JPH06102943B2 - ドアロツク装置 - Google Patents
ドアロツク装置Info
- Publication number
- JPH06102943B2 JPH06102943B2 JP23769186A JP23769186A JPH06102943B2 JP H06102943 B2 JPH06102943 B2 JP H06102943B2 JP 23769186 A JP23769186 A JP 23769186A JP 23769186 A JP23769186 A JP 23769186A JP H06102943 B2 JPH06102943 B2 JP H06102943B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door lock
- actuator
- shaft
- lock device
- locking arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、手動的におよび小型モータを用いて電気的に
施錠、解錠操作を行う自動車用のドアロック装置に関す
る。
施錠、解錠操作を行う自動車用のドアロック装置に関す
る。
(従来の技術) 従来この種のドアロック装置としては、例えば特開昭57
-68480号公報に開示されているものがある。このドアロ
ック装置は第5図に示すように、ドアロック作動部30
と、ドアロック作動部30に揺動自在に連結されたロッキ
ングアーム31と、アクチュエータ32と、アクチュエータ
32の出力をロッキングアーム31に伝達する揺動アーム33
およびコネクティングロッド34とより構成されている。
-68480号公報に開示されているものがある。このドアロ
ック装置は第5図に示すように、ドアロック作動部30
と、ドアロック作動部30に揺動自在に連結されたロッキ
ングアーム31と、アクチュエータ32と、アクチュエータ
32の出力をロッキングアーム31に伝達する揺動アーム33
およびコネクティングロッド34とより構成されている。
(発明が解決しようとする問題点〕 上記従来のドアロック装置では、車両のデザインおよび
スペースの制約上の理由から、電気的に施錠、解錠操作
を行うためのアクチュエータ32は、ドアロック作動部30
から比較的離れた位置に設けられていた。この場合にア
クチュエータ32の出力は、揺動アーム33、コネクティン
グロッド34等を介してロッキングアーム31に伝達する構
成のため、部品点数が多くなり高価なものとなってい
た。またアクチュエータ32とドアロック作動部30が別個
に設けられているため、組付性が悪く、しかもドアロッ
ク装置にセルフキャンセリング機構を有する場合には、
重いコネクティングロッド34が解錠操作の妨げとなった
り、あるいはコネクティングロッド34に慣性力が生じ
て、一度解錠したものが逆にはね返って施錠状態に戻る
誤動作が起き易いという問題があった。
スペースの制約上の理由から、電気的に施錠、解錠操作
を行うためのアクチュエータ32は、ドアロック作動部30
から比較的離れた位置に設けられていた。この場合にア
クチュエータ32の出力は、揺動アーム33、コネクティン
グロッド34等を介してロッキングアーム31に伝達する構
成のため、部品点数が多くなり高価なものとなってい
た。またアクチュエータ32とドアロック作動部30が別個
に設けられているため、組付性が悪く、しかもドアロッ
ク装置にセルフキャンセリング機構を有する場合には、
重いコネクティングロッド34が解錠操作の妨げとなった
り、あるいはコネクティングロッド34に慣性力が生じ
て、一度解錠したものが逆にはね返って施錠状態に戻る
誤動作が起き易いという問題があった。
本発明は上記問題点を解決するものであり、その目的は
コネクティングロッドを使用することなく、コンパクト
なドアロック装置を提供することにある。
コネクティングロッドを使用することなく、コンパクト
なドアロック装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明のドアロック装置は、基部と、該基部に揺動自在
に保持され、ドアロック作動部を駆動する操作部、並び
に施錠位置および解錠位置に揺動させるロック操作部に
連係された部分を有するロッキングアームと、該ロッキ
ングアームを駆動するアクチュエータとよりなるドアロ
ック装置において、該基部に枢支され該ロッキングアー
ムと一体的に揺動する軸部をもち、該アクチュエータは
