質量%が好ましく、0.000005〜5質量%がより好ましい。0.000001質量%未満では、すすぎにより流れてしまい、毛髪への滞留量が少なくなる場合があり、10質量%を超えると、香気に影響を与える場合がある。
本発明の組成物には、上記必須成分の他に、通常乳化組成物に用いられる配合剤、例えば、保湿剤、水溶性高分子、増粘剤、乳化安定化剤、防腐剤、酸化防止剤、キレート剤、pH調整剤、香料、色素、紫外線吸収・散乱剤、ビタミン類、植物抽出物類、水などを配合することができる。なお任意成分はこれらに限定されるものではない。
これらの添加成分は、1種単独で又は2種以上を適且組み合わせて用いることができるが、本発明の毛髪化粧料組成物の効果を損なわない範囲で配合することができる。
本発明の毛髪化粧料組成物に使用される香料、香料組成物としては、特開2003−300811号公報[0021]〜[0035]に記載した香料成分等、さらに同[0050]に記載した香料用溶剤等が挙げられる。なお、香料組成物とは、香料成分、溶剤及び香料安定化剤等からなる混合物をいう。香料用溶剤は、香料組成物中に0.1〜99質量%配合されるが、好ましくは、1〜50質量%配合される。
また、香料安定化剤としては、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ビタミンEとその誘導体、カテキン化合物、フラボノイド化合物、ポリフェノール化合物等が挙げられ、ジブチルヒドロキシトルエンが好ましい。香料安定化剤の配合量は、通常、香料組成物中0.0001〜10質量%であり、0.001〜5質量%が好ましい。
香料組成物の配合量は、毛髪化粧料組成物中0.005〜40質量%であり、好ましくは0.01〜10質量%である。
本発明は、ヘアシャンプー、ヘアリンス、コンディショナー、トリートメント、ヘアエッセンス、スタイリング剤、育毛剤、養毛剤、などの毛髪化粧料組成物に用いることができ、特にヘアリンス、コンディショナー、トリートメント、ヘアエッセンス、への使用が好ましい。
本発明の毛髪化粧料組成物は、容器に充填して用いることができる。本発明の毛髪化粧料組成物の容器としては、アルミニウムラミネートチューブ、EVALチューブ、アルミチューブ、ガラス蒸着プラスチックチューブ等のチューブの他、機械的又は差圧によるディスペンサー容器及びスクイーズ容器、ラミネートフィルム容器、スポイト容器、スティック容器、ボトル容器、ポンプ式容器等に充填することができる。ラミネートフィルムは、通常2層以上の多層を有し、その材質はポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、無延伸ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、エチレン酢酸ビニル共重合体等の合成樹脂、紙、アルミ蒸着プラスチック等によって構成される。強度、柔軟性、耐候性等を考慮し、一般的には2〜5層のものを用いる。ボトルの材質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、エチレン−ビニルアルコール樹脂、アクリロニトリル・スチレン樹脂、ABS樹脂、ポリアミド等及びガラス等を単層乃至2層以上組み合わせて用いることができる。
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明するが、本発明は下記実施例によって限定されるものではない。
以下にしたがって、実施例1〜4に示す毛髪化粧料組成物を以下の試料の作成法I及びIIに従って調製し、評価を行なった。結果を表1に示す。
試料の作成法I
(ア)成分(C)、(D)で表される化合物、及び各種溶剤及び乳化剤などの油性成分を、30〜90℃で加温溶解して油相を調製する。
(イ)成分(A)、(B)で表される化合物、及び各種水性成分を水に添加し、25〜80℃に加熱溶解して水相を調製する。
(ウ)油相に、成分(F)を添加してアジホモミキサー(TKアジホモミクサー HV-M型 特殊機化工業:特殊機化工業製)で攪拌して液晶相を形成後、成分(E)を混合し攪拌する。その後、30〜90℃に加温したイオン交換水を添加し、O/Wエマルションを形成させる。
(エ)このO/Wエマルションをパドルミキサー(TKアジホモミクサー HV-M型 特殊機化工業:特殊機化工業製)で攪拌しながら室温まで徐冷した後、水相及び香料を添加したものを試料とする。
