JP2011023530A - 基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】平流し方式のベーキング用基板処理装置において、エネルギー効率の向上と基板温度特性の向上とを同時に達成する。
【解決手段】この熱的処理部32は、プリベークユニット(PRE−BAKE)48の処理室内に温風を供給するための温風供給部140を備えている。この温風供給部140は、給気ダクト142と、初段ベーキング室(Pre-Heat)96の天井裏にて給気ダクト142の入口143のすぐ内奥に設置される熱交換器144と、コンベアユニット(CONV)46の入口近くの温風噴出部146にて給気ダクト142の終端に配置されるFFU(ファン・フィルタ・ユニット)148と、給気ダクト142内の中間部に配置されるエアフィルタ150とを有している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フォトリソグラフィーのプロセスの中で被処理基板に加熱処理を施す基板処理装置に係り、特に平流し方式の基板処理装置に関する。
半導体デバイスやフラットパネルディスプレイ(FPD)の製造では、被処理基板上の構成要素の多くがフォトリソグラフィーを用いて作成されている。一般に、フォトリソグラフィーのプロセスは、基板上にレジストを塗布する塗布工程、フォトマスクのパターンをレジスト膜に転写する露光工程、およびレジスト膜の潜像パターンを現像化する現像工程の3つを基本工程とし、これら基本工程の前後または合間に補助工程として種々の熱処理を行っている。たとえば、塗布工程と露光工程の間では、レジスト膜の残留溶剤を蒸発させるための熱処理(プリベーク)が行われる。現像工程の後は、レジストパターンに残留している現像液や洗浄液を蒸発除去するための熱処理(ポストベーク)が行われる。
近年、FPD製造におけるフォトリソグラフィーの全プロセスを一貫して行うインライン型のシステムでは、基板の大型化に対応するために、システムに組み込む他の処理装置と同様に、プリベーク装置やポストベーク装置に平流し方式を採用するものが増えてきている(たとえば特許文献1)。
一般に、平流し方式のベーキング装置においては、ローラまたはコロ等の搬送体からなる搬送路がユニット内を水平に縦断または横断するように敷設され、上流側隣の処理装置からユニット内に搬入された基板が搬送路上を平流しで移動する間に付近のヒータにより所定温度に加熱され、ヒータを通り過ぎるとそのまま平流しでユニットから出て下流側隣の処理ユニット(通常は冷却装置)へ送られるようになっている。
このような平流し方式のベーキング装置は、いわゆるホットプレートオーブン方式のベーキング装置とは違って、チャンバ、熱板、リフトピン機構、搬送ロボット等が不要であり、装置構成の大幅な簡易化・低コスト化を実現できるだけでなく、スループットを高められる利点がある。
特開2008−159768号公報
しかしながら、従来の平流し方式のベーキング装置においては、処理室内で搬送路上を水平に移動する基板を均一に加熱するのが意外と難しく、特に平流しの搬送方向において基板後端部の温度が最も高くて、基板中央部の温度が最も低くなりやすいことが問題となっている。
搬送方向と直交する水平方向(川幅方向)では、ヒータの発熱温度分布を調節することによって、たとえば基板周辺部と基板中央部との間で生じる基板温度の誤差を容易に補正することができる。しかし、搬送方向においては、基板のどの部分も同じ場所を同じ速度で通過するので、ヒータの発熱温度分布を調節することによっては基板温度の誤差を補正することはできない。
このため、従来は、搬送方向において基板中央部に対する加熱が足りなくなるのを極力避けるために、ヒータの発熱温度を全般的に高くする手法、もしくは搬送路上の加熱区間(あるいは加熱時間)を長くする手法を採っているが、エネルギー効率、スペース効率あるいはスループットの低下を伴い、根本的な解決にはなっていない。
また、従来のこの種のベーキング装置においては、基板の加熱に使用された残りまたは余分の熱(廃熱)は、処理室の壁や排気管を通って外へ無駄に放出されており、再利用または有効利用されていない。
本発明は、上記のような従来技術の実状に鑑みてなされたものであって、エネルギー効率の向上と基板温度特性の向上とを同時に達成できる平流し方式のベーキング用基板処理装置を提供する。
本発明の基板処理装置は、被処理基板に加熱処理を施すための基板処理装置であって、処理前の基板を平流しで室内へ搬入するための入口と、処理済みの基板を平流しで室外へ搬出するための出口とを有する処理室と、前記加熱処理によって前記基板から発生する気体を前記処理室の外へ排出するための排気部と、前記入口および前記出口を通って前記処理室の室内を水平に縦断または横断する搬送路を有し、前記搬送路上で基板を平流しで搬送する搬送部と、前記搬送路上の基板を所定温度に加熱するために前記搬送路に沿って配置される加熱部と、前記処理室の外から空気を取り込み、取り込んだ空気に前記処理室から室外へ放出される熱を伝えて温風を生成し、前記温風を前記処理室内に送り込む温風供給部とを有する。
上記の装置構成においては、加熱処理を行う処理室内に外気ではなく温風を送り込むので、平流しの加熱処理に対する外気の影響を効率よく防止することが可能であり、特に基板温度の立ち上がり特性や搬送方向の温度均一性を大幅に改善することができる。しかも、加熱処理で不可避的に発生する廃熱を利用して温風を生成するので、エネルギー効率の面でも優れている。
本発明の基板処理装置によれば、上記のような構成および作用により、平流し方式のベーキング用基板処理装置において、エネルギー効率の向上と基板温度特性(立ち上がり特性、均一性等)とを同時に達成することができる。
