JPH01145647A - 直接ポジ写真感光材料 - Google Patents

直接ポジ写真感光材料

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JPH01145647A JP62304996A JP30499687A JPH01145647A JP H01145647 A JPH01145647 A JP H01145647A JP 62304996 A JP62304996 A JP 62304996A JP 30499687 A JP30499687 A JP 30499687A JP H01145647 A JPH01145647 A JP H01145647A
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礼之 井上
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真感光材料に関し、さらに詳しくはすぐれた
階調を与える直接ポジ写真感光材料に関する。
〔従来の技術〕
反転処理工程又はネガフィルムを必要とせずに直接ポジ
像を得る写真法はよく知られている。
従来知られている直接ポジハロゲン化銀写真感光材料を
用いてポジ画像を作成するために用いられる方法は、特
殊なものを除き、実用的有用さを考慮すると、主として
2つのタイプに分けることができる。
1つのタイプは、あらかじめカブラされたハロゲン化銀
乳剤を用い、ソーラリゼーシッンあるいはバーシェル効
果等を利用して露光部のカブリ酸(WI像)を破壊する
ことによって現像後直接ポジ画像を得るものである。
もう1つのタイプは、かぶらされていない内部潜像型ハ
ロゲン化銀乳剤を用い、画像露光後かぶり処理を施した
後かまたはかぶり処理を施しながら表面現像を行い直接
ポジ画像を得るものである。
また上記の内部潜像型ハロゲン化銀写真乳剤とは、ハロ
ゲン化銀粒子の主として内部に感光核を有し、露光によ
って粒子内部に主として潜像が形成されるようなタイプ
のハロゲン化銀写真乳剤をいう。
上記後者の方法は、前者の方法と比較して、−船釣に感
度が高く、高感度を要求される用途に適しており、本発
明は後者に関するものである。
この技術分野においては種々の技術がこれまでに知られ
ている。例えば、米国特許第2,592゜250号、同
第2,466.957号、同第2゜497.875号、
同第2,588,982号、同第3,317,322号
、同第3,761,266号、同第3,761,276
号、同第3.796.577号および英国特許第1,1
51.363号、同第1,150.553号(同第1.
 011.062号)各明細書等に記載されているもの
がその主なものである。
これら公知の方法を用いると直接ポジ型としては比較的
高感度の写真感光材料を作ることができる。
また、直接ポジ像の形成機構の詳細については例えば、
T、H,ジェームス著「ザ・セオリー・オプ・ザ・フォ
トグラフインク・プロセスJ  (TheTheory
 of the Photographic Proc
ess)第4版(1979年)第7章182頁〜193
頁や米国特許3,761,276号等に記載されている
つまり、最初の像様露光によってハロゲン化銀内部に生
じた、いわゆる内部潜像(Positive hole
)に起因する表面減感作用により、未露光部のハロゲン
化銀粒子の表面のみに選択的にカブリ酸を生成させ、次
いで通常の、いわゆる表面現像処理を施す事によって未
露光部に写真像(直接ポジ像)が形成されると信じられ
ている。
上記の如く、選択的にカブリ酸を生成させる手段として
は、−aに「光かぶり法」と呼ばれる感光層の全面に第
二の露光を与える方法(例えば英国特許1,151,3
63号)と「化学的かぶり法」と呼ばれる造核剤(nu
cleating agent)を用いる方法とが知ら
れている。後者の方法については、例えば「リサーチ・
ディスクロージャー」(Research Discl
osure)誌第151巻1’hl 5162(197
6年11月発行)の76〜78頁に記載されている。
直接ポジカラー画像を形成するには、内部潜像型ハロゲ
ン化銀感材をかぶり処理を施した後又はかぶり処理を施
しながら表面発色現像処理を行い、その後漂白、定着(
又は漂白定着)処理して達成できる。漂白・定着処理の
後は通常水洗および/又は安定化処理が施される。
(発明が解決しようとする問題点) このような方法の中で、従来の化学的かぶり法ではpH
12以上の高pHで始めて造核剤の効果が得られるもの
が使用され、そのためこの高pH条件下では空気酸化に
よる現像主薬の劣化が起りやすく、その結実現像活性が
著しく低下する欠点がある。また現像速度が遅いために
処理時間が長くかかり、特に低pHの現像液を使用する
といっそう処理時間がかかるという欠点がある。
一方、光かぶり法の場合には、高p H条件を要求され
る事がなく、実用上比較的有利である。しかしながら、
広範な写真分野で各種の目的に供するためには、種々の
技術的問題点がある。即ち、光かぶり法は、ハロゲン化
銀の光分解によるカブリ酸の形成に基づいているので使
用するハロゲン化銀の種類や特性によって、その適性露
光照度や露光量が異る。そのため一定の性能を得るのが
困難であり、更に現像装置が複雑でしかも高+iなもの
になるという欠点がある。
前記「化学的かぶり法Jにおいて使用される造核剤とし
てはヒドラジン化合物がよく知られている。
上記ヒドラジン系造核剤は一般に最大濃度(D+wax
)と最小濃度(DIlin)との差が大きく、ディスク
リミネーションの点では最もすぐれているが、処理に高
pH(pH>12)を必要とする欠点を有する。
処理pHが低く(pH≦12)とも作用する造核剤とし
ては複素環第四級アンモニウム塩が知られており、例え
ば米国特許3,615,615号、同3,719,49
4号、同3,734,738号、同3,759,901
号、同3. 854. 956号、同4,094,68
3号、同4.306゜016号、英国特許1,283,
835号、特開昭52−3,426号および同52−6
9,613号に記載されている。特に米国特許4,11
5゜122号に記載されているプロパルギルまたはブチ
ニル置換された複素環第四級アンモニウム塩化合物は、
直接ポジハロゲン化銀乳剤において、ディスクリミネー
シヨンの点ですぐれた造核剤である。しかしながら、前
記ハロゲン化銀乳剤に、たとえば分光増感を目的として
増感色素が添加された場合には、増感色素と複素環第四
級アンモニウム系造核剤との間で、ハロゲン化銀乳剤へ
の競争吸着がおこるため、吸着性の弱い四級塩基造核剤
は多量添加する必要があり、特に多層カラー感材の場合
、濃度ムラや色バランスのくずれが生じることがあり、
十分な性能を示すとは言えなかった。
なお、このことは、高温高湿下での存在により一そう増
大する傾向がみられる。上記問題を解決する目的で米国
特許第4,471,044号にチオアミドAgX吸着促
進基を有する四級塩基造核剤の例が報告されている。こ
こでは、吸着基の導入により、十分なりmaにを得るに
必要な添加量が減少し、高温経時でのDmaxの減少が
改良されるとしているが、この効果は十分満足できるレ
ベルではなかった。
したがって、本発明の第一の目的は、高い最大画像濃度
と低い最小画像濃度及び足部の硬調化与える直接ポジ写
真感光材料を提供することにある。
本発明の第二の目的は、高温及び/又は高温条件下に写
真感光材料を保存した場合にも、最大画像濃度の低下や
最小画像濃度の増大等の写真性能変化の程度の小さい直
接ポジ写真感光材料を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、支持体上に予めかぶらされていな
い内部潜像型ハロゲン化銀粒子を含有する写真乳剤層を
少なくとも一層有する直接ポジ写真感光材料において、
該内部潜像型ハロゲン化銀粒子は、臭化銀、塩化銀、沃
臭化銀、塩臭化銀、又は塩沃臭化銀粒子であって、該粒
子はマンガン、銅、亜鉛、カドミウム、鉛、ビスマス、
および周期律表第■族金属から選ばれる少なくとも1種
を内蔵しており、さらに前記写真感光材料が下記−般式
(N−1)で示される化合物を少なくとも1種含有する
ことを特徴とする直接ポジ写真感光材料により達成され
る。
一般式(N−1) 式中、Zlは5ないし6員の複素環を形成するに必要な
非金属原子群を表わす。この複素環には更に芳香環又は
複素環が縮合していてもよい。
R1は脂肪族基であり、Xは=C−又は−N−である、
Qは4ないし12員の非芳香族炭化水素環、又は非芳香
族複素環を形成するに必要な非金属原子群を表わす。但
し、R1、Zlの置換基及びQの置換基のうち、少なく
とも一つはアルキニル基を含む。さらにR1,Zll及
びQのうち少なくとも一つは、ハロゲン化銀への吸着促
進基を有しでもよい。Yは電荷バランスのための対イオ
ンであり、nは電荷バランスをとるに必要な数である。
予めかぶらされていない内部潜像型ハロゲン化銀粒子に
マンガン、銅、亜鉛、カドミウム等の金属を内蔵させる
ことにより再反転ネガ像の発生が抑えられることは知ら
れている(米国特許第4゜395.478号)。しかし
ながら、本発明においては、前記(N−1)で示される
