JPH08162916A - クロック信号生成回路 - Google Patents

クロック信号生成回路

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JPH08162916A
JPH08162916A JP6307949A JP30794994A JPH08162916A JP H08162916 A JPH08162916 A JP H08162916A JP 6307949 A JP6307949 A JP 6307949A JP 30794994 A JP30794994 A JP 30794994A JP H08162916 A JPH08162916 A JP H08162916A
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勇 小林
Takahiro Yamamoto
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は外部クロック信号と同期し、かつ所望
の周波数のクロック信号を安定して出力し得るクロック
信号生成回路を提供することを目的とする。 【構成】入力回路11は、入力クロック信号Cが入力さ
れ、該入力クロック信号Cの立ち上がりを検出して検出
信号S1を出力する。第一のパルス幅設定回路12は、
検出信号S1に基づいて一定時間後に第一のパルス幅設
定信号S2を出力する。出力回路13は、検出信号S1
に基づいて出力クロック信号CLKを反転させ、第一の
パルス幅設定信号S2に基づいて、出力クロック信号C
LKを再度反転させる。第二のパルス幅設定回路14
は、検出信号S1に基づいて入力回路11を不活性化
し、第一のパルス幅設定信号S2に基づいて、一定時間
後に入力回路11を活性化して、入力回路11で入力ク
ロック信号Cの立ち上がりを検出させる第二のパルス幅
設定信号S3を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路内に
おいて、外部から入力されるクロック信号に同期した内
部クロック信号を生成するクロック信号生成回路に関す
るものである。
【0002】半導体集積回路では、種々の内部回路の動
作が所定のクロック信号に基づいて制御される。このよ
うなクロック信号は、外部から半導体集積回路に入力さ
れる外部クロック信号に基づいて、同半導体集積回路内
に設けられるクロック信号生成回路で生成される。
【0003】近年、半導体集積回路の動作速度は益々向
上し、内部回路の動作を制御するためのクロック信号の
周波数も高くなる傾向にある。従って、クロック信号生
成回路では内部回路で必要とする高周波数のクロック信
号を安定して生成する必要がある。
【0004】
【従来の技術】従来のクロック信号生成回路の一例を図
7に従って説明する。クロック信号生成回路は2段のT
フリップフロップ回路1,2が直列に接続され、初段の
Tフリップフロップ回路1に外部クロック信号Cが入力
される。
【0005】各Tフリップフロップ回路1,2は、例え
ば入力信号を2分周して出力し、次段のTフリップフロ
ップ回路2から内部回路を制御するために必要な周波数
のクロック信号CLKが出力される。
【0006】従って、図8に示すように外部クロック信
号Cが初段のTフリップフロップ回路1に入力される
と、その外部クロック信号Cを2分周した信号SG1が
次段のTフリップフロップ回路2に入力される。
【0007】そして、Tフリップフロップ回路2から出
力されるクロック信号CLKは、外部クロック信号Cに
同期し、かつ外部クロック信号Cを4分周した信号とな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
たクロック信号生成回路では、外部クロック信号Cを奇
数倍に分周することはできない。従って、外部クロック
信号Cに基づいて、所望のパルス幅のクロック信号CL
Kを生成できないことがある。
【0009】また、外部クロック信号Cの周波数が変動
すると、それにともなってクロック信号CLKの周波数
も変動するため、安定した周波数のクロック信号CLK
を生成できないという問題点がある。
【0010】この発明の目的は、外部クロック信号と同
期し、かつ所望の周波数のクロック信号を安定して出力
し得るクロック信号生成回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は請求項1の原理説
明図である。すなわち、入力回路11は、入力クロック
