JP2005215248A - パルス生成回路および表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遅延量が同じ複数のインバータを直列に接続し、当該インバータの段数によって遅延回路の遅延時間を決める構成を採った場合、大きな遅延時間を設定するには、インバータの段数を増やさなければならないため、その分だけ回路を構成する素子数が増え、回路構成が複雑になる。
【解決手段】インバータ521−1〜521−nが直列接続されてなる遅延回路52において、インバータ521を構成するNchトランジスタとPchトランジスタのサイズ比WN/WPを、インバータ521−1〜521−nの前後の段で異ならせ、当該サイズ比WN/WPを任意に設定することにより、インバータの段数nを変えなくても、任意の遅延時間を設定可能にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、パルス生成回路および表示装置に関し、特に入力される第1のパルス信号から当該パルス信号よりもパルス幅の狭い第2のパルス信号を生成するパルス生成回路および当該パルス生成回路を用いた表示装置に関する。
各種のパルス信号を用いて回路動作を行う装置では、外部から入力されるパルス信号の数を少なくするために、例えば、外部から入力される第1のパルス信号から当該パルス信号よりもパルス幅の狭い第2のパルス信号を生成することが行われる。一例として、電気光学素子を含む画素が行列状に2次元配置されてなる表示装置、例えば電気光学素子として液晶セルを用いてなるアクティブマトリクス型液晶表示装置において、水平走査の基準となる互いに逆相の水平クロックパルスHCK,HCKXから、これらクロックパルスHCK,HCKXよりもパルス幅が狭いクロックパルスDCK1,DCK2を生成することが行われている(例えば、特許文献1参照)。
この種のパルス生成回路においては、水平クロックパルスHCKをNAND回路にその一方の入力として直接与えるとともに、その他方の入力として複数のインバータが複数直列に接続されてなる遅延回路を通して与え、当該NAND回路において両入力のNAND(否定論理積)演算を行うことによってクロックパルスDCK1を生成している。水平クロックパルスHCKXについても同様に、当該クロックパルスHCKXとこれを遅延したクロックパルスとの否定論理積演算を行うことによってクロックパルスDCK2を生成している。
この従来例に係るパルス生成回路では、直列接続するインバータの段数によって遅延回路の遅延時間Tを決めるようにしている。すなわち、遅延量tが同じインバータをn段直列に接続し、これらインバータの段数nによって遅延時間T(=t×n)、ひいてはクロックパルスDCK1,DCK2のパルス幅を決めるようにしている。
特開2003−66914号公報
しかしながら、上述したように、遅延量tが同じ複数のインバータを直列に接続し、当該インバータの段数nによって遅延回路の遅延時間Tを決める構成を採った場合、大きな遅延時間Tを設定するには、インバータの段数nを増やさなければならないため、その分だけ回路を構成する素子数が増え、パルス生成回路の回路構成が複雑になる。しかも、個々のインバータの遅延量tが一定値に固定されており、当該遅延量tの整数倍の遅延時間Tしか設定できないために、生成するクロックパルスのパルス幅を微細に設定するのが難しくなる。
このように、従来例に係るパルス生成回路では、回路構成が複雑になることによってレイアウト面積が大きくなってしまう。したがって、例えば液晶表示装置において、画素が行列状に2次元配置されてなる液晶パネル上にパルス生成回路を集積化する場合に、パルス生成回路のレイアウト面積が大きくなることは多画素化の妨げとなる。特に、近年、高画質・高精細化の傾向により、より多画素化が求められており、レイアウト面積の小スペース化は避けられない問題になってきている。したがって、パルス生成回路としても、より小規模の回路構成のものが求められている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、より小規模の回路構成で実現可能なパルス生成回路および当該パルス生成回路を用いた表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、複数のインバータが直列に接続されてなり、入力される第1のパルス信号を遅延する遅延回路と、前記第1のパルス信号を一方の入力とし、前記遅延回路を経た前記第1のパルス信号を他方の入力とし、両入力を論理演算することによって前記第1のパルス信号よりもパルス幅の狭い第2のパルス信号を生成する論理回路とを備えたパルス生成回路において、前記インバータを構成するトランジスタのサイズを、前記複数のインバータの前後の段で異ならせた構成となっている。
このパルス生成回路は、電気光学素子を含む画素が行列状に2次元配置されてなり、選択行の画素に対して所定の信号を書き込む駆動手段が、クロック信号に同期して順次転送パルスを出力するシフトレジスタと、このシフトレジスタから順次出力される前記転送パルスから当該転送パルスよりもパルス幅の狭いサンプリングパルスを生成するパルス生成手段と、このパルス生成手段で生成されたサンプリングパルスに応答して所定の信号をサンプリングするサンプリングスイッチ群とを備えた表示装置において、前記パルス生成手段として用いられる。
