JP2008053356A - アモルファス酸化物半導体膜を用いた薄膜トランジスタの製造方法 - Google Patents

アモルファス酸化物半導体膜を用いた薄膜トランジスタの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 プロセスマージンが広く、特性に優れ、且つ信頼性の高い酸化物薄膜トランジスタを作成する。
【解決手段】 アモルファス酸化物半導体膜からなる活性層を備えた薄膜トランジスタの製造方法であって、
前記活性層を形成する工程は、
導入酸素分圧が1×10−3Pa以下の雰囲気中で前記酸化膜を形成する第1の工程と、
前記第1の工程後、酸化雰囲気中で熱処理を行う第2の工程と、
を含む。
【選択図】 図6

Description

本発明は、アモルファス酸化物半導体膜を用いた薄膜トランジスタの製造方法に関する。
近年、金属酸化物系半導体薄膜を用いた半導体素子が注目されている。上記薄膜は、低温で製膜でき、かつ光学バンドギャップが大きく可視光に対して透明である等の特徴を有しており、プラスチック基板やフィルムなどの基板上にフレキシブルな透明薄膜トランジスタ(TFT)等を形成することが可能である(特許文献1)。
従来、TFT活性層に用いる酸化物半導体膜は、膜の電気特性を制御するため、酸素ガスを導入した雰囲気中で成膜されるのが一般的である。例えば、チャネル層にIn−Ga−Zn−Oから構成されるn型酸化物半導体を用い、ソース・ドレイン電極としてITOを用いた薄膜トランジスタ(TFT)が開示されている(特許文献2)。このTFTではIn−Ga−Zn−O成膜雰囲気中の酸素分圧を制御することで、キャリヤ濃度が制御されており、高いキャリア移動度が得られている。
また前記酸化物半導体膜を活性層に用いた半導体デバイスにおいて、酸化雰囲気中で当該活性層をアニールする技術が開示されている(特許文献3、4)。
特開2000−150900号公報 WO2005−088726 A1 特開2006−165529号公報 特開2006−165532号公報
しかし、前記特許文献1から4に開示されている酸化物半導体膜は、例えば特許文献2に示されているように、TFT活性層として用いることのできるIn−Ga−Zn−O膜が得られる酸素分圧(最適酸素分圧)の範囲は狭い。またこの最適酸素分圧の値が、成膜条件によって変化するという問題点があった。さらに、本発明者らが酸素ガスを導入した雰囲気中でスパッタリング法によりIn−Ga−Zn−O膜を成膜したところ、形成されたIn−Ga−Zn−O膜の電気特性が、ターゲットからの距離によっても変わることが判明した。これはターゲットからの距離に依存して、気相中に存在する酸素分子の解離度が大きく変化してしまうためと考えられる。
また、成膜雰囲気中に酸素を導入してIn−Ga−Zn−O膜を作製し、これをチャネル層としたTFTは、本来In−Ga−Zn−O膜が持つ物性から予測されるようなトランジスタ特性を得ることが難しい。具体的には、サブスレショルド領域の立ち上がり特性や、電界効果移動度等、TFT特性をさらに向上させる必要がある。さらに、ゲート電極に電圧12V、ソース・ドレイン電極に電圧12VのDCストレスを400秒印加したところ、TFTのオン特性の低下、および閾値電圧の変動など特性の変化が生じ、DCストレスに対して影響を受ける。TFT特性低下の主な原因は、成膜雰囲気中に酸素が導入されたことにより生じた、酸素イオンが半導体膜にダメージを与えることによるものと考えられる。具体的にはスパッタリング法を用いた成膜の場合、雰囲気中に酸素を導入すると、ターゲット表面で生成される酸素負イオンの量が増加し、結果、基板へ入射する高エネルギー酸素負イオンの量が増加し、膜質の劣化が生じてしまうことが考えられる。
また、本発明者らは、In−Ga−Zn−O系のアモルファス酸化物薄膜をチャネル層に用いた薄膜トランジスタ(TFT)を作製し検討した結果、当該TFTは雰囲気に対して敏感であり、動作時や保管時の雰囲気により特性が変化することを見出した。
作製した素子を真空チャンバー内に設置し、チャンバーを真空にしながら電気伝導度を測定したところ、圧力低下とともに測定値が徐々に減少するという現象が見られた。通常の雰囲気下での測定では、電気伝導度の測定値は安定していた。
雰囲気による電気伝導の変化は他の導電性酸化物、例えばZnOや酸化インジウムスズ(ITO)などでもみられ、雰囲気中の水や他のガス分子等の導電性酸化物への吸着脱離によるものと考えられている。雰囲気変化による電気伝導度変化が生じることによりTFT動作が不安定になり、素子としての信頼性が得られないという問題が生じていた。
また、本発明者らは、In−Ga−Zn−O系のアモルファス酸化物薄膜の上に酸化物絶縁体をスパッタ法により形成する場合、酸素を含まない雰囲気で成膜を行うと酸化物半導体の電気特性が大きく変化してしまい良好なTFT特性が得られないことを見出した。
本発明は上記課題を解決するものであり、そのの目的は、プロセスマージンが広く、特性に優れ、且つ信頼性の高い酸化物薄膜トランジスタの製造方法を提供することにある。
また本発明の別の目的は、雰囲気変化によるTFT特性不安定性を改善し、信頼性の高い薄膜トランジスタの製造方法を提供することにある。
また本発明の別の目的は、In−Ga−Zn−O系のアモルファス酸化物薄膜の上に酸化物絶縁体を形成する場合に、酸化物半導体の電気特性を変化させない薄膜トランジスタの製造方法を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決することを目的とするものであり、その骨子とするところは、
In又はZnの少なくとも一方の元素を含むアモルファス酸化物半導体膜からなる活性層を備えた薄膜トランジスタの製造方法であって、
前記活性層を形成する工程は、
導入酸素分圧が1×10−3Pa以下の雰囲気中で前記酸化膜を形成する第1の工程と、
前記第1の工程後、酸化雰囲気中で熱処理を行う第2の工程と、
を含むことを特徴とするものである。
また本発明は、In又はZnの少なくとも一方の元素を含むアモルファス酸化物半導体膜からなる活性層を備えた薄膜トランジスタの製造方法であって、
第1の抵抗率を有する前記酸化膜を形成する第1の工程と、
前記第1の工程後、酸化雰囲気中で熱処理により、前記酸化膜の抵抗率を第2の抵抗率へと変化させる第2の工程と、
を含み、
前記第2の抵抗率は、前記第1の抵抗率よりも高いことを特徴とするものである。
また本発明は、In又はZnの少なくとも一方の元素を含むアモルファス酸化物半導体膜からなる活性層を備えた薄膜トランジスタの製造方法であって、
第1の活性化エネルギーを有する前記酸化膜を形成する第1の工程と、
前記第1の工程後、酸化雰囲気中で熱処理により、前記酸化膜の活性化エネルギーを第2の活性化エネルギーに変化させる第2の工程と、
を含み、
前記第2の活性化エネルギーは、前記第1の活性化エネルギーよりも高いことを特徴とするものである。
また本発明は、In又はZnの少なくとも一方の元素を含むアモルファス酸化物半導体膜からなる活性層を備えた薄膜トランジスタの製造方法であって、
前記活性層を形成する第1の工程と、
前記第1の工程後、酸化雰囲気中で熱処理を行う第2の工程と、
前記第2の工程後、前記活性層上に酸化物絶縁体層を形成する第3の工程と、
を含むことを特徴とするものである。
本発明により、チャネル層として用いる金属酸化膜を低抵抗となる条件で成膜しているため、良質な酸化膜が形成され、特性に優れた薄膜トランジスタを作成することができる。また前記金属酸化物成膜雰囲気中の酸素分圧を高度に制御する必要がなく、プロセスマージンが拡大でき、信頼性の高いTFTの製造方法を得られる効果がある。
