JP2001513728A - 座席装着の展開力集中装置を備えたサイドエアバッグ - Google Patents

座席装着の展開力集中装置を備えたサイドエアバッグ

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Abstract

(57)【要約】 エアバッグを少なくとも部分的に囲み、膨張しているエアバッグの力を集中し、所定の展開用縫い目48まで導きエアバッグを破って、該縫い目を通してエアバッグが展開するようにさせる力集中装置86を備えたサイドエアバッグ70を有する座組立体である。力集中装置はエアバッグを展開する力がトリムカバー材料24に加えられるのを阻止し、エアバッグの展開に対するトリムカバーの影響を低下させ、トリムカバーが伸張するのを阻止する。力集中装置はエアバッグを少なくとも部分的に囲み、エアバッグの力を受け、それを展開用縫い目まで導く非伸張性の構造体を形成する。このため、座組立体毎に、かつトリムカバーの径時変化や、座の摩耗に対しても一貫したエアバッグの展開を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 座席装着の展開力集中装置を備えたサイドエアバッグ発明の背景と要約 本発明は、一般にサイドエアバッグを内蔵した車両の座席に関し、特に縫い目 を介してエアバッグが確実に展開するようにトリムカバーにある意図した縫い目 に対して膨張しているエアバッグの力を集中するためにエアバッグの近傍に膨張 力集中装置を備えたような座席に関する。 近年、自動車メーカは自動車の乗員に対する側方からの衝撃に対する保護を改 善することに益々留意している。そうするための一方法は車両の座席に装着し、 着座者と近傍にある車両のドアあるいは車体との間で展開可能で膨張可能なサイ ドエアバッグを提供することである。サイドエアバッグ(以下SABと称する)は 衝撃荷重を緩衝し、かつ分配して乗員の怪我を低減するように機能する。 一般に、座席に装着したSABシステムは、クラスAおよびクラスBとして知 られている2種類の範疇に分けられる。クラスAのサイドエアバッグは座の背あ るいは座のクッションボルスタの外側にある可視の分離したドアから展開する。 クラスBのサイドエアバッグは座のトリムカバーに収納され、トリムカバーを介 して展開するような構造にされている。クラスAのサイドエアバッグの利点はド アを介してエアバッグを展開するのにハンドルあるいはダッシュボードパネルに おける正面エアバッグに対して既に開発されている技術を使用することである。 ドアを介してエアバッグを終始一貫して繰り返し可能に展開する技術は十分開発 されている。クラスAのサイドエアバッグの欠点はエアバッグの位置が一般に座 の側部に限定されるため、可視ドアは着座者が座る座の面の一部とはならないこ とである。エアバッグが例えばボルスタの縫い目の位置のような、座の背の正面 の隅を通して展開するのが希望である場合、クラスAのサイドエアバッグは使用 可能ではない。むしろ、エアバッグが座の背のトリムカバー、典型的にはフォー ムパッドの下であって、座の快適さに悪影響を与えないところに位置したクラス Bのサイドエアバッグを使用する必要がある。しかしながら、クラスBのサイド エアバッグでは、終始一貫したエアバッグの展開に関して、かつエアバッグを所 定位置に展開する所望のタイミングの対応に関して可成り多くの変動要素がある 。 座のトリムカバーはエアバッグの展開に影響する多数の変動要素を提供する。 例えば、布、皮、ビニール等の織布タイプおよびこれらの種々の型式の組み合わ せのトリムカバーは全て挙動が異なり、引張りおよび引裂き強度が異なる。更に 、例えば種々の織布のように、同じ型式の異なる材料は引張り強度、引裂き強度 、織り方、毛羽立ち方向等が異なり、これらはトリムカバーがエアバッグを展開 させるために破れたとした場合、トリムカバーを通してエアバッグが展開する態 様に影響を与えうる。トリムカバーによってもたらされるその他の変動要素とし てはトリムカバーのスクリム層、すなわち裏地の強度や、典型的にトリムカバー の織布に貼り付けられるフォームの薄い層の強度を含む。時間の経過と共にトリ ムカバーが摩耗したり、切れたり、孔が開いたり、タバコの焼け焦げ等もエアバ ッグの展開における変動要素をもたらす。例えば、所定の展開位置以外の位置で トリムカバーが切断されるとすると、トリムカバーが間違った位置で破断するこ とになり、その結果エアバッグの位置がずれてしまう。 エアバッグの展開に関するその他の変動要素は座のフォームパッドの密度と種 類、フォームパッドに埋設された境界ワイヤの存否、トリムカバーの取り付け位 置、取り付けの種類と座の背の上でのトリムカバーの不整合とによってもたらさ れる可能性がある。 前述の変動要素による影響を低減あるいは排除するために、糸がきれることに よりトリムカバーの縫い目を介してクラスBタイプのSABを展開させることが 提案される。縫い目に対して影響する変動要素には、縫い目の種類、単位長さ当 たりの縫い数、糸の強度、縫い目の配置、スタイル、伏せ縫い、縫い目の摩耗、 紫外線に対する露出等を含む。これらの変動要素の殆どはトリムカバーのデザイ ンにおいて制御可能である。その結果、トリムカバーの縫い目を通しての展開に より、より一貫した展開を達成することが可能である。しかしながら、たとえ縫 い目を通して設計したように展開したとしても、トリムカバーはSABの展開に おいて変動をもたらす。 本発明の目的はエアバッグの展開の一貫性が優れたサイドエアバッグを有する 車両の座を構成することである。 本発明の別の目的はトリムカバーによってもたらされるエアバッグ展開時の変 動要素を排除あるいは最小にすることである。 本発明の更に別の目的は、トリムカバーの摩耗および(または)損傷による経 年変化要素がエアバッグの展開に影響を与えないようなサイドバッグを備えた座 を提供することである。 