本発明の基板処理装置を好適に組み込む塗布現像処理システムのレイアウト構成を示す平面図である。 本発明の一実施形態におけるプリベークユニットの全体構成を示す略側面図である。 上記プリベークユニットに設けられる熱交換器の一構成例を示す横断面図である。 上記プリベークユニットに設けられる熱交換器の別の構成例を示す斜視図である。 図4の熱交換器の一変形例を示す斜視図である。 図4の熱交換器の別の変形例を示す斜視図である。 図4の熱交換器の他の変形例を示す略平面図である。 図6Aの熱交換器の構成を示す斜視図である。 上記プリベークユニット内の動作の一段階を示す側面図である。 上記プリベークユニット内の動作の一段階を示す側面図である。 上記プリベークユニット内の動作の一段階を示す側面図である。 平流し方式の加熱処理を受ける基板内の温度分布の評価法を説明するための図である。 一実験例による上記プリベークユニット内の基板温度特性(時間軸上の変化)を参考例と対比して示す図である。 実施形態の一変形例によるプリベークユニットの全体構成を示す略側面図である。
以下、添付図を参照して本発明の好適な実施の形態を説明する。
図1に、本発明の基板処理装置を適用できる一構成例としての塗布現像処理システムを示す。この塗布現像処理システム10は、クリーンルーム内に設置され、たとえばガラス基板を被処理基板とし、LCD製造においてフォトリソグラフィー・プロセスの中の洗浄、レジスト塗布、プリベーク、現像およびポストベーク等の一連の処理を行うものである。露光処理は、このシステムに隣接して設置される外部の露光装置12で行われる。
この塗布現像処理システム10は、中心部に横長のプロセスステーション(P/S)16を配置し、その長手方向(X方向)両端部にカセットステーション(C/S)14とインタフェースステーション(I/F)18とを配置している。
カセットステーション(C/S)14は、システム10のカセット搬入出ポートであり、基板Gを多段に積み重ねるようにして複数枚収容可能なカセットCを水平な一方向(Y方向)に4個まで並べて載置できるカセットステージ20と、このステージ20上のカセットCに対して基板Gの出し入れを行う搬送機構22とを備えている。搬送機構22は、基板Gを1枚単位で保持できる搬送アーム22aを有し、X,Y,Z,θの4軸で動作可能であり、隣接するプロセスステーション(P/S)16側と基板Gの受け渡しを行えるようになっている。
プロセスステーション(P/S)16は、水平なシステム長手方向(X方向)に延在する平行かつ逆向きの一対のラインA,Bに各処理部をプロセスフローまたは工程の順に配置している。
より詳細には、カセットステーション(C/S)14側からインタフェースステーション(I/F)18側へ向う上流部のプロセスラインAには、搬入ユニット(IN PASS)24、洗浄プロセス部26、第1の熱的処理部28、塗布プロセス部30および第2の熱的処理部32が第1の平流し搬送路34に沿って上流側からこの順序で一列に配置されている。
より詳細には、搬入ユニット(IN PASS)24はカセットステーション(C/S)14の搬送機構22から未処理の基板Gを受け取り、所定のタクトで第1の平流し搬送路34に投入するように構成されている。洗浄プロセス部26は、第1の平流し搬送路34に沿って上流側から順にエキシマUV照射ユニット(E−UV)36およびスクラバ洗浄ユニット(SCR)38を設けている。第1の熱的処理部28は、上流側から順にアドヒージョンユニット(AD)40および冷却ユニット(COL)42を設けている。塗布プロセス部30は、上流側から順にレジスト塗布ユニット(COT)44および減圧乾燥ユニット(VD)45を設けている。
第2の熱的処理部32は、上流側から順にコンベアユニット(CONV)46、プリベークユニット(PRE−BAKE)48および冷却ユニット(COL)50を設けている。第2の熱的処理部32の下流側隣に位置する第1の平流し搬送路34の終点にはパスユニット(PASS)52が設けられている。第1の平流し搬送路34上を平流しで搬送されてきた基板Gは、この終点のパスユニット(PASS)52からインタフェースステーション(I/F)18へ渡されるようになっている。
コンベアユニット(CONV)46は、ここで基板Gの搬送速度を調整または切替したり、システム内のどこかで異常事態が発生した時に付近の基板Gをここに退避させて留め置くために利用される。
一方、インタフェースステーション(I/F)18側からカセットステーション(C/S)14側へ向う下流部のプロセスラインBには、現像ユニット(DEV)54、コンベアユニット(CONV)55、ポストベークユニット(POST−BAKE)56、冷却ユニット(COL)58、検査ユニット(AP)60および搬出ユニット(OUT−PASS)62が第2の平流し搬送路64に沿って上流側からこの順序で一列に配置されている。ここで、ポストベークユニット(POST−BAKE)56および冷却ユニット(COL)58は第3の熱的処理部66を構成する。搬出ユニット(OUT PASS)62は、第2の平流し搬送路64から処理済の基板Gを1枚ずつ受け取って、カセットステーション(C/S)14の搬送機構22に渡すように構成されている。
コンベアユニット(CONV)55は、ここで基板Gの搬送速度を調整または切替したり、システム内のどこかで異常事態が発生した時に付近の基板Gをここに退避させて留め置くために利用される。
両プロセスラインA,Bの間には補助搬送空間68が設けられており、基板Gを1枚単位で水平に載置可能なシャトル70が図示しない駆動機構によってプロセスライン方向(X方向)で双方向に移動できるようになっている。