該軸部と同軸的かつ一体的に設けられた出力軸を介して
該ロッキングアームを駆動する構成としたことを特徴と
するものである。
に保持され、ドアロック作動部を駆動する操作部、並び
に施錠位置および解錠位置に揺動させるロック操作部に
連係された部分を有するロッキングアームと、該ロッキ
ングアームを駆動するアクチュエータとよりなるドアロ
ック装置において、該基部に枢支され該ロッキングアー
ムと一体的に揺動する軸部をもち、該アクチュエータは
該軸部と同軸的かつ一体的に設けられた出力軸を介して
該ロッキングアームを駆動する構成としたことを特徴と
するものである。
本発明を特徴づける軸部は、ロッキングアームと一体的
に揺動するものであり、アクチュエータの出力が伝達さ
れるものである。この軸部は、アクチュエータの出力軸
およびロッキングアームの揺動軸のいずれか一方の軸を
共通の軸として構成し、アクチュエータとロッキングア
ームとを直接連結することができる。
に揺動するものであり、アクチュエータの出力が伝達さ
れるものである。この軸部は、アクチュエータの出力軸
およびロッキングアームの揺動軸のいずれか一方の軸を
共通の軸として構成し、アクチュエータとロッキングア
ームとを直接連結することができる。
基部は軸部が揺動自在に枢支されるものであり、ハウジ
ングを形成する隔壁により構成することができる。
ングを形成する隔壁により構成することができる。
(作用) 本発明のドアロック装置では、アクチュエータにより電
気的に行なう施錠、解錠の操作は、アクチュエータのス
イッチON操作によって行われる。こ操作によりアクチュ
エータの出力がロッキングアームの軸部に直接作用して
軸部とともにロッキングアームを揺動させる。これによ
り、ドアロック装置が施錠状態あるいは解錠状態とな
る。
気的に行なう施錠、解錠の操作は、アクチュエータのス
イッチON操作によって行われる。こ操作によりアクチュ
エータの出力がロッキングアームの軸部に直接作用して
軸部とともにロッキングアームを揺動させる。これによ
り、ドアロック装置が施錠状態あるいは解錠状態とな
る。
(実施例) 以下本発明のドアロック装置の具体的実施例を図面に基
づき説明する。
づき説明する。
本実施例のドアロック装置1は、第1図に全体斜視図を
示すように、アクチュエータ10とドアロック作動部20と
が一体的に構成され、アクチュエータ10はハウジング2
内に収納されている。基部3はハウジング2を形成する
隔壁2aとして構成され、基部3には隔壁2aを貫通してハ
ウジング2の内外両側に突出した軸部5が枢支されてい
る。この軸部5は後述する出力レバー16の出力軸16aと
共通の軸として形成され、その外側先端は隔壁2aの外側
に配置されたロッキングアーム4の小判状に形成された
揺動軸穴4aに嵌合固定されている。
示すように、アクチュエータ10とドアロック作動部20と
が一体的に構成され、アクチュエータ10はハウジング2
内に収納されている。基部3はハウジング2を形成する
隔壁2aとして構成され、基部3には隔壁2aを貫通してハ
ウジング2の内外両側に突出した軸部5が枢支されてい
る。この軸部5は後述する出力レバー16の出力軸16aと
共通の軸として形成され、その外側先端は隔壁2aの外側
に配置されたロッキングアーム4の小判状に形成された
揺動軸穴4aに嵌合固定されている。
ロッキングアーム4の一端4bは、オープンレバー28の一
端28bに形成された長穴28cと摺動自在に係止され、他端
4cは手動操作により施錠、解錠を行うロッキングボタン
26とロッド26aを介して連結されている。オープンレバ
ー28の他端28dは、長穴27aで摺動自在に係止されたロッ
ド27を介して、インサイドハンドル(図示しない)およ
びアウトサイドハンドル(図示しない)と連結されてい
る。またオープンレバー28には基部3側へ略直角に曲げ
られた曲り部28eが形成されている。
端28bに形成された長穴28cと摺動自在に係止され、他端
4cは手動操作により施錠、解錠を行うロッキングボタン
26とロッド26aを介して連結されている。オープンレバ
ー28の他端28dは、長穴27aで摺動自在に係止されたロッ
ド27を介して、インサイドハンドル(図示しない)およ
びアウトサイドハンドル(図示しない)と連結されてい
る。またオープンレバー28には基部3側へ略直角に曲げ
られた曲り部28eが形成されている。
そしてオープンレバー28の内側には、隔壁2aを挟んでハ
ウジング2内に設けられた後述のポール21と同軸的に枢
