JPH1141858A - ドアロック用アクチュエータ - Google Patents
ドアロック用アクチュエータInfo
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- JPH1141858A JPH1141858A JP19218297A JP19218297A JPH1141858A JP H1141858 A JPH1141858 A JP H1141858A JP 19218297 A JP19218297 A JP 19218297A JP 19218297 A JP19218297 A JP 19218297A JP H1141858 A JPH1141858 A JP H1141858A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 16
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
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- Lock And Its Accessories (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】部品点数を削減すると共に、各部品をコンパク
トに配置することができ、装置全体を大幅に小型化する
ことが可能で、狭いスペースにも容易に取り付けること
ができるドアロック用アクチュエータを提供する。 【解決手段】出力伝達機構50は、減速機構40の歯車
43に噛み合うセクタギア60と、該セクタギア60の
回転軸51に軸支され、セクタギア60との係合により
回転する中継部材70とを有する。セクタギア60の係
合突起62は、施解錠ストロークに対応した遊びSを介
して中継部材70の被係合溝72に係合する。セクタギ
ア60は、アクチュエータにより施錠及び解錠した後
に、中継部材70)手動操作が可能な中立位置に付勢部
材80に復帰させられる。
トに配置することができ、装置全体を大幅に小型化する
ことが可能で、狭いスペースにも容易に取り付けること
ができるドアロック用アクチュエータを提供する。 【解決手段】出力伝達機構50は、減速機構40の歯車
43に噛み合うセクタギア60と、該セクタギア60の
回転軸51に軸支され、セクタギア60との係合により
回転する中継部材70とを有する。セクタギア60の係
合突起62は、施解錠ストロークに対応した遊びSを介
して中継部材70の被係合溝72に係合する。セクタギ
ア60は、アクチュエータにより施錠及び解錠した後
に、中継部材70)手動操作が可能な中立位置に付勢部
材80に復帰させられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動の回転駆動源
と、その減速機構、及びドアロック装置側へ回転力を伝
達する出力伝達機構とを備え、前記回転駆動源とは別に
手動操作によっても、ドアロック装置の施錠及び解錠が
可能なドアロック用アクチュエータに関する。
と、その減速機構、及びドアロック装置側へ回転力を伝
達する出力伝達機構とを備え、前記回転駆動源とは別に
手動操作によっても、ドアロック装置の施錠及び解錠が
可能なドアロック用アクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のドアロック用アクチュエ
ータとしては、例えば、実公昭54−30317号公報
に示すようなものがある。すなわち、同公報には、減速
機構と被操作レバーとを、この被操作レバーのストロー
ク距離と同等の遊びを有する連結手段で連結し、かつモ
ータが停止している時、減速装置が中立位置になるよう
に付勢したドアロック装置が開示されている。
ータとしては、例えば、実公昭54−30317号公報
に示すようなものがある。すなわち、同公報には、減速
機構と被操作レバーとを、この被操作レバーのストロー
ク距離と同等の遊びを有する連結手段で連結し、かつモ
ータが停止している時、減速装置が中立位置になるよう
に付勢したドアロック装置が開示されている。
【0003】ここで連結手段は、減速装置及び被操作レ
バーに連結ピンをそれぞれ突設し、一方の連結ピンに基
端が枢着された連結ロッドの先端に、前記被操作レバー
のストローク距離と同等の長さの長穴を形成し、この長
穴に他方の連結ピンを遊動自在に係合させて構成してい
る。
バーに連結ピンをそれぞれ突設し、一方の連結ピンに基
端が枢着された連結ロッドの先端に、前記被操作レバー
のストローク距離と同等の長さの長穴を形成し、この長
穴に他方の連結ピンを遊動自在に係合させて構成してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の技術では、電動的にも手動的にも施錠及
び施錠解除可能にするために、前記連結手段としての連
結ロッドに長穴を形成するため、かかる連結ロッドを相
当の長さに設定しなけれはならず、嵩張る部材となって
いた。
たような従来の技術では、電動的にも手動的にも施錠及
び施錠解除可能にするために、前記連結手段としての連
結ロッドに長穴を形成するため、かかる連結ロッドを相
当の長さに設定しなけれはならず、嵩張る部材となって
いた。
【0005】従って、ドアロック装置とドアロック用ア
クチュエータのケースとの連結部分が構造的に嵩張り、
装置全体がどうしても大型となって小型化が困難であっ
た。そのため、スペース的な余裕の乏しいドア自体の内
部に配設するのが煩わしく、困難な場合もあった。
クチュエータのケースとの連結部分が構造的に嵩張り、
装置全体がどうしても大型となって小型化が困難であっ
た。そのため、スペース的な余裕の乏しいドア自体の内
部に配設するのが煩わしく、困難な場合もあった。
【0006】本発明は、以上のような従来技術が有する