造核作用を有する化合物を併用することによりハイライ
ト部を硬調化しつつ、高い最大濃度及び低い最小濃度を
得るという予想外の効果が見出された。
本発明に用いる予めかぶらされていない内部潜像型ハロ
ゲン化銀乳剤はハロゲン化銀粒子の表面が予めかぶらさ
れてなく、しかも潜像を主として粒子内部に形成するハ
ロゲン化銀を含有する乳剤であるが、更に具体的には、
ハロゲン化銀乳剤を透明支持体上に一定量(0,5〜3
g/nf)塗布し、これに0.01ないし10秒の固定
された時間で露光を与え下記現像液A(内部型現像液)
中で、18℃で5分間現像したとき通常の写真濃度測定
方法によって測られる最大濃度が、上記と同量塗布して
同様にして露光したハロゲン化銀乳剤を下記現像液B(
表面型現像液)中で20℃で6分間現像した場合に得ら
れる最大濃度の、少なくとも5倍大きい濃度を有するも
のが好ましく、より好ましくは少なくとも10倍大きい
濃度を有するものである。
内部現像vLA メトール             2g亜硫酸ソーダ
(無水)        90gハイドロキノン   
         8g炭酸ソーダ(−水塩)    
  52.5gKBr               
 5gKI               O,5g水
を加えて              1!内部現像液
B メトール           2.5gL−アスコル
ビン酸        LogNaBOt 44Hz 
0       35gKBr           
     1g水を加えて             
1β内潜型乳剤の具体例としては例えば、米国特許第2
,592,250号に明細書に記載されているコンバー
ジジン型ハロゲン化銀乳剤、米国特許3.761,27
6号、同3,850,637号、同3,923.513
号、同4,035,185号、同4.395.478号
、同4. 50’4. 570号、特開昭52−156
614号、同55−127549号、同53−6022
2号、同56−22681号、同59−208540号
、同60−107641号、同61−3137号、特願
昭61−32462号、リサーチディスクロージャー誌
階23510 (1983年11月発行)P2S5に開
示されている特許に記載のコア/シェル型ハロゲン化銀
乳剤を挙げることができる。
本発明の内部潜像型ハロゲン化銀粒子はコンバージョン
型乳剤でもコア/シェル型乳剤でもよいが、写真怒度、
階調などを制御しやすい点でコア/シェル積層構造を有
することが好ましい。コアおよびシェルは好ましくは臭
化銀と10モル%以下、好ましくは3モル%以下、の沃
化銀とを含有する臭化銀、沃臭化銀、塩臭化銀又は塩沃
臭化銀から成り、該コアはいわゆる変換型であっても通
常の粒子であってもよい。コアとシェルのハロゲン組成
は同一であっても異なっていてもよい。コア/シェル型
構造を有するハロゲン化銀乳剤として、例えば特開昭5
5−127549号、米国特許第4,395.478号
及びドイツ特許第2゜332.802C2号などに記載
の乳剤を適宜適用することができる。
本発明のハロゲン化銀粒子が内蔵するマンガン、銅、亜
鉛、カドミウム、鉛、ビスマス、インジウム、タリウム
、ジルコニウム、ランタン、クロミウム、レニウムもし
くは周期律表第■族金属の量はハロゲン化銀1モル当り
、10−9〜10−2モルが好ましく、10−6〜10
1モルがより好ましい。
上記の金属の中では鉛、イリジウム及びビスマスの使用
が特に好ましい。
本発明に用いる予めかぶらされていない内部潜像型乳剤
のいかなる位置に前記金属が内蔵されているかについて
は、特に制限はないが、コア/シェル型構造を有する内
部潜像型乳剤においては、コアに内蔵させることが好ま
しい。
これらの金属は銀イオン溶液とハロゲン水溶液を混合し
てハロゲン化銀の粒子を形成する際に金属イオンを水溶
液または有機溶剤溶液の形で共存させて粒子に内蔵させ
ることができる。あるいは、粒子を形成した後金属イオ
ンを水溶液または有機4溶剤溶液の形で添加し、その後
さらにハロゲン化銀で覆ってもよい。
これらの金属の内蔵方法については米国特許第3761
276号、米国特許第4395478号及び特開昭59
−216136号にも記載されている。
ハロゲン化銀粒子の平均粒子サイズ(球状もしくは球に
近い粒子の場合は粒子直径を、立方体粒子の場合は、稜
長をそれぞれ粒子サイズとし投影面積にもとすく平均で
あられす)は、1.5μ以下で0.1μ以上が好ましい
が、特に好ましいのは1.2μ以下0,2μ以上である
0粒子サイズ分布は狭くても広くてもいずれでもよいが
、粒状性や鮮鋭度性の改良のために、粒子数あるいは重
量で平均粒子サイズの±40%以内(より好ましくは±
30%以内、最も好ましくは120%以内)に全粒子の
90%以上、特に95%以上が入るような粒子サイズ分
布の狭い、いわゆる「単分散」ハロゲン化銀乳剤を本発
明に使用するのが好ましい。
また感光材料が目標とする階調を満足させるために、実
質的に同一の感色性を有する乳剤層において粒子サイズ
の異なる2種以上の単分散ハロゲン化銀乳剤もしくは同
一サイズで感度の異なる複数の粒子を同一層に混合また
は別層に重層塗布することができる。さらに2種類以上
の多分散ハロゲン化銀乳剤あるいは単分散乳剤と多分散
乳剤との組合わせを混合あるいは重層して使用すること
もできる。
本発明に使用するハロゲン化銀粒子の形は立方体、八面
体、十二面体、十四面体の様な規則的(regular
)な結晶体を有するものでもよく、また球状などのよう
な変則的(irregular)な結晶形をもつもので
もよく、またはこれらの結晶形の複合形をもつものでも
よい、また平板状粒子でもよく、特に長さ/厚みの比の
値が5以上とくに8以上の平板粒子が、粒子の全投影面
積の50%以上を占める乳剤を用いてもよい。これら種
々の結晶形の混合から成る乳剤であってもよい。
本発明に使用するハロゲン化銀乳剤は、粒子内部または
表面に硫黄もしくはセレン増悪、還元増感、貴金属増感
などの単独もしくは併用により化学増感することができ
る。
詳しい具体例は、例えばリサーチ・ディスクロージャー
誌Il&117643−1[[(1978年12月発行
)P23などに記載の特許にある。
本発明に用いる写真乳剤は、慣用の方法で写真用増感色
素によって分光増感される。特に有用な色素は、シアニ
ン色素、メロシアニン色素および複合メロシアニン色素
に属する色素であり、これらの色素は単独又は組合せて
使用できる。また上記の色素と強色増感剤を併用しても
よい。詳しい具体例は、例えばリサーチ・ディスクロー
ジャー誌11h17643−TV (1978年12月
発行)P23〜24などに記載の特許にある。
本発明に用いられる写真乳剤には、感光材料の製造工程
、保存中あるいは写真処理中のカプリを防止し、あるい
は写真性能を安定化させる目的でカプリ防止剤または安
定剤を含有させることができる。詳しい具体例は、例え
ばリサーチ・ディスクロージャー誌隘17643−IT
 (1978年12月発行)および、E、J、Birr
著“5tabilizationof Photogr
aphic 5ilver Halide Emuls
ions″(Focal Press)、1974年刊
などに記載されている。
次に前記一般式〔N−■〕で表わされる造核剤について
更に詳しく説明すると、2+で完成される複素環は、例
えばキノリニウム、ベンズイミダゾリウム、ピリジニウ
ム、チアゾリウム、セレナゾリウム、イミダゾリウム、
テトラゾリウム、インドレニウム、ピロリニウム、アク
リジニウム、フェナンスリジニウム、イソキノリニウム
、及びナフトピリジニウム核があげられる。Zlは置換
基で置換されていてもよく、その置換基としては、アル
キル基、アルケニル基、アラルキル基、アリ−ル基、ア
ルキニル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオ
キシ基、ハロゲン原子、アミノ基、アルキルチオ基、ア
リールチオ基、アシルオキシ基、アシルアミノ基、スル
ホニル基、スルホニルオキシ基、スルホニルアミノ基、
カルボキシル基、アシル基、カルバモイル基、スルファ
モイル基、スルホ基、シアノ基、ウレイド基、ウレタン
基、炭酸エステル基、ヒドラジン基、ヒドラゾン基、ま
たはイミノ基などがあげられる。ZIの置換基としては
、例えば上記置換基の中から少なくとも1個選ばれるが
、2個以上の場合は同じでも異なっていてもよい。また
上記置換基はこれらの置換基でさらに置換されていても
よい。
更にZlの置換基として、適当な連結基L1を介してz
lで完成される複素環四級アンモニウム基を有してもよ
い。この場合はいわゆるダイマーの構造を取る。
Zlで完成される複素環骨核として好ましくは、キノリ
ニウム、ベンズイミダゾリウム、ピリジニウム、アクリ
ジニウム、フェナンスリジニウム、ナフトピリジニウム
及びイソキノリニウム核があげられる。更に好ましくは
、キノリニウム、ナフトピリジニウム、ベンズイミダゾ
リウム核であり、最も好ましくはキノリニウム核である
R1の脂肪族基は、好ましくは炭素数1〜18個の無置
換アルキル基およびアルキル部分の炭素数が1〜18個
の置換アルキル基である。置換基としては、2+の置換
基として述べたものがあげられる。
