JPH0794743A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0794743A
JPH0794743A JP23350593A JP23350593A JPH0794743A JP H0794743 A JPH0794743 A JP H0794743A JP 23350593 A JP23350593 A JP 23350593A JP 23350593 A JP23350593 A JP 23350593A JP H0794743 A JPH0794743 A JP H0794743A
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gate electrode
channel
channel layer
transistor
semiconductor device
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JP23350593A
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Yasuo Nara
安雄 奈良
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体装置に関し、CMIS回路や複数のト
ランジスタで構成される回路をもつ半導体装置を三次元
的に構成し、しかも、nチャネル及びpチャネル各トラ
ンジスタ或いは複数の各トランジスタが大きな電流供給
能力をもち、そして、種々な機能をもつ回路を構成でき
るようにする。 【構成】 絶縁性基板1上に形成された第一のゲート電
極2、第一のゲート絶縁膜3、nチャネル層4、第二の
ゲート絶縁膜5、第二のゲート電極6、第三のゲート絶
縁膜7、pチャネル層8、第四のゲート絶縁膜9、第三
のゲート電極10と、nチャネル層4に於いて第一のゲ
ート電極2と第二のゲート電極6に対向するチャネル領
域を挟んで両側に形成されたソース11N及びドレイン
12Nと、pチャネル層8に於いて第二のゲート電極6
及び第三のゲート電極10に対向するチャネル領域を挟
んで両側に形成されたソース13P及びドレイン14P
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多結晶シリコン(S
i)を材料とする薄膜トランジスタで三次元的に構成さ
れた相補型MIS(complementary me
tal insulator semiconduct
or:CMIS)回路或いは複数のトランジスタで三次
元的に構成された回路をもつ多機能の半導体装置に関す
る。
【0002】多結晶Siを材料とする薄膜CMISトラ
ンジスタは、液晶ディスプレイの駆動回路やメモリの周
辺論理回路を構成するのに用いられているが、集積性や
動作速度を更に向上させたり、或いは、種々な論理回路
を簡単に構成可能であるようにすることが要求されてい
る。
【0003】
【従来の技術】一般に、CMIS回路は、nチャネル・
トランジスタとpチャネル・トランジスタとを別個に作
成し、それらを配線層を用いて相互接続することで構成
されている。この場合、一回路分のCMIS回路は、ト
ランジスタ二個分の面積を必要とするので、集積度向上
の妨げとなっている。
【0004】また、二個のトランジスタを相互結線する
ことで配線遅延時間を生じ、動作速度が向上しない旨の
問題もある。
【0005】前記の諸問題を解消する為、nチャネル・
トランジスタとpチャネル・トランジスタで共通のゲー
ト電極をもったCMIS構成の論理ゲートが提案されて
いる(要すれば、特開昭57−192082号公報、特
開昭60−186052号公報、特開昭61−1020
57号公報などを参照)。
【0006】この論理ゲートをなすCMIS回路に於い
ては、ゲート電極の上面側及び下面側のそれぞれにチャ
ネル層を設けてある。
【0007】このようにすると、トランジスタ一個分の
面積にnチャネル・トランジスタとpチャネル・トラン
ジスタとを組み入れることができるので、集積度は向上
し、また、二つのトランジスタ間の相互結線をしないで
済むことから、動作速度は向上するとされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記したところから明
らかなように、液晶ディスプレイの駆動回路やメモリの
周辺論理回路を構成するのに多結晶Si或いはアモルフ
ァスSiを用いた薄膜トランジスタが用いられている。
【0009】一般に、多結晶SiやアモルファスSi
は、単結晶Siに比較して安価ではあるが、抵抗値が大
きいことから、これを用いて作成した半導体装置は電流
供給能力が小さく、また、動作速度も低いとされてい
