JPH082354Y2 - アクチュエータ - Google Patents

アクチュエータ

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JPH082354Y2
JPH082354Y2 JP16256988U JP16256988U JPH082354Y2 JP H082354 Y2 JPH082354 Y2 JP H082354Y2 JP 16256988 U JP16256988 U JP 16256988U JP 16256988 U JP16256988 U JP 16256988U JP H082354 Y2 JPH082354 Y2 JP H082354Y2
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worm
motor
shaft
end cover
casing
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治男 持田
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/0018Shaft assemblies for gearings
    • F16H57/0025Shaft assemblies for gearings with gearing elements rigidly connected to a shaft, e.g. securing gears or pulleys by specially adapted splines, keys or methods
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B81/00Power-actuated vehicle locks
    • E05B81/24Power-actuated vehicle locks characterised by constructional features of the actuator or the power transmission
    • E05B81/25Actuators mounted separately from the lock and controlling the lock functions through mechanical connections
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/10Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
    • H02K7/116Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears
    • H02K7/1163Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears where at least two gears have non-parallel axes without having orbital motion
    • H02K7/1166Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears where at least two gears have non-parallel axes without having orbital motion comprising worm and worm-wheel
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B85/00Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
    • E05B85/02Lock casings
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • Y10T74/18792Reciprocating or oscillating to or from alternating rotary including worm
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    • Y10T74/19Gearing
    • Y10T74/19642Directly cooperating gears
    • Y10T74/19698Spiral
    • Y10T74/19828Worm

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の目的】
(産業上の利用分野) この考案は、ドアを自動的にロックあるいはアンロッ
クするドアロック装置に利用されるアクチュエータに関
する。 (従来の技術) 従来、上記のようなアクチュエータとしては、第7図
に示すもの(特開昭60-59278号公報参照)があった。 すなわち、図示するアクチュエータ100は、ケーシン
