JP2001265289A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2001265289A JP2000074758A JP2000074758A JP2001265289A JP 2001265289 A JP2001265289 A JP 2001265289A JP 2000074758 A JP2000074758 A JP 2000074758A JP 2000074758 A JP2000074758 A JP 2000074758A JP 2001265289 A JP2001265289 A JP 2001265289A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣り合うサンプリングパルスのアクティブ時
間のオーバーラップ期間を無くすことが可能な液晶表示
装置を提供する。 【解決手段】 液晶表示装置はサンプリングパルス生成
回路201を含み、該サンプリングパルス生成回路20
1は、複数のセット、リセット型のフリップフロップ1
101からなるシフトレジスタと、各フリップフロップ
1101の出力に基づいて開閉制御され、開時にクロッ
ク信号ck又はckbをサンプリングパルスSAM1〜
5として出力するアナログスイッチ1102とを備え、
該サンプリングパルスSAM1〜5によって映像信号の
サンプリングが行われる。これらサンプリングパルスS
AM1〜5のパルス幅は、上記クロック信号ck・ck
bのデューティ比に応じて変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力されたクロッ
ク信号に基づいて入力信号のサンプリングを行う複数の
サンプリングパルスを生成するサンプリングパルス生成
回路を備えた液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に従来のドライバモノリシック型液
晶表示装置の例を示す。図5に示すように、ガラス基板
或いは石英基板等の透明基板の上にデータドライバ10
1、ゲートドライバ102、表示部103が形成される
ことによりドライバモノリシック型液晶表示装置が構成
されている。
【0003】データドライバ101には、制御信号であ
るスタートパルスsp、クロック信号ck、クロック信
号ckb及び、映像信号であるビデオ信号1、2が入力
される。
【0004】ゲートドライバ102には、スタートパル
スspg、クロック信号ckg、クロック信号ckbg
などが入力される。表示部103はマトリックス状に多
数の薄膜トランジスタ(TFT)104により構成され
ている。表示部103を構成する各薄膜トランジスタ1
04のゲート端子はゲートドライバ102の信号出力部
より繋がるゲートバスラインG1、G2、…、Gnに接
続され、薄膜トランジスタ104のソース端子はデータ
ドライバ101の信号出力部より繋がるソースバスライ
ン、、…、nに接続され、薄膜トランジスタ104
のドレイン端子は透明電極と対向電極よりなる絵素容量
105に接続されている。
【0005】データドライバ101は、図6に示すサン
プリングパルス生成回路201とデータドライバ101
に入力された映像信号(ビデオ信号1・2(入力信
号))をサンプリングするためのアナログスイッチ20
2により構成されている。
【0006】サンプリングパルス生成回路201は、図
7(a)に示すように、互いに縦続接続された複数のD
フリップフロップ301よりなるシフトレジスタと、隣
り合うDフリップフロップ301・301の出力の論理
積演算を行うAND回路302により構成され、シフト
レジスタ各段の隣り合う出力(Q1〜Q5において隣り
合う2つの出力)はAND回路302に送られる。
【0007】ここで、従来の液晶表示装置の動作につい
て説明する。まず、スタートパルスsp、クロック信号
ck、クロック信号ckbが入力されると、サンプリン
グパルス生成回路201は、図7(b)のタイミングチ
ャートに示すように、それぞれ映像信号のサンプリング
パルスである、初段出力SAM1、2段目出力SAM
2、3段目出力SAM3、…を順次出力する。
【0008】データドライバ201には、図8に示すよ
うなタイミングで、本来の映像信号を2倍に時間軸伸長
した映像信号であるビデオ信号1・2が入力されてお
り、上述の初段出力SAM1、2段目出力SAM2、3
段目出力SAM3、…に基づいて、アナログスイッチ2
02と、表示部103を構成するソースバスライン、
、…をホールド容量とするサンプルホールド回路とを
介して、ソースバスライン容量に表示画像データが書き
込まれる。
【0009】サンプリングパルスである初段出力SAM
1、2段目出力SAM2、3段目出力SAM3、…に基
づいて、各ソースバスライン、、…、nに表示画像
データが書き込まれている間、ゲートドライバ出力であ
るゲートバスラインGnはアクティブとなっており、ゲ
ートバスラインGnに繋がる薄膜トランジスタ104を
介してソースバスライン、、…、nに書き込まれた
データが表示部103を構成する絵素容量105に順次
格納されていく。そして、1水平期間分の映像データの
サンプリングが終了し、絵素容量105にデータが書き
込まれた後、ゲートバスラインGnは非アクティブとな
り、次のフレーム期間の表示画像データが書き込まれる
までの間、絵素容量105に書き込まれた画像データを
保持することにより液晶表示装置の画像表示が行われ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したような動作に
より映像データのサンプリングを行う場合、実際のサン
プリングパルス生成回路201から出力されるサンプリ
ングパルス(例えば、図6に示す例では、初段出力SA
M1、2段目出力SAM2、3段目出力SAM3、およ
び4段目出力SAM4の4つである。)は、駆動するア
ナログスイッチ202のゲート容量その他付加容量など
により、図9に示すように、なまった波形となる。この
ようにサンプリングパルスの波形がなまると、n段目出
力SAMnと(n+1)段目出力SAMn+1とがオー
バーラップする時間Tobが生じることになる。
【0011】映像データをサンプリングする場合、サン
プリングパルスがOFFとなった時点でのデータがホー
ルド容量(液晶表示装置ではソースバスライン容量)に
書き込まれることになるが、n段目出力SAMnが完全
にOFFとなる直前のTob時間前に(n+1)段目出
力SAMn+1がONとなり、ソースバスライン容量n
+1の充放電に起因して映像データにノイズが発生して
しまう。その結果、正確な映像データのサンプリングが
行えないという不具合が生じることになる。
【0012】そこで、上記のような不具合の対策とし
て、図10に示すように、サンプリングパルス生成回路
201の各段出力と、その遅延信号とに対して、AND
回路603で論理積演算を行い、各段出力のパルス幅を
狭くする(n段目出力SAMnと、n段目出力SAMn
がn段目の遅延回路602で遅延された信号とに対し
て、n段目のAND回路603が論理積演算を行い、n
段目出力SAMnのパルス幅を狭くする)ことが提案さ
れている。
【0013】この場合、図11に示すように、n段目出
力SAMnとn段目の遅延回路602の出力SAMdn
とに対して、n段目のAND回路603で論理積演算が
行われた後、その論理積演算結果であるSAM1’がn
段目出力としてサンプリングパルス生成回路201から
出力される。また、(n+1)段目出力SAMn+1と
(n+1)段目の遅延回路602の出力SAMdn+1
とに対して、(n+1)段目のAND回路603で論理
積演算が行われた後、その論理積演算結果であるSAM
n+1’が(n+1)段目出力としてサンプリングパル
ス生成回路201から出力される。
【0014】このように、各段目出力(サンプリングパ
ルス)に時間的間隔(図11中のTd1乃至Td4を参
照)が設けられるので、隣り合う出力SAMn’とSA
Mn+1’との間にオーバーラップがなくなり、これに
より、映像データに生じるノイズを低減している。
