JP6567105B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

半導体記憶装置に関する。
半導体記憶装置(記憶装置またはメモリセルともいう。)には、揮発性メモリであるDR
AM(Dynamic Random Access Memory)などがある。DR
AMは、1つのトランジスタと1つのキャパシタで1ビット分のデータを記憶することが
できる半導体記憶装置であり、単位メモリセルあたりの面積が小さく、モジュール化した
際の集積が容易であり、かつ安価に製造できる。
また、酸化物半導体を有するトランジスタをDRAMに用いることで、酸化物半導体の低
いオフ電流特性によって、DRAMにおけるキャパシタに保持した電荷を長時間保持する
ことができ、リフレッシュ動作を行う周期を長くすることができる。それにより、消費電
力を低減させることができる(特許文献1参照。)。
また、半導体記憶装置の動作速度の高速化や記憶容量を増加させるために、微細加工技術
による高集積化が求められている。しかし、半導体記憶装置の微細加工が進むと、半導体
記憶装置に用いられるトランジスタのチャネル長は短く、ゲート絶縁層などに代表される
各種の絶縁層は薄くなる。そのため、トランジスタのリーク電流が増加することで、消費
電力が増加してしまう。
また、半導体記憶装置の占有面積を縮小するために、回路レイアウトを工夫するによって
占有するセル面積の縮小化が可能である(特許文献2参照。)。
特開2011−109084号公報 特開2008−42050号公報
半導体記憶装置の微細化及び高集積化によって、記憶装置の高速動作及び記憶容量を増加
させることができる。しかし、例えばDRAMはトランジスタとキャパシタにより構成さ
れており、微細化及び高集積化によって、キャパシタの面積も縮小し、その容量値が小さ
くなってしまう。そのため、記憶装置における書き込み状態及び消去状態の電荷量の差が
小さくなり、記憶情報を正確に保持するのが困難となる。
また、酸化物半導体を用いたトランジスタは、その低いオフ電流特性によってDRAMに
おけるキャパシタに保持した電荷を長時間保持することができ、消費電力を低減させるこ
とができるが、一方オン電流は、単結晶シリコンまたは多結晶シリコンを用いたトランジ
スタと比べて小さい。そのため、記憶装置における動作速度において、不利な特性となっ
てしまう。
そこで本発明の一態様は、高速動作及び低消費電力化した半導体記憶装置を提供すること
を課題の一とする。
さらに、本発明の一態様は、単位面積あたりの記憶容量を増加させた半導体記憶装置を提
供することを課題の一とする。
また、半導体記憶装置におけるキャパシタの容量を増加させることを課題の一とする。
本発明の一態様は、ワード線、ビット線、第1のキャパシタ、第2のキャパシタ及びトラ
ンジスタを有するサブメモリセルを、二以上有するメモリセルを有し、メモリセルにおい
て、サブメモリセルが積層して形成され、該トランジスタは、半導体膜を介して第1のゲ
ート及び第2のゲートが形成され、第1のゲート及び第2のゲートはワード線と接続され
、トランジスタのソース及びドレインの一方はビット線と接続され、トランジスタのソー
ス及びドレインの他方は第1のキャパシタ及び第2のキャパシタと接続され、トランジス
タの第1のゲート及び第2のゲートが重畳し、かつ接続されていることを特徴とする半導
体記憶装置である。
また、本発明の一態様は、上記サブメモリセルそれぞれにおける第1のキャパシタ及び第
2のキャパシタが重畳して形成されていてもよい。
本発明の一態様において、上記メモリセルは、平面においてマトリクス状に形成されてい
てもよい。
本発明の一態様は、上記トランジスタに酸化物半導体を用いる。
本発明の一態様は、サブメモリセルを重畳して積層することでメモリセルとすることがで
きる。これは、サブメモリセルにおけるトランジスタの活性層に酸化物半導体を用いてお
り、酸化物半導体がスパッタリング法などの堆積法により形成できるためである。サブメ
モリセルを重畳して積層させて設けることで、小面積のメモリセルを作製でき、単位面積
あたりのメモリモジュールの記憶容量をさらに増加させることができる。
さらに本発明の一態様は、サブメモリセルと積層して形成されるシリコンを有するトラン
ジスタを有することができる。シリコンを有するトランジスタは、積層された半導体記憶
装置の最下層に設けることが好ましく、例えばシリコン基板を用いて形成することができ
る。また、一層に限らず、サブメモリセルの間の複数箇所に形成されていてもよい。
本発明の一態様は、サブメモリセルがDRAMであることを特徴とする半導体記憶装置で
ある。
本発明の一態様により、高いオン電流と、低いオフ電流を兼ね備えた特性を有する酸化物
半導体を有するトランジスタを用いることにより、高速動作及び低消費電力化した半導体
記憶装置を提供することができる。
本発明の一態様により、該サブメモリセルを重畳して複数積層させることにより、単位面
積あたりの記憶容量を増加させた半導体記憶装置を提供することができる。
本発明の一態様により、半導体記憶装置におけるキャパシタの容量を増加させることがで
きる。
本発明の一態様に係る半導体記憶装置の一例を示す斜視図及び回路図。 本発明の一態様に係る半導体記憶装置におけるメモリセルの一例を示す上面図及び断面図。 本発明の一態様に係る半導体記憶装置におけるサブメモリセルの一例を示す上面図及び断面図。 本発明の一態様に係るメモリセルの作製工程の一例を示す断面図。 本発明の一態様に係るメモリセルの作製工程の一例を示す断面図。 本発明の一態様に係る半導体記憶装置の一例を示す上面図及び断面図。 本発明の一態様に係る半導体記憶装置を用いたCPUの具体例を示すブロック図及びその一部の回路図。 本発明の一態様に係る半導体記憶装置を有する電子機器の一例を示す斜視図。
本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は以下の説
明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様
々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実
施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、以下に説明する本発明の
構成において、同一部分または同様な機能を有する部分には、同一の符号を異なる図面間
で共通して用い、その繰り返しの説明は省略する。
なお、本明細書で説明する各図において、各構成の大きさ、膜の厚さ、または領域は、明
瞭化のために誇張されている場合がある。よって、必ずしもそのスケールに限定されない
また、本明細書にて用いる第1、第2、第3などの用語は、構成要素の混同を避けるため
に付したものであり、数的に限定するものではない。そのため、例えば、「第1の」を「
第2の」または「第3の」などと適宜置き換えて説明することができる。
また本明細書においては、トランジスタのソースとドレインは、一方をドレインと呼ぶと
き他方をソースとする。すなわち、電位の高低によって、それらを区別しない。従って、
本明細書において、ソースとされている部分をドレインと読み替えることもできる。
また本明細書においては、トランジスタのゲートを、ゲートまたはゲート電極と呼び、そ
れらを区別しない。さらにトランジスタのソースとドレインを、ソース及びドレイン、ソ
ース領域及びドレイン領域、またはソース電極及びドレイン電極と呼び、それらを区別し
ない。
本明細書においては、「接続する」と表現される場合であっても、現実の回路においては
、物理的な接続部分がなく、配線が延在しているだけである場合もある。例えば、絶縁ゲ
ート型電界効果トランジスタ(MISFET)の回路では、一本の配線が複数のMISF
ETのゲートを兼ねている場合もある。その場合、回路図では、一本の配線からゲートに
何本もの分岐が生じるように書かれることもある。本明細書では、そのような場合でも、
「配線がゲートに接続する」という表現を用いることがある。
(実施の形態1)
本実施の形態では、半導体記憶装置であるメモリセルの構成およびその動作の例について
、図1及び図2等を用いて説明する。