着されたレリーズレバー29がオープンレバー28と交差状
に配置されている。このレリーズレバー29の一端には、
基部3と反対側へ略直角に曲げられた曲り部29aが形成
され、この曲り部29aとオープンレバー28の曲り部28eと
により機械的に連結される連結部Pが構成されている。
連結部Pはオープンレバー28が作動されて曲り部28eと
曲り部29aが当接する状態のときが解錠位置(ロッキン
グアーム4が図中Aの位置)となる。そしてロッキング
アーム4が図中Bの位置へ揺動されて曲り部28eと曲り
部29aが当接しない非連結状態のときが施錠位置とな
る。
ウジング2内に設けられた後述のポール21と同軸的に枢
着されたレリーズレバー29がオープンレバー28と交差状
に配置されている。このレリーズレバー29の一端には、
基部3と反対側へ略直角に曲げられた曲り部29aが形成
され、この曲り部29aとオープンレバー28の曲り部28eと
により機械的に連結される連結部Pが構成されている。
連結部Pはオープンレバー28が作動されて曲り部28eと
曲り部29aが当接する状態のときが解錠位置(ロッキン
グアーム4が図中Aの位置)となる。そしてロッキング
アーム4が図中Bの位置へ揺動されて曲り部28eと曲り
部29aが当接しない非連結状態のときが施錠位置とな
る。
ロッキングアーム4の内側には、基部3の表面より突出
する円筒状の枢支軸に回転自在に枢支され、係合機構C
を介してロッキングアーム4を一体的に揺動するキー操
作レバー24が設けられている。このキー操作レバー24
は、ロッド25を介してキーシリンダと連結されている。
ロッキングアーム4は、反転スプリング4c(第2図に示
す)を介して基部3と係止され、解錠位置Aと施錠位置
Bとに保持可能とされている。
する円筒状の枢支軸に回転自在に枢支され、係合機構C
を介してロッキングアーム4を一体的に揺動するキー操
作レバー24が設けられている。このキー操作レバー24
は、ロッド25を介してキーシリンダと連結されている。
ロッキングアーム4は、反転スプリング4c(第2図に示
す)を介して基部3と係止され、解錠位置Aと施錠位置
Bとに保持可能とされている。
第2図は基部3内に収納されたアクチュエータ10を示す
ものであり、本実施例においてはモータ1ーと、ウォー
ム12と、回転体13と、中立復帰レバー14と、スプリング
15と、出力軸16aが形成された出力レバー16とより構成
されている。
ものであり、本実施例においてはモータ1ーと、ウォー
ム12と、回転体13と、中立復帰レバー14と、スプリング
15と、出力軸16aが形成された出力レバー16とより構成
されている。
モータ11は正逆両方向に回転可能であり、回転軸にはウ
ォーム12が固定されている。
ォーム12が固定されている。
回転体13はウォームホィールであり、その外周部に形成
された歯13cがモータ11のウォーム12と噛合されている
とともに、その回転軸13bの両端が基部3およびハウジ
ング2に回転自在に軸受けされている。この回転体13の
周縁部には、回転方向に対して略直角の下方向に突出す
る係合突部13aが形成されている。
された歯13cがモータ11のウォーム12と噛合されている
とともに、その回転軸13bの両端が基部3およびハウジ
ング2に回転自在に軸受けされている。この回転体13の
周縁部には、回転方向に対して略直角の下方向に突出す
る係合突部13aが形成されている。
また回転体13には可動接点13dが設けられており、ハウ
ジング2側に設けられた固定接点(図示しない)と接続
されている。両接点は施錠または解錠スイッチ(図示し
ない)がONされたときに導通し、モータ11が駆動して係
合突部13aがニユートラル位置から一回転してニユート
ラル位置に戻ったときに、逆の施錠または解錠側に切り
変ってモータ11が停止するように設定されている。
ジング2側に設けられた固定接点(図示しない)と接続
されている。両接点は施錠または解錠スイッチ(図示し
ない)がONされたときに導通し、モータ11が駆動して係
合突部13aがニユートラル位置から一回転してニユート
ラル位置に戻ったときに、逆の施錠または解錠側に切り
変ってモータ11が停止するように設定されている。
中立復帰レバー14は、下方に突出する円筒状の回動軸部
14dをもち、回動軸部14dの先端はハウジング2に円形状
に形成された外側隆起部2cと内側隆起部2dとの間に回動
自在に嵌合されている。外側隆起部2cには略90°の角度
で切欠溝2eが形成され、この切欠溝2eと対応して回動軸
