JPH0812995A - 食品用洗浄剤組成物 - Google Patents

食品用洗浄剤組成物

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JPH0812995A
JPH0812995A JP12938895A JP12938895A JPH0812995A JP H0812995 A JPH0812995 A JP H0812995A JP 12938895 A JP12938895 A JP 12938895A JP 12938895 A JP12938895 A JP 12938895A JP H0812995 A JPH0812995 A JP H0812995A
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JP
Japan
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fatty acid
salt
acid
acid ester
ester
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JP12938895A
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English (en)
Inventor
Kenji Isobe
賢治 磯部
Toru Ogawa
徹 小川
Terutaka Mori
輝高 毛利
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 一般式Iのモノグリセリド多価カルボン酸エ
ステル又はその塩、および/又はグリセリン脂肪酸エス
テル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エ
ステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、(ポリ
オキシエチレン)ソルビタン脂肪酸エステル、食品また
は天然物由来のレシチン、酵素処理レシチンの1種以上
と、加水分解酵素と、あるいはさらにポリリン酸および
/またはその塩、フマル酸、ニコチン酸、コハク酸、マ
レイン酸から選ばれる化合物一種以上を含有する食品用
洗浄剤組成物。 (R1 はC7〜17のアルキル基又はアルケニル基、Z
1 とZ2 は一方が多価カルボン酸かその塩の残基、他方
は水素、多価カルボン酸又はその塩の残基である) 【効果】 野菜、果実、豆、穀類、香辛料,魚介類,畜
肉類などの表面付着一般生菌や耐熱性芽胞菌の除去力に
優れ食品製造設備、食器類などの洗浄用に好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な洗浄剤、さらに詳
しくは、野菜,果実,豆類,穀類,香辛料,魚介類,畜
肉類などの食品及び加工食品原料に付着した微生物の洗
浄除去に優れた、食品又は加工食品原料等に用いる食品
用洗浄剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品の品質保持における最大の課題は微
生物制御であり、微生物による食品の腐敗や変質を極力
抑えて安定的に流通させることが当該製造業者に求めら
れている。近年、食品の多様化と健康志向が顕著にな
り、安全で美味しいもの、高級なものなどが求められ、
低塩・低糖化の加工食品が大量かつ広範に生産されてい
る。
【0003】たとえば日本の伝統的な加工食品である漬
物は、元来塩辛いものが多かったが、塩分の過剰摂取が
食生活改善の中心課題として社会的に広く指摘され、市
販の漬物は今では著しく低塩分となってきている。その
好例である一夜漬,浅漬類は新鮮味があり、低塩でビタ
ミンなども多いため健康的な食品として近年大きな市場
を形成している。こうした低塩・低糖傾向は食品の微生
物安定性確保の面からは好ましくなく、必然的に日持ち
期間が短くなってきている。
【0004】又、従来、食品の防腐・防黴を目的に食品
添加物たる保存料や日持ち向上剤が使用され、加工食品
の保存流通期間中における品質保持に大きく貢献してき
た(「別冊フードケミカル5 保存料総覧」,(株)食
品化学新聞社,平成5年5月25日発行)。しかし、環
境汚染問題などを契機として化学物質に対する消費者の
不安感や安全意識の高まりの中で消費者は食品添加物を
敬遠する傾向にあるため食品製造メーカーは保存料など
の食品添加物に依存しない微生物制御技術を求めてい
る。
【0005】加熱殺菌は簡便かつ有効な方法として古く
から実施され、現在も常用されている。しかし、本法は
加熱による食品の香味低下と殺菌効果とのバランスから
加熱温度と時間に限界があるため、食品原料の常在菌で
あるバチルス属などの耐熱性芽胞形成菌には十分でない
場合がある。また、加熱殺菌は近年需要が増大している
生食用の生鮮野菜や浅漬類には適用できない。
【0006】こうした事情から、従来以上に食品保存技
術の重要性が増してきており、洗浄による微生物除去技
術もそのひとつである。食品工業用洗浄剤や台所用洗浄
剤などは、洗浄対象物に洗浄剤が残留した場合、飲食な
どにより人体に摂取される可能性が高いことから、安全
であることが必須である。特に、食品用洗浄剤は食品そ
のものを洗浄対象とする場合が多いため、安全性の観点
からショ糖脂肪酸エステルやグリセリン脂肪酸エステル
などの食品添加物を主剤とした洗浄剤が多く用いられて
いる(「食衛誌」第18巻、第3号、第217ページ,
日高 徹著「食品用乳化剤 第2版」、244ページ〜
249ページ、幸書房)。
【0007】しかしながら、これらの洗浄剤は微生物除
去力の面で十分に満足しうるものではなかった。そこ
で、本発明者らは、安全性に優れかつ高い微生物除去力
を有する洗浄剤を開発するために研究を重ね、イオン性
界面活性剤であるモノグリセリド多価カルボン酸エステ
ルを基剤として用いることにより、安全性に優れる高洗
浄力の洗浄剤が得られることを見出した(特開平4−2
18597号公報,特願平5−92422号明細書,特
願平5ー92423号明細書)。一方、酵素を用いて固
