JP3151529B2 - 電動ピボットアクチュエータ、及び電動ピポット機構を有するバックミラー - Google Patents

電動ピボットアクチュエータ、及び電動ピポット機構を有するバックミラー

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JP3151529B2 JP54076197A JP54076197A JP3151529B2 JP 3151529 B2 JP3151529 B2 JP 3151529B2 JP 54076197 A JP54076197 A JP 54076197A JP 54076197 A JP54076197 A JP 54076197A JP 3151529 B2 JP3151529 B2 JP 3151529B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、電動ピボット機構を有するバックミラー、
及び電動ピボットアクチュエータに関する。
(背景技術) ピボットアクチュエータは、互いに対して回転可能に
取り付けられた2つのアクチュエータ部材を含む。さら
に、電動ピボットアクチュエータは、これらのアクチュ
エータ部材を互いに対して回転させるモータ及び動力伝
達装置を含む。ピボットアクチュエータは、2つの構成
部材を互いに対して回転または回動させることを望む様
々な用途で使用することができる。
そのために、一方のアクチュエータ部材をこれらの構
成部材の一方に取り付け、他方のアクチュエータ部材を
これらの構成部材の他方に取り付けると、アクチュエー
タ部材が電動式または非電動式に互いに対して回転した
時、構成部材がアクチュエータ部材の回転軸線に一致し
た回転または回動軸線回りに互いに対して回転または回
動する。本発明の範囲では、「回転」と「回動」は互い
に交換可能に使用されている。
そのようなピボットアクチュエータは、特に自動車等
の車両のバックミラー(サイドミラー等を含む)に使用
できるが、それに限定されることはない。従って、本発
明をそのような実施例について以下に説明する。
自動車には少なくとも1つのバックミラーが装備され
ていることは一般的に知られている。バックミラーは、
鉢形のミラーハウジングを含み、その内部にミラープレ
ートが設けられて、使用時にそのミラープレートが車の
長手方向に対してほぼ直角を成す向きに配置されること
によって、運転者が車の側方及び後方に位置する道路部
分を見ることができるようにする。
ミラーハウジングは車の側部から特定長さだけ突出し
ている。特定の状況では、例えば狭い空間に駐車する
時、その長さを縮めることが望ましい。そのために、ミ
ラーハウジングは車に対して、ほとんどの場合はほぼ垂
直向きの回動軸線回りに回動することができ、その軸線
を中心にした後ろ向きの回転移動によってミラーハウジ
ングの端部を車体に接近する位置へ移動させることがで
き、そのような移動を以下の説明では折り畳みと呼び、
これによって到達する位置を折り畳み位置と呼ぶ。折り
畳み位置から通常の作動位置(展開位置とも呼ぶ)への
逆の回動移動を展開と呼ぶ。
このように回動できることは、安全面においても重要
である。車の外部の障害物がミラーハウジングに接触し
た場合、ミラーハウジングが曲がることによって、車及
びミラーと、人である場合もある障害物の両方の損傷が
回避されるか、少なくとも軽減される。
従って、安全性の理由から、ミラーハウジングが前方
向にも同様に回動移動できることが望ましく、法律で定
められている場合も多い。以下の説明では、そのような
移動を折り開きと呼び、これによって到達する位置を折
り開き位置と呼ぶ。折り開き位置から通常の作動位置へ
の逆の回動移動を折り戻しと呼ぶ。
これらの回動移動を実施できるようにするために、ミ
ラーハウジングは、車に固定されるミラー脚部すなわち
ミラーベースに回動可能に取り付けられている。そのた
め、これらの回動移動を手動操作と呼ぶ外力の作用で実
施することができる。
制御の便宜上の観点から、バックミラーはさらに、こ
の折り畳み移動及びこの折り開き移動を行うために車の
運転者によって、すなわち、例えば、ボタンを押すこと
によって電気的に制御されることができるピボットアク
チュエータまたはピボット機構を含む。
ピボット機構は、モータと、ミラーハウジング及びミ
ラー脚部に連結された動力伝達機構を含む。ピボット機
構は、モータの励起によって折り畳み移動及び折り開き
移動を実施できるだけでなく、外力の作用を受けた時に
モータ及び動力伝達機構の両方またはいずれか一方を破
損させることなくこれらのすべての回動移動を行うこと
ができるように構成されている。
上記特徴を有するピボットアクチュエータは現在では
一般的に知られている。その一例が、例えばドイツ特許
明細書第4,023,375号に記載されている。
この機知の構造では、駆動歯車のハウジング部材に2
つの溝が同心状に設けられており、そのうちの第1溝は
第2溝より短い。直径方向において第1溝に向かい合っ
た位置に、第1溝と同じ長さの第3溝が設けられてい
る。
ミラー脚部は、長い第2溝と係合したストップカムを
有している。ミラーハウジングがミラー脚部に対して回
動移動を行う時、このストップカムが第2溝に沿って移
動し、第2溝の端部がこのストップカムのストッパを形
成しており、従ってバックミラーの折り畳み限界位置及
び折り開き限界位置を定めている。ミラー脚部は、さら
に、通常の状態ではミラー脚部に固定されたリセスにノ
ーズが係合することによってミラー脚部を中心軸線に連
結するカムディスクを含む。このカムディスクは、駆動
歯車のハウジング部材のそれぞれの第1及び第3溝と係
合した2つのストップカムを含む。
通常の状態において、これらの2つのストップカム
は、折り畳み位置と展開位置の間の回動移動中、ハウジ
ング部材の第1溝及び第3溝に沿って移動する。第1溝
の一端部がその溝に沿って移動するストップカムのスト
ッパを形成し、また同様に、第3溝の一端部がその溝に
沿って移動するストップカムのストッパを形成してお
り、これらのストッパはバックミラーの展開位置を定め
る。
このように、このドイツ特許公報に記載されている構
造は比較的複雑であり、比較的多数の部品を含む。
展開位置から折り開き移動を行うために、カムディス
クとミラー脚部の間の連結を解除する必要がある。この
ために、カムディスクのノーズがリセスから離脱する。
この時、ミラーハウジングの折り開き位置から通常の作
動位置への折り戻しを手動で行う必要があり、これは欠
点と見なされる。折り開き位置にある時にモータを励起
すると、機構は一定の状態では目的の展開位置に対応し
ない「通常」位置をとる。
さらに、溝を有する部材は対称的でないため、既知の
ピボット機構は左側のミラーか、右側のミラーにしか使
用できないことは、既知の構造の欠点である。言い換え
ると、左側のミラー用及び右側のミラー用に2つの互い
に異なったピボット機構を用意しなければならず、これ
は比較的高コストである。
(発明の開示) 本発明の目的は、そのようなピボットアクチュエータ
を改良することである。
さらに言えば、本発明の目的は、製造コストが相当に
低くなるように相当に簡単にした構造を有する、制御の
便宜性がさらに向上したピボットアクチュエータを提供
することである。
本発明の重要な目的は、既知のピボットアクチュエー
タと比較して部品数が減少したピボットアクチュエータ