信号Cが入力され、該入力クロック信号Cの立ち上がり
を検出して検出信号S1を出力する。第一のパルス幅設
定回路12は、前記検出信号S1に基づいて一定時間後
に第一のパルス幅設定信号S2を出力する。出力回路1
3は、前記検出信号S1に基づいて出力クロック信号C
LKを反転させ、前記第一のパルス幅設定信号S2に基
づいて、前記出力クロック信号CLKを再度反転させ
る。第二のパルス幅設定回路14は、前記検出信号S1
に基づいて前記入力回路11を不活性化し、前記第一の
パルス幅設定信号S2に基づいて、一定時間後に前記入
力回路11を活性化して前記入力回路11で前記入力ク
ロック信号Cの立ち上がりを検出させる第二のパルス幅
設定信号S3を出力する。
【0012】請求項2においては、前記入力回路は、前
記入力クロック信号と、前記第二のパルス幅設定信号と
の否論理積を出力する。請求項3においては、前記第一
のパルス幅設定回路は、前記検出信号の立ち上がり動作
だけを遅延させ、かつ反転させて前記第一のパルス幅設
定信号として出力する第一の遅延回路で構成し、前記出
力回路は、前記検出信号と第一のパルス幅設定信号との
否論理積を出力する。
【0013】請求項4においては、前記第二のパルス幅
設定回路は、前記第一のパルス幅設定信号の立ち下がり
だけを遅延させ、かつ反転させて出力する第二の遅延回
路と、前記第二の遅延回路の出力信号と、前記検出信号
との否論理積を出力する論理積回路とから構成される。
【0014】請求項5においては、前記第一の遅延回路
は、前記検出信号の立ち上がりを遅延させ、かつ反転さ
せて出力する奇数段のインバータ回路と、前記検出信号
の立ち下がりに基づいて出力信号をHレベルにリセット
するリセット回路とから構成される。
【0015】請求項6においては、前記第二の遅延回路
は、前記第一のパルス幅設定信号を遅延させ、かつ反転
させて出力する奇数段のインバータ回路と、前記検出信
号に基づいてその出力信号をLレベルにリセットするリ
セット回路とから構成される。
【0016】
【作用】請求項1では、入力クロック信号Cに同期して
出力回路13から出力されるクロック信号CLKのHレ
ベルのパルス幅と、Lレベルのパルス幅は、第一のパル
ス幅設定回路12と、第二のパルス幅設定回路14とで
設定される。
【0017】請求項2では、入力回路は第二のパルス幅
設定回路の出力信号がHレベルとなると、入力クロック
信号に基づく信号を出力し、第二のパルス幅設定回路の
出力信号がLレベルとなると、入力クロック信号に関わ
らない信号が出力される。従って、第二のパルス幅設定
回路の出力信号がHレベルの状態で、入力クロック信号
の立ち上がりが検出され、その検出信号に基づいて第二
のパルス幅設定回路の出力信号がLレベルとなると、入
力回路が不活性化される。
【0018】請求項3では、前記入力回路から出力され
る検出信号がHレベルに立ち上がると、出力回路から出
力されるクロック信号はHレベルとなり、第一の遅延回
路の遅延時間後にクロック信号はLレベルとなる。
【0019】請求項4では、第二の遅延回路の遅延時間
に基づいて、前記入力回路が不活性化される。請求項5
では、前記検出信号の立ち上がりが奇数段のインバータ
回路で遅延され、かつ反転されて出力される。検出信号
の立ち下がりに基づいて、リセット回路により第一の遅
延回路の出力信号がHレベルにリセットされる。
【0020】請求項6では、第二の遅延回路により、第
一のパルス幅設定信号が奇数段のインバータ回路で遅延
され、かつ反転されて出力され、前記検出信号がHレベ
ルとなると、第二の遅延回路の出力信号がLレベルにリ
セットされる。
【0021】
【実施例】図2は本発明に関するデータ転送装置を示
す。クロック信号生成回路3は外部から入力される外部
クロックCに同期して発振する発振回路で構成され、ク
ロック信号CLKをデータ生成回路4及び転送信号生成
回路5に出力する。
【0022】前記データ生成回路4はデータ転送回路6
を備え、前記クロック信号CLKに基づいてデータを生
成し、そのデータをデータ転送回路6に出力する。前記
転送信号生成回路5は、前記クロック信号CLKに基づ
いて転送信号TRを生成し、その転送信号TRを前記デ
ータ転送回路6及びラッチ制御回路7に出力する。前記
データ転送回路6は、入力される転送信号TRがHレベ
ルとなると、前記データ生成回路4から入力されたデー
タDをデータラッチ回路8に転送する。
【0023】前記ラッチ制御回路7には、ラッチ制御信
号LCが入力される。そして、前記ラッチ制御回路7は