体表面から微生物を除去する技術はすでに幾つか知られ
ている。例えば、ある酵素を用い、生物由来の配糖体を
繊維、プラスチックなどの表面から除去する技術が開示
されている(特開平3−231999号公報、特開平3
−244696号公報、特開平3−244697号公
報)が、この酵素は現在知られているものの中でも極め
て特殊なものにすぎない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、食品な
どに付着している微生物の洗浄除去に関してさらに研究
を進め、本発明を完成した。すなわち、本発明は、一般
生菌、あるいは従来の物理的ないしは化学的方法では殺
菌が難しい耐熱性芽胞菌の洗浄除去力に優れ、かつ安全
性の高い、食品及び加工食品原料並びに食品製造設備、
食器類などに好適に用いられる食品用洗浄剤組成物を提
供することを目的としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の好
ましい性質を有する食品用洗浄剤組成物を開発すべく鋭
意研究を重ね、本発明を完成するに至った。すなわち、
本発明の食品用洗浄剤組成物は、以下の(A)および
(C)成分の2成分、または(B)および(C)2成
分、あるいは(A)、(B)、(C)の3成分を含有す
ることを特徴とする。 (A)化2一般式(I)で表わされるモノグリセリド多
価カルボン酸エステル又はその塩。
【0010】
【化2】 (式中のR1 は炭素数7〜17のアルキル基又はアルケ
ニル基、Z1 及びZ2はいずれか一方が多価カルボン酸
もしくはその塩の残基で、他方は水素原子又は多価カル
ボン酸もしくはその塩の残基である)
【0011】(B)脂肪酸残基の炭素数が8〜18のグ
リセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステ
ル、ショ糖脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪
酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンソルビタン脂肪酸エステル、食品または天然物由
来のレシチン、酵素処理レシチンから選ばれる少なくと
も一種の化合物。 (C)加水分解酵素。 又、前記の(A)成分および/または(B)成分と
(C)成分と共に、ポリリン酸および/またはその塩、
フマル酸,ニコチン酸,コハク酸,マレイン酸から選ば
れる一種以上の化合物を含有せしめると、安全である
上、食品や加工食品原料などに付着している微生物の洗
浄除去に好適な食品用洗浄剤組成物が得られる。
【0012】
【発明の実施態様】本発明の食品用洗浄剤組成物におい
ては、(A)成分として、前記一般式(I)のモノグリ
セリド多価カルボン酸エステルもしくはその塩が用いら
れる。
【0013】この一般式(I)において、R1 は炭素数
7〜17のアルキル基又はアルケニル基であるが、この
アルキル基又はアルケニル基は直鎖状であってもよい
し、分枝鎖状であってもよい。このようなものの具体例
としては、ヘプチル基、ノニル基、ウンデシル基、トリ
デシル基、ペンタデシル基、ヘプタデシル基、ヘプタデ
セニル基などが挙げられる。
【0014】また、Z1 及びZ2 は、いずれか一方は多
価カルボン酸もしくはその塩の残基であり、他方は水素
原子又は多価カルボン酸もしくはその塩の残基である。
この多価カルボン酸もしくはその塩の残基としては、例
えばコハク酸、クエン酸、マレイン酸、リンゴ酸、グル
タル酸、アジピン酸、酒石酸、ジアセチル酒石酸などの
二塩基酸や三塩基酸もしくはそれらの塩の残基が好まし
く、特に、コハク酸、クエン酸もしくはその塩の残基が
好適である。
【0015】これらの塩としては、例えばナトリウム
塩、カリウム塩、リチウム塩などのアルカリ金属塩、マ
グネシウム塩などのアルカリ土類金属塩、さらにはアン
モニウム塩、低級アミン(トリメチルアミン、トリエチ
ルアミンなど)塩、リジン塩、モノ、ジ又はトリ低級ア
ルカノールアミン(モノエタノールアミン、ジエタノー
ルアミン、トリエタノールアミンなど)塩などの置換若
しくは無置換のアンモニウム塩などが挙げられる。これ
らのモノグリセリド多価カルボン酸エステルもしくはそ
の塩は、単独あるいは必要に応じ両者を適宜混合して使
用してよい。
【0016】本発明に用いられるモノグリセリド多価カ
ルボン酸エステルは、炭素数8〜18の脂肪酸モノグリ
セリドに、コハク酸やクエン酸あるいはこれらの無水物
などを反応させて得られ、その反応モル比は適宜選択し
てよいが、炭素数12のモノグリセリドと無水コハク酸
の場合、モノグリセリド1モルに対し、無水コハク酸を
0.5〜2モル反応させて得られたものが良好な性能を
示す。脂肪酸モノグリセリドとしては、例えば蒸留モノ
グリセリドとして市販されているものが使用できる。
【0017】これらのモノグリセリド多価カルボン酸エ
ステルは、製造工程でモノグリセリドの1位あるいは2
位の水酸基に多価カルボン酸が結合した位置異性体や、
該多価カルボン酸がモノグリセリドに2分子結合したも
のを一部生成することがあるが、本発明においては、こ
のような混合物をそのまま使用しても差し支えない。さ
らに、製造条件により、未反応のモノグリセリドが残存
するが、前記の反応モル比であれば特に問題ない。ま
た、一般式(I)のR1 が異なるものを併用してもよ
い。
【0018】さらに、モノグリセリド多価カルボン酸エ
ステルの塩は、上記の方法で製造したモノグリセリド多
価カルボン酸エステルを水、メタノール、エタノール、
アセトンなどの有機溶媒中あるいはそれらの混合溶媒中
で水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、リン酸3ナトリウムなどのアルカリ
性物質で予め中和後、水あるいは有機溶媒を留去して製
造するか、洗浄時にポリリン酸塩など他のアルカリ性洗
浄剤成分との中和反応で生成させてもよい。本発明の洗
浄剤組成物では前記(A)成分とともに、或いは(A)
成分に替えて(B)成分を配合することができる。
