JPH09286280A - 割出しと制御した枢動とを可能とした外部ミラー - Google Patents

割出しと制御した枢動とを可能とした外部ミラー

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JPH09286280A
JPH09286280A JP8068520A JP6852096A JPH09286280A JP H09286280 A JPH09286280 A JP H09286280A JP 8068520 A JP8068520 A JP 8068520A JP 6852096 A JP6852096 A JP 6852096A JP H09286280 A JPH09286280 A JP H09286280A
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JP8068520A
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English (en)
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Ian Boddy
ボディ イアン
Matthew D Potts
ディー.ポッツ マシュー
Keith D Foote
ディー.フット キース
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ROOWELL ENG CORP
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LOWELL ENG CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全ての状況で安定した制御を保持する。 【解決手段】 ミラーユニットを保持するハウジング組
立体と、ハウジング組立体を支持する支持組立体と、支
持組立体とハウジング組立体との間の動力作動式のピボ
ット組立体とを具備し、ばね付勢枢動制御システムがピ
ボット組立体の可動管状部材と支持組立体との間に配置
され、ばね付勢割出しシステムが運動伝達部材と可動管
状部材との間に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】前述の出願に開示した車両用
ミラー組立体は、畳まれた位置への後方向への動力運動
と、後方の畳まれた位置へのまたは通常の作動をしてい
る作動位置から離れる前方への衝撃力運動が可能な単枢
動軸型の外部ドア取付け型の車両用ミラー組立体であ
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】上記
車両用ミラー組立体の重要な側面は、枢動運動できるよ
うに支持組立体へハウジング組立体を取り付ける取付け
方と、上記枢動運動の制御の仕方とである。ハウジング
組立体と支持組立体との間でのいかなる枢動運動中にお
いても作動可能な枢動制御システムを設けることや、動
力枢動が用いられていないときの衝撃力枢動を受けるた
めに設けられた割出しシステムを上記枢動制御システム
に組み入れることが知られている。一体型デュアル制御
・割出しシステムの例は米国特許第4,981,349
号に開示されている。米国特許第4,981,349号
に開示された一体型デュアル制御・割出しシステム全て
は、電気モータとその電気モータによって作動される運
動伝達機構とを一体的に備えた割出しシステムを有す
る。割出しシステムと運動伝達機構とを一体化する働き
をする部品は、累積バックラッシュ(cumulative backla
sh) を備えた運動伝達機構全体と噛合する平歯車であ
る。割出しシステムは、ミラー組立体の固定支持構造と
平歯車との間に接続される。制御システムにより、ミラ
ーのハウジングが普通に見える位置から畳まれた位置へ
比較的小さな抵抗で動かされる。ミラーのハウジングが
電気モータによって普通に見える位置へ動かされたと
き、運動伝達機構はミラーのハウジングを普通に見える
位置へと付勢する働きをし、ここでは制御システムは普
通に見える位置を越えて動いてしまうことに対して比較
的大きな抵抗を提供する。この運動に対する比較的大き
な抵抗は、運動伝達機構の累積バックラッシュをとると
共にミラーのハウジングを安定した状態に維持するのに
十分な制御を提供するのには十分な抵抗である。しかし
ながらミラーのハウジングが動力以外によって普通に見
える位置へ動かされたときには、運動伝達機構の累積バ
ックラッシュがとられずに、ミラーのハウジングは比較
的不安定な状態のままである。本発明の技術によると、
完全な制御が欠落している問題は、固定支持構造ではな
く可動ハウジングを備えた運動伝達機構の一体型平歯車
を割り出すことにより解決される。
【0003】
【課題を解決するための手段】従って本発明の目的は、
全ての状況で安定した制御を保つミラー組立体を提供す
ることである。本発明の原理によると、上記目的は、ハ
ウジング組立体と、該ハウジング組立体に取り付けられ
たミラーユニットとを具備する車両用ミラー組立体を提
供することによって達成される。支持組立体は、車両に