Hレベルの前記転送信号TRと、Hレベルのラッチ制御
信号LCの入力に基づいて、Hレベルのデータラッチ信
号DLをデータラッチ回路8に出力する。
【0024】前記データラッチ回路8は、前記データラ
ッチ信号DLのLレベルからHレベルへの立ち上がりに
基づいて、前記データ転送回路6から転送されたデータ
Dをラッチして、出力データDout として出力回路へ出
力する。
【0025】前記クロック信号生成回路3の第一の実施
例を図3に従って説明する。外部クロック信号Cはイン
バータ回路9aに入力され、同インバータ回路9aの出
力端子、すなわちノードN1はインバータ回路9bの入
力端子に接続される。
【0026】前記インバータ回路9aを構成するNチャ
ネルMOSトランジスタのソースは、NチャネルMOS
トランジスタTr1を介してグランドGNDに接続され、
前記ノードN1はPチャネルMOSトランジスタTr2を
介して電源Vccに接続される。
【0027】前記インバータ回路9bを構成するNチャ
ネルMOSトランジスタのソースは、NチャネルMOS
トランジスタTr3を介してグランドGNDに接続され
る。前記インバータ回路9bの出力端子、すなわちノー
ドN2はインバータ回路9cの入力端子に接続され、同
インバータ回路9cの出力端子、すなわちノードN4
は、インバータ回路9dの入力端子に接続される。そし
て、前記インバータ回路9dの出力端子からクロック信
号CLKが出力される。
【0028】前記ノードN2は、PチャネルMOSトラ
ンジスタTr4を介して電源Vccに接続される。前記イン
バータ回路9cを構成するNチャネルMOSトランジス
タのソースは、NチャネルMOSトランジスタTr5を介
してグランドGNDに接続される。また、前記ノードN
4は、PチャネルMOSトランジスタTr6を介して電源
Vccに接続される。
【0029】前記ノードN2は、第一の遅延回路10a
の入力端子に接続される。前記第一の遅延回路10aは
3段のインバータ回路で構成され、その出力端子である
ノードN3は、前記トランジスタTr5,Tr6のゲートに
接続される。
【0030】また、前記第一の遅延回路10aの終段の
インバータ回路を構成するNチャネルMOSトランジス
タのソースは、NチャネルMOSトランジスタTr7を介
してグランドGNDに接続される。前記ノードN3は、
PチャネルMOSトランジスタTr8を介して電源Vccに
接続される。前記トランジスタTr7,Tr8のゲートは、
前記ノードN2に接続される。
【0031】従って、インバータ回路9cと、トランジ
スタTr5,Tr6は、否論理積回路を構成し、ノードN
2,N3がともにHレベルとなるとき、ノードN4はL
レベルとなり、ノードN2,N3の少なくともいずれか
がLレベルとなると、ノードN4はHレベルとなる。
【0032】ノードN2の立ち上がりに基づくノードN
3の立ち下がりは、第一の遅延回路10aを構成する3
段のインバータ回路の動作時間分遅延する。また、ノー
ドN2が立ち下がると、トランジスタTr7がオフされる
とともに、トランジスタTr8がオンされて、ノードN3
は直ちに立ち上がる。
【0033】前記ノードN3は第二の遅延回路10bの
入力端子に接続される。前記第二の遅延回路10bは7
段のインバータ回路が直列にされる。前記第二の遅延回
路10bの偶数段目のインバータ回路を構成するNチャ
ネルMOSトランジスタのソースは、それぞれNチャネ
ルMOSトランジスタTr9,Tr11 ,Tr13 を介してグ
ランドGNDに接続される。
【0034】また、前記第二の遅延回路10bの偶数段
目のインバータ回路の出力端子は、それぞれPチャネル
MOSトランジスタTr10 ,Tr12 ,Tr14 を介して電
源Vccに接続される。前記トランジスタTr9〜Tr14 の
ゲートは、前記ノードN1に接続される。
【0035】従って、第二の遅延回路10bの偶数段目
のインバータ回路及びトランジスタTr9〜Tr14 によ
り、それぞれ否論理積回路が構成される。そして、ノー
ドN1がHレベルであると、第二の遅延回路10bはノ
ードN3の立ち下がりに基づいて、7段のインバータ回
路の動作遅延時間後にノードN5を立ち上げる。また、
ノードN1がLレベルとなると、ノードN5は直ちにL
レベルとなる。
【0036】前記第二の遅延回路10bの出力端子、す
なわちノードN5はインバータ回路9eの入力端子に接
続される。前記インバータ回路9eの出力端子、すなわ
ちノードN6は、インバータ回路9fの入力端子に接続
される。前記インバータ回路9fの出力端子、すなわち