グ101に設けたモータ嵌入部101aにモータ102が嵌入され
ているとともに、このモータ102のエンドカバー102aに
モータ取付バー103が当接され、モータ取付バー103に貫
通させたビス104がケーシング101にねじ込まれることに
よってモータ102がケーシング101に取付けられている。 そして、モータ102のエンドカバー102aから突出した
シャフト102bにピニオン105が圧入され、大径歯部106a
と小径歯部106bを一体に備えているとともに中間軸107
に枢支された中間ギヤ106の大径歯部106aがピニオン105
に噛み合っている。 また、ケーシング101に回転可能に支持された出力軸1
08にセクタギヤ109が固着されており、セクタギヤ109は
中間ギヤ106の小径歯部106bが噛み合っており、このセ
クタギヤ109がケーシング101に設けたダンパ111、112の
範囲内で回動するようになっている。 さらに、ケーシング101の外側で出力軸108にスイング
アーム110が固着されており、このスイングアーム110が
出力端になっている。 モータ102の電源端子102c、102dを電源に接続する
と、モータ102のシャフト102bが正方向または逆方向に
回転するため、モータ102のシャフト102bの回転力がピ
ニオン105、中間ギヤ106の大径歯部106a、中間ギヤ106
の小径歯部106b、セクタギヤ109の順に伝達される。モ
ータ102のシャフト102bが逆方向に回転すると、セクタ
ギヤ109がケーシング101に設けた一方のダンパ111に当
接するまでの範囲で回動することによってスイングアー
ム110が回動し、このスイングアーム110に連結されたド
アロックロッド113を上昇させて図示しないドアをアン
ロックの状態に切換え、これに反して、モータ102のシ
ャフト102bが正方向に回転すると、セクタギヤ109がケ
ーシング101に設けた他方のダンパ112に当接するまでの
範囲で回動することによってスイングアーム110が回動
し、ドアロックロッド113を下降させて図示しないドア
をロックの状態に切換える。 (考案が解決しようとする課題) ところが、上記した従来のアクチュエータ100におい
ては、モータ102をケーシング101に取り付けるに際し、
ケーシング101のモータ嵌入部101aに嵌め入れたモータ1
02に対し、モータ取付バー103をエンドカバー102aに当
接させながら、ケーシング101にビス104をねじ込ませな
ければならないので、モータ102の組み込みが容易とは
言えないばかりか、モータ取付バー103に位置ずれが生
じないとは言い難く、万が一に、モータ取付バー103の
位置がわずかにずれて、ピニオン105と中間ギヤ106の大
径歯部106aとの間のバックラッシュがくるうと、作動に
支障をきたすおそれがありうるという問題点があり、こ
の問題点を解決することが課題となっていた。 (考案の目的) この考案は、上述した従来の課題に鑑みてなされたも
ので、モータの取り付け位置にずれがあっても、ウオー
ムを円滑に回転させることができるアクチュエータを提
供することを目的としている。
【考案の構成】
(課題を解決するための手段) この考案に係わるアクチュエータでは、回転するシャ
フトを備えたモータと、一方の端部がモータのシャフト
に係止され、他方の端部が軸受によって支持されたウオ
ームと、ウオームと噛み合うウオームホイールと、ウオ
ームホイールによって駆動され、スイングアームが一体
的に連結されたセクタギヤを備えたアクチュエータにお
いて、モータのエンドカバーには、有底円錐台状に形成
されたウオーム支持孔が形成され、このウオーム支持孔
にモータのシャフトが貫通するエンドカバー突部が設け
られ、モータのシャフトに係止されたウオームの一方の
端部には、円錐台状に形成され、モータのエンドカバー
に設けられたウオーム支持孔内に挿入され、エンドカバ
ー突部によって回転可能に支持され、モータのシャフト
が着脱可能に係止されるシャフト係止孔が形成された軸
部が設けられている構成としたことを特徴としている。 (考案の作用) この考案に係わるアクチュエータにおいて、モータと
ウオームとを組み付けるに際し、モータのエンドカバー
突部において有底円錐台状に形成されたウオーム支持孔
は、ウオームの軸部の一方において円錐台状をなす端部
が挿入された状態で、ウオームの軸方向および径方向へ
の変位を許容するため、このエンドカバー突部がずれて
いても、ウオーム支持孔によってウオームが円滑に回転
するように支持され、ウオームのシャフト係止孔がモー
タのシャフトに係止されることにより、ウオーム支持孔
に支持されたウオームがシャフトとともに回転する。 (実施例) 以下、この考案に係わるアクチュエータの実施例を第
1図ないし第6図に基づいて説明する。 第1図ないし第4図には、この考案に係わるアクチュ
エータの一実施例が示されている。 図示するアクチュエータ1は、主として、アッパーケ
ーシング2およびロアケーシング3をもつケーシング
4、エンドカバー5aから突出したシャフト5bを備えたモ
