JP2007158088A - 加熱処理装置、加熱処理方法、制御プログラム、コンピュータ読取可能な記憶媒体 - Google Patents

加熱処理装置、加熱処理方法、制御プログラム、コンピュータ読取可能な記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 基板が大型であっても基板の破損を確実に防止することができるとともに、スループットの向上を図ることが可能な加熱処理装置を提供する。
【解決手段】 加熱処理装置は、基板を一方向に搬送する搬送路としてのコロ搬送機構と、搬送路を搬送されている基板を加熱する加熱機構とを具備し、加熱機構は、搬送路に沿って搬送方向上流側から予備加熱部7aと主加熱部7bとが配置されてなり、主加熱部7bは第1の温度に設定され、予備加熱部7aは第1の温度よりも高い第2の温度に設定されており、基板Gを、予備加熱部7aにおいて第1の温度近傍まで加熱した後、主加熱部7bにおいて第1の温度で加熱する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、フラットパネルディスプレイ(FPD)用のガラス基板等の基板に加熱処理を施す加熱処理装置、加熱処理方法、制御プログラム、コンピュータ読取可能な記憶媒体に関する。
FPDの製造においては、FPD用のガラス基板上に回路パターンを形成するためにフォトリソグラフィ技術が用いられる。フォトリソグラフィによる回路パターンの形成は、ガラス基板上にレジスト液を塗布してレジスト膜を形成し、回路パターンに対応するようにレジスト膜を露光し、これを現像処理するといった手順で行われる。
フォトリソグラフィ技術では一般的に、レジスト膜の形成後および現像処理後に、レジスト膜を乾燥させるためにガラス基板に対して加熱処理が施される。このような加熱処理には、ガラス基板を載置して加熱する加熱プレートと、加熱プレート上から突出および没入するように昇降可能に設けられ、搬送アームにより把持されて搬送されたガラス基板を加熱プレート上に受け渡す昇降ピンとを具備した加熱処理装置が用いられている(例えば特許文献1、2、3参照)。
しかしながら、近時、FPDの大型化が指向され、一辺が2m以上にもなる巨大なガラス基板が出現するに至っており、ガラス基板は大型化に伴って取り扱い性が悪くなるため、上述した従来の加熱処理装置では、ガラス基板が大型になると、搬送アームと昇降ピンとの間または昇降ピンと加熱プレートとの間の受け渡しの際の衝撃によって破損してしまうおそれがある。
また、加熱プレートは通常、温度制御応答性が悪く、所定の温度に保持されることから、上述した従来の加熱処理装置では、ガラス基板が加熱プレート上に載置されてから設定された温度に達するまでにかなりの時間を要してしまう。しかも、この加熱処理装置は、加熱処理前後のガラス基板の受け渡しにもさらなる時間を要するため、スループットが低い。
特開2002−231792号公報 特開2001−196299号公報 特開平11−204428号公報
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、基板が大型であっても基板の破損を確実に防止することができるとともに、スループットの向上を図ることが可能な加熱処理装置、加熱処理方法、制御プログラム、コンピュータ読取可能な記憶媒体の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、基板に加熱処理を施す加熱処理装置であって、基板を一方向に搬送する搬送路と、前記搬送路を搬送されている基板を加熱する加熱機構とを具備し、前記加熱機構は、前記搬送路に沿って搬送方向上流側から順に予備加熱部と主加熱部とが配置されてなり、前記主加熱部が第1の温度に設定され、前記予備加熱部が前記第1の温度よりも高い第2の温度に設定されており、基板を、前記予備加熱部において前記第1の温度近傍まで加熱した後、前記主加熱部において前記第1の温度で加熱することを特徴とする加熱処理装置を提供する。
また、本発明は、基板に加熱処理を施す加熱処理装置であって、基板を一方向に搬送する搬送路と、前記搬送路を囲繞するように設けられたケーシングと、前記ケーシング内で前記搬送路を搬送されている基板を加熱する加熱機構とを具備し、前記加熱機構は、前記搬送路に沿って搬送方向上流側から順に予備加熱部と主加熱部とが前記ケーシング内に配置されてなり、前記主加熱部は第1の温度に設定され、前記予備加熱部は前記第1の温度よりも高い第2の温度に設定されており、基板を、前記予備加熱部において前記第1の温度近傍まで加熱した後、前記主加熱部において前記第1の温度で加熱することを特徴とする加熱処理装置を提供する。本発明において、前記ケーシングの搬送方向両端部にはそれぞれ、前記ケーシング内の排気を行う排気機構が設けられていることが好ましく、この場合に、前記ケーシングの搬送方向中央部には、前記ケーシング内の吸気を行う吸気機構が設けられていることが好ましい。
以上の本発明において、前記予備加熱部は、前記搬送路を搬送されている基板が加熱によって前記第1の温度近傍に達した時点で通過するように配置されていることが好ましい。