【0015】また、図12に示すように、クロック信号
ckを遅延する遅延回路803と、クロック信号ckb
を遅延する遅延回路802と、サンプリングパルス生成
回路201の各段出力と上記遅延回路803又は802
との論理積演算を行うAND回路804とを備え、図1
3のタイミングチャートに示すように、サンプリングパ
ルス幅を狭くする方法も提案されている。
【0016】ここで、図10に示す構成のデータドライ
バのサンプリングパルス幅縮小方法について、図11の
タイミングチャートを参照しながら、もう少し詳しくそ
の動作説明を行う。
【0017】サンプリングパルス生成回路201のn段
目出力SAMnは、n段目の遅延回路602によって遅
延量Tdnだけ遅延される。このとき、サンプリングパ
ルス幅が遅延量Tdnだけ縮小されることになるので、
遅延量Tdnはあまり大きな量に設定することは出来な
い。そのため、各遅延回路602を構成する薄膜トラン
ジスタの特性バラツキその他によって、各遅延回路60
2の遅延量Td1、Td2、…にバラツキが生じると、
隣り合う出力SAMn’とSAMn+1’との間にオー
バーラップが生じることが懸念される。その結果、映像
データを正確なタイミングでノイズの影響を受けずにサ
ンプリングすることが困難になるという不具合を招来す
る。
【0018】しかも、サンプリングパルス生成回路20
1の各段に遅延回路602を設けてサンプリングパルス
幅の制御を行う場合、必要となるサンプリングパルスの
数だけ遅延回路602及びAND回路603が必要とな
るので、サンプリングパルス生成回路201を形成する
ために必要な実装面積が増加するという不具合も招来す
ることになる。
【0019】また、図12のデータドライバ構成によれ
ば、上記遅延回路602の代わりに遅延回路802及び
803がデータドライバの入力部に設けられているた
め、図10の構成のような、遅延回路602個々の特性
バラツキによるサンプリングタイミングのズレは発生し
ない。
【0020】しかしながら、この場合、遅延回路802
の出力が駆動しなければならない負荷は、(n+1)
(n=0,1,2,…)段目のAND回路804の入力
負荷容量の和となり、同様に、遅延回路803の出力が
駆動しなければならない負荷はn(n=1,2,…)段
目のAND回路804の入力負荷容量の和となり、遅延
回路802及び803は非常に大きな負荷を駆動しなけ
ればならないという不具合が生じる。
【0021】さらに、図12の場合、図10の場合のよ
うに、サンプリングパルス生成回路201の各段に遅延
回路602を設ける必要はないが、必要となるサンプリ
ングパルスの数だけAND回路804を設ける必要があ
り、データドライバ形成に必要となる実装面積が増加す
るという不具合も生じる。
【0022】なお、特開平5−297834号公報、特
開平6−105263号公報、及び特開平11−175
019号公報は、ビデオ信号の伝送線の分布定数による
映像信号遅延を考慮し、それに合わせてデータドライバ
を駆動するシフトクロックの位相を調整することによ
り、映像信号のサンプリングタイミングを本来の映像デ
ータポイントに合わせこむことで、正確な映像データの
サンプリングを行うことを目的とする技術が開示されて
いる。
【0023】これに対して、本発明は、上記問題点に鑑
みされたものであり、その目的は、隣り合うサンプリン
グパルスのアクティブ時間のオーバーラップ期間を無く
すことにより、サンプリング時に映像データに生じるノ
イズを低減することにあり、基本的に上記公報の開示す
る技術とは異なるものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明に係る液晶表示装
置は、上記課題を解決するために、入力されたクロック
信号に基づいて入力信号のサンプリングを行う複数のサ
ンプリングパルスを生成するサンプリングパルス生成回
路を備え、上記サンプリングパルスに基づいて上記入力
信号をサンプリングし表示データとして表示部に書き込
む液晶表示装置において、以下の措置を講じたことを特
徴としている。
【0025】すなわち、上記液晶表示装置は、上記サン
プリングパルス生成回路が、上記クロック信号のデュー
ティ比に応じて変化するパルス幅を有するサンプリング
パルスを生成することを特徴としている。
【0026】上記の発明によれば、入力されたクロック
信号に基づいてサンプリングパルスがサンプリングパル
ス生成回路によって生成され、該サンプリングパルスに
基づいて表示すべき入力信号がサンプリングされ、サン
プリング結果が表示データとして表示部に書き込まれ
る。これにより、入力信号が表示部で表示される。
【0027】サンプリングパルスは、駆動する素子や接
続される配線等の付加容量等により、波形がなまってし
まう。そのため、生成されるサンプリングパルスのデュ
ーティ比が50%に固定されている従来のサンプリング
パルス生成回路においては、隣り合うサンプリングパル
ス同士は、エッジ部付近で互いにオーバーラップする期
間が生じてしまう。その結果、入力信号の正確なサンプ
リングが行えず、サンプリング結果にエラーが発生し、
正確な表示データが表示部に書き込まれなくなってしま
う。
【0028】この不具合を解消するために、生成済のサ
ンプリングパルスのパルス幅を狭くする技術が種々提案
されている。しかし、この場合、サンプリングパルス幅
の制御を行うための素子(例えば、遅延回路とAND回
路等)は、サンプリングパルスの数だけ必要となるの
で、サンプリングパルス生成回路の実装面積が増加して
しまう。また、遅延回路を設けた場合、生成すべきサン
プリングパルスの数に応じた駆動能力を備えていること
が要求される。
【0029】また、上記以外の従来技術として、入力信
号の伝送線の分布定数による遅延を考慮し、それに合わ
せてデータドライバを駆動するシフトクロックの位相を
調整することで、上記オーバーラップを回避する技術が
知られている。しかし、この場合、回路構成及び動作制
御が非常に煩雑になってしまう。
【0030】そこで、本発明に係る上記液晶表示装置に
おいては、上記サンプリングパルス生成回路が、クロッ
ク信号のデューティ比に応じて変化するパルス幅を有す
るサンプリングパルスを生成している。つまり、クロッ
ク信号のデューティ比を調整すれば、サンプリングパル
ス生成回路によって生成されるサンプリングパルスにお
いて、隣り合うサンプリングパルス同士が互いにオーバ
ーラップしないようにすることが可能となる。これによ
り、入力信号が正確にサンプリングされるので、サンプ
リング結果にエラーが発生することがなくなり、正確な
表示データが表示部に書き込まれることになる。それゆ
え、回路構成及び動作制御を複雑化することなく、しか
も遅延回路の駆動能力を考慮することなく、表示信頼性
の非常に高い液晶表示装置を確実に実現できる。
【0031】上記サンプリングパルス生成回路は、複数
のセット、リセット型のフリップフロップからなり、初
段のフリップフロップのセット端子にスタートパルスが
印加され、シフト動作を行うシフトレジスタと、上記フ
リップフロップ毎に設けられ、各段のフリップフロップ
の出力に基づいて開閉が制御され、開時に上記クロック
信号のデューティ比に応じて変化するパルス幅を有する
サンプリングパルスを出力すると共に該サンプリングパ
ルスは次段のセット端子および前段のリセット端子にそ
れぞれ送られるスイッチング手段とからなることが好ま
しい。
【0032】この場合、次のシフト動作がシフトレジス
タで行われる。すなわち、セット端子にスタートパルス
が印加されると、初段のフリップフロップの出力は所定
レベルの出力となる。初段のフリップフロップの出力に
応じて、初段のスイッチング手段の開閉が制御される。
初段のスイッチング手段は、開時には、その時点のクロ
ック信号のデューティ比に応じて変化するパルス幅を有
する初段のサンプリングパルスを出力する。
【0033】初段のスイッチング手段の出力である初段
のサンプリングパルスは、2段目のフリップフロップの
セット端子に送られている。これにより、2段目のフリ
ップフロップの出力は初段のサンプリングパルスに応じ