ータ5、モータ5のシャフト5bに取付けられたウオーム
6、ウオーム6に噛み合うウオームホイール7、ウオー
ムホイール7の回転が伝達されるクラッチ機構8、クラ
ッチ機構8を介してウオームホイール7の回転を受ける
ピニオン9、ピニオン9に噛み合うとともに出力軸10に
固着したセクタギヤ11から構成されている。 アッパーケーシング2およびロアケーシング3は、第
2図に示されるように、開口端部がそれぞれ組み合わさ
れている。 ロアケーシング3には、底壁3aのほぼ中央位置に、突
起状に形成された軸取付部3bが形成されているととも
に、この軸取付部3bの外周側に環状をなす突壁3cが形成
されている。 また、ロアケーシング3には、第2図中の右方端寄り
に、ロアケーシング3の内部と外部とを連通接続し、内
周側にシール3dを配置した軸受部3eが形成されており、
第1図中上方側にモータ取付部3fおよびウオーム取付壁
3gが形成されている。 モータ取付部3fは、ロアケーシング3の底壁3aから第
2図中上方に各々突出したモータケーシング側当接壁3h
およびエンドカバー側当接壁3iからなり、モータケーシ
ング側当接壁3hには後述するモータ5に備えたモータケ
ーシング5cの突出端部5dを保持する切欠部3jが形成さ
れ、エンドカバー側当接壁3iには後述するモータ5のエ
ンドカバー5aに備えたエンドカバー突部5eを保持する切
欠部3kが形成されている。 ウオーム取付壁3gは、上述した各当接壁3h、3iと同様
に、ロアケーシング3の底壁3aから第2図中上方突出し
ていて、後述するウオーム6の一端を回転可能に支持す
る軸受部3mが形成されている。 アッパーケーシング2には、ロアケーシング3に備え
た軸取付部3bの対向位置に、第2図中下方を開放した軸
支持部2aが形成されているとともに、第4図に示される
ように、ロアケーシング3のエンドカバー側当接壁3iに
備えた切欠部3kに嵌入してエンドカバー5aの抜け止めと
なる押え壁2bと、第2図に示されるように、ロアケーシ
ング3のウオームギヤ取付部3gに備えた軸受部3mに嵌入
してウオーム6の一端側の抜け止めとなる押え壁2cとが
形成されている。 ロアケーシング3のモータ取付部3fに取付けられたモ
ータ5は、外部電源端子12、13に電源を正逆切換えて接
続することによって正逆回転する直流モータであって、
エンドカバー5aと、このエンドカバー5aに嵌め付けられ
たモータケーシング5cとが備えられており、エンドカバ
ー5aから外側に突出したシャフト5bが備えられている。 エンドカバー5aには、第1図に示されるように、シャ
フト5bと同方向に突出したエンドカバー突部5eが形成さ
れており、このエンドカバー突部5eの端縁には、シャフ
ト5bの突出方向に向けて拡がっていて、有底円錐台状を
なすウオーム支持孔5fが形成されている。このウオーム
支持孔5fには、後述するウオーム6の一端が回転可能に
支持されている。 そして、モータ5は、エンドカバー突部5eをロアケー
シング3のエンドカバー側当接壁3iに備えた切欠部3kに
嵌入することによって、エンドカバー5がエンドカバー
側当接壁3iによって保持されている。 モータ5のモータケーシング5cには、第1図に示され
るように、エンドカバー5とは反対の端部から突出した
突出端部5dが備えられており、この突出端部5dがロアケ
ーシング3のモータケーシング側当接壁3hに備えた切欠
部3jに嵌入することによって、モータケーシング5cが保
持されている。 また、モータ5は、エンドカバー5aから外側に突出し
たシャフト5bの端部に、平面状に切除されたウオーム係
止部5gが形成されており、このウオーム係止部5gは後述
するウオーム6に着脱可能に係止する。 モータ5のシャフト5bに係止されるウオーム6には、
歯部6aと、モータ5のエンドカバー5aに設けたウオーム
支持孔5fに挿入される一端側軸部(軸部)6cと、ロアケ
ーシング3のウオーム取付壁3gに備えた軸受部3mに挿入
される他端側軸部6bとが備えられている。 ウオーム6の一端側軸部6cには、円錐台状に形成され
ていて、モータ5のエンドカバー5aに設けられたウオー
ム支持孔5fに挿入され、エンドカバー突部5eによって回
転可能に支持され、モータ5のシャフト5bに設けられた
ウオーム係止部5gに着脱可能に係止されるシャフト係止
孔6dが形成されている。 ウオーム6の他端側軸部6bは、ロアケーシング3のウ
オーム取付壁3gに備えた軸受部3mに挿入した状態で、こ
の軸受部3mによって回転可能に支持される外形に形成さ
れている。 このとき、ウオーム6は、モータ5のエンドカバー突
部5eにおいて有底円錐台状に形成されたウオーム支持孔
5fに対して、一端側軸部6cが挿入された状態で、軸方向
および径方向への変位が許容されるため、モータ5のエ
ンドカバー突部5eの取付け位置がずれていても、ウオー
ム支持孔5fによって円滑に回転するように支持され、シ
ャフト係止孔5fがモータ5のシャフト5bに設けたウオー
ム係止部5gに係止されることにより、ウオーム支持孔5f
に支持された状態でシャフト5bと一体的に回転する。 ウオーム6に噛み合うウオームホイール7は、ロアケ