R1として好ましくはアルキニル基であり、特にプロパ
ルギル基が最も好ましい。
Qは4ないし12員の非芳香族炭化水素環又は非芳香族
複素環を形成するに必要な原子群である。
これらの環はZlの置換基で述べた基でさらに置換され
ていてもよい。
非芳香族炭化水素環としては、Xが炭素原子である場合
であって、例えばシクロペンクン、シクロヘキサン、シ
クロヘキセン、シクロヘプタン、インダン、テトラリン
等の環があげられる。
非芳香族複素環としては、ヘテロ原子として窒素、酸素
、硫黄、セレンなどを含むものであって、例えば、Xが
炭素原子である場合は、テトラヒドロフラン、テトラヒ
ドロピラン、ブチロラクトン、ピロリドン、テトラヒド
ロチオフェン等の環があげられる。またXが窒素原子で
ある場合は、例えばピロリジン、ピペリジン、ピリドン
、ピペラジン、パーヒドロチアジン、テトラヒドロキノ
リン、インドリン等の環があげられる。
Qで形成される環核として好ましいのは、Xが炭素原子
の場合であり、特にシクロペンタン、シクロヘキサン、
シクロへブタン、シクロヘキセン、インダン、テトラヒ
ドロピラン、テトラヒドロチオフェン等である。
R1、Zl の置換基、及びQの置換基のうち、少なく
ともひとつが該当するアルキニル基としては、これまで
すでに一部は述べられているが、更に詳しく説明すると
、好ましくは炭素数2〜18個のもので、例えばエチニ
ル基、プロパルギル基、2−ブチニル基、1−メチルプ
ロパルギル基、1゜1−ジメチルプロパルギル基、3−
ブチニル基、4−ペンチニル基などである。
更にこれらは、Zl の置換基として述べた基で置換さ
れていてもよい。
これらアルキニル基としては、プロパルギル基が好まし
く、特にR1がプロパルギル基である場合が最も好まし
い。
R’ 、Q及びZl の置換基の有し得るハロゲン化銀
への吸着促進基としては、X’ +L’÷7で表わされ
るものが好ましい。
ここでxlはハロゲン化銀への吸着促進基であり、Ll
は二価の連結基である。mは0又は1である。XIで表
わされるハロゲン化銀への吸着促進基の好ましい例とし
ては、チオアミド基、メルカプト基または5ないし6員
の含窒素へテロ環基があげられる。
これらはZlの置換基として述べたもので置換されてい
てもよい、チオアミド基としては好ましくは非環式チオ
アミド基(例えばチオウレタン基、チオウレイド基など
)である。
Xlのメルカプ)5としては、特にヘテロ環メルカブト
基(例えば5−メルカプトテトラゾール、3−メルカプ
ト−1,2,4−トリアゾール)、2〜メルカプト1,
3.4−チアジアゾール、2−メルカプ)−1,3,4
−オキサジアゾールなど)が好ましい。
Xlで表わされる5ないし6員の含窒素複素環としては
、窒素、酸素、硫黄及び炭素の組合せからなるもので、
好ましくはイミノ銀を生成するもので例えばベンゾトリ
アゾールやアミノチアトリアゾールがあげられる。
Ll で表わされる二価の連結基としては、C1N、S
、0のうち少なくとも1種を含む原子又は原子団である
。具体的には、例えばアルキレン基、アルケニレン基、
アルキニレン基、アリーレン基−0−1−S−1−NH
−1−N=、−CO−1−8O□−(これらの基は置換
基をもっていてもよい)、等の単独またはこれらの組合
せからなるものである。
−NH3O,NH−1−(アルキL/7) −C−NH
−1−(アリーレン)−8O□NH−1 −(アリーレン)−NHCNH−1 −(アリーレン)−CNH−などが好ましい。
電荷バランスのための対イオンYとしては、例えば、臭
素イオン、塩素イオン、沃素イオン、p−トルエンスル
ホン酸イオン、エチルスルホン酸イオン、過塩素酸イオ
ン、トリフルオロメタンスルホン酸イオン、チオシアン
イオンPFff−イオン、PF、−イオンなどがあげら
れる。
一般式(N−4)で示される化合物のうち、好ましくは
ハロゲン化銀への吸着促進基を有するものであり、特に
、吸着促進基XIとしてチオアミド基、アゾール基又は
ヘテロ環メルカプト基である場合が更に好ましい。
これらの化合物例およびその合成法は、例えば特願昭6
2−17,984号及び同特許に引用された特許又は文
献に記載されている。
一般式(N−1)で表わされる化合物の具体例を以下に
あげるが、本発明はこれらに限定されるわけではない。
(N−1−1) CH、CHCH (N−1−2) ct+zc=c。
■ co、c=c。
(N−1−4) CtbC=CI (N−1−5) (N−1−6) ■ CH富CミCH (N−1−7) CH,CミCH (N−1−8) S ― ■ coicミCH (N−1−9) ぺ■ ■ CH,C−ECH (N−1−10> 署 (N−1−11) CHICミCH (N −1−12) CHアC=CU (N−1−13) (N −1−14) C11,Cミ(Jl (N −1−15) CH,CaCH (N −1−16) 曜 C1lアCff1CH (N−1−17) co、c=c。
(N−■−18) 驚 GHzC””CI ム                      ムロ
、                      −(
N −1−23) CHtCミCI( (N −T −24) ■ ■ CH,CmCH (N−r −25) 噸 co、c==c。
本発明において、上記一般式(N−1)で表わされる化
合物を写真感光材料中に含有させるときは、アルコール
類(例えばメタノール、エタノール)、エステルl!i
(例えば酢酸エチル)、ケトン類(例えばアセトン)な
どの水に混和しうる有機溶媒の溶液とするか、該化合物
が水溶性の場合には水溶液として、親水性コロイド溶液
に添加すればよい。
写真乳剤中に添加する場合、その添加は化学熟成の開始
から塗布前までの任意の時期に行ってよいが、化学熟成
終了後に行うのが好ましい。
本発明において一般式(N−1)で表わされる造核剤は
ハロゲン化銀乳剤層に隣接する親水性コロイド層中に含
有してもよいが、ハロゲン化銀乳剤層中に含有されるの
が好ましい。その添加量は、実際上用いられるハロゲン
化銀乳剤の特性、造核剤の化学構造及び現像条件によっ
て異なるので、広い範囲にわたって変化し得るが、ハロ
ゲン化銀乳剤中の銀1モル当り約lXl0−8モルから
約lXl0−”モルの範囲が実際上有用で、好ましいの
は銀1モル当り約I X l O−’モルから約lXl
0−”モルである。
本発明において直接ポジカラー画像を形成するには種々
のカラーカプラーを使用することができる。カラーカプ
ラーは、芳香族第一級アミン系発色現像薬の酸化体とカ
ップリング反応して実質的に非拡散性の色素を生成また
は放出する化合物であって、それ自身実質的に非拡散性
の化合物であることが好ましい。有用なカラーカプラー
の典型例には、ナフトールもしくはフェノール系化合物
、ピラゾロンもしくはピラゾロアゾール系化合物および
開鎖もしくは複素環のケトメチレン化合物がある。本発
明で使用しうるこれらのシアン、マゼンタおよびイエロ
ーカプラーの具体例は「リサーチ・ディスクロージャー
」誌11&117643 (1978年12月)発行)
P25、■−り項、同阻18717 (1979年11
月発行)および特願昭61−32462号に記載の化合
物およびそれらに引用された特許に記載されている。
なかでも本発明に使用できるイエローカプラーとしでは
、酸素原子離脱型や窒素原子離脱型のイエロm=当量カ
プラーをその代表例として挙げることができる。特にα
−ピバロイルアセトアニリド系カプラーは発色色素の堅
牢性、特に光堅牢性が優れており、一方α−ベンゾイル
アセトアニリド系カプラーは高い発色濃度が得られるの
で好ましい。
また、本発明に好ましく使用できる5−ピラゾロン系マ
ゼンタカプラーとしては、3位がアリールアミノ基又は
アシルアミノ基で置換された5−ピラゾロン系カプラー
(なかでも硫黄原子離脱型の二当量カプラー)である。
更に好ましいのはピラゾロアゾール系カプラーであって
、なかでも米国特許3,725,067号に記載のピラ
ゾロ(5,1−c)(1,2,4)トリアゾール類等が
好ましいが、発色色素のイエロー副吸収の少なさおよび
光堅牢性の点で米国特許第4,500,630号に記載
のイミダゾ〔1゜2−b〕ピラゾール類はいっそう好ま
しく、米国特許第4,540,654号に記載のピラゾ
ロ(1,5−b)(1,2,4)  トリアゾールは特
に好ましい。
本発明に好ましく使用できるシアンカプラーとしては、
米国特許第2,474.293号、同4゜502.21
2号等に記載されたナフトール系およびフェノール系の
カプラー、米国特許3,772.002号に記載された
フェノール核のメタ位にエチル基以上のアルキル基を有
するフェノール系シアンカプラーであり、その他2.5
−ジアシルアミノ置換フエツール系カプラーも色像堅牢
性の点で好ましい。
生成する色素が有する短波長域の不要吸収を補正するた
めのカラードカプラー、発色色素が適度の拡散性を有す
るカプラー、無呈色カプラー、カンプリング反応に伴っ
て現像抑制剤を放出するDIRカプラーやポリマー化さ
れたカプラーも又使用できる。
カラーカプラーの標準的な使用量は、感光性ハロゲン化
銀1モルあたり0.001ないし1モルの範囲であり、
好ましくはイエローカプラーでは0.01ないし0.5
モル、マゼンタカプラーでは、0.03モルないし0.