問題点に着目してなされたもので、部品点数を削減する
と共に、各部品をコンパクトに配置することができ、装
置全体を大幅に小型化することが可能で、狭いスペース
にも容易に取り付けることができるドアロック用アクチ
ュエータを提供することを目的としている。
問題点に着目してなされたもので、部品点数を削減する
と共に、各部品をコンパクトに配置することができ、装
置全体を大幅に小型化することが可能で、狭いスペース
にも容易に取り付けることができるドアロック用アクチ
ュエータを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の要旨とするところは、以下の各項に存す
る。 [1]電動の回転駆動源(30)と、その減速機構(4
0)、及びドアロック装置(1)側へ電動力を伝達する
出力伝達機構(50)とを備え、前記回転駆動源(3
0)とは別に手動操作によっても、ドアロック装置
(1)の施錠及び解錠が可能なドアロック用アクチュエ
ータ(10)において、前記出力伝達機構(50)は、
前記減速機構(40)を構成する歯車(43)に噛み合
うセクタギア(60)と、該セクタギア(60)の回転
軸(51)を介してセクタギア(60)とは別に回転可
能に軸支され、セクタギア(60)との係合により回転
する中継部材(70)と、前記セクタギア(60)を所
定の中立位置に直接または間接的に付勢する付勢部材
(80)とから成り、前記セクタギア(60)及び中継
部材(70)の何れか一方に係合突起(62)を設ける
一方、前記セクタギア(60)及び中継部材(70)の
何れか他方に、前記回転軸(51)を中心とする円弧状
に延び、前記ドアロック装置(1)側の施解錠ストロー
クに対応した遊び(S)を介して前記係合突起(62)
が係合する被係合溝(72)を設け、前記中継部材(7
0)側に、ドアロック装置(1)側に動力を伝達可能に
連結するための連結部(75)を同期して回転すべく一
体的に設け、前記付勢手段(80)は、アクチュエータ
により施錠及び解錠した後に、前記セクタギア(60)
を、前記中継部材(70)の手動による施解錠動作が可
能な前記中立位置に復帰させるように配設したことを特
徴とするドアロック用アクチュエータ(10)。
ための本発明の要旨とするところは、以下の各項に存す
る。 [1]電動の回転駆動源(30)と、その減速機構(4
0)、及びドアロック装置(1)側へ電動力を伝達する
出力伝達機構(50)とを備え、前記回転駆動源(3
0)とは別に手動操作によっても、ドアロック装置
(1)の施錠及び解錠が可能なドアロック用アクチュエ
ータ(10)において、前記出力伝達機構(50)は、
前記減速機構(40)を構成する歯車(43)に噛み合
うセクタギア(60)と、該セクタギア(60)の回転
軸(51)を介してセクタギア(60)とは別に回転可
能に軸支され、セクタギア(60)との係合により回転
する中継部材(70)と、前記セクタギア(60)を所
定の中立位置に直接または間接的に付勢する付勢部材
(80)とから成り、前記セクタギア(60)及び中継
部材(70)の何れか一方に係合突起(62)を設ける
一方、前記セクタギア(60)及び中継部材(70)の
何れか他方に、前記回転軸(51)を中心とする円弧状
に延び、前記ドアロック装置(1)側の施解錠ストロー
クに対応した遊び(S)を介して前記係合突起(62)
が係合する被係合溝(72)を設け、前記中継部材(7
0)側に、ドアロック装置(1)側に動力を伝達可能に
連結するための連結部(75)を同期して回転すべく一
体的に設け、前記付勢手段(80)は、アクチュエータ
により施錠及び解錠した後に、前記セクタギア(60)
を、前記中継部材(70)の手動による施解錠動作が可
能な前記中立位置に復帰させるように配設したことを特
徴とするドアロック用アクチュエータ(10)。
【0008】[2]前記セクタギア(60)の所定箇所
に前記係合突起(62)を設け、該セクタギア(60)
は前記回転軸(51)に対して回転自由に挿通させ、前
記中継部材(70)を前記セクタギア(60)に重なる
略扇形に形成し、その外周縁を一部切り欠いて前記被係
合溝(72)を設け、該中継部材(70)は前記回転軸
(51)に対し一体的に固結し、該回転軸(51)に前
記連結部(75)を一体的に固結したことを特徴とする
[1]記載のドアロック用アクチュエータ(10)。
に前記係合突起(62)を設け、該セクタギア(60)
は前記回転軸(51)に対して回転自由に挿通させ、前
記中継部材(70)を前記セクタギア(60)に重なる
略扇形に形成し、その外周縁を一部切り欠いて前記被係
合溝(72)を設け、該中継部材(70)は前記回転軸
(51)に対し一体的に固結し、該回転軸(51)に前
記連結部(75)を一体的に固結したことを特徴とする
[1]記載のドアロック用アクチュエータ(10)。
【0009】[3]前記付勢手段(80)は、前記減速
機構(40)を構成する歯車(43)の回転軸(42)
に巻き回されるコイルばねから構成し、該コイルばねを
前記歯車(43)内に形成した中空部(44)に収納
し、コイルばねの一端(82)を歯車(43)側に係止
し、他端(83)を本体(11)側に係止し、前記コイ
ルばねの付勢力を、前記減速機構(40)を介してセク
タギア(60)に伝えるように設定したことを特徴とす
る[1]または[2]記載のドアロック用アクチュエー
タ(10)。
機構(40)を構成する歯車(43)の回転軸(42)
に巻き回されるコイルばねから構成し、該コイルばねを
前記歯車(43)内に形成した中空部(44)に収納
し、コイルばねの一端(82)を歯車(43)側に係止
し、他端(83)を本体(11)側に係止し、前記コイ
ルばねの付勢力を、前記減速機構(40)を介してセク
タギア(60)に伝えるように設定したことを特徴とす
る[1]または[2]記載のドアロック用アクチュエー