前述の目的を達成するために、本発明による座組立体は、折り曲げられたエア バッグを少なくとも部分的に囲み、糸が切れてエアバッグがそこを通して展開す るように展開のための所定の縫い目に向けてエアバッグを膨張させる力を集中、 すなわち指向する力集中装置を採用している。力集中装置は、またエアバッグを 展開する荷重がトリムカバーに供給されないようにし、トリムカバーがエアバッ グの展開に影響するのを低減する。更に、トリムカバー材料は膨張しているエア バッグによって伸張しないようにされている。さもなければ、エアバッグを適所 に置くタイミングを増加させる可能性がある。トリムカバーの材料は展開の間負 荷されないので、広範囲の種々のカバー材料に対しても一貫したエアバッグ展開 を達成可能にする。 力集中装置は、エアバッグを囲み、あるいは少なくとも部分的に囲み膨張して いるエアバッグの力を受け、その力がトリムカバーに加えられないようにする非 伸張性の構造体を形成している。力集中装置はこの力を展開用の縫い目に導き糸 を切る。この結果、座組立体毎に一貫したエアバッグ展開をもたらし、トリムカ バーに関わるエアバッグ展開に関する前述の変動要素を排除する。更に、力集中 装置は、該集中装置が隠蔽されており、摩耗することはないので、トリムカバー が時間の経過と共に摩耗してもエアバッグの一貫した展開を提供する。 力集中装置の2つの別な実施例が本発明において開示されている。一方の実施 例においては、力集中装置はトリムカバーの内側に接合されたシート材の層の形 態である。力集中装置は、両方向に展開用縫い目から延びているシート材のパネ ルから構成されている。力集中装置は、引裂かれることなく膨張しているエアバ ッグの力に耐えるのに十分な引張り強度を有する概ね非伸張性材料のシートから 作られている。力集中装置に対して検査に合格した一材料はエアバックを作るた めに使用されるナイロン材である。その他の高強度のシート材料も使用可能であ る。 別の実施例においては、力集中装置はエアバッグモジュールを完全に囲むスリ ーブあるいはシート材料のポケットの形態である。前記スリーブは、該スリーブ を形成するシート材料の2つの端部が展開用縫い目の両側でトリムカバーに縫い 込まれるところのトリムカバーの展開用継ぎ目までモジュールから延びている。 展開するエアバッグはそれが展開用縫い目を破断するまでスリーブ内に収納され ている。スリーブも引裂かれることなく膨張しているエアバッグの力に耐えるの に十分な引張り強度を有する非伸張性材料から作られている。前記エアバッグの 材料は本実施例においても使用可能である。 本発明のその他の目的、特徴および利点は添付図面に関連して検討すれば以下 の説明および請求の範囲から明らかとなる。図面の簡単な説明 図1は本発明による座装着のSABを有する車両の座組立体の斜視図、 図2は本発明の力集中装置の第1の実施例を示す、図1の線2―2に概ね沿っ て見た座の背の断面図、 図2Aは図2に示す実施例の変形を示す、図2と類似の断面図、 図3は本発明の力集中装置の第2の実施例を示す、図1の線2―2に概ね沿っ て見た断面図、 図3Aは力集中装置を形成するスリーブの斜視図、および 図3Bは図3において3Bで指示した丸で囲んだ部分の拡大図である。好適実施例の詳細説明 本発明による力集中装置を備えたサイドエアバッグ(SAB)を内蔵した、本 発明による座組立体が図1に示され、全体的に10で指示されている。座組立体 10は、水平方向の着座面14を形成している下側の全体的に水平なクッション 組立体12を含む。座の背クッション組立体16は下側のクッション組立体12 の後端から全体的に上方に延びている。座の背のクッション組立体16は、着座 者の胴が休止する直立した正面着座面18を形成している。下側クッション組立 体は左右のサイドボルスタ20を有し、座の背のクッション組立体は左右のサイ ドボルスタ22を有する。下側のクッション組立体12および座の背のクッショ ン組立体16の双方共乗員に対する付加的な保護を提供するようにSABを装着 するために使用可能である。本発明は座の背のクッション組立体に装着されたS ABに関連して以下説明する。 座の背のクッション組立体16は縫い目において相互に接合された複数のシー ト材料片から作られたトリムカバー24を含む。最も顕著なのは、トリムカバー はボルスタの隅のボルスタ縫い目48と側方縫い目28とを含むことである。縫 い目の数と位置とは、固くて、形状の適合するトリムカバーを提供するという機 能面の配慮とスタイル上の配慮とによって部分的に決定される。SABの展開の ためにいずれかの適当に位置した縫い目を使用することが出来る。 図2を参照すると、座の背および力集中装置の一実施例が詳細に示されている 。座の背のクッション組立体16は該クッション組立体に対する構造的支持を提 供するフレーム34を含む。フレーム34は例えばウレタンフォームのパッド、 ゴム引きのヘアパッド等のパッド36を支持している。図2に示すトリムカバー 24の部分は4個の別個のシート材料片38,40,42および44から構成さ れている。前記縫い目は糸で縫ったものとして本明細書で示し、かつ説明してい る。本明細書はそのような縫い目構造に限定されるのではなく、限定的ではない が、ステープル、熱融着、超音波溶接、接着剤等のその他の接合方法も含む。以 下説明するように、本発明に対して重要なのは縫い目の強度である。 図2に示す縫い目48はサイドボルスタ22の角部でのボルスタの縫い目であ る。トリムカバー24のシート材料は多数の層を有する。外層52は、例えば織 製あるいは編製の織布、皮、ビニールあるいはその他の類似の材料のような可撓 性のシート材料から作られ、座組立体に対して仕上がり観を提供する。