取り付けられて固定されるように構築且つ構成されると
共に、車両の運転手が後方を見るための外部ミラーとし
てミラーユニットが機能するように車両から横方向且つ
外方へ延びる作動位置にハウジング組立体を支持するよ
うに構築且つ構成される。動力作動式のピボット組立体
は、支持組立体とハウジング組立体との間に設けられ、
(1)該ピボット組立体の動力作動に応じるときには車
両に対して作動位置と畳まれた位置との間で、(2)い
ずれかの方向へ供給された所望でない衝撃に応じるとき
には作動位置からいずれかの方向へ、略鉛直な軸線周り
で前記支持組立体に対して前記ハウジング組立体を枢動
するように構築且つ構成される。動力作動式のピボット
組立体は、電気モータを有すると共に、該電気モータの
出力軸と前記ハウジング組立体との間に減速運動伝達組
立体を有する。この減速運動伝達組立体は、前記出力軸
の所望の回転運動に応じて動くように接続された運動伝
達部材と、前記軸線と同心状に配置され且つ前記ハウジ
ング組立体と共に動くように接続された可動管状部材と
を有する。ばね付勢枢動制御システムは前記可動管状部
材と前記支持組立体との間に配置され、前記軸線周りの
可動管状部材の枢動運動、従ってそこに接続された前記
ハウジング組立体の枢動運動に対する制御抵抗を提供す
るように構築且つ構成され、この制御抵抗は、(1)前
記ハウジング組立体が前記作動位置と畳まれた位置との
間でいずれかの方向へ動くときには所定値を越えず、
(2)前記ハウジング組立体が畳まれた位置から離れる
方向へ作動位置へ動かされたとき、および畳まれた位置
から離れる方向へ前記ハウジング組立体へ供給された所
望でない衝撃に応じて作動位置から離れる方向へと動か
されるときには、所定値を越える。ばね付勢割出しシス
テムは運動伝達部材と可動管状部材との間に配置され、
(1)前記モータ軸の所望の回転に応じるときには運動
伝達部材の運動を前記可動管状部材へと伝達し、前記制
御システムが前記モータ軸の所望の回転に応じた前記所
定値を越えない運動に対する制御抵抗を提供しつつ前記
ハウジング組立体を作動位置と畳まれた位置との間で動
かし、(2)(1)制御システムによって提供された制
御抵抗から独立した運動に対する割出し抵抗を割出しシ
ステムが提供しつつ作動位置から畳まれた位置へとハウ
ジング組立体を動かす方向、および(2)制御システム
によって提供された制御抵抗から独立した割出し抵抗を
割出しシステムが提供しつつ畳まれた位置から離れて作
動位置を越えてハウジング組立体を動かす方向におい
て、ハウジング組立体へ供給された所望でない衝撃に応
じて運動伝達部材に対し作動位置からハウジング組立体
と共に可動管状部材を動かすように構築且つ構成され
る。
【0004】本発明の他の目的は、構造が簡素で、作動
が効率的で、そして製造やメンテナンスが経済的である
上述のタイプのミラー組立体を提供することである。本
発明の上記および他の目的は、以下の詳細な説明および
添付の請求の範囲から明らかであろう。例示としての実
施形態を示した添付の図面を参照すると最も良く本発明
を理解できるであろう。
【0005】
【発明の実施の形態】特に図面を参照すると、図1には
全体を参照番号10で示した車両用ミラー組立体が示さ
れており、この車両用ミラー組立体は本発明の原理を具
体化したものである。車両用ミラー組立体10は、大ま
かに、全体を参照番号12で示したハウジング組立体
と、ハウジング組立体12に取り付けられた全体を参照
番号14で示したミラーユニットと、車両の運転手が後
方を見るためのミラーとしてミラーユニット14が働く
よう車両、特に前扉に取り付けられ固定されるように構
築且つ構成された全体を参照番号16で示した支持組立
体と、支持組立体16とハウジング組立体12との間の
全体を参照番号18で示した動力作動式のピボット組立
体とを有しており、このピボット組立体は、(1)動力
作動式のピボット組立体18の動力作動に応じるときは
車両に対し通常の作動をしている作動位置と畳まれた位
置との間で、(2)いずれかの方向に供給された所望で
ない衝撃に応じるときは作動位置からいずれかの方向
へ、支持組立体に対してハウジング組立体を鉛直軸線周
りで枢動させるように構築且つ構成されている。また動
力作動式のピボット組立体18により、ハウジング組立
体12はハウジング組立体12に対しいずれかの方向へ
加えられた手動力または衝撃力に応じて作動位置からい
ずれかの方向へ動くことができる。
【0006】ハウジング組立体12の構成は、ミラー組
立体10が乗用の自動車に取り付けられるのか、または
トラック等の他のタイプの自動車に取り付けられるのか
によって決まる。図示した乗用車の実施形態では、ハウ
ジング組立体12は、ミラーユニット14を包囲して延
びる後方に配置された周囲部分22を提供する鋳型成形
されたプラスチック製のシェル構造20と、ミラーユニ
ット14を覆うように前方へ張り出した前方壁21とを
有する。
【0007】また図示したように、ハウジング組立体1
2は固定ケーシング部材26を有し、この固定ケーシン
グ部材26は、前方ハウジング壁24の中央部分に取り
付けるかまたは一体部分として成形される。固定ケーシ