また、以上の本発明において、前記主加熱部は、搬送方向下流側部が搬送方向上流側部よりも高い温度となるように前記第1の温度に設定され、前記予備加熱部は、搬送方向上流側部が搬送方向下流側部よりも高い温度となるように前記第2の温度に設定されていることが好ましい。
さらに、以上の本発明において、前記主加熱部および前記予備加熱部はそれぞれ、前記搬送路の幅方向両側部が前記搬送路の幅方向中央部よりも高い温度となるように前記第1の温度および前記第2の温度に設定されていることが好ましい。
また、本発明は、基板に加熱処理を施す加熱処理装置であって、基板を一方向に搬送する搬送路と、前記搬送路を搬送されている基板を加熱する加熱機構と、前記加熱機構を制御する制御部とを具備し、前記加熱機構は、前記搬送路に沿って搬送方向上流側から予備加熱部と主加熱部とが配置されてなり、前記制御部は、前記主加熱部を第1の温度に設定し、前記予備加熱部を前記第1の温度よりも高い第2の温度に設定し、基板が、前記予備加熱部において前記第1の温度近傍まで加熱された後、前記主加熱部において前記第1の温度で加熱されるように前記加熱機構を制御することを特徴とする加熱処理装置を提供する。本発明において、前記制御部は、前記主加熱部を、搬送方向下流側部が搬送方向上流側部よりも高い温度となるように前記第1の温度に設定し、前記予備加熱部を、搬送方向上流側部が搬送方向下流側部よりも高い温度となるように前記第2の温度に設定することが好ましく、前記制御部は、前記主加熱部および前記予備加熱部をそれぞれ、前記搬送路の幅方向両側部が前記搬送路の幅方向中央部よりも高い温度となるように前記第1の温度および前記第2の温度に設定することが好ましい。
さらに、本発明は、搬送路に沿って一方向に搬送されている基板に、前記搬送路に沿って搬送方向上流側から順に予備加熱部と主加熱部とを配置してなる加熱処理装置で加熱処理を施す加熱処理方法であって、前記主加熱部を第1の温度に設定するとともに、前記予備加熱部を前記第1の温度よりも高い第2の温度に設定し、基板を、前記予備加熱部において前記第1の温度近傍まで加熱した後、前記主加熱部において前記第1の温度で加熱することを特徴とする加熱処理方法を提供する。
さらに、本発明は、コンピュータ上で動作し、実行時に、上記加熱処理方法が行われるように、コンピュータに処理装置を制御させることを特徴とする制御プログラムを提供する。
さらに、本発明は、コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、前記制御プログラムは、実行時に、上記加熱処理方法が行われるように、コンピュータに処理装置を制御させることを特徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒体を提供する。
本発明によれば、搬送路に沿って一方向に搬送されている基板に加熱処理を施すように構成したため、基板に搬送による大きな衝撃が加わるといったことがなく、基板の搬送と加熱とを並行して行うことができ、しかも、基板が搬送される搬送路に沿って搬送方向上流側から順に予備加熱部と主加熱部とを配置し、主加熱部を第1の温度に設定するとともに、予備加熱部を第1の温度よりも高い第2の温度に設定し、基板を、予備加熱部において第1の温度近傍まで加熱した後、主加熱部において第1の温度で加熱するように構成したため、例えば、基板を予備加熱部の加熱によって所定の温度まで急速に上昇させてから主加熱部の加熱によって所定の温度に保つといったことが可能となり、従来の加熱処理技術と比較して加熱時間を大幅に短縮することができる。したがって、基板が大型であっても基板の破損を確実に防止することができるとともに、スループットの向上を図ることが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る加熱処理装置が搭載された、FPD用のガラス基板(以下、単に「基板」と記す)へのレジスト膜の形成および露光処理後のレジスト膜の現像処理を行うレジスト塗布・現像処理システムの概略平面図である。
レジスト塗布・現像処理システム100は、複数の基板Gを収容するためのカセットCが載置されるカセットステーション1と、基板Gにレジスト塗布および現像を含む一連の処理を施す処理ステーション2と、基板Gに露光処理を施す露光装置9との間で基板Gの受け渡しを行うインターフェースステーション4とを備えており、カセットステーション1およびインターフェースステーション4はそれぞれ、処理ステーション2の両側に配置されている。なお、図1において、レジスト塗布・現像処理システム100の長手方向をX方向、平面上においてX方向と直交する方向をY方向とする。
カセットステーション1は、カセットCをY方向に並列に載置可能な載置台12と、処理ステーション2との間で基板Gの搬入出を行う搬送装置11を備え、載置台12と外部との間でカセットCの搬送が行われる。搬送装置11に設けられた搬送アーム11aは、Y方向に延びるガイド10に沿って移動可能であるとともに、上下動、前後動および水平回転可能であり、カセットCと処理ステーション2との間で基板Gの搬入出を行うものである。