【0019】(B)成分としては、脂肪酸残基の炭素数
が8〜18のグリセリン脂肪酸エステル、脂肪酸残基の
炭素数が8〜18のポリグリセリン脂肪酸エステル、脂
肪酸残基の炭素数が8〜18のショ糖脂肪酸エステル、
脂肪酸残基の炭素数が8〜18のプロプロピレングリコ
ール脂肪酸エステル、脂肪酸残基の炭素数が8〜18の
ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸残基の炭素数が8〜
18のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、
食品または天然物由来のレシチン、酵素処理レシチンか
ら選ばれる少なくとも一種の化合物が用いられる。
(B)成分のうちのグリセリン脂肪酸エステルは、蒸留
モノグリセリドとして市販されているものが使用でき
る。これは、グリセリンと脂肪酸の直接エステル化反応
またはグリセリンと油脂あるいは脂肪酸の低級アルコー
ルエステルとのエステル交換反応によって得られ、モノ
グリセリド、ジグリセリド、トリグリセリドの混合主成
物を分子蒸留によってモノグリセリドが主成分となるよ
うに精製したものである。
【0020】ポリグリセリン脂肪酸エステルとショ糖脂
肪酸エステルは、ポリグリセリンまたはショ糖と炭素数
8〜18の脂肪酸あるいは脂肪酸低級アルコールエステ
ル(メタノール、エタノールなど)を反応させて得ら
れ、ポリグリセンモノ脂肪酸エステルまたはショ糖モノ
脂肪酸エステルが主生成物となる反応条件を適宜選択す
ることが望ましい。また、ポリグリセリンの平均重合度
は2〜20、好ましくは4〜10が望ましい。プロピレ
ングリコール脂肪酸エステルとソルビタン脂肪酸エステ
ルは、前記のグリセリン脂肪酸エステルと同様の反応で
製造したものを分子蒸留や、溶媒抽出などの方法によっ
てモノエステルを主成分としたものが好ましい。又、ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルは、ソルビ
タン脂肪酸エステルにエチレンオキシドを常法により付
加したものである。エチレンオキシドの平均付加モル数
は10〜30の範囲が好適である。
【0021】レシチンとしては、各種の植物、動物由来
のものを挙げることができ、いずれも各種のリン脂質の
混合物である。市販されているレシチンは、その含量が
多い大豆、卵黄から分離精製したものである。酵素処理
レシチンとしては、酵素分解レシチンと酵素転移レシチ
ンを挙げることができる。酵素分解レシチンは、レシチ
ンの2個ある脂肪酸残基のうちβ位のものを酵素を用い
て加水分解により取り除き、リゾレシチンとしたもので
ある。酵素転移レシチンは、レシチンのリン酸に結合し
ている塩基を酵素によりグリセリンと置換してフォスフ
ァチジルグリセロールにしたものである。
【0022】本発明の洗浄剤組成物においては、(C)
成分として、加水分解酵素が用いられ、植物、動物、微
生物いずれの起源のものも使用できる。例えばプロテア
ーゼ、ブロメライン、パパイン、セルラーゼ(エンドグ
ルカナーゼ、エキソグリカナーゼ、β−グルコシダーゼ
など)、アミラーゼ、ペクチナーゼ、リパーゼ、フォス
ファターゼなどが例示され、国内外で販売されているも
のが使用できる。パパインは、早熟パパイア起源のペプ
チド,アマイド,エステル特に塩基性アミノ酸結合加水
分解酵素であり、ブロメラインは植物起源の酵素で、商
業的にはパイナップルから分離製造されるペプチド,ア
マイド,エステル加水分解酵素である。これらの加水分
解酵素は、単独で用いてもよいが、洗浄対象物によって
は2種以上を併用してもよい。例えば大豆の場合、プロ
テアーゼとリパーゼ、あるいはセルラーゼとブロメライ
ンなどを併用した方が生菌と耐熱性芽胞菌の双方を除去
することができ、対象とする被洗物とそこに付着してい
る微生物の種類に応じて適宜併用してよい。
【0023】又、本発明の請求項2においては、前記の
(A)成分、(B)成分、(C)成分の他にポリリン酸
および/またはその塩[以下、ポリリン酸(塩)と略
す]、フマル酸、ニコチン酸、コハク酸またはマレイン
酸が用いられるが、これらは一種を単独で用いても二種
以上併用してもよい。対イオンとしてはアルカリ金属、
アルカリ土類金属が好ましい。本発明でいうポリリン酸
(塩)とは、工業的に広く用いられているピロリン酸
塩、トリポリリン酸塩、テトラポリリン酸塩、ペンタポ
リリン酸塩等であり、これらを単独あるいは混合物とし
て使用してよい。市販されているポリリン酸(塩)は、
トリポリリン酸塩を主成分(第六版、食品添加物公定書
解説書、1992年、廣川書店)としており、本発明の
目的に好適である。ポリリン酸(塩)または特定の有機
カルボン酸類を配合することにより、いっそう微生物制
御が容易となり、また、これらは人体に対して安全性が
高い。
【0024】本発明の洗浄剤組成物において(A)成
分、(B)成分、(C)成分の配合量は特に限定される
ものではないが、一般には(A)成分、(B)成分は1
〜90重量%、好ましくは5〜70重量%、(C)成分
は0.1〜30重量%、好ましくは0.5〜20重量%
が望ましい。又、請求項2のポリリン酸(塩)と有機カ
ルボン酸は1〜90重量%、好ましくは5〜70重量%
が望ましい。
【0025】本発明洗浄剤組成物の水溶液pHは、
(A)成分、(B)成分あるいは(A),(B)成分と
請求項2記載のポリリン酸(塩)または有機カルボン酸
の比率によって一義的に定まるが、必要に応じて無機ま
たは有機の酸あるいはその塩などの酸性、アルカリ性物
質で調整してよい。
【0026】本発明の洗浄剤組成物には、本発明の目的
が損なわれない範囲で、所望に応じ通常の洗浄剤に慣用
される添加成分の中から任意のものを選択して添加して
もよい。このような添加成分としては、例えば平均付加
モル数5〜10のポリオキシエチレンアルキルエーテル
硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィ
ンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸低級アルキルエステ