部14dにも切欠溝(図示しない)が形成されている。そ
して外側隆起部2cの外周に沿ってスプリング15が装着さ
れており、スプリング15の両先端は内側に折り曲って外
側隆起部2cおよび回動軸部14dの切欠溝の端部に係止さ
れている。このスプリング15により中立復帰レバー14は
所定の中立位置に復帰するように付勢されている。
14dをもち、回動軸部14dの先端はハウジング2に円形状
に形成された外側隆起部2cと内側隆起部2dとの間に回動
自在に嵌合されている。外側隆起部2cには略90°の角度
で切欠溝2eが形成され、この切欠溝2eと対応して回動軸
部14dにも切欠溝(図示しない)が形成されている。そ
して外側隆起部2cの外周に沿ってスプリング15が装着さ
れており、スプリング15の両先端は内側に折り曲って外
側隆起部2cおよび回動軸部14dの切欠溝の端部に係止さ
れている。このスプリング15により中立復帰レバー14は
所定の中立位置に復帰するように付勢されている。
また中立復帰レバー14は、アーム部14aをもち、回転体1
3の回転に伴い係合突部13aがアーム部14aと当接、離脱
して中立復帰レバー14が回動軸穴14bを中心として回動
するように配置されている。アーム部14aの中央部に
は、回動方向に対して略直角の上方向に突出する突起部
14cが形成されている。
3の回転に伴い係合突部13aがアーム部14aと当接、離脱
して中立復帰レバー14が回動軸穴14bを中心として回動
するように配置されている。アーム部14aの中央部に
は、回動方向に対して略直角の上方向に突出する突起部
14cが形成されている。
出力レバー16は、その一端部に上下方向に延出する出力
軸16aを有する。この出力軸16aは、その下端が中立復帰
レバー14の回動軸穴14bに嵌挿されてハウジング2の前
記内側隆起部2dに支承されており、その上端は基部3か
ら突出してロッキングアーム4の揺動軸穴4aに嵌合さ
れ、前記軸部5と共通する軸となっている。また出力レ
バー16は、その他端部に係合部16b、16cを有し、両係合
部16b、16cの間にはロッキングアーム4の揺動角に相応
する非係合区間16dが形成されている。この非係合区間1
6dに中立復帰レバー14の係合突部14cが配置される。
軸16aを有する。この出力軸16aは、その下端が中立復帰
レバー14の回動軸穴14bに嵌挿されてハウジング2の前
記内側隆起部2dに支承されており、その上端は基部3か
ら突出してロッキングアーム4の揺動軸穴4aに嵌合さ
れ、前記軸部5と共通する軸となっている。また出力レ
バー16は、その他端部に係合部16b、16cを有し、両係合
部16b、16cの間にはロッキングアーム4の揺動角に相応
する非係合区間16dが形成されている。この非係合区間1
6dに中立復帰レバー14の係合突部14cが配置される。
ドアロック作動部20は第3図に示すように、ハウジング
2内に収納されたポール21と、ラッチ22と、スプリング
23とを有する。ポール21は、軸21aを介してレリーズレ
バー29と同軸的に回動自在に枢着されており、かつピン
21bを介してレリーズレバー29と連動するように連結さ
れている。このポール21は、レリーズレバー29の揺動に
よりスプリング23の付勢力に抗してラッチ22から係合解
除されるようになっている。ラッチ22は軸22aに回動自
在に枢着されており、ストライカ(図示しない)と係合
する溝22bおよびポール21と係合するフルラッチ爪22c、
ハーフラッチ爪22dが形成されている。
2内に収納されたポール21と、ラッチ22と、スプリング
23とを有する。ポール21は、軸21aを介してレリーズレ
バー29と同軸的に回動自在に枢着されており、かつピン
21bを介してレリーズレバー29と連動するように連結さ
れている。このポール21は、レリーズレバー29の揺動に
よりスプリング23の付勢力に抗してラッチ22から係合解
除されるようになっている。ラッチ22は軸22aに回動自
在に枢着されており、ストライカ(図示しない)と係合
する溝22bおよびポール21と係合するフルラッチ爪22c、
ハーフラッチ爪22dが形成されている。
以上のように構成されたドアロック装置は、例えば第1
図における解錠状態でオープンレバー28を下方に押し下
げると、オープンレバー28の曲り部28eとレリーズレバ
ー29の曲り部29aとの連結部Pが当接し、レリーズレバ
ー29が軸21aまわりに回動する。これにより、ポール21
がスプリング23の付勢力に抗して回動し、ラッチ22との
係合が解除される(ドア開)。