る。
【0010】それにも拘わらず、液晶ディスプレイの駆
動回路やメモリの周辺論理回路を構成するのに多結晶S
iやアモルファスSiが用いられることについて、若干
の説明が必要である。
【0011】さて、液晶ディスプレイの駆動回路の場合
には、下地がガラスなどの透明絶縁性基板であることか
ら、その上に形成したSi層は、当然のことながら、多
結晶或いはアモルファスとなるので、これを用いざるを
得ない。
【0012】これに対し、メモリの周辺回路などの場合
には、単結晶を用いた方が良いと考えられよう。然しな
がら、実際には、多結晶SiやアモルファスSiの場
合、絶縁膜上にそれらの半導体層を島状に形成して用い
ることができるので、素子容量や配線容量を低減するこ
とができ、前記した多結晶SiやアモルファスSiの本
来的な欠点を充分に補うことができ、従って、安価であ
ることなどの利点を享受することができるのである。
【0013】ところで、そのような利点をもつ多結晶S
iやアモルファスSiを用いる場合であっても、前記し
たように、半導体装置を三次元的に構成して集積性を向
上させた場合には、電流供給能力が不足してしまう。
【0014】即ち、前記したように、ゲート電極の上面
側及び下面側のそれぞれ両面にチャネル層を設けてなる
CMIS回路に依る論理ゲートでは、一つのゲート電極
で二つのチャネルを制御する構成であることから、電流
供給能力が絶対的に小さくなる旨の問題が起こる。
【0015】しかも、前記公開公報に開示された発明で
は、ゲート電極の下側にあるトランジスタは単結晶Si
層を用いて形成され、上側にあるトランジスタは多結晶
Si層やアモルファスSi層を用いて形成されているの
で、上側にあるトランジスタの電流供給能力が下側にあ
るトランジスタの電流供給能力に比較して劣ることか
ら、回路の性能はアンバランスになってしまう。
【0016】更に、前記公開公報に開示された発明で
は、構成可能な回路が固定化されてしまい、種々な機能
をもった回路を任意に構成できる選択性は乏しい。
【0017】本発明は、CMIS回路或いは複数のトラ
ンジスタで構成される回路をもつ半導体装置を三次元的
に構成して集積性を向上し、しかも、nチャネル・トラ
ンジスタ及びpチャネル・トランジスタ或いは複数の各
トランジスタの何れもが大きな電流供給能力を発揮でき
るように、そして、種々な機能をもつ回路を構成するこ
とができるようにする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記説明し
た利点をもつ多結晶SiやアモルファスSiを全面的に
用いて半導体装置を三次元的に構成することで集積度を
向上し、しかも、一つのチャネルを二つのゲート電極で
制御する構成にすることで、電流供給能力を大きくする
ことを可能にし、また、組み込まれた半導体素子を適宜
に選択することで種々な機能をもつ回路を構成できるこ
とが基本になっている。
【0019】前記したところから、本発明に依る半導体
装置に於いては、 (1)絶縁性基板(例えば絶縁性基板1)上に順に積層
形成された多結晶シリコンからなる第一のゲート電極
(例えば第一のゲート電極2)及び第一のゲート絶縁膜
(例えば第一のゲート絶縁膜3)及び多結晶シリコンか
らなる一導電型の第一のチャネル層(例えばnチャネル
層4)及び第二のゲート絶縁膜(例えば第二のゲート絶
縁膜5)及び多結晶シリコンからなる第二のゲート電極
(例えば第二のゲート電極6)及び第三のゲート絶縁膜
(例えば第三のゲート絶縁膜7)及び多結晶シリコンか
らなる反対導電型の第二のチャネル層(例えばpチャネ
ル層8)及び第四のゲート絶縁膜(例えば第四のゲート
絶縁膜9)及び多結晶シリコンからなる第三のゲート電
極(例えば第三のゲート電極10)と、前記一導電型の
第一のチャネル層に於いて前記第一のゲート電極及び前
記第二のゲート電極に対向するチャネル領域を挟んで両
側に振り分けて形成されたソース(例えばソース11
N)及びドレイン(例えばドレイン12N)と、前記反
対導電型の第二のチャネル層に於いて前記第二のゲート
電極及び前記第三のゲート電極に対向するチャネル領域
を挟んで両側に振り分けて形成されたソース(例えばソ
ース13P)及びドレイン(例えばドレイン14P)と
を備えてなることを特徴とするか、或いは、
【0020】(2)前記(1)に於いて、一導電型の第
一のチャネル層及び反対導電型の第二のチャネル層が非
晶質シリコンからなることを特徴とするか、或いは、
【0021】(3)絶縁性基板(例えば絶縁性基板2
1)上に順に積層形成された多結晶シリコンからなる第
一のゲート電極(例えば第一のゲート電極22)及び第
一のゲート絶縁膜(例えば第一のゲート絶縁膜23)及
び多結晶シリコンからなる一導電型チャネル層(例えば