処理ステーション2は、カセットステーション1とインターフェースステーション4との間にX方向に伸びる平行な2列の基板Gの搬送ラインA、Bを有している。搬送ラインAは、コロ搬送やベルト搬送等の所謂平流し搬送によって基板Gをカセットステーション1側からインターフェースステーション4側に向かって搬送するように構成され、搬送ラインBは、コロ搬送やベルト搬送等の所謂平流し搬送によって基板Gをインターフェースステーション4側からカセットステーション1側に向かって搬送するように構成されている。
搬送ラインA上には、カセットステーション1側からインターフェースステーション4側に向かって、エキシマUV照射ユニット(e−UV)21、スクラブ洗浄ユニット(SCR)22、プレヒートユニット(PH)23、アドヒージョンユニット(AD)24、冷却ユニット(COL)25、レジスト塗布ユニット(CT)26、減圧乾燥ユニット(DP)27、加熱処理ユニット(HT)28、冷却ユニット(COL)29が順に配列されている。
エキシマUV照射ユニット(e−UV)21は基板Gに含まれる有機物の除去処理を行い、スクラブ洗浄ユニット(SCR)22は基板Gのスクラブ洗浄処理および乾燥処理を行う。プレヒートユニット(PH)23は基板Gの加熱処理を行い、アドヒージョンユニット(AD)24は基板Gの疎水化処理を行い、冷却ユニット(COL)25は基板Gを冷却する。レジスト塗布ユニット(CT)26は基板G上にレジスト液を供給してレジスト膜を形成し、減圧乾燥ユニット(DP)27は、減圧下で基板G上のレジスト膜に含まれる揮発成分を蒸発させてレジスト膜を乾燥させる。後に詳述する加熱処理ユニット(HT)28は基板Gの加熱処理を行い、冷却ユニット(COL)29は冷却ユニット(COL)25と同様に基板Gを冷却する。
搬送ラインB上には、インターフェースステーション4側からカセットステーション1側に向かって、現像ユニット(DEV)30、加熱処理ユニット(HT)31、冷却ユニット(COL)32が順に配列されている。なお、冷却ユニット(COL)32とセットステーション1との間には、レジスト塗布および現像を含む一連の処理が施された基板Gを検査する検査装置(IP)35が設けられている。
現像ユニット(DEV)30は、基板G上への現像液の塗布、基板Gのリンス処理、基板Gの乾燥処理を順次行う。加熱処理ユニット(HT)31は、加熱処理ユニット(HT)28と同様に基板Gの加熱処理を行い、冷却ユニット(COL)32は、冷却ユニット(COL)25と同様に基板Gを冷却する。
インターフェースステーション4は、基板Gを収容可能なバッファカセットが配置された、基板Gの受け渡し部であるロータリーステージ(RS)44と、搬送ラインAを搬送された基板Gを受け取ってロータリーステージ(RS)44に搬送する搬送アーム43とを備えている。搬送アーム43は、上下動、前後動および水平回転可能であり、搬送アーム43に隣接して設けられた露光装置9と、搬送アーム43および現像ユニット(DEV)30に隣接して設けられた、周辺露光装置(EE)およびタイトラー(TITLER)を有する外部装置ブロック90とにもアクセス可能である。
レジスト塗布・現像処理装置100は、CPUを備えたプロセスコントローラ101に接続されて制御されるように構成されている。プロセスコントローラ101には、工程管理者がレジスト塗布・現像処理装置100の各部または各ユニットを管理するためにコマンドの入力操作等を行うキーボードや、各部または各ユニットの稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等からなるユーザーインターフェース102と、レジスト塗布・現像処理装置100で実行される加熱処理や冷却処理などの各種処理をプロセスコントローラ101の制御にて実現するための制御プログラムや処理条件データ等が記録されたレシピが格納された記憶部103とが接続されている。
そして、必要に応じて、ユーザーインターフェース102からの指示等にて任意のレシピを記憶部103から呼び出してプロセスコントローラ101に実行させることで、プロセスコントローラ101の制御下で、レジスト塗布・現像処理装置100で所望の処理が行われる。また、制御プログラムや処理条件データ等のレシピは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、例えばCD−ROM、ハードディスク、フレキシブルディスク、フラッシュメモリなどに格納された状態のものを利用したり、あるいは、他の装置から、例えば専用回線を介して随時伝送させてオンラインで利用したりすることも可能である。
このように構成されたレジスト塗布現像処理装置100においては、まず、カセットステーション1の載置台12に載置されたカセットC内の基板Gが、搬送装置11の搬送アーム11aによって処理ステーション2の搬送ラインAの上流側端部に搬送され、さらに搬送ラインA上を搬送されて、エキシマUV照射ユニット(e−UV)21で基板Gに含まれる有機物の除去処理が行われる。エキシマUV照射ユニット(e−UV)21での有機物の除去処理が終了した基板Gは、搬送ラインA上を搬送されて、スクラブ洗浄ユニット(SCR)22でスクラブ洗浄処理および乾燥処理が施される。