ング部材26は、そこに取り外し可能に取り付けられた
協動ケーシング部材28と丁度合うように構築且つ構成
されている。これらケーシング部材26および28内で
は、全体を参照番号30で示した動力作動式の調節機構
がこれらケーシング部材26および28によって保持さ
れており、この調節機構30は協動ケーシング部材28
からミラーユニット14へ延びている。調節機構30
は、ハウジング組立体14に対し複数の調節位置の一つ
にミラーユニット14を動かすように構築且つ構成され
ている。図示したように、調節機構30は共通の譲受人
へ譲渡された同時係属の米国特許第5,467,230
号に開示された原理に従って構成されており、この特許
の開示内容は参照して本明細書にも含まれている。例え
ば米国特許第4,915,493号に開示されている従
来の機構のような他の公知の動力作動式の機構を使用し
てもよく、上記特許の開示内容は参照して本願にも含ま
れている。
【0008】図示した実施形態では、ミラーユニット1
4はミラー32とミラーホルダ34とからなり、ミラー
ユニットの前方部分は調節機構30用の取付け要素を有
する。調節機構30は動力作動式である必要はなく、手
動作動式でもよい。
【0009】図示した好適実施形態では、支持組立体1
6は、車両の前扉に取り付けられた剛性構造36を有す
る。所望であるならば、共通の譲受人に譲渡された同時
係属の米国特許第5,477,391号の技術に従い、
剛性構造36をカバー部材(図示せず)により覆うこと
もでき、上記特許の開示内容は参照して本願にも含まれ
ている。
【0010】動力作動式のピボット組立体18は本発明
の原理に従って構成されている。ピボット組立体18
は、所定の順序で下方へ動かされて互いに所定の協動関
係になるようにして固定支持構造36に対して組み立て
られるように構築且つ構成された一連の部品から作製さ
れるのが好ましい。これら部品は、ピボット組立体18
によって提供される鉛直枢動軸線と同心状に固定支持構
造36へ取り付けられた内側固定管状部材38および外
側固定管状部材40と、内側固定管状部材38内に配置
される電気モータ42と、電気モータ42の出力軸46
とハウジング組立体12との間の全体を参照番号44で
示した減速運動伝達組立体とを有する。
【0011】図2に最も良く示したように、減速運動伝
達組立体44は長い長シャフト48とスタブシャフト5
0とを有し、これらシャフト48および50は、下方へ
動かすことにより、固定支持構造36にそれぞれ形成さ
れた上方へ開口したベアリング溝52と下方へ開口した
ベアリング穴54とへ組み立てられるべき最初の部品で
ある。図示したように、ベアリング穴54はスタブシャ
フト50の下方端部分を収容するために枢動軸線に対し
平行に形成されており、ベアリング溝52は、長シャフ
ト48がスタブシャフト50の軸線およびピボット組立
体18によって提供される枢動軸線とを通る平面に対し
平行な軸線の周りで回転するよう固定支持構造36に軸
受けされるように、固定支持構造36に形成されてい
る。
【0012】また減速運動伝達組立体44は、電気モー
タの出力軸46に取り付けられたウォーム歯車または螺
旋歯車のいずれかの駆動歯車56と、この駆動歯車56
と噛合するように長シャフト48に配置された被駆動歯
車58とを有する。長シャフト48には、これもまたウ
ォーム歯車または螺旋歯車のいずれかである副駆動歯車
60が取り付けられている。この副駆動歯車60と噛合
するようにスタブシャフト50には副被駆動歯車62が
取り付けられている。この副被駆動歯車62の上方のス
タブシャフト50にはリング歯車66と噛合する平歯車
64が取り付けられている。リング歯車66は、内側固
定管状部材38の下方端部に形成された環状の外側フラ
ンジ68に載置されている。
【0013】長シャフト48用のベアリング溝52は、
協動する歯車56および58の領域、並びに協動する歯
車60および62の領域では大きくなっており、長シャ
フト48およびスタブシャフト50を組立中に共にまた
は一方が他方に続いて下方へ動かすことができる。図示
した好適実施形態では、電気モータ42は、下方端部に
ある外側フランジ68を動かして固定支持構造36と係
合させて組み立てるべき次の部品である内側固定管状部
材38内に取り付けられ固定されている。内側固定管状
部材38は一方の側にL形の壁部分70を有し、その壁
部分70の水平突起にはベアリング72を収容するため
の穴が設けられており、その穴内にはスタブシャフト5
0の上方端部が軸受けされる。
【0014】内側固定管状部材38が枢動軸線と同心状
のそれ自体の軸線の周りで動いてしまうことを積極的に
妨げるために、外側フランジ68は固定支持構造36へ
ピンにより適切に固定され、またはそれ自体の軸線の周
りでの回転を防止されている。駆動歯車56と被駆動歯
車58とを噛合するよう、電気モータ42が取り付けら
れた内側固定管状部材38を組み立てなければならな
い。更に電気モータ42は固定支持構造36に取り付け
られるため、電気モータ42用の電気制御ワイヤ(図示
せず)を収容するのに適切な溝(図示せず)を固定支持
構造36に形成することもできる。電気モータ42は内