ルまたはその塩、脂肪酸塩、脂肪酸モノエタノールアミ
ド、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテルなどの界面活性剤、
クエン酸塩、リンゴ酸塩などの有機ビルダー、炭酸塩、
硫酸塩などの無機ビルダー、エタノール、エチレングリ
コール、ポリエチレングリコール、グリセリン、プロピ
レングリコールなどの液安定剤、グルコース、ラクトー
ス等の糖類、さらにはpH調整剤、抑泡剤、香料、殺菌
剤、抗菌剤などが挙げられ、組成物の形態は、粉体、液
体、ペースト状など特に限定されない。
【0027】本発明の洗浄剤組成物の使用方法は、洗浄
対象物によって適宜選択してよい。洗浄剤の使用濃度は
通常0.01〜5重量%、好ましくは0.05重量%〜
3重量%が望ましい。洗浄時間は長く、洗浄温度は高い
方が好ましいが、例えば生鮮野菜のように洗浄温度が高
くなると外観が劣化するものは常温以下で洗浄時間を調
節して所望の効果が得られるようにすることが望まし
い。又、本発明に用いられる洗浄液は繰り返し使用がで
きる。
【0028】
【発明の効果】本発明の食品用洗浄剤組成物は、野菜、
果実、豆、穀類、香辛料,魚介類,畜肉類などの表面に
付着している一般生菌や耐熱性芽胞菌の洗浄除去力に優
れ、さらには食品製造設備、食器類などの洗浄用として
も好適である。
【0029】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。
【0030】実施例1 グリセリンコハク酸モノラウリン酸エステルナトリウム
20重量部の加熱溶融物を粉末状の無水硫酸ナトリウム
75重量部に添加し、適宜加温しながら均一になるよう
に混練する。室温に冷却後、粉砕し、表1に示す酵素を
同表に示した量で混合して本発明の洗浄剤組成物を得
た。この洗浄剤組成物の0.3重量%水道水溶液90m
lと大正金時豆10gを500ccの三角フラスコに入
れ、25℃で10分間振とう洗浄した。この豆と滅菌水
90mlを100ccの三角フラスコにとり、35℃の
恒温室にて20時間放置し、一般生菌検査試料とした。
耐熱性芽胞菌の場合は、豆と滅菌水90mlを100c
cの三角フラスコにとり、85℃、15分間熱処理し、
急冷した後、35℃の恒温室にて20時間放置した。
【0031】次に、各々別個に無菌下で豆と0.9%滅
菌生理食塩水90mlをホモジナイザーカップに入れて
微粉砕し、滅菌ガーゼで固形物を分離し、濾液を一般生
菌あるいは耐熱性芽胞菌検査原液とする。
【0032】常法に従い、各試料原液と、それを滅菌生
理食塩水で10倍、100倍、1000倍に希釈したも
のの各々を滅菌シャーレに1mlずつ分注し、あらかじ
め高圧滅菌後約50℃に保温しておいた標準寒天培地1
5〜20mlを上記シャーレに注ぎ、直ちに試料液と培
地がよく混ざり合うように混釈後、培地が完全に凝固す
るまで静置する。凝固後、35℃で2日間培養し、常法
に従い原液及び滅菌生理食塩水希釈10倍、100倍、
1000倍品の集落数の平均値を計測する。その結果を
表1に示した。菌数は豆1g当りである。
【0033】
【表1】 表1: 洗浄後の菌数 酵素 一般生菌 耐熱性芽胞菌 C1 :1重量部 101以下 101以下 C2 :1重量部 101以下 101以下 C3 :1重量部 2×101 3×101 C4 :5重量部 *2 101以下 101以下 C5 :5重量部 *2 101以下 101以下 C4/C5:5/5重量部 *2 101以下 101以下 市販食品用洗浄剤*1 7×104 4×105 C1:パパイン,商品名「精製パパインFL−3」,ア
サヒビール食品(株)製 C2:主成分;パパイン/ブロメライン,商品名「KI
BINN酵素」,(有)グリーンスパイスシーズニング
製 C3:セルラーゼ 2000 CUN/g,Nagas
e Biochemicals LTD.製 C4:プロテアーゼ,商品名「アルカラーゼ2.4L
FG」,ノボ・ノルディスクバイオインダストリー
(株)製 C5:リパーゼ,商品名「Lipozyme10.00
0L」,ノボ・ノルディスクバイオインダストリー
(株)製 *1:ショ糖脂肪酸エステルを含有 *2:液状酵素であるC4あるいはC5の20重量部を
無水硫酸ナトリウム100重量部に噴霧混合して、その
所定量を洗浄剤組成物に配合
【0034】実施例2 グリセリンコハク酸モノラウリン酸エステル17重量部
とグリセリンステアリン酸エステル(ジ、トリエステル
含量50wt%)7重量部との80℃加熱溶融混合物
を、粉末状の無水硫酸ナトリウム40重量部、ラクトー
ス19重量部及びポリリン酸ナトリウム17重量部の混
合物に添加して適宜加温しながら均一になるように混練
する。室温に冷却後、粉砕し、表2に示す酵素を混合し
て本発明組成物を得た。
【0035】この洗浄剤組成物の0.5重量%水道水溶
液90mlと大豆10gを500ccの三角フラスコに
入れ、30℃で3時間静置浸漬した。その後、5分間振
とう洗浄し、洗浄液をすて、水道水90mlで1分間振
とうすすぎをした。次に、無菌下で上記の豆と0.9%
滅菌生理食塩水90mlをホモジナイザーカップに入れ
て微粉砕し、滅菌ガーゼで固形物を分離し、濾液を一般
生菌検査原液とする。耐熱性芽胞菌の場合は、濾液を8
5℃、15分間熱処理後、急冷して検査原液とする。以
下、前記の実施例1と同様に処理して一般生菌及び耐熱
性芽胞菌数を計測した。結果を表2に示した。
【0036】
【表2】 表2: 洗浄後の菌数 酵素 一般生菌 耐熱性芽胞菌 C1 3重量部 4×101 3×103 C2 3重量部 2×102 9×102 C4/C5 12/12重量部 101以下 1011以下 市販食品用洗浄剤* 6×104 2×105 C1,C2,C4,C5は、表1と同じ *:ショ糖脂肪酸エステルを含有
【0037】実施例3 表3に示す(A)成分の80℃加熱溶融物を、同じく表
3に示す各有機カルボン酸と無水硫酸ナトリウムやラク
トースとの混合物に添加して適宜加温しながら均一にな
るように混練する。室温まで冷却後、粉砕し、(C)成
分の酵素を混合して本発明組成物を得た。この洗浄剤