インタフェースステーション(I/F)18は、上記第1および第2の平流し搬送路34,64や隣接する露光装置12と基板Gのやりとりを行うための搬送装置72を有し、この搬送装置72の周囲にロータリステージ(R/S)74および周辺装置76を配置している。ロータリステージ(R/S)74は、基板Gを水平面内で回転させるステージであり、露光装置12との受け渡しに際して長方形の基板Gの向きを変換するために用いられる。周辺装置76は、たとえばタイトラー(TITLER)や周辺露光装置(EE)等を第2の平流し搬送路64に接続している。
ここで、この塗布現像処理システムにおける1枚の基板Gに対する全工程の処理手順を説明する。先ず、カセットステーション(C/S)14において、搬送機構22が、ステージ20上のいずれか1つのカセットCから基板Gを1枚取り出し、その取り出した基板Gをプロセスステーション(P/S)16のプロセスラインA側の搬入ユニット(IN PASS)24に搬入する。搬入ユニット(IN PASS)24から基板Gは第1の平流し搬送路34上に移載または投入される。
第1の平流し搬送路34に投入された基板Gは、最初に洗浄プロセス部26においてエキシマUV照射ユニット(E−UV)36およびスクラバ洗浄ユニット(SCR)38により紫外線洗浄処理およびスクラビング洗浄処理を順次施される。スクラバ洗浄ユニット(SCR)38は、平流し搬送路34上を水平に移動する基板Gに対して、ブラッシング洗浄やブロー洗浄を施すことにより基板表面から粒子状の汚れを除去し、その後にリンス処理を施し、最後にエアーナイフ等を用いて基板Gを乾燥させる。スクラバ洗浄ユニット(SCR)38における一連の洗浄処理を終えると、基板Gはそのまま第1の平流し搬送路34を下って第1の熱的処理部28を通過する。
第1の熱的処理部28において、基板Gは、最初にアドヒージョンユニット(AD)40で蒸気状のHMDSを用いるアドヒージョン処理を施され、被処理面を疎水化される。このアドヒージョン処理の終了後に、基板Gは冷却ユニット(COL)42で所定の基板温度まで冷却される。この後も、基板Gは第1の平流し搬送路34を下って塗布プロセス部30へ搬入される。
塗布プロセス部30において、基板Gは最初にレジスト塗布ユニット(COT)44で平流しのままスリットノズルを用いるスピンレス法により基板上面(被処理面)にレジスト液を塗布され、直後に下流側隣の減圧乾燥ユニット(VD)45で減圧乾燥処理を受ける。
塗布プロセス部30を出た基板Gは、第1の平流し搬送路34を下って第2の熱的処理部32を通過する。第2の熱的処理部32において、基板Gは、コンベアユニット(CONV)46を通り抜けた後、最初にプリベークユニット(PRE−BAKE)48でレジスト塗布後の熱処理または露光前の熱処理としてプリベーキングを受ける。このプリベーキングによって、基板G上のレジスト膜中に残留していた溶剤が蒸発して除去され、基板に対するレジスト膜の密着性が強化される。次に、基板Gは、冷却ユニット(COL)50で所定の基板温度まで冷却される。しかる後、基板Gは、第1の平流し搬送路34の終点のパスユニット(PASS)52からインタフェースステーション(I/F)18の搬送装置72に引き取られる。
インタフェースステーション(I/F)18において、基板Gは、ロータリステージ74でたとえば90度の方向変換を受けてから周辺装置76の周辺露光装置(EE)に搬入され、そこで基板Gの周辺部に付着するレジストを現像時に除去するための露光を受けた後に、隣の露光装置12へ送られる。
露光装置12では基板G上のレジストに所定の回路パターンが露光される。そして、パターン露光を終えた基板Gは、露光装置12からインタフェースステーション(I/F)18に戻されると、先ず周辺装置76のタイトラー(TITLER)に搬入され、そこで基板上の所定の部位に所定の情報が記される。しかる後、基板Gは、搬送装置72よりプロセスステーション(P/S)16のプロセスラインB側に敷設されている第2の平流し搬送路64の現像ユニット(DEV)54の始点に搬入される。
こうして、基板Gは、今度は第2の平流し搬送路64上をプロセスラインBの下流側に向けて搬送される。最初の現像ユニット(DEV)54において、基板Gは、平流しで搬送される間に現像、リンス、乾燥の一連の現像処理を施される。
現像ユニット(DEV)54で一連の現像処理を終えた基板Gは、そのまま第2の平流し搬送路64に乗せられたままコンベアユニット(CONV)55、第3の熱的処理部66および検査ユニット(AP)60を順次通過する。第3の熱的処理部66において、基板Gは、最初にポストベークユニット(POST−BAKE)56で現像処理後の熱処理としてポストベーキングを受ける。このポストベーキングによって、基板G上のレジスト膜に残留していた現像液や洗浄液が蒸発して除去され、基板に対するレジストパターンの密着性が強化される。次に、基板Gは、冷却ユニット(COL)58で所定の基板温度に冷却される。そして、検査ユニット(AP)60では、基板G上のレジストパターンについて非接触の線幅検査や膜質・膜厚検査等が行われる。
搬出ユニット(OUT PASS)62は、第2の平流し搬送路64から全工程の処理を終えてきた基板Gを受け取って、カセットステーション(C/S)14の搬送機構22へ渡す。カセットステーション(C/S)14側では、搬送機構22が、搬出ユニット(OUT PASS)62から受け取った処理済の基板Gをいずれか1つ(通常は元)のカセットCに収容する。
この塗布現像処理システム10においては、第2の熱的処理部32に、特にプリベークユニット(PRE−BAKE)48に本発明を適用することができる。以下、図2〜図10につき、本発明の好適な実施形態におけるプリベークユニット(PRE−BAKE)48回りの構成および作用を詳細に説明する。
図2に、この実施形態における第2の熱的処理部32の構成を示す。この熱的処理部32には、プロセスラインAと平行な水平方向(X方向)に平流しの搬送路34が設けられ、この搬送路34に沿って上流側から順にコンベアユニット(CONV)46、プリベークユニット(PRE−BAKE)48および冷却ユニット(COL)50が設置されている。