側固定管状部材38内の空間全てを占めている訳ではな
く、内側固定管状部材38内の電気モータ42を通すこ
とによりピボット組立体18を通して固定支持構造36
から動力作動式の調節機構30の電気モータを作動する
ための他のワイヤ(図示せず)を供給することができ
る。
【0015】リング歯車66は可動管状部材74内に取
り付けられた副組立体の一部を形成する。可動管状部材
74を有する副組立体を動力作動式のピボット組立体1
8の部品と考えてもよい。
【0016】副組立体は、リング歯車66と可動管状部
材74との間に取り付けられた全体を参照番号76で示
したばね付勢型の割出しシステムを有する。図3および
図4に最も良く示したように、割出しシステム76はキ
ー要素80によって可動管状部材74の内周面にキー係
合する割出しリング78を有するため、可動管状部材7
4に対して軸線方向へは動くことができるが鉛直軸線周
りで回転するときには可動管状部材74と共にしか動く
ことができない。可動管状部材74はその上方中間部分
に径方向へ延びる径方向部分82を有し、この径方向部
分82は可動管状部材74の内周面に下方を向いた面を
提供する。割出しシステム76を付勢するためのコイル
ばね84は、径方向部分82の下方を向いた面に据えら
れる上方端部と、割出しリング66に据えられる下方端
部とを有する。割出しリング78は、そこに形成された
四つの環方向に離間した下方へ開口した凹部86を有
し、その円弧方向の長さ(arcuate extent)は互いに反対
側に位置する傾斜面によって確定する。リング歯車66
は、凹部86に収容される形状をした四つの環方向に離
間した突起88を有する。コイルばね84と割出しリン
グ78とリング歯車66とからなる副組立体は、可動環
状部材74の内周面へそれぞれ動かされ、従来のC形ク
リップ90によって応力を掛けられた状態でそこに保持
される。
【0017】包含された副組立体を備えた可動管状部材
74は、次に、平歯車64と平歯車66とが噛合するよ
うに、可動管状部材74の下方端が固定支持構造36に
載置されるまで内側固定管状部材38を覆って下方へ動
かされることにより組み立てられる。
【0018】外側固定管状部材40は組み立てられるべ
きピボット組立体18の最後の部品である。外側固定管
状部材40は、その下方端部に外方へ延びる下方フラン
ジ92と、その上方端部に内方へ向いた上方フランジ9
4とを有する。外側固定管状部材40の軸線方向長さ(e
xtent)は、径方向部分82の下方における可動管状部分
74の軸線方向長さよりも大きく、その可動管状部分7
4全体の軸線方向長さよりも小さい。外側固定管状部材
40が可動管状部材74を覆って組み立てられて下方フ
ランジ92が固定支持構造36と係合するとき、上方フ
ランジ94の下面と径方向部分82の上面との間に環状
空間が残されているような軸線方向の相対的な大きさに
する。この環状空間内には、本発明の原理に従って構成
した全体を参照番号96で示したばね付勢型の制御シス
テムが設けられる。
【0019】図3および図5に最も良く示したように、
ばね付勢型の制御システム96は、波形リング状のばね
鋼の形態の付勢ばね98を有し、この付勢ばね98は、
径方向部分82の上面に載置されるまで可動管状部材7
4の上周面を覆うように取り付けられる。また制御シス
テム96は制御リング100を有し、この制御リング1
00は波形リングばね98に載置されるまで可動管状部
材の上面を覆うように取り付けられる。制御リング10
0はキー要素102によって可動管状部材74の外側上
方周面へキー係合されるため、それ自体の軸線周りで回
転するときには可動管状部材74と共に動かなければな
らないが、付勢ばね98に対抗した可動管状部材74に
対する軸線方向の動きは可能である。
【0020】制御リング100の上面には環方向に離間
した一対の凹部が設けられており、その円弧方向の長さ
(arcuate extent)は傾斜面104によって決まる。隣接
した凹部の隣接した傾斜面104の間には上方を向いた
水平面106が延びる。外側固定管状部材40の上方フ
ランジ94の下面には環方向へ離間した一対の突起10
8が設けられている。各突起108は互いに反対側に位
置する傾斜面によって決まる円弧長を有し、この円弧長
は対応する凹部の円弧長よりもかなり小さい。隣接した
突起の隣接した傾斜面の間で延び、外側固定管状部材4
0が組み立てられたときに制御リング100の上方を向
いた水平面106と係合するのに適した下方を向いた水
平面が上方フランジ94によって提供される。波形リン
グばね98および制御リング100が可動管状部材74
に取り付けられたあと、固定用部材110を外側固定管
状部材40の下方フランジ92へ通し、そして固定支持
構造36へ通すことによりピボット組立体18の最終組
立が完了する。ブラケット112は可動管状部材74の
上端部と固定ケーシング部材26とを接続して、ミラー
組立体100全体を完成する働きをする。
【0021】ミラー組立体10を車両に組み付けてハウ
ジング組立体を作動位置またはミラーで見ることができ
る位置に配置したとき、ばね付勢型の制御システム96
は図3および図5に示した位置にあり、ここでは水平面