上記構成のパルス生成回路または当該パルス生成回路を用いた表示装置において、パルス信号がインバータを通過する際に、当該パルス信号の前縁側に波形なまりが生じる。この波形なまりは、インバータを構成するトランジスタのサイズによって決まる。そして、パルス信号の前縁側の波形なまりが大きいと、その分だけインバータを通過する前のパルス信号に対するインバータを通過した後のパルス信号の遅延量が大きくなる。その結果、遅延回路を構成するインバータの段数を変えなくても、インバータを構成するトランジスタのサイズを、前記複数のインバータの前後の段で異ならせることで、任意の遅延時間を設定することができる。
本発明によれば、インバータを構成するトランジスタのサイズを、複数のインバータの前後の段で異ならせることにより、遅延回路を構成するインバータの段数を変更しなくても、任意の遅延時間を設定することができるため、所望のパルス幅のパルス信号をより小規模の回路構成で実現可能であり、パルス生成回路のレイアウト面積を小さくすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るパルス生成回路の構成を示すブロック図である。図1において、回路入力端子51を通して入力される第1のパルス信号(A)は、論理回路53にその一方の入力として直接供給されるとともに、論理回路53にその他方の入力として遅延回路52を経由して供給される。遅延回路52は、n個のインバータ521−1〜521−nが直列に接続された構成となっており、第1のパルス信号(A)を所定の遅延時間Tだけ遅延する。
論理回路53は、回路入力端子51から直接入力されるパルス信号(A)と、インバータ回路52で遅延されたパルス信号(B)とを論理演算するためのものであり、例えば、遅延回路52を構成するインバータの段数nが偶数のときにはNAND回路によって構成され、段数nが奇数のときにはNOR回路によって構成される。論理回路53の出力パルス(C)は、インバータ54で位相反転(極性反転)された後、回路出力端子55を通して第2のパルス信号(D)として出力される。
図2は、遅延回路52を構成するインバータの段数nが偶数のときの第1のパルス信号(A)、遅延回路52で遅延されたパルス信号(B)、論理回路53から出力されるパルス信号(C)および第2のパルス信号(D)のタイミング関係を示すタイミングチャートである。このタイミングチャートから明らかなように、第1のパルス信号(A)は、遅延回路52を通ることで、所定の遅延時間Tだけ遅延されたパルス信号(B)となる。
そして、論理回路53でパルス信号(A),(B)のNAND演算が行われた後、インバータ54で位相反転されることで、第1のパルス信号(A)の前縁側が遅延時間Tに相当する削れ量だけ削り取られた第2のパルス信号(D)が生成される。すなわち、第2のパルス信号(D)は、第1のパルス信号(A)よりもパルス幅が遅延時間Tに相当するパルス幅だけ狭いパルス信号、特に第1のパルス信号(A)の前縁側が削り取られたパルス信号となる。
図3は、インバータ521−1〜521−nの構成の一例を示す回路図である。図3に示すように、インバータ521(521−1〜521−n)は、第1電源(例えば、電源VDD)にソース電極が接続されたPchトランジスタ61と、このPchトランジスタ61のドレイン電極にドレイン電極が、第2電源(例えば、グランド)にソース電極がそれぞれ接続され、かつゲート電極が共通に接続されたNchトランジスタ62とからなるCMOSインバータによって構成されている。
このCMOS構成のインバータ521を用いてなる上記構成のパルス生成回路10において、本実施形態では、インバータ521を構成するトランジスタ(NchトランジスタとPchトランジスタ)のトランジスタサイズ、例えばNchトランジスタとPchトランジスタとのサイズ比を、n段のインバータ521−1〜521−nの前後の段で異ならせることを特徴としている。
ここで、図4に示すように、n=4、即ち4段のインバータ521−1〜521−4が直列接続されてなる遅延回路52の場合を例に挙げて説明する。
今、インバータ521であるCMOSインバータのトランジスタサイズ、例えばNchトランジスタのチャネル幅をWN、Pchトランジスタのチャネル幅をWPとする。そして、一例として、1段目のインバータ521−1のサイズ比WN/WPを5/25,2段目のインバータ521−2のサイズ比WN/WPを25/5,3段目のインバータ521−3のサイズ比WN/WPを5/25,4段目のインバータ521−4のサイズ比WN/WPを25/5、即ち各段においてNchトランジスタとPchトランジスタとのサイズ比を5倍とする。
次に、上記のサイズ比WN/WPに設定されたインバータ521−1〜521−4が直列接続されてなる遅延回路52の回路動作について、図5の波形図を用いて説明する。先ず、1段目のインバータ521−1ではサイズ比WN/WPについて、PchトランジスタのサイズWPが大きく(本例では、25)、NchトランジスタのサイズWNが小さく(本例では、5)なるように設定されていることで、矩形波のパルス信号(A)は、前縁側で波形なまりの発生した下に凸のパルス信号(B)となる。
