JP2503916Y2 - アクチュエ―タ - Google Patents

アクチュエ―タ

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JP2503916Y2
JP2503916Y2 JP10634789U JP10634789U JP2503916Y2 JP 2503916 Y2 JP2503916 Y2 JP 2503916Y2 JP 10634789 U JP10634789 U JP 10634789U JP 10634789 U JP10634789 U JP 10634789U JP 2503916 Y2 JP2503916 Y2 JP 2503916Y2
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徹 加瀬
雅樹 田中
俊之 松木
和也 鈴木
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自動車電機工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 【考案の目的】
(産業上の利用分野) この考案は、例えば、自動車のドアロック装置を遠隔
操作したり、トランクリッドオープナを遠隔開扉したり
するのに利用されるアクチュエータに関するものであ
る。 (従来の技術) 従来、上記したようなアクチュエータとしては、例え
ば第3図に示すものがあった。 図に示すアクチュエータ51は、正逆回転可能なモータ
52と、このモータ52の回転軸52aに装着したピニオン53,
ピニオン53と噛合う中間ギヤ54および中間ギヤ54の歯車
軸55に同軸に設けた中間ピニオン56から構成される減速
機構57と、前記中間ピニオン56と噛合うセクタギヤ58
と、このセクタギヤ58を支える出力軸59と、をカバー60
によって閉塞されるアクチュエータケース61の内部に収
容してあり、セクタギヤ58は出力軸59を径方向に貫通す
る仮想線で示すピン62をこのセクタギヤ58に係止させる
ことによって固定してある。 また、アクチュエータケース61に形成した出力軸挿通
孔61aから外部に突出する出力軸59の端部には、モータ5
2の出力を仮想線で示すロッド63を介して図外のドアロ
ック装置などの動作側に伝達するスイングアーム64がか
しめ固定してあると共に、前記出力軸挿通孔61aのスイ
ングアーム64側の開口端には、防水リングを嵌合するた
めの環状切欠部61bが形成してある。 そして、このアクチュエータ51を水が浸入する可能性
がないとはいえないドア内部に装着して、ドアロック装
置の遠隔操作に利用する場合には、前記環状切欠部61b
に防水リング65を嵌合した状態で出力軸59およびスイン
グアーム64を組付けるようにしている。 (考案が解決しようとする課題) ところが、上記した従来のアクチュエータ51にあって
は、組立て時において、出力軸59およびスイングアーム
64を最初にアクチュエータケース61に組付けなくてはな
らないため、組立ての最終段階、あるいは組立て後に、
防水リング65の有無を確認したり、防水リング65を交換
したりする必要が生じた場合には、出力軸59からセクタ
ギヤ58を取り外したのち、アクチュエータケース61から
出力軸59を引き抜かなくてはならないため、この作業が
非常に煩雑であるという問題があった。 また、上記したアクチュエータ51にあっては、アクチ
ュエータケース61の環状切欠部61bに嵌合した防止リン
グ65のスイングアーム64側の面とアクチュエータケース
61における出力軸挿通孔61aの開口端面とがほぼ同一平
面をなしているので、出力軸59のピン挿入位置が出力軸
59の端部にかしめ固定したスイングアーム64側にずれて
いる場合には、スイングアーム64をアクチュエータケー
ス61における出力軸挿通孔61aの開口端面に押し付けて
も出力軸59のピン挿入位置とセクタギヤ58のピン挿入位
置とが合致しない、すなわち、出力軸59に対するセクタ
ギヤ58の取付けを行うことができない事態が生じる可能
性があり、一方、ピン62の挿入位置がスイングアーム64
とは反対側にずれている場合には、アクチュエータケー
ス61とスイングアーム64との間に生じる若干の隙間を吸
収することができず、結果として、防水リング65による
防水機能が損なわれてしまう恐れがあるという問題を有