5モル、またシアンカプラーでは0.002ないし0.
5モルである。
本発明にはカプラーの発色性を向上させる目的で発色増
強剤を用いることができる。化合物の代表例は特開昭6
2−215272号374〜391頁に記載のものがあ
げられる。
本発明のカプラーは高沸点および/または低沸点の有機
溶媒に熔解し、ゼラチンまたはその他親水性コロイド水
溶液中に、ホモジナイザー等高速攪拌により、コロイド
ミル等の機械的な微細化によりあるいは超音波を利用し
た技術により乳化分散せしめ、これを乳剤層中に添加せ
しめる。この場合、高沸点有機溶媒は必ずしも用いる必
要はないが、特開昭62−215272号、440〜4
67頁に記載の化合物を用いるのが好ましい。
本発明のカプラーは特開昭62−215272号468
〜475頁に記載の方法で親水性コロイド中に分散する
ことができる。
本発明を用いて作られる感光材料は、色カブリ防止剤も
しくは混色防止剤として、ハイドロキノン誘導体、アミ
ノフェノール誘導体、アミン類、没食子酸誘導体、カテ
コール誘導体、アスコルビン酸誘導体、無呈色カプラー
、スルホンアミドフェノール誘導体などを含有してもよ
い。色カプリ防止剤、混色防止剤の代表例は特開昭62
−215272号600〜63頁に記載されている。
本発明の感光材料には、種々の退色防止剤を用いること
ができる。有機退色防止剤としてはハイドロキノン類、
6−ヒドロキシクロマン類、5−ヒドロキシクマラン類
、スピロクロマンil、p−アルコキシフェノール類、
ビスフェノール類を中心としたヒンダードフェノール類
、没食子酸誘導体、メチレンジオキシベンゼン類、アミ
ノフェノール類、ヒンダードアミン類およびこれら各化
合物のフェノール性水酸基をシリル化、アルキル化した
エーテルもしくはエステル誘導体が代表例として挙げら
れる。また、(ビスサリチルアルドキシマド)ニッケル
錯体および(ビスーN、N−ジアルキルジチオカルバマ
ド)ニッケル錯体に代表される金属錯体なども使用でき
る。
イエロー色素像の熱、湿度および光による劣化防止に、
米国特許第4.268,593号に記載されたような、
ヒンダードアミンとヒンダードフェノールの画部分構造
を同一分子中に有する化合物は良い結果を与える。また
マゼンタ色素像の劣化、特に光による劣化を防止するた
めに、特開昭56−159644号に記載のスピロイン
ダン類、および特開昭55−89835号に記載のハイ
ドロキノンジエーテルもしくはモノエーテルの置換した
クロマン類が好ましい結果を与える。
これらの退色防止剤の代表例は特開昭62−21527
2号401〜440頁に記載されている。
これらの化合物は、それぞれ対応するカラーカプラーに
対し通常5ないし100重景%をカプラーと共乳化して
感光層に添加することにより、目的を達することができ
る。
シアン色素像の熱および特に光による劣化を防止するた
めには、シアン発色層に隣接する両側の層に紫外線吸収
剤を導入することが有効である。
また保護層などの親水性コロイド層中にも紫外線吸収剤
を添加することができる。化合物の代表例は特開昭62
−215272号391〜400頁に記載されている。
本発明の感光材料の乳剤層や中間層に用いることのでき
る結合剤または保護コロイドとしては、ゼラチンを用い
るのが有利であるが、それ以外の親水性コロイドも用い
ることができる。
本発明の感光材料には、イラジェーションやハレーショ
ンを防止する染剤、紫外線吸収剤、可塑剤、蛍光増白剤
、マット剤、空気カプリ防止剤、塗布助剤、硬膜剤、帯
電防止剤やスベリ性改良剤等を添加する事ができる。こ
れらの添加剤の代表例は、リサーチ・ディスクロージャ
ー誌患17643■〜■項(1978年12月発行)P
25〜27、および同1B716 (1979年11月
発行)P647〜651に記載されている。
本発明は支持体上に少なくとも2つの異なる分光感度を
有する多層多色写真材料にも適用できる。
多層天然色写真材料は、通常支持体上に赤感性乳剤層、
緑感性乳剤層、および青感性乳剤層を各々少なくとも一
つ有する。これらの層の順序は必要に応じて任意にえら
べる。好ましい層配列の順序は支持体側から赤感性、緑
感性、青感性または支持体側から緑感性、赤感性、青感
性である。また前記の各乳剤層は感度の異なる2つ以上
の乳剤層からできていてもよく、また同一感色性をもつ
2つ以上の乳剤層の間に非感光性層が存在していてもよ
い。赤感性乳剤層にシアン形成カプラーを、緑感性乳剤
層にマゼンタ形成カプラーを、青感性乳剤層にイエロー
形成カプラーをそれぞれ含むのが通常であるが、場合に
より異なる組合わせをとることもできる。
最大画像濃度を上げる、最少画像濃度を下げる、感光材
料の保存性を良化させる、又は現像を速くする等の目的
で下記の化合物を添加することができる。
ハイドロキノン類(たとえば米国特許3,227.55
2号、同4,279,987号記載の化合物);クロマ
ン類(たとえば米国特許4.268.621号、特開昭
54−103031号、リサーチ・ディスクロージャー
誌、I!118264(1979年6月発行)333〜
334頁記載の化合物;キノン[(たとえばリサーチ・
ディスクロージャー誌、l1kL21206 (198
1年12月)433〜434頁記載の化合物);アミン
類(たとえば米国特許4,150,993号や特開昭5
8−174757号記載の化合物);酸化剤類(たとえ
ば特開昭60−260039号、リサーチ・ディスクロ
ージャー誌、磁16936 (1978年5月発行)1
0〜11頁記載の化合物);カテコール類(たとえば特
開昭55−21013号や同55−65944号記載の
化合物);現像時に造核剤を放出する化合物(たとえば
特開昭60−107029号記載の化合物);チオ尿素
類(たとえば特開昭60−95533号記載の化合物)
;スピロビスインダン類(たとえば特開昭55−659
44号記載の化合物)。
本発明に係る感光材料は、ハロゲン化銀乳剤層の他に、
保護層、中間層、フィルター層、ハレーション防止剤、
バンク層、白色反射層などの補助層を適宜設けることが
好ましい。
本発明の写真感光材料において写真乳剤層その他の層は
リサーチ・ディスクロージャー誌隘17643劇項(1
978年12月発行)p28に記載のものやヨーロッパ
特許0,182. 2s3号や特開昭61−97655
号に記載の支持体に塗布される。またリサーチ・ディス
クロージャー誌N117643XV項p28〜29に記
tiノ塗布方法を利用することができる。
本発明は種々のカラー感光材料に適用することができる
例えば、スライド用もしくはテレビ用のカラー反転フィ
ルム、カラー反転ベーパー、インスタントカラーフィル
ムなどを代表例として挙げることができる。またフルカ
ラー複写機やCRTの画像を保存するためのカラーハー
ドコピーなどにも適用することができる。本発明はまた
、「リサーチ・ディスクロージャー」誌隘17123 
 (1978年7月発行)などに記載の三色カプラー混
合を利用した白黒感光材料にも適用できる。
更に本発明は黒白写真感光材料にも適用できる。
本発明を応用できる黒白(B/W)写真感光材料として
は、特開昭59−208540.特開昭60−2600
39に記載されているB/W直接ポジ用写真感光材料(
例えばXレイ用感材、デユープ窓材、マイクロ感材、写
植用感材、印刷感材)本発明においては前記(N−1)
で示される造核剤の作用をさらに促進するため、下記の
造核促進剤を使用することができる。
造核促進剤としては、任意にアルカリ金属原子又はアン
モニウム基で置換されていてもよいメルカプト基を少な
くとも1つ存する、テトラザインデン類、トリアザイン
デン類及びペンタザインデン類および特願昭61−13
6948号(2〜6頁および16〜43頁)、特願昭6
1−136949号(12〜43頁)に記載の化合物を
添加することができる。
造核促進剤の具体例を以下にあげるが、これらに限定さ
