JP2006124312A - シャンプー組成物 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】 (A)及び(B)成分を含有するシャンプー組成物。
(A)(i)(メタ)クリル酸系モノマーと、
(ii)アミンオキシド基を含有する(メタ)クリル酸系モノマーと、
を共重合してなるポリマー。
(B)下記(I)〜(III)群から選ばれる化合物。
(I)群:アルカンジオール又はグリセリンと脂肪酸とのエステル類、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル類、グリセリルエーテル類、アルキルポリグルコシド類、脂肪酸ポリグリセリン類、アルキルベタイン類、並びにポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油類
(II)群:高級アルコール類
(III)群:カルボン酸及びその塩類
【効果】 本発明によれば、ポンプ式容器のノズル口での固化が抑制されるとともに、泡立ちが良好なシャンプー組成物を提供することができる。
【選択図】 なし

Description

本発明は、ポンプ式容器のノズル口での固化が抑制されるとともに、泡立ちが良好なシャンプー組成物に関するものである。
シャンプーの泡立ちを良くするために、様々な取り組みがなされている。例えば、主基剤のアニオン界面活性剤とヤシ脂肪酸アミドプロピルベタイン等の両性界面活性剤とを組み合わせたり、カチオン化セルロース、カチオン化グアーガムを配合したりする方法が提案されている。
一方、シャンプーは、簡便なポンプ式の容器に充填されたものが一般的に使用されている。このポンプ式の容器を使用する際、特に、浴室乾燥機を使用する場合は、ポンプ式容器の内容液が排出されるノズル口元で、内容液が固まりやすい傾向がある。ノズル口で内容液が固まると、液を排出する際に液が予想しない方向に飛び、浴室を汚すことがある。特に上記の泡立ち向上方法を採用した場合、シャンプーの固化を助長するため、液が固化しない方法で泡立ちを向上させることが最も好ましい方法であるが、現在のところその方法は見出されていない。
一方、液の飛び散りを防止するためには、内容液の粘度を高くする方法がある。液がポンプ式容器のノズル口で固化して予想しない方向に飛んだとしても、粘度が高ければひどい飛び散り方はしない。しかし、近年、消費者は詰替品を購入し、ポンプ式容器に移して使用する傾向が高く、粘度を高くしてしまうと詰替しにくいという問題があった。さらに、液を排出する際にポンプを押すのに強い力が必要で、子供や女性が使用することを考慮すると不適切な方法である。
以上により、ポンプ式容器のノズル口での固化が抑制され、泡立ちが良好なシャンプー組成物が望まれていた。
特開2002−104935号公報 特開2002−104937号公報 特開2002−97117号公報 特開2002−97119号公報
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、ポンプ式容器のノズル口におけるシャンプー組成物の固化が抑制され、内容液の粘度を高くすることなく、ノズル口からの液の飛び散りを抑制し、かつ泡立ちが良好なシャンプー組成物を提供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、(メタ)アクリル酸系モノマーとアミンオキシド基を有する(メタ)アクリル酸系モノマーとを共重合させてなるポリマーと特定の化合物を組み合わせることで、ポンプ式容器のノズル口におけるシャンプー組成物の固化が抑制されることから、使用時にノズル口からのシャンプー組成物が飛び散ることを抑制し、かつ泡立ちが良好で、保存安定性のよい組成物が得られることを知見し、本発明をなすに至ったものである。以下、「(メタ)アクリル」は「アクリル」と「メタクリル」とを表すものとする。
従って、本発明は下記発明を提供する。
[1].下記(A)成分及び(B)成分を含有するシャンプー組成物。
(A)(i)アクリル酸系モノマー及びメタクリル酸系モノマーから選ばれる1種又は2種以上のモノマーと、
(ii)アミンオキシド基を有するアクリル酸系モノマー及びアミンオキシド基を有するメタクリル酸系モノマーから選ばれる1種又は2種以上のモノマーと、
を共重合してなるポリマー。
(B)下記(I)、(II)及び(III)群の化合物から選ばれる1種又は2種以上の化合物。
(I)群:アルカンジオール又はグリセリンと炭素数8〜22の脂肪酸とのエステル類、炭素数8〜22のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテル類、炭素数8〜22のアルキル基を有するグリセリルエーテル類、炭素数8〜22のアルキル基を有するアルキルポリグルコシド類、炭素数8〜22の脂肪酸残基を有する脂肪酸ポリグリセリン類、炭素数8〜22のアルキルベタイン類、並びにポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油類
(II)群:炭素数8〜16の高級アルコール類
(III)群:水酸基を有するカルボン酸及びその塩類
[2].上記(i)モノマーが下記一般式(1)で表されるモノマーであって、(ii)モノマーが下記一般式(2)で表されるモノマーであり、重合度がそれぞれ1〜5,000であることを特徴とする請求項1に記載のシャンプー組成物。
Figure 2006124312
(式中、R1は水素原子又はメチル基、R2は水素原子又は炭素数8〜23の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示す。R3は炭素数1〜4の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示す。)
[3].シャンプー組成物が吐出されるノズルを備えたポンプ式容器に充填されてなることを特徴とする、[1]又は[2]記載のシャンプー組成物。
本発明によれば、ポンプ式容器のノズル口での固化が抑制されるとともに、泡立ちが良好なシャンプー組成物を提供することができる。
以下、本発明につき、さらに詳しく説明する。