試料の作成法II
(ア)成分(C)、(D)、(E)で表される化合物、及び各種溶剤及び乳化剤などの油性成分を、30〜90℃で加温溶解して油相を調製する。
(イ)成分(A)、(B)、(F)で表される化合物、及び各種水性成分を水に添加し、25〜80℃に加熱溶解して水相を調製する。
(ウ)油相に、30〜90℃に加温したイオン交換水を添加し、アジホモミキサー(TKアジホモミクサー HV-M型 特殊機化工業:特殊機化工業製)で攪拌してO/Wエマルションを形成させる。
(エ)このO/Wエマルションをパドルミキサー(TKアジホモミクサー HV-M型 特殊機化工業:特殊機化工業製)で攪拌しながら室温まで徐冷した後、水相及び香料を添加したものを試料とする。
評価方法
性能評価:カラーリングをしている、20〜30代の女性30名について(髪の長さ:ショート〜セミロング〜ロング)、実使用評価を行った。評価項目は、該当品を用いて2週間連続で使用した後の、塗布感触の向上、仕上りのなめらかさ、パサつきのなさについて以下の評点に従い行った。なお、シャンプーはパネラーが通常用いているものを用いた。
<評点>
◎:良好と答えた者が30名中25名以上
○:良好と答えた者が30名中15〜24名
△:良好と答えた者が30名中5〜14名
×:良好と答えた者が30名中5名未満
[実施例1]
下記組成のヘアリンスを製造した。
組成 質量%
ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド 1.0
ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド 1.0
ベヘニルアルコール 1.0
ステアリルアルコール 1.0
セタノール 1.0
オレイルアルコール 0.5
炭酸ジカプリリル 1.0
オレイン酸 0.5
ジメチルシリコーン1000万mm2/s 1.0
ジメチルシリコーン400万mm2/s 1.0
ジメチルシリコーン10万mm2/s 1.0
アモジメチコン 0.5
ジイソステアリン酸ポリグリセリル 2.0
モノステアリン酸グリセリル 0.3
モノラウリン酸ソルビタン 0.3
モノステアリン酸ソルビタン 0.3
グリセリン 10.0
プロピレングリコール 5.0
L−アルギニン 0.5
リシン塩酸塩 0.5
没食子酸ジグリコシド 0.01
グリコール酸 1.0
ヒドロキシエチルセルロース 0.5
パラオキシ安息香酸メチル 0.2
パラオキシ安息香酸プロピル 0.1
安息香酸 0.1
リン酸 適量
香料A 0.5
精製水 バランス
計 100.0
(試料の作成法)I
(性状)
pH 5.0(25℃)
粘度 5.0Pas・s/25℃(BM型粘度計 No.4ローター、30rpm)
[実施例2]
下記組成のヘアーコンディショナーを製造した。
組成 質量%
ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド 2.0
ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド 1.0
ジメチルシリコーン1000万mm2/s 1.0
ジメチルシリコーン400万mm2/s 1.0
ジメチルシリコーン10万mm2/s 1.0
ジメチルシリコーン1000mm2/s 2.0
アミノプロピルジメチコン 0.5
アミノ変性シリコーンエマルション *1 0.5
セタノール 1.0
ベヘニルアルコール 1.0
ステアリルアルコール 3.0
パルミチン酸オクチル 1.0
オレイン酸エチル 1.0
没食子酸ジグリコシド 0.5
ポリグリセリン(平均重合度10) 3.0
ソルビトール 10.0
ラフィノース 1.0
アルギニン 0.5
ポリオキシエチレン(10)ベヘニルエーテル 0.5
ポリオキシエチレン(30)ベヘニルエーテル 0.5
ポリオキシエチレン(20)ラウリルエーテル 0.2
モノステアリン酸ポリエチレングリコール(150) 0.5
ヒドロキシエチルセルロース 0.5
パラオキシ安息香酸メチル 0.05
パラオキシ安息香酸プロピル 0.05
安息香酸 0.2
グリコール酸 0.5
グルタミン酸 0.1
リン酸 0.1
香料B 0.8
精製水 バランス
計 100.0
*1 SM8704C(東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)
(試料の作成法)I
(性状)
pH 3.5(25℃)
粘度 11.0Pas・s/25℃(BH型粘度計 No.6ローター、20rpm)
[実施例3]
下記組成のヘアートリートメントを製造した。
組成 質量%
ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド 1.0
ラウロイルアミドブチルグアニジン 0.5
ジメチルシリコーン1000万mm2/s 0.5
ジメチルシリコーン600万mm2/s 0.5
ジメチルシリコーン100万mm2/s 1.0
ジメチルシリコーン20mm2/s 5.0
(アミノプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマー 0.5
アミノ変性シリコーン *2 1.0
セタノール 1.5
ベヘニルアルコール 1.5
ステアリルアルコール 5.0
イソステアリルアルコール 1.0
精製ホホバ油 1.0
エルデュウCL−301 1.0
ソルビトール 30.0
グリセリン 10.0
トリメチルグリシン 0.2
アルギニン 0.3
グルタミン酸 0.2
ポリオキシエチレン(10)ベヘニルエーテル 0.5
ポリオキシエチレン(30)ラウリルエーテル 0.5
モノステアリン酸グリセリル 0.1
モノラウリン酸ソルビタン 0.1
モノラウリン酸グリセリル 0.1
ヒドロキシエチルセルロース 0.5
パラオキシ安息香酸メチル 0.3
安息香酸 0.05
グリコール酸 1.0
リン酸 適量
香料C 1.0
精製水 バランス
計 100.0
*2 KF867S(信越化学工業社製)
(試料の作成法)I
(性状)
pH 3.0(25℃)
粘度 12.0Pas・s/25℃(BH型粘度計 No.6ローター、20rpm)
[実施例4]
下記組成のヘアエッセンスを製造した。
組成 質量%
エタノール 20.0
ジステアリルジメチルアミン 2.0
ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド 1.0
エルカ酸オクチルドデシル 2.0
没食子酸ジグリコシド 0.5
オリーブ油 2.0
ツバキ油 2.0
ピロクトンオラミン 0.2
グリシン 0.8
アルギニン 0.5
グリセリン 15.0
ソルビトール 5.0
ヒドロキシエチルセルロース 0.5
パラオキシ安息香酸メチル 0.1
パラオキシ安息香酸プロピル 0.1
安息香酸 0.2
グルタミン酸 適量
香料D 0.5
精製水 バランス
計 100.0
(試料の作成法)I
(性状)
pH 4.5(25℃)
粘度 1.2Pas・s/25℃(BM型粘度計 No.3ローター、30rpm)
外観 透明ジェル状
[実施例5〜46、比較例1〜8]
表2〜17に示す毛髪化粧料組成物を上記方法で調製し、上記評価を行った。
実施例1〜4及び実施例5〜46で得られた毛髪化粧料組成物は、毛髪への塗布感触が向上しかつ、毛髪のなめらかさ付与とパサつきを改善する、いずれも従来にない効果を付与することができる毛髪化粧料組成物であった。
実施例及び比較例で使用した原料を下記に示す。なお、下記原料の記載において、「組成中には純分量を記載」と明記しないものは、上記組成物中の量は原料そのものの配合量を記載した。
記載した原料一覧

Claims (3)

  1. 下記(A)〜(F)成分
    (A)1種または2種以上の有機酸、(B)アミノ酸、タンパク質及びそれらの誘導体からなる群から選ばれる1種または2種以上、(C)1種または2種以上のカチオン界面活性剤、(D)1種または2種以上の常温で固体または液体の脂肪族誘導体化合物、(E)1種または2種以上のシリコーン類、(F)ポリオール
    を含有する毛髪化粧料組成物であって、油相成分に(F)を添加し液晶を形成することにより製造される請求項1記載の毛髪化粧料組成物。
  2. ポリオールが、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ソルビトール、ポリエチレングリコールから成る群から選ばれることを特徴とする請求項1記載の毛髪化粧料組成物。
  3. さらに(G)保湿作用を持つ植物抽出物を含有する請求項1〜2記載の毛髪化粧料組成物。
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