また、本発明によれば、たとえばアモルファス酸化物半導体を活性層(チャネル層ともいう)に用いたTFTにおいて、環境の変化に対して安定であり、信頼性の高く良好なトランジスタ特性を持つ素子を提供することが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1に本実施形態で作製したTFT素子構造の模式図を示す。基板10上にチャネル層11を設け、当該チャネル層11上にソース電極12、ドレイン電極13、ゲート絶縁膜14、ゲート電極15を設けることにより構成される。
本発明に適用できる半導体素子の構成は、このようなスタガ型(トップゲート型)構造のTFTに限らず、例えばゲート電極の上にゲート絶縁膜と半導体チャネル層を順に備える逆スタガ構造(ボトムゲート型)のTFTでもよい。
本発明者らの知見によれば、In又はZnの少なくとも一方の元素を含む酸化膜半導体層を活性層(チャネル層ともいう)に適用した薄膜トランジスタにおいては、その組成にも依存するが、以下の特性を満たすことが好ましい。即ち、電気抵抗率が約1Ωcm〜10kΩcm、もしくは室温での活性化エネルギーが約50meV〜400meVの半絶縁性の酸化膜を適用すると、良好なTFT特性が得ることができる。ここで、活性化エネルギーとは、電気伝導率のアレニウスプロットから求めた酸化物半導体膜の活性化エネルギーのことである。例えば電気抵抗率にして1Ωcm以下、活性化エネルギーにして50meV以下の場合、ノーマリーオフ・トランジスタを構成することができないし、また、オン・オフ比を大きくすることができない。極端な場合には、ゲート電圧の印加によっても、ソース・ドレイン電極間の電流がオン・オフせず、トランジスタ動作を示さない。一方で、電気抵抗率にして10kΩcm以上、活性化エネルギーにして400meV以上となると、オン電流を大きくすることができなくなる。極端な場合には、ゲート電圧の印加によっても、ソース・ドレイン電極間の電流がオン・オフせず、トランジスタ動作を示さない場合がある。
通常、酸化物の電気抵抗率やキャリア濃度は成膜時の導入酸素分圧により制御される。すなわち、酸素分圧を制御することで、主として薄膜中の酸素欠損量を制御し、これにより電子キャリア濃度を制御する。図8は、In−Ga−Zn−O系酸化物薄膜をスパッタ法で成膜した際の、キャリア濃度の酸素分圧依存性の一例を示す図である。しかし本発明の金属酸化膜は、図6に示したように、まず、TFT活性層としては低抵抗となるような条件で成膜され、その後、得られた膜に対し、酸化雰囲気中での熱処理を施すことにより、抵抗率の制御が行われる。
以下、本発明におけるチャネル層の形成方法について詳細に説明する。
まず、ガラス等の基板10を用意し、スパッタリング法、パルスレーザー蒸着法、原子層蒸着法及び電子ビーム蒸着法の気相法又はそれらの組み合わせなどにより金属酸化膜を成膜する。このとき、金属酸化膜の電気抵抗率が、TFTチャネル層として良好な特性を示す抵抗率よりも低くなるような条件で成膜する。これは、金属酸化膜の組成や成膜装置にも依存するが、基本的には導入酸素分圧を1×10−3Pa以下の範囲内に設定することにより実現される。特に、導入酸素分圧が0Paの時、容易に実現することができる。従って本発明の導入酸素分圧は理想的には0Paであって下限はない。
ここで導入酸素分圧とは、流量制御装置により成膜装置内に意図的に導入された酸素の分圧のことを指しており、成膜装置内壁等から不可避的に放出される酸素、成膜装置のリークにより外部から進入する酸素、或いはターゲットから放出される酸素等のいわゆるコンタミネーションは含まない。勿論、残留酸素ガス圧が上記導入酸素圧力の上限を超えてしまうような条件では、本発明の効果を得ることが難しくなってしまうため、本発明で用いる成膜装置の背圧は1×10−3Pa以下であることが好ましい。なお前記流量制御装置は、例えば、マスフローコントローラ等がこれに相当する。
またこの時、金属酸化膜の抵抗率が1Ωcm以下、もしくは室温付近での活性化エネルギーが50meV以下となる条件で成膜することが、TFT素子の性能、安定性といった観点から好ましい。なお、本発明において、前記金属膜成膜後の抵抗率の下限としては、酸化物膜の組成や成膜条件にもよるが、例えば、1×10−4Ωcm以上であり、また活性化エネルギーの下限としては、例えば0meVである。
その後、作製された金属酸化膜に対し、酸化雰囲気中で熱処理を行い、チャネル層を形成する。このとき、金属酸化物膜がTFTチャネル層として良好な特性を示す抵抗率となるよう熱処理条件を設定する。効果的に抵抗率を制御するには、酸素、オゾン、水蒸気、窒素酸化物の構成元素に酸素を含む気体を含む雰囲気中の温度を250℃以上450℃以下、好ましくは250℃以上350℃以下で熱処理を行うのが良い。また、オゾン照射や酸素ラジカル照射を用いることも効果的であり、この場合熱処理温度は150℃まで下げることができる。この時、オゾン中紫外線照射を行うことも好ましい形態である。
上記方法でチャネル層を形成した場合、金属酸化物半導体膜成膜後の熱処理によって電気抵抗率が決まるため、成膜雰囲気中の酸素分圧を精緻に制御する必要がない。また金属酸化物膜は低抵抗となるような条件、すなわち、成膜雰囲気中の酸素ラジカルや高エネルギー酸素負イオン等が少ない成膜雰囲気で成膜が行われる。このため、作製された膜の電気特性がターゲットからの距離によって大きく変わってしまうこともなく、プロセスマージンを拡大することができる。特に、スパッタリング法により金属酸化物膜を成膜した場合に上記効果が顕著となるが、これは気相中における分子性ガスの解離度が他の気相法に比べて高いためと考えられる。
次に本発明の酸化物絶縁体保護膜を形成する製造方法について以下に説明する。
図7に示す逆スタガ型(ボトムゲート型)TFTを例にとり説明を行う。なおTFTの構造としてはスタガ型(トップゲート型)TFTを用いても構わない。
逆スタガ型TFTの場合、酸化物絶縁体ゲート絶縁層はチャネル層の下に形成されるため酸素含有雰囲気でスパッタ法により形成する必要はない。しかし、酸化物絶縁体保護膜はチャネル層の上に形成するため、酸素含有雰囲気でスパッタ法により形成しなければならない。
また、スタガ型TFTの場合、酸化物絶縁体ゲート絶縁層はチャネル層の上に形成するため酸素含有雰囲気でスパッタ法により形成しなければならない。
図7は断面図であり、図7において10は基板、11はゲート電極、12はゲート絶縁層、13はチャネル層、14はソース電極、15はドレイン電極、16は保護膜である。
(ゲート絶縁層)
本発明において、ゲート絶縁層にはSiO2を用いることが望ましい。またはSiO2、Y2O3、Al2O3、HfO2およびTiO2のうち少なくとも1種を含む材料をゲート絶縁層に用いることも好ましい。又はこれらを積層した膜のいずれを用いてもよい。
ゲート絶縁層12の成膜法としては、スパッタ法、パルスレーザー蒸着法及び電子ビーム蒸着法などの気相法を用いるのが良い。しかし、成膜法はこれらの方法に限られるものではない。
(電極)
ソース電極、ドレイン電極、ゲート電極の材料は、良好な電気伝導性とチャネル層への電気接続を可能とするものであれば特にこだわらない。たとえば、In2O3:Sn、ZnOなどの透明導電膜や、Au、Pt、Al、Niなどの金属膜を用いることができる。またチャネル層もしくは絶縁層と電極との間に、密着性向上のためのTi、Ni、Cr等からなる層があっても良い。