て変化し、2段目のフリップフロップの出力に基づい
て、2段目のスイッチング手段の開閉が制御される。2
段目のスイッチング手段からは、開時に、その時点のク
ロック信号のデューティ比に応じて変化するパルス幅を
有する2段目のサンプリングパルスが出力される。この
2段目のサンプリングパルスは、また、初段のフリップ
フロップのリセット端子に送られるので、初段のフリッ
プフロップは、2段目のサンプリングパルスが入力され
るとリセットされる。以降、同様な動作が3段目以降の
フリップフロップ及びスイッチング手段において行われ
る。
【0034】従来技術のように、複数のDフリップフロ
ップを縦続接続してなるシフトレジスタを備えたサンプ
リングパルス生成回路では、n段目のサンプリングパル
スは、クロック信号のエッジに同期して立ち上がったり
立ち下がったりするので、クロック信号のデューティ比
によっては、隣り合うサンプリングパルス同士がエッジ
部付近でオーバーラップして動作不能になることがあ
る。
【0035】これに対して、上記サンプリングパルス生
成回路は、セット、リセット型のフリップフロップで構
成されるので、クロック信号の立ち上がり及び立ち下が
りにかかわらず動作可能となり、その結果、クロック信
号のデューティ比を調整することによってサンプリング
パルス幅の制御が可能となる。つまり、サンプリングパ
ルスの立ち上がり及び立ち下がりは、クロック信号のデ
ューティ比によって自由に制御できる。したがって、隣
り合うサンプリングパルス同士がエッジ部付近でオーバ
ーラップして動作不能になることを確実に回避できる。
【0036】上記入力信号は映像信号をn倍に時間軸伸
長してn系統用意し、このn系統の映像信号を一つのサ
ンプリングパルスで同時にサンプリングすることが好ま
しい。
【0037】この場合、入力する映像信号をn倍に時間
軸伸長してn系統用意し、n系統の映像信号を一つのサ
ンプリングパルスで同時にサンプリングすると、本来の
映像信号をサンプリングする場合に比べて、動作速度を
1/nに低減でき、単結晶シリコントランジスタよりも
移動度の低いポリシリコン、その他の薄膜トランジスタ
にて液晶表示装置を構成するドライバ回路をモノリシッ
ク化することが可能になる。
【0038】上記液晶表示装置は、結晶成長を助長する
元素にて連続的に結晶成長された連続粒界結晶にて形成
されたドライバモノリシック型の液晶表示装置であるこ
とが好ましい。この場合、単結晶シリコントランジスタ
よりも移動度の低い結晶が使用できるので、コスト低減
が可能となる。
【0039】本発明に係る他の液晶表示装置は、上記課
題を解決するために、入力信号のサンプリングを行う複
数のサンプリングパルスを生成するサンプリングパルス
生成回路を備え、上記サンプリングパルスに基づいて上
記入力信号をサンプリングし表示データとして表示部に
書き込む液晶表示装置において、以下の措置を講じたこ
とを特徴としている。
【0040】すなわち、上記液晶表示装置は、クロック
信号を遅延させる遅延回路と、上記クロック信号と上記
遅延回路の出力である遅延クロック信号とに対して論理
積演算を行う論理演算回路とを更に備え、上記サンプリ
ングパルス生成回路は、上記論理演算回路の出力に基づ
いて上記サンプリングパルスを生成することを特徴とし
ている。
【0041】上記の発明によれば、サンプリングパルス
がサンプリングパルス生成回路によって生成され、該サ
ンプリングパルスに基づいて入力信号がサンプリングさ
れ、サンプリング結果が表示データとして表示部に書き
込まれる。これにより、入力信号が表示部で表示され
る。
【0042】サンプリングパルスは、駆動する素子や接
続される配線等の付加容量等により、波形がなまってし
まう。そのため、生成されるサンプリングパルスのデュ
ーティ比が50%に固定されている従来のサンプリング
パルス生成回路においては、隣り合うサンプリングパル
ス同士は、エッジ部付近で互いにオーバーラップする期
間が生じてしまう。その結果、入力信号の正確なサンプ
リングが行えず、サンプリング結果にエラーが発生し、
正確な表示データが表示部に書き込まれなくなってしま
う。
【0043】この不具合を解消するために、生成済のサ
ンプリングパルスのパルス幅を狭くする技術が種々提案
されている。しかし、この場合、サンプリングパルス幅
の制御を行うための素子(例えば、遅延回路とAND回
路等)は、サンプリングパルスの数だけ必要となるの
で、サンプリングパルス生成回路の実装面積が増加して
しまう。また、遅延回路を設けた場合、生成すべきサン
プリングパルスの数に応じた駆動能力を備えていること
が要求される。
【0044】また、上記以外の従来技術として、入力信
号の伝送線の分布定数による遅延を考慮し、それに合わ
せてデータドライバを駆動するシフトクロックの位相を
調整することで、上記オーバーラップを回避する技術が
知られている。しかし、この場合、回路構成及び動作制
御が非常に煩雑になってしまう。
【0045】そこで、本発明に係る上記液晶表示装置に
よれば、遅延回路で遅延された遅延クロック信号と、遅
延前のクロック信号とが論理演算回路に入力され、ここ
で、両信号に対して論理積演算が行われる。この論理積
演算の結果、クロック信号のデューティ比が小さくな
る。このようにデューティ比の小さくなったクロック信
号を使用することによって、サンプリングパルス生成回
路によって生成されるサンプリングパルスにおいて、隣
り合うサンプリングパルス同士が互いにオーバーラップ
しないようにすることが可能となる。これにより、入力
信号が正確にサンプリングされるので、サンプリング結
果にエラーが発生することがなくなり、正確な表示デー
タが表示部に書き込まれることになる。それゆえ、回路
構成及び動作制御を複雑化することなく、しかも、遅延
回路は、サンプリングパルスの数に応じた駆動能力を備
える必要がなく、表示信頼性の非常に高い液晶表示装置
を確実に実現できる。
【0046】このように、外部の液晶表示装置駆動回路
側でデューティ比を小さくする必要がなく、構成を複雑
化することなく簡単に所望のデューティ比が得られる。
しかも、外部より上記遅延回路に入力されるクロック信
号としては、従来どおり、デューティ比が50%のもの
が使用でき、従来品に対して優れた互換性を備えた液晶
表示装置を確実に実現できる。
【0047】上記遅延回路は、MOS回路または積分回
路により構成されることが好ましい。この場合、簡単な
構成で遅延回路を実現できる。特に、MOS回路をCM
OSで構成した場合、消費電流を少なくできる。
【0048】上記サンプリングパルス生成回路は、複数
のセット、リセット型のフリップフロップからなり、初
段のフリップフロップのセット端子にスタートパルスが
印加され、シフト動作を行うシフトレジスタと、上記フ
リップフロップ毎に設けられ、各段のフリップフロップ
の出力に基づいて開閉が制御され、開時に、上記論理演
算回路の出力を上記サンプリングパルスとして出力する
と共に該サンプリングパルスは次段のセット端子および
前段のリセット端子にそれぞれ送られるスイッチング手
段とからなることが好ましい。
【0049】この場合、次のシフト動作がシフトレジス
タで行われる。すなわち、セット端子にスタートパルス
が印加されると、初段のフリップフロップの出力は所定
レベルの出力となる。初段のフリップフロップの出力に
応じて、初段のスイッチング手段の開閉が制御される。
初段のスイッチング手段は、開時には、その時点の論理
演算回路の出力を初段のサンプリングパルスとして出力
する。
【0050】初段のスイッチング手段の出力である初段
のサンプリングパルスは、2段目のフリップフロップの
セット端子に送られている。これにより、2段目のフリ
ップフロップの出力は初段のサンプリングパルスに応じ
て変化し、2段目のフリップフロップの出力に基づい
て、2段目のスイッチング手段の開閉が制御される。2
段目のスイッチング手段からは、開時に、その時点の論
理演算回路の出力が2段目のサンプリングパルスとして
出力される。この2段目のサンプリングパルスは、ま
た、初段のフリップフロップのリセット端子に送られる
ので、初段のフリップフロップは、2段目のサンプリン