106の反時計回りの側の傾斜面104は、突起の傾斜
面と係合している。更に、割出しシステム76の突起8
8は凹部86に位置する。波形リングばね98はばね圧
を提供し、このばね圧により上方フランジ94の下方を
向いた面と制御リング100の上方を向いた面とが係合
する。波形リングばね98によって提供された摺動摩擦
抵抗は、割出しシステム76の突起88が凹部86から
出てしまうのを防止しているコイルばね84によって提
供された抵抗よりもかなり小さい。
【0022】上で示した状態のミラー組立体10におい
ては、車両の運転手側の車内に延びたコントローラを作
動し、電気モータ42を作動させることができる。電気
モータ42は可逆モータであり、コントローラはいずれ
かの方向へ電気モータ42を作動させるスイッチまたは
ボタンを有するのが好ましい。電気モータ42がある方
向へ回転すると、駆動歯車56は噛合歯車を介して長シ
ャフト48へと回転運動を伝達し、次に長シャフト48
上の副駆動歯車60が副被駆動歯車62を駆動し、スタ
ブシャフト50を回転する。平歯車64はスタブシャフ
ト50と共に回転し、リング歯車66との噛合関係によ
ってリング歯車66が回転される。制御システム96に
よって提供される回転抵抗が割出しシステム76よりも
小さいために、リング歯車66の回転運動が割出しシス
テム76によって可動管状部材74へと伝達される。可
動管状部材74がその上端部にてハウジング組立体12
へ接続されているため、ハウジング組立体12は作動位
置から畳まれた位置へ回転する。この動きの間は、提供
された制御抵抗は所定値を越えない。最も広い局面で
は、本発明は所定値以下における抵抗の変化を考慮して
いる。上述したように摺動面が滑らかであり、従って抵
抗が所定値で一定であることが好ましい。
【0023】ハウジング組立体12が畳まれた位置に到
達すると、時計回りの傾斜面104が突起108に係合
し、波形リングばね98によって提供された高いばね率
によって更に回転運動することに対する高い抵抗が生じ
る。この抵抗によって電気モータ42が止められ、次い
で、電流スパイク(current spike) が生じる。電気モー
タを止めたときにその電気モータを保護するために電流
制限器を用いてもよい。電流制限器を用いる代わりに機
械的なクラッチを用いて、移動の終わりに残余過剰時間
をとることも考えられる。このクラッチは中間の長シャ
フト48に配置される。最後のウォーム歯車のセットが
更に歯車列の下流にあるので、クラッチは手動運動中に
は効かない。このクラッチはミラー組立体10が電気的
に作動され、そして移動条件を満たすのに与えられた余
分な時間をとるのに十分な長い時間がたったときにのみ
滑る。電気モータが作動されて反対方向へ回転される
と、ハウジング組立体12は回転して作動位置に戻る。
【0024】ミラーハウジング12が通常作動位置にあ
り、力が後ろ方向へミラーハウジングに加わると、ハウ
ジング組立体12がその軸線周りで畳まれた位置へとタ
ーンまたは回転される傾向は、可動管状部材74がハウ
ジング組立体12へ固定接続されているため、可動管状
部材74へと伝達される。電気モータ42が作動せず、
リング歯車66までの且つリング歯車66を含む運動伝
達機構44が静止状態に保持されているため、ハウジン
グ組立体12がそれ自体の軸線周りで枢動する傾向は、
両方とも可動管状部材74の動きが可能なように動かな
ければならない制御システムおよび割出しシステムによ
って阻止される。ハウジング組立体12へ供給された力
が両方の抵抗に打ち勝つのに十分であれば、ハウジング
組立体12は作動位置から畳まれた位置へと動く。この
動きの間、制御システムは前と同じ一定の抵抗を提供
し、割出しシステムは初めに増大してそれから一定にな
る抵抗を提供する。
【0025】作動位置にあるときに前方への力がハウジ
ング組立体12に加わると、ピボット組立体18によっ
て提供された鉛直軸線周りにおける同様の枢動運動が生
じ、ハウジング組立体12はその軸線周りで前方へ畳ま
れる。この動きの間、割出しシステムの抵抗は、後方へ
の動きの間に提供された抵抗と等しい。しかしながら制
御システムの抵抗は異なり、初めに増大してそれから高
い値で一定となる。衝撃により動いたあとは、ミラー組
立体12は、動力または手動のいずれかによって作動位
置へ戻される。
【0026】本願で言及または引用した米国特許出願ま
たは米国特許は、参照されて本願に含まれる。従って本
発明の目的は完全に効果的に達成された。しかしながら
上述の特別な好適実施形態は、本発明のために示し説明
したものであって、上記原理から逸脱することなく変更
することもできる。従って本発明は後述の請求の範囲お
よび精神内における全ての変更例を含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミラー組立体が作動位置にある状態において車
両の左側から前方を見た本発明の原理を具体化した車両
用ミラー組立体の立面図であり、ミラー組立体は理解し
易くするために部分的に断面にされている。
【図2】図1の線2−2に沿った拡大部分断面図であ
る。
【図3】図1において断面で示した構成要素の拡大断面