チャネル層24)及び第二のゲート絶縁膜(例えば第二
のゲート絶縁膜25)及び多結晶シリコンからなると共
に前記第一のゲート電極と電気的に独立した第二のゲー
ト電極(例えば第二のゲート電極26)と、前記一導電
型チャネル層に於いて前記第一のゲート電極及び前記第
二のゲート電極に対向するチャネル領域を挟んで両側に
振り分けて形成されたソース(例えばソース27)及び
ドレイン(例えばドレイン28)とを備えてなることを
特徴とするか、或いは、
【0022】(4)前記(3)に於いて、多結晶シリコ
ンからなるチャネル層が反対導電型であることを特徴と
するか、或いは、
【0023】(5)前記(3)或いは(4)に於いて、
チャネル層が非晶質シリコンからなることを特徴とす
る。
【0024】
【作用】前記手段を採ることに依り、CMIS回路或い
は複数のトランジスタで構成される回路をもつ半導体装
置を三次元的に構成し、高い集積性を維持しつつ、しか
も、CMIS回路に於けるnチャネル・トランジスタ及
びpチャネル・トランジスタは、それぞれダブル・ゲー
トで駆動するようにしたので、その電流供給能力は充分
に大きく、従って、動作速度は向上する。また、基本と
なる半導体装置を適宜に組み合わせることに依って、N
OR回路やNAND回路など重要な論理回路を高い集積
性をもって容易に構成することができる。
【0025】
【実施例】図1は本発明の第一実施例であるCMIS回
路構成の半導体装置を解説する為の要部説明図である。
【0026】図に於いて、(A)は要部切断側面、
(B)は等価回路、1は絶縁性基板、2は多結晶Siか
らなる第一のゲート電極、3はSiO2 からなる第一の
ゲート絶縁膜、4はp型多結晶Siからなるnチャネル
層、5はSiO2 からなる第二のゲート絶縁膜、6は多
結晶Siからなる第二のゲート電極、7はSiO2 から
なる第三のゲート絶縁膜、8はn型多結晶Siからなる
pチャネル層、9はSiO 2 からなる第四のゲート絶縁
膜、10は多結晶Siからなる第三のゲート電極、11
Nはnチャネル・トランジスタのソース、12Nはnチ
ャネル・トランジスタのドレイン、13Pはpチャネル
・トランジスタのソース、14Pはpチャネル・トラン
ジスタのドレイン、OTは出力端をそれぞれ示してい
る。
【0027】図2は図1に見られる本発明の第一実施例
であるCMIS回路構成の半導体装置の要部平面図であ
り、図1に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか
或いは同じ意味を持つものとする。尚、図1に見られる
要部切断側面(A)は、図2に見られる線Y−Yに沿っ
て切断した側面であり、また、図1に於いて用いた記号
と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものと
する。
【0028】図に於いて、2Cは第一のゲート電極2の
コンタクト領域、6Cは第二のゲート電極6のコンタク
ト領域、10Cは第三のゲート電極10のコンタクト領
域、11Cはソース11Nのコンタクト領域、12Cは
ドレイン12Nのコンタクト領域、13Cはソース13
Pのコンタクト領域、14Cはドレイン14Pのコンタ
クト領域、15Wはゲート幅、15Lはゲート長をそれ
ぞれ示している。
【0029】図1及び図2に見られる半導体装置では、
第一のゲート電極2、第二のゲート電極6、第三のゲー
ト電極10のそれぞれは、図には現れていない箇所で共
通接続され、また、ドレイン12N及びドレイン14P
は出力端OTに至っている。
【0030】図から明らかなように、この半導体装置で
は、トランジスタ一個分の面積にインバータが集積化さ
れ、nチャネル・トランジスタは第一のゲート電極2及
び第二のゲート電極6で表裏両面から駆動され、また、
pチャネル・トランジスタは第二のゲート電極6及び第
三のゲート電極10で表裏両面から駆動される。
【0031】通常、一つのゲート電極の制御で生成され
るチャネルの厚さは約200〔Å〕程度であり、従っ
て、前記実施例では、nチャネル・トランジスタ及びp
チャネル・トランジスタの何れに於いても、チャネルの
厚さは通常の約2倍、即ち、約400〔Å〕程度とな
り、従って、オン電流も約2倍になるので、インバータ
の動作速度は向上する。
【0032】ここで、第一実施例に関して具体的寸法な
どの主要なデータを例示すると次の通りである。 ゲート電極2,6,10の厚さ:100〔nm〕 ゲート絶縁膜3,5,7,9の厚さ:10〔nm〕 nチャネル層4及びpチャネル層8の厚さ:50〔n
m〕 ゲート幅15W:10〔μm〕 ゲート長15L:0.5〔μm〕
【0033】図3は本発明の第二実施例である複数の同