このように、波形なまりを発生させることで、次段のインバータ521−2のしきい値電圧Vthに到達する時間が遅れるためパルス波形に遅延が発生する。この遅延量(遅延時間)は、パルス信号(B)の波形なまりが大きくなる程大きくなる。ここで、インバータ521−1において、上に凸のパルス信号(A)を反転し、下に凸のパルス信号(B)を生成する際に、波形なまりを大きくするには、サイズ比WN/WPをできるだけ大きく設定すれば良い。
次に、2段目のインバータ521−2ではサイズ比WN/WPについて、PchトランジスタのサイズWPが小さく(本例では、5)、NchトランジスタのサイズWNが大きく(本例では、25)なるように設定されていることで、下に凸のパルス信号(B)は、前縁側で波形なまりの発生した上に凸のパルス信号(C)となる。
次に、3段目のインバータ521−3ではサイズ比WN/WPについて、PchトランジスタのサイズWPが大きく(本例では、25)、NchトランジスタのサイズWNが小さく(本例では、5)なるように設定されていることで、上に凸のパルス信号(C)は、前縁側で波形なまりの発生した下に凸のパルス信号(D)となる。この際にも、パルス信号(D)の波形なまりを大きくし、遅延量を大きくするには、サイズ比WN/WPをできるだけ大きく設定すれば良い。
次に、4段目のインバータ521−4ではサイズ比WN/WPについて、PchトランジスタのサイズWPが小さく(本例では、5)、NchトランジスタのサイズWNが大きく(本例では、25)なるように設定されていることで、下に凸のパルス信号(D)は、前縁側で波形なまりの発生した上に凸のパルス信号(E)となる。
上述したように、インバータ521−1〜521−4が直列接続されてなる遅延回路52において、インバータ521を構成するNchトランジスタとPchトランジスタのサイズ比WN/WPを、インバータ521−1〜521−4の前後の段で異ならせ、当該サイズ比WN/WPを任意に設定することにより、インバータの段数nを変えなくても、任意の遅延時間を設定することができる。これにより、所望のパルス幅のパルス信号をより小規模の回路構成で実現可能になるとともに、パルス生成回路10のレイアウト面積を小さくすることができる。
パルス波形の削れ量については、インバータ521−1〜521−nの段数が多い程、またNchトランジスタとPchトランジスタとのサイズ比WN/WPが大きくなる程、削れ量を大きく設定できる。ここでは、サイズ比WN/WPを5/25.25/5、即ち5倍に設定した場合を例を挙げたが、この数値例は一例に過ぎず、この数値例に限定されるものではなく、パルス波形の削れ量のターゲットに合わせて自由に設定可能である。小規模の回路構成を実現するためには、インバータ521−1〜521−nの段数を少なくし、サイズ比WN/WPを大きく設定すれば良い。設計の上で、サイズ比WNを大きくとるためにサイズが小さくなるトランジスタのサイズを設計のデザインルールの最小サイズで設計するのが望ましい。
なお、本実施形態では、インバータ521を構成するNchトランジスタとPchトランジスタのサイズ比WN/WPを、インバータ521−1〜521−4の前後の段で異ならせる場合を例に挙げて説明したが、NchトランジスタとPchトランジスタのサイズそのものを、インバータ521−1〜521−4の前後の段で異ならせるようにしても良い。すなわち、インバータ521を構成するNchトランジスタとPchトランジスタのサイズそのものによっても、パルス波形の前縁側の波形なまりの大きさを変えることができるため、当該サイズによって任意の遅延時間を設定することができる。
上記構成の本実施形態に係るパルス発生回路10は、例えば、電気光学素子を含む画素が行列状に2次元配置されてなり、選択行の画素に対して所定の信号を書き込む駆動手段が、クロック信号に同期して順次転送パルスを出力するシフトレジスタと、このシフトレジスタから順次出力される前記転送パルスから当該転送パルスよりもパルス幅の狭いサンプリングパルスを生成するパルス生成手段と、このパルス生成手段で生成されたサンプリングパルスに応答して所定の信号をサンプリングするサンプリングスイッチ群とを備えた表示装置において、上記パルス生成手段として用いて好適なものである。ただし、この表示装置への適用例は一例に過ぎず、各種のパルス信号を用いて回路動作を行う装置全般において、第1のパルス信号から当該パルス信号よりもパルス幅の狭い第2のパルス信号を生成するパルス生成手段として用いることができる。
[適用例]
図6は、本発明の適用例に係る表示装置の構成の概略を示すブロック図である。ここでは、画素の電気光学素子として液晶セルを用いた点順次駆動方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置を例に挙げて説明するものとする。図6から明らかなように、本適用例に係るアクティブマトリクス型液晶表示装置は、画素アレイ部11、例えば2つの垂直駆動回路12A,12B、水平駆動回路13およびプリチャージ回路14を有する構成となっている。
画素アレイ部11は、電気光学素子である液晶セルを含む画素20が、透明絶縁基板、例えば第1のガラス基板(図示せず)上に行列状に2次元配置され、この画素20のm行n列の配列に対して行ごとに走査ライン15−1〜15−mが配線され、列ごとに信号ライン16−1〜16−nが配線された構成となっている。第1のガラス基板は、第2のガラス基板と所定の間隙を持って対向配置され、当該第2のガラス基板との間に液晶材料が封止されることによって液晶パネル17を構成している。