れるわけではない。
(A−1)   3−メルカプト−1,2,4−トリア
ゾロ(4,5−a)ピリジン (A−2)   3−メルカプト−1,2,4−トリア
ゾロ(4,5−a)ピリミジン (A−3)   5−メルカプト−1,2,4−トリア
ゾロ(1,5−a)ピリミジン (A−4)   7−(2−ジメチルアミノエチル)−
5−メルカプト−1,2,4−トリ アゾロ(1,5−a)ピリミジン (A−5)   3−メルカプト−7−メチル−1゜2
.4−トリアゾロ(4,5−a)  ピリミジン (A−6)   3.6−ジメルカブトー1.2.4=
トリアゾロ(4,5−b)ピリダジ ン (A−7)   2−メルカプト−5−メチルチオ−1
,3,4−チアジアゾール (A−8)   3−メルカプト−4−メチル−1゜2
.4−1−リアゾール (A−9)   2−(3−ジメチルアミノプロピルチ
オ)−5−メルカプト−1,3,4 −チアジアゾール塩酸塩 (A−10)  2−(2−モルホリノエチルチオ)−
5−メルカプト−1,3,4−チア ジアゾール塩酸塩 (A−11)   2−メルカプト−5−メチルチオメ
チルチオ−1,3,4−チアシアシ ールナトリうム塩 (A−12)  4−(2−モルホリノエチル)−3−
メルカプト−1,2,4−)リア ゾール (A−13)   2−(2−(2−ジメチルアミノエ
チルチオ)エチルチオ〕−5−メル カプト−1,3,4−チアジアゾール 塩酸塩 (A−14)   2−(6−シメチルアミノへキシル
チオ)−5−メルカプト−1,3゜ 4−チアジアゾール塩酸塩 (A−15)  2− (3−(2−メチル−1−(1
,4,5,6−チトラヒドロピリ ミジニル)〕プロピルチオ)−5−メ ルカプト−1,3,4−チアジアゾー ル塩酸塩 造核促進剤は、感光材料中或いは処理液中に含有させる
ことができるが、感光材料中なかでも内部潜造型ハロゲ
ン化銀乳剤やその他の親水性コロイドN(中間層や保護
層など)中に含有させるのが好ましい。特に好ましいの
はハロゲン化銀乳剤中又はその隣接層である。
本発明の感光材料の現像処理に用いる発色現像液は、好
ましくは芳香族第一級アミン系発色現像主薬を主成分と
するアルカリ性水溶液である。この発色現像主薬として
は、アミノフェノール系化合物も有用であるが、p−フ
ェニレンジアミン系化合物が好ましく使用され、その代
表例としては3−メチル−4−アミノ−N、N−ジエチ
ルアニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N
−β−ヒドロキシエチルアニリン、3−メチル−4−ア
ミノ−N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチ
ルアニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N
−β−メトキシエチルアニリン及びこれらの硫酸塩、塩
酸塩もしくはp−トルエンスルホン酸塩が挙げられる。
これらの化合物は目的に応じ2種以上併用することもで
きる。
これらの発色現像液のpHは9〜12であり、好ましく
は9.5〜11.5である。
発色現像後の写真乳剤層は通常漂白処理される。
漂白処理は定着処理と同時に行なわれてもよいしく漂白
定着処理)、個別に行なわれてもよい。更に処理の迅速
化を図るため、漂白処理a漂白定着処理する処理方法で
もよい。さらに二種の連続した漂白定着浴で処理するこ
と、漂白定着処理の前に定着処理すること、又は漂白定
着処理後漂白処理することも目的に応じ任意に実施でき
る。漂白剤としては、例えば鉄(■)、コバルト(II
I)、クロム(■)、銅(II)などの多価金属の化合
物、過H類、キノン類、ニトロ化合物等が用いられる。
代表的漂白剤としてはフェリシアン化物;重クロム酸塩
;鉄(l[[)もしくはコバルl−(Iff)の有機錯
塩、例えばエチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリア
ミン五酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、メチルイ
ミノニ酢酸、1,3−ジアミノプロパン四酢酸、グリコ
ールエーテルジアミン四酢酸、などのアミノポリカルボ
ン酸類もしくはクエン酸、酒石酸、リンゴ酸などの錯塩
;過硫酸塩;臭素酸塩;過マンガン酸塩1ニトロベンゼ
ン類などを用いることができる。これらのうちエチレン
ジアミン四酢酸鉄(I[[)錯塩を始めとするアミノポ
リカルボン酸鉄(I[I)錯塩及び過硫酸塩は迅速処理
と環境汚染防止の観点から好ましい。さらにアミノポリ
カルボン酸鉄(III)錯塩は漂白液においても、漂白
定着液においても特に有用である。
これらのアミノポリカルボン酸鉄(I[[)錯塩を用い
た漂白液又は漂白定着液のpHは通常5,5〜8である
が、処理の迅速化のために、さらに低いpHで処理する
こともできる。
定着剤としてはチオ硫酸塩、チオシアン酸塩、チオエー
テル系化合物、チオ尿素類、多量の沃化物塩等をあげる
ことができるが、チオ硫酸塩の使用が一般的であり、特
にチオ硫酸アンモニウムが最も広範に使用できる。漂白
定着液の保恒剤としては、亜硫酸塩や、重亜硫酸塩ある
いはカルボニル重亜硫酸付加物が好ましい。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料は、脱銀処理
後、水洗及び/又は安定工程を経るのが一般的である。
水洗工程での水洗水量は、感光材料の特性(例えばカプ
ラー等使用素材による)、用途、更には水洗水温、水洗
タンクの数(段数)、向流、順流等の補充方式、その他
種々の条件によって広範囲に設定し得る。このうち、多
段向流方式における水洗タンク数と水量の関係は、Jo
urnalof the 5ociety of Mo
tion Picture and Televisi
onEngineers第64巻、P、248−253
 (1955年5月号)に記載の方法で、求めることが
できる。
前記文献に記載の多段向流方式によれば、水洗水量を大
幅に減少し得るが、タンク内における水の滞留時間の増
加により、バクテリアが繁殖し、生成した浮遊物が感光
材料に付着する等の問題を生じる。本発明のカラー感光
材料の処理において、このような問題の解決策として、
特願昭61−131632号に記載のカルシウムイオン
、マグネシウムイオンを低減させる方法を極めて有効に
用いることができる。また、特開昭57−8542号に
記載のイソチアゾロン化合物やサイアベンダゾール類、
塩素化イソシアヌール酸ナトリウム等の塩素系殺菌剤、
その他ベンゾトリアゾール等、堀口博著「防菌防黴剤の
化学」、衛生技術会編「微生物の滅菌、殺菌、防黴技術
」、日本防菌防黴学会編「防菌防黴剤事典」に記載の殺
菌剤を用いることもできる。
本発明の感光材料の処理における水洗水のpHは、4〜
9であり、好ましくは5〜8である。水洗水温、水洗時
間も、感光材料の特性、用途等で種々設定し得るが、一
般には、15〜45℃で20秒〜lO分、好ましくは2
5〜40’Cで30秒〜5分の範囲が選択される。更に
、本発明の感光材料は、上記水洗に代り、直接安定液に
よって処理することもできる。このような安定化処理に
おいては、特開昭57−8543号、同5B−1483
4号、同60−220345号に記載の公知の方法はす
べて用いることができる。この安定浴にも各種牛レート
剤や防黴剤を加えることもできる。
上記水洗及び/又は安定液の補充に伴うオーバーフロー
液は脱銀工程等信の工程において再利用することもでき
る。
本発明のハロゲン化銀カラー感光材料には処理の簡略化
及び迅速化の目的で発色現像主薬を内蔵しても良い、内
蔵するためには、発色現像主薬の各種プレカーサーを用
いるのが好ましい。例えば米国特許第3,342.59
7号記載のインドアニリン系化合物、同第3,342.