グパルスが入力されるとリセットされる。以降、同様な
動作が3段目以降のフリップフロップ及びスイッチング
手段において行われる。
【0051】従来技術のように、複数のDフリップフロ
ップを縦続接続してなるシフトレジスタを備えたサンプ
リングパルス生成回路では、n段目のサンプリングパル
スは、クロック信号のエッジに同期して立ち上がったり
立ち下がったりするので、クロック信号のデューティ比
によっては、隣り合うサンプリングパルス同士がエッジ
部付近でオーバーラップして動作不能になることがあ
る。
【0052】これに対して、上記サンプリングパルス生
成回路は、セット、リセット型のフリップフロップで構
成されるので、クロック信号の立ち上がり及び立ち下が
りにかかわらず動作可能となり、その結果、クロック信
号のデューティ比を調整することによってサンプリング
パルス幅の制御が可能となる。つまり、サンプリングパ
ルスの立ち上がり及び立ち下がりは、クロック信号のデ
ューティ比によって自由に制御できる。したがって、隣
り合うサンプリングパルス同士がエッジ部付近でオーバ
ーラップして動作不能になることを確実に回避できる。
【0053】上記入力信号は映像信号をn倍に時間軸伸
長してn系統用意し、このn系統の映像信号を一つのサ
ンプリングパルスで同時にサンプリングすることが好ま
しい。
【0054】この場合、入力する映像信号をn倍に時間
軸伸長してn系統用意し、n系統の映像信号を一つのサ
ンプリングパルスで同時にサンプリングすると、本来の
映像信号をサンプリングする場合に比べて、動作速度を
1/nに低減でき、単結晶シリコントランジスタよりも
移動度の低いポリシリコン、その他の薄膜トランジスタ
にて液晶表示装置を構成するドライバ回路をモノリシッ
ク化することが可能になる。
【0055】上記液晶表示装置は、結晶成長を助長する
元素にて連続的に結晶成長された連続粒界結晶にて形成
されたドライバモノリシック型の液晶表示装置であるこ
とが好ましい。この場合、単結晶シリコントランジスタ
よりも移動度の低い結晶が使用できるので、コスト低減
が可能となる。
【0056】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1乃至図4に基づいて説明すれば、以下のとおりであ
る。
【0057】本発明に係る液晶表示装置のデータドライ
バのサンプリングパルス生成回路を示す例を以下に説明
する。
【0058】上記データドライバの構成は、前述の図6
と同様の構成であるが、サンプリングパルス生成回路2
01の構成が従来とは異なったものになっている。ま
ず、本発明のデータドライバのサンプリングパルス生成
回路201の動作について説明する。
【0059】本サンプリングパルス生成回路201は、
図1(a)に示すような構成を有している。即ち、サン
プリングパルス生成回路201は、セット、リセット型
のフリップフロップ回路1101と、サンプリングパル
ス生成回路201を駆動するクロック信号ck又はクロ
ック信号ckbが入力され、フリップフロップ回路11
01の出力Qn(制御信号、図1(a)の場合、nは1
〜5)によりON、OFF制御が行われるアナログスイ
ッチ1102とから構成され、各段のフリップフロップ
回路1101の出力端子Qnは各段のアナログスイッチ
1102の制御端子に接続されている。
【0060】図1(a)において、奇数段の各アナログ
スイッチ1102の入力端子にはクロック信号ckが入
力される一方、偶数段の各アナログスイッチ1102の
入力端子にはクロック信号ckbが入力される。n段目
のアナログスイッチ1102からは、n段目出力SAM
n(サンプリングパルス)が出力されると共に、このn
段目出力SAMnは、次段(即ち、(n+1)段目)の
フリップフロップ回路1101のセット端子並びに前段
(即ち、(n−1)段目)のフリップフロップ回路11
01のリセット端子にそれぞれ送られる。
【0061】いま、図1(b)のタイミングチャートに
示すように、スタートパルスspがサンプリングパルス
生成回路201を構成する初段フリップフロップ回路1
101に入力されると、初段のフリップフロップ回路1
101の出力端子Q1は同図中に破線で示すようにHi
レベルにセットされる。出力端子Q1のHiレベルは、
初段のアナログスイッチ1102の制御信号入力端子に
印加されているため、このアナログスイッチ1102は
ONとなり、その時点でのクロック信号ckがアナログ
スイッチ1102を介してサンプリングパルス生成回路
201の初段出力SAM1として出力される。
【0062】ここで、スタートパルスspがHiレベル
となってからt時間経過後に、クロック信号ckはLo
wレベルからHiレベルに変化するため、初段出力SA
M1が図1(b)に示すように出力される。さらに、サ
ンプリングパルス生成回路201の初段出力SAM1に
より次段のフリップフロップ回路1101がセットさ
れ、その出力端子Q2がHiレベルとなる。出力端子Q
2がHiレベルにセットされると、2段目のアナログス
イッチ1102がONとなり、その時点でのクロック信
号ckbが2段目のアナログスイッチ1102を介して
サンプリングパルス生成回路201の2段目出力SAM
2として出力される。
【0063】ここで、クロック信号ckbがLowレベ
ルからHiレベルに変化すると、2段目出力SAM2が
図1(b)に示すように出力される。このとき、クロッ
ク信号ckはHiレベルからLowレベルに変化するの
で、初段出力SAM1もHiレベルからLowレベルに
変化することになる。
【0064】また、2段目出力SAM2は、前段(即
ち、初段)のフリップフロップ回路1101のリセット
端子に接続されているため、初段のフリップフロップ回
路1101はリセットされ、出力端子Q1は再びHiレ
ベルからLowレベルに変化する。これに伴って、初段
のアナログスイッチ1102がONからOFFに変化
し、次回に初段のアナログスイッチ1102がONとな
るまで、そのレベル(Lowレベル)が保持される。
【0065】同様に、n段目のフリップフロップ回路1
101の出力端子Qnの信号によりn段目のアナログス
イッチ1102のON/OFFを制御することでn段目
のアナログスイッチ1102を介してn段目出力SAM
nとして出力されると共に、n段目出力SAMnによっ
て前後のフリップフロップ回路1101の出力端子Qn
−1及びQn+1のリセット及びセットがそれぞれ制御
されることで、順次(n+1)段目出力SAMn+1、
(n+2)段目出力SAMn+2、…を出力していくこ
とが可能となる。
【0066】このような動作のためクロック信号の負荷
容量はONとなっているアナログスイッチ1102の前
後のフリップフロップ回路1101のリセット、セット
端子の入力容量とクロック信号を伝送する配線自体の配
線容量のみでよく、したがって従来に比べてクロック信
号の負荷容量を確実に低減できる。
【0067】図1(a)の構成によれば、n段目出力S
AMnがなまった場合、上記従来技術と同様に、n段目
出力SAMnと、(n+1)段目出力SAMn+1とが
エッジ部付近においてオーバ一ラップする時間Tob
(図示しない)が生じ、ソースバスライン容量n+1の
充放電による映像データヘのノイズが発生し正確な映像
データのサンプリングが行えないという不具合が生じる
ことになる。
【0068】ここで、図1(a)のサンプリングパルス
生成回路201に対して、図2に示すようなタイミング
にて、スタートパルスsp、クロック信号ck、クロッ
ク信号ckbを入力した場合、n段目のフリップフロッ
プ回路1101の出力端子Qn及びn段目出力SAMn
について、図2のタイミングチャートを参照しながら、
以下に説明する。
【0069】サンプリングパルス生成回路201のクロ
ック信号ck・ckb(駆動クロック)は、図2に示す
ように、デューティ比が50%より小さく、Hiレベル
の期間(サンプリングパルス幅)がLowレベルの期間
よりも短く、且つ、クロック信号ckのHiレベルの期
間とクロック信号ckbのHiレベルの期間との間には
tsの時間間隔が設けてある。