(A)成分は、(A)(i)アクリル酸系モノマー及びメタクリル酸系モノマーから選ばれる1種又は2種以上のモノマーと、(ii)アミンオキシド基を有するアクリル酸系モノマー及びアミンオキシド基を有するメタクリル酸系モノマーから選ばれる1種又は2種以上のモノマーとを共重合してなるポリマーである。これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。
(A)(i)アクリル酸系モノマー及びメタクリル酸系モノマーから選ばれる1種又は2種以上のモノマーとしては、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸アルキルが挙げられる。本発明の(i)モノマーとしては、下記一般式(1)で表されるモノマーが好ましい。
Figure 2006124312
(式中、R1は水素原子又はメチル基、R2は水素原子又は炭素数8〜23の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示す。)
上記一般式(1)で表されるモノマーとしては、メタ(アクリル)酸、アクリレーツ、メタ(アクリル)酸ラウリル、メタ(アクリル)酸ステアリル等が好ましい。
(ii)アミンオキシド基を有するアクリル酸系モノマー及びアミンオキシド基を有するメタクリル酸系モノマーとしては、特に限定されないが、下記一般式(2)で表されるモノマーが好ましい。
Figure 2006124312
(式中、R1は水素原子又はメチル基、R3は炭素数1〜4の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示す。)
上記一般式(2)で表されるモノマーとしては、メタ(アクリル)酸エチルジメチルアミンオキシド、メタ(アクリル)酸エチルジエチルアミンオキシド等が挙げられる。この中でもR3がメチル基であるメタ(アクリル)酸エチルジメチルアミンオキシドが好ましい。
(A)成分のポリマーは、(i)アクリル酸系モノマー及びメタクリル酸系モノマーから選ばれる1種又は2種以上のモノマーと、(ii)アミンオキシド基を有するアクリル酸系モノマー及びアミンオキシド基を有するメタクリル酸系モノマーから選ばれる1種又は2種以上のモノマーとを共重合してなるポリマーである。モノマーの最もよい組み合わせは、
I.アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルジメチルアミンオキシドとの組み合わせ
II.アクリレーツ/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルジメチルアミンオキシドとの組み合わせである。
(i)モノマーと(ii)モノマーの割合は、(i)モノマー:(ii)モノマー(質量比)=1:9〜6:4が好ましく、より好ましくは、2:8〜4:6である。なお、(A)成分のポリマーは、上記(i)モノマーと(ii)モノマーとを、ある割合で配合し共重合したものである。従って、(A)成分のポリマーにおける各モノマーからなる構成単位の含有量は、共重合する際の各モノマーの配合量と同様である。
本発明の(A)成分のポリマーにおける重量平均分子量は、10,000〜1,000,000が好ましい。10,000未満では、ポンプノズル口での固化防止効果が弱くなる場合があり、分子量が1,000,000を超えると水に溶けにくくなり、シャンプー組成物中で安定に存在することができなくなる場合がある。なお、(A)成分のポリマーの重量平均分子量は、適当な市販のGPC(ゲル浸透クロマトグラフィ用)カラムを用い、移動相は水を使用して、検出器としてRIを備えた一般的な液体クロマトグラフィ装置で測定することができる。ポリマー約10mgを5mLの水に溶解して測定することができるが、装置の検出感度によって感度は上下させてよい。もし、ポリマーが水に溶解せずに試料溶液を調製することができなければ、適当量のエタノールと水とを混合した溶媒に溶解する。なお、重量平均分子量は、得られたクロマトグラフィーのピークトップとなる分子量である。
本発明の(A)成分のポリマーは、特許文献1〜4:特開2002−104935号公報、特開2002−104937号公報、特開2002−97117号公報、特開2002−97119号公報)に記載の方法に準じて得ることができる。
このような(A)ポリマーは、具体的な商品名で示すと、ダイヤフォーマーのZ−711、Z−712、Z−631、Z−651、Z−632、Z−772(いずれも三菱化学(株)製)が該当する。
(A)成分のポリマーの配合量は、シャンプー組成物中0.05〜2.0質量%が好ましく、0.1〜1.0質量%がより好ましい。0.05質量%未満では、泡立ち向上効果に乏しく、かつポンプノズル口での固化防止効果が弱くなる場合があり、2.0質量%を超えると、シャンプー組成物の粘度が高くなりすぎるため好ましくない。
本発明の(B)成分は、下記(I)、(II)及び(III)群の化合物から選ばれる1種又は2種以上の化合物である。
(I)群:アルカンジオール又はグリセリンと炭素数8〜22の脂肪酸とのエステル類、炭素数8〜22のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテル類、炭素数8〜22のアルキル基を有するグリセリルエーテル類、炭素数8〜22のアルキル基を有するアルキルポリグルコシド類、炭素数8〜22の脂肪酸残基を有する脂肪酸ポリグリセリン類、炭素数8〜22のアルキルベタイン類、並びにポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油類
(II)群:炭素数8〜16の高級アルコール類
(III)群:水酸基を有するカルボン酸及びその塩類
アルカンジオール又はグリセリンと炭素数8〜22の脂肪酸とのエステルとしては、カプリル酸グリセリン、カプリン酸グリセリン、ラウリン酸グリセリン、ミリスチン酸グリセリン、パルミチン酸グリセリン、ステアリン酸グリセリン、パルミトオレイン酸グリセリン、オレイン酸グリセリン、リノール酸グリセリン、リノレン酸グリセリン、ベヘニン酸グリセリン、イソステアリン酸グリセリン、ヤシ油脂肪酸グリセリン、カプリル酸プロピレングリコール、カプリン酸プロピレングリコール、ラウリン酸プロピレングリコール、ミリスチン酸プロピレングリコール、パルミチン酸プロピレングリコール、ステアリン酸プロピレングリコール、パルミトオレイン酸プロピレングリコール、オレイン酸プロピレングリコール、リノール酸プロピレングリコール、リノレン酸プロピレングリコール、ベヘニン酸プロピレングリコール、イソステアリン酸プロピレングリコール、ラウリン酸エチレングリコール、ステアリン酸エチレングリコール、オレイン酸エチレングリコール、イソステアリン酸エチレングリコール、ラウリン酸ブチレングリコール、ステアリン酸ブチレングリコール、オレイン酸ブチレングリコール、イソステアリン酸ブチレングリコール等が挙げられる。この中でも、ラウリン酸プロピレングリコール、オレイン酸プロピレングリコールが好ましい。