を提供することである。
本発明の別の重要な目的は、左側のミラー及び右側の
ミラーの両方に変更なく使用できるピボットアクチュエ
ータを提供することである。これにより、製造者は2種
類のピボットアクチュエータを区別する必要がないた
め、製造コストの削減を行うことができる。
本発明のさらに別の重要な目的は、折り開き移動から
の折り戻し移動をモータで行うことができるピボットア
クチュエータを提供することである。
本発明のさらなる目的は、上記特徴を有するそのよう
なピボットアクチュエータを含むバックミラーを提供す
ることである。
上記目的のすべてを実現する本発明に従ったアクチュ
エータの実施例を、添付の図面を参照しながら以下にさ
らに説明する。
(図面の簡単な説明) 第1図は、バックミラーを有する車両の前面図を概略
的に示している。
第2A図、第2B図及び第2C図は、作動位置(第2A図)、
折り畳み位置(第2B図)及び折り開き位置(第2C図)に
あるバックミラーを有する車両の上面図を概略的に示し
ている。
第3図は、ピボット機構の好適な実施例の主要構成部
材を分解状態で示す斜視図を示している。
第4図は、取り付け状態にあるピボット機構を一部断
面図で示す図である。
第5A図は、ミラーベースの斜視図である。
第5B図は、第5A図に示されているミラーベースの上面
図である。
第6A図は、上方から見たフレームの斜視図である。
第6B図は、第6A図に示されているフレームの下方から
見た斜視図である。
第6C図は、第6A図に示されているフレームの底面図で
ある。
第7A図及び第7B図は、ミラーベースの変更例の、それ
ぞれ第5A図及び第5B図に対応した図である。
第7C図及び第7D図は、フレームの変更例の、それぞれ
第6B図及び第6C図に対応した図である。
第8A図及び第8B図は、ミラーベースのさらなる変更例
の、それぞれ第5A図及び第5B図に対応した図である。
第8C図及び第8D図は、フレームのさらなる変更例の、
それぞれ第6B図及び第6C図に対応した図である。
第9A図及び第9B図は、検出手段の位置を示している。
(発明を実施するための最良の形態) 第1図は、車両1の側壁の前面図を概略的に示してお
り、その車両にほぼ水平に延出した支持部材2が取り付
けられている。支持部材2にミラーハウジング3が取り
付けられて、ほぼ垂直に延在する回動軸線4回りに回動
可能である。
第2A図ないし第2C図にわかりやすく示されているよう
に、ミラーハウジング3は、ほぼ鉢形であって鉢形の底
部が前方に向いている。ミラーハウジング3内にミラー
プレート5が、ほぼ垂直面に一致して配置されており、
このミラープレート5はミラーハウジング3に対してピ
ボット点6回りに回動可能である。
さらに言うと、ミラー調節機構がミラーハウジング3
内に配置されており、この機構は、互いに直交する軸線
回り、すなわち垂直軸線及び水平軸線回りの回動移動に
よってミラープレート5の位置を設定することができ
る。
ミラー調節機構の性質及び構造は、本発明の主題を構
成しておらず、専門家であれば本発明を適当に理解する
ためにそれの知識を必要としないので、それらについて
はこれ以上に説明しない。既知のミラー調節機構を使用
できることがわかれば十分である。
第1図には、ミラーハウジング3内にピボット機構10
が配置されており、ミラーベースと呼ぶそれの第1ピボ
ット部材11が支持部材2に取り付けられているのに対し
て、第2ピボット部材12がミラーハウジング3に取り付
けられていることがさらに概略的に示されている。ピボ
ット部材11,12は、ミラーハウジング3及びピボット機
構10を支持部材2に取り付けた時にピボット軸線4と整
合する回転軸線14回りに互いに対して回転可能である。
第2A図ないし第2C図は、右側のミラーの場合でミラー
ハウジング3を有する車両1の上面図を概略的に示して
いる。通常の使用状態では、ミラーハウジング3は作動
位置(第2A図)にあり、ミラープレート5は車両1の側
壁にほぼ直交する方向に延出している。この通常の作動
位置を展開位置とも呼ぶ。
第2B図は、ミラープレート5が車両1に面している状
態を概略的に示している。通常の作動位置から、ミラー
ハウジング3はピボット軸線4回りの後方回動(折り畳
み)移動によってその位置へ移動することができ、その
位置から、ミラーハウジング3はピボット軸線4回りの
前方回動(展開)移動によって通常の作動位置へ戻るこ
とができる。
ミラーハウジング3が車両1に接触するまでミラーハ
ウジング3が折り畳まれる可能性を避けるための手段を
設けることが望ましいことは理解されるであろう。従っ
て、詳細に後述するそのような折り畳み自由を制限する
手段が折り畳み限界位置を定め、作動位置と折り畳み限
界位置の間のミラーハウジング3の位置を折り畳み中間
位置と呼ぶ。
第2C図は、ミラープレート5が車両1と反対側に面す
る状態を概略的に示している。
ミラーハウジング3は、通常の作動位置からピボット
軸線4回りの前方回動(折り開き)移動によってその位
置へ移動することができ、その位置から、ミラーハウジ
ング3はピボット軸線4回りの後方回動(折り戻し)移
動によって通常の作動位置へ戻ることができる。
ミラーハウジング3が車両1に接触するまでミラーハ
ウジング3が折り開かれる可能性を避けるための手段を
設けることが望ましいことは理解されるであろう。従っ
て、詳細に後述するそのような折り開き自由を制限する
手段が折り開き限界位置を定め、作動位置と折り開き限
界位置の間のミラーハウジング3の位置を折り開き中間
位置と呼ぶ。
折り畳み移動はユーザが意識的に実施することがで
き、折り開き移動は一般的にユーザに意識されないで実
施される。折り畳み移動及び折り開き移動の両方は、例
えば通り過ぎる歩行者によって、あるいは走行中にミラ
ーハウジングが障害物に当たるために偶発的に発生する
こともある。
従って、ピボット機構10は、外力の作用(例えば手動
操作)によって、折り畳み移動及び折り開き移動を展開
移動及び折り戻し移動と共に実施できるようになってい
る。さらに、詳細に後述するように、ピボット機構10は
通常の作動位置(第2A図)を見つける手段を備えて、展
開または折り戻し作業が手動か電動のいずれで実施され
ても、確実に再現できるようにしている。
ピボット機構10はさらに、モータ及び動力伝達装置を
含むが、簡単にするためにこれらは第1図ないし第2図
には図示されていない。動力伝達装置は、ピボット部材
11及び12に連結されており、そのため、モータの励起時
にピボット部材11及び12が互いに対して回転することに
よって、ミラーハウジング3が車両1に対してモータの
従動軸の回転方向によって決定される方向に回動でき
る。
このようにして、モータの作動によって遠隔位置で折
り畳み移動、展開移動及び折り戻し移動を行うことがで
きるが、折り開き移動は電動式で実施する必要はない。
次に、本発明に従ったピボット機構10の好適な実施例
の構造を第3図ないし第6図を参照しながら、さらに詳
細に説明する。第3図は、ピボット機構10の主要構成部
材を分解状態で示す斜視図を示している。第4図は、取
り付け状態にあるピボット機構10の概略的断面図を示し
ている。
第3図及び第4図から明らかなように、ミラーベース
と呼ぶ第1ピボット部材11は、ほぼ中空の円筒形であっ
て、一般的にベース軸101と呼ぶ比較的細い上方部分101