(基板)
基板としては、チャネル層の熱処理条件等にもよるが、ガラス基板、金属基板、プラスチック基板、プラスチックフィルムなどを用いることができる。
(活性層(チャネル層))
活性層(チャネル層)はInとGaとZnのうち少なくとも1つを含有するアモルファス酸化物である。
活性層(チャネル層)の成膜法としては、スパッタ法、パルスレーザー蒸着法及び電子ビーム蒸着法などの気相法を用いるのが良い。しかし、成膜法はこれらの方法に限られるものではない。
活性層(チャネル層)の成膜温度は酸化物絶縁体層からなる保護膜を形成する前に行う熱処理温度以下とする。
熱処理温度はガラス転移温度以下であることが望ましく、本発明の場合は150℃以上450℃以下であることが望ましい。好ましくは200℃以上350℃以下で行う方が良い。
熱処理は活性層(チャネル層)の上に形成するソース電極およびドレイン電極を形成する前でも形成した後でも構わない。
(保護膜)
保護膜には少なくとも1種の金属元素を含む金属酸化物膜を用いる。金属酸化物の中でも、以下に挙げるものを少なくとも1種含むものを保護膜として用いることがより好ましい。
SiO2、Al2O3、Ga2O3、In2O3、MgO、CaO、SrO、BaO、ZnO、Nb2O5、Ta2O5、TiO2、ZrO2、HfO2、CeO2、Li2O、Na2O、K2O、Rb2O、Sc2O3、Y2O3、La2O3、Nd2O3、Sm2O3、Gd2O3、Dy2O3、Er2O3、Yb2O3
またこの他にシリコン酸窒化物(SiOxNy)を用いても良い。
上記金属酸化物またはSiOxNyを保護膜としてTFT上に形成する手段としては、CVD法、スパッタ法等を用いることができる。スパッタ法で形成する場合には、スパッタ中は酸素含有雰囲気で成膜を行う。その理由として、たとえばArガス雰囲気で保護膜を形成した素子は保護膜を成膜する前に比べTFT特性が悪くなるためである。TFT特性が悪くなる原因としては、保護膜を成膜中に活性層(チャネル層)の界面から酸素が抜けることによりキャリアが生成され、チャネル層の抵抗が低くなることが考えられる。そのため、保護膜をスパッタ中は酸素含有雰囲気で成膜しなければならない。酸素含有量は全スパッタガス中の10%から80%であることが望ましい。より好ましくは30%〜60%である。
(TFT特性)
図2に本発明のTFTの典型的なトランスファ特性(Vg−Id特性)を示す。ソース・ドレイン電極間に6Vの電圧Vdを印加したとき、ゲート電圧Vgを−5V〜12Vの間で掃引すると、ソース・ドレイン電極間の電流Idを制御する(オンオフする)ことができる。金属酸化膜成膜時の導入酸素量で抵抗率を制御するという従来の方法で作製されたTFTと比較して、On電流が高く、高い電界効果移動度が得られる。また、従来の方法で作製されたTFTに比べ、S値が約1/10〜1/5となり、サブスレショルド領域の立ち上がり特性が大きく改善されている。
次に、本発明のTFTに対し、DCバイアスストレス試験を行った。図3に、Vg=12V、Vd=12VのDCストレスを400秒印加した前後における、本発明の典型的なTFTトランスファ特性の変化を示す。従来のTFTでは、DCストレスによりON電流が低下したり、閾値電圧が数V変動したりする等、著しい特性の劣化が生じたのに対し、本発明のTFTでは閾値電圧の変動が非常に小さく、DCストレスに対して影響を受けにくいことが分かる。
これは、本発明において、チャネル層として用いる金属酸化物膜を低抵抗となる条件で成膜しており、プラズマダメージの少ないチャネル層形成が実現されているためと考えられる。
特に、粒界散乱がなく、界面特性に優れているため本来高いキャリア移動度を持つアモルファス酸化物をチャネル層に用いたTFTに本発明を適用すると、電界効果移動度が大きく、特性に優れたTFTを実現することができる。この時、GaおよびSnの少なくとも1種類の元素を酸化膜に含ませることにより、アモルファス相が安定化する。またアモルファス相安定化という観点からは他にも、熱処理時における酸化雰囲気中の温度を450℃以下とすることが好ましいと言える。
ここでアモルファスとは、測定対象薄膜に、入射角度0.5度程度の低入射角によるX線回折を行った場合に明瞭な回折ピークが検出されない(すなわちハローパターンが観測される)ことで確認できる。なお、本発明は、上記した材料を薄膜トランジスタのチャネル層に用いる場合に、当該チャネル層が微結晶状態の構成材料を含むことを除外するものではない。
また、本発明者らの知見によると、In及びZnを含み構成され、In/(In+Zn)の原子組成比率が30原子%以上45原子%以下となるアモルファス酸化物を用いることも好ましい形態である。このようなチャネル層を有したTFTに対して特に、移動度が大きく、DCストレスに対する影響の小さなTFTを実現することができる。
以下、実施例を用いて本発明を更に説明する。
(実施例1)
本発明におけるTFT素子の一実施形態を図1を用いて説明する。
まず、ガラス基板10に、チャネル層11として、In−Ga−Zn−O膜を形成した。
本実施例では、アルゴン雰囲気中でのスパッタリング成膜および大気中での熱処理を行うことにより、In−Ga−Zn−O膜を形成した。
ターゲット(材料源)としては、2インチサイズのInGaZnO4組成を有する焼結体を用い、投入RFパワーは100Wとしている。ターゲットと基板との距離は約9cmである。In−Ga−Zn−O膜は、3.5×10−1Paのアルゴン雰囲気中で成膜され、導入酸素分圧は0Paとした。成膜時の基板温度は25℃である。
次に、スパッタリング法により作製されたIn−Ga−Zn−O膜を300℃の大気雰囲気中で1時間、熱処理を行った。得られた膜に対し、4探針測定を行ったところ、前記熱処理前におけるIn−Ga−Zn−O膜の抵抗率および活性化エネルギーがそれぞれ約0.03Ωcmおよび0meVであったのに対し、熱処理後の値はそれぞれ約500Ωcmおよび200meVであった。また、300℃の熱処理後に膜面にすれすれ入射X線回折(薄膜法、入射角0.5度)を行ったところ、明瞭な回折ピークは検出されず、作製したIn−Ga−Zn−O膜はアモルファス膜であることが確認された。さらに、分光エリプソ測定を行い、パターンの解析を行った結果、薄膜の平均二乗粗さ(Rrms)は約0.5nmであり、膜厚は約50nmであることが分かった。蛍光X線(XRF)分析の結果、薄膜の金属組成比はIn:Ga:Zn=1.1:1.1:0.9であった。
その後、電子ビーム加熱蒸着法を用いて、チャネル層に近い側から、約5nmの膜厚を有するTi層と、約40nmの膜厚を有するAu層とを順次積層し、フォトリゾグラフィ法とリフトオフ法により、ソース電極12・ドレイン電極13を形成した。次にゲート絶縁膜14として用いるSiO膜を電子ビーム蒸着法により約90nm成膜した後、その上にTi層とAu層を順次積層し、フォトリソグラフィ法とリフトオフ法によりゲート電極15を形成した。チャネル長は50μmで、チャネル幅は200μmであった。
(比較例1)