【0070】この場合、スタートパルスspがサンプリ
ングパルス生成回路201を構成する初段のフリップフ
ロップ回路1101のセット端子(SET)に入力され
ると、初段のフリップフロップ回路1101の出力端子
Q1は、図2中に破線で示すようにHiレベルにセット
される。出力端子Q1は初段のアナログスイッチ110
2の制御端子に接続されているため、初段のアナログス
イッチ1102はONとなり、その時点でのクロック信
号ckが初段のアナログスイッチ1102を介して初段
出力SAM1として出力される。
【0071】図2に示すように、スタートパルスspが
Hiレベルとなってからt’時間経過後にクロック信号
ckはLowレベルからHiレベルに変化するため、そ
のタイミングにて初段出力SAM1が出力されることに
なる。さらに、この初段出力SAM1により2段目のフ
リップフロップ回路1101がセットされ、出力端子Q
2がHiレベルとなる。出力端子Q2がHiレベルにな
ると、2段目のアナログスイッチ1102がONとな
り、その時点でのクロック信号ckbが2段目のアナロ
グスイッチ1102を介して2段目出力SAM2として
出力される。
【0072】この場合、クロック信号ckbがLowレ
ベルからHiレベルに変化すると、2段目出力SAM2
が出力される。この2段目出力SAM2は、初段のフリ
ップフロップ回路1101のリセット端子(RESE
T)に送られるので、初段のフリップフロップ回路11
01はリセットされる。これに伴って、出力端子Q1
は、再びHiレベルからLowレベルに変化するので、
制御端子にはLowレベルが印加されて初段のアナログ
スイッチ1102がONからOFFに変化する。
【0073】上述したように、クロック信号ckのHi
レベルの期間とクロック信号ckbのHiレベルの期間
との間には時間間隔ts(図2参照)を設けることによ
って、2段目出力SAM2がHiレベルに立ちあがるT
s時間前には初段出力SAM1を立ち下げることが可能
となる。同様に、サンプリングパルス生成回路201の
n段目出力SAMnは、常に、クロック信号ckのHi
レベルの期間とクロック信号ckbのHiレベルの期間
との間に設けられたTsの時間間隔をあけて出力される
ことになるので、n段目出力SAMnと、(n+1)段
目出力SAMn+1がオーバーラップするという不具合
を未然に回避できる。
【0074】即ち、図7に示すようなDフリップフロッ
プを用いる従来のサンプリングパルス生成回路301で
は、n段目出力SAMn(サンプリングパルス)は、ク
ロック信号ckのエッジに同期して出力が立ち上がると
共にクロック信号ckbに同期して立ち下がるので、ク
ロック信号ck及びckbのデューティ比がおおきく異
なると(例えば、クロック信号ckの立ち下がりがクロ
ック信号ckbの立ち上がりよりも遅くなって、クロッ
ク信号ckのHiレベルの期間とクロック信号ckbの
Hiレベルの期間とがオーバーラップすると)、動作不
能になる。
【0075】これに対して、本実施の形態のように、セ
ット、リセット型のフリップフロップ1101でサンプ
リングパルス生成回路201を構成すれば、クロック信
号ckの立ち上がりとクロック信号ckbの立ち下が
り、並びに、クロック信号ckの立ち下がりとクロック
信号ckbの立ち上がりをそれぞれ揃える(一致させ
る)必要がないので、クロック信号ck及びckbのデ
ューティ比を自由に可変でき、その結果、サンプリング
パルス幅の制御が可能となる。換言すれば、クロック信
号ck及びckbの立ち上がり及び立ち下がりにかかわ
らず動作可能となるので、クロック信号ck及びckb
のデューティ比の調整によってサンプリングパルス幅の
制御が可能となる。
【0076】上記の液晶表示装置は、ポリシリコンを用
いたドライバモノリシック型液晶表示装置でも、またニ
ッケル等の結晶化を助長する元素により連続的に結晶成
長した連続粒界結晶(例えば、連続粒界結晶シリコン)
を用いたドライバモノリシック型液晶表示装置でもよ
い。この場合、単結晶シリコントランジスタよりも移動
度の低い結晶が使用できるので、コスト低減が可能とな
る。
【0077】図3は、本発明に係る他のデータドライバ
の構成例を示す。図3に示すように、このデータドライ
バは、サンプリングパルス生成回路1001、サンプリ
ングパルス生成回路1001のクロック信号入力部に設
けられた遅延回路1002・1003及び該遅延回路1
002・1003にて遅延されたクロック信号(遅延ク
ロック信号)とクロック信号ck・ckbの論理積演算
を行う論理演算回路1004・1005、並びにビデオ
信号1・2の伝送線(映像信号配線)、データドライバ
に入力された映像信号をサンプリングパルスによりサン
プリングするためのアナログスイッチ1006・100
7からなる。なお、サンプリングパルス生成回路100
1は、図4(a)に示すように、図1(a)と同じ構成
を備えているので、構成に係る説明は省略する。
【0078】ここで示すデータドライバと前述のデータ
ドライバとの差異は、図3より明らかなように、サンプ
リングパルス生成回路1001のクロック信号入力部に
設けられた遅延回路1002・1003と論理演算回路
1004・1005により外部液晶装置駆動回路より入
力された駆動クロック(クロック信号ck・ckb)の
デューティ比調整をデータドライバ内部で行うことにあ
る。
【0079】つまり、前述のデータドライバによれば、
n段目出力SAMnと、(n+1)段目出力SAMn+
1の時間的重なりをなくすように、サンプリングパルス
生成回路201を駆動するクロック信号のデューティ比
の調整が行われた。このように液晶表示装置へ入力する
クロック信号のデューティ比の調整を外部の液晶表示装
置駆動回路側にて行うのは駆動信号生成上、非常に煩雑
なものになる。
【0080】そこで、図3の構成を備えたデータドライ
バによれば、外部より入力するクロック信号ck・ck
bのデューティ比は従来どおり50%でよい。その結
果、外部より上記遅延回路に入力されるクロック信号と
しては、従来どおり、デューティ比が50%のものが使
用でき、従来品に対して優れた互換性を備えた液晶表示
装置を確実に実現できる。
【0081】ここで、図4(b)のタイミングチャート
を参照しながら本サンプリングパルス生成回路1001
の動作を説明する。
【0082】外部液晶表示装置駆動回路より入力するク
ロック信号ck及びckbは、図4(b)に示すよう
に、デューティ比50%のクロック信号である。入力さ
れたクロック信号ck及びckbは、データドライバ内
部に設けられた遅延回路1002及び1003によりt
d時間だけそれぞれ遅延された遅延クロック信号ckd
ely及びckbdelyとなる。
【0083】ここで、クロック信号ckと遅延クロック
信号ckdely、及びクロック信号ckbと遅延クロ
ック信号ckbdelyのそれぞれの論理積演算を行う
と、Hiレベルの期間がLowレベルの期間より短いデ
ューティ比が調整されたクロック信号ck’及びck
b’を生成することが可能となり、前記サンプリングパ
ルス生成回路201の場合と同様に、n段目出力SAM
n(サンプリングパルス)と、(n+1)段目出力SA
Mn+1との時間的重なりをなくすことができるサンプ
リングパルス生成回路1001を実現できる。
【0084】また、上記遅延回路1002・1003
は、例えば、MOS構成(CMOS、NMOS、PMO
S等)のインバ一タ回路を縦列接続した構成や、コンデ
ンサと抵抗によるCR積分回路による構成など、所望の
遅延量tdを得られるものであればよい。MOS構成の
うち、消費電流を少なくできる点でCMOSで構成する
ことが好ましい。また、本実施の形態の論理演算回路1
004・1005は、論理回路であるAND回路、NA
ND回路、OR回路、NOR回路で構成することも可能
であり、例えば論理演算回路1004をNAND回路で
構成する場合はNAND回路の出力をインバータによる
バッファ回路(NAND回路の入力を互いに接続すれ
ば、インバータを容易に実現できる。)を介してクロッ
ク信号ck’及びckb’に出力することで論理を反転
する等すればよい。