タ(10)。
【0010】[4]前記中継部材(70)の回転動作を
検出する検知手段(90)を有することを特徴とする
[1],[2]または[3]記載のドアロック用アクチ
ュエータ(10)。
検出する検知手段(90)を有することを特徴とする
[1],[2]または[3]記載のドアロック用アクチ
ュエータ(10)。
【0011】次に前述した解決手段に基づく作用を説明
する。 [1]記載のドアロック用アクチュエータ(10)によ
れば、ドアロック装置(1)を作動させる場合は、回転
駆動源(30)の出力は減速機構(40)により減速さ
れてドアロック装置(1)側に伝達され、ドアロックが
電動力により施錠及び解錠される。
する。 [1]記載のドアロック用アクチュエータ(10)によ
れば、ドアロック装置(1)を作動させる場合は、回転
駆動源(30)の出力は減速機構(40)により減速さ
れてドアロック装置(1)側に伝達され、ドアロックが
電動力により施錠及び解錠される。
【0012】アクチュエータの動作で解錠した後、セク
タギア(60)は付勢部材(80)の付勢力により中立
位置に復帰することができる。この時、中継部材(7
0)は減速機構(40)による拘束を受けることなく動
くことができ、ドアロックを手動で施錠及び解錠するこ
とが可能である。
タギア(60)は付勢部材(80)の付勢力により中立
位置に復帰することができる。この時、中継部材(7
0)は減速機構(40)による拘束を受けることなく動
くことができ、ドアロックを手動で施錠及び解錠するこ
とが可能である。
【0013】また、アクチュエータの動作で施錠された
後も、同様にセクタギア(60)は中立位置に復帰する
ため、中継部材(70)を手動で操作することにより、
ドアロックを施錠及び解錠することが可能である。
後も、同様にセクタギア(60)は中立位置に復帰する
ため、中継部材(70)を手動で操作することにより、
ドアロックを施錠及び解錠することが可能である。
【0014】このようなドアロック用アクチュエータ
(10)は、構造的に嵩張りやすい出力伝達機構(5
0)が、前記セクタギア(60)と、該セクタギア(6
0)の回転軸(51)に軸支された中継部材(70)、
それに付勢部材(80)からコンパクトに構成される。
(10)は、構造的に嵩張りやすい出力伝達機構(5
0)が、前記セクタギア(60)と、該セクタギア(6
0)の回転軸(51)に軸支された中継部材(70)、
それに付勢部材(80)からコンパクトに構成される。
【0015】特に、セクタギア(60)と中継部材(7
0)との係脱は、係合突起(62)と、前記回転軸(5
1)を中心とする円弧状の被係合溝(72)とにより行
われるため、各部品自体を小さく設計でき、かつ各部品
を互いにコンパクトに組み合わすことができて、装置全
体を大幅に小型化することが可能となる。
0)との係脱は、係合突起(62)と、前記回転軸(5
1)を中心とする円弧状の被係合溝(72)とにより行
われるため、各部品自体を小さく設計でき、かつ各部品
を互いにコンパクトに組み合わすことができて、装置全
体を大幅に小型化することが可能となる。
【0016】[2]記載のドアロック用アクチュエータ
(10)によれば、セクタギア(60)の所定箇所に前
記係合突起(62)を設け、前記中継部材(70)をセ
クタギア(60)に重なる略扇形に形成し、その外周縁
を一部切り欠いて前記被係合溝(72)を設けたので、
前記出力伝達機構(50)を簡単な部品から嵩張らない
ように容易に組み立てることができ、かつ確実に作動さ
せることができる。
(10)によれば、セクタギア(60)の所定箇所に前
記係合突起(62)を設け、前記中継部材(70)をセ
クタギア(60)に重なる略扇形に形成し、その外周縁
を一部切り欠いて前記被係合溝(72)を設けたので、
前記出力伝達機構(50)を簡単な部品から嵩張らない
ように容易に組み立てることができ、かつ確実に作動さ
せることができる。
【0017】[3]記載のドアロック用アクチュエータ
(10)によれば、前記付勢手段(80)は、前記減速
機構(40)を構成する歯車(43)の中空部(44)
に収納されるため、より小型化することが可能となる。
(10)によれば、前記付勢手段(80)は、前記減速
機構(40)を構成する歯車(43)の中空部(44)
に収納されるため、より小型化することが可能となる。
【0018】[4]記載のドアロック用アクチュエータ
(10)によれば、前記中継部材(70)の回転動作を
検出する検知手段(90)によって、施錠及び解錠の動
作が正常に行われているかを容易に認識することができ
る。
(10)によれば、前記中継部材(70)の回転動作を
検出する検知手段(90)によって、施錠及び解錠の動
作が正常に行われているかを容易に認識することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明を代表
する一の実施の形態を説明する。図1〜図8は本発明の
一の実施の形態を示している。図1に示すように、本実
施の形態に係るドアロック用アクチュエータ10は、ハ
ウジング11に内装される回転駆動源たる電動モータ3
0と、その減速機構40、及びドアロック装置1側へ電
動力を伝達する出力伝達機構50とを具備して成る。
する一の実施の形態を説明する。図1〜図8は本発明の
一の実施の形態を示している。図1に示すように、本実
施の形態に係るドアロック用アクチュエータ10は、ハ
ウジング11に内装される回転駆動源たる電動モータ3
0と、その減速機構40、及びドアロック装置1側へ電
動力を伝達する出力伝達機構50とを具備して成る。
【0020】かかるドアロック用アクチュエータ10
は、電動モータ30の駆動とは別に手動操作によって
も、ドアロック装置1の施錠及び解錠が可能なように構
成されている。なお、図示省略したが、ドアロック装置