及びベースフランジと呼ぶ比較的広い底部分102を有し
ている。
第5A図は、ミラーベース11のさらに詳細な斜視図であ
り、第5B図はそれの上面図である。ベースフランジ102
は、支持部材2に取り付けることができる。この取り付
けは、例えばねじ等の既知の手段で行うことができる。
しかし、図示のように、ベースフランジ102は、好まし
くは半径方向突起110を、図示の例では3つ備えて、そ
れらを支持部材2の対応のリセスにはめ込むことによっ
て差し込み接続を行う結果、支持部材2へのベースフラ
ンジ102の取り付けが比較的簡単である。
さらに第3図から明らかなように、フレームと呼ぶ第
2ピボット部材12は、円形の開口202を有するほぼ平板
状の底プレート201を備えており、この開口にベース軸1
01が挿通される。この円形開口202は環状フレーム部分2
03によって形成されており、それの底側はベースフラン
ジ102の上側に載っている。フレーム12はミラーハウジ
ング3に適当な手段で、例えばねじで取り付けられる
が、簡単にするために個別には図示されていない。
第6A図は、フレーム12を上方から見たさらに詳細な斜
視図であり、第6B図はフレーム12を下から見たさらに詳
細な斜視図であり、第6C図はフレーム12の底面図であ
る。
折り曲げ移動(回動移動)の電気作動のために、本発
明に従ったピボット機構10はさらにフレーム12に取り付
けられたモータ20(第4図)を含み、このモータの従動
軸20′が、動力伝達装置21を介してベース軸101に連結
されている。
図示の実施例では、動力伝達装置21は、ウォームホィ
ール23を駆動するウォーム22を含み、ウォームホィール
23に第2ウォーム24が同軸的に取り付けられて、第2ウ
ォームホィール25を駆動する。動力伝達機構21の構成部
材はフレーム12内に軸受けで取り付けられており、その
目的で使用されているフレーム12の軸受け手段を第6A図
に確認することができる。
実際には2つの第2ウォームホィール25が存在し、そ
の各々が第2ウォーム24で駆動される。各第2ウォーム
ホィール25は環状の結合歯車26と噛み合っている。環状
結合歯車26はベース軸101と同軸的に配置されて、好ま
しくは図示のようにベース軸101に対して回転方向に固
定された摩擦リング27を介在させて、環状フレーム部分
203の上側に載置されている。
結合歯車26自体はベース軸101回りに自在回転可能で
あるが、偶力制限噛み合い連結部を介してベース軸101
に結合されている。そのために、本発明に従ったピボッ
ト機構10は、さらに、ベース軸101に回転方向に固定さ
れているがベース軸101に対して軸方向に移動可能な環
状結合部材30を備えている。
そのために図示の実施例では、ベース部材101は、そ
の円筒形表面に、隣接フィンガ103間にキー溝104が形成
されるとともに半径方向に突出して長手方向に延在する
フィンガ103が設けられており、一方、環状結合部材30
にはキー溝104にはまる半径方向内向きの突起31が設け
られている。環状結合部材30の底面には、ノーズ32が、
図示の例では3つ設けられて、結合歯車26の上面のリセ
ス部分28にはまる。
図示の実施例では、環状結合部材30の半径方向内向き
の突起31が、環状結合部材30の上側で軸方向に、すなわ
ち結合歯車26から離れる方向に延在しており、これらの
延出突起31の軸方向上端部は連結リング33で互いにつな
がっている。
このため、環状結合部材30のこれらの内向きの突起31
は、比較的長い軸方向距離にわたってベース軸101のキ
ー溝104と接触するため、環状結合部材30はベース101に
対して非常に安定的に配置される。わかりやすくするた
めに、第3図の左側に別の方向から見た環状結合部材30
の斜視図が示されている。
環状結合部材30上には、コイルばね部材40が配置され
ており、その上端部がベース軸101に取り付けられた支
持リング41に当接する一方、ばね部材40の下側が環状結
合部材30の上側を押しつけているので、環状結合部材30
は結合歯車26に押しつけられ、この結合歯車26は底プレ
ート201の環状フレーム部分203に押しつけられており、
この環状フレーム部分203はベースフランジ102に押しつ
けられている。
通常の作動中、環状結合部材30のノーズ32が結合歯車
26のリセス部分28と係合することによって、結合歯車26
はミラーベース11に対して回転方向に固定されている。
ここでモータ20を励起すると、動力伝達装置21の各第2
ウォームホィール25が、ミラーベース11に対して固定さ
れた結合歯車26回りの軌道に沿って押し進められる。
これらの第2ウォームホィール25はフレーム12内に軸
受で取り付けられており、このフレーム12にミラーハウ
ジング3も取り付けられているため、ミラーハウジング
3は支持部材2に対して回動するように押し進められ
る。
何らかの理由でフレーム12の移動が拘束された場合、
モータ20を流れる電流の強さが増加し、これは電流検出
手段によって検出される。そして、この手段は既知であ
るためにここではこれ以上に説明しないが、これがモー
タ20のスイッチを切る。
モータ20の回転によってフレーム12がミラーベース11
に対して回転することは可能であるが、動力伝達装置21
のセルフロッキングによる特徴のために逆転はできな
い。従って、外力がフレーム12に(すなわちミラーハウ
ジング3)に加えられた時、フレーム12は動力伝達装置
21によってミラーベース11に対して固定保持される。通
常の状態では、これによってミラーハウジング3は走行
中の風等の「通常の」外力によって回動しないようにな
っている。
他方、反対に、外力を加えることによってミラーハウ
ジング3を手動で回動させることが望まれる場合があ
る。さらに、安全性の観点から、特定レベルを超える力
の発生時にミラーハウジング3が曲がることが一般的に
法律で定められてさえいる。そのような曲がりは、異常
に大きい力の発生時にピボット機構10に対する負荷が大
きくなって機構を破壊することを防止するため、ピボッ
ト機構10にも好都合である。
従って、動力伝達装置21とベース軸101の間に切り離
し作動が生じる必要がある。その目的のために、環状結
合部材30のノーズ32と結合歯車26の対応リセス28は、傾
斜した側面を備えており、所定レベルを超える特定の接
線力(モーメント;偶力)の発生時に環状結合部材30の
ノーズ32が結合歯車26の対応リセス28から押し出され、
環状結合部材30が軸方向に押し上げられることによっ
て、ばね40が圧縮されるように傾斜側面の大きさが定め
られている。
その時、結合歯車26とミラーベース11の間の結合状態
が解除されて、ミラーハウジング3はフレーム12、モー
タ20、動力伝達装置21及び結合歯車26と一体化してミラ
ーベース11に対して自由に回転することができる。環状
結合部材30はミラーベース11に対して回転方向に固定さ
れたままである。
この所定レベルは、モータ20が発生できる最大偶力よ
り大きいが、手動回動中に動力伝達装置21及びモータ20
に過大な負荷が加わるほどに高くないように選択され
る。
前述したように、摩擦リング27は回転方向においてベ
ース軸101に対して固定されており、このために摩擦リ
ング27にはベース軸101のキー溝104にはまる半径方向内
向きの突起29を設けることができる。
従って、本装置10では、そのような回動移動中に摩擦