0.3重量%水道水溶液150mlと輪切りしたキュウ
リ30gを500ccの三角フラスコに入れ、25℃で
2時間静置浸漬した後、5分間振とう洗浄した。洗浄液
をすて、150ccの水道水で1分間キュウリをすすぎ
処理した。
【0038】次に、無菌下で上記のキュウリと0.9%
滅菌生理食塩水をホモジナイザーカップに入れて微粉砕
し、滅菌ガーゼで固形物を分離し、濾液を一般生菌検査
原液とる。以下、前記の実施例1と同様に処理して一般
生菌数を計測した。結果を表3に示した。
【0039】
【表3】 表3: 本 発 明 品 市販品* 試料No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 洗浄剤組成(wt%) (A)成分 A1 10 − − − − 10 − − − A2 − 15 − − 5 − − − − A3 − − 20 15 10 − 15 15 15 (C)成分 C6 3 − − 3 − − 3 − − C7*1 − 15 − − 15 − − 3 − C8*1 − − 15 − − 15 − − 5 ポリリン酸 − − − − − − 13 13 − フマル酸 − 15 − − 20 13 − − 13 ニコチン酸 15 − − − − − − − 5 コハク酸 − − 18 − − 5 − 5 − マレイン酸 − − − 18 − − − − − 任意成分 無水硫酸ナトリウム 72 35 47 64 50 32 69 39 62 ラクトース − 20 − − − 25 − 25 − 菌数: 2× 5× 7× 3× 5× 9× 5× 5× 1× 4× 一般生菌 103 102 102 102 102 103 102 102 103 105 A1:グリセリンクエン酸モノミリスチン酸エステル A2:グリセリンコハク酸モノパルミチン酸エステル A3:グリセリンコハク酸モノラウリン酸エステル C6:β−グルカナーゼ,商品名「Glucane
x」,ノボ・ノルディスクバイオインダストリー(株)
製 C7:セルラーゼ,β−グルカナーゼ,ヘミセルラーゼ
などからなる複合酵素剤,商品名「ビスコザイム120
L」,ノボ・ノルディスクバイオインダストリー(株)
製 C8:セルラーゼ,商品名「セルクラスト1.5L F
G」,ノボ・ノルディスクバイオインダストリー(株)
製 *1:液状酵素であるC7あるいはC8の20重量部を
無水硫酸ナトリウム100重量部に噴霧混合して、その
所定量を洗浄剤組成物に配合 *2:ショ糖脂肪酸エステルを含有
【0040】実施例4 表4に示す液体洗浄剤組成物を調製し、この1重量%水
道水溶液90mlと乾燥したホワイトペパーの子実10
gを500ccの三角フラスコに入れ、35℃で6時間
静置浸漬した後、5分間振とう洗浄した。洗浄液をす
て、90mlの水道水でホワイトペパーをすすぎ処理し
た。次に、無菌下で上記のホワイトペパーと滅菌生理食
塩水をホモジナイザーカップに入れて微粉砕し、滅菌ガ
ーゼで固形物を分離し、濾液を一般生菌検査原液とす
る。以下、前記の実施例1と同様に処理して一般生菌数
を計測した。
【0041】
【表4】 表4: 市販 本 発 明 品 食品用洗浄剤 試料No. 11 12 13 14 10 洗浄剤組成(wt%) (A)成分 A4 10 − − 10 A5 − 10 − − A6 − − 15 − (C)成分 C2 5 − − − C4/C5 − − 2.5/2.5 − C7 − 5 − − C9 − − − 5 任意成分 エタノール − 10 − − プロピレングリコール 5 − 5 5 水 残部 残部 残部 残部 菌数: 6× 7× 2× 9× 7× 一般生菌 103 103 103 103 105 A4:グリセリンコハク酸モノラウリン酸エステルナトリウム A5:グリセリンコハク酸モノミリスチン酸エステル A6:グリセリンコハク酸モノカプリン酸エステルナトリウム C9:ペクチナーゼ,商品名「Pectinex」,ノボ・ノルディスクバイ オインダストリー(株)製 C4,C5,C7,C9は液状のまま配合。
【0042】実施例5 実施例2にある本発明組成物の0.3重量%水道水溶液
を用いて、みかん、トマト、とうもろこし、あさりのむ
き身、まぐろの切身、鶏の手羽肉を別々に25℃、10
分間洗浄した後、25℃の水道水で2分間すすぎを行つ
た。前記と同様にして一般生菌数を測定した結果、いず
れの被洗物も一般生菌数は市販食品用洗浄剤より低いレ
ベルであつた。
【0043】実施例6 市販の小豆100gを、実施例2にある酵素C4/C5
を配合した本発明組成物の25℃、0.3重量%水道水
溶液500mlで10分間振とう洗浄した。その後、2
5℃の水道水500mlで3分間振とうすすぎを行つ
た。この小豆を25℃、700mlの水道水に入れて7
時間浸漬し、次いで浸漬水をすてて500mlの水道水
を入れ30分間加熱調理した。余分な水をすて、常温に
もどしてから小豆をつぶし、つぶあんを得た。
【0044】比較の例として、同条件で市販食品用洗浄
剤(花王(株)製:商品名ラビリングKL)による洗浄
を行い、同様にしてつぶあんを調製した。これらの得ら
れたつぶあん100gを予めエタノール水溶液と紫外線
ランプで殺菌したビニール袋に詰め、35℃の恒温室に
5日間保存し、以下の手順で耐熱性芽胞菌数を測定し
た。
【0045】無菌下でビニール袋をあけ、つぶあん10
gと0.9%滅菌生理食塩水90mlをホモジナイザー
カツプに入れて微粉砕し、滅菌ガーゼで固形物を分離
し、濾液を85℃、15分間熱処理後、急冷して検査原
液とする。以下実施例1同様にして微生物検査をした結
果、本発明組成物で洗浄した後製造したつぶあんの耐熱
性芽胞菌数は、比較(市販食品用洗浄剤)の例より低い
レベルであつた。
【0046】実施例7 市販の大正金時豆を実施例6と同様に処理して煮豆を製
造した。但し、加熱調理後、豆をつぶさないで袋詰めし
た。35℃の恒温室に10日間保存し、実施例6と同様
にして耐熱性芽胞菌数を測定した結果、菌数レベルは実
施例6の比較の例より極めて少なかつた。
【0047】実施例8 キャベツ、かいわれ大根、レタスを実施例6の本発明組
