JP2007055925A - 油性基剤及びこれを含有する化粧料及び皮膚外用剤 - Google Patents

油性基剤及びこれを含有する化粧料及び皮膚外用剤 Download PDF

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JP2007055925A JP2005242145A JP2005242145A JP2007055925A JP 2007055925 A JP2007055925 A JP 2007055925A JP 2005242145 A JP2005242145 A JP 2005242145A JP 2005242145 A JP2005242145 A JP 2005242145A JP 2007055925 A JP2007055925 A JP 2007055925A
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Abstract


【課題】水との親和性に優れ、かつ、水を多く可溶化でき、安全性、安定性にも優れる油
性基剤、並びに、該油性基剤を含有する化粧料及び皮膚外用剤を提供する。

【解決手段】二価カルボン酸1種又は2種以上とポリエチレングリコールとの縮合物を、
一価アルコールでエステル化した、下記化学式(1)で表されるオリゴマーエステル等を
含有することを特徴とする油性基剤を用いる。
【化1】
Figure 2007055925

(1)
(式中、R1は直鎖、分岐鎖、若しくは環状構造を含む炭化水素基であり、混合物でもよ
く、R2、R3は直鎖または分岐鎖の炭化水素基であり、同一若しくは異なっていてもよ
く、nは3〜500の整数、xは1〜10の整数を表す)

【選択図】なし

Description

本発明は、水との親和性が高く、かつ、安全性、安定性にも優れたオリゴマーエステル
を含有する油性基剤、及び、これを含有する化粧料及び皮膚外用剤に関する。より具体的
には、次の成分(A)及び/又は(B)を含有することを特徴とする、親水性に優れ、か
つ、安全性、安定性にも優れた油性基剤、並びに、これを含有する化粧料及び皮膚外用剤
に関する。
(A)二価カルボン酸1種又は2種以上とポリエチレングリコールとの縮合物を、一価ア
ルコールでエステル化した、下記化学式(1)で表されるオリゴマーエステル。
Figure 2007055925
(1)
(式中、R1は直鎖、分岐鎖、若しくは環状構造を含む炭化水素基であり、混合物でもよ
く、R2、R3は直鎖または分岐鎖の炭化水素基であり、同一若しくは異なっていてもよ
く、nは3〜500の整数、xは1〜10の整数を表す)
(B)二価カルボン酸1種又は2種以上とポリエチレングリコールとの縮合物を、ポリプ
ロピレングリコールでエステル化した、下記化学式(2)で表されるオリゴマーエステル