搬送路34は、基板Gを仰向けの姿勢で搬送するためのコロ80を搬送方向(X方向)に一定間隔で敷設してなり、上流側隣の塗布プロセス部30(図1)からの延長としてこの熱的処理部32内に引き込まれ、各ユニット46,48,50を縦断または横断し、さらに下流側隣のパスユニット(PASS)52(図1)へ延びている。搬送路34の各コロ80は、たとえばモータを有する搬送駆動部(図示せず)に歯車機構またはベルト機構等の伝動機構を介して接続されている。
コンベアユニット(CONV)46は、基板搬送方向(X方向)においてはユニットの上端から下端まで延びる隔壁82、84によって外部と仕切られている。これらの隔壁82、84には、搬送路34および基板Gを通すための搬送通口82a,84aがそれぞれ形成されている。
また、コンベアユニット(CONV)46は、平流しの川幅方向(Y方向)においても両側の側壁(図示せず)によって外部と仕切られており、両側壁にはユニット内のコロ80を外の伝動機構に接続するためのシール部材付きの穴(図示せず)が設けられている。
コンベアユニット(CONV)46内では、上流側の隔壁82から一定の間隔を空けて天井から垂れる仕切り板86が設けられ、隔壁82と仕切り板86との間に後述する温風供給部140の温風噴出部146が設けられている。そして、仕切り板86の近傍から下流側の隔壁84の近傍まで搬送路34の上下を覆うように温風ガイド板88が水平に設けられている。
プリベークユニット(PRE−BAKE)48は、基板搬送方向(X方向)においてはユニットの上端から下端まで延びる隔壁84、90によって外部と仕切られており、隔壁84、90の内側がプリベーキングの処理室(オーブン)になっている。上流側の隔壁84の搬送通口84aおよび下流側の隔壁90に形成されている搬送通口90aは、それぞれプリベークユニット(PRE−BAKE)48の入口および出口である。
プリベークユニット(PRE−BAKE)48は、平流しの川幅方向(Y方向)においても両側の側壁(図示せず)によって外部と仕切られており、両側壁にはユニット内のコロ80を外の伝動機構に接続するためのシール部材付きの穴(図示せず)が設けられている。
プリベークユニット(PRE−BAKE)48の処理室は、2つの内部隔壁92,94によって3つのベーキング室96,98,100に分割されている。このうち、搬送方向の最も上流側に位置する初段ベーキング室(Pre-Heat)96は、基板Gの温度を常温ないし予備加熱温度からプリベーキングに適した設定温度まで高速に立ち上げるための急速加熱室であり、室内には搬送路34の下だけでなく上にもヒータ102が配置されている。
中段のベーキング室(Bake1)98および最終段のベーキング室(Bake2)100は、基板Gの温度をプリベーキング用の設定温度付近に保持するための保温加熱室であり、室内には搬送路34の下にだけヒータ104,106が配置されている。
ヒータ102,104,106は、平流しの川幅方向(Y方向)で搬送路34上の基板Gを均一に加熱できる面状のヒータ、たとえばシーズヒータあるいはカーボンヒータ等からなり、それぞれの室内に独立したプリベーキング温度を設定できるようになっている。一例として、初段のベーキング室(Pre-Heat)96内のプリベーキング温度は180℃に設定され、中段および最終段のベーキング室(Bake1)98,(Bake2)100内のプリベーキング温度は110℃〜120℃にそれぞれ設定される。
ベーキング室96,98,100の底壁または側壁には排気口がそれぞれ設けられ、それらの排気口は排気管108,110,112を介してたとえば真空ポンプを有する排気装置114に接続されている。ベーキング室96,98,100内で搬送路34上の基板Gから発生する溶剤の蒸気はこの排気系統を通じて室外へ排出されるようになっている。
冷却ユニット(COL)50は、基板搬送方向(X方向)においてはユニットの上端から下端まで延びる隔壁90,116によって外部と仕切られ、さらにユニットの内側が内部隔壁118によって2つのクーリング室120,122に分割されている。上流側の隔壁90の搬送通口90aおよび下流側の隔壁116に形成されている搬送通口116aは、それぞれ冷却ユニット(COL)50の入口および出口である。
冷却ユニット(COL)50は、平流しの川幅方向(Y方向)においても両側の側壁(図示せず)によって外部と仕切られており、両側壁にはユニット内のコロ80を外の伝動機構に接続するためのシール部材付きの穴(図示せず)が設けられている。
初段のクーリング室120内では、上流側の隔壁90から一定の間隔を空けて天井から垂れる仕切り板124が設けられ、隔壁90と仕切り板124との間に吸気ノズル126が設けられている。仕切り板124は、雰囲気遮断用のものであり、冷却ユニット(COL)50の実質的な入口を形成している。仕切り板124から下流側の内部隔壁118までの区間には、搬送路34に沿ってその上方に1つまたは複数の冷風ノズル128が配置され、急速冷却ゾーンが形成されている。
下流側の後段のクーリング室122内では、冷却水供給部130より搬送路34の各コロ80に一定温度の冷却水が循環供給され、水冷式のコロ伝熱冷却ゾーンが形成されている。冷却ユニット(COL)50の室内も、ユニット底壁または側壁の排気口から排気管132を通じて排気されるようになっている。なお、冷却水供給部130は、冷却ユニット(COL)50の外に設けられてもよい。
この実施形態における熱的処理部32は、プリベークユニット(PRE−BAKE)48の処理室内に温風を供給するための温風供給部140を備えている。