ーシング3の軸取付部3bに取付けられた中間軸14に回転
可能に支持されており、中央部分および第3図中下側
に、ウオームホイール7の回転力をピニオン9に伝達ま
たは遮断するためのクラッチ機構8が配置されている。 クラッチ機構8は、第3図に示されるように、ヨーク
8aと、前述した外部接続端子12、13に電気的に接続され
た電磁コイル8bと、電磁コイル8bを励磁したときに電磁
コイル8bに吸着されるクラッチプレート8cと、ウオーム
ホイール7に一端が掛止されているとともにクラッチプ
レート8cに他端が掛止されているクラッチばね8dと、ク
ラッチばね8dの内側に収容されていてピニオン9に係止
したスリーブ8eとから構成されている。 クラッチ機構8は、電磁コイル8bを収めたヨーク8aが
ロアケーシング3に備えた突壁3cの内側に収容され、ク
ラッチプレート8cが電磁コイル8bの上側に装着され、ク
ラッチプレート8cの上側に、ウオームホイール7、クラ
ッチばね8d、スリーブ8e、ピニオン9が配置されてい
る。 クラッチ機構8は、電磁コイル8bが励磁されると、ク
ラッチプレート8cが電磁コイル8bに吸着されて、クラッ
チプレート8cが回転を拘束されるため、クラッチばね8d
が内周側に巻かれてスリーブ8eに巻き付き、ウオームホ
イール7とピニオン9とが一体的に結合されて、ウオー
ムホルダ7の回転力がピニオン9に伝達される。これに
反して、電磁コイル8bが消磁されると、クラッチプレー
ト8cがフリーの状態になるため、クラッチばね8dがスリ
ーブ8eに巻き付かず、ウオームホイール7とピニオン9
とが結合されないので、ウオームホイール7の回転力が
ピニオン9に伝達されない。 ピニオン9に噛み合うセクタギヤ11は、基端側に備え
た出力軸取付孔11aが出力軸10に固着されており、先端
側が歯部11bになっている。 セクタギヤ11に固着された出力軸10は、ロアケーシン
グ3に備えた軸受部3eに回転可能に支持されており、ロ
アケーシング3の外側にスイングアーム15が固着されて
いる。スイングアーム15は図示しないドアロックのロッ
ドに連結される。 このようなアクチュエータ1は、モータ5およびウオ
ーム6を取付けるに際し、ウオーム6の他端側軸部6bを
ロアケーシング3のウオーム取付壁3gに備えた軸受部3m
内に挿入するとともに、ウオーム6の一端側軸部6cをロ
アケーシング3のエンドカバー側当接壁3iに備えた切欠
部3k内に配置させ、この状態から、モータ5のエンドカ
バー突部5eをロアケーシング3のエンドカバー側当接壁
3iに備えた切欠部3kに嵌入して、ウオーム6の一端側軸
部6cに形成したシャフト係止孔6dにモータ5のシャフト
5bに設けたウオーム係止部5gを挿入しつつ、ウオーム6
の一端側軸部6cにモータ5のエンドカバー5aに設けたウ
オーム支持孔5fを挿着し、モータ5の突出端部5dをロア
ケーシング3のモータケーシング側当接壁3hに備えた切
欠部3iに嵌入する。 このとき、モータ5のエンドカバー突部5eの取付け位
置がずれていても、ウオーム6の一端側軸部6cがエンド
カバー突部5eのウオーム支持孔5f内において軸方向およ
び径方向への変位を許容されるため、モータ5のシャフ
ト5bに設けたウオーム係止部5gがウオーム6の一端側軸
部6cのシャフト係止孔6dに容易に挿入され、モータ5の
エンドカバー突部5eの取付け位置がずれていてもウオー
ム6の一端側軸部6cが確実に回転可能に支持される。 そして、このようなアクチュエータ1は、外部接続端
子12、13は正方向に電源を接続すると、モータ5のシャ
フト5bが正回転するとともに電磁コイル8bが励磁され
る。 モータ5のシャフト5bが正回転することによって、ウ
オーム6も正回転し、ウオームホイール7が正回転を始
める。このとき、電磁コイル8bが励磁されているため、
クラッチプレート8cが電磁コイル8bに吸着されており、
それによって、ピニオン9にウオームホイール7の回転
力が伝達されてセクタギヤ11が回動して、スイングアー
ム15が回動し、ドアロックのロッドを駆動してドアをロ
ックの状態とする。 この状態から、外部接続端子12、13に逆方向に電源を
接続すると、モータ5のシャフト5bが逆回転するととも
に電磁コイル8bが励磁されてクラッチプレート8cが電磁
コイル8bに吸着され、ウオーム6が逆回転し、ピニオン
9にウオームホイール7の回転力が伝達されてセクタギ
ヤ11が戻り回動して、スイングアーム15が戻り回動し、
ドアロックのロッドを戻り駆動してドアをロックからア
ンロックの状態に切り換えるものとなる。 第5図および第6図には、この考案に係わるアクチュ
エータの他の実施例が示されている。 この場合、モータ5のエンドカバー5aには、シャフト
5bの突出方向の同一方向に延びた延出部5hが形成され、
この延出部5hの端部に、ウオーム6の他端側軸部6bを回
転可能に支持するためのウオーム支持孔(軸受)5iが形
成されており、他の部分は前述した実施例と同一になっ
ている。 そして、この場合、ウオーム6の他端側軸部6bをエン