薄いフォ ームシート54(図3B)が典型的に織布の層52の内面に積層されている。更 に、その他の裏打ち材料がまたフォームに積層あるいは接合可能である。 トリムカバーはタイダウン49によって縫い目46においてパッド36に取り 付けられている。タイダウン49は、縫い目46の内側で縫合されたループテー プ51と溝の底でパッド36に接合されたフック帯片55とを有するフックおよ びループからなる固定具から構成されている。そのようなタイダウンは座のカバ ーでは一般的である。ワイヤ、ホッグリング、クリップ、バンギコード、フリッ パタブ等を使用したその他のタイダウンも使用可能である。以下概説する強度要 件を満足するのであれば、各種のタイダウン構造体のいずれも使用可能である。 トリムカバーはまたタイダウン53によってフレーム34またはパッドに対して 座の背の後部で取り付け可能である。後部タイダウンはエアバッグの適正な機能 に対して典型的には必要ではない。前部のタイダウンはより頻繁に必要とされる が、例えば側方の縫い目からエアバッグが展開するときのように前部タイダウン も必要とされないような状況もある。そのような場合、エアバッグによる負荷は 前方ではなくて、横方向である。 装着ブラケット56がフレーム34に取り付けられ、サイドエアバッグモジュ ール58を装着するために使用される。エアバッグモジュール58は、ブラケッ ト56の開口(図示せず)を通り、ナット64によって取り付けられている1個以 上のねじを切ったスタッド62を備えたハウジング60を含む。 モジュール58は折りたたんだエアバッグ70と該エアバッグ70を膨張させ るためのガスを提供する膨張装置68とを更に含む。薄いシート72が折りたた まれたエアバッグを被覆し、モジュールの搬送および取り扱いの間エアバッグを 適所に保持する。前記シート72はエアバッグの展開には影響を与えることなく エアバッグの展開の間破れるように設計されている。図示したエアバッグモジュ ール58は使用可能な多くのモジュールの単なる一例である。図示したモジュー ルの特定の構造と構成要素とは折りたたまれた、膨張可能なエアバッグ以外は本 発明を形成するものではない。ボルスタ縫い目48は膨張したエアバッグがそこ を通して展開するようなこ構造にされた縫い目である。エアバッグがパッド36 を通して進行し易くするために、パッドを局部的に脆弱にし、フォームを通して 縫い目48に向って展開し易くするようにパッドにはエアバッグと展開用縫い目 との間にスロット74あるいは数個の離隔したスロット形成することが出来る。 展開用縫い目の位置に応じて、パッドが何らエアバッグを被覆することなくトリ ムカバーの直ぐ後ろにエアバッグを位置させることが可能であり、好ましい。こ れは側方縫い目がエアバッグの展開のために使用される場合にいえる。 エアバッグが膨らむにつれて、エアバッグが急速に容積を増加し、フォームパ ッドとトリムカバー24とを外方に押し出す。このため、トリムカバー自体ある いはトリムカバーの縫い目の一方が破れるまでトリムカバーを伸長させ、エアバ ッグがトリムカバーを通して進行できるようにする。任意に、トリムカバーはタ イダウン49および53においてフォームパッドあるいはフレームから外れ、膨 張したエアバッグがトリムカバーの内部に保持される「バルーニング」と称される 状態を発生させることがありうる。バルーニングを排除するためには、タイダウ ンにおけるトリムカバーのフォームパッドに対する取り付けは膨張したエアバッ グによって外れのを避けるのに十分強力でなければならない。縫い目46におけ るタイダウンはボルスタの縫い目がエアバッグのために使用されるときは最も頻 繁に必要とされる。エアバッグの展開に側方縫い目28が使用される場合、縫い 目46におけるタイダウンはエアバッグの適正な機能には必要とされない。 トリムカバーが伸張したり、引裂かれるのを阻止するために、縫い目48に力 を集中するべく本発明の力集中装置が使用される。このため、膨張させる力がト リムカバー自体に加えられるのを止め、トリムカバーによって生じる展開の変動 要素を排除する。力集中装置はシート材料の2枚のパネル76、78を含む。パ ネル76は縫い目50においてトリムカバーに接合され、展開用縫い目48まで モジュールの周りを延び、該縫い目48に糸80で縫合されている。他方のパネ ル78は縫い目46においてトリムカバーに接合され、該縫い目46から、展開 用縫い目48まで延び、ここでも糸80によって該縫い目に接合されている。2 枚のパネル76および78は引裂かれることなく膨張したエアバッグの力に耐え るのに十分な引張り強度を有する概ね非伸張性の材料から作られている。使用さ れた材料の成功例は420から630デニールのナイロンのエアバッグ織布を含 む。その他の高強度のシート材料も使用可能である。 エアバッグ70が膨張し、サイズが大きくなるにつれて、パネル76と78と には引張り負荷がかかるが伸張もしないし、引裂かれもしない。このためトリム カバーを破裂させる可能性のある、引張り荷重をトリムカバーに加えたり、伸張 させたりしないようにする。縫い目48はパネル76およぶ78のいずれよりも 著しく脆弱となるように構成されている。その結果、力集中装置のパネルが破れ る前に縫い目の方が先に破れる。2枚のパネル76および78は縫い目48に縫 い込まれているので、膨張しているエアバッグからパネルが負荷されるにつれて 、縫い目の糸80が引っ張られ、最後に切れる。このため、エアバッグは破れた 縫い目を通して展開出来るようにする。縫い目の強度に影響する変動要素はある が、これらの殆どは縫い目の設計と糸の種類とに関係している。一旦、縫い目の 構造と糸が選択されると、座組立体間での縫い目の強度における変動要素は殆ど 無い。糸の強度は特に織布の強度の変動要素と比較して糸間で可成り均一である 。縫い方および単位長さ当たりの縫い目の数も織布の強度よりも均一に制御され ている。