Figure 2007055925
(2)
(式中、R1は直鎖、分岐鎖、若しくは環状構造を含む炭化水素基であり、混合物でもよ
く、R2は炭素数3の直鎖または分岐鎖の炭化水素基であり、nは3〜500の整数、l
、mは2〜500の整数、xは1〜10の整数を表す)
エステル油剤は、油性基剤の相互混和効果、顔料、色素、紫外線吸収剤などの溶解・分
散効果、光沢性の付与、エモリエント効果など様々な機能を持っており、従来から化粧料
及び皮膚外用剤に広く用いられている。例えば、イソオクタン酸セチル、イソノナン酸イ
ソデシル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ステアリン酸オ
クチル、イソステアリン酸イソステアリル、イソオクチル酸グリセリル、イソステアリン
酸グリセリル、オレイン酸オクチルドデシル、リノール酸エチル、ケイ皮酸エチル、サリ
チル酸オクチル、パラオキシ安息香酸プロピル、フタル酸ジオクチル、リンゴ酸ジイソス
テアリル等が用いられている。また、最近、安全性、安定性、感触等に優れるエステル油
剤としてダイマー酸又は/及びダイマージオールを主骨格とするオリゴマーエステル(特
許文献1〜4参照)などが提案されている。この中で、ダイマー酸と二価以上のアルコー
ルとのオリゴマーエステルを、一価アルコールでエステル化したエステルも提案されてい
る(特許文献5参照)。
特開2001−072530号公報 特開2002−275020号公報 特開2002−275024号公報 特開2002−275265号公報 特開2004−256515号公報
しかしながら、これらのエステル油剤は一般的に水との親和度は低く、また、中には抱
水性があるものもあるが、必ずしも十分ではないため、水を媒体とする化粧料及び皮膚外
用剤には配合しにくく、配合できた場合でも、経時で分離しやすい、界面活性剤を多く使
用しなければならないなどの問題点があった。そのため、水との親和性が高い油剤が望ま
れていた。
一方、一般的に水を媒体としない化粧料として、クレンジングオイルがある。エステル
油剤の中では、パルミチン酸イソプロピル、イソオクタン酸セチル、リンゴ酸ジイソステ
アリルなどは、溶媒効果による皮膚面の洗浄効果に優れ、クレンジング化粧料に広く用い
られている。クレンジングオイルの使用効果は、不要となったメイクをクレンジングオイ
ルに溶解させ、その後水で洗い流すことにより、メイク成分を含む油性成分を内相とした
エマルションを生成させ、水と共に除去するところにある。しかしながら、クレンジング
オイル用の油剤は、油性成分であるメイク成分を溶解させる必要があるため、一般的に疎
水性が高く、水の可溶化量は非常に少ない。従って、メイク成分に接触する、或いは、メ
イク成分を溶解する前に水との接触があると、水の可溶化限界をすぐに越えるため瞬時に
エマルションが生成し、結果、溶媒効果による皮膚面の洗浄効果が薄れ、クレンジング力
は乏しくなる。このような現象は、濡れた手でクレンジングオイルをとる時や入浴時等に
起こり、使用者にとっては不便なことであった。そのため、水を多く可溶化できる油剤が
望まれていた。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、水との親和性に優れ、かつ、水を多く
可溶化でき、安全性、安定性にも優れる油性基剤、及び、これを含有する化粧料及び皮膚
外用剤を提供することにある。
本発明者らは前記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、次の成分(A)及び/又は(
B)を含有する油性基剤が、水との親和性に優れ、かつ、水を多く可溶化でき、安全性、
安定性にも優れるものであり、これを含有することを特徴とする化粧料及び皮膚外用剤が
、安全性、安定性、感触等に優れていることを見出し、本発明を完成した。
(A)二価カルボン酸1種又は2種以上とポリエチレングリコールとの縮合物を、一価ア
ルコールでエステル化した、化学式(1)で表されるオリゴマーエステル。
(B)二価カルボン酸1種又は2種以上とポリエチレングリコールとの縮合物を、ポリプ
ロピレングリコールでエステル化した、化学式(2)で表されるオリゴマーエステル。
即ち、本発明は、成分(A)及び/又は(B)を含有することを特徴とする油性基剤、並
びに、これを含有する化粧料及び皮膚外用剤を提供するものである。
本発明の油性基剤に含有されるオリゴマーエステルは、水との親和性に優れ、水を媒体と
する化粧料及び皮膚外用剤に容易に配合でき、また、水を多く可溶化できるため、クレン
ジングオイルの使用性をも向上でき、かつ、安全性、安定性に優れるものであり、これを
含有した化粧料及び皮膚外用剤は安全性、安定性、感触等に優れたものである。
本発明の油性基剤に含有されるオリゴマーエステルの製造に用いられる1種又は2種以上
の二価カルボン酸は、下記化学式(3)で表されるものであり、
Figure 2007055925
(3)
(式中、R1は直鎖、分岐鎖、若しくは環状構造を含む炭化水素基である)
具体的には、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、
アゼライン酸、セバシン酸、2,4−ジエチルペンタン二酸、ウンデカン二酸、ドデカン
二酸、トリデカン二酸、テトラデカン二酸、ペンタデカン二酸、ヘキサデカン二酸、オク
タデカン二酸、エイコサン二酸、ジメチルエイコサン二酸、シクロヘキサンジカルボン酸
、ダイマー酸、水添ダイマー酸等を例示することができる。
これら二価カルボン酸の中でも、得られるオリゴマーエステルの化粧料に用いた時の感触
等の点から、炭素数が8〜44の二価カルボン酸が好ましく、特に、水添ダイマー酸、シ
クロヘキサンジカルボン酸、セバシン酸が好ましい。
これらのうち、ダイマー酸は不飽和脂肪酸の分子間重合反応によって得られる既知の二塩
基酸であり、その工業的製造プロセスは業界でほぼ標準化されている。例えば、ダイマー
酸は、炭素数が11〜22の不飽和脂肪酸を粘土触媒等にて2量化して得られる。工業的
に得られるダイマー酸は、炭素数36程度の二塩基酸(ダイマー)が主成分であるが、精
製の度合いに応じ任意量のトリマー、モノマーを含有する。一般にダイマーの含有量は7
0重量%を越える程度のもの、及び、分子蒸留によってダイマー含有量を90%以上にま
で高めたものが流通している。また、ダイマー化反応後には二重結合が残存するが、更に
水素化を行って酸化安定性を向上させたダイマー酸、すなわち水添ダイマー酸も販売され
ている。本発明には、このような現在流通しているいずれのダイマー酸をも用いることが
可能であるが、酸化安定性の面から、水素添加したダイマー酸がより好ましい。このよう
なダイマー酸としては、例えばユニケマ社のPRIPOL1006、同1009、同10
15、同1025等が市販品として入手できる。
また、シクロヘキサンジカルボン酸は、その製造方法に限定はないが、一般的に、フタル
酸、イソフタル酸、テレフタル酸を水素添加して得られる二塩基酸であり、1,2−シク
ロヘキサンジカルボン酸、1,3−シクロヘキサンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサ
ンジカルボン酸がある。更に、それぞれにシス型、トランス型の異性体がある。本発明に
は、これら6種類の異性体のどれを使用しても良く、また、これら2種類以上の混合物を
使用しても良いが、シス/トランス混合の1,4−シクロヘキサンジカルボン酸が一般的
である。このようなシクロヘキサンジカルボン酸としては、例えばイーストマン・ケミカ
ル社の1,4−CHDA等が市販品として入手できる。
また、セバシン酸は、ヒマシ油若しくはそれから得られるリシノール酸を酸化分解して得
られる炭素数10の二塩基酸であり、小倉合成工業社、豊国製油社等から市販品を容易に
入手できる。
本発明の油性基剤に含有されるオリゴマーエステルの製造に用いられるポリエチレングリ
コールは、エチレンオキシドの重合度が3〜500の範囲のものであり、重合度の違うも
のの混合物であってもよい。さらに、オリゴマーエステルの親水性を高めるために、ポリ
エチレングリコールは数平均分子量が285以上のものが好ましい。一方、オリゴマーエ
ステルの重量平均分子量が高ければ、オリゴマーエステル自体が強度の高い皮膜を形成す
るため、良好な使用感が損なわれてしまう。良好な使用感をより損なわないためには、オ
リゴマーエステルの重量平均分子量が2万以下であることが好ましく、ポリエチレングリ
コールの数平均分子量としては3000以下が好ましい。上記より、本発明には、数平均
分子量が285〜3000のポリエチレングリコールを用いるのが好ましい。
本発明の油性基剤に含有される、二価カルボン酸1種又は2種以上とポリエチレングリコ
ールとの縮合物を、一価アルコールでエステル化した、化学式(1)で表されるオリゴマ
ーエステルの製造に用いられる一価アルコールは、直鎖または分岐鎖の一価アルコールで
あり、混合物であってもよい。具体的には、飽和直鎖の一価アルコールとしては、メタノ
ール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、ヘプタノ
ール、オクタノール、ノナノール、デカノール、ウンデカノール、ドデカノール、トリデ
カノール、テトラデカノール、ペンタデカノール、ヘキサデカノール、ヘプタデカノール
、オクタデカノール、ノナデカノール、エイコサノール、ドコサノール、テトラコサノー
ル、トリコサノール;及び、水素添加ヤシ油アルコール、水素添加ナタネアルコール、水
素添加ホホバアルコール等の天然脂肪酸還元アルコール、カルナウバアルコール等の天然
由来アルコールなどが挙げられる。飽和分岐の一価アルコールとしては、イソプロピルア
ルコール、イソブチルアルコール、2−ブタノール、イソペンチルアルコール、イソヘキ
シルアルコール、4−メチル−2−ペンタノール、イソヘプチルアルコール、2−エチル
ヘキシルアルコール、6−メチル−2−ヘプタノール、イソノニルアルコール、イソデシ
ルアルコール、イソウンデシルアルコール、イソドデシルアルコール、2−ブチルオクタ
ノール、イソトリデシルアルコール、イソテトラデシルアルコール、イソペンタデシルア
ルコール、イソヘキサデシルアルコール、2−ヘキシルデカノール、イソヘプタデシルア
ルコール、ダイマー酸の副産物から得られるイソステアリルアルコール、ガーベット法に
より得られるイソステアリルアルコール、イソノナデシルアルコール、イソイコシルアル
コール、2−オクチルドデカノール、イソヘンイコシルアルコール、18−メチルイコサ
ノール、イソドコシルアルコール、2−デシルテトラデカノール、2−ドデシルヘキサデ
カノール、2−テトラデシルオクタデカノール、2−ヘキサデシルイコサノール、ラノリ
ンから得られる長鎖分岐アルコール(C12〜31)などが挙げられる。不飽和の直鎖若
しくは分岐の一価アルコールとしては、2−ブテノール、プレノール、3−ヘキセノール
、4−メチル−3−ヘキセン−2−オール、2,7−オクタジエノール、ゲラニオール、
ネロール、10−ウンデセノール、パルミトオレイルアルコール、オレイルアルコール、
ダイマー酸の副産物から得られるイソオレイルアルコール、エライジルアルコール、リノ
レイルアルコールなどが挙げられる。
これらの一価アルコールの中でも、得られるオリゴマーエステルの粘度、安定性、化粧料
に用いた時の感触等の点から、炭素数1〜34の一価アルコールを用いることが好ましく
、中でも、ドデカノール、テトラデカノール、ヘキサデカノール、オクタデカノール、ド
コサノール等の炭素数12〜22の飽和直鎖アルコール;ダイマー酸の副産物から得られ
るイソステアリルアルコール、2−エチルヘキシルアルコール、2−ヘキシルデカノール
、2−オクチルドデカノール等の炭素数8〜22の飽和分岐アルコールを用いることがよ
り好ましく、特に、2−エチルヘキシルアルコール、イソステアリルアルコールを用いる
ことがより好ましい。
本発明の油性基剤に含有される、二価カルボン酸1種又は2種以上とポリエチレングリコ
ールとの縮合物を、ポリプロピレングリコールでエステル化した、化学式(2)で表され
るオリゴマーエステルの製造に用いられるポリプロピレングリコールは、プロピレンオキ
シドの重合度が2〜500の範囲のものであり、重合度の異なるものの混合物であっても
よい。特に、得られるオリゴマーエステルの化粧料に用いた時の感触の点から、ポリプロ
ピレングリコールがジプロピレングリコールである方が好ましい。
本発明の油性基剤に含有される、二価カルボン酸1種又は2種以上とポリエチレングリ
コールとの縮合物を、一価アルコールでエステル化した、化学式(1)で表されるオリゴ
マーエステル、若しくは、二価カルボン酸1種又は2種以上とポリエチレングリコールと
の縮合物を、ポリプロピレングリコールでエステル化した、化学式(2)で表されるオリ
ゴマーエステルの製造方法は、特に限定されないが、以下の方法で効率的に製造できる。
二価カルボン酸とポリエチレングリコールとのオリゴマーエステルを得、このオリゴマー
エステルのカルボキシル基と、一価アルコール、若しくは、ポリプロピレングリコールと
をエステル化させることにより製造できる。
製造時の中間体となる二価カルボン酸とポリエチレングリコールとのオリゴマーエステル
は、それぞれの仕込み比を変えることにより、得られるオリゴマーエステルの重量平均分
子量を調整することができる。その仕込み比の範囲は、二価カルボン酸1モル当量に対し
てポリエチレングリコール0.2〜1.0モル当量であり、エステル化時の反応速度や得
られるオリゴマーエステルの重量平均分子量を考慮すると、より好ましい仕込み比の範囲
は、二価カルボン酸1モル当量に対してポリエチレングリコール0.4〜0.8モル当量
である。
本発明のオリゴマーエステルは、上記で得られる二価カルボン酸とポリエチレングリコー
ルとのオリゴマーエステルのカルボキシル基と、一価アルコール、若しくは、ポリプロピ
レングリコールとをエステル化させることにより得られる。反応させる一価アルコール、
若しくは、ポリプロピレングリコールの使用量は、特に制限はないが、残存するカルボキ
シル基に対して、一般的には、0.5〜2.0モル倍、より好ましくは0.8〜1.5モ
ル倍を使用する。このようにして得られたオリゴマーエステルは、そのまま油性基剤とし
て、若しくは、化粧料及び皮膚外用剤に使用できるが、更に必要に応じて通常の方法によ
り精製して使用することもできる。
エステル化反応の条件は特に限定されず、通常用いられる方法で行われる。例えば、触媒
としてパラトルエンスルホン酸、硫酸、塩酸、メタンスルホン酸、三フッ化硼素ジエチル
エーテル錯体等を用い、溶媒としてトルエン、キシレン等を用いて、50〜260℃で行
うことができる。あるいは無溶剤、無触媒でも150〜260℃でエステル化を行うこと
ができる。
本発明のオリゴマーエステルは酸化安定性に優れた物であるが、酸化防止剤を添加する
ことによって更に酸化安定性を向上させることができる。酸化防止剤としてはビタミンE
類、BHT、BHA等通常油性基剤に添加される物を使用することができるが、特にビタ
ミンE類の使用が望ましい。ビタミンE類としては、d−α−トコフェロール、d−δ−
トコフェロール、d,l−α−トコフェロール、酢酸d−α−トコフェロール、酢酸d,
l−α−トコフェロール、大豆や菜種より分離精製されたトコフェロ−ル混合物等を使用
することができる。酸化防止剤の添加量に特に制限はないが、10ppm〜10000p
pm程度が適当である。
上記のようにして得られたオリゴマーエステルは、含水価及び水の可溶化能が非常に高い
液状油であり、水との親和性が優れ、水を媒体とする化粧料及び皮膚外用剤に容易に配合
でき、また、水を多く可溶化できるため、クレンジングオイルの使用性をも向上でき、か
つ、安全性、安定性に優れるものである。本発明の油性基剤は、本オリゴマーエステルを
含有するものであるが、本発明の好ましい効果を損なわない範囲で、本オリゴマーエステ
ルの他、後述する化粧料及び皮膚外用剤に一般的に配合される成分を配合しても良い。本
発明のオリゴマーエステルの油性基剤への配合量は、特に限定されないが、10〜100
重量%程度が好ましく、より好ましくは30〜100重量%である。
一方、本発明の油性基剤を含有する化粧料及び皮膚外用剤は、本発明の油性基剤の効果に
より、安全性、安定性、感触等に優れたものである。本発明の油性基剤の化粧料及び皮膚
外用剤への配合量は、特に限定されないが、本オリゴマーエステルとして0.01〜80
重量%程度が好ましく、より好ましくは0.05〜50重量%である。また、本発明の化
粧料及び皮膚外用剤には、必要に応じて水及び一般的に化粧料及び皮膚外用剤に配合され
る添加成分、例えば油性基剤、保湿剤、感触向上剤、界面活性剤、高分子、増粘・ゲル化
剤、溶剤、噴射剤、酸化防止剤、還元剤、酸化剤、防腐剤、抗菌剤、キレート剤、pH調
整剤、酸、アルカリ、粉体、無機塩、紫外線吸収剤、美白剤、ビタミン類及びその誘導体
類、消炎剤、抗炎症剤、育毛用薬剤、血行促進剤、刺激剤、ホルモン類、抗しわ剤、抗老
化剤、ひきしめ剤、冷感剤、温感剤、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤
、植物・動物・微生物エキス、鎮痒剤、角質剥離・溶解剤、制汗剤、清涼剤、収れん剤、
酵素、核酸、香料、色素、着色剤、染料、顔料、水等を配合することができる。
これらの添加成分を例示すると、油性基剤としては、セタノール、ミリスチルアルコー
ル、オレイルアルコール、ラウリルアルコール、セトステアリルアルコール、ステアリル
アルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、ホホバアルコール、キミルアル
コール、セラキルアルコール、バチルアルコール、ヘキシルデカノール、イソステアリル
アルコール、2−オクチルドデカノール、ダイマージオール等の高級アルコール類;ベン
ジルアルコール等のアラルキルアルコール及び誘導体;ラウリン酸、ミリスチン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、12−ヒドロ
キシステアリン酸、パルミトオレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレイン酸、エル
カ酸、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸、イソヘキサデカン酸、アンテイソヘ
ンイコサン酸、長鎖分岐脂肪酸、ダイマー酸、水素添加ダイマー酸等の高級脂肪酸類及び
そのアルミニウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩、カリウム塩等の金属石け
ん類、及びアミド等の含窒素誘導体類;流動パラフィン(ミネラルオイル)、重質流動イ
ソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、α−オレフィンオリゴマー、ポリイソブテン、
水添ポリイソブテン、ポリブテン、スクワラン、オリーブ由来スクワラン、スクワレン、
ワセリン、固型パラフィン等の炭化素類;キャンデリラワックス、カルナウバワックス、
ライスワックス、木ろう、みつろう、モンタンワックス、オゾケライト、セレシン、パラ
フィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ペトロラタム、フィッシャートロプシ
ュワックス、ポリエチレンワックス、エチレン・プロピレンコポリマー等のワックス類;
ヤシ油、パーム油、パーム核油、サフラワー油、オリーブ油、ヒマシ油、アボカド油、ゴ
マ油、茶油、月見草油、小麦胚芽油、マカデミアナッツ油、ヘーゼルナッツ油、ククイナ
ッツ油、ローズヒップ油、メドウフォーム油、パーシック油、ティートリー油、ハッカ油
、トウモロコシ油、ナタネ油、ヒマワリ油、小麦胚芽油、アマニ油、綿実油、大豆油、落
花生油、コメヌカ油、カカオ脂、シア脂、水素添加ヤシ油、水素添加ヒマシ油、ホホバ油
、水素添加ホホバ油等の植物油脂類;牛脂、乳脂、馬脂、卵黄油、ミンク油、タートル油
等の動物性油脂類;鯨ロウ、ラノリン、オレンジラッフィー油等の動物性ロウ類;液状ラ
ノリン、還元ラノリン、吸着精製ラノリン、酢酸ラノリン、酢酸液状ラノリン、ヒドロキ
シラノリン、ポリオキシエチレンラノリン、ラノリン脂肪酸、硬質ラノリン脂肪酸、ラノ
リンアルコール、酢酸ラノリンアルコール、酢酸(セチル・ラノリル)エステル等のラノ
リン類;レシチン、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファ
チジルセリン、ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルイノシトール、スフィンゴ
ミエリン等のスフィンゴリン脂質、ホスファチジン酸、リゾレシチン等のリン脂質類;水
素添加大豆リン脂質、部分水素添加大豆リン脂質、水素添加卵黄リン脂質、部分水素添加
卵黄リン脂質等のリン脂質誘導体類;コレステロール、ジヒドロコレステロール、ラノス
テロール、ジヒドロラノステロール、フィトステロール、コール酸等のステロール類;サ
ポゲニン類;サポニン類;酢酸コレステリル、ノナン酸コレステリル、ステアリン酸コレ
ステリル、イソステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、N−ラウロイル−
L−グルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、N−ラウロイル−
L−グルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタ
ミン酸ジ(フィトステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グル
タミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、N−ラウロイルサルコシンイソプロ
ピル等のアシルサルコシンアルキルエステル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリ
ル、マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル
、イソステアリン酸フィトステリル、軟質ラノリン脂肪酸コレステリル、硬質ラノリン脂
肪酸コレステリル、長鎖分岐脂肪酸コレステリル、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸コレステリ
ル等のステロールエステル類;リン脂質・コレステロール複合体、リン脂質・フィトステ
ロール複合体等の脂質複合体;ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸ヘキシルデ
シル、イソステアリン酸オクチルドデシル、パリミチン酸セチル、パルミチン酸オクチル
ドデシル、オクタン酸セチル、オクタン酸ヘキシルデシル、イソノナン酸イソトリデシル
、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸オクチル、イソノナン酸イソトリデシル、ネオ
ペンタン酸イソデシル、ネオペンタン酸イソトリデシル、ネオペンタン酸イソステアリル
、ネオデカン酸オクチルドデシル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、
リシノレイン酸オクチルドデシル、ラノリン脂肪酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン
酸ヘキシルデシル、エルカ酸オクチルドデシル、イソステアリン酸硬化ヒマシ油、オレイ
ン酸エチル、アボカド油脂肪酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプ
ロピル、パルミチン酸オクチル、イソステアリン酸イソプロピル、ラノリン脂肪酸イソプ
ロピル、セバチン酸ジエチル、セバチン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジオクチル、アジ
ピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジブチルオクチル、アジピン酸ジイソブチル、コハク
酸ジオクチル、クエン酸トリエチル等のモノアルコールカルボン酸エステル類;乳酸セチ
ル、リンゴ酸ジイソステアリル、モノイソステアリン酸水添ヒマシ油等のオキシ酸エステ
ル類;トリオクタン酸グリセリル、トリオレイン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グ
リセリル、ジイソステアリン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル
、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、水添ロジ
ントリグリセリド(水素添加エステルガム)、ロジントリグリセリド(エステルガム)、
ベヘン酸エイコサン二酸グリセリル、トリオクタン酸トリメチロールプロパン、トリイソ
ステアリン酸トリメチロールプロパン、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリ
ン酸ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパン
ジオール、ジオレイン酸プロピレングリコール、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル、
水素添加ロジンペンタエリスリチル、トリエチルヘキサン酸ジトリメチロールプロパン、
(イソステアリン酸/セバシン酸)ジトリメチロールプロパン、トリエチルヘキサン酸ペ
ンタエリスリチル、(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリ
スリチル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、テトライソステアリン酸ポリグリセリル、
ノナイソステアリン酸ポリグリセリル−10、デカ(エルカ酸/イソステアリン酸/リシ
ノレイン酸)ポリグリセリル−8、(ヘキシルデカン酸/セバシン酸)ジグリセリルオリ
ゴエステル、ジステアリン酸グリコール(ジステアリン酸エチレングリコール)等の多価
アルコール脂肪酸エステル類;ダイマージリノール酸ジイソプロピル、ダイマージリノー
ル酸ジイソステアリル、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、
ダイマージリノール酸(フィトステリル/ベヘニル)、ダイマージリノール酸(フィトス
テリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ダイマージリノール酸ダイ
マージリノレイル、ジイソステアリン酸ダイマージリノレイル、ダイマージリノレイル水
添ロジン縮合物、ダイマージリノール酸硬化ヒマシ油、ヒドロキシアルキルダイマージリ
ノレイルエーテル等のダイマー酸若しくはダイマージオールの誘導体;ヤシ油脂肪酸モノ
エタノールアミド(コカミドMEA)、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(コカミドDE
A)、ラウリン酸モノエタノールアミド(ラウラミドMEA)、ラウリン酸ジエタノール
アミド(ラウラミドDEA)、ラウリン酸モノイソプロパノールアミド(ラウラミドMI
PA)、パルミチン酸モノエタノールアミド(パルタミドMEA)、パルミチン酸ジエタ
ノールアミド(パルタミドDEA)、ヤシ油脂肪酸メチルエタノールアミド(コカミドメ
チルMEA)等の脂肪酸アルカノールアミド類;ジメチコン(ジメチルポリシロキサン)
、高重合ジメチコン(高重合ジメチルポリシロキサン)、シクロメチコン(環状ジメチル
シロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン)、フェニルトリメチコン、ジフェニル
ジメチコン、フェニルジメチコン、ステアロキシプロピルジメチルアミン、(アミノエチ
ルアミノプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマー、ジメチコノール、ジメチコノール
クロスポリマー、シリコーン樹脂、シリコーンゴム、アミノプロピルジメチコン及びアモ
ジメチコン等のアミノ変性シリコーン、カチオン変性シリコーン、ジメチコンコポリオー
ル等のポリエーテル変性シリコーン、ポリグリセリン変性シリコーン、糖変性シリコーン
、カルボン酸変性シリコーン、リン酸変性シリコーン、硫酸変性シリコーン、アルキル変
性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルキルエーテル変性シリコーン、アミノ酸変性
シリコーン、ペプチド変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、カチオン変性及びポリエ
ーテル変性シリコーン、アミノ変性及びポリエーテル変性シリコーン、アルキル変性及び
ポリエーテル変性シリコーン、ポリシロキサン・オキシアルキレン共重合体等のシリコー
ン類;パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ
素系油剤類が、好ましいものとして挙げられる。
保湿剤・感触向上剤としては、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレン
グリコール、3−メチル−1,3−ブタンジオール、1,3−プロパンジオール、2−メ
チル−1,3−プロパンジオール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ヘ
キシレングリコール、ジグリセリン、ポリグリセリン、ジエチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、エチレングリコ
ール・プロピレングリコール共重合体等のポリオール類及びその重合体;ジエチレングリ
コールモノエチルエーテル(エトキシジグリコール)、エチレングリコールモノエチルエ
ーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテ
ル等のグリコールアルキルエーテル類;ソルビトール、キシリトール、エリスリトール、
マンニトール、マルチトール等の糖アルコール類;グルコース、フルクトース、ガラクト
ース、マンノース、トレオース、キシロース、アラビノース、フコース、リボース、デオ
キシリボース、マルトース、トレハロース、ラクトース、ラフィノース、グルコン酸、グ
ルクロン酸、シクロデキストリン類(α−、β−、γ−シクロデキストリン、及び、マル
トシル化、ヒドロキシアルキル化等の修飾シクロデキストリン)、β−グルカン、キチン
、キトサン、ヘパリン及び誘導体、ペクチン、アラビノガラクタン、デキストリン、デキ
ストラン、グリコーゲン、エチルグルコシド、メタクリル酸グルコシルエチル重合物若し
くは共重合物等の糖類及びその誘導体類;ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム;コン
ドロイチン硫酸ナトリウム;ムコイチン硫酸、カロニン硫酸、ケラト硫酸、デルマタン硫
酸;シロキクラゲ抽出物、シロキクラゲ多糖体;フコイダン;チューベロース多糖体、天
然由来多糖体;クエン酸、酒石酸、乳酸等の有機酸及びその塩;尿素;2−ピロリドン−
5−カルボン酸及びそのナトリウム等の塩;ベタイン(トリメチルグリシン)、プロリン
、ヒドロキシプロリン、アルギニン、リジン、セリン、グリシン、アラニン、フェニルア
ラニン、チロシン、β−アラニン、スレオニン、グルタミン酸、グルタミン、アスパラギ
ン、アスパラギン酸、システイン、シスチン、メチオニン、ロイシン、イソロイシン、バ
リン、トリプトファン、ヒスチジン、タウリン等のアミノ酸類及びその塩;コラーゲン、
魚由来コラーゲン、アテロコラーゲン、ゼラチン、エラスチン、コラーゲン分解ペプチド
、加水分解コラーゲン、塩化ヒドロキシプロピルアンモニウム加水分解コラーゲン、エラ
スチン分解ペプチド、ケラチン分解ペプチド、加水分解ケラチン、コンキオリン分解ペプ
チド、加水分解コンキオリン、シルク蛋白分解ペプチド、加水分解シルク、ラウロイル加
水分解シルクナトリウム、大豆蛋白分解ペプチド、小麦蛋白分解ペプチド、加水分解小麦
蛋白、カゼイン分解ペプチド、アシル化ペプチド等の蛋白ペプチド類及びその誘導体;パ
ルミトイルオリゴペプチド、パルミトイルペンタペプチド、パルミトイルテトラペプチド
等のアシル化ペプチド類;シリル化ペプチド類;乳酸菌培養液、酵母抽出液、卵殻膜タン
パク、牛顎下腺ムチン、ヒポタウリン、ゴマリグナン配糖体、グルタチオン、アルブミン
、乳清;塩化コリン、ホスホリルコリン;胎盤抽出液、エアラスチン、コラーゲン、アロ
エ抽出物、ハマメリス水、ヘチマ水、カモミラエキス、カンゾウエキス、コンフリーエキ
ス、シルクエキス、イザヨイバラエキス、セイヨウノコギリソウエキス、ユーカリエキス
、メリロートエキス等の動物・植物抽出成分、天然型セラミド(タイプ1、2、3、4、
5、6)、ヒドロキシセラミド、疑似セラミド、スフィンゴ糖脂質、セラミド及び糖セラ
ミド含有エキス等のセラミド類が好ましいものとして挙げられる。
界面活性剤としては、陰イオン性界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオン性界面活
性剤、両性界面活性剤、高分子界面活性剤等が好ましいものとして挙げられる。界面活性
剤のHLBには特に制限はなく、1程度の低いものから20程度の高いものまで使用でき
、HLB低いものと高いものを組み合わせることも好ましい。
界面活性剤として好ましいものを例示すると、陰イオン性界面活性剤では、ラウリン酸カ
リウム、ミリスチン酸カリウム等の脂肪酸塩;ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ト
リエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム等のアルキル硫酸エステル塩;ラウレス
硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸トリエタノールアミン等のポリオキシエチレンアルキル硫
酸塩;ココイルメチルタウリンナトリウム、ココイルメチルタウリンカリウム、ラウロイ
ルメチルタウリンナトリウム、ミリストイルメチルタウリンナトリウム、ラウロイルメチ
ルアラニンナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、ラウロイルサルコシントリエ
タノールアミン、ラウロイルグルタミン酸メチルアラニンナトリウム等のアシルN−メチ
ルアミノ酸塩;ココイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸トリエタノール
アミン、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、ス