成物で同様に洗浄、すすいだ後、キャベツとレタスは細
切りした。これらの野菜を混合して生野菜サラダを調製
した。これを殺菌したビニール袋に詰めて25℃の恒温
室に2日間保存した。一般生菌数を測定した結果、水洗
いのものより菌数は低レベルであつた。
【0048】実施例9 表5に示す液体洗浄剤組成物を調製し、この0.3重量
%水道水溶液200mlと輪切りしたキュウリ30gを
500ccの三角フラスコに入れ、20℃で1時間浸漬
した後、洗浄液をすて、200mlの水道水で1分間キ
ュウリを振とうすすぎ処理した。以下、前記の実施例3
と同様の手順で一般生菌数を計測し、結果を表5に示し
た。また、耐熱性芽胞菌の試験は、すすぎ処理したキュ
ウリ10gに0.9%滅菌生理食塩水90mlを入れ、
85℃、15分加熱後急冷した。以下、一般生菌と同様
の手順で耐熱性芽胞菌数を計測し、同じく結果を表5に
示した。
【0049】
【表5】 表5: 本 発 明 品 市販洗浄剤* 試料NO. 15 16 17 18 19 20 21 22 10 洗浄剤組成(wt%) (A)成分:A4 − − − − − 3 − 15 (B)成分:B1 15 − − 25 20 − − − B2 − 25 − − − 15 − − B3 − − 20 − − − − − B4 − − − − 5 − − − B5 − − − 5 − − − − B6 − − 2 − − − − − B7 − − − − − − 35 − (C)成分:C4 0.5 − − 0.5 − 0.7 − − C10 − 1.0 0.5 − 0.5 − 0.8 0.5 C11 0.5 1.0 − 0.4 0.5 0.5 0.8 0.5 C12 − − 0.8 − − 0.3 − − C13 − − − 0.5 − − − − 任意成分 エタノール 10 10 6 5 5 10 7 5 プロピレングリコール − 3 1 3 − − − − クエン酸3Na 10 5 − − − − − − 水 残部 残部 残部 残部 残部 残部 残部 残部 菌数: 3× 5× 2× 1× 7× 2× 4× 5× 9× 一般生菌 102 102 103 102 101 102 102 102 105 耐熱性芽胞菌数 5× 2× 7× 5× 2× 9× 5× 2× 7× 102 102 102 102 102 101 102 101 103 A4:グリセリンコハク酸モノラウリン酸エステルナト
リウム B1:デカグリセリンモノラウリン酸エステル、商品名
「DECAGLYN1−L」、日光ケミカルズ(株)製 B2:ショ糖オレイン酸エステル、商品名「リョートー
シュガーエステル O−1570」、三菱化成食品
(株)製 B3:リゾレシチン、商品名「レシノール LL−2
0」、日光ケミカルズ(株)製 B4:モノカプリン、商品名「ポエム M−200」、
理研ビタミン(株)製 B5:プロピレングリコールモノラウリル酸エステル、
実験室合成品 B6:ソルビタンモノラウリル酸エステル、商品名「リ
ケマール L−250A」理研ビタミン(株)製 B7:ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、
商品名「TS−10」日光ケミカルズ(株)製 C10:ブロメライン、協和ソルザイム(株)製 C11:β−1,4−グルカナーゼ(エキソ、エン
ド)、β−グルコシダーゼなどからなる複合酵素、商品
名「Cellulase Tr Concentrat
e」、協和ソルザイム(株)製 C12:β−1,4−グルカナーゼ(エキソ、エン
ド)、β−グルコシダーゼなどからなる複合酵素、商品
名「Cellulase 4000」、協和ソルザイム
(株)製 C13:α−アミラーゼ、商品名「Tenase−12
00」、協和ソルザイム(株)製 *:ショ糖脂肪酸エステルを含有
【0050】実施例10 グリセリンコハク酸モノラウリン酸エステル15重量部
とグリセリンステアリン酸エステル(ジ、トリエステル
含量50wt%)7重量部との80℃加熱溶融混合物を
粉末状の無水硫酸ナトリウム61重量部とポリリン酸ナ
トリウム15重量部の混合物に添加して適宜加温しなが
ら均一になるように混練する。室温に冷却後、粉砕し、
亜硫酸ナトリウム1重量部、表6に示す酵素を同表に示
した量で混合して本発明組成物を得た。
【0051】
【表6】表6:酵素の配合量 酵素 配合量(重量部) C10/C11 0.5/0.5 C 1/C12 1.0/0.5 C 1/C11 1.0/0.5 C10/C12 0.5/0.5 C10/C11/C13 0.5/0.5/0.5C 4/C11 3/0.5 C4は、表1と同じく無水硫酸ナトリウムと混合粉体化
したものを使用。
【0052】この洗浄剤組成物の0.3重量%水道水溶
液90mlと大豆10gを500ccの三角フラスコに
入れ、20℃で2時間静置浸漬した。その後、5分間振
とう洗浄し、洗浄液をすて、水道水90mlで1分間振
とうすすぎをした。次に、無菌下で上記の豆と0.9%
減菌生理食塩水90mlをホモジナイザーカップに入れ
て微粉砕し、減菌ガーゼで固形物を分離し、濾液を一般
生菌検査原液とする。耐熱性芽胞菌の場合は、濾液を8
5℃、15分間熱処理後、急冷して検査原液とする。以
下、前記の実施例1と同様に処理して一般生菌及び耐熱
性芽胞菌数を計測した。本発明品は、比較例(水処理、
ショ糖脂肪酸エステル含有市販食品用洗浄剤)より、一
般生菌及び耐熱性芽胞菌数は少なかった。
【0053】実施例11 ショ糖ステアリン酸エステル(リートシュガーエステル
S−1570、三菱化成食品(株)製)12重量部と
大豆レシチン(レシノールS−10M、日光ケミカルズ
(株)製)3重量部との90℃加熱溶融混合物を、粉末
状の無水硫酸ナトリウム72重量部とクエン酸ナトリウ
ム10重量部の混合物に添加して適宜加温しながら均一
になるまで混練する。室温に冷却後、粉砕し、亜硫酸ナ
トリウム1重量部、酵素2重量部(C10/C11=1
/1)を混合して本発明組成物を得た。
【0054】この洗浄剤0.3重量%水道水溶液150
mlと輪切りしたキュウリ30gを500ccの三角フ
ラスコに入れ、20℃で2時間静置浸漬した後、5分間