1及びドアロック用アクチュエータ10は、共に自動車
のドアの遊端側に内設される。
は、電動モータ30の駆動とは別に手動操作によって
も、ドアロック装置1の施錠及び解錠が可能なように構
成されている。なお、図示省略したが、ドアロック装置
1及びドアロック用アクチュエータ10は、共に自動車
のドアの遊端側に内設される。
【0021】図1及び図5に示すように、ハウジング1
1は、ケース本体11aと前蓋11bとから成り、各部
品を収納するための空間を有している。電動モータ30
は、ケース本体11aの適所に固定されている。電動モ
ータ30は、電動スイッチ(図示せず)を押した際にタ
イマー制御により、所定時間だけ駆動するように設定さ
れている。なお、回転駆動源は電動モータに限定される
ものではなく、例えばロータリーソレノイド等により構
成してもよい。
1は、ケース本体11aと前蓋11bとから成り、各部
品を収納するための空間を有している。電動モータ30
は、ケース本体11aの適所に固定されている。電動モ
ータ30は、電動スイッチ(図示せず)を押した際にタ
イマー制御により、所定時間だけ駆動するように設定さ
れている。なお、回転駆動源は電動モータに限定される
ものではなく、例えばロータリーソレノイド等により構
成してもよい。
【0022】減速機構40は、前記電動モータ30の出
力軸31に一体に固結されたウォーム41と、回転軸4
2を介してハウジング11に枢支された減速歯車43と
から成る。減速歯車43は、小歯部43aと、ウォーム
ホイールとしての大歯部43bとを有する。図5に示す
ように、減速歯車43の内部には中空部44が形成さ
れ、後述する付勢部材80が収納されている。
力軸31に一体に固結されたウォーム41と、回転軸4
2を介してハウジング11に枢支された減速歯車43と
から成る。減速歯車43は、小歯部43aと、ウォーム
ホイールとしての大歯部43bとを有する。図5に示す
ように、減速歯車43の内部には中空部44が形成さ
れ、後述する付勢部材80が収納されている。
【0023】出力伝達機構50は、前記減速歯車43の
小歯部43aに噛み合うセクタギア60と、該セクタギ
ア60の回転軸51を介してセクタギア60とは別に回
転可能に軸支された中継部材70と、前記セクタギア6
0を図1及び図3に示した中立位置に付勢する付勢部材
80とから成る。
小歯部43aに噛み合うセクタギア60と、該セクタギ
ア60の回転軸51を介してセクタギア60とは別に回
転可能に軸支された中継部材70と、前記セクタギア6
0を図1及び図3に示した中立位置に付勢する付勢部材
80とから成る。
【0024】図6に示すように、セクタギア60は、そ
の基端部に挿通孔63が穿設されており、挿通孔63に
回転軸51が回転自在に挿通している。また、セクタギ
ア60の円弧状の外周縁に沿ってフランジ61が設けら
れ、フランジ61の外壁側に、前記減速歯車43の小歯
部43aが噛み合う歯部61aが形成されている。フラ
ンジ61の内壁側の略中央には、係合突起62が半径方
向に突出するように突設されている。
の基端部に挿通孔63が穿設されており、挿通孔63に
回転軸51が回転自在に挿通している。また、セクタギ
ア60の円弧状の外周縁に沿ってフランジ61が設けら
れ、フランジ61の外壁側に、前記減速歯車43の小歯
部43aが噛み合う歯部61aが形成されている。フラ
ンジ61の内壁側の略中央には、係合突起62が半径方
向に突出するように突設されている。
【0025】ここで係合突起62は、セクタギア60の
側面のみならず、フランジ61の内壁側とも一体である
ため、係合突起60は、セクタギア60の厚み方向だけ
ではなく、半径方向にも強固に支持されることになる。
側面のみならず、フランジ61の内壁側とも一体である
ため、係合突起60は、セクタギア60の厚み方向だけ
ではなく、半径方向にも強固に支持されることになる。
【0026】中継部材70は、前記セクタギア60に重
なる略扇形に形成されており、その円弧状の外周縁を一
部切り欠くことで、回転軸51を中心とする円弧状に延
びた被係合溝72が設けられている。図6に示すよう
に、被係合溝72の両内端は施錠係合端72aと解錠係
合端72bとを成している。
なる略扇形に形成されており、その円弧状の外周縁を一
部切り欠くことで、回転軸51を中心とする円弧状に延
びた被係合溝72が設けられている。図6に示すよう
に、被係合溝72の両内端は施錠係合端72aと解錠係
合端72bとを成している。
【0027】図1に示すように、被係合溝72には、前
記ドアロック装置1側の施解錠ストロークに対応した遊
びSを介して前記係合突起62が係合するように設定さ
れている。ここで遊びSは、詳しくは後述するが、前記
電動モータ30の駆動とは別に手動操作により中継部材
70を動かせるようにするためのものである。
記ドアロック装置1側の施解錠ストロークに対応した遊
びSを介して前記係合突起62が係合するように設定さ
れている。ここで遊びSは、詳しくは後述するが、前記
電動モータ30の駆動とは別に手動操作により中継部材
70を動かせるようにするためのものである。
【0028】セクタギア60の係合突起62は、中継部
材70の被係合溝72に相対的に移動可能に係合する
が、図1に示す如くアクチュエータが解錠状態にある
時、中立位置にあるセクタギア60の係合突起62は、
被係合溝72の施錠係合端72aに当接し、図3に示す
如くアクチュエータが施錠状態にある時、中立位置にあ
るセクタギア60の係合突起62は、被係合溝72の解
錠係合端72bに当接するように設定されている。
材70の被係合溝72に相対的に移動可能に係合する
が、図1に示す如くアクチュエータが解錠状態にある
時、中立位置にあるセクタギア60の係合突起62は、
被係合溝72の施錠係合端72aに当接し、図3に示す
如くアクチュエータが施錠状態にある時、中立位置にあ