599号、リサーチ・ディスクロージャー14850号
及び同15159号記載のシッフ塩基型化合物、同13
924号記載のアルドール化合物、米国特許第3゜71
9.492号記載の金属塩錯体、特開昭53−1356
28号記載のウレタン系化合物を挙げることができる。
本発明のハロゲン化銀カラー感光材料は、必要に応じて
、発色現像を促進する目的で、各種の1−フェニル−3
−ピラゾリドン類を内蔵しても良い。典型的な化合物は
特開昭56−64339号、同57.−144547号
、および同58−115438号等記載されている。
本発明における各種処理液は10℃〜50℃において使
用される。通常は33℃〜38℃の温度が標準的である
が、より高温にして処理を促進し処理時間を短縮したり
、逆により低温にして画質の向上や処理液の安定性の改
良を達成することができる。また、感光材料の節銀のた
め西独特許第2.226,770号または米国特許第3
,674.499号に記載のコバルト補力もしくは過酸
化水素補力を用いた処理を行ってもよい。
各処理工程における補充量は少ない方が好ましい。補充
液量は感光材料の単位面積当りの前浴の持込み量に対し
て、0.1〜50倍が好ましく、さらに好ましくは3〜
30倍である。
〔実施例〕
以下に本発明を実施例により詳細に説明する。
が、本発明はそれらに限定されるものではない。
実施例−1 ポリエチレンで両面ラミネートした紙支持体(厚さ10
0ミクロン)の表側に、次の第−層から第十四層を、裏
側に第十五層から第十六層を重層塗布したカラー写真感
光材料を作成した。ポリエチレンの第−層塗布側にはチ
タンホワイトを白色顔料として、また微量の群青を青味
染料として含む。
(感光層組成) 以下に成分とg/n?単位で示した塗布量を示す。
なおハロゲン化銀にっていは銀換算の塗布量を示す。各
層に用いた乳剤は乳剤EM−A、1〜3の製法に準じて
作られた。ただし、第14層の乳剤は表面化学増感しな
いリップマン乳剤を用いた。
第1層(アンチハレーション層) 黒色コロイド銀         0.10ゼラチン 
           1.30第2層(中間層) ゼラチン            0.70第31J(
低感度赤感層) 赤色増感色素(ExS−1,2,3)で分光増感された
臭化銀(平均粒子サイズ0.3μ、サイズ分布〔変動係
数〕8%、八面体)0.06 赤色増感色素(ExS−1,2,3)で分光増感された
塩臭化銀(塩化銀5モル%、平均粒子サイズ0.45μ
、サイズ分布10%、八面体)           
  0.10ゼラチン            1.0
0シアンカプラー(ExC−1)    0.11シア
ンカプラー(ExC−2)    0.10退色防止剤
(Cpd−2,3,4,13等量)0.12 カプラー分散媒(Cpd−5)    0.03カプラ
ー溶媒(Solv−7,2,3等量)0.06 第4層(高感度赤感層) 赤色増感色素(ExS−1,2,3)で分光増感された
臭化銀(平均粒子サイズ0.60μ、サイズ分布15%
、八面体) 0.14 ゼラチン            1.OOシアンカプ
ラー(ExC−1)    0.15シアンカプラー(
ExC−2)    0.15退色防止剤(Cpd−2
,3,4,13等量)0.15 カプラー分散媒(Cpd−5)    0.03カプラ
ー溶媒(Solv−7,2,3等量)0.10 第5層(中間層) ゼラチン            1.00混色防止剤
(Cpd−7)      0.08混色防止剤溶媒(
Solv−4,5等量)0.16 ポリマーラテックス(Cpd−8) 0.10 第6層(低域度緑怒層) 緑色増感色素(ExS−3)で分光増感された臭化銀(
平均粒子サイズ0.25μ、粒子サイズ分布8%、八面
体) 0.04 緑色増感色素(ExS−3,4)で分光増感された臭化
銀(平均粒子サイズ0.45μ、粒子サイズ分布11%
、八面体) 0.06 ゼラチン            0.80マゼンタカ
プラー(EXM−1,2等量)0.11 退色防止剤(Cpd−9)      0.10ステイ
ン防止剤(Cpd−10,22等量)0.014 スティン防止剤(Cpd−23)  0.001ステイ
ン防止剤(Cpd−12)   0.01力プラー分散
媒(Cpd−5)   0.05カプラー溶媒(Sol
v−4,6等量)0.15 第7層(高感度緑感層) 緑色増感色素(ExM−3,4>で分光増感された臭化
銀(平均粒子サイズ0.8μ、粒子サイズ分布16%、
八面体) 0.10 ゼラチン            0.80マゼンタカ
プラー(ExM−1,2) 0.11 退色防止剤(Cpd−9)      0.10ステイ
ン防止剤(Cpd−10,22等量)0.013 スティン防止剤(Cpd−23)   0.001ステ
イン防止剤(Cpd−,12)  0.01力プラー分
散媒(Cpd−5)    0.05カプラー溶媒(S
olv−4,6等量)0、15 第8層(中間層) 第5層と同じ 第9層(イエローフィルター層) イエローコロイド銀       0.20ゼラチン 
           1.OO混色防止剤(Cpd−
7)     0.06混色防止剤溶媒(Solv−4
,5等量)0、15 ポリマーラテックス(Cpd−8) 0.10 第10層(中間層) 第5層と同じ 第11層(低感度青感N) 青色増感色素(ExS−5,6)で分光増感された臭化
銀(平均粒子サイズ0.45μ、粒子サイズ分布8%、
八面体) 0.07 青色増感色素(ExS−5,6)で分光増感された臭化
銀(平均粒子サイズ0.60μ、粒子サイズ分布14%
、八面体) 0.10 ゼラチン            0.50イエローカ
プラー(ExY−1)   0.22ステイン防止剤(
Cpd−11)  0.001退色防止剤(Cpd−6
)      0.10カプラー分散媒(Cpd−5)
   0.05カプラー溶媒(Solv−2)    
0.05第12N(高感度青感N) 青色増感色素(ExS−5,6)で分光増感された臭化
銀(平均粒子サイズ1.2μ、粒子サイズ分布21%、
八面体) 0.25 ゼラチン            1.00イエローカ
プラー(ExY−1)   0.41ステイン防止剤(
Cpd−11)  0.002退色防止剤(Cpd−6
)      0.10カプラー分散媒(Cpd−5)
    0.05カプラー溶媒(Solv−2)   
 0.10第13層(紫外線吸収層) ゼラチン            1.50紫外線吸収
剤(Cpd−1,3,13等量)1、00 混色防止剤(Cpd−6,14等量) 0.06 分散媒(Cpd−5)        0.05紫外線
吸収剤(Solv−1,2等量)0.15 イラジェーション防止染料(Cpd−15゜16等量)
           0.02イラジエーシヨン防止
染料(Cpd−17゜18等量)          
0.02第14層(保護層) 微粒子塩臭化銀(塩化銀97モル%、平均サイズ0.2
μ)         0.05ポリビニルアルコール
のアクリル変性共重合体(変性度17%)      
   0.02ポリメチルメタクリレ一ト粒子(平均粒
子サイズ2.4ミクロン)、酸化珪素(平均粒子サイズ
5ミクロン)等量     0.05ゼラチン    
        1.50ゼラチン硬化剤(H−1) 
     0.17第15層(裏層) ゼラチン            2.50第16層(
裏面保護層) ポリメチルメタクリレート粒子(平均粒子サイズ2.4
ミクロン)、酸化珪素(平均粒子サイズ5ミクロン)等
量     0.05ゼラチン           
 2.00ゼラチン硬化剤(H−1)      0゜
11EM−Aの調11 臭化カリウムと硝酸銀の水溶液をゼラチン水溶液に激し
く攪拌しながら75℃で15分を要して同時に添加し、
平均粒径が0.40ミクロンの八面体臭化銀粒子を得た
。この乳剤に銀1モル当たり0.3gの3,4−ジメチ
ル−1,3−チアゾリン−2−千オン、6■のチオ硫酸
ナトリウムと7■の塩化金酸(4水塩)を順次加え75
℃で80分間加熱することにより化学増感処理を行った
こうして得た粒子をコアとして、第一回目と同様な沈殿
環境で更に成長させ、最終的に平均粒径が0.7ミクロ
ンの八面体単分散のコア/シェル臭化銀乳剤を得た、粒
子サイズの変動係数は約10%であった。この乳剤、i
艮1モル当たり1. 5qrのチオ硫酸ナトリウムと1
.5■の塩化金酸(4水塩)を加え69℃で60分間加
熱して化学増感処理を行い内部潜像型ハロゲン化銀乳剤
を得た。
各感光層には、造核剤を第2表の様に用い、造核促進剤
としてCpd−24を10−2重量%用いた。更に、各
層には乳化分散助剤としてアルカノールX C(Dup
ont社) 及ヒアルキルヘンゼンスルホン酸ナトリウ
ムを、塗布助剤としてコハク酸エステル及びMagef
ac F −120(大日本インキ社製)を用いた。ハ
ロゲン化銀及びコロイド銀含有層には、安定剤として(
、Cpd−19,20,21)を用いた。この試料を比
較例−Aとした。以下に比較例に用いた化合物を示す。
xS−1 (CIhJ 3SO3H’ N<CzH5)*xS−2 xS−3 xS−4 xS−5 SO,+1 xS−6 (CHz) a       (CHz) al   
     ) SO,−SO,1N(C2H4) ffpd−1 Cpd−2 Cpd−3 Cpd−4 Cpd−5 +CHz  CH+ll      (n =100 
〜1000)CONHCJw(t) Cpd−5 Cpd−7Cpd −8 0Hポリエチルアクリレート ■ H Cpd−9 Cpd−10 C,H,0 p d−z H 0■ M−12 し5i目(す Cpd−13 Cpd−14 H ■ 0■ Cpd−15 Cpd−16 (CHz) 1sOJ      (CHI) asO
4Cpd−17 Cpd−18 Cpd−19Cpd−20 0)1                   0Hp
d−21 洲 Cpd−22 Cpd−23 H H Cpd−24 xC−1 0■ xC−2 H xM−1 E x M −2 xY−1 r σ 5olv−1ジ(2−エチルヘキシル)フタレート 5olv−2)リノニルホスフェート 5olv−3ジ(3−メチルヘキシル)フタレート 5olv−4)リクレジルホスフェート5olv−5ジ
ブチルフタレート 5olv−6)リオクチルホスフエート5olv−7ジ
(2−エチルヘキシル)セバケート H−11,2−ビス(ビニルスルホニ ルアセトアミド)エタンおよび 2.4.6−トリクロロー1゜ 3.5−)リアジンのモル比1 :1混合物 ExZK−16−ニトキシチオカルボニルアミノー2−
メチル−1−プロパ ルギルキノリニウム トリフル オロメタンスルホナート 実施例−1 コア粒子形成中に第1表記載の様に金属化合物を添加し
た以外は、比較例−Aの乳剤EM−Aの製法に準じて、
各感光層の乳剤を調製した。
第1表 *シェル付活の粒子の含有i1W 1モルに対して。
乳剤を第2表の様に用いた以外は、比較例−Aと同様に
して直接ポジカラー感光材料11hl〜11を作製した
この試料にウェッジ露光(3200K、ハロゲンランプ
、0.1秒、IOCMS)を与えた後、処理工程Aを施
した。得られたマゼンタ発色画像濃度を測定した。最大
画像濃度(Dn+ax) 、最小画像濃度(D+win
)および足階調(Dmin +0.1の濃度からDmi
n+ 0.6の濃度までの平均階調)を第2表に示した
処理工程A 処理工程   時間   温度 発色現像   90秒   38℃ 漂白定着   40#33〃 水洗(+1  40秒  33℃ 水洗(2)40〃33# 水洗+31  15〃33’ 乾  燥    30〃80# 各処理液の組成は、以下の通りであった。
又負里髪囮 母液 エチレンジアミンテトラキス メチレンホスホン酸      0.5gジエチレング
リコール       10ydベンジルアルコール 
     12.0d臭化カリウム         
 0.65g亜硫酸ナトリウム        2.4
gN、N−ジエチルヒドロキシ ルアミン            4.0gトリエチレ
ンジアミン(1゜ 4−ジアザビシクロ〔2゜ 2.2〕オクタン)        4.0gN−エチ
ル−N−(β−メタ ンスルホンアミドエチル) −3−メチルアニリン硫酸 塩                    5.6g
炭酸カリウム          27.0g蛍光増白
剤(ジアミノスチル ベン系)            1.0g水を加えて
          1000mffip100O℃)
         10.50塁亘足l進 母液 エチレンジアミン4酢酸・2 ナトリウム・2水塩      4.Ogエチレンジア
ミン四酢酸・ Fe(Ill)  ・アンモニウム ・2水塩          46.0gチオ硫酸アン
モニウム (700g/l)         155m1p−)
ルエンスルフィン酸ナ トリウム           20.0g重亜硫酸ナ
トリウム      12.0g臭化アンモニウム  
     50.0g硝酸アンモニウム       
30.0g水を加えて          1000d
pH(25℃)         6.20水洗水  
 母液、補充液とも 水道水をH型強酸性カチオン交換樹脂(ロー1、アンド
ハース社製アンバーライトIR−120B)と、OH型
アニオン交換樹脂(同アンバーライトIR−400)を
充填した温床式カラムに通水してカルシウム及びマグネ
シウムイオン濃度を3■71以下に処理し、続いて二塩
化イソシアヌール酸ナトリウム20■/Ilと硫酸ナト
リウム1.5g/lを添加した。この液のpHは6.5
〜7.5の範囲にあった。
第2表 造核剤添加量 5.0X10−’モル/Agモル造核剤
N−A 6−エトキシチオカルボニルアミノ−2−メチル−1−
プロパルギルキノリニウムトリフルオロメタンスルホナ
ート 本発明の内温乳剤および造核剤を用いたサンプルll&
11.2.4.5.7.8は、比較例のIl&13.6
6.9.10.11に比べて階調が硬く好ましかった。
さらに阻3.6.9.11に比べてはDa+axも高く
好ましかった。
シアンおよびイエロー発色画像濃度でも同様の結果を得
た。
実施例−2 実施例−1のサンプル1lhlO造核剤(N−1−25
)の代りにそれぞれ下記のものを用いた以外は、実施例
−1のサンプル阻1をくり返し同様の結果を得た。
(N−1−14)(N−1−15)(N−1−16)(
N−1−18)(N−1−10)(N−r実施例−3 1剋X二上■皿盟 硝酸銀水溶液と臭化カリウム水溶液とを、同時に一定速
度で銀電極電位を一定に保ちながら、11当り20■の
千オニーチル(1,8−ジヒドロキシ−3,6−シチア
オクタン)および硝酸鉛を2.5 X 10−’モル/
シェル付后のAg総量に対して含有した75℃のゼラチ
ン水溶液(p H=5.5)によく攪拌しながら、17
8モルに相当す、る硝酸銀を5分間で添加し、平均粒系
が約0.14μmの球型AgBr単分散乳剤を得た。こ
の乳剤にハロゲン化銀1モル当り、20sirのチオ硫
酸ナトリウム20■の塩化金酸(4水塩)とを各々加え
て、pH7,5に調節し、よく攪拌しながら、75℃で
80分間化学増悪感理したものをコア乳剤とした。
次に、同温度で硝酸銀水溶液(7/8モルの硝酸銀を含
む)と臭化カリウム水溶液とをよく攪拌された条件下で
、正八面体粒子が成長する銀電極電位に立ちながら、4
0分間にわたって同時添加し、シェルの成長を行わせ、
平均粒径が約0.3μmの単分散立方体コア/シェル型
乳剤を得た。この乳剤のpHを6.5に調節して、ハロ
ゲン化銀1モル当り、5■のチオ硫酸ナトリウムと51
1gの塩化金酸(4水塩)とをそれぞれ加えて、75℃
で60分間熟成し、シェル表面の化学増感処理を行い、
最終的に内部潜像型の単分散八面体コア/シェル型乳剤
(乳剤X)を得た。この乳剤の粒子サイズ分布を電子R
微鏡写真から測定した結果、平均粒径は0.30μm、
変動係数(統計学上の標準偏差を前記の平均粒径で除し
た値の百分率)は10%であった。
X−2〜X−5の1 硝酸鉛の代りに第3表の様に金属塩を加えた以外は、乳
剤X−1と同様にして乳剤X−2〜X−5を調製した0
粒子サイズ、サイズ分布晶癖はX−1と同じであった。
ル較1五lグ皿製 硝酸鉛を除いた以外は、乳剤X−1と同様にして比較乳
剤Aを調製した。
第3表 *シェル付後の総銀M1モルに対して 上記乳剤X−1〜X−5、Bにパンクロ増悪色素3.3
′−ジエチル−9−メチルチアカルボシアニンをハロゲ
ン化銀1モル当り5■を添加したのち、造核剤として第
4表に示したものを、ハロゲン化銀1モルあたり各々1
.4X 10−’モル添加したものをポリエチレンテレ
フタレート支持体上に銀量が2.8 g / nrにな
るように塗布し、その際、その上にゼラチン及び硬膜剤
から成る保護層を同時塗布して、赤色光にまで感光する
直接ポジ写真感光材料試料阻1〜隘13を作成した。−
40℃80%RHの雰囲気下で3日間保存した。(イン
キェベーシタン)テスト 上記の感光材料をIKWタングステン灯(色温度285
4(ロ))感光針で、ステップウェッジを介して、0.