アルカンジオール又はグリセリンと炭素数8〜22の脂肪酸とのエステルを用いる場合、その配合量はシャンプー組成物中0.05〜5.0質量%が好ましく、0.1〜2.0質量%がより好ましい。0.05質量%未満では、ポンプノズル口での固化防止効果が弱くなる場合があり、5.0質量%を超えると、シャンプー組成物の粘度が高くなりすぎる場合がある。
炭素数8〜22のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテル類としては、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンパルミチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンオレイルエーテル等が挙げられる。中でもポリオキシエチレンの平均付加モル数が12〜20で炭素数12〜18のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテルが好ましい。
炭素数8〜22のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテル類を用いる場合、その配合量はシャンプー組成物中0.05〜5.0質量%が好ましく、0.1〜2.0質量%がより好ましい。0.05質量%未満では、ポンプノズル口での固化防止効果が弱くなる場合があり、5.0質量%を超えると、シャンプー組成物の粘度が高くなりすぎる場合がある。
炭素数8〜22のアルキル基を有するグリセリルエーテル類としては、イソステアリルグリセリルエーテル、ステアリルグリセリルエーテル、トリイソステアリン酸PEG−3グリセリル、トリイソステアリン酸PEG−10グリセリル、トリイソステアリン酸PEG−40グリセリル、ジステアリン酸PEG−4グリセリル等が挙げられる。中でもイソステアリルグリセリルエーテルが好ましい。
炭素数8〜22のアルキル基を有するグリセリルエーテル類を用いる場合、その配合量はシャンプー組成物中0.05〜5.0質量%が好ましく、0.1〜2.0質量%がより好ましい。0.05質量%未満では、ポンプノズル口での固化防止効果が弱くなる場合があり、5.0質量%を超えると、シャンプー組成物の粘度が高くなりすぎる場合がある。
炭素数8〜22のアルキル基を有するアルキルポリグルコシド類としては、カプリルポリグルコシド、ラウリルポリグルコシド等が挙げられる。中でもアルキル鎖の平均値が炭素数10〜14、グルコースの重合モル数の平均値が1.0〜5.0のものが好ましい。
炭素数8〜22のアルキル基を有するアルキルポリグルコシド類を用いる場合、その配合量はシャンプー組成物中0.05〜8.0質量%が好ましく、0.5〜5.0質量%がより好ましい。0.05質量%未満では、ポンプノズル口での固化防止効果が弱くなる場合があり、8.0質量%を超えると、シャンプー組成物の粘度が高くなりすぎる場合がある。
炭素数8〜22の脂肪酸残基を有する脂肪酸ポリグリセリン類としては、ジグリセリンジイソステアレート、トリグリセリンモノラウレート、テトラグリセリンモノラウレート、テトラグリセリンモノイソステアレート、テトラグリセリンモノオレート等が挙げられる。中でもジグリセリンジイソステアレートが好ましい。
炭素数8〜22の脂肪酸残基を有する脂肪酸ポリグリセリン類を用いる場合、その配合量はシャンプー組成物中0.05〜5.0質量%が好ましく、0.1〜2.0質量%がより好ましい。0.05質量%未満では、ポンプノズル口での固化防止効果が弱くなる場合があり、5.0質量%を超えると、シャンプー組成物の粘度が高くなりすぎる場合がある。
炭素数8〜22のアルキルベタイン類としては、ラウリルベタイン、ヤシ油アルキルベタイン等が挙げられる。これらを用いる場合、その配合量はシャンプー組成物中0.05〜3.0質量%が好ましく、0.1〜2質量%がより好ましい。0.05質量%未満では、ポンプノズル口での固化防止効果が弱くなる場合があり、3.0質量%を超えると、シャンプー組成物の粘度が高くなりすぎる場合がある。
ポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油類としては、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン硬化ヒマシ油、ポリオキシプロピレン硬化ヒマシ油等が挙げられる。中でもポリオキシエチレンの平均付加モル数が10〜50の硬化ヒマシ油が好ましい。
ポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油類を用いる場合、その配合量はシャンプー組成物中0.05〜5.0質量%が好ましく、0.1〜2質量%がより好ましい。0.05質量%未満では、ポンプノズル口での固化防止効果が弱くなる場合があり、5.0質量%を超えると、シャンプー組成物の泡立ちが悪くなる場合がある。
炭素数8〜16の高級アルコール類としては、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール等が挙げられる。中でもミリスチルアルコール、セチルアルコールが好ましい。炭素数8〜16の高級アルコール類を用いる場合、その配合量はシャンプー組成物中0.05〜3.0質量%が好ましく、0.1〜2.0質量%がより好ましい。0.05質量%未満では、ポンプノズル口での固化防止効果が弱くなる場合があり、3.0質量%を超えると、シャンプー組成物の粘度が高くなりすぎる場合がある。
炭素数2〜5の水酸基を有するカルボン酸及びその塩類としては、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、グリコール酸ナトリウム、グリコール酸アンモニウム、乳酸ナトリウム、乳酸カリウム、乳酸トリエタノールアミン塩、リンゴ酸ナトリウム、リンゴ酸カリウム、リンゴ酸トリエタノールアミン塩等が挙げられる。中でもグリコール酸、乳酸、リンゴ酸が好ましい。また、酸の形で添加してシャンプー組成物中の界面活性剤とイオン交換をしてナトリウムやアンモニウム塩となっても、予めナトリウム塩やアンモニウム塩として添加しても同等の効果が得られるため、どちらの添加方法でもよい。