ノードN7は、前記トランジスタTr1〜Tr4のゲートに
接続される。従って、前記インバータ回路9a,9b及
びトランジスタTr1〜Tr4によりそれぞれ否論理積回路
が構成される。
【0037】前記インバータ回路9eを構成するNチャ
ネルMOSトランジスタのソースは、NチャネルMOS
トランジスタTr15 を介してグランドGNDに接続され
る。また、前記ノードN6はPチャネルMOSトランジ
スタTr16 を介して電源Vccに接続される。そして、前
記トランジスタTr15 ,Tr16 のゲートは、前記ノード
N1に接続される。従って、インバータ回路9e及びト
ランジスタTr15 ,Tr16 により、ノードN1とノード
N5の否論理積を出力する論理積回路が構成される。
【0038】前記インバータ回路9fを構成するNチャ
ネルMOSトランジスタのソースは、NチャネルMOS
トランジスタTr17 を介してグランドGNDに接続され
る。また、前記ノードN7はPチャネルMOSトランジ
スタTr18 を介して電源Vccに接続される。そして、前
記トランジスタTr17 ,Tr18 のゲートは、前記ノード
N2に接続される。従って、インバータ回路9f及びト
ランジスタTr17 ,Tr18 により、ノードN2とノード
N6の否論理積を出力する論理積回路が構成される。
【0039】次に、上記のように構成されたクロック信
号生成回路3にパルス幅t1の外部クロック信号Cが入
力された場合の動作を図4に従って説明する。外部クロ
ック信号CがLレベルであると、ノードN1はHレベル
となり、トランジスタTr9,Tr11 ,Tr13 , Tr15 は
オンされ、トランジスタTr10 ,Tr112,Tr14 , Tr1
6 はオフされる。
【0040】ノードN7はHレベルにあるので、インバ
ータ回路9bの動作によりノードN2はLレベルとな
り、トランジスタTr18 がオンされるとともに、トラン
ジスタTr17 がオフされる。
【0041】また、ノードN3はHレベル、ノードN4
はHレベルとなり、インバータ回路9dから出力される
クロック信号CLKはLレベルとなる。また、ノードN
3がHレベルであるので、ノードN5はLレベルとな
り、ノードN6はHレベルとなる。
【0042】次いで、外部クロック信号CがHレベルに
立ち上がると、ノードN1はLレベルに立ち下がり、ノ
ードN2はHレベルに立ち上がる。すると、トランジス
タTr17 がオンされるとともにトランジスタTr18 がオ
フされ、ノードN6がHレベルであることから、ノード
N7はLレベルとなって、ノードN1はHレベルに復帰
する。
【0043】ノードN2がHレベルに立ち上がると、ノ
ードN3は未だHレベルであるので、ノードN4はLレ
ベルに立ち下がり、クロック信号CLKはHレベルに立
ち上がる。
【0044】ノードN2の立ち上がりから、第一の遅延
時間10aの動作遅延時間t2後にノードN3がLレベ
ルに立ち下がる。すると、ノードN4が立ち上がり、ク
ロック信号CLKが立ち下がる。従って、クロック信号
CLKは時間幅t2でHレベルとなる。
【0045】ノードN3がLレベルに立ち下がると、ノ
ードN1がHレベルに維持されて、トランジスタTr9,
Tr11 ,Tr13 ,Tr15 がオンされていることから、第
二の遅延回路10bの遅延時間t3後にノードN5が立
ち上がる。すると、ノードN6が立ち下がり、ノードN
7が立ち上がる。
【0046】ノードN7が立ち上がると、ノードN1が
Hレベルに維持されていることから、ノードN2が立ち
下がり、ノードN3が立ち上がる。すると、この状態で
は外部クロック信号Cの次の立ち上がりを捉えて、ノー
ドN1がLレベルとなり、上記動作が繰り返される。
【0047】次に、上記のように構成されたクロック信
号生成回路3に前記パルス幅t1より長いパルス幅t4
の外部クロック信号Cが入力された場合の動作を図4に
従って説明する。
【0048】外部クロック信号Cの立ち上がりを捉え
て、クロック信号CLKが立ち上がり、第一の遅延回路
10aの遅延時間に基づくパルス幅t2でクロック信号
CLKがHレベルとなる動作は、図4と同様である。
【0049】そして、ノードN3の立ち下がりから第二
の遅延回路10bの遅延時間t3後にノードN5がHレ
ベルに立ち上がり、ノードN7がHレベルに立ち上がっ
て、ノードN2がLレベルとなる。
【0050】すると、外部クロック信号Cの次の立ち上
がりを捉えて、ノードN1がLレベルとなり、上記動作
が繰り返される。従って、外部クロック信号Cの周波数