図1(A)に示す本発明の一態様である半導体記憶装置300は、トランジスタ、第1の
キャパシタ(フロントキャパシタ(Cf)ともいう。)及び第2のキャパシタ(バックキ
ャパシタ(Cb)ともいう。)からなるサブメモリセルSCLを積層してメモリセルCL
を形成した。メモリセルCLを、平面において横a個×縦b個(a、bは自然数)のマト
リクス状に配置して構成されている。
サブメモリセルSCLは、トランジスタ、フロントキャパシタ及びバックキャパシタから
なる記憶装置であり、つまりDRAMが構成されている。
CLは、c層(cは自然数)積層したSCL_1〜SCL_cからなり、各SCL_j(
j=1〜cの自然数)は、トランジスタTr_j(j=1〜cの自然数)、Cf_j(j
=1〜cの自然数)及びCb_j(j=1〜cの自然数)によって構成される。Tr_j
は、Tr_jのゲート(第1のゲートまたはフロントゲートともいう。)及び、半導体膜
を介してゲートと重畳するTr_(j−1)のゲート(第2のゲートまたはバックゲート
ともいう。)によって制御される、所謂デュアルゲート型トランジスタである。ただし、
Tr_1の場合においては、バックゲートはTr_(j−1)のゲートではなく、Tr_
1の半導体膜を介してゲートと重畳する配線を、バックゲートとして用いる。なお、サブ
メモリセルにおけるトランジスタのフロントゲートとバックゲートは、電気的に接続され
ている。
Cf_jは、Tr_jにおけるフロントゲートと同材料及び同一層によって形成される、
容量電極と、Tr_jのソース及びドレインの一方との間におけるゲート絶縁膜の容量に
より形成されている。Cb_jは、Cf_(j―1)における容量電極と、Tr_jのソ
ース及びドレインの一方との間における絶縁膜の容量によって形成されている。
なお、Cb_1は、Tr_1のソース及びドレインの一方と、SCL_1の下層に別に設
けた容量配線との間における絶縁膜の容量により形成させればよい。
図1(B)に示すように、SCL_1〜SCL_cからなるCLにおいて、回路における
接続は、例えばSCL_1を見ると、Tr_1のフロントゲート及びバックゲートはワー
ド線WLと接続し、Tr_1のソース及びドレインの一方はビット線BL_1と接続し、
Tr_1のソース及びドレインの他方はCf_1及びCb_1の一端と接続し、Cf_1
及びCb_1の他端は接地(GNDに接続。)されている。さらに、Cf_1の他端は、
SCL_2におけるCb_2の他端と接続されている。
また、積層されて形成されている各サブメモリセルにおけるトランジスタのゲート及びワ
ード線は接続されている。そのためワード線に信号を入れることによって、積層された各
サブメモリセルにおけるトランジスタを、同時に駆動させることができる。
図1(B)に示すように、Cb_jの他端は、jが1の場合は接地されており、jが1よ
り大きい場合は、Cf_(j−1)の他端と接続されている。
トランジスタTr_jには、オフ電流の小さいトランジスタを用いる。例えばバンドギャ
ップが2.5eV以上のワイドギャップ半導体を用いることによって、低いオフ電流を有
するトランジスタを形成でき、特に酸化物半導体を用いることが好ましい。
オフ電流の小さいトランジスタをサブメモリセルに用いることで、フロントキャパシタ及
びバックキャパシタに保持された電荷が、トランジスタTr_jを介してリークするのを
抑制することができる。そのため、電位の保持期間が延び、DRAMにおけるリフレッシ
ュの頻度を小さくできるため、消費電力を低減させることができる。
また、本実施の形態に示すトランジスタTr_jはフロントゲート及びバックゲートを有
する、所謂デュアルゲート型のトランジスタである。そのため、トランジスタのフロント
ゲートに閾値より大きい電圧を印加すると、トランジスタはオン状態となり、さらにバッ
クゲートにも同様の電圧が印加されていることによって、閾値がマイナスシフトする。そ
れにより、ある閾値より大きいゲート電圧におけるオン電流は、バックゲートが無いトラ
ンジスタと比べて大きくなる。また、トランジスタのフロントゲートに閾値電圧より小さ
い電圧を印加すると、トランジスタはオフ状態となり、さらにバックゲートにも同様の電
圧が印加されていることによって、閾値がプラスシフトする。それにより、ある閾値より
小さいゲート電圧におけるオフ電流は、バックゲートが無いトランジスタと比べて小さく
なる。
つまり、本実施の形態に示す半導体記憶装置は、酸化物半導体を有するトランジスタを用
いて、高いオン電流と、低いオフ電流を兼ね備えた構成とすることにより、高速動作及び
低消費電力化することができる。
さらに、各サブメモリセルにおけるキャパシタの容量を調整することによって、保持され
る電位を複数持たせることができ、それにより多値化したメモリセルを作製することがで
きる。
次に、メモリセルへのデータの書き込み方法及び読み出し方法について以下に説明する。
まず、メモリセルへのデータの書き込みはサブメモリセル毎に行うことができる。具体的
には、ワード線の電位をVH(トランジスタのしきい値電圧(Vth)にVDD(電源電
位)を加えたよりも高い電位)とする。次に、任意に選択したビット線をVDDとし、そ
れ以外のビット線をGNDとする。こうすることで、選択したビット線と接続するサブメ
モリセルにあるキャパシタにVDDが充電される。次に、ワード線の電位をGNDとする
ことで、該当するサブメモリセルにデータが保持される。その後、サブメモリセルを変え
て、順番にデータを書き込む。以上がメモリセルのデータの書き込み方法である。
このようにして書き込まれたデータは、本発明の一態様に係る酸化物半導体膜を用いたト
ランジスタのオフ電流が小さいため、長い期間に渡って保持することが可能となる。
次に、データの読み出し方法について説明する。データの読み出しはサブメモリセル毎に
行う。まずは、任意に選択したビット線を所定の電位(定電位)とする。次に、ワード線
をVHとすることで、キャパシタに書き込まれたデータに対応する電位をビット線に与え
る。その後、与えられた電位をセンスアンプ(特に図示しない。)にて読み出す。なお、
データは読み出されると同時に失われるが、センスアンプの動作により増幅されて再度サ
ブメモリセルにデータを書き込むことができる。その後、サブメモリセルを変えて、順番
にデータを読み出す。以上がメモリセルのデータの読み出し方法である。
また、メモリセルへの書き込み及び読み出しの方法は、上記サブメモリセル毎による方法
に限らず、一括で同時に行ってもよい。
次に、図1に示すように、サブメモリセルSCLが重畳して積層された、メモリセルCL
の断面構造について、図2を用いて説明する。図2に示すメモリセルCLは、重畳された
c個のサブメモリセルSCL_1〜SCL_cからなり、各サブメモリセルは、トランジ
スタTr_j(j=1〜cの自然数)、フロントキャパシタCf_j(j=1〜cの自然
数)及びバックキャパシタCb_j(j=1〜cの自然数)によって構成される。図2(
A)にサブメモリセルSCL_jの上面図、図2(B)にサブメモリセルSCL_1〜S
CL_cの断面図を示す。
図2(A)にはサブメモリセルSCL_jにおけるトランジスタTr_j及びフロントキ
ャパシタCf_jの上面図が示されている。なお、煩雑をさけるため、バックキャパシタ
Cb_jは図示されていない。また、図2(A)に示すSCL_jの上面図における一点
鎖線A−B、一点鎖線C−D及び一点鎖線E−Fに対応するA−B、C−D及びE−F断
面を図2(B)に示す。
図2(B)に示すように、各サブメモリセルは重畳して積層されており、さらに各サブメ
モリセルを構成するトランジスタ及びキャパシタにおける各膜も、重畳して形成されてい
る。また、各サブメモリセルにおけるトランジスタのフロントゲート(バックゲートも含
む。)は、全て電気的に接続されている。
次に、SCL_1におけるTr_1、Cf_1及びCb_1の断面構造について、図3を
用いて詳細に説明する。
図3(A)にはサブメモリセルSCL_1におけるトランジスタTr_1及びフロントキ
ャパシタCf_1の上面図が示されている。なお、煩雑をさけるため、バックキャパシタ
Cb_1は図示されていない。また、図3(A)に示すSCL_1の上面図における一点