スクラブ洗浄ユニット(SCR)22でのスクラブ洗浄処理および乾燥処理が終了した基板Gは、搬送ラインA上を搬送されて、プレヒートユニット(PH)23で加熱処理が施され脱水される。プレヒートユニット(PH)23での加熱処理が終了した基板Gは、搬送ラインA上を搬送されて、アドヒージョンユニット(AD)24で疎水化処理が施される。アドヒージョンユニット(AD)24での疎水化処理が終了した基板Gは、搬送ラインA上を搬送されて、冷却ユニット(COL)25で冷却される。
冷却ユニット(COL)25で冷却された基板Gは、搬送ラインA上を搬送されて、レジスト塗布ユニット(CT)26でレジスト膜が形成される。レジスト塗布ユニット(CT)26でのレジスト膜の形成は、基板Gが搬送ラインA上を搬送されながら、基板G上にレジスト液が供給されることにより行われる。
レジスト塗布ユニット(CT)26でレジスト膜が形成された基板Gは、搬送ラインA上を搬送されて、減圧乾燥ユニット(DP)27で減圧雰囲気に晒されることにより、レジスト膜の乾燥処理が施される。
減圧乾燥ユニット(DP)27でレジスト膜の乾燥処理が施された基板Gは、搬送ラインA上を搬送されて、加熱処理ユニット(HT)28で加熱処理が施され、レジスト膜に含まれる溶剤が除去される。基板Gの加熱処理は、後述するコロ搬送機構5によって搬送ラインA上を搬送されながら行われる。加熱処理ユニット(HT)28での加熱処理が終了した基板Gは、搬送ラインA上を搬送されて、冷却ユニット(COL)29で冷却される。
冷却ユニット(COL)29で冷却された基板Gは、搬送ラインA上を下流側端部まで搬送された後、インターフェースステーション4の搬送アーム43によってロータリーステージ(RS)44に搬送される。次に、基板Gは、搬送アーム43によって外部装置ブロック90の周辺露光装置(EE)に搬送されて、周辺露光装置(EE)でレジスト膜の外周部(不要部分)を除去するための露光処理が施される。続いて、基板Gは、搬送アーム43により露光装置9に搬送され、レジスト膜に所定パターンの露光処理が施される。なお、基板Gは、一時的にロータリーステージ(RS)44上のバッファカセットに収容された後に、露光装置9に搬送される場合がある。露光処理が終了した基板Gは、搬送アーム43により外部装置ブロック90のタイトラー(TITLER)に搬送され、タイトラー(TITLER)で所定の情報が記される。
タイトラー(TITLER)で所定の情報が記された基板Gは、搬送ラインB上を搬送されて、現像ユニット(DEV)30で現像液の塗布処理、リンス処理および乾燥処理が順次施される。現像液の塗布処理、リンス処理および乾燥処理は、例えば、基板Gが搬送ラインB上を搬送されながら基板G上に現像液が液盛りされ、次に、搬送が一旦停止されて基板が所定角度傾斜して現像液が流れ落ち、この状態で基板G上にリンス液が供給されて現像液が洗い流され、その後、基板Gが水平姿勢に戻って再び搬送されながら基板Gに乾燥ガスが吹き付けられるといった手順で行われる。
現像ユニット(DEV)30での現像液の塗布処理、リンス処理および乾燥処理が終了した基板Gは、搬送ラインB上を搬送されて、加熱処理ユニット(HT)31で加熱処理が施され、レジスト膜に含まれる溶剤および水分が除去される。基板Gの加熱処理は、後述するコロ搬送機構5によって搬送ラインB上を搬送されながら行われる。なお、現像ユニット(DEV)30と加熱処理ユニット(HT)31との間には、現像液の脱色処理を行うi線UV照射ユニットを設けてもよい。加熱処理ユニット(HT)31での加熱処理が終了した基板Gは、搬送ラインB上を搬送されて、冷却ユニット(COL)32で冷却される。
冷却ユニット(COL)32で冷却された基板Gは、搬送ラインB上を搬送されて、検査ユニット(IP)35で検査される。検査を通過した基板Gは、カセットステーション1に設けられた搬送装置11の搬送アーム11aにより載置台12に載置された所定のカセットCに収容されることとなる。
次に、加熱処理ユニット(HT)28について詳細に説明する。なお、加熱処理ユニット(HT)31も加熱処理ユニット(HT)28と全く同じ構造を有している。
図2は加熱処理ユニット(HT)28(加熱処理装置)を示す平面方向の断面図であり、図3はその側面方向の断面図である。
加熱処理ユニット(HT)28は、基板GをX方向一方側に向かって搬送するコロ搬送機構5と、コロ搬送機構5を囲繞または収納するように設けられたケーシング6と、ケーシング6内でコロ搬送機構5によってコロ搬送されている基板Gを加熱する加熱機構7とを具備している。