しており、これらの問題を解決することが従来の課題で
あった。 (考案の目的) この考案は、上記した従来の課題に着目してなされた
ものであり、組立ての最終段階、あるいは組立て後に、
防水リングの有無を確認したり、防水リングを交換した
りする必要が生じた場合でもその作業を煩雑さを伴うこ
となく簡単に行うことができ、加えて、出力軸に対する
スイングアームの取付け位置にばらつきがあったとして
も、これを吸収して防水性を高く維持することが可能で
あるアクチュエータを提供することを目的としている。
【考案の構成】
(課題を解決するための手段) この考案は、軸支持孔およびこの軸支持孔と直交する
頂面部が形成されたボス部を有するアクチュエータケー
スと、上記アクチュエータケースに収納された正逆回転
可能なモータと、上記アクチュエータケースに収納さ
れ、上記モータの回転が伝達される減速機構と、上記ア
クチュエータケースにおけるボス部の軸支持孔に回動自
在に支持された出力軸本体部と、この出力軸本体部と一
体的に形成され、上記減速機構に噛み合わされて当該出
力軸本体部とともにボス部の軸支持孔を中心として回動
するセクタギヤ部を具備した出力軸と、ロッド連結用孔
が形成されたアーム本体を有し、上記出力軸の出力軸本
体部とともに回動するスイングアームを備えたアクチュ
エータにおいて、上記出力軸の出力軸本体部には、凹状
をなす軸方向の係止溝と凹状をなす円周方向の環状溝が
形成され、上記スイングアームには、上記出力軸におけ
る出力軸本体部の係止溝と係止して出力軸本体部に対す
る回転方向の動きを規制する係止突起および出力軸本体
部の環状溝と係止して出力軸本体部に対する軸方向の動
きを規制する環状突起を具備した出力軸連結部と、上記
アクチュエータケースにおけるボス部の外周部を覆う環
状スカート部と、出力軸連結部および環状スカート部の
間に位置して上記アクチュエータケースにおけるボス部
の頂面部と間隔をおいて対向する頂面対向面部が形成さ
れ、上記アクチュエータケースにおけるボス部の頂面部
と上記スイングアームの頂面対向面部との間には、頂面
部および頂面対向面部の双方に圧接すると共に、上記出
力軸の出力軸本体部および上記スイングアームの環状ス
カート部の双方に圧接する弾性部材よりなる防水リング
が配置されている構成としたことを特徴としており、こ
のような構成のアクチュエータを前述の従来の課題を解
決するための手段としている。 (考案の作用) この考案に係わるアクチュエータは、上述したような
構成を有しているので、組立て時の最終段階でスイング
アームを出力軸に組付けることができることから、組立
て後に、防水リングの有無を確認したり、防水リングを
交換したりする場合には、スイングアームを出力軸から
取り外すだけで判別できることから、確認作業は容易に
なされることとなる。 また、上記したアクチュエータにおいて、アクチュエ
ータケースにおけるボス部の頂面部とスイングアームの
頂面対向面部の間に配置されている弾性部材よりなる防
水リングは、頂面部および頂面対向面部の双方に圧接し
かつ出力軸の出力軸本体部およびスイングアームの環状
スカート部の双方に圧接するので、防水性が高いものと
なり、加えて、出力軸の出力軸本体部に対するスイング
アームの取付け位置にばらつきがあったとしても、防水
リングがこのばらつきを吸収することとなり、スイング
アームを出力軸本体部に取り付けることができなかった
り、アクチュエータケースとスイングアームとの間に隙
間が生じたりするといった事態の発生が阻止され、さら
に、出力軸本体部とスイングアームとの間の嵌め合い精
度が多少緩めであったとしても、防水リングが両者間の
緩みを吸収するので、出力軸本体部およびスイングアー
ム間におけるがたつきの発生が阻止されることとなり、
その結果、スイングアームの取付け位置における防水性
が高く維持されることとなる。 (実施例) 以下、この考案を図面に基づいて説明する。 第1図および第2図はこの考案に係わるアクチュエー
タの一実施例を示している。 すなわち、図に示すアクチュエータ1は、アクチュエ
ータカバー2によって閉塞されるアクチュエータケース
3の内部に、正逆回転可能なモータ4と、このモータ4
の回転をおとす減速機構10と、モータ4の回転をアクチ
ュエータケース3の外部に出力する出力軸20とを備えて
いると共に、アクチュエータケース3の外部にスイング