鎖線A−B、一点鎖線C−D及び一点鎖線E−Fに対応するA−B、C−D及びE−F断
面を図3(B)に示す。
図3(B)に示すトランジスタTr_1は、基板100と、基板100上に設けられた第
1の配線101及び第3の配線140と、第1の配線101及び第3の配線140上に設
けられた第1の層間絶縁膜102と、第1の層間絶縁膜102上に設けられた下地絶縁膜
104と、下地絶縁膜104上に設けられたチャネル形成領域106a、ソース領域及び
ドレイン領域106bを有する酸化物半導体膜106と、酸化物半導体膜106上のゲー
ト絶縁膜108と、ゲート絶縁膜108上のゲート電極110及び容量電極130と、ゲ
ート電極110及び容量電極130上の第2の層間絶縁膜112と、第2の層間絶縁膜1
12に設けられたコンタクトホールにおいて、ソース領域及びドレイン領域106bと接
続する第2の配線114と、を有する。
また、キャパシタCf_1における容量電極130は、ゲート電極110と同材料及び同
一層により形成することができる。
また、キャパシタCb_1における第3の配線140は、第1の配線101と同材料及び
同一層により形成することができる。
また、第1の配線101は、トランジスタTr_1のバックゲートとして機能する。
なお、特に下地絶縁膜104を設けず、第1の層間絶縁膜102と兼ねる構造としても構
わない。
さらに、コンタクトホールの形成は、本実施の形態に示すものに限定されるものではない
。例えば、一回で複数の層を貫通するコンタクトホールを形成してもよく、また一層ずつ
複数回に分けてコンタクトホールを形成してもよい。
本実施の形態における酸化物半導体膜106は、チャネル形成領域106aと、該チャネ
ル形成領域106aより低抵抗であるソース領域及びドレイン領域106bを有する。こ
のようにソース領域及びドレイン領域106bを設けることによって、第2の配線114
との接触抵抗を低減することができ、それによりトランジスタのオン特性を向上させるこ
とができる。ただし、このようにソース領域及びドレイン領域106bが形成された酸化
物半導体膜106に限定されるものではなく、酸化物半導体膜に低抵抗の領域を設けない
構成としてもよい。
また、該ソース領域及びドレイン領域106bは、リン、ホウ素、窒素及びフッ素から選
ばれた一種以上の元素を含んでいる。以上の元素を酸化物半導体膜に添加させることによ
って、酸化物半導体膜の抵抗値を低下させることができる。
基板100に大きな制限はないが、少なくとも、後の熱処理に耐えうる程度の耐熱性を有
している必要がある。例えば、ガラス基板、セラミック基板、石英基板、サファイア基板
などを、基板100として用いてもよい。また、シリコンや炭化シリコンなどの単結晶半
導体基板、多結晶半導体基板、GaNなどの化合物半導体基板、SOI(Silicon
On Insulator)基板などを適用することも可能であり、これらの基板上に
半導体素子が設けられたものを、基板100として用いると好ましい。
また、基板100として、可とう性基板を用いてもよい。なお、可とう性基板上にトラン
ジスタを設ける方法としては、非可とう性の基板上にトランジスタを作製した後、トラン
ジスタを剥離し、可とう性基板である基板100に転置する方法もある。その場合には、
非可とう性基板とトランジスタとの間に剥離層を設けるとよい。
基板100は熱処理を行ったものを用いてもよい。例えば、高温のガスを用いて熱処理を
行うGRTA(Gas Rapid Thermal Annealing)装置により
、650℃、1分〜5分間、熱処理を行ったものを用いればよい。なお、GRTAにおけ
る高温のガスには、アルゴンなどの希ガス、または窒素のような、熱処理によって被処理
物と反応しない不活性気体が用いられる。また、電気炉により、500℃、30分〜1時
間、熱処理を行ってもよい。
第1の配線101及び第3の配線140は、モリブデン、チタン、タンタル、タングステ
ン、アルミニウム、銅、クロム、ネオジム、スカンジウム等の金属材料またはこれらを主
成分とする合金材料を用いて形成することができる。また、第1の配線101として、リ
ン等の不純物元素をドーピングした多結晶シリコン膜に代表される半導体膜、ニッケルシ
リサイドなどのシリサイド膜を用いてもよい。また、第1の配線101及び第3の配線1
40は単層構造としてもよいし、積層構造としてもよい。
さらに第1の配線101及び第3の配線140は、酸化インジウム酸化スズ、酸化タング
ステンを含むインジウム酸化物、酸化タングステンを含むインジウム亜鉛酸化物、酸化チ
タンを含むインジウム酸化物、酸化チタンを含むインジウム錫酸化物、酸化インジウム酸
化亜鉛、酸化ケイ素を添加したインジウム錫酸化物などの導電性材料を適用することもで
きる。
第1の層間絶縁膜102及び下地絶縁膜104は、酸化シリコン、酸化窒化シリコン、窒
化酸化シリコン、窒化シリコン、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、酸化ハフニウム
、酸化ジルコニウム、酸化イットリウム、酸化ガリウム、酸化ランタン、酸化セシウム、
酸化タンタル及び酸化マグネシウムの一種以上を選択して、単層または積層で用いればよ
い。
また、第1の層間絶縁膜102または下地絶縁膜104中に含まれる水素または水分など
の不純物を除去するために、下地絶縁膜104の成膜後に熱処理を行うことが好ましい。
熱処理の温度は、350℃以上基板の歪み点未満、好ましくは450℃以上650℃以下
で行う。熱処理雰囲気は、不活性雰囲気、酸化性雰囲気などで行えばよい。
また、第1の層間絶縁膜102及び下地絶縁膜104は十分な平坦性を有することが好ま
しい。具体的には、平均面粗さ(Ra)が1nm以下、好ましくは0.3nm以下、さら
に好ましくは0.1nm以下となるように下地となる膜を設ける。上述の数値以下のRa
とすることで、酸化物半導体膜に結晶領域が形成されやすくなる。なお、Raとは、JI
S B 0601:2001(ISO4287:1997)で定義されている算術平均粗
さを曲面に対して適用できるよう三次元に拡張したものであり、「基準面から指定面まで
の偏差の絶対値を平均した値」で表現でき、数式(1)にて定義される。
Figure 0006567105
ここで、指定面とは、粗さ計測の対象となる面であり、座標((x1,y1,f(x1,
y1))(x1,y2,f(x1,y2))(x2,y1,f(x2,y1))(x2,
y2,f(x2,y2))の4点で表される四角形の領域とし、指定面をxy平面に投影
した長方形の面積をS0、指定面の平均高さをZ0とする。Raは原子間力顕微鏡(AF
M:Atomic Force Microscope)にて測定可能である。
酸化窒化シリコンとは、その組成において、窒素よりも酸素の含有量が多いものを示し、
例えば、酸素が50原子%以上70原子%以下、窒素が0.5原子%以上15原子%以下
、シリコンが25原子%以上35原子%以下、水素が0原子%以上10原子%以下の範囲
で含まれるものをいう。また、窒化酸化シリコンとは、その組成において、酸素よりも窒
素の含有量が多いものを示し、例えば、酸素が5原子%以上30原子%以下、窒素が20
原子%以上55原子%以下、シリコンが25原子%以上35原子%以下、水素が10原子
%以上25原子%以下の範囲で含まれるものをいう。但し、上記範囲は、ラザフォード後
方散乱法(RBS:Rutherford Backscattering Spect
rometry)や、水素前方散乱法(HFS:Hydrogen Forward s
cattering Spectrometry)を用いて測定した場合のものである。
また、構成元素の組成は、その合計が100原子%を超えない値をとる。
また、第1の層間絶縁膜102及び下地絶縁膜104は、加熱処理により酸素を放出する
絶縁膜を用いると好ましい。
「加熱処理により酸素を放出する」とは、TDS(Thermal Desorptio
n Spectroscopy:昇温脱離ガス分光法)分析にて、酸素原子に換算しての
酸素の放出量が1.0×1018atoms/cm以上、好ましくは3.0×1020
atoms/cm以上であることをいう。
ここで、TDS分析にて、酸素原子に換算しての酸素の放出量の測定方法について、以下