チャネル層を除いては上記実施例1と同様の構成としている。In−Ga−Zn−O膜は、3.5×10−1Paのアルゴン酸素混合ガス雰囲気中でスパッタリング法により成膜され、この時の導入酸素分圧は5×10−3Paである。ターゲットとしては、2インチサイズのInGaZnO4組成を有する焼結体を用いている。In−Ga−Zn−O膜厚は約50nm、成膜時の基板温度は25℃である。本比較例1では、アルゴン酸素混合ガス雰囲気中でのスパッタリング成膜のみによりIn−Ga−Zn−O膜を形成しており、成膜後の、300℃大気雰囲気中における熱処理は行っていない。得られた膜に対し、4探針測定を行ったところ、In−Ga−Zn−O膜の抵抗率は約700Ωcmであった。また、X線回折により、作製したIn−Ga−Zn−O膜はアモルファス膜であることが確認されている。蛍光X線(XRF)分析の結果、薄膜の金属組成比はIn:Ga:Zn=1.1:1.1:0.9であった。
(比較例2)
チャネル層を除いては上記実施例1と同様の構成としている。In−Ga−Zn−O膜は、3.5×10−1Paのアルゴン酸素混合ガス雰囲気中でスパッタリング法により成膜され、この時の導入酸素分圧は5×10−3Paである。ターゲットとしては、2インチサイズのInGaZnO4組成を有する焼結体を用いている。In−Ga−Zn−O膜厚は約50nm、成膜時の基板温度は25℃である。本比較例1では、アルゴン酸素混合ガス雰囲気中でのスパッタリング成膜によりIn−Ga−Zn−O膜を成膜した後、300℃大気雰囲気中における熱処理を行っている。得られた膜に対し、4探針測定を行ったところ、In−Ga−Zn−O膜の抵抗率は約500Ωcmであった。また、X線回折により、作製したIn−Ga−Zn−O膜はアモルファス膜であることが確認されている。蛍光X線(XRF)分析の結果、薄膜の金属組成比はIn:Ga:Zn=1.1:1.1:0.9であった。
(TFT素子の特性評価)
図2は、本実施例で作製したTFT素子を室温下で測定した時の、Vd=6VにおけるId−Vg特性(トランスファ特性)を示したものである。比較例1に比べON電流が大きく、Vg=10Vの時には、Id=1×10−4A程度の電流が流れた。また、出力特性から電界効果移動度を算出したところ、飽和領域において約7.8cm/Vsの電界効果移動度が得られ、比較例1に比べ、約20%高い値が得られた。さらに、S値が約0.28V/decadeと、比較例1に比べ、サブスレショルド領域の立ち上がり特性が大きく改善された。またサブスレショルド領域の立ち上がり特性は比較例2に比べても大きく改善されており、S値は比較例2に比べ、約1/2の値を示していた。またトランジスタのオン・オフ比も、10超と高い値を示していることがわかった。
次に、本実施例で作製したTFTに対し、DCバイアスストレス試験を行った。図3に、Vg=12V、Vd=12VのDCストレスを400秒印加した前後における、TFTトランスファ特性の変化を示す。図3a)は本実施例、図3b)は、比較例1でそれぞれ作製されたTFTでのDCバイアスストレス試験結果を示したものである。比較例1のTFTでは、DCストレスによりON電流が低下したり、閾値電圧が数V変動したりする等、著しい特性の劣化が生じた。また比較例2のTFTは、比較例1に比べると特性の劣化は小さいものの、1V程度の閾値電圧のシフトが観測された。一方、本実施例のTFTでは閾値電圧の変動も0.3V程度と非常に小さく、DCストレスに対して影響を受けにくいことが分かった。
(実施例2)
本発明におけるTFT素子の一実施形態を図1を用いて説明する。
まず、ガラス基板10に、チャネル層11として、In−Ga−Zn−O膜を形成した。
本実施例では、アルゴン雰囲気中でのスパッタリング成膜および酸素雰囲気中での熱処理を行うことにより、In−Ga−Zn−O膜を形成した。
ターゲット(材料源)としては、2インチサイズのInGaZnO4組成を有する焼結体を用い、投入RFパワーは100Wとしている。ターゲットと基板との距離は約9cmである。In−Ga−Zn−O膜は、3.5×10−1Paのアルゴン雰囲気中で成膜され、導入酸素分圧は0Paとした。成膜時の基板温度は25℃である。
次に、スパッタリング法により作製されたIn−Ga−Zn−O膜を280℃の酸素雰囲気中で30分、熱処理を行った。得られた膜に対し、4探針測定を行ったところ、前記熱処理前におけるIn−Ga−Zn−O膜の抵抗率および活性化エネルギーがそれぞれ約0.03Ωcmおよび0meVであったのに対し、熱処理後の値はそれぞれ約720Ωcmおよび210meVであった。
また、280℃の熱処理後に膜面にすれすれ入射X線回折(薄膜法、入射角0.5度)を行ったところ、明瞭な回折ピークは検出されず、作製したIn−Ga−Zn−O膜はアモルファス膜であることが確認された。さらに、分光エリプソ測定を行い、パターンの解析を行った結果、薄膜の平均二乗粗さ(Rrms)は約0.5nmであり、膜厚は約50nmであることが分かった。蛍光X線(XRF)分析の結果、薄膜の金属組成比はIn:Ga:Zn=1.1:1.1:0.9であった。
その後、電子ビーム加熱蒸着法を用いて、チャネル層に近い側から、約5nmの膜厚を有するTi層と、約40nmの膜厚を有するAu層とを順次積層し、フォトリゾグラフィ法とリフトオフ法により、ソース電極12及びドレイン電極13を形成した。次にゲート絶縁膜14として用いるSiO2膜を電子ビーム蒸着法により約90nm成膜した後、その上にTi層とAu層を順次積層し、フォトリソグラフィ法とリフトオフ法によりゲート電極15を形成した。チャネル長は50μmで、チャネル幅は200μmであった。
(TFT素子の特性評価)
室温下においてTFT素子の特性評価を行ったところ、本実施例で作製したTFTでは比較例1に比べON電流が大きく、Vg=10Vの時には、Id=1×10−4A程度の電流が流れた。また、出力特性から電界効果移動度を算出したところ、飽和領域において約7.8cm/Vsの電界効果移動度が得られ、比較例1に比べ、約20%高い値が得られた。さらに、S値が約0.23V/decadeと、比較例1に比べ、サブスレショルド領域の立ち上がり特性が大きく改善された。またトランジスタのオン・オフ比も、10超と高い値を示していることがわかった。
次に、本実施例で作製したTFTに対し、DCバイアスストレス試験を行った。比較例1のTFTでは、DCストレスによりON電流が低下したり、閾値電圧が数V変動したりする等、著しい特性の劣化が生じた。一方、本実施例のTFTでは閾値電圧の変動も0.2V程度と非常に小さく、DCストレスに対して影響を受けにくいことが分かった。
(実施例3)
本発明におけるTFT素子の一実施形態を図1を用いて説明する。
まず、ガラス基板10に、チャネル層11として、In−Ga−Zn−O膜を形成した。
本実施例では、アルゴン酸素混合ガス雰囲気中でのスパッタリング成膜および大気中での熱処理を行うことにより、In−Ga−Zn−O膜を形成した。
ターゲットとしては、2インチサイズのInGaZnO4組成を有する焼結体を用い、投入RFパワーは100Wとしている。ターゲットと基板との距離は約9cmである。In−Ga−Zn−O膜は、3.5×10−1Paのアルゴン酸素混合ガス雰囲気中で成膜され、導入酸素分圧は8×10−4Paとした。成膜時の基板温度は25℃である。
次に、スパッタリング法により作製されたIn−Ga−Zn−O膜を250℃の大気雰囲気中で20分、熱処理を行った。得られた膜に対し、4探針測定を行ったところ、前記熱処理前におけるIn−Ga−Zn−O膜の抵抗率および活性化エネルギーがそれぞれ約0.1Ωcmおよび5meVであったのに対し、熱処理後の値はそれぞれ約600Ωcmおよび206meVであった。
また、250℃の熱処理後に膜面にすれすれ入射X線回折(薄膜法、入射角0.5度)を行ったところ、明瞭な回折ピークは検出されず、作製したIn−Ga−Zn−O膜はアモルファス膜であることが確認された。さらに、分光エリプソ測定を行い、パターンの解析を行った結果、薄膜の平均二乗粗さ(Rrms)は約0.5nmであり、膜厚は約50nmであることが分かった。蛍光X線(XRF)分析の結果、薄膜の金属組成比はIn:Ga:Zn=1.1:1.1:0.9であった。