1秒間露光した0次に、自動現像機(Kodak Pr
oster I Processor)でKodak 
ProsterPlus処理液(現像液pH10,7)
を用いて36℃で18秒間現像を行い、同現像機で引続
き、水洗、定着、水洗後乾燥させた。こうして得た、各
試料の直接ポジ画像の最大濃度、最低濃度を測定した。
第4表 造核側添加量 3.5X 10−”モル/Agモル本発
明の乳剤および造核剤を用いたサンプル隘1〜6は比較
サンプル磁7〜13に比べて、インキュベーシッン后D
maxが高< 、Dminが低く好ましかった。
実施例−4 実施例−1のCpd−24を1.6X 10−’モル/
Agモル加えた以外は、実施例−3と同様にして感光材
料を作製した。また、現像温度を34℃にした以外は、
実施例−3と同様に露光処理をした。実施例−3と同様
の結果を得た。
実施例−5 コア/シェル 官 ポジ   の8  (比較例)臭化
カリウムの水溶液と硝酸銀の水溶液をゼラチン水溶液中
に激しく攪拌しながら、75℃で約60分間を要して、
同時に混合することにより臭化銀乳剤を得た。沈澱前に
沈澱槽に銀1モルあたり100■の3,4−ジメチル−
1,3−チアゾリン−2−チオン及び銀1モルあたり1
5gのベンゾイミダゾールおよびシェル付活の111モ
ル当り10−5モルの酢酸鉛を添加した。沈澱が終了す
ると平均粒子径が約1.1ミクロンの結晶が生成した。
この臭化銀粒子に次に銀1モルあたリチオ硫酸ナトリウ
ム5.4■及び銀1モルあたり塩化金酸カリウム3.9
■を加え、75℃で80分間加熱することにより化学増
感処理を行なった。このようにして化学増感を施したコ
ア乳剤に第1回目と同じように臭化カリウムと硝酸銀の
各水溶液を40分間かかって同時混合してコア/シェル
乳剤を調製した。最終的な平均粒子径は1.5ミクロン
であった。
次にこのコア/シェル型乳剤に銀1モルあたりチオ硫酸
ナトリウム0.32■及び銀1モルあたりポリ (N−
ビニルピロリドン)57■加え60℃で60分間加熱す
ることにより粒子表面の化学増感を行なった。(乳剤p
) 酢酸鉛を除いた以外は、pと同様にして比較乳剤Cを調
製した。
■友之二上皇生製 ポリエチレンテレフタレート透明支持体上に下記に示す
層構成に従って各層(11〜(6)を塗布し感光シート
(A)を作製した。
層(6)  ゼラチンを含む保護層 層(5)赤感性コア/シェル型直接ポジ乳剤層層(4)
  シアンDRR化合物を含む層層(3)遮光層 層(2)  白色反射層 層(11媒染層 支持体 層(1):米国特許第3.898,088号に記載され
ている共重合体で、下記の繰り返し単位を下記の割合で
含む重合体(3,0g/n?)およびゼラチン(3,0
■/=>を含む媒染層。
Ut 1・ H+iC*  N  CuI2 C1eC6HI3 x:y=50:50 Jif21:酸化チタン20 g/rdおよびゼラチン
2.0g/rrlを含む白色反射層。
層(3):カーボンプランク2.0g/rdおよびゼラ
チン1.5 g / rdを含む遮光層。
層(4):下記のシアンDRR化合物(0,44g /
 rrr)、トリシクロへキシルホスフェート(0,0
9g/rr?)、およびゼラチン(0,8g/ポ)を含
有する層。
jl・i(r、l:前記のようにして調製した乳剤tt
+ (111の量で0.81g/rrr) 、赤感性増
感色素、造核剤として第5表記載のものを用い、4−ヒ
ドロキシ−6−メチル−1,3,3a−テトラザインデ
ンを4.3■/dおよび5−ペンタデシル−ハイドロキ
ノン−2−スルホン酸ナトリウム(0,11g / n
()を含む赤感性コア/シェル型直接ポジ臭化銀乳剤層
層(6):ゼラチン(1,0g/rrr)を含む保護層
また、上記の感光シートにおいて、赤感性乳剤層(5)
に本発明の一般式(1)で示される化合物を第1表に記
載されているように添加して、感光シート(B)〜(F
)を作製した。
上記感光シート(A)〜(F)を45℃、75%R,H
,の条件下で3日間保存して強制経時テストを行った。
(インキュベーション)。
次に上記の強制経時テストを行った感光シートと強制経
時を行なわなかった感光シートとを以下に示す各要素と
組み合せて露光と現像処理を行ない写真性(Dmax、
 0nin)について測定した。
上記組成の処理液を0.8gずつ「圧力で破壊可能な容
器」に充填した。
カバーシート ポリエチレンテレフタレート透明支持体上に順次下記の
層(1′)〜(3′)を塗布してカバーシートを作製し
た。
層(1′)ニアクリル酸とアクリル酸ブチルの80対2
0(重量比)の共重合体く2 2g/n?)および1,4−ビス(2゜3−エポキシプ
ロポキシ)−ブタン (0,44g / cd )を含有する中和層。
層(2”)?アセチルセルロース(100gのアセチル
セルロースを加水分解して 39.4gアセチル基を生成する)を 3.8g/r+I、スチレンと無水マレイン酸の60対
40(重量比)の共重 合体(分子量約5万)を0.2g/rrrおよび5−(
β−シアノエチル千オ) −1−フェニルテトラゾールを0.115g/rtr含
有する層。
W(3’):塩化ビニリデンとメチルアクリレートとア
クリル酸の85対12対3 (重量比)の共重合体ラテックス (2,5g/r/)およびポリメチルメタクリレートラ
テックス(粒径1〜 3 p m)  (0,05g / n?)を含有する
層。
n羞遺Jル811W皿 上記カバーシートと前記感光シートの各々を重ね合せ、
カバーシート側から連続階調ウェッジを通じて像露光を
行った。そののち、両シートの間に上記処理液を75μ
の厚みになるように展開した(展開は加圧ローラーを用
いて行った)。処理は25℃で行った。処理1時間後、
感光シートの透明支持体を通して媒染層(受像層)に生
成した転写画像のシアン色濃度を反射濃度計によって測
定した。その結果を第5表に示す。
本発明のサンプルN111〜4は、比較例の隘5〜10
に比べて、Qmaxが高< 、Dminが低く好ましが
った。その上、インキュベーションによるOn+ax低
下、Dmin増加が少なく好ましかった。
(発明の効果〕 本発明によれば、十分に高い最大画像濃度と低い最小濃
度、さらに硬調化された足部階調を与える直接ポジ写真
感光材料が得られる。しがち、上記効果は該感光材料を
高温高湿下に保存した場合にも顕著に発揮されるもので
あり、実用上のメリットは大である。
特許出願人  富士フィルム株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に予めかぶらされていない内部潜像型ハロゲン
    化銀粒子を含有する写真乳剤層を少なくとも一層有する
    直接ポジ写真感光材料において、該内部潜像型ハロゲン
    化銀粒子は、臭化銀、塩化銀、沃臭化銀、塩臭化銀又は
    塩沃臭化銀粒子であって、該粒子はマンガン、銅、亜鉛
    、カドミウム、鉛、ビスマス、および周期律表第VIII族
    金属から選ばれる少なくとも1種を内蔵しており、さら
    に前記写真感光材料が下記一般式(N−1)で示される
    化合物を少なくとも1種含有することを特徴とする直接
    ポジ写真感光材料。 一般式(N−1) ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、Z^1は5ないし6員の複素環を形成するに必要
    な非金属原子群を表わす。この複素環には更に芳香環又
    は複素環が縮合していてもよい。 R^1は脂肪族基であり、Xは▲数式、化学式、表等が
    あります▼又は▲数式、化学式、表等があります▼であ
    る。Qは4ないし12員の非芳香族炭化水素環、又は非
    芳香族複素環を形成するに必要な非金属原子群を表わす
    。但し、R^1、Z^1の置換基及びQの置換基のうち
    、少なくとも一つはアルキニル基を含む。さらにR^1
    、Z^1、及びQのうち少なくとも一つは、ハロゲン化
    銀への吸着促進基を有してもよい。Yは電荷バランスの
    ための対イオンであり、nは電荷バランスをとるに必要
    な数である。
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