に説明する。
TDS分析したときの気体の放出量は、スペクトルの積分値に比例する。このため、測定
したスペクトルの積分値と標準試料の基準値との比により、気体の放出量を計算すること
ができる。標準試料の基準値は、所定の原子を含む試料の、スペクトルの積分値に対する
原子の密度の割合である。
例えば、標準試料である所定の密度の水素を含むシリコンウェハのTDS分析結果、及び
絶縁膜のTDS分析結果から、絶縁膜の酸素分子の放出量(NO2)は、数式2で求める
ことができる。ここで、TDS分析で得られる質量数32で検出されるスペクトルの全て
が酸素分子由来と仮定する。質量数32のものとしてほかにCHOHがあるが、存在す
る可能性が低いものとしてここでは考慮しない。また、酸素原子の同位体である質量数1
7の酸素原子及び質量数18の酸素原子を含む酸素分子についても、自然界における存在
比率が極微量であるため考慮しない。
Figure 0006567105
H2は、標準試料から脱離した水素分子を密度で換算した値である。SH2は、標準試
料をTDS分析したときのスペクトルの積分値である。ここで、標準試料の基準値を、N
H2/SH2とする。SO2は、絶縁膜をTDS分析したときのスペクトルの積分値であ
る。αは、TDS分析におけるスペクトル強度に影響する係数である。数式2の詳細に関
しては、特開平6−275697公報を参照する。なお、上記絶縁膜の酸素の放出量は、
電子科学株式会社製の昇温脱離分析装置EMD−WA1000S/Wを用い、標準試料と
して1×1016atoms/cmの水素原子を含むシリコンウェハを用いて測定する
また、TDS分析において、酸素の一部は酸素原子として検出される。酸素分子と酸素原
子の比率は、酸素分子のイオン化率から算出することができる。なお、上述のαは酸素分
子のイオン化率を含むため、酸素分子の放出量を評価することで、酸素原子の放出量につ
いても見積もることができる。
なお、NO2は酸素分子の放出量である。酸素原子に換算したときの放出量は、酸素分子
の放出量の2倍となる。
酸化物半導体膜を用いたトランジスタの場合、下地絶縁膜から酸化物半導体膜に酸素が供
給されることで、酸化物半導体膜と下地絶縁膜との界面準位密度を低減できる。この結果
、トランジスタの動作などに起因して、酸化物半導体膜と下地絶縁膜との界面にキャリア
が捕獲されることを抑制することができ、信頼性の高いトランジスタを得ることができる
さらに、酸化物半導体膜の酸素欠損に起因して電荷が生じる場合がある。一般に酸化物半
導体膜の酸素欠損は、一部がドナーとなりキャリアである電子を放出する。この結果、ト
ランジスタのしきい値電圧がマイナス方向にシフトしてしまう。そこで、下地絶縁膜から
酸化物半導体膜に酸素が十分に供給され、好ましくは酸化物半導体膜に酸素が過剰に含ま
れていることにより、しきい値電圧がマイナス方向へシフトする要因である、酸化物半導
体膜の酸素欠損密度を低減することができる。
酸化物半導体膜106に用いる材料としては、少なくともインジウム(In)あるいは亜
鉛(Zn)を含むことが好ましい。特にInとZnを含むことが好ましい。また、該酸化
物半導体膜106を用いたトランジスタの電気特性のばらつきを減らすためのスタビライ
ザーとして、それらに加えてガリウム(Ga)を有することが好ましい。また、スタビラ
イザーとしてスズ(Sn)、ハフニウム(Hf)、アルミニウム(Al)、チタン(Ti
)またはジルコニウム(Zr)を有することが好ましい。
また、他のスタビライザーとして、ランタノイドである、ランタン(La)、セリウム(
Ce)、プラセオジム(Pr)、ネオジム(Nd)、サマリウム(Sm)、ユウロピウム
(Eu)、ガドリニウム(Gd)、テルビウム(Tb)、ジスプロシウム(Dy)、ホル
ミウム(Ho)、エルビウム(Er)、ツリウム(Tm)、イッテルビウム(Yb)、ル
テチウム(Lu)のいずれか一種あるいは複数種を有してもよい。
例えば、酸化物半導体として、酸化インジウム、酸化スズ、酸化亜鉛、In−Zn系酸化
物、Sn−Zn系酸化物、Al−Zn系酸化物、Zn−Mg系酸化物、Sn−Mg系酸化
物、In−Mg系酸化物、In−Ga系酸化物、In−Ga−Zn系酸化物(IGZOと
も表記する)、In−Al−Zn系酸化物、In−Sn−Zn系酸化物、Sn−Ga−Z
n系酸化物、Al−Ga−Zn系酸化物、Sn−Al−Zn系酸化物、In−Hf−Zn
系酸化物、In−La−Zn系酸化物、In−Ce−Zn系酸化物、In−Pr−Zn系
酸化物、In−Nd−Zn系酸化物、In−Sm−Zn系酸化物、In−Eu−Zn系酸
化物、In−Gd−Zn系酸化物、In−Tb−Zn系酸化物、In−Dy−Zn系酸化
物、In−Ho−Zn系酸化物、In−Er−Zn系酸化物、In−Tm−Zn系酸化物
、In−Yb−Zn系酸化物、In−Lu−Zn系酸化物、In−Sn−Ga−Zn系酸
化物、In−Hf−Ga−Zn系酸化物、In−Al−Ga−Zn系酸化物、In−Sn
−Al−Zn系酸化物、In−Sn−Hf−Zn系酸化物、In−Hf−Al−Zn系酸
化物を用いることができる。
酸化物半導体膜106は、単結晶、多結晶(ポリクリスタルともいう。)または非晶質な
どの状態をとる。
好ましくは、酸化物半導体膜106は、CAAC−OS(C Axis Aligned
Crystalline Oxide Semiconductor)膜とする。
CAAC−OS膜は、完全な単結晶ではなく、完全な非晶質でもない。CAAC−OS膜
は、非晶質相に結晶部を有する結晶−非晶質混相構造の酸化物半導体膜である。なお、当
該結晶部は、一辺が100nm未満の立方体内に収まる大きさであることが多い。また、
透過型電子顕微鏡(TEM:Transmission Electron Micro
scope)による観察像では、CAAC−OS膜に含まれる非晶質部と結晶部との境界
は明確ではない。また、TEMによってCAAC−OS膜には粒界(グレインバウンダリ
ーともいう。)は確認できない。そのため、CAAC−OS膜は、粒界に起因する電子移
動度の低下が抑制される。
CAAC−OS膜に含まれる結晶部は、c軸がCAAC−OS膜の被形成面の法線ベクト
ルまたは表面の法線ベクトルに平行な方向に揃い、かつab面に垂直な方向から見て三角
形状または六角形状の原子配列を有し、c軸に垂直な方向から見て金属原子が層状または
金属原子と酸素原子とが層状に配列している。なお、異なる結晶部間で、それぞれa軸及
びb軸の向きが異なっていてもよい。本明細書において、単に垂直と記載する場合、85
°以上95°以下の範囲も含まれることとする。また、単に平行と記載する場合、−5°
以上5°以下の範囲も含まれることとする。
なお、CAAC−OS膜において、結晶部の分布が一様でなくてもよい。例えば、CAA
C−OS膜の形成過程において、酸化物半導体膜の表面側から結晶成長させる場合、被形
成面の近傍に対し表面の近傍では結晶部の占める割合が高くなることがある。また、CA
AC−OS膜へ不純物を添加することにより、当該不純物添加領域において結晶部が非晶
質化することもある。
CAAC−OS膜に含まれる結晶部のc軸は、CAAC−OS膜の被形成面の法線ベクト
ルまたは表面の法線ベクトルに平行な方向に揃うため、CAAC−OS膜の形状(被形成
面の断面形状または表面の断面形状)によっては互いに異なる方向を向くことがある。な
お、結晶部のc軸の方向は、CAAC−OS膜が形成されたときの被形成面の法線ベクト
ルまたは表面の法線ベクトルに平行な方向となる。結晶部は、成膜することにより、また
は成膜後に加熱処理などの結晶化処理を行うことにより形成される。
CAAC−OS膜を用いたトランジスタは、可視光や紫外光の照射による電気特性の変動
が小さい。よって、当該トランジスタは、信頼性が高い。
なお、酸化物半導体膜を構成する酸素の一部は窒素で置換されてもよい。
また、CAAC−OSのように結晶部を有する酸化物半導体では、よりバルク内欠陥を低
減することができる。さらに、表面の平坦性を高めることによって、アモルファス状態の
酸化物半導体以上の移動度を得ることができる。表面の平坦性を高めるためには、平坦な
表面上に酸化物半導体を形成することが好ましく、具体的には、平均面粗さ(Ra)が1