振とう洗浄した。洗浄液をすて、150ccの水道水で
1分間キュウリをすすぎ処理した。次に、無菌下で上記
のキュウリと0.9%減菌生理食塩水をホモジナイザー
カップに入れて微粉砕し、減菌ガーゼで固形物を分離
し、濾液を一般生菌検査原液とする。以下は、前記の実
施例1と同様に処理して一般生菌数を計測した。本発明
品は、水処理キュウリより一般生菌は明らかに少なかっ
た。
【0055】実施例12 ショ糖ステアリン酸エステル(実施例11のS−157
0)13重量部の80℃加熱溶融物を、粉末状のフマル
酸11重量部と無水硫酸ナトリウム75重量部の混合物
に添加して適宜加温しながら均一になるように混練す
る。室温に冷却後、粉砕し、C11の酵素1重量部を混
合して本発明組成物を得た。
【0056】この洗浄剤0.3重量%水道水溶液200
mlとミニトマト30gを500ccの三角フラスコに
入れ、20℃で1時間静置浸漬した後、5分間振とう洗
浄した。洗浄液をすて、150ccの水道水で1分間ミ
ニトマトをすすぎ処理した。次に、無菌下で上記のミニ
トマトと0.9%減菌生理食塩水をホモジナイザーカッ
プに入れて微粉砕し、減菌ガーゼで固形物を分離し、濾
液を一般生菌検査原液とする。以下は、前記の実施例1
と同様に処理して一般生菌数を計測した。本発明品は、
水処理品にくらべて明らかに一般生菌は少なかった。
【0057】実施例13 表7に示す(B)成分を、同じく表7に示すポリリン酸
または各有機カルボン酸と無水硫酸ナトリウムとの混合
物に添加して適宜加温しながら均一になるように混練す
る。室温まで冷却後、粉砕し、(C)成分の酵素を混合
して本発明組成物を得た。この洗浄剤0.3重量%水道
水溶液200mlとミニトマト30gを500ccの三
角フラスコに入れ、20℃で1時間静置浸漬した後、5
分間振とう洗浄した。洗浄液をすて、150mlの水道
水で1分間ミニトマトをすすぎ処理した。次に、無菌下
で上記のミニトマトと0.9%滅菌生理食塩水をホモジ
ナイザーカップに入れて微粉砕し、滅菌ガーゼで固形物
を分離し、濾液を一般生菌検査原液とする。以下、前記
の実施例1と同様に処理して一般生菌数計測した。本発
明品は、水処理ミニトマトより一般生菌は明らかに少な
かった。
【0058】
【表7】 表7: 本 発 明 品 試料No. 23 24 25 26 27 洗浄剤組成(wt%) (C)成分 C 4*1 − 3.0 − 3.0 − C 7*1 − 3.0 − − − C10 1.0 − 1.0 − 1.0 C11 1.0 − − 1.0 1.0 C12 − − 1.0 − − C14 − 1.0 − − 0.5 (B)成分 B 2 30 − 5 − 30 B 3 − 20 − − − B 7 − − 5 − − B 8 − − − 15 − ポリリン酸 25 − − − 10 フマル酸 − − 30 10 − ニコチン酸 − − − − 20 コハク酸 − − − 20 − マレイン酸 − 20 − − − 任意成分 無水硫酸ナトリウム 残部 残部 残部 残部 残部 *1:液状酵素であるC4あるいはC7の20重量部を無水硫酸ナトリウム1 00重量部に噴霧混合して、その所定量を洗浄剤組成物に配合。 C14:α−アミラーゼ、商品例「Clarase 40,000」、協和ソ ルザイム(株)製 B8:デカグリセリンモノステアリン酸エステル、商品名「DECAGLYN 1−S」日光ケミカルズ(株)製
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】しかしながら、これらの洗浄剤は微生物除
去力の面で十分に満足しうるものではなかった。そこ
で、本発明者らは、安全性に優れかつ高い微生物除去力
を有する洗浄剤を開発するために研究を重ね、イオン性
界面活性剤であるモノグリセリド多価カルボン酸エステ
ルを基剤として用いることにより、安全性に優れる高洗
浄力の洗浄剤が得られることを見出した(特開平4−2
18597号公報,特開平6−279785号公報,特
開平6−279787号公報)。一方、酵素を用いて固
体表面から微生物を除去する技術はすでに幾つか知られ
ている。例えば、ある酵素を用い、生物由来の配糖体を
繊維、プラスチックなどの表面から除去する技術が開示
されている(特開平3−231999号公報、特開平3
−244696号公報、特開平3−244697号公
報)が、この酵素は現在知られているものの中でも極め
て特殊なものにすぎない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】(B)成分としては、脂肪酸残基の炭素数
が8〜18のグリセリン脂肪酸エステル、脂肪酸残基の
炭素数が8〜18のポリグリセリン脂肪酸エステル、脂
肪酸残基の炭素数が8〜18のショ糖脂肪酸エステル、
脂肪酸残基の炭素数が8〜18のプロピレングリコール
脂肪酸エステル、脂肪酸残基の炭素数が8〜18のソル
ビタン脂肪酸エステル、脂肪酸残基の炭素数が8〜18
のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、食品
または天然物由来のレシチン、酵素処理レシチンから選
ばれる少なくとも一種の化合物が用いられる。(B)成
分のうちのグリセリン脂肪酸エステルは、蒸留モノグリ
セリドとして市販されているものが使用できる。これ
は、グリセリンと脂肪酸の直接エステル化反応またはグ
リセリンと油脂あるいは脂肪酸の低級アルコールエステ
ルとのエステル交換反応によって得られ、モノグリセリ
ド、ジグリセリド、トリグリセリドの混合主成物を分子
蒸留によってモノグリセリドが主成分となるように精製
したものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】本発明の洗浄剤組成物においては、(C)
成分として、加水分解酵素が用いられ、植物、動物、微
生物いずれの起源のものも使用できる。例えばプロテア
ーゼ、ブロメライン、パパイン、セルラーゼ(エンドグ
ルカナーゼ、エキソグカナーゼ、β−グルコシダーゼ
など)、アミラーゼ、ペクチナーゼ、リパーゼ、フォス