図7は、画素(画素回路)20の回路構成の一例を示す回路図である。図7から明らかなように、画素20は、画素トランジスタ、例えばTFT(Thin Film Transistor;薄膜トランジスタ)21と、このTFT21のドレイン電極に画素電極が接続された液晶セル22と、TFT21のドレイン電極に一方の電極が接続された保持容量23とを有する構成となっている。ここで、液晶セル22は、画素電極とこれに対向して形成される対向電極との間で発生する液晶容量を意味する。
TFT21はゲート電極が走査ライン15(15−1〜15−m)に接続され、ソース電極が信号ライン16(16−1〜16−n)に接続されている。また、例えば、液晶セル22の対向電極および保持容量23の他方の電極がコモンライン18に対して各画素共通に接続されている。そして、液晶セル22の対向電極には、コモンライン18を介してコモン電圧(対向電極電圧)Vcomが各画素共通に与えられる。
垂直駆動回路12A,12B、水平駆動回路13およびプリチャージ回路14は、例えば、画素アレイ部11と同じ基板(液晶パネル17)上に配置され、液晶の駆動に必要な電圧よりも高い正の電源電位VDDを第1の電源電位とし、例えば接地電位(0[V])GNDを第2の電源電位として動作する。
2つの垂直駆動回路12A,12Bは、画素アレイ部11を挟んで左右両側に配置されている。なお、ここでは、画素アレイ部11の左右両側に垂直駆動回路12A,12Bを配置するとしたが、1つの垂直駆動回路12を画素アレイ部11の左右の一方側にのみ配置する構成を採ることも可能である。垂直駆動回路12A,12Bは、シフトレジスタやバッファ回路等によって構成されている。
これら垂直駆動回路12A,12Bにおいて、各シフトレジスタは、垂直スタートパルスVSTに応答してシフト動作を開始し、当該垂直スタートパルスVSTを垂直クロックパルスVCK(一般的には、互いに逆相のクロックパルスVCK,VCKX)に同期して順次シフトすることにより、各転送段で転送された転送パルスを走査パルスV1〜Vmとして順に出力する。走査パルスV1〜Vmは、バッファ回路122−1〜122−m,124−1〜124−mを介して画素アレイ部11の走査ライン15−1〜15−mに与えられることによって画素20を行単位で選択する。
水平駆動回路13は、シフトレジスタ131、クロック抜き取り回路132−1〜132−n、逆相パルス生成回路133−1〜133−n、位相調整回路(APC;Phase Adjust Circuit)134−1〜134−nおよびサンプリングスイッチ135−1〜135−n等によって構成されており、垂直駆動回路12A,12Bによって選択された画素行の各画素20に対して画素単位で映像信号Vsigを書き込む。水平駆動回路13には液晶パネル17の外部から、水平走査の基準となる第1のクロックパルスである互いに逆相の2相の水平クロックパルスhck,hckxと、当該水平クロックパルスhck,hckxに同期した第2のクロックパルスである例えば2系統のクロックパルス、即ち互いに逆相の2相のクロックパルスdck1,dck1xおよびクロックパルスdck2,dck2xとが与えられる。
水平クロックパルスhck,hckxは、レベルシフト(L/S)回路31、逆相パルス生成回路32およびバッファ回路33を介してシフトレジスタ131に供給される。レベルシフト回路31は、論理レベル(5[V]程度あるいはそれ以下)の水平クロックパルスhck,hckxを、液晶の駆動に必要な振幅電圧の単相のクロックパルスHCKにレベルシフト(レベル変換)する。逆相パルス生成回路32は、図5に示した逆相パルス生成回路103と同様に、インバータの組み合わせによって構成され、レベルシフト後の単相のクロックパルスHCKから、再度互いに逆相の2相の水平クロックパルスHCK,HCKXを生成する。この水平クロックパルスHCK,HCKXは、バッファ回路33を介してシフトレジスタ131に与えられる。
クロックパルスdck1,dck1xは、水平クロックパルスHCKの立ち上がりタイミングを基準とし、当該水平クロックパルスHCKよりもパルス幅が狭いクロックパルスであり、レベルシフト回路34およびバッファ回路35を介してクロック抜き取り回路132−1〜132−nの例えば偶数段目に供給される。レベルシフト回路34は、論理レベルのクロックパルスdck1,dck1xを、液晶の駆動に必要な振幅電圧の単相のクロックパルスDCK1にレベルシフトする。この単相のクロックパルスDCK1は、バッファ回路35を介して偶数段目のクロック抜き取り回路132−2,132−4,……に与えられる。
クロックパルスdck2,dck2xは、水平クロックパルスHCKXの立ち上がりタイミングを基準とし、当該水平クロックパルスHCKXよりもパルス幅が狭いクロックパルスであり、レベルシフト回路36およびバッファ回路37を介してクロック抜き取り回路132−1〜132−nの例えば奇数段目に供給される。レベルシフト回路36は、論理レベルのクロックパルスdck2,dck2xを、液晶の駆動に必要な振幅電圧の単相のクロックパルスDCK2にレベルシフトする。この単相のクロックパルスDCK2は、バッファ回路37を介して奇数段目のクロック抜き取り回路132−1,132−3,……に与えられる。