nm以下、好ましくは0.3nm以下、より好ましくは0.1nm以下の表面上に形成す
るとよい。
酸化物半導体膜は、スパッタリング法、MBE(Molecular Beam Epi
taxy)法、CVD法、パルスレーザ堆積法、ALD(Atomic Layer D
eposition)法等を適宜用いることができる。また、酸化物半導体膜は、スパッ
タリングターゲット表面に対し、概略垂直に複数の基板表面がセットされた状態で成膜を
行うスパッタ装置を用いて成膜してもよい。
また、酸化物半導体膜において、銅、アルミニウム、塩素などの不純物がほとんど含まれ
ない高純度化されたものであることが望ましい。トランジスタの製造工程において、これ
らの不純物が混入または酸化物半導体膜表面に付着する恐れのない工程を適宜選択するこ
とが好ましく、酸化物半導体膜表面に付着した場合には、シュウ酸や希フッ酸などに曝す
、またはプラズマ処理(NOプラズマ処理など)を行うことにより、酸化物半導体膜表
面の不純物を除去することが好ましい。具体的には、酸化物半導体膜の銅濃度は1×10
18atoms/cm以下、好ましくは1×1017atoms/cm以下とする。
また、酸化物半導体膜のアルミニウム濃度は1×1018atoms/cm以下とする
。また、酸化物半導体膜の塩素濃度は2×1018atoms/cm以下とする。
ゲート絶縁膜108は、プラズマCVD法又はスパッタリング法等により形成することが
でき、酸化シリコン、酸化窒化シリコン、酸化アルミニウム、酸化窒化アルミニウム、酸
化ハフニウム、酸化ガリウム、酸化マグネシウム、酸化タンタル、酸化イットリウム、酸
化ジルコニウム、酸化ランタン及び酸化ネオジムを含む材料から一種以上選択して、単層
または積層して用いればよい。
また、ゲート絶縁膜108の材料として酸化ハフニウム、酸化イットリウム、ハフニウム
シリケート(HfSi(x>0、y>0))、窒素が添加されたハフニウムシリケ
ート(HfSiO(x>0、y>0))、ハフニウムアルミネート(HfAl
(x>0、y>0))、酸化ランタンなどのhigh−k材料を用いることでゲートリ
ーク電流を低減できる。また、ゲート絶縁膜108をキャパシタに用いる場合、容量を増
加させることができるため好ましい。また、ゲート絶縁膜108は、単層構造としても良
いし、積層構造としても良い。
ゲート電極110及び容量電極130は、モリブデン、チタン、タンタル、タングステン
、アルミニウム、銅、クロム、ネオジム、スカンジウム等の金属材料またはこれらを主成
分とする合金材料を用いて形成することができる。また、ゲート電極110としてリン等
の不純物元素をドーピングした多結晶シリコン膜に代表される半導体膜、ニッケルシリサ
イドなどのシリサイド膜を用いてもよい。ゲート電極110は、単層構造としてもよいし
、積層構造としてもよい。
また、ゲート電極110及び容量電極130は、酸化インジウム酸化スズ、酸化タングス
テンを含むインジウム酸化物、酸化タングステンを含むインジウム亜鉛酸化物、酸化チタ
ンを含むインジウム酸化物、酸化チタンを含むインジウム錫酸化物、酸化インジウム酸化
亜鉛、酸化ケイ素を添加したインジウム錫酸化物などの導電性材料を適用することもでき
る。
また、ゲート絶縁膜108と接するゲート電極110の一層として、窒素を含む金属酸化
物、具体的には、窒素を含むIn−Ga−Zn−O膜や、窒素を含むIn−Sn−O膜や
、窒素を含むIn−Ga−O膜や、窒素を含むIn−Zn−O膜や、窒素を含むSn−O
膜や、窒素を含むIn−O膜や、金属窒化膜(InN、SnNなど)を用いることができ
る。これらの膜は5eV(電子ボルト)、好ましくは5.5eV(電子ボルト)以上の仕
事関数を有し、ゲート電極層として用いた場合、トランジスタの電気特性のしきい値電圧
をプラスにすることができる。
第2の層間絶縁膜112は、下地絶縁膜104と同様の材料により形成する。
第2の層間絶縁膜112は、比誘電率が小さく、かつ十分な厚さを有すると好ましい。例
えば、比誘電率が3.8程度である酸化シリコン膜を用い、300nm以上1000nm
以下の厚さとすればよい。層間絶縁膜112の表面は、大気成分などの影響でわずかに固
定電荷を有し、その影響により、トランジスタのしきい値電圧が変動することがある。そ
のため、層間絶縁膜112は、表面に生じる電荷の影響が十分に小さくなるような範囲の
比誘電率及び厚さとすることが好ましい。
第2の配線114は、アルミニウム(Al)、クロム(Cr)、銅(Cu)、タンタル(
Ta)、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)から選ばれた元素を
含む金属膜、または上述した元素を成分とする金属窒化物膜(窒化チタン膜、窒化モリブ
デン膜、窒化タングステン膜等)を用いることができる。また、Al、Cuなどの金属膜
の下側又は上側の一方または双方にTi、Mo、Wなどの高融点金属膜またはそれらの金
属窒化物膜(窒化チタン膜、窒化モリブデン膜、窒化タングステン膜等)を積層させた構
成としても良い。また、導電性の金属酸化物で形成しても良い。導電性の金属酸化物とし
ては酸化インジウム(In)、酸化スズ(SnO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化
インジウム酸化スズ(In―SnO、ITOと略記する)、酸化インジウム酸化
亜鉛(In―ZnO)またはこれらの金属酸化物材料に酸化シリコンを含ませたも
のを用いることができる。
(トランジスタの作製方法)次に、図3(B)に示したサブメモリセルSCL_1の一点
鎖線A−B断面におけるトランジスタTr_1、フロントキャパシタCf_1及びバック
キャパシタCb_1の作製方法について、図4及び図5を用いて説明する。
まず、基板100上に第1の配線101および第3の配線140を形成する(図4(A)
参照。)。第1の配線101および第3の配線140は、基板100上に導電膜を成膜し
、該導電膜を加工して第1の配線101および第3の配線140を形成する。なお、基板
100によっては、基板100と、第1の配線101及び第3の配線140との間に、別
途絶縁膜を設けても構わない。例えば、基板からの不純物の拡散を防止するために、ブロ
ッキング能力のあるシリコン窒化膜などを形成してもよい。
なお、「加工する」とは、特に断りがない限り、フォトリソグラフィ法によって形成した
レジストマスクを用い、エッチング処理を行って、所望の形状の膜を得ることをいう。
なお、導電膜のエッチングは、ドライエッチングでもウェットエッチングでもよく、両方
を用いてもよい。
次に、基板100、第1の配線101及び第3の配線140上に第1の層間絶縁膜102
及び下地絶縁膜104を形成する(図4(B)参照。)。第1の層間絶縁膜102及び下
地絶縁膜104は、化学気相成長(CVD:Chemical Vapor Depos
ition)法、スパッタリング法、分子線エピタキシー(MBE:Molecular
Beam Epitaxy)法またはパルスレーザ堆積(PLD:Pulsed La
ser Deposition)法で成膜すればよく、スパッタリング法を用いると好ま
しい。
なお、基板100、第1の配線101及び第3の配線140上に第1の層間絶縁膜102
を形成後、表面を平坦化処理することが好ましい。平坦化処理は、例えば化学的機械研磨
法(CMP:Chemical Mechanical Polishing)を用いれ
ばよい。第1の層間絶縁膜102の表面を平坦化させ、その後下地絶縁膜104を形成さ
せる。このように平坦化させることによって、後の工程にて形成される薄膜の段切れを抑
制し、またフォトリソグラフィ法における露光精度を向上させることができる。なお、第
1の層間絶縁膜102形成後及び下地絶縁膜104形成後にそれぞれ平坦化処理を行って
もよく、また下地絶縁膜104形成後のみ平坦化処理を行ってもよい。
なお、平坦化処理としては、特に限定されないが、CMP処理、ドライエッチング処理、
プラズマ処理などを用いることができる。
また、第1の層間絶縁膜102または下地絶縁膜104に含まれる水素または水分などの
不純物を除去するために、第1の層間絶縁膜102または下地絶縁膜104の成膜後に熱
