JP3229754B2 - デッドロック機構付ドアロックアクチュエータ - Google Patents

デッドロック機構付ドアロックアクチュエータ

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JP3229754B2
JP3229754B2 JP20010194A JP20010194A JP3229754B2 JP 3229754 B2 JP3229754 B2 JP 3229754B2 JP 20010194 A JP20010194 A JP 20010194A JP 20010194 A JP20010194 A JP 20010194A JP 3229754 B2 JP3229754 B2 JP 3229754B2
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稔 坂入
育生 浅田
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ナイルス部品株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ドアロック装置
等に用いるデッドロック機構付ドアロックアクチュエー
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の技術としては、例え
ば特開平4−140382号公報に開示された技術があ
る。該技術のデッドロック機構は、出力軸と、回転出力
レバーと、ロッドと、ロック機構側回転部とをアクチュ
エータの外部に設置して、該アクチュエータの外部でデ
ッドロックするものである。該デッドロック機構は、一
端にアクチュエータ、他端にロック機構とを連結したロ
ッドの両側の位置関係でノブの作動を不能にするもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術においては、アクチュエータと、ロック機構
との位置関係や、前記アクチュエータの設置条件が制約
されるという問題点がある。また、前記デッドロック機
構は、一端にアクチュエータ、他端にロック機構とを連
結したロッドの両端の位置関係で成るので、アクチュエ
ータ自体を汎用的に使用できないという問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した従来
の技術の問題点を解消すべく発明したものであり、請求
項1の発明は、モータで施錠位置と解錠位置とデッドロ
ック位置とに動作できるデッドロック機構付ドアロック
アクチュエータにおいて、該アクチュエータは、前記モ
ータと、該モータの回転で減速回転する減速歯車と、該
減速歯車で、支軸を中心として施錠位置、解錠位置、ま
たはデッドロック位置に回動する回動体と、一端を該回
動体に、他端を出力レバーに連結したロッドと、一端を
該ロッドに、他端をケースから1部を突出してドアのロ
ック機構に連結した前記出力レバーと、前記モータ、前
記減速歯車、前記回転体、前記ロッド、及び前記出力レ
バーを内設した前記ケースと、で構成すると共に、前記
デッドロック機構は、施錠時、または解錠時には、前記
ロッドを前記回動体に軸支した連結軸が、前記出力レバ
ーと前記回動体とを連結した連結ピンと、前記支軸とを
結ぶ直線の一方向側に位置し、デッドロック時には、前
記直線を含む他方向側に位置するように構成したこと
で、アクチュエータ内でデッドロック機構を構成するも
のである。
【0005】また、請求項2の発明は、モータ、該モ
ータの回転で減速回転する減速歯車と、該減速歯車で、
支軸を中心として施錠位置、解錠位置、またはデッドロ
ック位置に回動する回動体一端を該回動体に、他端
を出力レバーに連結したロッドと、一端を該ロッドに、
他端をドアのロック機構に連結した前記出力レバー
とで成るデッドロック機構付ドアロックアクチュエータ
において、該アクチュエータは、施錠時、または解錠時
には、前記ロッドを前記回動体に軸支した連結軸が、前
記出力レバーと前記回動体とを連結した連結ピンと、前
記支軸とを結ぶ直線の一方向側に位置し、デッドロック
時には、前記直線を含む他方向側に位置したことを特徴
とするデッドロック機構付ドアロックアクチュエータ。
グを備えたことで、汎用的に使用できるデッドロック機
構付アクチュエータを提供するものである。
【0006】また、請求項3の発明は、前記回転体は、
外周には状態スイッチを開閉させる作動面を形成すると
共に、前記減速歯車の対向面には前記減速歯車に形成し
たカムが衝当する突起を形成し、かつ該突起を形成した
背面側にはリミットスイッチの接点が接触する接点板を
配設し、前記減速歯車には、該減速歯車を所定位置に復
帰させるリターンスプリングを備えたことで、アクチュ