テアロイルグルタミン酸ナトリウム、パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミ
ン、ココイルアラニントリエタノールアミン等のアシルアミノ酸塩;ラウレス酢酸ナトリ
ウム等のポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩;ラウロイルモノエタノールアミド
コハク酸ナトリウム等のコハク酸エステル塩;脂肪酸アルカノールアミドエーテルカルボ
ン酸塩;アシル乳酸塩;ポリオキシエチレン脂肪アミン硫酸塩;脂肪酸アルカノールアミ
ド硫酸塩;硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等の脂肪酸グリセリド硫酸塩;ア
ルキルベンゼンポリオキシエチレン硫酸塩;α−オレフィンスルホン酸ナトリウム等のオ
レフィンスルホン酸塩;スルホコハク酸ラウリル2ナトリウム、スルホコハク酸ジオクチ
ルナトリウム等のアルキルスルホコハク酸塩;スルホコハク酸ラウレス2ナトリウム、モ
ノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウ
リルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等のアルキルエーテルスルホコ
ハク酸塩;テトラデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、テトラデシルベンゼンスルホン
酸トリエタノールアミン等のアルキルベンゼンスルホン酸塩;アルキルナフタレンスルホ
ン酸塩;アルカンスルホン酸塩;α−スルホ脂肪酸メチルエステル塩;アシルイセチオン
酸塩;アルキルグリシジルエーテルスルホン酸塩;アルキルスルホ酢酸塩;ラウレスリン
酸ナトリウム、ジラウレスリン酸ナトリウム、トリラウレスリン酸ナトリウム、モノオレ
スリン酸ナトリウム等のアルキルエーテルリン酸エステル塩;ラウリルリン酸カリウム等
のアルキルリン酸エステル塩;カゼインナトリウム;アルキルアリールエーテルリン酸塩
;脂肪酸アミドエーテルリン酸塩;ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルイノシ
トール、ホスファチジン酸等のリン脂質類;カルボン酸変性シリコーン、リン酸変性シリ
コーン、硫酸変性シリコーン等のシリコーン系陰イオン性界面活性剤等;
非イオン界面活性剤では、ラウレス(ポリオキシエチレンラウリルエーテル)類、セテス
(ポリオキシエチレンセチルエーテル)類、ステアレス(ポリオキシエチレンステアリル
エーテル)類、ベヘネス類(ポリオキシエチレンベヘニルエーテル)、イソステアレス(
ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル)類、オクチルドデセス(ポリオキシエチレ
ンオクチルドデシルエーテル)類等の種々のポリオキシエチレン付加数のポリオキシエチ
レンアルキルエーテル類;ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル;ポリオキシエ
チレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モ
ノイソステアレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油トリイソステアレート、ポリオキ
シエチレン硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、ポリオ
キシエチレン硬化ヒマシ油マレイン酸等のヒマシ油及び硬化ヒマシ油誘導体;ポリオキシ
エチレンフィトステロール;ポリオキシエチレンコレステロール;ポリオキシエチレンコ
レスタノール;ポリオキシエチレンラノリン;ポリオキシエチレン還元ラノリン;ポリオ
キシエチレン・ポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシ
プロピレン2−デシルテトラデシルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレ
ンモノブチルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン水添ラノリン、ポリ
オキシエチレン・ポリオキシプロピレングリセリンエーテル等のポリオキシエチレン・ポ
リオキシプロピレンアルキルエーテル;ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリ
コール;PPG−9ジグリセリル等の(ポリ)グリセリンポリオキシプロピレングリコー
ル;ステアリン酸グリセリル、イソステアリン酸グリセリル、パルミチン酸グリセリル、
ミリスチン酸グリセリル、オレイン酸グリセリル、ヤシ油脂肪酸グリセリル、モノ綿実油
脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、α,α’−
オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリ
セリン脂肪酸部分エステル類;ステアリン酸ポリグリセリル−2、同3、同4、同5、同
6、同8、同10、ジステアリン酸ポリグリセリル−6、同10、トリステアリン酸ポリ
グリセリル−2、デカステアリン酸ポリグリセリル−10、イソステアリン酸ポリグリセ
リル−2、同3、同4、同5、同6、同8、同10、ジイソステアリン酸ポリグリセリル
−2(ジイソステアリン酸ジグリセリル)、同3、同10、トリイソステアリン酸ポリグ
リセリル−2、テトライソステアリン酸ポリグリセリル−2、デカイソステアリン酸ポリ
グリセリル−10、オレイン酸ポリグリセリル−2、同3、同4、同5、同6、同8、同
10、ジオレイン酸ポリグリセリル−6、トリオレイン酸ポリグリセリル−2、デカオレ
イン酸ポリグリセリル−10等のポリグリセリン脂肪酸エステル;モノステアリン酸エチ
レングリコール等のエチレングリコールモノ脂肪酸エステル;モノステアリン酸プロピレ
ングリコール等のプロピレングリコールモノ脂肪酸エステル;ペンタエリスリトール部分
脂肪酸エステル;ソルビトール部分脂肪酸エステル;マルチトール部分脂肪酸エステル;
マルチトールエーテル;ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート、
ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート
、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ−2−エチルヘキシ
ル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタ
ン等のソルビタン脂肪酸エステル;ショ糖脂肪酸エステル、メチルグルコシド脂肪酸エス
テル、ウンデシレン酸トレハロース等の糖誘導体部分エステル;カプリリルグルコシド等
のアルキルグルコシド;アルキルポリグリコシド;ラノリンアルコール;還元ラノリン;
ポリオキシエチレンジステアレート、ポリチレングリコールジイソステアレート、ポリオ
キシエチレンモノオレエート、ポリオキシエチレンジオレエート等のポリオキシエチレン
脂肪酸モノ及びジエステル;ポリオキシエチレン・プロピレングリコール脂肪酸エステル
;ポリオキシエチレングリセリンモノステアレート、ポリオキシエチレングリセリンモノ
イソステアレート、ポリオキシエチレングリセリントリイソステアレート等のポリオキシ
エチレンモノオレエート等のポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル;ポリオキシ
エチレンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンソルビタンテトラオレ
エート等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンソルビト
ールモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビトールモノオレエート、ポリオキシエチ
レンソルビトールペンタオレエート、ポリオキシエチレンソルビトールモノステアレート
等のポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンメチルグルコ
シド脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンアルキルエーテル脂肪酸エステル;ポリオキシ
エチレンソルビトールミツロウ等のポリオキシエチレン動植物油脂類;イソステアリルグ
リセリルエーテル、キミルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール等のアル
キルグリセリルエーテル類;多価アルコールアルキルエーテル;ポリオキシエチレンアル
キルアミン;テトラポリオキシエチレン・テトラポリオキシプロピレン−エチレンジアミ
ン縮合物類;サポニン、ソホロリピッド等の天然系界面活性剤;ポリオキシエチレン脂肪
酸アミド;ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド(コカミドMEA)、ヤシ油脂肪酸ジエタ
ノールアミド(コカミドDEA)、ラウリン酸モノエタノールアミド(ラウラミドMEA
)、ラウリン酸ジエタノールアミド(ラウラミドDEA)、ラウリン酸モノイソプロパノ
ールアミド(ラウラミドMIPA)、パルミチン酸モノエタノールアミド(パルタミドM
EA)、パルミチン酸ジエタノールアミド(パルタミドDEA)、ヤシ油脂肪酸メチルエ
タノールアミド(コカミドメチルMEA)等の脂肪酸アルカノールアミド類;ラウラミン
オキシド、コカミンオキシド、ステアラミンオキシド、ベヘナミンオキシド等のアルキル
ジメチルアミンオキシド;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド;ポリオキシエチレ
ンアルキルメルカプタン;ジメチコンコポリオール等のポリエーテル変性シリコーン、ポ
リシロキサン・オキシアルキレン共重合体、ポリグリセリン変性シリコーン、糖変性シリ
コーン等のシリコーン系非イオン性界面活性剤等;
陽イオン性界面活性剤では、ベヘントリモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリ
ド、セトリモニウムクロリド、ラウリルトリモニウムクロリド等のアルキルトリメチルア
ンモニウムクロリド;ステアリルトリモニウムブロミド等のアルキルトリメチルアンモニ
ウムブロミド;ジステアリルジモニウムクロリド、ジココジモニウムクロリド等のジアル
キルジメチルアンモニウムクロリド;ステアラミドプロピルジメチルアミン、ステアラミ
ドエチルジエチルアミン等の脂肪酸アミドアミン及びその塩;ステアロキシプロピルジメ
チルアミン等のアルキルエーテルアミン及びその塩または四級塩;エチル硫酸長鎖分岐脂
肪酸(12〜31)アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂
肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム等の脂肪酸アミド型四級アンモニウム塩
;ポリオキシエチレンアルキルアミン及びその塩または四級塩;アルキルアミン塩;脂肪
酸アミドグアニジウム塩;アルキルエーテルアミンモニウム塩;アルキルトリアルキレン
グリコールアンモニウム塩;ベンザルコニウム塩;ベンゼトニウム塩;塩化セチルピリジ
ニウム等のピリジニウム塩;イミダゾリニウム塩;アルキルイソキノリニウム塩;ジアル
キルモリホニウム塩;ポリアミン脂肪酸誘導体;アミノプロピルジメチコン及びアモジメ
チコン等のアミノ変性シリコーン、カチオン変性シリコーン、カチオン変性及びポリエー
テル変性シリコーン、アミノ変性及びポリエーテル変性シリコーン等のシリコーン系陽イ
オン性界面活性剤等;
両性界面活性剤では、ラウリルベタイン(ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン)等のN
−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酸ベタイン;コカミドプロピルベタイン、ラウラミ
ドプロピルベタイン等の脂肪酸アミドアルキル−N,N−ジメチルアミノ酸ベタイン;コ
コアンホ酢酸ナトリウム、ラウロアンホ酢酸ナトリウム等のイミダゾリン型ベタイン;ア
ルキルジメチルタウリン等のアルキルスルホベタイン;アルキルジメチルアミノエタノー
ル硫酸エステル等の硫酸型ベタイン;アルキルジメチルアミノエタノールリン酸エステル
等のリン酸型ベタイン;ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホス
ファチジルセリン、スフィンゴミエリン等のスフィンゴリン脂質、リゾレシチン、水素添
加大豆リン脂質、部分水素添加大豆リン脂質、水素添加卵黄リン脂質、部分水素添加卵黄
リン脂質、水酸化レシチン等のリン脂質類;シリコーン系両性界面活性剤等;
高分子界面活性剤では、ポリビニルアルコール、アルギン酸ナトリウム、デンプン誘導体
、トラガントガム、アクリル酸・メタアクリル酸アルキル共重合体;シリコーン系各種界
面活性剤が好ましいものとして挙げられる。
高分子・増粘剤・ゲル化剤としては、グアーガム、ローカストビーンガム、クィーンス
シード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、タラガム、タマリンド、ファーセレ
ラン、カラヤガム、トロロアオイ、キャラガム、トラガントガム、ペクチン、ペクチン酸
及びナトリウム塩等の塩、アルギン酸酸及びナトリウム塩等の塩、マンナン;コメ、トウ
モロコシ、バレイショ、コムギ等のデンプン;キサンタンガム、デキストラン、サクシノ
グルカン、カードラン、ヒアルロン酸及びその塩、ザンサンガム、プルラン、ジェランガ
ム、キチン、キトサン、寒天、カッソウエキス、コンドロイチン硫酸塩、カゼイン、コラ
ーゲン、ゼラチン、アルブミン;メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース及びそのナ
トリウム等の塩、メチルヒドロキシプロピルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ジ
アルキルジメチルアンモニウム硫酸セルロース、結晶セルロース、セルロース末等のセル
ロース及びその誘導体;可溶性デンプン、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシ
プロピルデンプン、メチルデンプン等のデンプン系高分子、塩化ヒドロキシプロピルトリ
モニウムデンプン、オクテニルコハク酸トウモロコシデンプンアルミニウム等のデンプン
誘導体;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等アルギン酸
誘導体;ポリビニルピドリドン(PVP)、ポリビニルアルコール(PVA)、ビニルピ
ドリドン・ビニルアルコール共重合体、ポリビニルメチルエーテル;ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン共重合体
;(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)コポリマ
ー、(アクリレーツ/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルアミンオキシド)コポ
リマー等の両性メタクリル酸エステル共重合体;(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロ
スポリマー、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマー、(アクリ
ル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP;ポリ酢酸ビニル部分けん
化物、マレイン酸共重合体;ビニルピロリドン・メタクリル酸ジアルキルアミノアルキル
共重合体;アクリル樹脂アルカノールアミン;ポリエステル、水分散性ポリエステル;ポ
リアクリルアミド;ポリアクリル酸エチル等のポリアクリル酸エステル共重合体、カルボ
キシビニルポリマー、ポリアクリル酸及びそのナトリウム塩等の塩、アクリル酸・メタア
クリル酸エステル共重合体;アクリル酸・メタアクリル酸アルキル共重合体;ポリクオタ
ニウム−10等のカチオン化セルロース、ポリクオタニウム−7等のジアリルジメチルア
ンモニウムクロリド・アクリルアミド共重合体、ポリクオタニウム−22等のアクリル酸
・ジアリルジメチルアンモニウムクロリド共重合体、ポリクオタニウム−39等のアクリ
ル酸・ジアリルジメチルアンモニウムクロリド・アクリルアミド共重合体、アクリル酸・
カチオン化メタアクリル酸エステル共重合体、アクリル酸・カチオン化メタアクリル酸ア
ミド共重合体、ポリクオタニウム−47等のアクリル酸・アクリル酸メチル・塩化メタク
リルアミドプロピルトリメチルアンモニウム共重合体、塩化メタクリル酸コリンエステル
重合体;カチオン化オリゴ糖、カチオン化デキストラン、グアーヒドロキシプロピルトリ
モニウムクロリド等のカチオン化多糖類;ポリエチレンイミン;カチオンポリマー;ポリ
クオタニウム−51等の2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンの重合体及び
メタクリル酸ブチル共重合体等との共重合体;アクリル樹脂エマルジョン、ポリアクリル
酸エチルエマルジョン、ポリアクリルアルキルエステルエマルジョン、ポリ酢酸ビニル樹
脂エマルジョン、天然ゴムラテックス、合成ラテックス等の高分子エマルジョン;ニトロ
セルロース;ポリウレタン類及び各種共重合体;各種シリコーン類;アクリル−シリコー
ングラフト共重合体等のシリコーン系各種共重合体;各種フッ素系高分子;12−ヒドロ
キシステアリン酸及びその塩;パルミチン酸デキストリン、ミリスチン酸デキストリン等
のデキストリン脂肪酸エステル;無水ケイ酸、煙霧状シリカ(超微粒子無水ケイ酸)、ケ
イ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸ナトリウムマグネシウム、金属石鹸、ジアルキル
リン酸金属塩、ベントナイト、ヘクトライト、有機変性粘土鉱物、ショ糖脂肪酸エステル
、フラクトオリゴ糖脂肪酸エステルが好ましいものとして挙げられる。
溶剤・噴射剤類としては、エタノール、2−プロパノール(イソプロピルアルコール)
、ブタノール、イソブチルアルコール等の低級アルコール類;プロピレングリコール、1
,3−ブチレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、イソペン
チルジオール等のグリコール類;ジエチレングリコールモノエチルエーテル(エトキシジ
グリコール)、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチル
エーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールジエチル
エーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエ
ーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル等のグリコールエーテル類;エチレ
ングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテル
アセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート等のグリコールエーテ
ルエステル類;コハク酸ジエトキシエチル、エチレングリコールジサクシネート等のグリ
コールエステル類;ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノール、炭酸プロピレン、
炭酸ジアルキル、アセトン、酢酸エチル、N−メチルピロリドン;トルエン;フルオロカ
ーボン、次世代フロン;LPG、ジメチルエーテル、炭酸ガス等の噴射剤が好ましいもの
として挙げられる。
酸化防止剤としては、トコフェロール(ビタミンE)、酢酸トコフェロール等のトコフ
ェロール誘導体;BHT、BHA;没食子酸プロピル等の没食子酸誘導体;ビタミンC(
アスコルビン酸)および/またはその誘導体;エリソルビン酸及びその誘導体;亜硫酸ナ
トリウム等の亜硫酸塩;亜硫酸水素ナトリウム等の亜硫酸水素塩;チオ硫酸ナトリウム等
のチオ硫酸塩;メタ亜硫酸水素塩;チオタウリン、ヒポタウリン;チオグリセロール、チ
オ尿素、チオグリコール酸、システイン塩酸塩が好ましいものとして挙げられる。還元剤
としては、チオグリコール酸、システイン、システアミン等が好ましいものとして挙げら
れる。酸化剤としては、過酸化水素水、過硫酸アンモニウム、臭素酸ナトリウム、過炭酸
等が好ましいものとして挙げられる。
防腐剤・抗菌剤としては、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチ
ルパラベン等のヒドロキシ安息香酸及びその塩若しくはそのエステル;サリチル酸;安息
香酸ナトリウム;フェノキシエタノール;1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサン
ジオール等の1,2−ジオール;メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノ
ン等のイソチアゾリンオン誘導体;イミダゾリニウムウレア;デヒドロ酢酸及びその塩;
フェノール類;トリクロサン等のハロゲン化ビスフェノール類、酸アミド類、四級アンモ
ニウム塩類;トリクロロカルバニド、ジンクピリチオン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベ
ンゼトニウム、ソルビン酸、クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン、ハロカル
バン、ヘキサクロロフェン、ヒノキチオール;フェノール、イソプロピルフェノール、ク
レゾール、チモール、パラクロロフェノール、フェニルフェノール、フェニルフェノール
ナトリウム等のその他フェノール類;フェニルエチルアルコール、感光素類、抗菌性ゼオ
ライト、銀イオンが好ましいものとして挙げられる。キレート剤としては、EDTA、E
DTA2Na、EDTA3Na、EDTA4Na等のエデト酸塩(エチレンジアミン四酢
酸塩);HEDTA3Na等のヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸塩;ペンテト酸
塩(ジエチレントリアミン五酢酸塩);フィチン酸;エチドロン酸等のホスホン酸及びそ
のナトリウム塩等の塩類;シュウ酸ナトリウム;ポリアスパラギン酸、ポリグルタミン酸
等のポリポリアミノ酸類;ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、リン酸;クエ
ン酸ナトリウム、クエン酸、アラニン、ジヒドロキシエチルグリシン、グルコン酸、アス
コルビン酸、コハク酸、酒石酸が好ましいものとして挙げられる。pH調整剤・酸・アル
カリとしては、クエン酸、クエン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム、グリコール酸、
コハク酸、酢酸、酢酸ナトリウム、リンゴ酸、酒石酸、フマル酸、リン酸、塩酸、硫酸、
モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノール
アミン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3ープロパンジオ
ール、2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3ープロパンジオール、アルギニン、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア水、炭酸グアニジン、炭酸アンモニウムが
好ましいものとして挙げられる。
粉体類としては、マイカ、タルク、カオリン、セリサイト、モンモリロナイト、カオリ
ナイト、雲母、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、パーミキュライト、炭酸マ
グネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム
、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、
ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、
ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、ベントナイト、スメクタイト、粘土、泥、
金属石鹸(例えば、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニ
ウム)、炭酸カルシウム、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、群青、紺青、カーボンブラッ
ク、酸化チタン、微粒子及び超微粒子酸化チタン、酸化亜鉛、微粒子及び超微粒子酸化亜
鉛、アルミナ、シリカ、煙霧状シリカ(超微粒子無水ケイ酸)、雲母チタン、魚鱗箔、窒
化ホウ素、ホトクロミック顔料、合成フッ素金雲母、微粒子複合粉体、金、アルミニウム
等の各種の大きさ・形状の無機粉体、及び、これらをハイドロジェンシリコーン、環状ハ
イドロジェンシリコーン等のシリコーン若しくはその他のシラン若しくはチタンカップリ
ング剤等の各種表面処理剤で処理を行って疎水化若しくは親水化した粉体等の無機粉体;
デンプン、セルロース、ナイロンパウダー、ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル末
、ポリスチレン末、スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ポリエステル末、ベンゾ
グアナミン樹脂粉末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層末、
ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末等、ウレタン粉末、シリコ
ーン粉末、テフロン(登録商標)粉末等の各種の大きさ・形状の有機系粉体及び表面処理
粉体、有機無機複合粉体が好ましいものとして挙げられる。無機塩類としては、食塩、並
塩、岩塩、海塩、天然塩等の塩化ナトリウム含有塩類;塩化カリウム、塩化アルミニウム
、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、にがり、塩化亜鉛、塩化アンモニウム;硫酸ナト
リウム、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウム・カリウム(ミョウバン)、硫酸アルミニ
ウム・アンモニウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸カリウム、硫酸マグネシウム
、硫酸亜鉛、硫酸鉄、硫酸銅;リン酸1Na・2Na・3Na等のリン酸ナトリウム類、
リン酸カリウム類、リン酸カルシウム類、リン酸マグネシウム類が好ましいものとして挙
げられる。
紫外線吸収剤としては、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸モノグリセリンエス
テル、N,N−ジプロポキシパラアミノ安息香酸エチルエステル、N,N−ジエトキシパ
ラアミノ安息香酸エチルエステル、N,N−ジメチルパラアミノ安息香酸エチルエステル
、N,N−ジメチルパラアミノ安息香酸ブチルエステル、N,N−ジメチルパラアミノ安
息香酸エチルエステル等の安息香酸系紫外線吸収剤;ホモメンチル−N−アセチルアント
ラニレート等のアントラニル酸系紫外線吸収剤;サリチル酸及びそのナトリウム塩、アミ
ルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシレ
ート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレート、p−イソプロパノールフェニルサ
リシレート等のサリチル酸系紫外線吸収剤;オクチルシンナメート、エチル−4−イソプ
ロピルシンナメート、メチル−2,5−ジイソプロピルシンナメート、エチル−2,4−
ジイソプロピルシンナメート、メチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、プロピル
−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p−メトキシシンナメート、イソアミル−
p−メトキシシンナメート、2−エチルヘキシルp−メトキシシンナメート(パラメトキ
シケイヒ酸オクチル)、2−エトキシエチル−p−メトキシシンナメート(シノキサート
)、シクロヘキシル-p-メトキシシンナメート、エチル−α−シアノ−β−フェニルシン
ナメート、2−エチルヘキシルα−シアノ−β−フェニルシンナメート(オクトクリン)
、グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル−ジパラメトキシシンナメート、フェルラ酸
及びその誘導体等の桂皮酸系紫外線吸収剤;2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,
2’− ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4
’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン
、2−ヒドロキシ−4− メトキシベンゾフェノン(オキシベンゾン−3)、2−ヒドロ
キシ−4−メトキシ−4’−メチルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベン
ゾフェノン−5−スルホン酸塩、4−フェニルベンゾフェノン、2−エチルヘキシル−4
’−フェニル−ベンゾフェノン−2−カルボキシレート、2−ヒドロキシ−4−n−オク
トキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾフェノン等のベンゾフェ
ノン系紫外線吸収剤;3−(4’−メチルベンジリデン)−d,l−カンファー、3−ベ
ンジリデン−d,l−カンファー;2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール;2,2
’−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾトリアゾール;2−(2’−ヒドロキシ−5
’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール;2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチ
ルフェニルベンゾトリアゾール;ジベンザラジン;ジアニソイルメタン;5−(3,3−
ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン−2−オン;4−t−ブチルメトキシ
ジベンゾイルメタン等のジベンゾイルメタン誘導体;オクチルトリアゾン;ウロカニン酸
及びウロカニン酸エチル等のウロカニン酸誘導体;2−(2'−ヒドロキシ−5'−メチル
フェニル)ベンゾトリアゾール、1−(3,4−ジメトキシフェニル)−4,4−ジメチ
ル−1,3−ペンタンジオン、ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオ
ン酸2−エチルヘキシル等のヒダントイン誘導体、フェニルベンズイミダソゾールスルホ
ン酸、テレフタリリデンジカンフルスルホン酸、ドロメトリゾールトリシロキサン、アン
トラニル酸メチル、ルチン及びその誘導体、オリザノール及びその誘導体が好ましいもの
として挙げられる。
美白剤としては、アルブチン、α−アルブチン等のヒドロキノン配糖体及びそのエステ
ル類;アスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム塩及びアスコルビン酸
リン酸エステルマグネシウム塩等のアスコルビン酸リン酸エステル塩、アスコルビン酸テ
トライソパルミチン酸エステル等のアスコルビン酸脂肪酸エステル、アスコルビン酸エチ
ルエーテル等のアスコルビン酸アルキルエーテル、アスコルビン酸−2−グルコシド等の
アスコルビン酸グルコシドおよびその脂肪酸エステル類、アスコルビン酸硫酸エステル、
リン酸トコフェリルアスコルビル等のアスコルビン酸誘導体;コウジ酸、エラグ酸、トラ
ネキサム酸及びその誘導体、フェルラ酸及びその誘導体、プラセンタエキス、グルタチオ
ン、オリザノール、ブチルレゾルシノール、油溶性カモミラエキス、油溶性カンゾウエキ
ス、西河柳エキス、ユキノシタエキス等植物エキスが好ましいものとして挙げられる。
ビタミン類及びその誘導体類としては、レチノール、酢酸レチノール、パルミチン酸レ
チノール等のビタミンA類;チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボ
フラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、ピリドキシンジパルミテ
ート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミド
・ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等のビタミンB群類;アスコルビン酸
及びそのナトリウム等の塩等のビタミンC類;ビタミンD;α、β、γ、δ−トコフェロ
ール等のビタミンE類;パントテン酸、ビオチン等のその他ビタミン類;アスコルビン酸
リン酸エステルナトリウム塩及びアスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩等のアス
コルビン酸リン酸エステル塩、アスコルビン酸テトライソパルミチン酸エステル・ステア
リン酸アスコルビル・パルミチン酸アスコルビル・ジパルミチン酸アスコルビル等のアス
コルビン酸脂肪酸エステル、アスコルビン酸エチルエーテル等のアスコルビン酸アルキル
エーテル、アスコルビン酸−2−グルコシド等のアスコルビン酸グルコシド及びその脂肪
酸エステル、リン酸トコフェリルアスコルビル等のアスコルビン酸誘導体;ニコチン酸ト
コフェロール、酢酸トコフェロール、リノール酸トコフェロール、フェルラ酸トコフェロ
ール、トコフェロールリン酸エステル等のトコフェロール誘導体等のビタミン誘導体、ト
コトリエノール、その他各種ビタミン誘導体類が好ましいものとして挙げられる。
消炎剤・抗炎症剤としては、グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸誘導
体、サリチル酸誘導体、ヒノキチオール、グアイアズレン、アラントイン、インドメタシ
ン、酸化亜鉛、酢酸ヒドロコーチゾン、プレドニゾン、塩酸ジフェドラミン、マレイン酸
クロルフェニラミン;桃葉エキス、蓬葉エキス等の植物エキスが好ましいものとして挙げ
られる。育毛用薬剤・血行促進剤・刺激剤としては、センブリエキス、トウガラシチンキ
、ショウキョウチンキ、ショウキョウエキス、カンタリスチンキ等の植物エキス・チンキ
類;カプサイシン、ノニル酸ワレニルアミド、ジンゲロン、イクタモール、タンニン酸、
ボルネオール、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパ
ミル、セファランチン、γ−オリザノール、セファランチン、ビタミンE及びニコチン酸
トコフェロール・酢酸トコフェロール等の誘導体、γ−オリザノール、ニコチン酸及びニ
コチン酸アミド・ニコチン酸ベンジルエステル・イノシトールヘキサニコチネート、ニコ
チンアルコール等の誘導体、アラントイン、感光素301、感光素401、塩化カプロニ
ウム、ペンタデカン酸モノグリセリド、フラバノノール誘導体、スチグマステロール又は
スチグマスタノール及びその配糖体、ミノキシジルが好ましいものとして挙げられる。ホ
ルモン類としては、エストラジオール、エストロン、エチニルエストラジオール、コルチ
ゾン、ヒドロコルチゾン、プレドニゾン等が好ましいものとして挙げられる。抗しわ剤、
抗老化剤、ひきしめ剤、冷感剤、温感剤、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦
活剤等のその他の薬効剤としては、レチノール類、レチノイン酸類、レチノイン酸トコフ
ェリル;乳酸、グリコール酸、グルコン酸、フルーツ酸、サリチル酸及びその配糖体・エ
ステル化物等の誘導体、ヒドロキシカプリン酸、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸、長鎖α−ヒ
ドロキシ脂肪酸コレステリル等のα−又はβ−ヒドロキシ酸類及びその誘導体類;γ−ア
ミノ酪酸、γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸;カルニチン;クレアチン;セラミド類、ス
フィンゴシン類;カフェイン、キサンチン等及びその誘導体;コエンザイムQ10、カロ
チン、リコピン、アスタキサンチン、α−リポ酸等の抗酸化・活性酸素消去剤;カテキン
類;ケルセチン等のフラボン類;イソフラボン類;没食子酸及びエステル糖誘導体;タン
ニン、セサミン、プロトアントシアニジン、クロロゲン酸、リンゴポリフェノール等のポ
リフェノール類;ルチン及び配糖体等の誘導体;ヘスペリジン及び配糖体等の誘導体;リ
グナン配糖体;グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチン等のカンゾ
ウエキス関連物質;ラクトフェリン;ショウガオール、ジンゲロール;メントール、カン
ファー、セドロール等の香料物質及びその誘導体;カプサイシン、バニリン等及び誘導体
;ジエチルトルアミド等の昆虫忌避剤;生理活性物質とシクロデキストリン類との複合体
が好ましいものとして挙げられる。
植物・動物・微生物エキス類としては、アイリスエキス、アシタバエキス、アスナロエ
キス、アスパラガスエキス、アボガドエキス、アマチャエキス、アーモンドエキス、アル
テアエキス、アルニカエキス、アロエエキス、アンズエキス、アンズ核エキス、イチョウ
エキス、インチコウエキス、ウイキョウエキス、ウコンエキス、ウーロン茶エキス、ウワ
ウルシエキス、エイジツエキス、エチナシ葉エキス、エンメイソウエキス、オウゴンエキ
ス、オウバクエキス、オウレンエキス、オオムギエキス、オタネニンジンエキス、オトギ
リソウエキス、オドリコソウエキス、オノニスエキス、オランダカラシエキス、オレンジ
エキス、海水乾燥物、海藻エキス、カキ葉エキス、カキョクエキス、加水分解エラスチン
、加水分解コムギ末、加水分解シルク、カッコンエキス、カモミラエキス、油溶性カモミ
ラエキス、カロットエキス、カワラヨモギエキス、カラスムギエキス、カルカデエキス、
カンゾウエキス、油溶性カンゾウエキス、キウイエキス、キオウエキス、キクラゲエキス
、キナエキス、キューカンバーエキス、キリ葉エキス、グアノシン、グアバエキス、クジ
ンエキス、クチナシエキス、クマザサエキス、クララエキス、クルミエキス、クリエキス
、グレープフルーツエキス、クレマティスエキス、黒米エキス、黒砂糖抽出物、黒酢、ク
ロレラエキス、クワエキス、ゲンチアナエキス、ゲンノショウコエキス、紅茶エキス、酵
母エキス、コウボクエキス、コーヒーエキス、ゴボウエキス、コメエキス、コメ発酵エキ
ス、コメヌカ発酵エキス、コメ胚芽油、コンフリーエキス、コラーゲン、コケモモエキス
、サイシンエキス、サイコエキス、サイタイ抽出液、サフランエキス、サルビアエキス、
サボンソウエキス、ササエキス、サンザシエキス、サンシャエキス、サンショウエキス、
シイタケエキス、ジオウエキス、シコンエキス、シソエキス、シナノキエキス、シモツケ
ソウエキス、ジャトバエキス、シャクヤクエキス、ショウキュウエキス、ショウブ根エキ
ス、シラカバエキス、白キクラゲエキス、スギナエキス、ステビアエキス、ステビア発酵
物、西河柳エキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコ
エキス、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、セージエキス、ゼニアオ
イエキス、センキュウエキス、センブリエキス、ソウハクヒエキス、ダイオウエキス、ダ
イズエキス、タイソウエキス、タイムエキス、タンポポエキス、地衣類エキス、茶エキス
、チョウジエキス、チガヤエキス、チンピエキス、ティートリー油、甜茶エキス、トウガ
ラシエキス、トウキエキス、トウキンセンカエキス、トウニンエキス、トウヒエキス、ド
クダミエキス、トマトエキス、納豆エキス、ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエ
キス、ハイビスカスエキス、バクモンドウエキス、ハスエキス、パセリエキス、バーチエ
キス、蜂蜜、ハマメリスエキス、パリエタリアエキス、ヒキオコシエキス、ビサボロール
、ヒノキエキス、ビフィズス菌エキス、ビワエキス、フキタンポポエキス、フキノトウエ
キス、ブクリョウエキス、ブッチャーブルームエキス、ブドウエキス、ブドウ種子エキス
、プロポリス、ヘチマエキス、ベニバナエキス、ペパーミントエキス、ボダイジュエキス
、ボタンエキス、ホップエキス、マイカイカエキス、マツエキス、マロニエエキス、ミズ
バショウエキス、ムクロジエキス、メリッサエキス、モズクエキス、モモエキス、ヤグル
マギクエキス、ユーカリエキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、ユリエキス、ヨクイニ
ンエキス、ヨモギエキス、ラベンダーエキス、緑茶エキス、卵殻膜エキス、リンゴエキス
、ルイボス茶エキス、レイシエキス、レタスエキス、レモンエキス、レンギョウエキス、
レンゲソウエキス、ローズエキス、ローズマリーエキス、ローマカミツレエキス、ローヤ
ルゼリーエキス、ワレモコウエキス等のエキスが好ましいものとして挙げられる。
鎮痒剤としては、塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン、カンファ
ー、サブスタンス−P阻害剤等を例示することができる。角質剥離・溶解剤としては、サ
リチル酸、イオウ、レゾルシン、硫化セレン、ピリドキシン等を例示することができる。
制汗剤としては、クロルヒドロキシアルミニウム、塩化アルミニウム、酸化亜鉛、パラフ
ェノールスルホン酸亜鉛等を例示することができる。清涼剤としては、メントール、サリ
チル酸メチル等を例示することができる。収れん剤としては、クエン酸、酒石酸、乳酸、
硫酸アルミニウム・カリウム、タンニン酸等を例示することができる。酵素類としては、
スーパーオキサイドディスムターゼ、カタラーゼ、塩化リゾチーム、リパーゼ、パパイン
、パンクレアチン、プロテアーゼ等を例示することができる。核酸類としては、リボ核酸
及びその塩、デオキシリボ核酸及びその塩、アデノシン三リン酸二ナトリウムが好ましい
ものとして挙げられる。
香料としては、アセチルセドレン、アミルシンナムアルデヒド、アリルアミルグリコレ
ート、β−イオノン、イソイースーパー、イソブチルキノリン、イリス油、イロン、イン
ドール、イランイラン油、ウンデカナール、ウンデセナール、γ−ウンデカラクトン、エ
ストラゴール、オイゲノール、オークモス、オポポナックスレジノイド、オレンジ油、オ
イゲノール、オーランチオール、ガラクソリッド、カルバクロール、L−カルボン、カン
ファー、キャノン、キャロットシード油、クローブ油、ケイヒ酸メチル、ゲラニオール、
ゲラニルニトリル、酢酸イソボルニル、酢酸ゲラニル、酢酸ジメチルベンジルカルビニル
、酢酸スチラリル、酢酸セドリル、酢酸テレピネル、酢酸p-t-ブチルシクロヘキシル、酢
酸ベチベリル、酢酸ベンジル、酢酸リナリル、サリチル酸イソペンチル、サリチル酸ベン
ジル、サンダルウッド油、サンタロール、シクラメンアルデヒド、シクロペンタデカノリ
ド、ジヒドロジャスモン酸メチル、ジヒドロミルセノール、ジャスミンアブソリュート、
ジャスミンラクトン、cis-ジャスモン、シトラール、シトロネノール、シトロネラール、
シナモンバーク油、1,8-シネオール、シンナムアルデヒド、スチラックスレジノイド、セ
ダーウッド油、セドレン、セドロール、セロリシード油、タイム油、ダマスコン、ダマセ
ノン、チモール、チュベローズアブソリュート、デカナール、デカラクトン、テルピネオ
ール、γ−テルピネン、トリプラール、ネロール、ノナナール、2,6-ノナジエノール、ノ
ナラクトン、パチョリアルコール、バニラアブソリュート、バニリン、バジル油、パチョ
リ油、ヒドロキシシトロネラール、α−ピネン、ピペリトン、フェネチルアルコール、フ
ェニルアセトアルデヒド、プチグレン油、ヘキシルシンナムアルデヒド、cis-3-ヘキセノ
ール、ペルーバルサム、ベチバー油、ベチベロール、ペパーミント油、ペパー油、ヘリオ
トロピン、ベルガモット油、ベンジルベンゾエート、ボルネオール、ミルレジノイド、ム
スクケトン、メチルノニルアセトアルデヒド、γ−メチルヨノン、メントール、L−メン
トール、L−メントン、ユーカリ油、β−ヨノン、ライム油、ラベンダー油、D−リモネ
ン、リナロール、リラール、リリアール、レモン油、ローズアブソリュート、ローズオキ
シド、ローズ油、ローズマリー油、各種精油等の合成香料及び天然香料並びに各種調合香
料が好ましいものとして挙げられる。
色素・着色剤・染料・顔料としては、褐色201号、黒色401号、紫色201号、紫
色401号、青色1号、青色2号、青色201号、青色202号、青色203号、青色2
04号、青色205号、青色403号、青色404号、緑色201号、緑色202号、緑
色204号、緑色205号、緑色3号、緑色401号、緑色402号、赤色102号、赤
色104−1号、赤色105−1号、赤色106号、赤色2号、赤色201号、赤色20
2号、赤色203号、赤色204号、赤色205号、赤色206号、赤色207号、赤色
208号、赤色213号、赤色214号、赤色215号、赤色218号、赤色219号、
赤色220号、赤色221号、赤色223号、赤色225号、赤色226号、赤色227
号、赤色228号、赤色230−1号、赤色230−2号、赤色231号、赤色232号
、赤色3号、赤色401号、赤色404号、赤色405号、赤色501号、赤色502号
、赤色503号、赤色504号、赤色505号、赤色506号、橙色201号、橙色20
3号、橙色204号、橙色205号、橙色206号、橙色207号、橙色401号、橙色
402号、橙色403号、黄色201号、黄色202−1号、黄色202−2号、黄色2
03号、黄色204号、黄色205号、黄色4号、黄色401号、黄色402号、黄色4
03−1号、黄色404号、黄色405号、黄色406号、黄色407号、黄色5号等の
法定色素;Acid Red 14等のその他酸性染料;Arianor Sienna Brown、Arianor Madder Re
d、Arianor Steel Blue、Arianor Straw Yellow等の塩基染料;HC Yellow 2、HC Yellow
5、HC Red 3、4-hydoxypropylamino-3-nitrophenol、N,N'-bis(2-hydroxyethyl)-2-nitro
-p- phenylenediamine、HC Blue 2、Basic Blue 26等のニトロ染料;分散染料;二酸化チ
タン、酸化亜鉛等の無機白色顔料;酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等の無機赤色系顔料;
γ−酸化鉄等の無機褐色系顔料;黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料;黒酸化鉄、低次酸
化チタン等の無機黒色系顔料;マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等の無機紫色
系顔料;酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料;群青、紺青
等の無機青色系顔料;酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビ
スマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビ
スマス、魚鱗箔等のパール顔料;アルミニウムパウダー、カッパーパウダー、金等の金属
粉末顔料;表面処理無機及び金属粉末顔料;赤色201号、赤色202号、赤色204号
、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色20
3号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、青色404号、赤色3号、赤色10
4号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色
205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号、青色1号等の
ジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料;表面処理有機顔料;アス
タキサンチン、アリザリン等のアントラキノン類、アントシアニジン、β−カロチン、カ
テナール、カプサンチン、カルコン、カルサミン、クエルセチン、クロシン、クロロフィ
ル、クルクミン、コチニール、シコニン等のナフトキノン類、ビキシン、フラボン類、ベ
タシアニジン、ヘナ、ヘモグロビン、リコピン、リボフラビン、ルチン等の天然色素・染
料;p−フェニレンジアミン、トルエン−2,5−ジアミン、o−,m−,若しくはp−
アミノフェノール、m−フェニレンジアミン、5−アミノ−2−メチルフェノール、レゾ
ルシン、1−ナフトール、2,6−ジアミノピリジン等及びその塩等の酸化染料中間体及
びカップラー;インドリン等の自動酸化型染料;ジヒドロキシアセトンが好ましいものと
して挙げられる。
水としては、常水、精製水の他、硬水、軟水、天然水、海洋深層水、電解アルカリイオ
ン水、電解酸性イオン水、イオン水、クラスター水が好ましいものとして挙げられる。
これらの他、化粧品原料基準、化粧品種別配合成分規格、日本化粧品工業連合会成分表
示名称リスト、INCI辞書(The International Cosmetic Ingredient Dictionary and
Handbook)、医薬部外品原料規格、日本薬局方、医薬品添加物規格、食品添加物公定書
等に記載されている成分、及び、国際特許分類IPCがA61K7の分類に属する日本国
及び諸外国特許公報及び特許公開公報(公表公報・再公表を含む)に記載されている成分
等、公知の化粧料成分、医薬品成分、食品成分などを、公知の組み合わせ及び配合比・配
合量で含有させることが可能である。
本発明の化粧料・皮膚外用剤の種類としては、毛髪用化粧料、基礎化粧料、メーキャッ
プ化粧料、芳香化粧料、ボディ化粧料、軟膏等の皮膚外用剤が好ましいものとして挙げら
れる。本発明の化粧料・皮膚外用剤は、通常の方法に従って製造することができる。
本発明の化粧料・皮膚外用剤の種類を更に詳細に説明すると、毛髪用化粧料としては、
オイルシャンプー、クリームシャンプー、コンディショニングシャンプー、ふけ用シャン
プー、ヘアカラー用シャンプー、リンス一体型シャンプー等のシャンプー;リンス、トリ
ートメント、ヘアパック、ヘアフォーム、ヘアムース、ヘアスプレー、ヘアミスト、ヘア
ワックス、ヘアジェル、ウォーターグリース、セットローション、カラーローション、ヘ
アトニック、ヘアリキッド、ポマード、チック、ヘアクリーム、ヘアブロー、枝毛コート
、ヘアオイル、パーマネントウェーブ用剤、ストレートパーマ剤、酸化染毛剤、ヘアブリ
ーチ、ヘアカラープレトリートメント、ヘアカラーアフタートリートメント、パーマプレ
トリートメント、パーマアフタートリートメント、ヘアマニキュア、育毛剤が好ましいも
のとして挙げられる。
基礎化粧料としては、柔軟化粧水、収れん化粧水、洗浄用化粧水、多層式化粧水等の化
粧水;エモリエントローション、モイスチャーローション、ミルキィーローション、ナリ
シングローション、ナリシングミルク、スキンモイスチャー、モイスャーエマルション、
マッサージローション、クレンジングローション、プロテクトエマルション、サンプロテ
クト、サンプロテクター、UVケアミルク、サンスクリーン、メーキャップローション、
角質スムーザー、エルボーローション、ハンドローション、ボディローション等の乳液;
エモリエントクリーム、栄養クリーム、ナリシングクリーム、バニシングクリーム、モイ
スチャークリーム、ナイトクリーム、マッサージクリーム、クレンジングクリーム、メー
キャップクリーム、ベースクリーム、プレメーキャップクリーム、サンスクリーンクリー
ム、サンタンクリーム、除毛クリーム、デオドラントクリーム、シェービングクリーム、
角質軟化クリーム等のクリーム;モイスチャージェル等のジェル;保湿エッセンス、美白
エッセンス、紫外線防止エッセンス等のエッセンス;リポソーム美容液、リポソーム化粧
水等のリポソーム化粧品類;ピールオフパック、粉末パック、ウォッシングパック、オイ
ルパック、クレンジングマスク等のパック・マスク類;クレンジングフォーム、クレンジ
ングクリーム、クレンジングミルク、クレンジングローション、クレンジングジェル、ク
レンジングオイル、クレンジングマスク、洗粉、洗顔パウダー等の洗顔料;化粧石鹸、透
明石鹸、薬用石鹸、液状石鹸、ひげそり石鹸、合成化粧石鹸等の石鹸が好ましいものとし
て挙げられる。
メーキャップ化粧料としては、白粉・打粉類、ファンデーション類、口紅類、リップグ
ロス、頬紅類、アイライナー、マスカラ、アイシャドー、眉墨、アイブロー、ネイルエナ
メル、エナメルリムーバー、ネイルトリートメントが好ましいものとして挙げられる。
芳香化粧料としては、香水、パフューム、パルファム、オードパルファム、オードトワ
レ、オーデコロン、練香水、芳香パウダー、香水石鹸、ボディローション、バスオイルが
好ましいものとして挙げられる。
ボディ化粧料としては、ボディシャンプー等のボディ洗浄料;デオドラントローション
、デオドラントパウダー、デオドラントスプレー、デオドラントスティック等の防臭化粧
料;脱色剤、脱毛・除毛剤;浴用剤;虫よけスプレー等のインセクトリペラーが好ましい
ものとして挙げられる。
また、皮膚外用剤としては、軟膏剤、貼付剤、ローション剤、リニメント剤、液状塗布剤
などの剤型でとしても用いることができる。また、歯磨き、マウスウォッシュ等の口腔内
化粧料としても用いることが出来る。
本発明の化粧料又は皮膚外用剤の剤型としては、水中油(O/W)型、油中水(W/O
)型、W/O/W型、O/W/O型等の乳化型化粧料、油性化粧料、固形化粧料、液状化
粧料、練状化粧料、スティック状化粧料、揮発性油型化粧料、粉状化粧料、ゼリー状化粧
料、ジェル状化粧料、ペースト状化粧料、乳化高分子型化粧料、シート状化粧料、ミスト
状化粧料、スプレー型化粧料等の剤型が好ましいものとして挙げられる。
次に、本発明を実施例によって更に具体的に説明するが、本発明はこの実施例によって
なんら限定されるものではない。以下に記載の重量平均分子量は、既知分子量のポリスチ
レンを標準としてゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)法により測定され
た値である。
実施例1
攪拌機、温度計、ガス導入管を備えた1Lの反応器に、ダイマー酸(ユニケマ社製、PR
IPOL1025)232g(0.4モル)及びポリエチレングリコール(数平均分子量
400)80.0g(0.2モル)を仕込み、窒素気流中210〜220℃に加熱し、生
成する水を留去しながら6時間エステル化反応を行う。続けて、2−エチルヘキシルアル
コール72.8g(0.56モル)を仕込み、窒素気流中210〜220℃に加熱し、生
成する水を留去しながら20時間エステル化反応を行った後、過剰の2−エチルヘキシル
アルコールを減圧にて留去し、さらに、ビタミンE(エーザイ社製、イーミックス−D)
0.17gを添加して、化合物Aを338g得た。得られた化合物Aの重量平均分子量は
3500であった。
実施例2
攪拌機、温度計、ガス導入管を備えた1Lの反応器に、ダイマー酸(ユニケマ社製、PR
IPOL1025)232g(0.4モル)及びポリエチレングリコール(数平均分子量
400)80.0g(0.2モル)を仕込み、窒素気流中210〜220℃に加熱し、生
成する水を留去しながら6時間エステル化反応を行う。続けて、イソステアリルアルコー
ル(コグニス社製、SpeziolC18 ISOC)123g(0.44モル)を仕込
み、窒素気流中210〜220℃に加熱し、生成する水を留去しながら28時間エステル
化反応を行い、さらに、ビタミンE(エーザイ社製、イーミックス−D)0.20gを添
加して、化合物Bを402g得た。得られた化合物Bの重量平均分子量は4500であっ
た。
実施例3
攪拌機、温度計、ガス導入管を備えた1Lの反応器に、ダイマー酸(ユニケマ社製、PR
IPOL1025)232g(0.4モル)及びポリエチレングリコール(数平均分子量
400)80.0g(0.2モル)を仕込み、窒素気流中210〜220℃に加熱し、生
成する水を留去しながら6時間エステル化反応を行う。続けて、2−オクチルドデカノー
ル(高級アルコール工業社製、リソノール20SP)131g(0.44モル)を仕込み
、窒素気流中210〜220℃に加熱し、生成する水を留去しながら28時間エステル化
反応を行い、さらに、ビタミンE(エーザイ社製、イーミックス−D)0.20gを添加
して、化合物Cを407g得た。得られた化合物Cの重量平均分子量は4600であった
実施例4
攪拌機、温度計、ガス導入管を備えた1Lの反応器に、ダイマー酸(ユニケマ社製、PR
IPOL1025)232g(0.4モル)及びポリエチレングリコール(数平均分子量
400)128g(0.32モル)を仕込み、窒素気流中210〜220℃に加熱し、生
成する水を留去しながら8時間エステル化反応を行う。続けて、イソステアリルアルコー
ル(コグニス社製、SpeziolC18 ISOC)50.3g(0.18モル)を仕
込み、窒素気流中210〜220℃に加熱し、生成する水を留去しながら30時間エステ
ル化反応を行い、さらに、ビタミンE(エーザイ社製、イーミックス−D)0.19gを
添加して、化合物Dを380g得た。得られた化合物Dの重量平均分子量は17000で
あった。
実施例5
攪拌機、温度計、ガス導入管を備えた1Lの反応器に、ダイマー酸(ユニケマ社製、PR
IPOL1025)232g(0.4モル)及びポリエチレングリコール(数平均分子量
400)80.0g(0.2モル)を仕込み、窒素気流中210〜220℃に加熱し、生
成する水を留去しながら6時間エステル化反応を行う。続けて、ジプロピレングリコール
53.6g(0.4モル)を仕込み、窒素気流中210〜220℃に加熱し、生成する水
を留去しながら20時間エステル化反応を行い、さらに、ビタミンE(エーザイ社製、イ
ーミックス−D)0.17gを添加して、化合物Eを340g得た。得られた化合物Eの
重量平均分子量は9600であった。
実施例6
攪拌機、温度計、ガス導入管を備えた1Lの反応器に、シクロヘキサンジカルボン酸(イ
ーストマン・ケミカル社製、1,4−CHDA)138g(0.8モル)及びポリエチレ
ングリコール(数平均分子量400)160g(0.4モル)を仕込み、窒素気流中21
0〜220℃に加熱し、生成する水を留去しながら8時間エステル化反応を行う。続けて
、2−エチルヘキシルアルコール146g(1.12モル)を仕込み、窒素気流中210
〜220℃に加熱し、生成する水を留去しながら20時間エステル化反応を行った後、過
剰の2−エチルヘキシルアルコールを減圧にて留去し、さらに、ビタミンE(エーザイ社
製、イーミックス−D)0.18gを添加して、化合物Fを350g得た。得られた化合
物Fの重量平均分子量は3000であった。
実施例7
攪拌機、温度計、ガス導入管を備えた1Lの反応器に、シクロヘキサンジカルボン酸(イ
ーストマン・ケミカル社製、1,4−CHDA)44.7g(0.26モル)及びポリエ
チレングリコール(数平均分子量2000)260g(0.13モル)を仕込み、窒素気
流中210〜220℃に加熱し、生成する水を留去しながら6時間エステル化反応を行う
。続けて、イソステアリルアルコール(コグニス社製、SpeziolC18 ISOC
)81.3g(0.29モル)を仕込み、窒素気流中210〜220℃に加熱し、生成す
る水を留去しながら28時間エステル化反応を行い、さらに、ビタミンE(エーザイ社製
、イーミックス−D)0.18gを添加して、化合物Gを361g得た。得られた化合物
Gの重量平均分子量は8200であった。
実施例8
攪拌機、温度計、ガス導入管を備えた1Lの反応器に、シクロヘキサンジカルボン酸(イ
ーストマン・ケミカル社製、1,4−CHDA)138g(0.8モル)及びポリエチレ
ングリコール(数平均分子量400)160g(0.4モル)を仕込み、窒素気流中21
0〜220℃に加熱し、生成する水を留去しながら6時間エステル化反応を行う。続けて
、ジプロピレングリコール107g(0.8モル)を仕込み、窒素気流中210〜220
℃に加熱し、生成する水を留去しながら20時間エステル化反応を行い、さらに、ビタミ
ンE(エーザイ社製、イーミックス−D)0.18gを添加して、化合物Hを357g得
た。得られた化合物Hの重量平均分子量は8700であった。
実施例9
攪拌機、温度計、ガス導入管を備えた1Lの反応器に、セバシン酸162g(0.8モル
)及びポリエチレングリコール(数平均分子量400)160g(0.4モル)を仕込み
、窒素気流中210〜220℃に加熱し、生成する水を留去しながら6時間エステル化反
応を行う。続けて、2−エチルヘキシルアルコール146g(1.12モル)を仕込み、
窒素気流中210〜220℃に加熱し、生成する水を留去しながら20時間エステル化反
応を行った後、過剰の2−エチルヘキシルアルコールを減圧にて留去し、さらに、ビタミ
ンE(エーザイ社製、イーミックス−D)0.19gを添加して、化合物Iを376g得
た。得られた化合物Iの重量平均分子量は3200であった。
比較合成例1(比較例化合物Jの合成)
攪拌機、温度計、ガス導入管を備えた1Lの反応器に、ダイマー酸(ユニケマ社製、PR
IPOL1025)232g(0.4モル)及びダイマージオール(ユニケマ社製、PR
IPOL2033)152g(0.28モル)を仕込み、窒素気流中210〜220℃に
加熱し、生成する水を留去しながら6時間エステル化反応を行う。続けて、イソステアリ
ルアルコール(コグニス社製、SpeziolC18 ISOC)67.3g(0.24
モル)を仕込み、窒素気流中210〜220℃に加熱し、生成する水を留去しながら20
時間エステル化反応を行い、さらに、ビタミンE(エーザイ社製、イーミックス−D)0
.21gを添加して、化合物Jを410g得た。得られた化合物Jの重量平均分子量は1
0400であった。
評価例1 含水価
実施例1〜9で得られた化合物A〜I、及び、比較例として比較合成例1で得られた化
合物J、リンゴ酸ジイソステアリルについて含水価を測定した。含水価は、25℃におい
て、試料10gに精製水を少しずつ滴下しながら練りこみ、水が入らなくなった点を終点
とし、滴下した精製水の量を試料に対する百分率で示した。測定結果を下記に示す。下記
の結果より、本発明品は化合物Jやリンゴ酸ジイソステアリルに対していずれも高い含水
価の値を示し、親水性が高く、水系処方に配合しやすいものであることがわかる。
化合物名 含水価
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
化合物A 1000以上
化合物B 1000以上
化合物C 1000以上
化合物D 1000以上
化合物E 1000以上
化合物F 1000以上
化合物G 1000以上
化合物H 1000以上
化合物I 1000以上
化合物J 154
リンゴ酸ジイソステアリル 22
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
評価例2 水可溶化能
実施例1〜4で得られた化合物A〜D、及び、比較例として比較合成例1で得られた化
合物J、リンゴ酸ジイソステアリルについて水可溶化能を測定した。水可溶化能は、25
℃において、試料10gにテトラオレイン酸ソルベス−60を0.1g添加し、精製水を
少しずつ滴下しながら攪拌し、濁りが消えなくなった点を終点とし、滴下した精製水の量
を試料に対する百分率で示した値(水可溶化量)を指標とした。測定結果を下記に示す。
下記の結果より、本発明品は化合物Jやリンゴ酸ジイソステアリルに対していずれも高い
水可溶化能を示し、親水性が高く、水系処方に配合しやすいものであることがわかる。
化合物名 水可溶化量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
化合物A 15
化合物B 9.3
化合物C 2.3
化合物D 18
化合物J 0.1以下
リンゴ酸ジイソステアリル 0.3
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
評価例3 官能評価
実施例1〜9で得られた化合物A〜I、及び、比較例として比較合成例1で得られた化合
物Jを用い、下記処方のエモリエントクリームを作成した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 化合物A〜J 6.00
2 水添パーム油 2.50
3 ベヘニルアルコール 2.00
4 ジメチコン(10cs) 1.50
5 ステアリン酸グリセリル 1.50
6 ステアリルアルコール 1.20
7 ステアリン酸PG(SE) 1.00
8 イソステアリン酸PEG−60グリセリル 1.00
9 メトキシケイヒ酸オクチル 0.20
10 エチルパラベン 0.10
11 1,3−ブチレングリコール 6.00
12 グリセリン 1.00
13 フェノキシエタノール 0.20
14 メチルパラベン 0.15
15 精製水 75.65
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜10を加え、約80℃に加温し、溶解させた(A部)。別容器にNo.11〜
15をとり、約80℃に加温し、均一に溶解させた(B部)。A部にB部を加え、ホモミ
キサーにて乳化させた後、40℃まで冷却した。
このエモリエントクリームをパネラー10名の前腕内側に塗布してもらい、その時の使用
感を評価した。評価は、べたつきの無さ、しっとり感の2項目について行った。結果は下
記に示した。なお、表中、◎:10名中8名以上が良好と回答、○:10名中6名以上が
良好と回答、△:10名中4名以上が良好と回答、×:10名中4名未満が良好と回答し
た。下記の結果より、本発明品を配合したエモリエントクリームは化合物Jを配合したも
のよりもべたつきが少なく、しっとり感に優れていることがわかる。
化合物名 べたつきの無さ しっとり感
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
化合物A ◎ ◎
化合物B ◎ ◎
化合物C ○ ◎
化合物D ○ ◎
化合物E ○ ◎
化合物F ◎ ◎
化合物G ○ ◎
化合物H ○ ○
化合物I ◎ ○
化合物J △ △
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
評価例4 クレンジング評価
実施例1〜9で得られた化合物A〜I、及び、比較例として比較合成例1で得られた化
合物J、リンゴ酸ジイソステアリルを用い、下記処方のクレンジングオイルを作成した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 化合物A〜J 又は リンゴ酸ジイソステアリル 40.00
2 流動パラフィン 45.00
3 テトラオレイン酸ソルベス−30 15.00
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
全成分を加熱溶解、混合した。
このクレンジングオイルを濡れた手に取り、市販の持続性口紅に対するクレンジング力を
評価した。結果は下記に示した。なお、表中、◎:10名中8名以上が良好と回答、○:
10名中6名以上が良好と回答、△:10名中4名以上が良好と回答、×:10名中4名
未満が良好と回答した。下記の結果より、本発明品を配合したクレンジングオイルは化合
物Jやリンゴ酸ジイソステアリルを配合したものよりも、湿った雰囲気下においてクレン
ジング力に優れていることがわかる。
化合物名 クレンジング力
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
化合物A ◎
化合物B ◎
化合物C ◎
化合物D ○
化合物E ○
化合物F ◎
化合物G ○
化合物H ○
化合物I ◎
化合物J △
リンゴ酸ジイソステアリル △
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
評価例5 酸化安定性
実施例1〜9で得られた化合物A〜Iについて、酸化安定性を測定した。方法としては
、自動油脂安定性試験装置ランシマット679型(メトローム・シバタ株式会社製)を用
いて、試料3gを120℃、空気流量20L/Hrの条件で測定し、トラップ水のコンダ
クタンスが上昇を始めるまでの時間を酸化安定性の指標とした。結果は下記に示した。下
記の結果より、本発明品は何れも40時間以上安定で、安定性に優れていることがわかる


化合物名 酸化安定性
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
化合物A 40時間以上安定
化合物B 40時間以上安定
化合物C 40時間以上安定
化合物D 40時間以上安定
化合物E 40時間以上安定
化合物F 40時間以上安定
化合物G 40時間以上安定
化合物H 40時間以上安定
化合物I 40時間以上安定
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
実施例10 クレンジングジェル
実施例1で得られた化合物Aを用いて、下記処方のクレンジングジェルを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例1で得られた化合物A 40.00
2 流動パラフィン 20.00
3 PEG−60硬化ヒマシ油 20.00
4 精製水 20.00
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜3を70℃で溶解させ、70℃に加温したNo.4を添加しながら攪拌し、冷
却した。
このクレンジングジェルは、半透明で、粘性があり、使用時に垂れないという特性を有し
、感触もさっぱりしており、ファンデーション、メイク等となじみも良く、水雰囲気下に
おいてもこれらを素早く落とすことができるものであった。
実施例11 クレンジングオイル
実施例1で得られた化合物Aを用いて、下記処方のクレンジングオイルを調製した。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例1で得られた化合物A 20.00
2 流動パラフィン 65.00
3 テトラオレイン酸ソルベス−30 15.00
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
全成分を加熱溶解、混合した。
このクレンジングオイルは、透明で、粘性があり、使用時に垂れにくいという特性を有し
、感触もさっぱりしており、ファンデーション、メイク等となじみも良く、水雰囲気下に
おいてもこれらを素早く落とすことができるものであった。
実施例12 クレンジングオイル
実施例3で得られた化合物Cを用いて、下記処方のクレンジングオイルを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例3で得られた化合物C 2.40
2 流動パラフィン 47.00
3 IOTG(日本精化) 40.00
4 テトラオレイン酸ソルベス−60 2.40
5 テトラオレイン酸ソルベス−30 6.60
6 フェノキシエタノール 0.60
7 精製水 1.00
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜6を70℃で溶解させ、冷却後、No.7を添加しながら攪拌した。
このクレンジングオイルは、感触もさっぱりしており、ファンデーション、メイク等とな
じみも良く、水雰囲気下においてもこれらを素早く落とすことができるものであった。
実施例13 シャンプー
実施例2で得られた化合物Bを用いて、下記処方のシャンプーを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例2で得られた化合物B 3.00
2 ラウレス硫酸Na(27%) 30.00
3 ラウロアンホ酢酸Na(25%) 10.00
4 PPG−2コカミド 1.50
5 ラウラミドMPA 1.00
6 ポリクオタニウム−10 0.20
7 メチルイソチアゾリンオン 0.10
8 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜5を約80℃に加温し、均一に溶解させた(A部)。次にNo.6〜8を約8
0℃に加温し、均一に溶解させた(B部)。A部にB部を加え均一になるまで約80℃で
撹拌混合し、その後冷却した。
このシャンプーは、毛髪にしっとり感、なめらかな指通りを付与することができるもので
あった。
実施例14 シャンプー
実施例1で得られた化合物Aを用いて、下記処方のシャンプーを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例1で得られた化合物A 3.00
2 コカミドプロピルベタイン(40%) 40.00
3 ココイルグルタミン酸TEA(27%) 10.00
4 テトラデセンスルホン酸Na(36%) 2.00
5 PEG120−メチルグルコースジオレエート 3.00
6 トリエタノールアミン 0.20
7 メチルイソチアゾリンオン 0.10
8 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜5を約80℃に加温し、均一に溶解させた(A部)。次にNo.6〜8を約8
0℃に加温し、均一に溶解させた(B部)。A部にB部を加え均一になるまで約80℃で
撹拌混合し、その後冷却した。
このシャンプーは、毛髪にしっとり感、なめらかな指通りを付与することができるもので
あった。
実施例15 シャンプー
実施例1で得られた化合物Aを用いて、下記処方のシャンプーを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例1で得られた化合物A 1.00
2 ラウレス硫酸Na(27%) 50.00
3 コカミドプロピルベタイン(30%) 10.00
4 コカミドDEA 2.00
5 SUCRAPH AG−8(日本精化) 2.00
6 クオタニウム−33 0.40
7 ポリクオタニウム−10 0.40
8 フェノキシエタノール 0.20
9 メチルパラベン 0.20
10 安息香酸Na 0.40
11 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜5を約80℃に加温し、均一に溶解させた(A部)。次にNo.6〜11を約
80℃に加温し、均一に溶解させた(B部)。A部にB部を加え均一になるまで約80℃
で撹拌混合し、その後冷却した。また、No.1のみを除いた処方をブランクとした。
このシャンプーは、毛髪にしっとり感、なめらかな指通りを付与することができるもので
あった。
実施例16 シャンプー
実施例4で得られた化合物Dを用いて、下記処方のシャンプーを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例4で得られた化合物D 3.00
2 ココイルグルタミン酸TEA(27%) 20.00
3 テトラデセンスルホン酸Na(36%) 1.50
4 PEG120−メチルグルコースジオレエート 1.50
5 ポリクオタニウム−10 0.20
6 メチルイソチアゾリンオン 0.10
7 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜4を約80℃に加温し、均一に溶解させた(A部)。次にNo.5〜7を約8
0℃に加温し、均一に溶解させた(B部)。A部にB部を加え均一になるまで約80℃で
撹拌混合し、その後冷却した。
このシャンプーは、毛髪にしっとり感、なめらかな指通りを付与することができるもので
あった。
実施例17 トリートメント
実施例1で得られた化合物Aを用いて、下記処方のトリートメントを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 セタノール 4.50
2 オレイルアルコール 0.50
3 オリーブ油 0.50
4 BY11−007(東レダウ・コーニング) 2.00
5 ステアルトリモニウムクロリド(70%) 1.00
6 ベヘントリモニウムクロリド(80%) 2.00
7 実施例1で得られた化合物A 3.00
8 メチルパラベン 0.10
9 プロピルパラベン 0.10
10 乳酸Na(50%) 0.20
11 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜7を約80℃に加温し、均一に溶解させた(A部)。次にNo.8〜11を約
80℃に加温し、均一に溶解させた(B部)。A部にB部を加え均一に撹拌混合し、その
後室温まで冷却した。
このトリートメントは、毛髪にしっとり感、柔軟感を付与することができるものであった
実施例18 サンスクリーン剤
実施例2で得られた化合物Bを用いて、下記処方のサンスクリーン剤を調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例2で得られた化合物B 11.70
2 スクワラン 22.50
3 LUSPLAN PI−DA(日本精化) 2.70
4 マイクロクリスタリンワックス 2.70
5 ジステアリン酸Al 1.60
6 ステアリン酸Mg 1.60
7 1,3−ブチレングリコール 5.00
8 ベヘニルアルコール 4.80
9 Composite−PC(日本精化) 1.00
10 コレステロール 0.80
11 プロピルパラベン 0.20
12 メチルパラベン 0.20
13 酸化チタン 9.00
14 硫酸Mg 0.50
15 精製水 35.70
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.13にNo.1、2の一部、No.3を加え、ミルで練った(A部)。別容器にN
o.2の残り、No.4〜6を加え、約150℃に加温、溶解させた(B部)。別容器に
No.1の残り、No.7〜12を加え、約80℃に加温、溶解させた(C部)。別容器
にNo.14、15を加え、約80℃に加温、溶解させた(D部)。B部にC部を加え、
混合した後A部に加えて均一に混合した。次いで、D部を加え、攪拌し、乳化後40℃ま
で冷却した。
このサンスクリーン剤は、汗などによるくずれを抑え、また、顔料分散性に優れるため、
なじみがよいという特徴を有するクリームであった。
実施例19 下地クリーム
実施例2で得られた化合物Bを用いて、下記処方の下地クリームを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例2で得られた化合物B 5.00
2 シクロメチコン 15.00
3 トリメチルシロキシケイ酸 3.00
4 ステアリン酸グリセリル(SE) 2.00
5 ステアリン酸PG(SE) 2.00
6 マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル 2.00
7 ステアリン酸 0.50
8 パルミチン酸 0.50
9 メトキシケイヒ酸オクチル 0.50
10 トコフェロール 0.20
11 1,3−ブチレングリコール 10.00
12 マイカ 8.00
13 タルク 7.00
14 フェノキシエタノール 0.80
15 チタン酸(Li/コバルト) 0.20
16 キサンタンガム(10%) 2.00
17 セルロースガム(10%) 2.00
18 精製水 39.30
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.16、17をそれぞれNo.18に溶かし粘性の液(2%)とした(A部)。別容
器にNo.1〜10を加え、約80℃に加温、溶解させた(B部)。別容器にNo.11
〜15、No.18の残りを加え、約80℃に加温、溶解させた(C部)。B部にC部を
加え、乳化させた後、A部を加え、均一に混合した。攪拌後40℃まで冷却した。
この下地クリームは、伸びが良く、ファンデーションのつき、もちが良く、さらっとした
感触が付与でき、更に、顔料分散性に優れるためファンデーションとのなじみが向上する
という特徴を有する下地クリームであった。
実施例20 ファンデーション
実施例5で得られた化合物Eを用いて、下記処方のファンデーションを調製した。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例5で得られた化合物E 6.00
2 シクロメチコン 3.50
3 ジメチコン(5cs) 2.00
4 トリメチルシロキシケイ酸 1.50
5 メトキシケイヒ酸オクチル 1.00
6 フェノキシエタノール 0.40
7 トコフェロール 0.10
8 マイカ 39.60
9 タルク 24.00
10 酸化チタン 20.00
11 酸化鉄 1.90
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を高速攪拌し、均一に混合した。
このファンデーションは、つやがあり、発色性に優れ、しっとりした感触を有するもので
あった。
実施例21 口紅
実施例7で得られた化合物Gを用いて、下記処方の口紅を調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例7で得られた化合物G 25.00
2 オクタン酸セチル 10.50
3 トリオクタノイン 16.50
4 シクロメチコン 16.00
5 セレシン 9.00
6 キャンデリラロウ 5.00
7 LUSPLAN PI−DA(日本精化) 5.00
8 セスキイソステアリン酸ソルビタン 4.00
9 マカデミアナッツ油 1.00
10 トコフェロール 0.50
11 酸化鉄 2.25
12 酸化チタン 2.25
13 マイカ 1.50
14 赤202 1.50
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.11〜14をNo.1、2で混練した(A部)。別容器にNo.3〜10を加え、
約80℃に加温、溶解させた(B部)。約80℃でB部にA部を加え、溶解後、急冷した

この口紅は、つやがあり、みずみずしく、密着性の高い口紅であった。
実施例22 リップグロス
実施例6で得られた化合物Fを用いて、下記処方のリップグロスを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例6で得られた化合物F 40.00
2 パルミチン酸デキストリン 10.00
3 マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル 10.00
4 メチルフェニルポリシロキサン 30.00
5 トリオクタノイン 5.00
6 流動パラフィン 5.00
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1,2を100〜110℃に加温して均一に溶解させた。次に、No.3〜6を加
え、約80℃で均一に溶解させた。
このリップグロスは、つやがあり、みずみずしく、密着性の高いものであった。
実施例23 クレンジングオイル
実施例3で得られた化合物Cを用いて、下記処方のクレンジングオイルを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例3で得られた化合物C 46.50
2 ラウレス−4 7.00
3 トコフェロール 適量
4 プロピルパラベン 適量
5 オクタン酸セチル 46.50
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
全成分を加熱溶解、混合した。
このクレンジングオイルは、使用時に垂れにくいという特性を有し、感触もさっぱりして
おり、更に顔料分散性に優れるため、ファンデーション、メイク等となじみも良く、これ
らを素早く落とすことができるものであった。
実施例24 マスカラ
実施例9で得られた化合物Iを用いて、下記処方のマスカラを製造した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 酸化鉄(黒) 10.00
2 軽質イソパラフィン 30.00
3 ポリアクリル酸エステルエマルション 30.00
4 固型パラフィン 8.00
5 実施例9で得られた化合物I 1.20
6 セスキオレイン酸ソルビタン 4.00
7 防腐剤 適量
8 香料 適量
9 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.9にNo.1を加えホモミキサーで分散したのち、No.3を加え加熱して70
℃に保った(水相)。他の成分を混合し、加熱して70℃に保った(油相)。油相に水相
を加えホモミキサーで均一に乳化分散して目的のマスカラを得た。
このマスカラは、付着性が良く、良好な使用感を有し、また、安定性も良好であった。
実施例25 アイシャドウ
実施例8で得られた化合物Hを用いて、下記処方のアイシャドウを製造した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 タルク 10.00
2 カオリン 2.00
3 顔科 5.00
4 実施例8で得られた化合物H 3.00
5 ステアリン酸 3.00
6 ミリスチン酸イソプロピル 5.00
7 流動パラフィン 5.00
8 モノラウリン酸プロピレングリコール 3.00
9 酸化防止剤 適量
10 香科 適量
11 1,3−ブチレングリコール 5.00
12 グリセリン 1.00
13 防腐剤 適量
14 トリエタノールアミン 1.20
15 金属イオン封鎖剤 適量
16 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜3をブレンダーで混合後、粉砕器で処理した(粉体部)。No.11〜16
を70〜75℃で加熱溶解させた(水相部)。No.4〜10を70〜80℃で加熱溶解
させた(油相部)。粉体部を水相部に加え、撹拌混合した。これに油相部を撹拌しながら
加え、ホモミキサーにより分散、室温まで撹拌冷却し、目的のアイシャドウを得た。
この乳化アイシャドウは、付着性が良く、良好な使用感を有し、また、乳化安定性も良好
であった。
実施例26 マイルドシャンプー
実施例7で得られた化合物Gを用いて、下記処方のマイルドシャンプーを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例7で得られた化合物G 0.50
2 ココイルメチルメチルタウリンNa(30%) 30.00
3 コカミドプロピルベタイン(30%) 20.00
4 ラウレス−12酢酸Na(30%) 5.00
5 1,3−ブチレングリコール 1.00
6 コカミドMEA 2.00
7 ジステアリン酸グリコール 1.50
8 ポリクオタニウム−10 0.50
9 ポリクオタニウム−7 0.30
10 カチオンNH(日本精化) 0.50
11 安息香酸Na 0.40
12 フェノキシエタノール 0.20
13 メチルパラベン 0.20
14 精製水 37.90
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜7を約80℃に加温し、溶解させた(A部)。別容器にNo.8〜14を約8
0℃に加温し溶解させた(B部)。A部にB部を攪拌しながら、徐々に加え均一に混合し
、その後急冷した。
このマイルドシャンプーは、毛髪にしっとり感、艶を付与し、なめらかな指通りを付与す
ることができるシャンプーであった。
実施例27 モイストリンス
実施例4で得られた化合物Dを用いて、下記処方のモイストリンスを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例4で得られた化合物D 0.10
2 Plandool−H(日本精化) 0.50
3 セトリモニウムクロリド(30%) 5.20
4 オクチルドデカノール 4.70
5 セタノール 2.80
6 ステアルトリモニウムクロリド(63%) 0.60
7 オクタン酸セチル 0.30
8 スクワラン 0.30
9 ミリスチル硫酸Na 0.20
10 セテス−40 0.10
11 オレス−5 0.10
12 セチル硫酸Na 0.10
13 クエン酸 0.10
14 メチルパラベン 0.10
15 精製水 84.80
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜12を約80℃に加温し、溶解させた(A部)。別容器にNo.14〜15を
約80℃に加温し溶解させた(B部)。A部にB部を攪拌しながら、徐々に加え均一に混
合し、その後No.13を添加し攪拌した後、急冷した。
このモイストリンスは、べたつかず、毛髪にしっとり感、艶を付与し、なめらかな指通り
を付与することができるリンスであった。
実施例28 トリートメント
実施例7で得られた化合物Gを用いて、下記処方のトリートメントを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例7で得られた化合物G 2.00
2 ステアリン酸グリセリル(SE) 4.50
3 ステアレス−10 4.00
4 セタノール 4.00
5 ステアルトリモニウムクロリド(63%) 1.80
6 LUSPLAN DD−IS(日本精化) 1.50
7 ベヘントリモニウムクロリド(80%) 1.00
8 メチルパラベン 0.20
9 精製水 81.00
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.9を約80℃に加温し、No.8を加え溶解させた(A部)。別容器にNo.1〜
7を加え、加温し、溶解させた(B部)。B部にA部を徐々に加え、均一に混合した。
このトリートメントは、毛髪の水分を保ち、しなやかしっとり、つるっとした感触を付与
することができるトリートメントであった。
実施例29 ストレートパーマ剤(カチオンタイプ)
実施例7で得られた化合物Gを用いて、下記処方のストレートパーマ剤(カチオンタイ
プ)の1液、2液を調製した。
(1液)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例7で得られた化合物G 0.50
2 セタノール 5.00
3 ステアルトリモニウムクロリド(63%) 2.40
4 セテス−20 2.40
5 TRIBEHENIN PEG−20 ESTERS 2.00
6 セテス−6 0.80
7 ラウラミドMIPA 0.80
8 PEG−60水添ヒマシ油 0.40
9 チオグリコール酸アンモニウム液(50%) 13.50
10 モノエタノールアミン 1.70
11 ポリクオタニウム−6 1.30
12 加水分解ダイズタンパク 1.00
13 EDTA−4Na 0.10
14 アンモニア水(28%) 1.10
15 精製水 67.00
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.15の大部分を約80℃に加温した(A部)。別容器にNo.1〜8を加え加温し
、溶解させた(B部)。別容器にNo.15の残り、No.9〜13を加え、均一に溶解
させた(C部)。A部にB部を加え、混合攪拌し、約45℃付近でC部を加え、均一に混
合した。室温まで冷却した後、No.14を加えた。
(2液)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例7で得られた化合物G 2.00
2 セタノール 5.00
3 エマコール VT−20(山栄化学) 5.00
4 ジメチコン(200cs) 2.00
5 トリオクタノイン 2.00
6 オクチルドデカノール 0.60
7 セテス−20 0.50
8 リン酸二アンモニウム 0.20
9 安息香酸Na 0.15
10 臭素酸Na 8.00
11 精製水 74.55
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜7を加え、約70℃に加温し、溶解させた(A部)。別容器にNo.11の大
部分をとり、約70℃に加温し、No.8、9を加え溶解させた(B部)。別容器にNo
.11の残りをとり、約60℃に加温し、No.10を加え溶解させた(C部)。約70
℃でA部にB部を加え、粘度が高くなるまで攪拌した。60℃まで冷却し、攪拌しながら
C部を加え均一に混合した。温度が約50℃まで低下した後、急冷した。
このストレートパーマ液は、毛髪に対する密着性が高く、セット力があるため、ストレ
ートパーマをしっかりかけることができるストレートパーマ液であった。
実施例30 ヘアクリームワックス
実施例6で得られた化合物Fおよび実施例7で得られた化合物Gを用いて、下記処方の
ヘアクリームワックスを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例6で得られた化合物F 4.00
2 実施例7で得られた化合物G 1.00
3 脂肪酸(C18−35)グリコール 6.00
4 ジオレイン酸PEG−120メチルグルコース 5.00
5 ラノリン脂肪酸オクチルドデシル 5.00
6 ステアリン酸 4.00
7 キャンデリラロウ 3.00
8 ジメチコン(1000cs) 3.00
9 セバシン酸ジエチル 2.00
10 セテス−2 2.00
11 セテス−7 2.00
12 セテス−20 1.00
13 ジココジモニウムクロリド(75%) 1.00
14 プロピルパラベン 0.10
15 ポリウレタン−4 3.00
16 トリエタノールアミン 0.30
17 メチルパラベン 0.20
18 精製水 57.40
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜14を加え、約80℃に加温し、溶解させた(A部)。別容器にNo.18を
とり、約80℃に加温しNo.16、17を加え、均一に溶解させた(B部)。A部にB
部を徐々に加え、均一に混合し、約60℃でNo.15を加え均一に混合した。室温まで
冷却した後、pHを調整した。
このヘアクリームワックスは、毛髪に塗布すると、艶があり、べたつかず、動いてもばら
けず、密着性が高いため毛束感があり、ヘアスタイルの保持性に優れるヘアワックスであ
った。
実施例31 毛髪脱色剤(2剤式)
実施例9で得られた化合物Iを用いて、下記処方の毛髪脱色剤(2剤式)を調製した。
(1剤)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例9で得られた化合物I 0.50
2 ポリオキシエチレンオレイルエーテル 52.00
3 アンモニア水(25%) 25.50
4 セトリモニウムクロリド(30%) 10.00
5 エタノール 10.00
6 精製水 4.50
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に攪拌、混合した。
(2剤)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 過酸化水素水 17.00
2 セトリモニウムクロリド(30%) 10.00
3 セタノール 3.00
4 セテス−2 1.00
5 セテス−20 1.00
6 ピロリン酸Na 0.10
7 ジエチレントリアミン五酢酸 0.10
8 クエン酸(50%) 適量
9 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に混合し、クエン酸でpHを3.5〜4.0に調整した。
(配合比)
1剤:2剤=1:7
この毛髪脱色剤(2剤式)は、毛髪に施術することにより、脱色後の毛髪の損傷感を低減
し、毛髪に柔軟性、しっとり感、すべり感等の良好な感触を付与できる脱色剤であった。
実施例32 酸化染毛剤
実施例5で得られた化合物Eを用いて、下記処方の酸化染毛剤を調製した。
(1剤)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例5で得られた化合物E 0.50
2 セトリニウムクロリド(25%) 24.00
3 セタノール 9.00
4 オクチルドデカノール 9.00
5 モノエタノールアミン 3.80
6 アンモニア水 2.00
7 ミリスチル硫酸Na 1.50
8 オレス−20 1.40
9 塩酸トルエン−2、5−ジアミン 1.00
10 レゾルシン 1.00
11 メタアミノフェノール 0.50
12 パラアミノフェノール 0.20
13 オルトアミノフェノール 0.10
14 アスコルビン酸 0.20
15 香料 0.10
16 精製水 45.70
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に混合した。
(2剤)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 過酸化水素水 17.00
2 セトリニウムクロリド(30%) 10.00
3 セタノール 3.00
4 セテス−2 1.00
5 セテス−20 1.00
6 ピロリン酸Na 0.10
7 ジエチレントリアミン五酢酸 0.10
8 クエン酸(50%) 適量
9 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に混合し、クエン酸でpHを3.5〜4.0に調整した。
(配合比)
1剤:2剤=1:1
この酸化染毛剤は、毛髪に施術することにより、染毛後の毛髪の損傷感を低減し、毛髪に
柔軟性、しっとり感、すべり感等の良好な感触を付与できる酸化染毛剤であった。
実施例33 カール剤
実施例7で得られた化合物Gを用いて、下記処方のカール剤を製造した。
(1液)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 システアミン塩酸塩 2.00
2 DLシステイン 0.40
3 モノエタノールアミン 0.90
4 アンモニア水(28%) 0.50
5 POE20ヤシ油脂肪酸ソルビタン 0.50
6 香料 0.10
7 塩化ジアリルアンモニウム・アクリル酸共重合体 1.00
8 エマコールVT−20(山栄化学) 3.00
9 オレス−20 0.50
10 オレス−50 0.20
11 実施例7で得られた化合物G 0.50
12 ラノリン脂肪酸オクチルドデシル 0.30
13 ソルビタンモノステアレート 0.20
14 エデト酸四ナトリウム四水塩 0.10
15 リン酸アンモニウム 0.50
16 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.16の一部(20%分)にNo.1〜3を加えて溶かし、予め別の容器でNo.
16の一部(10%分)にNo.14、15を加えて溶かしたものを、約40℃で加えて
均一に溶解させた(A部)。別の容器でNo.16の残りを約75℃に加温した(B部)
。別の容器にNo.8〜13を取り、約75℃に加温して溶解させた(C部)。C部にB
部を加えて乳化させよく攪拌混合した後、40℃まで冷却してA部を加えて均一に攪拌し
た。次にNo.7を加えて攪拌し、次いでNo.5、6を加え、更にNo.4を加えて均
一に攪拌混合し、pH9.0〜9.5に調整することにより、目的のカール剤1液を得た