処理を行うことが好ましい。熱処理の温度は、350℃以上基板の歪み点未満、好ましく
は450℃以上650℃以下で行う。熱処理雰囲気は、不活性雰囲気、酸化性雰囲気など
で行えばよい。
次に、下地絶縁膜104上に酸化物半導体膜を成膜する。酸化物半導体膜の成膜は、CV
D法、スパッタリング法、MBE法またはPLD法で成膜すればよく、スパッタリング法
を用いると好ましい。
酸化物半導体膜の成膜において、酸化物半導体膜中に水素又は水がなるべく含まれないよ
うにするために、酸化物半導体膜の成膜前処理として、スパッタリング装置の処理室で基
板を予備加熱し、基板100及び下地絶縁膜104に吸着した水素、水分などの不純物を
脱離させることが好ましい。
また、酸化物半導体膜を成膜する前に、下地絶縁膜104表面に平坦化処理を行ってもよ
い。
プラズマ処理としては、逆スパッタリングを行うことができる。逆スパッタリングとは、
例えばアルゴン雰囲気下において、基板側にRF電源を用いて電圧を印加し、基板近傍に
プラズマを形成して被処理面を改質する方法である。なお、アルゴン雰囲気に代えて窒素
、ヘリウム、酸素などを用いてもよい。
なお、酸化物半導体膜は、成膜時に酸素が多く含まれるような条件(例えば、酸素100
%の雰囲気下でスパッタリング法により成膜を行う等)により成膜することが好ましい。
酸化物半導体膜を成膜後、加熱処理を行ってもよい。該加熱処理を行うと、酸化物半導体
膜の結晶化度が高まる。また、酸化物半導体膜中の不純物(水素及び水分など)の濃度を
低減し、欠陥準位を低減することができる。
加熱処理は、酸化性雰囲気、不活性雰囲気、減圧雰囲気及び乾燥空気雰囲気を1種、また
は2種以上組み合わせて行えばよい。好ましくは、不活性雰囲気にて加熱処理を行い、そ
の後酸化性雰囲気にて加熱処理を行う。加熱処理の温度は、150℃以上650℃以下、
好ましくは250℃以上500℃以下、さらに好ましくは300℃以上450℃以下の温
度で行えばよい。加熱処理は、抵抗加熱方式、ランプヒータ方式、加熱ガス方式などを適
用すればよい。
酸化性雰囲気とは、酸化性ガスを含む雰囲気をいう。酸化性ガスとは、酸素、オゾンまた
は亜酸化窒素などであって、水、水素などが含まれないことが好ましい。例えば、熱処理
装置に導入する酸素、オゾン、亜酸化窒素の純度を、8N(99.999999%)以上
、好ましくは9N(99.9999999%)以上とする。酸化性雰囲気には、酸化性ガ
スと不活性ガスが混合されていてもよい。その場合、酸化性ガスが少なくとも10ppm
以上含まれる雰囲気とする。酸化性雰囲気で加熱処理を行うことで、酸化物半導体膜の酸
素欠損密度を低減することができる。
不活性雰囲気とは、窒素、希ガスなどの不活性ガスを主成分とする雰囲気をいう。具体的
には、酸化性ガスなどの反応性ガスが10ppm未満である雰囲気とする。不活性雰囲気
で加熱処理を行うことで、酸化物半導体膜に含まれる不純物濃度を低減することができる
減圧雰囲気とは、処理室の圧力が10Pa以下の雰囲気をいう。減圧雰囲気で加熱処理を
行うことで、不活性雰囲気よりもさらに酸化物半導体膜に含まれる不純物濃度を低減する
ことができる。
乾燥空気雰囲気とは、露点−40℃以下、好ましくは露点−50℃以下の酸素20%程度
及び窒素80%程度含まれる雰囲気をいう。酸化性雰囲気の一種であるが、比較的低コス
トであるため量産に適している。
次に、酸化物半導体膜を加工して酸化物半導体膜103を形成する(図4(C)参照。)
なお、酸化物半導体膜のエッチングは、ドライエッチングでもウェットエッチングでもよ
く、両方を用いてもよい。酸化物半導体膜のウェットエッチングに用いるエッチング液と
しては、燐酸と酢酸と硝酸を混ぜた溶液などを用いることができる。また、ITO−07
N(関東化学社製)を用いてもよい。また、ICP(Inductively Coup
led Plasma:誘導結合型プラズマ)エッチング装置によるドライエッチングを
行ってもよい。
また、酸化物半導体膜に、酸素(少なくとも、酸素ラジカル、酸素原子、酸素イオンのい
ずれかを含む)を導入して膜中に酸素を供給してもよい。
酸化物半導体膜に酸素を導入して膜中に酸素を供給することによって、酸化物半導体膜に
おける酸素欠損を補償し、真性半導体に近づけることができる。それにより、該酸化物半
導体膜を用いたトランジスタの閾値をプラスシフトさせ、さらに信頼性を向上させること
ができる。
酸素の導入方法としては、イオン注入法、イオンドーピング法、プラズマ処理などを用い
ることができる。
次に、酸化物半導体膜103上にゲート絶縁膜108を成膜する。ゲート絶縁膜108は
、CVD法、スパッタリング法、MBE法、PLD法で成膜すればよく、特にスパッタリ
ング法を用いると好ましい。
次に、ゲート絶縁膜108上にレジストマスク107を形成する。レジストマスク107
は、レジスト塗布後に露光及び現像処理を行うことにより形成する。
次に、レジストマスク107をマスクにして、酸化物半導体膜103に対してドーパント
を添加する。該ドーパントが添加された酸化物半導体膜103は低抵抗化される。このよ
うに酸化物半導体膜103にドーパントを添加することによって、ドーパントが添加され
て低抵抗化したソース領域及びドレイン領域106bと、ドーパントが添加されていない
チャネル形成領域106aと、を有する酸化物半導体膜106が形成される(図5(A)
参照。)。
ドーパントは、酸化物半導体膜の抵抗を低下させる不純物であり、リン(P)、ホウ素(
B)、窒素(N)及びフッ素(F)から選ばれた一種以上の元素を用いることができる。
ドーパントを添加する方法としては、イオン注入法、イオンドーピング法などを用いるこ
とができる。また、その際に基板100を加熱しながら行ってもよい。
なお、ドーパントを添加する処理は、複数回行ってもよく、ドーパントの種類も複数種用
いてもよい。
また、ドーパント添加後に加熱処理を行ってもよい。加熱する条件としては、300℃以
上700℃以下、好ましくは300℃以上450℃以下で1時間、酸素雰囲気下で行うこ
とが好ましい。また、窒素雰囲気下、減圧下、大気(超乾燥エア)下で加熱処理を行って
もよい。
次に、レジストマスク107を除去後、ゲート絶縁膜上に導電膜を成膜し、導電膜をエッ
チングにより加工してゲート電極110及び容量電極130を形成する(図5(B)参照
。)。
次に、ゲート絶縁膜108、ゲート電極110及び容量電極130上に第2の層間絶縁膜
112を形成する。第2の層間絶縁膜112は、CVD法、スパッタリング法、MBE法
、PLD法またはスピンコート法で成膜すればよく、下地絶縁膜104と同様の材料によ
って形成することができる。さらに、第2の層間絶縁膜112にコンタクトホールを形成
し、ソース領域及びドレイン領域106bの一方の一部を露出させて、ソース領域及びド
レイン領域106bの一方と接続する第2の配線114を形成する(図5(C)参照。)
また、本実施の形態におけるトランジスタ構造は、プレーナー型のトランジスタ構造を示
したが、これに限定されるものではない。酸化物半導体膜と接してソース電極及びドレイ
ン電極を形成させたトップゲートトップコンタクト型、トップゲートボトムコンタクト型
、ボトムゲートトップコンタクト型、ボトムゲートボトムコンタクト型などの構造を用い
てもよい。さらに、トランジスタの上面形状において、本実施の形態では角形の形状を示
したが、円(サークル)状などにより形成してもよい。
以上に示すように、チャネル形成領域106aと重畳するゲート電極110(フロントゲ
ートともいう。)及び第1の配線101(バックゲートともいう。)を有するデュアルゲ
ート構造のトランジスタTr_1を形成することができる。さらに、ソース領域及びドレ
イン領域106bの他方と容量電極130により形成されるフロントキャパシタCf_1
と、ソース領域及びドレイン領域106bの他方と第3の配線140により形成されるバ
ックキャパシタCb_1を形成することができる。
本実施の形態により、酸化物半導体膜にチャネル領域を設けたトランジスタにおいて、フ
ロントゲート及びバックゲートを備えることによって、高いオン電流と、低いオフ電流を
兼ね備えた特性を有するトランジスタを提供することができる。該トランジスタを用いる