リング27の上表面と摩擦リング27の底表面の両方がそれ
ぞれ結合歯車26及び環状フレーム部分203に対して摩擦
状態で押しつけられているので、外力の作用による回動
に対して比較的大きい抵抗が得られる。この効果も、例
えば走行中の風に対して大きい安定性を与えることがで
きる。
ミラーハウジング3が車両支持部材2に対して回動移
動する間、環状フレーム部分203の底面はベースフラン
ジ102の上側を横切るように移動する。
本発明の重要な態様によれば、第5A図、第5B図、第6B
図及び第6C図を参照しながら以下に説明するように、ベ
ースフランジ102と環状フレーム部分203は、展開位置を
定め、折り畳み移動を制限すると共に、折り開き移動を
制限する手段を備えている。
従って、折り畳み制限手段は折り畳み限界位置を定め
るが、バックミラー等の適応構造は、ベースフランジ10
2と環状フレーム部分203の間に定められた本発明に従っ
た折り畳み制限手段よりも先に作動する追加折り畳み制
限手段を備えることが可能であり、その場合、これらの
追加折り畳み制限手段が実際の折り畳み限界位置を定め
る。同様な考察を折り開き制限手段にも適用できる。
しかし、空間がないため、そのような追加折り畳み制
限手段をアクチュエータ10の外部に設けることは望まし
くないか、不可能でもある場合があり、そのような場合
のために、本発明は、上記制限のすべてを本来的に与え
るピボット機構を提供している。
第5A図及び第5B図は、ベースフランジ102の環状の上
面150が内外に並んだ幾つかのリングに、図示の例では
2つのリングに、すなわち内側リング151と外側リング1
52に分解されていることを示している。
内側リング151は、所定角度αにわたって窪んだ構造
であり、わずかに傾斜した端部壁154及び155を有する第
1部分リング形溝153を形成している。直径方向におい
て第1部分リング形溝153に向かい合った位置で、外側
リング152は同じ角度αにわたって窪んだ構造であり、
やはりわずかに傾斜した端部壁157及び158を有する第2
部分リング形溝156を形成している。
直径方向において第1部分リング形溝153に向かい合
った位置で、内側リング151は、所定角度βにわたって
隆起した構造であり、わずかに傾斜した側面160及び161
を有する第1軸方向ノーズ159を形成しており、第1ノ
ーズ159の中心の角位置は、第2部分リング形溝156の中
心の角位置と一致している。
同様に、半径方向において第1ノーズ159に向かい合
った位置で、外側リング152は同じ角度βにわたって隆
起した構造であり、わずかに傾斜した側面163及び164を
有する第2軸方向ノーズ162を形成しており、第2ノー
ズ162の中心の角位置は、第1部分リング形溝153の中心
の角位置と一致している。
第6B図及び第6C図は、環状フレーム部分203の環状の
底面250が、ベースフランジ102の上面150と同様に、内
外に並んだ幾つかのリングに、図示の例では内側リング
251と外側リング252の2つのリングに分割されているこ
とを示している。
内側リング251は所定角度αに等しい角度にわたって
窪んだ構造であり、わずかに傾斜した端部壁254及び255
を有する第3部分リング形溝253を形成している。直径
方向において第3部分リング形溝253に向かい合った位
置で、外側リング252は同じ角度αにわたって窪んだ構
造であり、やはりわずかに傾斜した端部壁257及び258を
有する第4部分リング形溝256を形成している。
直径方向において第3部分リング形溝253に向かい合
った位置で、内側リング251は、同じ角度βにわたって
隆起した構造であり、わずかに傾斜した側面260及び261
を有する第3軸方向ノーズ259を形成しており、第3ノ
ーズ259の中心の角位置は、第4部分リング形溝256の中
心の角位置と一致している。
同様に、半径方向において第3ノーズ259に向かい合
った位置で、外側リング252は、同じ角度βにわたって
隆起した構造であり、わずかに傾斜した側面263及び264
を有する第4軸方向ノーズ262を形成しており、第4ノ
ーズ262の中心の角位置は、第3部分リング形溝253の中
心の角位置と一致している。
これらの溝及びノーズの寸法は、ピボット機構10の取
り付け状態において、第1、第2、第3及び第4ノーズ
159、162、259及び262がそれぞれ第3、第4、第1及び
第2溝253、256、153及び156に嵌り、環状フレーム部分
203の底面250がベースフランジ102の上面150の上に載る
ように定められている。
本発明の重要な利点は、ピボット機構10を左側のバッ
クミラー及び右側のバックミラーの両方に使用でき、変
更の必要がない点にある。左側のバックミラーの両方に
使用でき、変更の必要がない点にある。左側のバックミ
ラーに使用された時、通常の作動位置(展開位置)は、
第1、第2、第3及び第4溝153、156、253及び256のそ
れぞれの傾斜端部壁154、157、254、257によって定めら
れる。
ピボット機構10が展開位置にある場合、第3、第4、
第1及び第2ノーズ259、262、159、162のそれぞれの側
面261、264、161、164が第1、第2、第3及び第4溝15
3、156、253及び256のそれぞれの傾斜端部壁154、157、
254、257と接触する。
折り畳み移動中、第3、第4、第1及び第2ノーズ25
9、262、159、162は第1、第2、第3及び第4溝153、1
56、253及び256内を移動して、やがてそれらの他方の傾
斜側面260、263、160、163がそれぞれ第1、第2、第3
及び第4溝153、156、253及び256の他方の傾斜端部壁15
5、158、255、258と接触することによって、左側のミラ
ーの折り畳み限界位置が定められる。
前述したように、ピボット機構10が折り畳み限界位置
に到達しないようにする外部ストッパをミラーに設けて
もよい。
右側のバックミラーに使用する時、通常の作動位置
(展開位置)は、第1、第2、第3及び第4溝153、15
6、253及び256のそれぞれの傾斜端部壁155、158、255、
248によって定められる。
ピボット機構10が展開位置にある場合、第3、第4、
第1及び第2ノーズ259、262、159、162のそれぞれの側
面260、263、160、163が第1、第2、第3及び第4溝15
3、156、253及び256のそれぞれの傾斜端部壁155、158、
255、258と接触する。
折り畳み移動中、第3、第4、第1及び第2ノーズ25
9、262、159、162は第1、第2、第3及び第4溝153、1
56、253及び256内を移動して、やがてそれらの他方の傾
斜側面261、264、161、164がそれぞれ第1、第2、第3
及び第4溝153、156、253及び256の他方の傾斜端部壁15
4、157、254、257と接触することによって、右側のミラ
ーの折り畳み限界位置が定められる。
前述したように、ピボット機構10が折り畳み限界位置
に到達しないようにする外部ストッパをミラーに設けて
もよい。
このように、左側のミラー及び右側のミラーの両方に
対して、ノーズと溝によって定められる展開位置と折り
畳み位置の間の最大角距離(折り畳み移動の自由)がα
−βになり、好適な実施例では、この距離が約80゜であ
る。
次に、左側のミラーに使用した場合の第5図及び第6