図である。
【図4】図3の線4−4に沿った断面図である。
【図5】図3の線5−5に沿った断面図である。
【符号の説明】
12…ハウジング組立体 14…ミラーユニット 16…支持組立体 18…ピボット組立体 42…電気モータ 44…減速運動伝達組立体 74…可動管状部材 76…割出しシステム 96…制御システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マシュー ディー.ポッツ アメリカ合衆国,ミシガン 49548,ケン ウッド,サウス イースト,ローズワース コート 5690 (72)発明者 キース ディー.フット アメリカ合衆国,ミシガン 49348,ウェ イランド,ワンハンドレッドサーティセブ ンス アベニュ 666

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング組立体と、 該ハウジング組立体に取り付けられたミラーユニット
    と、 車両に取り付けられて固定されるように構築且つ構成さ
    れた支持組立体とを具備しており、該支持組立体は、車
    両の運転手が後方を見るための外部ミラーとして前記ミ
    ラーユニットが機能するように、車両から横方向且つ外
    方へ延びる作動位置に前記ハウジング組立体を支持し、 前記支持組立体と前記ハウジング組立体との間に動力作
    動式のピボット組立体を具備し、該ピボット組立体は、
    (1)該ピボット組立体の動力作動に応じるときには車
    両に対して前記作動位置と畳まれた位置との間で、
    (2)いずれかの方向へ供給された所望でない衝撃に応
    じるときには作動位置からいずれかの方向へ、略鉛直な
    軸線周りで前記支持組立体に対して前記ハウジング組立
    体を枢動するように構築且つ構成されており、 前記動力作動式のピボット組立体は電気モータを有する
    と共に、該電気モータの出力軸と前記ハウジング組立体
    との間に減速運動伝達組立体を有し、 前記減速運動伝達組立体は、前記出力軸の所望の回転運
    動に応じて動くように接続された運動伝達部材と、前記
    軸線と同心状に配置され且つ前記ハウジング組立体と共
    に動くように接続された可動管状部材とを有し、 前記可動管状部材と前記支持組立体との間にばね付勢枢
    動制御システムを具備し、該ばね付勢枢動制御システム
    は、前記軸線周りの前記可動管状部材の枢動運動、従っ
    てそこに接続された前記ハウジング組立体の枢動運動に
    対する制御抵抗を提供するように構築且つ構成され、該
    制御抵抗は、(1)前記ハウジング組立体が前記作動位
    置と畳まれた位置との間でいずれかの方向へ動くときに
    は所定値を越えず、(2)前記ハウジング組立体が畳ま
    れた位置から離れる方向へ作動位置へ動かされたとき、
    および畳まれた位置から離れる方向へ前記ハウジング組
    立体へ供給された所望でない衝撃に応じて作動位置から
    離れる方向へ動かされるときには所定値を越え、 前記運動伝達部材と前記可動管状部材との間にばね付勢
    割出しシステムを具備し、該ばね付勢割出しシステム
    は、(1)前記モータ軸の所望の回転に応じるときには
    前記運動伝達部材の運動を前記可動管状部材へと伝達
    し、前記制御システムが前記モータ軸の所望の回転に応
    じた前記所定値を越えない運動に対する制御抵抗を提供
    しつつ前記ハウジング組立体を作動位置と畳まれた位置
    との間で動かし、(2)前記ハウジング組立体に提供さ
    れた所望でない衝撃に応じるときには、(1)前記制御
    システムによって提供される制御抵抗から独立した運動
    に対する割出し抵抗を前記割出しシステムが提供しつつ
    前記ハウジング組立体を作動位置から畳まれた位置へと
    動かす方向へ、および(2)前記制御システムによって
    提供される制御抵抗から独立した割出し抵抗を前記割出
    しシステムが提供しつつ畳まれた位置から離れて作動位
    置を越えて前記ハウジング組立体を動かす方向へ、前記
    運動伝達部材に対して作動位置から前記可動管状部材を
    前記ハウジング組立体と共に動かすように構築且つ構成
    されていることを特徴とする車両用ミラー組立体。
  2. 【請求項2】 前記動力作動式のピボット組立体は、前
    記支持組立体に取り付けられた外側固定管状部材を有
    し、前記可動制御部材は該外側固定管状部材内に取り付
    けられており、前記ばね付勢枢動制御システムは前記可
    動管状部材と外側固定管状部材との間に接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用ミラー組立
    体。
  3. 【請求項3】 前記ばね付勢枢動制御システムは、前記
    管状部材の一つによって可動に保持されたばね付勢制御
    構造を有し、該ばね付勢制御構造は制御抵抗を提供する
    ために前記管状部材の残りと係合するようにばねで付勢
    されており、前記制御抵抗は、(1)前記ハウジング組