その結果、一旦トリムカバーによる展開に関わる変動要素が排除されて しまうと、縫い目を通しての展開は可成り一貫したものとなる。パネル76と7 8とは縫い目48に対してエアバッグを展開させる力を集中させるように機能す る。パネル76と78とは縫い目46,48および50によってのみトリムカバ ーに取り付けられたものとして示されているが、力集中装置のパネルを種々の縫 い目において縫合することに加えて、トリムカバーの材料に前記パネルを積層さ せることにより該パネルをトリムカバーに組み込むことが可能である。力集中装 置をトリムカバーの材料に積層するか、あるいは他の方法で接合することにより 、「縫い目」はトリムカバーにおける脆弱区画として形成することが可能である 。それは2個の別個のトリムカバー片の間の接合に限定されない。前記脆弱区画 が力集中装置の破れ目と整合し、力集中装置が脆弱区画の両側でトリムカバーに 接合される場合、エアバッグの膨張させる力はトリムカバーの脆弱区画に加えら れることになる。 縫い目48の各側に1個づつ2個のパネル76,78を示しているが、展開用 縫い目の片側にのみ1個のパネルを使用しても同じ機能を達成することが可能で ある。そのような形態は縫い目の片側でのみトリムカバーが破れるようにエアバ ッグを位置させる場合、機能する。その側に力集中装置を位置させることにより 、力は縫い目を破れるように導くように指向される。力集中装置を追加してもト リムカバーが他の個所で破れるようにしないすることを確認する必要がある。 図2Aを参照すると、本発明による力集中装置の代替実施例が示され、かつ説 明されている。図2Aにおいて、サイドエアバッグ70はボルスタの縫い目26 でなくて側方縫い目28を通して展開するような構造にされている。そのような 形態において、展開用縫い目28に比較的近接して位置しているボルスタの縫い 目26を通してエアバッグが展開するのを阻止するのは困難である。本発明によ る力集中装置はパネル78を展開用縫い目28から縫い目46まで、そしてタイ ダウン49までずっと延びるようにすることによって縫い目26を保護するよう に使用されている。パネル78は縫い目26に取り付けられていない。所望のよ うにぴったりと適合させるために、力集中装置のパネル78は全体的にトリムカ バーのボルスタの縫い目26と平行の縫い目79によって相互に接合された多数 のパネル片から作ることが可能である。縫い目79は力集中装置のパネル78を フォームパッド36の外形に合わせて成形し、所望の適合および仕上げを行なう ように設けられ、エアバッグの膨張荷重に耐えるように設計されている。力集中 装置のパネル78は展開用縫い目28から縫い目46およびタイダウン49まで 延びているので、エアバッグの膨張させる力はトリムカバーの縫い目26には加 えられず、そのため縫い目26を保護し、その縫い目を通してのエアバッグの偶 発的な展開を阻止する。 図3と図3Aとを参照すると、本発明の別の実施例が示されている。図2に示 す実施例と共通の要素には同じ参照番号を付している。本実施例においては、力 集中装置はエアバッグモジュール58を囲むスリーブすなわちポケット86の形 態である。スリーブは該スリーブ86の頂部と底部87,89の一方または双方 が開放しているチューブ状の構造である。スリーブはシート材料91の2個の片 83および85から作られている。スリーブ86はモジュールの周りに巻かれ、 エアバッグ70の前方にあるフォームを通して前方に延びる。シート材の片83 および85の端部88,90は縫い目48の両側でトリムカバーに接合されてい る。縫い目48はトリムカバー部材40および42を相互に接合する第1の糸9 2を有する袋縫い縫い目である。第2の糸94がスリーブ材の片83の端部88 とトリムカバー部材42との双方を通して縫合され、スリーブの端部をトリムカ バーに接合する。同様に第3の糸96が縫い目の他方の側でスリーブ材の片85 の端部90をトリムカバー部材40に接合する。穿孔したテープ95(図3B)の 帯片も糸94および96によって縫い目に縫合される。このテープは縫い目が見 通せるのを阻止するという美観上の理由から一般に設けられるものである。テー プは縫い目に沿って97で穿孔されテープを通してエアバッグが展開し易くする 。2個のスリーブ片83および85の取付けに続き、前記スリーブ片は次に縫い 目99により両側で相互に接合される。エアバッグモジュールはスリーブ内に位 置し、モジュールの取り付けスタッドがスリーブの開口93を通して延びる。袋 縫いの縫い目をスリーブを取り付けるために示したが、例えば図2に示す縫い目 48のような典型的な接合縫い目をスリーブをトリムカバーに取り付けるために 使用可能である。 エアバッグ70が膨張させられると、エアバッグはスリーブの2枚の層の間で 縫い目48に向って前方に延びる。エアバッグが膨らむにつれて、スリーブ材料 には引張り荷重がかかる。縫い目の糸92が切れるまで、この引張り力が縫い目 48を引張る。膨らむエアバッグをスリーブ86内に収容することにより、パッ ド36とトリムカバー24とは膨張しているエアバッグによる引張り荷重はかか らない。むしろ、スリーブ86は膨張しているエアバッグの力を縫い目48の糸 92に直接集中すなわち指向する。 クッション組立体16は先ずスリーブ86をトリムカバーに縫い込むことによ り組み立てられる。トリムカバーが座の背のフレームとパッドの上に付与される につれて、膨張装置モジュールがモジュールのスタッド62をスリーブの開口9 3を通して後方に突出させることによりスリーブ86内に位置する。フォームパ ッド98が座の背組立体の側にパッデイングを提供するモジュールの側に位置す る。次に、トリムカバーがパッド98に巻かれ、J型クリップあるいはその他の 固定具102によりワイヤ100のような座の背構造体に取り付けられる。