アーム30を備えている。 前記モータ4は、アクチュエータケース3に設けたモ
ータ取付け部3aに嵌合固定してあり、モータ出力軸4aに
はウオーム5が装着してある。 前記減速機構10は、前記ウオーム5と、このウオーム
5と噛合うウオームホイール11と、このウオームホイー
ル11と連動するピニオン12とを備えており、ウオームホ
イール11はアクチュエータケース3の底面に形成した歯
車軸3bに支持させてある。また、ピニオン12は、前記歯
車軸3bの先端に第1図奥側に偏心させて形成した小経歯
車軸3cに支持させてあり、このピニオン12の外周から突
出して形成した図示しないピニオン側係合部に、ウオー
ムホイール11のピニオン12との当接面に形成した図示し
ないホイール側係合部が係合した際に、ウオームホイー
ル11とともに回動するようにしてある。 前記出力軸20は、出力軸本体部20Bと、この出力軸本
体部20Bの一端側に一体的に形成されたセクタギヤ部20A
を有しており、このセクタギヤ部20Aを減速機構10のピ
ニオン12に噛み合わせた状態で出力軸本体部20Bをアク
チュエータケース3に形成したボス部3eの軸支持孔3dに
回動自在に支持させることにより、ピニオン12の作動に
合わせて軸支持孔3dを中心として回動するようになって
いる。この出力軸20における出力軸本体部20Bの他端側
は、軸支持孔3dからアクチュエータケース3の外部に突
出するようにしてあり、この他端側の外周部には、円周
方向に適宜間隔をもって形成した複数個(図では1個の
み示す)の凹状をなす軸方向の係止溝20dと、同じく凹
状をなす円周方向の環状溝20eが形成してある。 前記スイングアーム30は、アーム本体30aの基端に出
力軸連結部30bを有していると共に、先端に例えばドア
ロック部に連結したロッドを連結するためのロッド連結
用孔30cを有している。そして、出力軸連結部30bは、出
力軸本体部20Bの他端側に嵌合するように略キャップ状
をなすものとしてあり、この出力軸連結部30bには、出
力軸本体部20Bの他端側に嵌合した状態において、出力
軸本体部20Bの係止溝20dと係止して出力軸本体部20Bに
対する回転方向の動きを規制する係止突起30dおよび出
力軸本体部20Bの環状溝20eと係止して出力軸本体部20B
に対する軸方向の動きを規制する環状突起30eが設けて
あり、これによって、スイングアーム30は、出力軸20に
対して着脱可能に固定されるものとなっている。 また、スイングアーム30は、アクチュエータケース3
におけるボス部3eの外周部を覆う環状スカート部30g
と、出力軸連結部30bおよび環状スカート部30gの間に位
置してアクチュエータケース3におけるボス部3eの頂面
部3fと間隔をおいて対向する頂面対向面部30hを備えて
おり、この頂面部3fと頂面対向面部30hとの間に、頂面
部3fおよび頂面対向面部30hの双方に圧接すると共に、
出力軸20の出力軸本体部20Bおよびスイングアーム30の
環状スカート部30gの双方に圧接する弾性部材よりなる
防水リング40を配置することによって、高い防水性を得
ることができるようにしてある。 また、このアクチュエータ1は、ウオームホイール11
の第1図下方に接点ホルダ21を有している。この場合、
接点ホルダ21は平形ワッシャ状をなし、アクチュエータ
ケース3の底面に前記歯車軸3bと同心状に形成した環状
壁部3gに嵌合してあり、第1図下面に2個(図では1個
のみ示す)のコンタクタ22,(22)を装着している。そ
して、この接点ホルダ21は、その周縁部の第1図上面に
係合突起21aを形成しており、この係合突起21aを前記セ
クタギヤ部20Aに形成した係合孔20aに係合することによ
って、出力軸20の回動に合わせて回動するようになって
いて、この際、アクチュエータケース3の底面でかつ環
状壁部3gの外側に沿って配置した6枚(図では2枚のみ
示す)のプレート状端子23,23と各々接触・離間するこ
とによって、アクチュエータケース3に装着した図示し
ないコネクタ端子に接続する外部電源をモータ4に供給
したりその供給を中止したりするようにしている。 さらに、このアクチュエータ1は、ウオーム5,ウオー
ムホイール11およびピニオン12を介して伝達されるモー
タ4の出力により出力軸20が回動し、スイングアーム30
がその両回動端のうちのいずれかに停止した状態となっ
た際に、ウオームホイール11のみを所定の位置に復帰さ
