JP2584198Y2 - 車両用ミラーの駆動力断接機構 - Google Patents

車両用ミラーの駆動力断接機構

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JP2584198Y2
JP2584198Y2 JP1991026726U JP2672691U JP2584198Y2 JP 2584198 Y2 JP2584198 Y2 JP 2584198Y2 JP 1991026726 U JP1991026726 U JP 1991026726U JP 2672691 U JP2672691 U JP 2672691U JP 2584198 Y2 JP2584198 Y2 JP 2584198Y2
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R1/00Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
    • B60R1/02Rear-view mirror arrangements
    • B60R1/06Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior
    • B60R1/062Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position
    • B60R1/07Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position by electrically powered actuators
    • B60R1/074Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position by electrically powered actuators for retracting the mirror arrangements to a non-use position alongside the vehicle

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両ミラーの駆動力断接
機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両に設けられる車両用ミラ
ーには電動可倒式のものがあり、このような車両用ミラ
ーは通常、車体側に固定されるベース部材と、ミラーを
支持するとともに前記ベース部材に設けた固定軸に回動
可能に取付けられるミラー本体とから成り、モーター等
の駆動源の動力により前記ミラー本体に設けた最終減速
ギヤを前記固定軸まわりに回転させてミラー本体を回動
させるようにしている。
【0003】ところでこのような車両用ミラーに於いて
は、ミラー本体の回動中に該ミラー本体が電柱等に当っ
て回動できなくなることがあり、このような場合モータ
ー及び減速ギヤ群に過負荷がかかるので、前記モーター
の駆動力を切る断接機構を設けている。図5は斯る駆動
力断切機構の縦断面図を示し、図中100は車体側に固
定されるベース部材、101はベース部材に固定される
固定軸、102は固定軸101に回転自在に且つ上下動
可能に嵌合するリングギヤ、103はリングギヤ102
上面に固定した鋼球、104は固定軸101に固定した
係合リング、105は係合リング104に形成した溝
で、前記鋼球103の上部は前記溝105に係合し、こ
の係合をスプリング106の弾力で保持している。前記
リングギヤ102の外周には、ミラー本体側に支持さ
れ、モーター側からの駆動力を伝達する最終減速ギヤ1
07が噛合しており、車室内のスイッチを操作するとギ
ヤ107がリングギヤ102外周を自転しつつ公転し、
これによりミラー本体の回動が行われる。
【0004】一方、ミラー本体の回動中に該ミラー本体
が電柱等に当たり、モーターが作動しているにもかかわ
らずミラー本体が回動不能となった場合には、ギヤ10
7からの駆動力で鋼球103が溝105から外れ、リン
グギヤ102が固定軸101に対して回転して駆動力が
断状態となり、以上によりモーター及び減速ギヤ群に過
負荷が加わるのを防止する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな車両用ミラーではリングギヤ102、係合リング1
04が上下に重なるので駆動力断接機構の上下方向の寸
法が増加するという不具合がある。又、鋼球103が溝
105から離脱するときにはリングギヤ102が下方へ
移動するのでリングギヤ102をこの間隔だけ予め上方
へ位置させておく必要があり、この点においても駆動力
断接機構の上下方向の寸法が増加する原因となる。
【0006】又、駆動力を断状態とする時、即ち、鋼球
103が溝105から離脱する際にはリングギヤ102
が固定軸101に沿って下動するのでリングギヤ102
と固定軸101との間で摩擦が生じ、この摩擦により鋼
球103を溝105から離脱させる際に必要な力を一定
に保持するのが困難になるという不具合がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本考案は、車体側に固定されるベース部材と、ミラーを
支持するとともに前記ベース部材に設けた固定軸に回動
可能に取付けられるミラー本体とからなり、駆動源の動
力により前記ミラー本体に設けたギヤを前記固定軸まわ
りに回転させてミラー本体を回動させるようにした車両
用ミラーにおいて、前記固定軸と前記ギヤの間に前記駆
動源の動力を断接する駆動力断接機構を設け、この駆動
力断接機構は、前記固定軸の外周に設けられ前記ギヤに
噛合するリングギヤと、このリングギヤの上面から内周
面にかけて形成した係合凹部と、前記固定軸の外周に形
成し軸方向に延びた係合溝と、前記係合凹部と係合溝と
に亙って係合しこの係合により前記リングギヤを固定軸
側に係止するボール部材と、このボール部材を係合凹部
の底面に向って弾圧するスプリングとからなり、 前記係
合凹部は、ミラー本体側に過負荷が加わった際に前記ス
プリングの押圧力に抗して前記ボール部材を前記係合凹
部から上方へ離脱させる傾斜面を形成したことを特徴と
する。
【0008】
【作用】通常時には、ボール部材が係合凹部と係合溝と
に亙って係合して、リングギヤを固定軸に連結する(駆
動力断接機構が接状態となる)。また、ミラー本体側に
過負荷が加わった際には、これに伴う大きい回転力がミ
ラー本体に設けたギヤからリングギヤへ作用すること
で、ボール部材は係合凹部から上方へ離脱して、リング
ギヤと固定軸との連結を解除する(駆動力断接機構が断
状態となる)。この結果、リングギヤが回転するので、
駆動源やギヤ機構等を過負荷から保護することができ
る。このように、駆動力断接機構は、ボール部材が上
へ移動するだけで、接・断作用をなすものであり、この
ため、リングギヤを固定軸の軸方向へ移動させる必要は
ない。
【0009】
【実施例】以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基
づいて説明する。図1は可倒式ドアミラーの縦断面図、
図2は同要部分解図である。図中1は車体側に固定支持
されるベース部材で、該ベース部材1の中央段部1aに
は円筒状の固定軸2を一体的に設け、前記中央段部1a
の上面には複数の係合溝1b…を放射状に形成する。
又、このベース部材1上面の前記中央段部1a周囲の適
宜箇所には後述するブラケット3側に係合するミラー本
体ストッパー用の突片1cを固定軸2の径方向へ延出し
て形成する。
【0010】前記固定軸2にはブラケット3の基部3a
を回動自在に嵌装し、又、図1に示すようにブラケット
3の外側にはミラー駆動ユニット5を固着する。
【0011】このミラー駆動ユニット5の前面側には球
部9を形成し、この球部9でミラーを支持するミラーホ
ルダー(図示せず)を揺動自在に支持する。具体的には
前記ミラーホルダーの受部に前記球部9を嵌合するとと
もにミラーホルダに形成した断面矩形状の溝部に前記球
部9の側部に形成した係止部9c,9dを係合する。
【0012】前記ミラー駆動ユニット5内には図1に示
すようにモーター14,15を設け、これらのモータ1
4,15の回転軸14a,15aに固設したウォーム1
4b,15bを作動杆16,17外周に固定したギヤ
(不図示)に噛合させる。作動杆16、17の先端には
球部16a、17aを形成し、これらの球部16a、1
7aをミラーホルダーに形成した受部に嵌合する。
【0013】一方、前記ブラケット3の基部3a下面に
は前記係合溝1bに対応する複数の係合穴3b…を形成
し、係合穴3bには鋼球20を嵌装する。この鋼球20
の一部は係合穴3bにより下方へ突出し、この突出部分
が前記係合溝1bに係合する。これら係合溝1bと鋼球
20で位置決め機構21を構成する。
【0014】前記固定軸2の大径部2aの外周には、
2に示すように、断面が略半円形を成す上下方向の溝2
3…(固定軸2の軸方向に延びる係合溝に相当)を形成
し、この溝23の上端側は大径部2aの上方へ開放して
形成する。固定軸2の大径部2aの上部外周にはリング
ギヤ25を回転自在に嵌合し、このリングギヤ25下面
とブラケット3の段部3cとの間にはワッシャーwを配
置し、このワッシャーwによりリングギヤ25下面は、
ブラケット3の段部3c上面に対して所定隙間を保つ。
【0015】リングギヤ25外周下端には垂下部25a
を形成し、この垂下部25aは段部3c上部外周に回転
可能に嵌合する。又リングギヤ25の内周には傾斜した
段部26を形成してこの段部26の上面には等間隔に3
個の係合溝27を形成する。すなわち、図2〜図4に示
すように、係合溝27(係合凹部に相当)は、リングギ
ヤ25の内周側に形成したものであり、固定軸2の軸方
向上方に且つリングギヤ25の径内方に開放した凹部で
ある。具体的には、係合溝(係合凹部)27は図1〜図
4に示すように、リングギヤ25の上面から内周面にか
けて形成した凹部である。詳しくは、係合溝27は傾斜
(傾斜面)27a,27bと底部(底面)27cから
成り、傾斜部27a,27bは図3に示すようにリング
ギヤ25の軸線方向Aに対してテーパ状に傾斜し(C,
D方向)、且つ図4に示すようにリングギヤ25の軸線
と直交する方向Bに対してもテーパ状に傾斜する(E方
向)。又底部27cも図4に示すようにE方向に傾斜す
る。
【0016】前記固定軸2の溝23と前記リングギヤ2
5の係合溝27には両者23,27に亙って係合する鋼
球30(ボール部材に相当)を設け、この鋼球30の係
合によりリングギヤ25と固定軸2の固定状態(連結状
態)が保たれる。この鋼球30と溝23、及び係合溝2
7で駆動力断接機構31を構成する。前記固定軸2の上
端にはバネ受28を固設し、このバネ受28と、鋼球3
0上端に当接するバネ受板29との間にはスプリング3
4を配置し、鋼球30を一定の弾力で図1に示すように
下方へ(固定軸2の軸方向下方へ且つ係合溝27に向っ
た方向へ)押圧する。このため、スプリング34は、図
1及び図2に示すように、鋼球30を係合溝(係合凹
部)27の底部(底面)27cに向って弾圧することに
なる。
【0017】前記ブラケット3の基部3aの上方には支
持部32を設け、この支持部32でモーター33及び軸
36を支持する。前記軸36の上部外周にはウォームホ
イール36bを、下部外周にはギヤ36cを夫々形成
し、前記ウォームホイール36bはモーター33の回転
軸33aに設けたウォーム33bに噛合する。
【0018】支持部32の下面にはボス部38を形成
し、このボス部38とブラケット3側との間に支軸39
を固設する。この支軸39にはリングギヤ40及びリン
グギヤ41を回転自在に設け、リングギヤ40の外周に
は大径のギヤ40aと小径のギヤ40bを形成し、ギヤ
40aは前記ギヤ36cに噛合する。リングギヤ41外
周にも同様に大径のギヤ41aと小径のギヤ41bを形
成する。
【0019】支持部32下面のボス部38の近傍には支
軸43を形成し、この支軸43の小径部43aの先端は
ブラケット3側に形成した支軸45に嵌合する。支軸4
3の外周にはリングギヤ46を回転自在に設け、このリ
ングギヤ46外周には大径のギヤ46aと小径のギヤ4
6bを形成し、ギヤ46aは前記リングギヤ40のギヤ
40bに噛合し、ギヤ46bは前記リングギヤ41のギ
ヤ41aに噛合する。又、支軸45の外周にはリングギ
ヤ48を設け、このリングギヤ48は大径のギヤ48a
と小径のギヤ48bから成り、ギヤ48aは前記リング
ギヤ41のギヤ41bに噛合し、ギヤ48bはリングギ
ヤ25の外周に噛合する
【0020】前記モーター33、各ギヤ40,41,4
6,48、固定軸2等はカバー50で覆い、又、カバー
50、ミラーホルダー、ミラー等をブラケット3に固定
されるミラーハウジング51で覆い、これらを保護する
ようにする。上述したブラケット3、ミラー駆動ユニッ
ト5、ミラーホルダー、ミラー、モーター33、及び各
ギヤ40,41,46,48、ミラーハウジング51等
で固定軸2に対して傾動するミラー本体52を構成す
る。
【0021】以上において、ミラー本体52が使用位置
にある状態で車室内のスイッチを押してモーター33を
作動させれば、この回転はウォーム33b、ウォームホ
イール36bを介して軸36に伝わり、ここからギヤ3
6c、ギヤ40aを介してリングギヤ40に伝わる。更
にこの回転はギヤ40bを介してリングギヤ46に伝わ
り、ここからギヤ46b、ギヤ41aを介してリングギ
ヤ41に伝わり、ここからギヤ41b、ギヤ48aを介
してリングギヤ48に伝わる。
【0022】ここでリングギヤ25が鋼球30により固
定軸2に対して固定状態(連結状態)となっているので
リングギヤ48はリングギヤ25の外周を自転しつつ公
転し、ミラー本体52が使用位置及び格納位置間を傾動
する。この際、鋼球20は係合溝1bから離脱し、この
鋼球20はミラー本体52の使用位置もしくは格納位置
で再び他の係合溝1bと係合する。
【0023】一方、ミラー本体52が傾動動作中に電柱
等の障害物と当たり、その傾動が止まった場合、即ちリ
ングギヤ48の公転が停止した場合、斯かる場合でも、
モーター33は依然として作動を続け、もし、これが長
時間続くとモーター33及び各ギヤは過負荷が長時間続
くため悪影響がでる場合がある。しかしながらこのよう
な場合、リングギヤ48の自転によりリングギヤ25に
は回転力が付与され、これにより鋼球30は傾斜部27
aもしくは、傾斜部27bを介して係合溝27から上方
へ離脱し、即ち駆動力断接機構31が断状態となって、
リングギヤ25が固定軸2まわりに回転を始め、以上に
よりモーター33及び各ギヤに悪影響がでるのが防止さ
れる。又斯かる構造によれば、ミラー本体52に前方も
しくは後方から力を与えてミラー本体52を強制的に傾
倒させる場合においてもモーター33及び各ギヤに過負
荷を及ぼすのを防止することができる。
【0024】ところで、本実施例ではリングギヤ25の
係合溝27と固定軸2の溝23に鋼球23を係合させる
ことで駆動力断接機構31を構成しており、このような
構造によれば、図5に示す従来のように係合リング10
4とリングギヤ102の間に鋼球103を係合させて駆
動力断接機構を構成するものに比べて係合リング104
をなくすことができ、従ってこの分、駆動力断接機構3
1の上下寸法を短くすることができる。又、リングギヤ
25は上下に移動しないので、この移動スペースが不要
になり、この点においても駆動力断接機構31の上下寸
法を短くすることができる。又、リングギヤ25と固定
軸2との間で摩擦力が生じないので、駆動力断接に必要
な力を一定に保つことができる。
【0025】更にリングギヤ25とリングギヤ48の噛
合位置は鋼球30とほぼ同一の高さなので、駆動力の断
接時にリングギヤ25が傾くのを防止することができ
る。
【0026】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、固定
軸の外周に軸方向へ延びた係合溝を形成し、リングギヤ
に上面から内周面にかけて係合凹部を形成し、これら係
合溝と係合凹部とをボール部材で係止し、このボール部
材をスプリングで係合凹部の底面に向って弾圧し、さら
に、係合凹部には、ミラー本体側に過負荷が加わった際
にスプリングの押圧力に抗してボール部材を係合凹部か
ら上方へ離脱させる傾斜面を形成したので、通常時に
は、ボール部材が係合凹部と係合溝とに亙って係合し
て、リングギヤを固定軸に連結する(駆動力断接機構が
接状態となる)。また、ミラー本体側に過負荷が加わっ
た際には、これに伴う大きい回転力がミラー本体に設け
たギアからリングギヤへ作用することで、ボール部材は
係合凹部から上方へ離脱して、リングギヤと固定軸との
連結を解除する(駆動力断接機構が断状態となる)。こ
の結果、リングギヤが回転するので、駆動源やギヤ機構
等を過負荷から保護することができる。このように、駆
動力断接機構は、ボール部材が上方へ移動するだけで、
接・断作用をなすものであり、このため、リングギヤを
固定軸の軸方向へ移動させる必要はない。
【0027】従って、従来のようにリングギヤを固定軸
に連結時に、ボール部材が係合するための係合リングが
不要になり、駆動力断接機構の高さ寸法を小さくするこ
とができる。また、リングギヤが固定軸の軸方向へ移動
しないので、この分だけ駆動力断接機構の高さ寸法を小
さくすることができ、しかも、リングギヤの軸方向移動
による固定軸との摩擦力が生じないので、駆動力の接・
断に必要な力を一定に保つことができる。さらに、ギヤ
に対してもリングギヤが軸方向へ移動しないことにな
り、この結果、ギヤの歯とリングギヤの歯との間で軸方
向(上下方向)の擦れは生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】可倒式ドアミラーの縦断面図
【図2】可倒式ドアミラーの要部分解組立図
【図3】係合溝の正面図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】従来の駆動力断接機構の縦断面図
【符号の説明】1…ベース部材、2…固定軸、23…係合溝、25…リ
ングギヤ、27…係合凹部、27a,27b…傾斜部、
30…ボール部材(鋼球)、31…駆動力断接機構、4
8…ミラー本体側のギヤ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側に固定されるベース部材と、ミラ
    ーを支持するとともに前記ベース部材に設けた固定軸に
    回動可能に取付けられるミラー本体とからなり、駆動源
    の動力により前記ミラー本体に設けたギヤを前記固定軸
    まわりに回転させてミラー本体を回動させるようにした
    車両用ミラーにおいて、 前記固定軸と前記ギヤの間に前記駆動源の動力を断接す
    る駆動力断接機構を設け、 この駆動力断接機構は、前記固定軸の外周に設けられ前
    記ギヤに噛合するリングギヤと、このリングギヤの上面
    から内周面にかけて形成した係合凹部と、前記固定軸の
    外周に形成し軸方向に延びた係合溝と、前記係合凹部と
    係合溝とに亙って係合しこの係合により前記リングギヤ
    を固定軸側に係止するボール部材と、このボール部材を
    係合凹部の底面に向って弾圧するスプリングとからな
    り、 前記係合凹部は、 ミラー本体側に過負荷が加わった際に
    前記スプリングの押圧力に抗して前記ボール部材を前記
    係合凹部から上方へ離脱させる傾斜面を形成したことを
    特徴とする車両用ミラーの駆動力断接機構。
JP1991026726U 1991-03-27 1991-03-27 車両用ミラーの駆動力断接機構 Expired - Lifetime JP2584198Y2 (ja)

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