ここで、2相の水平クロックパルスHCK,HCKXと2系統の単相のクロックパルスDCK1,DCK2とを比較した場合、水平クロックパルスHCK,HCKXは、インバータ回路の組み合わせによって構成される逆相パルス生成回路32において、レベル変換後の単相のクロックパルスHCKから生成されたものであるためタイミング精度が低い(悪い)。これに対して、2系統の単相のクロックパルスDCK1,DCK2の各々は、レベル変換後の単相のクロックパルスDCK1,DCK2そのものであるため、水平クロックパルスHCK,HCKXに比べてタイミング精度が高い。
シフトレジスタ131は、単位回路(転送段/シフト段)が画素アレイ部11の水平画素数nだけ縦続接続されてなり、水平スタートパルスHSTに応答してシフト動作を開始し、当該水平スタートパルスHSTを水平クロックパルスHCK,HCKXに同期して順次シフトすることにより、各転送段で転送された転送パルスH1〜Hnを順に出力する。転送パルスH1〜Hnは、タイミング精度の低い水平クロックパルスHCK,HCKXに同期して生成されたものであるため、水平クロックパルスHCK,HCKXと同様にタイミング精度が低い。これら転送パルスH1〜Hnは順次、クロック抜き取り回路132−1〜132−nに与えられる。
クロック抜き取り回路132−1〜132−nにおいて、偶数段目のクロック抜き取り回路132−2,132−4,……は、シフトレジスタ131から順に出力される奇数番目の転送パルスH1,H3,……に同期して、単相のクロックパルスDCK2を抜き取ってサンプリングパルスSP1,SP3,……として奇数段目の逆相パルス生成回路133−1,133−2,……に供給し、奇数段目のクロック抜き取り回路132−1,132−3,……は、シフトレジスタ131から順に出力される偶数番目の転送パルスH2,H4,……に同期して、単相のクロックパルスDCK1を抜き取ってサンプリングパルスSP2,SP4,……として偶数段目の逆相パルス生成回路133−2,133−4,……に供給する。
逆相パルス生成回路133−1〜133−nは、単相のサンプリングパルスSP1〜SPnから、互いに逆相の2相のサンプリングパルスSP1,SP1X〜SPn,SPnXを生成する。位相調整回路134−1〜134−nは、逆相パルス生成回路133−1〜133−nで生成された2相のサンプリングパルスSP1,SP1X〜SPn,SPnX相互の位相が完全に逆相になるように、サンプリングパルスSP1,SP1X〜SPn,SPnXの位相調整を行う。
サンプリングスイッチ135−1〜135−nは、例えばNchトランジスタとPchトランジスタとが並列接続されてなるCMOSアナログスイッチであり、映像信号Vsigを入力する映像ライン19に各一端側が共通に接続され、各他端側が画素アレイ部11の信号ライン16−1〜16−nの各一端にそれぞれ接続されている。これらサンプリングスイッチ135−1〜135−nは、互いに逆相のサンプリングパルスSP1,SP1X〜SPn,SPnXに応答してオン(閉)状態になり、映像ライン19を通して入力される映像信号Vsigを順次サンプリングすることにより、当該映像信号Vsigを信号ライン16−1〜16−nに書き込む。すなわち、垂直駆動回路12A,12Bによって選択された画素行の各画素20に対して、画素単位で映像信号Vsigを書き込む点順次駆動を実現できる。
図8は、水平スタートパルスHST、水平クロックパルスHCK,HCKX、2系統のクロックパルスDCK1,DCK1XおよびDCK2,DCK2X、転送パルスH1〜H4ならびにサンプリングパルスSP1,SP1X〜SP4,SP4Xのタイミング関係を示すタイミングチャートである。このタイミングチャートから明らかなように、水平クロックパルスHCK,HCKXに同期しかつ転送パルスH1〜H4よりもパルス幅が狭いクロックパルスDCK1,DCK1XおよびDCK2,DCK2Xを、シフトレジスタ131から順に出力される転送パルスH1〜H4に同期して抜き取ってサンプリングパルスSP1,SP1X〜SP4,SP4Xとして順次出力することにより、サンプリングパルスSP1,SP1X〜SP4,SP4Xは相互にパルス波形がオーバーラップしない(ノンオーバーラップ)波形となる。
プリチャージ回路14は、シフトレジスタ141、パルス生成回路142−1〜142−n、逆相パルス生成回路143−1〜143−n、位相調整回路(APC)144−1〜144−nおよびプリチャージスイッチ145−1〜145−nなどによって構成されており、垂直駆動回路12A,12Bによって選択された画素行の各画素20に対して、水平駆動回路13による駆動によって画素単位で映像信号Vsigを書き込むのに先立って、画素単位で所定レベルのプリチャージ信号Psigを書き込む。プリチャージ回路14には液晶パネル17の外部から、水平走査の基準となる互いに逆相の2相のプリチャージクロックパルスpck,pckxが与えられる。
プリチャージクロックパルスpck,pckxは、レベルシフト回路38、逆相パルス生成回路39およびバッファ回路40を介してシフトレジスタ141に供給される。レベルシフト回路38は、論理レベル(5[V]程度あるいはそれ以下)のプリチャージクロックパルスpck,pckxを、液晶の駆動に必要な振幅電圧の単相のプリチャージクロックパルスPCKにレベルシフトする。逆相パルス生成回路39は、レベルシフト後の単相のプリチャージクロックパルスPCKから、再度互いに逆相の2相のプリチャージクロックパルスPCK,PCKXを生成する。これらプリチャージクロックパルスPCK,PCKXは、バッファ回路40を介してシフトレジスタ141に与えられる。