るセクタギア60の係合突起62は、被係合溝72の解
錠係合端72bに当接するように設定されている。
【0029】中継部材70の基端部は、回転軸51に対
し一体的に固結されている。また、図5に示すように、
中継部材70側には、ドアロック装置1側に動力を伝達
可能に連結するための連結部75が、前記回転軸51を
介して同期して回転すべく一体に連結されている。すな
わち、連結部75の基端76は回転軸51の下端に一体
に固結されており、出力端77がドアロック装置1の被
操作レバー2に、連結ロッド3を介して連結されてい
る。また、被操作レバー2の途中には、手動操作用の施
解錠ノブ4が連結されている。
し一体的に固結されている。また、図5に示すように、
中継部材70側には、ドアロック装置1側に動力を伝達
可能に連結するための連結部75が、前記回転軸51を
介して同期して回転すべく一体に連結されている。すな
わち、連結部75の基端76は回転軸51の下端に一体
に固結されており、出力端77がドアロック装置1の被
操作レバー2に、連結ロッド3を介して連結されてい
る。また、被操作レバー2の途中には、手動操作用の施
解錠ノブ4が連結されている。
【0030】図7及び図8に示すように、付勢部材80
はコイルばねから構成されており、、そのコイル部81
が前記減速歯車43の回転軸42に巻き回された状態
で、減速歯車43の中空部44に収納されている。付勢
部材80の固定端82は、ケース本体11aの底部に突
設された係止片20に係止され、動作端83は、減速歯
車43の中空部44に突設された係止片45に係止され
て、付勢部材80は、前記セクタギア60を図1及び図
3に示す中立位置に付勢している。
はコイルばねから構成されており、、そのコイル部81
が前記減速歯車43の回転軸42に巻き回された状態
で、減速歯車43の中空部44に収納されている。付勢
部材80の固定端82は、ケース本体11aの底部に突
設された係止片20に係止され、動作端83は、減速歯
車43の中空部44に突設された係止片45に係止され
て、付勢部材80は、前記セクタギア60を図1及び図
3に示す中立位置に付勢している。
【0031】すなわち付勢部材80は、アクチュエータ
により解錠及び施錠されて電動モータ30が停止する
と、先ずウォーム41共々減速歯車43を所定方向へ回
転させて、それによりセクタギア60がちょうど前記中
立位置に復帰するようなばね定数(付勢力)に予め設計
されている。
により解錠及び施錠されて電動モータ30が停止する
と、先ずウォーム41共々減速歯車43を所定方向へ回
転させて、それによりセクタギア60がちょうど前記中
立位置に復帰するようなばね定数(付勢力)に予め設計
されている。
【0032】本実施形態では、付勢部材80の付勢力
を、前記減速機構40を介してセクタギア60に間接的
に伝えるよう設定したが、この他、セクタギア60自体
を直接的に付勢部材によって前記中立位置に付勢すべく
構成してもよい。
を、前記減速機構40を介してセクタギア60に間接的
に伝えるよう設定したが、この他、セクタギア60自体
を直接的に付勢部材によって前記中立位置に付勢すべく
構成してもよい。
【0033】また、図1に示すように、ハウジング11
の適所には、前記中継部材70の回転動作を検出する検
知手段90が配設されている。検知手段90は具体的に
はマイクロスイッチから成り、本実施形態では、主とし
てアクチュエータにより解錠する際に、電動モータ30
に過負がかかるのを防止するためのリミットスイッチと
して作用するものである。また、検知手段90から出力
される信号によって、施錠及び解錠の動作が正常に行わ
れているかを容易に認識することができる。
の適所には、前記中継部材70の回転動作を検出する検
知手段90が配設されている。検知手段90は具体的に
はマイクロスイッチから成り、本実施形態では、主とし
てアクチュエータにより解錠する際に、電動モータ30
に過負がかかるのを防止するためのリミットスイッチと
して作用するものである。また、検知手段90から出力
される信号によって、施錠及び解錠の動作が正常に行わ
れているかを容易に認識することができる。
【0034】次に作用を説明する。図1は解錠状態を示
しており、かかる状態で、車室内の施解錠ノブ4を操作
して手動によりドアロック装置1を施錠すると、連結ロ
ッド3を介して出力端77を押された連結部75は、図
中で想像線で示した施錠位置に回転する。
しており、かかる状態で、車室内の施解錠ノブ4を操作
して手動によりドアロック装置1を施錠すると、連結ロ
ッド3を介して出力端77を押された連結部75は、図
中で想像線で示した施錠位置に回転する。
【0035】この時、連結部75と回転軸51を介して
一体である中継部材70は、図1中で反時計方向に回転
するが、中立位置にあるセクタギア60の係合突起62
は、被係合溝72の施錠係合端72aと解錠係合端72
bとの間にて遊びS範囲内で相対的に移動することがで
きる。
一体である中継部材70は、図1中で反時計方向に回転
するが、中立位置にあるセクタギア60の係合突起62
は、被係合溝72の施錠係合端72aと解錠係合端72
bとの間にて遊びS範囲内で相対的に移動することがで
きる。
【0036】すなわち、中継部材70の回転力はセクタ
ギア60に対して何ら作用しないので、手動操作は減速
機構40の作動に関係なく、施錠はもちろん解錠の場合
でも軽快に行うことができる。
ギア60に対して何ら作用しないので、手動操作は減速
機構40の作動に関係なく、施錠はもちろん解錠の場合
でも軽快に行うことができる。
【0037】アクチュエータ10の動作により施錠する
場合は、電動モータ30を起動し正転させると、ウォー
ム41、減速歯車43の小歯部43a、大歯部43bと
減速され、更にセクタギア60に伝達する時も減速され
