JP2005089372A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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元裕 景山
Yasushi Kakizawa
恭史 柿澤
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Abstract

【目的】繰り返し使用しても髪の根元付近のベタツキ感を生じることなく、毛先まで優れたなめらかさを発現する、安定性に極めて優れたな乳化型の毛髪化粧料を提供する。
【構成】カチオン性界面活性剤と高級アルコールの液晶乳化物に特定のシリコーンエマルジョンを加える、あるいは(A)成分:式(1)で示される化合物と(B)成分:エステル油の乳化物を加えることを特徴とする乳化型の毛髪化粧料に関する。
【化1】
Figure 2005089372

[式(1)中のR1は炭素数6〜22の直鎖アルキルまたはアルケニル基、2−エチルヘキシル、イソトリデシルもしくはイソステアリル基であり、R2はR1と同一または炭素数1〜5のアルキル基であり、m、nは0または1〜100である。]

Description

本発明は、繰り返し使用しても髪の根元付近のベタツキ感を生じることなく、毛先まで優れたなめらかさを発現する、安定性に極めて優れた乳化型の毛髪化粧料に関するものである。
近年、若い人を中心としたカラーリングやブリーチによる染毛人口は年々増加の一途を辿っている。カラーリングした毛髪の特徴は、最表面のF-Layer層が剥離することにより、親水性が高くなっており、特有な不具合点として、傷みによる感触の劣化が強いことがあげられる。こうした状況の中で、カラーリングした毛髪に対応した専用の商品の需要が高まっている。従来、髪の感触改善のために、毛髪に吸着して手触りを滑らかにするシリコーンが活用されてきたが、カラーリング等で傷みの激しい髪に対しては高重合化したシリコーンや変性シリコーンを用いて、髪へのシリコーンの吸着量を向上させ、感触改善効果を上げることが行われている(例えば、特許文献1〜4)。
しかしながら、シリコーン化合物を高濃度に配合すると、カチオン性界面活性剤や高級アルコールと併用した乳化系のシャンプーや、リンス、トリートメントなどでは製品の安定性が悪くなったり、繰り返して使用することにより、髪の根元付近にべたつき感を生じるという問題があった。
このような場合には、シリコーン化合物を予備的に微細な乳化分散液(エマルジョン)としたものを添加する方法が知られている。このシリコーンエマルジョンは、通常、シリコーン化合物、乳化剤、防腐剤、pH調整剤等からなる、水中油滴型(O/W型)エマルジョンである。シリコーンエマルジョンを用いることにより、カチオン界面活性剤と高級アルコールを含む乳化物の安定性は向上するが、さらなる安定性の向上を目指してカチオン界面活性剤の種類を限定したり、最終組成物のpHを調整したりする工夫が行われてきた(例えば、特許文献5,6)。しかし、繰り返し使用によるべたつきのなさの更なる改善と、より一層の安定性の向上が望まれていた。
一方、特定の構造を持つジアルキルカーボネートはシリコーンと同様の感触を有し、かつうるおい感触が向上するものであった(例えば、特許文献7)。特にこの感触は皮膚化粧料に用いた場合に顕著であり(例えば、特許文献8、9参照)、油性化粧料においてもべたつきを低減させつつ効果を発現するものであった(例えば、特許文献10、11参照)。しかしながら式1で表される化合物を単独で毛髪化粧料に応用した場合、乳化物として安定に配合することが難しく、本来持っている性能を充分に発現させることが難しかった。
このように、安定性のよい乳化物であり、かつ、傷みによる髪の感触劣化に対して顕著な効果があり、さらに繰り返し使用してもべたつかない毛髪化粧料が望まれていた。
特開平5−85918号公報 特開2003−95879号公報 特開2003−95880号公報 特開2003−183119号公報 特開2001−97827号公報 特開2002−47141号公報 特表2000−512285号公報 特開平11−106326号公報 特開2000−95662号公報 特開平7−285829号公報 特開2003−26529号公報
解決しようとする問題点は、カラーリングやブリーチした毛髪の感触を改善する効果、繰り返し使用におけるべたつきのなさ、安定性が従来の毛髪化粧料よりも一層優れた毛髪化粧料が望まれているということである。
本発明は特定のシリコーンエマルジョン、あるいは(A)成分:式(1)で示される化合物と(B)成分:1種または2種以上のエステル油の乳化物を用いることを特徴とする乳化型の毛髪化粧料に関する。
Figure 2005089372
[式(1)中のR1は炭素数6〜22の直鎖アルキルまたはアルケニル基、2−エチルヘキシル、イソトリデシルもしくはイソステアリル基であり、R2はR1と同一または炭素数1〜5のアルキル基であり、m、nは0または1〜100である。]
本発明者らは、まず、シリコーンエマルジョンを添加する際の、毛髪化粧料の乳化剤であるカチオン性界面活性剤の等電点とシリコーンエマルジョン自体のpHに着目して鋭意研究を行った。その結果、カチオン界面活性剤の等電点以下で調製された乳化物に、等電点以上のpHで調整されたシリコーンエマルジョンを添加すると、カチオン界面活性剤のイオン性が低くなるため、乳化剤としての親水性/疎水性のバランスが崩れ、乳化物はミクロ的に相分離を起こすことが明らかになった。そのために乳化物は減粘し、粒子の融合やクリーミングが起こると同時に、液晶構造が壊れることにより塗布時のリッチ感が失われすすぎ感も低下し、仕上がり時にはべたつきや油性感が生じることを見出した。
また、融点以上に加熱したカチオン性界面活性剤と高級アルコールの溶融混合物に適量の水相を添加して、充分に攪拌したのちに冷却することによって、カチオン性界面活性剤と高級アルコールが層状に均一に配向した液晶を形成させ、その中にシリコーンエマルジョンを添加するという製造法の場合、特にカチオン界面活性剤のイオン性が重要な役割を果たすことも見出した。
一方で、シリコーンエマルジョンはシリコーン含有製剤の製造において汎用的に用いられ
るため、販売されているシリコーンエマルジョンの多くはpH=5〜8に調製され、汎用のカチオン界面活性剤であるアルキルトリメチルアンモニウム等の等電点であるpH=4.5より高く設定されていた。
従って、シリコーン含有毛髪化粧料の製造にあたり、カチオン界面活性剤の等電点をまたがない状態で乳化を行うことで、乳化剤であるカチオン界面活性剤の親水性/疎水性バランスが保たれ、安定的な乳化物が製造できるものと考えられる。
本発明者はシリコーン含有毛髪化粧料を製造する場合、カチオン性界面活性剤の等電点以下である乳化物に、カチオン界面活性剤の等電点以下に調製したシリコーンエマルジョンを添加することにより、ミクロ的な層分離を起こすことなく、安定な乳化物が得られることを見出した。さらに、より高い効果を発現するシリコーン化合物と、このようなヘアリンス組成物を安定的に、再現良く製造する方法を見出すことによって、本発明を完成するに至った。
一方、シリコーンエマルジョンとは別に毛髪化粧料に(A)成分と(B)成分のエステル油の乳化物を添加することにより、安定性が飛躍的に向上し、毛髪のパサつきを改善する効果を高めると共に、うるおい感を付与することを見出した。さらに、従来の乳化法と比較して、髪の感触改善やパサつき防止効果に優れた油剤を安定的に大量に配合でき、かつ配合された油剤の性能が際立つことも確認され、本発明を完成するに至った。
本発明はミクロ的な乳化物の層分離を起こすことなく、安定性が極めて優れた乳化物であり、繰り返し使用してもべたつき感を生じることのない、毛先まで優れたうるおい感と滑らかさを付与する乳化型毛髪化粧料を提供することができる。
本発明の毛髪化粧料は、融点以上に加熱したカチオン性界面活性剤と高級アルコール、およびそれらと相溶する油性物質の溶融混合物に、適量の水相を添加し充分に攪拌することによって、カチオン性界面活性剤と高級アルコールが層状に均一に配向した液晶を形成させた液晶乳化物とし、この液晶乳化物に、予備的に乳化分散させたシリコーンエマルジョン、または(A)成分と(B)成分のエステル油の乳化物を添加することによって製造される。なお、この液晶乳化物およびシリコーンエマルジョンはpH調製剤によりカチオン性界面活性剤の等電点以下に調製されていなければならない。
また、シリコーンエマルジョンと、(A)成分と(B)成分からなる乳化物は併用することも可能である。
本発明は、カチオン界面活性剤と高級アルコールの液晶乳化物を必須とする。カチオン性界面活性剤としては、脂肪族アミンおよびその4級アンモニウム塩、脂肪酸アミドアミン塩、アルキルトリアルキレングリコールアンモニウム塩、アシルグアニジン誘導体、モノ−N−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アルキルエステル塩などのアミノ酸系カチオン性界面活性剤、アルキルベンザルコニウム塩、アルキルピリジニウム塩、イミダゾリニウム塩等が挙げられる。具体的には、ベヘニルトリメチルアンモニウム、エイコサニルトリメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウム、セチルトリメチルアンモニウム、オレイルトリメチルアンモニウム、イソステアリルトリメチルアンモニウム、ステアロキシプロピルトリメチルアンモニウム、(C10−40)分岐アルキルトリメチルアンモニウム、ベヘニラミドプロピルジメチルアミン、エイコサミドプロピルジメチルアミン、ステアラミドプロピルジメチルアミン、セタラミドプロピルジメチルアミン、オレアミドプロピルジメチルアミン、イソステアラミドプロピルジメチルアミン、ステアロキシプロピルジメチルアミン、(C10−40)分岐アルキルアミドプロピルジメチルアミン、ベヘ
ニラミドプロピルジエチルアミン、エイコサミドプロピルジエチルアミン、ステアラミドプロピルジエチルアミン、パルミタミドプロピルジエチルアミン、オレアミドプロピルジエチルアミン、イソステアラミドプロピルジエチルアミン、ステアロキシプロピルジメチルアミン、ステアロキシプロピルジエチルアミン、(C10−40)分岐アルキルアミドプロピルジエチルアミン、ベヘニラミドブチルジメチルアミン、エイコサミドブチルジメチルアミン、ステアラミドブチルジメチルアミン、パルミタミドブチルジメチルアミン、オレアミドブチルジメチルアミン、イソステアラミドブチルジメチルアミン、ステアロキシブチルジメチルアミン、(C10−40)分岐アルキルアミドブチルジメチルアミン、ベヘニラミドブチルジエチルアミン、エイコサミドブチルジエチルアミン、ステアラミドブチルジエチルアミン、パルミタミドブチルジエチルアミン、オレアミドブチルジエチルアミン、イソステアラミドブチルジエチルアミン、ステアロキシブチルジエチルアミン、(C10−40)分岐アルキルアミドブチルジエチルアミン、ジベヘニラミドプロピルメチルアミン、ジエイコサミドプロピルメチルアミン、ジステアラミドプロピルメチルアミン、ジパルミタミドプロピルメチルアミン、ジミリスタミドプロピルメチルアミン、ジラウラミドプロピルメチルアミン、ジオレアミドプロピルメチルアミン、ジイソステアラミドプロピルメチルアミン、ジステアロキシプロピルメチルアミン、(C10−40)分岐ジアルキルアミドプロピルアミン、ジベヘニラミドプロピルエチルアミン、ジエイコサミドプロピルエチルアミン、ジステアラミドプロピルエチルアミン、ジパルミタミドプロピルエチルアミン、ジミリスタミドプロピルエチルアミン、ジラウラミドプロピルエチルアミン、ジオレアミドプロピルエチルアミン、ジイソステアラミドプロピルエチルアミン、ジステアロキシプロピルエチルアミン、(C10−40)分岐ジアルキルアミドプロピルエチルアミン、ジベヘニラミドブチルメチルアミン、ジエイコサミドブチルメチルアミン、ジステアラミドブチルメチルアミン、ジパルミタミドブチルメチルアミン、ジミリスタミドブチルメチルアミン、ジラウラミドブチルメチルアミン、ジオレアミドブチルメチルアミン、ジイソステアラミドブチルメチルアミン、ジステアロキシブチルメチルアミン、(C10−40)分岐ジアルキルアミドブチルメチルアミン、ジベヘニラミドブチルエチルアミン、ジエイコサミドブチルエチルアミン、ジステアラミドブチルエチルアミン、ジパルミタミドブチルエチルアミン、ジミリスタミドブチルエチルアミン、ジラウラミドブチルエチルアミン、ジオレアミドブチルエチルアミン、ジイソステアラミドブチルエチルアミン、ジステアロキシブチルエチルアミン、(C10−40)分岐ジアルキルアミドブチルエチルアミン、ベヘニラミドブチルグアニジン、エイコサミドブチルグアニジン、ステアラミドブチルグアニジン、パルミタミドブチルグアニジン、ミリスタミドブチルグアニジン、ラウラミドブチルグアニジン、オレアミドブチルグアニジン、イソステアラミドブチルグアニジン、ステアロキシブチルグアニジン、(C10−40)分岐アルキルアミドブチルグアニジン、ベヘニルオキシヒドロキシプロピルアルギニン、エイコサノイルオキシヒドロキシプロピルアルギニン、ステアリルオキシヒドロキシプロピルアルギニン、パルミトイルオキシヒドロキシプロピルアルギニン、ミリストルオキシヒドロキシプロピルアルギニン、ラウリルオキシヒドロキシプロピルアルギニン、オレイルオキシヒドロキシプロピルアルギニン、イソステアリルオキシヒドロキシプロピルアルギニン、ステアロキシオキシヒドロキシプロピルアルギニン、(C10−40)分岐アルキルオキシヒドロキシプロピルアルギニン等及びこれらの中和塩であり、特に、ベヘニルトリメチルアンモニウム、エイコサニルトリメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウム、セチルトリメチルアンモニウム、オレイルトリメチルアンモニウム、イソステアリルトリメチルアンモニウム、ステアロキシプロピルトリメチルアンモニウム等の四級アンモニウム化合物が乳化安定性の点で望ましい。また、この中和塩は、具体的には塩酸塩、臭酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機酸塩、酢酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、高級脂肪酸塩、グリコール酸塩、分子内にカルボキシル基を有するアミノ酸塩、L−またはDL−ピロリドンカルボン酸塩、ピログルタミン酸塩等の有機酸塩である。この中で特に塩化アルキルトリメチルアンモニウム、臭化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウムが好ましい。
上記カチオン性界面活性剤の等電点は、pHの異なるカチオン性界面活性剤の1重量%水溶液4点以上を作成し、これらの電気伝導率を測定し、pHと電気伝導率の相関をとったときに最小の電気伝導率を示すpHとして定義されるものである。本発明におけるカチオン性界面活性剤は、等電点が3〜10のものであり、好ましくは4〜6のものである。なお、上記カチオン界面活性剤には、一部両性界面活性剤と解釈できるものもあるが、等電点以下で使用するため、そのイオン性としてカチオン性を帯びるため、本特許ではカチオン性界面活性剤と定義する。すなわち、本特許で定義するカチオン性界面活性剤とは等電点以下で、カチオン性を帯びている界面活性剤をカチオン性界面活性剤と定義する。
また、高級アルコールとしては、具体的には、カプリルアルコール、デシルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セタノール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、エイコサノール、オレイルアルコール、2−エチルヘキサノール、2−オクチルドデカノール、イソステアリルアルコール、リノリルアルコール、リノレニルアルコール、(C10−40)分岐アルキルアルコール、ホホバ油アルコール、水添ホホバ油アルコール等及びそれらの工業的混合物が挙げられ、特にアルキル鎖の炭素数が14〜22のものが好ましく、その中でも特にミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコールなど常温で固体の高級アルコール類が乳化安定性の点で望ましい。さらに好ましいのはセチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコールである。
カチオン性界面活性剤と高級アルコールからなる液晶乳化物の乳化方法に制限はなく、融点以上に加熱したカチオン性界面活性剤と高級アルコール、およびそれらと相溶する油性物質の溶融混合物に、適量の水相を加えていき、液晶を経てから転相させる転相乳化法、同じく溶融混合物を剪断力をかけながら水相中に投入する高温乳化法等が挙げられる。また使用する乳化機にも制限はなくパドルミキサー、ホモミキサー、マイクロフルイダイザー等の単独および複合で使用できる。また、これらのカチオン性界面活性剤や高級アルコールはそれぞれ単独で用いても良く、また、どちらも2種類以上を混合して用いてもよい。本発明の毛髪化粧料中のカチオン性界面活性剤の配合量は0.1〜5質量%、好ましくは0.5〜3質量%、高級アルコールの配合量は0.1〜20質量%、好ましくは1〜10質量%である。
また、カチオン性界面活性剤と高級アルコールからなる液晶乳化物のpHは、使用するカチオン性界面活性剤の等電点より低ければ特に制限はないが、pH=2.5〜4.5、好ましくはpH=3.0〜4.0が望ましい。pH=2.5以下となると皮膚に刺激があり、4.0以上ではカチオン性が充分ではない。
pHの調製には、有機酸、無機酸のいずれも用いることができ、例えば、有機酸としては、アルキル硫酸、アルキルリン酸、モノカルボン酸、ジカルボン酸、ヒドロキシカルボン酸、ポリカルボン酸、酸性アミノ酸等が挙げられる。このうち、カルボン酸が好ましく、特にジカルボン酸、ヒドロキシカルボン酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、フタル酸、L-グルタミン酸、L-アスパラギン酸等が挙げられ、特にL-グルタミン酸が好ましい。ヒドロキシカルボン酸としては、グリコール酸、乳酸、ヒドロキシアクリル酸、オキシ酪酸(特にα-オキシ酪酸)、グリセリン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、ギ酸、酢酸、クエン酸、乳酸、グリコール酸、安息香酸等、無機酸としてはリン酸、塩酸、硫酸等が挙げられる。
これらの酸類は、カチオン性界面活性剤と高級アルコールの溶融物に混合してから水相を投入して液晶を形成させてもよいし、これらの酸類を水相に投入し溶融物に混合してもよい。
また、カチオン性界面活性剤と高級アルコールに相溶する油性物質は、液晶形成を損なわなければ特に制限はなく、界面活性剤、油脂類、グリセリン脂肪酸エステル類、多価アルコール等のハイドロトロープ剤、防腐剤、香料等を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することができる。
カチオン性界面活性剤と高級アルコール等の溶融混合物と混合する水相は、液晶形成を損なわなければ特に制限はなく、界面活性剤、糖類、多価アルコール、pH調製剤等、本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することができる。水相の温度は25〜100℃、好ましくは40〜90℃に加温して使用する方が好ましい。水相は分割して混合しても良いし、組成の違う水相を組み合わせて使用してもよい。
本発明に用いられるシリコーンエマルジョンは、シリコーン化合物を、乳化剤を用いて水中に分散させた水中油滴型(O/W)エマルジョンであり、乳化機を用いて剪断力によりシリコーン化合物を水中に分散乳化させる機械乳化法および、反応前駆体を水中に分散させた後にシリコーン化合物として重合させる乳化重合法など、シリコーンエマルジョンの作成方法に制限はない。
シリコーン化合物としては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン等のシリコーン誘導体等が挙げられる。これらのシリコーン化合物は単独で用いても良く、また、2種類以上を混合して用いても良い。
シリコーン化合物の平均重合度は1000〜10000のもの、すなわち25℃における動粘度として10万〜1000万mm2/sのジメチルポリシロキサンが、特に乾燥後のクシ通り性の点において非常にすぐれているが、シリコーンエマルジョンの乳化効率を上げるため、5〜1000mm2/s程度の低粘度のシリコーンを希釈剤として用いることもできる。
このシリコーン化合物の平均粒径は0.01〜10μmであり、好ましくは0.1〜5μm、さらに好ましくは0.3〜4μmである。シリコーン化合物の平均粒径が0.01μmより小さい場合、リンス処理後の毛髪への残存性が極端に低くなるため、ヘアカラーを繰り返した毛髪の毛先において、充分ななめらかさが発現されない。また、シリコーン化合物の平均粒径が10μmより大きい場合は、1週間程度の繰り返し使用により、髪の根元付近にべたつき感が生じ、本発明の効果を満足することができない。また、シリコーンの平均粒径は、光学顕微鏡観察やレーザー光散乱法等により確認できる。
また、シリコーンエマルジョンのpHは、使用するカチオン性界面活性剤の等電点より低ければ特に制限はないが、pH=2.5〜4.5、好ましくはpH=3.0〜液晶乳化物のpHの範囲が望ましい。pH=2.5を下回ると、液晶乳化物と混合したときに系のバランスが大きく崩れるおそれがあり、液晶乳化物のpHを越えると、カチオン性界面活性剤のイオン性を変化させてしまうおそれがある。
pHの調製には、有機酸、無機酸のいずれも用いることができ、例えば、有機酸としては、例えばギ酸、酢酸、クエン酸、乳酸、グリコール酸、安息香酸等、無機酸としてはリン酸、塩酸、硫酸等が挙げられる。
これらの化合物を水中に乳化分散させる際には、系の乳化状態を良好にし、安定性を満足させるため、カチオン性界面活性剤及びノニオン性界面活性剤を併用するのが好ましい。ここで用いられる界面活性剤は特に制限されないが、カチオン性界面活性剤としては、例えばアルキルトリメチルアンモニウムクロライド、アルキルベンジルアンモニウムクロラ
イド、ジアルキルジメチルアンモニウムクロライド、アルキルトリメチルアンモニウムブロマイド等が挙げられ、特にラウリルトリメチルアンモニウムクロライド、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド等が好ましい。カチオン性界面活性剤は、シリコーンエマルジョン全体に対して0.1〜10質量%、特に1〜5質量%使用するのが、得られるエマルジョンの安定性にも優れるので好ましい。また、ノニオン性界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル等が挙げられ、特にポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンミリスチルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレントリデシルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル等が界面張力低下能による分散安定性の点で好ましい。また、エチレンオキサイドの付加モル数は、平均で3〜50のものが好ましい。ノニオン性界面活性剤は、シリコーンエマルジョン全体に対して0.1〜5質量%、特に0.5〜2質量%使用するのが、得られるエマルジョンの安定性にも優れるので好ましい。
またシリコーンエマルジョンには、ヒマシ油、カカオ油、ミンク油、オリーブ油等油脂類、グリセリン脂肪酸エステル類、多価アルコール等のハイドロトロープ剤、高分子等の増粘剤、防腐剤、フケ止め剤、殺菌剤、酸化防止剤、トニック剤、着色剤、香料、紫外線吸収剤、減粘剤、タンパク質類、湿潤剤、pH調整剤、水、溶剤など、通常の化粧料等に用いられている各種添加成分を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することができる。
シリコーンエマルジョンをカチオン性界面活性剤と高級アルコールの液晶乳化物と混合する時の温度は、特に制限はないが、液晶乳化物の温度が液晶の相転移温度以上で混合する方が、シリコーン乳化粒子を液晶が包み込むため好ましい。また、シリコーンエマルジョンは、カチオン性界面活性剤と高級アルコールの液晶が形成した後であれば、混合するタイミングに制限はないが、液晶転相乳化の場合であれば、転相点より前に入れる方が望ましい。
本発明の化粧料に配合される(A)成分は前記式(1)で表され、具体的にはジメチル及び/またはジエチルカーボネート、またはそれらにエチレンオキシドが1〜100モル付加したものを下記アルコールで完全または部分エステル交換した生成物である。エステル交換するアルコールはカプロンアルコール、カプリルアルコール、2−エチルヘキシルアルコール、カプリンアルコール、ラウリルアルコール、イソトリデシルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、パルミトレイルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、エライジルアルコール、ペトロセリニルアルコール、リノリルアルコール、リノレニルアルコール、エレオステアリルアルコール、アラキルアルコール、ガドレイルアルコール、ベヘニルアルコール、エルシルアルコール、ブラシジルアルコール、及びそれらの工業的混合物であり、特にカプロンアルコール、カプリルアルコール、2−エチルヘキシルアルコール、カプリンアルコールから選ばれる1種また2種以上の混合物が使用感の点で望ましい。
(B)成分のエステル油としては、乳酸ミリスチル、乳酸イソステアリル、カプリル酸ヤシ油アルキル、カプリン酸ヤシ油アルキル、ラウリン酸ヘキシル、ラウリン酸ヘキシルデシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ブチル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、パルミチン酸セチル、パルミチン酸イソステアリル、ステアリン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸オクチル、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸コレステリル、ステアリン酸フィトステリル、イソノナン酸イソノニル、イソ
ノナン酸イソトリデシル、イソノナン酸セトステアリル、イソオクタン酸セチル、セバシン酸ジエチル、アジピン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジイソプロピル、ネオペンタン酸オクチルドデシル、オレイン酸エチル、オレイン酸デシル、オレイン酸オレイル、オレイン酸コレステリル、オクタン酸イソセチル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸フィトステリル、エルカ酸オレイル、エルカ酸オクチルドデシル、エイコセン酸カプリリル、ヒドロキシステアリン酸オクチル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル、トリオクタノイン、トリオクタン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ラノリン脂肪酸オクチルドデシル、ホホバ油エステル及びそれらの工業的混合物が挙げられる。また混合物の例としては、エルデュウCL202、CL301(味の素社製)等が挙げられる。特に、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、オレイン酸エチル、オレイン酸デシル、オレイン酸オレイル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソステアリル、エルカ酸オレイル、エルカ酸オクチルドデシル、エイコセン酸カプリリル、ホホバ油等の液状エステル油がジアルキルカーボネートとの相溶性の点で望ましい。また、これらのエステル油は1種または2種以上を併用してもよい。
本発明の毛髪化粧料中への(A)成分の配合量は、0.1〜20質量%、(B)成分の配合量は0.001〜20質量%で、製品中に安定的に配合できる点から(A)成分は0.1〜10質量%、(B)成分は0.1〜10質量%が好ましい。
本発明の組成物には、上記必須成分の他に、通常乳化組成物に用いられる配合剤、例えば保湿剤、水溶性高分子、増粘剤、乳化安定化剤、防腐剤、酸化防止剤、キレート剤、pH調整剤、香料、色素、紫外線吸収・散乱剤、ビタミン類、アミノ酸類、タンパク質類、植物抽出物類、水などを配合することができる。なお任意成分はこれらに限定されるものではない。本発明は、ヘアシャンプー、ヘアリンス、コンディショナー、トリートメント、ヘアエッセンス、スタイリング剤、育毛剤、養毛剤、などの乳化型毛髪化粧料組成物に用いることができる。
生理活性成分としては、皮膚等に塗布した場合に皮膚等に何らかの生理活性を与える物質が挙げられ、本発明の化粧料に配合することが好ましい。例えば、抗炎症剤、老化防止剤、ひきしめ剤、発毛剤、育毛剤、保湿剤、血行促進剤、抗菌剤、殺菌剤、乾燥剤、冷感剤、温感剤、ビタミン類、アミノ酸、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤、酵素成分等が挙げられる。
生理活性成分としては、天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分が特に好ましい。本発明では、これらの生理活性成分を1種または2種以上配合することが好ましい。例えば、アシタバエキス、アボガドエキス、アマチャエキス、アルテアエキス、アルニカエキス、アロエエキス、アンズエキス、アンズ核エキス、イチョウエキス、ウコンエキス、ウーロン茶エキス、エイジツエキス、エチナシ葉エキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、オオムギエキス、オトギリソウエキス、オドリコソウエキス、オランダカラシエキス、オレンジエキス、海水乾燥物、加水分解エラスチン、加水分解コムギ末、加水分解シルク、カモミラエキス、カロットエキス、カワラヨモギエキス、カルカデエキス、キウイエキス、キナエキス、キューカンバーエキス、グアノシン、クチナシエキス、クマザサエキス、クララエキス、クルミエキス、グレープフルーツエキス、クレマティスエキス、クロレラエキス、クワエキス、ゲンチアナエキス、紅茶エキス、酵母エキス、ゴボウエキス、コメヌカ発酵エキス、コメ胚芽油、コンフリーエキス、コラーゲン、コケモモエキ ス、サイシンエキス、サイコエキス、サイタイ抽出液、サルビアエキス、サボンソウエキス、ササエキス、サンザシエキス、サンショウエキス、シイタケエキス、ジオウエキス、シコンエキス、シソエキス、シナノキエキス、シモツケソウエキス、シャクヤクエキス、ショウブ根エキス、シラカバエキス、スギナエキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、セージエキス、ゼニアオイエキス、センキュウエキス、センブリエキス、ダイズエキス、タイソウエキス、タイムエキス、チガヤエキス、チンピエキス、トウキエキス、トウキンセンカエキス、トウニンエキス、トウヒエキス、ドクダミエキス、トマトエキス、納豆エキス、ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエキス、バクモンドウエキス、ハスエキス、パセリエキス、蜂蜜、パリエタリアエキス、ヒキオコシエキス、ビサボロール、フキタンポポエキス、フキノトウエキス、ブクリョウエキス、ブッチャーブルームエキス、ブドウエキス、プロポリス、ヘチマエキス、ベニバナエキス、ペパーミントエキス、ボダイジュエキス、ボタンエキス、ホップエキス、マツエキス、ミズバショウエキス、ムクロジエキス、モモエキス、ヤグルマギクエキス、ユーカリエキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、ヨクイニンエキス、ヨモギエキス、ラベンダーエキス、レタスエキス、レモンエキス、レンゲソウエキス、ローズエキス、ローマカミツレエキス、ローヤルゼリーエキス等を挙げることができる。
また、ムコ多糖類、ヒアルロン酸ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、コラーゲン、エラスチン、キチン、キトサン、加水分解卵殻膜などの生体高分子、グリシン、ヴァリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、トレオニン、フェニルアラニン、アルギニン、リジン、アスパラギン酸、グルタミン酸、シスチン、システイン、メチオニン、トリプトファン等のアミノ酸、エストラジオール、エチニルエストラジオールなどのホルモン、アミノ酸、乳酸ナトリウム、尿素、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ベタイン、ホエイなどの保湿成分、スフィンゴ脂質、セラミド、コレステロール、コレステロール誘導体、リン脂質などの油性成分、ε−アミノカプロン酸、グリチルリチン酸、β−グリチルレチン酸、塩化リゾチーム、グアイアズレン、ヒドロコルチゾン、アラントイン、トラネキサム酸、アズレン等の抗炎症剤、ビタミンA,B2,B6,D,K,パントテン酸カルシウム、ビオチン、ニコチン酸アミド、アラントイン、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸等の活性成分、α−ヒドロキシ酸、β−ヒドロキシ酸などの細胞賦活剤、γ−オリザノールなどの血行促進剤、レチノール、レチノール誘導体等の創傷治癒剤、セファランチン、カンゾウ抽出物、トウガラシチンキ、ヒノキチオール、ヨウ化ニンニクエキス、塩酸ピリドキシン、ニコチン酸、ニコチン酸誘導体、パントテン酸カルシウム、D−パントテニルアルコール、アセチルパントテニルエチルエーテル、ビオチン、アラントイン、イソプロピルメチルフェノール、エストラジオール、エチニルエステラジオール、塩化カプロニウム、塩化ベンザルコニウム、塩酸ジフェンヒドラミン、タカナール、カンフル、サリチル酸、ノニル酸バニリルアミド、ノナン酸バニリルアミド、ピロクトンオラミン、ペンタデカン酸グリセリル、l−メントール、カンフルなどの清涼剤、モノニトログアヤコール、レゾルシン、γ−アミノ酪酸、塩化ベンゼトニウム、塩酸メキシレチン、オーキシン、女性ホルモン、カンタリスチンキ、シクロスポリン、ジンクピリチオン、ヒドロコルチゾン、ミノキシジル、ハッカ油、ササニシキエキス等の育毛剤等が挙げられる。これら生理活性成分の配合量としては、成分の生理活性発現濃度によって変わるが、乾燥残分換算で0.0001〜10質量%が好ましい。
防菌防腐剤としては、パラオキシ安息香酸アルキルエステル、安息香酸、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、フェノキシエタノール等、抗菌剤としては、安息香酸、サリチル酸、石炭酸、ソルビン酸、パラオキシ安息香酸アルキルエステル、パラクロルメタクレゾール、ヘキサクロロフェン、塩化ベンザルコニウム、塩化クロルヘキシジン、トリクロロカルバニリド、トリクロサン、感光素、フェノキシエタノール等がある。
粉体、着色料の例としては、通常の化粧料に使用されるものであれば、その形状(球状、
棒状、針状、板状、不定形状、鱗片状、紡錘状等)や粒子径(煙霧状、微粒子、顔料級等)、粒子構造(多孔質、無孔質等)を問わず、いずれのものも使用することができ、例えば無機粉体、有機粉体、界面活性剤金属塩粉体、有色顔料、パール顔料、金属粉末顔料、天然色素等があげられ、具体的には、無機粉体としては、顔料級酸化チタン、酸化ジルコニウム、顔料級酸化亜鉛、酸化セリウム、酸化マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、マイカ、カオリン、セリサイト、白雲母、合成雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、ヒドロキシアパタイト、バーミキュライト、ハイジライト、ベントナイト、モンモリロナイト、ヘクトライト、ゼオライト、セラミックスパウダー、第二リン酸カルシウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化ボロン、シリカ、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛、微粒子酸化セリウム等;有機粉体としては、ポリアミドパウダー、ポリエステルパウダー、ポリエチレンパウダー、ポリプロピレンパウダー、ポリスチレンパウダー、ポリウレタンパウダー、ベンゾグアナミンパウダー、ポリメチルベンゾグアナミンパウダー、ポリテトラフルオロエチレンパウダー、ポリメチルメタクリレートパウダー、セルロース、シルクパウダー、ナイロンパウダー、12ナイロン、6ナイロン、シリコーンパウダー、シリコーンゴムパウダー、シリコーンエラストマー球状粉体、スチレン・アクリル酸共重合体、ジビニルベンゼン・スチレン共重合体、ビニル樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂、ケイ素樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネイト樹脂、微結晶繊維粉体、デンプン末、ラウロイルリジン等;界面活性剤金属塩粉体(金属石鹸)としては、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、セチルリン酸亜鉛、セチルリン酸カルシウム、セチルリン酸亜鉛ナトリウム等;有色顔料としては、酸化鉄、水酸化鉄、チタン酸鉄の無機赤色顔料、γー酸化鉄等の無機褐色系顔料、黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化鉄、カーボンブラック等の無機黒色顔料、マンガンバイオレット、コバルトバイオレット等の無機紫色顔料、水酸化クロム、酸化クロム、酸化コバルト、チタン酸コバルト等の無機緑色顔料、紺青、群青等の無機青色系顔料、タール系色素をレーキ化したもの、天然色素をレーキ化したもの、及びこれらの粉体を複合化した合成樹脂粉体等;パール顔料としては、酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆マイカ、オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆タルク、魚鱗箔、酸化チタン被覆着色雲母等;タール色素としては、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色227号、赤色228号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、黄色204号、黄色401号、青色1号、青色2号、青色201号、青色404号、緑色3号、緑色201号、緑色204号、緑色205号、橙色201号、橙色203号、橙色204号、橙色206号、橙色207号等;天然色素としては、カルミン酸、ラッカイン酸、カルサミン、ブラジリン、クロシン等から選ばれる粉体で、これらの粉体も前記同様に本発明の効果を妨げない範囲で、粉体の複合化や一般油剤、シリコーン油、フッ素化合物、界面活性剤等で処理したものも使用することができる。例えば、フッ素化合物処理、シリコーン樹脂処理、ペンダント処理、シランカップリング剤処理、チタンカップリング剤処理、油剤処理、N−アシル化リジン処理、ポリアクリル酸処理、金属石鹸処理、アミノ酸処理、無機化合物処理、プラズマ処理、メカノケミカル処理などによって事前に表面処理されていてもいなくてもかまわないし、必要に応じて一種、又は二種以上の表面処理を併用することができる。本発明ではこれらの粉体の1種以上を組み合わせて使用することができる。
また、本発明では、多価アルコール(保湿剤)を配合していることが保湿性を付与するために好ましく、また多価アルコールのべとつき感も改善できる。例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、3−メチル−1,3−ブタンジオール、1,3−ブチレングリコール、ソルビトール、マンニトール、グルコース、ショ糖、果糖、キシリトール、ラクトース、ラフィノース、マルトース、マルチトール、トレハロース、混合異性化糖、硫酸化トレハロース、プルラン等が挙げられる。本発明では、これらの成分のうち1種以上を配合するが、特にグリセリン、ジグリセリン、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール等が好ましい。
次に実施例及び比較例により本発明をさらに詳細に説明するが、下記実施例等に限定されるものではない。
[実施例1〜6および比較例1〜6]
カチオン界面活性剤の等電点は、塩酸および水酸化ナトリウムを用いてpHの異なるカチオン性界面活性剤の1重量%水溶液を作成し、これらの電気伝導率を電気伝導度計(東亜電波工業(株)製 model CM−40S)にて測定し、pHと電気伝導率の相関を取ったときに、最小の電気伝導率を示す時のpHをカチオン界面活性剤の等電点とした。
(試料の作成法.P)
1)液晶乳化物に配合される、カチオン性界面活性剤、高級アルコールおよびそれらと相溶する油性成分を、40〜80℃で加温溶解して油相を調製する。
2)水性成分を水に添加し、25〜80℃に加熱溶解して水相を調製する。
3) 1)の油相に2)の水相を添加してアジホモミキサーで攪拌し、液晶を形成させ、その
pHを確認する。
4)液晶乳化物にpH既知のシリコーンエマルジョンを添加する。
5)さらに残りの水相を添加し、パドルミキサーで攪拌しながら室温まで徐冷し、試料とする。
(試料の作成法.Q)
1)液晶乳化物に配合される、カチオン性界面活性剤、高級アルコールおよびそれらと相溶する油性成分を、40〜80℃で加温溶解して油相を調製する。
2)水性成分を水に添加し、25〜80℃に加熱溶解して水相を調製する。
3) 2)の水相に1)の油相を添加してアジホモミキサーで攪拌し、液晶を形成させ、そのpHを確認する。
4)液晶乳化物にpH既知のシリコーンエマルジョンを添加する
5)さらに水相を添加しパドルミキサーで攪拌しながら室温まで徐冷し、試料とする。
[実施例7〜20および比較例7〜20]
(試料の作成法.R)
1)(A)成分と(B)成分のエステル油、各種溶剤及び乳化剤などの油性成分を、40〜80℃で加温溶解して油相(a)を調製する。
2)25〜80℃に加熱溶解した水相を調製する。
3)2)で調製した水相の5部から95部に、油相(a)を添加してアジホモミキサーで攪拌し、O/Wエマルジョン(a)を形成する。
4)カチオン性界面活性剤と高級アルコール、さらに1)の油性成分以外の油性成分を、40〜80℃で加温溶解して油相(b)を調製する。
5)3)で使用した残りの水相に、油相(b)を添加してアジホモミキサーで攪拌し、O/Wエマルジョン(b)を形成する。
6)O/Wエマルション(a)とO/Wエマルション(b)を、両者の相転移温度以下まで冷却した後に混合し、パドルミキサーで攪拌する。室温まで徐冷し、試料とする。
(試料の作成法.S)
1)(A)成分と(B)成分のエステル油、及びカチオン性界面活性剤、高級アルコール、各種溶剤やその他の油性成分を、40〜80℃で加温溶解して油相を調製する。
2)その他の水性成分を水に添加し、25〜80℃に加熱溶解して水相を調製する。
3)2)の水相に1)の油相を添加してアジホモミキサーで攪拌し、O/Wエマルジョンを形成する。
4)O/Wエマルションをパドルミキサーで攪拌しながら室温まで徐冷し、試料とする。
(評価方法)
性能評価:カラーリングをしている、20〜30代の女性30名について(髪の長さ:ショート〜セミロング〜ロング)、実使用評価を行った。評価項目は、該当品を用いて一日一回2週間連続で使用した後の、仕上りのうるおい感、パサつき、べたつきのなさについて以下の評点に従い行った。
<評点>
◎:良好と答えた者が30名中25名以上
○:良好と答えた者が30名中15〜24名
△:良好と答えた者が30名中5〜14名
×:良好と答えた者が30名中5名未満
乳化粒子の状態:調製した乳化物の乳化粒子の状態について顕微鏡観察を行い、以下の評点に従い乳化状態の改善について評価を行った。
<評点>
○:平均粒子径が3μm以下である
△:平均粒子径が10μm以下である
×:平均粒子径が10μm以上である
なお、本系では乳化粒子が10μm以上だと50℃で1週間保存したときにクリーミングがおきる。
Figure 2005089372
Figure 2005089372
シリコーンエマルジョンA:DMS−55(ライオン株式会社製 pH=3.0)
Figure 2005089372
シリコーンエマルジョンB:X−52−2408E(信越化学工業製 pH=6.0)
Figure 2005089372
Figure 2005089372
Figure 2005089372
Figure 2005089372
Figure 2005089372
Figure 2005089372
[実施例17]
下記組成のヘアコンディショナーを製造した。
ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド 1.0
ジメチルシリコーン1000万cst 0.5
ジメチルシリコーン10万cst 1.0
ジメチルシリコーン30cst 1.5
アミノ変性シリコーンエマルション *1 0.5
セタノール 2.0
ベヘニルアルコール 1.0
ステアリルアルコール 1.0
炭酸ジカプリリル 3.0
パルミチン酸オクチル 1.0
オレイン酸エチル 1.0
ポリグリセリン(平均重合度10) 3.0
ソルビトール 5.0
ラフィノース 1.0
アルギニン 0.2
ポリオキシエチレン(10)ベヘニルエーテル 0.5
ポリオキシエチレン(30)ベヘニルエーテル 0.5
ポリオキシエチレン(20)ラウリルエーテル 0.2
モノラウリン酸ソルビタン 0.2
ヒドロキシエチルセルロース 0.5
パラオキシ安息香酸メチル 適量
パラオキシ安息香酸プロピル 適量
安息香酸 適量
グリコール酸 適量
グルタミン酸 適量
リン酸 適量
香料 1.0
精製水 バランス
計 100.0%
*1: SM8704C(東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)
(試料の作成法)R
(性状)
pH 3.5
粘度 11.0Pas・s/25℃(BH型粘度計 No.6ローター、20rpm)
粒子径 1〜5μm
[実施例18]
下記組成のヘアリンスを製造した。
ステアラミドプロピルジメチルアミン 1.0
セタノール 2.0
ベヘニルアルコール 2.0
オレイルアルコール 0.5
炭酸ジアルキル(14,15) 1.0
イソステアリン酸イソステアリル 2.0
ジメチルシリコーン400万cst 1.0
ジメチルシリコーン20cst 2.0
アモジメチコン 0.5
オレイン酸 0.2
モノステアリン酸グリセリル 0.1
モノラウリン酸ソルビタン 0.1
スクロース 0.5
プロピレングリコール 5.0
ヒドロキシエチルセルロース 0.5
パラオキシ安息香酸メチル 適量
パラオキシ安息香酸プロピル 適量
安息香酸 適量
リン酸 適量
香料 0.5
精製水 バランス
計 100.0%
(試料の作成法)R
(性状)
pH 6.0
粒子径 0.5〜5μm
粘度 4.5Pas・s/25℃(BM型粘度計 No.4ローター、30rpm)
[実施例19]
下記組成のヘアエッセンスを製造した。
エタノール 10.0
ジステアリルジメチルアミン 2.0
炭酸ジカプリリル 5.0
エルカ酸オクチルドデシル 2.0
オリーブ油 2.0
ツバキ油 2.0
ピロクトンオラミン 0.2
ジグリコシル没食子酸 1.0
グリシン 0.8
アルギニン 0.5
グリセリン 5.0
ソルビトール 5.0
ヒドロキシエチルセルロース 0.5
パラオキシ安息香酸メチル 適量
パラオキシ安息香酸プロピル 適量
安息香酸 適量
グルタミン酸 適量
香料 0.5
精製水 バランス
計 100.0%
(試料の作成法)R
(性状)
pH 5.8
粒子径 0.01〜0.1μm
粘度 1.2Pas・s/25℃(BM型粘度計 No.3ローター、30rpm)
外観 透明ジェル状
[実施例20]
下記組成のヘア−トリートメントを製造した。
ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド 1.0
ラウロイルアミドブチルグアニジン 0.5
ジメチルシリコーン400万cst 2.0
ジメチルシリコーン10万cst 1.0
ジメチルシリコーン20cst 1.0
アミノ変性シリコーン *2 0.5
アミノプロピルメチコン 0.5
セタノール 3.0
ベヘニルアルコール 3.0
ステアリルアルコール 3.0
炭酸ジカプリリル 2.0
精製ホホバ油 5.0
ポリグリセリン(平均重合度10) 3.0
ソルビトール 5.0
グリセリン 5.0
ラフィノース 1.0
トリメチルグリシン 0.2
アルギニン 0.3
グルタミン酸 0.2
ポリオキシエチレン(10)ベヘニルエーテル 0.5
ポリオキシエチレン(30)ラウリルエーテル 0.5
モノステアリン酸グリセリル 0.1
モノラウリン酸ソルビタン 0.1
モノラウリン酸グリセリル 0.1
ヒドロキシエチルセルロース 0.5
パラオキシ安息香酸メチル 適量
安息香酸 適量
グリコール酸 適量
リン酸 適量
香料 1.0
精製水 バランス
計 100.0%
*2: KF867S(信越化学工業社製)
(試料の作成法)R
(性状)
pH 5.0
粘度 12.0Pas・s/25℃(BH型粘度計 No.6ローター、20rpm)
粒子径 1〜5μm
実施例17〜20で調製した組成物はいずれも、傷みの激しい毛髪にも仕上がり時うるおい感、パサつきのなさなどの手触り改善効果に優れ、安定性に優れた毛髪化粧料であった。


Claims (2)

  1. カチオン界面活性剤と高級アルコールを含有する乳化物に、その乳化物のpHよりも低いpHで調製されたシリコーンエマルジョンを混合してなることを特徴とする毛髪化粧料。
  2. カチオン界面活性剤と高級アルコールを含有する乳化物に、下記一般式(1)で表わされる化合物(A)と1種または2種以上のエステル油の乳化物(B)を混合してなることを特徴とする毛髪化粧料。
    Figure 2005089372
    [式(1)中のR1は炭素数6〜22の直鎖アルキルまたはアルケニル基、2−エチルヘキシル、イソトリデシルもしくはイソステアリル基であり、R2はR1と同一または炭素数1〜5のアルキル基であり、m、nは0または1〜100である。]
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