この温風供給部140は、コンベアユニット(CONV)46とプリベークユニット(PRE−BAKE)48の初段ベーキング室(Pre-Heat)96とに跨ってそれらの天井裏に設けられる給気ダクト142と、初段ベーキング室(Pre-Heat)96の天井裏にて給気ダクト142の入口(空気取り込み口)143のすぐ内奥に設置される熱交換器144と、コンベアユニット(CONV)46の入口近くの温風噴出部146にて給気ダクト142の終端に配置されるFFU(ファン・フィルタ・ユニット)148と、給気ダクト142内の中間部に配置されるエアフィルタ150とを有している。
FFU148のファンが作動すると、給気ダクト142の内側空間が陰圧になり、外の空気が給気ダクト142の入口143に吸い込まれる(取り込まれる)。取り込まれた空気は、熱交換器144を通過する際にそこで暖められて所定温度(たとえば50℃〜80℃)の温風になり、途中のエアフィルタ150で比較的大きな異物(塵芥)や汚染物質(溶剤蒸気等)を取り除かれ、FFU148のファンの入側から出側に抜け出る。FFU148のフィルタでは、温風に含まれる微小なパーティクルが除去される。こうして、温風噴出部146においては、天井のFFU148より直下の搬送路34に向かって清浄な温風が吹き下ろすようになっている。
なお、温風供給部140において、熱交換器144の周囲では(より好ましくは給気ダクト142の全長にわたって)、給気ダクト142の上壁および側壁が断熱材で構成されており、熱交換器144の熱が給気ダクト142の外へ逃げにくい構造になっている。
温風噴出部146に隣接して隔壁82の外側には、平流しの川幅方向(Y方向)に延びる横長または長尺型の吸気ノズル152が搬送路34に吸気口を向けて水平に配置されている。この吸気ノズル152は、たとえば真空ポンプを有する排気装置154に接続されている。
プリベークユニット(PRE−BAKE)48の出口90aに隣接して隔壁90の外側に配置される吸気ノズル126も長尺型であり、同様に排気装置154に接続されている。なお、吸気ノズル126は、冷却ユニット(COL)50の冷風ノズル128から仕切板124の下を潜ってくる冷風を吸引するだけでなく、プリベークユニット(PRE−BAKE)48の出口90aから漏れてくる溶剤昇華物を含むベーキング雰囲気ガスも吸引することから、吸気ノズル126で溶剤昇華物が冷えて凝結(液化)するのを防止するためにヒータ156を取り付けている。
図3に、温風供給部140に装備される熱交換器144の好適な一構成例を示す。この熱交換器144は、熱伝導率の高い材質たとえばアルミニウムからなり、初段ベーキング室(Pre-Heat)96の天井壁に密着して熱的に結合されており、熱交換率を高めるために内部に図示のようなラビリンス構造の空気通路144aを設けている。上記のように初段ベーキング室(Pre-Heat)96内のプリベーキング温度が約180℃の場合、略同じ温度の廃熱が天井壁を通って熱交換器144に伝わり、熱交換器144の中を通過する空気との熱交換に供される。この熱交換によって、周囲のクリーンルーム空間から給気ダクト142内に流入した空気は元の温度(室温たとえば23℃)から数段高い温度(たとえば60℃以上)の温風に変わる。
なお、熱交換器144で生成される温風の温度が高くなりすぎてFFU148の耐熱温度(たとえば80℃)を超えることもあるので、温風の温度を適温に調整するための温度調整機構(図示せず)を備えるのが望ましい。
図4に、熱交換器144の別の構成例を示す。この熱交換器144は、熱伝導率の高い材質たとえばアルミニウムからなる角筒状の熱交換ユニット160を初段ベーキング室(Pre-Heat)96の天井壁に熱的に結合させて配置し、熱交換ユニット160の開口(空気通路)には熱交換効率を高めるために金網162を取り付けている。図示のように、複数台の熱交換ユニット160を給気ダクト142内で一列に配置することで、熱交換効率をさらに高められる。
図4の熱交換器144において熱交換率を一層高めるために、図5Aに示すように、下部に通口164aを有する仕切板164と上部に通口166aを有する仕切板166とを交互に熱交換ユニット160,160の間に挿入してよい。あるいは、図5Bに示すように、下部に通口168aを有する仕切板168と上部に通口170aを有する仕切板170とを交互に熱交換ユニット160,160の間に挿入してもよい。また、図示省略するが、熱交換ユニット160の空気流方向の全長を大きくして、1個で済ます構成も可能である。
また、図6Aおよび図6Bに示すように、配管(パイプ)145を用いて熱交換器144を構成してもよい。配管145は、好ましくは、熱伝導率の高いアルミ管またはSUS管からなり、たとえば図示のような蛇行形態のラビリンス構造を有しており、ベーキング室の天井裏および/またはベーキング室内に設けられる。天井裏に配置する場合は、配管145の周囲(ベーキング室の天井側を除く)を断熱材で囲むのが好ましい。ベーキング室内の場合は、配管145をヒータ102の近くに配置することもできる。
配管145の入口145aには、常温のドライエアが導入され、あるいはファン(図示せず)等で常温の風が送り込まれる。配管145の出口145bは、図示のように温風噴出ノズル146Nに直接あるいはフィルタ(図示せず)を介して接続される。
ここで、この熱的処理部32における全体の動作を説明する。
上記のように、基板Gは、塗布プロセス部30(図1)においてレジスト液を塗布され、直後に減圧乾燥処理を受けてから、搬送路34上をコロ搬送の平流しで移動して熱的処理部32に入ってくる。
熱的処理部32において、基板Gが最初にコンベアユニット(CONV)46を通過する時、温風噴出部146から下りてくる温風が基板Gの上面に当たって、そのまま基板Gと一緒に上下の温風ガイド板88で挟まれた搬送路34上の通路または搬送空間を下流側に移動する。
コンベアユニット(CONV)46の入口82aの前では、吸気ノズル152が、温風噴出部146からの温風の一部を吸い込むと同時に、搬送路34の上流側からコンベアユニット(CONV)46の入口82aに向って流れてくる外(室温)の空気をも吸い込む。これによって、コンベアユニット(CONV)46の中に入口82aを通って入ってくる外(室温)の空気は殆ど無いか、あっても非常に少ない。なお、吸気ノズル152と向かい合って搬送路34の下に同様の吸気ノズル(図示せず)を設けることができる。
このように基板Gがコンベアユニット(CONV)46内を通過する際に室温よりも数段高い温度(たとえば60℃)の温風に晒されることで、基板G上のレジスト膜から相当量の溶剤が蒸発するが、プリベーキング用の設定温度(110℃以上)に比べればまだかなり低いため、レジスト膜は依然として生乾き状態を保つ。
こうして、基板Gは、温風と一緒にコンベアユニット(CONV)46から隔壁84の搬送通口(入口)84aを通ってプリベークユニット(PRE−BAKE)48の初段ベーキング室(Pre-Heat)96に入る。この初段ベーキング室(Pre-Heat)96において、基板Gは上下のヒータ102に挟まれた急速加熱用の高温(たとえば180℃〜200℃)の雰囲気を通過し、これによって基板温度がそれまでの予備加熱温度(約60℃)からプリベーキングに適した所定温度(たとえば110℃〜120℃)まで一気に上昇する。こうして、プリベーキングの熱処理が開始される。
初段ベーキング室(Pre-Heat)96を通り抜けた後、基板Gは、搬送路34上をコロ搬送の平流しで移動しながら中段ベーキング室(Bake1)98および最終段ベーキング室(Bake2)100を順次通過し、その間に所定の時間(たとえば30〜40秒)を費やして設定温度(110℃〜120℃)の加熱処理を持続的に受ける。これによって、基板Gからレジスト中の残留溶媒の大部分が蒸発し、レジスト膜が薄く硬くなって、基板との密着性がよくなる。
プリベークユニット(PRE−BAKE)48で上記のようなプリベーキングの熱処理を終えた基板Gは、そのまま搬送路34上をコロ搬送で移動して冷却ユニット(COL)50を通過する。
冷却ユニット(COL)50において、基板Gは、吸気ノズル126の下を通って急速冷却ゾーンに入り、そこで冷風ノズル128より温調された一定温度(たとえば20℃)の冷風を吹きかけられる。これによって、基板Gの温度はプリベーキングの温度から室温近くまで一気に下がる。そして、後段のクーリング室122内では、冷却水供給部130により水冷で一定温度(たとえば23℃)に冷やされている搬送路34(コロ80)の上を基板Gが平流しで移動することで、基板全体が十全に所定温度(たとえば23℃)まで冷やされる。
プリベークユニット(PRE−BAKE)48と冷却ユニット(COL)50の急速冷却室120との間に配置されている吸気ノズル126は、プリベークユニット(PRE−BAKE)48の出口90aから漏れるプリベーキングの雰囲気ガス(あるいは排ガス)を吸い込むと同時に、下流側隣の急速冷却室120からプリベークユニット(PRE−BAKE)48の出口90aに向って流れてくる冷風をも吸い込む。これによって、プリベークユニット(PRE−BAKE)48の中に出口90aを通って入ってくる外の空気は殆ど無いか、あっても非常に少ない。なお、吸気ノズル126と向かい合って搬送路34の下に同様の吸気ノズル(図示せず)を設けることもできる。
上記のように、この実施形態のプリベークユニット(PRE−BAKE)48においては、その入口84aから処理室(オーブン)内に入ってくる気流は温風であり、外の冷たい空気は殆ど入ってこないようになっており、出口90a側でも処理室からプリベーキングの雰囲気ガスが外へ出るものの、外の冷たい空気が処理室内に入ってこないようになっている。また、出口90aから外に漏れたプリベーキングの雰囲気ガスは、吸気ノズル126に吸引されるので、周囲に拡散することはない。
このように、プリベークユニット(PRE−BAKE)48の処理室(オーブン)内に外の冷たい空気(外気)が殆ど入ってこないので、平流し方式の加熱処理が外気の影響を受けなくなり、プリベーキングの基板温度特性が全ての点で改善される。特に、初段ベーキング室(Pre-Heat)96内の急速加熱による基板温度の立ち上がり特性と搬送方向における基板加熱温度の均一性が大幅に改善される。
この実施形態では、プリベークユニット(PRE−BAKE)48の初段ベーキング室(Pre-Heat)96内に、入口84aから外気ではなく温風噴出部146からの温風が入ってくる点が特に重要である。
すなわち、この実施形態の熱的処理部32において温風噴出部146およびそれに付随する吸引ノズル152を取り外した場合(参考例)は、図7Aおよび図7Bに示すように、基板Gが急速加熱用の初段ベーキング室(Pre-Heat)96に入ってくる時にそれと一緒に(基板Gを案内板にして)外気も流入してくる。これにより、搬送方向において基板Gの前端部ないし中央部がヒータ102の高温雰囲気の中に突入する際そこに外気が入ってくるために、高温雰囲気が外気の影響を受けて冷やされ、基板温度の上昇(立ち上がり)速度が弱まる。そのような外気流入の影響には時間遅れがあり、基板前端部よりも基板中央部の方が急速加熱低減の度合いが大きい。
一方で、図7Cに示すように、基板Gの後端部がヒータ102付近の高温雰囲気の中に入る時は、その後方に案内板の働きをするものが存在せず、外気が入ってこないので、急速加熱が外気の影響を受ける度合いは小さい。
その結果、図8に示すように、プリベーキング工程を通じて基板後端部の温度が最も高く、基板中央部の温度が最も低くなりやすい。基板温度の均一性がよくないと、レジスト膜の物理的特性の均一性が低下し、フォトリソグラフィーの精度・信頼性が損なわれる。
その点、この実施形態の熱的処理部32においては、図7Aおよび図7Bに示すように、基板Gが急速加熱用の初段ベーキング室(Pre-Heat)96に入ってくる時にそれと一緒に(基板Gを案内板にして)温風が流入してくる。この温風は外気(約23℃)よりも格段に高い温度(たとえば60℃)であるから、温風の流入によってヒータ102の高温雰囲気が受ける影響は非常に小さい。このため、高温雰囲気の中に基板Gの前端部ないし中央部が入る時と後端部が入る時とで急速加熱の強度に大した差はなく、図8に示すように、搬送方向における基板温度の均一性が大幅に改善される。
実際、本発明者が実験によって実施例と上記参考例とを比較したところ、図9に示すような実験結果(データ)が得られた。この実験において、実施例では、温風供給部140よりプリベークユニット(PRE−BAKE)48の初段ベーキング室(Pre-Heat)96内に供給する温風の温度を65℃〜70℃および流量を3.2m3/minに設定した。
図9に示すように、上記のような理論を裏付ける実験結果が得られた。平流しのプリベーキングにおいて特に重要な急速加熱(Pre-Heat)中およびその直後(Bake1)の基板温度についてみると、基板の全ての部位において実施例は参考例よりも格段に高い温度を達成している。また、搬送方向における基板温度の均一性においても、実施例は参考例よりも格段に向上している。たとえば、急速加熱(Pre-Heat)の終了時における前端部と後端部の温度差は、参考例では約7.3℃であるのに対して、実施例では約3.5℃であり、半減している。
この実施形態においては、上記のようにプリベークユニット(PRE−BAKE)48の処理室(オーブン)内に供給する温風が、温風供給部140において外の室温の空気と処理室(オーブン)の廃熱とから生成される点も非常に重要である。
すなわち、プリベークユニット(PRE−BAKE)48の入口84aから処理室(オーブン)内に導入される温風の流量は、処理室(オーブン)の排気系統(108〜114)より排出される排ガスの流量と出口90aから外に漏れる雰囲気ガスの流量とを足し合わせたものに相当し、決して少ない量ではない。したがって、温風供給部140において温風生成手段としてヒータを用いたならば、電力を多量に消費することになる。
しかるに、この実施形態における温風供給部140は、プリベークユニット(PRE−BAKE)48で不可避的に発生する廃熱を利用して温風を生成するので、FFU148のファン駆動以外に電力を消費するものが無く、ランニングコストは非常に安価に済む。
[他の実施形態および変形例]
以上本発明の好適な一実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で他の実施形態あるいは種々の変形が可能である。
たとえば、温風供給部140に関しては、図10のような構成を採ることもできる。この構成例の温風供給部140は、複数系統(図示の例は3系統)の給気ダクト172,174,176を設けている。
より詳細には、第1の給気ダクト172は初段ベーキング室(Pre-Heat)96の天井裏に設けられ、第2の給気ダクト174は初段ベーキング室(Pre-Heat)96の底壁裏に設けられ、第3の給気ダクト176は中段ベーキング室(Bake1)98および最終段ベーキング室(Bake2)100の天井裏に設けられている。これらの給気ダクト172,174,176の入口には、外の空気を取り込んで給気ダクト内を出口まで圧送するための送風機173,175,177が取り付けられている。
第1の給気ダクト172内には、初段ベーキング室(Pre-Heat)96の天井板96aを利用した熱交換器178とエアフィルタ180とが設けられ、プリベークユニット(PRE−BAKE)48の入口84aの外(搬送路34の上方)に設けられた温風噴出部146Hのダクト終端には温風噴出ノズル182が取り付けられている。
第2の給気ダクト174内には、初段ベーキング室(Pre-Heat)96の底壁96bおよび排気管108を利用した熱交換器184とエアフィルタ186とが設けられ、プリベークユニット(PRE−BAKE)48の入口84aの外(搬送路34の下方)に設けられた温風噴出部146Uのダクト終端には温風噴出ノズル188が取り付けられている。
第3の給気ダクト176内には、中段ベーキング室(Bake1)98の天井板98aおよび最終段ベーキング室(Bake2)100の天井板100aを利用した熱交換器190とエアフィルタ192とが設けられ、プリベークユニット(PRE−BAKE)48の出口90aの内側で搬送路34の上方に設けられた温風噴出部194のダクト終端には温風噴出ノズル196が取り付けられている。温風噴出部194は仕切板198によって最終段ベーキング室(Bake2)100内の保温加熱ゾーンと遮断されている。
このように、最終段ベーキング室(Bake2)100の内側に温風噴出部194を設けることで、温風噴出部194より吹き下ろされる温風が出口90aの外へ流出し、ベーキングの雰囲気ガスが出口90aから外へ漏れにくくなり、最終段ベーキング室(Bake2)100内のベーキング温度をより安定に維持することができる。
なお、給気ダクト172,174,176において、熱交換器178,184,190の周囲には(より好ましくは給気ダクト172,174,176の全長にわたって)、熱交換器178,184,190の熱が外へ逃げるのを防止するために(それによって熱交換の効率を高めるために)、断熱材の壁を設けるのが好ましい。
他の変形例として、図示省略するが、温風供給部140の給気ダクトまたは給気管をプリベークユニット(PRE−BAKE)48の処理室(オーブン)内に通す構成も可能である。また、温風供給部140の温風噴出部をプリベークユニット(PRE−BAKE)48の初段ベーキング室(Pre-Heat)96内に設ける構成も可能である。