その後、電子ビーム加熱蒸着法を用いて、チャネル層に近い側から、約5nmの膜厚を有するTi層と、約40nmの膜厚を有するAu層とを順次積層し、フォトリゾグラフィ法とリフトオフ法により、ソース電極12及びドレイン電極13を形成した。次にゲート絶縁膜14として用いるSiO2膜を電子ビーム蒸着法により約90nm成膜した後、その上にTi層とAu層を順次積層し、フォトリソグラフィ法とリフトオフ法によりゲート電極15を形成した。チャネル長は50μmで、チャネル幅は200μmであった。
(TFT素子の特性評価)
室温下においてTFT素子の特性評価を行ったところ、本実施例で作製したTFTでは比較例1に比べON電流が大きく、Vg=10Vの時には、Id=7×10−5A程度の電流が流れた。また、出力特性から電界効果移動度を算出したところ、飽和領域において約7.1cm/Vsの電界効果移動度が得られ、比較例1に比べ、約10%高い値が得られた。さらに、S値が約0.32V/decadeと、比較例1に比べ、サブスレショルド領域の立ち上がり特性が大きく改善された。またトランジスタのオン・オフ比も、10超と高い値を示していることがわかった。
次に、本実施例で作製したTFTに対し、DCバイアスストレス試験を行った。比較例1のTFTでは、DCストレスによりON電流が低下したり、閾値電圧が数V変動したりする等、著しい特性の劣化が生じた。一方、本実施例のTFTでは閾値電圧の変動も0.5V程度と非常に小さく、DCストレスに対して影響を受けにくいことが分かった。
(実施例4)
本発明におけるTFT素子の一実施形態を図1を用いて説明する。
まず、ガラス基板10に、チャネル層11として、In−Ga−Zn−O膜を形成した。
本実施例では、アルゴン雰囲気中でのスパッタリング成膜および大気中での熱処理を行うことにより、In−Ga−Zn−O膜を形成した。
ターゲットとしては、In:Ga:Zn=30:15:55となる金属組成比を有する2インチサイズのIn−Ga−Zn−O焼結体を用い、投入RFパワーは100Wとしている。ターゲットと基板との距離は約9cmである。In−Ga−Zn−O膜は、3.5×10−1Paのアルゴン雰囲気中で成膜され、成膜時の基板温度は25℃である。
次に、スパッタリング法により作製されたIn−Ga−Zn−O膜を300℃の大気雰囲気中で1時間、熱処理を行った。
得られた膜に対し、4探針測定を行ったところ、熱処理前におけるIn−Ga−Zn−O膜の抵抗率および活性化エネルギーがそれぞれ約0.01Ωcmおよび0meVであった。一方、300℃大気雰囲気中での熱処理後の値はそれぞれ約300Ωcmおよび190meVであった。
また、In−Ga−Zn−O膜熱処理後に膜面にすれすれ入射X線回折(薄膜法、入射角0.5度)を行ったところ、明瞭な回折ピークは検出されず、作製したIn−Ga−Zn−O膜はアモルファス膜であることが確認された。さらに、分光エリプソ測定を行い、パターンの解析を行った結果、薄膜の平均二乗粗さ(Rrms)は約0.5nmであり、膜厚は約50nmであることが分かった。蛍光X線(XRF)分析の結果、薄膜の金属組成比は約In:Ga:Zn=36:10:54であった。
(比較例3)
チャネル層を除いては上記実施例2と同様の構成としている。In−Ga−Zn−O膜は、3.5×10−1Paのアルゴン酸素混合ガス雰囲気中でスパッタリング法により成膜され、この時の導入酸素分圧は1×10−2Paである。ターゲットとしては、In:Ga:Zn=30:15:55となる金属組成比を有するIn−Ga−Zn−O焼結体を用いている。In−Ga−Zn−O膜厚は約50nm、成膜時の基板温度は25℃である。本比較例3では、アルゴン酸素混合ガス雰囲気中でのスパッタリング成膜のみによりIn−Ga−Zn−O膜を形成しており、成膜後の、300℃大気雰囲気中における熱処理は行っていない。得られた膜に対し4探針測定を行ったところ、抵抗率は約500Ωcmであった。また、X線回折により、作製したIn−Ga−Zn−O膜はアモルファス膜であることが確認された。蛍光X線(XRF)分析の結果、薄膜の金属組成比はIn:Ga:Zn=35:9:56であった。
(TFT素子の特性評価)
室温下においてTFT素子の特性評価を行ったところ、本実施例で作製したTFTでは比較例3に比べON電流が大きく、Vg=10Vの時には、Id=2.5×10−4A程度の電流が流れていた。また、出力特性から電界効果移動度を算出したところ、飽和領域において約14.5cm/Vsの電界効果移動度が得られ、比較例3に比べ、約25%高い値が得られた。さらに、S値が約0.16V/decadeと小さな値を示しており、サブスレショルド領域において良好な立ち上がり特性を示していた。またトランジスタのオン・オフ比も、10超の高い値を得ることができた。
次に、本実施例で作製したTFTに対し、DCバイアスストレス試験を行った。比較例3のTFTでは、DCストレスによりON電流が低下したり、閾値電圧が約1V変動したりする等の特性の劣化が生じたのに対し、本実施例のTFTではON電流や閾値電圧の変動は観測されず、DCストレスに対して殆ど影響を受けないことが分かった。
(実施例5)
本発明におけるTFT素子の一実施形態を図1を用いて説明する。
まず、プラスチック基板10に、チャネル層11として、In−Ga−Zn−O膜を形成した。
本実施例では、アルゴン雰囲気中でのスパッタリング成膜およびオゾン中紫外照射雰囲気での熱処理を行うことにより、In−Ga−Zn−O膜を形成した。
ターゲットとしては、In:Ga:Zn=30:15:55となる金属組成比を有する2インチサイズのIn−Ga−Zn−O焼結体を用い、投入RFパワーは100Wとしている。ターゲットと基板との距離は約9cmである。In−Ga−Zn−O膜は、3.5×10−1Paのアルゴン雰囲気中で成膜され、成膜時の基板温度は25℃である。
次に、スパッタリング法により作製されたIn−Ga−Zn−O膜を200℃のオゾン中紫外線照射雰囲気で1時間、熱処理を行った。
得られた膜に対し、4探針測定を行ったところ、熱処理前におけるIn−Ga−Zn−O膜の抵抗率が約0.01Ωcmであったのに対し、200℃オゾン中紫外線照射雰囲気での熱処理後における抵抗率は約900Ωcmであった。また、In−Ga−Zn−O膜熱処理後に膜面にすれすれ入射X線回折(薄膜法、入射角0.5度)を行ったところ、明瞭な回折ピークは検出されず、作製したIn−Ga−Zn−O膜はアモルファス膜であることが確認された。さらに、分光エリプソ測定を行い、パターンの解析を行った結果、薄膜の平均二乗粗さ(Rrms)は約0.5nmであり、膜厚は約50nmであることが分かった。蛍光X線(XRF)分析の結果、薄膜の金属組成比は約In:Ga:Zn=36:10:54であった。
(比較例4)
チャネル層を除いては上記実施例5と同様の構成としている。In−Ga−Zn−O膜は、3.5×10−1Paのアルゴン酸素混合ガス雰囲気中でスパッタリング法により成膜され、この時の導入酸素分圧は1×10−2Paである。ターゲットとしては、In:Ga:Zn=30:15:55となる金属組成比を有するIn−Ga−Zn−O焼結体を用いている。In−Ga−Zn−O膜厚は約50nm、成膜時の基板温度は25℃である。本比較例3では、アルゴン酸素混合ガス雰囲気中でのスパッタリング成膜のみによりIn−Ga−Zn−O膜を形成しており、成膜後の、200℃オゾン中紫外線照射雰囲気における熱処理は行っていない。得られた膜に対し4探針測定を行ったところ、抵抗率は約500Ωcmであった。また、X線回折により、作製したIn−Ga−Zn−O膜はアモルファス膜であることが確認されている。蛍光X線(XRF)分析の結果、薄膜の金属組成比はIn:Ga:Zn=35:9:56であった。