せるリターン機構を備えている。このリターン機構は、
前記環状壁部3gの内側に設けたコイルスプリング31の一
方の端部をアクチュエータケース3側に掛止させると共
に、他方の端部をウオームホイール11側に掛止させるこ
とによって、ウオームホイール11がモータ4の出力によ
り、歯車軸3b廻りに時計方向および反時計方向のいずれ
の方向に回動した場合であっても、モータ4が停止した
際には、コイルスプリング31の弾性力によって所定の位
置に復帰する構成としてある。 したがって、このアクチュエータ1では、アクチュエ
ータケース3の内部に出力軸20を含めた各構成部品を組
付けたのちに、アクチュエータケース3の外部に突出す
る出力軸20における出力軸本体部20Bの他端側にスイン
グアーム30の出力軸連結部30bを嵌合することによって
組立てが完了するので、このアクチュエータ1を組立て
たのちに、防水リング40の有無を確認したり、防水リン
グ40を交換したりする際には、スイングアーム30が出力
軸20に対して着脱可能に固定してあるので、スイングア
ーム30を出力軸20から取り外すだけで確認作業を行うこ
とができるため、その作業は容易なものとなる。 また、上記したアクチュエータ1において、アクチュ
エータケース3におけるボス部3eの頂面部3fとスイング
アーム30の頂面対向面部30hの間に配置されている弾性
部材よりなる防水リング40は、頂面部3fおよび頂面対向
面部30hの双方に圧接しかつ出力軸20の出力軸本体部20B
およびスイングアーム30の環状スカート部30gの双方に
圧接しているので、防水性が高いものとなり、この際、
出力軸20の出力軸本体部20Bに対するスイングアーム30
の取付け位置に多少のばらつきがあったとしても、防水
リング40がこのばらつきを吸収するため、スイングアー
ム30を出力軸本体部20Bに取り付けることができない事
態や、アクチュエータケース3とスイングアーム30との
間に隙間が生じる事態の発生が阻まれ、加えて、出力軸
本体部20Bとスイングアーム30との間の嵌め合い精度が
多少緩めであったとしても、防水リング40が両者間の緩
みを吸収して出力軸本体部20Bおよびスイングアーム30
間におけるがたつきの発生が阻止されるので、スイング
アーム30の取付け位置における防水性が高く維持される
こととなる。 次に、上記アクチュエータ1をドアロック用アクチュ
エータとした場合の動作を説明する。 まず、ドアロックがロックオフの状態において、外部
電源をモータ4に供給し、このモータ4を正回転させる
と、その回転はウオーム5を介してウオームホイール11
に伝達され、ウオームホイール11は反時計方向に回転す
る。 次いで、ウオームホイール11の図示しないホイール側
係合部が、ピニオン12のピニオン側係合部に係合した時
点から、ピニオン12がウオームホイール11と共に反時計
方向に回転を開始し、これに伴ってセクタギヤ部20Aを
介して出力軸20が時計方向に回動し、この出力軸20の出
力軸本体部20Bに固定したスイングアーム30が時計方向
に回動する。 これと同時に、接点ホルダ21が反時計方向に回動し、
コンタクタ22,(22)がプレート状端子23のうちの所定
のプレート状端子23に各々接触・離間した時点でモータ
4への外部電源の供給が遮断され、モータ4は停止す
る。このとき、スイングアーム30は、図示しないロッド
を介してドアロックをロックオンの状態にする。 この間、リターン機構のコイルスプリング31にはウオ
ームホイール11を所定の位置に復帰させる弾性力が蓄え
られるので、モータ4の停止と同時にウオームホイール
11のみが元の位置に復帰する。 また、この状態からモータ4を逆回転させると、前述
の説明とは逆方向にウオームホイール11およびピニオン
12が回転すると共に、出力軸20およびスイングアーム30
が逆方向に回動し、ドアロックはロックオフの状態とな
る。 上記動作中において、スイングアーム30に装着した防
水リング40は、アクチュエータケース3におけるボス部
3eの頂面部3fおよびスイングアーム30の頂面対向面部30
hの双方に圧接しかつ出力軸20の出力軸本体部20Bおよび
スイングアーム30の環状スカート部30gの双方に圧接し
ているので、軸支持孔3dから水が浸入することはない。 なお、この考案に係わるアクチュエータの詳細な構成
が、上記した実施例の構成に限定されるものではない。