シフトレジスタ141は、単位回路(転送段/シフト段)が画素アレイ部11の水平画素数nだけ縦続接続されてなり、プリチャージスタートパルスPSTに応答してシフト動作を開始し、当該プリチャージスタートパルスPSTをプリチャージクロックパルスPCK,PCKXに同期して順次シフトすることにより、各転送段で転送された転送パルスH1〜Hnを順に出力する。これら転送パルスH1〜Hnは順次、パルス生成回路142−1〜142−nに与えられる。
パルス生成回路142−1〜142−nは、シフトレジスタ141から順次出力される転送パルスH1〜Hnから、これら転送パルスH1〜Hnよりもパルス幅の狭い、より具体的には転送パルスH1〜Hnの前縁側(立ち上がり側)を削り取ったプリチャージ(サンプリング)パルスP1〜Pnを生成し、逆相パルス生成回路142−1〜142−nに与える。これらパルス生成回路142−1〜142−nとして、先述した実施形態に係るパルス生成回路10が用いられる。このパルス生成回路10を用いて、転送パルスH1〜Hnの前縁側を削り取ることで、隣接する転送パルス(前段の転送パルス)との間の間隔が広がるため、隣接するパルス間でパルス波形が完全にノンオーバーラップのプリチャージパルスP1〜Pnを生成することができる。
逆相パルス生成回路143−1〜143−nは、単相のプリチャージパルスP1〜Pnから、互いに逆相の2相のプリチャージパルスP1,P1X〜Pn,PnXを生成し、位相調整回路144−1〜144−nに与える。位相調整回路144−1〜144−nは、逆相パルス生成回路143−1〜143−nで生成された互いに逆相の2相のプリチャージパルスP1,P1X〜Pn,PnX相互の位相が完全に逆相になるように、これらプリチャージパルスP1,P1X〜Pn,PnXの位相調整を行う。
プリチャージスイッチ145−1〜145−nは、例えばNchトランジスタとPchトランジスタとが並列接続されてなるCMOSアナログスイッチであり、所定のプリチャージ信号Psigを入力するプリチャージライン41に各一端側が共通に接続され、各他端側が画素アレイ部11の信号ライン16−1〜16−nの各他端にそれぞれ接続されている。これらプリチャージスイッチ145−1〜145−nは、互いに逆相のプリチャージパルスP1,P1X〜Pn,PnXに応答してオン状態になり、プリチャージライン41を通して入力されるプリチャージ信号Psigを順次サンプリングすることにより、水平駆動回路13による画素単位での映像信号Vsigの書き込みに先立って、当該プリチャージ信号Psigを信号ライン16−1〜16−nに書き込む(点順次プリチャージ方式)。
図9は、プリチャージスタートパルスPST、シフトレジスタ141から順次出力される転送パルスH1〜H4、パルス生成回路142−1〜142−4で生成される単相のプリチャージ(サンプリング)パルスP1〜Pnおよび逆相パルス生成回路143−1〜143−4で生成される互いに逆相の2相のプリチャージパルスP1,P1X〜P4,P4Xのタイミング関係を示すタイミングチャートである。このタイミングチャートから明らかなように、パルス生成回路142−1〜142−nにおいて、転送パルスH1〜Hnの前縁側を削り取る処理が行われることで、単相のプリチャージパルスP1〜P4、ひいては2相のプリチャージパルスP1,P1X〜P4,P4Xは、隣接するパルス間でパルス波形が完全にノンオーバーラップのパルスとなる。
上述したように、点順次プリチャージ方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置において、パルス生成回路142−1〜142−nを用いて転送パルスH1〜Hnから、これら転送パルスH1〜Hnの前縁側が削り取られた単相のプリチャージパルスP1〜Pnを生成し、当該プリチャージパルスP1〜Pnに基づく互いに逆相の2相のプリチャージパルスP1,P1X〜Pn,PnXを用いてプリチャージスイッチ145−1〜145−nをサンプリング駆動することにより、これらプリチャージパルスP1,P1X〜Pn,PnXがノンオーバーラップのパルスであることから、プリチャージ信号Psigを画素単位で書き込む際に隣接パルスの影響を受けることがないため、プリチャージ電位が変動することがなく、良好なプリチャージ動作が可能になる。
ところで、第1のパルス信号から当該パルス信号よりもパルス幅の狭い第2のパルス信号を生成する際に、先述したように、第1のパルス信号に対するパルス波形の遅延が行われるが、このパルス波形の遅延については、パルス波形の前縁側遅延と後縁側遅延とに大別できる。ここで、隣接パルス間でパルス波形の間隔を十分に確保するためには、自段のパルス波形の後縁側を遅延するのではなく、前縁側を遅延し、その遅延量を大きくとる必要がある。
すなわち、パルス生成回路142−1〜142−nにおいて、自段の転送パルスHiの前縁側の遅延量を大きくとることで、前段の転送パルスHi−1の後縁側との間の間隔を十分に確保することができる。その結果、パルス波形が完全にノンオーバーラップの単相のプリチャージパルスP1〜Pnを生成できる。このように、隣接パルス間でパルス波形の間隔を十分に確保するためのパルス生成回路142−1〜142−nとしては、先述したパルス生成回路10は、パルス波形の前縁側の削り取る作用を為すため特に有用なものとなる。