【0085】図3で示すデータドライバを備えた液晶表
示装置は、ポリシリコンを用いたドライバモノリシック
型液晶表示装置でも、またニッケルなどの結晶化を助長
する元素により連続的に結晶成長した連続粒界結晶(例
えば、連続粒界結晶シリコン)を用いたドライバモノリ
シック型液晶表示装置でもよい。この場合、単結晶シリ
コントランジスタよりも移動度の低い結晶が使用できる
ので、コスト低減が可能となる。
【0086】また、本説明において、データドライバ1
01に入力する映像信号入力は本来の映像信号を2倍に
時間軸伸長した映像データを2系統用いて説明している
が、映像入力信号を2系統とした場合、映像データのサ
ンプリング速度は本来の映像信号をサンプリングする場
合に比べて1/2に低減することができる。
【0087】即ち、データドライバ101を構成する薄
膜トランジスタの移動度などトランジスタ特性に合わせ
てデータドライバ101に入力する映像信号をn倍に時
間軸伸長してn系統用意してデータドライバ101に入
力すれば、n系統の映像信号を一つのサンプリングパル
スで同時にサンプリングするので、本来の映像信号をサ
ンプリングする場合に比べて、データドライバ101の
動作速度を1/nに低減でき、単結晶シリコントランジ
スタよりも移動度の低いポリシリコン、その他の薄膜ト
ランジスタにて液晶表示装置を構成するドライバ回路を
モノリシック化することが可能になる。
【0088】本発明に係る第1のドライバモノリシック
型液晶表示装置は、以上のように、入力された映像信号
のサンプリングを行うデータドライバを具備するドライ
バモノリシック型液晶表示装置において、該データドラ
イバを構成するサンプリングパルス生成回路より出力さ
れるサンプリングパルス幅が、その駆動クロック信号の
デューティ比にて制御されることを特徴としている。
【0089】本発明に係る第2のドライバモノリシック
型液晶表示装置は、以上のように、上記第1のドライバ
モノリシック型液晶表示装置において、上記サンプリン
グパルス生成回路を構成するシフトレジスタが、セッ
ト、リセット型フリップフロップにより構成され、該フ
リップフロップはシフトレジスタに入力されるクロック
信号によりセット、リセットの制御を受けることを特徴
としている。
【0090】本発明に係る第3のドライバモノリシック
型液晶表示装置は、以上のように、上記第1又は第2の
ドライバモノリシック型液晶表示装置において、データ
ドライバに入力されたn系統の映像信号を1つのサンプ
リングパルスにて同時にサンプリングすることを特徴と
している。
【0091】本発明に係る第4のドライバモノリシック
型液晶表示装置は、以上のように、第1乃至第3のいず
れかのドライバモノリシック型液晶表示装置において、
ニッケルなどの結晶成長を助長する元素にて連続的に結
晶成長がなされた連続粒界結晶Siにて形成されている
ことを特徴としている。
【0092】上記ドライバモノリシック型液晶表示装置
によれば、セット、リセット型のフリップフロップにて
構成されるシフトレジスタを用いたサンプリングパルス
生成回路を備えたデータドライバにおいて、データドラ
イバに入力するクロック信号のデューティ比を調整する
ことにより、サンプリングパルス生成回路各段のサンプ
リングパルスのサンプリング幅を制御することで、正確
なタイミングにて映像データのサンプリングを行い映像
データのサンプリング時に発生するノイズ低減を行うこ
とが可能となる。
【0093】また、本発明に係る第5のドライバモノリ
シック型液晶表示装置は、以上のように、クロック信号
のデューティ比の制御が、入力クロック信号とデータド
ライバ内部に設けられた遅延回路により該クロック信号
を遅延させた信号に基づいて、データドライバ内部に設
けた論理回路により行うことを特徴としている。
【0094】上記遅延回路は、CMOSインバータ回
路、または容量及び抵抗を用いた積分回路にて構成され
ることが好ましい。
【0095】また、上記論理回路は、AND回路、NA
ND回路、OR回路、またはNOR回路にて構成される
ことが好ましい。
【0096】上記データドライバはデータドライバに入
力されたn系統の映像信号を1つのサンプリングパルス
にて同時にサンプリングすることが好ましい。
【0097】上記ドライバモノリシック型液晶表示装置
はニッケルなどの結晶成長を助長する元素にて連続的に
結晶成長がなされた連続粒界結晶Siにて形成されるこ
とが好ましい。
【0098】上記ドライバモノリシック型液晶表示装置
によれば、データドライバのクロック信号入力部に遅延
回路を設け、クロック信号と遅延されたクロック信号と
の間で論理積を求めることで、上記シフトレジスタを駆
動するクロック信号のデューティ比を調整することによ
り、隣り合うデータサンプリングのサンプリングパルス
がオーバーラップしないように映像データサンプリング
の上記パルス幅を調整することが可能となる。これによ
り、外部より入力するデータドライバ駆動用のクロック
信号のデューティ比は従来どおりの50%デューティ比
のクロック信号にて前記データドライバのシフトレジス
タを駆動することが可能となる。
【0099】
【発明の効果】本発明に係る液晶表示装置は、以上のよ
うに、サンプリングパルス生成回路が、クロック信号の
デューティ比に応じて変化するパルス幅を有するサンプ
リングパルスを生成することを特徴としている。
【0100】上記の発明によれば、入力されたクロック
信号に基づいてサンプリングパルスがサンプリングパル
ス生成回路によって生成され、該サンプリングパルスに
基づいて表示すべき入力信号がサンプリングされ、サン
プリング結果が表示データとして表示部に書き込まれ
る。これにより、入力信号が表示部で表示される。
【0101】サンプリングパルスの波形がなまると、生
成されるサンプリングパルスのデューティ比が50%に
固定されている場合、隣り合うサンプリングパルス同士
は、エッジ部付近で互いにオーバーラップする期間が生
じてしまう。これを回避する種々の提案がなされている
が、どれも不具合を有している。
【0102】そこで、本発明に係る上記液晶表示装置に
おいては、クロック信号のデューティ比を調整すれば、
サンプリングパルス生成回路によって生成されるサンプ
リングパルスにおいて、隣り合うサンプリングパルス同
士が互いにオーバーラップしないようにすることが可能
となる。これにより、入力信号が正確にサンプリングさ
れるので、サンプリング結果にエラーが発生することが
なくなり、正確な表示データが表示部に書き込まれるこ
とになる。それゆえ、回路構成及び動作制御を複雑化す
ることなく、しかも遅延回路の駆動能力を考慮すること
なく、表示信頼性の非常に高い液晶表示装置を確実に実
現できるという効果を奏する。
【0103】上記サンプリングパルス生成回路は、複数
のセット、リセット型のフリップフロップからなり、初
段のフリップフロップのセット端子にスタートパルスが
印加され、シフト動作を行うシフトレジスタと、上記フ
リップフロップ毎に設けられ、各段のフリップフロップ
の出力に基づいて開閉が制御され、開時に上記クロック
信号のデューティ比に応じて変化するパルス幅を有する
サンプリングパルスを出力すると共に該サンプリングパ
ルスは次段のセット端子および前段のリセット端子にそ
れぞれ送られるスイッチング手段とからなることが好ま
しい。
【0104】この場合、次のシフト動作がシフトレジス
タで行われる。すなわち、セット端子にスタートパルス
が印加されると、初段のフリップフロップの出力は所定
レベルの出力となる。初段のフリップフロップの出力に
応じて、初段のスイッチング手段の開閉が制御される。
初段のスイッチング手段は、開時には、その時点のクロ
ック信号のデューティ比に応じて変化するパルス幅を有
するパルスを初段のサンプリングパルスとして出力す
る。
【0105】初段のスイッチング手段の出力である初段
のサンプリングパルスは、2段目のフリップフロップの
セット端子に送られている。これにより、2段目のフリ
ップフロップの出力は初段のサンプリングパルスに応じ
て変化し、2段目のフリップフロップの出力に基づい
て、2段目のスイッチング手段の開閉が制御される。2