炭素数2〜5の水酸基を有するカルボン酸及びその塩類を用いる場合、その配合量はシャンプー組成物中0.05〜3.0質量%が好ましく、0.1〜1.5質量%がより好ましい。0.05質量%未満では、ポンプノズル口での固化防止効果が弱くなる場合があり、3.0質量%を超えると、シャンプー組成物の粘度が高くなりすぎる場合がある。
(B)成分全体としては、その配合量はシャンプー組成物中0.05〜10.0質量%が好ましく、0.1〜3.0質量%がより好ましい。
本発明のシャンプー組成物には、上記の他に、カチオン性界面活性剤を配合することができる。カチオン性界面活性剤を配合したシャンプー組成物は、泡立ちやすすぎ感触を向上させるが、ポンプ式容器のノズル口で固化しやすい。このようなシャンプー組成物に対して本発明は特に効果的である。カチオン界面活性剤は、通常、塩の形で配合され、具体的には塩酸塩、臭素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機塩類、グリコール酸塩、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩、高級脂肪酸塩、ピログルタミン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の有機酸塩等として用いることができる。
カチオン性界面活性剤としては、アルキル4級アンモニウム塩、アミドアミン型カチオン界面活性剤、アミノ酸系カチオン性界面活性剤等が挙げられる。カチオン性界面活性剤は、1種単独で又は2種以上を適且組み合わせて用いることができる。
アルキル4級アンモニウム塩としては、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロライド、セトステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド、ジベヘニルジメチルアンモニウムクロライド等を挙げることができる。
アミドアミン型カチオン界面活性剤としては、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノエチルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノエチルアミド、ヤシ油脂脂肪酸ジエチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミドが挙げられる。
また、アミノ酸系カチオン性界面活性剤としては、モノ−N−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アルキルエステル塩を挙げることができる。この化合物を構成する塩基性アミノ酸としては、例えば、オルニチン、リシン及びアルギニン等の天然アミノ酸を挙げることができる。また、α,γ−ジアミノ酪酸のような合成アミノ酸を用いることも可能である。これらは光学活性体でもラセミ体でもよい。また、そのアシル基は、炭素数8〜22の飽和又は不飽和の高級脂肪酸残基である。これらは天然のものでも合成されたものでもよい。例えば、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基及びステアロイル基等の単一高級脂肪酸残基、並びにヤシ油脂肪酸残基及び牛脂高級脂肪酸残基等の天然の混合高級脂肪酸残基を用いることができる。低級アルキルエステル成分としては、メチルエステル、エチルエステル、プロピルエステル、ブチルエステル、ペンチルエステル、ヘキシルエステル、ヘプチルエステル及びオクチルエステルが好適である。低級アルキルエステル成分は、通常、塩の形で配合され、具体的には塩酸塩、臭素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機塩類、グリコール酸塩、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩、高級脂肪酸塩、ピログルタミン酸塩、L−又はDL−ピロリドンカルボン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の有機酸塩等として用いることができる。
カチオン性界面活性剤の配合量は、特に制限されないが、シャンプー組成物中0.05〜7質量%が好ましい。カチオン性界面活性剤の配合量が少なすぎると、すすぎ時に毛髪に充分な滑らかさ感、柔軟性を付与することができない場合があり、かつ泡立ちの向上効果に乏しい場合がある。一方、多すぎると毛髪にべたつくような重さを生じる場合がある。
本発明のシャンプー組成物には、精製水等の水の他に必要に応じて、本発明の効果が損なわれない範囲で、必須成分以外に一般に用いられている各種添加成分を配合することができる。
各種添加成分としては、ジメチルシリコーン、アミノ変性シリコーン、ポリオキシエチレン変性シリコーン等のシリコーン類、シリコーン類を予め水性基剤に乳化したシリコーンエマルジョン、アニオン性ポリマー、カチオン性ポリマー、ノニオン性ポリマー、ポリオール類、食塩、芒硝等の無機塩類、有機塩類、プロピレングリコール等の保湿剤、トニック剤、可溶化剤、BHTやα−トコフェロール等の酸化防止剤、トリクロサン、トリクロロカルバン等の殺菌剤、高分子化合物、脂肪酸モノエタノールアミド、脂肪酸ジエタノールアミド等の粘度調整剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、タンパク誘導体、動植物抽出液、ピロクトンオラミン、ジンクピリチオン等のフケ防止剤、グリチルリチン酸ジカリウム等の抗炎症剤、安息香酸及びその塩、パラベン類、ケーソンCG等の防腐剤、クエン酸、トリエタノールアミン等のpH調整剤、エチレングリコールジ脂肪酸エステル等のパール化剤、乳濁剤、ハイドロトロープ、低級アルコール、ビタミン類、揮発性油分、疎水性溶媒、希釈性溶媒、色素、香料等を任意に添加することができる。
これらの添加成分は、1種単独で又は2種以上を適且組み合わせて用いることができるが、本発明のシャンプー組成物の効果を損なわない範囲で配合することができる。