ドカバー5aの延出部5hに形成されたウオーム支持孔5iに
挿入するとともに、ウオーム6の一端側軸部6cに形成し
たシャフト係止孔6dをモータ5のシャフト5bに設けたウ
オーム係止部5gに挿入しつつ、ウオーム6の一端側軸部
6cをモータ5のエンドカバー5aに設けたウオーム支持孔
5fに挿着した状態で、モータ5の突出端部5dをロアケー
シング3のモータケーシング側当接壁3hに備えた切欠部
3jに嵌入することによってモータ5およびウオーム6が
ロアケーシング3に取付けられるものとなる。
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案に係わるアクチュ
エータによれば、モータとウオームとを組み付けるに際
し、モータのエンドカバー突部において有底円錐台状に
形成されたウオーム支持孔は、ウオームの軸部の一方に
おいて円錐台状をなす端部が挿入された状態で、ウオー
ムの軸方向および径方向への変位を許容するため、この
エンドカバー突部がずれていても、ウオーム支持孔によ
ってウオームが円滑に回転するように支持され、ウオー
ムのシャフト係止孔がモータのシャフトに係止されるこ
とにより、ウオーム支持孔に支持されてウオームがシャ
フトとともに回転するので、モータの取り付け位置にず
れがあっても、ウオームを円滑に回転させることができ
るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係わるアクチュエータの一実施例に
おいてのアッパーケーシングを取り外した状態の平面
図、第2図は第1図に示したアクチュエータのアッパー
ケーシングを取り付けた状態の(A−A)線断面図、第
3図は第1図に示したアクチュエータにおいてのピニオ
ンとウオームホイールとクラッチ機構との組み付け関係
を示す各部品の外観斜視図、第4図は第1図に示したア
クチュエータにおいてのウオームとモータとの組み付け
関係を示す各部品の外観斜視図、第5図はこの考案に係
わるアクチュエータの他実施例においてのアッパーケー
シングを取り外した状態の平面図、第6図は第5図に示
したアクチュエータのウオームとモータとの組み付け関
係を示す各部品の外観斜視図、第7図は従来のアクチュ
エータの正面図である。 1……アクチュエータ 3m、5i……軸受 5……モータ 5a……エンドカバー 5b……シャフト 5e……エンドカバー突部 5f……ウオーム支持孔 6……ウオーム 6c……軸部 6d……シャフト係止孔 7……ウオームホイール 11……セクタギヤ 15……スイングアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 井上 勝 神奈川県横浜市戸塚区東俣野町1760番地 自動車電機工業株式会社内 (72)考案者 鈴木 和也 神奈川県横浜市戸塚区東俣野町1760番地 自動車電機工業株式会社内 (72)考案者 田中 雅樹 神奈川県横浜市戸塚区東俣野町1760番地 自動車電機工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−95177(JP,A) 特開 昭58−181972(JP,A) 特開 昭59−18867(JP,A) 実開 昭63−195144(JP,U) 実開 昭63−59255(JP,U) 実開 昭60−42068(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転するシャフトを備えたモータと、 一方の端部が前記モータのシャフトに係止され、他方の
    端部が軸受によって支持されたウオームと、 前記ウオームと噛み合うウオームホイールと、 前記ウオームホイールによって駆動され、スイングアー
    ムが一体的に連結されたセクタギヤを備えたアクチュエ
    ータにおいて、 前記モータのエンドカバーには、有底円錐台状に形成さ
    れたウオーム支持孔が形成され、このウオーム支持孔に
    前記モータのシャフトが貫通するエンドカバー突部が設
    けられ、 前記モータのシャフトに係止された前記ウオームの一方
    の端部には、円錐台状に形成され、前記モータのエンド
    カバーに設けられたウオーム支持孔内に挿入され、前記
    エンドカバー突部によって回転可能に支持され、前記モ
    ータのシャフトが着脱可能に係止されるシャフト係止孔
    が形成された軸部が設けられていることを特徴とするア
    クチュエータ。
JP16256988U 1988-12-15 1988-12-15 アクチュエータ Expired - Lifetime JPH082354Y2 (ja)

Priority Applications (2)

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JP16256988U JPH082354Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15 アクチュエータ
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