種トランジスタで構成した回路の半導体装置を解説する
為の要部説明図である。
【0034】図に於いて、(A)は要部切断側面、
(B)は等価回路、21は絶縁性基板、22は多結晶S
iからなる第一のゲート電極、23はSiO2 からなる
第一のゲート絶縁膜、24はp型或いはn型である多結
晶Siからなるチャネル層、25はSiO2 からなる第
二のゲート絶縁膜、26は多結晶Siからなる第二のゲ
ート電極、27はソース、28はドレイン、Q1は第一
のトランジスタ、Q2は第二のトランジスタをそれぞれ
示している。
【0035】図4は図3に見られる本発明の第二実施例
である複数の同種トランジスタで構成した回路の半導体
装置の要部平面図であり、図3に於いて用いた記号と同
記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとす
る。尚、図3に見られる要部切断側面(A)は、図4に
見られる線Y−Yに沿って切断した側面であり、また、
図3に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或い
は同じ意味を持つものとする。
【0036】図に於いて、22Cは第一のゲート電極2
2のコンタクト領域、26Cは第二のゲート電極26の
コンタクト領域、27Cはソース27のコンタクト領
域、28Cはドレイン28のコンタクト領域、29Wは
ゲート幅、29Lはゲート長をそれぞれ示している。
【0037】図示例の半導体装置に於いて、第一のゲー
ト電極22並びに第二のゲート電極26は、チャネル層
24を共有しているが、それぞれは別個になっている。
従って、第一のトランジスタQ1と第二のトランジスタ
Q2とは別個の入力信号で導通するようになっている。
【0038】図から明らかなように、この半導体装置で
も、トランジスタ一個分の面積に二個のトランジスタが
集積化されているのであるが、第一実施例の半導体装置
とは異なり、電流供給能力はトランジスタ一個分であっ
て特に大きくはない。然しながら、この半導体装置を用
いてNOR回路やNAND回路など重要な論理回路を高
い集積度で構成することができる。
【0039】ここで、第二実施例に関して具体的寸法な
どの主要なデータを例示すると次の通りである。 ゲート電極22,26の厚さ:100〔nm〕 ゲート絶縁膜23,25の厚さ:10〔nm〕 チャネル層24の厚さ:50〔nm〕 ゲート幅29W:10〔μm〕 ゲート長29L:0.5〔μm〕
【0040】図5は本発明の第三実施例であるNAND
回路構成の半導体装置を解説する為の要部説明図であ
る。
【0041】図に於いて、(A)は要部平面、(B)は
等価回路、31はトランジスタQ3のソース、32はト
ランジスタQ3のドレイン、33はトランジスタQ4の
ソース、34はトランジスタQ4のドレイン、35はト
ランジスタQ5のソース、36はトランジスタQ5のド
レイン、37はトランジスタQ6のソース、38はトラ
ンジスタQ6のドレインをそれぞれ示している。
【0042】図から明らかであるが、トランジスタQ3
及びQ4からなる半導体装置、並びに、トランジスタQ
5及びQ6からなる半導体装置は、図1及び図2につい
て説明したCMIS回路構成の半導体装置そのものであ
り、従って、本実施例では、トランジスタ2個分の面積
でNAND回路が構成されている。
【0043】図6は本発明の第四実施例であるNAND
回路構成の半導体装置を解説する為の要部説明図であ
る。
【0044】図に於いて、(A)は要部平面、(B)は
等価回路、41はトランジスタQ8のソース、42はト
ランジスタQ8のドレイン、43はトランジスタQ9の
ソース、44はトランジスタQ9のドレイン、45はト
ランジスタQ10のソース、46はトランジスタQ10
のドレインをそれぞれ示している。尚、Q7はトランジ
スタQ8とソース及びドレインを共通にするトランジス
タである。
【0045】図から明らかであるが、トランジスタQ7
及びQ8からなる半導体装置は、図3及び図4について
説明した複数の同種トランジスタで構成した回路の半導
体装置そのものであり、また、トランジスタQ9及びQ
10は通常のトランジスタであることから、本実施例で
は、トランジスタ3個分の面積でNAND回路が構成さ
れている。
【0046】
【発明の効果】本発明に依る半導体装置に於いては、絶
縁性基板上に順に積層形成された第一のゲート電極及び
第一のゲート絶縁膜及び一導電型の第一のチャネル層及
び第二のゲート絶縁膜及び第二のゲート電極及び第三の
ゲート絶縁膜及び反対導電型の第二のチャネル層及び第
四のゲート絶縁膜及び第三のゲート電極と、第一のチャ
ネル層に於いて第一のゲート電極及び第二のゲート電極
に対向するチャネル領域を挟んで両側に振り分けて形成