図における解錠状態でオープンレバー28を下方に押し下
げると、オープンレバー28の曲り部28eとレリーズレバ
ー29の曲り部29aとの連結部Pが当接し、レリーズレバ
ー29が軸21aまわりに回動する。これにより、ポール21
がスプリング23の付勢力に抗して回動し、ラッチ22との
係合が解除される(ドア開)。
このような解錠状態で、アクチュエータ10の施錠スイッ
チ(図示しない)がON操作されると施錠状態となる。こ
の場合第6図に示すように、施錠スイッチのON操作によ
りモータ11が駆動しウォーム12を介して回転体13が回転
して図示ニユートラル位置から図示E方向に一回転す
る。このとき転体13の回転に伴って、回転体13の周縁部
に形成された係合突部13aが中立復帰レバー14のアーム
部14aの図示右側面と当接し、中立復帰レバー14を施錠
位置へ回動させる(図示F方向)。この中立復帰レバー
14の回動により、突起部14cが出力レバー16の係合部16b
側面と当接し、出力レバー16が出力軸16aを中心として
施錠位置へ回動する。この出力レバー16の回動に伴っ
て、出力軸16aと連結されたロッキングアーム4が出力
軸16a(軸部5)を中心として揺動する(第1図におい
て解錠位置Aから施錠位置Bへ揺動する)。これにより
オープンレバー28がピン28dまわりに時計まわり方向に
移動する。その結果、オープンレバー28の曲り部28eと
レリーズレバー29の曲り部29aとを機械的に連結する連
結部Pが非連結状態となり施錠状態となる。なお図示E
方向に一回転する回転体13は、係合突部13aがアーム部1
4aから離脱した後ニュートラル位置に戻ったとき停止す
る。一方中立復帰レバー14は、スプリング15の付勢力に
より中立位置に復帰する。
チ(図示しない)がON操作されると施錠状態となる。こ
の場合第6図に示すように、施錠スイッチのON操作によ
りモータ11が駆動しウォーム12を介して回転体13が回転
して図示ニユートラル位置から図示E方向に一回転す
る。このとき転体13の回転に伴って、回転体13の周縁部
に形成された係合突部13aが中立復帰レバー14のアーム
部14aの図示右側面と当接し、中立復帰レバー14を施錠
位置へ回動させる(図示F方向)。この中立復帰レバー
14の回動により、突起部14cが出力レバー16の係合部16b
側面と当接し、出力レバー16が出力軸16aを中心として
施錠位置へ回動する。この出力レバー16の回動に伴っ
て、出力軸16aと連結されたロッキングアーム4が出力
軸16a(軸部5)を中心として揺動する(第1図におい
て解錠位置Aから施錠位置Bへ揺動する)。これにより
オープンレバー28がピン28dまわりに時計まわり方向に
移動する。その結果、オープンレバー28の曲り部28eと
レリーズレバー29の曲り部29aとを機械的に連結する連
結部Pが非連結状態となり施錠状態となる。なお図示E
方向に一回転する回転体13は、係合突部13aがアーム部1
4aから離脱した後ニュートラル位置に戻ったとき停止す
る。一方中立復帰レバー14は、スプリング15の付勢力に
より中立位置に復帰する。
また施錠状態でアクチュエータ10の解錠スイッチ(図示
しない)がON操作されると、モータ11が逆駆動し、ウォ
ーム12を介して回転体13も逆方向に一回転する。この回
転体13の回転により中立復帰レバー14、出力レバー16お
よびロッキングアーム4は、施錠操作のときとは逆に作
動し、オープンレバー28がピン28dまわりに反時計まわ
り方向に移動して連結部Pが連結状態となり、第1図に
示す解錠状態となる。
しない)がON操作されると、モータ11が逆駆動し、ウォ
ーム12を介して回転体13も逆方向に一回転する。この回
転体13の回転により中立復帰レバー14、出力レバー16お
よびロッキングアーム4は、施錠操作のときとは逆に作
動し、オープンレバー28がピン28dまわりに反時計まわ
り方向に移動して連結部Pが連結状態となり、第1図に
示す解錠状態となる。
以上のように本実施例のドアロック装置によれば、アク
チュエータ10は軸部5と同軸的かつ一体的に設けられた
出力軸16aを介してロッキングアーム4を駆動するよう
に構成されているため、ロッキングアーム4をアクチュ
エータ10に近接して設けることができるので、ドアロッ
ク装置の小型化が可能となる。また、コネクティングロ
ッド等の中間部材を必要としないので部品点数を削減で
き、コンパクト化が可能となる。
チュエータ10は軸部5と同軸的かつ一体的に設けられた