図に示されているピボット機構10の、モータ20を励起し
た時の作動をさらに詳細に説明するが、そのミラーは実
際の折り畳み限界位置または実際の折り開き限界位置を
定める追加のストッパ手段を備えていないことを理解さ
れたい。
上記に関して、右側のミラーに使用する場合、作動は
対称的であることは当該技術の専門家には理解されるで
あろうから、そのように使用する場合の作動を個別に繰
り返さない。
本発明では、各場合において展開位置から始まり、従
って第3、第4、第1及び第2ノーズ259、262、159、1
62のそれぞれの側面261、264、161、164が第1、第2、
第3及び第4溝153、156、253及び256のそれぞれの傾斜
端部壁154、157、254、257と接触している。
電気力 操作ボタンを操作することによって運転者がモータ20
を折り畳み移動に対応した方向に励起した時、動力伝達
装置21の第2ウォームホィール25は結合歯車26の周囲を
反時計回りに移動し、フレーム12は反時計回りに回動
し、第3、第4、第1及び第2ノーズ259、262、159及
び162は、第1、第2、第3及び第4溝153、156、253及
び256内を移動し、やがてそれらの他方の傾斜側面260、
263、160、163がそれぞれ第1、第2、第3及び第4溝1
53、156、253及び256の他方の傾斜端部壁155、158、25
5、258と接触する。
従って、回動移動に対して妨害力が与えられるため、
モータ20を流れる電流の強さが増大し、その結果、前述
したように、モータ20のスイッチが切れるため、折り畳
み移動が終了する。
運転者がミラーハウジング3を展開位置へ戻したい
時、操作ボタンを操作してモータ20を逆方向に励起す
る。従って上記プロセスが逆向きに繰り返されて、やが
て第3、第4、第1及び第2ノーズ259、262、159及び1
62のそれぞれの側面261、264、161及び164が第1、第
2、第3及び第4溝153、156、253及び256のそれぞれの
傾斜端部壁154、157、254、257と接触するため、やはり
回動移動に対して妨害力が与えられ、モータ20がそれに
打ち勝つことができないため、展開移動が終了する。
この回動移動中、結合歯車26はベース軸101に対し
て、従って摩擦リング27に対して静止したままであるた
め、モータ20が打ち勝つべき摩擦量は外力の場合より小
さい。
機械的外力 比較的大きい後向きの力が展開位置にあるミラーハウ
ジング3に外部から加えられた時、前述したように動力
伝達装置21及びモータ20の損傷を防止するために、環状
結合部材30が軸方向に押し離されることによって、結合
歯車26をベース軸101から離脱させる。
ミラーハウジング3の次の折り畳み移動中、結合歯車
26はフレーム12に対して固定したままであり、環状結合
部材30はベース軸101に対して固定したままである。第
3、第4、第1及び第2ノーズ259、262、159、162が第
1、第2、第3及び第4溝153、156、53及び256内を最
大限に移動し、やがてそれらのそれぞれの他方の傾斜側
面260、263、160、163が第1、第2、第3及び第4溝15
3、156、253及び256のそれぞれの他方の傾斜端部壁15
5、158、255、258と接触する。
外力が取り除かれた時、ミラーハウジングはその時に
到達していた折り畳み中間位置に留まり、それの最大位
置は折り畳み限界位置である。このため、ミラーハウジ
ング3を折り畳み移動させるために必要な外力(偶力)
は主に摩擦力によって決定されるのに対して、ミラーハ
ウジング3が展開位置を離れるために必要な外力(偶
力)は、その摩擦力に環状結合部材30を軸方向に押し離
すために必要な力を加えた力になる。
折り畳み位置か、いずれかの折り畳み中間位置から、
手動展開移動によってミラーハウジング3を展開位置へ
戻すことができる。これに必要な外力(偶力)も、主に
摩擦力によって決定される。
ミラーハウジング3の展開移動中、結合歯車26はフレ
ーム12に対して固定されたままであり、環状結合部材30
はベース軸101に対して固定されたままである。第3、
第4、第1及び第2ノーズ259、262、159及び162は、第
1、第2、第3及び第4溝153、156、253及び256内を移
動し、やがて展開位置において、それらのそれぞれの側
面261、264、161、164が第1、第2、第3及び第4溝15
3、156、253及び256のそれぞれの傾斜端部壁154、157、
254、257と接触し、この時にさらに回動するために必要
な力が相当に増大するため、ユーザはこれをブロッキン
グとして感知する。このため、展開位置は再現可能に確
実に定められ、ユーザは展開位置に到達したことが確実
にわかる。
外力によってミラー機構3が展開位置からこの折り畳
み位置またはいずれかの折り畳み中間位置へ移動した場
合で、手動展開移動を実施する時、展開位置に到達した
時点で環状結合部材30のノーズ32が結合歯車26のリセス
28に再び押し込まれ、これに伴ったクリックをユーザは
(可聴音または感触で)感知することができる。
手動で到達したいずれの折り畳み中間位置からでも、
モータ20の励起によってもミラーハウジング3を展開位
置へ戻すことができる。そのためには、モータ20を折り
畳みに必要な方向と逆の方向に励起する。その結果、結
合歯車26が最初に回転して、やがて結合歯車26のリセス
28が環状結合部材30のノーズ32と整合し、この時に環状
結合部材30のノーズ32は結合歯車26のリセス28内へ再び
押し込まれる。それ以降、結合歯車26はベース軸101に
再び連結されて、上記のようにモータ20の回転によって
ミラーハウジング3が展開する。
ミラーハウジング3が手動で到達したいずれかの折り
畳み中間位置にある時にモータ20を折り畳みに必要な方
向と同じ方向に励起しても、これは害にならず、それに
よってミラーハウジング3は折り畳み位置に到達するだ
けであり、そこから通常通りに展開位置へ戻すことがで
きる。
前述したように、比較的大きい前向きの力が外部から
ミラーハウジング3に加えられた時、環状結合部材30が
軸方向に押し離されて、結合歯車26をベース軸101から
切り離すことができる。
さらに、第3、第4、第1及び第2ノーズ259、262、
159及び162の側面261、264、161及び164が傾斜状態にあ
ることと、第1、第2、第3及び第4溝153、156、253
及び256の端部壁154、157、254及び257が傾斜状態にあ
ることから、第3、第4、第1及び第2ノーズ259、26
2、159及び162が第1、第2、第3及び第4溝153、15
6、253及び256から押し出され、これに伴ってフレーム1
2全体がそれに取り付けられたミラーハウジング3と共
に第3、第4、第1及び第2ノーズ259、262、159及び1
62の軸方向寸法(高さ)に等しい距離だけ軸方向に移動
する。
次に折り開き移動では、この時は比較的小さい力を必
要とするだけであるが、結合歯車26がフレーム12に対し
て固定されたままであり、環状結合部材30はベース軸10
1に固定されたままである。第1及び第2ノーズ159及び
162は、環状フレーム部分203の底面250のそれぞれ内側
リング251及び外側リング252を横切るように摺動する一
方、第3及び第4ノーズ259及び262はベースフランジ10
2の上面150のそれぞれ内側リング151及び外側リング152