段目のスイッチング手段からは、開時に、その時点のク
ロック信号のデューティ比に応じて変化するパルス幅を
有するパルスが2段目のサンプリングパルスとして出力
される。この2段目のサンプリングパルスは、また、初
段のフリップフロップのリセット端子に送られるので、
初段のフリップフロップは、2段目のサンプリングパル
スが入力されるとリセットされる。以降、同様な動作が
3段目以降のフリップフロップ及びスイッチング手段に
おいて行われる。
【0106】複数のDフリップフロップを縦続接続して
なるシフトレジスタを備えたサンプリングパルス生成回
路では、n段目のサンプリングパルスは、クロック信号
のエッジに同期して立ち上がったり立ち下がったりする
ので、クロック信号のデューティ比によっては、隣り合
うサンプリングパルス同士がエッジ部付近でオーバーラ
ップして動作不能になることがある。
【0107】これに対して、上記サンプリングパルス生
成回路は、セット、リセット型のフリップフロップで構
成されるので、クロック信号の立ち上がり及び立ち下が
りにかかわらず動作可能となり、その結果、クロック信
号のデューティ比を調整することによってサンプリング
パルス幅の制御が可能となる。つまり、サンプリングパ
ルスの立ち上がり及び立ち下がりは、クロック信号のデ
ューティ比によって自由に制御できる。したがって、隣
り合うサンプリングパルス同士がエッジ部付近でオーバ
ーラップして動作不能になることを確実に回避できると
いう効果を併せて奏する。
【0108】上記入力信号は映像信号をn倍に時間軸伸
長してn系統用意し、このn系統の映像信号を一つのサ
ンプリングパルスで同時にサンプリングすることが好ま
しい。この場合、入力する映像信号をn倍に時間軸伸長
してn系統用意し、n系統の映像信号を一つのサンプリ
ングパルスで同時にサンプリングすると、本来の映像信
号をサンプリングする場合に比べて、動作速度を1/n
に低減でき、単結晶シリコントランジスタよりも移動度
の低いポリシリコン、その他の薄膜トランジスタにて液
晶表示装置を構成するドライバ回路をモノリシック化す
ることが可能になるという効果を併せて奏する。
【0109】上記液晶表示装置は、結晶成長を助長する
元素にて連続的に結晶成長された連続粒界結晶にて形成
されたドライバモノリシック型の液晶表示装置であるこ
とが好ましい。この場合、単結晶シリコントランジスタ
よりも移動度の低い結晶が使用できるので、コスト低減
が可能となるという効果を併せて奏する。
【0110】本発明に係る他の液晶表示装置は、以上の
ように、クロック信号を遅延させる遅延回路と、上記ク
ロック信号と上記遅延回路の出力である遅延クロック信
号とに対して論理積演算を行う論理演算回路とを更に備
え、上記サンプリングパルス生成回路は、上記論理演算
回路の出力に基づいて上記サンプリングパルスを生成す
ることを特徴としている。
【0111】上記の発明によれば、サンプリングパルス
がサンプリングパルス生成回路によって生成され、該サ
ンプリングパルスに基づいて入力信号がサンプリングさ
れ、サンプリング結果が表示データとして表示部に書き
込まれる。これにより、入力信号が表示部で表示され
る。
【0112】サンプリングパルスの波形がなまると、生
成されるサンプリングパルスのデューティ比が50%に
固定されている場合、隣り合うサンプリングパルス同士
は、エッジ部付近で互いにオーバーラップする期間が生
じてしまう。これを回避する種々の提案がなされている
が、どれも不具合を有している。
【0113】そこで、上記液晶表示装置によれば、遅延
回路で遅延された遅延クロック信号と、遅延前のクロッ
ク信号とが論理演算回路に入力され、ここで、両信号に
対して論理積演算が行われる。この論理積演算の結果、
クロック信号のデューティ比が小さくなる。このように
デューティ比の小さくなったクロック信号を使用するこ
とによって、サンプリングパルス生成回路によって生成
されるサンプリングパルスにおいて、隣り合うサンプリ
ングパルス同士が互いにオーバーラップしないようにす
ることが可能となる。これにより、入力信号が正確にサ
ンプリングされるので、サンプリング結果にエラーが発
生することがなくなり、正確な表示データが表示部に書
き込まれることになる。それゆえ、回路構成及び動作制
御を複雑化することなく、しかも、遅延回路は、サンプ
リングパルスの数に応じた駆動能力を備える必要がな
く、表示信頼性の非常に高い液晶表示装置を確実に実現
できる。
【0114】このように、外部の液晶表示装置駆動回路
側でデューティ比を小さくする必要がなく、構成及び制
御を複雑化することなく簡単に所望のデューティ比が得
られる。しかも、外部より上記遅延回路に入力されるク
ロック信号としては、従来どおり、デューティ比が50
%のものが使用でき、従来品に対して優れた互換性を備
えた液晶表示装置を確実に実現できる効果を併せて奏す
る。
【0115】上記遅延回路は、MOS回路または積分回
路により構成されることが好ましい。この場合、簡単な
構成で遅延回路を実現できるという効果を併せて奏す
る。MOS回路のうち、特にCMOS回路を採用すれ
ば、消費電流を少なくできる。
【0116】上記サンプリングパルス生成回路は、複数
のセット、リセット型のフリップフロップからなり、初
段のフリップフロップのセット端子にスタートパルスが
印加され、シフト動作を行うシフトレジスタと、上記フ
リップフロップ毎に設けられ、各段のフリップフロップ
の出力に基づいて開閉が制御され、開時に、上記論理演
算回路の出力を上記サンプリングパルスとして出力する
と共に該サンプリングパルスは次段のセット端子および
前段のリセット端子にそれぞれ送られるスイッチング手
段とからなることが好ましい。
【0117】この場合、次のシフト動作がシフトレジス
タで行われる。すなわち、セット端子にスタートパルス
が印加されると、初段のフリップフロップの出力は所定
レベルの出力となる。初段のフリップフロップの出力に
応じて、初段のスイッチング手段の開閉が制御される。
初段のスイッチング手段は、開時には、その時点の論理
演算回路の出力を初段のサンプリングパルスとして出力
する。
【0118】初段のスイッチング手段の出力である初段
のサンプリングパルスは、2段目のフリップフロップの
セット端子に送られている。これにより、2段目のフリ
ップフロップの出力は初段のサンプリングパルスに応じ
て変化し、2段目のフリップフロップの出力に基づい
て、2段目のスイッチング手段の開閉が制御される。2
段目のスイッチング手段からは、開時に、その時点の論
理演算回路の出力が2段目のサンプリングパルスとして
出力される。この2段目のサンプリングパルスは、ま
た、初段のフリップフロップのリセット端子に送られる
ので、初段のフリップフロップは、2段目のサンプリン
グパルスが入力されるとリセットされる。以降、同様な
動作が3段目以降のフリップフロップ及びスイッチング
手段において行われる。
【0119】複数のDフリップフロップを縦続接続して
なるシフトレジスタを備えたサンプリングパルス生成回
路では、n段目のサンプリングパルスは、クロック信号
のエッジに同期して立ち上がったり立ち下がったりする
ので、クロック信号のデューティ比によっては、隣り合
うサンプリングパルス同士がエッジ部付近でオーバーラ
ップして動作不能になることがある。
【0120】これに対して、上記サンプリングパルス生
成回路は、セット、リセット型のフリップフロップで構
成されるので、クロック信号の立ち上がり及び立ち下が
りにかかわらず動作可能となり、その結果、クロック信
号のデューティ比を調整することによってサンプリング
パルス幅の制御が可能となる。つまり、サンプリングパ
ルスの立ち上がり及び立ち下がりは、クロック信号のデ
ューティ比によって自由に制御できる。したがって、隣
り合うサンプリングパルス同士がエッジ部付近でオーバ
ーラップして動作不能になることを確実に回避できると
いう効果を併せて奏する。
【0121】上記入力信号は映像信号をn倍に時間軸伸
長してn系統用意し、このn系統の映像信号を一つのサ
ンプリングパルスで同時にサンプリングすることが好ま