出力軸16aを介してロッキングアーム4を駆動するよう
に構成されているため、ロッキングアーム4をアクチュ
エータ10に近接して設けることができるので、ドアロッ
ク装置の小型化が可能となる。また、コネクティングロ
ッド等の中間部材を必要としないので部品点数を削減で
き、コンパクト化が可能となる。
そして、アクチュエータ10は、ハウジング2内に収納さ
れているためシール性が向上し、防水防塵効果に優れ
る。さらにはアクチュエータ10とドアロック作動部20の
組付性が向上し、誤作動あるいは盗難の防止等を図るこ
とができる。
れているためシール性が向上し、防水防塵効果に優れ
る。さらにはアクチュエータ10とドアロック作動部20の
組付性が向上し、誤作動あるいは盗難の防止等を図るこ
とができる。
なお上記実施例においては、ドアロック作動部20とアク
チュエータ10とを一体的にした一体型のものを示した
が、第4図に示すように、公知のアクチュエータ10aを
別ユニットとしてドアロック作動部20aに組み付けて後
組み付け型とすることもできる。
チュエータ10とを一体的にした一体型のものを示した
が、第4図に示すように、公知のアクチュエータ10aを
別ユニットとしてドアロック作動部20aに組み付けて後
組み付け型とすることもできる。
本発明のドアロック装置は、基部に枢支されロッキング
アームと一体的に揺動する軸部をもち、アクチュエータ
は該軸部と同軸的かつ一体的に設けられた出力軸を介し
て該ロッキングアームを駆動するように構成されてい
る。これにより、従来ロッキングアームとアクチュエー
タとの間に介装されていたコネクティングロッドおよび
その付属部材等を必要としなくなるため、コンパクトな
ドアロック装置を得ることができる。
アームと一体的に揺動する軸部をもち、アクチュエータ
は該軸部と同軸的かつ一体的に設けられた出力軸を介し
て該ロッキングアームを駆動するように構成されてい
る。これにより、従来ロッキングアームとアクチュエー
タとの間に介装されていたコネクティングロッドおよび
その付属部材等を必要としなくなるため、コンパクトな
ドアロック装置を得ることができる。
また本発明においては、軸部がアクチュエータの出力軸
となり、かつロッキングアームの揺動軸となるように構
成されているため、ロッキングアームをアクチュエータ
に近接して設けることができ、これによってもドアロッ
ク装置の小型化が可能となる。
となり、かつロッキングアームの揺動軸となるように構
成されているため、ロッキングアームをアクチュエータ
に近接して設けることができ、これによってもドアロッ
ク装置の小型化が可能となる。
第1図〜第3図は本発明のドアロック装置の実施例に係
る図であり、第1図は全体斜視図、第2図はアクチュエ
ータの分解斜視図、第3図はハウジング内に収納された
ドアロック作動部の平面図、第4図は本発明の応用例を
示す側面図、第5図は従来のドアロック装置を示す図、
第6図は第2図に示したアクチュエータの動作を示す説
明図である。 1……ドアロック装置、2……ハウジング 2a……隔壁、3……基部 4……ロッキングアーム、5……軸部 10……アクチュエータ 20……ドアロック作動部
る図であり、第1図は全体斜視図、第2図はアクチュエ
ータの分解斜視図、第3図はハウジング内に収納された
ドアロック作動部の平面図、第4図は本発明の応用例を
示す側面図、第5図は従来のドアロック装置を示す図、
第6図は第2図に示したアクチュエータの動作を示す説
明図である。 1……ドアロック装置、2……ハウジング 2a……隔壁、3……基部 4……ロッキングアーム、5……軸部 10……アクチュエータ 20……ドアロック作動部
Claims (2)
- 【請求項1】基部と、該基部に揺動自在に保持され、ド
アロック作動部を駆動する操作部、並びに施錠位置およ
び解錠位置に揺動させるロック操作部に連係された部分
を有するロッキングアームと、該ロッキングアームを駆
動するアクチュエータとよりなるドアロック装置におい
て、 該基部に枢支され該ロッキングアームと一体的に揺動す
る軸部をもち、該アクチュエータは該軸部と同軸的かつ
一体的に設けられた出力軸を介して該ロッキングアーム
を駆動する構成としたことを特徴とするドアロック装
置。 - 【請求項2】基部はハウジングを形成する隔壁として構
成されアクチュエータは該ハウジング内に収納され、軸
部は該隔壁を貫通して該ハウジング内に突出した構成と
なっている特許請求の範囲第1項記載のドアロック装