を横切るように摺動する。
外力が取り除かれた時、ミラーハウジングはその時点
で到達していた折り開き中間位置に留まり、それの外側
の位置は折り開き限界位置であって、第3及び第4ノー
ズ259及び262の傾斜側面261及び264がそれぞれ第1及び
第2ノーズ159及び162の傾斜側面161,164に出会った時
点でその限界位置に到達する。
これらのノーズ及び溝によって定められる展開位置と
折り開き限界位置の間の最大角距離(折り開き移動の自
由)は1/2(360゜−α−β)であり、好適な実施例では
100゜より大きい。好適な実施例では、αは約115゜で、
βは約35゜である。
各折り開き中間位置(及び折り開き限界位置)では、
ノーズ159,162,259,262がベース11に対するフレーム12
用の整合していない4つの支持点を形成しているため、
安定した状況が確保される。望まれる場合、内外に並ん
だリング及びそれに形成された溝及びノーズの数を増加
させて支持点の数を増加させることもできる。
第7A図ないし第7D図は、上記ピボット機構の、リング
の数を3にした変更例を示している。第7A図ないし第7D
図において、同一の参照番号は同一または対応の構成部
材を示しており、第5図及び第6図に示されている実施
例と比較して、第3リングが上記の2つのリングの外側
に追加されていることが理解されるであろう。
しかし、上記の2つのリングの内側に、またはその間
に第3リングを配置することもできることは明らかであ
ろう。ベースフランジ102の環状の上面150の第3リング
は参照番号170で示されており、角度寸法がαの第5部
分リング形溝171と、直径方向においてそれに向かい合
った位置に角度寸法がβの第5軸方向ノーズ172を備え
ている。
第5部分リング形溝171はわずかに傾斜した端部壁173
及び174を備えており、第5軸方向ノーズ172はわずかに
傾斜した側面175及び176を備えている。第5ノーズ172
の中心の角位置は、第1ノーズ159の中心の角位置に対
して約90゜ずれている。
同様に、環状フレーム部分203の環状底面250は、角度
寸法がαの第6部分リング形溝271と、直径方向におい
てそれに向かい合った位置に角度寸法がβの第6軸方向
ノーズ272を有する第3リングを備えている。
第6部分リング形溝271はわずかに傾斜した端部壁273
及び274を備え、第6軸方向ノーズ272はわずかに傾斜し
た側面275及び276を備えており、第6ノーズ272の中心
の角位置は、第3ノーズ259の中心の角位置に対して90
゜ずれている。
ミラーハウジング3を展開位置から前方へ離すために
必要な力(偶力)は、ミラーハウジング3を展開位置か
ら後方へ離すために必要な力(偶力)より大きい。結
局、どちらの場合も結合歯車26をベース軸101から切り
離す必要があり、このためにばね部材40が環状結合部材
30のノーズ32の軸方向寸法(高さ)に等しい距離だけ圧
縮されるのに対して、前回動方向ではさらにフレーム12
全体をベース軸101に対して第3、第4、第1及び第2
ノーズ259,262、159及び162の軸方向寸法(高さ)に等
しい距離だけ軸方向に移動させなければならないため、
その場合にはばね部材40をさらに圧縮する必要がある。
前述したように、第3及び第4ノーズ259及び262の傾
斜側面261,264がそれぞれ第1及び第2ノーズ159,162の
傾斜側面161及び164に出会った時、折り開き限界位置に
達する。第5図及び第6図に示されているようなそれら
の構造のため、それらのノーズは原理的にさらに回動移
動することを可能にする。
これに伴って、フレーム12全体がベース軸101に対し
てこれらのノーズ159,162,259,262の高さに等しい距離
だけさらに上昇し、ばね40がさらに圧縮されるため、こ
れはさらに大きい力を必要とする。ピボット機構10は、
フレーム12のそのようなさらなる軸方向移動を阻止する
ストッパ手段を備えることができる。
可能な実施例では、巻線が互いに接触することから、
本来的なストッパ部材として機能するのはばね40自体で
あるが、これは一般的に望ましくない。別の可能な実施
例では、環状結合部材30の軸方向寸法が、それのさらな
る軸方向変位を支持リング41が拘束するように選択され
る。
しかし、さらなる回転が直接的に阻止されるようにノ
ーズ159,162,259,262の形状を定めることも可能であ
る。そのような実施例の一例が第8A図ないし第8D図に示
されており、ここで第5図及び第6図と同一の参照番号
は同一または対応の構成部材を示している。
第1ノーズ159に隣接して、ほぼ直線状の端面182及び
183を有する第1ストップカム181が配置されている。第
1ストップカム181の接線寸法は第1ノーズ159の接線寸
法とほぼ同じであるか、第1ノーズ159の接線寸法より
わずかに大きく、各ノーズの接線寸法をそのノーズの半
分の高さでの接線寸法として定める。
同様に、各溝の接線寸法をその溝の半分の深さでの接
線寸法として定める。第3溝253は、第1ノーズ159及び
第1ストップカム181の結合体を収容できる半径方向寸
法(幅)を有している。半径方向(幅方向)において、
第3溝253は2つの部分に、すなわちノーズ159が配置さ
れる内側溝部分253′及びストップカム181が配置される
外側溝部分253″に分割されている。外側溝部分253″は
内側溝部分253′より大きい接線寸法を有しており、ほ
ぼ軸方向に延びた端面を備えている。必要に応じて変更
を加えて、第2,第3及び第4ノーズに、また第1、第2
及び第4溝にも同様に適用できる。
折り畳み限界位置及び展開位置において、各ストップ
カムはそれに対応した溝部分の延長部分に嵌り、それら
の端部と接触しない。この時の機構の作用は上記の通り
である。すなわち、展開位置において前向きの力を加え
ると、ノーズの傾斜側面とそれに対応した溝の傾斜端面
との協働によって折り開き移動が変更なく実施される。
折り開き限界位置に達した時、ストップカムの軸方向側
面が互いに当接することによって、それ以上の回動がで
きなくなる。
いずれの折り開き中間位置からでも、ミラーハウジン
グ3を手動折り戻し移動で展開位置へ戻すことができ
る。それに必要な外力(偶力)も、主に摩擦力によって
決定される。ミラーハウジング3の折り戻し移動中、結
合歯車26はフレーム12に対して固定されたままであり、
環状結合部材30はベース軸101に対して固定されたまま
である。
第3、第4、第1及び第2ノーズ259,262、159及び16
2はそれぞれリング151,152,251,252上を移動して、やが
て展開位置において第1、第2、第3及び第4溝153,15
6,253及び256に押し込まれ、その時点で環状結合部材30
のノーズ32が再び結合歯車26のリセス28に押し込まれ、
それに伴ったクリックをユーザが(可聴音または感触
で)感知することができる一方、この時にさらなる回動
に必要な力が相当に増加し、それをユーザはブロッキン
グとして感知する。このすべてから、ユーザは展開位置
に達したことがわかる。
いずれの折り開き中間位置からでも、ミラーハウジン
グ3をモータ20の作動によって再び展開位置へ戻すこと
ができる。そのために、モータ20を折り畳み移動の場合
と同じ方向に励起する。まず、結合ギヤ26がミラーハウ
ジング3に対して、またミラーベース11に対して回転し