が変動しても、クロック信号CLKのHレベルのパルス
幅t2は、第一の遅延回路10aの遅延時間により一定
に維持される。
【0051】また、クロック信号CLKのLレベルのパ
ルス幅は、第二の遅延回路10bの遅延時間と、外部ク
ロック信号Cの立ち上がりのタイミングとにより決定さ
れるので、第二の遅延回路10bの遅延時間t3が外部
クロック信号Cのパルス幅t4より長ければ、大きく変
動することはない。
【0052】以上のようにこのクロック信号生成回路3
では、外部クロック信号Cの立ち上がりに基づいてクロ
ック信号CLKが立ち上がり、そのクロック信号CLK
のHレベルのパルス幅t2は、第一の遅延回路10aに
より設定される。
【0053】第一の遅延回路10aの動作によりクロッ
ク信号CLKが立ち下がった後は、第二の遅延回路10
bで設定される遅延時間t3に基づいてLレベルとな
る。従って、クロック信号CLKのHレベル及びLレベ
ルの時間幅は、第一及び第二の遅延回路10aにより設
定されるので、外部クロック信号Cの周波数の変動に関
わらず、安定したパルス幅のクロック信号CLKを生成
することができる。
【0054】また、シミュレーションにより第一及び第
二の遅延回路10aの遅延時間を適宜に設定することに
より、外部クロック信号Cを奇数倍に分周した周波数で
クロック信号CLKを出力することもできる。
【0055】そして、このようなクロック信号生成回路
3から安定したクロック信号CLKを転送信号生成回路
5及びデータ生成回路4に供給することができる。図6
は、クロック信号生成回路の第二の実施例を示す。この
実施例は、第一及び第二の遅延回路10a,10bの構
成が前記第一の実施例と異なる。
【0056】すなわち、この実施例は第一の実施例の第
一及び第二の遅延回路10a,10bにおいて、論理積
回路を構成するインバータ回路に接続されるNチャネル
MOSトランジスタを省略したものである。
【0057】このような構成としても、前記第一の実施
例と同様に動作する。そして、第一の実施例に対し、ト
ランジスタ数を削減することができるので、回路レイア
ウト面積を縮小することができる。
【0058】また、第二の実施例の第一の遅延回路10
aにおいて、奇数段目のインバータ回路のPチャネルM
OSトランジスタのゲート幅をNチャネルMOSトラン
ジスタのゲート幅より例えば10倍程度に大きくし、偶
数段目のインバータ回路をこの逆とすれば、ノードN2
の立ち上がりに基づくノードN3の立ち下がりが十分に
遅延し、ノードN2の立ち下がりに基づいてノードN3
が速やかに立ち上がる遅延回路を構成することができ
る。
【0059】また、第二の実施例の第二の遅延回路10
bにおいて、奇数段目のインバータ回路のPチャネルM
OSトランジスタのゲート幅をNチャネルMOSトラン
ジスタのゲート幅より小さくし、偶数段目のインバータ
回路をこの逆とすれば、ノードN3の立ち下がりに基づ
くノードN5の立ち上がりが十分に遅延し、ノードN1
の立ち下がりに基づいてノードN5が直ちに立ち上がる
遅延回路を構成することができる。
【0060】上記実施例から把握できる請求項以外の技
術思想について、以下にその効果とともに記載する。 (1)請求項5,6において、第一の遅延回路のリセッ
ト回路は、終段のインバータ回路のNチャネルMOSト
ランジスタのソースとグランドGNDとの間に接続され
たNチャネルMOSトランジスタと、前記インバータ回
路の出力端子と電源Vccとの間に接続されたPチャネル
MOSトランジスタとで構成し、前記各トランジスタに
前記検出信号を入力する。検出信号がLレベルとなる
と、第一の遅延回路の出力信号を直ちにHレベルとする
リセット回路を簡単に構成することができる。
【0061】(2)請求項5,6において、第一の遅延
回路のリセット回路は、終段のインバータ回路の出力端
子と電源Vccとの間にPチャネルMOSトランジスタを
接続して、同トランジスタに前記検出信号を入力すると
ともに、各インバータ回路のリセット動作側のトランジ
スタのゲート幅を大きくして構成する。検出信号がLレ
ベルとなると、第一の遅延回路の出力信号を直ちにHレ
ベルとするリセット回路を小さなレイアウト面積で構成
することができる。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明で
は、外部クロック信号と同期し、かつ所望の周波数のク
ロック信号を安定して出力し得るクロック信号生成回路
を提供することができる。
【0063】請求項2では、第二のパルス幅設定回路の