(TFT素子の特性評価)
室温下においてTFT素子の特性評価を行ったところ、飽和領域において約6.5cm/Vsの電界効果移動度が得られ、比較例4に比べ、約25%高い値が得られた。またトランジスタのオン・オフ比も、10超の高い値を得ることができた。
次に、本実施例で作製したTFTに対し、DCバイアスストレス試験を行った。比較例4のTFTでは、DCストレスによりON電流が低下したり、閾値電圧が数V変動したりする等の特性の劣化が生じたのに対し、本実施例のTFTでは閾値電圧の変動も1V以下と小さく、DCストレスに対して影響を受けにくいことが分かった。
(実施例6)
本発明におけるTFT素子の一実施形態を図1を用いて説明する。
まず、ガラス基板10に、チャネル層11として、In−Zn−O膜を形成した。
本実施例では、アルゴン雰囲気中でのスパッタリング成膜および大気中での熱処理を行うことにより、In−Zn−O膜を形成している。
ターゲットとしては、2インチサイズのInZn組成を有する焼結体を用い、投入RFパワーは100Wとしている。ターゲットと基板との距離は約9cmである。In−Zn−O膜は、3.5×10−1Paのアルゴン雰囲気中で成膜され、導入酸素分圧は0Paとした。成膜時の基板温度は25℃である。
次に、スパッタリング法により作製されたIn−Zn−O膜を300℃の大気雰囲気中で1時間、熱処理を行った。
得られた膜に対し、4探針測定を行ったところ、熱処理前におけるIn−Zn−O膜の抵抗率が約0.005Ωcmであったのに対し、300℃大気雰囲気中での熱処理後における抵抗率は約30Ωcmであった。また、In−Zn−O膜熱処理後に膜面にすれすれ入射X線回折(薄膜法、入射角0.5度)を行ったところ、明瞭な回折ピークは検出されず、作製したIn−Zn−O膜はアモルファス膜であることが確認された。さらに、分光エリプソ測定を行い、パターンの解析を行った結果、薄膜の平均二乗粗さ(Rrms)は約0.5nmであり、膜厚は約50nmであることが分かった。蛍光X線(XRF)分析の結果、薄膜の金属組成比は約In:Zn=2:3であった。
(比較例4)
チャネル層を除いては上記実施例3と同様の構成としている。In−Zn−O膜は、3.5×10−1Paのアルゴン酸素混合ガス雰囲気中でスパッタリング法により成膜され、この時の導入酸素分圧は1.5×10−2Paである。ターゲットとしては、2インチサイズのInZn組成を有する焼結体を用いている。In−Zn−O膜厚は約50nm、成膜時の基板温度は25℃である。本比較例4では、アルゴン酸素混合ガス雰囲気中でのスパッタリング成膜のみによりIn−Zn−O膜を形成しており、成膜後の、300℃大気雰囲気中における熱処理は行っていない。得られた膜に対し4探針測定を行ったところ、抵抗率は約50Ωcmであった。また、X線回折により、作製したIn−Zn−O膜はアモルファス膜であることが確認されている。蛍光X線(XRF)分析の結果、薄膜の金属組成比はIn:Zn=2:3であった。
(TFT素子の特性評価)
図4は、本実施例で作製したTFT素子を室温下で測定した時の、Vd=6VにおけるId−Vg特性(トランスファ特性)を示したものである。比較例4に比べON電流が大きく、Vg=10Vの時には、Id=5×10−4A程度の電流が流れた。また、出力特性から電界効果移動度を算出したところ、飽和領域において約21cm/Vsの電界効果移動度が得られ、比較例4に比べ、約35%高い値が得られた。さらに、S値が約0.2V/decadeと小さな値を示しており、サブスレショルド領域において良好な立ち上がり特性を示していた。またトランジスタのオン・オフ比も、10超の高い値を得ることができた。
次に、本実施例で作製したTFTに対し、DCバイアスストレス試験を行った。図5に、Vg=12V、Vd=12VのDCストレスを400秒印加した前後における、TFTトランスファ特性の変化を示す。図5a)は本実施例、図5b)は、比較例4でそれぞれ作製されたTFTでのDCバイアスストレス試験結果を示したものである。比較例4のTFTでは、DCストレスによりON電流が低下したり、閾値電圧が約1V変動したりする等の特性の劣化が生じたのに対し、本実施例のTFTではON電流や閾値電圧の変動は観測されず、DCストレスに対して殆ど影響を受けないことが分かった。
(実施例7)
(金属酸化物保護膜を有するTFT)
図7に示す逆スタガ型TFT素子を作製する。
基板10はガラス基板Corning 1737を用いる。
まず、基板10上に電子ビーム蒸着法により、厚さ5nmのTiと厚さ50nmのAuと厚さ5nmのTiをこの順で積層する。積層した膜をフォトリソグラフィー法とリフトオフ法を用いることにより、ゲート電極11を形成する。
ここでTiは密着層として用いている。
さらにその上に、厚さ200nmのSiO2膜をRFスパッタ法により成膜し、ゲート絶縁層12を形成する。
続いて、RFスパッタ法により、InGaO(ZnO)組成を有する多結晶焼結体をターゲットとして、チャネル層13として厚さ40nmのIn−Ga−Zn−O酸化物半導体を堆積する。
本実施例では、投入RFパワーは200Wとしている。成膜時の雰囲気は、全圧0.5Paであり、その際のガス流量比はAr:O2=95:5である。成膜レートは8nm/minである。また、基板温度は25℃である。
堆積させたIn−Ga−Zn−O酸化物半導体にフォトリソグラフィー法とエッチング法を用いることにより、適当な大きさに加工する。
ここで、素子を2つ用意しておき1つは大気中300℃で30分間熱処理を行い、もう一つは熱処理を行わない。
それぞれの素子の上に厚さ5nmのTiと厚さ50nmのAuと厚さ5nmのTiをこの順で積層し、フォトリソグラフィー法とリフトオフ法により、ソース電極14およびドレイン電極15を形成する。
さらにその上にスパッタ法により保護膜16としてSiO2膜を100nm堆積する。
本実施例では、投入RFパワーは400Wとする。成膜時の雰囲気は、全圧0.1Paであり、その際のガス流量比はAr:O2=50:50である。成膜レートは2nm/minである。また、基板温度は25℃である。
最後にゲート電極11、ドレイン電極14、ソース電極15上の一部をフォトリソグラフィー法およびエッチング法により除去し、コンタクトホールを形成する。
以上の方法でTFT素子を作製する。
(TFT素子の特性評価)
図9に、熱処理を行った素子と熱処理を行わない素子の保護膜形成後に室温大気下で測定した伝達特性を示す。
熱処理を行った素子は、ゲート電圧Vgが10Vの時ドレイン電流は〜1E−3であり、出力特性から電界効果移動度を算出したところ、飽和領域において約20cm(Vs)−1の電界効果移動度が得られた。
熱処理を行わない素子は、ゲート電圧Vgが10Vの時ドレイン電流は〜1E−4であり、飽和領域において電界効果移動度は約5cm(Vs)−1であった。
立ち上がりの電圧は熱処理を行った素子は負側にあるが、TFT特性としてはアニールを行った素子の方が良好であることがわかる。