置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23769186A JPH06102943B2 (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 | ドアロツク装置 |
US07/103,458 US4904006A (en) | 1986-10-06 | 1987-10-01 | Door lock assembly for automotive vehicles |
EP19910121092 EP0478013B2 (en) | 1986-10-06 | 1987-10-05 | Door lock assembly for automotive vehicles |
DE87114531T DE3788781T2 (de) | 1986-10-06 | 1987-10-05 | Kraftfahrzeugtür-Verriegelungsvorrichtung. |
EP19870114531 EP0267423B1 (en) | 1986-10-06 | 1987-10-05 | Door lock assembly for automotive vehicles |
DE19873751274 DE3751274T3 (de) | 1986-10-06 | 1987-10-05 | Kraftfahrzeugtür-Verriegelungsvorrichtung. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23769186A JPH06102943B2 (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 | ドアロツク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6393980A JPS6393980A (ja) | 1988-04-25 |
JPH06102943B2 true JPH06102943B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=17019082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23769186A Expired - Lifetime JPH06102943B2 (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 | ドアロツク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06102943B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2527357B2 (ja) * | 1988-05-12 | 1996-08-21 | 三井金属鉱業株式会社 | ロック装置のアクチュエ―タ機構 |
JPH07122367B2 (ja) * | 1988-07-21 | 1995-12-25 | アイシン精機株式会社 | ドアロツク装置 |
JPH07116879B2 (ja) * | 1989-01-11 | 1995-12-18 | 三井金属鉱業株式会社 | 車両扉用のロック装置 |
JPH082356Y2 (ja) * | 1989-03-24 | 1996-01-24 | アイシン精機株式会社 | ドアロツク装置 |
JP2566781Y2 (ja) * | 1989-03-24 | 1998-03-30 | アイシン精機株式会社 | ドアロツク装置 |
JPH02289775A (ja) * | 1989-04-28 | 1990-11-29 | Oi Seisakusho Co Ltd | 自動車用ドアロックの施解錠操作装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59109678A (ja) * | 1982-12-14 | 1984-06-25 | 三井金属鉱業株式会社 | ロツク装置 |
-
1986
- 1986-10-06 JP JP23769186A patent/JPH06102943B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6393980A (ja) | 1988-04-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |