JP2020203836A - コンディショニング組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、洗い流し時の毛髪のべたつきの無さときしみの無さ、乾燥時の毛髪のしっとり感と毛先のまとまりを満たすコンディショニング組成物を提供することを目的とする。【解決手段】下記成分(A)および(B)を含むことを特徴とするコンディショニング組成物。(A)アモジメチコン骨格を有するシリコーン化合物から選ばれる1種または2種以上 0.01〜10質量%(B)単糖類、二糖類から選ばれる1種または2種以上 0.001〜5質量%【選択図】なし

Description

本発明は、コンディショニング組成物に関する。
日々の毛髪ケアにおいて、シャンプー後の毛髪の感触を向上させるためにリンス、コンディショナー、トリートメント等の毛髪化粧料が広く使用されている。
これらのリンス、コンディショナー、トリートメント等の毛髪化粧料は、使用者が望む髪の感触に合わせて様々な提案がなされており、例えば、毛髪になめらかさや毛先のおさまりを付与するために、特定のポリエチレングリコールやアモジメチコンを含有したコンディショニング組成物が提案されている(特許文献1)。
また、糖類を配合することにより、毛髪にハリやツヤを与え、くし通りを改善する提案もなされている(引用文献2)。
また、カチオン化セルロースやヒドロキシエチルセルロースを配合することで、クセ毛直しを簡単に処理することができ、なめらかさやしっとり感を改善する提案もなされている(引用文献3)。
特開2012−092040号公報 特開2018−203628号公報 特開2004−161683号公報
しかしながら、特許文献1のコンディショニング組成物は、毛髪になめらかさや毛先のおさまりを付与することができる一方、洗い流し時に強いコンディショニング性により毛髪がベトついてしまうという不満が生じるものであった。
また、引用文献2のコンディショニング組成物は、毛先のまとまりやしっとり感という点では満足できるものではなかった。
また、引用文献3のコンディショニング組成物は、洗い流し時のきしみの無さやべたつきの無さの点では満足できるものではなかった。
このように、従来のコンディショニング組成物には、コンディショニング効果の高い製品を使用すると洗い流し時に毛髪がベトついてしまい、逆にコンディショニング効果が低い製品を使用すると、洗い流し時に毛髪がきしんでしまうという相反する課題が内在しており、コンディショニング効果と洗い流し時のベトつきの無さを、ともに満たす製品の提案が求められていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、洗い流し時の毛髪のべたつきの無さときしみの無さ、乾燥時の毛髪のしっとり感と毛先のまとまりを満たすコンディショニング組成物を提供することにある。
本発明者等は、本発明の目的を達成するために鋭意研究した結果、アモジメチコン骨格を有するシリコーン化合物と、単糖または二糖類と、所望によりヒドロキシアルキルセルロースとを所定の配合量で組み合わせることにより、洗い流し時の毛髪のべたつきの無さときしみの無さ、乾燥時の毛髪のしっとり感と毛先のまとまりを満たすコンディショニング組成物が得られることを見出し、本発明を完成した。
第一の発明は、下記成分(A)および(B)を含むことを特徴とするコンディショニング組成物である。
(A)アモジメチコン骨格を有するシリコーン化合物 0.01〜10質量%
(B)単糖、二糖類から選ばれる1種、または2種以上 0.001〜5質量%
第二の発明は、成分(B)が二糖類から選ばれる1種、または2種以上であることを特徴とする第一の発明に記載のコンディショニング組成物。
第三の発明は、成分(B)がラクトースまたはスクロースである第一の発明、または第二の発明に記載のコンディショニング組成物である。
第四の発明は、さらに(C)ヒドロキシアルキルセルロースを含有する第一の発明乃至第三の発明のいずれかに記載のコンディショニング組成物である。
第五の発明は、成分(C)がヒドロキシエチルセルロースであることを特徴とする第一の発明乃至第五の発明のいずれかに記載のコンディショニング組成物である。
第六の発明は、成分(C)の含有量が0.01〜5質量%であることを特徴とする第一の発明乃至第六の発明のいずれかに記載のコンディショニング組成物である。
本発明によれば、洗い流し時の毛髪のべたつきの無さときしみの無さ、乾燥時の毛髪のしっとり感と毛先のまとまりを満たすコンディショニング組成物を提供することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
<コンディショニング組成物>
本発明のコンディショニング組成物は、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアパック、ヘアクリーム、リーブオントリートメント等に用いることが出来る。また、本発明のコンディショニング組成物は、常法により製造することができ、その剤型は特に限定されない。具体的には、例えば、クリーム状、乳液状等の適宜な剤型にして用いることができる。また、エアゾール、ノンエアゾール等とすることもでき、ノンエアゾールの場合、更にスクイズフォーマー式およびポンプフォーマー式等の種々の形態をとることができる。
本発明のコンディショニング組成物は、成分(A)アモジメチコン骨格を有するシリコーン化合物、および成分(B)単糖または二糖類から選ばれる1種または2種以上を所定の配合量で含むことを特徴とする。また本発明のコンディショニング組成物は、所望により更に成分(C)ヒドロキシアルキルセルロースを含んでいてもよい。以下、本発明のコンディショニング組成物における各成分について詳細に説明する。
<成分(A)アモジメチコン骨格を有するシリコーン化合物>
本発明のコンディショニング組成物で用いられる成分(A)はアモジメチコン骨格を有するシリコーン化合物である。アモジメチコンとは、末端をアミノ基で修飾したシリコーン重合体のことである。本発明において、成分(A)は、毛髪のしっとり感と毛先のまとまり感を付与するコンディショニング成分として用いられる。本発明の成分(A)は、その骨格の末端がアミノ基で修飾されていることによりカチオン性の性質を有することから毛髪へ付着しやすい。したがって、成分(A)をコンディショニング組成物に配合することによって、他の成分の効果が相乗的に高められるため、本発明のコンディショニング組成物の効果を発揮しやすくすることができる。またカチオン基を有していることにより、毛髪の痛んだ部分により吸着しやすく取れにくいという性質があり、コンディショニング成分を長期にわたって毛髪へ維持することもできる。
本発明の成分(A)は以下に限定されるものではないが、具体的にはアモジメチコン、ビス(ヒドロキシ/メトキシ)アモジメチコン、ビスセテアリルアモジメチコン、(ア(メタ)クリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド/アモジメチコン)コポリマーAMP、(ビスイソブチルPEG−14/アモジメチコン)コポリマー、(ビスイソブチルPEG−15/アモジメチコン)コポリマー、(アモジメチコン/モルホリノメチルシルセスキオキサン)コポリマー、(ビスブチロキシアモジメチコン/PEG−60)コポリマーなどが挙げられ、これらの中から一種または二種以上を組み合わせて用いることができる。また、本発明の成分(A)は、市販のものを用いてもよい。
成分(A)の配合量は、乾燥時の毛髪のしっとり感と毛先のまとまりの観点から、本発明のコンディショニング組成物に対して0.01〜10質量%であり、好ましくは0.1〜5質量%である。配合量が0.01質量%未満では乾燥時の毛髪にしっとり感とまとまりを付与することができず、10質量%を超えると洗い流し時にべたつきが認められる。また、本発明の成分(A)の配合量を上記範囲とすることによって、以下に詳述する他の成分の効果を相乗的に向上することができる。
<成分(B)単糖類、二糖類>
本発明のコンディショニング組成物で用いられる成分(B)は単糖、二糖類から選ばれる1種、または2種以上を組み合わせて用いることができる。本発明において、成分(B)は、洗い流し時のきしみを低減し、毛髪の保水性を高めるために加えられる。
本発明の成分(B)は以下に限定されるものではないが、具体的にはグルコース、フルクトース、マンノース、ガラクトース、キシロース、スクロース、ラクトース、マルトース、トレハロースなどが挙げられ、これらの中から1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。本発明においては、糖類の中でも多糖類に比べて分子量が小さいことから被膜感が強く出過ぎず、乾燥時における毛髪の良好な仕上がり感が得られるために単糖、二糖類を用いる。また、毛髪の保水性の観点からは、単糖類よりも二糖類の方が好ましく、特にラクトースまたはスクロースが用いられることが好ましい。ラクトースまたはスクロースを用いた場合に良好な効果を発揮するのは、これらの有する優れた保水性、毛髪の柔軟作用や損傷修復作用によるものと推測される。
成分(B)の配合量は、洗い流し時の毛髪のべたつきの無さときしみの無さの観点から、本発明のコンディショニング組成物に対して0.001〜5質量%であり、好ましくは0.01〜1質量%である。配合量が0.001質量%未満では洗い流し時にきしみが生じ、5質量%を超えると洗い流し時の毛髪のべたつきが認められる。
<成分(C)ヒドロキシアルキルセルロース>
本発明のコンディショニング組成物は、更に成分(C)ヒドロキシアルキルセルロースを含有することが好ましい。成分(C)は、組成物の保護コロイド性、保水性を高め、被膜
形成能に優れた成分である。したがって、上記成分(A)および(B)に加えて更に成分(C)を含有することにより、本発明の効果を向上させることができる。成分(C)の具体例としては、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等が挙げられる。これらの中でも、ヒドロキシエチルセルロースが好ましい。
成分(C)の配合量は、洗い流し時の毛髪のきしみの無さと乾燥時の毛先のまとまりの観点から本発明のコンディショニング組成物に対して0.01〜5%であることが好ましく、更には0.05〜1%であることが好ましい。配合量が0.01質量%未満では乾燥時の毛先のまとまりの低下が認められ、5質量%を超えると洗い流し時の毛髪のきしみの無さの低下が認められる場合がある。
<その他の成分>
本発明のコンディショニング組成物は上記の成分以外にも、本発明の効果を損なわない範囲で通常コンディショニング組成物に一般的に配合される他の成分を目的に応じて配合することができる。
そのような成分としては、例えば、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール;ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤;カチオン化セルロース、ポリ(塩化ジアリルジメチルアンモニウム)、高重合ポリエチレングリコール等の高分子化合物;ステアリン酸、ベヘニン酸、ラノリン脂肪酸等の高級脂肪酸;高重合シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン等のシリコーン類;ジンクピリチオン、塩化ベンザルコニウム等の抗フケ成分;エタノール、メタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール等の低級アルコール;乳酸、クエン酸等の有機酸;その他紫外線吸収剤、防腐剤、糖類、香料、色剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、各種薬剤、水等が挙げられる。
次に本発明のコンディショニング組成物について実施例および比較例を例示することにより具体的に説明するが、本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではない。まず、各実施例で採用した試験法、評価法を説明する。
(1)洗い流し時の毛髪のべたつきの無さ評価方法
本発明の実施例および比較例に係るコンディショニング組成物3gを10gの毛束(ビューラックス社製、アジア同一人毛、長さ30cm)に塗布後、10秒間40℃の水で洗い流し、洗い流している最中の毛髪のべたつきの無さ(水分感と油分感のバランスが取れている)を下記評価基準に従って10名の訓練された評価者が観察評価し、10人のスコアの合計の平均値を算出した。当該平均値を下記スコア基準に基づき洗い流し時の毛髪のべたつきの無さを判定した。
<洗い流し時の毛髪のべたつきの無さ 評価基準>
5点:べたつきが全く無く、水分感と油分感のバランスが取れている
4点:べたつきは無いが、やや水分感と油分感のバランスが崩れている
3点:べたつきは無いが、水分感と油分感のバランスが崩れている
2点:ややべたつき、水分感と油分感のバランスが崩れている
1点:かなりべたつき、著しく水分感と油分感のバランスが崩れている
<洗い流し時の毛髪のべたつきの無さ スコア基準>
◎:大変優れている・・・4.5点以上
○:優れている・・・・・3点以上、4.5点未満
△:劣っている・・・・・2.0点以上、3点未満
×:大変劣っている・・・2.0点未満
(2)洗い流し時の毛髪のきしみの無さ評価方法
本発明の実施例および比較例に係るコンディショニング組成物3gを10gの毛束(ビューラックス社製、アジア同一人毛、長さ30cm)に塗布後、10秒間40℃の水で洗い流し、洗い流している最中の毛髪のきしみの無さ(なめらかさ)を10名の訓練された評価者が下記評価基準に従って観察評価し、10人のスコアの合計の平均値を算出した。当該平均値を下記スコア基準に基づき洗い流し時の毛髪のきしみの無さを判定した。
<洗い流し時の毛髪のきしみの無さ 評価基準>
5点:非常になめらかで、撫でた際に指が摩擦なく滑る
4点:なめらかだが、撫でた際に指にやや重さを感じる
3点:なめらかだが、撫でた際に髪の一部に引っかかりを感じる
2点:なめらかさに欠け、撫でた際に髪全体に引っかかりを感じる
1点:なめらかさが無く、撫でた際に指が滑らない
<洗い流し時の毛髪のきしみの無さ スコア基準>
◎:大変優れている・・・4.5点以上
○:優れている・・・・・3点以上、4.5点未満
△:劣っている・・・・・2.0点以上、3点未満
×:大変劣っている・・・2.0点未満
(3)乾燥時の毛髪のしっとり感評価方法
本発明の実施例および比較例に係るコンディショニング組成物3gを10gの毛束(ビューラックス社製、アジア同一人毛、長さ30cm)に塗布後、10秒間40℃の水で洗い流し、濡れた状態の毛束にコーミングを20回行い、タオルドライを5秒間行った後、ドライヤーで完全に乾いたと感じるまで毛束を乾燥させた後の毛髪のしっとり感(感触で認知される接触冷感や接触湿潤感(毛髪を摘んだときの水を含んだような冷たさがある感覚))について、10名の訓練された評価者が、下記評価基準に従って評価し、10人のスコアの合計の平均値を算出した。当該平均値を下記スコア基準に基づき乾燥時の毛髪のしっとり感を判定した。
<乾燥時の毛髪のしっとり感 評価基準>
5点:毛髪を摘んだ時に冷たく、非常に強いしっとり感を感じる
4点:毛髪を摘んだ時に冷たく、強いしっとり感を感じる
3点:毛髪を摘んだ時に冷たいが、しっとり感がやや弱い
2点:毛髪を摘んだ時に冷たさをほとんど感じず、しっとり感をほとんど感じない
1点:毛髪を摘んだ時に冷たさを感じず、しっとり感を全く感じない
<乾燥時の毛髪のしっとり感 スコア基準>
◎:大変優れている・・・4.5点以上
○:優れている・・・・・3点以上、4.5点未満
△:劣っている・・・・・2.0点以上、3点未満
×:大変劣っている・・・2.0点未満
(4)乾燥時の毛先のまとまり評価法
本発明の実施例および比較例に係るコンディショニング組成物3gを10gの毛束(ビューラックス社製、アジア同一人毛、長さ30cm)に塗布後、10秒間40℃の水で洗い流し、濡れた状態の毛束にコーミングを20回行い、タオルドライを5秒間行った後、ドライヤーで完全に乾いたと感じるまで毛束を乾燥させた後の毛先のまとまりについて、1
0名の訓練された評価者が、下記評価基準に従って評価し、10人のスコアの合計の平均値を算出した。当該平均値を下記スコア基準に基づき乾燥時の毛先のまとまりを判定した。
<乾燥時の毛先のまとまり 評価基準>
5点:毛先がまとまっている
4点:毛先がやや散らかるが、すぐに手櫛でまとまらせることができる
3点:毛先が散らかるが、すぐに手櫛でまとまらせることができる
2点:毛先が散らかり、手櫛でもなかなかまとまらせることができない
1点:激しく毛先が散らかり、手櫛でもなかなかまとまらせることができない
<乾燥時の毛先のまとまり スコア基準>
◎:大変優れている・・・4.5点以上
○:優れている・・・・・3点以上、4.5点未満
△:劣っている・・・・・2.0点以上、3点未満
×:大変劣っている・・・2.0点未満
実施例1〜27および比較例1〜9
表1乃至表4に記載の配合組成によるヘアコンディショナーを常法により調製し、これらを使用したときの、洗い流し時の毛髪のべたつきの無さときしみの無さ、乾燥時の毛髪のしっとり感と毛先のまとまりについての評価を行った。結果を表1乃至表4に示す。
表1 実施例1〜12の配合組成および評価結果
Figure 2020203836

表2 実施例13〜23の配合組成および評価結果
Figure 2020203836

表3 実施例24〜27の配合組成および評価結果
Figure 2020203836

表4 比較例1〜9の配合組成および評価結果
Figure 2020203836

表1乃至表4より明らかなように、本発明の成分を用いた実施例1〜27はいずれも優れた性能を示していた。一方、比較例1〜9では、組成物の洗い流し時の毛髪のべたつきの無さときしみの無さ、乾燥時の毛髪のしっとり感と毛先のまとまりのいずれかの点で劣っており、本発明の目的を達成できなかった。
以下、本発明のコンディショニング組成物のその他の処方例を実施例28〜30として挙げる。なお、これらの実施例の組成物についても、上記の組成物の洗い流し時の毛髪のべたつきの無さときしみの無さ、乾燥時の毛髪のしっとり感と毛先のまとまりの各項目を評価した。
実施例28 ヘアパック 配合量(質量%)
(1)ステアルトリモニウムクロリド 3.0
(2)グルタミン酸 0.9
(3)キャンデリラロウ 1.0
(4)ジメチルポリシロキサン(300cs) 2.0
(5)セテアリルアルコール 9.0
(6)ラクトフェリン 0.1
(7)ヨーグルト液 0.1
(8)アモジメチコン 1.0
(9)ヒドロキシエチルセルロース 0.4
(10)ラクトース 0.5
(11)(ビスイソブチルPEG−14/アモジメチコン)コポリマー 0.1
(12)クエン酸 0.2
(13)水添ポリイソブテン 0.1
(14)メチルパラベン 0.2
(15)香料 0.5
(16)精製水 残余
実施例29 ヘアトリートメント 配合量(質量%)
(1)ベヘニルPGトリモニウムクロリド 3.0
(2)グルタミン酸 0.9
(3)パラフィン 1.0
(4)ジメチルポリシロキサン(100cs) 1.0
(5)セチルアルコール 5.0
(6)ベヘニルアルコール 1.0
(7)グリチルリチン酸2K 0.1
(8)ラクトフェリン 0.1
(9)ヨーグルト液 0.1
(10)アモジメチコン 0.5
(11)ヒドロキシエチルセルロース 0.1
(12)ラクトース 0.1
(13)セテス−6 0.1
(14)クエン酸 0.2
(15)水添ポリイソブテン 0.1
(16)メチルパラベン 0.2
(17)香料 0.5
(18)精製水 残余
実施例30 ヘアコンディショナー 配合量(質量%)
(1)ベヘニルPGトリモニウムクロリド 0.5
(2)グルタミン酸 0.1
(3)ベヘナミドプロピルジメチルアミン 1.0
(4)ジメチルポリシロキサン(10cs) 1.0
(5)セテアリルアルコール 3.0
(6)ベヘニルアルコール 0.2
(7)グリチルリチン酸2K 0.1
(8)ラクトフェリン 0.1
(9)ヨーグルト液 0.1
(10)アモジメチコン 0.5
(11)ヒドロキシエチルセルロース 0.1
(12)スクロース 0.1
(13)(C12−14)パレス−7 0.1
(14)ラウレス−4 0.1
(15)グリセリン 0.5
(16)乳酸 1.0
(17)水添ポリイソブテン 0.1
(18)メチルパラベン 0.2
(19)香料 0.5
(20)精製水 残余
これらの実施例の組成物についても、洗い流し時の毛髪のべたつきの無さときしみの無さ、乾燥時の毛髪のしっとり感と毛先のまとまりについての評価を行ったところ、いずれの特性も優れており良好な結果を得た。

Claims (6)

  1. 下記成分(A)および(B)を含むことを特徴とするコンディショニング組成物。
    (A)アモジメチコン骨格を有するシリコーン化合物から選ばれる1種または2種以上 0.01〜10質量%
    (B)単糖類、二糖類から選ばれる1種または2種以上 0.001〜5質量%
  2. 前記成分(B)が二糖類から選ばれる1種または2種以上である請求項1記載のコンディショニング組成物。
  3. 前記成分(B)がラクトースまたはスクロースである請求項1または請求項2に記載のコンディショニング組成物。
  4. さらに成分(C)ヒドロキシアルキルセルロースを含有する請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコンディショニング組成物。
  5. 前記成分(C)がヒドロキシエチルセルロースである請求項1乃至4のいずれか1項に記載のコンディショニング組成物。
  6. 前記成分(C)の含有量が0.01〜5質量%である請求項1乃至5のいずれか1項に記載のコンディショニング組成物。

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