出力信号に基づいて、入力クロック信号の立ち上がりだ
けを検出する入力回路を構成することができる。請求項
3では、出力回路から出力されるクロック信号のHレベ
ルのパルス幅を第一の遅延回路の遅延時間により設定す
ることができる。
【0064】請求項4では、出力回路から出力されるク
ロック信号のLレベルのパルス幅を第二の遅延回路の遅
延時間により設定することができる。請求項5,6で
は、第一及び第二の遅延回路のインバータ回路の段数を
適宜に選択することにより、入力クロック信号に対する
分周比を任意に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理説明図である。
【図2】 データ転送装置を示すブロック図である。
【図3】 クロック信号生成回路の第一の実施例を示す
回路図である。
【図4】 図3のの動作を示すタイミング波形図であ
る。
【図5】 図3のの動作を示すタイミング波形図であ
る。
【図6】 クロック信号生成回路の第二の実施例を示す
回路図である。
【図7】 従来例を示すブロック図である。
【図8】 従来例の動作を示すタイミング波形図であ
る。
【符号の説明】
11 入力回路 12 第一のパルス幅設定回路 13 出力回路 14 第二のパルス幅設定回路 C 入力クロック信号 S1 検出信号 S2 第一のパルス幅設定信号 S3 第二のパルス幅設定信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力クロック信号が入力され、該入力ク
    ロック信号の立ち上がりを検出して検出信号を出力する
    入力回路と、 前記検出信号に基づいて一定時間後に第一のパルス幅設
    定信号を出力する第一のパルス幅設定回路と、 前記検出信号に基づいて出力クロック信号を反転させ、
    前記第一のパルス幅設定信号に基づいて、前記出力クロ
    ック信号を再度反転させる出力回路と、 前記検出信号に基づいて前記入力回路を不活性化し、前
    記第一のパルス幅設定信号に基づいて、一定時間後に前
    記入力回路を活性化して前記入力回路で前記入力クロッ
    ク信号の立ち上がりを検出させる第二のパルス幅設定信
    号を出力する第二のパルス幅設定回路とを備えたことを
    特徴とするクロック信号生成回路。
  2. 【請求項2】 前記入力回路は、前記入力クロック信号
    と、前記第二のパルス幅設定信号との否論理積を出力す
    ることを特徴とする請求項1記載のクロック信号生成回
    路。
  3. 【請求項3】 前記第一のパルス幅設定回路は、前記検
    出信号の立ち上がり動作だけを遅延させ、かつ反転させ
    て前記第一のパルス幅設定信号として出力する第一の遅
    延回路で構成し、前記出力回路は、前記検出信号と第一
    のパルス幅設定信号との否論理積を出力することを特徴
    とする請求項1記載のクロック信号生成回路。
  4. 【請求項4】 前記第二のパルス幅設定回路は、前記第
    一のパルス幅設定信号の立ち下がりだけを遅延させ、か
    つ反転させて出力する第二の遅延回路と、前記第二の遅
    延回路の出力信号と、前記検出信号との否論理積を出力
    する論理積回路とから構成することを特徴とする請求項
    1記載のクロック信号生成回路。
  5. 【請求項5】 前記第一の遅延回路は、前記検出信号の
    立ち上がりを遅延させ、かつ反転させて出力する奇数段
    のインバータ回路と、前記検出信号の立ち下がりに基づ
    いて出力信号をHレベルにリセットするリセット回路と
    から構成したことを特徴とする請求項3記載のクロック
    信号生成回路。
  6. 【請求項6】 前記第二の遅延回路は、前記第一のパル
    ス幅設定信号を遅延させ、かつ反転させて出力する奇数
    段のインバータ回路と、前記検出信号に基づいてその出
    力信号をLレベルにリセットするリセット回路とから構
    成したことを特徴とする請求項4記載のクロック信号生
    成回路。
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JP2005215248A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Sony Corp パルス生成回路および表示装置

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