    立体が作動位置と畳まれた位置の間でいずれかの方向へ
    動かされるときには前記所定値に一定のままであり、
    (2)前記ハウジング組立体が畳まれた位置から離れる
    方向へ作動位置へと動かされたとき、または作動位置か
    ら離れる方向へ畳まれた位置へと動かされたときには前
    記所定値を越え、(3)前記ハウジング組立体が前記畳
    まれた位置から離れる方向へ前記ハウジング組立体へ与
    えられた衝撃に応じて畳まれた位置から離れる方向へ作
    動位置から動かされるときには前記所定値を越えて所定
    の高い値になり、該所定の高い値で一定になることを特
    徴とする請求項2に記載の車両用ミラー組立体。
  4. 【請求項4】 前記ばね付勢制御構造は、前記可動管状
    部材の外周面に該可動管状部材と一緒の枢動運動および
    該可動管状部材に対する軸線方向の運動をするように取
    り付けられた制御リングを具備し、該制御リングは、該
    制御リングと、前記可動管状部材の周面に形成された略
    径方向且つ外方へ延びる面との間において、前記可動管
    状部材の外周面を包囲する波形ばねワッシャによってば
    ね付勢されていることを特徴とする請求項3に記載の車
    両用ミラー組立体。
  5. 【請求項5】 前記外側管状部材は、互いに反対側に位
    置する傾斜面によって画成される円弧長を有する環方向
    へ離間した軸線方向の複数の突起と、隣接した突起の隣
    接した傾斜面間で延びる下方へ向いた面とを有し、前記
    制御リングは、互いに反対側に位置する傾斜面によって
    画成される前記突起よりも大きな円弧長を有する環方向
    に離間した複数の凹部と、前記ハウジング組立体が作動
    位置と畳まれた位置との間で動くときに前記外側環状部
    材の下方を向いた面と摺動可能に係合するための隣接し
    た凹部の隣接した傾斜面間に延びる上方を向いた面とを
    有し、各突起の一方の傾斜面は、前記ハウジング組立体
    が畳まれた位置から離れる方向へと作動位置へ動かされ
    たときに、各凹部の一方の傾斜面と係合し、各突起の他
    方の傾斜面は、前記ハウジング組立体が作動位置から離
    れる方向へと畳まれた位置へ動かされたときに、各凹部
    の他方の傾斜面と係合し、前記突起は、前記制御リング
    および突起の相互係合している傾斜面が互いに係合して
    いる関係から互いに摺動する関係へと動かされたあと
    に、畳まれた位置から離れる方向へと作動位置から離れ
    るように前記ハウジング組立体が動かされたときに、前
    記制御リングの上方を向いた面と係合することを特徴と
    する請求項4に記載の車両用ミラー組立体。
  6. 【請求項6】 前記運動伝達部材は、前記軸線と同心状
    に配置されたリング歯車を具備し、該リング歯車は、前
    記可動管状部材に対して前記軸線周りで回転運動できる
    ように取り付けられていることを特徴とする請求項5に
    記載の車両用ミラー組立体。
  7. 【請求項7】 前記ばね付勢割出しシステムは、前記可
    動管状部材および前記リング歯車の一方によって可動に
    保持された割出し構造を有し、該割出し構造は、前記可
    動管状部材およびリング歯車の残りと係合するようにば
    ね付勢されていることを特徴とする請求項6に記載の車
    両用ミラー組立体。
  8. 【請求項8】 前記割出し構造は、前記可動管状部材に
    該可動管状部材と一緒の枢動運動および該可動管状部材
    に対する軸線方向の運動をするように取り付けられた割
    出しリングを具備し、該割出しリングは、該割出しリン
    グと、前記可動管状部材の内周面に形成された略径方向
    且つ外方へ延びる面との間において、前記可動管状部材
    によって包囲された圧縮コイルばねによってばね付勢さ
    れていることを特徴とする請求項7に記載の車両用ミラ
    ー組立体。
  9. 【請求項9】 前記リング歯車はその内周面に歯を有す
    ると共に、そこから上方へ延びる環方向へ離間した複数
    の割出し突起を有し、該割出しリングは前記突起を収容
    するための環方向へ離間した複数の凹部を有し、該凹部
    は、該凹部に収容されないときには前記突起と摺動可能
    に係合する面と相互接続されることを特徴とする請求項
    8に記載の車両用ミラー組立体。
  10. 【請求項10】 前記動力作動式のピボット組立体は、
    前記電気モータが取り付けられて固定される内側固定管
    状部材を有し、該内側固定管状部材は、前記可動管状部
    材内で前記支持組立体へ取り付けられ、前記電気モータ
    は、フラックスを作り出すように電力によって作動され
    るように構築且つ構成され、前記フラックスのために前
    記管状部材がフラックスヨークを構成することを特徴と
    する請求項9に記載の車両用ミラー組立体。
  11. 【請求項11】 前記減速運動伝達組立体は、前記支持
    組立体と前記内側固定管状部材の下方端部分との間に取
    り付けられ且つ前記鉛直軸線に対し平行な軸線周りで回
    転するスタブシャフトと、前記支持組立体に対し取り付
    けられ且つ平行な軸線を通る平面に対し垂直な平面内に
    位置する軸線周りで回転する長シャフトと、該長シャフ
    トに取り付けられた第一の協動歯車と噛合関係で前記出
    力軸に取り付けられた第一の螺旋歯車と、前記スタブシ
    ャフト上の第二の協動歯車と噛合関係で前記長シャフト
    に取り付けられた第二の螺旋歯車と、前記リング歯車と
    噛合関係で前記スタブシャフトに取り付けられた駆動歯
    車とを有することを特徴とする請求項10に記載の車両
    用ミラー組立体。
  12. 【請求項12】 前記動力作動式のピボット組立体は、
    前記電気モータが取り付けられて固定される内側固定管
    状部材を有し、該内側固定管状部材は、前記可動管状部
    材内で前記支持組立体へ取り付けられ、前記電気モータ
    は、フラックスを作り出すように電力によって作動され
    るように構築且つ構成され、前記フラックスのために前
    記管状部材がフラックスヨークを構成することを特徴と
    する請求項2に記載の車両用ミラー組立体。
  13. 【請求項13】 前記運動伝達部材は、前記軸線と同心
    状に配置されたリング歯車を具備し、該リング歯車は、
    前記可動管状部材に対し前記軸線周りで回転するように
    取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の
    車両用ミラー組立体。
  14. 【請求項14】 前記ばね付勢割出しシステムは、前記
    可動管状部材およびリング歯車の一方によって可動に保
    持された割出し構造を有し、該割出し構造は、前記可動
    管状部材およびリング歯車の残りと係合するようにばね
    付勢されていることを特徴とする請求項13に記載の車
    両用ミラー組立体。
  15. 【請求項15】 前記割出し構造は、該可動管状部材と
    一緒の枢動運動と該可動管状部材に対する軸線方向の運
    動とのために前記可動管状部材の内周面に取り付けられ
    た割出しリングを具備し、該割出しリングは、該割出し
    リングと、前記可動管状部材の内周面に形成された略径
    方向且つ外方へ延びる面との間において前記可動管状部
    材により包囲された圧縮コイルばねによってばね付勢さ
    れていることを特徴とする請求項14に記載の車両用ミ
    ラー組立体。
  16. 【請求項16】 前記リング歯車は、その内周面の歯
    と、そこから上方へ延びる環方向に離間した複数の割出
    し突起とを有し、前記割出しリングは、前記突起を収容
    する環方向へ離間した複数の凹部を有し、該凹部は、該
    凹部に収容されないときには前記突起と摺動可能に係合
    するための面と相互接続されることを特徴とする請求項
    15に記載の車両用ミラー組立体。
  17. 【請求項17】 前記減速運動伝達組立体は、前記支持
    組立体と前記内側固定管状部材の下方端部分との間に取
    り付けられ且つ前記鉛直軸線に対し平行な軸線周りで回
    転するスタブシャフトと、前記支持組立体に対し取り付
    けられ且つ平行な軸線を通る平面に対し垂直な平面内に
    位置する軸線周りで回転する長シャフトと、該長シャフ
    トに取り付けられた第一の協動歯車と噛合関係で前記出
    力軸へ取り付けられた第一の螺旋歯車と、前記スタブシ
    ャフト上の第二の協動歯車と噛合関係で前記長シャフト
    に取り付けられた第二の螺旋歯車と、前記リング歯車と
    噛合関係で前記スタブシャフトに取り付けられた駆動歯
    車とを有することを特徴とする請求項13に記載の車両
    用ミラー組立体。
JP8068520A 1996-03-07 1996-03-25 割出しと制御した枢動とを可能とした外部ミラー Pending JPH09286280A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US612068 1996-03-07
US08/612,068 US5703731A (en) 1995-01-17 1996-03-07 Exterior mirror with indexing and control pivoting

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09286280A true JPH09286280A (ja) 1997-11-04

Family

ID=24451586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8068520A Pending JPH09286280A (ja) 1996-03-07 1996-03-25 割出しと制御した枢動とを可能とした外部ミラー

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