て、セクタギア60が回転軸51を中心として図1の位
置から反時計方向に回転する。
場合は、電動モータ30を起動し正転させると、ウォー
ム41、減速歯車43の小歯部43a、大歯部43bと
減速され、更にセクタギア60に伝達する時も減速され
て、セクタギア60が回転軸51を中心として図1の位
置から反時計方向に回転する。
【0038】セクタギア60が回転すると、その係合突
起62が中継部材70の被係合溝72にある施錠係合端
72aを押し、この中継部材70と共に回転軸51及び
連結部75を図中で反時計方向に回転させる。それによ
り、連結部75の出力端77は、図2に示した施錠位置
まで移動し、ドアロック装置1が施錠される。
起62が中継部材70の被係合溝72にある施錠係合端
72aを押し、この中継部材70と共に回転軸51及び
連結部75を図中で反時計方向に回転させる。それによ
り、連結部75の出力端77は、図2に示した施錠位置
まで移動し、ドアロック装置1が施錠される。
【0039】図2に示す施錠状態では、減速歯車43に
収納されている付勢部材80(図5参照)が縮みきった
状態となり、電動モータ30の駆動が停止されると同時
に、セクタギア60は、図3に示した中立位置へと復帰
する。詳しく言えば、付勢部材80は元の状態に復元し
つつ、直接には減速歯車43を図中で反時計方向にウォ
ーム41共々回転させ、それにより減速歯車43の小歯
部43aに噛み合っているセクタギア60が時計方向に
遊びS分だけ回転して中立位置に復帰する。
収納されている付勢部材80(図5参照)が縮みきった
状態となり、電動モータ30の駆動が停止されると同時
に、セクタギア60は、図3に示した中立位置へと復帰
する。詳しく言えば、付勢部材80は元の状態に復元し
つつ、直接には減速歯車43を図中で反時計方向にウォ
ーム41共々回転させ、それにより減速歯車43の小歯
部43aに噛み合っているセクタギア60が時計方向に
遊びS分だけ回転して中立位置に復帰する。
【0040】このようにセクタギア60が図3に示す中
立位置に復帰すると、セクタギア60の係合突起62は
中継部材70の被係合溝72における解錠係合端72b
に当接して位置することになる。なお、前記電動モータ
30の駆動は、タイマーにより中継部材70及び連結部
75が図2に示した施錠位置まで回転した時点で停止さ
れるように制御される。
立位置に復帰すると、セクタギア60の係合突起62は
中継部材70の被係合溝72における解錠係合端72b
に当接して位置することになる。なお、前記電動モータ
30の駆動は、タイマーにより中継部材70及び連結部
75が図2に示した施錠位置まで回転した時点で停止さ
れるように制御される。
【0041】図3に示す施錠状態においても、中立位置
にあるセクタギア60の係合突起62が、被係合溝72
の施錠係合端72aと解錠係合端72bとの間にて遊び
S範囲内で相対的に移動できる。従って、図1に示した
解錠状態と同様に、中継部材70の回転力はセクタギア
60に対して何ら作用せず、手動により解錠はもちろん
施錠も軽快に行うことができる。
にあるセクタギア60の係合突起62が、被係合溝72
の施錠係合端72aと解錠係合端72bとの間にて遊び
S範囲内で相対的に移動できる。従って、図1に示した
解錠状態と同様に、中継部材70の回転力はセクタギア
60に対して何ら作用せず、手動により解錠はもちろん
施錠も軽快に行うことができる。
【0042】一方、アクチュエータ10の動作により解
錠する場合は、電動モータ30を起動し今度は逆転させ
ると、前述した図1→図2に示した場合とは逆に、減速
歯車43は図3中にて反時計方向に回転し、それに伴い
セクタギア60は回転軸51を中心として図3の位置か
ら時計方向に回転する。
錠する場合は、電動モータ30を起動し今度は逆転させ
ると、前述した図1→図2に示した場合とは逆に、減速
歯車43は図3中にて反時計方向に回転し、それに伴い
セクタギア60は回転軸51を中心として図3の位置か
ら時計方向に回転する。
【0043】セクタギア60が回転すると、その係合突
起62が中継部材70の被係合溝72にある解錠係合端
72bを押し、この中継部材70と共に回転軸51及び
連結部75を図中時計方向に回転させる。それにより、
連結部75の出力端77は、図4に示した解錠位置まで
移動し、ドアロック装置1が解錠される。
起62が中継部材70の被係合溝72にある解錠係合端
72bを押し、この中継部材70と共に回転軸51及び
連結部75を図中時計方向に回転させる。それにより、
連結部75の出力端77は、図4に示した解錠位置まで
移動し、ドアロック装置1が解錠される。
【0044】中継部材70が図4に示した位置まで回転
した時点で、電動モータ30の駆動はタイマー制御によ
り停止されるように設定されているが、ここで中継部材
70の回転動作は検知手段90により検出されるため、
誤って電動モータ30に過負がかかるのが確実に防止さ
れる。また、検知手段90から出力される信号によっ
て、施錠及び解錠の動作が正常に行われているかを容易
に認識することができる。
した時点で、電動モータ30の駆動はタイマー制御によ
り停止されるように設定されているが、ここで中継部材
70の回転動作は検知手段90により検出されるため、
誤って電動モータ30に過負がかかるのが確実に防止さ
れる。また、検知手段90から出力される信号によっ
て、施錠及び解錠の動作が正常に行われているかを容易
に認識することができる。
【0045】図4に示す解錠状態では、付勢部材80は
縮みきった状態となり、前述した如く電動モータ30の
駆動が停止されると同時に、セクタギア60は、図1に
示した中立位置へと復帰する。このようにセクタギア6
0が図1に示す中立位置に復帰すると、セクタギア60
の係合突起62は被係合溝72の施錠係合端72aに当
接して位置することになる。