ことにより、高速動作及び低消費電力化した半導体記憶装置を提供することができる。
本発明の一態様により、フロントキャパシタ及びバックキャパシタを形成することができ
、それにより半導体記憶装置におけるキャパシタの容量を増加させることができる。
本発明の一態様におけるトランジスタ及びキャパシタを用いることによって、DRAMな
ど半導体記憶装置を形成することができる。さらに該半導体記憶装置を重畳して複数積層
させることにより、単位面積あたりの記憶容量を増加させた半導体記憶装置を提供するこ
とができる。
本実施の形態は適宜他の実施の形態と組み合わせて用いることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、実施の形態1とは異なる構造の半導体記憶装置について、図6を用い
て説明する。実施の形態1との違いは、酸化物半導体を有するトランジスタを用いて形成
されるメモリセルに加え、さらにシリコンを有するトランジスタを有する半導体記憶装置
である。
シリコンを有するトランジスタは、酸化物半導体を有するトランジスタと比べて電界効果
移動度が大きいことから、メモリセルの周辺回路などに用いることが好ましい。また、シ
リコンを有するトランジスタは、サブメモリセルを積層して形成されるメモリセルの下層
に設けることが好ましいが、積層されたサブメモリセルの間の層に設けてもよく、さらに
単層でも複数層を用いても構わない。
本実施の形態では、最下層にシリコンを有するトランジスタを形成し、その上に実施の形
態1に示すメモリセルが積層して形成されている半導体記憶装置について説明する。
図6に、本実施の形態における半導体記憶装置の上面図及び断面図を示す。図6(A)に
サブメモリセルSCL_jの上面図、図6(B)にサブメモリセルSCL_1〜SCL_
cの断面図を示す。図6(B)に示すように、サブメモリセルが重畳して積層したメモリ
セルCLの下層に、シリコンを有するトランジスタ800を有する層が形成されている。
図6(A)にはサブメモリセルSCL_jにおけるトランジスタTr_j及びフロントキ
ャパシタCf_jの上面図が示されている。なお、煩雑をさけるため、バックキャパシタ
Cb_jは図示されていない。また、図6(A)に示すSCL_jの上面図における一点
鎖線A−B、一点鎖線C−D及び一点鎖線E−Fに対応するA−B、C−D及びE−F断
面を図6(B)に示す。
また、図6(C)に、シリコンを有するトランジスタ800の断面図を示す。
トランジスタ800は、シリコン基板200に設けられたチャネル形成領域201と、チ
ャネル形成領域201を挟むように設けられた不純物領域206と、チャネル形成領域2
01上に設けられたゲート絶縁層208と、ゲート絶縁層208上に設けられたゲート電
極210と、ゲート電極210及び不純物領域上の第1の層間絶縁膜212と、第1の層
間絶縁膜212に設けたコンタクトホールにおいて不純物領域206と接続するソース電
極及びドレイン電極214と、第1の層間絶縁膜212、ソース電極及びドレイン電極2
14上の第2の層間絶縁膜216と、を有する。
また、シリコン基板200上にはトランジスタ800を囲むように素子分離絶縁層203
が設けられている。
なお、ゲート電極210の側壁にサイドウォール絶縁膜を形成し、LDD領域を形成する
構成としてもよい。ただし、高集積化を実現するためには、図6(C)に示すようにトラ
ンジスタ800がサイドウォール絶縁層を有しない構成とすることが望ましい。
次に、実施の形態1に示すように、トランジスタ800における第2の層間絶縁膜216
上に、第1の配線101及び第3の配線140から順次形成していけばよい。
以上に示すように、シリコンを有するトランジスタ800と、該トランジスタ800上に
積層して、実施の形態1に示したデュアルゲート型の酸化物半導体を用いたトランジスタ
Tr_jを形成することができる。さらに、ソース領域及びドレイン領域106bの他方
と容量電極130により形成されるフロントキャパシタCf_jと、ソース領域及びドレ
イン領域106bの他方と第3の配線140により形成されるバックキャパシタCb_j
を形成することができる。
本実施の形態により、シリコンを有するトランジスタ800と、酸化物半導体膜を有する
トランジスタを形成することができ、さらに酸化物半導体膜を有するトランジスタにおい
ては、フロントゲート及びバックゲートを備えることによって、高いオン電流と、低いオ
フ電流を兼ね備えた特性を有するトランジスタを提供することができる。該トランジスタ
を用いることにより、高速動作及び低消費電力化した半導体記憶装置を提供することがで
きる。
本発明の一態様により、サブメモリセルにおいてフロントキャパシタ及びバックキャパシ
タを有する半導体記憶装置を形成することができ、このように2つのキャパシタを有する
ことによって、半導体記憶装置における全キャパシタの容量を増加させることができる。
本発明の一態様におけるトランジスタ及びキャパシタを用いることによって、DRAMな
ど半導体記憶装置を形成することができる。さらに該半導体記憶装置を重畳して複数積層
させることにより、単位面積あたりの記憶容量を増加させた半導体記憶装置を提供するこ
とができる。
さらに、シリコンを有するトランジスタは、酸化物半導体を有するトランジスタと比べて
電界効果移動度が大きいことから、メモリセルの周辺回路などに用いることでき、メモリ
セルと、周辺回路を同一基板において作製することができる。
本実施の形態は適宜他の実施の形態と組み合わせて用いることができる。
(実施の形態3)
実施の形態1または実施の形態2で示した半導体記憶装置を少なくとも一部に用いてCP
U(Central Processing Unit)を構成することができる。
図7(A)は、CPUの具体的な構成を示すブロック図である。図7(A)に示すCPU
は、基板1190上に、演算回路(ALU:Arithmetic logic uni
t)1191、ALUコントローラ1192、インストラクションデコーダ1193、イ
ンタラプトコントローラ1194、タイミングコントローラ1195、レジスタ1196
、レジスタコントローラ1197、バスインターフェース(Bus I/F)1198、
書き換え可能なROM1199、及びROMインターフェース(ROM I/F)118
9を有している。基板1190は、半導体基板、SOI基板、ガラス基板などを用いる。
ROM1199及びROMインターフェース1189は、別チップに設けてもよい。もち
ろん、図7(A)に示すCPUは、その構成を簡略化して示した一例にすぎず、実際のC
PUはその用途によって多種多様な構成を有している。
バスインターフェース1198を介してCPUに入力された命令は、インストラクション
デコーダ1193に入力され、デコードされた後、ALUコントローラ1192、インタ
ラプトコントローラ1194、レジスタコントローラ1197、タイミングコントローラ
1195に入力される。
ALUコントローラ1192、インタラプトコントローラ1194、レジスタコントロー
ラ1197、タイミングコントローラ1195は、デコードされた命令に基づき、各種制
御を行なう。具体的にALUコントローラ1192は、ALU1191の動作を制御する
ための信号を生成する。また、インタラプトコントローラ1194は、CPUのプログラ
ム実行中に、外部の入出力装置や、周辺回路からの割り込み要求を、その優先度やマスク
状態から判断し、処理する。レジスタコントローラ1197は、レジスタ1196のアド
レスを生成し、CPUの状態に応じてレジスタ1196の読み出しや書き込みを行なう。
また、タイミングコントローラ1195は、ALU1191、ALUコントローラ119
2、インストラクションデコーダ1193、インタラプトコントローラ1194、及びレ
ジスタコントローラ1197の動作のタイミングを制御する信号を生成する。例えばタイ
ミングコントローラ1195は、基準クロック信号CLK1を元に、内部クロック信号C
LK2を生成する内部クロック生成部を備えており、内部クロック信号CLK2を上記各
種回路に供給する。
図7(A)に示すCPUでは、レジスタ1196に、記憶素子が設けられている。レジス