座の 背の後部は取り付けフランジ106によりワイヤ100に留めた硬質パネル10 4によって閉鎖される。このタイプの硬質背パネルは車両の座の技術分野におい て周知であり、本発明の一部を形成するものではない。座の背は、硬質パネル1 を用いて閉鎖することが可能である。 本実施例および先の実施例において、力集中装置は縫合によりトリムカバーに 接合されている。本発明は力集中装置をトリムカバーに縫合により取り付けるこ とに限定されない。限定的ではないが、接着剤、フックおよぶループからなる固 定具等のその他の接合方法を使用可能である。本発明による座組立体は膨張して いるエアバッグの力をトリムカバーの特定の位置、典型的には縫い目に集中させ る力集中装置を提供する。これによって、別の意図していない位置ではなく縫い 目においてトリムカバーが破れるように保証する。その結果、より一貫したエア バッグの展開が達成される。 本発明は図示し、前述してきた構造に正確に限定されるのでなく、請求の範囲に 規定されている本発明の精神や範囲から逸脱することなく各種の変更や修正が可 能なことを理解すべきである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年2月15日(1999.2.15) 【補正内容】 エアバッグでは、終始一貫したエアバッグの展開に関して、かつエアバッグを所 定位置に展開する所望のタイミングの対応に関して可成り多くの変動要素がある 。 座のトリムカバーはエアバッグの展開に影響する多数の変動要素を提供する。 例えば、布、皮、ビニール等の織布タイプおよびこれらの種々の型式の組み合わ せのトリムカバーは全て挙動が異なり、引張りおよび引裂き強度が異なる。更に 、例えば種々の織布のように、同じ型式の異なる材料は引張り強度、引裂き強度 、織り方、毛羽立ち方向等が異なり、これらはトリムカバーがエアバッグを展開 させるために破れたとした場合、トリムカバーを通してエアバッグが展開する態 様に影響を与えうる。トリムカバーによってもたらされるその他の変動要素とし てはトリムカバーのスクリム層、すなわち裏地の強度や、典型的にトリムカバー の織布に貼り付けられるフォームの薄い層の強度を含む。時間の経過と共にトリ ムカバーが摩耗したり、切れたり、孔が開いたり、タバコの焼け焦げ等もエアバ ッグの展開における変動要素をもたらす。例えば、所定の展開位置以外の位置で トリムカバーが切断されるとすると、トリムカバーが間違った位置で破断するこ とになり、その結果エアバッグの位置がずれてしまう。 エアバッグの展開に関するその他の変動要素は座のフォームパッドの密度と種 類、フォームパッドに埋設された境界ワイヤの存否、トリムカバーの取り付け位 置、取り付けの種類と座の背の上でのトリムカバーの不整合とによってもたらさ れる可能性がある。 前述の変動要素による影響を低減あるいは排除するために、糸がきれることに よりトリムカバーの縫い目を介してクラスBタイプのSABを展開させることが 提案される。縫い目に対して影響する変動要素には、縫い目の種類、単位長さ当 たりの縫い数、糸の強度、縫い目の配置、スタイル、伏せ縫い、縫い目の摩耗、 紫外線に対する露出等を含む。これらの変動要素の殆どはトリムカバーのデザイ ンにおいて制御可能である。その結果、トリムカバーの縫い目を通しての展開に より、より一貫した展開を達成することが可能である。しかしながら、たとえ縫 い目を通して設計したように展開したとしても、トリムカバーはSABの展開に おいて変動をもたらす。 本発明の目的はエアバッグの展開の一貫性が優れたサイドエアバッグを有する 車両の座を構成することである。 本発明の別の目的はトリムカバーによってもたらされるエアバッグ展開時の変 動要素を排除あるいは最小にすることである。 本発明の更に別の目的は、トリムカバーの摩耗および(または)損傷による経 年変化要素がエアバッグの展開に影響を与えないようなサイドバッグを備えた座 を提供することである。 英国特許出願第2293355A号は車両の座の背から展開する側方からの衝 撃に対するエアバッグを開示している。ポケットが膨張可能なクッションを囲ん でいる。膨張可能なクッションは離隔した2位置で座の背に取り付けられている 。膨張可能なクッションの一端はマニフォールドを介して膨張装置に結合されて いる。膨張装置は座のフレームに固定されている。膨張可能なクッションの他端 は座のフレームに取り付けられている。所定の破断継ぎ目を通して膨張している エアバッグが展開するように案内するためにポケットが座の背のトリムカバーの 継ぎ目に縫い込まれている。ポケットはクッションの周りに巻かれ、クッション はポケットの一端を越えて座のフレームに対する取り付け部まで延びている。ポ ケットは膨張装置をクッションに結合するために膨張装置のマニホルドが通過す る開口を含む。このような構造体は膨張装置のクッションの展開に関する前述し た問題の多くを解決するが、ポケット内の膨張可能なクッションを座の背に組み 付けることは可成り困難である。 米国特許第5,498,030号は膨張装置と折りたたまれたエアバッグとが 、該エアバッグと膨張装置とを囲むポーチを形成するエアバッグの延長部分によ って囲まれているエアバッグモジュールを開示している。ポーチは脆弱な縫い目 によって閉鎖され、トリムカバーの縫い目に向って指向されているが、接続され てはいない。エアバッグを膨張させている間脆弱な継ぎ目が破れると、ポーチは エアバッグをトリムカバーの展開用縫い目に向って導く案内シュートを形成する 。エアバッグの展開を導くことの他に、ポーチはモジュールを完全に密閉し、折 り曲げられたエアバッグを適所の保持する、モジュール用のハウジングおよびカ バーとして作用する。座の背の構造体は開示されているように組み立てが可成り 容易であるが、ポーチを座の背の展開用縫い目と直接取り付けていない。 