ファターゼなどが例示され、国内外で販売されているも
のが使用できる。パパインは、早熟パパイア起源のペプ
チド,アマイド,エステル特に塩基性アミノ酸結合加水
分解酵素であり、ブロメラインは植物起源の酵素で、商
業的にはパイナップルから分離製造されるペプチド,ア
マイド,エステル加水分解酵素である。これらの加水分
解酵素は、単独で用いてもよいが、洗浄対象物によって
は2種以上を併用してもよい。例えば大豆の場合、プロ
テアーゼとリパーゼ、あるいはセルラーゼとブロメライ
ンなどを併用した方が生菌と耐熱性芽胞菌の双方を除去
することができ、対象とする被洗物とそこに付着してい
る微生物の種類に応じて適宜併用してよい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】
【表5】 表5: 本 発 明 品 市販洗浄剤* 試料NO. 15 16 17 18 19 20 21 22 10 洗浄剤組成(wt%) (A)成分:A4 − − − − − 3 − 15 (B)成分:B1 15 − − 25 20 − − − B2 − 25 − − − 15 − − B3 − − 20 − − − − − B4 − − − − 5 − − − B5 − − − 5 − − − − B6 − − 2 − − − − − B7 − − − − − − 35 − (C)成分:C4 0.5 − − 0.5 − 0.7 − − C10 − 1.0 0.5 − 0.5 − 0.8 0.5 C11 0.5 1.0 − 0.4 0.5 0.5 0.8 0.5 C12 − − 0.8 − − 0.3 − − C13 − − − 0.5 − − − − 任意成分 エタノール 10 10 6 5 5 10 7 5 プロピレングリコール − 3 1 3 − − − − クエン酸3Na 10 5 − − − − − − 水 残部 残部 残部 残部 残部 残部 残部 残部 菌数: 3× 5× 2× 1× 7× 2× 4× 5× 9× 一般生菌 102 102 103 102 101 102 102 102 105 耐熱性芽胞菌数 5× 2× 7× 5× 2× 9× 5× 2× 7× 102 102 102 102 102 101 102 101 103 A4:グリセリンコハク酸モノラウリン酸エステルナト
リウム B1:デカグリセリンモノラウリン酸エステル、商品名
「DECAGLYN1−L」、日光ケミカルズ(株)製 B2:ショ糖オレイン酸エステル、商品名「リョートー
シュガーエステル O−1570」、三菱化成食品
(株)製 B3:リゾレシチン、商品名「レシノール LL−2
0」、日光ケミカルズ(株)製 B4:モノカプリン、商品名「ポエム M−200」、
理研ビタミン(株)製 B5:プロピレングリコールモノラウリ酸エステル、
実験室合成品 B6:ソルビタンモノラウリ酸エステル、商品名「リ
ケマール L−250A」理研ビタミン(株)製 B7:ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、
商品名「TS−10」日光ケミカルズ(株)製 C10:ブロメライン、協和ソルザイム(株)製 C11:β−1,4−グルカナーゼ(エキソ、エン
ド)、β−グルコシダーゼなどからなる複合酵素、商品
名「Cellulase Tr Concentrat
e」、協和ソルザイム(株)製 C12:β−1,4−グルカナーゼ(エキソ、エン
ド)、β−グルコシダーゼなどからなる複合酵素、商品
名「Cellulase 4000」、協和ソルザイム
(株)製 C13:α−アミラーゼ、商品名「Tenase−12
00」、協和ソルザイム(株)製 *:ショ糖脂肪酸エステルを含有
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】実施例11 ショ糖ステアリン酸エステル(リョートーシュガーエス
テル S−1570、三菱化成食品(株)製)12重量
部と大豆レシチン(レシノールS−10M、日光ケミカ
ルズ(株)製)3重量部との90℃加熱溶融混合物を、
粉末状の無水硫酸ナトリウム72重量部とクエン酸ナト
リウム10重量部の混合物に添加して適宜加温しながら
均一になるまで混練する。室温に冷却後、粉砕し、亜硫
酸ナトリウム1重量部、酵素2重量部(C10/C11
=1/1)を混合して本発明組成物を得た。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の(A)成分および/または(B)
    成分と(C)成分とを含有することを特徴とする食品用
    洗浄剤組成物。 (A)化1の一般式(I) 【化1】 (式中のR1 は炭素数7〜17のアルキル基又はアルケ
    ニル基、Z1 及びZ2はいずれか一方が多価カルボン酸
    もしくはその塩の残基で、他方は水素原子又は多価カル
    ボン酸もしくはその塩の残基である)で表わされるモノ
    グリセリド多価カルボン酸エステル又はその塩 (B)脂肪酸残基の炭素数が8〜18のグリセリン脂肪
    酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂
    肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、
    ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビ
    タン脂肪酸エステル、食品または天然物由来のレシチ
    ン、酵素処理レシチンから選ばれる少なくとも一種の化
    合物 (C)加水分解酵素
  2. 【請求項2】 さらに、ポリリン酸および/またはその
    塩、フマル酸、ニコチン酸、コハク酸、マレイン酸から
    選ばれる一種以上の化合物を含有する請求項1に記載の
    食品用洗浄剤組成物。
JP12938895A 1994-04-29 1995-04-28 食品用洗浄剤組成物 Pending JPH0812995A (ja)

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