JP2527357B2 - ロック装置のアクチュエ―タ機構 - Google Patents

ロック装置のアクチュエ―タ機構

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    • E05B81/32Details of the actuator transmission
    • E05B81/34Details of the actuator transmission of geared transmissions
    • E05B81/36Geared sectors, e.g. fan-shaped gears

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車のドア等のロック装置におけるロッ
クレバーの回動用アクチュエータ機構に関する。
(従来の技術) ロック装置のロック状態にするロック位置とアンロッ
ク状態にするアンロック位置をとり得る手動操作可能の
ロックレバーを有するドアロック装置において、ロック
レバーを歯車伝動機構をしてモータにより駆動するよう
にしたアクチュエータ機構が知られている(実公昭54−
30317号参照)。
この形式のロック装置アクチュエータ機構では、モー
タによるロックレバーの回転駆動は、モータから歯車伝
動機構を経て行われるが、ロックレバーをモータの動力
によらずに手動により回転することができるように、歯
車伝動機構とロックレバーとを連結する連結ロッドを設
けて、その連結ロッドに長孔を設け、この長孔にロック
レバー先端のピンを係合させて、ロックレバー側の動き
が歯車伝動機構側へ伝達されないようになっている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、この公知のアクチュエータ機構では、歯車
伝動機構とロックレバーとを連結ロッドを介して連結し
なければならないので、歯車伝動機構とロックレバーと
を近接して設置することが困難であり、アクチュエータ
機構が全体的に大型になり、決められた空間内に設置し
なければならない用途には適しないという問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされた
もので、その目的は、歯車伝動機構とロックレバーを近
接して設けることができることにより、全体として小
型、コンパクトな形態を有し、しかも構造が簡単な、ロ
ック装置のアクチュエータ機構を得ることを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は、前記形式のアクチュエータ機構において、
ロックレバーと同軸的かつ一体的に回動するように回動
レバーを設け、その回動レバーに係合ピンを突設し、回
動レバーの回動に伴う係合ピンの回動軌跡に沿って形成
されて係合ピンに係合する円弧状長孔を有するウォーム
ホイールを回動レバーと平行かつ同軸状態で設け、前記
ウォームホイールを、それにかみ合うウォームを含む動
力伝達機構を介して可逆転モータに連結して、可逆転モ
ータにより動力伝達機構を経てロックレバーが回転駆動
されうるようにし、ロックレバーのロック位置およびア
ンロック位置にそれぞれ対応する係合ピンの2つの両端
位置が前記円弧状長孔の両端位置となるようなウォーム
ホイール中立回動位置へ、前記ウォームホイールを弾性
的に戻す弾性戻し手段を設け、この弾性戻し手段は、ウ
ォームホイールおよびアクチュエータ機構固定部の対向
面に、ウォームホイール回転方向に間隔を置いて形成し
た弾性部材当接部と、ウォームホイール回転方向に対向
するそれら弾性部材当接部の間に弾発的に介在する弾性
部材とにより構成したことを特徴とする。
(作 用) 本発明では、ロックレバーを手動回転した場合、回動
部材の円弧状長孔がロックレバーのロック位置およびア
ンロック位置にそれぞれ対応する係合ピンの2つの両端
位置を包含する範囲にあるようにウォームホイールがそ
の中立位置へ弾性戻し手段により戻されているので、ロ
ックレバーと一緒に回動する回動レバーの係合ピンは円
弧状長孔内で動くだけで、ウォームホイールを含むモー
タ側へはロックレバーの回動の影響が及ばない。
(実施例) 以下、図面について本発明の実施例を説明する。
第1図において、2はロックレバーで、軸3まわりで
矢印Aで示す方向に回動自在に支持されている。ロック
レバー2は両端2a,2bおよび係合片2cを有し、両端2a,2b
のいずれかに手動操作力が加えられると、ロックレバー
2はロック位置とアンロック位置の間で軸3まわりで回
動し、ロック位置では、後述のドアロック装置等のロッ
ク装置が、係合片2cに係合する後述の機構を介してロッ
クされる。また、アンロック位置では同じ機構を介して
ロック装置がアンロック状態をとる。
第2図に示すように、軸3はロック装置のケース4に
突設された軸支部4aにはめ込まれ、軸3の外周には、回
動部材としてのウォームホイール6および回動レバー7
のボス部7aが回転可能にはめられている。第3図に示す