(2液)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 EDTA−2Na 0.10
2 臭素酸Na 4.00
3 リン酸アンモニウム 0.50
4 カチオンNH(日本精化) 2.00
5 セトリニウムクロリド(30%) 1.00
6 オレス−50 0.20
7 ジメチコンコポリオール 0.50
8 安息香酸Na 0.15
9 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.4〜7を約80℃に加温し溶解させた(A部)。別の容器にNo.9の一部(7
0%)とNo.1、8を加え、約80℃に加温し溶解させた(B部)。さらに別の容器に
No.9の残りとNo.2、3を加え、約50℃に加温し溶解させた(C部)。A部にB
部を加えて均一に混合攪拌し乳化させた後、40℃になったらC部を加えてよく混合し、
室温にてpH6.5〜6.8に調整することにより、目的のカール剤2液を得た。
このように製造したカール剤1液、2液を毛髪に用いることにより、良好な柔軟性、す
べり感、しっとりとした風合い、良好な仕上がり感でカールさせることが出来た。
実施例34 口紅
実施例2で得られた化合物Bを用いて、下記処方の口紅を調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例2で得られた化合物B 40.00
2 12−ヒドロキシステアリン酸 8.00
3 流動パラフィン 合計で100となる量
4 トリオクタノイン 15.00
5 無水ケイ酸 0.30
(日本アエロジル社製アエロジルR974)
6 赤色202号 適量
7 黄色4号 適量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜7を均一に加熱混合する。
この口紅は、艶や臭いの点で優れ、塗布時に滑らかで密着感があった。
実施例35 リップスティック
実施例6で得られた化合物Fおよび実施例7で得られた化合物Gを用いて、下記処方の
リップスティックを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例6で得られた化合物F 10.00
2 実施例7で得られた化合物G 30.00
3 12−ヒドロキシステアリン酸 10.00
4 重質流動イソパラフィン 10.00
5 LUSPLAN PI−DA(日本精化) 合計で100となる量
6 ヒマシ油 1.00
7 ヒドロキシステアリン酸2−エチルヘキシル 5.00
8 α−オレフィンオリゴマー 5.00
9 精製ホホバ油 5.00
10 ジプロピレングリコール 0.10
11 メントール 0.10
12 トコフェロール 0.10
13 香料 適量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜12を加え、90〜110℃に加温し均一に混合溶融後、No.13を加え均
一に混合分散させる。
このリップスティックは、良好な使用感を示すものであった。
実施例36 ファンデーション
実施例1で得られた化合物Aを用いて、下記処方のファンデーションを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例1で得られた化合物A 10.00
2 パーフルオロポリエーテル 5.00
3 シリコーン処理セリサイト 60.00
4 酸化チタン 10.00
5 粉末状合成炭化水素ワックス 1.00
6 黄酸化鉄 1.00
7 ベンガラ 0.50
8 メチルパラベン 0.50
9 黒酸化鉄 0.05
10 タルク 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜2を加え、約70℃に加温し混合する(A部)。別容器にNo.3〜10をと
り、混合分散する(B部)。B部にA部を加え、均一に混合する。
このファンデーションは、使用感、肌への密着性、化粧の持続性、におい等に優れたもの
であった。
実施例37 リップグロス
実施例1で得られた化合物Aおよび実施例2で得られた化合物Bを用いて、下記処方の
リップグロスを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例1で得られた化合物A 55.00
2 実施例2で得られた化合物B 15.00
3 ポリエチレンワックス 0.20
4 12−ヒドロキシステアリン酸 1.50
5 流動パラフィン 合計で100となる量
6 トコフェロール 適量
7 シリル化処理超微粒子無水ケイ酸 2.00
(日本アエロジル社製アエロジルR972)
8 雲母チタン 12.00
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜6を均一に加熱混合した後、No.7〜8を加え均一に混合する。
このリップグロスは、つやがあり、化粧持ちがよく、密着性の高いものであった。
実施例38 リップクリーム
実施例6で得られた化合物Fおよび実施例7で得られた化合物Gを用いて、下記処方の
リップクリームを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例6で得られた化合物F 45.00
2 実施例7で得られた化合物G 30.00
3 スクワラン 合計で100となる量
4 12−ヒドロキシステアリン酸 5.00
5 シリル化処理超微粒子無水ケイ酸 3.00
(日本アエロジル社製アエロジルR972)
6 メントール 0.50
7 香料 適量
8 酸化防止剤 適量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜8を加熱溶融し、均一に混合した。
このリップクリームは、つやがあり、使用感に優れ、密着性の高いものであった。
実施例39 口紅
実施例3で得られた化合物Cを用いて、下記処方の口紅を調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例3で得られた化合物C 30.00
2 ベンジルジメチルステアリルアンモニウムベントナイト 0.36
3 POE(20)水添ヒマシ油 0.12
4 リシノール酸オクチルドデシル 15.80
5 ヒマワリ油 17.00
6 エルカ酸オクチルドデシル 15.50
7 ポリエチレンワックス 5.00
8 マイクロクリスタリンワックス 4.00
9 キャンデリラワックス 1.00
10 ホホバ油 1.00
11 ミツロウ 1.00
12 オリーブ油由来スクワラン 1.00
13 イソステアリン酸ソルビタン 0.50
14 N−ステアロイル−Lグルタミン酸二Na 0.15
15 d−δ−トコフェロール 0.10
16 赤色201号 2.40
17 赤色202号 0.80
18 黒酸化鉄 0.30
19 合成マイカ 0.47
20 ベンガラ被覆雲母チタン 3.00
21 アシルペプチド混合物(ゼダーマ社製マキシムリップ) 0.50
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.2〜4を混合しゲルを調製した。No.1及び5〜15を約80℃に加温し溶解さ
せた後、前記ゲルを加え、さらに、No.16〜21を加え均一になくまで混合した。
この口紅は、艶があり、使用感に優れ、また、発汗の少ないものであった。
実施例40 ヘアクリーム
実施例8で得られた化合物Hを用いて、下記処方のヘアクリームを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例8で得られた化合物H 2.00
2 セタノール 4.00
3 ジメチコン(500cs) 13.00
4 ステアリン酸グリセリル 2.80
5 オレス−10リン酸 0.80
6 ステアリン酸グリセリル(SE) 1.60
7 フェノキシエタノール 0.40
8 メチルパラベン 0.20
9 10%NaOH 0.60
10 精製水 74.60
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜6を約80℃に加温し、溶解させた(A部)。別容器にNo.7〜10を加え
、約80℃に加温し、溶解させた(B部)。A部にB部を加え撹拌混合した。
このヘアクリームは、艶があり、べたつかず、毛髪の水分を保ち、つるっとした感触を付
与することができるものであった。
実施例41 ヘアクリーム
実施例1で得られた化合物Aを用いて、下記処方のヘアクリームを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例1で得られた化合物A 1.00
2 セタノール 4.00
3 ネオペンタン酸イソデシル 15.00
4 ステアリン酸PG(SE) 1.70
5 ステアリン酸グリセリル 2.70
6 オレス−8リン酸 0.70
7 フェノキシエタノール 0.40
8 メチルパラベン 0.20
9 精製水 74.30
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜6を約80℃に加温し、溶解させた(A部)。別容器にNo.7〜9を加え、
約80℃に加温し、溶解させた(B部)。A部にB部を加え撹拌混合した。
このヘアクリームは、艶があり、べたつかず、毛髪の水分を保ち、つるっとした感触を付
与することができるものであった。
実施例42 リンスインシャンプー
実施例9で得られた化合物Iを用いて、下記処方のリンスインシャンプーを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例9で得られた化合物I 1.00
2 コカミドプロピルベタイン(30%) 20.00
3 ラウリル硫酸TEA(40%) 15.00
4 コカミドDEA 2.00
5 ココイルグルタミン酸TEA(30%) 30.00
6 ジステアリン酸エチレングリコール 1.20
7 ポリクオタニウム−10 1.60
8 ステアリルトリモニウムブロミド(70%) 0.60
9 フェノキシエタノール 0.20
10 メチルパラベン 0.20
11 安息香酸Na 0.40
12 精製水 27.80
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.7、8、12を約80℃に加温し、撹拌混合した。次にNo.3を加えて混合し、
更にNo.1、2、4〜6を加え均一になるまで撹拌混合し、その後No.9〜11を添
加し溶解させた。
このリンスインシャンプーは、毛髪にしっとり感、艶を付与し、なめらかな指通りを付与
することができるものであった。
実施例43 シャンプー
実施例6で得られた化合物Fを用いて、下記処方のシャンプーを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例6で得られた化合物F 0.80
2 ラウリル硫酸Na(25%) 45.00
3 オレフィン(C14−16)スルホン酸Na(37%) 4.00
4 コカミドプロピルベタイン(30%) 6.00
5 コカミドDEA 3.40
6 ジステアリン酸エチレングリコール 1.80
7 フェノキシエタノール 0.20
8 メチルパラベン 0.20
9 安息香酸Na 0.40
10 濃グリセリン 2.40
11 10%クエン酸 適量
12 ポリクオタニウム−10 0.80
13 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.12〜13を約80℃に加温し、均一に溶解させた。次にNo.2〜6を加え均一
になるまで約80℃で撹拌混合し、その後No.1を加え均一に溶解させた。さらにNo
.7〜11を添加し溶解させた。
このシャンプーは、毛髪にしっとり感、艶を付与し、なめらかな指通りを付与することが
できるものであった。
実施例44 ヘアワックス
実施例4で得られた化合物Dを用いて、下記処方のヘアワックスを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例4で得られた化合物D 4.00
2 キャンデリラロウ 2.00
3 セタノール 8.00
4 ミネラルオイル 18.00
5 トリオクタノイン 4.00
6 マイクロクリスタリンワックス 2.00
7 セバシン酸ジエチル 2.00
8 ジメチコン(100cs) 2.00
9 ラウレス−2 2.00
10 ステアリン酸グリセリル 3.00
11 PEG−40水添ひまし油 2.00
12 ジイソステアリン酸ポリグリセリル−3 2.00
13 濃グリセリン 6.00
14 1,3−ブチレングリコール 4.00
15 フェノキシエタノール 0.60
16 メチルパラベン 0.20
17 アルコックスE−240(明成化学工業) 0.20
18 精製水 38.00
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜14を約80℃に加温し、均一に溶解させた(A部)。次にNo.15〜18
を約80℃に加温し、均一に溶解させた(B部)。A部にB部を加え均一に溶解させた。
このヘアワックスは、毛髪に塗布すると、艶があり、べたつかず、動いてもばらけず、密
着性が高いため毛束感があり、ヘアスタイルの保持性に優れるものであった。
実施例45 トリートメント
実施例9で得られた化合物Iを用いて、下記処方のトリートメントを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例9で得られた化合物I 0.80
2 セタノール 6.00
3 トリオクタノイン 1.60
4 オクタン酸セチル 1.60
5 ステアリルトリモニウムブロミド(70%) 0.60
6 ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド 1.00
7 10%クエン酸 2.00
8 精製水 86.40
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜6を約80℃に加温し、均一に溶解させた。次に約80℃に加温したNo.8
を加え、均一に混合し、冷却後、No.7を溶解させた。
このトリートメントは、毛髪の水分を保ち、毛髪に艶、しっとり感、つるっとした感触を
付与することができるトリートメントであった。
実施例46 トリートメント
実施例2で得られた化合物Bを用いて、下記処方のトリートメントを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例2で得られた化合物B 1.00
2 セタノール 6.00
3 スクワラン 2.00
4 トリオクタノイン 2.00
5 ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド 2.00
6 ココアンホ酢酸Na(30%) 1.60
7 フェノキシエタノール 0.40
8 乳酸 0.80
9 精製水 84.20
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜6を約80℃に加温し、均一に溶解させた(A部)。次にNo.7〜9を加え
、均一に溶解させた(B部)。A部にB部を加え、均一に溶解させた。
このトリートメントは、毛髪の水分を保ち、毛髪に艶、しっとり感、つるっとした感触を
付与することができるトリートメントであった。
実施例47 エモリエントクリーム
実施例5で得られた化合物Eを用いて、下記処方のエモリエントクリームを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例5で得られた化合物E 7.20
2 オクタン酸セチル 3.60
3 水添パーム油 1.20
4 ステアリン酸グリセリル(SE) 2.20
5 イソステアリン酸PEG−60グリセリル 1.90
6 ステアリン酸PG(SE) 0.60
7 ステアリルアルコール 0.60
8 ジメチコン(10cs) 1.80
9 エチルパラベン 0.10
10 1,3−ブチレングリコール 3.00
11 グリセリン 1.00
12 フェノキシエタノール 0.20
13 メチルパラベン 0.15
14 精製水 76.45
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜9を約70℃に加温し、均一に溶解させた(A部)。次にNo.10〜14を
約70℃に加温し、均一に溶解させた(B部)。A部にB部を撹拌しながら加え、乳化さ
せた後、冷却した。
このエモリエントクリームは、艶がよく、しっとり感を付与する効果に優れるクリームで
あった。
実施例48 エモリエントクリーム
実施例1で得られた化合物Aを用いて、下記処方のエモリエントクリームを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例1で得られた化合物A 18.00
2 オクタン酸セチル 2.00
3 イソステアリン酸PEG−60グリセリル 1.50
4 水添パーム油 4.00
5 エチルパラベン 0.20
6 ステアリルアルコール 3.50
7 ステアリン酸グリセリル(SE) 1.00
8 ステアレス−6 1.50
9 ジステアリン酸PEG−8 1.00
10 セタノール 1.00
11 パルミチン酸セチル 2.00
12 ミリスチン酸イソセチル 5.00
13 セチルジメチコンコポリオール 0.50
14 トコフェロール 0.20
15 ジメチコン(10cs) 1.00
16 グリセリン 4.00
17 メチルパラベン 0.20
18 1,3−ブチレングリコール 6.00
19 精製水 47.40
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜15を約70℃に加温し、均一に溶解させた(A部)。次にNo.16〜19
を約70℃に加温し、均一に溶解させた(B部)。A部にB部を撹拌しながら加え、乳化
させた後、冷却した。
このエモリエントクリームは、艶がよく、しっとり感を付与する効果に優れるクリームで
あった。
実施例49 マッサージクリーム
実施例2で得られた化合物Bを用いて、下記処方のマッサージクリームを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例2で得られた化合物B 19.00
2 マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル 1.00
3 ステアリン酸グリセリル(SE) 2.00
4 ポリソルベート60 1.80
5 ステアリン酸ソルビタン 1.00
6 ステアリン酸ポリグリセリル−10 0.50
7 コレステロール 0.20
8 ジメチコン(10cs) 1.00
9 ミリスチルアルコール 0.50
10 ステアリン酸 0.50
11 ステアリルアルコール 0.50
12 ベヘニルアルコール 0.50
13 水添パーム油 2.00
14 トコフェロール 0.10
15 パルミチン酸イソステアリル 2.00
16 オクタン酸セチル 15.00
17 エチルパラベン 0.20
18 フェノキシエタノール 0.20
19 メチルパラベン 0.10
20 1,3−ブチレングリコール 10.00
21 グリセリン 3.00
22 精製水 38.90
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜17を約70℃に加温し、均一に溶解させた(A部)。次にNo.18〜22
を約70℃に加温し、均一に溶解させた(B部)。A部にB部を撹拌しながら加え、乳化
させた後、冷却した。
このマッサージクリームは、マッサージ効果が高く、ふき取り後の肌の艶がよく、しっと
り感を付与する効果に優れるクリームであった。
実施例50 乳液
実施例9で得られた化合物Iを用いて、下記処方の乳液を調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例9で得られた化合物I 4.00
2 ステアリン酸ソルビタン 0.50
3 ステアリン酸PEG−10 0.50
4 ポリソルベート60 0.50
5 オクタン酸セチル 2.70
6 セタノール 0.70
7 ジメチコン(10cs) 1.00
8 エチルパラベン 0.10
9 1,3−ブチレングリコール 3.00
10 グリセリン 1.00
11 フェノキシエタノール 0.20
12 メチルパラベン 0.15
13 クエン酸 0.01
14 クエン酸Na 0.09
15 キサンタンガム 0.10
16 カルボマー 0.15
17 水酸化K 0.06
18 精製水 85.24
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.15を一部のNo.18に加え、撹拌して粘性の液とした(A部)。No.16を
一部のNo.18に加えて撹拌した後、No.17を加えて粘性の液とした(B部)。次
にNo.1〜8を約70℃に加温し、溶解させた(C部)。No.9〜14、残余のNo
.18を約70℃に加温し、溶解させた(D部)。C部にD部を撹拌しながら加え、乳化
させた後、約50℃まで冷却し、A部、B部を加え均一になるまで撹拌した。
この乳液は、艶がよく、しっとり感を付与する効果に優れるものであった。
実施例51 口紅
実施例1で得られた化合物Aを用いて、下記処方の口紅を調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例1で得られた化合物A 29.00
2 LUSPLAN DD−DA7(日本精化) 7.00
3 トリオクタノイン 18.00
4 オクタン酸セチル 24.00
5 マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル 2.00
6 セレシン 8.50
7 キャンデリラロウ 4.00
8 セスキイソステアリン酸ソルビタン 2.00
9 トコフェロール 0.50
10 酸化鉄 2.00
11 マイカ 2.00
12 酸化チタン 1.00
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1、3〜9を約80℃に加温し、均一に溶解させた(A部)。次にNo.2、10
〜12を加え、ロールミルで混合した(B部)。A部とB部を加え、約80℃に加温し、
均一に撹拌混合した後、型に充填し急冷した。
この口紅は、艶があり、みずみずしく、密着性の高い口紅であった。
実施例52 リップグロス
実施例3で得られた化合物Cを用いて、下記処方のリップグロスを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例3で得られた化合物C 17.00
2 LUSPLAN DD−DA7(日本精化) 10.70
3 オクタン酸セチル 33.00
4 パルミチン酸デキストリン 4.00
5 マイカ 9.00
6 硫酸Ba 25.00
7 赤104(1) 0.50
8 黄203 0.80
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.4をNo.3の一部に加え、約100〜110℃に加温し、均一に溶解させた(A
部)。次にNo.1,2、残余のNo.3、No.5〜8を加え、ロールミルで混合した
(B部)。A部とB部を加え、約60℃に加温し、均一に撹拌混合した後、型に充填し急
冷した。
このリップグロスは、艶があり、みずみずしく、密着性の高いものであった。
実施例53 ファンデーション
実施例1で得られた化合物Aを用いて、下記処方のファンデーションを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例1で得られた化合物A 6.00
2 マイカ 39.50
3 タルク 24.00
4 酸化チタン 20.00
5 酸化鉄 1.90
6 シクロメチコン 3.50
7 トリメチルシロキシケイ酸 1.50
8 メトキシケイヒ酸オクチル 1.00
9 ジメチコン(10cs) 2.00
10 トコフェロール 0.20
11 フェノキシエタノール 0.40
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜11を均一に混合した。
このファンデーションは、艶があり、発色性に優れ、しっとりした感触を有するものであ
った。
実施例54 ファンデーション
実施例6で得られた化合物Fを用いて、下記処方のファンデーションを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例6で得られた化合物F 5.00
2 ステアリン酸グリセリル(SE) 1.00
3 ステアリン酸PG(SE) 1.00
4 オクタン酸セチル 6.00
5 トコフェロール 0.10
6 プロピルパラベン 0.10
7 酸化チタン・酸化鉄混合物 18.00
(東色ピグメント(株)製 FDP−W−007)
8 マイカ 7.00
9 トリメチルシロキシケイ酸 3.00
10 シクロメチコン 7.00
11 フェニルメチコン 5.00
12 セルロースガム 0.10
13 キサンタンガム 0.20
14 1,3−ブチレングリコール 5.00
15 メチルパラベン 0.20
16 精製水 41.30
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.12を一部のNo.16に加え、撹拌して粘性の液とした(A部)。No.13を
一部のNo.16に加え、撹拌して粘性の液とした(B部)。次にNo.1〜6、9〜1
1を加え約70℃に加温し、溶解させた(C部)。No.7、8、14、15、残余のN
o.16を約70℃に加温し、溶解させた(D部)。C部にD部を撹拌しながら加え、乳
化させた後、約50℃まで冷却し、A部、B部を加え均一になるまで撹拌した。
このファンデーションは、艶がよく、使用感、肌への密着性に優れるものであった。
実施例55 口紅
実施例2で得られた化合物Bを用いて、下記処方の口紅を調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例2で得られた化合物B 27.20
2 LUSPLAN DD−DA7(日本精化) 7.00
3 トリオクタノイン 18.00
4 パルミチン酸デキストリン 0.90
5 ステアロイル乳酸Na 0.90
6 オクタン酸セチル 24.00
7 マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル 2.00
8 セレシン 8.50
9 キャンデリラロウ 4.00
10 セスキイソステアリン酸ソルビタン 2.00
11 トコフェロール 0.50
12 酸化鉄 2.00
13 マイカ 2.00
14 酸化チタン 1.00
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1、3〜11を約100〜110℃に加温し、均一に溶解させた(A部)。次にN
o.2、12〜14を加え、ロールミルで混合した(B部)。A部とB部を加え、約80
℃に加温し、均一に撹拌混合した後、型に充填し急冷した。
この口紅は、艶があり、みずみずしく、密着性の高い口紅であった。
実施例56 トリートメント
実施例8で得られた化合物Hを用いて、下記処方のトリートメントを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例8で得られた化合物H 1.00
2 セタノール 5.00
3 オレイルアルコール 1.00
4 ベヘントリモニウムクロリド(80%) 2.40
5 ジステアリルジモニウムクロリド(75%) 0.80
6 ステアリン酸グリセリル 1.00
7 メチルパラベン 0.10
8 クエン酸 0.10
9 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜6を約80℃に加温し、均一に溶解させた(A部)。別の容器にNo.7〜9
とり、約80℃に加温し、均一に溶解させた(B部)。A部にB部徐々に加えて均一に混
合した。
このトリートメントは、毛髪の水分を保ち、毛髪に艶、しっとり感、つるっとした感触を
付与することができるトリートメントであった。
実施例57 トリートメント
実施例9で得られた化合物Iを用いて、下記処方のトリートメントを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例9で得られた化合物I 1.00
2 セタノール 5.00
3 オレイルアルコール 1.00
4 ベヘントリモニウムクロリド(80%) 2.40
5 ジステアリルジモニウムクロリド(75%) 0.80
6 ステアリン酸グリセリル 1.00
7 ジメチコン(10000cs) 0.20
8 アミノプロピルジメチコン 0.10
9 メチルパラベン 0.10
10 クエン酸 0.10
11 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜8を約80℃に加温し、均一に溶解させた(A部)。別の容器にNo.9〜1
1とり、約80℃に加温し、均一に溶解させた(B部)。A部にB部徐々に加えて均一に
混合した。
このトリートメントは、毛髪の水分を保ち、毛髪に艶、しっとり感、つるっとした感触を
付与することができるトリートメントであった。
実施例58 リーブオントリートメント
実施例1で得られた化合物Aを用いて、下記処方のリーブオントリートメント(毛髪用
)を調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例1で得られた化合物A 0.50
2 セバチン酸ジエチル 1.00
3 ミリスチルアルコール 5.00
4 ベヘニルアルコール 1.00
5 オレイルアルコール 1.00
6 ステアリン酸ジメチルプロピルアミド 2.00
7 ココアンホ酢酸Na(30%) 2.00
8 ステアリン酸グリセリル 0.40
9 ミリスチン酸 0.60
10 フェノキシエタノール 0.40
11 乳酸 0.60
12 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜10を約80℃に加温して溶解させた(A部)。別の容器にNo.11,12
をとり、約80℃に加温して溶解させた(B部)。A部にB部を徐々に加えて均一に混合
した。
このリーブオントリートメント(毛髪用)は、さらっとした感触で、毛髪に柔軟感とすべ
り感を付与できるものであった。また、安定性も良好であった。
実施例59 リーブオントリートメント
実施例2で得られた化合物Bを用いて、下記処方のリーブオントリートメント(毛髪用
)を調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例2で得られた化合物B 0.50
2 パルミチン酸イソプロピル 4.00
3 セタノール 5.00
4 ステアルトリモニウムクロリド(63%) 3.20
5 ベヘントリモニウムクロリド(80%) 1.00
6 スクワラン 1.00
7 グリセリン 1.00
8 メチルパラベン 0.10
9 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜7を約80℃に加温して溶解させた(A部)。別の容器にNo.8,9をとり
、約80℃に加温して溶解させた(B部)。A部にB部を徐々に加えて均一に混合した。
このリーブオントリートメント(毛髪用)は、さらっとした感触で、毛髪に柔軟感とすべ
り感を付与できるものであった。また、安定性も良好であった。
実施例60 ヘアエッセンス
実施例6で得られた化合物Fを用いて、下記処方のヘアエッセンスを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例6で得られた化合物F 0.50
2 セバチン酸ジエチル 1.00
3 セタノール 1.00
4 ステアルトリモニウムクロリド(63%) 0.80
5 ジココジモニウムクロリド(75%) 2.80
6 テトラオレイン酸ソルベス−60 1.00
7 PEG−40水添ヒマシ油 0.20
8 メチルパラベン 0.10
9 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜7を約80℃に加温して溶解させた(A部)。別の容器にNo.8,9をとり
、約80℃に加温して溶解させた(B部)。A部にB部を徐々に加えて均一に混合した。
このヘアエッセンスは、さっぱりとした感触で、べたつかず、毛髪に柔軟感とすべり感を
付与できるものであった。
実施例61 リンスインシャンプー
実施例1で得られた化合物Aを用いて、下記処方のリンスインシャンプーを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例1で得られた化合物A 1.00
2 コカミドプロピルベタイン(30%) 20.00
3 ラウリル硫酸TEA(40%) 15.00
4 コカミドDEA 2.00
5 ココイルグルタミン酸TEA(30%) 30.00
6 ジステアリン酸エチレングリコール 1.20
7 ジメチコン(10000cs) 0.10
8 アミノプロピルジメチコン 0.10
9 ポリクオタニウム−10 1.60
10 ポリクオタニウム−7 1.60
11 ステアリルトリモニウムブロミド(70%) 0.60
12 フェノキシエタノール 0.20
13 メチルパラベン 0.20
14 安息香酸Na 0.40
15 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.9〜11、15を約80℃に加温し、撹拌混合した。次にNo.3を加え攪拌し、
No.1、2、4〜8を加え均一になるまで撹拌混合し、その後No.12〜14を添加
し溶解させた。
このリンスインシャンプーは、べたつかず、毛髪にしっとり感、艶を付与し、なめらかな
指通りを付与することができるものであった。
実施例62 アンチエイジングクリーム
実施例2で得られた化合物Bを用いて、下記処方のアンチエイジングクリームを調製し
た。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