また、本発明は、プリベーキング装置に限定されず、平流し方式の任意のベーキング装置に適用可能であり、たとえば上記の塗布現像処理システム(図1)においてはポストベークユニット(POST−BAKE)55にも適用可能である。
上記した実施形態はFPD製造用のレジスト塗布装置に係るものであったが、本発明は被処理基板上にノズルを用いて処理液を供給する任意の塗布装置やアプリケーションに適用可能である。したがって、本発明における処理液としては、レジスト液以外にも、たとえば層間絶縁材料、誘電体材料、配線材料等の塗布液も可能であり、現像液やリンス液等も可能である。本発明における被処理基板はLCD基板に限らず、他のフラットパネルディスプレイ用基板、半導体ウエハ、CD基板、ガラス基板、フォトマスク、プリント基板等も可能である。

Claims (21)

  1. 被処理基板に加熱処理を施すための基板処理装置であって、
    処理前の基板を平流しで室内へ搬入するための入口と、処理済みの基板を平流しで室外へ搬出するための出口とを有する処理室と、
    前記入口および前記出口を通って前記処理室の室内を水平に縦断または横断する搬送路を有し、前記搬送路上で基板を平流しで搬送する搬送部と、
    前記搬送路上の基板を所定温度に加熱するために前記搬送路に沿って配置される加熱部と、
    前記加熱処理によって前記基板から発生する気体を前記処理室の外へ排出するための排気部と、
    前記処理室の外から空気を取り込み、取り込んだ空気を前記処理室内で発生する廃熱で暖めて温風を生成し、前記温風を前記処理室内に送り込む温風供給部と
    を有する基板処理装置。
  2. 前記温風供給部が、前記処理室の外から前記入口またはその付近に向けて前記温風を噴出する第1の温風噴出部を有する、請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 基板搬送方向において前記第1の温風噴出部の上流側隣で前記搬送路の周囲の気体を吸い込む第1の吸気部を有する、請求項2に記載の基板処理装置。
  4. 前記第1の温風噴出部と前記第1の吸気部との間に雰囲気を遮断するための第1の仕切板を有する、請求項3に記載の基板処理装置。
  5. 前記温風供給部が、前記処理室の外から前記出口またはその付近に向けて前記温風を噴出する第2の温風噴出部を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  6. 前記温風供給部が、前記出口近くの前記処理室内で前記搬送路に向けて前記温風を噴出する第2の温風噴出部を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  7. 基板搬送方向において前記第2の温風噴出部の下流側隣で前記搬送路の周囲の気体を吸い込む第2の吸気部を有する、請求項6に記載の基板処理装置。
  8. 前記第2の温風噴出部と前記第2の吸気部との間に雰囲気を遮断するための第2の仕切板を有する、請求項7に記載の基板処理装置。
  9. 前記温風供給部が、前記処理室の外から取り込まれた空気に含まれる異物または汚染物質を除去するためのエアフィルタを有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  10. 前記温風供給部が、前記処理室に熱的に結合された通気性の熱交換器を有し、前記処理室の外から取り込んだ空気を前記熱交換器に通し、前記熱交換器内で前記処理室からの熱を空気に伝えて前記温風を生成する、請求項1〜9のいずれか一項記載の基板処理装置。
  11. 前記熱交換器が、前記処理室の天井壁に熱的に結合されている、請求項10に記載の基板処理装置。
  12. 前記熱交換器が、前記処理室の底壁に熱的に結合されている、請求項10に記載の基板処理装置。
  13. 前記熱交換器が、前記排気部の排気管に熱的に結合されている、請求項10に記載の基板処理装置。
  14. 前記熱交換器の空気通路が前記処理室の室内を通過する、請求項10に記載の基板処理装置。
  15. 前記熱交換器の空気通路がラビリンス構造を有している、請求項10〜14のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  16. 前記熱交換器の空気通路が配管で構成されている、請求項10〜15のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  17. 前記熱交換器の空気通路の途中に熱伝導率の高い材質からなる金網が設けられている、請求項10〜16のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  18. 前記熱交換器の周囲に、前記熱交換器の熱が外へ逃げるのを防止するための断熱材が設けられている、請求項10〜17のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  19. 前記温風供給部が、前記温風の温度を制御するための温度制御部を有する、請求項1〜18のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  20. 前記処理室が、前記搬送路に沿って複数のベーキング室に分割され、
    前記加熱部が、各々の前記ベーキング室内に独立した設定温度で基板を加熱するヒータを設けている、
    請求項1〜19のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  21. 前記複数のベーキング室の中で前記処理室の入口に最も近いベーキング室内の温度が最も高い、請求項20に記載の基板処理装置。
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