て、やがて結合歯車26のリセス23が環状結合部材30のノ
ーズ32と整合し、ここで、これらのノーズ32が結合歯車
26のリセス23と係合することによって、結合歯車26をベ
ース管101に結合することができる。
その時点から先、結合歯車26は回転方向においてベー
ス軸101に固定されたままであり、フレーム12はミラー
ハウジング3と共に展開位置へ回動する(折り戻し移
動)。ノーズ159,162,259,262が溝253,256,153,156に到
達した時、フレーム12はミラーハウジング3と共に再び
軸方向に押し下げられるが、モータ20は大きい抗力を受
けず、折り畳み限界位置に到達するまで、回動移動が続
く(折り畳み移動)。その後、モータ20の回転方向が逆
になる(展開移動)。展開位置に到達した時、前述した
ようにモータ20のスイッチが切れる。
ミラーハウジング3が手動で到達したいずれかの折り
開き中間位置にある時、モータ20を展開に必要な方向と
同じ方向に励起しても、これは害になることはなく、そ
の場合は、折り開き位置に到達するだけであって、そこ
から通常通りに折り畳み位置に戻ることができる。
通常状態では、ピボット機構は電気作動するだけであ
り、従って展開位置か折り畳み限界位置をとることがで
きるだけである。機構が手動で特定位置へ移動する場
合、その位置は折り開き位置か折り畳み位置であろう。
従って、ピボット機構の制御システムは、ピボット機構
をいずれかの中間位置から展開位置へ移動させたい場
合、最初に機構を基準位置として折り畳み位置へ移動さ
せて、そこから展開位置へ移動させる。
しかし、そのような基準手順は、機構が外力の作用で
到達した位置にある場合にだけ必要である。従って、ピ
ボット機構が外力の作用で到達した位置にあるのかを検
出して信号を発生する検出手段が必要であり、その信号
を制御装置が利用して、モータがそれに基づいてこの基
準手順を任意に実行できるようにする。
本発明はそのような検出手段を設けており、本発明に
よるものは簡単で直接的な構造という利点を有し、ゴミ
や埃の影響を受けないように適当に保護されている。
この検出手段の1つの実施例300は、作動ロッド302を
有するマイクロスイッチ301を含む。第9A図の底面図に
示されているように、マイクロスイッチ301はベースフ
ランジ102内に配置されている。ベースフランジ102に、
軸方向通路がキー溝104の1つと一致して設けられてい
る。
第9B図の断面図で示されているように、作動ロッド30
2はこの開口に挿通されて、このキー溝104内をある程度
まで進んで、摩擦リング27及び結合歯車26より先まで延
出しており、このために、第3図にわかりやすく示され
ているように、摩擦リング27の突起はキー溝104の数よ
り少なくなっている。作動ロッド302の上端部は環状結
合部材30の突起31の底側に当接している。
通常の作動状態では、環状結合部材30の底側のノーズ
32が結合歯車26のリセス28内に下がっている。その状態
では、環状結合部材30が作動ロッド302を押しつけてお
り、マイクロスイッチ301は第1スイッチ状態(開また
は閉)にある。
前述したように、外力の影響を受けた回動中に、環状
結合部材30が上昇する結果、マイクロスイッチ301は作
動ロッド302を介して第2スイッチ状態(閉または開)
に移動する。当該技術の専門家には理解されるように、
図示しない電線を介して、マイクロスイッチ301の接点
はモータ20用の制御部材に接続されている。
本発明に従った動力伝達装置21は、上記実施例以外の
構造を有するものでもよいが、図示の実施例は強度の点
から好ましく、2つのウォームホィール25を用いて、両
方を結合歯車26に噛み合わせると共に、両方が第1ウォ
ームホィール23と同軸的に形成されたウォーム24で駆動
されるようにすることが特に好ましい。これに関連し
て、結合歯車26が第2ウォームホィール25の傾斜歯に対
応した傾斜歯を有していれば有利である。
結合歯車26をフレーム12の環状フレーム部分203の上
部に直接に、または任意であるが摩擦リング27を介在さ
せて載せて、動力伝達装置21の第2ウォームホィール25
及びこのウォームホィール25を駆動する第2ウォーム24
をその結合歯車26の平面上に配置することによって、ピ
ボット機構10をわずかな端部間寸法で形成することがで
きる。
本発明に従ったピボット機構10は、最小限の構成部材
で上記機能を提供する。これらの構成部材は、例えばプ
ラスチックから、ノーズ及びリセスの両方またはいずれ
か一方かを溝と共に一体部品として製造することができ
るため、製造コストを節約できる。結合歯車26を対称的
にする、すなわちそれの上面及び底面にリセス23を設け
ることによって、組み立てコストの節約も行うことがで
きる。
折り畳み限界位置及び展開限界位置を定めるノーズ及
び溝は一方向のみに作動するので、電気による回動作動
中に位置決定抗力に打ち勝つ必要がないため、モータ20
及び動力伝達装置21は特に強力である必要がなく、従っ
て比較的廉価にすることができる。
発明の概念または請求の範囲に定義されている保護範
囲から逸脱することなく本発明に従った装置の図示の実
施例に変更または修正を加えることが可能であること
は、専門家には理解されるであろう。
例えば、結合歯車にノーズを設ける一方、それに対応
したリセス部分を環状結合部材に設けることも可能であ
る。ベース軸に対する環状結合部材の回転方向の固定
は、他の手段で、例えばキー溝の外形以外の外形を選択
することによって実現することもできる。
さらに、ベースフランジ102及びフレーム12の溝及び
ノーズを互いに直径方向に向かい合わせることは厳密的
に必要ではないが、対称性の理由からこれが好ましい。
溝の相対的な変位はその溝にはまるノーズの同様な相対
的な変位を必要とすることは当該技術の専門家には理解
されるであろう。
さらに、逆の組み立てにして、ベース軸を有するミラ
ーベースをミラーハウジングに取り付ける一方、車両に
取り付けられた支持部材にフレームを取り付けることも
可能であることは理解されるであろう。
上記実施例では、各リングに1つのノーズ及び1つの
溝が組み合わされている。しかし、各リングに2つのノ
ーズ及び2つの溝を組み合わせて、各リングの順序を90
゜の間隔でノーズ・溝・ノーズ・溝にすることもでき
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブロム, アドリアヌス ヨハネス マ リア オランダ国 エヌエル―3708 ゼットエ ル ツァイスト プリンセス マルグリ ートラン 157 (72)発明者 ブルワー, ステファン フリッツ オランダ国 エヌエル―2517 エイチケ イ デン ハーグ ホランダーストラー ト 22 (72)発明者 バンツァンテン,アルバータス オランダ国 エヌエル―5235 デーピー エス―ヘルトゲンボッシュ ビジステ レン 57 (56)参考文献 特公 平4−71734(JP,B2) 実公 平3−6524(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 1/06

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動ピボットアクチュエータ(10)であっ
    て、 ベース軸(101)、及びほぼ環状の上面(150)を有する