本発明のシャンプー組成物に使用される香料、香料組成物としては、特開2003−300811号公報[0021]〜[0035]に記載した香料成分等、さらに同[0050]に記載した香料用溶剤等が挙げられる。なお、香料組成物とは、香料成分、溶剤及び香料安定化剤等からなる混合物をいう。香料用溶剤は、香料組成物中に0.1〜99質量%配合されるが、好ましくは、1〜50質量%配合される。
また、香料安定化剤としては、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ビタミンEとその誘導体、カテキン化合物、フラボノイド化合物、ポリフェノール化合物等が挙げられ、ジブチルヒドロキシトルエンが好ましい。香料安定化剤の配合量は、通常、香料組成物中0.0001〜10質量%であり、0.001〜5質量%が好ましい。
香料組成物の配合量は、シャンプー組成物中0.005〜40質量%であり、好ましくは0.01〜10質量%である。
本発明のシャンプー組成物の粘度は、化粧品原料基準一般試験法 第二法で、測定温度25℃、回転数30rpmで、BL型粘度計を用いた測定法において、0.1〜10.0Pa・sが好ましく、より好ましくは0.5〜6.0Pa・sである。粘度が低すぎると、シャンプー組成物が使いにくい場合があり、高すぎると容器から出しにくくなる場合がある。
本発明のシャンプー組成物は、常法に基づいて調製することができる。得られたシャンプー組成物は、容器に充填して用いることができる。本発明のシャンプー組成物の容器としては、アルミニウムラミネートチューブ、EVALチューブ、アルミチューブ、ガラス蒸着プラスチックチューブ等のチューブの他、機械的又は差圧によるディスペンサー容器及びスクイーズ容器、ラミネートフィルム容器、スポイト容器、スティック容器、ボトル容器、ポンプ式容器等に充填することができる。ラミネートフィルムは、通常2層以上の多層を有し、その材質はポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、無延伸ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、エチレン酢酸ビニル共重合体等の合成樹脂、紙、アルミ蒸着プラスチック等によって構成される。強度、柔軟性、耐候性等を考慮し、一般的には2〜5層のものを用いる。ボトルの材質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、エチレン−ビニルアルコール樹脂、アクリロニトリル・スチレン樹脂、ABS樹脂、ポリアミド等及びガラス等を単層乃至2層以上組み合わせて用いることができる。本発明のシャンプー組成物の効果を考慮すると、ノズルを備えたポンプ式容器に充填することが好ましい。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。
[実施例1〜4、比較例1〜3]
表1に示す組成のシャンプー組成物を、以下に示す製造方法で調製し、下記評価を行った。
〈調製方法〉
1Lビーカー中に粧原基に準拠した精製水、及びベントナイトを加え、プロペラによりよく撹拌してベントナイトを分散させた。その後、この分散液に、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミンオキシド、N−ヤシ油脂肪酸−L−グルタミン酸トリエタノールアミンを添加し、撹拌しながら、温度を85℃までウォーターバスで上昇させた。その後、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、ベヘニルアルコール、プロピレングリコール、POE(10)ベヘニルエーテルを加温して混合溶解させた油相を別に調製し、これをさらに添加し撹拌分散させた。得られた液を40℃まで冷却した後、予め2質量%水溶液に調製していたヒドロキシプロピルメチルセルロースを添加して撹拌し、その他の成分を添加し、最後にクエン酸でpHを約5.5に調整した。
〈評価方法及び基準〉
(1)シャンプー組成物のポンプ式容器のノズル口における目詰り性及び泡立ち性の評価
シャンプー組成物をポンプ式容器に充填し、このポンプ式容器に充填されたシャンプー組成物を評価に用いた。ポンプ式容器のノズル部分の長さは2cm、ノズル直径は4mmである。
ヘアカラーを実施している女性10名をパネラーとした。ポンプ式容器に充填されたシャンプー組成物を3週間使用した。評価中は、浴室乾燥機を4回以上/1週間、1回の使用時間3〜10時間で使用した。なお、リンスやトリートメント及びヘアワックス、ヘアスタイリングフォーム、ヘアスプレー等のスタイリング剤はパネラーの必要に応じて普段使用しているものを特に制限なく使用させた。ポンプ式容器のノズル口における目詰り性及びシャンプー組成物の泡立ちについて、下記評価基準で評価した。
<ポンプ式容器のノズル口における目詰り性>
◎:3週間の間、10名ともポンプノズル口での液の固化物が認められず、かつポンプ 式容器から液を排出する際、手に取れない方向に液が出ることがなかった。
○:7〜9名が上記の不具合がないと回答
△:4〜6名が上記の不具合がないと回答
×:0〜3名が上記の不具合がないと回答
<シャンプー組成物の泡立ち>
◎:9名以上が、泡立ちがよいと回答
○:6〜8名が、泡立ちがよいと回答
△:3〜5名が、泡立ちがよいと回答
×:0〜2名が、泡立ちがよいと回答
(2)泡立ち量の測定
容量100mLの有詮メスシリンダー内にシャンプー組成物2g、水18gを加え、詮をして、上下に30回振盪した。静置後10分後の泡量を測定した。
Figure 2006124312
上記の通り、実施例1〜4のシャンプー組成物は、3週間継続的に使用している間で、ポンプ式容器のノズル口での液の固化(目詰まり)が少なく、かつ泡立ちに優れたものであった。
また、実施例2で得られたシャンプー組成物を、下記の容器に充填し、40℃、−5℃に温度管理された恒温槽内に1ヶ月保存した後、22〜27℃の環境に3日間放置し、シャンプー組成物の外観を評価した。保存後のシャンプー組成物を全量シャーレ等の容器内に移して外観を観察した。その結果、いずれの温度、保存容器においても、層分離や著しい変色、結晶物等の異物の発生は認められなかった。
<ボトル容器>
(1)ボトル部:材質PP キャップ:材質PP
(2)ボトル部:材質HDPE キャップ:材質PP