縮みきった状態となり、前述した如く電動モータ30の
駆動が停止されると同時に、セクタギア60は、図1に
示した中立位置へと復帰する。このようにセクタギア6
0が図1に示す中立位置に復帰すると、セクタギア60
の係合突起62は被係合溝72の施錠係合端72aに当
接して位置することになる。
【0046】以上のようなドアロック用アクチュエータ
10では、セクタギア60と中継部材70の回転軸51
が共用化され、しかもセクタギア60と中継部材70は
互いに重なり合うように形成されており、省スペース化
を実現できる。しかも、電動モータ30は、減速機構4
0の減速歯車43内部に収納されるため、出力伝達機構
50を極めてコンパクトに配設することができる。
10では、セクタギア60と中継部材70の回転軸51
が共用化され、しかもセクタギア60と中継部材70は
互いに重なり合うように形成されており、省スペース化
を実現できる。しかも、電動モータ30は、減速機構4
0の減速歯車43内部に収納されるため、出力伝達機構
50を極めてコンパクトに配設することができる。
【0047】特に、セクタギア60と中継部材70との
係脱は、係合突起62と、回転軸51を中心とする円弧
状の被係合溝72とにより行われるため、各部品自体を
小さく設計でき、かつ各部品を互いにコンパクトに組み
合わすことにより、装置全体を大幅に小型化することが
可能となる。なお、本発明に係るドアロック用アクチュ
エータは、図示した実施の形態に限定されるものではな
い。
係脱は、係合突起62と、回転軸51を中心とする円弧
状の被係合溝72とにより行われるため、各部品自体を
小さく設計でき、かつ各部品を互いにコンパクトに組み
合わすことにより、装置全体を大幅に小型化することが
可能となる。なお、本発明に係るドアロック用アクチュ
エータは、図示した実施の形態に限定されるものではな
い。
【0048】
【発明の効果】本発明に係るドアロック用アクチュエー
タによれば、回転駆動源による動力で施錠及び解錠した
場合でも、その動作後に出力伝達機構をなすセクタギア
が、中継部材の手動による施解錠動作が可能な中立位置
に復帰させられるため、通常時は中継部材の回転力が減
速機構側に伝わることがなく、ドアロックを手動で軽快
に施錠及び解錠することができる。しかも、部品点数を
削減すると共に、各部品をコンパクトに組み合わせるこ
とができ、装置全体を大幅に小型化することが可能で、
狭いスペースにも容易に取り付けることができる。
タによれば、回転駆動源による動力で施錠及び解錠した
場合でも、その動作後に出力伝達機構をなすセクタギア
が、中継部材の手動による施解錠動作が可能な中立位置
に復帰させられるため、通常時は中継部材の回転力が減
速機構側に伝わることがなく、ドアロックを手動で軽快
に施錠及び解錠することができる。しかも、部品点数を
削減すると共に、各部品をコンパクトに組み合わせるこ
とができ、装置全体を大幅に小型化することが可能で、
狭いスペースにも容易に取り付けることができる。
【図1】本発明の一実施の形態に係るドアロック用アク
チュエータが解錠状態にあり、セクタギアが中立位置に
ある時の蓋を外して示した正面図である。
チュエータが解錠状態にあり、セクタギアが中立位置に
ある時の蓋を外して示した正面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るドアロック用アク
チュエータが電動力で施錠状態に変位した時の蓋を外し
て示した正面図である。
チュエータが電動力で施錠状態に変位した時の蓋を外し
て示した正面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るドアロック用アク
チュエータが施錠状態にあり、セクタギアが中立位置に
復帰した時の蓋を外して示した正面図である。
チュエータが施錠状態にあり、セクタギアが中立位置に
復帰した時の蓋を外して示した正面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係るドアロック用アク
チュエータが電動力で解錠状態に変位した時の蓋を外し
て示した正面図である。
チュエータが電動力で解錠状態に変位した時の蓋を外し
て示した正面図である。
【図5】図1のV−V線断面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係るドアロック用アク
チュエータを構成する出力伝達機構を示す分解斜視図で
ある。
チュエータを構成する出力伝達機構を示す分解斜視図で
ある。
【図7】本発明の一実施の形態に係るドアロック用アク
チュエータを構成する付勢部材の取付状態を示す分解斜
視図である。
チュエータを構成する付勢部材の取付状態を示す分解斜
視図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係るドアロック用アク
チュエータを構成する付勢部材の取付状態を示す平面図
である。
チュエータを構成する付勢部材の取付状態を示す平面図
である。
1…ドアロック装置 2…施解錠ノブ 11…ハウジング 11a…ケース本体 11b…前蓋 30…電動モータ 31…出力軸 40…減速機構 41…ウォーム 42…回転軸 43…減速歯車 43a…小歯部 43b…大歯部 44…中空部 45…係止片 50…出力伝達機構 51…回転軸 60…セクタギア 61…フランジ 61a…歯部 62…係合突起 70…中継部材 72…被係合溝 72a…施錠係合端 72b…解錠係合端 75…連結部 77…出力端 80…付勢部材 90…検知手段
Claims (4)
- 【請求項1】電動の回転駆動源と、その減速機構、及び
ドアロック装置側へ回転力を伝達する出力伝達機構とを
備え、前記回転駆動源とは別に手動操作によっても、ド
アロック装置の施錠及び解錠が可能なドアロック用アク