しかも、当該パルス生成回路10は、先述したように、所望のパルス幅のパルス信号をより小規模の回路構成で実現可能であるとともに、レイアウト面積が小さくて済むため、パルス生成回路142−1〜142−nを用いることによる液晶パネル17の大型化を最小限に抑えることができる。したがって、近年、高画質・高精細化の傾向により、より多画素化が求められてきていることから、レイアウト面積が小さくて済むパルス生成回路10は、特にグラフィック表示規格UXGA,QXGAのモデルなどのように、液晶パネル17が多画素、大型の液晶表示装置に用いて有用なものとなる。
また、先述した実施形態に係るパルス生成回路10は、トランジスタの特性ばらつきに対してもロバスト(robust)な特性を持っている。特に、Nchトランジスタの特性が良いとき、Pchトランジスタの特性が悪いとき、あるいはその逆の関係のようなNch、Pchで、トランジスタの特性が逆の関係にあるとき、特性差を吸収することができる。
従来技術に係るパルス生成回路では、NchトランジスタとPchトランジスタのどちらかの特性が悪くなった場合、パルス波形の間隔がばらつき易く、ターゲットとする波形間隔を得ることができなかった。これに対して、先述した実施形態に係るパルス生成回路10において、インバータ521−1〜521−nの段数を偶数に設定することで、これらインバータを構成するNch,Pchトランジスタのサイズ比WN/WPが前後の段で逆の関係にあるため、どちらのトランジスタの特性が悪くなったり、あるいは良くなったりしても、パルス生成回路10全体を通して見れば、パルス波形の間隔のばらつきを抑えることができる。その結果、より良好なプリチャージを実現できる。
なお、上記実施形態では、先述した実施形態に係るパルス生成回路10を、シフトレジスタ141から順次出力される転送パルスH1〜Hnから、パルス波形が完全にノンオーバーラップの単相のプリチャージパルスP1〜Pnを生成するのにも用いた場合を例に挙げて説明したが、本発明はこの適用例に限られるものではない。
他の適用例としては、シフトレジスタ131から順次出力される転送パルスH1〜Hnから、パルス波形が完全にノンオーバーラップの単相のサンプリングパルスSP1〜SPnを生成するのにも用いることも可能である。このように、水平駆動系に先述した実施形態に係るパルス生成回路10を適用することで、クロックパルスDCK1,DCK2を用いたり、これらクロックパルスDCK1,DCK2を抜き取るためのクロック抜き取り回路132−1〜132−nを設けたりする必要がなくなるため、液晶パネル17全体の回路構成の簡略化を図ることができる。
さらに他の適用例としては、従来技術で述べたように、水平クロックパルスHCK,HCKXから、これらクロックパルスHCK,HCKXよりもパルス幅が狭いクロックパルスDCK1,DCK2を生成するのに用いることも可能である。このように、クロックパルスDCK1,DCK2の生成に適用することにより、それぞれ2相のクロックパルスdck1,dck1xとクロックパルスdck2,dck2xを、液晶パネル17の外部から取り込む必要がなくなるため、端子ピンを4個削減できるとともに、それらに関連する配線やレベルシフト回路34,36およびバッファ35,37を削減でき、液晶パネル17全体のより簡略化を図ることができる。
また、上記実施形態では、理解を容易にするために、映像信号Vsigを画素単位でサンプリングする方式に適用した場合を例に挙げて説明したが、高精細化に伴って水平方向の画素数が増えた際、限られた水平有効期間内で全画素に対して映像信号Vsigをサンプリングするためのサンプリング期間を十分に確保するために、映像信号VsigをN系統(Nは2以上の整数)で並列に入力する一方、水平方向のN個の画素(ドット)を単位としてN個のサンプリングスイッチを組とし、1つのサンプリングパルスでN個のサンプリングスイッチを同時に駆動することによってN画素単位(ユニット(相)単位)で順次書き込みを行うNドット(例えば、12ドット、24ドット、あるいは48ドット等)同時サンプリング駆動方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置にも同様に適用可能である。このNドット同時サンプリング駆動方式も、映像信号Vsigやプリチャージ信号Psigの書き込みを画素単位で行う点順次駆動方式の概念に含まれるものとする。
さらに、上記実施形態では、サンプリングスイッチ135−1〜135−nとしてCMOSアナログスイッチを用いたが、これは一例に過ぎず、NchまたはPchトランジスタのみからなるアナログスイッチを用いることも可能である。この場合には、単相のクロックパルスDCK1,DCK2を抜き取ってそのままサンプリングパルスSP1〜SPnとして用いれば良いため、逆相パルス生成回路133−1〜133−nおよび位相調整回路134−1〜134−nは不要となる。
またさらに、上記実施形態では、画素の電気光学素子として液晶セルを用いた液晶表示装置に適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこの適用例に限られるものではなく、画素の電気光学素子として有機EL(electro luminescence) 素子を用いた有機EL表示装置など、電気光学素子を含む画素が行列状に2次元配置されてなる表示装置全般に適用可能である。