エータ内でデッドロック機構を構成するものである。
【0007】
【実施例】以下、図1から図6に基づき本発明の第1実
施例を詳述する。図3において、1は、自動車の運転席
のドアに内設し、かつ運転席のドアを施錠、及び解錠す
るロック機構である。該ロック機構1は、同一機構のも
のが助手席、及び左右後席のドアに設置している。該ロ
ック機構1は、車体のストライカ2に係合するスロット
ル3をロックプレート4で規制して施錠、及び解錠する
ものである。
【0008】ロックプレート4は、ロックアーム5を介
してラッチプレート6に連結している。ラッチプレート
6は、ロックノブ7aに連結したロックノブロッド7
と、キーシリンダ8aに連結したキーシリンダロッド8
と、アクチュエータ9の出力レバー10とに連結して作
動され、回動軸6aを中心として矢印A、及びB方向に
回動する。
【0009】ロックノブロッド7は、一端を各ドアの内
側に設置したロックノブ7aに連結し、他端をベルクラ
ンク11に枢支している。キーシリンダロッド8は、一
端をキーシリンダ8aに連結し、他端をラッチプレート
6に枢支している。前記ベルクランク11は、ロック機
構1に軸支すると共に、他端をラッチプレート6に枢支
した軸棒12に連結している。
【0010】アクチュエータ9は、ケース13内に、後
述する各部材を収納し、ドア内のロック機構1に連設す
る。ケース13は、下ケース13aと、該下ケース13
aに合致する上ケース13bとで成る。該13cは、下
ケース13aに一体成形したコネクタである。13e
は、下ケース13aに一体形成した支軸で、減速歯車1
6と回動体17とを回動自在に軸支するものである。1
3f,13g、及び13hは、ケース13に装着したス
トッパであり、例えば円柱状のゴム部材でなる。尚、該
ストッパ13f,13g、及び13hは、下ケース13
a、又は上ケース13bに一体に形成してもよい。
【0011】14は、図1に示すように、下ケース13
aに固着したモータであり、モータ軸14aにウオーム
等で成る歯車15を固着している。モータ軸14aの先
端は、下ケース13aと上ケース13bとで挟持して成
る軸受部13dで、回動自在に軸支している。歯車15
は、減速歯車16に噛合している。
【0012】減速歯車16、及び回動体17は、図2に
示すように、前記下ケース13aに一体形成した支軸1
3eにそれぞれ回動自在に軸支している。減速歯車16
は、下面にリターンスプリング18の一端を係止し、上
面に回動体17の突起17aに衝当するカム16aを一
体形成した例えばウオームホイールで成る。カム16a
は、減速歯車16が回動したとき、回動体17の下面の
突起17aに衝当して、該回動体17を矢印M、または
N方向に回動させる。該カム16a、及び突起17a
は、図4及び図5に示すように略扇状をしている。
【0013】尚、前記歯車15、及び減速歯車16は、
ベルト車にして、ベルトで動力を伝達するベルト伝動手
段でもよい。
【0014】回動体17は、減速歯車16に重設した略
円板状の絶縁体で、上面に第1接点板19、第2接点板
20を固着し、かつロッド22を軸支する連結軸21を
有する。該回動体17は、周囲に状態スイッチ23の可
動子が摺接するスイッチ作動面17bを有する。該回動
体17は、支軸13eとスイッチ作動面17bとのほぼ
中間に、連結軸21でロッド22に軸支している。
【0015】尚、該回動体17は、略円板状に限定する
ものではなく、突起17a、スイッチ作動面17b、第
1接点板19、及び第2接点板20を備えたものであれ
ば、例えば、半板状や扇状でもよい。
【0016】リターンスプリング18は、一端をケース
13に保持し、他端を減速歯車16に保持したコイルば
ねで成る。該リターンスプリング18は、モータ14で
回動した減速歯車16、及び歯車15を元の位置に復帰
させるばねである。
【0017】第1接点板19、及び第2接点板20は、
図1、及び図5に示すように、回動体17に加締め固定
した導電板で成る。第1接点板19には、常時ブラシ2
4が接触し、解錠時及びデッドロック時にブラシ25が
接触する。第2接点板20には、常時ブラシ26が接触
し、施錠及びデッドロック時にブラシ25が接触する。
リミットスイッチ27は、該第1接点板19、第2接点
板20、ブラシ24,25、及び26とで成る。該リミ
ットスイッチ27は、ブラシ24,25、及び26を一
体にインサート形成し、かつ該ブラシ24,25、及び
26をそれぞれ金属板28でコネクタ13cに配線して
いる。
【0018】前記連結軸21は、図1に示すように解錠
時に、連結ピン29と支軸13eとを結ぶ直線より歯車
15側の解錠位置Pの位置にある。該連結軸21は、施
錠時に、連結ピン29と支軸13eとを結ぶ直線より歯
車15側の施錠位置Qの位置にある。該連結軸21は、
デッドロック時に、連結ピン29と支軸13eとを結ぶ
直線よりリミットスイッチ27側のデッドロック位置R
の位置にある。
【0019】前記ロッド22は、一端を連結軸21で回
動体17に軸支し、他端を連結ピン29で出力レバー1
0に軸支している。該ロッド22は、デッドロック時
に、一端の連結軸21が矢印N方向に回動して、ストッ
パ13hに衝当し、デッドロック位置Rで静止する。状
態スイッチ23は、アクチュエータ9が解錠状態である
か否かを検出するスイッチで、解錠状態のときにONす
る。状態スイッチ23は、金属板30でコネクタ13c
に配線している。
【0020】前記出力レバー10は、係合ピン10aを
有するレバー10bと、リンク10cと、該リンク10
cとレバー10bとを軸止した回転軸10dとで成る。
係合ピン10a、レバー10b、リンク10c、及び回
転軸10dは、一体に回動する。尚、該係合ピン10
a、レバー10b、リンク10c、及び回転軸10d
は、一体に形成しても、または各部材別々に形成しても
よい。
【0021】係合ピン10aは、レバー10bに一体形
成し、かつラッチプレート6の切欠部6bに係合してい
る。尚、係合ピン10aは、リンク機構を介在してラッ
チプレート6に係合させてもよい。レバー10bは、一
端の上下面に係合ピン10a、他端に回転軸10dを一
体形成している。該レバー10bは、一端の係合ピン1
0aをケース13外に配置し、他端の回転軸10dをケ
ース13内に配置し、該回転軸10dを中心に矢印I方
向及びJ方向に揺動する。リンク10cは、一端を回転
軸10dに固着し、他端を連結ピン29でロッド22に
連結し、前記回転軸10dを中心として矢印K及びL方
向に揺動する。該リンク10cの揺動範囲は、ケース1
3と、一体に突出形成したストッパ13f,13gで規
制される。
【0022】次に図1と図6に基づき本発明の電気回路
図を詳述する。運転席のアクチュエータ9のモータ14
は、一方を制御装置31のドアロックタイマ31aに、
他方をリミットスイッチ27の可動接点用のブラシ25
に接続している。状態スイッチ23は、ドアロックタイ
マ31aに接続している。リミットスイッチ27は、図
1に示すように固定接点用のブラシ24が常に第1接点
板19に接触し、固定接点用のブラシ26が常に第2の
接点板20に接触し、可動接点用のブラシ25が解錠時
に第1接点板19に、施錠時及びデッドロック時に第2
接点板20に接触する。ブラシ24、及び26は、ドア
ロックタイマ31aに接続している。制御装置31は、
ドアロックタイマ31aと2進カウンタ回路31bとで
成る。
【0023】キーシリンダスイッチ8bは、可動接点を
2進カウンタ回路31bを介してドアロックタイマ31
aに、固定接点をバッテリ36に接続している。32
は、キーレスイッチであり、一方の固定接点を2進カウ
ンタ回路31bに、他方の固定接点をドアロックタイマ
31aに、可動接点をバッテリ36に接続している。3
3は、助手席のドアに設置したアクチュエータであり、
制御装置31に接続している。34は、左側後席のドア
に設置したアクチュエータであり、制御装置31に接続
している。35は、右側後席のドアに設置したアクチュ
エータであり、制御装置31に接続している。
【0024】次に本発明の作動を詳述する。例えば、図
3に示すように、ドアを閉めると、車体のストライカ2
にスロットル3が係止し、ドアが閉まる。ドアが解錠の
とき、ロックノブ7aは、矢印A方向に引き上げられ、
軸棒12が矢印C方向に回動した解錠状態にある。キー
シリンダ8aは、キーシリンダロッド8が矢印E方向に
移動した解錠状態にある。ラッチプレート6は、矢印G
方向に回動した解錠状態にある。出力レバー10は、図
1に実線で示すようにレバー10bが矢印I方向に揺動
し、リンク10cが矢印K方向に揺動した解錠状態にあ
る。
【0025】回動体17は、矢印M方向に回動し、ロッ
ド22を軸支した連結軸21が解錠位置Pにある。減速
歯車16、及び歯車15は、モータ14がOFFしてい
るので、リターンスプリング18の弾性で矢印M方向に
戻されている。
【0026】アクチュエータ9を施錠状態にするとき
は、ロックノブ7aを矢印B方向に押圧操作するか、キ
ーシリンダ8aにキーを差し込み施錠操作するか、また
はキーレスイッチ32で施錠操作する。
【0027】例えばロックノブ7aを矢印B方向に押圧
操作すると、ベルクランク11を介して軸棒12が矢印
D方向に回動する。軸棒12の回動で、ラッチプレート
6が矢印H方向に回動して、ロックアーム5、キーシリ
ンダロッド8、及び出力レバー10を施錠状態にする。
ロックアーム5は、ロックプレート4を回動させ、スロ
ットル3がストライカ2をロックし、ドアノブ(図示せ
ず)を操作してもドアの開放ができなくなる。
【0028】出力レバー10は、ラッチプレート6の回
動で、図1の実線で示す解錠状態から想像線で示す施錠
状態になる。すなわち、該出力レバー10は、回転軸1
0dを中心としてレバー10bが矢印J方向に、リンク
10cが矢印L方向に回動し、該リンク10cがストッ
パ13gに衝当して静止する。ロッド22は、解錠時に
一端の連結軸21が、連結ピン29と支軸13eとを結
ぶ直線より歯車15側にあるので、連結ピン29に矢印
L方向後からが負荷されると回動する。ロッド22は、
図1に示すように一端の連結ピン29がリンク10cと
共に実線で示す位置から想像線で示す位置まで矢印L方
向に回動し、他端の連結軸21が回動体17と共に実線
で示す解錠位置Pから想像線で示す施錠位置Qに回動す
る。
【0029】このとき、回動体17の突起17aは、カ
ム16aに衝当せず、減速歯車16が回動しない。回動
体17が施錠位置Qに回動すると、状態スイッチ23は
OFFになり、可動接点用のブラシ25が第2接点板2
0に接触する。これにより、運転席のドアのアクチュエ
ータ9が施錠状態になる。
【0030】また、前記キーシリンダロッド8は、ラッ
チプレート6の回動で矢印F方向に移動して、キーシリ
ンダ8aを回動させると共に、キーシリンダスイッチ8
bをONさせる。制御装置31は、キーシリンダスイッ
チ8bからの施錠信号を、助手席、及び左右後席のドア
に設置したアクチュエータ33,34,35に送信して
全部のドアを施錠する。
【0031】以上のように、ロックノブ7aを矢印B方
向に押圧操作すると、ロックノブロッド7、ベルクラン
ク11、軸棒12、ラッチプレート6、ロックアーム
5、ロックプレート4、スロットル3、キーシリンダロ
ッド8、キーシリンダ8a、キーシリンダスイッチ8
b、制御装置31、出力レバー10、ロッド22、及び
回動体17、前記ロックノブ7aに連動してロック機構
1、及びアクチュエータ9,33,34,35が施錠状
態になる。
【0032】この施錠状態からロックノブ7aを前述と
は反対の矢印A方向に解錠操作すると、ロックノブロッ
ド7、ベルクランク11、軸棒12、ラッチプレート
6、ロックアーム5、ロックプレート4、スロットル
3、キーシリンダロッド8、キーシリンダ8a、キーシ
リンダスイッチ8b、制御装置31、出力レバー10、
ロッド22、及び回動体17が、ロックノブ7aに連動
して、前述した施錠時とは逆方向に作動し、ロック機構
1及びアクチュエータ9,33,34,35が解錠状態
になる。
【0033】また、前述した解錠の状態からキーをキー
シリンダ8aに差し込んで施錠操作したときは、キーの
回動でキーシリンダロッド8が矢印F方向に移動する。
ラッチプレート6は、キーシリンダロッド8の移動でラ
ッチプレート6が矢印H方向に回動して、出力レバー1
0、軸棒12、及びロックアーム5を施錠状態にする。
軸棒12は、ロックノブロッド7、及びロックノブ7a
を矢印B方向に移動させ施錠状態になる。これにより、
以下ロックアーム5、ロックプレート4、スロットル
3、キーシリンダスイッチ8b、制御装置31、出力レ
バー10、ロッド22、及び回動体17が前述したロッ
クノブ7aによる施錠操作のときと同様に作動して、各
ドアのアクチュエータ9,33,34,35が施錠状態
になる。
【0034】以上のように、キーシリンダ8aを施錠方
向に回動すると、キーシリンダ8aに連動して、キーシ
リンダロッド8、ラッチプレート6、ロックアーム5、
ロックプレート4、スロットル3、軸棒12、ベルクラ
ンク11、ロックノブロッド7、ロックノブ7b、出力
レバー10、ロッド22、回動体17、キーシリンダス
イッチ8b、制御装置31、アクチュエータ9,33,
34,35が作動して、ロック機構1、及びアクチュエ
ータ9,33,34,35が施錠状態になる。
【0035】これとは反対に、この施錠状態からキーを
キーシリンダ8aに差し込み解錠操作すると、キーシリ
ンダ8aに連動して、キーシリンダロッド8、ラッチプ
レート6、ロックアーム5、ロックプレート4、スロッ
トル3、軸棒12、ベルクランク11、ロックノブロッ
ド7、ロックノブ7a、出力レバー10、ロッド22、
回動体17、キーシリンダスイッチ8b、制御装置3
1、アクチュエータ9,33,34,35が前述した施
錠方向とは逆方向に作動して、ロック機構1、及びアク
チュエータ9,33,34,35が解錠状態になる。
【0036】次に、前述した解錠の状態からキーレスイ
ッチ32を施錠操作したときは、キーレスイッチ32か
ら制御装置31に施錠信号が送信される。状態スイッチ
23は、解錠のときONしている。制御装置31は、各
ドアのアクチュエータ9,33,34,35、及び状態
スイッチ23に施錠信号を送り、各モータ14が回転す
る。
【0037】モータ軸14aが回転すると、歯車15が
回転して減速歯車16を矢印N方向に回動させる。減速
歯車16は、回動するとカム16aが突起17aに衝当
して回動体17を矢印N方向に回動させる。回動体17
は、連結軸21が図1の実線で示す解錠位置Pから想像
線で示す施錠位置Qまで矢印N方向に回動すると、第1
接点板19に接触していたリミットスイッチ27のブラ
シ25が第2接点板20に接触して、モータ14の回転
にブレーキがかかり、該モータ14が停止する。モータ
14への通電が遮断されると、減速歯車16、及び歯車
15は、リターンスプリング18の弾力で、元の位置に
復帰する。
【0038】ロッド22は、回動体17の回動で、端部
の連結軸21が図1の実線で示す解錠位置Pから想像線
で示す施錠位置Qに移動する。出力レバー10は、ロッ
ド22の回動で、回転軸10dを中心として図1の実線
で示す位置から想像線で示す位置まで回動する。すなわ
ち、該出力レバー10は、リンク10cが矢印L方向に
回動してストッパ13gに衝当して静止し、レバー10
bが矢印J方向に回動する。これにより、アクチュエー
タ9全体が施錠状態になる。
【0039】ラッチプレート6は、出力レバー10の回
動で、矢印H方向に回動し、ロックアーム5、キーシリ
ンダロッド8、及び軸棒12を回動させ施錠状態にす
る。ロックアーム5は、ロックプレート4を回動させ、
スロットル3がストライカ2を施錠し、ドアノブを操作
してもドアの開放ができなくなる。
【0040】ロックノブロッド7は、軸棒12が矢印D
方向に回動したことで、矢印B方向に移動して、施錠状
態になる。キーシリンダロッド8は、ラッチプレート6
の回動で、矢印F方向に移動してキーシリンダ8aを施
錠状態にする。これにより、ロック機構1全体が施錠状
態になる。同様に運転席以外のドアのアクチュエータ3
3,34,35も制御装置31からの施錠信号を受けて
作動し、施錠状態になる。
【0041】施錠状態からドアを解錠するには、前述し
たようにロックノブロッド7を矢印A方向に引き上げる
か、キーでキーシリンダ8aを操作するか、またはキー
レスイッチ32を操作して施錠状態にする。
【0042】次にこの解錠状態からデッドロックすると
きは、例えばキーをキーシリンダ8aに差し込み所定時
間内に2回施錠操作をするか、またはキーレスイッチ3
2で所定時間内に2回施錠操作をする。
【0043】例えば、キーをキーシリンダ8aに差し込
み所定時間内に2回施錠操作すると、キーの回動でキー
シリンダロッド8が矢印F方向に移動する。ラッチプレ
ート6は、キーシリンダロッド8の移動でラッチプレー
ト6か矢印H方向に回動して、出力レバー10、軸棒1
2、及びロックアーム5を施錠状態にする。軸棒12
は、ロックノブロッド7、およびロックノブ7aを矢印
B方向に移動させ施錠状態にする。ロックアーム5は、
ロックプレート4を回動させ、スロットル3がストライ
カ2を施錠し、ドアノブを操作してもドアの開放ができ
なくなる。
【0044】出力レバー10は、回転軸10dを中心と
して回動し、図2の実線で示す解錠状態から想像線で示
す施錠状態になる。すなわち、該出力レバー10は、レ
バー10bが矢印J方向に、リンク10cが矢印L方向
に回動して、該リンク10cがストッパ13gに衝当し
て静止する。ロッド22は、一端の連結ピン29に連結
したリンク10cの回動で、他端の連結軸21が回動体
17と共に解錠位置Pから施錠位置Qに回動する。回動
体17が施錠位置Qに回動すると、可動接点用のブラシ
25が第2接点板20に接触する。
【0045】また、アクチュエータ9は、前記キーによ
りキーシリンダ8aをデッドロック操作したことで、2
進カウンタ回路31bがデッドロック操作を検出して、
ドアロックタイマ31aから各アクチュエータ9,3
3,34,35にデッドロック信号が送信され、各モー
タ14が回動する。
【0046】モータ軸14aが回転すると、歯車15が
回動して減速歯車16を矢印N方向に回動させる。減速
歯車16は、回動するとカム16aが突起17aに衝当
して回動体17を矢印N方向に回動させる。回動体17
は、連結軸21が解錠位置Pから矢印N方向にデッドロ
ック位置Rまで回動する。ストッパ13hに衝当して静
止する。モータ14は、第1接点板19に接触していた
リミットスイッチ27のブラシ25から第2接点板20
に接触すると、回転にブレーキがかかり、該モータ14
が停止する。モータ14への通電が遮断されると、減速
歯車16、及び歯車15は、リターンスプリング18の
弾力で、元の位置に復帰する。
【0047】ロッド22は、回動体17の回動で、端部
の連結軸21が解錠位置Pからデッドロック位置Rに移
動する。出力レバー10は、前述したようにリンク10
cがストッパ13gに衝当した施錠状態にある。
【0048】以上のように、キーをキーシリンダ8aに
差し込みデッドロック操作すると、ロック機構1は施錠
状態になり、かつアクチュエータ9,33,34,35
は回動体17とロッド22とを連結した連結軸21がデ
ッドロック位置Rにあるデッドロック状態になる。
【0049】また、キーレスイッチ32で所定時間内に
2回施錠操作をし、デッドロックしたときは、キーをキ
ーシリンダ8aに差し込みデッドロック操作したときと
同様にアクチュエータ9,33,34,35が作動す
る。すなわち、アクチュエータ9,33,34,35
は、キーレスイッチ32をデッドロック操作したこと
で、2進カウンタ回路31bがデッドロック操作を検出
して、制御装置31からデッドロック信号が発信され、
各モータ14が回転する。
【0050】モータ軸14aが回転すると、歯車15が
回動して減速歯車16を矢印N方向に回動させる。減速
歯車16は、回動するとカム16aが突起17aに衝当
して回動体17を矢印N方向に回動させる。回動体17
は、連結軸21が矢印N方向に解錠位置Pからデッドロ
ック位置Rまで回動すると、ストッパ13hに衝当して
静止する。モータ14は、第1接点板19に接触してい
たリミットスイッチ27のブラシ25が第2接点板20
に接触すると、回転にブレーキがかかり、該モータ14
が停止する。モータ14への通電が遮断されると、減速
歯車16、及び歯車15は、リターンスプリング18の
弾力で、元の位置に復帰する。
【0051】ロッド22は、回動体17の回動で、端部
の連結軸21が解錠位置Pからデッドロック位置Rに移
動する。出力レバー10は、前述したようにリンク10
cがストッパ13gに衝当した施錠状態にある。出力レ
バー10は、ロッド22の回動で、回転軸10dを中心
として回動し、リンク10cが矢印L方向に回動してス
トッパ13gに衝当して静止し、レバー10bが矢印J
方向に回動する。これにより、アクチュエータ9全体が
デッドロック状態になる。
【0052】ラッチプレート6は、出力レバー10の回
動で、矢印H方向に回動し、ロックアーム5、キーシリ
ンダロッド8、及び軸棒12を回動させ施錠状態にす
る。ロックアーム5は、ロックプレート4を回動させ、
スロットル3がストライカ2を施錠し、ドアノブを操作
してもドアの開放ができない。
【0053】ロックノブロッド7は、軸棒12が矢印D
方向に回動したことで、矢印B方向に移動して、施錠状
態になる。キーシリンダロッド8は、ラッチプレート6
の回動で、矢印F方向に移動してキーシリンダ8aを施
錠状態にする。これにより、ロック機構1全体が施錠状
態になる。同様に運転席以外のドアも制御装置31から
のデッドロック信号でアクチュエータ33,34,35
がデッドロック状態になる。
【0054】このデッドロック状態から、例えばロック
ノブ7aを矢印A方向に引き上げ、盗車等の目的でドア
を解錠しようとしても、ドアを開放することができな
い。ロックノブ7aは、ロックノブロッド7、ベルクラ
ンク11、軸棒12、ラッチプレート6、ロックアーム
5、ロックプレート4、及び出力レバー10に連動し、
該ロックノブ7aが施錠状態のとき前記各部材が共に施
錠状態にある。
【0055】デッドロックのとき出力レバー10は、図
1に想像線で示す施錠状態にある。ロッド22は、一端
の連結ピン29が矢印L方向に揺動した位置、他端の連
結軸21がデッドロック位置Rにある。このデッドロッ
ク状態で、前記ロックノブ7aを矢印A方向に引き上げ
ると、出力レバー10のレバー10bには矢印I方向、
リンク10cには矢印K方向に回動させる回転力が負荷
される。該出力レバー10に連結したロッド22は、他
端側の連結棒21が、連結ピン29と支軸13eを結ぶ
線よりリミットスイッチ27側にあり、該ロッド22の
一端側の連結ピン29を矢印K方向に引っ張っても、力
学上、作動しないデッドロックの状態になる。
【0056】これにより、ロックノブ7aを盗車等の目
的で操作し、ドアを解錠しようとしても、解錠できな
い。すなわち、ロック機構1、及びアクチュエータ9,
33,34,35は、モータ14が回転して回動体17
の連結軸21が、連結ピン29と支軸13cとを結ぶ直
線より歯車15側に移動しない限り、作動せず、自動車
の盗難を防止できる。
【0057】デッドロックを解錠するときは、キーシリ
ンダ8aにキーを差し込み解錠位置に回動操作するか、
または、キーレスイッチ32で解錠位置に操作する。
【0058】例えば、キーシリンダ8aにキーを差し込
み解錠操作したときは、キーシリンダスイッチ8bから
制御装置31を介して各アクチュエータ9,33,3
4,35に解錠信号が送られて、モータ14が解錠方向
に回転する。
【0059】モータ軸14aが回転すると、歯車15を
介して減速歯車16が矢印M方向に回動する。減速歯車
16は、回動するとカム16aが突起17aに衝当して
回動体17を矢印M方向に回動させる。回動体17は、
連結軸21がデッドロック位置Rから矢印M方向に解錠
位置Pまで回動すると、第2接点板20に接触していた
リミットスイッチ27のブラシ25が第1接点板19に
接触して、モータ14の回転にブレーキがかかり、該モ
ータ14が停止する。モータ14への通電が遮断される
と、減速歯車16、及び歯車15は、リターンスプリン
グ18の弾力で、元の位置に復帰する。
【0060】ロッド22は、回動体17の回動で、端部
の連結軸21がデッドロック位置Rから解錠位置Pに移
動する。出力レバー10は、ロッド22の回動で、回転
軸10dを中心として回動し、図1の想像線で示す施錠
状態から実線で示す解錠状態になる。該出力レバー10
は、リンク10cが矢印K方向に回動してストッパ13
fに衝当して静止し、レバー10bが矢印I方向に回動
する。これにより、アクチュエータ9全体が解錠状態に
なる。
【0061】ラッチプレート6は、出力レバー10の回
動で、矢印G方向に回動し、ロックアーム5、キーシリ
ンダロッド8、及び軸棒12を回動させ、解錠状態にす
る。ロックアーム5は、ロックプレート4を回動させ、
スロットル3がストライカ2を解放し、ドアノブを開放
操作すればドアの開放が可能となる。
【0062】ロックノブロッド7は、軸棒12が矢印C
方向に回動したことで、矢印A方向に移動して、解錠状
態になる。キーシリンダロッド8は、ラッチプレート6
の回動で、矢印E方向に移動してキーシリンダ8aを解
錠状態にする。これにより、ロック機構1全体が解錠状
態になる。同様に運転席以外のドアのアクチュエータ3
3,34,35も解錠状態になる。
【0063】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので、次のような効果がある。 (1)請求項1の発明は、モータで施錠位置と解錠位置
とデッドロック位置とに動作できるデッドロック機構付
ドアロックアクチュエータにおいて、該アクチュエータ
は、前記モータと、該モータの回転で減速回転する減速
歯車と、該減速歯車で、支軸を中心として施錠位置、解
錠位置、またはデッドロック位置に回動する回動体と、
一端を該回動体に、他端を出力レバーに連結したロッド
と、一端を該ロッドに、他端をケースから1部を突出し
てドアのロック機構に連結した前記出力レバーと、前記
モータ、前記減速歯車、前記回転体、前記ロッド、及び
前記出力レバーを内設した前記ケースと、で構成すると
共に、前記デッドロック機構は、施錠時、または解錠時
には、前記ロッドを前記回動体に軸支した連結軸が、前
記出力レバーと前記回動体とを連結した連結ピンと、前
記支軸とを結ぶ直線の一方向側に位置し、デッドロック
時には、前記直線を含む他方向側に位置するデッドロッ
ク機構付アクチュエータで成るので、該アクチュエータ
をロック機構に装着するだけで、デッドロック機構をド
ア内に簡単に配備でき、かつデッドロック機構の小型化
を図ることができる。また、ケース内にデッドロック機
構を設置して外力から保護すると共に、該デッドロック
機構を車載用のすべてのロック機構に汎用的に設置して
使用でき、便利である。また、本発明は、デッドロック
機構をアクチュエータのケース内に設置したことで、ド
ア内の任意の位置に設置できると共に、省スペース化、
及び低コスト化を図ることができる。 (2)請求項2の発明は、モータと、該モータの回転で
減速回転する減速歯車と、該減速歯車で、支軸を中心と
して施錠位置、解錠位置、またはデッドロック位置に回
動する回動体と、一端を該回動体に、他端を出力レバー
に連結したロッドと、一端を該ロッドに、他端をドアの
ロック機構に連結した前記出力レバーと、とで成るデッ
ドロック機構付ドアロックアクチュエータにおいて、該
アクチュエータは、施錠時、または解錠時には、前記ロ
ッドを前記回動体に軸支した連結軸が、前記出力レバー
と前記回動体とを連結した連結ピンと、前記支軸とを結
ぶ直線の一方向側に位置し、デッドロック時には、前記
直線を含む他方向側に位置したことで、前記回転体と該
回転体に連結したロッドとでデッドロックを行うことが
でき、該ロッドの他端に連結した出力レバーをドアのロ
ック機構に係合させることで、デッドロック機構付ドア
ロックアクチュエータをドア内のロック機構に容易に取
り付けることができ、取付作業が簡単である。 (3)請求項3の発明は、前記回転体は、外周には状態
スイッチを開閉させる作動面を形成すると共に、前記減
速歯車の対向面には前記減速歯車に形成したカムが衝当
する突起を形成し、かつ該突起を形成した背面側にはリ
ミットスイッチの接点が接触する接点板を配設し、前記
減速歯車には、該減速歯車を所定位置に復帰させるリタ
ーンスプリングを備えたことで、前記状態スイッチで回
転体の位置状態を検出し、回転体及びアクチュエータが
所定の状態にあるときにリミットスイッチでモータをO
FFにして減速歯車をリターンスプリングで元の位置状
態に復帰させることができると共に、デッドロック機構
付アクチュエータ内の省スペース化を図ることができ
る。1
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す図面であり、上ケース
を離脱したケースの拡大平面図である。
【図2】本発明の1実施例を示す図面であり、上ケース
を装着した図1の矢視X−X線方向断面図である。
【図3】本発明の1実施例を示す図面であり、アクチュ
エータの設置状態を示す斜視図である。
【図4】本発明1実施例を示す図面であり、減速歯車の
拡大平面図である。
【図5】本発明1実施例を示す図面であり、回動体の拡
大図底面図である。
【図6】本発明の1実施例を示す電気回路図である。
【符号の説明】
1 ロック機構 6 ラッチプレート 9,33,34,35 アクチュエータ 10 出力レバー 10b レバー 10c リンク 13 ケース 14 モータ 15 歯車 16 減速歯車 17 回動体 21 連結軸 22 ロッド 29 連結ピン 31 制御装置 32 キーレスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 65/32 B60R 25/00 E05B 47/00 E05B 65/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータで施錠位置と解錠位置とデッドロ
    ック位置とに動作できるデッドロック機構付ドアロック
    アクチュエータにおいて、 該アクチュエータは、前記モータと、 該モータの 回転で減速回転する減速歯車と、 該減速歯車で、支軸を中心として施錠位置、解錠位置、
    またはデッドロック位置に回動する回動体と、 一端を該回動体に、他端を出力レバーに連結したロッド
    と、 一端を該ロッドに、他端をケースから1部を突出してド
    アのロック機構に連結した前記出力レバーと、 前記モータ、前記減速歯車、前記回転体、前記ロッド、
    及び前記出力レバーを内設した前記ケースと、で構成すると共に、 前記デッドロック機構は、施錠時、または解錠時には、
    前記ロッドを前記回動体に軸支した連結軸が、前記出力
    レバーと前記回動体とを連結した連結ピンと、前記支軸
    とを結ぶ直線の一方向側に位置し、 デッドロック時には、前記直線を含む他方向側に位置す
    るように構成した ことを特徴とするデッドロック機構付
    ドアロックアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 モータ、 該モータの回転で減速回転する減速歯車と、 該減速歯車で、支軸を中心として施錠位置、解錠位置、
    またはデッドロック位置に回動する 回動体一端を該回動体に、他端を出力レバーに連結したロッド
    と、 一端を該ロッドに、他端をドアのロック機構に連結した
    前記出力レバーとで成るデッドロック機構付ドアロックアクチュエータ
    において、 該アクチュエータは、施錠時、または解錠時には、前記
    ロッドを前記回動体に軸支した連結軸が、前記出力レバ
    ーと前記回動体とを連結した連結ピンと、前記支軸とを
    結ぶ直線の一方向側に位置し、 デッドロック時には、前記直線を含む他方向側に位置
    たことを特徴とするデッドロック機構付ドアロックアク
    チュエータ。
  3. 【請求項3】 前記請求項1、または2記載の発明にお
    いて、 前記回転体は、外周には状態スイッチを開閉させる作動
    面を形成すると共に、前記減速歯車の対向面には前記減
    速歯車に形成したカムが衝当する突起を形成し、かつ該
    突起を形成した背面側にはリミットスイッチの接点が接
    触する接点板を配設し、 前記減速歯車には、該減速歯車を所定位置に復帰させる
    リターンスプリングを備え たことを特徴とするデッドロ
    ック機構付ドアロックアクチュエータ。
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KR100610928B1 (ko) * 2004-06-23 2006-08-10 기아자동차주식회사 자동차 도어 로커 장치
KR100851144B1 (ko) * 2007-09-21 2008-08-08 현대자동차주식회사 중앙집중식 도어 잠금장치
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