図10に熱処理を行ったTFT素子の保護膜を形成する前と形成した後の伝達特性を示す。保護膜を形成する前の素子では0V付近に見える立ち上がりが保護膜を形成した素子では3V付近へシフトした。保護膜を形成する前の素子の電界効果移動度は約9cm(Vs)−1であるが、保護膜を形成した素子の電界効果移動度は約20cm(Vs)−1であった。また図5に熱処理を行わないTFT素子の保護膜を形成する前と形成した後の伝達特性を示す。保護膜を形成する前の素子に比べ保護膜を形成した素子の方が−2V付近に見える立ち上がりが鋭くなった。保護膜を形成する前の素子の電界効果移動度は約4cm(Vs)−1であるが、保護膜を形成した素子の電界効果移動度は約12cm(Vs)−1であった。熱処理を行わない素子では保護膜を形成することによって立ち上がりの電圧が正側にシフトしたが、熱処理を行った素子では保護膜を形成しても立ち上がりの電圧はシフトしなかった。立ち上がりの電圧がシフトした原因はスパッタ中の熱による影響と考えられる。よって熱処理した素子は熱処理によりスパッタ中に受ける熱の影響が小さくなったと考えられる。さらに、熱処理した素子も熱処理しない素子も保護膜を形成することにより電界効果移動度が大きくなっていることは、酸素含有雰囲気で成膜することによって、酸素プラズマによりチャネル層界面の欠陥が減少したことが考えられる。
次に保護膜を形成した素子を真空チャンバー中に設置し、真空中での測定を行ったところ、特性の変化は見られなかった。また、大気中で測定した場合は保護膜形成した素子と形成しない素子で特性に変化は見られなかった図6に熱処理を行った後、保護膜を形成しない素子の大気中と真空中のTFT素子の伝達特性を示す。真空中で測定するとゲート電圧Vgが10Vの時ドレイン電流は〜1E−4であり、飽和領域において電界効果移動度は約1cm(Vs)−1であった。大気中では、ゲート電圧Vgが10Vの時ドレイン電流は〜1E−3で飽和領域において電界効果移動度は約9cm(Vs)−1であったことから保護膜がない場合は環境の変化により特性が変化することがわかる。一方、保護膜を形成することにより環境が変化しても安定していることがわかった。
よって、アモルファス酸化物半導体をチャネル層に用いたTFTは酸化物絶縁体保護膜を形成する前に熱処理を行い、酸素含有雰囲気で酸化物絶縁体保護膜を形成することにより、環境の変化に影響されず良好な特性を持つTFTを作製できる。
(実施例8)
(酸素がない雰囲気で金属酸化物保護膜を成膜したTFT)
図7に示す逆スタガ型TFT素子を作製する。
基板10はガラス基板Corning 1737を用いる。
まず、基板10上に電子ビーム蒸着法により、厚さ5nmのTiと厚さ50nmのAuと厚さ5nmのTiをこの順で積層する。積層した膜をフォトリソグラフィー法とリフトオフ法を用いることにより、ゲート電極11を形成する。
さらにその上に、厚さ200nmのSiO2膜をRFスパッタ法により成膜し、ゲート絶縁膜12を形成する。
続いて、RFスパッタ法により、InGaO(ZnO)組成を有する多結晶焼結体をターゲットとして、チャネル層13として厚さ40nmのIn−Ga−Zn−O酸化物半導体薄膜を堆積する。
本実施例では、投入RFパワーは200Wとする。成膜時の雰囲気は、全圧0.5Paであり、その際のガス流量比はAr:O2=95:5である。成膜レートは8nm/minである。また、基板温度は25℃である。
堆積させたIn−Ga−Zn−O酸化物半導体薄膜にフォトリソグラフィー法とエッチング法を用いることにより、適当な大きさに加工する。
ここで、大気中300℃で30分間熱処理を行う。
さらにその上に厚さ5nmのTiと厚さ50nmのAuと厚さ5nmのTiをこの順で積層し、フォトリソグラフィー法とリフトオフ法により、ソース電極14およびドレイン電極15を形成する。
さらにその上にRFスパッタ法により保護膜16としてSiO2膜を100nm堆積する。
本実施例では、投入RFパワーは400Wとする。成膜時の雰囲気は、全圧0.1Paであり、その際の雰囲気はArガスである。成膜レートは7nm/minである。また、基板温度は25℃である。
最後にゲート電極11、ドレイン電極14、ソース電極15上の一部をフォトリソグラフィー法およびエッチング法により除去し、コンタクトホールを形成する。
(TFT素子の特性評価)
図13に実施例8(保護膜酸素無し成膜)で作製した素子と保護膜以外は同じ条件で作製した実施例7(保護膜酸素有り成膜)の素子のTFT素子の伝達特性を示す。実施例8の素子はVgが−5Vの時ドレイン電流は〜1E−6であり、実施例7の素子に比べ特性が大きく変化しており、TFTの特性として良好ではない。
よって、In−Ga−Zn−O酸化物半導体の上に酸化物絶縁体を成膜する場合は酸素含有雰囲気で成膜しなければならないことがわかる。
(実施例9)
(スタガ型TFT)
図14のスタガ型TFT素子を作製する。
基板80はガラス基板Corning 1737を用いる。
まず、基板80上にRFスパッタ法により、InGaO(ZnO)組成を有する多結晶焼結体をターゲットとして、チャネル層81として厚さ40nmのIn−Ga−Zn−O酸化物半導体薄膜を堆積する。
本実施例では、投入RFパワーは300Wとする。成膜時の雰囲気は、全圧0.5Paであり、その際のガス流量比はAr:O2=97:3である。成膜レートは12nm/minであった。また、基板温度は25℃である。
チャネル層の上に電子ビーム蒸着法により、厚さ5nmのTiと厚さ50nmのAuを積層する。積層した膜をフォトリソグラフィー法とリフトオフ法を用いることにより、ソース電極82およびドレイン電極83を形成する。
堆積させたIn−Ga−Zn−O酸化物半導体薄膜にフォトリソグラフィー法とエッチング法を用いることにより、適当な大きさに加工する。
ここで、酸素雰囲気中200℃で50分間熱処理を行う。
さらにその上に、厚さ150nmのY2O3膜をRFスパッタ法により成膜し、フォトリソグラフィー法とエッチング法により適当な大きさに加工し、ゲート絶縁膜84を形成する。
本実施例では、投入RFパワーは500Wとする。成膜時の雰囲気は、全圧0.1Paであり、その際のガス流量比はAr:O2=40:60である。成膜レートは1.5nm/minである。また、基板温度は25℃である。
さらにその上に厚さ5nmのTiと厚さ50nmのAuを積層し、フォトリソグラフィー法とエッチング法により、ゲート電極85を形成する。
実施例9で作製したTFTを評価したところ、逆スタガ型で作製した素子と同様の良好なトランジスタ特性が得られた。
(実施例10)
(SiOxNyを保護膜に用いたTFT)
図7に示す逆スタガ型TFT素子を作製する。
基板10はガラス基板Corning 1737を用いる。
まず、基板10上に電子ビーム蒸着法により、厚さ5nmのTiと厚さ50nmのAuと厚さ5nmのTiをこの順で積層する。積層した膜をフォトリソグラフィー法とリフトオフ法を用いることにより、ゲート電極11を形成する。
さらにその上に、厚さ150nmのY2O3膜をRFスパッタ法により成膜し、ゲート絶縁膜12を形成する。
続いて、RFスパッタ法により、InGaO(ZnO)組成を有する多結晶焼結体をターゲットとして、チャネル層13として厚さ40nmのIn−Ga−Zn−O酸化物半導体薄膜を堆積する。
本実施例では、投入RFパワーは200Wとする。成膜時の雰囲気は、全圧0.5Paであり、その際のガス流量比はAr:O2=95:5である。成膜レートは8nm/minである。また、基板温度は25℃である。
堆積させたIn−Ga−Zn−O酸化物半導体薄膜にフォトリソグラフィー法とエッチング法を用いることにより、適当な大きさに加工する。
ここで、大気中300℃で30分間熱処理を行う。
さらにその上に厚さ5nmのTiと厚さ50nmのAuと厚さ5nmのTiをこの順で積層し、フォトリソグラフィー法とリフトオフ法により、ソース電極14およびドレイン電極15を形成する。
さらにその上にRFスパッタ法により保護膜16としてSiOxNy膜を100nm堆積させた。
本実施例では、投入RFパワーは400Wとする。成膜時の雰囲気は、全圧0.1Paであり、その際のガス流量比はAr:O2=40:60である。成膜レートは2nm/minであった。また、基板温度は25℃である。
最後にゲート電極(4)、ドレイン電極(5)、ソース電極(6)上の一部をフォトリソグラフィー法およびエッチング法により除去し、コンタクトホール(8)を形成した。
以上の方法でTFT素子を作製した。
保護膜形成後にTFT特性を評価したところ、SiO2を保護膜に用いた場合と同等の性能と安定性が得られた。
本発明の薄膜トランジスタの構成例を示す図(断面図)である。 実施例1で作成された薄膜トランジスタのTFT特性を示すグラフである。 実施例1および比較例1で作成された薄膜トランジスタにおいて、DCバイアスストレス印加前後でのTFT特性を示すグラフである。 実施例6で作成された薄膜トランジスタのTFT特性を示すグラフである。 実施例6および比較例4で作成された薄膜トランジスタにおいて、DCバイアスストレス印加前後でのTFT特性を示すグラフである。 本発明の薄膜トランジスタの製造方法において、チャネル層の形成工程を説明する図である。 逆スタガ型TFTの断面図 In−Ga−Zn−O系アモルファス酸化物の電子キャリア濃度と成膜中の酸素分圧の関係を示すグラフ 本発明で実施した熱処理を行うTFTと行わないTFTの伝達特性を示す図 本発明で実施した熱処理を行うTFTで保護膜を形成する前と形成した後の伝達特性を示す図 本発明で実施した熱処理を行わないTFTで保護膜を形成する前と形成した後の伝達特性を示す図 本発明で実施した保護膜を形成しないで作製したTFTの大気中と真空中での伝達特性を示す図 本発明で実施した保護膜を酸素含有雰囲気で形成したTFTとAr雰囲気(酸素無し)で形成したTFTの伝達特性を示す図 スタガ型TFTの断面図

Claims (14)

  1. In又はZnの少なくとも一方の元素を含むアモルファス酸化物半導体膜からなる活性層を備えた薄膜トランジスタの製造方法であって、
    前記活性層を形成する工程は、
    導入酸素分圧が1×10−3Pa以下の雰囲気中で前記酸化膜を形成する第1の工程と、
    前記第1の工程後、酸化雰囲気中で熱処理を行う第2の工程と、
    を含むことを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  2. In又はZnの少なくとも一方の元素を含むアモルファス酸化物半導体膜からなる活性層を備えた薄膜トランジスタの製造方法であって、
    第1の抵抗率を有する前記酸化膜を形成する第1の工程と、
    前記第1の工程後、酸化雰囲気中で熱処理により、前記酸化膜の抵抗率を第2の抵抗率へと変化させる第2の工程と、
    を含み、
    前記第2の抵抗率は、前記第1の抵抗率よりも高いことを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  3. In又はZnの少なくとも一方の元素を含むアモルファス酸化物半導体膜からなる活性層を備えた薄膜トランジスタの製造方法であって、
    第1の活性化エネルギーを有する前記酸化膜を形成する第1の工程と、
    前記第1の工程後、酸化雰囲気中で熱処理により、前記酸化膜の活性化エネルギーを第2の活性化エネルギーに変化させる第2の工程と、
    を含み、
    前記第2の活性化エネルギーは、前記第1の活性化エネルギーよりも高いことを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  4. 前記第1の工程における雰囲気中の導入酸素分圧が1×10−3Pa以下であることを特徴とする、請求項2から3に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  5. 前記第1の抵抗率が1×10−4Ωcm以上1Ωcm以下、前記第2の抵抗率が1Ωcm以上1×10Ωcm以下であることを特徴とする請求項2に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  6. 前記第1の活性化エネルギーが室温で0meV以上50meV以下、前記第2の活性化エネルギーが室温で50meV以上400meV以下であることを特徴とする請求項3に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  7. 前記第2の工程は、構成元素に酸素を含む気体を含む雰囲気中で250℃以上450℃以下の温度範囲で処理することを特徴とする請求項1から6に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  8. 前記第2の工程は、前記アモルファス酸化物半導体膜に酸素ラジカル、又はオゾンを照射する工程を含み、150℃以上450℃以下の温度範囲で熱処理を行うことを特徴とする請求項1から6に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  9. 前記第2の工程は、前記アモルファス酸化物半導体膜にオゾンを含む雰囲気中で紫外線照射する工程を含み、150℃以上450℃以下の温度範囲で熱処理を行うことを特徴とする請求項1から6に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  10. 前記アモルファス酸化物半導体膜が、GaおよびSnの少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項1から9に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  11. 前記アモルファス酸化物半導体膜が、In/(In+Zn)の原子組成比率が30原子%以上45原子%以下であることを特徴とする、請求項1から10に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  12. In又はZnの少なくとも一方の元素を含むアモルファス酸化物半導体膜からなる活性層を備えた薄膜トランジスタの製造方法であって、
    前記活性層を形成する第1の工程と、
    前記第1の工程後、酸化雰囲気中で熱処理を行う第2の工程と、
    前記第2の工程後、前記活性層上に酸化物絶縁体層を形成する第3の工程と、
    を含むことを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  13. 前記第1の工程の前記活性層を形成する温度が前記第2の工程の熱処理温度以下であることを特徴とする請求項1から12に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  14. 前記第3の工程の酸化物絶縁体層を形成する温度が前記第2の工程の熱処理温度以下であることを特徴とする請求項12に記載の電界効果型トランジスタの製造方法。
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