日本国特許第08256660号はエアバッグの展開用縫い目の各側にある座 のトリムカバーが結合材料を介して車両のフレームに取り付けられているサイド エアバッグ装置を開示している。結合材料はエアバッグが展開するにつれてパッ ドが破砕されるのを阻止するように設けられている。結合材料は紐材料、金属ワ イヤ、樹脂あるいは狭幅のテープ状帯片等から形成されるものとして説明されて いる。 前述の目的を達成するために、本発明による座組立体は、折り曲げられたエア バッグを少なくとも部分的に囲み、糸が切れてエアバッグがそこを通して展開す るように展開のための所定の縫い目に向けてエアバッグを膨張させる力を集中、 すなわち指向する力集中装置を採用している。力集中装置は、またエアバッグを 展開する荷重がトリムカバーに供給されないようにし、トリムカバーがエアバッ グの展開に影響するのを低減する。更に、トリムカバー材料は膨張しているエア バッグによって伸張しないようにされている。さもなければ、エアバッグを適所 に置くタイミングを増加させる可能性がある。トリムカバーの材料は展開の間負 荷されないので、広範囲の種々のカバー材料に対しても一貫したエアバッグ展開 を達成可能にする。 力集中装置は、エアバッグを囲み、あるいは少なくとも部分的に囲み膨張して いるエアバッグの力を受け、その力がトリムカバーに加えられないようにする非 伸張性の構造体を形成している。力集中装置はこの力を展開用の縫い目に導き糸 を切る。この結果、座組立体毎に一貫したエアバッグ展開をもたらし、トリムカ バーに関わるエアバッグ展開に関する前述の変動要素を排除する。更に、力集中 装置は、該集中装置が隠蔽されており、摩耗することはないので、トリムカバー が時間の経過と共に摩耗してもエアバッグの一貫した展開を提供する。 力集中装置の2つの別な実施例が本発明において開示されている。一方の実施 例においては、力集中装置はトリムカバーの内側に接合されたシート材の層の形 態である。力集中装置は、両方向に展開用縫い目から延びているシート材のパネ ルから構成されている。 請求の範囲 1. パッド(36)と、前記パッド(36)を支持するフレーム(34)と 、前記パッド(36)とフレーム(34)とを少なくとも部分的に囲んでいるト リムカバー(24)であって、少なくとも1個の縫い目(48)を有し、少なく とも外層(52)を有する材料から作られ、離隔したタイダウン(49,53) において前記パッド(36)とフレーム(34)の一方に取り付けられているト リムカバー(24)と、膨張可能なエアバッグ(70)と前記フレーム(34) に装着され、前記パッド(36)とトリムカバー(24)とによって少なくとも 部分的に被覆されている膨張装置(68)であって、前記エアバッグ(70)は 膨張させられると、前記パッド(36)とトリムカバー(24)を通して突出す るエアバッグと膨張装置とを含み、前記トリムカバー(24)の1個の縫い目( 48)が該縫い目(48)が破れ、それによって前記エアバッグ(70)が前記 トリムカバー(24)を通して展開するように前記エアバッグ(70)と全体的 に整合しており、前記1個の縫い目(48)の一方の側において前記トリムカバ ーの外層(52)の内側で該トリムカバー(24)に接合されて可撓性の材料の 第1のパネル(76,78)の力集中層を更に含み、前記第1のパネル(76, 78)が引裂かれることなく膨張しているエアバッグ(70)の力に耐えるのに 十分な引張り強度を有する材料から作られており、そのため膨張しているバッグ (70)の力は力集中層(76,78)によって受けられ、前記1個の縫い目( 48)に集中されて該縫い目(48)を破断し、エアバッグ(70)がトリムカ バー(24)を通して展開できるようにする車両の座組立体用のクッション組立 体(12)において、可撓性のシート材料からなる前記第1のパネル(76,7 8)が前記1個の縫い目(48)から前記トリムカバーの外層(52)と前記エ アバッグ(70)の上に位置するパッド(36)との間で隣接するトリムカバー のタイダウン(49,53)まで延び、前記エアバッグ(70)を少なくとも部 分的に囲むことを特徴とする車両の座組立体(10)用のクッション組立体(1 2)。 2. 力集中層(76,78)が、更に1個の縫い目(48)の両側に接合さ れ、 トリムカバーの外層(52)とエアバッグ(70)の上に位置しているパッド( 36)との問で対向方向に前記1個の縫い目から延びてエアバッグ(70)を更 に囲んでいるシート材の第2のパネル(76,78)であって、隣接するトリム カバーのタイダウン(49,53)に結合されている第2のパネル(76,78 )を含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のクッション組立体(12) 。 3. 前記力集中層のシート材料(76,78)が織製されたナイロンの織布 であることを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載のクッション組立 体(12)。 4. 前記力集中層のシート材料(76,78)がエアバッグの織布であるこ とを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載のクッション組立体(12 )。 5. 前記トリムカバーの1個の縫い目(48)が糸(8O)を有する縫合縫 い目であり、力集中層(76,78)が縫い目の糸(80)によって前記縫い目 (48)に縫い込まれていることを特徴とする請求の範囲第1項から第4項まで のいずれか1項に記載のクッション組立体(12)。 6. 前記力集中層(76,78)のシート材料がトリムカバー(24)の材 料に積層されていることを特徴とする請求の範囲第1項から第5項までのいずれ か1項に記載のクッション組立体(12)。 