(3)ボトル部:材質PET キャップ:材質PP
(4)ボトル部:材質PP/HDPE キャップ:材質PP
<ポンプ式容器>
(5)ボトル部:材質PP ディスペンサー部:使用材質PP、PE及びSUS304
(6)ボトル部:HDPE ディスペンサー部:使用材質PP、PE及びSUS304
(7)ボトル部:PET ディスペンサー部:使用材質PP、PE及びSUS304
(8)ボトル部:PP/HDPE ディスペンサー部:使用材質PP、PE及びSUS
304
<パウチ容器>
(9)材質:アルミ蒸着ポリエチレンパウチ
PEはポリエチレン、PPはポリプロピレン、PETはポリエチレンテレフタレート、HDPEは高密度ポリエチレンを示す。
[実施例5〜7]
実施例2のポリマー(A)を以下のものに変更し、他成分は同じにしたシャンプー組成物を調製した。
実施例5:ダイヤフォーマーZ−711((アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルアミンオキシド)コポリマー)
実施例6:ダイヤフォーマーZ−712((アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルアミンオキシド)コポリマー)
実施例7:ダイヤフォーマーZ−651((アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルアミンオキシド)コポリマー)
実施例5〜7に使用したポリマー(A)の組成中の純分相当量は、実施例2で使用したダイヤフォーマーZ−631の0.4質量%と同じである。
実施例2及び実施例5〜7のシャンプー組成物を、1プッシュ当たりの排出量が約3mLのポンプ式容器(ポンプ式容器のノズル部分の長さは、2.5cm、ノズル直径は4.5mmである。)に各3本充填し、温度20℃・湿度40〜50%RHに設定した環境試験室内で、毎日2プッシュ、計20日(40プッシュ)の試験を行った。その結果、いずれのポンプ式容器においても、シャンプー組成物がノズル口で目詰まりしたり、液を排出する際に思わぬ方向に飛び散る等の不具合は認められなかった。
また、実施例5のシャンプー組成物について、実施例2のシャンプー組成物と同様の方法で、各種の保存容器に充填して保存試験を行った結果、いずれの温度、保存容器においても、層分離や著しい変色、結晶物等の異物の発生は認められなかった。
[実施例8]
下記の組成のフケ防止用シャンプー組成物を、下記方法で調製した。
組成 質量%
POEアルキル(12,14)エーテル硫酸ナトリウム ※21 14.0
ラウリン酸アミドプロピルベタイン ※4 3.5
(アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルジ メチルアミンオキシド)コポリマー ※1 0.5
モノラウリン酸プロピレングリコール ※2 0.3 ラウリルジメチルアミンオキシド ※5 0.5
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム ※22 0.8
POEラウリン酸モノエタノールアミド ※23 4.0
ジグルコシル没食子酸:DGA ※13 0.5
高重合ジメチルシリコーン ※17 2.0
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体 ※24 0.4
アモジメチコーン ※25 0.3
安息香酸ナトリウム ※18 0.5
メチルクロロイソチアゾリノン・メチルイソチアゾリノン液 ※19 0.03
クエン酸 ※20:適量 (pH=5.7に調整)
ピロクトンオラミン ※26 0.5
グリチルリチン酸ジカリウム ※27 0.1
香料D 0.7
精製水 バランス
合計 100.0
実施例8のシャンプー組成物の調製方法
精製水とPOEアルキル(12,14)エーテル硫酸ナトリウムを撹拌混合した後、ピロクトンオラミンを加えて撹拌し溶解させた。その後、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミンオキシドを加えて撹拌混合し、塩化ステアリルトリメチルアンモニウムを加えてよく撹拌して溶解させた。その後、シリコーン、香料、及びクエン酸以外の他の成分を加えた。ついで、高重合ジメチルシリコーンとアモジメチコーンとを予め混合したものを添加し、香料を加え、最後にクエン酸でpHを5.7に調整した。
実施例8のシャンプー組成物について、男性5名をパネラーとして評価した。実施例8のシャンプー組成物をポンプ式容器に充填し、3週間使用した。ポンプ式容器のノズル部分の長さは2cm、ノズル直径は4mmであった。評価中は、浴室乾燥機を3〜4回/1週間、1回の使用時間4〜8時間で使用した。その結果、実施例8のシャンプー組成物は、ポンプ式容器からの排出時に特に不具合が認められず、かつ泡立ちの優れたものであった。
[実施例9]
下記の組成のコンディショニングシャンプー組成物を調製した。
組成 質量%
POEアルキル(12,14)エーテル硫酸ナトリウム ※21 10.0
テトラデセンスルホン酸ナトリウム ※28 2.0
ラウリン酸アミドプロピルベタイン ※4 5.0
(アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルジメチルアミンオキシド)コポリマー ※29 0.4
モノオレイン酸プロピレングリコール ※30 0.5
ラウリルジメチルアミンオキシド ※5 0.5
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム ※22 0.1
POEラウリン酸モノエタノールアミド ※23 4.0
ジグルコシル没食子酸:DGA ※13 0.1
高重合ジメチルシリコーン ※17 1.5
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体 ※24 0.5
アモジメチコーン ※25 0.3
安息香酸ナトリウム ※18 0.5
メチルクロロイソチアゾリノン・メチルイソチアゾリノン液 ※19 0.03
クエン酸 ※20 適量(pH=5.7に調整)
植物混合液A ※31 0.5
植物混合液B ※32 0.5
シラカバエキス ※33 0.5
リンゴ酸 ※34 1.0
ミリスチルアルコール ※35 0.7
香料A 0.7
精製水 バランス
合計 100.0