コロ搬送機構5は、Y方向に延びる略円柱状の回転可能なコロ部材50をX方向に間隔をあけて複数有している。コロ部材50はそれぞれ、回転軸51が図示しないモーター等の駆動源に直接的または間接的に接続され、駆動源の駆動によって回転し、これにより、基板Gが複数のコロ部材50上をX方向一方側に向かって搬送される。また、コロ部材50はそれぞれ、基板Gの全幅(Y方向)にわたって接する形状を有しており、加熱機構7によって加熱された基板Gの熱が伝達しにくいように、外周面部52が樹脂等の熱伝導率の低い材料で形成され、回転軸51がアルミニウム、ステンレス、セラミック等の高強度ながらも熱伝導率の比較的低い材料で形成されている。コロ搬送機構5は、その搬送路または搬送面が搬送ラインA(加熱処理ユニット(HT)31においては搬送ラインB)の一部を構成している。
ケーシング6は、薄型の箱状に形成されて基板Gを略水平状態で収容可能であり、X方向に対向する側壁部にそれぞれ、搬送ラインA(加熱処理ユニット(HT)31では搬送ラインB)上の基板Gが通過可能なY方向に延びるスリット状の搬入口61および搬出口62を有している。コロ搬送機構5のコロ部材50はそれぞれ、回転軸51がケーシング6のY方向に対向する側壁部に設けられた軸受け60に回転可能に支持されてケーシング6内に配置されている。
ケーシング6の壁部、ここでは上壁部、底壁部およびY方向に対向する側壁部は、互いに空間をあけて設けられた内壁63および外壁64を備えた二重壁構造を有しており、内壁63および外壁64の間の空間65がケーシング6内外を断熱する空気断熱層として機能する。なお、外壁64の内側面にも、ケーシング6内外を断熱するための断熱材66が設けられている。
加熱機構7は、コロ搬送機構5による基板Gの搬送路に沿ってケーシング6内に設けられた第1および第2の面状ヒーター71(71a〜71r)、72(72a〜72r)を備えており、第1および第2の面状ヒーター71、72はそれぞれ、コロ搬送機構5によって搬送される基板に近接するように、コロ搬送機構5によって搬送される基板Gの裏面(下面)側および表面(上面)側に設けられている。これにより、ケーシング6の薄型化が図られている。
第1の面状ヒーター71は、Y方向に延びる短冊状に形成され、コロ部材50同士の間にそれぞれ設けられてX方向に複数(X方向上流側から順に71a〜71r)配列されている。これにより、ケーシング6のさらなる薄型化が図られている。第1の面状ヒーター71は、例えば、ケーシング6のY方向に対向する側壁部に取り付けられて支持されている。第2の面状ヒーター72は、Y方向に延びる短冊状に形成され、第1の面状ヒーター71の配列ピッチと対応するようにX方向に複数(X方向上流側から順に72a〜72r)配列されている。第2の面状ヒーター72は、ケーシング6に上壁部に取り付けられて支持されている。第1の面状ヒーター71とコロ搬送機構5によって搬送される基板Gの搬送経路との間隔と、第2の面状ヒーター72とコロ搬送機構5によって搬送される基板Gの搬送経路との間隔とは等しくなっている。
本実施形態では、基板Gを加熱するための第1および第2の面状ヒーター71、72を等しいピッチでX方向に複数配列したことにより、第1の面状ヒーター71同士(または第2の面状ヒーター72同士)の間の位置(例えば図3の符号P位置)でケーシング6をX方向に複数分割可能に構成することができる。これにより、基板Gが大型化しても加熱処理装置28自体の運搬が容易である。
さらに、本実施形態では、基板Gを加熱するための第2の面状ヒーター72をX方向に複数配列したことにより、第2の面状ヒーター72同士の間の位置(例えば図3の符号P位置)で、ケーシング6の上壁部を観音扉状に開閉可能に構成することができる(図3の仮想線参照)。これにより、ケーシング6内のコロ搬送機構5や加熱機構7のメンテナンスを容易に行うことができる。
第1および第2の面状ヒーター71、72はそれぞれ、図4(a)に示すように(図4は加熱処理装置28を構成する第1および第2の面状ヒーター71、72の概略平面図)、マイカ板に発熱体を設けて構成された複数、例えば4枚のマイカヒーター73(73a、73b、73c、73d)と、これらの複数のマイカヒーター73がY方向に配列されるように取り付けられた短冊状の伝熱体74とを有している。
複数の第1および第2の面状ヒーター71a〜71r、72a〜72rは、図5に示すように(図5は第1および第2の面状ヒーター71、72の制御系を示す概念図)、X方向に区分けされたX方向上流側グループの第1および第2の面状ヒーター71a〜71g、72a〜72g(のマイカヒーター73)とX方向下流側グループの第1および第2の面状ヒーター71h〜71r、72h〜72r(のマイカヒーター73)とがそれぞれ、異なるヒーター電源105a、105bに接続されている。X方向上流側グループの第1および第2の面状ヒーター71a〜71g、72a〜72gとX方向下流側グループの第1および第2の面状ヒーター71h〜71r、72h〜72rとにはそれぞれ、図示しない温度センサーが設けられ、ヒーター電源105a、105bはそれぞれ、温度センサーの検出信号およびプロセスコントローラ101からの指令を受けたヒーターコントローラ(制御部)104によって制御される。すなわち、X方向上流側グループの第1および第2の面状ヒーター71a〜71g、72a〜72gとX方向下流側グループの第1および第2の面状ヒーター71h〜71r、72h〜72rとは、ヒーターコントローラ104によって別個に温度制御されるように構成されている。X方向上流側グループの第1および第2の面状ヒーター71a〜71g、72a〜72gは予備加熱部7aを構成し、X方向下流側グループの第1および第2の面状ヒーター71h〜71r、72h〜72rは主加熱部7bを構成している。なお、予備加熱部7aと主加熱部7bとを同じ電源に接続し、この電源における予備加熱部7aの出力と主加熱部7bの出力とを変えるように構成してもよい。