    ベースフランジ(102)を含むミラーベース(11)と、 環状の底面(250)を有する環状フレーム部分(203)が
    前記ベース軸(101)の回りに伸びて前記ベースフラン
    ジ(102)上に載るようにしたフレーム(12)と、 該フレーム(12)の前記環状フレーム部分(203)の上
    で前記ベース軸(101)の回りに、任意であるが摩擦リ
    ング(27)を介在させて配置された環状の結合歯車(2
    6)と、 該結合歯車(26)の上面に載置された環状の結合部材
    (30)と、 該環状の結合部材(30)の底面と前記結合歯車(26)の
    上面の間に偶力制限噛み合い連結部を形成する手段(2
    8,32)と、 前記ベース軸(101)に対する前記環状結合部材(30)
    の回転方向の固定及び軸方向自由を与える手段(31,10
    3,104)と、 前記環状結合部材(30)の上面に軸方向下向きの圧力を
    加える手段(40)と、 電動モータ(20)と、 該モータ(20)の従動軸(20′)と前記結合歯車(26)
    の間に連結された動力伝達装置(21)と、 前記ミラーベース(11)と前記ハウジングフレーム(1
    2)の間に形成されて、前記ピボットアクチュエータ(1
    0)の展開位置、折り畳み限界位置及び折り開き限界位
    置を定める一方向作動式偶力制限ストップ手段とを含
    み、 該ストップ手段は、 前記ミラーベース(11)の前記環状上面(150)の内側
    リング(151)内に形成されて傾斜端面(154,155)を有
    する第1部分リング形溝(153)、前記上面(150)の外
    側リング(152)内に形成されて傾斜端面(157,158)を
    有する第2部分リング形溝(156)、前記環状フレーム
    部分(203)の前記環状底面(250)の内側リング(25
    1)内に形成されて傾斜端面(254,255)を有する第3部
    分リング形溝(253)、及び前記底面(250)の外側リン
    グ(252)内に形成されて傾斜端面(257,258)を有する
    第4部分リング形溝(256)を含み、前記各溝は互いに
    等しい角度寸法(α)を有しており、さらに、 前記上面(150)の前記内側リング(151)に形成されて
    傾斜側面(160,161)を有する第1ノーズ(159)、前記
    上面(150)の前記外側リング(152)に形成されて傾斜
    側面(163,164)を有する第2ノーズ(162)、前記底面
    (250)の前記内側リング(251)に形成されて傾斜側面
    (260,261)(260,261)を有する第3ノーズ(259)、
    及び前記底面(250)の前記外側リング(252)に形成さ
    れて傾斜側面(263,264)を有する第4ノーズ(262)を
    含み、 前記第1ノーズ(159)が前記第3溝(253)に嵌り、前
    記第2ノーズ(162)が前記第4溝(256)に嵌り、前記
    第3ノーズ(259)は前記第1溝(153)に嵌り、前記第
    4ノーズ(262)が前記第2溝(156)に嵌っており、 前記各ノーズが互いに等しい角度寸法(β)を有してい
    る、ことを特徴とする電動ピボット機構。
  2. 【請求項2】前記ベースフランジ(102)と前記ベース
    軸(101)は、一体部材として形成されていることを特
    徴とする請求の範囲第1項に記載の電動ピボット機構。
  3. 【請求項3】前記動力伝達装置(21)は、ウォーム(2
    4)によって駆動される少なくとも1つのウォームホィ
    ール(25)を含み、該ウォームホィール(25)は、前記
    フレーム(12)に軸受で取り付けられて前記結合歯車
    (26)と噛み合っており、前記ウォームホィール(25)
    は、前記ウォーム(24)のピッチに対応した傾斜歯を有
    し、前記結合歯車(26)は、前記ウォームホィール(2
    5)の傾斜歯に対応した傾斜歯を有していることを特徴
    とする請求の範囲第1項または第2項に記載の電動ピボ
    ット機構。
  4. 【請求項4】前記動力伝達装置(21)は、前記結合歯車
    (26)に平行に連結された2つのウォームホィール(2
    5)を含み、該2つのウォームホィール(225)は、一直
    線に並んで好ましくは一体部材として形成された2つの
    ウォーム(24)によって駆動されることを特徴とする請
    求の範囲第3項に記載の電動ピボット機構。
  5. 【請求項5】前記ベースフランジ(102)は、車両
    (1)に固定された支持部材(2)内の対応のリセスに
    嵌る差し込み部を形成するように、好ましくは3つの半
    径方向突起(110)を有していることを特徴とする請求
    の範囲第1項ないし第4項のいずれか1項に記載の電動
    ピボット機構。
  6. 【請求項6】αは約115゜であり、βは約35゜であるこ
    とを特徴とする請求の範囲第1項ないし第5項のいずれ
    か1項に記載の電動ピボット機構。
  7. 【請求項7】摩擦リング(27)が、前記結合歯車(26)
    と前記環状フレーム部分(203)の間に配置されてお
    り、前記摩擦リング(27)は、ベース軸(101)に対し
    て回転方向に固定されていることを特徴とする請求の範
    囲第1項ないし第6項のいずれか1項に記載の電動ピボ
    ット機構。
  8. 【請求項8】軸方向に延びた側面(182,183)を有する
    ストップカム(181)がノーズ(159)に隣接して設けら
    れており、該ノーズ(159)と組み合わされる溝(253)
    は、傾斜端面(254,255)を有する内側部分(253′)、
    及び軸方向に延びた端面を有する外側部分(253″)を
    含み、該外側部分(253″)の接線寸法は、前記内側部
    分(253′)の接線寸法より大きくなっていることを特
    徴とする請求の範囲第1項ないし第7項のいずれか1項
    に記載の電動ピボット機構。
  9. 【請求項9】装置が外力の作用によって到達した位置に
    あるのかを検出するための検出手段(300)が設けられ
    ていることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第8項
    のいずれか1項に記載の電動ピボット機構。
  10. 【請求項10】検出手段(300)は、ベースフランジ(1
    02)内の開口に挿通されて端部が前記環状結合部材(3
    0)と協働するようにした作動ロッド(302)によって作
    動するマイクロスイッチ(301)を含むことを特徴とす
    る請求の範囲第9項に記載の電動ピボット機構。
  11. 【請求項11】軸線(4)回りに回動するように支持部
    材(2)に取り付けられたミラーハウジング(3)内に
    取り付けられたバックミラー(5)を含む車両(1)で
    あって、請求の範囲第1項ないし第10項のいずれか1項
    に記載の電動ピボット機構(10)が前記ミラーハウジン
    グ(3)を回動させるために設けられていることを特徴
    とする車両。
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