タ1196の記憶素子には、実施の形態1または実施の形態2に示す半導体記憶装置を用
いることができる。
図7(A)に示すCPUにおいて、レジスタコントローラ1197は、ALU1191か
らの指示に従い、レジスタ1196における保持動作を行う。即ち、レジスタ1196が
有する記憶素子において、論理(値)を反転させる論理素子によるデータの保持を行うか
、キャパシタによるデータの保持を行う。論理(値)を反転させる論理素子によってデー
タが保持されている場合、レジスタ1196内の記憶素子への、電源電圧の供給が行われ
る。キャパシタによってデータが保持されている場合、キャパシタへのデータの書き換え
が行われ、レジスタ1196内の記憶素子への電源電圧の供給を停止することができる。
電源停止に関しては、図7(B)または図7(C)に示すように、記憶素子群と、電源電
位VDDまたは電源電位VSSの与えられているノード間に、スイッチング素子を設ける
ことにより行うことができる。以下に図7(B)及び図7(C)の回路の説明を行う。
図7(B)及び図7(C)では、記憶素子への電源電位の供給を制御するスイッチング素
子に実施の形態1または実施の形態2に示すトランジスタ用いた構成の一例を示す。
図7(B)に示す記憶装置は、スイッチング素子1141と、記憶素子1142を複数有
する記憶素子群1143とを有している。具体的に、それぞれの記憶素子1142には、
実施の形態1または実施の形態2に示す記憶素子を用いることができる。記憶素子群11
43が有するそれぞれの記憶素子1142には、スイッチング素子1141を介して、ハ
イレベルの電源電位VDDが供給されている。さらに、記憶素子群1143が有するそれ
ぞれの記憶素子1142には、信号INの電位と、ローレベルの電源電位VSSの電位が
与えられている。
図7(B)では、スイッチング素子1141として、酸化物半導体などのバンドギャップ
の大きい半導体を活性層に有するトランジスタを用いており、該トランジスタは、そのゲ
ートに与えられる信号SigAによりスイッチングが制御される。
なお、図7(B)では、スイッチング素子1141がトランジスタを一つだけ有する構成
を示しているが、これに限定されず、トランジスタを複数有していてもよい。スイッチン
グ素子1141が、スイッチング素子として機能するトランジスタを複数有している場合
、上記複数のトランジスタは並列に接続されていてもよいし、直列に接続されていてもよ
いし、直列と並列が組み合わされて接続されていてもよい。
また、図7(C)には、記憶素子群1143が有するそれぞれの記憶素子1142に、ス
イッチング素子1141を介して、ローレベルの電源電位VSSが供給されている、記憶
装置の一例を示す。スイッチング素子1141により、記憶素子群1143が有するそれ
ぞれの記憶素子1142への、ローレベルの電源電位VSSの供給を制御することができ
る。
記憶素子群と、電源電位VDDまたは電源電位VSSの与えられているノード間に、スイ
ッチング素子を設け、一時的にCPUの動作を停止し、電源電圧の供給を停止した場合に
おいてもデータを保持することが可能であり、消費電力の低減を行うことができる。例え
ば、パーソナルコンピュータのユーザーが、キーボードなどの入力装置への情報の入力を
停止している間でも、CPUの動作を停止することができ、それにより消費電力を低減す
ることができる。
ここでは、CPUを例に挙げて説明したが、DSP(Digital Signal P
rocessor)、カスタムLSI、FPGA(Field Programmabl
e Gate Array)などのLSIにも応用可能である。
本実施の形態は、上記実施の形態と適宜組み合わせて実施することが可能である。
(実施の形態4)
本実施の形態では、実施の形態1または実施の形態2に示す半導体記憶装置及び実施の形
態3に示すCPUの一種以上を含む電子機器の例について説明する。
図8(A)は携帯型情報端末である。図8(A)に示す携帯型情報端末は、筐体9300
と、ボタン9301と、マイクロフォン9302と、表示部9303と、スピーカ930
4と、カメラ9305と、を具備し、携帯型電話機としての機能を有する。
図8(B)は、ディスプレイである。図8(B)に示すディスプレイは、筐体9310と
、表示部9311と、を具備する。
図8(C)は、デジタルスチルカメラである。図8(C)に示すデジタルスチルカメラは
、筐体9320と、ボタン9321と、マイクロフォン9322と、表示部9323と、
を具備する。
図8(D)は2つ折り可能な携帯情報端末である。図8(D)に示す2つ折り可能な携帯
情報端末は、筐体9630、表示部9631a、表示部9631b、留め具9633、操
作スイッチ9638、を有する。
表示部9631aまたは/及び表示部9631bは、一部または全部をタッチパネルとす
ることができ、表示された操作キーに触れることでデータ入力などを行うことができる。
本発明の一態様を用いることで、電子機器の性能を高めることができる。
本実施の形態は、他の実施の形態と適宜組み合わせて用いることができる。
100 基板
101 第1の配線
102 層間絶縁膜
103 酸化物半導体膜
104 下地絶縁膜
106 酸化物半導体膜
106a チャネル形成領域
106b ソース領域及びドレイン領域
107 レジストマスク
108 ゲート絶縁膜
110 ゲート電極
112 層間絶縁膜
114 第2の配線
130 容量電極
140 第3の配線
200 シリコン基板
201 チャネル形成領域
203 素子分離絶縁層
206 不純物領域
208 ゲート絶縁層
210 ゲート電極
212 層間絶縁膜
214 ドレイン電極
216 層間絶縁膜
300 半導体記憶装置
800 トランジスタ
1141 スイッチング素子
1142 記憶素子
1143 記憶素子群
1189 ROMインターフェース
1190 基板
1191 ALU
1192 ALUコントローラ
1193 インストラクションデコーダ
1194 インタラプトコントローラ
1195 タイミングコントローラ
1196 レジスタ
1197 レジスタコントローラ
1198 バスインターフェース
1199 ROM
9300 筐体
9301 ボタン
9302 マイクロフォン
9303 表示部
9304 スピーカ
9305 カメラ
9310 筐体
9311 表示部
9320 筐体
9321 ボタン
9322 マイクロフォン
9323 表示部
9630 筐体
9631a 表示部
9631b 表示部
9633 留め具
9638 操作スイッチ

Claims (1)

  1. 第1の導電膜と、
    第2の導電膜と、
    前記第1の導電膜上及び前記第2の導電膜上の第1の絶縁膜と、
    前記第1の絶縁膜上の第1の酸化物半導体膜と、
    前記第1の酸化物半導体膜上の第2の絶縁膜と、
    前記第2の絶縁膜上の第3の導電膜と、
    前記第2の絶縁膜上の第4の導電膜と、
    前記第3の導電膜上及び前記第4の導電膜上の第3の絶縁膜と、
    前記第3の絶縁膜上の第2の酸化物半導体膜と、を有し、
    前記第1の酸化物半導体膜は、第1の領域と、第2の領域と、を有し、
    前記第1の導電膜は、前記第1の絶縁膜を介して前記第1の領域と重なり、
    前記第3の導電膜は、前記第2の絶縁膜を介して前記第1の領域と重なり、
    前記第2の導電膜は、前記第1の絶縁膜を介して前記第2の領域と重なり、
    前記第4の導電膜は、前記第2の絶縁膜を介して前記第2の領域と重なり、
    前記第1の領域は、チャネル形成領域としての機能を有し、
    前記第2の領域は、前記第1の領域よりも抵抗が低く、
    前記第2の酸化物半導体膜は、第3の領域と、第4の領域と、を有し、
    前記第3の導電膜は、前記第3の絶縁膜を介して前記第3の領域と重なり、
    前記第4の導電膜は、前記第3の絶縁膜を介して前記第4の領域と重なり、
    前記第3の領域は、チャネル形成領域としての機能を有し、
    前記第4の領域は、前記第3の領域よりも抵抗が低く、
    前記第3の導電膜は、前記第1の導電膜と電気的に接続される半導体装置。
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