しい。この場合、入力する映像信号をn倍に時間軸伸長
してn系統用意し、n系統の映像信号を一つのサンプリ
ングパルスで同時にサンプリングすると、本来の映像信
号をサンプリングする場合に比べて、動作速度を1/n
に低減でき、単結晶シリコントランジスタよりも移動度
の低いポリシリコン、その他の薄膜トランジスタにて液
晶表示装置を構成するドライバ回路をモノリシック化す
ることが可能になるという効果を併せて奏する。
【0122】上記液晶表示装置は、結晶成長を助長する
元素にて連続的に結晶成長された連続粒界結晶にて形成
されたドライバモノリシック型の液晶表示装置であるこ
とが好ましい。この場合、単結晶シリコントランジスタ
よりも移動度の低い結晶が使用できるので、コスト低減
が可能となる効果を併せて奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る液晶表示装置のサンプリ
ングパルス生成回路の概略ブロック図であり、(b)は
その要部のタイミングを示すタイミングチャート図であ
る。
【図2】上記液晶表示装置のサンプリングパルス生成回
路の動作説明のためのタイミングチャートである。
【図3】本発明に係る他の液晶表示装置のデータドライ
バの構成を示す概略ブロック図である。
【図4】(a)は上記液晶表示装置のデータドライバを
構成するサンプリングパルス生成回路の概略ブロック図
であり、(b)はその要部のタイミングを示すタイミン
グチャート図である。
【図5】従来の液晶表示装置の概略構成を示す説明図で
ある。
【図6】従来及び本発明の液晶表示装置のデータドライ
バの概要を示すブロック構成図である。
【図7】(a)は従来の液晶表示装置のサンプリングパ
ルス生成回路の概略ブロック図であり、(b)はその要
部のタイミングを示すタイミングチャートである。
【図8】従来の液晶表示装置のデータドライバの動作説
明のためのタイミングチャートである。
【図9】従来の液晶表示装置の実際の動作タイミング説
明図である。
【図10】従来の液晶表示装置のサンプリングパルス幅
縮小のための構成例を示す説明図である。
【図11】図10の液晶表示装置の動作説明用タイミン
グチャートである。
【図12】従来の液晶表示装置のサンプリングパルス幅
縮小のための他の構成例を示す説明図である。
【図13】図12の液晶表示装置の動作説明用タイミン
グチャートである。
【符号の説明】
201 サンプリングパルス生成回路 1001 サンプリングパルス生成回路 1002 遅延回路 1003 遅延回路 1004 論理演算回路 1005 論理演算回路 1006 アナログスイッチ 1007 アナログスイッチ 1101 セット、リセット型のフリップフロップ回
路 1102 アナログスイッチ SAMn n段目出力(サンプリングパルス)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊田 浩二 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H093 NC16 NC21 NC22 NC23 NC34 NC50 ND34 ND36 ND40 5C006 AA01 AA22 AC02 AC11 AC21 AF45 AF52 AF72 BB06 BC06 BC12 BC20 BF06 BF07 BF26 BF34 BF49 EA03 EC02 EC05 FA31 FA43 FA51 5C080 AA10 BB05 CC03 DD12 DD22 DD27 FF09 GG08 JJ02 JJ03 JJ04 KK02 KK43

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されたクロック信号に基づいて入力信
    号のサンプリングを行う複数のサンプリングパルスを生
    成するサンプリングパルス生成回路を備え、上記サンプ
    リングパルスに基づいて上記入力信号をサンプリングし
    表示データとして表示部に書き込む液晶表示装置におい
    て、 上記サンプリングパルス生成回路は、上記クロック信号
    のデューティ比に応じて変化するパルス幅を有するサン
    プリングパルスを生成することを特徴とする液晶表示装
    置。
  2. 【請求項2】上記サンプリングパルス生成回路は、 複数のセット、リセット型のフリップフロップからな
    り、初段のフリップフロップのセット端子にスタートパ
    ルスが印加され、シフト動作を行うシフトレジスタと、 上記フリップフロップ毎に設けられ、各段のフリップフ
    ロップの出力に基づいて開閉が制御され、開時に、クロ
    ック信号のデューティ比に応じて変化するパルス幅を有
    する上記サンプリングパルスを出力すると共に該サンプ
    リングパルスは次段のセット端子および前段のリセット
    端子にそれぞれ送られるスイッチング手段とからなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】上記入力信号は映像信号をn倍に時間軸伸
    長してn系統用意し、このn系統の映像信号を一つのサ
    ンプリングパルスで同時にサンプリングすることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】結晶成長を助長する元素にて連続的に結晶
    成長された連続粒界結晶にて形成されたドライバモノリ
    シック型の液晶表示装置であることを特徴とする請求項
    1、2、又は3に記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】入力信号のサンプリングを行う複数のサン
    プリングパルスを生成するサンプリングパルス生成回路
    を備え、上記サンプリングパルスに基づいて上記入力信
    号をサンプリングし表示データとして表示部に書き込む
    液晶表示装置において、 クロック信号を遅延させる遅延回路と、 上記クロック信号と上記遅延回路の出力である遅延クロ
    ック信号とに対して論理積演算を行う論理演算回路とを
    更に備え、 上記サンプリングパルス生成回路は、上記論理演算回路
    の出力に基づいて上記サンプリングパルスを生成するこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
  6. 【請求項6】上記遅延回路は、MOS回路により構成さ
    れることを特徴とする請求項5に記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】上記遅延回路は、積分回路により構成され
    ることを特徴とする請求項5に記載の液晶表示装置。
  8. 【請求項8】上記サンプリングパルス生成回路は、 複数のセット、リセット型のフリップフロップからな
    り、初段のフリップフロップのセット端子にスタートパ
    ルスが印加され、シフト動作を行うシフトレジスタと、 上記フリップフロップ毎に設けられ、各段のフリップフ
    ロップの出力に基づいて開閉が制御され、開時に、上記
    論理演算回路の出力を上記サンプリングパルスとして出
    力すると共に該サンプリングパルスは次段のセット端子
    および前段のリセット端子にそれぞれ送られるスイッチ
    ング手段とからなることを特徴とする請求項5、6、ま
    たは7に記載の液晶表示装置。
  9. 【請求項9】上記入力信号は映像信号をn倍に時間軸伸
    長してn系統用意し、このn系統の映像信号を一つのサ
    ンプリングパルスで同時にサンプリングすることを特徴
    とする請求項5、6、7、又は8に記載の液晶表示装
    置。
  10. 【請求項10】結晶成長を助長する元素にて連続的に結
    晶成長された連続粒界結晶にて形成されたドライバモノ
    リシック型の液晶表示装置であることを特徴とする請求
    項5、6、7、8、又は9に記載の液晶表示装置。
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