ケーシング6のX方向両端部の例えば上壁部および底壁部にはそれぞれ排気口67が設けられており、排気口67には排気装置68が接続されている。そして、排気装置68が作動することにより、排気口67を介してケーシング6内の排気が行われるように構成されている。排気口67および排気装置68は、ケーシング6内が排気する排気機構を構成している。排気口67は、例えば、Y方向に複数形成されていてもよく、Y方向に延びる長孔状に形成されていてもよい。排気機構をケーシング6のX方向両端部にそれぞれ設けることにより、搬入口61および搬出口62にエアカーテンが形成され、外部の塵埃等が搬入口61および搬出口62からケーシング6内に侵入してしまうことが抑止される。なお、排気口67は側壁部に形成されていてもよく、この場合には、X方向に複数、あるいはX方向に延びる長孔状に形成されていてもよい。
一方、ケーシング6のX方向中央部の例えば上壁部および底壁部には、ケーシング内に吸気を行う吸気機構としての吸気口69が設けられている。吸気口69は、例えば、Y方向に複数形成されていてもよく、Y方向に延びる長孔状に形成されていてもよい。排気口67とは対照的に吸気口69をケーシング6のX方向中央部に設けることにより、ケーシング6内の雰囲気の滞留を確実に防止することができるため、加熱機構7による熱をケーシング6内に効果的に拡散させるとともに、加熱処理の際に発生する、レジスト膜に含まれる昇華物のケーシング6内への付着を防止することができる。なお、吸気口69は側壁部に形成されていてもよく、この場合には、X方向に複数、あるいはX方向に延びる長孔状に形成されていてもよい。また、吸気口69に吸気装置(図示せず)を接続し、この吸気装置の作動により、熱せられた空気がケーシング6内に導入されるように構成してもよい。
次に、上述の通り構成された加熱処理ユニット(HT)28での基板Gの加熱処理について説明する。
加熱処理ユニット(HT)28では、減圧乾燥ユニット(DP)27側(加熱処理ユニット(HT)31では現像ユニット(DEV)30側)の搬送機構によって搬送された基板Gが、搬入口61を通過すると、コロ搬送機構5に受け渡され、このコロ搬送機構5によって搬送されながら、ヒーターコントローラ104によって温度制御された第1および第2の面状ヒーター71、72によりケーシング6内で加熱される。したがって、基板の搬送および加熱が並行して行われるため、処理時間の短縮化が図られる。基板Gは、第1および第2の面状ヒーター71、72によって両面側から加熱されるため、反りが生じるといったことが抑止される。コロ搬送機構5によって搬送された基板Gが、搬出口62を通過すると、冷却ユニット(COL)29側(加熱処理ユニット(HT)31では冷却ユニット(COL)32側)の搬送機構に受け渡され、この平流し式の搬送機構によって搬送されることとなる。したがって、加熱処理時および加熱処理前後の基板Gの搬送がコロ搬送機構5等による所謂平流し式のみなので、基板Gを安全に搬送することができる。
加熱処理に際しては、基板Gを所定の温度、例えば130℃程度に加熱する場合に、主加熱部7bが所定の温度と略等しい、あるいは所定の温度よりもやや高い第1の温度、例えば140〜150℃程度に設定され、予備加熱部7aが第1の温度よりも高い第2の温度、例えば170〜180℃程度に設定される。これにより、図6に示すように(図6は加熱処理ユニット(HT)28での基板Gの加熱処理を説明するための図)、コロ搬送機構5によって搬送されている基板Gを、予備加熱部7aにおいて第2の温度で加熱して(図6(a)参照)、所定の温度または第1の温度近傍まで急速に昇温させた後、主加熱部7bにおいて第1の温度で加熱して(図6(b)参照)、所定の温度に保温するといったことが可能となり、加熱処理時間の短縮化を図ることができる。予備加熱部7aは、基板Gを必要以上に高い温度に加熱してしまうといったことがないように、コロ搬送機構5によって搬送されている基板Gが加熱によって第1の温度近傍に達した時点で通過するように配置されていることが好ましい。
また、第1の面状ヒーター71の配列ピッチと第2の面状ヒーター72の配列ピッチとが等しいため、上下に対応する第1および第2の面状ヒーター71、72を略等しい加熱温度に設定することにより、基板Gの反りの発生が確実に防止される。
次に、第1および第2の面状ヒーター71、72の制御系の他の例について説明する。
図7は第1および第2の面状ヒーター71、72の制御系の他の例を示す概念図である。
主加熱部7bおよび予備加熱部7aをさらにそれぞれ、X方向およびY方向に区分けされた複数の領域ごとに温度制御可能に構成してもよい。例えば、予備加熱部7aのX方向上流側部を構成する第1および第2の面状ヒーター71a〜71c、72a〜72cのY方向両側部のマイカヒーター73a、73dを有する領域Hと、第1および第2の面状ヒーター71a〜71c、72a〜72cのY方向中央部のマイカヒーター73b、73cを有する領域Iと、予備加熱部7aのX方向下流側部を構成する第1および第2の面状ヒーター71d〜71g、72d〜72gのY方向両側部のマイカヒーター73a、73dを有する領域Jと、第1および第2の面状ヒーター71d〜71g、72d〜72gのY方向中央部のマイカヒーター73b、73cを有するKと、主加熱部7bのX方向上流側部を構成する第1および第2の面状ヒーター71h〜71o、72h〜72oのY方向両側部のマイカヒーター73a、73dを有するLと、第1および第2の面状ヒーター71h〜71o、72h〜72oのY方向中央部のマイカヒーター73b、73cを有するMと、主加熱部7bのX方向下流側部を構成する第1および第2の面状ヒーター71p〜71r、72p〜72rのY方向両側部のマイカヒーター73a、73dを有するNと、第1および第2の面状ヒーター71p〜71r、72p〜72rのY方向中央部のマイカヒーター73b、73cを有する領域Oとをそれぞれ、異なるヒーター電源105c〜105jに接続し、ヒーター電源105c〜105jをそれぞれ、温度センサーの検出信号およびプロセスコントローラ101からの指令を受けたヒーターコントローラ104によって制御させてもよい。なお、領域H〜Oを同じ電源に接続し、この電源における領域H〜Oの出力を変えるように構成してもよい。
加熱処理に際しては、基板Gを所定の温度に加熱する場合に、ケーシング6の側壁部からの熱損失を考慮して、主加熱部7bにおいて、第1の温度または温度範囲内で、領域Mの温度よりも領域O、Lの温度が高く設定され、かつ、領域O、Lの温度よりも領域Nの温度が高く設定されるとともに、予備加熱部7aにおいて、第2の温度または温度範囲内で、領域Kの温度よりも領域I、Jの温度が高く設定され、かつ、領域I、Jの温度よりも領域Hの温度が高く設定される。すなわち、主加熱部7bおよび予備加熱部7aはそれぞれ、図8に示すように(加熱処理装置28を構成する予備加熱部7aおよび主加熱部7bの加熱温度分布を説明するための図)、ケーシング6の中央部から角部に向かって温度が高くなるように制御される。これにより、加熱処理時間の短縮化を図ることができるとともに、予備加熱部7aおよび主加熱部7bがそれぞれ、ケーシング6内の基板Gの全面を均等な温度に加熱することでき、加熱処理の品質を向上させることが可能となる。
なお、第1および第2の面状ヒーター71、72をそれぞれ、図4(b)に示すように、Y方向に延びる複数のシーズヒーター75と、これらの複数のシーズヒーター75がX方向に配列されるように取り付けられた板状の伝熱体74と、伝熱体74のY方向両側部にそれぞれ取り付けられたカートリッジヒーター76とから構成してもよい。シーズヒーター75の加熱に加えてカートリッジヒーター76を加熱させることにより、第1および第2の面状ヒーター71、72は、Y方向両側部がY方向中央部よりも高い温度になるため、予備加熱部7aおよび主加熱部7bがそれぞれ、基板Gの全面を均等な温度に加熱することができる。
本発明によれば、FPD用のガラス基板のように特に基板が大型の場合に好適であるが、ガラス基板に限らず、半導体ウエハなどの他の基板の加熱処理にも広く適用することができる。
FPD用のガラス基板へのレジスト膜の形成および露光処理後のレジスト膜の現像処理を行う、本発明に係る加熱処理装置を備えたレジスト塗布・現像処理システムの概略平面図である。 加熱処理装置の平面方向の断面図である。 加熱処理装置の側面方向の断面図である。 加熱処理装置を構成する第1および第2の面状ヒーターの概略平面図である。 第1および第2の面状ヒーターの制御系を示す概念図である。 加熱処理装置での基板の加熱処理を説明するための図である。 第1および第2の面状ヒーターの制御系の他の例を示す概念図である。 加熱処理装置を構成する予備加熱部および主加熱部の加熱温度分布を説明するための模式図である。
符号の説明
28、31…加熱処理ユニット(加熱処理装置)
5…コロ搬送機構
6…ケーシング
7…加熱機構
7a…予備加熱部
7b…主加熱部
61…搬入口
62…搬出口
67…排気口
68…排気装置
69…吸気口
104…ヒーターコントローラ(制御部)
G…基板

Claims (13)

  1. 基板に加熱処理を施す加熱処理装置であって、
    基板を一方向に搬送する搬送路と、
    前記搬送路を搬送されている基板を加熱する加熱機構と
    を具備し、
    前記加熱機構は、
    前記搬送路に沿って搬送方向上流側から順に予備加熱部と主加熱部とが配置されてなり、