ように、ウォームホイール6は歯6aと、円弧状長孔8
と、孔6bを有し、この孔6bが軸3に遊嵌される。回動レ
バー7はそのボス部7aに異形断面部7bを有し、この異形
断面部7bにロックレバー2の異形孔2eが嵌合され、次い
でワッシャ9が軸3の先端部3aにはめられ、先端部3aが
かしめられる。ケース4にはバックプレート10が取付け
られ、バックプレート10の孔と回動レバーボス部7aとの
間はシール11される。
回動レバー7の先端の背面には係合ピン12が突設さ
れ、この係合ピン12は円弧状長孔8内に係合させられて
いる。円弧状長孔8は、係合ピン12の移動軌跡に沿っ
て、すなわち軸3を中心とする円弧に沿って形成されて
いる。回動レバー7はウォームホイール6と平行をなし
ている。
ウォームホイール6の歯6aにはウォーム14がかみ合
い、ウォーム14はギヤ15に連結されている。ギヤ15は可
逆モータMの出力軸のギヤ16とかみ合っている。ウォー
ム14、ギヤ15,16は動力伝達機構を構成する。ウォーム1
4と可逆モータMは、それらの回転軸線が平行をなすよ
うに設置されている。
固定部分をなすケース4とウォームホイール6との間
には、第2図および第2a図に示すように軸支部4aを部分
的に囲む円弧に沿うコイルばねからなる弾性戻し手段17
が介設されており、これによりウォームホイール6はケ
ース4に対して一定の中立回動位置に戻されるようにな
っている。円弧状に延びるコイルばね17の長手方向(円
弧方向)に沿う断面である第2a図に示すように、アクチ
ュエータ機構の固定部をなすケース4の内面には円弧の
方向に間隔をおいた1対の突部4b,4bが設けられ、一
方、ウォームホイール6の対向面にも円弧の方向に間隔
をおいた1対の突部6c,6cが設けられ、両突部4b,6c間に
コイルばね17が介装されている。第2a図において、ウォ
ームホイール6が例えば左方(一方の回転方向)へ移動
させられると、コイルばね17の左端は左側の突部4bに当
接した状態で右側の突部6cにより圧縮力を受けて圧縮さ
れる。そして、ウォームホイールへの力が除去される
と、コイルばね17の力でウォームホイールは図示の中立
回動位置へ戻される。この作用は逆方向への移動の場合
にも同様に得られる。この中立回動位置は第4図に示す
ように設定されている。すなわち、回動レバー7および
係合ピン12は、第4図の実線および仮想線位置の間で回
動自在であり、これらの両端位置はロックレバー2のロ
ック位置およびアンロック位置に対応しているが、前記
中立回動位置では、円弧状長孔8は、係合ピン12の2つ
の両端位置を両端とする、第4図に示す位置をとるよう
にされる。そして、この中立回動位置では、第2a図示す
弾性戻し手段17は無負荷状態になり、係合ピン12は、ロ
ック位置およびアンロック位置のいずれの位置でも円弧
状長孔8のいずれか一方の端部に位置することになる。
第5図は以上に述べたアクチュエータ機構を施した自
動車のドアロック装置の一例を示す。ドアロック装置は
全体的に符号20で示す。このドアロック装置20の本体21
内には、周知のように車体側のストライカSが矢印で示
すように相対的に進入するようになっている。前記ロッ
クレバー2は、本体21の図示の位置に軸支により枢着さ
れている。
第6図に示すように、ロックレバー2は、その大きな
端2bに、ロックレバー回転中心まわりの円弧状長孔22を
有している。一方、ロックレバー2の外面には、それと
同心的に基端が枢着されたアーム23が設けられ、このア
ーム23の先端側のピン24が第5図に示すように長孔22に
係合している。
一方、ロック装置本体21の外面には、レリースレバー
25が軸26により枢着されている。レリースレバー25はば
ね27により常時反時計方向に付勢され、その反時計方向
回動はストッパ28により制限されている。レリースレバ
ー25の一端にはピン29によりリンク31の一端が枢着され
ている。第6図に示すように、リンク31の自由端には当
接面32と長手方向の長孔33が形成されている。そして、
第5図に示すように長孔33に抜止め片2dを取付けた前記
係合片2cが摺動可能に係合している。
第1図に示したアクチュエータ装置は、ロック装置20
の本体21に第7図に示す位置に設置される。アクチュエ
ータ装置は、ロック装置のケース4内に図示のように設
置され、それを覆うように前述のバックプレート10が第
5図に示すようにねじ止めにより装着される。
第7図に示すように、ロック装置本体21の内部には、
ストライカSと係合するラッチLが軸35により回動自在
に設置されており、このラッチLの係合凹部36は、図示
のラッチング位置ではストライカSを拘束している。ま
た、図示のラッチング位置では、ラッチLは、軸37によ
り枢着されたラチエットRとの係合によりストライカ解
放方向(図における時計方向)への回動を阻止されてい
る。ラチエットRが図において矢印Dで示す時計方向へ
回動させられてラッチLから離脱すると、ラッチLはス
トライカ解放方向への回動が許されてストライカとの係
合が解除される。ラチエットRは起立する当接突起43を
有している。
ラチエットRの外側には、第7図に示す中間レバー39
が軸40によって本体21に枢着されている。中間レバー39
は当接突起43を係合させる長孔45およびストッパ突起44
を有している。
当接突起43およびストッパ突起44は、前記リンク31に
対して第5図に示すような相対位置に設けられており、
同図のアンロック状態では、当接突起43はリンク31の前
記当接面32に対向している。このアンロッオク状態で
は、ロックレバー2は図示のアンロック位置にある。
ロックレバー2に手動によりこの位置をとらせるに
は、例えばアーム23の先端に、矢印Eで示す方向の力を
図示を省略した公知の力伝達機構により加える。これに
より、アーム23のピン24は長孔22の端部に係合してロッ
クレバー2を図示の位置へ向かって時計方向に回動させ
る。
このアンロック状態で、例えばドアハンドルの操作に
より公知の力伝達機構を介して第5図の矢印Fで示すよ
うにレリースレバー25の一端に力を加えると、レリース
レバー25はばね27の力に抗して矢印方向に回動し、リン
ク31は図において下方へ変位する。これにより、リンク
の当接面32は当接突起43を図において下方へ押すので、
第7図に示す中間レバー39とラチエットRは時計方向に
回動し、ラッチLが開放される。力Fが消失すると、リ
ンク31およびレリースレバー25はばね27の力で元の位置
へ戻る。
以上のように、ロックレバー2がアンロック位置にあ
ると、ドアの内外から手動によりレリースレバー25を回
動させてドアの開閉を行なうことができる。
ロック装置を手動によりロック状態にしてドアの開閉
を行なうことができないようにするには、第8図に示す
ようにアーム23の端部に矢印G方向の力を加えてアーム
23を反時計方向に回動させ、それに伴ってロックレバー
2を同図に示すロック位置へ反時計方向に回動させる。
これにより、係合片2cに係合しているリンク31は、ピン
29のまわりで時計方向に回動し、その回動はストッパ突
起44へのリンク突部31aの当接により制限される。
この状態で第8図の矢印F方向にレリースレバー25に
力を加えてロック装置を解放しようとしても、リンク31
の当接面32が当接突起43に対向しなくなっているため、
レリースレバー25が第9図に示すように回動しても、リ
ンク31はその長孔33内で係合片2cに対してスライドする
だけで、当接面32は当接突起43に作用しない。したがっ
て、ラチエットRは回動せず、ロック装置を解放するこ
とはできない。
以上の作用はロック装置を手動操作する場合の作用で
あるが、本発明によるアクチュエータ機構により動力操
作する場合について以下説明する。
第1図および第7図において、モータMを一方向また
は他方向に付勢すると、ギア15,16を介してウォーム14
が回動部材としてのウォームホイール6を一方向または
他方向に回動させ、これにより円弧状長孔8の長手方向
端壁が係合ピン12に当接して係合ピン12をいずれかの方
向に押圧し、回動レバー7が同じ方向に回動し、それと
一体をなすロックレバー2がロック位置およびアンロッ
ク位置の一方から他方へ回動させられる。そして、ウォ
ームホイール6の上述の回動は、いずれの方向に対して
も弾性戻し手段17の力に抗して行われる。
例えば、第4図の実線位置に回動レバー7がある状態
において、モータMによりウォームホイール6を矢印B
の方向に回動させると、係合ピン12は同図の右側位置か
ら時計方向に押されて左側位置に達する。そして、モー
タMの駆動力が断たれるとウォームホイール6は弾性戻
し手段17により反時計方向に戻されて再び第4図に示す
位置へ戻り、係合ピン12は円弧状長孔8の左側端近くに
位置するようになる。逆方向の回動の場合も同様で、ウ
ォームホイール6が中立回動位置へ戻されると、係合ピ
ン12は長孔8の左側端近くの位置から右側端近くの位置
をとるようになる。なお、このようにウォームホイール
6が係合ピン12の変位を行った後、弾性戻し手段17によ
り中立回動位置へ戻るためには、その戻り過程でウォー
ム14を含めてそれより上流の動力伝達機構を逆回転させ
なければならないことになるが、これは、ウォームホイ
ールの歯6aおよびウォーム14の歯の角度を大きくねかせ
るように設計することより可能となる。
以上のようにして、モータによるアクチュエータ機構
によりロックレバー2を回動させることができるが、回
動後はウォームホイール6が常に中立回動位置へ戻され
るので、ロックレバー2を前述のように手動により回動
させる場合には、回動ピン12は長孔8の範囲内でから動
きするだけで、上流の動力伝達機構に影響が及ぶことが
なく、手動によるロックレバー操作を軽く行うことがで
きる。
(発明の効果) 以上のように、本発明では、動力によるロックレバー
の回動操作が容易に行われるのはもとより、弾性戻し手
段によりウォームホイールが中立回動位置へ常に戻され
るので、手動操作の場合にロックレバーを軽い力で操作
することができ、またウォームホイール自体に円弧状長
孔を設けて回動レバーの係合ピンと係合させたことによ
り、歯車伝動機構とロックレバーを近接して設置でき、
したがって機構が全体的に小型、コンパクトでしかも簡
単で設置上好ましい効果が得られる。また、本発明で
は、ウオームホイールは円弧状長孔を有しており、この
長孔内には、回動レバーの係合ピンが係合している。そ
して円弧状長孔は回転レバーの回転中心を軸とする円弧
に沿って形成されているので、ウオームホイールの回転
は直接回動レバーに伝達されることになる。したがっ
て、部品点数が少なくてすむのはもとより、ウオームホ
イールと回動レバーが同軸上にあってウオームホイール
が回動レバーに直接作用するので、回動量の精度が出る
といる利点がある。そして、本発明では、回転運動を最
初に受けるウオームホイールの中立位置への復帰は、弾
性部材を用いた簡単な弾性戻し手段のみによって電気的
手段を用いずに安価な機械的手段によって行うことがで
きる。
しかも、本発明では、弾性戻し手段を、ウオームホイ
ールおよびアクチュエータ機構固定部の対向面に、ウオ
ームホイール回転方向に間隔を置いて形成した弾性部材
当接部と、ウオームホイール回転方向に対向するそれら
弾性部材当接部の間に弾発的に単に挿入した弾性部材と
により構成しているので、構造が簡単で作用が確実であ
る。そして、本発明では歯車伝動系にウオームとウオー
ムホイールを用いたので、平歯車のみの場合に比し、大
きな減速比をとってもスペースが小さくてすむ利点があ
る。
なお、ウオームホイールと可逆転モータを両者の軸線
が平行になるように配置した場合には、両者の接近を可
能し、一層の省スペースが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のアクチュエータ機構の一実施例を示す
斜視図、第2図は同じく縦断面図、第2a図は第2図の一
部の縦断面図、第3図は同じく分解斜視図、第4図は同
じく要部平面図、第5図は本発明のアクチュエータ機構
を施したドアロック装置の平面図、第6図は第5図に示
す一部の部材の分解図、第7図は第5図のドアロック装
置の内部機構の説明図、第8図は第5図のドアロック装
置のロック状態を示す図、第9図は第8図の状態におい
てレリースレバーを操作した状態を示す図である。 2……ロックレバー、2c……係合片、3……軸、4……
ケース(固定部分)、6……ウォームホイール、7……
回動レバー、8……円弧状長孔、10……バックプレー
ト、12……係合ピン、14……ウォーム、15,16……減速
機構、M……モータ、17……弾性戻し手段、20……ドア
ロック装置、25……レリースレバー、31……リンク、L
……ラッチ、R……ラチエット、S……ストライカ、39
……中継レバー、43……当接突起、44……ストッパ突
起。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−93980(JP,A) 特開 昭62−99578(JP,A) 特公 昭58−47551(JP,B2) 実公 昭54−30317(JP,Y2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロック装置をロック状態にするロック位置
    とアンロック状態にするアンロック位置のいずれかに手
    動により変位させることが可能なロックレバーを有する
    ロック装置における前記ロックレバーの回動用アクチュ
    エータ機構であって、ロックレバーと同軸的かつ一体的
    に回動するように回動レバーを設け、その回動レバーに
    係合ピンを突設し、回動レバーの回動に伴う係合ピンの
    回動軌跡に沿って形成されて係合ピンに係合する円弧状
    長孔を有するウォームホイールを回動レバーと平行かつ
    同軸状態で設け、前記ウォームホイールを、それにかみ
    合うウォームを含む動力伝達機構を介して可逆転モータ
    に連結して、可逆転モータにより動力伝達機構を経てロ
    ックレバーが回転駆動されうるようにし、ロックレバー
    のロック位置およびアンロック位置にそれぞれ対応する
    係合ピンの2つの両端位置が前記円弧状長孔の両端位置
    となるようなウォームホイール中立回動位置へ、前記ウ
    ォームホイールを弾性的に戻す弾性戻し手段を設け、こ
    の弾性戻し手段は、ウォームホイールおよびアクチュエ
    ータ機構固定部の対向面に、ウォームホイール回転方向
    に間隔を置いて形成した弾性部材当接部と、ウォームホ
    イール回転方向に対向するそれら弾性部材当接部の間に
    弾発的に介在する弾性部材とにより構成したことを特徴
    とするロック装置のアクチュエータ機構。
  2. 【請求項2】前記ウォームホイールおよび可逆転モータ
    が互いに平行をなす回転軸線を有していることを特徴と
    する請求項1記載のロック装置のアクチュエータ機構。
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