本発明の一実施形態に係るパルス生成回路の構成を示すブロック図である。 インバータの段数nが偶数のときの第1のパルス信号(A)、遅延回路で遅延されたパルス信号(B)、論理回路から出力されるパルス信号(C)および第2のパルス信号(D)のタイミング関係を示すタイミングチャートである。 インバータの構成の一例を示す回路図である。 n=4の場合の回路構成を示すブロック図である。 n=4の場合の回路動作の説明に供する波形図である。 本発明の適用例に係る点順次駆動方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置の構成の概略を示すブロック図である。 画素の回路構成の一例を示す回路図である。 水平スタートパルスHST、水平クロックパルスHCK,HCKX、2系統のクロックパルスDCK1,DCK1XおよびDCK2,DCK2X、転送パルスH1〜H4ならびにサンプリングパルスSP1,SP1X〜SP4,SP4Xのタイミング関係を示すタイミングチャートである。 プリチャージスタートパルスPST、転送パルスH1〜H4、単相のプリチャージパルスおよび2相のプリチャージパルスP1,P1X〜P4,P4Xのタイミング関係を示すタイミングチャートである。
符号の説明
11…画素アレイ部、12A,12B…垂直駆動回路、13…水平駆動回路、14…プリチャージ回路、15,15−1〜15−m…走査ライン、16,16−1〜16−n…信号ライン、17…液晶パネル、19…映像ライン、20…画素(画素回路)、21…TFT(薄膜トランジスタ)、22…液晶セル、23…保持容量、31,34,36…レベルシフト回路、32…逆相パルス生成回路、52…遅延回路、53…論理回路、61…Pchトランジスタ、62…Nchトランジスタ、131…シフトレジスタ、132−1〜132−n…クロック抜き取り回路、133−1〜133−n,143−1〜143−n…逆相パルス生成回路、134−1〜134−n,144−1〜144−n…位相調整回路、135−1〜135−n…サンプリングスイッチ、142−1〜142−n…パルス生成回路、145−1〜145−n…プリチャージスイッチ、521−1〜521−n…インバータ

Claims (6)

  1. 複数のインバータが直列に接続されてなり、入力される第1のパルス信号を遅延する遅延回路と、
    前記第1のパルス信号を一方の入力とし、前記遅延回路を経た前記第1のパルス信号を他方の入力とし、両入力を論理演算することによって前記第1のパルス信号よりもパルス幅の狭い第2のパルス信号を生成する論理回路とを備え、
    前記インバータを構成するトランジスタのサイズが前記複数のインバータの前後の段で異なる
    ことを特徴とするパルス生成回路。
  2. 前記インバータは、NchトランジスタとPchトランジスタとが直列に接続され、かつゲート電極が共通に接続されてなるCMOSインバータであり、
    前記Nchトランジスタと前記Pchトランジスタとのサイズ比が、前記複数のインバータの前後の段で異なる
    ことを特徴とする請求項1記載のパルス生成回路。
  3. 電気光学素子を含む画素が行列状に2次元配置されてなる画素アレイ部と、
    前記画素アレイ部の画素を行単位で選択する第1駆動手段と、
    前記第1駆動手段によって選択された行の画素に対して所定の信号を書き込む第2駆動手段とを具備する表示装置であって、
    前記第2駆動手段は、
    クロック信号に同期して順次転送パルスを出力するシフトレジスタと、
    前記シフトレジスタから順次出力される前記転送パルスから当該転送パルスよりもパルス幅の狭いサンプリングパルスを生成するパルス生成手段と、
    前記パルス生成手段で生成された前記サンプリングパルスに応答して前記所定の信号をサンプリングするサンプリングスイッチ群とを備え、
    前記パルス生成手段は、
    複数のインバータが直列に接続されてなり、前記シフトレジスタから順次出力される前記転送パルスを遅延する遅延回路と、
    前記転送パルスを一方の入力とし、前記遅延回路を経た前記転送パルスを他方の入力とし、両入力を論理演算することによって前記サンプリングパルスを生成する論理回路とを有し、
    前記インバータを構成するトランジスタのサイズが前記複数のインバータの前後の段で異なる
    ことを特徴とする表示装置。
  4. 前記インバータは、NchトランジスタとPchトランジスタとが直列に接続され、かつゲート電極が共通に接続されてなるCMOSインバータであり、
    前記Nchトランジスタと前記Pchトランジスタとのサイズ比が、前記複数のインバータの前後の段で異なる
    ことを特徴とする請求項3記載の表示装置。
  5. 前記パルス生成手段は、前記シフトレジスタから順次出力される前記転送パルスから所定レベルのプリチャージ信号をサンプリングするためのプリチャージパルスを生成する
    ことを特徴とする請求項3記載の表示装置。
  6. 前記パルス生成手段は、前記シフトレジスタから順次出力される前記転送パルスから映像信号をサンプリングするためのサンプリングパルスを生成する
    ことを特徴とする請求項3記載の表示装置。
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