    前記主加熱部が第1の温度に設定され、前記予備加熱部が前記第1の温度よりも高い第2の温度に設定されており、
    基板を、前記予備加熱部において前記第1の温度近傍まで加熱した後、前記主加熱部において前記第1の温度で加熱することを特徴とする加熱処理装置。
  2. 基板に加熱処理を施す加熱処理装置であって、
    基板を一方向に搬送する搬送路と、
    前記搬送路を囲繞するように設けられたケーシングと、
    前記ケーシング内で前記搬送路を搬送されている基板を加熱する加熱機構と
    を具備し、
    前記加熱機構は、
    前記搬送路に沿って搬送方向上流側から順に予備加熱部と主加熱部とが前記ケーシング内に配置されてなり、
    前記主加熱部は第1の温度に設定され、前記予備加熱部は前記第1の温度よりも高い第2の温度に設定されており、
    基板を、前記予備加熱部において前記第1の温度近傍まで加熱した後、前記主加熱部において前記第1の温度で加熱することを特徴とする加熱処理装置。
  3. 前記ケーシングの搬送方向両端部にはそれぞれ、前記ケーシング内の排気を行う排気機構が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の加熱処理装置。
  4. 前記ケーシングの搬送方向中央部には、前記ケーシング内の吸気を行う吸気機構が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の加熱処理装置。
  5. 前記予備加熱部は、前記搬送路を搬送されている基板が加熱によって前記第1の温度近傍に達した時点で通過するように配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の加熱処理装置。
  6. 前記主加熱部は、搬送方向下流側部が搬送方向上流側部よりも高い温度となるように前記第1の温度に設定され、前記予備加熱部は、搬送方向上流側部が搬送方向下流側部よりも高い温度となるように前記第2の温度に設定されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の加熱処理装置。
  7. 前記主加熱部および前記予備加熱部はそれぞれ、前記搬送路の幅方向両側部が前記搬送路の幅方向中央部よりも高い温度となるように前記第1の温度および前記第2の温度に設定されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の加熱処理装置。
  8. 基板に加熱処理を施す加熱処理装置であって、
    基板を一方向に搬送する搬送路と、
    前記搬送路を搬送されている基板を加熱する加熱機構と、
    前記加熱機構を制御する制御部と
    を具備し、
    前記加熱機構は、前記搬送路に沿って搬送方向上流側から予備加熱部と主加熱部とが配置されてなり、
    前記制御部は、
    前記主加熱部を第1の温度に設定し、前記予備加熱部を前記第1の温度よりも高い第2の温度に設定し、
    基板が、前記予備加熱部において前記第1の温度近傍まで加熱された後、前記主加熱部において前記第1の温度で加熱されるように前記加熱機構を制御することを特徴とする加熱処理装置。
  9. 前記制御部は、前記主加熱部を、搬送方向下流側部が搬送方向上流側部よりも高い温度となるように前記第1の温度に設定し、前記予備加熱部を、搬送方向上流側部が搬送方向下流側部よりも高い温度となるように前記第2の温度に設定することを特徴とする請求項8に記載の加熱処理装置。
  10. 前記制御部は、前記主加熱部および前記予備加熱部をそれぞれ、前記搬送路の幅方向両側部が前記搬送路の幅方向中央部よりも高い温度となるように前記第1の温度および前記第2の温度に設定することを特徴とする請求項8または請求項9に記載の加熱処理装置。
  11. 搬送路に沿って一方向に搬送されている基板に、前記搬送路に沿って搬送方向上流側から順に予備加熱部と主加熱部とを配置してなる加熱処理装置で加熱処理を施す加熱処理方法であって、
    前記主加熱部を第1の温度に設定するとともに、前記予備加熱部を前記第1の温度よりも高い第2の温度に設定し、
    基板を、前記予備加熱部において前記第1の温度近傍まで加熱した後、前記主加熱部において前記第1の温度で加熱することを特徴とする加熱処理方法。
  12. コンピュータ上で動作し、実行時に、請求項11に記載の加熱処理方法が行われるように、コンピュータに処理装置を制御させることを特徴とする制御プログラム。
  13. コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、
    前記制御プログラムは、実行時に、請求項11に記載の加熱処理方法が行われるように、コンピュータに処理装置を制御させることを特徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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