チュエータにおいて、 前記出力伝達機構は、前記減速機構を構成する歯車に噛
み合うセクタギアと、該セクタギアの回転軸を介してセ
クタギアとは別に回転可能に軸支され、セクタギアとの
係合により回転する中継部材と、前記セクタギアを所定
の中立位置に直接または間接的に付勢する付勢部材とか
ら成り、 前記セクタギア及び中継部材の何れか一方に係合突起を
設ける一方、前記セクタギア及び中継部材の何れか他方
に、前記回転軸を中心とする円弧状に延び、前記ドアロ
ック装置側の施解錠ストロークに対応した遊びを介して
前記係合突起が係合する被係合溝を設け、 前記中継部材側に、ドアロック装置側に動力を伝達可能
に連結するための連結部を同期して回転すべく一体的に
設け、 前記付勢手段は、アクチュエータにより施錠及び解錠し
た後に、前記セクタギアを、前記中継部材の手動による
施解錠動作が可能な前記中立位置に復帰させるように配
設したことを特徴とするドアロック用アクチュエータ。 - 【請求項2】前記セクタギアの所定箇所に前記係合突起
を設け、該セクタギアは前記回転軸に対して回転自由に
挿通させ、 前記中継部材を前記セクタギアに重なる略扇形に形成
し、その外周縁を一部切り欠いて前記被係合溝を設け、
該中継部材は前記回転軸に対し一体的に固結し、該回転
軸に前記連結部を一体的に固結したことを特徴とする請
求項1記載のドアロック用アクチュエータ。 - 【請求項3】前記付勢手段は、前記減速機構を構成する
歯車の回転軸に巻き回されるコイルばねから構成し、該
コイルばねを前記歯車内に形成した中空部に収納し、コ
イルばねの一端を歯車側に係止し、他端を本体側に係止
し、 前記コイルばねの付勢力を、前記減速機構を介してセク
タギアに伝えるように設定したことを特徴とする請求項
1または2記載のドアロック用アクチュエータ。 - 【請求項4】前記中継部材の回転動作を検出する検知手
段を有することを特徴とする請求項1,2または3記載
のドアロック用アクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19218297A JPH1141858A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | ドアロック用アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19218297A JPH1141858A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | ドアロック用アクチュエータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1141858A true JPH1141858A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16287050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19218297A Pending JPH1141858A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | ドアロック用アクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1141858A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2394023A (en) * | 2002-10-10 | 2004-04-14 | Luk Lamellen & Kupplungsbau | Rotery drive |
KR100736907B1 (ko) | 2006-08-17 | 2007-07-06 | 기아자동차주식회사 | 차량용 파워 도어록 엑츄에이터 |
US8182004B2 (en) | 2007-12-20 | 2012-05-22 | Mitsui Kinzoku Act Corporation | Vehicle door latch apparatus |
CN107870617A (zh) * | 2016-09-23 | 2018-04-03 | 爱信精机株式会社 | 用于车辆的开闭体控制设备 |
-
1997
- 1997-07-17 JP JP19218297A patent/JPH1141858A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2394023A (en) * | 2002-10-10 | 2004-04-14 | Luk Lamellen & Kupplungsbau | Rotery drive |
GB2394023B (en) * | 2002-10-10 | 2005-11-09 | Luk Lamellen & Kupplungsbau | Rotary drive means |
KR100736907B1 (ko) | 2006-08-17 | 2007-07-06 | 기아자동차주식회사 | 차량용 파워 도어록 엑츄에이터 |
US8182004B2 (en) | 2007-12-20 | 2012-05-22 | Mitsui Kinzoku Act Corporation | Vehicle door latch apparatus |
CN107870617A (zh) * | 2016-09-23 | 2018-04-03 | 爱信精机株式会社 | 用于车辆的开闭体控制设备 |
CN107870617B (zh) * | 2016-09-23 | 2022-03-11 | 爱信精机株式会社 | 用于车辆的开闭体控制设备 |
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