7. 前記トリムカバー(24)の1個の縫い目(48)がトリムカバー(2 4)の2個の別個のトリムカバー片(40,42)を相互に接合している袋縫い 縫い目の糸(92)であって、第2の糸(94)が力集中層の第1のパネル(8 3)を前記縫い目の糸(92)の一方の側でトリムカバー(24)に取り付け、 第3の糸(96)が力集中層の第2のパネル(85)を前記袋縫い目の糸(92 )の反対の側でトリムカバー(24)に取り付けていることを特徴とする請求の 範囲第2項から第6項までのいずれか1項に記載のクッション組立体(12)。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年5月3日(1999.5.3) 【補正内容】 8. パッド(36)と、前記パッド(36)を支持するフレーム(34)と 、前記パッド(36)とフレーム(34)とを少なくとも部分的に囲み、少なく とも1個の縫い目(48)を有し、少なくとも外層(52)を有する材料で作ら れているトリムカバー(24)と、膨張可能なエアバッグ(70)と前記フレー ム(34)に装着された膨張装置(68)であって、エアバッグ(70)は少な くとも部分的に前記パッド(36)とトリムカバー(24)とによって被覆され 、前記エアバッグ(70)は膨張させられると前記パッド(36)とトリムカバ ー(24)とを通して突出するようなエアバッグ(70)と膨張装置(68)と 、前記1個の縫い目(48)を破ることによりエアバッグ(70)がトリムカバ ー(24)を通して展開するように前記エアバッグ(70)と整合しているトリ ムカバー(24)の1個の縫い目(48)と、離隔した頂部と底部(87,89 )とを有し、かつ前記エアバッグ(70)および膨張装置(68)を囲む全体的 にチューブ状の力集中スリーブ(86)であって、引裂かれることなく膨張して いるエアバッグ(70)の力に耐えるのに十分な引張り強度を有する材料の可撓 性のあるシート(91)から作られ、該シート(91)がエアバッグ(70)と 膨張装置(68)の周りに巻かれ、該シート(91)が相互に合わされ、かつ前 記1個の縫い目(48)の両側でトリムカバー(24)に接合された両端(88 ,90)を有し、それによって膨張しているエアバッグ(70)の力が前記1個 の縫い目(48)に集中され前記1個の縫い目(48)を破ってエアバッグ(7 O)がトリムカバー(24)を通して展開出来るようにするスリーブ(86)と を含むクッション組立体(12)において、前記スリーブ(86)の頂部および 底部(87、89)の少なくとも一方がそれを通してエアバッグ(70)と膨張 装置(68)を受け入れるように開放し、それによって膨張装置(68)がスリ ーブ(86)の内部にあり、前記スリーブ(86)を通過することによってエア バッグ(70)に接続されないことを特徴とする車両の座組立体(10)用のク ッション組立体(12)。 9. 前記エアバッグ(70)と膨張装置(68)とがフレーム(34)に装 着された一体のエアバッグモジュール(58)の一部であり、前記力集中スリー ブ(86)が前記モジュール(58)を囲み、前記モジュール(58)とフレー ム(34)との間を通過することを特徴とする請求の範囲第8項に記載のクッシ ョン組立体(12)。 10. 前記力集中スリーブ(86)のシート材料(91)が織製のナイロン 織布であることを特徴とする請求の範囲第8項または第9項に記載のクッション 組立体(12)。 11. 前記力集中スリーブ(86)がエアバッグの織布から作られているこ とを特徴とする請求の範囲第8項から第10項までのいずれか1項に記載のクッ ション組立体(12)。 12. 前記トリムカバー(24)の1個の縫い目(48)が糸(80)を有 する縫合縫い目であり、前記シート(91)の端部(88,90)が縫い目の糸 (80)によって前記縫い目(48)に縫い込まれていることを特徴とする請求 の範囲第8項から第11項までのいずれか1項に記載のクッション組立体(12 )。 13. 前記トリムカバー(24)の1個の縫い目(48)が、トリムカバー (24)の別個の2個の片(40,42)を相互に接合している縫い目糸(92 )と、前記シートの一端(88)を前記縫い目糸(92)の一側において前記ト リムカバー(24)に取り付けている第2の糸(94)と、前記シートの他端( 90)を前記縫い目糸(92)の反対側において前記トリムカバー(24)に取 り付けている第3の糸(96)とを有する袋縫いの縫い目であることを特徴とす る請求の範囲第8項から第12項までのいずれか1個に記載のクッション組立体 (12)。 14. 前記チューブ状スリーブ(86)が縫い目(99)で接合した2つの シート材料(83,85)で作られていることを特徴とする請求の範囲第8項か ら第13項までのいずれか1項に記載のクッション組立体(12)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘンセル,デビッド アメリカ合衆国,ミシガン,キャントン, コノート コート 6427 (72)発明者 スミス,サンドラ,エル. アメリカ合衆国,ミシガン,ウォーターフ ォード,マーウッド 2340 (72)発明者 スノー,ダリン アメリカ合衆国,ミシガン,オウオッソ, ノース ブルックス ストリート 110

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. パッドと、 前記パッドを支持しているフレームと、 前記パッドとフレームとを少なくとも部分的に囲んでいるトリムカバーであり 、少なくとも1個の縫い目を有し、少なくとも外層を有する材料から作られてい るトリムカバーであって、離隔したタイダウンにおいて前記パッドおよびフレー ムの一方に取り付けられているトリムカバーと、 前記フレームに取り付けられ、少なくとも部分的に前記パッドとトリムカバー とによって被覆された膨張可能なエアバッグと膨張装置であって、エアバッグが 膨張させられると、前記パッドとトリムカバーとを通して突出するようなエアバ ッグと膨張装置とを含み、 前記トリムカバーの1個の縫い目が、該縫い目が破れることによりトリムカバ ーを通してエアバッグが展開するように該エアバッグと全体的に整合しており、 前記1個の縫い目の一方の側で前記トリムカバーの外層の内部で前記トリムカ バーに接合され、前記トリムカバーの外層とエアバッグの上に位置しているパッ ドとの間で1個の縫い目から延びて少なくとも部分的にエアバッグを囲んでいる 可撓性のシート材料の第1のパネルの力集中層を含み、前記第1のパネルが隣接 するトリムカバーのタイダウンに結合され、前記第1のパネルが引裂かれること なく膨張しているエアバッグの力に耐えるのに十分な引張り強度を有する材料か ら作られ、それによって膨張しているエアバッグの力が前記力集中層によって支 持され、前記1個の縫い目に集中され、該1個の縫い目を破ってエアバッグが前 記トリムカバーを通して展開出来るようにすることを特徴とするクッション組立 体。 2. 力集中層が、更に1個の縫い目の両側に接合され、トリムカバーの外層 とエアバッグの上に位置しているパッドとの間で対向方向に前記1個の縫い目か ら延び、エアバッグを更に囲んでいるシート材の第2のパネルであって、隣接す るトリムカバーのタイダウンに結合されている第2のパネルを含むことを特徴と する請求の範囲第1項に記載のクッション組立体。 3. 前記力集中層のシート材料が織製されたナイロンの織布であることを特 徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載のクッション組立体。 4. 前記力集中層のシート材料がエアバッグの織布であることを特徴とする 請求の範囲第1項または第2項に記載のクッション組立体。 5. 前記トリムカバーの1個の縫い目が糸を有する縫合縫い目であり、力集 中層が縫い目の糸によって前記縫い目に縫い込まれていることを特徴とする請求 の範囲第1項から第4項までのいずれか1項に記載のクッション組立体。 6. 前記力集中層のシート材料がトリムカバーの材料に積層されていること を特徴とする請求の範囲第1項から第5項までのいずれか1項に記載のクッショ ン組立体。 7. 前記トリムカバーの1個の縫い目の糸がトリムカバーの2個の別個のト リムカバー片を相互に接合している袋縫い縫い目であって、第2の糸が力集中層 の第1のパネルを前記縫い目の糸の一方の側でトリムカバーに取り付け、第3の 糸が力集中層の第2のパネルを前記縫い目の糸の反対の側でトリムカバーに取り 付けている袋縫い継ぎ目であることを特徴とする請求の範囲第1項から第6項ま でのいずれか1項に記載のクッション組立体。 8. パッドと、 前記パッドを支持するフレームと、 前記パッドとフレームとを少なくとも部分的に囲み、少なくとも1個の縫い目 を有し、少なくとも外層を有する材料で作られているトリムカバーと、 膨張可能なエアバッグと前記フレームに装着された膨張装置であって、エアバ ッグは少なくとも部分的に前記パッドとトリムカバーとによって被覆され、前記 エアバッグは膨張させられると前記パッドとトリムカバーとを通して突出するエ アバッグと膨張装置と、 前記1個の縫い目を破ることによりエアバッグがトリムカバーを通して展開す るように前記エアバッグと整合しているトリムカバーの1個の縫い目と、 前記エアバッグおよび膨張装置のみを囲む全体的にチューブ状の力集中スリー ブであって、引裂かれることなく膨張しているエアバグの力に耐えるのに十分な 引張り強度を有する材料の可撓性シートから作られ、エアバッグと膨張装置の周 りに巻かれ、両側が相互に合わされ、前記1個の縫い目の両側でトリムカバーに 接合され、それによって膨張しているエアバッグの力が前記1個の縫い目に集中 され前記1個の縫い目を破ってエアバッグがトリムカバーを通して展開出来るよ うにするスリーブとを含むことを特徴とするクッション組立体。 9. 前記エアバッグと膨張装置とがフレームに装着された一体のエアバッグ モジュールの一部であり、前記力集中スリーブが前記モジュールを囲み、前記モ ジュールとフレームとの間を通過することを特徴とする請求の範囲第8項に記載 のクッション組立体。 10. 前記力集中スリーブのシート材料が織製のナイロン織布であることを 特徴とする請求の範囲第8項または第9項に記載のクッション組立体。 11. 前記力集中スリーブがエアバッグの織布から作られていることを特徴 とする請求の範囲第8項から第10項までのいずれか1項に記載のクッション組 立体。 12. 前記トリムカバーの1個の縫い目が糸を有する縫合縫い目であり、前 記力集中層のスリーブの端部が縫い目の糸によって前記縫い目に縫い込まれてい ることを特徴とする請求の範囲第8項から第11項までのいずれか1項に記載の クッション組立体。 13. 前記トリムカバーの1個の縫い目が、トリムカバーの別個の2個の片 を相互に接合している縫い目糸と、前記スリーブの一端を前記縫い目糸の一端に おいて前記トリムカバーに取り付けている第2の糸と、前記スリーブの他端を前 記縫い目糸の反対側の端において前記トリムカバーに取り付けている第3の糸と を有する袋縫いの縫い目であることを特徴とする請求の範囲第8項から第12項 までのいずれか1個に記載のクッション組立体。 14. 前記チューブ状スリーブが頂部と底部とを有し、前記頂部および底部 の少なくとも一方が開放していることを特徴とする請求の範囲第8項から第13 項までのいずれか1項に記載のクッション組立体。
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