されたソース及びドレインと、第二のチャネル層に於い
て第二のゲート電極及び第三のゲート電極に対向するチ
ャネル領域を挟んで両側に振り分けて形成されたソース
及びドレインとを備えることが基本になっている。
【0047】前記構成を採ることに依り、CMIS回路
或いは複数のトランジスタで構成される回路をもつ半導
体装置を三次元的に構成し、高い集積性を維持しつつ、
しかも、CMIS回路に於けるnチャネル・トランジス
タ及びpチャネル・トランジスタは、それぞれダブル・
ゲートで駆動するようにしたので、その電流供給能力は
充分に大きく、従って、動作速度は向上する。また、基
本となる半導体装置を適宜に組み合わせることに依っ
て、NOR回路やNAND回路など重要な論理回路を高
い集積性をもって容易に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例であるCMIS回路構成の
半導体装置を解説する為の要部説明図である。
【図2】図1に見られる本発明の第一実施例であるCM
IS回路構成の半導体装置の要部平面図である。
【図3】本発明の第二実施例である複数の同種トランジ
スタで構成した回路の半導体装置を解説する為の要部説
明図である。
【図4】図3に見られる本発明の第二実施例である複数
の同種トランジスタで構成した回路の半導体装置の要部
平面図である。
【図5】本発明の第三実施例であるNAND回路構成の
半導体装置を解説する為の要部説明図である。
【図6】本発明の第四実施例であるNAND回路構成の
半導体装置を解説する為の要部説明図である。
【符号の説明】
1 絶縁性基板 2 多結晶Siからなる第一のゲート電極 3 SiO2 からなる第一のゲート絶縁膜 4 p型多結晶Siからなるnチャネル層 5 SiO2 からなる第二のゲート絶縁膜 6 多結晶Siからなる第二のゲート電極 7 SiO2 からなる第三のゲート絶縁膜 8 n型多結晶Siからなるpチャネル層 9 SiO2 からなる第四のゲート絶縁膜 10 多結晶Siからなる第三のゲート電極 11N nチャネル・トランジスタのソース 12N nチャネル・トランジスタのドレイン 13P pチャネル・トランジスタのソース 14P pチャネル・トランジスタのドレイン OT 出力端

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁性基板上に順に積層形成された多結晶
    シリコンからなる第一のゲート電極及び第一のゲート絶
    縁膜及び多結晶シリコンからなる一導電型の第一のチャ
    ネル層及び第二のゲート絶縁膜及び多結晶シリコンから
    なる第二のゲート電極及び第三のゲート絶縁膜及び多結
    晶シリコンからなる反対導電型の第二のチャネル層及び
    第四のゲート絶縁膜及び多結晶シリコンからなる第三の
    ゲート電極と、 前記一導電型の第一のチャネル層に於いて前記第一のゲ
    ート電極及び前記第二のゲート電極に対向するチャネル
    領域を挟んで両側に振り分けて形成されたソース及びド
    レインと、 前記反対導電型の第二のチャネル層に於いて前記第二の
    ゲート電極及び前記第三のゲート電極に対向するチャネ
    ル領域を挟んで両側に振り分けて形成されたソース及び
    ドレインとを備えてなることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】一導電型の第一のチャネル層及び反対導電
    型の第二のチャネル層が非晶質シリコンからなることを
    特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】絶縁性基板上に順に積層形成された多結晶
    シリコンからなる第一のゲート電極及び第一のゲート絶
    縁膜及び多結晶シリコンからなる一導電型チャネル層及
    び第二のゲート絶縁膜及び多結晶シリコンからなると共
    に前記第一のゲート電極と電気的に独立した第二のゲー
    ト電極と、 前記一導電型チャネル層に於いて前記第一のゲート電極
    及び前記第二のゲート電極に対向するチャネル領域を挟
    んで両側に振り分けて形成されたソース及びドレインと
    を備えてなることを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】多結晶シリコンからなるチャネル層が反対
    導電型であることを特徴とする請求項3記載の半導体装
    置。
  5. 【請求項5】チャネル層が非晶質シリコンからなること
    を特徴とする請求項3或いは4記載の半導体装置。
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