実施例2で得られた化合物B 15.00
オクタン酸セチル 7.00
イソステアリン酸バチル 2.00
イソステアリン酸PEG−60グリセリル 1.50
水添パーム油 3.70
セラミド2 0.10
レチノール 0.10
油溶性カミツレエキス 0.10
エチルパラベン 0.20
ステアリルアルコール 3.50
ステアリン酸グリセリル(SE) 1.00
ステアレス−6 1.50
ジステアリン酸PEG−8 1.00
セタノール 1.00
ジメチコン 1.00
セチルジメチコンコポリオール 0.50
トコフェロール 0.20

西河柳エキス 0.05

アルブチン 0.50
アスコルビン酸2−O−グルコシド 0.50
EDTA−3Na 0.10
ポリグルタミン酸(一丸ファルコス、バイオPGA溶液) 0.10
グリセリン 4.00
亜硫酸水素Na 0.05
メチルパラベン 0.10
フェノキシエタノール 0.10
BG 6.00
水酸化K 適量
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(製造方法)
Aを約80℃に加温し、均一に溶解させた(A部)。Cを約80℃に加温し、溶解させた
(C部)。約80℃でホモミキサーにて攪拌しながら、A部にC部を徐々に加え、乳化後
均一に混合し、約40℃まで冷却し、Bを加え、均一に混合した。
このクリームは、艶があり伸びがよく、しっとり感を付与する効果に優れるクリームであ
った。
実施例63 育毛剤
実施例1で得られた化合物Aを用いて、下記処方の育毛剤を調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
実施例1で得られた化合物A 0.05
セバチン酸ジエチル 0.45
メントール 0.10
トウガラシチンキ 0.50
センブリエキス 2.00
エタノール 30.00
防腐剤 適量
香料 適量
PPG−6デシルテトラデセス−30 0.30
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(製造方法)
各成分を均一に撹拌混合した。
この育毛剤は、脱毛、ふけ、かゆみを防止できるものであった。
実施例64 酸性染毛料(ヘアマニキュア)
実施例9で得られた化合物Iを用いて、下記処方の酸性染毛料を調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例9で得られた化合物I 0.50
2 N−メチルピロリドン 15.00
3 ベンジルアルコール 8.00
4 クエン酸 1.00
5 褐色201号 0.13
6 黒色401号 0.05
7 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に混合した。
この酸性染毛料は、毛髪に施術することにより、毛髪に柔軟性、すべり感等の良好な感触
を付与できる酸性染毛剤であった。
実施例65 パーマ剤
実施例6で得られた化合物Fを用いて、下記処方のパーマ剤を調製した。
(1液)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例6で得られた化合物F 1.00
2 ポリクオタニウム−22 2.00
3 モノエタノールアミン 1.00
4 アンモニア水(28%) 1.00
5 PEG−50水添ヒマシ油 0.20
6 炭酸水素アンモニウム 2.00
7 リン酸2Na 0.50
8 チオグリコール酸アンモニウム水溶液(50%) 11.50
9 システイン 1.50
10 EDTA−4Na 0.15
11 水酸化Na 0.25
12 ポリクオタニウム−10 0.10
13 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.13の大部分にNo.11を溶解させ、次いでNo.12を少量ずつ加えて溶解さ
せ、さらにNo.8〜10を加え溶解させた(A部)。別容器にNo.13の残りをとり
、No.6、7を加え、加温、溶解させた(B部)。別容器にNo.1〜5を加え、約5
0℃に加温し、溶解させた(C部)。A部にB部を加え、均一に混合させた後、C部を徐
々に加え、均一に混合した。
(2液)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例6で得られた化合物F 0.50
2 安息香酸Na 0.20
3 エデト酸2Na 0.10
4 リン酸二アンモニウム 0.10
5 エマコールTS−703(山栄化学) 2.00
6 ステアリルトリモニウムクロリド(50%) 2.00
7 臭素酸Na 10.00
8 エマコールNZ(山栄化学) 4.00
9 オレス−20 3.00
10 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.10の大部分をとり、約60℃に加温し、No.1〜3を加え溶解させた後No.
4を加え溶解させた。次いでNo.5、6を加え、加温、溶解させ、徐冷しながら40℃
付近でNo.7〜9を加え均一にさせた。残りのNo.10を加え、均一に混合し、冷却
した。
このパーマ剤は、毛髪に施術することにより、毛髪にすべり感、柔らかさ与えるパーマ剤
であった。
実施例66 サンスクリーン化粧料
実施例1で得られた化合物Aを用いて、下記処方のサンスクリーン化粧料を調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

クオタニウム−18ヘクトライト 1.00

シクロメチコン 13.70
ジフェニルジメチコン 7.00
実施例1で得られた化合物A 2.00
ジメチコンコポリオール 5.50
YOFCO MAS(日本精化) 1.00

シリコーン処理微粒子酸化チタン 3.90
シリコーン処理酸化亜鉛 2.10

ステアリン酸Al 0.70
水酸化Al 0.50
イソノナン酸イソノニル 2.50
ネオペンタン酸イソデシル 2.50

トリメチルシロキシケイ酸 1.20
ジメチコン 0.80
メチコン 0.10
グリチルレチン酸ステアリル 0.02
セスキオレイン酸ソルビタン 2.00
トコフェロール 0.02

塩化Na 1.00
メチルパラベン 0.15
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(製造方法)
AをBに加え,攪拌する。更にCを加えローラーミルを使用して分散させる。Dを加温融
解して、A・B・Cの混合物に加え、更にEを加えて約70℃にする。Fを加温し、Aか
らEの混合物に撹拌しながら徐々に乳化する。撹拌しながら冷却し40〜35℃で撹拌を
止め、放置する。
このサンスクリーン化粧料は顔料分散性が良く、白浮きせずに高い紫外線防止効果を持つ
ものであった。
実施例67 浴用剤(バブルバス)
実施例6で得られた化合物Fを用いて、下記処方の浴用剤を調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(C12,13)パレス−3硫酸Na 5.00
コカミドDEA 2.00
スルホコハク酸(C12−14)パレス−2Na 2.00
1,3−ブチレングリコール 2.00
実施例6で得られた化合物F 0.10
トリイソステアリン酸PEG−20グリセリル 1.00

クエン酸 0.05
安息香酸Na 0.20
青色1号 微量
黄色4号 微量

精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(製造方法)
Aを一部のCに溶解し、均一にする。残余のC及びBを加えてよく混練する。
この浴用剤は、肌をしっとりさせ、肌のつやをよくする等の効果を持つものであった。
実施例68 液体洗顔料
実施例6で得られた化合物Fを用いて、下記処方の液体洗顔料を調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 ラウロイルサルコシンNa 12.00
2 ミリストイルメチルタウリンNa 2.00
3 イセチオン酸Na 1.00
4 ラウリン酸ポリグリセリル−6 2.00
5 コカミドDEA 2.00
6 ソルビトール 8.00
7 PEG−30 4.00
8 1,3−ブチレングリコール 8.00
9 実施例6で得られた化合物F 0.20
10 グリセリン 50.00
11 フェノキシエタノール 0.80
12 (HEMAグルコシド/メタクリル酸エチルトリモニウムクロリド)
コポリマー(10%)(日本精化) 1.00
13 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(製造方法)
No.3、10を約80℃に加温し溶解させた(A部)。A部にNo.1、2、4〜9、
11〜13を加え、約80℃に加温し均一溶解させた後冷却した。
この洗顔料は、泡立ちが良くおよび安定で、洗浄時および洗い流した後の皮膚がつっぱ
ることなく、つるっとしたすべり感、しっとり感、うるおい感があるものであった。
実施例69 ボディーシャンプー
実施例9で得られた化合物Iを用いて、下記処方のボディーシャンプーを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 (HEMAグルコシド/メタクリル酸エチルトリモニウムクロリド)
コポリマー(10%)(日本精化) 2.00
2 ココイルメチルタウリンNa 10.00
3 ラウロイル加水分解シルクNa 6.00
4 ラウロイルメチルアラニンNa 10.00
5 ココアンホ酢酸Na(30%) 4.00
6 コカミドプロピルベタイン(30%) 10.00
7 コカミドDEA 3.00
8 実施例9で得られた化合物I 0.50
9 1,3−ブチレングリコール 5.00
10 メチルパラベン 0.20
11 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(製造方法)
No.1及び一部のNo. 11を約80℃で加温して均一に混合した(A部)。 No.2
〜No.10、残りの11を約80℃で加温して均一に混合した(B部)。攪拌しながら
、B部にA部を徐々に加えて均一に混合した。
このボディーシャンプーは、泡立ちが良くおよび安定で、洗浄時および洗い流した後の皮
膚がつっぱることなく、つるっとしたすべり感、しっとり感、うるおい感があるものであ
った。
実施例70 ボディーシャンプー
実施例1で得られた化合物Aを用いて、下記処方のボディーシャンプーを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 (HEMAグルコシド/メタクリル酸エチルトリモニウムクロリド)
コポリマー(10%)(日本精化) 2.00
2 ラウリルリン酸 20.00
3 コカミドプロピルベタイン(30%) 10.00
4 ラウロイルメチルアラニンNa 6.00
5 コカミドDEA 2.00
6 実施例1で得られた化合物A 0.50
7 ジステアリン酸PEG−150 1.00
8 グリセリン 4.00
9 安息香酸Na 0.40
10 フェノキシエタノール 0.20
11 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(製造方法)
No.1及び一部のNo. 11を約80℃で加温して均一に混合した(A部)。 No.2
〜No.10、残りの11を約80℃で加温して均一に混合した(B部)。攪拌しながら
、B部にA部を徐々に加えて均一に混合した。
このボディーシャンプーは、泡立ちが良くおよび安定で、洗浄時および洗い流した後の皮
膚がつっぱることなく、つるっとしたすべり感、しっとり感、うるおい感があるものであ
った。
実施例71 洗顔リキッド
実施例3で得られた化合物Cを用いて、下記処方の洗顔リキッドを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
Lipidure PMB(日本油脂) 1.00
実施例3で得られた化合物C 1.00
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 4.00
N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン 1.50
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 8.10
N−ヤシ油脂肪酸アシル−DL−アラニントリエタノールアミン 1.50
防腐剤 適量
無水リン酸一水素ナトリウム 1.00
クエン酸 0.15
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(製造方法)
40〜50℃に加温し,撹拌し均一にする。
この洗顔リキッドは、泡立ちが良くおよび安定で、洗浄時および洗い流した後の皮膚がつ
っぱることなく、つるっとしたすべり感、しっとり感、うるおい感があるものであった。
実施例72 洗顔フォーム
実施例4で得られた化合物Dを用いて、下記処方の洗顔フォームを調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 (ヤシ脂肪酸/水添牛脂脂肪酸)グルタミン酸Na 20.00
2 1,3−ブチレングリコール 14.00
3 Plandool−H(日本精化) 1.00
4 PEG−8 5.00
5 PEG−30 10.00
6 ラウリン酸ジエタノールアミド 2.00
7 プロピルパラベン 0.10
8 メチルパラベン 0.20
9 Lipidure PMB(日本油脂) 1.00
10 結晶セルロース 10.00
11 実施例4で得られた化合物D 5.00
12 トコフェロール 0.20
13 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(製造方法)
No.1〜8、11を約80℃に加温し溶解させる。溶解後No.12、13を加え、溶
解させる。約60℃で攪拌しながら、No.9、10を加え約40℃まで冷却する。
この洗顔フォームは、泡立ちが良くおよび安定で、洗浄時および洗い流した後の皮膚が
つっぱることなく、つるっとしたすべり感、しっとり感、うるおい感があるものであった
実施例73 石鹸
実施例8で得られた化合物Hを用いて、下記処方の石鹸を調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
石ケン素地 合計で100となる量
ラウリン酸 5.00
1,3−ブチレングリコール 3.00
実施例8で得られた化合物H 5.00
Plandool−H(日本精化) 0.05
酸化チタン 1.00
エチドロン酸 0.10
エデト酸塩 0.10
黄色205号 微量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(製造方法)
全成分を80℃に加温溶解し,撹拌しながら冷却し,型に流し込み,放置する。
この石鹸は、泡立ちが良くおよび安定で、洗浄時および洗い流した後の皮膚がつっぱる
ことなく、つるっとしたすべり感、しっとり感、うるおい感があるものであった。
実施例74 洗顔料
実施例1で得られた化合物Aを用いて、下記処方の洗顔料を調製した。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

実施例1で得られた化合物A 0.50
Plandool−H(日本精化) 0.20
ホホバ油 0.10
スクワラン 0.10
コカミドDEA 2.00
ラウラミドDEA 3.00
トコフェロール 0.20
プロピルパラベン 0.10

ジステアリン酸グリコール 1.00
ラウロイルメチルアラニンNa(30%) 10.00
ヤシ脂肪酸K、ミリスチン酸K(40%) 40.00
BG 3.50
1,5−ペンタンジオール 0.50
1,2−ヘキサンジオール 0.30
PEG−20 5.00
PEG−400 5.00
クエン酸 0.50
メチルパラベン 0.20
セテアレスー60ミリスチルグリコール 2.00
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(製造方法)
Aを約80℃に加温し溶解させた。Bを約80℃に加温し溶解させた。AにBを攪拌しな
がら加え、乳化した後、約40℃まで冷却した。
この洗顔料は、泡立ちが良くおよび安定で、洗浄時および洗い流した後の皮膚がつっぱ
ることなく、つるっとしたすべり感、しっとり感、うるおい感があるものであった。
本発明により、水との親和性に優れ、水を媒体とする化粧料及び皮膚外用剤に容易に配
合でき、また、水を多く可溶化できるため、クレンジングオイルの使用性をも向上でき、
かつ、安全性、安定性に優れる油性基剤、並びに、安全性、安定性、使用感等に優れた化
粧料及び皮膚外用剤を得ることができる。

Claims (13)

  1. 次の成分(A)及び/又は(B)を含有する油性基剤。
    (A)二価カルボン酸1種又は2種以上とポリエチレングリコールとの縮合物を、一価ア
    ルコールでエステル化した、下記化学式(1)で表されるオリゴマーエステル。
    Figure 2007055925
    (1)
    (式中、R1は直鎖、分岐鎖、若しくは環状構造を含む炭化水素基であり、混合物でもよ
    く、R2、R3は直鎖または分岐鎖の炭化水素基であり、同一若しくは異なっていてもよ
    く、nは3〜500の整数、xは1〜10の整数を表す)
    (B)二価カルボン酸1種又は2種以上とポリエチレングリコールとの縮合物を、ポリプ
    ロピレングリコールでエステル化した、下記化学式(2)で表されるオリゴマーエステル

    Figure 2007055925
    (2)
    (式中、R1は直鎖、分岐鎖、若しくは環状構造を含む炭化水素基であり、混合物でもよ
    く、R2は炭素数3の直鎖または分岐鎖の炭化水素基であり、nは3〜500の整数、l
    、mは2〜500の整数、xは1〜10の整数を表す)
  2. 二価カルボン酸1種又は2種以上とポリエチレングリコールとの縮合物を、一価アルコー
    ルでエステル化した、下記化学式(1)で表されるオリゴマーエステルを含有する油性基
    剤。
    Figure 2007055925
    (1)
    (式中、R1は直鎖、分岐鎖、若しくは環状構造を含む炭化水素基であり、混合物でもよ
    く、R2、R3は直鎖または分岐鎖の炭化水素基であり、同一若しくは異なっていてもよ
    く、nは3〜500の整数、xは1〜10の整数を表す)
  3. 二価カルボン酸1種又は2種以上とポリエチレングリコールとの縮合物を、ポリプロピレ
    ングリコールでエステル化した、下記化学式(2)で表されるオリゴマーエステルを含有
    する油性基剤。
    Figure 2007055925
    (2)
    (式中、R1は直鎖、分岐鎖、若しくは環状構造を含む炭化水素基であり、混合物でもよ
    く、R2は炭素数3の直鎖または分岐鎖の炭化水素基であり、nは3〜500の整数、l
    、mは2〜500の整数、xは1〜10の整数を表す)
  4. 二価カルボン酸1種又は2種以上が、炭素数8〜44のジカルボン酸である請求項1〜3
    に記載の油性基剤。
  5. 二価カルボン酸1種又は2種以上のうち、少なくとも一種がダイマー酸である請求項1〜
    3に記載の油性基剤。
  6. 二価カルボン酸1種又は2種以上のうち、少なくとも一種がシクロヘキサンジカルボン酸
    である請求項1〜3に記載の油性基剤。
  7. 二価カルボン酸1種又は2種以上のうち、少なくとも一種がセバシン酸である請求項1〜
    3に記載の油性基剤。
  8. ポリエチレングリコールが、数平均分子量285〜3000のポリエチレングリコールで
    ある請求項1〜7に記載の油性基剤。
  9. 一価アルコールが、炭素数1〜34の一価アルコールである請求項1〜2又は4〜8に記
    載の油性基剤。
  10. 一価アルコールが、2−エチルヘキシルアルコール又は/及びイソステアリルアルコール
    である請求項1〜2又は4〜9に記載の油性基剤。
  11. ポリプロピレングリコールがジプロピレングリコールである請求項1又は3〜8のいずれ
    かに記載の油性基剤。
  12. オリゴマーエステルの重量平均分子量が500〜2万である請求項1〜11のいずれかに
    記載の油性基剤。
  13. 請求項1〜12のいずれかに記載の油性基剤を含有する化粧料及び皮膚外用剤。
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