実施例9のシャンプー組成物についても他の実施例と同様、ポンプ式容器からの排出時に特に不具合が認められず、かつ泡立ちの優れたものであった。
実施例及び比較例で使用した原料を下記に示す。なお、下記原料の記載において、「組成中には純分量を記載」と明記しないものは、上記組成物中の量は原料そのものの配合量を記載した。
※1 (アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルジメチルアミンオキシド)コポリマー
ダイヤフォーマーZ−631(三菱化学(株)製)を使用した。(アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルジメチルアミンオキシド)コポリマーのエタノール水溶液で、純分は約30質量%。組成中には(アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルジメチルアミンオキシド)コポリマーの純分相当量を記載した。
※2 モノラウリン酸プロピレングリコール(プロピレングリコールモノラウレート)
化粧品種別配合成分規格(以下粧配規と略す)に準拠したリマケールPL−100(理研ビタミン(株)製)を使用した。
※3 POE(10)ベヘニルエーテル:RHA−157 BCJ(ライオン化学(株)製)
粧配規「ポリオキシエチレンベヘニルエーテル」に準拠した固体。
ナタネ油由来のベヘニルアルコールにエチレンオキサイドをアルカリ触媒で付加し、乳酸で中和したもの。そのアルキル鎖長分布は以下の通りである。
16 0.5質量%以下
18 5〜15質量%
20 10〜20質量%
22 70〜80質量%
24 1質量%以下
※4 ラウリン酸アミドプロピルベタイン:LPB−30(一方社油脂工業(株)製)
粧配規に準拠した純分約30質量%の水溶液。組成中にはラウリン酸アミドプロピルベタインの純分相当量を記載した。
※5 ラウリルジメチルアミンオキシド:AX剤S(ライオン(株)製)
粧配規に準拠した純分約33質量%の水溶液。組成中にはラウリルジメチルアミンオキシドの純分相当量を記載した。
※6 N−ヤシ油脂肪酸−L−グルタミン酸トリエタノールアミン塩
粧配規に準拠したアミソフトCT−12(味の素(株)製)を使用した。本原料は30%質量品であり、組成中には純分相当量を記載した。
※7 塩化アルキルトリメチルアンモニウム:アーカード22−80(ライオン(株)製)
化粧品原料基準(以下粧原基と略す)に準拠した純分約80質量%の固体。残分はエタノールが2質量%と水分が18質量%。組成中には塩化アルキルトリメチルアンモニウムの純分相当量を記載した。ナタネ油由来のエルカ酸を原料とし、長鎖アミンを経て合成した。その長鎖アミンのアルキル鎖長分布は以下の通りである。
16以下 2質量%以下
18 6質量%以下
20 6質量%以下
22 87〜93質量%
24 3質量%以下
※8 ベヘニルアルコール:LANETTE 22(コグニスジャパン(株)製)
粧原基に準拠した固体。ナタネ油由来であり、そのアルキル鎖長分布は以下の通りである。
16 0.5質量%以下
18 5〜15質量%
20 10〜20質量%
22 70〜80質量%
24 1質量%以下
※9 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド:CDE−100(川研ファインケミカル(株)製)。粧原基に準拠。
※10 プロピレングリコール:プロピレングリコール(旭硝子(株)製)粧原基に準拠。
※11 ベントナイト:クニピアG(クニミネ工業(株)製)。粧原基に準拠。
※12 ヒドロキシプロピルメチルセルロース:メトローズ60SH−4000(信越化学工業(株)製)。粧原基に準拠。
※13 ジグルコシル没食子酸:DGA(岩城製薬(株)製)
没食子酸−3,5−ジグルコシドを90質量%以上含む粉末。残分は主に水分であるが、その他、不純物として3%以下のモノ体、未反応物としての没食子酸は0.15質量%以下である。本品の1%水溶液のpHは2.0〜4.0である。
※14 加水分解コムギたん白液:Gluadin WLM(コグニスジャパン(株)製)。粧配規に準拠した有効成分量が約23質量%の水溶液。防腐剤として安息香酸ナトリウム0.6質量%、フェノキシエタノール0.5質量%、メチルパラベン0.25質量%、プロピルパラベン0.05質量%を含む。
※15 ラフィノース:オリゴGGF(旭化成(株)製)
D−ガラクトース、D−グルコース及びD−フラクトースからなるオリゴ糖。糖蜜から生成結晶化して得られる。
※16 ヒドロキシエタンジホスホン酸
粧配規に準拠したフェリオックス115(ライオン(株)製)を使用。本品は約60質量%の水溶液。組成中にはヒドロキシエタンジホスホン酸の純分相当量を記載した。
※17 高重合ジメチルシリコーン(ライオン(株)製)
粧配規に準拠した、(1)粘度400m2/Sの高重合メチルポリシロキサン(KF−9029:信越化学工業(株)製)、(2)1,000m2/Sの高重合メチルポリシロキサン(KF−9030:信越化学工業(株)製)及び、粧原基に準拠した(3)粘度0.1m2/Sのメチルポリシロキサン(KF−96:信越化学工業(株)製)を、(1):(2):(3)=15:15:70(質量比)で混合し、粧原基に準拠したPOE(15)セチルエーテル(NPO−97:ライオンケミカル(株)製)を乳化剤として機械力で水に乳化分散し、エマルジョン液を得た。このエマルジョン液のシリコーン((1)+(2)+(3))濃度は約60質量%である。エマルジョン液の粘度は約1.5Pa・s(25℃:粧原基一般試験法第2法 使用ローターNo.3 回転数30rpm)で、ジメチルシリコーンの平均粒子径は約0.9μm。ヒドロキシエタンジホスホン酸(フェリオックス115:ライオン(株)製)でpHを約3に調整し、防腐剤として安息香酸0.2質量%を配合した。組成中にはシリコーンの純分相当量を記載した。
※18 安息香酸ナトリウム:安息香酸ソーダ(BFGoodrich Kalama Inc.社製)。粧原基に準拠。
※19 メチルクロロイソチアゾリノン・メチルイソチアゾリノン液:KATHON CG(ローム・アンド・ハース社製)。粧配規に準拠。
※20 クエン酸
粧原基に準拠したクエン酸(扶桑化学工業(株)製)を使用した。本品の原料ソースは、雑穀等の植物性原料。
※21:POEアルキル(12,14)エーテル硫酸ナトリウム
粧配規のPOEアルキル(12,14)エーテル硫酸ナトリウムに準拠したもので、純分約28質量%の水溶液。テイカポール1230E(テイカ(株)製)を使用。組成中には純分相当量を記載した。
※22:塩化ステアリルトリメチルアンモニウム
粧原基に準拠した塩化ステアリルトリメチルアンモニウムで、アーカードT−833(ライオン(株)製)を使用した。純分約50質量%の水・エタノール溶液であり、組成中には純分相当量を記載した。
※23:POEラウリン酸モノエタノールアミド
粧配規のポリオキシエチレンラウリン酸モノエタノールアミドに準拠した、アミゼット2L−Y(川研ファインケミカル社製)を使用した。平均EO付加モル数は約2。
※24:塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体
粧配規に準拠した塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液を、粘度を下げるために粧原基に準拠した精製水で濃度約5.5質量%になるように希釈したもので、カヤクリルレジンM−50(日本化薬(株)製)を使用した。防腐剤としてメチルパラベンとプロピルパラベンを含む。組成中には純分相当量を記載した。
※25:アモジメチコーン
粧配規のアミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体エマルジョンに準拠したSM8704C(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製)を使用した。
濃度が約40質量%の水溶液。組成中には純分相当量を記載した。
※26:ピロクトンオラミン
オクトピロックス(クラリアント社製)を使用した。
※27:グリチルリチン酸ジカリウム
粧原基グリチルリチン酸ジカリウムに準拠したグリチルリチンK2(丸善製薬(株)製)を使用した。
※28:テトラデセンスルホン酸ナトリウム
粧配規テトラデセンスルホン酸ナトリウム液に準拠した約35質量%の水溶液で、AOS−Na(ライオン(株)製)を使用した。防腐剤として安息香酸ナトリウムを含む。組成中には純分相当量を記載した。
※29:(アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルジメチルアミンオキシド)コポリマー
ダイヤフォーマーZ−651(三菱化学(株)製)を使用した。(アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルジメチルアミンオキシド)コポリマーのエタノール・水溶液で、純分は約30質量%。組成中には(アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルジメチルアミンオキシド)コポリマーの純分相当量を記載した。
※30:モノオレイン酸プロピレングリコール(プロピレングリコールモノオレート)
粧配規に準拠したリマケールPO−100(理研ビタミン(株)製)を使用した。
※31:植物混合液A
ファルコレックスB×44(一丸ファルコス(株)製)を使用した。本混合液は、オトギリソウエキス、カモミラエキス、シナノキエキス、トウキンセンカエキス、ヤグルマソウエキス、ローマカミツレエキスを含む1,3−BG・水溶液である。
※32:植物混合液B
ファルコレックスB×46(一丸ファルコス(株)製)を使用した。本混合液は、スギナエキス、ホップエキス、マツエキス、レモンエキス、ローズマリーエキスを含む1,3−BG・水溶液である。
※33:シラカバエキス
粧配規に準拠したシラカバエキス(C)(一丸ファルコス(株)製)を使用した。
※34:リンゴ酸
粧配規に準拠したDL−リンゴ酸(ロッシュ社製)を使用した。
※35:ミリスチルアルコール
カルコール4098(花王(株)製)を使用した。
上記実施例及び比較例に使用した香料は以下の通りである。
Figure 2006124312
Figure 2006124312
Figure 2006124312
Figure 2006124312
Figure 2006124312
Figure 2006124312

Claims (3)

  1. 下記(A)成分及び(B)成分を含有するシャンプー組成物。
    (A)(i)アクリル酸系モノマー及びメタクリル酸系モノマーから選ばれる1種又は2種以上のモノマーと、
    (ii)アミンオキシド基を有するアクリル酸系モノマー及びアミンオキシド基を有するメタクリル酸系モノマーから選ばれる1種又は2種以上のモノマーと、
    を共重合してなるポリマー。
    (B)下記(I)、(II)及び(III)群の化合物から選ばれる1種又は2種以上の化合物。
    (I)群:アルカンジオール又はグリセリンと炭素数8〜22の脂肪酸とのエステル類、炭素数8〜22のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテル類、炭素数8〜22のアルキル基を有するグリセリルエーテル類、炭素数8〜22のアルキル基を有するアルキルポリグルコシド類、炭素数8〜22の脂肪酸残基を有する脂肪酸ポリグリセリン類、炭素数8〜22のアルキルベタイン類、並びにポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油類
    (II)群:炭素数8〜16の高級アルコール類
    (III)群:炭素数2〜5の水酸基を有するカルボン酸及びその塩類
  2. 上記(i)モノマーが下記一般式(1)で表されるモノマーであって、(ii)モノマーが下記一般式(2)で表されるモノマーであり、重合度がそれぞれ1〜5,000であることを特徴とする請求項1に記載のシャンプー組成物。
    Figure 2006124312
    (式中、R1は水素原子又はメチル基、R2は水素原子又は炭素数8〜23の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示す。R3は炭素数1〜4の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示す。)
  3. シャンプー組成物が吐出されるノズルを備えたポンプ式容器に充填されてなることを特徴とする、請求項1又は2記載のシャンプー組成物。
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