JP2002275020A - 油剤及びこれを含有する化粧料及び外用剤 - Google Patents

油剤及びこれを含有する化粧料及び外用剤

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JP2002275020A
JP2002275020A JP2001082322A JP2001082322A JP2002275020A JP 2002275020 A JP2002275020 A JP 2002275020A JP 2001082322 A JP2001082322 A JP 2001082322A JP 2001082322 A JP2001082322 A JP 2001082322A JP 2002275020 A JP2002275020 A JP 2002275020A
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acid
oil
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hda
oil agent
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JP2001082322A
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Jun Nakajima
洵 中嶋
Yukihiro Ohashi
幸浩 大橋
Masakazu Okumura
昌和 奥村
Osamu Kimura
修 木村
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Nippon Fine Chemical Co Ltd
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Nippon Fine Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性、安定性、抱水性、艶等に優れ使用感
の良い油剤、並びに、化粧料及び外用剤を提供する。 【解決手段】 安全性、安定性、艶、抱水性、感触等に
優れる炭素数4〜22の2価アルコール及び炭素数3〜
22の3価以上のアルコールから選ばれる1種又は2種
以上とダイマー酸及び水素添加ダイマー酸から選ばれる
1種又は2種とのエステルを含有する油剤、若しくは、
該エステルに加え酸化防止剤を含有する油剤を用いるこ
とにより、安全性、安定性、艶、使用感等に優れた化粧
料及び外用剤を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、安全性、安定
性、艶、使用感等に優れた油剤、及び、これらの油剤を
含有する化粧料及び外用剤に関する。より具体的には、
安全性、安定性、艶、抱水性、使用感等に優れた炭素数
4〜22の2価アルコール及び炭素数3〜22の3価以
上のアルコールから選ばれる1種又は2種以上とダイマ
ー酸及び水素添加ダイマー酸から選ばれる1種又は2種
とのエステルを含有する油剤、及び、該エステルに加え
酸化防止剤を含有する油剤、並びに、これらの油剤を含
有する安全性、安定性、艶、抱水性、使用感等に優れた
化粧料及び外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来から種々のエステルを含有する油
剤が化粧料、外用剤に用いられている。例えば、イソオ
クチル酸セチル、イソノナン酸イソデシル、パルミチン
酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ステ
アリン酸オクチル、イソステアリン酸イソステアリル、
イソオクチル酸グリセリル、イソステアリン酸グリセリ
ル、オレイン酸オクチルドデシル、リノール酸エチル、
ケイ皮酸エチル、サリチル酸オクチル、パラオキシ安息
香酸プロピル、フタル酸ジオクチル、リンゴ酸ジイソス
テアリル等が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかし、これらのエ
ステル類は、化粧料、外用剤用の油剤として、安全性、
安定性、艶、使用感等の点で必ずしも十分満足できるも
のではなかった。したがって、更に安全性、安定性、
艶、使用感や、さらには抱水性、顔料分散性、臭い等に
も優れる化粧料、外用剤用の油剤が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明者らは前記課題
を解決すべく鋭意検討を行った結果、炭素数4〜22の
2価アルコール及び炭素数3〜22の3価以上のアルコ
ールから選ばれる1種又は2種以上とダイマー酸及び水
素添加ダイマー酸から選ばれる1種又は2種とのエステ
ルを含有する油剤、並びに、該エステルに加え酸化防止
剤を含有する油剤が、化粧料及び外用剤の含有成分とし
て安全性、安定性、艶、抱水性、使用感等に優れている
ことを見出し、本発明を完成した。
【0005】即ち、本発明は、炭素数4〜22の2価ア
ルコール及び炭素数3〜22の3価以上のアルコールか
ら選ばれる1種又は2種以上とダイマー酸及び水素添加
ダイマー酸から選ばれる1種又は2種とのエステルを含
有する油剤、及び、該エステルに加え酸化防止剤を含有
する油剤、並びに、これらの油剤を含有する化粧料及び
外用剤を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】 本発明の油剤に含有されるエス
テルの製造に用いられるダイマー酸及び水素添加ダイマ
ー酸は、不飽和脂肪酸の分子間重合反応によって得られ
る既知の二塩基酸であり、その工業的製造プロセスは業
界でほぼ標準化されており、例えば、ダイマー酸及び/
又はその低級アルコールエステルは、炭素数が11〜2
2の不飽和脂肪酸又はその低級アルコールエステルを粘
土触媒等にて2量化して得られる。工業的に得られるダ
イマー酸は、炭素数36程度の2塩基酸が主成分である
が、精製の度合いに応じ任意量のトリマー酸、モノマー
酸を含有する。一般にダイマー酸の含有量は70重量%
を越える程度のもの、及び、分子蒸留によってダイマー
酸含有量を90%以上にまで高めたものが流通してい
る。また、ダイマー化反応後には二重結合が残存する
が、更に水素化を行って酸化安定性を向上させた水素添
加ダイマー酸も販売されている。本発明には、このよう
な現在流通しているいずれのダイマー酸及び水素添加ダ
イマー酸をも用いることが可能であるが、生成するエス
テルの酸化安定性の面から、水素添加ダイマー酸がより
好ましい。
【0007】本発明の油剤に含有されるエステルの製造
に用いられるもう一方の原料である炭素数4〜22の2
価アルコール及び炭素数3〜22の3価以上のアルコー
ルは、飽和若しくは不飽和の直鎖若しくは分岐鎖、及
び、置換基を有していても良い飽和若しくは不飽和の脂
環式の2価、又は、3価以上のアルコールを包含し、具
体的には、炭素数4〜22の2価アルコールとしては、
1,4−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、
1,2−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、
2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、1,6
−ヘキサンジオール、1,2−ヘキサンジオール、2,
5−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタン
ジオール、ヘキシレングリコール、1,7−ヘプタンジ
オール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジ
オール、1,8−ノナンジオール、1,10−デカンジ
オール、1,11−ウンデカンジオール、1,10−ウ
ンデカンジオール、1,12−ドデカンジオール、1,
2−ドデカンジオール、1,13−トリデカンジオー
ル、1,14−テトラデカンジオール、1,2−テトラ
デカンジオール、1,16−ヘキサデカンジオール、
1,2−ヘキサデカンジオール、1,18−オクタデカ
ンジオール、1,2−オクタデカンジオール、1,12
−オクタデカンジオール、9−オクタデセン−1,12
−ジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4
−シクロヘキサンジメタノール、1,3−シクロヘキサ
ンジメタノール、1,2−シクロヘキサンジメタノール
等が挙げられ、炭素数3〜22の3価以上のアルコール
としては、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメ
チロールプロパン、エリスリトール、ペンタエリスリト
ール、キシリトール、ソルビトール等が挙げられる。こ
の中でも、生成するエステルの物性及び、安定性、エス
テル生成反応時の反応性の面から、飽和の少なくても2
つの一級水酸基を有するアルコールがより好ましく、特
に好ましいものとしては、1,4−ブタンジオール、
1,5−ペンタンジオール、2,2−ジメチル−1,3
−プロパンジオール、1,6−ヘキサンジオール、3−
メチル−1,5−ペンタンジオール、1,7−ヘプタン
ジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナン
ジオール、1,10−デカンジオール、1,11−ウン
デカンジオール、1,12−ドデカンジオール、1,1
3−トリデカンジオール、1,14−テトラデカンジオ
ール、1,16−ヘキサデカンジオール、1,18−オ
クタデカンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノ
ール、1,3−シクロヘキサンジメタノール、1,2−
シクロヘキサンジメタノール、グリセリン、トリメチロ
ールエタン、トリメチロールプロパン、エリスリトー
ル、ペンタエリスリトール、キシリトール、ソルビトー
ル等が挙げられる。
【0008】本発明の油剤に含有されるエステルの製造
方法は、特に限定されるものではないが、例えば、炭素
数4〜22の2価アルコール及び炭素数3〜22の3価
以上のアルコールから選ばれる1種又は2種以上を、ダ
イマー酸又は水素添加ダイマー酸、若しくは、これらの
低級アルコールエステルにより、エステル化又はエステ
ル交換することにより製造できる。低級アルコールエス
テルを用いる場合には、好ましくはメチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル等の低級アルコールのエ
ステルを用いる。エステル化反応の条件は、特に限定さ
れず、通常用いられる方法で行われる。例えば、触媒と
してパラトルエンスルホン酸、硫酸、塩酸、メタンスル
ホン酸、三フッ化硼素ジエチルエーテル錯体、フッ化水
素等を用い、溶媒としてヘプタン、ヘキサン、シクロヘ
キサン、トルエン、キシレン等を用いて、50〜260
℃で行うことができる。或いは無溶剤、無触媒でも10
0〜260℃でエステル化を行うことができる。又、エ
ステル交換反応では、炭酸カリウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等のアルカリ触媒、ナトリウムメト
キシド、ナトリウムエトキシド、カリウムブトキシド等
の金属アルコキシド等を触媒として用い、無溶媒又はヘ
プタン、ヘキサン、シクロヘキサン、トルエン、キシレ
ン等を溶媒として用いて、50〜260℃で行うことが
できる。
【0009】本発明の油剤に含有されるエステルの製造
に際しては、ダイマー酸又は水素添加ダイマー酸、若し
くは、その低級アルコールエステル等のダイマー酸誘導
体と、炭素数4〜22の2価アルコール及び炭素数3〜
22の3価以上のアルコールから選ばれる1種又は2種
以上のアルコール類との仕込み比を変えることにより、
得られるエステルの平均エステル化度や平均分子量を調
整することができる。好ましいダイマー酸誘導体とアル
コール類との仕込み比の範囲としては、ダイマー酸誘導
体の酸価等から算出される平均分子量の1モルに対し、
アルコール類0.2〜5.0モルが好ましいが、さらに
好ましくは0.5〜3.0モルの範囲である。得られる
エステルは、その目的により、種々の平均エステル化度
や平均分子量とすることができるが、好ましい平均分子
量範囲としては、約700〜50,000程度、より好
ましくは約700〜30,000程度の範囲である。ま
た、本発明の油剤に含有されるエステルは、2種以上の
炭素数4〜22の2価アルコール又は炭素数3〜22の
3価以上のアルコールの残基を分子内に含む混合エステ
ルであっても良く、更に上記アルコール以外のモノオー
ル、ジオール、若しくは、ダイマー酸以外のモノカルボ
ン酸、ジカルボン酸等の残基を分子内に合わせて持つ混
合エステルであっても良い。
【0010】このようにして得られた炭素数4〜22の
2価アルコール及び炭素数3〜22の3価以上のアルコ
ールから選ばれる1種又は2種以上とダイマー酸及び水
素添加ダイマー酸から選ばれる1種又は2種とのエステ
ルは、そのまま本発明の油剤として使用することもでき
るが、さらに必要に応じて中和、水洗、水蒸気脱臭、吸
着剤処理等の通常の後処理、精製を行って使用しても良
い。
【0011】本発明の油剤は、上記の様にして得られる
炭素数4〜22の2価アルコール及び炭素数3〜22の
3価以上のアルコールから選ばれる1種又は2種以上と
ダイマー酸及び水素添加ダイマー酸から選ばれる1種又
は2種とのエステルを含有するものである。これらのエ
ステルは、酸化安定性に優れたものであるため、このま
ま本発明の油剤に用いることができるが、酸化防止剤を
添加することによって更に油剤の酸化安定性を向上させ
ることができる。酸化防止剤としては通常油剤に添加さ
れる物を使用することができるが、特にビタミンE類の
使用が望ましい。ビタミンE類としては、d−α−トコ
フェロール、d−δ−トコフェロール、d,l−α−ト
コフェロール、酢酸d−α−トコフェロール、酢酸d,
l−α−トコフェロール、大豆や菜種より分離精製され
たトコフェロ−ル混合物等を使用することができる。酸
化防止剤の添加量に特に制限はないが、10ppm〜1
0000ppm程度が適当である。
【0012】本発明の炭素数4〜22の2価アルコール
及び炭素数3〜22の3価以上のアルコールから選ばれ
る1種又は2種以上とダイマー酸及び水素添加ダイマー
酸から選ばれる1種又は2種とのエステルを含有する油
剤、並びに、該エステルに加え酸化防止剤を含有する油
剤は、感触、酸化安定性、抱水性、顔料分散性、臭い、
安全性等に優れ、更に、屈折率が高く艶等に優れた特性
を示すことから、好ましく化粧料及び外用剤に用いるこ
とができる。該エステル、及びこれを含有する油剤、並
びに、該エステルに加え酸化防止剤を含有する油剤の化
粧料及び外用剤への配合量は、特に限定されないが、
0.1〜60重量%程度が好ましく、より好ましくは
0.5〜40重量%である。また、本発明化粧料には必
要に応じて水及び通常化粧料に配合される添加成分、例
えば油脂類、乳化剤、アルコール類、保湿剤、増粘剤、
酸化防止剤、防腐剤、殺菌剤、キレート剤、pH調整
剤、紫外線吸収剤、美白剤、溶剤、角質剥離・溶解剤、
鎮痒剤、消炎剤、制汗剤、清涼剤、還元剤、抗ヒスタミ
ン剤、収れん剤、刺激剤、育毛用薬剤、高分子粉体、ヒ
ドロキシ酸、ビタミン類及びその誘導体類、糖類及びそ
の誘導体類、有機酸類、酵素類、核酸類、ホルモン類、
粘土鉱物類、香料、色素等を配合することができる。
【0013】これらの添加成分を例示すると、油脂類と
しては、例えばセタノール、ミリスチルアルコール、オ
レイルアルコール、ラウリルアルコール、セトステアリ
ルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコ
ール、ベヘニルアルコール、ホホバアルコール、キミル
アルコール、バチルアルコール、ヘキシルデカノール、
イソステアリルアルコール、2−オクチルドデカノール
等の高級アルコール類;ラウリン酸、ミリスチン酸、パ
ルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ベヘン
酸、ウンデシレン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、
パルミトレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレイ
ン酸、エルカ酸、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタ
エン酸、イソヘキサデカン酸、アンテイソペンタデカン
酸、長鎖分岐脂肪酸等の高級脂肪酸類及びそのアルミニ
ウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩、カリ
ウム塩等の金属石けん類、及びアミド等の含窒素誘導体
類;流動パラフィン、スクワラン、スクワレン、ワセリ
ン、固型パラフィン、セレシン、マイクロクリスタリン
ワックス等の炭化水素類;サフラワー油、オリーブ油、
ヒマシ油、アボカド油、ゴマ油、茶油、月見草油、小麦
胚芽油、マカデミアナッツ油、ヘーゼルナッツ油、クク
イナッツ油、ローズヒップ油、メドウフォーム油、パー
シック油、ティートリー油、ハッカ油、硬化ヒマシ油等
の植物油類;カカオ脂、シア脂、木ロウ、ヤシ油、パー
ム油、パーム核油等の植物脂類;牛脂、乳脂、馬脂、卵
黄油、ミンク油、タートル油等の動物性油脂類;カルナ
ウバロウ、キャンデリラロウ、ホホバ油、水素添加ホホ
バ油等の植物性ロウ類;ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、
オレンジラッフィー油等の動物性ロウ類;液状ラノリ
ン、還元ラノリン、吸着精製ラノリン、酢酸ラノリン、
酢酸液状ラノリン、ヒドロキシラノリン、ポリオキシエ
チレンラノリン、ラノリン脂肪酸、硬質ラノリン脂肪
酸、ラノリンアルコール、酢酸ラノリンアルコール、酢
酸(セチル・ラノリル)エステル等のラノリン類;ホス
ファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、
ホスファチジルイノシトール、スフィンゴミエリン、ホ
スファチジン酸、リゾレシチン等のリン脂質類;水素添
加大豆リン脂質、水素添加卵黄リン脂質等のリン脂質誘
導体類;コレステロール、ジヒドロコレステロール、ラ
ノステロール、ジヒドロラノステロール、フィトステロ
ール等のステロール類;酢酸コレステリル、ノナン酸コ
レステリル、ステアリン酸コレステリル、イソステアリ
ン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、N−ラウ
ロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル
・オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミ
ン酸ジ(コレステリル・オクチルドデシル)、N−ラウ
ロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル・2−オ
クチルドデシル)、12−ヒドロキシステアリン酸コレ
ステリル、マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル、マ
カデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、イソステアリ
ン酸フィトステリル、軟質ラノリン脂肪酸コレステリ
ル、硬質ラノリン脂肪酸コレステリル、長鎖分岐脂肪酸
コレステリル、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸コレステリル
等のステロールエステル類;オレイン酸エチル、アボカ
ド油脂肪酸エチル、パルミチン酸イソプロピル、パルミ
チン酸オクチル、イソステアリン酸イソプロピル、イソ
ノナン酸イソトリデシル、ラノリン脂肪酸イソプロピル
等の低級アルコール脂肪酸エステル類;ミリスチン酸オ
クチルドデシル、オクタン酸セチル、オレイン酸オレイ
ル、オレイン酸オクチルドデシル、ラノリン脂肪酸オク
チルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、コ
ハク酸ジオクチル等の高級アルコール脂肪酸エステル
類;乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル等の高級ア
ルコールオキシ酸エステル類;トリオレイン酸グリセリ
ド、トリイソステアリン酸グリセリド、トリ(カプリル
・カプリン酸)グリセリド、ジオレイン酸プロピレング
リコール等の多価アルコール脂肪酸エステル類;シリコ
ーン樹脂、メチルポリシロキサン、オクタメチルトリシ
ロキサン、デカメチルテトラシロキサン、高重合メチル
ポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン、メチルフェ
ニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキ
サン、有機変性ポリシロキサン、環状ジメチルシロキサ
ン、架橋型メチルポリシロキサン、架橋型メチルフェニ
ルポリシロキサン等のシリコーン誘導体類;パーフルオ
ロポリエーテル等が挙げられる。
【0014】乳化剤としては、脂肪酸塩、アルキル硫酸
エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキ
シエチレンアルキル硫酸塩、ポリオキシエチレン脂肪ア
ミン硫酸塩、アシルN−メチルタウリン塩、アルキルエ
ーテルリン酸エステル塩、N−アシルアミノ酸塩等の陰
イオン性界面活性剤;ポリオキシエチレンアルキルエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、
ポリオキシエチレンアルキルエーテルソルビタン脂肪酸
部分エステル、多価アルコール脂肪酸部分エステル、ポ
リグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪
酸エステル、アルキルジメチルアミンオキサイド、アル
キルポリグリコシド等の非イオン界面活性剤;アルキル
トリメチルアンモニウムクロリド、短鎖ポリオキシエチ
レンアルキルアミン及びその塩または四級塩、塩化ベン
ザルコニウム等の陽イオン性界面活性剤;アルキルジメ
チルアミノ酢酸ベタイン、アルキルアミドジメチルアミ
ノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシ−N−
ヒドロキシイミダゾリニウムベタイン等の両性界面活性
剤;ポリビニルアルコール、アルギン酸ナトリウム、デ
ンプン誘導体、トラガントガム、アクリル酸・メタクリ
ル酸アルキル共重合体等の高分子界面活性剤;等を例示
することができる。
【0015】保湿剤としては、プロピレングリコール、
グリセリン、1,3−ブタンジオール、3−メチル−
1,3−ブタンジオール等の多価アルコール類、ヒアル
ロン酸ナトリウム、クエン酸塩、尿素、乳酸菌培養液、
酵母抽出液、卵殻膜タンパク、牛顎下腺ムチン、ヒポタ
ウリン、ゴマリグナン配糖体、ベタイン、コンドロイチ
ン硫酸、セラミド(タイプ1、2、3、4、5、6)、
ヒドロキシセラミド、疑似セラミド、スフィンゴ糖脂
質、グルタチオン、ポリエチレングリコール、ソルビト
ール、カルビトール、乳酸ナトリウム、2−ピロリドン
−5−カルボン酸ナトリウム、アルブミン、トリメチル
グリシン;コラーゲン、ゼラチン、エラスチン、コラー
ゲン分解ペプチド、エラスチン分解ペプチド、ケラチン
分解ペプチド、コンキオリン分解ペプチド、シルク蛋白
分解ペプチド、大豆蛋白分解ペプチド、小麦蛋白分解ペ
プチド、カゼイン分解ペプチド等の蛋白ペプチド類及び
その誘導体;アルギニン、セリン、グリシン、スレオニ
ン、グルタミン酸、システイン、メチオニン、ロイシ
ン、トリプトファン等のアミノ酸類;胎盤抽出液、エア
ラスチン、コラーゲン、アロエ抽出物、ハマメリス水、
ヘチマ水、カモミラエキス、カンゾウエキス、コンフリ
ーエキス等の動物・植物抽出成分等を例示することがで
きる。
【0016】増粘剤としてはグアーガム、クインスシー
ドガム、キサンタンガム、カラギーナン、アルギン酸、
カルボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシビ
ニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸エステル共重
合体、ポリビニルピロリドン、両性メタクリル酸エステ
ル共重合体、カチオン化セルロース、ニトロセルロース
等の高分子化合物類等を例示することができる。
【0017】酸化防止剤としては、BHT、BHA、没
食子酸プロピル、トコフェロールおよび/またはその誘
導体、アスコルビン酸および/またはその誘導体等を例
示することができる。
【0018】防腐剤としては、フェノール類、安息香酸
及びその塩類、ハロゲン化ビスフェノール類、酸アミド
類、四級アンモニウム塩類等を例示することができる。
【0019】殺菌剤としては、トリクロロカルバニド、
ジンクピリチオン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼ
トニウム、クロルヘキシジン、ハロカルバン、ヒノキチ
オール、フェノール、イソプロピルフェノール、感光素
類等を例示することができる。
【0020】キレート剤としては、エデト酸塩、シュウ
酸ナトリウム等を例示することができる。
【0021】pH調整剤としては、クエン酸、コハク
酸、塩酸、エタノールアミン、ジエタノールアミン、ト
リエタノールアミン、アンモニア水、水酸化ナトリウ
ム、塩化カルシウム等を例示することができる。
【0022】紫外線吸収剤としては、ベンゾフェノン誘
導体、パラアミノ安息香酸誘導体、パラメトキシ桂皮酸
誘導体、サルチル酸誘導体、ウロカニン酸、ウロカニン
酸エチル、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベ
ンゾイルメタン、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾール、アントラニル酸メチ
ル、ルチン及びその誘導体等を例示することができる。
【0023】美白剤としては、アルブチン、アスコルビ
ン酸、コウジ酸、グルタチオン,エラグ酸、プラセンタ
エキス、オリザノール等を例示することができる。
【0024】溶剤類としては、エタノール、プロパノー
ル等の低級アルコール類;アセトン、エチレングリコー
ルモノエチルエーテル、トルエン等を例示することがで
きる。
【0025】角質剥離・溶解剤としては、サリチル酸、
イオウ、レゾルシン、硫化セレン、ピリドキシン等を例
示することができる。
【0026】鎮痒剤としては、塩酸ジフェンヒドラミ
ン、マレイン酸クロルフェラミン、カンファー等を例示
することができる。
【0027】消炎剤としては、グリチルリチン酸及びそ
の誘導体、グアイアズレン、酢酸ヒドロコーチゾン、プ
レドニゾン等を例示することができる。
【0028】制汗剤としては、クロルヒドロキシアルミ
ニウム、塩化アルミニウム、酸化亜鉛、パラフェノール
スルホン酸亜鉛等を例示することができる。
【0029】清涼剤としては、メントール、サリチル酸
メチル等を例示することができる。
【0030】還元剤としては、チオグリコール酸、シス
テイン等を例示することができる。
【0031】抗ヒスタミン剤としては、塩酸ジフェドラ
ミン、マレイン酸クロルフェニラミン、グリチルレチン
酸誘導体等を例示することができる。
【0032】収れん剤としては、クエン酸、酒石酸、乳
酸、硫酸アルミニウム・カリウム、タンニン酸等を例示
することができる。
【0033】刺激剤としては、カンタリスチンキ、ショ
ウキョウチンキ、トウガラシチンキ、ニコチン酸ベンジ
ル等を例示することができる。
【0034】育毛用薬剤としては、センブリエキス、セ
ファランチン、ビタミンE及びその誘導体、γ−オリザ
ノール、トウガラシチンキ、ショウキョウチンキ、カン
タリスチンキ、ニコチン酸ベンジルエステル、アラント
イン、感光素301、感光素401等を例示することが
できる。
【0035】高分子粉体としては、デンプン、ナイロン
パウダー、ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル、
ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレー
ト積層末等を例示することができる。
【0036】α−ヒドロキシ酸類及びその誘導体類とし
ては、乳酸、グリコール酸、フルーツ酸、ヒドロキシカ
プリン酸、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸、長鎖α−ヒドロ
キシ脂肪酸コレステリル等を例示することができる。
【0037】ビタミン類及びその誘導体類としては、ビ
タミンA、ビタミンB群、ビタミンD、ビタミンE、パ
ントテン酸、ビオチン等のビタミン類;ステアリン酸ア
スコルビル、パルミチン酸アスコルビル、ジパルミチン
酸アスコルビル、リン酸アスコルビルマグネシウム、ア
スコルビン酸ナトリウム、ニコチン酸トコフェロール、
酢酸トコフェロール、リノール酸トコフェロール、フェ
ルラ酸トコフェロール等のビタミン誘導体類を例示する
ことができる。
【0038】糖類及びその誘導体類としては、シクロデ
キストリン、β−グルカン、キチン、キトサン、グルコ
ース、トレハロース、ペクチン、アラビノガラクタン、
デキストリン、デキストラン等の糖類及びその誘導体を
例示することができる。
【0039】有機酸類としては、酢酸、プロピオン酸、
クエン酸、アビエチン酸、酒石酸等を例示することがで
きる。
【0040】酵素類としては、塩化リゾチーム、ケラチ
ナーゼ、パパイン、パンクレアチン、プロテアーゼ等を
例示することができる。
【0041】核酸類としては、アデノシン三リン酸二ナ
トリウム等を例示することができる。
【0042】ホルモン類としては、エストラジオール、
エストロン、エチニルエストラジオール、コルチゾン、
ヒドロコルチゾン、プレドニゾン等を例示することがで
きる。
【0043】粘土鉱物類としては、モンモリロナイト、
セリサイト、カオリナイト、カオリン等を例示すること
ができる。
【0044】香料としては、リモネン、リナノール、シ
トラール、β−イオノン、ベンジルベンゾエート、イン
ドール、オイゲノール、オーランチオール、ゲラニオー
ル、リラール、ダマスコン、ベンジルアセテート、ジャ
スミンラクトン、ガラクソリッド、精油等が例示するこ
とができる。
【0045】色素としては、マイカ、タルク、カオリ
ン、炭酸カルシウム、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、
群青、紺青、カーボンブラック、二酸化チタン、酸化亜
鉛、雲母チタン、魚鱗箔、窒化ホウ素、ホトクロミック
顔料、合成フッ素金雲母、微粒子複合粉体等の無機顔
料;β−カロチン、カルサミン、ルチン、コチニール、
クロロフィル等の天然色素;染料、レーキ、有機顔料等
の有機合成色素類等を例示することができる。
【0046】その他公知の化粧料、医薬品、食品等成分
などに使用される成分を本発明の効果を損なわない範囲
において、適宜配合することができる。
【0047】本発明の化粧料および外用剤は、通常の方
法に従って製造することができ、基礎化粧料、メーキャ
ップ化粧品、毛髪用化粧品、芳香化粧品、ボディ化粧
品、軟膏剤等が包含される。
【0048】基礎化粧料としては、例えばクレンジング
フォーム、クレンジングジェル、洗粉、洗顔パウダー、
クレンジングクリーム、クレンジングミルク、クレンジ
ングローション、クレンジングジェル、クレンジングオ
イル、クレンジングマスク等の洗顔料;柔軟化粧水、収
れん化粧水、洗浄用化粧水、多層式化粧水等の化粧水;
エモリエントローション、モイスチャーローション、ミ
ルキィーローション、ナリシングローション、ナリシン
グミルク、スキンモイスチャー、モイスャーエマルショ
ン、マッサージローション、クレンジングローション、
プロテクトエマルション、サンプロテクト、サンプロテ
クター、UVケアミルク、サンスクリーン、メーキャッ
プローション、角質スムーザー、エルボーローション、
ヘアーミルク、ハンドローション、ボディローション等
の乳液;エモリエントクリーム、栄養クリーム、ナリシ
ングクリーム、バニシングクリーム、モイスチャークリ
ーム、ナイトクリーム、マッサージクリーム、クレンジ
ングクリーム、メーキャップクリーム、ベースクリー
ム、プレメーキャップクリーム、サンスクリーンクリー
ム、サンタンクリーム、ヘアリムーバー、ヘアクリー
ム、デオドラントクリーム、シェービングクリーム、角
質軟化クリーム等のクリーム;クレンジングジェル、モ
イスチャージェル等のジェル:化粧石鹸、透明石鹸、薬
用石鹸、液状石鹸、ひげそり石鹸、合成化粧石鹸等の石
鹸;ピールオフパック、粉末パック、ウォッシングパッ
ク、オイルパック、クレンジングマスク等のパック・マ
スク類;保湿エッセンス、美白エッセンス、紫外線防止
エッセンス等のエッセンス等を例示することができる。
【0049】メーキャップ化粧品としては、白粉・打粉
類、ファンデーション類、口紅類、頬紅類、アイライナ
ー、マスカラ、アイシャドー、眉墨、アイブロー、ネー
ルエナメル、エナメルリムーバー、ネールトリートメン
ト等を例示することができる。
【0050】毛髪用化粧品としては、オイルシャンプ
ー、クリームシャンプー、コンディショニングシャンプ
ー、ふけ用シャンプー、リンス一体型シャンプー等のシ
ャンプー;リンス;育毛剤;ヘアフォーム、ヘアムー
ス、ヘアスプレー、ヘアミスト、ヘアジェル、ウォータ
ーグリース、セットローション、カラーローション、ヘ
アリキッド、ポマード、チック、ヘアクリーム、ヘアブ
ロー、枝毛コート、ヘアオイル、パーマネントウェーブ
用剤、染毛剤、ヘアブリーチ等を例示することができ
る。
【0051】芳香化粧品としては、香水、パフューム、
パルファム、オードパルファム、オードトワレ、オーデ
コロン、練香水、芳香パウダー、香水石鹸、ボディロー
ション、バスオイル等を例示することができる。
【0052】ボディ化粧品としては、ボディシャンプー
等のボディ洗浄料;デオドラントローション、デオドラ
ントパウダー、デオドラントスプレー、デオドラントス
ティック等の防臭化粧品;脱色剤、脱毛・除毛剤;浴用
剤;虫よけスプレー等のインセクトリペラー等を例示す
ることができる。
【0053】また、剤型としては水中油(O/W)型、
油中水(W/O)型、W/O/W型、O/W/O型の乳
化型化粧料、油性化粧料、固形化粧料、液状化粧料、練
状化粧料、スティック状化粧料、揮発性油型化粧料、粉
状化粧料、ゼリー状化粧料、ジェル状化粧料、ペースト
状化粧料、乳化高分子型化粧料、シート状化粧料、ミス
ト状化粧料、スプレー型化粧料等の剤型で用いることが
できる。
【0054】外用剤は、軟膏剤、貼付剤、ローション
剤、リニメント剤、液状塗布剤などの剤型で皮膚に直接
適用する。
【0055】
【実施例】次に、本発明を実施例によって更に具体的に
説明するが、本発明はこの実施例によってなんら限定さ
れるものではない。
【0056】実施例1 1,10−デカンジオール水素
添加ダイマー酸エステルの製造 攪拌機、温度計、ガス導入管を備えた500mLの反応
器に、水素添加ダイマー酸(ユニケマ社製、プリポール
1010)115.6g(0.201モル)及び1,1
0−デカンジオール50.0g(0.287モル)を仕
込み、窒素気流中225〜235℃に加熱し、生成する
水を留去しながら7時間エステル化反応を行い、目的物
である1,10−デカンジオール水素添加ダイマー酸エ
ステル(以下、DMG−HDAと略称する)138.6
gを無色高粘度油状物として得た(収率89%)。得ら
れたエステルの性状値は酸価0.85、水酸基価37.
9、けん化価149.6であった。また、得られたエス
テルのGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィ
ー)測定による数平均分子量は2,700、60℃での
粘度は3,525mPa・sであった。
【0057】実施例2 ビタミンE添加1,10−デカ
ンジオール水素添加ダイマー酸エステルの製造 実施例1で製造した1,10−デカンジオール水素添加
ダイマー酸エステル(DMG−HDA)99.95gに
ビタミンE(エーザイ社製イーミックス−D)0.05
g(500ppm相当)を添加し、攪拌溶解させること
により、ビタミンE添加1,10−デカンジオール水素
添加ダイマー酸エステル(以下、DMG−HDA−Eと
略称する)を得た。
【0058】実施例3 グリセリン水素添加ダイマー酸
エステルの製造 攪拌機、温度計、ガス導入管を備えた500mLの反応
器に、水素添加ダイマー酸(ユニケマ社製、プリポール
1010)175.0g(0.304モル)及びグリセ
リン55.98g(0.608モル)を仕込み、窒素気
流中220〜240℃で生成する水を留去しながら3時
間エステル化反応を行った。次いで未反応のグリセリン
を減圧下に留去することにより、目的物であるグリセリ
ン水素添加ダイマー酸エステル(以下、G−HDA
(1:0.5)と略称する)187.1gを無色高粘度
油状物として得た(収率85%)。得られたエステルの
性状値は酸価0.00、水酸基価158.7、けん化価
172.2であった。また、得られたエステルのGPC
測定による数平均分子量は2,300、60℃での粘度
は27,000mPa・sであった。
【0059】実施例4 ビタミンE添加グリセリン水素
添加ダイマー酸エステルの製造 実施例3で製造したグリセリン水素添加ダイマー酸エス
テル(G−HDA(1:0.5))を用いて、実施例2
と同様の操作でビタミンE500ppmを添加すること
により、ビタミンE添加グリセリン水素添加ダイマー酸
エステル(以下、G−HDA(1:0.5)−Eと略称
する)を得た。
【0060】実施例5 グリセリン水素添加ダイマー酸
エステルの製造 水素添加ダイマー酸180.0g(0.313モル)及
びグリセリン41.13g(0.447モル)を使用す
る以外は実施例3と同様にして、グリセリン水素添加ダ
イマー酸エステル(以下、G−HDA(1:0.7)と
略称する)196.1gを無色高粘度油状物として得た
(収率93%)。得られたエステルの性状値は酸価0.
02、水酸基価154.8、けん化価173.5であっ
た。また、得られたグリセリン水素添加ダイマー酸エス
テルのGPC測定による数平均分子量は2,500、6
0℃での粘度は62,500mPa・sであった。
【0061】実施例6 ビタミンE添加グリセリン水素
添加ダイマー酸エステルの製造 実施例5で製造したグリセリン水素添加ダイマー酸エス
テル(G−HDA(1:0.7))を用いて、実施例2
と同様の操作でビタミンE500ppmを添加すること
により、ビタミンE添加グリセリン水素添加ダイマー酸
エステル(以下、G−HDA(1:0.7)−Eと略称
する)を得た。
【0062】実施例7 屈折率 実施例1〜6で得られた本発明の油剤の屈折率を測定し
た。屈折率は、屈折計Model3(ATAGO社)を
用いて40℃の条件で測定した。また、比較として、液
状ラノリン(日本精化社製YOFCO液状ラノリンS
S)、及び、リンゴ酸ジイソステアリル(日清製油社製
コスモール222)の屈折率を測定した。測定の結果、
本発明の油剤の屈折率は、汎用油剤であるリンゴ酸ジイ
ソステアリルよりもはるかに高く、艶の良い油剤として
知られている液状ラノリンに近い値を示し、艶の良い特
徴を示した。
【0063】 品 名 屈折率 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例1のDMG−HDA 1.4720 実施例2のDMG−HDA−E 1.4724 実施例3のG−HDA(1:0.5) 1.4796 実施例4のG−HDA(1:0.5)−E 1.4800 実施例5のG−HDA(1:0.7) 1.4798 実施例6のG−HDA(1:0.7)−E 1.4801 比較 液状ラノリンSS(日本精化社製) 1.4858 比較 リンゴ酸ジイソステアリル 1.4536 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0064】実施例8 光沢度 実施例1〜4で得られた本発明の油剤にセレシン及びキ
ャンデリラロウをそれぞれ別々に20%配合したものを
パラフィン紙に塗布した。HORIBA社製ハンディ光
沢計を使用し、その塗布面に対し入射角60度で光を当
てたときの反射光の強さを測定し、その値を光沢度とし
て表した。比較対照として液状ラノリンは日本精化社製
YOFCO液状ラノリンSSを、ポリブテンは日本石油
社製HV−100Fを、リンゴ酸ジイソステアリルは日
清製油社製コスモール222を使用した。
【0065】 品名 光沢度 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− セレシン キャンデリラロウ 実施例1のDMG−HDA 71 69 実施例2のDMG−HDA−E 71 69 実施例3のG−HDA(1:0.5) 68 69 実施例4のG−HDA(1:0.5)−E 68 68 液状ラノリンSS 66 64 ポリブテン 45 48 リンゴ酸ジイソステアリル 35 41 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0066】光沢度試験の結果は本発明の油剤はセレシ
ン、キャンデリラロウのいずれを用いた場合においても
液状ラノリンの光沢度と同等又はそれ以上で優れてお
り、ポリブテン、リンゴ酸ジイソステアリルよりも非常
に優れていた。
【0067】実施例9 酸化安定性 実施例1〜6で得られた本発明の油剤の酸化安定性を測
定した。酸化安定性は、自動油脂安定性試験装置ランシ
マット676型(メトローム・シバタ株式会社製)を用
いて、試料3gを120℃、空気流量20L/Hrの条
件で測定した。これらは何れも10時間以上安定で優れ
た安定性を示し、特にビタミンE添加を行っている実施
例2、4、6の油剤は極めて優れた酸化安定性を示し
た。
【0068】 品 名 安定性 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例1のDMG−HDA 14時間安定 実施例2のDMG−HDA−E 48時間以上安定 実施例3のG−HDA(1:0.5) 11時間安定 実施例4のG−HDA(1:0.5)−E 48時間以上安定 実施例5のG−HDA(1:0.7) 10時間安定 実施例6のG−HDA(1:0.7)−E 48時間以上安定 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0069】実施例10 含水価 実施例3〜6で得られた本発明の油剤の含水価を測定し
た。含水価は、各油剤を流動パラフィンで50%に希釈
して乳鉢にとり、その上に水を滴下していきながら乳棒
でよく練り込み、水が練り込めなくなるまでに練り込ん
だ水の重量を希釈液に対する百分率で示した。これらの
油剤はいずれも高い含水価を示した。
【0070】 品 名 含水価(重量%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例3のG−HDA(1:0.5) 380 実施例4のG−HDA(1:0.5)−E 380 実施例5のG−HDA(1:0.7) 410 実施例6のG−HDA(1:0.7)−E 430 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0071】実施例11 実施例3で得られた本発明の油剤を用いて、下記の処方
の軟膏を製造した。 成 分 重量% −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 流動パラフィン 30.0 実施例3のG−HDA(1:0.5) 10.0 ジメチルポリシロキサン 10.0 セトステアリルアルコール 5.0 セトリミド 0.5 クロロクレゾール 0.1 精製水 残余 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 100.0
【0072】流動パラフィン、実施例3で得られたG−
HDA(1:0.5)、ジメチルポリシロキサン、セト
ステアリルアルコールを70℃に加温し、均一になるま
で混ぜ合わせる。70℃の精製水に溶かしたセトリミド
とクロロクレゾールの溶液にかき混ぜながら先の油相を
加え均一にした後、室温まで冷却して軟膏を調製した。
この軟膏は良好な使用感を有するものであった。
【0073】実施例12 実施例4で得られた本発明の油剤を用いて、下記処方の
エモリエントクリームを製造した。 成 分 重量% −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例4のG−HDA(1:0.5)−E 3.0 モノステアリン酸ソルビタン 3.0 ステアリン酸 3.0 ワセリン 6.0 セチルアルコール 5.0 POE(20)セチルアルコールエーテル 2.0 プロピレングリコールモノステアリン酸エステル 3.0 ジプロピレングリコール 3.0 グリセリン 3.0 トリエタノールアミン 1.0 防腐剤、酸化防止剤 適量 精製水 残余 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 100.0
【0074】ジプロピレングリコール、グリセリン、ト
リエタノールアミンを精製水に溶解し70℃に加温する
(水相)。その他の成分を混合し70℃で溶解する(油
相)。水相にかき混ぜながら油相を徐々に加え攪拌した
後、乳化機で均一に乳化し室温まで冷却してエモリエン
トクリームを調製した。このエモリエントクリームは、
良好な使用感、優れたエモリエント効果を有し、また、
乳化安定性も良好であった。
【0075】実施例13 実施例5で得られた本発明の油剤を用いて、下記処方の
乳液を製造した。 成 分 重量% −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例5のG−HDA(1:0.7) 3.0 ステアリン酸 2.0 ワセリン 3.0 セチルアルコール 1.0 ソルビタンモノオレイン酸エステル 2.0 ポリエチレングリコール1500 3.0 1,3−ブチレングリコール 5.0 トリエタノールアミン 1.0 香料、防腐剤 適量 精製水 残余 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 100.0
【0076】精製水にポリエチレングリコール150
0、1,3−ブチレングリコール、トリエタノールアミ
ンを加え70℃に加熱溶解する(水相)。その他の成分
を混合し70℃に加熱溶解する(油相)。この水相にか
き混ぜながら油相を徐々に加え予備乳化する。更に乳化
機にて均一に乳化して室温まで冷却して乳液を調製し
た。この乳液は、良好な使用感を有し、また、乳化安定
性も良好であった。
【0077】実施例14 実施例6で得られた本発明の油剤を用いて、下記処方の
液状クリームシャンプーを製造した。 成 分 重量% −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例6のG−HDA(1:0.7)−E 3.0 ポリオキシエチレン(3)ラウリル硫酸 エステルナトリウム(30%) 30.0 ラウリル硫酸ナトリウム(30%) 15.0 ラウロイルジエタノールアミド 3.0 ジステアリン酸ポリエチレングリコール 2.0 香料、防腐剤 適量 金属イオン封鎖剤、pH調整剤 適量 精製水 残余 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 100.0
【0078】精製水を70℃に加熱し、他成分を加え均
一に溶解した後、冷却して液状クリームシャンプーを調
製した。この液状クリームシャンプーは、良好な使用
感、洗浄性能を有し、また、乳化安定性も良好であっ
た。
【0079】実施例15 実施例1で得られた本発明の油剤を用いて、下記処方の
ヘアコンディショナーを製造した。 成 分 重量% −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例1のDMG−HDA 2.0 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 3.0 モノステアリン酸グリセリル 0.5 セチルアルコール 3.0 グリセリン 3.0 香料、防腐剤 適量 精製水 残余 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 100.0
【0080】精製水に塩化ステアリルトリメチルアンモ
ニウム、防腐剤を70℃で加熱溶解する。これに、別途
70℃にて実施例1で得られたDMG−HDA、モノス
テアリン酸グリセリル、セチルアルコール、グリセリ
ン、香料を攪拌混合しておいたものを加え、十分に撹拌
混合した後、冷却してヘアコンディショナーを調製し
た。この液状ヘアコンディショナーは、良好な使用感、
コンディショニング効果を有し、また、乳化安定性も良
好であった。
【0081】実施例16 実施例2で得られた本発明の油剤を用いて、下記処方の
口紅を製造した。 成 分 重量% −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例2のDMG−HDA−E 30.0 トリイソステアリン酸ジグリセリル 14.0 トリメチロールプロパントリイソステアレート 16.0 ミツロウ 9.0 ラノリン 6.0 カルナウバロウ 7.0 セレシン 6.0 硬質ラノリン脂肪酸コレステリル 5.0 二酸化チタン 5.0 赤色201号 0.6 赤色202号 1.2 赤色223号 0.2 香料、酸化防止剤 適量 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 100.0
【0082】二酸化チタン、赤色201号、赤色202
号を実施例2で得られたDMG−HDA−Eの一部に加
えローラーで練り、均一に混合する(顔料部)。赤色2
23号を残りのDMG−HDA−Eに溶解する(染料
部)。他の成分を混合し加熱溶解した後、顔料部、染料
部を加えホモミキサーで均一に分散する。分散後、型に
流し込み急冷し、スティック状とした。この口紅は、使
用時及び使用後に、非常に良好な艶を有し、さらに良好
な付着性、伸展性、しっとりとした感触を有し、また、
安定性も良好であった。
【0083】実施例17 実施例2で得られた本発明の油剤を用いて、下記処方の
リップグロスを製造した。 成 分 重量% −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例2のDMG−HDA−E 30.0 パルミチン酸デキストリン 10.0 マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル 10.0 メチルフェニルポリシロキサン 30.0 トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 5.0 流動パラフィン 15.0 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 100.0
【0084】全成分を加熱溶解混合後、容器に流し込
み、冷却固化し目的のリップグロスを得た。このリップ
グロスは、使用時及び使用後に、非常に良好な艶を有
し、さらに良好な伸展性、しっとりとした感触を有し、
また、安定性も良好であった。
【0085】実施例18 実施例2、4で得られた本発明の油剤を用いて、下記処
方のリップグロスを製造した。 成 分 重量% −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例2のDMG−HDA−E 27.0 実施例4のG−HDA(1:0.5)−E 30.0 12−ヒドロキシステアリン酸 10.0 マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル 10.0 メチルフェニルポリシロキサン 30.0 トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 5.0 流動パラフィン 15.0 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 100.0
【0086】全成分を加熱溶解混合後、容器に流し込
み、冷却固化し目的のリップグロスを得た。このリップ
グロスは、使用時及び使用後に、非常に良好な艶を有
し、さらに良好な伸展性、しっとりとした感触を有し、
また、安定性も良好であった。
【0087】実施例19 実施例4で得られた本発明の油剤を用いて、下記処方の
パウダリーファンデーションを製造した。 成 分 重量% −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1.タルク 15.0 2.マイカ 30.0 3.カオリン 15.0 4.二酸化チタン 15.0 5.雲母チタン 3.0 6.ステアリン酸亜鉛 1.0 7.ナイロンパウダー 5.0 8.酸化鉄赤 1.0 9.酸化鉄黄 3.0 10.酸化鉄黒 0.2 11.スクワラン 6.0 12.実施例4のG−HDA(1:0.5)−E 1.0 13.ミリスチン酸オクチルドデシル 2.0 14.ジイソオクタン酸ネオペンチルグリコール 2.0 15.モノオレイン酸ソルビタン 0.5 16.防腐剤 適量 17.酸化防止剤 適量 18.香料 適量 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 100.0
【0088】上記の成分1及び8〜10をヘンシェルミ
キサーで混合し、この混合物に成分2〜7を添加してよ
く混合してから、成分12〜18を70℃で加熱溶解し
たものを添加混合粉砕し、これを中皿に成型して目的の
パウダリーファンデーションを得た。このパウダリーフ
ァンデーションは、顔料分散性が良く、良好な使用感を
有し、また、安定性も良好であった。
【0089】実施例20 実施例2で得られた本発明の油剤を用いて、下記処方の
乳化ファンデーションを製造した。 成 分 重量% −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1.実施例2のDMG−HDA−E 5.0 2.デカメチルシクロペンタシロキサン 12.0 3.ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン 4.0 4.亜鉛華 10.0 5.セリサイト 0.36 6.二酸化チタン 8.32 7.酸化鉄黄 0.80 8.酸化鉄赤 0.36 9.酸化鉄黒 0.16 10.香料 適量 11.プロピレングリコール 5.0 12.分散剤 0.1 13.防腐剤 適量 14.イオン交換水 残余 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 100.0
【0090】成分11〜14を70℃に加熱撹拌後、成
分4〜9を添加し分散処理した。これをあらかじめ70
℃に加熱しておいて成分1〜3に添加して乳化分散し
た。その後室温まで冷却して10を加え、目的の乳化フ
ァンデーションを得た。この乳化ファンデーションは、
良好な使用感を有し、また、安定性も良好であった。
【0091】実施例21 実施例2で得られた本発明の油剤を用いて、下記処方の
両用ファンデーションを製造した。 成 分 重量% −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1.シリコーン処理タルク 19.0 2.シリコーン処理マイカ 40.0 3.シリコーン処理二酸化チタン 5.0 4.亜鉛華 15.0 5.シリコーン処理ベンガラ 1.0 6.シリコーン処理黄酸化鉄 3.0 7.シリコーン処理黒酸化鉄 0.2 8.ステアリン酸亜鉛 0.1 9.ナイロンパウダー 2.0 10.実施例2のDMG−HDA−E 4.0 11.固形パラフィン 0.5 12.ジメチルポリシロキサン 4.0 13.トリイソオクタン酸グリセリン 5.0 14.オクチルメトキシシンナメート 1.0 15.防腐剤 適量 16.酸化防止剤 適量 17.香料 適量 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 100.0
【0092】成分1〜9をヘンシェルミキサーで混合し
てから成分10〜17を70℃で加熱溶解したものを添
加混合粉砕し、これを中皿に成型して目的の両用ファン
デーションを得た。この両用ファンデーションは、良好
な使用感を有し、また、安定性も良好であった。
【0093】実施例22 実施例2で得られた本発明の油剤を用いて、下記処方の
油性スティックファンデーションを製造した。 成 分 重量% −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1.タルク 15.0 2.酸化チタン 7.0 3.カオリン 20.0 4.マイカ 3.3 5.酸化鉄赤 1.0 6.酸化鉄黄 3.0 7.酸化鉄黒 0.2 8.固形パラフィン 3.0 9.マイクロクリスタリンワックス 7.0 10.ワセリン 15.0 11.ジメチルポリシロキサン 3.0 12.実施例2のDMG−HDA−E 5.0 13.パルミチン酸イソプロピル 17.0 14.酸化防止剤 適量 15.香料 適量 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 100.0
【0094】成分8〜14を85℃で溶解し、これに成
分1〜7を添加し、ディスパーで混合した後、コロイド
ミルで分散した。15を添加し、脱気後70℃で容器に
流し込み冷却した。この油性スティックファンデーショ
ンは、良好な使用感を有し、また、安定性も良好であっ
た。
【0095】実施例23 実施例2で得られた本発明の油剤を用いて、下記処方の
サンスクリーン化粧料を製造した。 成 分 重量% −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1.微粒子酸化チタン 5.0 2.1,3−ブチレングリコール 7.0 3.エデト酸二ナトリウム 0.05 4.トリエタノールアミン 1.0 5.オキシベンゾン 2.0 6.パラメトキシ桂皮酸オクチル 5.0 7.スクワラン 10.0 8.実施例2のDMG−HDA−E 5.0 9.ステアリルアルコール 3.0 10.ステアリン酸 3.0 11.グリセリルモノステアレート 3.0 12.ポリアクリル酸エチル 1.0 13.酸化防止剤 適量 14.防腐剤 適量 15.香料 適量 16.イオン交換水 残余 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 100.0
【0096】成分2〜4、16を70℃に加熱し溶解さ
せる。これに1を加え十分分散させる。この中に5〜1
5を加熱溶解させたものを加え、ホモジナイザーを用い
て乳化分散した。その後、室温まで撹拌冷却して目的の
サンスクリーン化粧料を得た。このサンスクリーン化粧
料は、良好な使用感、良好なサンスクリーン効果を有
し、また、安定性も良好であった。
【0097】実施例24 実施例2で得られた本発明の油剤を用いて、下記処方の
マスカラを製造した。 成 分 重量% −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1.酸化鉄(黒) 10.0 2.実施例2のDMG−HDA−E 20.0 3.ポリアクリル酸エステルエマルション 20.0 4.固型パラフィン 8.0 5.ラノリンワックス 8.0 6.軽質イソパラフィン 17.0 7.セスキオレイン酸ソルビタン 3.0 8.精製水 10.0 9.2-エチルヘキシル-p-メトキシシンナメート 3.0 10.防腐剤 適量 11.香料 適量 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 100.0
【0098】成分2〜7、9、10及び11の油性成分
を加熱溶解し、オイルパートとする。オイルパートに1
を添加し、分散処理を行う。加熱した8をオイルパート
に添加し、さらに分散処理を行い、冷却後本品を得る。
このマスカラは、良好な使用感を有し、また、安定性も
良好であった。
【0099】実施例25 実施例2で得られた本発明の油剤を用いて、下記処方の
乳化アイシャドーを製造した。 成 分 重量% −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1.タルク 10.0 2.カオリン 4.0 3.顔科 5.0 4.実施例2のDMG−HDA−E 20.0 5.ステアリン酸 7.0 6.ミリスチン酸イソプロピル 1.0 7.流動パラフィン 4.0 8.モノラウリン酸プロピレングリコール 1.5 9. 酸化防止剤 適量 10.香科 適量 11.ブチレングリコール 5.0 12.軽質イソパラフィン 1.0 13.2-エチルヘキシル-p-メトキシシンナメート 5.0 14.防腐剤 適量 15.トリエタノールアミン 1.0 16.金属イオン封鎖剤 適量 17.精製水 残余 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 100.0
【0100】成分4〜8、14を60〜70℃で加熱溶
解し、9、10、12、13を添加し、オイルパートと
する。17に11、15、16を溶解させ、さらに1〜
3を添加し、十分に分散処理を行い、70〜80℃で加
熱し、水相パートとする。オイルパートに水相パートを
添加し乳化する。乳化機を用い、乳化粒子を調整し、冷
却、脱気後、本品を得る。この乳化アイシャドーは、良
好な使用感を有し、また、乳化安定性も良好であった。
【0101】
【発明の効果】本発明の炭素数4〜22の2価アルコー
ル及び炭素数3〜22の3価以上のアルコールから選ば
れる1種又は2種以上とダイマー酸及び水素添加ダイマ
ー酸から選ばれる1種又は2種とのエステルを含有する
油剤、及び、該エステルに加え酸化防止剤を含有する油
剤は、安全性、安定性、艶、使用感等に優れており、更
にこれを含有させることにより、安全性、安定性、艶等
に優れた使用感の良い化粧料及び外用剤を得ることがで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/032 A61K 7/032 7/075 7/075 7/08 7/08 7/42 7/42 31/23 31/23 A61P 17/16 A61P 17/16 (72)発明者 木村 修 兵庫県高砂市梅井5丁目1番1号 日本精 化株式会社研究所内 Fターム(参考) 4C083 AA082 AB212 AB232 AB242 AB432 AC012 AC022 AC072 AC122 AC182 AC242 AC302 AC342 AC391 AC392 AC422 AC442 AC472 AC542 AC642 AC692 AC782 AC792 AC812 AC842 AD042 AD072 AD092 AD152 AD162 AD172 AD242 AD492 AD512 AD661 AD662 BB47 CC01 CC03 CC05 CC12 CC13 CC14 CC19 CC33 CC38 CC39 DD11 DD17 DD23 DD30 DD31 EE01 EE06 EE07 EE10 EE12 EE17 EE28 4C206 AA01 AA02 DB06 MA01 MA02 MA04 MA05 MA11 MA83 ZA89

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素数4〜22の2価アルコール及び炭
    素数3〜22の3価以上のアルコールから選ばれる1種
    又は2種以上と、ダイマー酸及び水素添加ダイマー酸か
    ら選ばれる1種又は2種とのエステルを含有する油剤。
  2. 【請求項2】 炭素数4〜22の2価アルコールとダイ
    マー酸及び水素添加ダイマー酸から選ばれる1種又は2
    種とのエステルを含有する油剤。
  3. 【請求項3】 炭素数3〜22の3価以上のアルコール
    とダイマー酸及び水素添加ダイマー酸から選ばれる1種
    又は2種とのエステルを含有する油剤。
  4. 【請求項4】 さらに酸化防止剤を含有することを特徴
    とする請求項1〜3の何れかに記載の油剤。
  5. 【請求項5】 酸化防止剤がビタミンEであることを特
    徴とする請求項4に記載の油剤。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載の油剤を含
    有することを特徴とする化粧料及び外用剤。
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