【考案の効果】
以上説明したように、この考案は、上記した構成とし
たから、組立ての最終段階、あるいは組立て後に、防水
リングの有無を確認したり、防水リングを交換したりす
る必要が生じた場合には、その作業を煩雑さを伴うこと
なく極めて簡単に行うことができると共に、防水性を高
いものとすることが可能であり、加えて、出力軸に対す
るスイングアームの取付け位置にばらつきがあったとし
ても、防水リングがこのばらつきを吸収するため、スイ
ングアームを出力軸本体部に取り付けることができなか
たり、アクチュエータケースとスイングアームとの間に
隙間が生じたりするといった事態の発生を防ぐことがで
き、さらに、出力軸とスイングアームとの間の嵌め合い
精度が多少緩めであったとしても、防水リングが両者間
の緩みを吸収して出力軸本体部およびスイングアーム間
にがたつきが生じるのを阻止することから、その結果、
防水性を高く維持するとが可能であるという非常に優れ
た効果をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係わるアクチュエータの一実施例を
示す垂直断面説明図、第2図は第1図のアクチュエータ
のスイングアームを断面で示す部分拡大斜視説明図、第
3図は従来のアクチュエータの垂直断面説明図である。 1……アクチュエータ、 3……アクチュエータケース 3d……軸支持孔 3e……ボス部 3f……頂面部 4……モータ 10……減速機構 20……出力軸 20A……セクタギヤ部 20B……出力軸本体部 20d……係止溝 20e……環状溝 30……スイングアーム 30a……アーム本体 30b……出力軸連結部 30c……ロッド連結用孔 30d……係止突起 30e……環状突起 30h……頂面対向面部 30g……環状スカート部 40……防水リング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鈴木 和也 神奈川県横浜市戸塚区東俣野町1760番地 自動車電機工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−84182(JP,A) 特開 平1−230878(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸支持孔およびこの軸支持孔と直交する頂
    面部が形成されたボス部を有するアクチュエータケース
    と、 上記アクチュエータケースに収納された正逆回転可能な
    モータと、 上記アクチュエータケースに収納され、上記モータの回
    転が伝達される減速機構と、 上記アクチュエータケースにおけるボス部の軸支持孔に
    回動自在に支持された出力軸本体部と、この出力軸本体
    部と一体的に形成され、上記減速機構に噛み合わされて
    当該出力軸本体部とともにボス部の軸支持孔を中心とし
    て回動するセクタギヤ部を具備した出力軸と、 ロッド連結用孔が形成されたアーム本体を有し、上記出
    力軸の出力軸本体部とともに回動するスイングアームを
    備えたアクチュエータにおいて、 上記出力軸の出力軸本体部には、凹状をなす軸方向の係
    止溝と凹状をなす円周方向の環状溝が形成され、 上記スイングアームには、上記出力軸における出力軸本
    体部の係止溝と係止して出力軸本体部に対する回転方向
    の動きを規制する係止突起および出力軸本体部の環状溝
    と係止して出力軸本体部に対する軸方向の動きを規制す
    る環状突起を具備した出力軸連結部と、上記アクチュエ
    ータケースにおけるボス部の外周部を覆う環状スカート
    部と、出力軸連結部および環状スカート部の間に位置し
    て上記アクチュエータケースにおけるボス部の頂面部と
    間隔をおいて対向する頂面対向面部が形成され、 上記アクチュエータケースにおけるボス部の頂面部と上
    記スイングアームの頂面対向面部との間には、頂面部お
    よび頂面対向面部の双方に圧接すると共に、上記出力軸
    の出力軸本体部および上記スイングアームの環状スカー
    ト部の双方に圧接する弾性部材よりなる防水リングが配
    置されていることを特徴とするアクチュエータ。
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